JP2003193955A - 縦形風力発電装置 - Google Patents
縦形風力発電装置Info
- Publication number
- JP2003193955A JP2003193955A JP2001396539A JP2001396539A JP2003193955A JP 2003193955 A JP2003193955 A JP 2003193955A JP 2001396539 A JP2001396539 A JP 2001396539A JP 2001396539 A JP2001396539 A JP 2001396539A JP 2003193955 A JP2003193955 A JP 2003193955A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- windshield
- wind
- wind direction
- rotary shaft
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 8
- 230000009471 action Effects 0.000 abstract description 7
- 238000010248 power generation Methods 0.000 abstract description 5
- 230000010287 polarization Effects 0.000 abstract 3
- 230000002708 enhancing effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 3
- 229910000737 Duralumin Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 description 1
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 1
- 229910000746 Structural steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/70—Wind energy
- Y02E10/74—Wind turbines with rotation axis perpendicular to the wind direction
Landscapes
- Wind Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 縦形風力発電装置において、回転軸の一方側
に位置する羽根板が受ける風圧と、他方側に位置する羽
根板が受ける風圧とを異ならせることによって、回転軸
にトルクを生じさせる作用を担う風圧偏頗手段の動作を
機械的に確実なものとするとともに、その風圧偏頗作用
を高めることによって、縦形風力発電装置における発電
効率を改善する。 【解決手段】 風圧偏頗手段10として、回転軸33の
一方側に位置する羽根板31,31…の群のみを覆う風
防10Aを用いる。この風防10Aは、風向き検出手段
20を有し、風向き検出手段20は、検出した風向きに
追随して風向き方向A1に対して常に回転軸33の一方
側に位置する羽根板31,31…の群のみを覆うように
風防10Aを姿勢制御する。
に位置する羽根板が受ける風圧と、他方側に位置する羽
根板が受ける風圧とを異ならせることによって、回転軸
にトルクを生じさせる作用を担う風圧偏頗手段の動作を
機械的に確実なものとするとともに、その風圧偏頗作用
を高めることによって、縦形風力発電装置における発電
効率を改善する。 【解決手段】 風圧偏頗手段10として、回転軸33の
一方側に位置する羽根板31,31…の群のみを覆う風
防10Aを用いる。この風防10Aは、風向き検出手段
20を有し、風向き検出手段20は、検出した風向きに
追随して風向き方向A1に対して常に回転軸33の一方
側に位置する羽根板31,31…の群のみを覆うように
風防10Aを姿勢制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、羽根車の回転軸を
直立姿勢として設置する縦形風力発電装置の改良に関す
る。
直立姿勢として設置する縦形風力発電装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】風力発電装置は、大きく分類すると、羽
根車の回転軸を水平方向として設置する横形風力発電装
置と、羽根車の回転軸を直立姿勢として設置する縦形風
力発電装置とがある。そして、両者の特徴的な相異は、
風を受ける方向にある。風は、地表に沿って水平方向に
吹くのであり、したがって、横形風力発電装置は、回転
軸方向の風を電気エネルギーに変換することを目的と
し、その羽根車は、風向きを向くように制御され、羽根
車を構成する複数の羽根板は、いずれも、同じ条件で前
方からの風を受けて回転軸に一方向のトルクを生じさせ
るように作用する。これは、航空機等のプロペラ推進機
の反対の作用であり、羽根板の表面積、断面形状、長
さ、ピッチ角度等の各設計要素相互間における最適条件
の範囲は狭く、様々な横形風力発電装置における羽根板
の形状がほぼ近似した形状を採用している実態からして
も、羽根板の設計自由度は低いといえる。そして、この
ことは、横形風力発電装置においては、その発電効率を
現在より大幅に向上させることが困難であることを意味
する。
根車の回転軸を水平方向として設置する横形風力発電装
置と、羽根車の回転軸を直立姿勢として設置する縦形風
力発電装置とがある。そして、両者の特徴的な相異は、
風を受ける方向にある。風は、地表に沿って水平方向に
吹くのであり、したがって、横形風力発電装置は、回転
軸方向の風を電気エネルギーに変換することを目的と
し、その羽根車は、風向きを向くように制御され、羽根
車を構成する複数の羽根板は、いずれも、同じ条件で前
方からの風を受けて回転軸に一方向のトルクを生じさせ
るように作用する。これは、航空機等のプロペラ推進機
の反対の作用であり、羽根板の表面積、断面形状、長
さ、ピッチ角度等の各設計要素相互間における最適条件
の範囲は狭く、様々な横形風力発電装置における羽根板
の形状がほぼ近似した形状を採用している実態からして
も、羽根板の設計自由度は低いといえる。そして、この
ことは、横形風力発電装置においては、その発電効率を
現在より大幅に向上させることが困難であることを意味
する。
【0003】一方、縦形風力発電装置は、回転軸が直立
姿勢であるため回転軸に直交する方向、つまり、回転軸
の径方向からの風を電気エネルギーに変換することを目
的とし、羽根車を構成する各羽根板は、単純にその面積
を大きくすることによって回転軸に大きなトルクを発生
させることができるので、発電効率を自在に設定するこ
とができるという特徴がある。ただし、回転軸の径方向
から風を受ける場合、羽根車を構成する複数の羽根板
中、回転軸を挟んで一方側に位置する羽根板の群と、他
方側に位置する羽根板の群とが回転軸を反対方向に回転
駆動する向きのトルクを生じさせることとなるため、そ
の一方側の羽根板の群が回転軸にトルクを生じさせない
ようにするか、または、一方側の羽根板の群が回転軸に
生じさせるトルクを小さく抑えるための風圧偏頗手段を
備えることが前提となる。すなわち、この風圧偏頗手段
の巧拙が、縦形風力発電装置における発電効率の鍵を握
っているということができる。また、縦形風力発電装置
の問題点としては、羽根板の面積を大きくして効率を上
げることができる反面において、大面積の羽根板を備え
る羽根車は、台風等の異常強風時において破損し易いと
いう点が指摘されている。
姿勢であるため回転軸に直交する方向、つまり、回転軸
の径方向からの風を電気エネルギーに変換することを目
的とし、羽根車を構成する各羽根板は、単純にその面積
を大きくすることによって回転軸に大きなトルクを発生
させることができるので、発電効率を自在に設定するこ
とができるという特徴がある。ただし、回転軸の径方向
から風を受ける場合、羽根車を構成する複数の羽根板
中、回転軸を挟んで一方側に位置する羽根板の群と、他
方側に位置する羽根板の群とが回転軸を反対方向に回転
駆動する向きのトルクを生じさせることとなるため、そ
の一方側の羽根板の群が回転軸にトルクを生じさせない
ようにするか、または、一方側の羽根板の群が回転軸に
生じさせるトルクを小さく抑えるための風圧偏頗手段を
備えることが前提となる。すなわち、この風圧偏頗手段
の巧拙が、縦形風力発電装置における発電効率の鍵を握
っているということができる。また、縦形風力発電装置
の問題点としては、羽根板の面積を大きくして効率を上
げることができる反面において、大面積の羽根板を備え
る羽根車は、台風等の異常強風時において破損し易いと
いう点が指摘されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】縦形風力発電装置にお
ける従来の風圧偏頗手段としては、折り畳み構造の羽根
板を備え、回転軸の一方側において開拡して風を受けて
いた羽根板が、回転軸の反対側に回り込んだときに折り
畳まれて風をいなすようにするものや、羽根板を曲面構
成し、回転軸の一方側において凹面で有効に風を受けて
いた羽根板が、回転軸の反対側に回り込んだ時点で凸面
を向いて風をいなすようにするものが知られているが、
それぞれ、機械的動作が不確実である。風圧偏頗作用が
希薄であるという問題点を有する。また、いずれの手段
についても、台風等の異常強風時において格別の防御対
策をとることができないので、大面積の羽根板を採用す
ることには事実上の限界がある。
ける従来の風圧偏頗手段としては、折り畳み構造の羽根
板を備え、回転軸の一方側において開拡して風を受けて
いた羽根板が、回転軸の反対側に回り込んだときに折り
畳まれて風をいなすようにするものや、羽根板を曲面構
成し、回転軸の一方側において凹面で有効に風を受けて
いた羽根板が、回転軸の反対側に回り込んだ時点で凸面
を向いて風をいなすようにするものが知られているが、
それぞれ、機械的動作が不確実である。風圧偏頗作用が
希薄であるという問題点を有する。また、いずれの手段
についても、台風等の異常強風時において格別の防御対
策をとることができないので、大面積の羽根板を採用す
ることには事実上の限界がある。
【0005】本発明は、従来の縦形風力発電装置におけ
る問題点に鑑み、風圧偏頗手段の動作を機械的に確実な
ものとするとともに、その風圧偏頗作用を高めることに
よって、縦形風力発電装置における発電効率を改善する
とともに、異常強風時においては、羽根車を保護するた
めの防御対策をとることができるようにした縦形風力発
電装置を提供することを目的とする。
る問題点に鑑み、風圧偏頗手段の動作を機械的に確実な
ものとするとともに、その風圧偏頗作用を高めることに
よって、縦形風力発電装置における発電効率を改善する
とともに、異常強風時においては、羽根車を保護するた
めの防御対策をとることができるようにした縦形風力発
電装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の手段として本発明は、次のような構成を採用する。
の手段として本発明は、次のような構成を採用する。
【0007】本発明は、直立姿勢に設置する回転軸に対
して、径方向に複数の羽根板を放射状に取り付けるとと
もに、複数の羽根板中、風向き方向に対して回転軸の一
方側に位置する羽根板の群が受ける風圧の総和と、回転
軸の他方側に位置する羽根板の群が受ける風圧の総和と
を異なるものとする風圧偏頗手段を備え、風圧偏頗手段
によって回転軸に生じるトルクを利用してジェネレータ
を回転駆動ようにしてなる縦形風力発電装置において、
風圧偏頗手段が、風向き検出手段を有し、回転軸に回動
自在に取り付けられる風防であり、そして、その風向き
検出手段は、検出した風向きに追随して風向き方向に対
して回転軸の一方側に位置する羽根板の群のみを覆うよ
うに風防を姿勢制御することを特徴とする。
して、径方向に複数の羽根板を放射状に取り付けるとと
もに、複数の羽根板中、風向き方向に対して回転軸の一
方側に位置する羽根板の群が受ける風圧の総和と、回転
軸の他方側に位置する羽根板の群が受ける風圧の総和と
を異なるものとする風圧偏頗手段を備え、風圧偏頗手段
によって回転軸に生じるトルクを利用してジェネレータ
を回転駆動ようにしてなる縦形風力発電装置において、
風圧偏頗手段が、風向き検出手段を有し、回転軸に回動
自在に取り付けられる風防であり、そして、その風向き
検出手段は、検出した風向きに追随して風向き方向に対
して回転軸の一方側に位置する羽根板の群のみを覆うよ
うに風防を姿勢制御することを特徴とする。
【0008】この構成によれば、風防は、回転軸を中心
に回動動作しながら任意の位置において回転軸の一方側
に位置する羽根板の群を覆い、この群に属する羽根板に
風が当たることを機械的に阻止することができる。ま
た、この風防は、風向き検出手段を有し、この風向き検
出手段は、検出した風向きに追随して風向き方向に対し
て回転軸の一方側に位置する羽根板の群のみを覆うよう
に風防を姿勢制御する。したがって、風防は、風向きの
変化に拘らず、常に風向き方向に対して回転軸の一方側
に位置する羽根板の群のみを覆うように回動する。この
結果、風向きに対して、回転軸の一方側に位置する羽根
板の群が受ける風圧の総和と、回転軸の他方側に位置す
る羽根板の群が受ける風圧の総和との間に著しい偏頗状
態を生じさせることができる。したがって、回転軸は、
風防によって覆われていない群の羽根板が風下側に逃げ
る向きに回転駆動される。
に回動動作しながら任意の位置において回転軸の一方側
に位置する羽根板の群を覆い、この群に属する羽根板に
風が当たることを機械的に阻止することができる。ま
た、この風防は、風向き検出手段を有し、この風向き検
出手段は、検出した風向きに追随して風向き方向に対し
て回転軸の一方側に位置する羽根板の群のみを覆うよう
に風防を姿勢制御する。したがって、風防は、風向きの
変化に拘らず、常に風向き方向に対して回転軸の一方側
に位置する羽根板の群のみを覆うように回動する。この
結果、風向きに対して、回転軸の一方側に位置する羽根
板の群が受ける風圧の総和と、回転軸の他方側に位置す
る羽根板の群が受ける風圧の総和との間に著しい偏頗状
態を生じさせることができる。したがって、回転軸は、
風防によって覆われていない群の羽根板が風下側に逃げ
る向きに回転駆動される。
【0009】縦形風力発電装置における風防は、風向き
検出手段が検出する風向きに追随して風向き方向に対し
て回転軸の一方側に位置する羽根板の群のみを覆うよう
に風防を姿勢制御する駆動機構を備えることができる。
検出手段が検出する風向きに追随して風向き方向に対し
て回転軸の一方側に位置する羽根板の群のみを覆うよう
に風防を姿勢制御する駆動機構を備えることができる。
【0010】この構成によれば、風向き検出手段と駆動
機構との間に、例えば、風向き検出手段が捉えた一定期
間の風向きの平均値によって駆動機構を作動させる平均
化制御、風向き検出手段が捉えた些少な風向きを無視
し、大きな風向き変化のみに追随して風防を作動させる
不感領域設定制御等の電気的制御を介在させることがで
きる。したがって、一時的な風向き変化による風防の不
安定な挙動を阻止し、風防の風圧偏頗作用を安定化する
ことができる。
機構との間に、例えば、風向き検出手段が捉えた一定期
間の風向きの平均値によって駆動機構を作動させる平均
化制御、風向き検出手段が捉えた些少な風向きを無視
し、大きな風向き変化のみに追随して風防を作動させる
不感領域設定制御等の電気的制御を介在させることがで
きる。したがって、一時的な風向き変化による風防の不
安定な挙動を阻止し、風防の風圧偏頗作用を安定化する
ことができる。
【0011】縦形風力発電装置における羽根板は、回転
軸の一方側において風防によって覆われる羽根板の群が
風向きに対して凸面を向くとともに、回転軸の他方側に
おいて風防によって覆われない羽根板の群が風向きに対
して凹面を向くこととなる曲面に形成することができ
る。
軸の一方側において風防によって覆われる羽根板の群が
風向きに対して凸面を向くとともに、回転軸の他方側に
おいて風防によって覆われない羽根板の群が風向きに対
して凹面を向くこととなる曲面に形成することができ
る。
【0012】この構成によれば、回転軸を挟んで風防に
よって覆われない一方側に位置する羽根板の群は、風向
きに対して風を逃がし難い凹面を向いているので、回転
軸により大きなトルクを生じさせることができるととも
に、風防によって覆われている他方側の羽根板は、逆
に、凸面を向いており、風防内を凸面側から進行するこ
ととなる。したがって、羽根板が風防内を進行する際の
空気抵抗によるトルク損失がより小さく抑えられる。
よって覆われない一方側に位置する羽根板の群は、風向
きに対して風を逃がし難い凹面を向いているので、回転
軸により大きなトルクを生じさせることができるととも
に、風防によって覆われている他方側の羽根板は、逆
に、凸面を向いており、風防内を凸面側から進行するこ
ととなる。したがって、羽根板が風防内を進行する際の
空気抵抗によるトルク損失がより小さく抑えられる。
【0013】また、縦形風力発電装置のおける羽根板
は、回転軸に対して径方向に放射状に取り付ける接続部
材を介して回転軸に取り付け、しかも、接続部材と羽根
板とを角度調節自在とすることができる。
は、回転軸に対して径方向に放射状に取り付ける接続部
材を介して回転軸に取り付け、しかも、接続部材と羽根
板とを角度調節自在とすることができる。
【0014】この構成によれば、同じサイズの羽根板で
あっても、接続部材の長さを変えることによって、回転
軸の中心からの距離を自在に変え、回転軸に生じるトル
クを調整することができる。また、羽根板を風向き検出
手段が検出する風向き方向に対して板厚方向を向けるよ
うに角度調節して接続部材に取り付けることによって、
台風等の異常強風時の風圧をいなすことができる。
あっても、接続部材の長さを変えることによって、回転
軸の中心からの距離を自在に変え、回転軸に生じるトル
クを調整することができる。また、羽根板を風向き検出
手段が検出する風向き方向に対して板厚方向を向けるよ
うに角度調節して接続部材に取り付けることによって、
台風等の異常強風時の風圧をいなすことができる。
【0015】縦形風力発電装置における風防は、回転軸
に対して独立に回動自在とした一対の風防からなり、そ
して、一対の風防は、重ね合せたときに風向き検出手段
が検出する風向きに追随して風向き方向に対して回転軸
の一方側に位置する羽根板の群のみを覆うとともに、向
かい合わせとしたときに羽根板全体を覆う構成とするこ
とができる。
に対して独立に回動自在とした一対の風防からなり、そ
して、一対の風防は、重ね合せたときに風向き検出手段
が検出する風向きに追随して風向き方向に対して回転軸
の一方側に位置する羽根板の群のみを覆うとともに、向
かい合わせとしたときに羽根板全体を覆う構成とするこ
とができる。
【0016】この構成によれば、一対の風防は、重ね合
せたときには、風向き方向に対して回転軸の一方側に位
置する羽根板の群のみを覆うので、有効に風圧偏頗作用
を発揮し、回転軸にトルク生じさせることができるとと
もに、向かい合わせとしたときには、羽根板全体を覆う
ので、異状気候時において羽根板全体を保護することが
できる。
せたときには、風向き方向に対して回転軸の一方側に位
置する羽根板の群のみを覆うので、有効に風圧偏頗作用
を発揮し、回転軸にトルク生じさせることができるとと
もに、向かい合わせとしたときには、羽根板全体を覆う
ので、異状気候時において羽根板全体を保護することが
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を引用しながら本発明
の実施の形態を説明する。
の実施の形態を説明する。
【0018】縦形風力発電装置は、ジェネレータ51を
内蔵した基台40と、基台40上に立設する支柱60
と、支柱60を介して基台40上に支持される羽根車3
0と、羽根車30の片側を覆う風圧偏頗手段10と、風
向き検出手段20を主要部としてなる(図1,図2)。
内蔵した基台40と、基台40上に立設する支柱60
と、支柱60を介して基台40上に支持される羽根車3
0と、羽根車30の片側を覆う風圧偏頗手段10と、風
向き検出手段20を主要部としてなる(図1,図2)。
【0019】基台40は、縦形風力発電装置を設置する
ための設置部材であるとともに、ジェネレータ51等の
電装部材を収納するための電装ケースとしての機能を担
う部材である。この基台40は、厚手の構造用鋼板を溶
接付けすることによって、全体として6面構成のボック
ス型に形成され、十分な重量を伴う。すなわち、基台4
0は、地上の平坦部またはビルの屋上等に単に据え置く
のみで、自重によって羽根車30を支持することができ
るように設計されている。ただし、基台40の四隅に
は、念のためにアンカボルト等を通して固定することが
できるように、側板42,42部分にアンカボルト等に
固定するための固定ブロック42b,42b…が添設さ
れている。
ための設置部材であるとともに、ジェネレータ51等の
電装部材を収納するための電装ケースとしての機能を担
う部材である。この基台40は、厚手の構造用鋼板を溶
接付けすることによって、全体として6面構成のボック
ス型に形成され、十分な重量を伴う。すなわち、基台4
0は、地上の平坦部またはビルの屋上等に単に据え置く
のみで、自重によって羽根車30を支持することができ
るように設計されている。ただし、基台40の四隅に
は、念のためにアンカボルト等を通して固定することが
できるように、側板42,42部分にアンカボルト等に
固定するための固定ブロック42b,42b…が添設さ
れている。
【0020】基台40の内部には、ジェネレータ51
と、ジェネレータ51が発電した電気を蓄える大容量の
バッテリ52と、バッテリの低圧直流を家庭用交流電圧
に変換するためのDC−ACインバータ装置53とが収
納されている(図2)。なお、ジェネレータ51は、基
台40の底面43の中央位置に取り付けた制振部材43
dを介して入力軸51sを上に向けた姿勢で固定されて
いる。
と、ジェネレータ51が発電した電気を蓄える大容量の
バッテリ52と、バッテリの低圧直流を家庭用交流電圧
に変換するためのDC−ACインバータ装置53とが収
納されている(図2)。なお、ジェネレータ51は、基
台40の底面43の中央位置に取り付けた制振部材43
dを介して入力軸51sを上に向けた姿勢で固定されて
いる。
【0021】支柱60は、羽根車30を所定の高さ位置
に直立姿勢を維持して支持する機能を担う部材であり、
筒状のポール部61と、ポール部61を基台40に固定
するためのフランジ部62とからなる。なお、本実施の
形態に示すポール部61は、縦形風力発電装置自体を高
所に設置する前提において短く設定されているが、低所
に設置する場合には、より長尺に設定されものである。
この支柱60は、フランジ部62に設けたボルト孔に挿
通するボルトb3,b3…を用いて基台40の天板41
に固定される(図1,図2)。
に直立姿勢を維持して支持する機能を担う部材であり、
筒状のポール部61と、ポール部61を基台40に固定
するためのフランジ部62とからなる。なお、本実施の
形態に示すポール部61は、縦形風力発電装置自体を高
所に設置する前提において短く設定されているが、低所
に設置する場合には、より長尺に設定されものである。
この支柱60は、フランジ部62に設けたボルト孔に挿
通するボルトb3,b3…を用いて基台40の天板41
に固定される(図1,図2)。
【0022】支柱60の内部には、羽根車30の回転軸
33がベアリングB2,B2を介して回転自在に装填さ
れている。回転軸33の両端は、支柱60の上下に抜け
ており、その下端は、カプリング54を介してジェネレ
ータ51の入力軸51sに直結されている。また、回転
軸33の上側には、羽根車30が取り付けられる。な
お、羽根車30の回転数とジェネレータ51の回転数と
が、実施の形態によってマッチングしない場合には、回
転軸33とジェネレータ51との間に減速装置または増
速装置を介在させることができる。
33がベアリングB2,B2を介して回転自在に装填さ
れている。回転軸33の両端は、支柱60の上下に抜け
ており、その下端は、カプリング54を介してジェネレ
ータ51の入力軸51sに直結されている。また、回転
軸33の上側には、羽根車30が取り付けられる。な
お、羽根車30の回転数とジェネレータ51の回転数と
が、実施の形態によってマッチングしない場合には、回
転軸33とジェネレータ51との間に減速装置または増
速装置を介在させることができる。
【0023】羽根車30は、地表に沿って吹く水平方向
の風を捉え、直立姿勢の回転軸33に一定方向のトルク
を生じさせることを目的とする部材であり、多数、例え
ば、8枚の羽根板31,31…と、羽根板31,31…
を取り付けるための取付け軸32とからなる。
の風を捉え、直立姿勢の回転軸33に一定方向のトルク
を生じさせることを目的とする部材であり、多数、例え
ば、8枚の羽根板31,31…と、羽根板31,31…
を取り付けるための取付け軸32とからなる。
【0024】各羽根板31は、高防錆能力、高剛性、軽
量化等の要請をバランスよく満足させることができるジ
ェラルミンの薄板材料からなる。各羽根板31は、ジェ
ラルミンの定尺板を所定の縦横寸法に裁断した上、プレ
ス加工を経て大きなアールを付与した曲面に形成されて
いる。したがって、各羽根板31は、一方の面が凸面S
1であるときは、他方の面は、凹面S2であることとな
る。
量化等の要請をバランスよく満足させることができるジ
ェラルミンの薄板材料からなる。各羽根板31は、ジェ
ラルミンの定尺板を所定の縦横寸法に裁断した上、プレ
ス加工を経て大きなアールを付与した曲面に形成されて
いる。したがって、各羽根板31は、一方の面が凸面S
1であるときは、他方の面は、凹面S2であることとな
る。
【0025】取付け軸32は、多数の羽根板31,31
…を取り付けるために回転軸33の直径を実質的に拡張
する機能を担う部材である。取付け軸32には、軸方向
に向けて等角度間隔に羽根板31の板厚相当のスリット
が刻設されており、各羽根板31は、一側縁部を取付け
軸32のスリットに嵌入した上でかしめ止めし、さら
に、抜け防止用のピンが打たれている。この際、曲面構
成された8枚の羽根板31,31…は、回転軸33の周
方向について同じ向きに取り付けられている。したがっ
て、回転軸33を側方から観察した場合、中心に位置す
る回転軸33を挟んで一方側に位置する羽根板31が凹
面S2を向いているときには、回転軸33の他方側に位
置する羽根板は、凸面S1を向いている。なお、羽根板
31,31…を取り付けた取付け軸32は、回転軸33
に固定され、回転軸33と一体となって回転する。
…を取り付けるために回転軸33の直径を実質的に拡張
する機能を担う部材である。取付け軸32には、軸方向
に向けて等角度間隔に羽根板31の板厚相当のスリット
が刻設されており、各羽根板31は、一側縁部を取付け
軸32のスリットに嵌入した上でかしめ止めし、さら
に、抜け防止用のピンが打たれている。この際、曲面構
成された8枚の羽根板31,31…は、回転軸33の周
方向について同じ向きに取り付けられている。したがっ
て、回転軸33を側方から観察した場合、中心に位置す
る回転軸33を挟んで一方側に位置する羽根板31が凹
面S2を向いているときには、回転軸33の他方側に位
置する羽根板は、凸面S1を向いている。なお、羽根板
31,31…を取り付けた取付け軸32は、回転軸33
に固定され、回転軸33と一体となって回転する。
【0026】風防10Aは、風圧偏頗手段10の一形態
として用いられるものであり、上底面11と下底面13
と側面12とからなる(図1,図2)。上底面11と下
底面13とは、共に半円形に形成され、側面12は、上
底面11の円周部と下底面13の円周部に接続される曲
面である。したがって、風防10Aは、全体として有底
円筒体を半割にしたような外観を呈する。なお、この際
の風防10Aの大きさは、回転軸33を中心として羽根
車30の片側全体を収納することができる寸法に設定さ
れている。風防10Aの上底面11と下底面13の中心
部には、半円形の膨出部11a,13aが形成され(図
1)、各膨出部11a,13aの裏面には、それぞれ、
ベアリングB1,B2が取り付けられている(図1,図
2)。また、風防10Aの上底面11には、風向き検出
手段20の一形態として大面積の風向板21が立設され
ている。
として用いられるものであり、上底面11と下底面13
と側面12とからなる(図1,図2)。上底面11と下
底面13とは、共に半円形に形成され、側面12は、上
底面11の円周部と下底面13の円周部に接続される曲
面である。したがって、風防10Aは、全体として有底
円筒体を半割にしたような外観を呈する。なお、この際
の風防10Aの大きさは、回転軸33を中心として羽根
車30の片側全体を収納することができる寸法に設定さ
れている。風防10Aの上底面11と下底面13の中心
部には、半円形の膨出部11a,13aが形成され(図
1)、各膨出部11a,13aの裏面には、それぞれ、
ベアリングB1,B2が取り付けられている(図1,図
2)。また、風防10Aの上底面11には、風向き検出
手段20の一形態として大面積の風向板21が立設され
ている。
【0027】この風向板21は、軽金属の平板からな
り、上底面11の中心から風防10Aの開口部H1に沿
って径方向に向けて取り付けられ、風防10Aの外側に
大きくオーバハングしている。そして、風防10Aは、
羽根車30の一方側に位置する一群の羽根板31,31
…を内部に収納した状態において、ベアリングB1,B
2を介して、回転軸33に回動自在に組み付けられてい
る。したがって、風防10Aと羽根車30とは、連動し
ておらず、風防10Aは、羽根車30から独立して動作
する。この際、風防10Aと羽根車30との関係は、風
向板21が検出する風向き方向A1に対して凸面S1を
向いている羽根板31,31…の群が風防10A内に収
納され、逆に、凹面S2を向いている羽根板31,31
…の群が、風防10Aの外に現れる関係になっている。
り、上底面11の中心から風防10Aの開口部H1に沿
って径方向に向けて取り付けられ、風防10Aの外側に
大きくオーバハングしている。そして、風防10Aは、
羽根車30の一方側に位置する一群の羽根板31,31
…を内部に収納した状態において、ベアリングB1,B
2を介して、回転軸33に回動自在に組み付けられてい
る。したがって、風防10Aと羽根車30とは、連動し
ておらず、風防10Aは、羽根車30から独立して動作
する。この際、風防10Aと羽根車30との関係は、風
向板21が検出する風向き方向A1に対して凸面S1を
向いている羽根板31,31…の群が風防10A内に収
納され、逆に、凹面S2を向いている羽根板31,31
…の群が、風防10Aの外に現れる関係になっている。
【0028】そして、このような風防10Aと羽根車3
0との関係が、風向きが変化したときにおいても維持さ
れることが、本発明にかかる縦形風力発電装置における
特徴である。
0との関係が、風向きが変化したときにおいても維持さ
れることが、本発明にかかる縦形風力発電装置における
特徴である。
【0029】すなわち、風向き方向A1は、風向き検出
手段20の風向板21によって検出され、風向板21
は、風向き方向A1に沿って姿勢変化しようとする(図
3)。すると、風防10Aは、風向板21に駆動されて
回転軸33を中心に回動し、風向き方向A1に対して回
転軸33の一方側に位置する羽根板31,31…の群の
みを覆うように姿勢制御される。このとき、風防10A
によって覆われない羽根板31,31…の群は、風向き
方向A1に対して凹面S2を向いている。そこで、風防
10A外の羽根板31,31…の群は、それぞれ、風を
逃がし難い凹面S2によって風を受け、風圧を回転軸3
3を矢印方向に回転駆動する大きなモーメント力に変換
することができる。また、風防10A内にある羽根板3
1,31…の群は、風防10Aによって風を遮られてい
るとともに、凸面S1を前にして低い空気抵抗で進行す
るため、回転軸33に生じたトルクに対する相殺成分を
最小限に抑え、効率よくジェネレータ51を駆動するこ
とが可能である。
手段20の風向板21によって検出され、風向板21
は、風向き方向A1に沿って姿勢変化しようとする(図
3)。すると、風防10Aは、風向板21に駆動されて
回転軸33を中心に回動し、風向き方向A1に対して回
転軸33の一方側に位置する羽根板31,31…の群の
みを覆うように姿勢制御される。このとき、風防10A
によって覆われない羽根板31,31…の群は、風向き
方向A1に対して凹面S2を向いている。そこで、風防
10A外の羽根板31,31…の群は、それぞれ、風を
逃がし難い凹面S2によって風を受け、風圧を回転軸3
3を矢印方向に回転駆動する大きなモーメント力に変換
することができる。また、風防10A内にある羽根板3
1,31…の群は、風防10Aによって風を遮られてい
るとともに、凸面S1を前にして低い空気抵抗で進行す
るため、回転軸33に生じたトルクに対する相殺成分を
最小限に抑え、効率よくジェネレータ51を駆動するこ
とが可能である。
【0030】また、風向き方向A1が一定である状態、
つまり、風防10Aが作動しない状態において羽根車3
0が回転すると、風防10内に位置する羽根板31,3
1…と風防10外に位置する羽根板31,31…とが順
次に入れ替わることとなるが、凸面S1を前に向けて進
行していた風防10A内の羽根板31,31…が風防1
0Aの外部に現れるときには、回転軸33の回りを18
0度分回転しているので、凸面S1と凹面S2とが反転
し、順次に凹面S2を向いて風防10A外部に現れる。
したがって、羽根車30と風防10Aとの関係は、羽根
車30の回転によっても何ら失われず、回転軸33に同
方向のトルクを継続して生じさせることができるのであ
る。
つまり、風防10Aが作動しない状態において羽根車3
0が回転すると、風防10内に位置する羽根板31,3
1…と風防10外に位置する羽根板31,31…とが順
次に入れ替わることとなるが、凸面S1を前に向けて進
行していた風防10A内の羽根板31,31…が風防1
0Aの外部に現れるときには、回転軸33の回りを18
0度分回転しているので、凸面S1と凹面S2とが反転
し、順次に凹面S2を向いて風防10A外部に現れる。
したがって、羽根車30と風防10Aとの関係は、羽根
車30の回転によっても何ら失われず、回転軸33に同
方向のトルクを継続して生じさせることができるのであ
る。
【0031】次いで、風向きが変わり、風向き方向A2
に変化した場合についてみると(図3の二点鎖線)、こ
の場合にも、風防10Aは、風向板21に駆動されて回
転軸33の周囲を回動し、この結果、風向き方向A2に
対して回転軸33の一方側に位置する凸面S1向きの羽
根板31,31…の群が風防10Aに覆われ、他方側の
凹面S2向きの羽根板31,31…の群が風防10A外
部に現れることとなる関係は同様となる。つまり、、羽
根車30が回転して風防10A内にあった羽根板31,
31…が風防10A外に現れる結果と、風防10Aが回
動して風防10A内にあった羽根板31,31…が風防
10A外に現れる結果とは、いずれも、風防10Aと羽
根車30との相対回転として見れば、同一の動作に過ぎ
ないからである。
に変化した場合についてみると(図3の二点鎖線)、こ
の場合にも、風防10Aは、風向板21に駆動されて回
転軸33の周囲を回動し、この結果、風向き方向A2に
対して回転軸33の一方側に位置する凸面S1向きの羽
根板31,31…の群が風防10Aに覆われ、他方側の
凹面S2向きの羽根板31,31…の群が風防10A外
部に現れることとなる関係は同様となる。つまり、、羽
根車30が回転して風防10A内にあった羽根板31,
31…が風防10A外に現れる結果と、風防10Aが回
動して風防10A内にあった羽根板31,31…が風防
10A外に現れる結果とは、いずれも、風防10Aと羽
根車30との相対回転として見れば、同一の動作に過ぎ
ないからである。
【0032】縦形風力発電装置における風防10Aの形
状は、半割りの有底筒状に限らない。例えば、風防10
Aの前縁部と後縁部とに、風切り用のエッジ部材15,
15を添設することができる(図4)。このエッジ部材
15,15は、いずれも、風防10Aの全高に及んで設
けられている。ここで、前縁部側のエッジ部材15は、
風を切って風防10Aに加わる不要な側圧を減少させる
作用を発揮し、一方、後縁部側のエッジ部材15は、風
防10Aからの風離れを良好にすることによって、協働
的に風防10Aに加わる不要な側圧を減少させる作用を
発揮することができる。したがって、両者相俟って回転
軸33のベアリングB2,B2に対する負荷を軽減する
ことができる。また、軸受けに対する負荷軽減作用は、
風速が強まったときにより効果的に働く。
状は、半割りの有底筒状に限らない。例えば、風防10
Aの前縁部と後縁部とに、風切り用のエッジ部材15,
15を添設することができる(図4)。このエッジ部材
15,15は、いずれも、風防10Aの全高に及んで設
けられている。ここで、前縁部側のエッジ部材15は、
風を切って風防10Aに加わる不要な側圧を減少させる
作用を発揮し、一方、後縁部側のエッジ部材15は、風
防10Aからの風離れを良好にすることによって、協働
的に風防10Aに加わる不要な側圧を減少させる作用を
発揮することができる。したがって、両者相俟って回転
軸33のベアリングB2,B2に対する負荷を軽減する
ことができる。また、軸受けに対する負荷軽減作用は、
風速が強まったときにより効果的に働く。
【0033】なお、風防10Aは、風圧偏頗手段10と
して風向き方向A1に対して回転軸33の一方側に位置
する羽根板31,31…の群が受ける風圧の総和と、他
方側に位置する羽根板31,31…の群が受ける風圧の
総和との間に格差を生じさせる目的を有し、この目的か
ら、風防10Aが風向き方向A1に対して回転軸33の
一方側に位置する羽根板31,31…の群を覆うとは、
風向き方向A1から風防10Aを観察したときに回転軸
33の一方側に位置する羽根板31,31…の群を覆う
態様となればよいとする趣旨であり、風防10Aを上方
から観察したときに回転軸33の一方側に位置する羽根
板31,31…の群全体が覆われていることが必要であ
るとする趣旨ではない。したがって、風防10Aは、上
記実施の形態の風防10Aに準じて説明すると、三つ割
りないし四つ割り円筒状のものとすることもできる。
して風向き方向A1に対して回転軸33の一方側に位置
する羽根板31,31…の群が受ける風圧の総和と、他
方側に位置する羽根板31,31…の群が受ける風圧の
総和との間に格差を生じさせる目的を有し、この目的か
ら、風防10Aが風向き方向A1に対して回転軸33の
一方側に位置する羽根板31,31…の群を覆うとは、
風向き方向A1から風防10Aを観察したときに回転軸
33の一方側に位置する羽根板31,31…の群を覆う
態様となればよいとする趣旨であり、風防10Aを上方
から観察したときに回転軸33の一方側に位置する羽根
板31,31…の群全体が覆われていることが必要であ
るとする趣旨ではない。したがって、風防10Aは、上
記実施の形態の風防10Aに準じて説明すると、三つ割
りないし四つ割り円筒状のものとすることもできる。
【0034】風防10Aは、駆動機構60Aによって強
制的に姿勢制御することもできる(図5)。この際、駆
動機構60Aとしては、駆動モータ64を用いるのが便
宜である。すなわち、支柱60のポール部61内には、
上端にフランジ部63fを形成するとともに、下端にウ
ォームホイル63gを取り付けた中間軸63が回動自在
に装填されている。また、羽根車30の回転軸33は、
この中間軸63内を貫通する状態で中間軸63によって
回転自在に支持されている。したがって、中間軸63と
回転軸33とは相対回転することができる状態である。
そして、風防10Aは、中間軸63のフランジ部63f
に載せるようにして固定され、中間軸63によって独立
に支持されている。また、基台40の天板41の裏面側
には、中間軸63のウォームホイル63gに噛合するウ
ォーム64gを備える駆動モータ64が設置されてい
る。
制的に姿勢制御することもできる(図5)。この際、駆
動機構60Aとしては、駆動モータ64を用いるのが便
宜である。すなわち、支柱60のポール部61内には、
上端にフランジ部63fを形成するとともに、下端にウ
ォームホイル63gを取り付けた中間軸63が回動自在
に装填されている。また、羽根車30の回転軸33は、
この中間軸63内を貫通する状態で中間軸63によって
回転自在に支持されている。したがって、中間軸63と
回転軸33とは相対回転することができる状態である。
そして、風防10Aは、中間軸63のフランジ部63f
に載せるようにして固定され、中間軸63によって独立
に支持されている。また、基台40の天板41の裏面側
には、中間軸63のウォームホイル63gに噛合するウ
ォーム64gを備える駆動モータ64が設置されてい
る。
【0035】一方、風防10Aの上底面11には、風向
き検出手段20として風向きセンサ22が設置されてい
る。この風向きセンサ22は、風向きを検出して電気信
号に変換するものであるが、風向きセンサ22には、一
定の不感領域が設定され、微弱な風向きの変化には反応
しないように設定されている。また、風向きセンサ22
の信号は、図示しない駆動モータ64の制御部に入力さ
れている。そして、駆動モータ64は、風向きセンサ2
2が検出する風向きに追随して風向き方向A1に対して
回転軸33の一方側に位置する羽根板31の群のみを覆
うように風防10Aを姿勢制御することができる。ただ
し、羽根車30の羽根板31が曲面構成されている場合
には、風防10Aは、風向き方向A1に対して凸面S1
を向いている回転軸33の一方側に位置する羽根板3
1,31…の群のみを覆うものとする。
き検出手段20として風向きセンサ22が設置されてい
る。この風向きセンサ22は、風向きを検出して電気信
号に変換するものであるが、風向きセンサ22には、一
定の不感領域が設定され、微弱な風向きの変化には反応
しないように設定されている。また、風向きセンサ22
の信号は、図示しない駆動モータ64の制御部に入力さ
れている。そして、駆動モータ64は、風向きセンサ2
2が検出する風向きに追随して風向き方向A1に対して
回転軸33の一方側に位置する羽根板31の群のみを覆
うように風防10Aを姿勢制御することができる。ただ
し、羽根車30の羽根板31が曲面構成されている場合
には、風防10Aは、風向き方向A1に対して凸面S1
を向いている回転軸33の一方側に位置する羽根板3
1,31…の群のみを覆うものとする。
【0036】このような構成を有する縦形風力発電装置
は、大面積の風向板21に換えて風向きセンサ22を用
いているので、風防10Aが回動動作する際の動作所要
スペースを小さく抑えることができ、例えば、ビル風の
通路となるようなビルとビルとの狭隘なスペースを利用
しての設置が可能である他、装置全体の大型化に伴って
風防10Aが大重量となったときにおいても、風防10
Aを駆動モータ64によって強制的に駆動することがで
きるので有利である。
は、大面積の風向板21に換えて風向きセンサ22を用
いているので、風防10Aが回動動作する際の動作所要
スペースを小さく抑えることができ、例えば、ビル風の
通路となるようなビルとビルとの狭隘なスペースを利用
しての設置が可能である他、装置全体の大型化に伴って
風防10Aが大重量となったときにおいても、風防10
Aを駆動モータ64によって強制的に駆動することがで
きるので有利である。
【0037】羽根車30を構成する多数の羽根板31,
31…は、接続部材34,34…を介して取付け軸32
または回転軸33に取り付けることができる(図6)。
接続部材34には、金属の丸パイプ材または角パイプ材
等を用いることができ、1枚の羽根板31につき少なく
とも上下2本の接続部材34,34を用いるのが適当で
ある。接続部材34は、羽根板31と回転軸33との距
離を稼ぎ、同一面積の羽根板31または軽量の羽根板3
1を用いて回転軸33により大きなトルクを生じるさせ
る趣旨である。
31…は、接続部材34,34…を介して取付け軸32
または回転軸33に取り付けることができる(図6)。
接続部材34には、金属の丸パイプ材または角パイプ材
等を用いることができ、1枚の羽根板31につき少なく
とも上下2本の接続部材34,34を用いるのが適当で
ある。接続部材34は、羽根板31と回転軸33との距
離を稼ぎ、同一面積の羽根板31または軽量の羽根板3
1を用いて回転軸33により大きなトルクを生じるさせ
る趣旨である。
【0038】また、羽根車30を構成する各羽根板31
は、羽根板31の外形を形成する枠状のフレーム31a
と、このフレーム31aに張着する不通気性のシート材
料31bとからなる構成とすることができる(図6)。
フレーム31aには、軽金属材料が適しており、また、
シート材料31bには、帆布や目止めをしたカーボン繊
維製識布が適する。これによって、各羽根板31の軽量
化と大面積化とを両立させることができるので、縦形風
力発電装置を大型化する際に有利となる。
は、羽根板31の外形を形成する枠状のフレーム31a
と、このフレーム31aに張着する不通気性のシート材
料31bとからなる構成とすることができる(図6)。
フレーム31aには、軽金属材料が適しており、また、
シート材料31bには、帆布や目止めをしたカーボン繊
維製識布が適する。これによって、各羽根板31の軽量
化と大面積化とを両立させることができるので、縦形風
力発電装置を大型化する際に有利となる。
【0039】さらに、接続部材34を介して羽根板31
を取り付ける構成を採用する場合には、各羽根板31を
接続部材34に角度調節自在に取り付けることもできる
(図7)。接続部材34,34は、各羽根板31につき
上下一対用いられ、一対の接続部材34,34は、回転
軸33の径方向に向けて取付け軸33から突設されてい
る。上下の接続部材34,34の間隔は、羽根板31の
上下寸法をやや上回る間隔に設定され、その先端部に
は、それぞれ、短いパイプ状のロック部材34p,34
pが上下方向に向けて固定されている。各ロック部材3
4pには、摺り割りが形成されており、摺り割りには、
締付けねじb1,b1が付設されている。一方、羽根板
31には、上端縁の中央位置と下端縁の中央位置とに一
対の支持軸31s,31sが上下に向けて突設され、各
羽根板31は、上下の支持軸31s,31sを対応する
接続部材34,34のロック部材34p,34pによっ
て把持することによって、一対の接続部材34,34に
よって上下方向から挟み込むようにして支持されてい
る。
を取り付ける構成を採用する場合には、各羽根板31を
接続部材34に角度調節自在に取り付けることもできる
(図7)。接続部材34,34は、各羽根板31につき
上下一対用いられ、一対の接続部材34,34は、回転
軸33の径方向に向けて取付け軸33から突設されてい
る。上下の接続部材34,34の間隔は、羽根板31の
上下寸法をやや上回る間隔に設定され、その先端部に
は、それぞれ、短いパイプ状のロック部材34p,34
pが上下方向に向けて固定されている。各ロック部材3
4pには、摺り割りが形成されており、摺り割りには、
締付けねじb1,b1が付設されている。一方、羽根板
31には、上端縁の中央位置と下端縁の中央位置とに一
対の支持軸31s,31sが上下に向けて突設され、各
羽根板31は、上下の支持軸31s,31sを対応する
接続部材34,34のロック部材34p,34pによっ
て把持することによって、一対の接続部材34,34に
よって上下方向から挟み込むようにして支持されてい
る。
【0040】したがって、各羽根板31は、締付けねじ
b1を弛めることによって、支持軸31sを中心にして
360度回転することができ(図8)、任意の角度位置
で締付けねじb1を締めることにより、風向き方向A1
に対して最も効率のよい角度に角度調節することができ
る。また、全ての羽根板31,31…を同方向に向けて
平行となるように角度調節することにより(図9)、羽
根車30自体が、風向き方向A1に対して最も風の抵抗
を受けない姿勢を自動的に選択するように動作するの
で、台風等の異常な強風時において風をいなし、過大な
風圧によって羽根車30が損傷する事態を回避すること
ができる。なお、この際には、風防10Aと羽根車30
とを相対回転不能にロックしてもよい。
b1を弛めることによって、支持軸31sを中心にして
360度回転することができ(図8)、任意の角度位置
で締付けねじb1を締めることにより、風向き方向A1
に対して最も効率のよい角度に角度調節することができ
る。また、全ての羽根板31,31…を同方向に向けて
平行となるように角度調節することにより(図9)、羽
根車30自体が、風向き方向A1に対して最も風の抵抗
を受けない姿勢を自動的に選択するように動作するの
で、台風等の異常な強風時において風をいなし、過大な
風圧によって羽根車30が損傷する事態を回避すること
ができる。なお、この際には、風防10Aと羽根車30
とを相対回転不能にロックしてもよい。
【0041】風圧偏頗手段10としての風防10Aは、
回転軸33に対して独立に回動動作可能であるととも
に、重ね合せ可能な一対の風防10A,10Aからなる
ものとすることができる(図10)。一対の風防10
A,10Aは、いずれも半割り有底円筒状の外形を有す
る相似形に形成されている。各風防10Aの側端面の一
方側には、それぞれ、ボルト孔h1,h1を形成したフ
ランジ12fが形成されている。ただし、一対の風防1
0A,10Aにおけるフランジ12f,12fは、風防
10Aの側面12の反対側に形成されている。また、一
方の風防10Aは、他方の風防10Aより一回り小さ
く、他方の風防10A内に収納した状態で重ね合せるこ
とができる。
回転軸33に対して独立に回動動作可能であるととも
に、重ね合せ可能な一対の風防10A,10Aからなる
ものとすることができる(図10)。一対の風防10
A,10Aは、いずれも半割り有底円筒状の外形を有す
る相似形に形成されている。各風防10Aの側端面の一
方側には、それぞれ、ボルト孔h1,h1を形成したフ
ランジ12fが形成されている。ただし、一対の風防1
0A,10Aにおけるフランジ12f,12fは、風防
10Aの側面12の反対側に形成されている。また、一
方の風防10Aは、他方の風防10Aより一回り小さ
く、他方の風防10A内に収納した状態で重ね合せるこ
とができる。
【0042】そして、一対の風防10Aは、重ね合せた
ときにおいて、単一の風防10Aとほぼ同じ形態とな
る。このとき、外側となる風防10Aの上底面11と下
底面13に形成された膨出部11a,13aと、内側と
なる風防10Aの上底面11と下底面13に形成された
膨出部11a,13aとは互いに一致するとともに、フ
ランジ12f,12fは、互いに反対側に突出する状態
となる。したがって、内側の風防10Aの上底面11の
膨出部11aに形成した軸孔11hは、外側の風防10
の膨出部11aの中心に一致し、また、内側の風防10
A下底面13の膨出部13aに形成した軸孔13hと、
外側の風防10Aの膨出部13aの軸孔13hとは、回
転軸33を挿通することができるように一致する。
ときにおいて、単一の風防10Aとほぼ同じ形態とな
る。このとき、外側となる風防10Aの上底面11と下
底面13に形成された膨出部11a,13aと、内側と
なる風防10Aの上底面11と下底面13に形成された
膨出部11a,13aとは互いに一致するとともに、フ
ランジ12f,12fは、互いに反対側に突出する状態
となる。したがって、内側の風防10Aの上底面11の
膨出部11aに形成した軸孔11hは、外側の風防10
の膨出部11aの中心に一致し、また、内側の風防10
A下底面13の膨出部13aに形成した軸孔13hと、
外側の風防10Aの膨出部13aの軸孔13hとは、回
転軸33を挿通することができるように一致する。
【0043】そして、このような2枚重ねの風防10
A,10Aを備える縦形風力発電装置は、台風等の到来
に先立って、一対の風防10A,10Aによって羽根車
30全体を覆う防御対策をとることが可能である(図1
1)。すなわち、一対の風防10A,10Aは、回転軸
33に対して独立に回動自在であるから、相互の重なり
を解消するように一方の風防10Aを向かい合わせ姿勢
にまで回動させると、側面12,12から突出していた
フランジ12fと他方の風防10Aのフランジ12fと
が突き合わせ状態となる。そこで、フランジ12f,1
2fのボルト孔h1に適合するボルトb2を挿通して固
定することによって、一対の風防10A,10Aは、全
体として、羽根車30を内部に収納した1個の有底円筒
体を形成し、内部の羽根車30を確実に保護することが
できる形態に変化するのである。
A,10Aを備える縦形風力発電装置は、台風等の到来
に先立って、一対の風防10A,10Aによって羽根車
30全体を覆う防御対策をとることが可能である(図1
1)。すなわち、一対の風防10A,10Aは、回転軸
33に対して独立に回動自在であるから、相互の重なり
を解消するように一方の風防10Aを向かい合わせ姿勢
にまで回動させると、側面12,12から突出していた
フランジ12fと他方の風防10Aのフランジ12fと
が突き合わせ状態となる。そこで、フランジ12f,1
2fのボルト孔h1に適合するボルトb2を挿通して固
定することによって、一対の風防10A,10Aは、全
体として、羽根車30を内部に収納した1個の有底円筒
体を形成し、内部の羽根車30を確実に保護することが
できる形態に変化するのである。
【0044】
【発明の効果】本発明の縦形風力発電装置は、風向き検
出手段を介して検出された風向きに追随するように姿勢
制御される風防を有し、この風防で回転軸の一方側に位
置する羽根板の群を覆うことによって、風向きの変化に
拘らず、風向きに対して回転軸の一方側の位置する羽根
板の群が受ける風圧の総和と、回転軸の他方側に位置す
る羽根板の群が受ける風圧の総和との間に大きな偏頗状
態を確実に生じさせることができるので、縦形風力発電
装置における発電効率を大幅に改善することができると
いう効果を奏する。
出手段を介して検出された風向きに追随するように姿勢
制御される風防を有し、この風防で回転軸の一方側に位
置する羽根板の群を覆うことによって、風向きの変化に
拘らず、風向きに対して回転軸の一方側の位置する羽根
板の群が受ける風圧の総和と、回転軸の他方側に位置す
る羽根板の群が受ける風圧の総和との間に大きな偏頗状
態を確実に生じさせることができるので、縦形風力発電
装置における発電効率を大幅に改善することができると
いう効果を奏する。
【0045】また、羽根板を接続部材を介して角度調節
可能に回転軸に取り付ける形態の縦形風力発電装置にお
いては、微風を効率よく捉える大面積の羽根板を採用し
た場合においても、台風等に備えて羽根板を風向きに対
して板厚方向を向けるように角度調節することによっ
て、簡単に風圧をいなすことができるので、異常な強風
から羽根板を保護することができる。
可能に回転軸に取り付ける形態の縦形風力発電装置にお
いては、微風を効率よく捉える大面積の羽根板を採用し
た場合においても、台風等に備えて羽根板を風向きに対
して板厚方向を向けるように角度調節することによっ
て、簡単に風圧をいなすことができるので、異常な強風
から羽根板を保護することができる。
【0046】さらに、2枚重ねの一対の風防を有するも
のは、一対の風防を向かい合わせとして羽根車全体を覆
うことができるので、強風に弱いという縦形風力発電装
置における問題点を完全に解消することができる。
のは、一対の風防を向かい合わせとして羽根車全体を覆
うことができるので、強風に弱いという縦形風力発電装
置における問題点を完全に解消することができる。
【図1 】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す横断面図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す平面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す平面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を示す要部の横断面図
である。
である。
【図6】本発明の他の実施の形態を示す要部の斜視図で
ある。
ある。
【図7】本発明の他の実施の形態を示す要部の斜視図で
ある。
ある。
【図8】上記実施の形態における動作説明図である。
【図9】上記実施の形態における動作説明図である。
【図10】本発明の他の実施の形態を示す要部の斜視図
である。
である。
【図11】上記実施の形態における動作説明図である。
A1 風向き方向
A2 風向き方向
S1 凸面
S2 凹面
10 風圧偏頗手段
10A 風防
20 風向き検出手段
31 羽根板
33 回転軸
34 接続部材
51 ジェネレータ
60A 駆動機構
64 駆動モータ
Claims (5)
- 【請求項1】 直立姿勢に設置する回転軸に対して、径
方向に複数の羽根板を放射状に取り付けるとともに、前
記複数の羽根板中、風向き方向に対して前記回転軸の一
方側に位置する羽根板の群が受ける風圧の総和と、前記
回転軸の他方側に位置する羽根板の群が受ける風圧の総
和とを異なるものとする風圧偏頗手段を備え、該風圧偏
頗手段によって前記回転軸に生じるトルクを利用してジ
ェネレータを回転駆動するようにしてなる縦形風力発電
装置において、 前記風圧偏頗手段が、風向き検出手段を有し、前記回転
軸に回動自在に取り付ける風防であり、前記風向き検出
手段は、検出した風向きに追随して風向き方向に対して
前記回転軸の一方側に位置する羽根板の群のみを覆うよ
うに前記風防を姿勢制御することを特徴とする縦形風力
発電装置。 - 【請求項2】 前記風防は、前記風向き検出手段が検出
する風向きに追随して風向き方向に対して前記回転軸の
一方側に位置する羽根板の群のみを覆うように前記風防
を姿勢制御する駆動機構を備えることを特徴とする請求
項1に記載の縦形風力発電装置。 - 【請求項3】 前記羽根板は、前記風防によって覆われ
る前記回転軸の一方側に位置する羽根板の群が風向きに
対して凸面を向くとともに、前記風防によって覆われな
い前記回転軸の他方側に位置する羽根板の群が風向きに
対して凹面を向く曲面に形成されていることを特徴とす
る請求項1または請求項2に記載の縦形風力発電装置。 - 【請求項4】 前記羽根板は、前記回転軸に対して径方
向に放射状に取り付ける接続部材を介して前記回転軸に
取り付け、該接続部材と前記羽根板とは、角度調節自在
であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいず
れかに記載の縦形風力発電装置。 - 【請求項5】 前記風防は、前記回転軸に対し、独立に
回動自在とした一対の風防からなり、該一対の風防は、
重ね合せたときに前記風向き検出手段が検出する風向き
に追随して風向き方向に対して前記回転軸の一方側に位
置する羽根板の群のみを覆うとともに、向かい合わせと
したときに前記羽根板全体を覆うことを特徴とする請求
項1ないし請求項4のいずれかに記載の縦形風力発電装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001396539A JP2003193955A (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 縦形風力発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001396539A JP2003193955A (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 縦形風力発電装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003193955A true JP2003193955A (ja) | 2003-07-09 |
Family
ID=27602600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001396539A Pending JP2003193955A (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 縦形風力発電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003193955A (ja) |
Cited By (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2896829A1 (fr) * | 2006-01-31 | 2007-08-03 | Bertrand Masse | Eolienne a capteur de flux |
| KR100895038B1 (ko) * | 2007-11-07 | 2009-05-04 | 주식회사 케이.알 | 수직축 풍력발전시스템용 터빈의 블레이드 구조 |
| JP2010154747A (ja) * | 2010-03-26 | 2010-07-08 | Kohei Hayamizu | 風力発電装置 |
| CN101865085A (zh) * | 2010-05-07 | 2010-10-20 | 哈斯龙 | 水平旋转风力发电机 |
| CN101886616A (zh) * | 2010-08-06 | 2010-11-17 | 钟明华 | 移动风力发电机 |
| KR101000628B1 (ko) * | 2009-06-16 | 2010-12-10 | 김태완 | 풍력발전장치 |
| KR101010428B1 (ko) | 2010-10-25 | 2011-01-21 | 유환 | 풍력발전 시스템 |
| WO2011078435A1 (ko) * | 2009-12-22 | 2011-06-30 | 방부현 | 풍력 발전기 |
| WO2011028067A3 (ko) * | 2009-09-07 | 2011-07-14 | Ryu Byung-Sue | 풍력발전용 원통형 풍차 |
| WO2011038025A3 (en) * | 2009-09-28 | 2011-08-04 | Freiezo, Llc | Fluid turbine devices and methods related to fluid turbine devices |
| WO2011059760A3 (en) * | 2009-10-29 | 2011-09-09 | The Green Electric Company, A Massachusetts Corporation | Wind energy system |
| WO2011115355A1 (ko) * | 2010-03-18 | 2011-09-22 | 화인케미칼 주식회사 | 수직축 풍력 발전기 |
| EP2044462A4 (en) * | 2006-07-20 | 2012-06-13 | Daniel Farb | FLOW DEFLECTION DEVICES AND METHOD FOR POWER STORAGE MACHINES |
| KR101211581B1 (ko) | 2012-05-24 | 2012-12-12 | (주)알앤디프로젝트 | 도로변에 설치되는 집풍형 풍력발전장치 |
| JP2012251534A (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-20 | Katsunari Kawasaki | 回転風洞付垂直型風力発電装置 |
| JP2013185590A (ja) * | 2012-03-06 | 2013-09-19 | Akitoshi Murata | 風力タービンシステム |
| KR101471398B1 (ko) * | 2014-05-19 | 2014-12-10 | 김순구 | 키가 있는 반원통형 커버가 구비된 수ㆍ조력 발전 회전장치 |
| JP2015072009A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-04-16 | 株式会社New Act | 羽根構造体及び発電システム |
| WO2015156473A1 (ko) * | 2014-04-08 | 2015-10-15 | 주식회사 이노마드 | 모듈형 수류 에너지 변환장치 |
| NO20151477A1 (en) * | 2015-11-02 | 2017-05-03 | Zeiner Gundersen Dag Herman | Modular power turbine system |
| WO2017095044A1 (ko) * | 2015-12-04 | 2017-06-08 | 한덕호 | 항력형 풍력발전장치 |
| JP2021161963A (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-11 | 久和 内山 | 風力発電用の風車構造 |
-
2001
- 2001-12-27 JP JP2001396539A patent/JP2003193955A/ja active Pending
Cited By (28)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2896829A1 (fr) * | 2006-01-31 | 2007-08-03 | Bertrand Masse | Eolienne a capteur de flux |
| EP2044462A4 (en) * | 2006-07-20 | 2012-06-13 | Daniel Farb | FLOW DEFLECTION DEVICES AND METHOD FOR POWER STORAGE MACHINES |
| KR100895038B1 (ko) * | 2007-11-07 | 2009-05-04 | 주식회사 케이.알 | 수직축 풍력발전시스템용 터빈의 블레이드 구조 |
| KR101000628B1 (ko) * | 2009-06-16 | 2010-12-10 | 김태완 | 풍력발전장치 |
| WO2010147257A1 (ko) * | 2009-06-16 | 2010-12-23 | Kim Tae Wan | 풍력발전장치 |
| WO2011028067A3 (ko) * | 2009-09-07 | 2011-07-14 | Ryu Byung-Sue | 풍력발전용 원통형 풍차 |
| CN102597503A (zh) * | 2009-09-07 | 2012-07-18 | 柳荣实 | 风力发电用圆筒形风车 |
| WO2011038025A3 (en) * | 2009-09-28 | 2011-08-04 | Freiezo, Llc | Fluid turbine devices and methods related to fluid turbine devices |
| WO2011059760A3 (en) * | 2009-10-29 | 2011-09-09 | The Green Electric Company, A Massachusetts Corporation | Wind energy system |
| US8167533B2 (en) | 2009-10-29 | 2012-05-01 | The Green Electric Company | Wind energy system |
| WO2011078435A1 (ko) * | 2009-12-22 | 2011-06-30 | 방부현 | 풍력 발전기 |
| WO2011115355A1 (ko) * | 2010-03-18 | 2011-09-22 | 화인케미칼 주식회사 | 수직축 풍력 발전기 |
| JP2010154747A (ja) * | 2010-03-26 | 2010-07-08 | Kohei Hayamizu | 風力発電装置 |
| CN101865085A (zh) * | 2010-05-07 | 2010-10-20 | 哈斯龙 | 水平旋转风力发电机 |
| CN101886616A (zh) * | 2010-08-06 | 2010-11-17 | 钟明华 | 移动风力发电机 |
| KR101010428B1 (ko) | 2010-10-25 | 2011-01-21 | 유환 | 풍력발전 시스템 |
| JP2012251534A (ja) * | 2011-06-07 | 2012-12-20 | Katsunari Kawasaki | 回転風洞付垂直型風力発電装置 |
| JP2013185590A (ja) * | 2012-03-06 | 2013-09-19 | Akitoshi Murata | 風力タービンシステム |
| KR101211581B1 (ko) | 2012-05-24 | 2012-12-12 | (주)알앤디프로젝트 | 도로변에 설치되는 집풍형 풍력발전장치 |
| WO2013176313A1 (ko) * | 2012-05-24 | 2013-11-28 | (주)알앤디프로젝트 | 도로변에 설치되는 집풍형 풍력발전장치 |
| JP2015072009A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-04-16 | 株式会社New Act | 羽根構造体及び発電システム |
| WO2015156473A1 (ko) * | 2014-04-08 | 2015-10-15 | 주식회사 이노마드 | 모듈형 수류 에너지 변환장치 |
| KR101471398B1 (ko) * | 2014-05-19 | 2014-12-10 | 김순구 | 키가 있는 반원통형 커버가 구비된 수ㆍ조력 발전 회전장치 |
| NO20151477A1 (en) * | 2015-11-02 | 2017-05-03 | Zeiner Gundersen Dag Herman | Modular power turbine system |
| NO341328B1 (en) * | 2015-11-02 | 2017-10-16 | Zeiner Gundersen Dag Herman | Modular power turbine system |
| WO2017095044A1 (ko) * | 2015-12-04 | 2017-06-08 | 한덕호 | 항력형 풍력발전장치 |
| JP2021161963A (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-11 | 久和 内山 | 風力発電用の風車構造 |
| JP7591800B2 (ja) | 2020-03-31 | 2024-11-29 | サンパワー株式会社 | 風力発電用の風車構造 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2003193955A (ja) | 縦形風力発電装置 | |
| US7242108B1 (en) | Wind-actuated electric power alternator | |
| EP2306005B1 (en) | Method for reducing vibrations in wind turbines and wind turbine implementing said method | |
| KR100918260B1 (ko) | 태양광 발전용 추적장치구조 | |
| KR100902882B1 (ko) | 추적장치를 구비한 태양광 발전장치 | |
| JP2011117363A (ja) | 自然エネルギー利用可搬・組み立て式発電システム | |
| EP3431752B1 (en) | Method for removing or installing rotor blade of a wind turbine | |
| KR20110060774A (ko) | 회전 효율을 향상시킨 풍력 발전 장치 | |
| US20120279550A1 (en) | Device for Continuously Reorienting a Solar Panel | |
| KR200396395Y1 (ko) | 태양광 추적 장치 | |
| US8836159B2 (en) | Compound-type wind power generator | |
| JP2008121663A (ja) | 風力発電装置 | |
| JP4322252B2 (ja) | 太陽光発電と風力発電を複合した発電装置 | |
| JP2007088345A (ja) | ソーラーパネルの回動装置 | |
| KR101527967B1 (ko) | 고효율 수직형 풍력발전장치 | |
| JP2011017293A (ja) | ジャイロミル式風力発電装置のブレード負荷減少装置 | |
| JP2006029226A (ja) | 風力発電装置・照明装置 | |
| JP3225326B2 (ja) | 風力発電装置 | |
| KR100939331B1 (ko) | 수직형 풍력발전기 | |
| JP4269040B2 (ja) | 風力発電装置 | |
| KR20240052101A (ko) | 풍력발전 효율을 높일 수 있는 선박 | |
| US20040184909A1 (en) | Multi-rotor blade stackable vertical axis windmill | |
| KR20190143020A (ko) | 태양전지패널용 태양광 추적장치 | |
| KR101259336B1 (ko) | 태양전지패널의 경사각 조절 태양광 발전장치 | |
| JP2000064940A (ja) | 塔状構造物用の風力発電装置 |