JP2003131627A - 画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
伝送される基盤上の複数の伝送路に独特の配置関係を与
えることにより、更にEMIを低減する画像表示装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】 差分変調回路から出力される差分デジタ
ルデータを入力し、保持しているデータを加算してデジ
タル画像データ生成しアナログ画像データに変換して画
像を表示する画像表示装置であって、その差分デジタル
データは、差分の符号を表す少なくとも1ビットの符号
データと、差分の絶対値を表す複数ビットの差分絶対値
データと、を有し、これらデータは、差分デジタルデー
タを構成するそれぞれのビットに対応する複数の伝送線
であって、差分絶対値データのビット順とは異なる順番
に並列された複数の伝送線を介して伝送される画像表示
装置を提供する。
Description
し、特に、デジタルデータの伝送に伴って発生するEM
I(electro-magnetic interference:電磁波妨害)を
従来よりも低減できる画像表示装置に関する。
play:LCD)やLEDディスプレイ、プラズマディス
プレイ(plasma display panel:PDP)、電界効果型
表示装置(field emission display:FED)、EL
(electroluminescent)ディスプレイなどの画像表示装
置は、マトリックス状に配置された画素と、これら画素
に画像信号を供給するための信号線駆動回路と、この信
号線駆動回路に画像データを伝送するための回路基盤と
を備えている。デジタル化された画像データはこの回路
基盤上を伝送されて、信号線駆動回路に入力される。
タル画像データは、赤(R)、緑(G)、青(B)など
の色要素に対応する各画素に供給されるデータであり、
これらのデータはパラレルに伝送される。すなわち、各
色要素の階調が8ビットであれば、8ビット×3=24
ビットのデジタル画像データが伝送される。
が進められ、それに伴って、上述のような画像表示装置
の回路基盤上の伝送路を伝送される画像データの周波数
も非常に高くなってきている。このように周波数の高い
デジタルデータが伝送される場合、「EMI」と呼ばれ
る電磁ノイズが生ずる場合があり、EMIを低減する必
要が高まってきている。
LVDS(Low Voltage Differential Signaling)やT
MDS(Transition Minimized Differential Signalin
g)といった方法が提案されている。
ステムの全体構成を例示する概念図である。
したように「グラフィックコントローラ」と呼ばれる画
像データ出力部110にLVDS(あるいはTMDS)
の変調回路120を設け、一方、液晶表示装置100B
の側においては、信号線の回路基盤上のゲートアレイ1
40の手前にLVDS(あるいはTMDS)の復調回路
130を設ける。変調回路120によってデジタル信号
は差動的な信号に変調される。従って、変調回路120
から復調回路130までの区間において、画像データの
伝送によるEMIを低減することができる。
した構成の場合、復調回路130からゲートアレイ14
0までの区間と、ゲートアレイ140から信号線駆動回
路150までの区間は、パラレルのデジタル画像データ
が伝送されるため、EMIの発生が生ずる場合がある。
復調回路130からゲートアレイ140までの区間は、
伝送距離が極めて短いためにEMIを無視しうるレベル
とすることは容易であるが、ゲートアレイ140から信
号線駆動回路150までの区間は、伝送距離が長く、E
MIの発生を解消することは困難である。
路130を信号線駆動回路150の内部に付加する方法
も考えられるが、これらの復調回路は回路規模が比較的
大きく、信号線駆動回路の回路構成を大幅に変更する必
要があり、これも実現が困難である。
EMIを低減する伝送方式の一つとして「垂直差分伝送
方式」(特開2000−20031号に開示)がある。
この方式は、一般的に画像の垂直方向の相関が高いとい
う性質を利用した方式であり、nライン目の画像データ
は、nライン目と(n−1)ライン目の画像データの差
分データとして伝送される。nライン目の画像データと
(n−1)ライン目の画像データは相関が高く、すなわ
ち差分が小さいため、データの遷移が大幅に減少し、そ
のためEMIが低減する。この垂直差分方式では、復調
回路をラインメモリーと加算器だけで構成することがで
きる。従って、信号線駆動回路150の構成を非常に小
規模に変更するのみで、ゲートアレイ140から信号線
駆動回路150までの区間のEMIを低減することが可
能となる。
採用すれば、比較的小規模の回路付加によって、信号線
駆動回路に入力される伝送路におけるEMIを低減する
ことが可能である。
に対応するために伝送周波数を高周波数化した場合、更
なるEMIの低減が必要とされる。
であり、その目的は、垂直差分方式におけるデジタル画
像データが伝送される基盤上の複数の伝送路に独特の配
置関係を与えることにより、更にEMIを低減する画像
表示装置を提供することにある。また、上記基盤上の伝
送路の配置に基づき、比較的小規模の回路付加により更
にEMIを低減する画像表示装置を提供することも目的
とする。
め、本発明の画像表示装置は、デジタル画像データを入
力し、保持しているデータに対する差分を差分デジタル
データとして出力する差分変調回路と、前記差分変調回
路から出力される前記差分デジタルデータを伝送する伝
送路と、前記伝送路を介して前記差分デジタルデータを
入力し、保持しているデータを加算してデジタル画像デ
ータを出力する差分復調回路と、前記差分復調回路から
出力された前記デジタル画像データをアナログ画像デー
タに変換する変換回路と、変換回路から出力された前記
アナログ画像データを入力して画像を表示する画像表示
部と、を備え、前記差分デジタルデータは、前記差分の
符号を表す少なくとも1ビットの符号データと、前記差
分の絶対値を表す複数ビットの差分絶対値データと、を
有し、前記伝送路は、前記差分デジタルデータを構成す
るそれぞれのビットに対応する複数の伝送線であって、
前記差分絶対値データのビット順とは異なる順番に並列
された複数の伝送線を有することを特徴とする。
る伝送線同士が隣接することによるEMIの発生を抑制
することができる。
と、前記差分絶対値データのうちの最下位ビットのデー
タを伝送する伝送線と、の間に、前記差分絶対値データ
のうちの上位側のいずれかのビットのデータを伝送する
伝送線が設けられたものとすれば、高い周波数成分を有
する伝送線の間に低い周波数成分の伝送線を設けること
ができ、電磁波の干渉を抑制してEMIを低減できる。
は、データの総ビット数のうちの上位側半分を表す。例
えば、データが8ビットである場合は、「上位側」とは
最上位ビットから4ビット目までをいう。
は、データの総ビット数のうちの下位側半分を表す。例
えば、データが8ビットである場合は、「下位側」とは
5ビット目から最下位ビットまでをいう。
上位側のビットのデータを伝送する伝送線と、前記差分
絶対値データのうちの下位側のビットのデータを伝送す
る伝送線と、が交互に設けられたものとすれば、やは
り、高い周波数成分を有する伝送線の間に低い周波数成
分の伝送線を設けることができ、電磁波の干渉を抑制し
てEMIを低減できる。
値データのうちの上位側のいずれかのビットのデータが
所定の期間にわたり一定値であるか否かを判定する信号
判定部と、そのデータが所定の期間にわたり一定値であ
ると前記信号判定部が判定した場合は、そのデータを伝
送する伝送線に隣接する伝送線を伝送されるデータを反
転したデータをそのデータの伝送線に伝送するデータ反
転部と、を有し、前記差分復調回路は、伝送線に前記反
転したデータが伝送された場合には、そのデータを前記
一定値のデータに置き換える切り替えスイッチ部を有す
るものとすれば、反転信号を流すことにより電磁波の干
渉をキャンセルしてEMIの発生を解消することが可能
となる。
定の結果が、前記差分絶対値データのブランキング期間
にその伝送線を介して前記切り替えスイッチ部に伝送さ
れるものとすれば、判定信号を伝送するための専用の伝
送線を設ける必要がなくなり、コンパクトな構成が可能
となる。
あるいは1水平走査期間を分割した期間とすることがで
き、水平ブランキング期間またはさらに細かく分割した
期間に亘って反転信号の伝送が可能であるか否かの判断
をすることができる。
の実施の形態について詳細に説明する。 (第1の実施形態)まず、本発明の第1の実施の形態と
して、信号線駆動回路に垂直差分データを供給する複数
の伝送路が独特の配置関係を有する画像表示装置につい
て説明する。
像表示装置の一例として、本発明を液晶表示装置に適用
した具体例を挙げるが、本発明はこの具体例に限定され
るものではなく、その他の各種の方式の画像表示装置に
適用したものも包含する。
液晶表示装置の一部を表す概念図である。
信号VSは、液晶モジュールの信号線側回路基盤上のゲ
ートアレイ10に入力され、ゲートアレイ10の内部に
設けられた垂直差分処理変調回路により、デジタルの垂
直差分データに変調される。なお、図1においては、差
分デジタルデータが、1ビットの「符号ビット」と、4
ビットの「差分絶対値デジタルデータ」として伝送され
る場合を例示した。この差分デジタルデータは、水平ク
ロック信号、制御信号とともに、信号線駆動回路30に
入力される。
回路30への差分デジタルデータが伝送される伝送路2
0A〜20Gの配列の順番を見ると、以下の如くであ
る。
トから最下位ビットまでのビット順に配列されているの
ではなく、交互に配列されている。差分データの伝送路
をこのように配列することにより、EMIをさらに低減
することができる。この点に関しては、後に図4及び図
5を参照しつつ詳細に説明する。
いてさらに説明を進めると、信号線駆動回路30は、内
部に垂直差分処理復調回路を備えており、入力された差
分デジタルデータを画像データに復調する。復調された
画像データは、信号線駆動回路30内部のラッチ回路に
より制御信号CSに含まれる水平同期信号にラッチされ
た後、信号線駆動回路30内部のD/Aコンバータによ
りアナログの画像データとなり液晶パネル60に出力さ
れる。
タを備えており、シフトレジスタによって制御信号CS
に含まれる垂直同期信号がラッチされた後、垂直同期信
号とパルス幅が同等な走査線選択信号が、垂直クロック
信号VCに同期して順次シフトされていく。
された画素を有し、それぞれの画素に走査線選択信号の
電圧によって開閉するスイッチング素子(例えば、TF
T:Thin Film Transistor)が設けられている。走査線
選択信号に所定の電圧が印加されると、対応する走査線
に接続されたスイッチング素子が開き、信号線電圧が対
応する画素電極に印加され、液晶パネル60に画像が表
示される。
れた垂直差分処理変調回路の構成を例示する模式図であ
る。入力された画像データは、ラインメモリー10Aと
差分回路10Bに入力される。ラインメモリー10Aで
は、入力された画像データを一旦保持し、所定の期間遅
延させた後、差分回路10Bに保持した画像データ(以
下、「前画像データ」と称する)PVSを出力する。
Aにより1水平走査期間遅延させて前画像データPVS
を出力する。差分回路10Bでは、画像データVSと前
画像データPVSとの排他的論理和演算を行い差分デー
タDDを出力する。画像データVSがnビットで表され
ている場合、差分データDDにおいては符号ビットが1
ビット必要となるため、(n+1)ビットのデータとな
る。
られた垂直差分処理復調部の構成を例示する模式図であ
る。入力された差分データDDとラインメモリー30A
に保持された前画像データPVSは、加算回路30Bに
入力される。加算回路30Bでは、差分データDDと前
画像データPVSとの排他的論理和演算を行い、画像デ
ータVSを出力する。出力された画像データVSは、ラ
インメモリー30Aに入力されて1水平走査期間保持し
た後、前画像データPVSとして上記のように加算回路
30Bに入力される。
の画像データのヒストグラム及びその差分絶対値データ
のヒストグラムを表すグラフ図である。ここに例示した
画像データ及び差分絶対値データのヒストグラムは、X
GA(1024×768×3画素)サイズで、階調数は
8ビット(256階調)の場合である。
図(a)に表したように幅広い階調範囲に亘って分布を
有し、高い周波数成分が含まれていることが分かる。こ
れに対して、垂直差分処理を行うことにより得られる差
分絶対値データは、階調の高いデータは少なくなって0
に集中する分布を有するデータとなり、高い周波数成分
はほぼ消滅する。
差分絶対値データについて、赤緑青の8ビットのデータ
のビット変動回数をまとめた表である。また、図5
(c)は、画像データのビット変動回数に対する差分絶
対値データの割合をまとめた表である。ここで、「ビッ
ト変動回数」とは、画像データの8ビットのそれぞれの
ビットがL(0)からH(1)、もしくはH(1)から
L(0)に遷移する回数である。
うことにより、上位ビット側の画像データのビット変動
回数が小さくなる。また、その割合は、上位ビットにな
るほど大きくなる。すなわち、上位ビット側の差分絶対
値データの周波数は、画像データに比べ小さく、また下
位ビット側の差分絶対値データに比べても小さい。その
ため、ゲートアレイ10から信号線駆動回路30への差
分データの伝送路20を、図1に例示したように、ビッ
ト順に交互に並べると、高周波の信号が伝送される伝送
路の間に比較的低周波の信号が伝送される伝送路が配置
されることになり、従来と同様の伝送路間隔で、高周波
の信号が伝送される伝送路間の間隔を広げることが可能
となる。その結果として、高い周波数の信号同士が干渉
することにより発生するEMIを抑制することができ
る。
た場合の差分デジタルデータの伝送路を本発明に従って
配列した具体例を表す模式図である。
号ビットSB、伝送線20Bに差分絶対値データの最上
位ビットMSBを割り当て、以下、差分データの上位4
ビットMSB〜4Bの4本の伝送線と、下位4ビット5
B〜LSBの4本の伝送線とを交互に配列する。
数の信号が伝送される伝送線の間に比較的低い周波の信
号が伝送される伝送線が配置されることになり、従来と
同様の伝送線間隔で、高い周波の信号が伝送される伝送
路間の間隔を広げることが可能となる。また、入力され
る画像データの垂直相関が更に高い場合には、差分デー
タの上位ビットはほぼ0となり、その伝送線は、グラン
ド線とほぼ同様な状態となる。従って、シールド効果が
得られ、EMIの発生をさらに効果的に抑制できる。
較的EMI低減化効果の高い方法として、上位ビットと
下位ビットの全ての伝送線を交互に配列したが、この他
の配列方法として、差分デジタルデータの各ビットの伝
送路をビット数に対して昇順もしくは降順以外の配列で
配置しても、EMIを低減する効果が得られる。
の差分デジタルデータがビット数に対して昇順に配列さ
れている場合に対し、3ビット目の差分デジタルデータ
が伝送される伝送線と7ビット目の差分デジタルデータ
が伝送される伝送線を入れ替えて、図7(b)のように
配列してもよい。
に高周波の信号が伝送される最下位ビットの伝送線に隣
接して、同様に相対的に高周波の信号が伝送される7ビ
ット目の伝送線が配列されているが、図7(b)の配列
では、最下位ビットの伝送線に隣接して、少なくとも7
ビット目の差分デジタルデータよりも周波数が低い3ビ
ット目の伝送線が配列されることとなる。
7ビット目の伝送線に隣接して配列されている伝送線に
ついて見ても、図7(a)の配列に対して、図7(b)
の配列の方が、相対的に周波数が低い伝送線となる。
トの伝送線をビット数に対して昇順もしくは降順以外の
配列で配置することにより、EMI低減化効果を得るこ
とができる。
対的に高周波の信号が伝送される下位ビットの伝送線を
上位ビットの伝送線により挟むように配置してもよい。
伝送路を本発明に従って配列した他の具体例を表す模式
図である。
号ビットSBと最下位ビットLSBの伝送線が9本の伝
送線のうちの両端に振り分けられている。符号ビットS
Bは差分データのうちで一般的に最も遷移が多く、最も
高い周波数成分を有する。従って、このように最も高い
周波数成分を有する符号ビットSBと、その次に高い周
波数成分を有する最下位ビットLSBの伝送線の間隔を
離すことにより、これらの干渉によるEMIの発生をさ
らに効果的に抑制することができる。
の差分データ7Bが、9本の伝送線のうちの中央の伝送
線に割り当てられている。7ビット目の差分データは、
3番目に高い周波数成分を有する場合が多いので、これ
を符号ビットSB及び最下位ビットLSBから離すこと
により、EMIの発生をさらに効果的に抑制することと
ができる。
する信号の伝送線をできるだけ離して、それらの間に低
い周波数成分の伝送線を設ける配列を例示したものであ
る。
符号ビットSB、最下位ビットLSB及び7ビット目7
Bの伝送線の位置は、同図(a)の具体例と同様である
が、6ビット6B〜最上位ビットMSの配列が異なる。
つまり、最上位ビットMSBは符号ビットSBに隣接
し、2ビット目2Bは最下位ビットLSBに隣接して設
けられている。このようにすれば、最も低い周波数成分
を有する最上位ビットMSBを最も高い周波数成分を有
する符号ビットSBに隣接させ、また、2番目に低い周
波数成分を有する2ビット目2Bを2番目に高い周波数
成分を有する最下位ビットLSBに隣接させることがで
き、シールド効果を上げることができる。
ット目5Bは、符号ビットと7ビット目7Bとの間に設
けられ、6ビット目6Bは、最下位ビットLSBと7ビ
ット目7Bとの間に設けられている。
できるだけ離すとともに、これらにできだけ低い周波数
成分を有する伝送線を隣接させることにより、EMIを
さらに効果的に抑制することが可能となる。
ついて例示したが、本発明は、8ビット以外の画像デー
タを取り扱う場合にも同様に適用できる。
画像データのビット数をnとすると、例えば、符号ビッ
ト及び上位(n−1)/2ビットの伝送線と、下位(n
+1)/2ビットの伝送線と、を交互に配置することに
より同様の効果を得ることができる。
を、その含有する周波数に応じて、ビット順とは異なる
順番で基盤上に配列することにより、従来と同じ伝送路
間隔にも係わらず、高周波の信号が伝送される伝送路同
士の間隔を広げ、また、画像データの垂直相関が非常に
高い場合には、高周波の信号が伝送される伝送路の間に
グランド線が配置された状態と同様の効果が得られるた
め、画像データが伝送されることにより発生するEMI
を低減することができる。
差分データの伝送線の間に適宜グランド線を挿入した
り、伝送線の間隔を調節したりすることにより、さらに
EMIを低減することも可能である。
グランド線を挿入した具体例を表す模式図である。この
具体例の場合、最も高い周波数成分を有する符号ビット
SBに隣接してグラウンド線Gが設けられている。ま
た、その次に高い周波数成分を有する最下位ビットLS
Bの伝送線にも、隣接してグラウンド線Gが設けられて
いる。このようにすれば、伝送路20の全体の幅は若干
拡がるが、シールド効果によるEMIの低減を図ること
ができる。
の間隔を調節した具体例を表す模式図である。この具体
例の場合、最も高い周波数成分を有する符号ビットSB
が、隣接する伝送線から少し離して設けられている。ま
た、その次に高い周波数成分を有する最下位ビットLS
Bの伝送線も、隣接する伝送線から少し離して設けられ
ている。このようにしても、伝送路20の全体の幅は若
干拡がるが、伝送線間の干渉を低減し、EMIの低減を
図ることができる。
ールのゲートアレイ10と信号線駆動回路30との間の
伝送路20を例に挙げたが、例えばノート型パソコンに
おいては、パソコン本体内部の画像データ出力部のグラ
フィックコントローラと液晶モジュールのゲートアレイ
等、垂直差分処理された画像データが伝送する伝送路に
おいても同様の効果を得ることができる。
も、プラズマディスプレイ(PDP)や電界効果型ディ
スプレイ(FED)、LEDディスプレイ、ELディス
プレイ等、デジタルの画像データが伝送される各種のデ
ィスプレイに対して本発明を適用して同様の効果を得る
ことができる。
実施の形態として、差分データの伝送線のいずれかに、
隣接する伝送線の反転信号を流すことにより、干渉をキ
ャンセルしてEMIを抑制する画像表示装置について説
明する。
置の要部構成を表す模式図である。全体的な構成は、第
1実施形態に関して前述したものと同様であるが、本実
施形態においては、判定信号DSが差分データDDとと
もに伝送される。
すなわち差分データとしては、1ビットの符号ビットと
3ビットの差分絶対値データとして伝送される場合につ
いて例示した。本実施形態においても、第1の実施形態
と同様にゲートアレイ10の内部に垂直差分処理変調回
路、信号線駆動回路30の内部に垂直差分処理復調回路
が設けられている。
タの上位ビット側の部分に対応する垂直差分処理変調回
路は、差分絶対値データと、隣り合う伝送路を伝送され
る差分絶対値データの下位ビット側半分のビットの反転
ビットもしくは符号ビットの反転ビットの出力との選択
スイッチを備えている。つまり、画像データがnビット
とすると、nが奇数の場合は、上位ビット側(n+1)
/2ビット、nが偶数の場合は、上位ビット側n/2ビ
ットに対して、そのまま差分絶対値データの出力もしく
は、nが奇数の場合は、下位ビット側(n−1)/2ビ
ットと符号ビット、nが偶数の場合は、n/2ビットと
符号ビットの反転ビットの出力の選択スイッチを備えて
いる。
本実施形態における垂直差分処理変調回路の出力側を表
す模式図である。入力された画像データは、各ビットに
対して図2と同様の処理により1ビットの符号ビットS
Bと、3ビットの差分絶対値データMSB、2B、SL
Bに変換される。
つまり最上位ビットと2ビット目の差分絶対値データM
SB、2Bに対して所定の期間のビットがL(0)であ
るかどうかの判定を信号判定回路10Cで行う。本実施
形態においては、1水平走査期間のビットが全てL
(0)であるかの判定を行う。入力された最上位ビット
と2ビット目の差分絶対値データMSB、2Bは、信号
判定回路10Cの内部のラインメモリーに1水平走査期
間の判定が終了するまで保持され、判定が終了した後出
力される。
10Cは、判定同期信号により互いに接続されており、
どちらか一方で入力されたビットがL(0)ではないと
判定された場合は、他方にもその判定結果が反映され
る。すなわち、本実施例では、最上位ビットと2ビット
目の1水平走査期間のビットが全てL(0)であるかど
うかの判定を行う。判定結果は、判定信号として切り替
えスイッチ10Fに入力される。
側の(n+1)/2ビットの伝送線に、そのまま上位ビ
ット側の(n+1)/2ビットの差分絶対値データを伝
送するか、それとも、これらの伝送線に、下位ビット側
の(n−1)/2ビットまたは符号ビットの反転ビット
を伝送するかの切り替えを行う。本実施形態では、1水
平走査期間に最上位ビットと2ビット目のビットが全て
L(0)であった場合に、符号ビットと最上位ビットか
ら3ビット目のビットの反転ビットを伝送する。
は、一旦ラインメモリー10Dに保持され、信号判定回
路で1水平走査期間の判定が終了した後出力された最上
位ビットと2ビット目の信号と同期して出力される。出
力された符号ビット及び最下位ビットと、切り替えスイ
ッチ10Fにより選択された2ビットの出力は、位相調
整回路に制御信号、判定信号とともに入力される。
含まれる同期信号によって各ビットデータをラッチし、
出力し、これが信号線駆動回路30に入力される。ゲー
トアレイ10と信号線駆動回路30との間の伝送路20
は、下位ビット側の半分のビットもしくは符号ビットが
伝送される伝送線と、その反転ビットが伝送される伝送
線とが隣り合うように基盤上に配置される。すなわち、
本具体例の場合、符号ビットSBの伝送線に隣接して最
上位ビットMSBもしくは符号ビットの反転ビットの伝
送線、最下位ビットLSBの伝送路に隣接して2ビット
目2Bもしくは最下位ビットの反転ビットの伝送路が配
置される。
回路30の入力部の構成を例示する模式図である。伝送
されてきた差分データのうち、隣接する伝送線を伝送さ
れたデータの反転データもしくは差分データのいずれか
を伝送した伝送線は、切り替えスイッチ30Cに入力さ
れる。切り替えスイッチ30Cでは、判定信号DSに基
づき、伝送されてきたデータと、L(0)との切り替え
を行う。
送線に隣接した伝送線では、差分絶対値データの最上位
ビットMSBもしくは符号ビットSBの反転ビットのい
ずれかが伝送されてくる。従って、切り替えスイッチ3
0Cにより、最上位ビットが伝送されてきている場合は
そのまま、反転ビットが伝送されてきている場合は、1
水平走査期間は、もともと最上位ビットはずっとL
(0)であったはずなのでL(0)信号と接続されて、
垂直差分処理復調回路30Dに入力される。垂直差分処
理回路30Dでは、図3に関して前述したものと同様の
処理により画像データ(本具体例では、3ビット)に復
調され、信号線駆動回路30の内部のラッチ回路へ出力
される。
より、隣接する伝送線に差動信号が伝送されるようにな
り、電磁波干渉をキャンセルして伝送路より発生するE
MIを低減することが可能となる。
緑、青に対応する信号がそれぞれ伝送されるが、この場
合も赤、緑、青のそれぞれに対し上記と同様の処理を行
えばよい。また、上述の具体例では、上位ビット側半分
(最上位ビットと2ビット目)のビット全てを一つの判
定信号により判定を行っていたが、複数の判定信号を用
いて判定を行ってもよい。
上位4ビットそれぞれに対して個別に判定を行ってもよ
いし、2ビットずつをまとめて、2つの判定信号によっ
て判定を行ってもよい。
実施形態として、前述した第2の実施形態の構成におい
て、判定信号を差分データのブランキング期間に伝送す
ることが特徴とした画像表示装置について説明する。す
なわち、本実施形態においても、入力された画像データ
は、第1及び第2実施形態と同様の処理により、差分デ
ータに変調される。但し、第2実施形態においては、信
号線駆動回路30へ差分データ及び判定信号が伝送され
るが、本実施形態においては、この判定信号を差分デー
タの水平ブランキング期間に伝送する。
けるゲートアレイの出力部の構成を例示する模式図であ
る。同図に表したように、信号判定回路10Cから出力
された判定信号DSは、位相調整回路10Hに入力され
る。そして、位相調整回路10Hは、上位ビット側半分
のビット(図13の場合、最上位ビットと2ビット目)
の伝送線のそれぞれを用いて、判定信号DSを信号線駆
動回路30に伝送する。
タの水平ブランキング期間を利用して行うことができ
る。例えば、画像データが3ビットの場合は、最上位ビ
ット又は符号ビットの反転ビットのデータの水平ブラン
キング期間、及び最上位ビットから2ビット目又は最下
位ビットの反転ビットのデータの水平ブランキング期間
を、それぞれH(1)もしくはL(0)とすることによ
って、判定信号の伝送を行うことができる。
ける信号線駆動回路の入力部の構成を例示する模式図で
ある。その基本的な構成は、第2実施形態に関して前述
したものと同様であるが、本実施形態では、判定信号分
離回路30Eにより差分データの水平ブランキング期間
のH(1)、L(0)を判定し、判定信号として切り替
えスイッチ30Cに出力することにより、切り替えを行
う。
ことにより、判定信号DSのための伝送線を別途設ける
ことなく、第2実施形態と同様のEMI低減効果を得る
ことができる。
実施形態として、1水平期間を複数の領域に分割して、
それぞれの領域において上位ビット側半分の差分データ
をそのまま伝送するか、隣接する伝送路を伝送される信
号の反転信号を伝送するかの判定を行う画像表示装置に
ついて説明する。
置におけるゲートアレイの出力部の構成を例示する模式
図である。その基本的な構成は、第3実施形態に関して
前述したものと同様であり、本実施形態においても、信
号判定回路10Iの判定信号DSが位相調整回路30J
に入力される構成となる。
路10Cでは、1水平走査期間のデータについて判定を
行っていたが、本実施形態の場合、信号判定回路10I
では、1水平走査期間を複数の領域に分割し、それぞれ
の領域毎に判定を行う。
ータの伝送の場合、1水平走査期間を前半の400ドッ
トと後半の400ドットに分割して、それぞれの領域に
おいて、伝送される差分絶対値データが全てL(0)で
あるか否かの判定を行う。
0Fに入力されて、伝送データの切り替えを行うととも
に、位相調整回路10Jに入力される。位相調整回路1
0Jでは、入力された判定信号DSに基づいて、伝送デ
ータの水平ブランキング期間に判定信号DSを入力す
る。
半の400ドットと後半の400ドットに分割した場合
は、最上位ビットの判定信号は、隣接する伝送線を伝送
される符号ビットの水平ブランキング期間に前半の40
0ドットの判定信号、最上位ビット又は符号ビットの反
転ビットの水平ブランキング期間に後半の400ドット
の判定信号を伝送することができる。最上位ビットから
2ビット目の判定信号も同様に処理を行う。
0として複数個のドライバICが接続されている。例え
ば、信号線駆動回路30として300出力のドライバI
Cを用いてSVGAの液晶パネルを駆動する場合、液晶
パネルの信号線の数は、800×3(RGB)=240
0となり、信号線駆動回路としてのドライバICは8個
必要となる。
個の信号線駆動回路(ドライバIC)は、符号ビット及
び差分絶対値データの上位ビット側半分のビットの水平
ブランキング期間を判定信号DSとして用い、後半の4
個の信号線駆動回路(ドライバIC)は、下位ビット側
半分のビットの水平ブランキング期間を判定信号DSと
して用いる。この場合、後半4個の信号線駆動回路の構
成は、図14に関して前述したものと同様とできる。
成を例示する模式図である。すなわち、本具体例の場
合、前半4個の信号線駆動回路の判定信号は、符号ビッ
ト及び最下位ビットの水平ブランキング期間に、H
(1)あるいはL(0)を与えることによって伝送され
ているため、符号ビット及び最下位ビットを判定信号分
離回路30Fにより判定信号DSを分離して、切り替え
スイッチ30Gに入力している。その他の動作は、図1
2に例示したものと同様である。
データを伝送することにより、判定信号用の伝送路を増
やすことなく、第2実施形態と同様のEMI低減効果を
得ることができる。
平期間を複数に分割して反転データを伝送するか否かを
決定するので、反転データを伝送しうる機会が増え、電
磁波干渉によるEMIをさらに抑制することが可能とな
る。
を2つの期間に分割して判定を行っているが、3つ以上
の複数の期間に分割してもよい。この場合は、水平ブラ
ンキング期間を複数の期間に分割し、それぞれの判定信
号を入力する。例えば、1水平走査期間を4つの期間に
分割して判定を行う場合、水平ブランキング期間を2つ
の期間に分割して判定信号を入力する。
形態について説明した。しかし、本発明は、上述した各
具体例に限定されるものではない。
としては、前述の如く液晶表示装置以外にも各種の方式
のものを挙げることができる。
いは色要素の種類や数についても、前述した具体例には
限定されない。
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形
して実施することが可能であり、これらすべては本発明
の範囲に包含される。
垂直差分方式におけるデジタル画像データの伝送により
発生するEMIを低減することが可能となる。また、比
較的小規模の回路付加により反転信号を適宜伝送して更
にEMIを低減することが可能となる。
を抑制しつつ極めて高い画素密度でコンパクトな画像表
示装置を実現でき産業上のメリットは多大である。
の一部を表す概念図である。
処理変調回路の構成を例示する模式図である。
分処理復調部の構成を例示する模式図である。
ータのヒストグラム及びその差分絶対値データのヒスト
グラムを表すグラフ図である。
値データについて、赤緑青の8ビットのデータのビット
変動回数をまとめた表であり、(c)は、画像データの
ビット変動回数に対する差分絶対値データの割合をまと
めた表である。
デジタルデータの伝送路を本発明に従って配列した具体
例を表す模式図である。
送線をビット数の昇順に配列した場合を例示し、(b)
は本発明に従ってビット順とは異なる順番に配列した具
体例を例示する模式図である。
明に従って配列した他の具体例を表す模式図である。
線を挿入した具体例を表す模式図であり、(b)は、差
分データの伝送線の間隔を調節した具体例を表す模式図
である。
置の要部構成を表す模式図である。
おけるゲートアレイ10の出力部を表す模式図である。
回路30の入力部の構成を例示する模式図である。
けるゲートアレイの出力部の構成を例示する模式図であ
る。
ける信号線駆動回路の入力部の構成を例示する模式図で
ある。
置におけるゲートアレイの出力部の構成を例示する模式
図である。
模式図である。
構成を例示する概念図である。
Claims (6)
- 【請求項1】デジタル画像データを入力し、保持してい
るデータに対する差分を差分デジタルデータとして出力
する差分変調回路と、 前記差分変調回路から出力される前記差分デジタルデー
タを伝送する伝送路と、 前記伝送路を介して前記差分
デジタルデータを入力し、保持しているデータを加算し
てデジタル画像データを出力する差分復調回路と、 前記差分復調回路から出力された前記デジタル画像デー
タをアナログ画像データに変換する変換回路と、 変換回路から出力された前記アナログ画像データを入力
して画像を表示する画像表示部と、 を備え、 前記差分デジタルデータは、前記差分の符号を表す少な
くとも1ビットの符号データと、前記差分の絶対値を表
す複数ビットの差分絶対値データと、を有し、 前記伝送路は、前記差分デジタルデータを構成するそれ
ぞれのビットに対応する複数の伝送線であって、前記差
分絶対値データのビット順とは異なる順番に並列された
複数の伝送線を有することを特徴とする画像表示装置。 - 【請求項2】前記符号データを伝送する伝送線と、前記
差分絶対値データのうちの最下位ビットのデータを伝送
する伝送線と、の間に、前記差分絶対値データのうちの
上位側のいずれかのビットのデータを伝送する伝送線が
設けられたことを特徴とする請求項1記載の画像表示装
置。 - 【請求項3】前記差分絶対値データのうちの上位側のビ
ットのデータを伝送する伝送線と、前記差分絶対値デー
タのうちの下位側のビットのデータを伝送する伝送線
と、が交互に設けられたことを特徴とする請求項1また
は2に記載の画像表示装置。 - 【請求項4】前記差分変調回路は、 前記差分絶対値データのうちの上位側のいずれかのビッ
トのデータが所定の期間にわたり一定値であるか否かを
判定する信号判定部と、 そのデータが所定の期間にわたり一定値であると前記信
号判定部が判定した場合は、そのデータを伝送する伝送
線に隣接する伝送線を伝送されるデータを反転したデー
タをそのデータの伝送線に伝送するデータ反転部と、 を有し、 前記差分復調回路は、伝送線に前記反転したデータが伝
送された場合には、そのデータを前記一定値のデータに
置き換える切り替えスイッチ部を有することを特徴とす
る請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像表示装置。 - 【請求項5】前記信号判定部による前記判定の結果が、
前記差分絶対値データのブランキング期間にその伝送線
を介して前記切り替えスイッチ部に伝送されることを特
徴とする請求項4記載の画像表示装置。 - 【請求項6】前記所定の期間は、1水平走査期間あるい
は1水平走査期間を分割した期間であることを特徴とす
る請求項4または5に記載の画像表示装置。
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| JP2001328182A JP3645514B2 (ja) | 2001-10-25 | 2001-10-25 | 画像表示装置 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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|---|---|---|---|---|
| JP2006145575A (ja) * | 2004-11-16 | 2006-06-08 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置のデータ転送方法、電気光学装置および電子機器 |
| JP2006284864A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Toshiba Corp | 画像データ処理装置 |
| JP2007079198A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Toshiba Corp | 画像データ処理装置および画像データ処理方法 |
| WO2008143352A3 (en) * | 2007-05-21 | 2009-03-26 | Toshiba Kk | Modulation apparatus and image display apparatus |
-
2001
- 2001-10-25 JP JP2001328182A patent/JP3645514B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| WO2006112060A1 (en) * | 2005-03-31 | 2006-10-26 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image data processing apparatus and image data processing method |
| US7676528B2 (en) | 2005-03-31 | 2010-03-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image data processing apparatus and image data processing method |
| JP2007079198A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Toshiba Corp | 画像データ処理装置および画像データ処理方法 |
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