JP2003118014A - 無塵包装袋の製造方法及び製造装置 - Google Patents
無塵包装袋の製造方法及び製造装置Info
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- JP2003118014A JP2003118014A JP2002304589A JP2002304589A JP2003118014A JP 2003118014 A JP2003118014 A JP 2003118014A JP 2002304589 A JP2002304589 A JP 2002304589A JP 2002304589 A JP2002304589 A JP 2002304589A JP 2003118014 A JP2003118014 A JP 2003118014A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 0.5μm以上の粒子数が1立方フィートあ
たり10万以下の密閉された室内でシート又はフィルム
の両面を無塵水で洗浄し、洗浄したシート又はフィルム
両面の付着水の水切りをスクレーパーで行い、乾燥した
後、当該シート又はフィルムを製袋する無塵包装袋の製
造方法、及び、シート又はフィルムの両面を無塵水で洗
浄する洗浄装置と、シート又はフィルムの両面に付着し
た無塵水を除去するためのスクレーパーを具備する水切
り装置と、シート又はフィルムの乾燥装置と、シート又
はフィルムの製袋装置とを、0.5μm以上の粒子数が
1立方フィートあたり10万以下の密閉された室内に、
一連に配設してなる無塵包装袋の製造装置。 【効果】 本発明の無塵包装袋の製造方法及び製造装置
によれば、非常に微細な袋内部の塵埃が可及的に除かれ
た無塵包装袋を容易確実に製造できる。
たり10万以下の密閉された室内でシート又はフィルム
の両面を無塵水で洗浄し、洗浄したシート又はフィルム
両面の付着水の水切りをスクレーパーで行い、乾燥した
後、当該シート又はフィルムを製袋する無塵包装袋の製
造方法、及び、シート又はフィルムの両面を無塵水で洗
浄する洗浄装置と、シート又はフィルムの両面に付着し
た無塵水を除去するためのスクレーパーを具備する水切
り装置と、シート又はフィルムの乾燥装置と、シート又
はフィルムの製袋装置とを、0.5μm以上の粒子数が
1立方フィートあたり10万以下の密閉された室内に、
一連に配設してなる無塵包装袋の製造装置。 【効果】 本発明の無塵包装袋の製造方法及び製造装置
によれば、非常に微細な袋内部の塵埃が可及的に除かれ
た無塵包装袋を容易確実に製造できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装袋内部が無塵であ
る包装袋の製造方法及びその製造装置に関する。
る包装袋の製造方法及びその製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】医療用
器具、IC用部材などを包装する包装袋は、塵埃等によ
り汚染、故障の原因となるため、その内部が無塵である
ことが必要である。
器具、IC用部材などを包装する包装袋は、塵埃等によ
り汚染、故障の原因となるため、その内部が無塵である
ことが必要である。
【0003】従来、このような塵埃が除かれた包装袋を
製造する方法としては、クリーン環境下で成膜したフィ
ルム又はシートをそのまま引き続いてクリーン環境下で
製袋する方法、あるいはクリーン環境下で一旦成膜した
フィルム又はシートを巻き取り、オフラインで製袋する
方法があり、通常は後者の方法が多く採用されている。
製造する方法としては、クリーン環境下で成膜したフィ
ルム又はシートをそのまま引き続いてクリーン環境下で
製袋する方法、あるいはクリーン環境下で一旦成膜した
フィルム又はシートを巻き取り、オフラインで製袋する
方法があり、通常は後者の方法が多く採用されている。
【0004】この場合、後者の方法では、製袋する前
に、フィルム又はシート表面の埃をブラシ又は粘着テー
プなどで除去する接触型の除塵方法、あるいはフィルム
又はシートを超音波振動させながらクリーンエアーで埃
を落とし、真空で吸塵する非接触型の除塵方法が採用さ
れている。
に、フィルム又はシート表面の埃をブラシ又は粘着テー
プなどで除去する接触型の除塵方法、あるいはフィルム
又はシートを超音波振動させながらクリーンエアーで埃
を落とし、真空で吸塵する非接触型の除塵方法が採用さ
れている。
【0005】しかしながら、このように製袋前に除塵処
理を施したフィルム又はシートより得た包装袋に精密電
子部品・機器を収納し、その後使用した場合、精密電子
部品・機器の作動に不具合が生じることがあり、医療用
器具や医薬品を収容する場合も、塵埃が混入し不適合に
なるおそれがあった。
理を施したフィルム又はシートより得た包装袋に精密電
子部品・機器を収納し、その後使用した場合、精密電子
部品・機器の作動に不具合が生じることがあり、医療用
器具や医薬品を収容する場合も、塵埃が混入し不適合に
なるおそれがあった。
【0006】本発明者がこの点の原因につき種々検討し
た結果、包装袋の製造に用いたフィルム又はシートに付
着していた非常に微細な塵埃が原因であること、そして
このような非常に微細な塵埃は、上述した接触型及び非
接触型のいずれの方法でも除去し難いものであることを
知見した。
た結果、包装袋の製造に用いたフィルム又はシートに付
着していた非常に微細な塵埃が原因であること、そして
このような非常に微細な塵埃は、上述した接触型及び非
接触型のいずれの方法でも除去し難いものであることを
知見した。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、微細な塵埃も効果的に除去できる無塵包装袋の製造
方法及び装置を提供することを目的とする。
で、微細な塵埃も効果的に除去できる無塵包装袋の製造
方法及び装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、下記の無塵包装袋の製造方法及び製造装置
を提供する。 〔請求項1〕包装袋の内部が無塵である包装袋の製造方
法であって、0.5μm以上の粒子数が1立方フィート
あたり10万以下の密閉された室内で包装袋に形成され
るべきシート又はフィルムの両面を無塵水で洗浄し、洗
浄したシート又はフィルム両面の付着水の水切りをスク
レーパーで水を掻き落とすことによって行い、乾燥した
後、上記シート又はフィルムを製袋することを特徴とす
る無塵包装袋の製造方法。 〔請求項2〕包装袋に形成されるべきシート又はフィル
ムの両面を無塵水で洗浄する洗浄装置と、洗浄した上記
シート又はフィルムの両面に付着した無塵水を除去する
ためのスクレーパーを具備する水切り装置と、上記水切
り装置を通過したシート又はフィルムを乾燥する乾燥装
置と、これらの装置を通過したシート又はフィルムを製
袋する製袋装置とを、0.5μm以上の粒子数が1立方
フィートあたり10万以下の密閉された室内に一連に配
設してなることを特徴とする無塵包装袋の製造装置。 〔請求項3〕前記スクレーパーを具備する水切り装置
が、シート又はフィルムの一側に接して配設されるロー
ルと、シート又はフィルムの他側に配設され、このロー
ルと対向するスクレーパーとからなる水切り部を含んで
なることを特徴とする請求項2記載の無塵包装袋の製造
装置。 〔請求項4〕前記スクレーパーを具備する水切り装置
が、前記水切り部を少なくとも2つ有し、一方の水切り
部は一側のロールに他側のスクレーパーが、他方の水切
り部は一側のスクレーパーに他側のロールがそれぞれ交
互に配設されたことを特徴とする請求項3記載の無塵包
装袋の製造装置。 〔請求項5〕前記スクレーパーが、ポリテトラフルオロ
エチレン製のブレードを用いてなるスクレーパーである
請求項2,3又は4に記載の無塵包装袋の製造装置。
成するため、下記の無塵包装袋の製造方法及び製造装置
を提供する。 〔請求項1〕包装袋の内部が無塵である包装袋の製造方
法であって、0.5μm以上の粒子数が1立方フィート
あたり10万以下の密閉された室内で包装袋に形成され
るべきシート又はフィルムの両面を無塵水で洗浄し、洗
浄したシート又はフィルム両面の付着水の水切りをスク
レーパーで水を掻き落とすことによって行い、乾燥した
後、上記シート又はフィルムを製袋することを特徴とす
る無塵包装袋の製造方法。 〔請求項2〕包装袋に形成されるべきシート又はフィル
ムの両面を無塵水で洗浄する洗浄装置と、洗浄した上記
シート又はフィルムの両面に付着した無塵水を除去する
ためのスクレーパーを具備する水切り装置と、上記水切
り装置を通過したシート又はフィルムを乾燥する乾燥装
置と、これらの装置を通過したシート又はフィルムを製
袋する製袋装置とを、0.5μm以上の粒子数が1立方
フィートあたり10万以下の密閉された室内に一連に配
設してなることを特徴とする無塵包装袋の製造装置。 〔請求項3〕前記スクレーパーを具備する水切り装置
が、シート又はフィルムの一側に接して配設されるロー
ルと、シート又はフィルムの他側に配設され、このロー
ルと対向するスクレーパーとからなる水切り部を含んで
なることを特徴とする請求項2記載の無塵包装袋の製造
装置。 〔請求項4〕前記スクレーパーを具備する水切り装置
が、前記水切り部を少なくとも2つ有し、一方の水切り
部は一側のロールに他側のスクレーパーが、他方の水切
り部は一側のスクレーパーに他側のロールがそれぞれ交
互に配設されたことを特徴とする請求項3記載の無塵包
装袋の製造装置。 〔請求項5〕前記スクレーパーが、ポリテトラフルオロ
エチレン製のブレードを用いてなるスクレーパーである
請求項2,3又は4に記載の無塵包装袋の製造装置。
【0009】
【作用】本発明の無塵包装袋の製造方法によれば、包装
袋に形成されるべきシート又はフィルムの両面を無塵
水、好ましくはポアサイズ0.22μm以下のフィルタ
ーを用いてろ過した無塵水で洗浄しているので、付着し
た微細な塵埃を効果的に除去でき、かつ、かかる洗浄か
らシート又はフィルム表面の無塵水を乾燥した後、この
シート又はフィルムを製袋するまでを0.5μm以上の
粒子数が1立方フィートあたり10万以下の密閉された
室内で行っているので、塵埃が再付着するのを可及的に
防止でき、内部の塵埃が可及的に除かれた無塵包装袋を
確実に製造することができる。従って、本発明の方法
は、医療器具、医薬品、精密電子部品・機器などの袋の
製造に有効である。
袋に形成されるべきシート又はフィルムの両面を無塵
水、好ましくはポアサイズ0.22μm以下のフィルタ
ーを用いてろ過した無塵水で洗浄しているので、付着し
た微細な塵埃を効果的に除去でき、かつ、かかる洗浄か
らシート又はフィルム表面の無塵水を乾燥した後、この
シート又はフィルムを製袋するまでを0.5μm以上の
粒子数が1立方フィートあたり10万以下の密閉された
室内で行っているので、塵埃が再付着するのを可及的に
防止でき、内部の塵埃が可及的に除かれた無塵包装袋を
確実に製造することができる。従って、本発明の方法
は、医療器具、医薬品、精密電子部品・機器などの袋の
製造に有効である。
【0010】また、本発明の無塵包装袋の製造装置によ
れば、上記製造方法を行う洗浄装置、水切り装置、乾燥
装置、及び製袋装置を0.5μm以上の粒子数が1立方
フィートあたり10万以下の密閉された室内に一連に配
設しているので、内部の塵埃が可及的に除かれた無塵包
装袋を確実に製造することができる。
れば、上記製造方法を行う洗浄装置、水切り装置、乾燥
装置、及び製袋装置を0.5μm以上の粒子数が1立方
フィートあたり10万以下の密閉された室内に一連に配
設しているので、内部の塵埃が可及的に除かれた無塵包
装袋を確実に製造することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図1、2を参
照して説明する。図1は、本発明の無塵包装袋の製造方
法に用いる製造装置の一例を示す概略平面図、図2は同
例中の洗浄装置、水切り装置、乾燥装置の一例を示す概
略断面図である。
照して説明する。図1は、本発明の無塵包装袋の製造方
法に用いる製造装置の一例を示す概略平面図、図2は同
例中の洗浄装置、水切り装置、乾燥装置の一例を示す概
略断面図である。
【0012】本製造装置は、ラミネートフィルムなどの
包装袋に形成されるべきシート又はフィルムを巻き取っ
た原反ロール1、原反ロール1から引き出したシート又
はフィルムの両面を無塵水でスプレーする洗浄装置2、
洗浄したシート又はフィルム両面の付着した水をスクレ
ーパーにより掻き落とす水切り装置3、水切り装置を経
たシート又はフィルム両面に清浄な乾燥空気を吹きつけ
て乾燥させる乾燥装置4、シート又はフィルムを折り畳
む折り込み装置5、折り畳んだシート又はフィルム両面
の縦端部及び横端部をシールバーにより順次熱接着して
袋状に形成するシール装置6、連続した袋状体を個々の
袋体に切断するカッター7を具備し、かつこれらを一連
に配設すると共に、第1クリーンチャンバー8内に洗浄
装置2、水切り装置3及び乾燥装置4を、第2クリーン
チャンバー9内に折り込み装置5を、第3クリーンチャ
ンバー10内にシール装置6、カッター7をそれぞれ配
設したものである。なお、これらのクリーンチャンバー
は、それぞれ0.5μm以上の粒子数が1立方フィート
あたり10万以下の密閉室で構成され、本製造装置によ
り包装袋11を製造するものである。
包装袋に形成されるべきシート又はフィルムを巻き取っ
た原反ロール1、原反ロール1から引き出したシート又
はフィルムの両面を無塵水でスプレーする洗浄装置2、
洗浄したシート又はフィルム両面の付着した水をスクレ
ーパーにより掻き落とす水切り装置3、水切り装置を経
たシート又はフィルム両面に清浄な乾燥空気を吹きつけ
て乾燥させる乾燥装置4、シート又はフィルムを折り畳
む折り込み装置5、折り畳んだシート又はフィルム両面
の縦端部及び横端部をシールバーにより順次熱接着して
袋状に形成するシール装置6、連続した袋状体を個々の
袋体に切断するカッター7を具備し、かつこれらを一連
に配設すると共に、第1クリーンチャンバー8内に洗浄
装置2、水切り装置3及び乾燥装置4を、第2クリーン
チャンバー9内に折り込み装置5を、第3クリーンチャ
ンバー10内にシール装置6、カッター7をそれぞれ配
設したものである。なお、これらのクリーンチャンバー
は、それぞれ0.5μm以上の粒子数が1立方フィート
あたり10万以下の密閉室で構成され、本製造装置によ
り包装袋11を製造するものである。
【0013】上記洗浄装置2、水切り装置3、乾燥装置
4を示す図2について更に詳しく説明すると、これらの
装置は第1クリーンチャンバー8内に配設されている。
原反ロール1から引き出された包装袋に形成されるべき
シート又はフィルム12は、クリーンチャンバー8の入
口スリット13からクリーンチャンバー8内に入り、次
に第1金属ロール14aにより水平方向から鉛直方向に
曲げられ、次いでクリーンチャンバー8下部の第2金属
ロール14bにより垂直方向から水平方向に曲げられ、
次に第3金属ロール14cにより水平方向から上向きに
曲げられて送られ、更に第4金属ロール14dにより垂
直方向から水平方向に曲げられ、クリーンチャンバー8
の出口スリット15から次工程の折り込み装置5に送ら
れる。
4を示す図2について更に詳しく説明すると、これらの
装置は第1クリーンチャンバー8内に配設されている。
原反ロール1から引き出された包装袋に形成されるべき
シート又はフィルム12は、クリーンチャンバー8の入
口スリット13からクリーンチャンバー8内に入り、次
に第1金属ロール14aにより水平方向から鉛直方向に
曲げられ、次いでクリーンチャンバー8下部の第2金属
ロール14bにより垂直方向から水平方向に曲げられ、
次に第3金属ロール14cにより水平方向から上向きに
曲げられて送られ、更に第4金属ロール14dにより垂
直方向から水平方向に曲げられ、クリーンチャンバー8
の出口スリット15から次工程の折り込み装置5に送ら
れる。
【0014】シート又はフィルム12は、第3金属ロー
ル14cと第4金属ロール14dとの間を上向きに移動
する間に、第3金属ロール14cの直上に配設された洗
浄装置2の2本の洗浄水ノズル2aから噴出される無塵
水で両面が洗浄される。
ル14cと第4金属ロール14dとの間を上向きに移動
する間に、第3金属ロール14cの直上に配設された洗
浄装置2の2本の洗浄水ノズル2aから噴出される無塵
水で両面が洗浄される。
【0015】次に、シート又はフィルム12の一側にこ
れと接して配設されたロール3aと、シート又はフィル
ム12の他側に配設され、このロール3aと対向するス
クレーパー3bによってシート又はフィルム12の他側
に付着した水が掻き落とされ、更にシート又はフィルム
12の他側にシート又はフィルム12と接して配設され
たロール3'aと、シート又はフィルム12の一側に配
設され、このロール3'aと対向するスクレーパー3'b
によって、シート又はフィルム12一側の洗浄水が掻き
落とされる。
れと接して配設されたロール3aと、シート又はフィル
ム12の他側に配設され、このロール3aと対向するス
クレーパー3bによってシート又はフィルム12の他側
に付着した水が掻き落とされ、更にシート又はフィルム
12の他側にシート又はフィルム12と接して配設され
たロール3'aと、シート又はフィルム12の一側に配
設され、このロール3'aと対向するスクレーパー3'b
によって、シート又はフィルム12一側の洗浄水が掻き
落とされる。
【0016】次いで、シート又はフィルム12の両側に
配設された乾燥ノズル4aと図示しない乾燥空気送風機
から構成される乾燥装置4により、乾燥ノズル4aから
吹き出す清浄な乾燥空気でシート又はフィルム表面12
が乾燥される。 なお、スプレー洗浄に用いられた洗浄
水は、クリーンチャンバー8の下部に配設された排水口
16からクリーンチャンバー8の外部に排出される。
配設された乾燥ノズル4aと図示しない乾燥空気送風機
から構成される乾燥装置4により、乾燥ノズル4aから
吹き出す清浄な乾燥空気でシート又はフィルム表面12
が乾燥される。 なお、スプレー洗浄に用いられた洗浄
水は、クリーンチャンバー8の下部に配設された排水口
16からクリーンチャンバー8の外部に排出される。
【0017】この場合、スプレーに用いる無塵水は、ポ
アサイズ0.22μ以下のフィルターを用いてろ過した
ものを用いることが良く、洗浄する際の圧力は1〜8k
g/cm2程度が好適である。
アサイズ0.22μ以下のフィルターを用いてろ過した
ものを用いることが良く、洗浄する際の圧力は1〜8k
g/cm2程度が好適である。
【0018】また、クリーンチャンバーはそれぞれ0.
5μm以上の粒子の数が1立方フィートあたり10万以
下、好ましくは1000以下のクリーン度を有する必要
があり、これよりクリーン度が低いクリーンチャンバー
を用いると、本発明の目的とする無塵包装袋の製造が困
難である。なお、上記クリーン度の範囲内でシート又は
フィルムを折り込むまではクリーン度の高いクリーンチ
ャンバーを使用し、シール装置以降を配設するクリーン
チャンバーをこれよりクリーン度の低いものとしたり、
また、これに限らず、洗浄からカッターまでの全体を一
つのクリーンチャンバー内に配設することもできる。
5μm以上の粒子の数が1立方フィートあたり10万以
下、好ましくは1000以下のクリーン度を有する必要
があり、これよりクリーン度が低いクリーンチャンバー
を用いると、本発明の目的とする無塵包装袋の製造が困
難である。なお、上記クリーン度の範囲内でシート又は
フィルムを折り込むまではクリーン度の高いクリーンチ
ャンバーを使用し、シール装置以降を配設するクリーン
チャンバーをこれよりクリーン度の低いものとしたり、
また、これに限らず、洗浄からカッターまでの全体を一
つのクリーンチャンバー内に配設することもできる。
【0019】この場合、より好ましくは第1クリーンチ
ャンバー8は0.5μm以上の粒子の数が1立方フィー
トあたり1000以下(クラス1000)、第2クリー
ンチャンバー9は0.5μm以上の粒子の数が1立方フ
ィートあたり1000以下(クラス1000)、第3ク
リーンチャンバー10は0.5μm以上の粒子の数が1
立方フィートあたり10000以下(クラス1000
0)とすることが好ましい。
ャンバー8は0.5μm以上の粒子の数が1立方フィー
トあたり1000以下(クラス1000)、第2クリー
ンチャンバー9は0.5μm以上の粒子の数が1立方フ
ィートあたり1000以下(クラス1000)、第3ク
リーンチャンバー10は0.5μm以上の粒子の数が1
立方フィートあたり10000以下(クラス1000
0)とすることが好ましい。
【0020】更に、上記実施例では、水切り装置をスク
レーパーでシート又はフィルム表面を掻き取るようにし
たが、これに限らず超音波などで水切りを行っても良
く、その他の構成も種々変更し得る。
レーパーでシート又はフィルム表面を掻き取るようにし
たが、これに限らず超音波などで水切りを行っても良
く、その他の構成も種々変更し得る。
【0021】[実験例]図1、2に示す装置を用いて包
装袋を製造した。原反は、ポリエチレン12μとナイロ
ン15μとポリエチレン60μから構成された幅500
mmのラミネートフィルムを用いた。このフィルムを巻
いたフィルムロール1からフィルムを引き出し、洗浄装
置2、水切り装置3及び乾燥装置4を内部に配設したク
ラス100の第1クリーンチャンバー8に送った。洗浄
装置2では、幅500mmの中空パイプの4箇所にスプ
レーノズル2a,2aを設置し、無塵水を圧力2kg/
cm2、流量1.4l/分(一ノズル当り)でフィルム
面上5cmの位置からスプレーしてフィルム両面を水洗
浄した。
装袋を製造した。原反は、ポリエチレン12μとナイロ
ン15μとポリエチレン60μから構成された幅500
mmのラミネートフィルムを用いた。このフィルムを巻
いたフィルムロール1からフィルムを引き出し、洗浄装
置2、水切り装置3及び乾燥装置4を内部に配設したク
ラス100の第1クリーンチャンバー8に送った。洗浄
装置2では、幅500mmの中空パイプの4箇所にスプ
レーノズル2a,2aを設置し、無塵水を圧力2kg/
cm2、流量1.4l/分(一ノズル当り)でフィルム
面上5cmの位置からスプレーしてフィルム両面を水洗
浄した。
【0022】水洗浄したフィルムは、続いて水切り装置
3でテフロン(登録商標:ポリテトラフルオロエチレ
ン)製のブレード(スクレーパー)3b,3'bにより
フィルム表面の洗浄水を取り除いた。
3でテフロン(登録商標:ポリテトラフルオロエチレ
ン)製のブレード(スクレーパー)3b,3'bにより
フィルム表面の洗浄水を取り除いた。
【0023】続いてフィルムを乾燥装置4に送った。こ
の乾燥装置4のノズル4aは、長さ500mmの中空パ
イプの一部にパイプの長さ方向に沿って0.15mmの
スリットを形成したエアノズルで、これをフィルム両側
に設置し、クリーンエアーを100リットル/minの
流量で送風して乾燥させた。この場合、乾燥を良くする
ため、クリーンエアーを50〜60℃に加温させても良
いが、フィルムの寸法変化を起こさない程度に温度を抑
えて行う必要がある。
の乾燥装置4のノズル4aは、長さ500mmの中空パ
イプの一部にパイプの長さ方向に沿って0.15mmの
スリットを形成したエアノズルで、これをフィルム両側
に設置し、クリーンエアーを100リットル/minの
流量で送風して乾燥させた。この場合、乾燥を良くする
ため、クリーンエアーを50〜60℃に加温させても良
いが、フィルムの寸法変化を起こさない程度に温度を抑
えて行う必要がある。
【0024】清浄・乾燥されたフィルムは、続いてクラ
ス100の第2クリーンチャンバー9内にある折り込み
装置5に送った。ここで、清浄なフォーマー(三角板)
で2つに折り込んで、内容品が触れる内面が再度埃が付
着しないようにして、次のシール装置6に送った。
ス100の第2クリーンチャンバー9内にある折り込み
装置5に送った。ここで、清浄なフォーマー(三角板)
で2つに折り込んで、内容品が触れる内面が再度埃が付
着しないようにして、次のシール装置6に送った。
【0025】クラス10000の第3クリーンチャンバ
ー10内に配設されたシール装置6で、折り畳まれたフ
ィルムの縦、横をシールし、続いて同じクリーンチャン
バー内に配設されているカッター7で切断し、150m
m×240mmの三方シール袋11を作製した。
ー10内に配設されたシール装置6で、折り畳まれたフ
ィルムの縦、横をシールし、続いて同じクリーンチャン
バー内に配設されているカッター7で切断し、150m
m×240mmの三方シール袋11を作製した。
【0026】このようにして作製した袋に無塵水300
mlを入れた後、クリーンベンチのなかで開封し、中の
水を光散乱式粒子検出器を用いて1ml中に含まれるサ
イズ別の塵埃数を測定した。比較として、使用した無塵
水、上記クリーン化しない同一の袋、及び乾式処理(フ
ィルムを徐電し、超音波振動後、クリーンエアーで付着
塵埃を飛散させ吸引して清浄化)した袋につき、同様に
袋に入れた無塵水中に含まれる塵埃数を測定した。結果
を表1に示す。なお、検査数はそれぞれ3個である。
mlを入れた後、クリーンベンチのなかで開封し、中の
水を光散乱式粒子検出器を用いて1ml中に含まれるサ
イズ別の塵埃数を測定した。比較として、使用した無塵
水、上記クリーン化しない同一の袋、及び乾式処理(フ
ィルムを徐電し、超音波振動後、クリーンエアーで付着
塵埃を飛散させ吸引して清浄化)した袋につき、同様に
袋に入れた無塵水中に含まれる塵埃数を測定した。結果
を表1に示す。なお、検査数はそれぞれ3個である。
【0027】
【表1】
【0028】
【発明の効果】本発明の無塵包装袋の製造方法及び製造
装置によれば、袋内部の非常に微細な塵埃が可及的に除
かれた無塵包装袋を容易確実に製造できる。
装置によれば、袋内部の非常に微細な塵埃が可及的に除
かれた無塵包装袋を容易確実に製造できる。
【図1】本発明の製造装置の一実施例を示す概略平面図
である。
である。
【図2】本発明の製造装置中の洗浄装置、水切り装置、
乾燥装置の一例を示す概略断面図である。
乾燥装置の一例を示す概略断面図である。
1 原反ロール
2 洗浄装置
3 水切り装置
3a,3'a ロール
3b,3'b スクレーパー
4 乾燥装置
5 折り込み装置
6 シール装置
7 カッター
8 第1クリーンチャンバー
9 第2クリーンチャンバー
10 第3クリーンチャンバー
11 包装袋
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(72)発明者 鈴木 豊明
東京都中央区日本橋馬喰町1丁目4番16号
藤森工業株式会社内
Fターム(参考) 3E075 AA07 CA02 DA14 DA32 DB03
DB14 DD13 DD32 DD42 DD43
FA04 FA06 GA02 GA04
Claims (5)
- 【請求項1】 包装袋の内部が無塵である包装袋の製造
方法であって、0.5μm以上の粒子数が1立方フィー
トあたり10万以下の密閉された室内で包装袋に形成さ
れるべきシート又はフィルムの両面を無塵水で洗浄し、
洗浄したシート又はフィルム両面の付着水の水切りをス
クレーパーで水を掻き落とすことによって行い、乾燥し
た後、上記シート又はフィルムを製袋することを特徴と
する無塵包装袋の製造方法。 - 【請求項2】 包装袋に形成されるべきシート又はフィ
ルムの両面を無塵水で洗浄する洗浄装置と、洗浄した上
記シート又はフィルムの両面に付着した無塵水を除去す
るためのスクレーパーを具備する水切り装置と、上記水
切り装置を通過したシート又はフィルムを乾燥する乾燥
装置と、これらの装置を通過したシート又はフィルムを
製袋する製袋装置とを、0.5μm以上の粒子数が1立
方フィートあたり10万以下の密閉された室内に一連に
配設してなることを特徴とする無塵包装袋の製造装置。 - 【請求項3】 前記スクレーパーを具備する水切り装置
が、シート又はフィルムの一側に接して配設されるロー
ルと、シート又はフィルムの他側に配設され、このロー
ルと対向するスクレーパーとからなる水切り部を含んで
なることを特徴とする請求項2記載の無塵包装袋の製造
装置。 - 【請求項4】 前記スクレーパーを具備する水切り装置
が、前記水切り部を少なくとも2つ有し、一方の水切り
部は一側のロールに他側のスクレーパーが、他方の水切
り部は一側のスクレーパーに他側のロールがそれぞれ交
互に配設されたことを特徴とする請求項3記載の無塵包
装袋の製造装置。 - 【請求項5】 前記スクレーパーが、ポリテトラフルオ
ロエチレン製のブレードを用いてなるスクレーパーであ
る請求項2,3又は4に記載の無塵包装袋の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002304589A JP2003118014A (ja) | 2002-10-18 | 2002-10-18 | 無塵包装袋の製造方法及び製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002304589A JP2003118014A (ja) | 2002-10-18 | 2002-10-18 | 無塵包装袋の製造方法及び製造装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16618293A Division JP3388521B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 無塵包装袋の製造方法及び製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003118014A true JP2003118014A (ja) | 2003-04-23 |
Family
ID=19197379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002304589A Pending JP2003118014A (ja) | 2002-10-18 | 2002-10-18 | 無塵包装袋の製造方法及び製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003118014A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106476328A (zh) * | 2016-10-11 | 2017-03-08 | 安徽凯航包装科技有限公司 | 制袋机上包装袋冷却除尘设备 |
| CN119283443A (zh) * | 2024-12-10 | 2025-01-10 | 费森尤斯卡比(广州)医疗用品有限公司 | 一种输血输液系统用pcv膜袋生产加工微粒静电消除系统 |
-
2002
- 2002-10-18 JP JP2002304589A patent/JP2003118014A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106476328A (zh) * | 2016-10-11 | 2017-03-08 | 安徽凯航包装科技有限公司 | 制袋机上包装袋冷却除尘设备 |
| CN119283443A (zh) * | 2024-12-10 | 2025-01-10 | 费森尤斯卡比(广州)医疗用品有限公司 | 一种输血输液系统用pcv膜袋生产加工微粒静电消除系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050623 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
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|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050725 |
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