JP2003253210A - 接着剤受容層形成用インクおよびそれを用いた接着シート - Google Patents
接着剤受容層形成用インクおよびそれを用いた接着シートInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 基材に形成した接着剤受容層と接着剤との接
着性に優れ、高い接着力が得られるので、製品の使用中
に接着界面で剥離する問題がなく、印刷インク適性に優
れる容易に接着剤受容層を形成できる接着剤受容層形成
用インクおよびそれを用いた接着シートの提供。 【解決手段】 沸点100℃以上のグリコール系溶剤を
主成分として含むビヒクルに対して微細粒子を配合した
接着剤受容層形成用インクを用いる。基材の少なくとも
一方の面の所定部にこのインクを用いて接着剤受容層を
形成した接着シートにより課題を解決できる。
着性に優れ、高い接着力が得られるので、製品の使用中
に接着界面で剥離する問題がなく、印刷インク適性に優
れる容易に接着剤受容層を形成できる接着剤受容層形成
用インクおよびそれを用いた接着シートの提供。 【解決手段】 沸点100℃以上のグリコール系溶剤を
主成分として含むビヒクルに対して微細粒子を配合した
接着剤受容層形成用インクを用いる。基材の少なくとも
一方の面の所定部にこのインクを用いて接着剤受容層を
形成した接着シートにより課題を解決できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接着剤受容層形成
用インクおよびそれを用いた接着シートに関するもので
ある。
用インクおよびそれを用いた接着シートに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、封筒加工システムなどには接着剤
として、ホットメルト型接着剤が広く使用されている。
ホットメルト型接着剤は、水や溶剤を含まず、固化・
接着が早く、初期接着力が大きい、有機溶剤などを含
まず、揮発による環境への影響や引火などの危険性がな
く安全である、乾燥工程を必要としないので、乾燥装
置が不要でスペースがあまり要らず、機構が簡単で省力
化できる、少ない塗布量で所期の目的が達成できる、
フィルム、金属などの不浸透性の材料にも応用可能
で、多孔質の素材にも不要な浸透がない、接着応用範
囲が広い、接着工程の自動化が容易である、用紙に
対しては皺が発生しないなどの特徴があるためである。
として、ホットメルト型接着剤が広く使用されている。
ホットメルト型接着剤は、水や溶剤を含まず、固化・
接着が早く、初期接着力が大きい、有機溶剤などを含
まず、揮発による環境への影響や引火などの危険性がな
く安全である、乾燥工程を必要としないので、乾燥装
置が不要でスペースがあまり要らず、機構が簡単で省力
化できる、少ない塗布量で所期の目的が達成できる、
フィルム、金属などの不浸透性の材料にも応用可能
で、多孔質の素材にも不要な浸透がない、接着応用範
囲が広い、接着工程の自動化が容易である、用紙に
対しては皺が発生しないなどの特徴があるためである。
【0003】封筒を製造するために、基材の所定の箇所
にホットメルト型接着剤を設け、基材に設けたホットメ
ルト型接着剤の間に封入物などを載置した後、基材の端
部を折り曲げてホットメルト型接着剤により接着して封
筒(例えば、ダイレクトメールなど)を得るが、基材が
アート紙、コート紙といった塗工紙である場合はホット
メルト型接着剤を用いても高い接着力が得られるので問
題なく使用できるが、基材が上質紙などの場合は十分な
接着力が得られず、使用中に接着界面で剥離する問題が
あった。
にホットメルト型接着剤を設け、基材に設けたホットメ
ルト型接着剤の間に封入物などを載置した後、基材の端
部を折り曲げてホットメルト型接着剤により接着して封
筒(例えば、ダイレクトメールなど)を得るが、基材が
アート紙、コート紙といった塗工紙である場合はホット
メルト型接着剤を用いても高い接着力が得られるので問
題なく使用できるが、基材が上質紙などの場合は十分な
接着力が得られず、使用中に接着界面で剥離する問題が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】基材がアート紙やコー
ト紙に限定されると基材の選定可能範囲が狭くなり、ま
たアート紙やコート紙などを使用しては薄い製品ができ
ない上、コストアップになる問題がある。これらの問題
を避けるため予め感圧性糊などを塗布した用紙を使用し
ホットメルト型接着剤を用いない方法もあるが、基材の
選定可能範囲が狭くなり、またコストアップになる問題
がある。
ト紙に限定されると基材の選定可能範囲が狭くなり、ま
たアート紙やコート紙などを使用しては薄い製品ができ
ない上、コストアップになる問題がある。これらの問題
を避けるため予め感圧性糊などを塗布した用紙を使用し
ホットメルト型接着剤を用いない方法もあるが、基材の
選定可能範囲が狭くなり、またコストアップになる問題
がある。
【0005】本発明の第1の目的は、従来の問題を解決
し、アート紙やコート紙といった塗工紙などは勿論のこ
と、上質紙などを用いても接着剤との良好な接着力が得
られるような接着剤受容層を基材面に印刷などの手段に
より容易に低コストで形成できる接着剤受容層形成用イ
ンクを提供することであり、本発明の第2の目的は、そ
のようなインクを用いて基材の所定部に形成された接着
剤受容層を有する接着シートを提供することである。
し、アート紙やコート紙といった塗工紙などは勿論のこ
と、上質紙などを用いても接着剤との良好な接着力が得
られるような接着剤受容層を基材面に印刷などの手段に
より容易に低コストで形成できる接着剤受容層形成用イ
ンクを提供することであり、本発明の第2の目的は、そ
のようなインクを用いて基材の所定部に形成された接着
剤受容層を有する接着シートを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前記課題を
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、特定の溶剤を主とし
て含むビヒクルを用い、このビヒクルに微細粒子を配合
した接着剤受容層形成用インクを用いることにより解決
できることを見出し、本発明を完成するに至った。
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、特定の溶剤を主とし
て含むビヒクルを用い、このビヒクルに微細粒子を配合
した接着剤受容層形成用インクを用いることにより解決
できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明の請求項1記載の接着剤
受容層形成用インクは、沸点100℃以上のグリコール
系溶剤を主成分として含むビヒクルに対して微細粒子を
配合したことを特徴とする。
受容層形成用インクは、沸点100℃以上のグリコール
系溶剤を主成分として含むビヒクルに対して微細粒子を
配合したことを特徴とする。
【0008】本発明の請求項2記載の接着剤受容層形成
用インクは、請求項1記載の接着剤受容層形成用インク
において、さらにバインダー樹脂を配合したビヒクルを
用いることを特徴とする。
用インクは、請求項1記載の接着剤受容層形成用インク
において、さらにバインダー樹脂を配合したビヒクルを
用いることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項3の接着シートは、基材の
少なくとも一方の面の所定部に請求項1あるいは請求項
2記載の接着剤受容層形成用インクを用いて形成された
接着剤受容層を有してなることを特徴とする。
少なくとも一方の面の所定部に請求項1あるいは請求項
2記載の接着剤受容層形成用インクを用いて形成された
接着剤受容層を有してなることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項4の接着シートは、請求項
3記載の接着シートにおいて、前記接着剤受容層の上に
さらに接着剤層を有してなることを特徴とする。
3記載の接着シートにおいて、前記接着剤受容層の上に
さらに接着剤層を有してなることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項5の接着シートは、請求項
3あるいは請求項4記載の接着シートにおいて、接着剤
がホットメルト型接着剤であることを特徴とする。
3あるいは請求項4記載の接着シートにおいて、接着剤
がホットメルト型接着剤であることを特徴とする。
【0012】特定の溶剤を主成分として含むビヒクルに
微細粒子を配合した本発明の接着剤受容層形成用インク
を用いることにより、特別な乾燥装置が必要でなくな
り、そして基材に形成された接着剤受容層と接着剤との
接着性に優れ、高い接着力が得られるので、製品の使用
中に接着界面で剥離する問題がない。さらに、印刷イン
ク適性に優れるため基材の必要な所定の箇所に容易に接
着剤受容層を形成できるのでコストダウンを計ることが
できる。
微細粒子を配合した本発明の接着剤受容層形成用インク
を用いることにより、特別な乾燥装置が必要でなくな
り、そして基材に形成された接着剤受容層と接着剤との
接着性に優れ、高い接着力が得られるので、製品の使用
中に接着界面で剥離する問題がない。さらに、印刷イン
ク適性に優れるため基材の必要な所定の箇所に容易に接
着剤受容層を形成できるのでコストダウンを計ることが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の接着剤受容層形成用イン
クは、沸点100℃以上のグリコール系溶剤を主として
含有するビヒクルを用いることが肝要であり、このビヒ
クルに対して微細粒子を配合して調製される。このよう
なグリコール系溶剤を用いることにより基材面に塗布・
塗工後などに特に乾燥しなくてよいので特別な乾燥装置
が必要でなくなる。
クは、沸点100℃以上のグリコール系溶剤を主として
含有するビヒクルを用いることが肝要であり、このビヒ
クルに対して微細粒子を配合して調製される。このよう
なグリコール系溶剤を用いることにより基材面に塗布・
塗工後などに特に乾燥しなくてよいので特別な乾燥装置
が必要でなくなる。
【0014】本発明で用いるグリコール系溶剤は、中沸
点および高沸点溶剤(沸点が100℃以上のもの)であ
り、具体的には、例えばグリコール(グリセリン、エチ
レングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリ
コール、ジプロピレングリコール)やグリコール誘導体
(エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレング
リコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノ
ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエー
テル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、エチ
レングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレ
ングリコールモノブチルエーテルアセテート、ジエチレ
ングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレ
ングリコールモノブチルエーテルアセテート)などおよ
びこれらの2つ以上の混合物を挙げることができる。
点および高沸点溶剤(沸点が100℃以上のもの)であ
り、具体的には、例えばグリコール(グリセリン、エチ
レングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリ
コール、ジプロピレングリコール)やグリコール誘導体
(エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレング
リコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノ
ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエー
テル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、エチ
レングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレ
ングリコールモノブチルエーテルアセテート、ジエチレ
ングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレ
ングリコールモノブチルエーテルアセテート)などおよ
びこれらの2つ以上の混合物を挙げることができる。
【0015】本発明で用いる微細粒子は無機系微細粒子
でも、有機系微細粒子でも、あるいは両者の混合物でも
よく、特に限定されるものではない。中でも無機系微細
粒子は好ましく使用できる。
でも、有機系微細粒子でも、あるいは両者の混合物でも
よく、特に限定されるものではない。中でも無機系微細
粒子は好ましく使用できる。
【0016】本発明で用いる無機系微細粒子の具体例と
しては、例えば、シリカ微粒子では、ミズカシルP−5
26、P−801、P−527、P−603、P83
2、P−73、P−78A、P−78F、P−87、P
−705、P−707、P−707D(水沢化学社
製)、Nipsil E200、E220、SS−10
F、SS−15、SS−50(日本シリカ工業社製)、
SYLYSIA730、310(富士シリシア化学社
製)など、炭酸カルシウム微粒子では、Brillia
nt−15、Brilliant−S15、Unibu
r−70、PZ、PX、ツネックスE、Vigot−1
0、Vigoto−15、Unifant−15FR、
Brilliant−1500、ホモカルD、ゲルトン
50(白石工業社製)などを、スルホ・アルミン酸カル
シウム微粒子では、サチンホワイトSW、SW−B、S
W−BL((白石工業社製)などを、アルミナ微粒子で
は、AL−41G、AL−41、AL−42、AL−4
3、AL−44、AL−41E、AL−42E、AL−
M41、AL−M42、AL−M43、AL−M44、
AL−S43、AM−21、AM−22、AM−25、
AM−27(住友化学社製)、酸化アルミニウムC(日
本アエロジル社製)などを、二酸化チタン微粒子では二
酸化チタンT805、P25(日本アエロジル社製)な
どを挙げることができる。これらは、単独で用いてもよ
いし、2種以上組み合わせて用いてもよい。
しては、例えば、シリカ微粒子では、ミズカシルP−5
26、P−801、P−527、P−603、P83
2、P−73、P−78A、P−78F、P−87、P
−705、P−707、P−707D(水沢化学社
製)、Nipsil E200、E220、SS−10
F、SS−15、SS−50(日本シリカ工業社製)、
SYLYSIA730、310(富士シリシア化学社
製)など、炭酸カルシウム微粒子では、Brillia
nt−15、Brilliant−S15、Unibu
r−70、PZ、PX、ツネックスE、Vigot−1
0、Vigoto−15、Unifant−15FR、
Brilliant−1500、ホモカルD、ゲルトン
50(白石工業社製)などを、スルホ・アルミン酸カル
シウム微粒子では、サチンホワイトSW、SW−B、S
W−BL((白石工業社製)などを、アルミナ微粒子で
は、AL−41G、AL−41、AL−42、AL−4
3、AL−44、AL−41E、AL−42E、AL−
M41、AL−M42、AL−M43、AL−M44、
AL−S43、AM−21、AM−22、AM−25、
AM−27(住友化学社製)、酸化アルミニウムC(日
本アエロジル社製)などを、二酸化チタン微粒子では二
酸化チタンT805、P25(日本アエロジル社製)な
どを挙げることができる。これらは、単独で用いてもよ
いし、2種以上組み合わせて用いてもよい。
【0017】本発明で用いる微細粒子の配合量は特に限
定されるものではないが、好ましくは、グリコール系溶
剤を主成分として含むビヒクル100質量部に対して、
微細粒子を3〜70質量部、より好ましくは10〜60
質量部配合することが望ましい。3質量部未満では接着
性を改善できない恐れがあり、70質量部を超えると粘
度が高くなり印刷インク適性が低下する恐れがあるの
で、いずれも好ましくない。
定されるものではないが、好ましくは、グリコール系溶
剤を主成分として含むビヒクル100質量部に対して、
微細粒子を3〜70質量部、より好ましくは10〜60
質量部配合することが望ましい。3質量部未満では接着
性を改善できない恐れがあり、70質量部を超えると粘
度が高くなり印刷インク適性が低下する恐れがあるの
で、いずれも好ましくない。
【0018】本発明においては、必要に応じてさらにバ
インダー樹脂を配合したビヒクルを用いることができ
る。さらにバインダー樹脂を配合することにより、形成
された接着剤受容層が擦れに強くなり、擦られても微細
粒子が離脱したり、接着剤受容層が剥離しなくなるので
好ましい。
インダー樹脂を配合したビヒクルを用いることができ
る。さらにバインダー樹脂を配合することにより、形成
された接着剤受容層が擦れに強くなり、擦られても微細
粒子が離脱したり、接着剤受容層が剥離しなくなるので
好ましい。
【0019】本発明で用いるバインダー樹脂は、前記グ
リコール系溶剤とともに使用可能なものであれば特に限
定されない。具体的には、例えば、アルブミン、ゼラチ
ン、カゼイン、でんぷん、アラビアゴム、アルギン酸ソ
ーダなどの天然樹脂、カルボキシメチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロースなどのセルロース誘導体、ポ
リアミド、ポリアクリルアミド、ポリヒドロキシエチル
メタクリレート、ポリフェニルアセトアセタール、ポリ
エチレンイミン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピ
リジウムハライド、メラミン樹脂、ポリウレタン、ポリ
ビニルアルコールおよびその誘導体、ポリエステル、ポ
リアクリル酸ソーダ、アクリル酸エステル共重合体など
の合成樹脂、ジメチルアミン・エピクロルヒドリン重縮
合物、アクリルアミド・ジアリルアミン共重合物、ポリ
ビニルアミン共重合物、ジシアンジアミド、ジメチル・
ジアリル・アンモニウムクロライドを主成分とする化合
物あるいはこれらの2種以上の混合物などのカチオン性
樹脂、その他、電子線硬化型インク、紫外線硬化型イン
ク、スルホン酸基、カルボキシル基、硫酸エステル基、
燐酸エステル基などのアニオン性基を有する例えばロジ
ン変成マレイン酸などのアニオン性樹脂などを挙げるこ
とができる。
リコール系溶剤とともに使用可能なものであれば特に限
定されない。具体的には、例えば、アルブミン、ゼラチ
ン、カゼイン、でんぷん、アラビアゴム、アルギン酸ソ
ーダなどの天然樹脂、カルボキシメチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロースなどのセルロース誘導体、ポ
リアミド、ポリアクリルアミド、ポリヒドロキシエチル
メタクリレート、ポリフェニルアセトアセタール、ポリ
エチレンイミン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピ
リジウムハライド、メラミン樹脂、ポリウレタン、ポリ
ビニルアルコールおよびその誘導体、ポリエステル、ポ
リアクリル酸ソーダ、アクリル酸エステル共重合体など
の合成樹脂、ジメチルアミン・エピクロルヒドリン重縮
合物、アクリルアミド・ジアリルアミン共重合物、ポリ
ビニルアミン共重合物、ジシアンジアミド、ジメチル・
ジアリル・アンモニウムクロライドを主成分とする化合
物あるいはこれらの2種以上の混合物などのカチオン性
樹脂、その他、電子線硬化型インク、紫外線硬化型イン
ク、スルホン酸基、カルボキシル基、硫酸エステル基、
燐酸エステル基などのアニオン性基を有する例えばロジ
ン変成マレイン酸などのアニオン性樹脂などを挙げるこ
とができる。
【0020】本発明の接着剤受容層形成用インクには、
必要に応じ公知の添加剤を添加することができる。添加
剤としては、例えば、粘度調整剤、老化防止剤、pH調
節剤、消泡剤、各種安定剤、着色剤などを挙げることが
できる。本発明の接着剤受容層形成用インクは、例えば
上記の成分をホモジナイザーなどの攪拌機で均一に混合
した後、3本ロールあるいはニーダーなどの混練機でさ
らに均一に分散することにより製造されるが、製法はこ
の方法に限定されるものではない。
必要に応じ公知の添加剤を添加することができる。添加
剤としては、例えば、粘度調整剤、老化防止剤、pH調
節剤、消泡剤、各種安定剤、着色剤などを挙げることが
できる。本発明の接着剤受容層形成用インクは、例えば
上記の成分をホモジナイザーなどの攪拌機で均一に混合
した後、3本ロールあるいはニーダーなどの混練機でさ
らに均一に分散することにより製造されるが、製法はこ
の方法に限定されるものではない。
【0021】本発明の接着剤受容層形成用インクは、グ
ラビアコーター、フレキソ、エアナイフコーター、バー
コーターなどの塗工手段により基材の少なくとも一方の
面の所定部に塗工し、接着剤受容層を有する接着シート
を形成することができる。したがって本発明において
は、特別な乾燥装置を必要としない。
ラビアコーター、フレキソ、エアナイフコーター、バー
コーターなどの塗工手段により基材の少なくとも一方の
面の所定部に塗工し、接着剤受容層を有する接着シート
を形成することができる。したがって本発明において
は、特別な乾燥装置を必要としない。
【0022】本発明で用いる基材としては、上質紙、コ
ート紙、アート紙など、通常の紙の他に、合成紙、ある
いはポリエチレン、透明性を有するポリエチレンテレフ
タレート、ポリプロピレン、塩化ビニルなどの合成フィ
ルムを用いることもできる。これらの合成フィルムを用
いる場合には基材の表面をマット処理、コロナ処理など
の表面処理を施すのが好ましい。また、基材面への塗工
量は、特に限定されないが、例えば0.5〜30g/m
2 、好ましくは1.5〜20g/m2 、さらに好ましく
は3〜10g/m2 とする。
ート紙、アート紙など、通常の紙の他に、合成紙、ある
いはポリエチレン、透明性を有するポリエチレンテレフ
タレート、ポリプロピレン、塩化ビニルなどの合成フィ
ルムを用いることもできる。これらの合成フィルムを用
いる場合には基材の表面をマット処理、コロナ処理など
の表面処理を施すのが好ましい。また、基材面への塗工
量は、特に限定されないが、例えば0.5〜30g/m
2 、好ましくは1.5〜20g/m2 、さらに好ましく
は3〜10g/m2 とする。
【0023】本発明において用いる接着剤は特に限定さ
れるものではなく、具体的には、例えば、ホットメルト
型接着剤、粘着剤、熱可塑性樹脂接着剤あるいは熱硬化
性樹脂接着剤あるいは紫外線、電子線などにより硬化す
る接着剤、天然ゴム系接着剤、合成ゴム系接着剤など、
あるいはこれらの組み合わせからなる接着剤などを挙げ
ることができる。粘着剤としては天然ゴムや合成ゴムに
粘着付与剤(ロジンおよびロジン誘導体、ポリテルベン
樹脂、テルペンフェノール樹脂、石油樹脂)、軟化剤
(液状ポリブテン、鉱油、液状ポリイソブチレン、液状
ポリアクリル酸エステル)、老化防止剤などの公知の添
加剤を混合したゴム系、ガラス転移温度の異なる複数の
アクリル酸エステルと他種官能性単量体とを共重合した
アクリル系、シリコーンゴムと樹脂からなるシリコーン
系、ポリエーテルやポリウレタン系粘着剤などは好まし
く使用できる。これらの接着剤や粘着剤は、溶液に溶か
した溶液型のほか、水系エマルジョン型、加熱溶融塗布
後冷却で固化するホットメルト型、液状オリゴマーや単
量体などを塗布後、加熱や紫外線、電子線などの放射線
の照射により硬化するものなどがあるが、いずれも使用
できる。
れるものではなく、具体的には、例えば、ホットメルト
型接着剤、粘着剤、熱可塑性樹脂接着剤あるいは熱硬化
性樹脂接着剤あるいは紫外線、電子線などにより硬化す
る接着剤、天然ゴム系接着剤、合成ゴム系接着剤など、
あるいはこれらの組み合わせからなる接着剤などを挙げ
ることができる。粘着剤としては天然ゴムや合成ゴムに
粘着付与剤(ロジンおよびロジン誘導体、ポリテルベン
樹脂、テルペンフェノール樹脂、石油樹脂)、軟化剤
(液状ポリブテン、鉱油、液状ポリイソブチレン、液状
ポリアクリル酸エステル)、老化防止剤などの公知の添
加剤を混合したゴム系、ガラス転移温度の異なる複数の
アクリル酸エステルと他種官能性単量体とを共重合した
アクリル系、シリコーンゴムと樹脂からなるシリコーン
系、ポリエーテルやポリウレタン系粘着剤などは好まし
く使用できる。これらの接着剤や粘着剤は、溶液に溶か
した溶液型のほか、水系エマルジョン型、加熱溶融塗布
後冷却で固化するホットメルト型、液状オリゴマーや単
量体などを塗布後、加熱や紫外線、電子線などの放射線
の照射により硬化するものなどがあるが、いずれも使用
できる。
【0024】本発明で用いる接着剤に、必要に応じて、
シリカ、アルミナ、ガラス、タルク、各種ゴムなどの絶
縁性粉末、あるいは離型剤、表面処理剤、充填剤、顔
料、染料などの公知の添加剤を添加したりすることがで
きる。
シリカ、アルミナ、ガラス、タルク、各種ゴムなどの絶
縁性粉末、あるいは離型剤、表面処理剤、充填剤、顔
料、染料などの公知の添加剤を添加したりすることがで
きる。
【0025】図1(a)〜(g)は、本発明の接着シー
トを封筒加工システムに適用して封筒を製造する工程を
説明する説明図である。先ず図1(a)などに示すよう
に、上面の所定の箇所および下面の所定の箇所に本発明
の接着剤受容層形成用インクを用いて形成された接着剤
受容層4a、4bを有してなる基材1の上面の接着剤受
容層4a上の所定の箇所にホットメルト型接着剤2aを
設けた基材1を搬送方向に移送し、基材1の両端部の所
定の箇所を折り曲げ(b)、基材1に設けたホットメル
ト型接着剤2aの間に封入物3を載置した後(c)、基
材1の一方の端部を折り曲げてホットメルト型接着剤2
aにより接着し(d)、折り曲げた一方の端部の接着剤
受容層4b上の所定の箇所に所定の箇所にホットメルト
型接着剤2bを塗布した後(e)、他方の端部を折り曲
げてホットメルト型接着剤2bにより接着し(f)、所
定の箇所で切り放して封筒1A(例えば、ダイレクトメ
ールなど)を得ることができる。基材1が従来問題のあ
った上質紙であっても接着剤受容層を形成し、その上に
ホットメルト型接着剤を適用すれば高い接着力が得ら
れ、封筒1Aの使用中に接着界面で剥離する問題がな
い。
トを封筒加工システムに適用して封筒を製造する工程を
説明する説明図である。先ず図1(a)などに示すよう
に、上面の所定の箇所および下面の所定の箇所に本発明
の接着剤受容層形成用インクを用いて形成された接着剤
受容層4a、4bを有してなる基材1の上面の接着剤受
容層4a上の所定の箇所にホットメルト型接着剤2aを
設けた基材1を搬送方向に移送し、基材1の両端部の所
定の箇所を折り曲げ(b)、基材1に設けたホットメル
ト型接着剤2aの間に封入物3を載置した後(c)、基
材1の一方の端部を折り曲げてホットメルト型接着剤2
aにより接着し(d)、折り曲げた一方の端部の接着剤
受容層4b上の所定の箇所に所定の箇所にホットメルト
型接着剤2bを塗布した後(e)、他方の端部を折り曲
げてホットメルト型接着剤2bにより接着し(f)、所
定の箇所で切り放して封筒1A(例えば、ダイレクトメ
ールなど)を得ることができる。基材1が従来問題のあ
った上質紙であっても接着剤受容層を形成し、その上に
ホットメルト型接着剤を適用すれば高い接着力が得ら
れ、封筒1Aの使用中に接着界面で剥離する問題がな
い。
【0026】なお、上記実施形態の説明は、本発明を説
明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発
明を限定し、或は範囲を減縮するものではない。又、本
発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範
囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。例
えば上記実施形態においては、基材1の上面の所定の箇
所および基材1の下面の所定の箇所に本発明の接着剤受
容層形成用インクを用いて接着剤受容層4a、4bを形
成したが、接着剤受容層4a、4bを形成する箇所はこ
れに限定されず、基材1の上面の全面に接着剤受容層4
aを形成したり、基材1の下面の全面に接着剤受容層4
bを形成したりしてもよく、あるいはこれらを組み合わ
せた状態にしてもよい。また、ホットメルト型接着剤2
a、2bは接着剤受容層4a、4bを形成した後、その
上に適用して予め形成しておくこともできる。
明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発
明を限定し、或は範囲を減縮するものではない。又、本
発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範
囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。例
えば上記実施形態においては、基材1の上面の所定の箇
所および基材1の下面の所定の箇所に本発明の接着剤受
容層形成用インクを用いて接着剤受容層4a、4bを形
成したが、接着剤受容層4a、4bを形成する箇所はこ
れに限定されず、基材1の上面の全面に接着剤受容層4
aを形成したり、基材1の下面の全面に接着剤受容層4
bを形成したりしてもよく、あるいはこれらを組み合わ
せた状態にしてもよい。また、ホットメルト型接着剤2
a、2bは接着剤受容層4a、4bを形成した後、その
上に適用して予め形成しておくこともできる。
【0027】
【実施例】以下実施例および比較例により本発明を更に
詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に何ら制約さ
れるものではない。 (実施例1)プロピレングリコール95質量部にロジン
変性マレイン酸〈商品名:テスポール1154(日立化
成ポリマー社製)〉5質量部を溶解させる。得られたビ
ヒクル液100質量部に微細粒子としてシリカ微粒子
〈商品名:Nipsil E−200(日本シリカ工業
社製)〉15質量部を混練する。これに印刷適性向上を
目的としてグリセリン5質量部を加えて三本ロールミル
を使用して、本発明の接着剤受容層形成用インクを調製
した。得られた本発明の接着剤受容層形成用インクを樹
脂凸版を使用して90Kg連量のフォーム上質紙[商品
名:Npiフォーム、日本製紙社製]上に2g/m2に
なるようにオフセット印刷を行って接着剤受容層を有す
る本発明の接着シートを作った。得られた本発明の接着
シートについて下記の評価方法により接着性の評価を行
った。評価結果を表1に示す。
詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に何ら制約さ
れるものではない。 (実施例1)プロピレングリコール95質量部にロジン
変性マレイン酸〈商品名:テスポール1154(日立化
成ポリマー社製)〉5質量部を溶解させる。得られたビ
ヒクル液100質量部に微細粒子としてシリカ微粒子
〈商品名:Nipsil E−200(日本シリカ工業
社製)〉15質量部を混練する。これに印刷適性向上を
目的としてグリセリン5質量部を加えて三本ロールミル
を使用して、本発明の接着剤受容層形成用インクを調製
した。得られた本発明の接着剤受容層形成用インクを樹
脂凸版を使用して90Kg連量のフォーム上質紙[商品
名:Npiフォーム、日本製紙社製]上に2g/m2に
なるようにオフセット印刷を行って接着剤受容層を有す
る本発明の接着シートを作った。得られた本発明の接着
シートについて下記の評価方法により接着性の評価を行
った。評価結果を表1に示す。
【0028】(評価方法)180℃程度に加熱し、流動
性のあるホットメルト型接着剤を本発明の接着シートの
接着剤受容層上に約30μl(一滴)のせる。5秒放置
後に、別に用意した接着剤受容層を有する本発明の接着
シートを両接着剤受容層同士がホットメルト型接着剤を
介して重なるようにのせる。巾20mm(質量50g)
のローラーで軽く押さえて評価サンプルを得る。このサ
ンプルを室温で1時間放置する。放置後評価サンプルを
180°方向に剥離して接着力を評価する。同様の試験
を5回行って下記の評価基準により判定する。 評価基準:基材と接着剤との界面での剥離回数が0〜1
回で、基材剥け状態になった回数が5〜4回の場合:○
(接着力が高く非常に優れている)、基材剥け状態にな
った回数が3〜2回の場合:△(接着力があり実用性が
ある状態)、基材と接着剤との界面での剥離回数が5〜
4回で、基材剥け状態になった回数が0〜1回の場合:
×(接着力が低く実用性がない)。
性のあるホットメルト型接着剤を本発明の接着シートの
接着剤受容層上に約30μl(一滴)のせる。5秒放置
後に、別に用意した接着剤受容層を有する本発明の接着
シートを両接着剤受容層同士がホットメルト型接着剤を
介して重なるようにのせる。巾20mm(質量50g)
のローラーで軽く押さえて評価サンプルを得る。このサ
ンプルを室温で1時間放置する。放置後評価サンプルを
180°方向に剥離して接着力を評価する。同様の試験
を5回行って下記の評価基準により判定する。 評価基準:基材と接着剤との界面での剥離回数が0〜1
回で、基材剥け状態になった回数が5〜4回の場合:○
(接着力が高く非常に優れている)、基材剥け状態にな
った回数が3〜2回の場合:△(接着力があり実用性が
ある状態)、基材と接着剤との界面での剥離回数が5〜
4回で、基材剥け状態になった回数が0〜1回の場合:
×(接着力が低く実用性がない)。
【0029】(実施例2)実施例1で使用したシリカ微
粒子を炭酸カルシウム微粒子〈商品名:ブリリアント−
15(白石カルシウム社製)〉に変更した以外は実施例
1と同様にして、本発明の接着剤受容層形成用インクを
調製した後、同様にして接着剤受容層を有する本発明の
接着シートを作り、接着性の評価を行った。評価結果を
表1に示す。
粒子を炭酸カルシウム微粒子〈商品名:ブリリアント−
15(白石カルシウム社製)〉に変更した以外は実施例
1と同様にして、本発明の接着剤受容層形成用インクを
調製した後、同様にして接着剤受容層を有する本発明の
接着シートを作り、接着性の評価を行った。評価結果を
表1に示す。
【0030】(実施例3)実施例1で使用したシリカ微
粒子をアルミナ微粒子〈商品名:酸化アルミニウムC
(日本アエロジル社製)〉に変更した以外は実施例1と
同様にして、本発明の接着剤受容層形成用インクを調製
した後、同様にして接着剤受容層を有する本発明の接着
シートを作り、接着性の評価を行った。評価結果を表1
に示す。
粒子をアルミナ微粒子〈商品名:酸化アルミニウムC
(日本アエロジル社製)〉に変更した以外は実施例1と
同様にして、本発明の接着剤受容層形成用インクを調製
した後、同様にして接着剤受容層を有する本発明の接着
シートを作り、接着性の評価を行った。評価結果を表1
に示す。
【0031】(実施例4)実施例1で使用したプロピレ
ングリコールをエチレングリコールに変更した以外は実
施例1と同様にして、本発明の接着剤受容層形成用イン
クを調製した後、同様にして接着剤受容層を有する本発
明の接着シートを作り、接着性の評価を行った。評価結
果を表1に示す。
ングリコールをエチレングリコールに変更した以外は実
施例1と同様にして、本発明の接着剤受容層形成用イン
クを調製した後、同様にして接着剤受容層を有する本発
明の接着シートを作り、接着性の評価を行った。評価結
果を表1に示す。
【0032】(実施例5)実施例1で使用したシリカ微
粒子を10質量部に変更し、さらに炭酸カルシウム微粒
子[商品名:ソフトン3200(備北粉化工業社製)]
7質量部を加えた以外は実施例1と同様にして、本発明
の接着剤受容層形成用インクを調製した後、同様にして
接着剤受容層を有する本発明の接着シートを作り、接着
性の評価を行った。評価結果を表1に示す。
粒子を10質量部に変更し、さらに炭酸カルシウム微粒
子[商品名:ソフトン3200(備北粉化工業社製)]
7質量部を加えた以外は実施例1と同様にして、本発明
の接着剤受容層形成用インクを調製した後、同様にして
接着剤受容層を有する本発明の接着シートを作り、接着
性の評価を行った。評価結果を表1に示す。
【0033】(実施例6)実施例1で使用したシリカ微
粒子を8質量部に変更した以外は実施例1と同様にし
て、本発明の接着剤受容層形成用インクを調製した後、
同様にして接着剤受容層を有する本発明の接着シートを
作り、接着性の評価を行った。評価結果を表1に示す。
粒子を8質量部に変更した以外は実施例1と同様にし
て、本発明の接着剤受容層形成用インクを調製した後、
同様にして接着剤受容層を有する本発明の接着シートを
作り、接着性の評価を行った。評価結果を表1に示す。
【0034】(比較例1)フォーム上質紙上に接着剤受
容層を設けなかった以外は実施例1と同様にして比較の
接着シートを作り、接着性の評価を行った。評価結果を
表1に示す。
容層を設けなかった以外は実施例1と同様にして比較の
接着シートを作り、接着性の評価を行った。評価結果を
表1に示す。
【0035】(比較例2)実施例1で使用したシリカ微
粒子を使用しなかった以外は実施例1と同様にして、比
較の接着剤受容層形成用インクを調製した後、同様にし
て接着剤受容層を有する比較の接着シートを作り、接着
性の評価を行った。評価結果を表1に示す。
粒子を使用しなかった以外は実施例1と同様にして、比
較の接着剤受容層形成用インクを調製した後、同様にし
て接着剤受容層を有する比較の接着シートを作り、接着
性の評価を行った。評価結果を表1に示す。
【0036】(比較例3)ロジン変性フェノール樹脂ワ
ニス80質量部とアマニ油ワニス13質量部を混合し、
木ロウ(バルチミン酸グリセリド)7質量部とドライヤ
ー3質量部を混合した。得られたワニスにシリカ微粒子
〈商品名:Nipsil E−200(日本シリカ社
製)〉13質量部を加えて三本ロールミルを使用して、
比較のための接着剤受容層形成用インクを調製した。得
られたインクを樹脂凸版を使用して90Kg連量のフォ
ーム上質紙[商品名:Npiフォーム、日本製紙社製]
上に2g/m2 になるようにオフセット印刷を行い比較
のための接着シートを作った。実施例1と同様にして接
着性の評価を行った。評価結果を表1に示す。
ニス80質量部とアマニ油ワニス13質量部を混合し、
木ロウ(バルチミン酸グリセリド)7質量部とドライヤ
ー3質量部を混合した。得られたワニスにシリカ微粒子
〈商品名:Nipsil E−200(日本シリカ社
製)〉13質量部を加えて三本ロールミルを使用して、
比較のための接着剤受容層形成用インクを調製した。得
られたインクを樹脂凸版を使用して90Kg連量のフォ
ーム上質紙[商品名:Npiフォーム、日本製紙社製]
上に2g/m2 になるようにオフセット印刷を行い比較
のための接着シートを作った。実施例1と同様にして接
着性の評価を行った。評価結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】実施例1〜6の接着剤受容層形成用インク
は、印刷インク適性に優れる上、表1から、接着性に優
れていることが判る。それに対してフォーム上質紙上に
接着剤受容層を設けなかった比較例1の場合や、比較例
2および比較例3の接着剤受容層形成用インクを用いた
場合は、接着性に劣る。
は、印刷インク適性に優れる上、表1から、接着性に優
れていることが判る。それに対してフォーム上質紙上に
接着剤受容層を設けなかった比較例1の場合や、比較例
2および比較例3の接着剤受容層形成用インクを用いた
場合は、接着性に劣る。
【0039】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の接着剤受容層形
成用インクは、従来の諸問題を解決し、特定のグリコー
ル系溶剤を主成分として含むビヒクルに対して、微細粒
子を配合したため、特別な乾燥装置が必要でなくなり、
そして基材に形成された接着剤受容層と接着剤との接着
性に優れ、高い接着力が得られるので、製品の使用中に
接着界面で剥離する問題がなくなり、さらに、印刷イン
ク適性に優れるため基材の必要な所定の箇所に容易に接
着剤受容層を形成できるのでコストダウンを計ることが
できるという顕著な効果を奏する。
成用インクは、従来の諸問題を解決し、特定のグリコー
ル系溶剤を主成分として含むビヒクルに対して、微細粒
子を配合したため、特別な乾燥装置が必要でなくなり、
そして基材に形成された接着剤受容層と接着剤との接着
性に優れ、高い接着力が得られるので、製品の使用中に
接着界面で剥離する問題がなくなり、さらに、印刷イン
ク適性に優れるため基材の必要な所定の箇所に容易に接
着剤受容層を形成できるのでコストダウンを計ることが
できるという顕著な効果を奏する。
【0040】本発明の請求項2記載の接着剤受容層形成
用インクは、請求項1記載の接着剤受容層形成用インク
において、さらにバインダー樹脂を配合したビヒクルを
用いたので、請求項1記載の接着剤受容層形成用インク
と同じ効果を奏する上、基材に形成された接着剤受容層
が擦れに強くなり、擦られても微細粒子が離脱したり、
接着剤受容層が剥離しなくなるというさらなる顕著な効
果を奏する。
用インクは、請求項1記載の接着剤受容層形成用インク
において、さらにバインダー樹脂を配合したビヒクルを
用いたので、請求項1記載の接着剤受容層形成用インク
と同じ効果を奏する上、基材に形成された接着剤受容層
が擦れに強くなり、擦られても微細粒子が離脱したり、
接着剤受容層が剥離しなくなるというさらなる顕著な効
果を奏する。
【0041】本発明の請求項3記載の接着シートは、基
材の少なくとも一方の面の所定部に請求項1あるいは請
求項2記載の接着剤受容層形成用インクを用いて形成さ
れた接着剤受容層を有してなるので、構成が簡単であっ
て、安価であり、アート紙やコート紙といった塗工紙、
合成紙、プラスチックシートなどの基材は勿論のこと、
上質紙などの紙基材を用いても接着剤との良好な接着力
が得られ、製品の使用中に接着界面で剥離する問題がな
いという顕著な効果を奏する。
材の少なくとも一方の面の所定部に請求項1あるいは請
求項2記載の接着剤受容層形成用インクを用いて形成さ
れた接着剤受容層を有してなるので、構成が簡単であっ
て、安価であり、アート紙やコート紙といった塗工紙、
合成紙、プラスチックシートなどの基材は勿論のこと、
上質紙などの紙基材を用いても接着剤との良好な接着力
が得られ、製品の使用中に接着界面で剥離する問題がな
いという顕著な効果を奏する。
【0042】本発明の請求項4記載の接着シートは、請
求項3記載の接着シートにおいて、前記接着剤受容層の
上にさらに接着剤層を有してなるので、請求項3記載の
接着シートと同じ効果を奏する上、接着剤受容層と接着
剤との確実で良好な接着力が得られるというさらなる顕
著な効果を奏する。
求項3記載の接着シートにおいて、前記接着剤受容層の
上にさらに接着剤層を有してなるので、請求項3記載の
接着シートと同じ効果を奏する上、接着剤受容層と接着
剤との確実で良好な接着力が得られるというさらなる顕
著な効果を奏する。
【0043】本発明の請求項5記載の接着シートは、請
求項3あるいは請求項4記載の接着シートにおいて、接
着剤がホットメルト型接着剤であるので、請求項3ある
いは請求項4記載の接着シートと同じ効果を奏する上、
従来のホットメルト型接着剤を使用する工程に容易に適
用でき、例えば封筒加工システムを変更せずにそのまま
適用して接着性に優れた封筒を容易に低コストで製造で
きるというさらなる顕著な効果を奏する。
求項3あるいは請求項4記載の接着シートにおいて、接
着剤がホットメルト型接着剤であるので、請求項3ある
いは請求項4記載の接着シートと同じ効果を奏する上、
従来のホットメルト型接着剤を使用する工程に容易に適
用でき、例えば封筒加工システムを変更せずにそのまま
適用して接着性に優れた封筒を容易に低コストで製造で
きるというさらなる顕著な効果を奏する。
【図1】(a)〜(g)は、本発明の接着シートを封筒
加工システムに適用して封筒を製造する工程を説明する
説明図である。
加工システムに適用して封筒を製造する工程を説明する
説明図である。
1 基材
1A 封筒
2a、2b ホットメルト型接着剤
3 封入物
4a、4b 接着剤受容層
フロントページの続き
Fターム(参考) 4J004 AA02 AA04 AA05 AA10 AA11
AA14 AA17 AB01 AB03 AB06
AB07 CA02 CA04 CA05 CA06
CB02 CC03 CD07 CD08 FA01
FA08
4J038 BA021 BA091 BA121 BA181
BA231 CG001 CG141 DA161
DG001 DH001 HA206 HA446
JA20 KA06 MA02 NA01 PB11
4J040 CA001 CA011 DF001 EE001
EF001 EK031 JA01 JA03
JB02 JB09 KA26 KA29 KA42
MB03 NA21 PA02 PA03 PA32
Claims (5)
- 【請求項1】 沸点100℃以上のグリコール系溶剤を
主成分として含むビヒクルに対して微細粒子を配合した
ことを特徴とする接着剤受容層形成用インク。 - 【請求項2】 さらにバインダー樹脂を配合したビヒク
ルを用いることを特徴とする請求項1記載の接着剤受容
層形成用インク。 - 【請求項3】 基材の少なくとも一方の面の所定部に請
求項1あるいは請求項2記載の接着剤受容層形成用イン
クを用いて形成された接着剤受容層を有してなることを
特徴とする接着シート。 - 【請求項4】 前記接着剤受容層の上にさらに接着剤層
を有してなることを特徴とする請求項3記載の接着シー
ト。 - 【請求項5】 接着剤がホットメルト型接着剤であるこ
とを特徴とする請求項3あるいは請求項4記載の接着シ
ート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002051884A JP2003253210A (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | 接着剤受容層形成用インクおよびそれを用いた接着シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002051884A JP2003253210A (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | 接着剤受容層形成用インクおよびそれを用いた接着シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003253210A true JP2003253210A (ja) | 2003-09-10 |
Family
ID=28663742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002051884A Pending JP2003253210A (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | 接着剤受容層形成用インクおよびそれを用いた接着シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003253210A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1894979A1 (de) * | 2006-08-31 | 2008-03-05 | Sika Technology AG | VOC-arme oder VOC-freie Haftvermittlerzusammensetzung |
| WO2018012453A1 (ja) * | 2016-07-14 | 2018-01-18 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | ラミネート用グラビアインキ、印刷物、および積層体 |
-
2002
- 2002-02-27 JP JP2002051884A patent/JP2003253210A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1894979A1 (de) * | 2006-08-31 | 2008-03-05 | Sika Technology AG | VOC-arme oder VOC-freie Haftvermittlerzusammensetzung |
| WO2008025845A1 (de) * | 2006-08-31 | 2008-03-06 | Sika Technology Ag | Voc-arme oder voc-freie haftvermittlerzusammensetzung |
| US8383240B2 (en) | 2006-08-31 | 2013-02-26 | Sika Technology Ag | Adhesion promoter composition with a low content of VOC or free of the same |
| WO2018012453A1 (ja) * | 2016-07-14 | 2018-01-18 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | ラミネート用グラビアインキ、印刷物、および積層体 |
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