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JP2003267979A - シガトキシンctx3cを検出するサンドイッチ測定キット類 - Google Patents

シガトキシンctx3cを検出するサンドイッチ測定キット類

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JP2003267979A
JP2003267979A JP2002066755A JP2002066755A JP2003267979A JP 2003267979 A JP2003267979 A JP 2003267979A JP 2002066755 A JP2002066755 A JP 2002066755A JP 2002066755 A JP2002066755 A JP 2002066755A JP 2003267979 A JP2003267979 A JP 2003267979A
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JP
Japan
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monoclonal antibody
compound
ciguatoxins
hybridoma
synthetic
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JP2002066755A
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JP3820519B6 (ja
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Masahiro Hirama
正博 平間
Hirotake Oguri
博毅 大栗
Ikuo Fujii
郁雄 藤井
Takeshi Tsuburaya
健 円谷
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Japan Science and Technology Agency
Original Assignee
Japan Science and Technology Corp
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Publication date
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シガトキシンを構成する環の一部であるA−E
環部、およびI−M環部を含む合成ハプテンを用いて得
られた2種のモノクローナル抗体を組み合わせたサンド
イッチ法の提供 【解決手段】 受託番号FERM P−18750のハ
イブリドーマ3D11により産生されるシガトキシンC
TX3Cと特異的に反応するモノクローナル抗体および
受託番号FERM P−18749のハイブリドーマ1
0C9により産生されるシガトキシンCTX3Cと特異
的に反応するモノクローナル抗体を組み合わせた、特に
いずれか一方を標識化合物と結合して標識モノクローナ
ル抗体とし、前記標識化された標識モノクローナル抗体
と標識化されない前記いずれかのモノクローナル抗体と
の組み合わせからなるシガトキシン類検出サンドイッチ
測定キット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検出非タンパク
高分子化合物を構成する分子内の部分構造から誘導され
る複数の合成ハプテンを利用して得られる前記被検出非
タンパク高分子化合物に特異的に結合する複数のモノク
ローナル抗体、特にシガトキシン類と特異的に反応する
モノクローナル抗体、に標識化合物、例えば酵素標識化
合物を結合した標識モノクローナル抗体とシガトキシン
類と特異的に反応する前記モノクローナル抗体とは別の
モノクローナル抗体である非標識モノクローナル抗体と
を組み合わせたシガトキシン類、特にシガトキシンCT
X3Cの検出に有用なサンドイッチ測定キットに関す
る。また、前記標識モノクローナル抗体を得るモノクロ
ーナル抗体を産生するハイブリドーマ、該ハイブリドー
マを作製するのに用いられる合成ハプテンおよび当該合
成ハプテンとキャリヤータンパク質とから得られた当該
ハイブリドーマを作製するのに用いられる免疫用化合物
に関する。
【0002】
【従来の技術】免疫的手法を用いて、海毒、特にシガト
キシン類(CTX)を調査する研究は、ラジオイムノア
ッセイの発展に伴って1977年頃から始まった。シガ
テラ毒は、天然からごく微量しか採集されず(850
匹、4tの毒ウツボから毒本体のシガトキシンは僅か
0.35mg)、培養による生産も困難なことが抗体調
製の障害となっている。ハワイ大学ホカマらは、貴重な
毒本体シガトキシン(1μg)をヒト血清アルブミンに
カルボジイミド法で連結したコンジュゲートを作製、こ
れを抗原としてマウスに免疫、モノクローナル抗体を調
製した(Toxicon 第15巻、(1977 年)、第317
頁)。この抗体は、シガトキシンに結合するが、オカダ
酸とも強い交差活性を示し、その親和性の差は5倍程度
しかない(Journal of Clinical Laboratory Analysis
第6巻、(1992 年)、第54頁)。また、ブレベトキシン、
マイトトキシン、パリトキシン等にも交差活性を示すこ
とが分かっているが(Journal of AOAC International
第81巻、(1998 年)、第727頁)、詳しいデータは発表さ
れていない。このホカマらの抗体を用いて、シガトキシ
ン類に汚染された魚類を免疫的手法により検出するため
試薬、キット(Cigua Check TM)などが開発されている。
【0003】本発明者らは、初期にはシガトキシンの左
側ABC環部を化学合成し、これを合成ハプテンとした
タンパクコンジュゲートを用いて、三種のモノクローナ
ル抗体を調製しているが、これらはいずれもシガトキシ
ンに非常に弱いアフィニティーしか示さなかった(Synt
hesis (1999年)、第1431頁) 。また、他のグループ
も、合成ハプテン(JKLM環部)のコンジュゲートの
免疫を試みているが、モノクローナル抗体の調製には至
っていないようである〔Toxicon第38巻(2000年)第66
9頁〕。このような状況の中で、本発明者らは、更に、
シガトキシン類の右末端の部分構造であるIJKLM環
部を含む合成ハプテンを設計、合成し、この合成ハプテ
ンのタンパクコンジュゲートでマウスを免疫する工程を
含む方法により前記受託番号FERM P−18750
のハイブリドーマを作りだし、当該ハイブリドーマを用
いてシガトキシン類に特異性の高いモノクローナル抗体
を調製することに成功した。そして、該モノクローナル
抗体を3D11(独立行政法人産業技術総合研究所 特
許性物寄託センターの受託日、平成14年3月5日)と
命名した。該モノクローナル抗体のシガトキシンCTX
3Cに対しての結合解離定数(Kd)は、122nMであ
った。また、シガトキシンに構造の類似した海産ポリエ
ーテル系毒素と前記抗体の交差活性を測定したところ、
赤潮毒ブレベトキシン類と交差活性が確認されたが、こ
の交差活性は、シガトキシン類との結合と比べると35
0分の1以下の非常に弱いものであることを見出した。
【0004】また、シガトキシン類のモノクローナル抗
体を得ることを目的とする合成ハプテンとして、シガト
キシンのABC環部のC16位にカルボン酸リンカーを導
入した誘導体とキャリヤープロテインであるBSAまた
はKLHとからコンジュゲート化合物を合成し、これを
RIBIアジュパント中に乳化し、5匹のBalb/c
マウスに3週間間隔で4回注射して免疫し、該マウスか
ら脾臓を取り出し、該脾臓細胞をミエローマ細胞(P3
X63−Ag8.653)と融合し、前記抗体を得、前
記抗体の前記合成ハプテンに対する反応特異性を評価し
ている〔Synthesis 1999,No.SI.1431-1436 ISSN 0039-7
881,〕。すなわち、シガトキシン類、特にシガトキシン
CTX3Cの部分構造を用いて、免疫化学的な手法でシ
ガトキシン類(CTX)を調査するのに有用なモノクロ
ーナル抗体を製造するのに有用な合成シガトキシン類の
環部の一部を用いた合成ハプテンの検討がなされてい
る。
【0005】本発明者らは、前記検討に対し更にシガト
キシン類に対しての親和性を更に向上させたモノクロー
ナル抗体を得ることができる合成ハプテンを設計してシ
ガトキシンCTX3Cの左末端の部分構造であるABC
DE環部を含む化合物をハプテンとして設計、合成し、
この合成ハプテンのタンパクコンジュゲートでマウスを
免疫する工程を含む方法により前記受託番号FERM
P−18749のハイブリドーマ10C9(独立行政法
人産業技術総合研究所 特許性物寄託センターの受託
日、平成14年3月5日)を作りだし、当該ハイブリド
ーマを用いてシガトキシン類に特異性の高いモノクロー
ナル抗体を調製することに成功した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、基本
的には、前記本発明者らが開発した前記2つのモノクロ
ーナル抗体を組み合わせて、検出特性をより改善したサ
ンドイッチ法によりシガトキシン類を検出するキットを
提供することである。また、前記キットを得るためのモ
ノクローナル抗体を産生するハイブリドーマ、該ハイブ
リドーマを得るために有用な合成ハプテン、該合成ハプ
テンとキャリヤータンパクとを結合させた前記モノクロ
ーナル抗体を産生させるハイブリドーマを得るのに有用
な合成ハプテン−タンパクコンジュゲートを提供するこ
とである。特に、前記2つのモノクローナル抗体の一方
にサンドイッチ法に有用な標識体を結合して有用なサン
ドイッチ法キットを得るべく検討し、シガトキシンCT
X3Cを構成するIJKLM環を持つ合成ハプテンを用
いて得られたモノクローナル抗体に酵素標識体を結合す
ることによりサンドイッチ法に有用なキットが得られる
ことを発見し、前記課題を解決することができた。更
に、前記検討の中で、被検出化合物を、該被検出化合物
構成する分子内の部分構造から誘導される複数の合成ハ
プテンを利用して得られる前記被検出非タンパク化合物
に特異的に結合する複数のモノクローナル抗体を組み合
わせたサンドイッチ測定キットとすることにより、擬陽
性を顕著に減少できることを確認し、前記サンドイッチ
測定キットの技術思想を確立するに至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は、被検出
非タンパク化合物を構成する分子内の部分構造から誘導
される複数の合成ハプテンを利用して得られる前記被検
出非タンパク化合物に特異的に結合する複数のモノクロ
ーナル抗体を組み合わせた前記被検出非タンパク化合物
検出サンドイッチ測定キットである。本発明の第2は、
被検出非タンパク化合物がシガトキシン類であり、前記
分子内の部分構造から誘導される合成ハプテンがシガト
キシン類を構成する分子両端の2種部分構造であること
を特徴とするシガトキシン類検出サンドイッチ測定キッ
トである。好ましくは、前記式1の合成ハプテンを用い
て得られた受託番号FERM P−18750のハイブ
リドーマ3D11により産生されるモノクローナル抗体
と式2の合成ハプテンを用いて得られた受託番号FER
M P−18749のハイブリドーマ10C9により産
生されるモノクローナル抗体とを組み合わせたものから
なることを特徴とする前記シガトキシン類検出サンドイ
ッチ測定キットであり、より好ましくは、前記組み合わ
せるモノクローナル抗体の一方のモノクローナル抗体が
標識化したものであることを特徴とするシガトキシン類
検出サンドイッチ測定キットであり、更に好ましくは、
標識化合物が酵素標識体であることを特徴とする前記サ
ンドイッチ測定キットである。また、非標識モノクロー
ナル抗体がプレートに吸着されていることを特徴とする
前記サンドイッチ測定キットである。
【0008】本発明の第3は、前記式1で表される新規
化合物であり、本発明の第4は、前記式1で表される新
規化合物のシガトキシン類を認識するモノクローナル抗
体を産生させるハイブリドーマを得るための合成ハプテ
ンとしての使用である。
【0009】本発明の第6は、前記式3の合成ハプテン
とキャリヤータンパクとの反応生成物で免疫して得られ
るシガトキシン類と特異的に反応するモノクローナル抗
体であり、好ましくは、前記合成ハプテンとキャリヤー
タンパクとの反応生成物におけるキャリヤータンパクが
牛血清アルブミン(BSA)、キーホールリムペットヘ
モシアニン(keyhole limpet hemocyanine,KLM)ま
たはオボアルブミン(egg albumin、OVA)であるこ
とを特徴とする前記モノクローナル抗体である。
【0010】本発明の第7は、受託番号FERM P−
18750として受託されたシガトキシン類と特異的に
反応する前記各モノクローナル抗体を産生するハイブリ
ドーマである。
【0011】
【本発明の実施の態様】本発明をより詳細に説明する。 A.環境、食物などに微量に存在化合物の検出、特に精
度の良い検出手法の確立は安全な社会生活に強く要求さ
れている。本発明の被検出非タンパク化合物を構成する
分子内の部分構造から誘導される複数の合成ハプテンを
利用して得られる前記被検出非タンパク化合物に特異的
に結合する複数のモノクローナル抗体を組み合わせて前
記被検出非タンパク化合物検出するサンドイッチ測定方
法の確立は、高精度の検出を提供するものである点で革
新的な技術である。 B.本発明の式1の合成ハプテンに含まれる化合物3は
下記の反応式1によって得られる。反応式1の出発化合
物1は公知である〔文献;Chem.Comm. 2001, 381-38
2.〕。化合物2は、20mLナス型フラスコに化合物1
(7.8 mg,11μmol),酢酸エチル(EtOAc) (100μL),メ
タノール(300μL),Pd(OH)2(20%、カーボン
上: 1.1 mg, 11 μmol) を加えた。水素雰囲気下(肉厚
風船を使用)、室温で 3時間攪拌した。酢酸エチルで
希釈してから、セライトで濾過した。濾液を濃縮し、化
合物2(6.2 mg, 13 μmol) を定量的に得た。
【0012】化合物3および3‘の混合物は、20mL
ナス型フラスコに化合物2(4.2 mg,9.0 μmol),CH2
2(300 μL), (MeO)2CHCH2CO2Me(25 μ
L,180 μmol), TsOH・H2O(0.5 mg, 3 μmol) を
加えた。室温で1.5時間攪拌した後、トルエン(1 m
L) を加えて、ロータリーエバポレーターで減圧(120
mbar/hPa)し、1時間後に大気圧に戻した。酢酸エチル
で希釈してから、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液、水、飽和食塩水で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾
燥、ろ過、濃縮した。シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製して、アセタール位に関してのジアステレオ
マー混合物 (3:3’=3:1) を(4.7mg, 8.5 μmol,
94%)得た。化合物3および3’混合物の物性を表1に
示す。
【0013】
【表1】
【0014】
【化4】
【0015】C、タンパク質コンジュゲートの調製まで
を反応式2に示す。 化合物3,3’〜化合物4,4’の合成;20mLナス
型フラスコに化合物3,3’(4.7 mg, 8.5 μmol)、t
−BuOH(0.5 mL)、水 (125μL)、LiOH・H2
(2.8 mg, 68 μmol) を加えて、室温で1時間撹拌した。
KHSO4(18.6 mg, 136 μmol) を加え、溶液のpH
(3-4程度)を確認した後、酢酸エチル (10 mL) で希
釈した。無水硫酸マグネシウムで乾燥、ろ過、濃縮し、
粗化合物4,4’を得た。これにDMF(200 μL)、N
−ヒドロキシスクシンイミド (9.7 mg, 85μmol)、 E
DC・HCl(8.1 mg, 43μmol) を加えて、室温で12
時間攪拌した。反応溶液を酢酸エチル(10 ml)で希釈
し、有機層を水で3回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥、濃縮し、活性化エステルである化合物6,6’を得
た。これにDMF(100 μL) を加えた溶液を作製し、コ
ンジュゲートの調製に使用した。
【0016】KLHコンジュゲートの調製 KLH(7.0 mg)のPBS buffer 溶液 (2.0 ml)に活性化
エステルである化合物6,6’(約4.2 μmol) のDMF
溶液(50 μL) を加えて10分間撹拌した。一日静置し
た後、4℃で透析した。この後、14、19時間後にP
BSバッファー(700 mL) を交換し、28時間後に透析
膜からエッペンドルフチューブに移し換えて、−78℃
で保存した。
【0017】BSAコンジュゲートの調製 BSA (7.0 mg) のPBSバッファー溶液 (2.0 mL) に
活性化エステルである化合物6,6’(約4.2 μmol) の
DMF溶液(50 μL)を加えて10分間撹拌した。一日静
置した後、4℃で透析した。この後、14、19時間後
にPBSバッファー(700 mL) を交換し、28時間後に
透析膜からエッペンドルフチューブに移し換えて、−7
8℃で保存した。
【0018】
【化5】
【0019】(Prはキャリヤータンパク。nは1以上
の整数)
【0020】ハプテン価の解析 透析して得た BSAコンジュゲートを、MALDI−
TOF−MSで質量分析した。BSAコンジュゲートの
平均分子量は約71800であった(BSAの分子量約
66400)。ハプテンの分子量が (540) であるの
で、BSAコンジュゲートには平均10個(化合物6.
6’においてnの平均値)のハプテンが連結されている
ことが分かった。
【0021】D、モノクローナル抗体調製;前項で得た
IJKLM−KLH(100μg)にRIBIアジュバンド
(RIBIImmunol.Res. Inst.社製)を加え、
良く攪拌してエマルジョンとしたのち、これをBalb
/cマウス(5匹)に二週間毎に三回、腹腔内投与し
た。初回免疫から35日目にマウスの血清を採取し、I
JKLM−BSA(式4)を用い、ELISA法で血清
の抗体価を滴定した。
【0022】
【化6】
【0023】E、ELISA法による抗体価の測定;9
6ウエルELISA用プレート(ファルコン社製、391
0)の各ウエルに50 μLの IJKLM−BSA溶液を
入れ、室温で2時間放置後、4℃で一晩放置して、プレ
ートにコンジュゲートを吸着させた。プレートをPBS
−Tween〔PBS バッファー に5% Tween 2
0(和光純薬製 ポリオキシエチレン(20)ソルビタン
モノラウレート(Sorbitan Monolaurate)、ICI社、商
標Tween 20 相当品 No. 167-11515、を含むもの〕で3
回洗浄後、MILLI−Q水で一度洗浄し、吸着しなか
ったコンジュゲートを除去した。ハイブリドーマ培養上
清(もしくは抗血清、精製抗体溶液)を加え、室温で1
時間放置後、PBS-Tweenと、MILLI−Q水で順次洗
浄した。50μLの 酵素標識二次抗体(ヤギ抗マウスIgG
−西洋わさびペルオキシダーゼ:HRP)(ZYMED
社製、62-6520 1000倍希釈)を各ウエルに入れ、室温
で1時間放置後、PBS-Tweenと、MILLI−Q水で順
次洗浄した。100μLの基質溶液〔基質溶液の組成:
1,2−フェニレンジアミン(1,2-phenylenediamine)
4.0 mg、過酸化水素水 10 μL、0.1M クエン酸バッフ
ァー (pH 5.0) 10 ml〕を加え、5分間呈色反応を進行
させた後、2規定 硫酸(50 μL)で反応を停止した。
マイクロプレート吸光度測定装置(BIO−RAD, Be
nchmark 170-6850)を用いて、450nmの吸光度を測
定し、陽性のクローンを判別した。
【0024】血清中の抗体価の測定;IJKLM−BS
A溶液を吸着した96ウエルELISA用プレートの最
上段に、50μLのPBSバッファーを入れた。200
倍に希釈したマウスの抗血清(50 μL) を最上段のウエ
ル(A1)に加え、この溶液を順次2倍希釈した(縦列A
1−A8に400倍から51,200倍の希釈系列を作
製)。プレートを室温で1時間放置後、上述の方法で4
50nmの吸光度を測定した。血清希釈率の対数(横
軸)と吸光度をプロット(OD、縦軸)すると、シグモ
イド状の滴定曲線となり、血清濃度依存的に、血清中の
抗体がIJKLM−BSAコンジュゲートと結合するこ
とが分かった。また、ABC−BSAとはほとんど結合
しないことを確認した。
【0025】5匹の中で、最も高い抗体価を示したマウ
スに、腹腔内にIJKLM−KLH(100 μg)を追加
免疫し、3日後に脾臓を摘出した。脾臓に付着している
組織や臓器の断片をピンセットで取り除いた後、基本培
地〔RPMI Medium 1640 (GIBCO 社製、一袋)、炭酸水素
ナトリウム2 g, ペニシリン-ストレプトマイシン(GIBC
O 社製)20 mg, 200 mM-グルタミン20mLを蒸留水に溶
かして1000mLとしてpHを7.2に調製したも
の〕入りのシャーレに移し、ピンセットで脾臓内の細胞
を浮遊させた。脾細胞浮遊液を濾過後、50mL遠心管に
移した。さらに、基本培地15mLを加え、良くピペッ
ティングして濾過し、全量を30mLとした。800回
転/分で5分間、室温で遠心分離し、上清を除去、タッ
ピングした。HT・BC培地[牛胎児血清(FCS)20
0 mL, HT(コスモバイオ社製HT液(50倍濃縮)
20mL,BC(Bioresearch island社製 BriClone)5
0mL, 基本培地730 mLを混合したもの)を30
mL加え、細胞を浮遊させた。
【0026】ハイブリドーマの調製;冷凍庫から(−1
30℃)からミエローマ細胞〔P3X63−Ag8.5
63(大日本製薬社製)〕の凍結したチューブを取り出
し、37℃恒温槽中で速やかに解凍した。チューブをア
ルコール綿でよく消毒したのち、チューブ内の細胞浮遊
液を基本培地30mLに移した。800回転/分で5分
間、室温で遠心分離し、上清を除去した。タッピング
後、10FCS培地(基本培地に10%のFCSを添加)
を10mL加え、細胞を浮遊させ、50mL培養フラス
コに移した。フラスコの栓をゆるめ、炭酸ガス培養装置
にいれた。1?2日毎に継代し、250mLフラスコ2
本分(90-100mL)にした。
【0027】マウスから取り出した脾細胞(2x108
個)とミエローマ細胞(5x107個)を混合し、遠心
(800回転/分、5分間、室温)し、上清を除去、タ
ッピングした。この後、ECFバッファー〔マンニトー
ル 45.5 g, 10 mM 塩化カルシウム(10 mL), 10 mM
塩化マグネシウム(10 mL), 20 mM トリスバッファ
ー〔トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン〕 pH
7.2を蒸留水で溶かして、1000 mlにしたもの〕 を3
0mLを加え、遠心(800回転/分、5分間、室
温)、上清除去、タッピングする操作を2回繰り返した
後、ECFバッファー(4.8 mL) を加えた。これを6ウ
エルプレート(SUMIRON製)に、1.2mLずつ
分注し、島津社製 SSH−10細胞融合装置を用い、
以下の条件で細胞融合した〔電極間距離:1.0 mm; 交流
周波数: 1 MHz; 交流初期印加電圧: 80 V; 交流初期印
加時間: 10 s; パルス幅: 40 μs; パルス電圧: 920
V; パルス電界強度: 2.30 kV/cm; 交流2次印加電圧: 8
0 V; パルス印加間隔: 1.0 s; 印加パルス数: 1; パル
ス電圧変化: +0 V; 交流最終印加時間: 10 s; 交流電圧
減衰率: 0%; 接触強化: off〕。
【0028】前記調製したハイブリドーマ細胞を、各ウ
エルにHAT培地(選択培地)〔基本培地110 ml, FCS
30 ml, BC 7.5 ml, HAT(コスモバイオ社製 HAT液(50
倍濃縮)を混合したもの)100μLを加えた96ウエル
プレート10枚に移した。2週間後、ハプテンとしたI
JKLM環部に結合する抗体を産生するハイブリドーマ
をIJKLM−BSAを用い、ELISA法でスクリー
ニングした。陽性のウエルを選択し、2回クローニング
後に、再度ELISA陽性となった抗体を産生するクロ
ーンを順次培養し、それぞれ約200 mLまで増殖させ
た。この結果、IJKLM−KLMを免疫原として、3
種のモノクローナル抗体、すなわち、IM(IからMの
環を持つことを意味する)−3D11(受託番号FER
M P−18750として独立行政法人産業技術総合研
究所 特許生物寄託センターに受託されたハイブリドー
マにより産生された抗体。抗体名を前記受託ハイブリド
ーマを識別する表示と同一にした。)、IM−2C7お
よびIM−8B12を調製することができた。得られた
モノクローナル抗体の結合試験をELISA法で検討し
た。抗原として、シガトキシン類の部分構造、すなわち
ABC、ABCD、A*BC(A環部がシガトキシン型
のものを意味する)、およびIJKLM環構造を連結し
たBSAコンジュゲートを用いた。その結果、IJKL
M 環部親和性の高い抗体として、IgG抗体IM−3
D11を選別した。IJKLMに対する解離定数Kdは
8.6nMであった(測定法については後述する。)。
【0029】抗体の精製及びサブクラスの決定 上清を抗マウスIgG、IgMアフィニティーカラム
(NGF Industries, Ltd.社製)で精製した(結合用
リン酸バッファー(pH 7.0)、溶出用バッファー(0.2
M Glycine-HCl, pH 2.5)。精製した抗体をSDS−P
AGE(ドデシル硫酸ナトリウムーポリアクリルアミド
ゲル電気泳動)で分析し、>95%の純度であることを
確認した。PIERCE社製タイピングキット(3750
1)を用いて、それそれの抗体のサブクラスを決定し
た。
【0030】抗体の親和性解析(競争阻害実験) 次に、前記選別した3種のモノクローナル抗体を精製
し、ハプテンとの解離定数(Kd)を求めた。ELISA
用プレート(A1からA12ウエル)に順次2倍希釈し
た競合阻害剤(PBS溶液 各30 μL)の溶液を調製し
た。これに抗体溶液(30 μL)を加え、室温で2時間放
置した。抗体と阻害剤の混合溶液50μLを、ハプテン
−BSA溶液を吸着した96ウエルELISA用プレー
ト(抗体の親和性解析参照)に加え、室温で20分間放
置した。プレートを洗浄後、吸光度を測定し、滴定曲線
を得た。Friguetらの方法[Journal of Immunol
ogicalMethod, 第77巻(1985年), 第305 頁]を参考
に、Klotzプロットして得られた直線の傾きから阻
害剤のKd値を求めた。この結果、IM−3D11はI
JKLM 環部(IM)(式5)にかなり高い親和性
(Kd= 8.6 nM)を示すことが分かった。
【0031】
【化7】
【0032】この結果をふまえ、上述の競争阻害の実験
系を利用して毒本体CTX3Cとの結合試験を検討し
た。IM−3D11はCTX3Cに強く結合した(Kd
=122nM)。さらに、IM−3D11については、
構造の類似した海産ポリエーテル毒素との結合試験を検
討したところ、オカダ酸や、マイトトキシンとはほとん
ど結合しなかった。赤潮毒ブレベトキシン類とは交差活
性を検出したが、CTX3Cとの親和性と比べると、3
50分の1程度(BTXA:Kd=43μM)の非常に
弱いものであることが分かった。
【0033】3D11抗体の酵素標識法〔3D11-HRP
(西洋わさびペルオキシダーゼ);の合成〕(サンドイ
ッチ法用) 3D11抗体のHRP標識はPierce社のEZ-Link(商標
名)Plus Activated Peroxidase and Kitを用い、Pierc
e社説明書に従って行った。3D11抗体(1mg) のcarbo
nate-bicarbonate buffer溶液 (1 mL)に1mgのEZ-Link P
lus Activated Peroxidaseの水溶液(100 μL)を加え、
室温で1時間反応させた。10 μLのReductantsolution
(NaBH3CNが主成分)を反応混合液へ加え、15
分間室温で反応させた。20 mLのクエンチバッファー
(Quench Buffer)を加え、得られた溶液を室温で15
分間静置した。反応液は1LPBSで3回透析後、1m
Lのグリセロールを加え、−20℃で保存した。標識体
としては、周知のものを使用できる。
【0034】シガトキシンのA〜E(AEと略称する場
合もある)の環構造をもつ前記標識モノクローナル抗体
と組み合わせるモノクローナル抗体の調製(この技術
は、本出願と同日付けにて特許出願した)の説明; 1.合成ハプテンとなる前記式2(請求項3)のジアス
テレオマー混合物の合成。 下記の工程1により得られる。
【0035】
【化8】
【0036】化合物7のOHをベンジル基(Bn)保護
基で保護した化合物の合成方法は、M.Maruyama et al,H
eterocycles,2001,54,93-99,に記載されている。化合物
1は前記文献2に記載の化合物のBnをDDQ(2,3-ジ
クロロ-5,6-ジシアノ-1,4-ベンゾキノン)を用いて脱保
護することにより得られる。化合物1のアルコール(4.0
mg,6.0 μmol)をTHF(テトラヒドロフラン)(2 m
L)に溶かし、室温でテトラブチルアンモニウムフルオ
リド (TBAF,1M THF溶液:18μL,18μmol)
を加えた。30分後、反応溶液を濃縮して、シリカゲル
クロマトグラフィーで精製し、化合物8(2.5 mg, 5.9
μmol,98%)を得た。
【0037】20mLナス型フラスコに化合物8(2.8 m
g, 6.6 μmol),CH2Cl2(300 μL), (MeO)2CH
CH2COOMe(10μl,70 μmol), TsOH・H2
O(0.5 mg, 3 μmol) を加えた。室温で1.5時間攪拌
した後、トルエン(1 mL)を加えて、ロータリーエバポ
レーターで減圧(120 mbar/hPa)し、1時間後に大気圧
に戻した。シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
して、アセタール位に関してのジアステレオマー混合物
(式2の上の化合物:下の化合物=2:1)を(1.9 mg,
3.8 μmol, 57%) 得た。式2の化合物の物性を表2に示
す。
【0038】
【表2】
【0039】式1及び式2のRをHにした化合物9は、
式2の化合物をLiOHで処理して得られる。工程にお
いてLがスクシンイミドの化合物4は工程2で得られ
る。
【0040】
【化9】
【0041】20mLナシ型フラスコに式1及び式2の化
合物(2.5 mg, 4.9 μmol)、t−BuOH(0.5 mL)、水
(125 μL)、LiOH・H2O(2.8 mg, 68 μmol) を加
えて、室温で1時間撹拌した。KHSO4(18.6 mg, 136
μmol) を加え、溶液のpH(3-4程度)を確認した
後、酢酸エチル (40 mL) で希釈した。無水硫酸マグネ
シウムで乾燥、ろ過、濃縮し、粗化合物8を得た。これ
にDMF(DMF=N,N−ジメチルホルムアミド、2
00μL)、N−ヒドロキシスクシンイミド (5.6mg, 49
μmol)、EDC−HCl (EDC=1-(3-ジメチルアミ
ノプロピル)-3-エチルカルボジイミド、4.8 mg, 25 μm
ol) を加えて、室温で12時間攪拌した。反応溶液を酢
酸エチル(40 mL)で希釈し、有機層を水で3回洗浄し、
無水硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮し、活性化エステルで
ある化合物9を得た。これにDMF(100 μL) を加えた
溶液を作製し、コンジュゲートの調製に使用した。
【0042】2.タンパクコンジュケートの製造。 KLHコンジュゲートの調製;KLH(5.0 mg)のPB
Sバッファー溶液 (1.0 mL)に活性化エステルである化
合物9(約2.4 μmol) の DMF溶液(50 μL) を加えて
10分間撹拌した。一日静置した後、4℃で透析した。
この後、5.9時間後にPBSバッファー(700 mL)を交
換し、12時間後に透析膜からエッペンドルフチューブ
に移し換えて、−78℃で保存した。
【0043】BSAコンジュゲートの調製;BSA(7.0
mg) のPBSバッファー溶液 (2.0 mL) に活性化
エステルである化合物9(約2.4 μmol) のDMF溶液
(50 μL) を加えて10分間撹拌した。一日静置した
後、4℃で透析した。この後、5.9時間後にPBSバ
ッファー (700 mL) を交換し、12時間後に透析膜か
らエッペンドルフチューブに移し換えて、−78℃で保
存した。
【0044】3.ハプテン価の解析 透析して得た BSAコンジュゲートを、MALDI−
TOF−MSで質量分析した。BSAコンジュゲートの
平均分子量は約70200であった(BSAの分子量約
66400)。ハプテン部分の分子量が(476)であるの
で、BSAコンジュゲートには平均8個のハプテンが連
結されていることが分かった。
【0045】4.モノクローナル抗体(非標識抗体とし
て用いる)の作製;前項で得たABCDE−KLH(100
μg)にRIBIアジュバンド(RIBI Immunol. Res. In
st.社製)を加え、良く攪拌してエマルジョンとしたの
ち、これをBalb/cマウス(5匹)に二週間毎に3
回、腹腔内投与した。初回免疫から39日目にマウスの
血清を採取し、ABCDE−BSAを用い、ELISA
法で血清の抗体価を滴定した。
【0046】ELISA法;96ウエルELISA用プ
レート(ファルコン社製、3910)の各ウエルに50μL
の ABCDE−BSA溶液を入れ、室温で2時間放置後、4
℃で一晩放置して、プレートにコンジュゲートを吸着さ
せた。プレートをPBS−Tween〔PBSバッファ
ーに5%Tween 20〔和光純薬製 ポリオキシエチ
レン(polyoxyethylene) (20) ソルビタン モノラウ
レート(Sorbitan Monolaurate)ICI社 商標Twe
en−20 相当品 No. 167-11515〕〕を含むもの〕で
3回洗浄後、MILLI-Q水(Millipore 社製の複数
段階の樹脂やフィルターを用いて、精製水を脱イオン化
もの)で一度洗浄し、吸着しなかったコンジュゲートを
除去した。ハイブリドーマ培養上清(もしくは抗血清、
精製抗体溶液)を加え、室温で1時間放置後、PBS−
Tweenと、MILLI-Q水で順次洗浄した。50
μLの 酵素標識二次抗体(ヤギ抗マウスIgG−西洋
わさびペルオキシダーゼ)(ZYMED社製、62-6520
1000倍希釈)を各ウエルに入れ、室温で1時間放置
後、PBS−Tweenと、MILLI-Q水で順次洗
浄した。100μLの基質溶液 〔基質溶液の組成: 1,2
-phenylenediamine 4.0 mg、過酸化水素水 10 μL、
0.1M クエン酸 バッファー(pH 5.0) 10 ml〕を加
え、5分間呈色反応を進行させた後、2規定 硫酸(50
μl)で反応を停止した。マイクロプレート吸光度測定
装置(BIO−RAD,Benchmark 170-6850)
を用いて、450nmの吸光度を測定し、陽性のクロー
ンを判別した。
【0047】血清中の抗体価の測定 ハプテン(ABCDEあるいはIJKLM)−BSA溶
液を吸着した96ウエルELISA用プレートの最上段
に、50μLのPBSバッファーを入れた。200倍に
希釈したマウスの抗血清(50μl) を最上段のウエル
(A1)に加え、この溶液を順次2倍希釈した(縦列A1
−A8に400倍から51,000倍の希釈系列を作
製)。プレートを室温で1時間放置後、上述の方法で4
50nmの吸光度を測定した(図2参照)。血清希釈率
の対数と吸光度をプロットすると、血清濃度依存的に、
血清中の抗体が ABCDE−BSAコンジュゲートと
結合することが分かった。
【0048】5.抗体価の高いマウスからの脾臓の摘
出、培養 5匹の中で、最も高い抗体価を示したマウスに、腹腔内
にABCDE−KLH(100 μg)を追加免疫し、3日
後に脾臓を摘出した。脾臓に付着している組織や臓器の
断片をピンセットで取り除いた後、基本培地〔RPMI
Medium 1640 (GIBCO 社製、一袋、炭酸水素ナト
リウム2g, ペニシリン-ストレプトマイシン(GIBCO 社
製)20 mg, 200 mM-グルタミン20mLを蒸留水に溶か
して1000mLとしてpHを7.2に調製したもの〕入りの
シャーレに移し、ピンセットで脾臓内の細胞を浮遊させ
た。脾細胞浮遊液を濾過後、50mL遠心管に移した。
さらに、基本培地15mLを加え、良くピペッティング
して濾過し、全量を30mLとした。800回転/分で
5分間、室温で遠心分離し、上清を除去、タッピングし
た。HT・BC培地〔牛胎児血清(FCS)200 ml,HTコ
スモバイオ社製HT液(50倍濃縮)20mL、BC
(Bioresearch island社製 BriClone)50mL,基本培
地 730mLを混合したもの〕を30mL加え、細胞を
浮遊させた。
【0049】冷凍庫から(−130℃)からミエローマ
細胞P3X63−Ag8.653(大日本製薬社製)を
凍結したチューブを取り出し、37℃恒温槽中で速やか
に解凍した。チューブをアルコール綿でよく消毒したの
ち、チューブ内の細胞浮遊液を基本培地30mLに移し
た。800rpm(回転/分)で5分間、室温で遠心分
離し、上清を除去した。タッピング後、10%FCS
(基本培地に10%のFCSを添加)を10mL加え、細胞
を浮遊させ、50mL培養フラスコに移した。フラスコ
の栓をゆるめ、炭酸ガス培養装置にいれた。1−2日毎
に継代し、250mLフラスコ2本分(90−100m
L)にした。
【0050】マウスから取り出した脾細胞(2x108
個)とミエローマ細胞(5x107個)を混合し、遠心
(800回転/分、5分間、室温)し、上清を除去、タ
ッピングした。この後、ECFバッファー〔マンニトー
ル 45.5 g, 10 mM 塩化カルシウム(10 mL)、10m
M塩化マグネシウム(10mL)、20mM Tris
バッファーpH7.2を蒸留水で溶かして、1000mLにし
たもの〕 を30mLを加え、遠心(800回転/分、
5分間、室温)、上清除去、タッピングする操作を2回
繰り返した後、ECFバッファー(4.8mL) を加えた。
これを6ウエルプレート(SUMIRON製)に、1.
2mLずつ分注し、島津社製SSH−10細胞融合装置
を用い、以下の条件で細胞融合した〔[電極間距離:
1.0mm; 交流周波数: 1 MHz; 交流初期印加電
圧: 80V; 交流初期印加時間:10秒(s); パルス
幅:40(マイクロ秒(μs); パルス電圧:920V;
パルス電界強度:2.30kV/cm; 交流2次印加電
圧:80V; パルス印加間隔:1.0秒;印加パルス数:
1; パルス電圧変化:+0V; 交流最終印加時間:10
秒; 交流電圧減衰率:0%; 接触強化:off〕。
【0051】調製したハイブリドーマ細胞を、各ウエル
にHAT培地 [HAT-RPMI 1640, 20%FCS, 5% Briclone
(BioResearch Ireland社製)含有] 100μLを加えた
96ウエルプレート10枚に移した。2週間後、ハプテ
ンとしたABCDE環部に結合する抗体を産生するハイ
ブリドーマ10C9(受託番号FERM P−1874
9とて独立行政法人産業技術総合研究所 特許生物寄託
センターに受託された。受託日平成14年3月5日)を
ABCDE−BSAを用い、ELISA法でスクリーニ
ングした。陽性のウエルを選択し、2 回クローニング
後に、再度ELISA陽性となった抗体を産生するモノ
クローンを順次培養し、それぞれ約200mLまで増殖
させた。この結果、6種のモノクローナル抗体を調製す
ることができた。得られたモノクローナル抗体の結合試
験をELISA法で検討した。抗原として、シガトキシ
ン類の部分構造を連結したBSAコンジュゲートを用い
た。その結果(表3)、ABCDE−KLH環部を免疫
して得られたIgG抗体は、ABCDE−BSA(化学
式AE−BSA)へ強く結合し、IJKLM−BSA
(化合物10)とは結合しないことがわかった。
【0052】
【化10】
【0053】
【表3】
【0054】
【化11】
【0055】サンドイッチ検定法 Coaster社ELISA Plate(83590)に1
0C9のPBS溶液 (4.3 μg/mL)を50μL/ウエル入
れ、4℃で一晩静置した。溶液を捨て、1%スキム ミ
ルク入りPBSを加えて(400 μL/ウエル)室温で1時間
静置した。溶液を廃棄後、PBS−Tweenで3回洗
浄した後(200 μL/ウエル) 、CTX3Cの希釈溶液を
入れ(50 μL/ウエル)1時間静置した。溶液を廃棄後、
PBS−Tweenで3回洗浄した(200 μL/ウエル)。
3D11−HRPのPBS−Tween溶液( 1 μg/m
L, 50 μL/ウエル)を加え、室温で1時間静置した。溶
液を廃棄して、PBS−Tweenで3回洗浄した(200
μL/ウエル)後、OPD溶液(100 μL/ウエル、Sigma社
FAST(商標名)o−PHENYLENE DIAMINE DIHYDROCHLORID
E TABLET SETSを使用)を加えて、室温にて5−10分発
色させた。2規定硫酸水溶液(50μL/ウエル)を加えて反
応を停止させ、吸光度(450nm)をBio-Rad社製Micropla
te Reader Benchmarkにて測定した。測定結果を図1に
示す。
【0056】
【発明の効果】以上述べたように、本発明において設計
した合成ハプテン(IJKLM環部)、および合成ハプテ
ン(ABCDE環部)を用いて得られたモノクローナル抗
体の組み合わせたサンドイッチELISA法を用いるこ
とにより、シガトキシンを高感度で検定できることを見
出した。従来の、1種の抗体のサンプルへの結合を指標
とするシガテラ毒検定キットにおいては、しばしば、陽
性となっても夾雑物に結合し陽性となった擬陽性のケー
スを避けることができなかった。従来技術ではそのこと
の判別も不可能であったので、本発明の測定キットの提
供は、社会生活の向上に資すること顕著である。被検出
非タンパク化合物に対する2つの抗体を組み合わせたサ
ンドイッチ式検定法は、本発明により初めて確立したも
のであり、特に、シガトキシンCTX3Cの特異性の高
い検出方法を確立した点において優れた効果をもたらし
たものである。
【0057】本明細書で使用の一部の略号表 BSA: bovine serum albumin CTX: ciguatoxin ELISA: enzyme linked immunosorbent assay HRP: Horseradish Peroxidase (西洋わさびペルオキシ
ダーゼ) O.D.: Optical Density OPD: o-Phenylene Diamine PBS: Phosphate Buffered Saline Bn: benzyl DDQ: 2,3-dichloro-5,6-dicyano-1,4-benzoquinone EDC;1-(3-dimethylaminopropyl)-3-ethylcarbodiimide
hydrochloride FCS: fetal calf serum Ig: Immunoglobulin KLH: keyhole limpet hemocyanine TBAF: tetra-n-butylammonium fluoride Ts: p-tolenesulfonyl THF: tetrahydrofuran OVA: ovalbumin
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のサンドイッチ法によるCTX3Cの
検出特性
【図2】 1−5はシガトキシンのA〜E環部を含むB
SAとのコンジュゲートAE−BSAに対する抗体価、
(1)−(5)はシガトキシンのI〜M環部を含むBS
AとのコンジュゲートIM−BSAに対する抗体価
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年2月17日(2003.2.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【化1】
【化2】 RはHまたメチル基である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項10
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】本発明者らは、初期にはシガトキシンの左
側ABC環部を化学合成し、これを合成ハプテンとした
タンパクコンジュゲートを用いて、三種のモノクローナ
ル抗体を調製しているが、これらはいずれもシガトキシ
ンに非常に弱いアフィニティーしか示さなかった(Synt
hesis (1999年)、第1431頁) 。また、他のグループ
も、合成ハプテン(JKLM環部)のコンジュゲートの
免疫を試みているが、モノクローナル抗体の調製には至
っていないようである〔Toxicon第38巻(2000年)第66
9頁〕。このような状況の中で、本発明者らは、更に、
シガトキシン類の右末端の部分構造であるIJKLM環
部を含む合成ハプテンを設計、合成し、この合成ハプテ
ンのタンパクコンジュゲートでマウスを免疫する工程を
含む方法により前記受託番号FERM PB−8293
のハイブリドーマを作りだし、当該ハイブリドーマを用
いてシガトキシン類に特異性の高いモノクローナル抗体
を調製することに成功した。そして、該モノクローナル
抗体を3D11(独立行政法人産業技術総合研究所 特
許生物寄託センターの受託日、平成14年3月5日、受
託番号FERM P−18750。平成15年2月13
日に前記原寄託よりブタペスト条約に基づく寄託への移
管申請により受託番号FERM PB−8293として
受託された。)と命名した。該モノクローナル抗体のシ
ガトキシンCTX3Cに対しての結合解離定数(Kd)
は、122nMであった。また、シガトキシンに構造の
類似した海産ポリエーテル系毒素と前記抗体の交差活性
を測定したところ、赤潮毒ブレベトキシン類と交差活性
が確認されたが、この交差活性は、シガトキシン類との
結合と比べると350分の1以下の非常に弱いものであ
ることを見出した。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】本発明者らは、前記検討に対し更にシガト
キシン類に対しての親和性を更に向上させたモノクロー
ナル抗体を得ることができる合成ハプテンを設計してシ
ガトキシンCTX3Cの左末端の部分構造であるABC
DE環部を含む化合物をハプテンとして設計、合成し、
この合成ハプテンのタンパクコンジュゲートでマウスを
免疫する工程を含む方法により前記受託番号FERM
BP−8292のハイブリドーマ10C9(独立行政法
人産業技術総合研究所 特許生物寄託センターの受託
日、平成14年3月5日、受託番号FERM P−18
749。平成15年2月13日に前記原寄託よりブタペ
スト条約に基づく寄託への移管申請により受託番号FE
RM PB−8292として受託された。)を作りだ
し、当該ハイブリドーマを用いてシガトキシン類に特異
性の高いモノクローナル抗体を調製することに成功し
た。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は、被検出
非タンパク化合物を構成する分子内の部分構造から誘導
される複数の合成ハプテンを利用して得られる前記被検
出非タンパク化合物に特異的に結合する複数のモノクロ
ーナル抗体を組み合わせた前記被検出非タンパク化合物
検出サンドイッチ測定キットである。本発明の第2は、
被検出非タンパク化合物がシガトキシン類であり、前記
分子内の部分構造から誘導される合成ハプテンがシガト
キシン類を構成する分子両端の2種部分構造であること
を特徴とするシガトキシン類検出サンドイッチ測定キッ
トである。好ましくは、前記式1の合成ハプテンを用い
て得られた受託番号FERM BP−8293のハイブ
リドーマ3D11により産生されるモノクローナル抗体
と式2の合成ハプテンを用いて得られた受託番号FER
M BP−8292のハイブリドーマ10C9により産
生されるモノクローナル抗体とを組み合わせたものから
なることを特徴とする前記シガトキシン類検出サンドイ
ッチ測定キットであり、より好ましくは、前記組み合わ
せるモノクローナル抗体の一方のモノクローナル抗体が
標識化したものであることを特徴とするシガトキシン類
検出サンドイッチ測定キットであり、更に好ましくは、
標識化合物が酵素標識体であることを特徴とする前記サ
ンドイッチ測定キットである。また、非標識モノクロー
ナル抗体がプレートに吸着されていることを特徴とする
前記サンドイッチ測定キットである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】本発明の第7は、受託番号FERM BP
−8293として受託されたシガトキシン類と特異的に
反応する前記各モノクローナル抗体を産生するハイブリ
ドーマである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】前記調製したハイブリドーマ細胞を、各ウ
エルにHAT培地(選択培地)〔基本培地110 ml, FCS
30 ml, BC 7.5 ml, HAT(コスモバイオ社製 HAT液(50
倍濃縮)を混合したもの)100μLを加えた96ウエル
プレート10枚に移した。2週間後、ハプテンとしたI
JKLM環部に結合する抗体を産生するハイブリドーマ
をIJKLM−BSAを用い、ELISA法でスクリー
ニングした。陽性のウエルを選択し、2回クローニング
後に、再度ELISA陽性となった抗体を産生するクロ
ーンを順次培養し、それぞれ約200 mLまで増殖させ
た。この結果、IJKLM−KLMを免疫原として、3
種のモノクローナル抗体、すなわち、IM(IからMの
環を持つことを意味する)−3D11(受託番号FER
M P−18750として独立行政法人産業技術総合研
究所 特許生物寄託センターに受託され、平成15年2
月13日に前記原寄託よりブタペスト条約に基づく寄託
への移管申請により受託番号FERM PB−8293
として受託されたハイブリドーマにより産生された抗
体。抗体名を前記受託ハイブリドーマを識別する表示と
同一にした。)、IM−2C7およびIM−8B12を
調製することができた。得られたモノクローナル抗体の
結合試験をELISA法で検討した。抗原として、シガ
トキシン類の部分構造、すなわちABC、ABCD、A
*BC(A環部がシガトキシン型のものを意味する)、お
よびIJKLM環構造を連結したBSAコンジュゲート
を用いた。その結果、IJKLM 環部親和性の高い抗
体として、IgG抗体IM−3D11を選別した。IJ
KLMに対する解離定数Kdは8.6nMであった(測
定法については後述する。)。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】調製したハイブリドーマ細胞を、各ウエル
にHAT培地 [HAT-RPMI 1640, 20%FCS, 5% Briclone
(BioResearch Ireland社製)含有] 100μLを加えた
96ウエルプレート10枚に移した。2週間後、ハプテ
ンとしたABCDE環部に結合する抗体を産生するハイ
ブリドーマ10C9(受託番号FERM P−1874
9とて独立行政法人産業技術総合研究所 特許生物寄託
センターに受託された。受託日平成14年3月5日。
成15年2月13日に前記原寄託よりブタペスト条約に
基づく寄託への移管申請により受託番号FERM PB
−8292として受託された。)をABCDE−BSA
を用い、ELISA法でスクリーニングした。陽性のウ
エルを選択し、2 回クローニング後に、再度ELIS
A陽性となった抗体を産生するモノクローンを順次培養
し、それぞれ約200mLまで増殖させた。この結果、
6種のモノクローナル抗体を調製することができた。得
られたモノクローナル抗体の結合試験をELISA法で
検討した。抗原として、シガトキシン類の部分構造を連
結したBSAコンジュゲートを用いた。その結果(表
3)、ABCDE−KLH環部を免疫して得られたIg
G抗体は、ABCDE−BSA(化学式AE−BSA)
へ強く結合し、IJKLM−BSA(化合物10)とは
【書類名】 受託番号変更届
【提出日】 平成15年2月17日
【旧寄託機関の名称】 独立行政法人産業技術総合研
究所 特許性物寄託セン ター
【旧受託番号】 受託番号FERM P−18
749
【旧受託番号】 受託番号FERM P−18
750
【新寄託機関の名称】 独立行政法人産業技術総合研
究所 特許性物寄託セン ター
【新受託番号】 受託番号FERM BP−82
92
【新受託番号】 受託番号FERM BP−82
93
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 33/543 555 C12P 21/08 33/577 C12N 5/00 B // C12P 21/08 15/00 C (72)発明者 藤井 郁雄 大阪府吹田市五月が丘東10−8−201 (72)発明者 円谷 健 大阪府千里山西6−14−3−D203 Fターム(参考) 4B024 AA11 BA53 GA03 HA15 4B064 AG27 CA10 CA20 CC24 DA13 4B065 AA92X AB05 AC14 BA08 CA25 CA46 4C071 AA04 BB03 CC15 EE05 FF16 GG03 HH05 LL01 4H045 AA11 BA42 BA72 CA40 DA76 EA50 FA72

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検出非タンパク化合物を構成する分子
    内の部分構造から誘導される複数の合成ハプテンを利用
    して得られる前記被検出非タンパク化合物に特異的に結
    合する複数のモノクローナル抗体を組み合わせた前記被
    検出非タンパク化合物検出サンドイッチ測定キット。
  2. 【請求項2】 被検出非タンパク化合物がシガトキシン
    類であり、前記分子内の部分構造から誘導される合成ハ
    プテンがシガトキシン類分子両端の部分構造を含むもの
    であることを特徴とするシガトキシン類検出サンドイッ
    チ測定キット。
  3. 【請求項3】 式1の合成ハプテンを用いて得られた受
    託番号FERM P−18750のハイブリドーマ3D
    11により産生されるモノクローナル抗体と式2の合成
    ハプテンを用いて得られた受託番号FERM P−18
    749のハイブリドーマ10C9により産生されるモノ
    クローナル抗体とを組み合わせたものからなることを特
    徴とする請求項2に記載のシガトキシン類検出サンドイ
    ッチ測定キット。 【化1】 【化2】 RはHまたメチル基である。
  4. 【請求項4】 組み合わせるモノクローナル抗体の一方
    のモノクローナル抗体が標識化したものであることを特
    徴とする請求項3に記載のシガトキシン類検出サンドイ
    ッチ測定キット。
  5. 【請求項5】 標識化合物が酵素標識体であることを特
    徴とする請求項4に記載のサンドイッチ測定キット。
  6. 【請求項6】 前記式1で表される新規化合物。
  7. 【請求項7】 前記式1で表される新規化合物のシガト
    キシン類を認識するモノクローナル抗体を産生させるハ
    イブリドーマを得るための合成ハプテンとしての使用。
  8. 【請求項8】 式3で表される合成ハプテンとキャリヤ
    ータンパクとの反応生成物で免疫して得られるシガトキ
    シン類と特異的に反応するモノクローナル抗体。 【化3】 式3中、nは1以上の整数である
  9. 【請求項9】 合成ハプテンとキャリヤータンパクとの
    反応生成物におけるキャリヤータンパクが牛血清アルブ
    ミン(BSA)、キーホールリムペットヘモシアニン
    (keyhole limpet hemocyanine,KLM)またはオボア
    ルブミン(egg albumin、OVA)であることを特徴と
    する請求項6のモノクローナル抗体。
  10. 【請求項10】 受託番号FERM P−18750と
    して受託されたシガトキシン類と特異的に反応するモノ
    クローナル抗体を産生するハイブリドーマ3D11。
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WO2012046563A1 (ja) * 2010-10-06 2012-04-12 公立大学法人大阪府立大学 シガトキシン類ctx1bおよび54-デオキシ-ctx1bを認識するモノクローナル抗体、並びにそれを用いるシガトキシン類検出キット

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