[go: up one dir, main page]

JP2003192591A - 5員環化合物からなる医薬 - Google Patents

5員環化合物からなる医薬

Info

Publication number
JP2003192591A
JP2003192591A JP2001396157A JP2001396157A JP2003192591A JP 2003192591 A JP2003192591 A JP 2003192591A JP 2001396157 A JP2001396157 A JP 2001396157A JP 2001396157 A JP2001396157 A JP 2001396157A JP 2003192591 A JP2003192591 A JP 2003192591A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substituted
alkyl
unsubstituted
group
atom
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001396157A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Fujiwara
範雄 藤原
Ichiji Fujita
一司 藤田
Fujio Antoku
富士雄 安徳
Toshishige Sugasawa
敏成 菅沢
Hajime Kawakami
肇 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Pharma Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd filed Critical Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd
Priority to JP2001396157A priority Critical patent/JP2003192591A/ja
Publication of JP2003192591A publication Critical patent/JP2003192591A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】好酸球、リンパ球等の白血球の浸潤を阻害し、
各種炎症の治療に有用な薬剤を提供する。 【解決手段】式: [Xは、酸素原子または硫黄原子を表す。Rは、水素
原子、置換もしくは非置換アルキル等を表す。Rは、
水素原子、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは
非置換アリール等を表す。Yは、単結合、置換もしく
は非置換アルキレン、−CO(CH)−等を表す。波
線は、(E)または(Z)配位を意味する。R は、置換も
しくは非置換アリール等を表す。Yは、置換もしくは
非置換アルキレン等を表す。Rは、水素原子、置換も
しくは非置換アルカノイル、置換もしくは非置換アルキ
ル等を表す。Rは、水素原子等を表す]で示される5
員環化合物もしくはその塩の医薬。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は新規な5員環化合物また
はその塩の医薬用途に関する。さらに詳しくは、本発明
は、L−スレオ−3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)
−N−[3−(4−フルオロフェニル)プロピル]セリンピ
ロリジンアミドの生体内における特異的結合部位に結合
し、好酸球、リンパ球等の白血球の浸潤を阻害し、それ
によって各種炎症の治療に有効な新規な5員環化合物ま
たはその塩からなる医薬組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】気管支喘息における呼吸困難の実験モデ
ルとして、アトピー性喘息患者にアレルゲンを吸入させ
て即時型喘息反応(immediate asthmatic response:IA
R)を起こさせる方法がとられている。すなわちアトピ
ー性喘息患者にアレルゲンを吸入させると、約20分後
に喘息反応(気管支の攣縮)が起こり、2時間ほど後には
元の状態に戻る。その後、その即時型喘息反応を起こし
た患者を観察し続けると、約半数の例で6〜10時間後
に再び気管支の攣縮を起こすことがわかり、遅発型喘息
反応(Late asthmatic response : LAR)と名づけられ
た(Booji-Noord, H.et al., J. Allergy Clin. Immuno
l., 48, 344-354, 1971)。遅発型喘息では、気管支攣縮
反応が長く持続し、肺の過膨張を伴うが、この反応はス
テロイド剤によって強く抑制される。このことから、上
記アレルゲン誘引による気管支喘息がステロイド依存
性、重症の気管支喘息の呼吸困難の臨床モデルとして重
要であると認識されている。即時型反応はIgE抗体に
よる肥満細胞活性化の結果として起こるI型アレルギー
として、また、遅発型反応はTリンパ球と好酸球性のア
レルギー(好酸球性炎症)であると認識されてきた。これ
ら即時型、遅発型の反応はアレルギー性の鼻炎、皮膚炎
でも起こることが明らかとなっている(奥平 博一、medi
cina, 34, 200-203 (1997))。また、気管支喘息患者に
アレルゲンで遅発型喘息反応を惹起すると、肺に好酸球
の集積がおこることが報告されている(De Monchy, J.
G., et al., Am. Rev. Respir. Dis., 131, 373-376 (1
985))。多数の気管支喘息患者の血液および喀痰中に好
酸球増多が見られること、喘息死した患者の肺組織には
著しい数の好酸球の浸潤が認められること、患者の気管
支壁および粘液詮の中に好酸球由来の組織傷害性タンパ
クである major basic protein (MBP)の沈着が認め
られることなどから、遅発型喘息発作にともなう気道上
皮の傷害に好酸球由来の産物が重要な役割を持っている
とされている(Filley, W.V., et al., Lancet. 2(828
8), 11-6 (1982))。
【0003】現在、気管支喘息の発症概念が、単なる可逆的
な気管支攣縮から慢性炎症性疾患と捉えられるようにな
り、それに伴い治療法も変わってきている。1995年
米国 National Heart Lung Blood Institute (NIH/
NHLBI)とWHOは、喘息を管理・予防するための
グローバルストラテジー(Global Initiative for Asthm
a: GINA)を発表し、それが気管支喘息患者に対処
する国際的な治療指針となっている。前述の如く、比較
的最近まで、気管支喘息はIgE抗体の関与するI型ア
レルギー疾患であり、肥満細胞の役割を中心にその発症
機序を考え、治療薬の開発が進められてきた。しかし現
在は、NIH/NHLBIの見解にみられるように、気
管支喘息は気道の炎症性疾患であると位置づけられ、気
管支喘息を“慢性上皮剥離性好酸球浸潤性気管支炎”と
して、好酸球/Tリンパ球を中心とした炎症細胞により
形成される気道の炎症と捉えられている(三澤美和、日
薬理誌、111, 193-194 (1998)。上記のGINAでは、
これまでの欧米の治療方針が主に採用されており、第一
選択薬として抗炎症剤である吸入ステロイド剤が用いら
れている。日本でもこのガイドラインに沿って吸入ステ
ロイド剤を喘息治療の基本に捉えらたガイドラインを設
定している(牧野荘平監修、日本アレルギー学会、アレ
ルギー疾患治療ガイドライン、p3-65, ライフサイエン
スメディカ(1995))。ステロイド剤は、重症の気管支喘
息、アトピー性皮膚炎に対する唯一の特効薬として位置
づけられているが、強力な作用と同時に、副作用(高血
圧、糖尿病、肥満、免疫抑制、白内障、精神障害、皮膚
萎縮など)を併せ持つ。吸入ステロイド剤は、このよう
な全身的な副作用を軽減する目的で開発されてきたが、
吸入により投与されたステロイド剤が全身に循環してい
ないという証明は困難であり、ステロイド剤固有の副作
用への懸念は払拭されていない。最近になって、欧米で
は吸入ステロイド剤による副作用が報告されており、米
国FDAは、気管支喘息治療用の吸入ステロイド剤およ
びアレルギー性鼻炎治療用の点鼻ステロイド剤に副作用
の危険性に関する警告文書をおり込むように指導してい
る(Konig, P., Allergol. Int., 49, 1-6 (2000))。
【0004】前述の如く、好酸球の病巣部への浸潤は、気管
支喘息に限らず、アレルギー性皮膚炎、鼻炎の遅発型反
応発症および悪化に大きな役割を演じている。しかし、
好酸球の浸潤・活性化を抑制することによって気管支喘
息をはじめとするアレルギー疾患を治療する特効薬はス
テロイド剤しかなく、ステロイド剤に替わりうる副作用
の少ない経口投与可能な抗炎症剤が医療現場でのぞまれ
ている。例えば、好酸球性炎症を抑制する薬剤を開発す
る試みとして、好酸球前駆細胞の増殖・分化、成熟好酸
球の生存延長を引き起こすインターロイキン5を中和す
る抗体(抗IL−5中和抗体)(Garlisi, C.G., Pulm.Pha
rmacol.Ther., 12,81-85 (1999))、好酸球に特異的な接
着因子 Very Late Antigen 4 (VLA−4)の低分子阻
害剤(Haworth, D., et al., Br.J.Pharmacol., 126, 17
51-1760 (1999))、好酸球遊走を引き起こす好酸球に特
異的なケモカインであるエオタキシンのレセプターであ
るCCR3に対する低分子アンタゴニスト(Wells, T.
N. C., et al., Inflammation Res., 48, 353-62, (199
9))が検討されているが、ステロイド剤にかわるものと
はなっていない。
【0005】一方、L−スレオ−3−(3,4−ジヒドロキシ
フェニル)−N−[3−(4−フルオロフェニル)プロピ
ル]セリンピロリジンアミドは、好酸球遊走を抑制する
作用を有することが知られている(Sugasawa, T. and Mo
rooka, S., Recent Advancesin Cellular and Molecula
r Biology, 3, 223-227, Peeters Press, Leuven, Belg
ium (1992)、Sugasawa, T. et al., J. Biol. Chem., 2
72, 21244-21252 (1997)、WO 98/26065)。そのL−スレ
オ−3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−N−[3−
(4−フルオロフェニル)プロピル]セリンピロリジンア
ミドの生体内における特異的結合部位は、レセプター様
の膜タンパク質であり、SMBSタンパク(SMBP)と
も呼ばれている(Sugasawa, T. et al., J. Biol. Che
m., 267, 21244-21252 (1997)、WO 98/26065)。従っ
て、このSMBSタンパクに結合することによって、好
酸球遊走を抑制すれば、喘息等のアレルギー疾患の治療
を行うことが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、好酸
球、リンパ球等の白血球の浸潤を抑制し、各種炎症の治
療剤として有効な化合物からなる医薬の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために、鋭意研究を重ねるうちに、ラット肺
膜にもSMBSが発現していることを見出すと共に、こ
の知見とL−スレオ−3−(3,4−ジヒドロキシフェニ
ル)−N−[3−(4−フルオロフェニル)プロピル]セリ
ンピロリジンアミドと[125I]ヨードシアノピンドロ
ールが結合する性質(Sugasawa, T. et al., J. Biol. C
hem., 272, 21244-21252 (1997)、WO 98/26065)がある
との報告とを合わせて、新しい遅発性反応発症の抑制テ
スト方法を構築し、その方法を利用して種々の化合物を
スクリーニングすることにより、ある種の5員環化合物
がSMBSと結合し、好酸球、リンパ球等の白血球の浸
潤を抑制することを見出し、本発明を完成させるに至っ
た。
【0008】即ち、本願発明は: (1) 式(1)
【化5】 [Xは、酸素原子または硫黄原子を表す。Rは、水素
原子、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置
換アリール、または置換もしくは非置換の単環式もしく
は二環式ヘテロ環基を表す。Rは、水素原子、置換も
しくは非置換アルキル、置換もしくは非置換アリール、
置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式ヘテロ環
基、または−CON(R )Rを表す。Rは、水素原
子または置換もしくは非置換アルキルを表す。Rは、
置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換単環
式ヘテロ環基、または置換もしくは非置換アルキルを表
す。または、−N(R)Rが環状イミノ基を表しても
よい。Yは、単結合、置換もしくは非置換アルキレ
ン、−CO(CH)−、−SO (CH)−、−C
ONH(CH)−、−CSNH(CH)−、または
−COO(CH)−を表す。nは0から5の整数を表
す。波線は、(E)または(Z)配位を意味する。Rは、
水素原子、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは
非置換単環式ヘテロ環基、置換もしくは非置換二環式へ
テロ環基、または置換もしくは非置換シクロアルキルを
表す。Yは、置換もしくは非置換アルキレン、または
アルケニレンを表す。Rは、水素原子、置換もしくは
非置換アルカノイル、置換もしくは非置換アルキル、−
COOR、−SO、−COR10、−CON
(R11)R12、−CSN(R13)R14、シクロアル
キル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置
換単環式ヘテロ環基、−C(=NH)N(R15)R16
表す。Rは、水素原子、または置換もしくは非置換ア
ルキルを表す。または、−N(R)Rが環状イミノ基
を表してもよい。Rは、置換もしくは非置換アルキ
ル、シクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、ま
たは置換もしくは非置換単環式ヘテロ環基を表す。R
は、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換
アリール、または置換もしくは非置換単環式ヘテロ環基
を表す。R10は、シクロアルキル、置換もしくは非置
換アリール、または置換もしくは非置換単環式ヘテロ環
基を表す。R11は、水素原子またはアルキルを表す。
12は、水素原子、置換もしくは非置換アルキル、シ
クロアルキル、置換もしくは非置換アリール、置換もし
くは非置換アリールカルボニル、または置換もしくは非
置換単環式ヘテロ環基を表す。または、−N(R 11)R
12が環状イミノ基を表してもよい。R13は、水素原
子またはアルキルを表す。R14は、水素原子、置換も
しくは非置換アルキル、シクロアルキル、置換もしくは
非置換アリール、置換もしくは非置換アリールカルボニ
ル、または置換もしくは非置換単環式ヘテロ環基を表
す。または、−N(R13)R14が環状イミノ基を表し
てもよい。R15は、水素原子またはアルキルを表す。
16は水素原子または置換もしくは非置換アルキルを
表す。または、−N(R15)R16が環状イミノ基を表
してもよい]で表される5員環化合物もしくはその薬学
上許容される塩、またはそれらのプロドラッグを含有す
る医薬。
【0009】(2) Yが単結合である場合には、−N
(R)Rがアミノ、ジアルキルアミノおよびアセチル
アミノではない請求項1記載の5員環化合物もしくはそ
の薬学上許容される塩、またはそれらのプロドラッグを
含有する医薬。 (3) 式(2)
【化6】 [Xは、酸素原子または硫黄原子を表す。Rは、水素
原子、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置
換アリール、または置換もしくは非置換二環式ヘテロ環
基を表す。Rは、水素原子、置換もしくは非置換アル
キル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置
換二環式ヘテロ環基を表す。Yは、単結合、置換もし
くは非置換アルキレン、−CO(CH)−、または−
SO(CH)−を表す(nは0から5の整数を表
す)。波線は(E)または(Z)配位を意味す。Rは、置
換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換単環式
5員もしくは6員ヘテロ環基、または置換もしくは非置
換二環式へテロ環基を表す。Yは、置換もしくは非置
換アルキレン、またはアルケニレンを表す。Rは、水
素原子、アルカノイル、アロイル、置換もしくは非置換
アルキル、アルキルカルバモイル、アルコキシカルボニ
ル、アルキルアミノチオカルボニル、アルキルスルホニ
ル、または置換もしくは非置換アリールスルホニルを表
す。R は、水素原子、または置換もしくは非置換アル
キルを表す]で表される請求項1記載の5員環化合物も
しくはその薬学上許容される塩、またはそれらのプロド
ラッグを含有する医薬。
【0010】(4) 式(3)
【化7】 [Xは、酸素原子または硫黄原子を表す。Rは、水素
原子;アルキル;水酸基、ハロゲン原子またはアミノで
置換されたアルキル;アリール;アルコキシ、ハロゲン
原子で置換されたアルコキシ、水酸基、ハロゲン原子、
シアノ、アミノ、モノ−またはジ−(アルキル)アミノ、
環形成異項原子としてさらに酸素原子または窒素原子を
含んでいてもよい5員または6員環状イミノ基、ニト
ロ、アルキル、ハロゲン原子または水酸基で置換された
アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルで置換され
たアルキル、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、カ
ルボキシ、アルコキシカルボニル、カルバモイル、アル
キルカルバモイル、ジ(アルキル)カルバモイル、アルキ
ルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、
スルファモイル、アルキルスルファモイル、ジ(アルキ
ル)スルファモイル、アリール、およびアルキル、アル
コキシ、ハロゲン原子または水酸基で置換されたアリー
ルからなる群から選ばれる基の1種または2種以上で置
換されたアリール;窒素原子、酸素原子および硫黄原子
から選ばれるヘテロ原子1〜3個を含む5員もしくは6
員ヘテロ環とベンゼン環が縮合した二環式ヘテロ環基;
またはアルキル、アルコキシ、ハロゲン原子および水酸
基から選ばれる基で置換された窒素原子、酸素原子およ
び硫黄原子から選ばれるヘテロ原子1〜3個を含む5員
もしくは6員ヘテロ環とベンゼン環が縮合した二環式へ
テロ環基を表す。Rは、水素原子;アルキル;水酸
基、ハロゲン原子もしくはアミノから選ばれる基で置換
されたアルキル;アリール;アルコキシ、ハロゲン原子
で置換されたアルコキシ、水酸基、ハロゲン原子、シア
ノ、アミノ、モノ−またはジ−(アルキル)アミノ、環形
成異項原子としてさらに酸素原子または窒素原子を含ん
でいてもよい5員または6員環状イミノ、ニトロ、アル
キル、ハロゲン原子または水酸基で置換されたアルキ
ル、シクロアルキル、シクロアルキルで置換されたアル
キル、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、カルボキ
シ、アルコキシカルボニル、カルバモイル、アルキルカ
ルバモイル、ジ(アルキル)カルバモイル、アルキルチ
オ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、スル
ファモイル、アルキルスルファモイル、ジ(アルキル)ス
ルファモイル、アリール、およびアルキル、アルコキ
シ、ハロゲン原子または水酸基で置換されたアリールか
らなる群から選ばれる基の1種または2種以上で置換さ
れたアリール;窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
選ばれるヘテロ原子1〜3個を含む5員もしくは6員ヘ
テロ環とベンゼン環と縮合した二環式ヘテロ環基;また
はアルキル、アルコキシ、ハロゲン原子もしくは水酸基
から選ばれる基で置換された窒素原子、酸素原子および
硫黄原子から選ばれるヘテロ原子1〜3個を含む5員も
しくは6員ヘテロ環とベンゼン環が縮合した二環式へテ
ロ環基を表す。Yは単結合;直鎖もしくは分枝鎖C
−Cアルキレン;水酸基、ハロゲン原子もしくはアミ
ノ基で置換された直鎖もしくは分枝鎖C−Cアルキ
レン;−CO(CH)−;−SO(CH)−を表
す(nは0から5の整数を表す)。Rは、アリール;ア
ルコキシ、ハロゲン原子で置換されたアルコキシ、水酸
基、ハロゲン原子、シアノ、アミノ、モノ−もしくはジ
−(アルキル)アミノ、ニトロ、アルキル、ハロゲン原子
もしくは水酸基で置換されたアルキル、シクロアルキ
ル、シクロアルキルで置換されたアルキル、メチレンジ
オキシ、エチレンジオキシ、カルボキシ、アルコキシカ
ルボニル、カルバモイル、アルキルカルバモイル、ジ
(アルキル)カルバモイル、アルキルチオ、アルキルスル
フィニル、アルキルスルホニル、スルファモイル、アル
キルスルファモイル、ジ(アルキル)スルファモイル、ア
リール、およびアルキル、アルコキシ、ハロゲン原子も
しくは水酸基で置換されたアリールからなる群から選ば
れる基の1種または2種以上で置換されたアリール;窒
素原子、酸素原子および硫黄原子から選ばれるヘテロ原
子1〜3個を含む単環式5員もしくは6員ヘテロ環基;
アルキル、アルコキシ、ハロゲン原子および水酸基から
選ばれる基で置換された窒素原子、酸素原子および硫黄
原子から選ばれるヘテロ原子1〜3個を含む単環式5員
もしくは6員ヘテロ環基;窒素原子、酸素原子および硫
黄原子から選ばれるヘテロ原子1〜3個を含む5員もし
くは6員ヘテロ環とベンゼン環が縮合した二環式へテロ
環基;またはアルキル、アルコキシ、ハロゲン原子およ
び水酸基から選ばれる基で置換された窒素原子、酸素原
子および硫黄原子から選ばれるヘテロ原子1〜3個を含
む5員もしくは6員ヘテロ環とベンゼン環が縮合した二
環式へテロ環基を表す。Yは、直鎖もしくは分枝鎖C
−Cアルキレン;水酸基、アルコキシ、ハロゲン原
子、アミノ、およびアルカノイルアミノから選ばれる基
で置換された直鎖もしくは分枝鎖C−Cアルキレ
ン;または直鎖もしくは分枝鎖C−Cアルケニレン
を表す。Rは水素原子;アルカノイル;アロイル;ア
ルキル;水酸基、アルコキシ、ハロゲン原子およびアミ
ノ基から選ばれる基で置換されたアルキル;アルキルカ
ルバモイル;アルコキシカルボニル;アルキルアミノチ
オカルボニル;アルキルスルホニル;アリールスルホニ
ル;またはアルキルで置換されたのアリールスルホニル
を表す。Rは、水素原子;アルキル;または水酸基、
ハロゲン原子およびアミノから選ばれる基で置換された
アルキルを表す]で表される請求項1記載の5員環化合
物もしくはその薬学上許容される塩、またはそれらのプ
ロドラッグを含有する医薬。
【0011】(5) Xが硫黄原子である請求項1〜4のい
ずれか記載の5員環化合物もしくはその薬学上許容され
る塩、またはそれらのプロドラッグを含有する医薬。 (6) Rが水素原子である請求項1〜5のいずれか
記載の5員環化合物もしくはその薬学上許容される塩、
またはそれらのプロドラッグを含有する医薬。 (7) Rが、置換もしくは非置換アルキル、置換も
しくは非置換アリール、置換もしくは非置換の単環もし
くは二環式ヘテロ環基、−CON(R)R、または置
換もしくは非置換ヘテロ環基カルボニルである請求項1
〜6のいずれか記載の5員環化合物もしくはその薬学上
許容される塩、またはそれらのプロドラッグを含有する
医薬。 (8)Rが、置換もしくは非置換アリールである請求
項1〜6のいずれか記載の5員環化合物もしくはその薬
学上許容される塩、またはそれらのプロドラッグを含有
する医薬。
【0012】(9) Yが、置換もしくは非置換アルキレ
ン、−CO(CH)−、−SO (CH)−、−C
ONH(CH)−、−CSNH(CH)−、または
−COO(CH)−である(1)〜(8)のいずれか記載
の5員環化合物もしくはその薬学上許容される塩、また
はそれらのプロドラッグを含有する医薬。 (10) Yが、単結合、−CO−、−SO−、−
CONH−または−COO−である請求項1〜8のいず
れか記載の5員環化合物もしくはその薬学上許容される
塩、またはそれらのプロドラッグを含有する医薬。 (11) Yが、単結合または−CO−である請求項
1〜8のいずれか記載の5員環化合物もしくはその薬学
上許容される塩、またはそれらのプロドラッグを含有す
る医薬。 (12) Rが、置換もしくは非置換アリール、また
は置換もしくは非置換単 環式ヘテロ環基である請求項1〜11のいずれか記載の
5員環化合物もしくはその薬学上許容される塩、または
それらのプロドラッグを含有する医薬。 (13) 波線が(Z)配位を意味する請求項1〜12の
いずれか記載の5員環化合物もしくはその薬学上許容さ
れる塩、またはそれらのプロドラッグを含有する医薬。 (14) Yがエチレンまたはトリメチレンである請
求項1〜13のいずれか記載の5員環化合物もしくはそ
の薬学上許容される塩、またはそれらのプロドラッグを
含有する医薬。
【0013】(15) Rが、置換もしくは非置換アルカ
ノイル、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非
置換アルキルカルバモイル、置換もしくは非置換アルキ
ルアミノチオカルボニル、または置換もしくは非置換ア
ルコキシカルボニルである請求項1〜14のいずれか記
載の5員環化合物もしくはその薬学上許容される塩、ま
たはそれらのプロドラッグを含有する医薬。 (16) Rが、置換もしくは非置換アルカノイル、
置換もしくは非置換アルキル、または置換もしくは非置
換アルキルカルバモイルである請求項1〜14のいずれ
か記載の5員環化合物もしくはその薬学上許容される
塩、またはそれらのプロドラッグを含有する医薬。 (17) Rが水素原子である請求項1〜15のいず
れか記載の5員環化合物もしくはその薬学上許容される
塩、またはそれらのプロドラッグを含有する医薬。
【0014】(18) 式(4):
【化8】 [環Aはベンゼン環またはピリジン環を表す。mは2ま
たは3を表す。Yは、単結合またはカルボニルを表
す。R17は1または2個あって、ハロゲン原子、C
−Cアルコキシ、トリフルオロメトキシ、モルホリノ
およびメチレンジオキシから独立して選択される。R
18は1または2個あって、ハロゲン原子、C−C
アルコキシ、トリフルオロメトキシおよび水酸基から独
立して選択される。R19は、C−Cアルキル;水
酸基、C−Cアルコキシ、モノもしくはジ(C
アルキル)アミノ、モルホリノもしくはカルボキシ
で置換されたC −Cアルキル;C−Cアルキル
アミノ;または水酸基、C−Cアルコキシ、モノも
しくはジ(C−Cアルキル)アミノ、モルホリノもし
くはカルボキシで置換されたC−Cアルキルアミノ
を表す]で表される請求項1記載の5員環化合物もしく
はその薬学上許容される塩、またはそれらのプロドラッ
グを含有する医薬。
【0015】(19) Yが単結合である場合は、R19
がメチルではない請求項18記載の5員環化合物もしく
はその薬学上許容される塩、またはそれらのプロドラッ
グを含有する医薬。 (20) 環Aがベンゼン環であり、(i)Yが単結合
であり、R19がC−Cアルキルアミノであるか、
または(ii)Yがカルボニルであり、R19がC
アルキルである請求項8記載の5員環化合物もしく
はその薬学上許容される塩、またはそれらのプロドラッ
グを含有する医薬。 (21) 白血球浸潤阻害剤からなる医薬。 (22) 炎症治療剤である請求項1〜20いずれか記
載の医薬。 (23) 自己免疫疾患性炎症またはアレルギー性炎症
治療剤である請求項1〜20いずれか記載の医薬。
【0016】
【発明の実施の形態】本明細書を通して、各置換基の用
語は下記の意味を有する。「アルキル」としては、例え
ば直鎖または分枝鎖C−Cアルキルが挙げられ、具
体的には、メチル、エチル、n−プロピル、2−プロピ
ル、n−ブチル、2−ブチル、3−メチル−2−プロピ
ル、1,1−ジメチルエチル、n−ペンチル、n−ヘキ
シル等が挙げられる。「置換アルキル」における置換基
としては、例えば水酸基、ハロゲン原子、アミノ、モノ
またはジ(アルキル)アミノ、カルボキシ、アルコキシカ
ルボニル、アルコキシ、カルバモイル、モノまたはジ
(アルキル)カルバモイル、環状イミノ基、アルコキシア
ルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、カルボキシアルコキ
シ、アルカノイルオキシ、アリールオキシ、アリール、
アリールカルボニルアミノ、アリールアミノ、アリール
アルキルアミノ、アルカノイルアミノ、アルキルチオ、
シクロアルキル、アリールアルコキシ、アリールアルキ
ル(アルキル)アミノ、アリールスルホニル、アルキルス
ルホニル、カルバモイルアルコキシ、モノまたはジ(ア
ルキル)カルバモイルアルコキシ、アリールスルホニル
アミノ、アリールカルバモイルアミノ等が挙げられる
(ここで挙げたアルキルは、アルコキシ、アルコキシカ
ルボニル、カルボキシ、ジアルキルアミノ、水酸基で置
換されてもよい。
【0017】ここで挙げられたアリールは、アルキル、アル
コキシ、ハロゲン原子、水酸基で置換されてもよい)。
これらの1つまたは同一もしくは異なる2つ以上から選
ばれる。例えば、同一または異なる上記置換基の1〜3
個、好ましくは1〜2個で置換されたアルキルが挙げら
れる。Rにおける置換アルキルで、特に好ましい置換
基としては、水酸基、アルコキシ、モノもしくはジ(ア
ルキル)アミノ、モルホリノ、カルボキシ、アルコキシ
アルコキシ、ヒドロキシアルコキシ、カルボキシアルコ
キシ等が挙げられる。「ハロゲン原子もしくは水酸基で
置換されたアルキル」としては、例えばフッ素、塩素、
臭素、ヨウ素等ハロゲン原子または水酸基の1〜3個で
置換された直鎖もしくは分枝鎖C−Cアルキルが挙
げられ、具体的には、フルオロメチル、ジフルオロメチ
ル、トリフルオロメチル、クロロメチル、ブロモメチ
ル、フルオロエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、
3−フルオロ−1−プロピル、3−フルオロ−2−プロ
ピル、4−フルオロ−1−ブチル、4−フルオロ−2−
ブチル、3−フルオロメチル−2−プロピル、1,1−
ジ(フルオロメチル)エチル、5−フルオロ−1−ペンチ
ル、6−フルオロ−1−ヘキシル、ヒドロキシメチル、
2−ヒドロキシエチル、1−ヒドロキシエチル、2−ヒ
ドロキシ−1−プロピル、2,3−ジヒドロキシ−1−
プロピル、4−ヒドロキシ−1−ブチル、5−ヒドロキ
シ−1−ペンチル、6−ヒドロキシ−1−ヘキシル等が
挙げられる。「アルコキシ」としては、例えば直鎖もし
くは分枝鎖C−Cアルコキシが挙げられ、具体的に
は、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、2−プロポ
キシ、n−ブトキシ、1,1−ジメチルエトキシ、n−
ペンチルオキシ、n−ヘキシルオキシ等が挙げられる。
【0018】「置換アルコキシ」における置換基としては、
例えば、置換アルキルにおける置換基が挙げられる。
「ハロゲン置換アルコキシ」としては、例えば、フッ素
原子、塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子の1〜3個
で置換された直鎖もしくは分枝鎖C−Cアルコキシ
が挙げられ、具体的には、フルオロメトキシ、ジフルオ
ロメトキシ、トリフルオロメトキシ、クロロメトキシ、
ブロモメトキシ、2−フルオロエトキシ、3−フルオロ
プロポキシ、4−フルオロブトキシ等が挙げられる。
「アルキルアミノ」としては、例えば直鎖もしくは分枝
鎖C−Cアルキルで置換されたアミノが挙げられ、
具体的には、メチルアミノ、エチルアミノ、n−プロピ
ルアミノ、2−プロピルアミノ、n−ブチルアミノ、2
−ブチルアミノ、1−メチルプロピルアミノ、1,1−
ジメチルエチルアミノ、n−ペンチルアミノ、n−ヘキ
シルアミノ等が挙げられる。「ジアルキルアミノ」とし
ては、例えば直鎖もしくは分枝鎖C−Cアルキル2
個で置換されたアミノが挙げられ、具体的には、例え
ば、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、エチルメチルア
ミノ、ジ−n−プロピルアミノ、ジ−n−ブチルアミノ
等が挙げられる。
【0019】「ハロゲン原子」としては、例えばフッ素、塩
素、臭素、ヨウ素が挙げられ、好ましい例としてフッ
素、塩素、臭素が挙げられる。「シクロアルキル」とし
ては、例えばC−Cシクロアルキルが挙げられ、具
体的には、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペン
チル、シクロヘキシル、シクロヘプチルおよびシクロオ
クチル等が挙げられる。「置換シクロアルキル」の置換
基としては、例えばアルキル、アルコキシ、水酸基等が
挙げられる。「シクロアルキルアルキル」としては、例
えばC−Cシクロアルキルで置換された直鎖もしく
は分枝鎖C−Cアルキルが挙げられ、具体的には、
シクロプロピルメチル、シクロブチルメチル、シクロペ
ンチルエチル、シクロヘキシルメチル、シクロヘキシル
プロピル等が挙げられる。「アルコキシカルボニル」と
しては、例えば直鎖もしくは分枝鎖C−Cアルコキ
シカルボニルが挙げられ、具体的には、メトキシカルボ
ニル、エトキシカルボニル、n−プロポキシカルボニ
ル、2−プロポキシカルボニル、n−ブトキシカルボニ
ル、2−ブトキシカルボニル、1−メチルプロポキシカ
ルボニル、1,1−ジメチルエトキシカルボニル、n−
ペンチルオキシカルボニル、n−ヘキシルオキシカルボ
ニル等が挙げられる。
【0020】「アルカノイル」としては、例えば直鎖もしく
は分枝鎖C−Cアルカノイルが挙げられ、具体的に
は、ホルミル、アセチル、プロパノイル、ブタノイル、
ペンタノイル、ピバロイル、ヘキサノイル、ヘプタノイ
ル等が挙げられる。「置換アルカノイル」における置換
基としては、例えば、置換アルキルにおける置換基が挙
げられ、好ましくは、水酸基、アルコキシ、環状イミノ
基、カルボキシ、アルコキシアルコキシ、カルボキシア
ルコキシ、アルコキシカルボニル、アルカノイルオキ
シ、アリールオキシ、アリール、アリールカルボニルア
ミノ、アリールアミノ、アミノ、モノまたはジ(アルキ
ル)アミノ、アリールアルキルアミノ、アロイルアミ
ノ、アルカノイルアミノ、アルキルチオ、ハロゲン原子
等が挙げられる。特に好ましい置換基としては、水酸
基、アルコキシ、ジアルキルアミノ、モルホリノ、カル
ボキシ等が挙げられる。これらから任意に選ばれる1〜
3個の置換基で置換することができ、好ましくは1〜2
個の置換基で置換することができる。「アルキルカルバ
モイル」としては、例えば直鎖もしくは分枝鎖C−C
アルキル置換カルバモイルが挙げられ、具体的には、
メチルカルバモイル、エチルカルバモイル、n−プロピ
ルカルバモイル、2−プロピルカルバモイル、n−ブチ
ルカルバモイル、2−ブチルカルバモイル、3−メチル
−2−プロピルカルバモイル、1,1−ジメチルエチル
カルバモイル、n−ペンチルカルバモイル、n−ヘキシ
ルカルバモイル等が挙げられる。
【0021】「ジアルキルカルバモイル」としては、例えば
直鎖もしくは分枝鎖C−Cアルキル2個で置換され
たカルバモイルが挙げられ、具体的には、ジメチルカル
バモイル、ジエチルカルバモイル、エチルメチルカルバ
モイル、ジ−n−プロピルカルバモイル、ジ−n−ブチ
ルカルバモイル等が挙げられる。「アルキルチオ」とし
ては、例えば直鎖もしくは分枝鎖C−Cアルキルチ
オが挙げられ、具体的には、メチルチオ、エチルチオ、
n−プロピルチオ、2−プロピルチオ、n−ブチルチ
オ、2−ブチルチオ、1−メチルプロピルチオ、1,1
−ジメチルエチルチオ、n−ペンチルチオ、n−ヘキシ
ルチオ等が挙げられる。「アルキルスルフィニル」とし
ては、例えば直鎖もしくは分枝鎖C−Cアルキルス
ルフィニルが挙げられ、具体的には、メチルスルフィニ
ル、エチルスルフィニル、n−プロピルスルフィニル、
2−プロピルスルフィニル、n−ブチルスルフィニル、
2−ブチルスルフィニル、1−メチルプロピルスルフィ
ニル、1,1−ジメチルエチルスルフィニル、n−ペン
チルスルフィニル、n−ヘキシルスルフィニル等が挙げ
られる。
【0022】「アルキルスルホニル」としては、例えば直鎖
もしくは分枝鎖C−Cアルキルスルホニルが挙げら
れ、具体的には、メチルスルホニル、エチルスルホニ
ル、n−プロピルスルホニル、2−プロピルスルホニ
ル、n−ブチルスルホニル、2−ブチルスルホニル、1
−メチルプロピルスルホニル、1,1−ジメチルエチル
スルホニル、n−ペンチルスルホニル、n−ヘキシルス
ルホニル等が挙げられる。「アルキルスルファモイル」
としては、例えば直鎖もしくは分枝鎖C−Cアルキ
ルスルファモイルが挙げられ、具体的には、メチルスル
ファモイル、エチルスルファモイル、n−プロピルスル
ファモイル、2−プロピルスルファモイル、n−ブチル
スルファモイル、2−ブチルスルファモイル、1−メチ
ルプロピルスルファモイル、1,1−ジメチルエチルス
ルファモイル、n−ペンチルスルファモイル、n−ヘキ
シルスルファモイル等が挙げられる。「ジアルキルスル
ファモイル」としては、例えば直鎖もしくは分枝鎖C
−Cアルキル2個で置換されたスルファモイルが挙げ
られ、具体的には、ジメチルスルファモイル、ジエチル
スルファモイル、エチルメチルスルファモイル、ジ−n
−プロピルスルファモイル、ジ−n−ブチルスルファモ
イル等が挙げられる。「アルキルアミノチオカルボニ
ル」としては、例えば直鎖もしくは分枝鎖C−C
ルキル置換アミノチオカルボニルが挙げられ、具体的に
はメチルアミノチオカルボニル、エチルアミノチオカル
ボニル、n−プロピルアミノチオカルボニル、n−ブチ
ルアミノチオカルボニル、n−ペンチルアミノチオカル
ボニル、n−ヘキシルアミノチオカルボニル等が挙げら
れる。
【0023】「アルキレン」としては、例えば直鎖もしくは
分枝鎖C−Cアルキレンが挙げられ、具体的には、
メチレン、エチレン、トリメチレン、テトラメチレン、
ペンタメチレン、メチルエチレン、2−メチルトリメチ
レン、2,2−ジメチルトリメチレン、ヘキサメチレン
等が挙げられる。Yにおける「アルキレン」の好まし
い例としては、直鎖もしくは分枝鎖C−Cアルキレ
ンが挙げられ、さらに好ましくは、直鎖もしくは分枝鎖
−Cアルキレンが挙げられ、特に好ましくは、エ
チレン、トリメチレンが挙げられる。「置換アルキレ
ン」における置換基としては、例えば水酸基、アルコキ
シ、ハロゲン原子、アミノ、アルカノイルアミノ等が挙
げられ、これらから任意に選ばれる1〜3個の置換基で
置換することができ、好ましくは1〜2個の置換基で置
換することができる。具体的な置換アルキレンとして
は、2−ヒドロキシトリメチレン等が挙げられる。
【0024】「アルケニレン」としては、例えば直鎖もしく
は分枝鎖C−Cアルケニレンが挙げられ、具体的に
はプロペニレン、ブテニレン、2−ブテニレン、ペンテ
ニレン、2−ペンテニレン、3−ペンテニレン等が挙げ
られる。「アリール」としては、例えばC−C10
リールが挙げられ、具体的には、フェニル、ナフチル等
が挙げられ、好ましくは、フェニルが挙げられる。「置
換アリール」における置換基としては、例えばアルキ
ル、アルコキシ、ハロゲン置換アルコキシ、水酸基、環
状イミノ基、単環式ヘテロ環基、ハロゲン原子、カルボ
キシ、シアノ、アミノ、モノもしくはジ(アルキル)アミ
ノ、ニトロ、ハロゲン原子もしくは水酸基で置換された
アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、
メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、アルコキシカル
ボニル、カルバモイル、モノもしくはジ(アルキル)カル
バモイル、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アル
キルスルホニル、スルファモイル、アルキルスルファモ
イル、ジアルキルスルファモイル、アリール、置換基と
してアルキル、アルコキシ、ハロゲン原子および水酸基
から選ばれる基で置換されたアリール等が挙げられる。
好ましい置換基として、アルキル、アルコキシ、ハロゲ
ン置換アルコキシ、水酸基、環状イミノ基、単環式ヘテ
ロ環基、ハロゲン原子、ハロゲン原子もしくは水酸基で
置換されたアルキル、メチレンジオキシ等が挙げられ、
特に好ましくは、アルキル、アルコキシ、ハロゲン置換
アルコキシ、水酸基、環状イミノ基、ハロゲン原子、メ
チレンジオキシ等が挙げられる。R、RおよびR
における置換アリールの置換基の好ましい例としては、
アルコキシ、ジ(アルキル)アミノ、ハロゲン置換アルコ
キシ、環状イミノ基、ハロゲン原子、ハロゲン原子もし
くは水酸基で置換されたアルキル、メチレンジオキシ等
が挙げられ、特に好ましくは、C−Cアルコキシ、
トリフルオロメトキシ、モルホリノ、ハロゲン原子、メ
チレンジオキシ等が挙げられる。これらの置換基は、同
一または異なって例えば1〜3個がアリールに置換する
ことができ、好ましくは、1〜2個が置換することがで
きる。
【0025】「置換基としてアルキル、アルコキシ、ハロゲ
ン原子もしくは水酸基から選ばれる基で置換されたアリ
ール」としては、例えば、メチル、エチル、n−プロピ
ル、2−プロピル、n−ブチル、2−ブチル、1−メチ
ルプロピル、1,1−ジメチルエチル、n−ペンチル、
n−ヘキシル等の直鎖もしくは分枝鎖C−Cアルキ
ル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、2−プロポキ
シ、n−ブトキシ、1,1−ジメチルエトキシ、n−ペ
ンチルオキシ、n−ヘキシルオキシ等の直鎖もしくは分
枝鎖C−Cアルコキシ、フッ素、塩素、臭素、ヨウ
素等のハロゲン原子、および水酸基から選ばれる置換基
の1種または2種以上、好ましくは同一または異なる1
から3個、さらに好ましくは、1から2個で置換された
−C 10アリール(例えばフェニル、ナフチル)が挙
げらる。具体的には、4−メチルフェニル、2−メチル
フェニル、4−(n−プロピル)フェニル、4−(2−プ
ロピル)フェニル、4−(n−ブチル)フェニル、4−メ
トキシフェニル、3,4−ジメトキシフェニル、3,4,
5−トリメトキシフェニル、4−エトキシフェニル、4
−(n−プロポキシ)フェニル、4−(n−ブトキシ)フェ
ニル、4−ブロモフェニル、4−フルオロフェニル、
3,4−ジフルオロフェニル、4−クロロフェニル、4
−ヒドロキシフェニル、2−ヒドロキシフェニル等が挙
げられる。
【0026】「環状イミノ基」としては、例えば、環形成異
項原子としてさらに酸素原子または窒素原子を含んでい
てもよい5員または6員環状イミノ基等が挙げられ、具
体的には、ピロリジノ、ピペリジノ、モルホリノ等が挙
げられる。−N(R)Rにおける環状イミノ基では、
環形成異項原子としてさらに酸素原子または窒素原子を
含んでいてもよい5員または6員環状イミノ基にベンゼ
ン環が縮環してもよい。そのような環状イミノ基の例と
して、例えば、ベンゾピペリジノ、ベンゾピロリジニ
ル、ベンゾモルホリノ等が挙げられる。「単環式ヘテロ
環基」としては、例えば窒素原子、酸素原子および硫黄
原子から選ばれるヘテロ原子1〜3個を含む(但し、酸
素原子と硫黄原子が同時に含まれることはない)5員ま
たは6員ヘテロ環基が挙げられ、具体的には、チエニ
ル、フリル、ピロリル、ピラゾリル、チアゾリル、イソ
チアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、ピリジ
ル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル等の芳香
族ヘテロ環基、ジオキソラニル、ピラニル、ジオキサニ
ル等の非芳香族ヘテロ環基等が挙げられる。好ましく
は、芳香族ヘテロ環基が挙げられ、特に好ましくは、ピ
リジルが挙げられる。
【0027】「二環式ヘテロ環基」としては、例えば、窒素
原子、酸素原子および硫黄原子から選ばれるヘテロ原子
1〜3個を含む(但し、酸素原子と硫黄原子とを同時に
含むことはない)5または6員ヘテロ環とベンゼン環が
縮合した縮合複素環基が挙げられる。具体的には、ベン
ゾフリル、ベンゾチエニル、インドリル、イソインドリ
ル、インダゾリル、キノリル、イソキノリル、キナゾリ
ル、フタラジニル、キノキサリニル等が挙げられる。
「置換単環式ヘテロ環基」および「置換二環式ヘテロ環
基」における置換基としては、例えば、アルキル、アル
コキシ、ハロゲン原子、水酸基等が挙げられる。かかる
置換基は、同一または異なって1〜3個が単環式ヘテロ
環基に置換することができ、好ましくは1〜2個置換す
ることができる。「アロイル」としては、例えばC
11アロイルが挙げられ、具体的には、ベンゾイル、
ナフトイル等が挙げられる。「プロドラッグ」とは、生
体内で加水分解されて本発明の5員環化合物を再生する
化合物を言う。本発明のプロドラッグには、当業者に知
られたプロドラッグ化のすべての手法で製造される化合
物が含まれる。例えば、本発明の5員環化合物がカルボ
キシル基またはアミノ基等を有する場合、それらの基を
生体内で容易に加水分解されうるエステル基またはアミ
ド基等に誘導した化合物が、プロドラッグに相当する。
5員環化合物がカルボキシル基を有している場合は、そ
のカルボキシル基を、メチル、エチル等のアルキル、メ
チルオキシメチル、エチルオキシメチル、2−メチルオ
キシエチル、2−メチルオキシエチルオキシメチル等の
アルキルオキシアルキル、ピバロイルオキシメチル、ア
セチルオキシメチル、シクロヘキシルアセチルオキシメ
チル、1-メチルシクロヘキシルカルボニルオキシメチル
等のアシルオキシメチル、エチルオキシカルボニルオキ
シ-1-エチル等のアルコキシカルボニルアルキル、シク
ロヘキシルオキシカルボニルオキシ-1-エチル等のシク
ロアルキルオキシカルボニルアルキル等に誘導した化合
物が挙げられる。5員環化合物がアミノ基を有している
場合は、そのアミノ基をアセトアミド等に誘導した化合
物が挙げられる。
【0028】本発明の式(1)の5員環化合物は薬学上許容さ
れる塩にすることができる。薬学上許容される塩として
は、酸付加塩および塩基付加塩が挙げられる。酸付加塩
としては、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩等の無
機酸塩、クエン酸塩、シュウ酸塩、リンゴ酸塩、酒石酸
塩、フマール酸塩、マレイン酸塩等の有機酸塩が挙げら
れ、塩基付加塩としては、ナトリウム塩、カルシウム塩
等の無機塩基塩、メグルミン塩、トリスヒドロキシメチ
ルアミノメタン塩等の有機塩基塩が挙げられる。本発明
に含まれる化合物は、不斉を有する場合または不斉炭素
を有する置換基を有する場合があり、光学異性体が存在
しうる。本発明には、これらの各異性体の混合物や単離
されたものが含まれる。本発明には、5員環化合物また
はその薬学上許容される塩の水和物等の溶媒和物も含ま
れる。本発明の式(1)の5員環化合物は以下の方法およ
びそれに準じた方法で製造することができる。
【0029】製造方法1 Xが硫黄原子である化合物(1)は、下記方法により製造
される。
【化9】 [式中、R、R、R、R、R、YおよびY
は前記と同じ意味を有する。Xは塩素原子、臭素原
子等のハロゲン原子を表す]チオウレア化合物(3)とα
−ハロケトン化合物(4)を溶媒中、塩基の存在下または
非存在下に、反応させることにより、Xが硫黄原子であ
る化合物(1)が得られる。溶媒としては、例えば、メタ
ノール、エタノール、2−プロパノール等のアルコール
溶媒、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン(THF)
等のエーテル溶媒、ジクロロメタン、ジクロロエタン、
クロロホルム等のハロゲン化炭化水素溶媒、ジメチルホ
ルムアミド等の非プロトン性溶媒、トルエン等の芳香族
溶媒等が挙げられる。塩基としては、トリエチルアミ
ン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン等の有機ア
ミン、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等の無機塩基が挙
げられる。反応温度は室温から溶媒の沸点の範囲から選
択される。
【0030】製造方法2 Xが硫黄原子である化合物(1)は、下記方法によっても
製造される。本製造方法は、R、Rの導入の際、保
護基が必要な場合に有効である。保護基としては、通常
よく使われるアミノ基の保護基を使うことができるが、
以下では、2−メチル−2−プロピルオキシカルボニル
を用いて説明をする。
【化10】 [式中、R、R、R、Y、YおよびXは前
記と同じ意味を有する。R20は、置換もしくは非置換
アルカノイル基、置換もしくは非置換アルキル、−CO
OR、−SO、−COR10、−CON(R
11)R12、−CSN(R13)R14、シクロアルキ
ル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換
単環式ヘテロ環基、−C(=NH)N(R15)R16等を
表す。R21は、置換または非置換アルキル等を表す。
Bocは、2−メチル−2−プロピルオキシカルボニル
を表す。R、R、R10、R11、R12
13、R14、R15およびR16は前記と同じ意味
を有する]
【0031】チオウレア化合物(5)とα−ハロケトン化合物
(4)を溶媒中、塩基の存在下または非存在下に、反応さ
せることにより、化合物(6)が得られる。溶媒として
は、例えば、メタノール、エタノール、2−プロパノー
ル等のアルコール溶媒、ジエチルエーテル、THF等の
エーテル溶媒、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロ
ロホルム等のハロゲン化炭化水素溶媒、ジメチルホルム
アミド等の非プロトン性溶媒、トルエン等の芳香族溶媒
等が挙げられる。塩基としては、トリエチルアミン、ピ
リジン、4−ジメチルアミノピリジン等の有機アミン、
炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等の無機塩基が挙げられ
る。反応温度は室温から溶媒の沸点の範囲から選択され
る。ついで、化合物(6)を酸の存在下、溶媒中、脱保護
することによって化合物(7)が得られる。酸としては、
例えば、塩酸等の無機酸、トリフルオロ酢酸等の有機酸
が挙げられる。溶媒としては、例えばジエチルエーテ
ル、THF、ジオキサン等のエーテル溶媒、ジクロロメ
タン、ジクロロエタン、クロロホルム等のハロゲン化炭
化水素溶媒等が挙げられる。反応温度は約0℃から溶媒
の沸点の範囲から選択される。
【0032】化合物(7)に、対応するハロゲン化アルキル、
エステル、酸クロリド、酸無水物、クロロぎ酸エステ
ル、スルホニルクロリド、スルホン酸エステル、イソシ
アナートあるいはイソチオシアナート等の化合物を、塩
基存在下または非存在下、溶媒中反応させることで、化
合物(8)を得ることができる。かかる化合物の具体例と
しては、例えば、置換もしくは非置換アルカノイルハラ
イド、置換もしくは非置換アロイルハライド、置換もし
くは非置換アルキルハライド、アルキルカルバモイルハ
ライド、ハロゲン化ギ酸アルキルエステル、アルキルス
ルホニルハライド、置換または非置換アリールスルホニ
ルハライド、アルキルカルボン酸無水物、アリールカル
ボン酸無水物、アルキルカルボン酸アルキルエステル、
アリールカルボン酸アルキルエステル、アルキルイソシ
アナート、アルキルイソチオシアナート等が挙げられ
る。溶媒としては、例えば、ジエチルエーテル、THF
等のエーテル溶媒、ジクロロメタン、ジクロロエタン、
クロロホルム等のハロゲン化炭化水素溶媒、ジメチルホ
ルムアミド等の非プロトン性溶媒、トルエン等の芳香族
溶媒等が挙げられる。塩基としては、トリエチルアミ
ン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン等の有機ア
ミン、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等の無機塩基が挙
げられる。反応温度は室温から溶媒の沸点の範囲から選
択される。その化合物(8)を、さらに、溶媒中、塩基の
存在下に、R21−X(R21は前記と同義である。
は塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子を表す)で
示される化合物と反応させて、化合物(9)が得られる。
溶媒としては、例えば、ジエチルエーテル、THF等の
エーテル溶媒、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロ
ロホルム等のハロゲン化炭化水素溶媒、ジメチルホルム
アミド等の非プロトン性溶媒、トルエン等の芳香族溶媒
等が挙げられる。塩基としては、トリエチルアミン、ピ
リジン、4−ジメチルアミノピリジン等の有機アミン、
炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等のアルカリ金属炭酸
塩、水素化ナトリウム、水素化カリウム等の水素化アル
カリ金属、リチウムジイソプロピルアミド等が挙げられ
る。反応温度は約0℃から溶媒の沸点の範囲から選択さ
れる。化合物(7)および化合物(8)との反応において、
カルボン酸を反応試薬として用いることもできる。その
場合には、N,N'−ジシクロヘキシルカルボジイミド、
1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボ
ジイミド等の縮合剤を使用することができる。
【0033】製造方法3 Xが硫黄原子である化合物(1)は、下記方法によっても
製造される。
【化11】 [式中、R、R、R、R21、Y、Yおよび
Bocは前記と同義である] 化合物(6)を溶媒中、塩基の存在下に、R21−X
(R21は前記と同義である。Xは塩素原子、臭素
原子等のハロゲン原子を表す)で示される化合物と反応
させて化合物(10)が得られる。溶媒としては、例え
ば、ジエチルエーテル、THF等のエーテル溶媒、ジク
ロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム等のハロゲ
ン化炭化水素溶媒、ジメチルホルムアミド等の非プロト
ン性溶媒、トルエン等の芳香族溶媒等が挙げられる。塩
基としては、水素化ナトリウム、水素化カリウム等の水
素化金属、リチウムジイソプロピルアミド等が挙げられ
る。反応温度は室温から溶媒の沸点の範囲から選択され
る。
【0034】化合物(10)を、溶媒中、酸の存在下に、脱保
護することによって化合物(11)が得られる。酸として
は、例えば、塩酸等の無機酸、トリフルオロ酢酸等の有
機酸が挙げられる。溶媒としては、例えばジエチルエー
テル、THF、ジオキサン等のエーテル溶媒、ジクロロ
メタン、ジクロロエタン、クロロホルム等のハロゲン化
炭化水素溶媒等が挙げられる。反応温度は約0℃から溶
媒の沸点の範囲から選択される。上記の製造方法1〜3
において用いられる原料化合物は下記の方法で製造され
る。
【化12】 [式中、R、R、R、YおよびYは前記と同
義である。R22はアルキルを表す] アミン化合物(12)とイソシアナート化合物(13)また
はジチオカルバミド酸エステル(14)とを、溶媒中で、
反応させてチオウレア化合物(3)を得ることができる。
溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、2−
プロパノール等のアルコール溶媒、ジエチルエーテル、
THF等のエーテル溶媒、ジクロロメタン、ジクロロエ
タン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素溶媒、ジメ
チルホルムアミド等の非プロトン性溶媒、トルエン等の
芳香族溶媒等が挙げられる。反応温度は室温から溶媒の
沸点の範囲から選択される。
【0035】
【化13】 [式中、R、R、R、R22、YおよびY
前記と同義である] アミン化合物(15)とイソシアナート化合物(16)また
はジチオカルバミド酸エステル(17)とを、溶媒中で反
応させてチオウレア化合物(3)を得ることができる。溶
媒としては、例えば、メタノール、エタノール、2−プ
ロパノール等のアルコール溶媒、ジエチルエーテル、T
HF等のエーテル溶媒、ジクロロメタン、ジクロロエタ
ン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素溶媒、ジメチ
ルホルムアミド等の非プロトン性溶媒、トルエン等の芳
香族溶媒等が挙げられる。反応温度は室温から溶媒の沸
点の範囲から選択される。2−メチル−2−プロピルオ
キシカルボニル等で保護されたチオウレア化合物(5)は
以下の方法で得られる。
【0036】
【化14】 [式中、R、R22、Y、YおよびBocは前記
と同義である] アミン化合物(18)とイソシアナート化合物(13)また
はジチオカルバミド酸エステル(14)とを、溶媒中で反
応させてチオウレア化合物(5)を得ることができる。溶
媒としては、例えば、メタノール、エタノール、2−プ
ロパノール等のアルコール溶媒、ジエチルエーテル、T
HF等のエーテル溶媒、ジクロロメタン、ジクロロエタ
ン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素溶媒、ジメチ
ルホルムアミド等の非プロトン性溶媒、トルエン等の芳
香族溶媒等が挙げられる。反応温度は室温から溶媒の沸
点の範囲から選択される。
【0037】
【化15】 [式中、R、R22、Y、YおよびBocは前記
と同義である] アミン化合物(15)とイソシアナート化合物(19)また
はジチオカルバミド酸エステル(20)とを、溶媒中で反
応させてチオウレア化合物(5)を得ることができる。溶
媒としては、例えば、メタノール、エタノール、2−プ
ロパノール等のアルコール溶媒、ジエチルエーテル、T
HF等のエーテル溶媒、ジクロロメタン、ジクロロエタ
ン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素溶媒、ジメチ
ルホルムアミド等の非プロトン性溶媒、トルエン等の芳
香族溶媒等が挙げられる。反応温度は室温から溶媒の沸
点の範囲から選択される。
【0038】イソチオシアナート化合物(13)、(16)、
(19)は市販されているものを入手するか、または対応
するアミノ体から、例えば、Synlett.1997, 773-774、
J. Org. Chem., 1997, 62, 4539-4540、あるいはJ. Me
d. Chem., 1984, 27, 1570-1574の文献に記載されてい
る方法に準じて合成することができる。また、対応する
カルボン酸からは、例えば、Synth. Commun. 1997, 27,
751-756、あるいはIndian, J. Chem., 1998, 1153-115
6などの文献に記載されている方法に準じて合成するこ
とができる。ジチオカルバミド酸エステル化合物(1
4)、(17)、(20)は市販されているものを入手する
か、または対応するアミノ体から、例えばJ. Chem. So
c.1956, 1644-1649、あるいはSyn. Commun. 1984, 537-
546などの文献に記載されている方法に準じて合成する
ことができる。
【0039】α―ハロケトン化合物(4)は市販されているも
のを入手するか、または対応するケトン体から、例えば
J. Med. Chem. 1987, 1497-1502、Tetrahedoron Lett.
1998, 4987-4990、あるいはActa Chim. Scand. 1986, B
40, 700-702などの文献に記載されている方法に準じて
合成することができる。
【0040】製造方法4 Xが酸素原子である化合物(1)は、下記方法により製造
される。
【化16】 [式中、R、R、R、R、R、YおよびY
は前記と同義である] 式(21)の化合物を溶媒中塩基の存在下に、式:R
(R)N-Y-X(R、R、Yは前記と同義
である。Xは塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子を
表す)で示される化合物と反応させて、化合物(22)が
得られる。溶媒としては、例えば、ジエチルエーテル、
THF等のエーテル溶媒、ジクロロメタン、ジクロロエ
タン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素溶媒、ジメ
チルホルムアミド等の非プロトン性溶媒、トルエン等の
芳香族溶媒等が挙げられる。塩基としては、水素化ナト
リウム、水素化カリウム等の水素化金属等が挙げられ
る。反応温度は室温から溶媒の沸点の範囲から選択され
る。
【0041】化合物(22)を5硫化りん等、硫化試薬と反応
させて、化合物(23)が得られる。溶媒としては、例え
ば、ジエチルエーテル、THF等のエーテル溶媒、ジク
ロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム等のハロゲ
ン化炭化水素溶媒、ジメチルホルムアミド等の非プロト
ン性溶媒、トルエン等の芳香族溶媒等が挙げられる。反
応温度は室温から溶媒の沸点の範囲から選択される。つ
いで、化合物(23)を溶媒中、R−Y−NH(R
およびYは前記と同義である)で示される化合物と
反応させて、化合物(24)が得られる。溶媒としては、
例えば、メタノール、エタノール、2−プロパノール等
のアルコール溶媒、ジエチルエーテル、THF等のエー
テル溶媒、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホ
ルム等のハロゲン化炭化水素溶媒、ジメチルホルムアミ
ド等の非プロトン性溶媒、トルエン等の芳香族溶媒等が
挙げられる。反応温度は室温から溶媒の沸点の範囲から
選択される。
【0042】製造方法5 Xが硫黄原子である化合物(1)は、下記方法により製造
される。
【化17】 [式中、R、R、R、R、RおよびYは前
記と同義である。Yは、置換もしくは非置換アルキレ
ン、−CO(CH)−、−SO(CH)−、−C
ONH(CH)−、−CSNH(CH)−、または
−COO(CH) −を表す] イミン化合物(25)に、対応するハロゲン化アルキル、
エステル、酸クロリド、酸無水物、クロロぎ酸エステ
ル、スルホニルクロリド、スルホン酸エステル、イソシ
アナートまたはイソチオシアナート等の化合物を、塩基
存在下または非存在下、溶媒中反応させることで、ある
いはカルボン酸を反応させることで、化合物(26)を得
ることができる。本反応は、化合物(8)の合成方法と同
様にして実施することができる。
【0043】
【化18】 [式中、R、R、R、R、YおよびXは前
記と同義である] 上記反応では、保護基としてジフェニルメチル基で保護
されたチオウレア化合物(27)を用いた化合物(25)の
製造方法の例を示す。製造方法1と同様にして、保護さ
れたチオウレア化合物(27)とα−ハロケトン化合物
(4)を反応することにより、化合物(28)を得ることが
できる。化合物(28)の保護基を、溶媒中、酸触媒を作
用させて脱保護することで、化合物(25)を得ることが
できる。酸としては、例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸
等の無機酸、メタンスルホン酸等のスルホン酸等が挙げ
られる。溶媒としては、例えば、エーテル、THF等の
エーテル溶媒、メタノール、エタノール、2−プロパノ
ール等のアルコール溶媒、酢酸、水等が挙げられる。反
応温度は室温から溶媒の沸点の範囲から選択される。上
述の反応を実行する際、必要ならば、保護、脱保護の技
術を用いることができる。保護、脱保護の技術について
は、グリーンら(T. W. Greene and P. G. M. Wuts, "Pr
otecting Groups in Organic Synthesis", 1991, JOHN
WILEY & SONS,INC.)の文献に詳しく記されている。
【0044】また、5員環化合物を形成した後に、官能基を
他の官能基に変換することもできる。この変換において
は、通常、有機化学において用いられる方法を使用する
ことができる。これらの方法は、例えば、以下の本に記
載されている。 「実験化学講座」 19−26巻 (1992年、丸善) 「精密有機合成」 (1983年、南江堂) Compendium of Organic Synthetic Methods, Vol. 1-9
(John Wiley & Sons) Comprehensive Organic Synthesis, Vol. 1-9 (1991、P
ergamon Press) Comprehensive Organic Transformations (1989、VCH P
ublishers) Survey of Organic Syntheses, Vol. 1-2 (1970、197
7、John Wiley & Sons) 具体的には、エステル基、カルボキシル基、アミド基、
水酸基、エーテル基等を相互に変換することができ、ハ
ロゲン原子をアミノ基に、アミノ基をウレア基に、変更
することができる。
【0045】本発明の5員環化合物(1)またはそれを製造す
るための中間体は、通常の方法で精製することができ
る。また、本発明の5員環化合物(1)またはそれを製造
するための中間体に異性体が存在する場合は、同様に精
製することができる。例えばカラムクロマトグラフィ
ー、再結晶等で精製することができる。再結晶溶媒とし
ては、例えばメタノール、エタノール、2−プロパノー
ル等のアルコール系溶媒、ジエチルエーテル等のエーテ
ル系溶媒、酢酸エチル等のエステル系溶媒、トルエン等
の芳香族炭化水素系溶媒、アセトン等のケトン系溶媒、
ヘキサン等の炭化水素系溶媒等またはこれらの混合溶媒
等が挙げられる。光学異性体を純粋に得る方法として
は、例えば光学分割法が挙げられる。光学分割法として
は、本発明化合物またはその中間体がアミノ基等の塩基
性置換基を有する場合は、例えば、本発明化合物または
その中間体を不活性溶媒中(例えばメタノール、エタノ
ール、2−プロパノール等のアルコール系溶媒、ジエチ
ルエーテル等のエーテル系溶媒、酢酸エチル等のエステ
ル系溶媒、トルエン等の芳香族炭化水素系溶媒、アセト
ニトリル等およびこれらの混合溶媒)、光学活性な酸(例
えば、マンデル酸、N−ベンジルオキシアラニン、乳酸
などのモノカルボン酸類、酒石酸、o−ジイソプロピリ
デン酒石酸、リンゴ酸などのジカルボン酸類、カンファ
ースルフォン酸、ブロモカンファースルフォン酸などの
スルフォン酸類)と塩を形成させる方法がある。本発明
化合物またはその中間体がカルボキシル基等の酸性置換
基を有する場合は、光学活性なアミン(例えばα−フェ
ネチルアミン、キニン、キニジン、シンコニジン、シン
コニン、ストリキニーネ等の有機アミン類)と塩を形成
させる方法も採用できる。上記光学分割法において塩を
形成させる温度としては、室温から溶媒の沸点の範囲が
挙げられる。光学純度を向上させるためには、一旦、溶
媒の沸点付近まで温度を上げることが望ましい。析出し
た塩を濾取するまえに必要に応じて冷却し、収率を向上
させることができる。光学活性な酸またはアミンの使用
量は、基質に対し約0.5〜約2.0当量の範囲、好まし
くは1当量前後の範囲が適当である。必要に応じ結晶を
不活性溶媒中(例えばメタノール、エタノール、2−プ
ロパノール等のアルコール系溶媒、ジエチルエーテル等
のエーテル系溶媒、酢酸エチル等のエステル系溶媒、ト
ルエン等の芳香族炭化水素系溶媒、アセトニトリル等お
よびこれらの混合溶媒)で再結晶し、高純度の光学活性
な塩を得ることもできる。必要に応じ、得られた塩を通
常の方法で酸または塩基と処理しフリー体を得ることも
できる。
【0046】本発明の式(1)の5員環化合物もしくはその塩
またはそれらのプロドラッグは、医薬として有用であ
り、特に好酸球、リンパ球などの白血球の浸潤抑制作用
を有する。それによって、自己免疫疾患性炎症、アレル
ギー性炎症、急性炎症、細胞浸潤性のその他の炎症性疾
患等の治療剤として有用である。ここで、自己免疫疾患
性炎症としては、例えば、リウマチ、多発性硬化症、炎
症性腸疾患、I型糖尿病等が挙げられる。アレルギー性
炎症としては、例えば、気管支喘息、炎症性腸疾患、ア
レルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、アレルギ
ー性結膜炎等が挙げられる。気管支喘息においては、本
5員環化合物等は、特に遅発型喘息に有用である。急性
炎症としては、例えば炎症性肺疾患等が挙げられる。そ
の他の炎症性疾患としては、例えば好酸球増多症、好酸
球性血管炎、好酸球性肉芽腫、移植拒絶、腫瘍転移等が
挙げられる。抗炎症剤として使用する場合は、炎症性疾
患の治療剤として用いられているステロイド剤と併用す
ることができ、その治療効果が増強され、また、副作用
の強いステロイド剤の減量や脱離が可能となる。アレル
ギー疾患治療剤として使用する場合は、抗アレルギー剤
(化学伝達物質遊離阻害剤、抗ヒスタミン剤、抗ロイコ
トリエン剤、抗トロンボキサン剤など)や、気管支喘息に
おいては気管支拡張剤(テオフィリンなどのキサンチン
系製剤、β刺激剤)、抗コリン剤との併用が可能であ
る。リウマチ等の自己免疫疾患の治療剤として使用する
場合は、シクロオキシゲナーゼ(COX)阻害剤などの非
ステロイド系抗炎症剤との併用が可能である。
【0047】本発明の5員環化合物もしくはその塩またはそ
れらのプロドラッグは、経口的または非経口的に投与す
ることができる。経口的に投与する場合、通常用いられ
る投与形態で投与することができる。非経口的には、局
所投与剤、注射剤、経皮剤、経鼻剤等の形で投与するこ
とができる。経口剤または直腸投与剤としては、例え
ば、カプセル剤、錠剤、ピル、散剤、カシェ剤、座剤、
液剤等が挙げられる。注射剤としては、例えば、無菌の
溶液または懸濁液等が挙げられる。局所投与剤として
は、例えば、クリーム、軟膏、ローション、経皮剤(通
常のパッチ剤、マトリクス剤)等が挙げられる。上記の
剤形は通常の方法で、薬学的に許容される賦形剤、添加
剤を用いて製剤化される。薬学的に許容される賦形剤、
添加剤としては、担体、結合剤、香料、緩衝剤、増粘
剤、着色剤、安定剤、乳化剤、分散剤、懸濁化剤、防腐
剤等が挙げられる。
【0048】薬学的に許容される担体としては、例えば、炭
酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、タルク、
砂糖、ラクトース、ペクチン、デキストリン、澱粉、ゼ
ラチン、トラガント、メチルセルロース、ナトリウムカ
ルボキシメチルセルロース、低融点ワックス、カカオバ
ター等が挙げられる。カプセル剤は、本発明化合物を薬
学的に許容される担体と共にカプセル中に入れることに
より製剤できる。本発明化合物は薬学的に許容される賦
形剤と共に混合し、または賦形剤なしにカプセルの中に
入れることができる。カシェ剤も同様の方法で製造でき
る。散剤は、薬学的に許容される散剤の基剤と共に製剤
化される。基剤としては、タルク、ラクトース、澱粉等
が挙げられる。ドロップは水性または非水性の基剤と一
種またはそれ以上の薬学的に許容される拡散剤、懸濁化
剤、溶解剤等と共に製剤化できる。注射用液剤として
は、溶液、懸濁液、乳剤等が挙げられる。例えば、水溶
液、水−プロピレングリコール溶液等が挙げられる。液
剤は、水を含んでも良い、ポリエチレングリコールまた
は/およびプロピレングリコールの溶液の形で製造する
こともできる。経口投与に適切な液剤は、本発明化合物
を水に加え、着色剤、香料、安定化剤、甘味剤、溶解
剤、増粘剤等を必要に応じて加え製造することができ
る。また経口投与に適切な液剤は、本発明化合物を分散
剤とともに水に加え、増粘することによっても製造でき
る。増粘剤としては、例えば、薬学的に許容される天然
または合成ガム、レジン、メチルセルロース、ナトリウ
ムカルボキシメチルセルロースまたは公知の懸濁化剤等
が挙げられる。局所投与剤としては、上記の液剤およ
び、クリーム、エアロゾル、スプレー、粉剤、ローショ
ン、軟膏等が挙げられる。上記の局所投与剤は、本発明
化合物と通常に使用される薬学的に許容される希釈剤お
よび担体と混合し製造できる。軟膏およびクリームは、
例えば、水性または油性の基剤に増粘剤および/または
ゲル化剤を加えて製剤化して得られる。該基剤として
は、例えば、水、液体パラフィン、植物油(ピーナッツ
油、ひまし油等)等が挙げられる。増粘剤としては、例
えばソフトパラフィン、ステアリン酸アルミニウム、セ
トステアリルアルコール、プロピレングリコール、ポリ
エチレングリコール、ラノリン、水素添加ラノリン、蜜
蝋等が挙げられる。
【0049】ローションは、水性または油性の基剤に、一種
類またはそれ以上の薬学的に許容される安定剤、懸濁化
剤、乳化剤、拡散剤、増粘剤、着色剤、香料等を加える
ことができる。局所投与剤は、必要に応じて、ヒドロキ
シ安息香酸メチル、ヒドロキシ安息香酸プロピル、クロ
ロクレゾール、ベンズアルコニウムクロリド等の防腐
剤、細菌増殖防止剤を含んでも良い。本発明の化合物は
また、液剤スプレー、散剤またはドロップにした製剤を
経鼻的に投与することもできる。投与量、投与回数は症
状、年齢、体重、投与形態等によって異なるが、経口投
与する場合には、通常は成人に対し1日あたり約1〜約
1000mgの範囲、好ましくは約2〜約500mgの範
囲、特に好ましくは約5〜約100mgの範囲を1回また
は数回に分けて投与することができる。注射剤として投
与する場合には約0.1〜約300mgの範囲、好ましく
は約1〜約200mgの範囲を1回または数回に分けて投
与することができる。
【0050】実施例 つぎに実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
が、本発明はこれらに限定されない。
【0051】実施例1 N-{4−(4−ブロモフェニル)−3−[3−(ジメチルア
ミノ)プロピル]チアゾール−2(3H)−イリデン}アニ
リン
【化19】 後記参考例3で得られるN−[3−(ジメチルアミノ)プ
ロピル]−N'−フェニルチオウレア(800mg)、2−
ブロモ−4'−ブロモアセトフェノン(1.09g)とエタ
ノール(30ml)の混合物を窒素雰囲気下加熱還流し
た。9時間後、反応混合物を減圧濃縮し、残渣に飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液を加えクロロホルムで抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾
燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール(50:
1))で精製した。イソプロピルアルコールから結晶化を
行い、標題化合物(830mg)を得た。 融点:110−111℃1 H-NMR (CDCl3):δ1.79 (2H, m), 2.11 (6H, s), 2.52
(2H, t, J=7.0), 3.92 (2H, t, J=7.0), 5.74 (1H, s),
7.02-7.09 (3H, m), 7.26-7.37 (4H, m), 7.58(2H, d,
J=8.4)
【0052】実施例2 N−{3−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−5−フェ
ニルチアゾール−2(3H)−イリデン}アニリン
【化20】 後記参考例3で得られるN−[3−(ジメチルアミノ)プ
ロピル]−N'−フェニルチオウレア(650mg)、2−
ブロモ−2−フェニルアセトアルデヒド(600mg)と
N,N−ジメチルホルムアミド(11ml)を用い、実施
例1と同様に反応を行い標題化合物(497mg)を得
た。 融点:84−86℃1 H-NMR (CDCl3):δ2.01 (2H, m), 2.26 (6H, s), 2.37
(2H, t, J=6.8), 3.98 (2H, t, J=6.8), 6.97 (1s, s),
7.03-7.38 (10H, m)
【0053】実施例3〜7 実施例1と同様の方法により、各種α−ブロモケトンと
チオウレアを反応させて表1に示される化合物を得た。 表1
【化21】 実施例8 N−[3−(2−アミノエチル)−4−(4−ブロモフェニ
ル)チアゾール−2(3H)−イリデン]アニリン (1)t-ブチル 2−[4−(4−ブロモフェニル)−2−
(フェニルイミノ)チアゾール−3(2H)−イル]エチル
カルバメート
【化22】 参考例1で得られるt-ブチル 2−[(アニリノカルボチ
オイル)アミノ]エチルカルバメート(1.5g)、2−ブ
ロモ−4'−ブロモアセトフェノン(1.55g)、炭酸カ
リウム(772mg)とN,N−ジメチルホルムアミド(3
8ml)の混合物を窒素雰囲気下80℃において加熱攪
拌した。2時間後、反応混合物を減圧濃縮し、残渣に飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えクロロホルムで抽出
した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで
乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー[n−ヘキサン−酢酸エチル(9:
1)]で精製した。イソプロピルアルコールから結晶化を
行い、標題化合物(2.41g)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ1.43 (9H, s), 3.38 (2H, m), 3.94
(2H, t, J=5.5), 5.77 (1H, s), 5.91 (1H, m), 7.05-
7.12 (3H, m), 7.28-7.38 (4H, m), 7.59 (2H, d,J=8.
4)
【0054】(2)N−[3−(2−アミノエチル)−4−(4−
ブロモフェニル)チアゾール−2(3H)−イリデン]アニ
リン
【化23】 t-ブチル 2−[4−(4−ブロモフェニル)−2−(フェ
ニルイミノ)チアゾール−3(2H)−イル]エチルカルバ
メート(1.5g)、トリフルオロ酢酸(10ml)と水(5
ml)の混合物を室温において2時間攪拌した。反応混
合物を減圧濃縮し、残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液を加えクロロホルムで抽出した。有機層を飽和食塩水
で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し
た。n−ヘキサンを加えて結晶化し、標題化合物(93
7mg)を得た。 融点:58−61℃1 H-NMR (CDCl3):δ2.93 (2H, t, J=6.6), 3.87 (2H, t,
J=6.6), 5.76 (1H, s),7.04-7.08 (3H, m), 7.26-7.37
(4H, m), 7.59 (2H, d, J=8.4)
【0055】実施例9 N−[3−(3−アミノプロピル)−4−(4−メトキシフ
ェニル)−チアゾール−2(3H)−イリデン]アニリン (1)t-ブチル 3−[4−(4−メトキシフェニル)−2−
(フェニルイミノ)チアゾール−3(2H)−イル]プロピ
ルカルバメート
【化24】 参考例4で得られるt-ブチル 3−[(アニリノカルボチ
オイル)アミノ]プロピルカルバメート(309mg)、2
−ブロモ−4'−メトキシアセトフェノン(252m
g)、炭酸カリウム(339mg)とエタノール(8ml)を
用い実施例8(1)と同様に反応を行い、標題化合物(4
29mg)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ1.41 (9H, s), 1.64 (2H, m), 3.07
(2H, m), 3.86 (3H, s),3.95 (2H, t, J=6.6), 5.74 (1
H, s), 5.87 (1H, m), 6.97-7.37 (9H, m)
【0056】(2)N−[3−(3−アミノプロピル)−4−(4
−メトキシフェニル)−チアゾール−2(3H)−イリデ
ン]アニリン
【化25】 t-ブチル 3−[4−(4−メトキシフェニル)−2−(フ
ェニルイミノ)チアゾール−3(2H)−イル]プロピルカ
ルバメート(400mg)と4N−塩化水素ジオキサン溶
液(8ml)の混合物を室温において2時間攪拌した。溶
媒を減圧留去し、残渣にジエチルエーテルを加え不溶の
塩を濾別し、標題化合物(379mg)を塩酸塩として得
た。 融点:215−218℃1 H-NMR (CDCl3、フリーアミノ体):δ1.70 (2H, m), 2.6
4 (2H, t, J=6.6), 3.85(3H, s), 3.94(2H, t, J=6.6),
5.70 (1H, s),6.94-7.10 (5H, m), 7.26-7.36(4H, m)
【0057】実施例10 N−[3−(3−アミノプロピル)−5−メチル−4−フ
ェニルチアゾール−2(3H)−イリデン]アニリン (1)t-ブチル 3−[5−メチル−4−フェニル−2−
(フェニルイミノ)チアゾール−3(2H)−イル]プロピ
ルカルバメート
【化26】 参考例4で得られるt-ブチル 3−[(アニリノカルボチ
オイル)アミノ]プロピルカルバメート(300mg)、2
−ブロモ−プロピオフェノン(227mg)とエタノール
(8ml)の混合物を窒素雰囲気下加熱還流した。2時間
後、反応混合物を減圧濃縮し、残渣に飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液を加えクロロホルムで抽出した。有機層を
飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を
減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(n−ヘキサン:酢酸エチル(8:2))で精製し、標
題化合物(389mg)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ1.40 (9H, s), 1.54 (2H, m), 1.91
(3H, s), 3.06 (2H, m),3.84 (2H, t, J=6.4), 6.04 (1
H, m), 7.02-7.49 (10H, m)
【0058】(2)N−[3−(3−アミノプロピル)−5−メ
チル−4−フェニルチアゾール−2(3H)−イリデン]
アニリン
【化27】 t-ブチル 3−[5−メチル−4−フェニル−2−(フェ
ニルイミノ)チアゾール−3(2H)−イル]プロピルカル
バメート(370mg)と4N−塩化水素ジオキサン溶液
(4ml)を用い、実施例9(2)と同様にして反応を行
い、標題化合物(327mg)を塩酸塩として得た。 融点:240−243℃
【0059】実施例11 N−[3−(3−アミノプロピル)−4−(1,1'−ビフェ
ニル -4−イル)チアゾール−2(3H)−イリデン]アニ
リン (1)t-ブチル 3−[4−(1,1'−ビフェニル-4−イ
ル)−2−(フェニルイミノ)チアゾール−3(2H)−イ
ル]プロピルカルバメート
【化28】 参考例4で得られるt-ブチル 3−(アニリノカルボチ
オイルアミノ)プロピルカルバメート(200mg)、2
−ブロモ−4'-フェニルアセトフェノン(197mg)と
エタノール(4ml)を用い、実施例10(1)と同様に反
応を行い標題化合物(275mg)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ1.39 (9H, s), 1.69 (2H, m), 3.11
(2H, m), 4.02 (2H, t,J=6.4), 5.84 (1s, s), 5.87 (1
H, m), 7.04-7.18 (3H, m), 7.33-7.48 (7H, m), 7.50-
7.70(4H, m)
【0060】(2)N−[3−(3−アミノプロピル)−4−
(1,1'−ビフェニル-4−イル)チアゾール−2(3H)
−イリデン]アニリン
【化29】 t-ブチル 3−[4−(1,1'−ビフェニル-4−イル)−
2−(フェニルイミノ)チアゾール−3(2H)−イル]プ
ロピルカルバメート(233mg)と4N−塩化水素ジオ
キサン溶液(2ml)の混合物を室温において1時間攪拌
した。反応混合物に水を加えジエチルエーテルで洗浄し
た。水層に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え塩基性
とし、クロロホルムで抽出した。有機層を飽和食塩水で
洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し標
題化合物(185mg)を得た。 融点:50−54℃1 H-NMR (CDCl3):δ1.74 (2H, m), 2.69 (2H, t, J=6.
6), 4.02 (2H, t, J=6.6),5.81 (1H, s),7.04-7.11 (3
H, m), 7.33-7.47 (7H, m), 7.48-7.69 (4H, m)
【0061】実施例12〜149 実施例8〜10または11と同様の方法により、各種α
−ブロモケトンとチオウレアを反応させて表2〜表12
に示される化合物を得た。 表2
【化30】
【0062】表3
【化31】
【0063】表4
【化32】 表5
【化33】
【0064】表6
【化34】 表7
【化35】
【0065】表8
【化36】
【0066】表9
【化37】
【0067】表10
【化38】
【0068】表11
【化39】
【0069】表12
【化40】
【0070】実施例150 N-{4−(4−ブロモフェニル)−3−[(3−メチルアミ
ノ)プロピル]チアゾール−2(3H)−イリデン}アニリ
ン (1)t−ブチル 3−[4−(4−ブロモフェニル)−2
−(フェニルイミノ)チアゾール−3(2H)−イル]プロ
ピルカルバメート
【化41】 参考例4で得られるt-ブチル 3−(アニリノカルボチ
オイルアミノ)プロピルカルバメート(3g)、2−ブロ
モ−4'−ブロモアセトフェノン(2.97g)、炭酸カリ
ウム(2.01g)とN,N−ジメチルホルムアミド(75
ml)を用い、実施例8(1)と同様に反応を行い、標題
化合物(2.90g)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ1.41 (9H, s), 1.65 (2H, m), 3.08
(2H, m), 3.93 (2H, t,J=6.6), 5.73 (1H, m), 5.79 (1
H, s), 7.04-7.14 (3H, m), 7.24-7.37 (4H, m), 7.60
(2H, d, J=8.4)
【0071】(2)t−ブチル 3−[4−(4−ブロモフェ
ニル)−2−(フェニルイミノ)チアゾール−3(2H)−
イル]プロピル(メチル)カルバメート
【化42】 t−ブチル 3−[4−(4−ブロモフェニル)−2−(フ
ェニルイミノ)チアゾール−3(2H)−イル]プロピルカ
ルバメート(250mg)をN,N−ジメチルホルムアミ
ド(2ml)に溶解し、窒素雰囲気下、氷浴中において水
素化ナトリウム(26mg、60%オイルディスパージ
ョン)を添加し15分間攪拌した。反応混合物にヨウ化
メチル(41μl)を加え室温に戻し6時間攪拌した。反
応混合物に水を加えジエチルエーテルで抽出した。有機
層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶
媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル(10:1))で精製
し、標題化合物(249mg)を無色オイルとして得た。1 H-NMR (CDCl3):δ1.40 (9H, s), 1.86 (2H, m), 2.72
(3H, s), 3.16 (2H, m),3.81 (2H, t, J=7.5), 5.76 (1
H, s), 7.03-7.08 (3H, m), 7.25 (2H, d, J=8.4), 7.3
4 (2H, m), 7.59 (2H, d, J=8.4)
【0072】(3)N-{4−(4−ブロモフェニル)−3−
[3−(メチルアミノ)プロピル]チアゾール−2(3H)−
イリデン}アニリン
【化43】 t−ブチル 3−[4−(4−ブロモフェニル)−2−(フェ
ニルイミノ)チアゾール−3(2H)−イル]プロピル(メ
チル)カルバメート(200mg)を用い、実施例8(2)
と同様に反応を行い、標題化合物(149mg)を得た。 融点:143−148℃1 H-NMR (CDCl3):δ 1.84 (2H, m), 2.38 (3H, s), 2.61
(2H, t, J=6.8), 3.92(2H, t, J=6.8), 5.80 (1H, s),
7.05-7.10 (3H, m), 7.26 (2H, d, J=8.4), 7.36 (2H,
m), 7.60 (2H, d, J=8.4)
【0073】実施例151 N-{4−(4−ブロモフェニル)−3−[4−(メチルアミ
ノ)ブチル]チアゾール−2(3H)−イリデン}アニリン (1)t−ブチル 4−[4−(4−ブロモフェニル)−2
−(フェニルイミノ)チアゾール−3(2H)−イル]ブチ
ルカルバメート
【化44】 参考例21で得られるt-ブチル 4−(アニリノカルボ
チオイルアミノ)ブチルカルバメート(1.5g)、2−ブ
ロモ−4'−ブロモアセトフェノン(1.42g)、炭酸カ
リウム(962mg)とN,N−ジメチルホルムアミド(3
5ml)を用い、実施例8(1)と同様に反応を行い、標
題化合物(2.1g)をアモルファスとして得た。1 H-NMR (CDCl3):δ1.36-1.40 (11H, m), 1.67 (2H, m),
3.09 (2H, m), 3.80 (2H, t, J=7.5), 4.90 (1H, m),
5.75 (1H, s), 7.03-7.09 (3H, m), 7.25 (2H, d, J=8.
4), 7.34 (2H, m), 7.59 (2H, d, J=8.4)
【0074】(2)t−ブチル 4−[4−(4−ブロモフェ
ニル)−2−(フェニルイミノ)チアゾール−3(2H)−
イル]ブチル(メチル)カルバメート
【化45】 t−ブチル 4−[4−(4−ブロモフェニル)−2−(フ
ェニルイミノ)チアゾール−3(2H)−イル]ブチルカル
バメート(250mg)を用い、実施例150(2)と同様
に反応を行い、標題化合物(205mg)を無色オイルと
して得た。1 H-NMR (CDCl3):δ1.29-1.50 (11H, m), 1.59 (2H, m),
2.77 (3H, s), 3.11 (2H, m), 3.84 (2H, t, J=6.8),
5.75 (1H, s), 7.03-7.07 (3H, m), 7.25 (2H, d, J=8.
4), 7.35 (2H, m), 7.59 (2H, d, J=8.4) (3)N-{4−(4−ブロモフェニル)−3−[4−(メチ
ルアミノ)ブチル]チアゾール−2(3H)−イリデン}ア
ニリン
【0075】
【化46】 上記(2)で得られた化合物(205mg)を用い、実施例
8(2)と同様に反応を行い、標題化合物(158mg)を得
た。 融点:56−57℃1 H-NMR (CDCl3):δ1.46 (2H, m), 1.70 (2H, m), 2.37
(3H, s), 2.56 (2H, t,J=7.0), 3.82 (2H, t, J=7.5),
5.76 (1H, s), 7.05-7.09 (3H, m), 7.26 (2H,d, J=8.
4), 7.35 (2H, m), 7.59 (2H, d, J=8.4)
【0076】実施例152 N-{4−(4−メトキシフェニル)−3−[3−(メチルア
ミノ)プロピル]チアゾール−2(3H)−イリデン}アニ
リン (1)3−[4−(4−メトキシフェニル)−2−(フェニ
ルイミノ)チアゾール−3(2H)−イル]プロピル(メチ
ル)カルバメート
【化47】 実施例9(1)の方法で得られるt-ブチル 3−[4−(4
−メトキシフェニル)−2−(フェニルイミノ)チアゾー
ル−3(2H)−イル]プロピルカルバメート(1.4g)を
用い、実施例150(2)と同様に反応を行い、標題化合
物(740mg)を無色オイルとして得た。1 H-NMR (CDCl3):δ1.39 (9H, s), 1.86 (2H, m), 2.71
(3H, s), 3.14 (2H, m),3.82 (2H, t, J=7.5), 3.86 (3
H, s), 5.69 (1H, s), 6.96 (2H, d, J=8.8), 7.04-7.0
9 (3H, m), 7.26-7.37 (4H, m)
【0077】(2)N-{4−(4−メトキシフェニル)−3−
[3−(メチルアミノ)プロピル]チアゾール−2(3H)−
イリデン}アニリン
【化48】 上記(1)で得られた化合物(74mg)を用い、実施例9
(2)と同様に反応を行い、標題化合物(750mg)を塩
酸塩として得た。 融点:143−146℃1 H-NMR (CDCl3、フリー体): δ 1.77 (2H, m), 2.32 (3
H, s), 2.48 (2H, t, J=6.8), 3.86 (3H, s), 3.92 (2
H, t, J=7.0), 5.69 (1H, s), 6.96 (2H, d, J=8.8),
7.02-7.09 (3H, m), 7.26-7.37 (4H, m)
【0078】実施例153 N-{3−[4−(4−ブロモフェニル)−2−フェニルイ
ミノチアゾール−3(2H)−イル]プロピル}アセトアミ
【化49】 実施例132で得られるN−[3−(3−アミノプロピ
ル)−4−(4−ブロモフェニル)−チアゾール−2(3
H)−イリデン]アニリン塩酸塩(730mg)とトリエチ
ルアミン(0.77ml)をN,N−ジメチルホルムアミド
(5ml)に溶解し、窒素雰囲気下、氷浴中において無水
酢酸を滴下した。同温において2時間攪拌の後、反応混
合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え酢酸エチル
で抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をイソプロピ
ルアルコールより結晶化し、標題化合物(580mg)を
得た。 融点:155−157℃1 H-NMR (CDCl3):δ1.66 (2H, m), 1.86 (3H, s), 3.24
(2H, m), 3.90 (2H, t,J=6.4), 5.81 (1H, s), 7.05-7.
12 (3H, m), 7.12-7.40 (5H, m), 7.61 (2H, d,J=8.4)
【0079】実施例154〜167 実施例153と同様の方法により、各種アミノ体と無水
酢酸を反応させて表13に示されるアミド化合物を得
た。 表13
【化50】
【0080】実施例168 2−({3−[4−(4−ブロモフェニル)−2−(フェニル
イミノ)−チアゾール−3(2H)−イル]プロピル}アミ
ノ)−2−オキソエチル アセテート
【化51】 実施例132で得られるアミノ化合物(1.21g)とト
リエチルアミン(800mg)をテトラヒドロフラン(1
5ml)に懸濁し、窒素雰囲気下室温においてアセトキ
シアセチルクロリド(466mg)を滴下した。同温にお
いて30分攪拌の後、反応混合物に飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和
食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧
留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
[クロロホルム−メタノール(97:3)]で精製し、標題
化合物(1.1g)を得た。 融点:156−159℃1 H-NMR (CDCl3):δ 1.56 (2H, m), 1.64 (3H, s), 3.35
(2H, m), 3.90 (2H, t,J=6.1), 4.46 (2H, s), 5.79
(1H, s), 7.00-7.10 (3H, m), 7.24 (2H, d, J=8.4),
7.34 (2H, m), 7.58 (2H, d, J=8.4), 8.01 (1H, t, J=
5.9) 実施例169 N−{3−[4−(4−ブロモフェニル)−2−(フェニル
イミノ)−チアゾール−3(2H)−イル]プロピル}−2
−ヒドロキシアセトアミド
【化52】 上記実施例168で得られる化合物(1.1g)、5%水
酸化ナトリウム水溶液(2ml)とメタノール(15ml)
の混合物を室温において30分攪拌した。反応混合物を
減圧濃縮し、残渣に水を加えクロロホルムで抽出した。
有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥
し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(クロロホルム:メタノール(99:1))
で精製し、標題化合物(923mg)を得た。 融点:185−186℃1 H-NMR (CDCl3):δ 1.70 (2H, m), 2.52 (1H, m), 3.32
(2H, m), 3.88-3.95 (4H, m), 5.81 (1H, s), 7.04-7.
12 (3H, m), 7.26 (2H, d, J=8.4), 7.34 (2H, m), 7.6
1 (2H, d, J=8.4), 7.68 (1H, m)
【0081】実施例170 2−ヒドロキシ−N−{3−[4−(4−メトキシフェニ
ル)−2−(フェニルイミノ)−チアゾール−3(2H)−
イル]プロピル}アセトアミド
【化53】 実施例9の方法で得られるN−[3−(3−アミノプロピ
ル)−4−(4−メトキシフェニル)−チアゾール−2(3
H)−イリデン]アニリン 塩酸塩(1.2g)を用い、実施
例168および実施例169の方法に従い反応を行い標
題化合物(1.1g)を油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3):δ 1.69 (2H, m), 2.74 (1H, t, J=5.
5), 3.31 (2H, m), 3.87(3H, s), 3.89-3.94 (4H, m),
5.75 (1H, s), 6.98 (2H, d, J=8.8), 7.05-7.11(3H,
m), 7.26-7.38 (4H, m), 7.74 (1H, m)
【0082】実施例171 N-{3−[4−(4−ブロモフェニル)−2−フェニルイ
ミノチアゾール−3(2H)−イル]プロピル}メタンスル
ホンアミド
【化54】 実施例132で得られるアミノ化合物(1.21g)とト
リエチルアミン(800mg)をテトラヒドロフラン(1
5ml)に懸濁し、窒素雰囲気下室温において塩化メタ
ンスルホニル(391mg)を滴下した。同温において3
0分攪拌の後、反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水
で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロ
ロホルム:メタノール(97:3))で精製し、標題化合
物(1.04g)を得た。 融点:128−134℃1 H-NMR (CDCl3):δ1.69(2H, m), 2.77(3H, s), 3.13 (2
H, m), 3.96 (2H, t, J=6.0), 5.84 (1H, s), 6.66 (1
H, m), 7.06-7.13 (3H, m),7.24 (2H, d, J=8.2),7.36
(2H, m), 7.61 (2H, d, J=8.2)
【0083】実施例172〜174 実施例171と同様の方法により、実施例132または
実施例9の方法で得られるアミノ体と塩化メタンスルホ
ニルまたは塩化p−トルエンスルホニルを反応させて表
14に示されるスルホンアミド化合物を得た。 表14
【化55】 Tsはトシル基を表す。
【0084】実施例175 メチル 3−[4−(4−ブロモフェニル)−2−(フェニ
ルイミノ)チアゾール−3(2H)−イル]プロピルカルバ
メート
【化56】 実施例132で得られるアミノ化合物(1.21g)とト
リエチルアミン(800mg)をテトラヒドロフラン(1
5ml)に懸濁し、窒素雰囲気下、室温においてクロロ
蟻酸メチル(322mg)を滴下した。同温において30
分攪拌の後、反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で
洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロ
ロホルム:メタノール(95:5))で精製し、標題化合
物(1.05g)を得た。 融点:132−134℃1 H-NMR (CDCl3):δ1.62(2H, m), 3.13 (2H, m), 3.60
(3H, s), 3.90 (2H, t, J=6.4), 5.77 (1H, s), 6.02
(1H, m), 7.03-7.10 (3H, m),7.21-7.37 (4H, m),7.56
(2H, d, J=8.4)
【0085】実施例176 メチル 3−[4−(4−メトキシフェニル)−2−(フェ
ニルイミノ)チアゾール−3(2H)−イル]プロピルカル
バメート
【化57】 実施例9の方法で得られるアミノ化合物(1.2g)を用
い、実施例175と同様の方法により標題化合物(69
8mg)を得た。 融点:106−108℃1 H-NMR (CDCl3):δ1.61(2H, m), 3.16 (2H, m), 3.61
(3H, s), 3.86 (3H, s),3.93 (2H, t, J=6.3), 5.73 (1
H, s), 6.11 (1H, m), 6.97 (2H, d, J=8.6), 7.04-7.1
2 (3H, m),7.26-7.38 (4H, m)
【0086】実施例177 N-{3−[2−(2−メトキシフェニル)−4−(3,4−
メチレンジオキシフェニル)イミノチアゾール−3(2
H)−イル]プロピル}−N'−エチルウレア
【化58】 実施例67で得られるアミノ化合物(200mg)とトリ
エチルアミン(0.13ml)をN,N−ジメチルホルムア
ミド(4ml)に溶解し、窒素雰囲気下、氷浴中において
イソシアン酸エチル(38μl)を滴下した。同温におい
て1.5時間攪拌の後、反応混合物に飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽
和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減
圧留去した。残渣をジエチルエーテルより結晶化し、標
題化合物(147mg)を得た。 融点:134−136℃1 H-NMR (CDCl3):δ 1.02 (3H, t, J=7.2), 1.54 (2H,
m), 3.09-3.16 (4H, m),3.84 (3H, s), 4.04 (2H, t, J
=6.1), 4.29 (1H, m), 5.75 (1H, s), 6.05 (2H,s), 6.
44 (1H, m), 6.83-6,86 (3H, m), 6.99-7.26 (4H, m)
【0087】実施例178〜183 実施例177と同様の方法により、実施例9、実施例7
9または実施例108の方法で得られるアミノ体とイソ
シアン酸エチルまたはイソチオシアン酸エチルを反応さ
せて表15に示されるウレアおよびチオウレア化合物を
得た。 表15
【化59】
【0088】実施例184 (1)t−ブチル 3−[4−(4−ニトロフェニル)−2
−(フェニルイミノ)チアゾール−3(2H)−イル]プロ
ピルカルバメート
【化60】 参考例4で得られるt-ブチル 3−(アニリノカルボチ
オイルアミノ)プロピルカルバメート(6.2g)、2−ブ
ロモ−4'−ニトロアセトフェノン(4.9g)とエタノー
ル(50ml)の混合物を窒素雰囲気下加熱還流した。1
時間後反応混合物を放冷し、生じた結晶を濾別し、標題
化合物(8.84g)を臭化水素酸塩として得た。 (2)t−ブチル 3−[4−(4−アミノフェニル)−2
−(フェニルイミノ)チアゾール−3(2H)−イル]プロ
ピルカルバメート
【化61】 上記(1)で得られた化合物(1g)、10%パラジウム/
活性炭(200mg)とメタノール(50ml)の混合物を
室温常圧において水素添加した。3時間後反応混合物を
セライトを用いて濾過し、濾液を減圧濃縮した。残渣に
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え酢酸エチルで抽出
した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで
乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール(98:
2))で精製し、標題化合物(640mg)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ1.40(9H, s), 1.63 (2H, m), 3.06
(2H, m), 3.86 (2H, brs), 3.94 (2H, t, J=6.6), 5.70
(1H, s), 5.96 (1H, m), 6.71 (2H, d, J=8.6),7.02-
7.36 (7H, m)
【0089】(3)4−[4−(アミノフェニル)−3−(3−
アミノプロピル)−チアゾール−2−イリデン]アニリン
【化62】 上記(2)で得られた化合物(640mg)を実施例9(2)
と同様の方法により反応し、標題化合物(550mg)を
塩酸塩として得た。 融点:254−257℃
【0090】実施例185 (1)メチル 4−{3−[3−(t−ブチトキシカルボニ
ル)アミノ]プロピル−2−(フェニルイミノ)−2,3−
ジヒドロチアゾール−4−イル}ベンゾエート
【化63】 参考例4で得られるt-ブチル 3−(アニリノカルボチ
オイルアミノ)プロピルカルバメート(6.19g)、2−
ブロモ−4’−(メトキシカルボニル)アセトフェノン
(5.14g)とメタノール(51ml)を用い、実施例1
0(1)と同様に反応を行い、標題化合物(8.84g)を
得た。1 H-NMR (CDCl3):δ1.40 (9H, s), 1.62-1.66 (2H, m),
3.08 (2H, m), 3.96-4.00 (5H, m), 5.71 (1H, m), 5.8
7 (1H, s), 7.05-7.38 (5H, m),7.47 (2H, d, J=8.3),
8.13 (2H, d, J=8.3)
【0091】(2)4−{3−[3−(t−ブチトキシカルボ
ニル)アミノ]プロピル−2−(フェニルイミノ)−2,3
−ジヒドロチアゾール−4−イル}安息香酸
【化64】 上記(1)で得られた化合物(4.68g)、1N−水酸化
ナトリウム水溶液(15ml)とメタノール(30ml)の
混合物を2時間加熱還流を行った。反応混合物を減圧濃
縮し、残渣に10%クエン酸水溶液を加え生じる個体を
濾別し標題化合物(3.85g)を得た。
【0092】(3)4−[3−(3−アミノプロピル)−2−
(フェニルイミノ)−2,3−ジヒドロチアゾール−4−
イル]安息香酸
【化65】 上記(2)で得られた化合物(300mg)を用い、実施例
9(2)と同様に反応を行い、標題化合物(250mg)を
塩酸塩として得た。 融点:248−252℃
【0093】下記実施例では、構造の確認はNMRおよびL
C/MSにて行った。LC/MSの機器および条件は以
下の通りである。 API 150EX(PE SCIEX社)、 イオン化法:ESI、 電圧:40eV カラム:Mightysil RP−18 GP(関東化
学)、 流速:3.5ml/min、 検出波長:220nm 分析条件(A液:0.05%トリフルオロ酢酸水溶液、B
液:0.035%トリフルオロ酢酸アセトニトリル溶
液): A法:0.0min(B液濃度:10%)→0.5min
(B液濃度:10%)→4.2min(B液濃度:99
%)、 B法:0.0min(B液濃度:40%)→0.5min
(B液濃度:40%)→4.2min(B液濃度:99%)
【0094】実施例186〜207 実施例10または11と同様の方法により、各種α−ブ
ロモケトンとチオウレアを反応させて表16に示される
化合物を得た。 表16(その1)
【0095】表16(その2)
【0096】表16(その3)
【0097】表16(その4)
【0098】表16(その5)
【0099】
【0100】実施例208 N−[3−(3−アミノプロピル)−4−[(ベンジルオキ
シ)メチル]チアゾール−2(3H)−イリデン]−4−(ト
リフルオロメトキシ)アニリン (1)チル 3−{3−[(tert−ブトキシカルボニ
ル)アミノ]プロピル}−2−{[4−(トリフルオロメトキ
シ)フェニル]イミノ}−2,3−ジヒドロチアゾール−4
−カルボキシレート
【化66】 参考例40で得た、t−ブチル 3−{[4−(トリフルオ
ロメトキシ)アニリノカルボチオイル]アミノ}プロピル
カルバメート(10.0g)、2−ブロモピルビン酸エチ
ル(3.29ml)とエタノール(50ml)を用い、実施
例10(1)と同様に反応を行い、シリカゲルカラムクロ
マトグラフィー[n−ヘキサン−酢酸エチル(5:1)]で
精製し、標題化合物(7.71g)を白色個体として得
た。
【0101】(2)tert−ブチル 3−[4−(ヒドロキ
シメチル)−2−{[4−(トリフルオロメトキシ)フェニ
ル]イミノ}チアゾール−3(2H)−イル]プロピルカル
バメート
【化67】 水素化リチウムアルミニウム(1.0g)をテトラヒドロ
フラン(200ml)に懸濁し、窒素雰囲気下、氷浴中に
おいて上記(2)で得た化合物(3.0g)のテトラヒドロ
フラン(100ml)溶液を滴下した。1時間後反応混合
物に水を加え過剰の水素化リチウムアルミニウムをつぶ
した後、10N水酸化ナトリウム水溶液を加えた。生じ
たスラリーを硫酸ナトリウムで乾燥の後、濾液を減圧濃
縮し標題化合物(2.61g)を得た。
【0102】(3)tert−ブチル 3−[4−[(ベンジル
オキシ)メチル]−2−{[4−(トリフルオロメトキシ)フ
ェニル]イミノ}チアゾール−3(2H)−イル]プロピル
カルバメート
【化68】 上記(2)で得られた化合物(313mg)をN,N−ジメ
チルホルムアミド(3ml)に溶解し、窒素雰囲気下、氷
浴中において水素化ナトリウム(56mg、60%オイ
ルディスパージョン)を添加し30分間攪拌した。反応
混合物に臭化ベンジル(179mg)を加え室温に戻し1
時間攪拌した。反応混合物を氷冷下10%クエン酸水溶
液に注ぎ、クロロホルムで抽出した。有機層を飽和食塩
水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去
した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[n
−ヘキサン−酢酸エチル(5:1)]で精製し、標題化合
物(137mg)をオイルとして得た。
【0103】(4)N−[3−(3−アミノプロピル)−4−
[(ベンジルオキシ)メチル]チアゾール−2(3H)−イリ
デン]−4−(トリフルオロメトキシ)アニリン
【化69】 上記(3)で得られた化合物(137mg)を用い、実施例
9(2)と同様に反応を行い、標題化合物(133mg)を
塩酸塩として得た。 LC/MS:438(MH)、保持時間3.52min
(条件A)
【0104】実施例209 N−[3−(3−アミノプロピル)−4−{[(4−クロロベ
ンジル)オキシ]メチル}チアゾール−2(3H)−イリデ
ン]−4−(トリフルオロメトキシ)アニリン
【化70】 実施例208(2)で得られた化合物(313mg)と4−
クロロベンジルブロマイド(216mg)を用い、実施例
208(3)、(4)と同様に反応を行い、標題化合物(1
52mg)を塩酸塩として得た。 LC/MS:m/z=472(MH)、保持時間3.7
2min(条件A)
【0105】実施例210 N−[3−(3−アミノプロピル)−4−[(ベンジルオキ
シ)メチル]チアゾール−2(3H)−イリデン]−5−メ
トキシ−2−ピリジンアミン (1)tert−ブチル 3−[4−(ヒドロキシメチル)
−2−[(5−メトキシ−2−ピリジル)イミノ]チアゾー
ル−3(2H)−イル]プロピルカルバメート
【化71】 参考例62で得た、t−ブチル 3−[(5−メトキシ−
2−ピリジルアミノカルボチオイル)アミノ]プロピルカ
ルバメート(10.0g)を用い、実施例208(1)、
(2)と同様に反応を行い、標題化合物(4g)を淡黄色個
体として得た。
【0106】(2)N−[3−(3−アミノプロピル)−4−
[(ベンジルオキシ)メチル]チアゾール−2(3H)−イリ
デン]−5−メトキシ−2−ピリジンアミン
【化72】 上記(1)で得られた化合物(283mg)を用い、実施例
208(3)、(4)と同様に反応を行い、標題化合物(1
28mg)を塩酸塩として得た。 LC/MS:m/z=385(MH)、保持時間2.9
9min(条件A)
【0107】実施例211 N−[3−(3−アミノプロピル)−4−{[(4−クロロベ
ンジル)オキシ]メチル}チアゾール−2(3H)−イリデ
ン]−5−メトキシ−2−ピリジンアミン
【化73】 実施例210(1)で得られた化合物(276mg)を用
い、実施例208(3)、(4)と同様に反応を行い、標題
化合物(92mg)を塩酸塩として得た。 LC/MS:m/z=419(MH)、保持時間3.2
1min(条件A)
【0108】実施例212 N−[3−(3−アミノプロピル)−4−{[(4−クロロベ
ンジル)(メチル)アミノ]メチル}チアゾール−2(3H)
−イリデン]−4−(トリフルオロメトキシ)アニリン (1)tert−ブチル 3−[4−{[(4−クロロベン
ジル)(メチル)アミノ]メチル}−2−{[4−(トリフルオ
ロメトキシ)フェニル]イミノ}チアゾール−3(2H)−
イル]プロピルカルバメート
【化74】 実施例208(2)で得た化合物(300mg)とトリエチ
ルアミン(101mg)をテトラヒドロフラン(30ml)
に溶解し、氷冷下塩化メタンスルホニル(115mg)を
滴下した。同温において1.5時間攪拌後、反応混合物
にN−メチル−4−クロロベンジルアミン(1.04g)
を滴下しさらに1時間攪拌した。反応混合物に水を加え
て酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[n−ヘキサ
ン−酢酸エチル(2:1)]で精製し、標題化合物(83m
g)を油状物として得た。
【0109】(2)N−[3−(3−アミノプロピル)−4−
{[(4−クロロベンジル)(メチル)アミノ]メチル}チアゾ
ール−2(3H)−イリデン]−4−(トリフルオロメトキ
シ)アニリン
【化75】 上記(1)で得られた化合物(80mg)を用い、実施例9
(2)と同様に反応を行い、標題化合物(83mg)を塩酸
塩として得た。 LC/MS:m/z=485(MH)、保持時間3.4
3min(条件A)
【0110】実施例213 N−[3−(3−アミノプロピル)−4−{[(4−クロロベ
ンジル)(メチル)アミノ]メチル}チアゾール−2(3H)
−イリデン]−5−メトキシ−2−ピリジンアミン
【化76】 実施例210(1)で得た化合物(200mg)を用い、実
施例212と同様に反応を行い、標題化合物(145m
g)を塩酸塩として得た。 LC/MS:m/z=432(MH),保持時間2.83
min(条件A)
【0111】実施例214 N−メチル−N'−{2−[2−[(4−フルオロフェニル)
イミノ]−4−[4−(モルホリノ)フェニル]チアゾール
−3(2H)−イル]エチル}ウレア
【化77】 実施例194で得られたアミノ化合物(25g、塩酸
塩)、メチルイソシアネート(3.1g)とトリエチルアミ
ン50ml)を用い、実施例177と同様に反応を行
い、メタノールから結晶化し標題化合物(12.93g)
を得た。 融点:191−194℃1 H-NMR (CDCl3): δ 2.66 (3H, d, J=4.7), 3.24 (4H,
t, J=4.8), 3.43 (2H, m), 3.86-3.89 (6H, m), 5.10-
5.60 (2H, m), 5.73 (1H, s), 6.95 (2H, d, J=8.8),
7.03-7.05 (4H, m), 7.27 (2H, dd, J=1.9, J=8.2).
【0112】実施例215 エチル N−{3−[2−[(4−クロロ−2−メトキシフ
ェニル)イミノ]−4−(4−フルオロフェニル)チアゾー
ル−3(2H)−イル]プロピル}グリシネ−ト
【化78】 実施例106で得られる化合物(25g、フリーアミノ
体)、トリエチルアミン(9.78ml)をテトラヒドロフ
ラン(250ml)に溶解し、氷冷下40分かけてブロモ
酢酸エチル(7.21ml)のテトラヒドロフラン(60m
l)溶液を滴下した。その後室温において一晩攪拌の
後、反応混合物に水を加えて酢酸エチルで抽出した。有
機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、
溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー[クロロホルム−メタノール(30:1)]で精
製し、標題化合物(24.7g)を油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3): δ 1.23 (3H, t, J=7.2), 1.77 (2H,
m), 2.54 (2H, t, J=6.8), 3.26 (2H, s), 3.83 (3H,
s), 3.94 (2H, t, J=7.2), 4.13 (2H, q, J=7.2),5.75
(1H, s), 6.90-6.98 (3H, m), 7.14 (2H, dd, J=8.4, J
=8.6), 7.37 (2H,dd, J=5.3, J=8.6) LC/MS:m/z=478(MH)、保持時間3.6
1min(条件A)
【0113】実施例216 エチル N−{3−[2−[(4−クロロ−2−メトキシフ
ェニルイミノ)]−4−(4−フルオロフェニル)チアゾー
ル−3(2H)−イル]プロピル}−β−アラニネ−ト
【化79】 実施例106で得られる化合物(1.74g、フリーアミ
ノ体)をエタノール(10ml)に溶解し、氷冷下15分
かけてアクリル酸エチル(0.48ml)のエタノール(3
0ml)溶液を滴下した。その後室温において一晩攪拌
の後、反応混合物に水を加えて酢酸エチルで抽出した。
有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥
し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー[クロロホルム−メタノール(30:1)]
で精製し、標題化合物(1.87g)を油状物として得
た。1 H-NMR (CDCl3): δ 1.23 (3H, t, J=7.2), 1.77 (2H,
m), 2.40 (2H, t, J=6.8), 2.57 (2H, t, J=6.8), 2.77
(2H, t, J=6.8), 3.83 (3H, s), 3.93 (2H, t,J=7.2),
4.09 (2H, q, J=7.2), 5.76 (1H, s), 6.90-6.97 (3H,
m), 7.14 (2H,dd, J=8.6, J=8.6), 7.36 (2H, dd, J=
5.3, J=8.6). LC/MS:m/z=492(MH)、保持時間3.6
0min(条件A)
【0114】実施例217 N−{3−[4−(4−フルオロフェニル)−2−[(4−フ
ルオロフェニル)イミノ]チアゾール−3(2H)−イル]
プロピル}グアニジン (1)N,N’’−ジ−tert−ブトキシカルボニル
−N’−{3−[4−(4−フルオロフェニル)−2−[(4
−フルオロフェニル)イミノ]チアゾール−3(2H)−イ
ル]プロピル}グアニジン
【化80】 実施例116で得られた化合物(837mg、フリーア
ミノ体)をエタノール(10ml)に溶解し、窒素雰囲気
下、室温において1,3−ビス(ter−ブトキシカルボ
ニル)−2−メチルイソチオウレア(639mg)を添加
し7時間攪拌した。反応混合物を減圧濃縮し、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー[n−ヘキサン−酢
酸エチル(5:1)]で精製し、標題化合物(1.12g)を
得た。
【0115】(2)N−{3−[4−(4−フルオロフェニル)
−2−[(4−フルオロフェニル)イミノ]チアゾール−3
(2H)−イル]プロピル}グアニジン
【化81】 上記(1)で得られた化合物(1.12g)を用い、実施例
9(2)と同様に反応を行い、標題化合物(905mg)を
塩酸塩として得た。 LC/MS:m/z=388(MH)、保持時間2.8
1min(条件A)
【0116】実施例218 N−{3−[2−[(4−フルオロフェニル)イミノ]−4−
[4−(モルホリノ)フェニル]チアゾール−3(2H)−イ
ル]プロピル}−4−モルホリンカルボオキシイミダミド (1)tert−ブチル 3−[2−[(4−フルオロフェ
ニル)イミノ]−4−[4−(モルホリノ)フェニル]チアゾ
ール−3(2H)−イル]プロピル[イミノ(モルホリノ)メ
チル]カルバメート
【化82】 実施例195で得られた化合物(522mg、塩酸塩)を
テトラヒドロフラン(30ml)に懸濁し、窒素雰囲気
下、室温においてKatritzky, A.R.らの方法
(J. Org. Chem., 2000, 65,8080-8082)により合成した
1−(1H−1,2,3−ベンゾトリアゾール−1−イル)
−1−モルホリノメタンイミン(1.16g)を加え一晩
攪拌した。反応混合物に10%炭酸ナトリウム水溶液を
加え、クロロホルムで抽出した。有機層を飽和食塩水で
洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し
た。残渣をテトラヒドロフラン(30ml)に溶解し、窒
素雰囲気下室温において二炭酸 ジt−ブチル(240m
g)を加え、室温において6時間攪拌した。反応混合物
を減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー[クロロホルム−メタノール(95:5)]で精製し、
標題化合物(540mg)をアモルファスとして得た。
【0117】(2)N−{3−[2−[(4−フルオロフェニ
ル)イミノ]−4−[4−(モルホリノ)フェニル]チアゾー
ル−3(2H)−イル]プロピル}−4−モルホリンカルボ
オキシイミダミド
【化83】 上記(1)で得られた化合物(535mg)を用い、実施例
9(2)と同様に反応を行い、標題化合物(467mg)を
塩酸塩として得た。 LC/MS:m/z=525(MH)、保持時間2.9
8min(条件A) 実施例219 N−{3−[4−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イ
ル)−2−{[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]イミ
ノ}チアゾール−3(2H)−イル]プロピル}−2−ヒド
ロキシアセトアミド
【化84】 実施例77で得られる化合物(600mg、フリーアミ
ノ体)、2−ヒドロキシ酢酸(156mg)、1−ヒドロ
キシベンゾトリアゾール一水和物(315mg)とN,N
−ジメチルホルムアミド(10ml)の混合物に、塩酸1
−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジ
イミド(394mg)を添加し、室温において一晩攪拌し
た。反応混合物に水を加えて酢酸エチルで抽出した。有
機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、
溶媒を減圧留去した。残渣をイソプロピルアルコールか
ら結晶化し、標題化合物(458mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6):δ 1.67 (2H, m), 3.00 (2H, m), 3.
71 (2H, d, J=5.7), 3.81 (2H, t, J=7.9), 5.41 (1H,
t, J=5.7), 6.11 (2H, s), 6.18 (1H, s), 6.93(1H, d,
J=8.1), 7.01-7.11 (4H, m), 7.30 (2H, d, J=8.4), 7.
71 (1H, m) LC/MS:m/z=496(MH)、保持時間3.4
9min(条件A)
【0118】実施例220 N'−{3−[2−[(4−フルオロフェニル)イミノ]−4
−[4−(モルホリノ)フェニル]チアゾール−3(2H)−
イル]プロピル}−N,N−ジメチルウレア
【化85】 コンビナトリアル的手法で合成した。すなわち、実施例
195で得られる化合物(フリーアミノ体)のテトラヒド
ロフラン溶液(45.3μmol/ml)1mlにトリエ
チルアミンのテトラヒドロフラン溶液(118μmol
/ml)(500μl)とN,N−ジメチルカルバモイルク
ロライドのテトラヒドロフラン溶液(58.9μmol/
ml)1mlを加え、室温で6時間攪拌した。反応混合
物にトリス−アミン樹脂(Argonaut社)約10m
gとイソシアネート樹脂(Argonaut社)約20m
gを加え、室温で一晩攪拌した。反応混合物を濾過し、
濾過物をクロロホルム(1ml)で2回洗浄後、濾液を飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液(2ml)、続いて水(2m
l)で2回洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムの入っ
たフィルターを通し、クロロホルム(1ml)で2回洗い
込み、濾液を濃縮し表題化合物(18mg)を得た。 LC/MS:m/z=484(MH)、保持時間3.2
9min(条件A)
【0119】実施例221 N−ブチル−N'−{3−[2−[(4−フルオロフェニル)
イミノ]−4−[4−(モルホリノ)フェニル]チアゾール
−3(2H)−イル]プロピル}ウレア
【化86】 コンビナトリアル的手法で合成した。すなわち、実施例
195で得られる化合物(フリーアミノ体)のテトラヒド
ロフラン溶液(45.3μmol/ml)1mlにn−ブ
チルイソシアネートのテトラヒドロフラン溶液(58.9
μmol/ml)1mlを加え、室温で6時間攪拌し
た。反応混合物にトリス−アミン樹脂(Argonau
t社)約10mgとイソシアネート樹脂(Argonau
t社)約20mgを加え、室温で一晩攪拌した。反応混
合物を濾過し、濾過物をクロロホルム(1ml)で2回洗
浄後、濾液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(2ml)、
続いて水(2ml)で2回洗浄した。有機層を硫酸マグネ
シウムの入ったフィルターを通し、クロロホルム(1m
l)で2回洗い込み、濾液を濃縮し表題化合物(22m
g)を得た。 LC/MS:m/z=512(MH)、保持時間3.6
49min(条件A)
【0120】実施例222 N−{3−[2−[(4−フルオロフェニル)イミノ]−4−
[4−(モルホリノ)フェニル]チアゾール−3(2H)−イ
ル]プロピル}ベンズアミド
【化87】 コンビナトリアル的手法で合成した。すなわち、実施例
195で得られる化合物(フリーアミノ体)のテトラヒド
ロフラン溶液(45.3μmol/ml)1mlに安息香
酸のテトラヒドロフラン溶液(58.9μmol/ml)
1ml、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物の
テトラヒドロフラン溶液(118μmol/ml)500
μlと塩酸1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロ
ピル)カルボジイミドのテトラヒドロフラン懸濁液(11
8μmol/ml)500μlを加え、室温で一晩攪拌
した。反応混合物にクロロホルム(2.5ml)を加え、
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(2ml)、続いて水(2
ml)で2回洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムの入
ったフィルターを通し、クロロホルム(1ml)で2回洗
い込み、濾液を濃縮し表題化合物23mg)を得た。 LC/MS:m/z=517(MH)、保持時間3.5
5min(条件A)
【0121】実施例223〜312 以下、対応するアミノ化合物を用いて、反応を行い表1
7に示される化合物を得た。 表17(その1)
【0122】表17(その2)
【0123】表17(その3)
【0124】表17(その4)
【0125】表17(その5)
【0126】表17(その6)
【0127】表17(その7)
【0128】表17(その8)
【0129】表17(その9)
【0130】表17(その10)
【0131】表17(その11)
【0132】表17(その12)
【0133】表17(その13)
【0134】表17(その14)
【0135】表17(その15)
【0136】表17(その16)
【0137】表17(その17)
【0138】表17(その18)
【0139】表17(その19)
【0140】表17(その20)
【0141】実施例313〜319 以下、対応するBocで保護されたアミノ化合物を用い
て、実施例150と同様の反応により、表18に示され
る化合物を得た。表18(その1)
【0142】表18(その2)
【0143】実施例320 4−クロロ−N−[4−(4−フルオロフェニル)−3−
{3−[(2,2,2−トリフルオロエチル)アミノ]プロピ
ル}チアゾール−2(3H)−イリデン]−2−メトキシア
ニリン
【化88】 実施例106で得られる化合物(1.0g、フリーアミノ
体)、トリエチルアミン(0.72ml)とテトラヒドロフ
ラン(5ml)の混合物に2,2,2−トリフルオロエチル
トリフルオロメタンスルフォネート(592mg)を加
え窒素雰囲気下2時間還流した後、反応混合物に水を加
え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[n−ヘキサ
ン−酢酸エチル(85:15)]で精製し、標題化合物(8
00mg)を油状物として得た。1 H-NMR (CDCl3): δ 1.72 (2H, m), 2.64 (2H, t, J=6.
6), 3.04 (2H, q, J=9.5), 3.82 (3H, s), 3.95 (2H,
t, J=6.8), 5.77 (1H, s), 6.90-6.98 (3H, m), 7.15
(2H, dd, J=8.8, J=8.6), 7.36 (2H, dd, J=5.3, J=8.
8). LC/MS:m/z=474(MH)、保持時間3.6
8min(条件A)
【0144】実施例321 2−({3−[2−[(4−クロロ−2−メトキシフェニル)
イミノ]−4−(4−フルオロフェニル)チアゾール−3
(2H)−イル]プロピル}アミノ)エタノール (1)チル N−(tert−ブトキシカルボニル)−N
−{3−[2−[(4−クロロ−2−メトキシフェニル)イ
ミノ]−4−(4−フルオロフェニル)チアゾール−3(2
H)−イル]プロピル}グリシネ−ト
【化89】 実施例215で得られる化合物(24.6g)のテトラヒ
ドロフラン(150ml)溶液に二炭酸 ジt−ブチル(1
1.26g)を加え、室温において2時間攪拌した。反応
混合物を減圧濃縮し、標題化合物(27.7g)を油状物
として得た。
【0145】(2)tert−ブチル 3−[2−[(4−クロ
ロ−2−メトキシフェニル)イミノ]−4−(4−フルオ
ロフェニル)チアゾール−3(2H)−イル]プロピル(2
−ヒドロキシエチル)カルバメート
【化90】 上記(1)で得られた化合物(3g)のテトラヒドロフラン
(20ml)溶液に水素化ほう素リチウム(170mg)を
加え、室温において一晩攪拌した。反応混合物に水を加
えた後、酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗
浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[n−ヘキ
サン−酢酸エチル(1:1)]で精製し、標題化合物(2.
14g)をアモルファスとして得た。
【0146】(3)2−({3−[2−[(4−クロロ−2−メ
トキシフェニル)イミノ]−4−(4−フルオロフェニル)
チアゾール−3(2H)−イル]プロピル}アミノ)エタノ
ール
【化91】 上記(2)で得られた化合物(850mg)を用い、実施例
9(2)と同様に反応を行い、標題化合物(758mg)を
塩酸塩として得た。1 H-NMR (DMSO-d6):δ 2.02 (2H, m), 2.89 (4H, m), 3.
63 (2H, t, J=5.3), 3.89 (3H, s), 4.20 (2H, m), 6.9
3 (1H, s), 7.16 (1H, dd, J=2.2, J=8.4), 7.35-7.44
(4H, m), 7.67 (2H, dd, J=8.6, J=5.3), 9.10 (2H, br
s). LC/MS:m/z=436(MH)、保持時間3.1
8min(条件A)
【0147】実施例322 3−({3−[2−[(4−クロロ−2−メトキシフェニル)
イミノ]−4−(4−フルオロフェニル)チアゾール−3
(2H)−イル]プロピル}アミノ)−1−プロパノール (1)エチルN−(tert−ブトキシカルボニル)−N
−{3−[2−[(4−クロロ−2−メトキシフェニル)イ
ミノ]−4−(4−フルオロフェニル)チアゾール−3(2
H)−イル]プロピル}−β−アラニネ−ト
【化92】 実施例216で得られるアミノ化合物(1.87g)を用
い、実施例321(1)と同様の方法により標題化合物
(2.16g)を油状物として得た。
【0148】(2)3−({3−[2−[(4−クロロ−2−メ
トキシフェニル)イミノ]−4−(4−フルオロフェニル)
チアゾール−3(2H)−イル]プロピル}アミノ)−1−
プロパノール
【化93】 上記(1)で得られた化合物(1.3g)を用い、実施例3
21(2)、(3)と同様に反応を行い、標題化合物(88
9mg)を塩酸塩として得た。 LC/MS:m/z=450(MH)、保持時間3.2
1min(条件A)
【0149】実施例323〜326 以下、対応するエステル化合物を用いて、実施例321
(2)と同様の反応により、表19に示される化合物を得
た。 表19
【0150】実施例327 N−{3−[2−[(4−クロロ−2−メトキシフェニル)
イミノ]−4−(4−フルオロフェニル)チアゾール−3
(2H)−イル]プロピル}グリシン (1)N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−{3
−[2−[(4−クロロ−2−メトキシフェニル)イミノ]
−4−(4−フルオロフェニル)チアゾール−3(2H)−
イル]プロピル}グリシン
【化94】 実施例321(1)で得られた化合物(3g)のエタノール
(5ml)溶液に4N−水酸化ナトリウム水溶液(5ml)
を滴下し、室温において4時間攪拌した。反応混合物に
水を加えた後、10%クエン酸水溶液で酸性とし酢酸エ
チルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナ
トリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し、標題化合物(2.
92g)を泡状物質として得た。
【0151】(2)N−{3−[2−[(4−クロロ−2−メト
キシフェニル)イミノ]−4−(4−フルオロフェニル)チ
アゾール−3(2H)−イル]プロピル}グリシン
【化95】 上記(1)で得られた化合物(665mg)を用い、実施例
9(2)と同様に反応を行い、標題化合物(577mg)を
塩酸塩として得た。 LC/MS:m/z=450(MH)、保持時間3.2
0min(条件A).
【0152】実施例328 N−{3−[2−[(4−クロロ−2−メトキシフェニル)
イミノ]−4−(4−フルオロフェニル)チアゾール−3
(2H)−イル]プロピル}−β−アラニン (1)N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−{3
−[2−[(4−クロロ−2−メトキシフェニル)イミノ]
−4−(4−フルオロフェニル)チアゾール−3(2H)−
イル]プロピル}−β−アラニン
【化96】 実施例322(1)で得られたエステル化合物(850m
g)を用い、実施例327(1)と同様に反応を行い、標
題化合物(715mg)を泡状物質として得た。
【0153】(2)N−{3−[2−[(4−クロロ−2−メト
キシフェニル)イミノ]−4−(4−フルオロフェニル)チ
アゾール−3(2H)−イル]プロピル}−β−アラニン
【化97】 上記(1)で得られた化合物(700mg)を用い、実施例
9(2)と同様に反応を行い、標題化合物(588mg)を
塩酸塩として得た。 LC/MS:m/z=464(MH)、保持時間3.2
6min(条件A).
【0154】実施例329 N−{3−[2−[(4−フルオロフェニル)イミノ]−4−
[4−(モルホリノ)フェニル]チアゾール−3(2H)−イ
ル]プロピル}グリシン (1)エチル N−(tert−ブトキシカルボニル)−
N−{3−[2−[(4−フルオロフェニル)イミノ]−4−
[4−(モルホリノ)フェニル]チアゾール−3(2H)−イ
ル]プロピル}グリシネ−ト
【化98】 実施例252で得られるアミノ化合物(3.3g)を用
い、実施例321(1)と同様の方法により標題化合物
(4.1g)を油状物として得た。
【0155】(2)N−(tert−ブトキシカルボニル)−
N−{3−[2−[(4−フルオロフェニル)イミノ]−4−
[4−(モルホリノ)フェニル]−1,3−チアゾール−3
(2H)−イル]プロピル}グリシン
【化99】 上記(1)で得られた化合物(4.1g)を用い、実施例3
27(1)と同様に反応を行い、標題化合物(3.0g)を
泡状物質として得た。 (3)N−{3−[2−[(4−フルオロフェニル)イミノ]
−4−[4−(モルホリノ)フェニル]チアゾール−3(2
H)−イル]プロピル}グリシン
【化100】 上記(2)で得られた化合物(30mg)を用い、実施例9
(2)と同様に反応を行い、標題化合物(31mg)を塩酸
塩として得た。 LC/MS:m/z=471(MH)、保持時間2.9
2min(条件A)
【0156】実施例330 N−{3−[2−[(4−フルオロフェニル)イミノ]−4−
[4−(モルホリノ)フェニル]−1,3−チアゾール−3
(2H)−イル]プロピル}−β−アラニン (1)エチル N−(tert−ブトキシカルボニル)−
N−{3−[−2−[(4−フルオロフェニル)イミノ]−4
−[4−(モルホリノ)フェニル]チアゾール−3(2H)−
イル]プロピル}−β−アラネート
【化101】 実施例253で得られるアミノ化合物(900mg)を用
い、実施例321(1)と同様の方法により標題化合物
(1.08g)を油状物として得た。 (2)N−(tert−ブトキシカルボニル)−N−{3
−[(2−[(4−フルオロフェニル)イミノ]−4−[4−
(モルホリノ)フェニル]チアゾール−3(2H)−イル)プ
ロピル]−β−アラニン
【化102】 上記(1)で得られた化合物(1.08g)を用い、実施例
327(1)と同様に反応を行い、標題化合物(800m
g)を泡状物質として得た。
【0157】(3)N−{3−[2−[(4−フルオロフェニ
ル)イミノ]−4−[4−(モルホリノ)フェニル]−1,3
−チアゾール−3(2H)−イル]プロピル}−β−アラニ
【化103】 上記(2)で得られた化合物(300mg)を用い、実施例
9(2)と同様に反応を行い、標題化合物(310mg)を
塩酸塩として得た。 LC/MS:m/z=485(MH)、保持時間3.1
3min(条件A)
【0158】実施例331 N−[({3−[4−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イ
ル)−2−{[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]イミ
ノ}チアゾール−3(2H)−イル]プロピル}アミノ)カル
ボニル]グリシン
【化104】 実施例277で得られた化合物(800mg)を用い、実
施例327(1)と同様に反応を行い、酢酸エチルより結
晶化し標題化合物(726mg)を得た。 LC/MS:m/z=539(MH)、保持時間3.5
0min(条件A)
【0159】実施例332 3−({3−[4−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イ
ル)−2−{[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]イミ
ノ}チアゾール−3(2H)−イル]プロピル}アミノ)−3
−オキソプロパノイック アシッド
【化105】 実施例234で得られた化合物(800mg)を用い、実
施例327(1)と同様に反応を行い、酢酸エチルより結
晶化し標題化合物(726mg)を得た。 LC/MS:m/z=524(MH)、保持時間3.5
5min(条件A)
【0160】実施例333 [2−({3−[2−[(4−クロロ−2−メトキシフェニ
ル)イミノ]−4−(4−フルオロフェニル)チアゾール−
3(2H)−イル]プロピル}アミノ)エトキシ]アセティッ
ク アシッド (1)エチル [2−((tert−ブトキシカルボニル)
{3−[2−[(4−クロロ−2−メトキシフェニル)イミ
ノ]−4−(4−フルオロフェニル)チアゾール−3(2
H)−イル]プロピル}アミノ)エトキシ]アセテート
【化106】 実施例321(2)で得られた化合物(1.1g)をテトラ
ヒドロフラン(20ml)に溶解し、窒素雰囲気下、氷浴
中において水素化ナトリウム(410mg、60%オイ
ルディスパージョン)を数回に分けて添加し30分間攪
拌した。反応混合物にブロモ酢酸エチル(0.45ml)
を加え室温に戻し6時間攪拌した。反応混合物を氷冷下
5%クエン酸水溶液に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有
機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、
溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー[n−ヘキサン−酢酸エチル(8:2)]で精製
し、標題化合物(980mg)を無色オイルとして得た。
【0161】(2)[2−((tert−ブトキシカルボニル)
{3−[2−[(4−クロロ−2−メトキシフェニルl)イ
ミノ]−4−(4−フルオロフェニル)チアゾール−3(2
H)−イル]プロピル}アミノ)エトキシ]アセティック ア
シッド
【化107】 上記(1)で得られた化合物(950mg)を用い、実施例
327(1)と同様に反応を行い、標題化合物(762m
g)を泡状物質として得た。
【0162】(3)[2−({3−[2−[(4−クロロ−2−メト
キシフェニル)イミノ]−4−(4−フルオロフェニル)チ
アゾール−3(2H)−イル]プロピル}アミノ)エトキシ]
アセティック アシッド
【化108】 上記(2)で得られた化合物(750mg)を用い、実施例
9(2)と同様に反応を行い、標題化合物(579mg)を
塩酸塩として得た。 LC/MS:m/z=494(MH)、保持時間3.2
7min(条件A)
【0163】実施例334 N−{3−[2−[(4−クロロ−2−メトキシフェニ
ル)イミノ]−4−(4−フルオロフェニル)チアゾール−
3(2H)−イル]プロピル}−N−エチルグリシンアミ
ド (1)N−(tert−ブトキシカルボニル)−N
{3−[2−[(4−クロロ−2−メトキシフェニル)イミ
ノ]−4−(4−フルオロフェニル)チアゾール−3(2
H)−イル]プロピル}−N−エチルグリシンアミド
【化109】 実施例327(1)で得られるカルボン酸化合物(1.0
g)、塩酸エチルアミン(297mg)、1−ヒドロキシ
ベンゾトリアゾール一水和物(418mg)、塩酸1−エ
チル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミ
ド(394mg)とN,N−ジメチルホルムアミド(7m
l)の混合物に、N,N−ジイソプロピルエチルアミン
(1.27ml)を滴下し室温において一晩攪拌した。反
応混合物に水を加えて酢酸エチルで抽出し、有機層を飽
和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減
圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー[n−ヘキサン−酢酸エチル(1:1)]で精製し、標題
化合物(929mg)を泡状物質として得た。
【0164】(2)N−{3−[2−[(4−クロロ−2−メ
トキシフェニル)イミノ]−4−(4−フルオロフェニル)
チアゾール−3(2H)−イル]プロピル}−N−エチル
グリシンアミド
【化110】 上記(1)で得られた化合物(900mg)を用い、実施例
9(2)と同様に反応を行い、標題化合物(850mg)を
塩酸塩として得た。 LC/MS:m/z=477(MH)、保持時間3.3
6min(条件A)
【0165】実施例335 N−エチル−N−{3−[2−[(4−フルオロフェニ
ル)イミノ]−4−[4−(モルホリノ)フェニル]チアゾー
ル−3(2H)−イル]プロピル}グリシンアミド
【化111】 コンビナトリアル的手法で合成した。すなわち、実施例
329(2)で得られる化合物のジクロロメタン溶液(4
3.8μmol/ml)1mlに、塩酸エチルアミンの
N,N−ジメチルホルムアミド溶液(35.0μmol/
ml)1ml、ジイソプロピルエチルアミンのジクロロ
メタン溶液(35.0μmol/ml)1mlとカルボジ
イミド樹脂のジクロロメタン懸濁液(79.2mg/ml
Argonaut社)1mlを加え、室温で一晩攪拌し
た。反応混合物を濾過し、濾過物をジクロロメタン(1
ml)で2回洗浄後、濾液を飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液(2ml)、続いて水(2ml)で2回洗浄した。有機
層を硫酸マグネシウムの入ったフィルターを通し、ジク
ロロメタン(1ml)で2回洗い込み、濾液を濃縮した。
残渣に90%トリフルオロ酢酸(2ml)を加え室温で2
時間攪拌の後、混合物を濃縮した。残渣をジクロロメタ
ン(2ml)に溶解し、過剰量のイオン交換樹脂(Dow
ex1−X8、OH型)を加え室温で1時間攪拌した。
反応混合物を濾過し、濾過物をジクロロメタン(1ml)
で2回洗浄後、濾液を濃縮し、表題化合物(6mg)を得
た。 LC/MS:m/z=498(MH)、保持時間3.0
1min(条件A)
【0166】実施例336〜347 以下、実施例334または実施例335と同様の反応に
より、対応するカルボン酸化合物と各種アミンを反応さ
せて、表20に示される化合物を得た。 表20(その1)
【0167】表20(その2)
【0168】表20(その3)
【0169】実施例348 4−ニトロフェニル 3−[2−[(4−フルオロフェニ
ル)イミノ]−4−[4−(モルホリノ)フェニル]チアゾー
ル−3(2H)−イル]プロピルカルバメート
【化112】 実施例195で得られた化合物(3.0g、塩酸塩)をテ
トラヒドロフラン(36ml)に懸濁し、窒素雰囲気下、
氷浴中においてジイソプロピルエチルアミン(5ml)を
滴下し30分間攪拌した。反応混合物にクロロ蟻酸 4
−ニトロフェニル(1.19g)を加え3.5時間攪拌し
た。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加
え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残
渣をn−ヘキサン−酢酸エチルで結晶化し、標題化合物
(2.57g)得た。1 H-NMR (CDCl3): δ 1.72 (2H, m), 3.23-3.30 (6H,
m), 3.88 (4H, t, J=4.9),3.99 (2H, t, J=6.2), 5.78
(1H, s), 6.96 (2H, d, J=8.8), 7.02-7.10 (4H,m), 7.
22-7.29 (5H, m), 8.21 (2H, dd, J=7.1, J=2.0).
【0170】実施例349 N−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−N’−{3−[2−
[(4−フルオロフェニル)イミノ]−4−[4−(モルホリ
ノ)フェニル]チアゾール−3(2H)−イル]プロピル}ウ
レア
【化113】 実施例348で得られた化合物(108mg)をジクロロ
メタン(3ml)に溶解し窒素雰囲気下、室温において
N,N−ジメチルエチレンジアミン(33mg)を加え1
時間攪拌した。応混合物に1%水酸化ナトリウム水溶液
を加え、クロロホルムで抽出した。有機層を飽和食塩水
で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去
し、標題化合物(84mg)を淡黄色の個体として得た。1 H-NMR (CDCl3): δ 1.66 (2H, m), 2.13 (6H, s), 2.2
2 (2H, t, J=7.2), 3.09-3.19 (4H, m), 3.24 (4H, t,
J=4.8), 3.87-3.94 (6H, m), 4.68 (1H, t, J=4.9), 5.
71 (1H, s), 5.94 (1H, m), 6.94 (2H, d, J=8.8), 6.9
8-7.06 (4H, m),7.26 (2H, dd, J=7.0, J=1.9). LC/MS:m/z=527(MH)、保持時間2.9
4min(条件A)
【0171】実施例350〜355 以下、実施例348、349と同様の反応により、表2
1に示される化合物を得た。 表21(その1)
【0172】表21(その2)
【0173】実施例356 2−ブロモ−N−{3−[2−[(4−フイルオロフェニ
ル)イミノ]−4−[4−(モルホリノ)フェニル]チアゾー
ル−3(2H)−イル]プロピル}アセトアミド
【化114】 実施例195で得られた化合物(2.0g、塩酸塩)とブ
ロモアセチルクロライド(663mg)を用い、実施例1
68と同様に反応を行い、アモルファスとして標題化合
物(1.2g)を得た。 実施例357 N−{3−[2−[(4−フルオロフェニル)イミノ]−4−
[4−(モルホリノ)フェニル]チアゾール−3(2H)−イ
ル]プロピル}−2−(1−ピロリジニル)アセトアミド
【化115】 実施例356で得られた化合物(200mg)、ピロリジ
ン(0.32ml)とN,N−ジメチルホルムアミド(2m
l)の混合物を室温において8時間攪拌した後、反応混
合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチ
ルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナト
リウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー[クロロホルム−メタノー
ル(97:3)]で精製し、標題化合物(123mg)を油
状物として得た。1 H-NMR (CDCl3): δ 1.56-1.60 (4H, m), 1.70 (2H,
m), 2.48 (4H, t, J=5.3),3.07 (2H, s), 3.15-3.30 (6
H, m), 3.86-3.92 (6H, m), 5.69 (1H, s), 6.92-7.06
(6H, m), 7.25 (2H, d, J=7.7), 7.85 (1H, t, J=6.1). LC/MS:m/z=524(MH)、保持時間2.9
5min(条件A)
【0174】実施例358〜361 以下、実施例357と同様の反応により、実施例356
で得た化合物と各種アミンを反応させて、表22に示さ
れる化合物を得た。 表22
【0175】実施例362 3−[2−[(2,4−ジメトキシベンジル)イミノ]−4−
[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チア
ゾール−3(2H)−イル]−1−プロパンアミン
【化116】 参考例90で得られるチオウレア(3.40g)、4−(ト
リフルオロメトキシ)フェナシルブロミド(2.76g)の
エタノール(90ml)溶液を22時間室温で攪拌した
後、溶媒を減圧留去し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗
浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[n−ヘキ
サン−酢酸エチル(4:1)]で精製し、環化体(1.32
g)を得た。得られた環化体(1.20g)に4N塩酸/ジ
オキサン(12ml)を加え0.5時間室温で攪拌した
後、エーテルを加えて濾取し、標題化合物(0.87g)
を塩酸塩として得た。1 H-NMR (DMSO-d6):δ 1.86 (2H, m), 2.74 (2H, m), 3.
78 (3H, s), 3.87 (3H,s), 4.15 (2H, t, J=7.2), 4.52
(2H, d, J=5.0), 6.57 (1H, dd, J=2.4, J=8.4), 6.64
(1H, d, J=2.4), 7.09 (1H, s), 7.36 (1H, d, J=8.
4), 7.55 (2H, d,J=8.6), 7.71 (2H, d, J=8.6), 8.96
(3H, brs), 11.13 (1H, m). LC/MS:m/z=468(MH)、保持時間3.1
8min(条件A) 実施例363〜372 実施例362または373と同様の方法により、表23
に示される化合物を得た。
【0176】表23(その1)
【0177】表23(その2)
【0178】実施例373 N−{3−[2−[(2,4−ジメトキシベンジル)イミノ]
−4−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3
−チアゾール−3(2H)−イル]プロピル}アセトアミド
【化117】
【0179】実施例362で得られる化合物(250mg、
塩酸塩)、トリエチルアミン(0.22ml)とテトラヒド
ロフラン(3ml)の混合物に氷冷下無水酢酸(48μl)
を加え2時間攪拌した後、反応混合物に水を加え酢酸エ
チルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナ
トリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー[2%メタノール−クロ
ロホルム]で精製し、標題化合物(230mg)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ 1.48 (2H, m), 1.53 (3H, s), 3.12
(2H, m), 3.78-3.83 (8H, m), 4.21 (2H, s), 5.84 (1
H, s), 6.46-6.48 (2H, m), 7.27-7.40 (6H, m). LC/MS:m/z=510(MH)、保持時間3.5
9min(条件A) 実施例374〜381 実施例373または382と同様の方法により、表24
に示される化合物を得た。
【0180】表24
【0181】表24(その2)
【0182】実施例382 N−{3−[2−[(4−クロロベンジル)イミノ]−4−
[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チア
ゾール−3(2H)−イル]プロピル}−2−メトキシアセ
トアミド
【化118】 コンビナトリアル的手法で合成した。すなわち、実施例
364で得られる化合物(フリーアミノ体)のテトラヒ
ドロフラン溶液(45.3μmol/ml)1mlにメト
キシ酢酸のテトラヒドロフラン溶液(58.9μmol/
ml)1ml、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水
和物のテトラヒドロフラン溶液(118μmol/ml)
500μlと塩酸1−エチル−3−(3−ジメチルアミ
ノプロピル)カルボジイミドのテトラヒドロフラン懸濁
液(118μmol/ml)500μlを加え、室温で一
晩攪拌した。反応混合物にクロロホルム(2.5ml)を
加え、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(2ml)、続いて
水(2ml)で2回洗浄した。有機層を硫酸マグネシウム
の入ったフィルターを通し、クロロホルム(1ml)で2
回洗い込み、濾液を濃縮し標題化合物を得た。 LC/MS:m/z=514(MH)、保持時間3.
76min(条件A)
【0183】実施例383 N−{3−[2−[(2,4−ジメトキシベンジル)イミノ]
−4−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3
−チアゾール−3(2H)−イル]プロピル}−2−メトキ
シアセトアミド
【化119】 実施例362で得られる化合物(960mg、塩酸塩)、
と2−メトキシアセチルクロリド(0.2ml)を用いて
実施例373と同様に反応を行い、標題化合物(260
mg)を得た。1 H-NMR (CDCl3): δ 1.64 (2H, m), 3.16-3.26 (5H,
m), 3.70 (2H, s), 3.76-3.89 (8H, m), 4.29 (2H, s),
5.79 (1H, s), 6.46-6.50 (2H, m), 7.26-7.33 (4H,
m), 7.39 (1H, d, J=8.8), 7.48 (1H,m). LC/MS:m/z=540(MH)、保持時間3.
69min(条件A)
【0184】実施例384 N−{3−[2−[(4−クロロベンジル)イミノ]−4−
[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チア
ゾール−3(2H)−イル]プロピル}−2−(1−ピロリ
ジニル)アセトアミド
【化120】 実施例364で得られる化合物(100mg、塩酸塩)、
トリエチルアミン(108μl)とテトラヒドロフラン
(2ml)の混合物に氷冷下塩化2−ブロモアセチル(3
0mg)を加え1時間攪拌した後、反応混合物に水を加
え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[n−ヘキサ
ン−酢酸エチル(1:1)]で精製し、反応中間体(82m
g)を得た。得られた反応中間体(80mg)、トリエチ
ルアミン(20μl)とテトラヒドロフラン(5ml)の混
合物にピロリジン(0.119ml)を加え1時間攪拌し
た後、反応混合物に水を加え酢酸エチルで抽出した。有
機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、
溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー[3%メタノール−クロロホルム]で精製した
後、塩化し、標題化合物(56mg)を塩酸塩として得
た。 LC/MS:m/z=553(MH)、保持時間3.3
3min(条件A) 実施例385〜401 実施例384または402と同様の方法により表25に
示される化合物を得た。 表25(その1)
【0185】表25(その2)
【0186】表25(その3)
【0187】実施例402 N−{3−[2−[(4−クロロ−2−メトキシベンジル)
イミノ]−4−(4−フルオロフェニル)−1,3−チアゾ
ール−3(2H)−イル]プロピル}−N’−エチルウレア
【化121】 実施例363で得られる化合物(800mg、フリーア
ミン)のテトラヒドロフラン(5ml)溶液にイソシアン
酸エチル(0.16ml)を加え2時間攪拌した後、溶媒
を減圧留去した。残渣にイソプロピルアルコールを加え
濾取し、標題化合物(453mg)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ 0.94 (3H, t, J=7.2), 1.43 (2H,
m), 2.93-3.06 (4H, m),3.33(1H, m), 3.81 (2H, t, J=
6.2), 3.85 (3H, s), 4.18 (2H, s), 5.82 (1H,s), 6.0
6 (1H, m), 6.91 (1H, s), 6.97 (1H, d, J=8.1), 7.13
(2H, dd, J=8.6, J=8.4), 7.33 (2H, dd, J=8.6, J=5.
3), 7.44 (1H, d, J=8.1). LC/MS:m/z=477(MH)、保持時間3.6
0min(条件A) 実施例403〜408 実施例373、402または409と同様の方法によ
り、表26に示される化合物を得た。
【0188】表26
【0189】実施例409 N−{3−[2−[(4−クロロベンジル)イミノ]−4−
[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チア
ゾール−3(2H)−イル]プロピル}−N’−(2−メト
キシエチル)ウレア
【化122】 実施例364で得られる化合物(1.54g、塩酸塩)、
ジイソプロピルエチルアミン(1.94g)とテトラヒド
ロフラン(30ml)の混合物に氷冷下クロロギ酸4−ニ
トロフェニル(1.21g)を加え2時間攪拌した後、反
応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え酢酸エ
チルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナ
トリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し、反応中間体(1.
73g)を得た。得られた反応中間体(100mg)のジ
クロロメタン(5ml)溶液に2−メトキシエチルアミン
(25mg)を加え2時間攪拌した後、反応混合物に5%
水酸化ナトリウム水溶液を加えジクロロメタンで抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾
燥し、溶媒を減圧留去した。残渣にn−ヘキサン−酢酸
エチル(1:1)を加え濾取し、標題化合物(60mg)を
得た。 LC/MS:m/z=543(MH)、保持時間3.7
3min(条件A)
【0190】実施例410 {3−[2−[(4−クロロベンジル)イミノ]−4−[4−
(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール
−3(2H)−イル]プロピル}−(2−ヒドロキシエチル)
ウレア
【化123】 実施例409と同様の方法により、標記の化合物を得
た。 LC/MS:m/z=529(MH)、保持時間3.5
6min(条件A)
【0191】実施例411 3−[2−[(4−クロロ−2−メトキシベンジル)イミ
ノ]−4−(4−フルオロフェニル)−1,3−チアゾール
−3(2H)−イル]−(2−メトキシエチル)−1−プロ
パンアミン
【化124】 実施例363で得られる化合物を常法に従いBoc化
し、得られた化合物(1.00g)、水素化ナトリウム
(0.24g)、ジメチルホルムアミド(5ml)の混合物
を0.5時間攪拌した後、臭化2−メトキシエチルを加
え6時間攪拌した。反応混合物に10%クエン酸水溶液
を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗
浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[クロロホ
ルム−酢酸エチル(4:1)で精製した後、4N塩酸/ジ
オキサン(2ml)を加え3時間室温で攪拌し、溶媒を減
圧留去した。残渣にアンモニア水を加えクロロホルムで
抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、溶媒を減圧留去し、標題化合物(185m
g)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ 1.73 (2H, m), 2.49 (2H, t, J=6.
8), 2.61 (2H, t, J=5.1), 3.28 (3H, s), 3.35 (2H,
t, J=5.1), 3.82-3.86 (5H, m), 4.26 (2H, s), 5.75
(1H, s), 6.85 (1H, d, J=1.8), 6.93 (1H, dd, J=1.8,
J=8.1), 7.12 (2H,dd, J=8.6, J=8.4), 7.35 (2H, dd,
J=8.6, J=5.3), 7.46 (1H, d, J=8.1). LC/MS:m/z=465(MH)、保持時間3.1
3min(条件A) 実施例412〜416 実施例411と同様の方法により、表27に示される化
合物を得た。
【0192】表27
【0193】実施例417 N−{3−[2−[(4−クロロベンジル)イミノ]−4−
[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チア
ゾール−3(2H)−イル]プロピル}−N−エチルグリ
シンアミド
【化125】 コンビナトリアル的手法で合成した。すなわち、実施例
427で得られる化合物を常法に従いBoc化し、得ら
れた化合物のジクロロメタン溶液(43.8μmol/m
l)に、塩酸エチルアミンのN,N−ジメチルホルムアミ
ド溶液(35.0μmol/ml)1ml、ジイソプロピ
ルエチルアミンのジクロロメタン溶液(35.0μmol
/ml)1mlとカルボジイミド樹脂のジクロロメタン
懸濁液(79.2mg/ml Argonaut社)1ml
を加え、室温で一晩攪拌した。反応混合物を濾過し、濾
過物をジクロロメタン(1ml)で2回洗浄後、濾液を飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液(2ml)、続いて水(2m
l)で2回洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムの入っ
たフィルターを通し、ジクロロメタン(1ml)で2回洗
い込み、濾液を濃縮した。残渣に90%トリフルオロ酢
酸(2ml)を加え室温で2時間攪拌の後、混合物を濃縮
した。残渣をジクロロメタン(2ml)に溶解し、過剰量
のイオン交換樹脂(Dowex1−X8、OH型)を加え
室温で1時間攪拌した。反応混合物を濾過し、濾過物を
ジクロロメタン(1ml)で2回洗浄後、濾液を濃縮し、
標題化合物を得た。 LC/MS:m/z=527(MH)、保持時間3.3
4min(条件A) 実施例418〜426 実施例417または427と同様の方法により、表28
に示される化合物を得た。
【0194】表28(その1)
【0195】表28(その2)
【0196】実施例427 N−{3−[2−[(4−クロロベンジル)イミノ]−4−
[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チア
ゾール−3(2H)−イル]プロピル}グリシン
【化126】 実施例415で得られる化合物を常法に従いBoc化
し、得られた化合物(1.23g)、2N水酸化ナトリウ
ム水溶液(6ml)、エタノール(6ml)の混合物を2時
間攪拌した後、溶媒を減圧留去した。残渣に10%クエ
ン酸水溶液を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和
食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧
留去した。残渣に、4N塩酸/ジオキサン(2ml)を加
え3時間室温で攪拌した後、エーテルを加えて濾取し、
標題化合物(148mg)を塩酸塩として得た。 LC/MS:m/z=500(MH)、保持時間3.3
1min(条件A)
【0197】実施例428 実施例427と同様の方法により、下記の化合物を得
た。
【化127】 LC/MS:m/z=514(MH)、保持時間3.3
0min(条件A)
【0198】実施例429 N’−{3−[2−[(4−クロロ−2−メトキシベンジ
ル)イミノ]−4−(4−フルオロフェニル)−1,3−チ
アゾール−3(2H)−イル]プロピル}グアニジン
【化128】 実施例363で得られる化合物(800mg、フリーア
ミン)、1,3−ビス(ter−ブトキシカルボニル)−2
−メチルイソチオウレア(576mg)とテトラヒドロフ
ラン(5ml)の混合物を3時間還流した後、溶媒を減圧
留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
[n−ヘキサン−酢酸エチル(4:1)で精製し、反応中
間体(529mg)を得た。得られた反応中間体(100
0mg)に4N塩酸/ジオキサン(20ml)を加え4時
間室温で攪拌し、溶媒を減圧留去した。残渣にアンモニ
ア水を加えクロロホルムで抽出した。有機層を飽和食塩
水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去
した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[1
0%メタノール−クロロホルム]で精製し、標題化合物
(278mg)を得た。 LC/MS:m/z=448(MH)、保持時間3.0
8min(条件A)
【0199】実施例430 N’−{3−[2−[(4−クロロベンジル)イミノ]−4−
[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チア
ゾール−3(2H)−イル]プロピル}エタンスルフォンア
ミド
【化129】 コンビナトリアル的手法で合成した。すなわち、実施例
364で得られる化合物(フリーアミノ体)のテトラヒド
ロフラン溶液(45.3μmol/ml)1mlにトリエ
チルアミンのテトラヒドロフラン溶液(118μmol
/ml)(500μl)とエタンスルフォニルクロライド
のテトラヒドロフラン溶液(58.9μmol/ml)1
mlを加え、室温で6時間攪拌した。反応混合物にトリ
ス−アミン樹脂(Argonaut社)約10mgとイソ
シアネート樹脂(Argonaut社)約20mgを加
え、室温で一晩攪拌した。反応混合物を濾過し、濾過物
をクロロホルム(1ml)で2回洗浄後、濾液を飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液(2ml)、続いて水(2ml)で2
回洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムの入ったフィル
ターを通し、クロロホルム(1ml)で2回洗い込み、濾
液を濃縮し標題化合物を得た。 LC/MS:m/z=534(MH)、保持時間3.8
8min(条件A)
【0200】実施例431 3−(3−アミノプロピル)−N−(4−クロロフェニル)
−2−[(2,4−ジメトキシベンゾイル)イミノ]−2,3
−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−カルボキシアミ
ド (1)3−{3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミ
ノ]プロピル}−2−[(2,4−ジメトキシフェニル)イミ
ノ]−2,3−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4−カル
ボン酸
【化130】 参考例71で得られるチオウレア(5.00g)、2−ブ
ロモピルビン酸エチル(1.74ml)とエタノール(13
0ml)の混合物を60℃で加熱攪拌した後、常法に従
いBoc化し、得られたエステル化合物(2.46g)を
常法に従い加水分解し、標題化合物を得た。
【0201】(2)3−(3−アミノプロピル)−N−(4−
クロロフェニル)−2−[(2,4−ジメトキシベンゾイ
ル)イミノ]−2,3−ジヒドロ−1,3−チアゾール−4
−カルボキシアミド
【化131】 コンビナトリアル的手法で合成した。すなわち上記(1)
で得られる化合物のジクロロメタン溶液(43.8μmo
l/ml)に、4−クロロフェニルアミンのジクロロメ
タン溶液(35.0μmol/ml)1ml、ジイソプロ
ピルエチルアミンのジクロロメタン溶液(35.0μmo
l/ml)1mlとカルボジイミド樹脂のジクロロメタ
ン懸濁液(79.2mg/ml Argonaut社)1m
lを加え、室温で一晩攪拌した。反応混合物を濾過し、
濾過物をジクロロメタン(1ml)で2回洗浄後、濾液を
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(2ml)、続いて水(2
ml)で2回洗浄した。有機層を硫酸マグネシウムの入
ったフィルターを通し、ジクロロメタン(1ml)で2回
洗い込み、濾液を濃縮した。残渣に90%トリフルオロ
酢酸(2ml)を加え室温で2時間攪拌の後、混合物を濃
縮し、標題化合物をトリフロオロ酢酸塩として得た。 LC/MS:m/z=475(MH)、保持時間3.4
0min(条件A) 実施例432〜445 実施例431、362または373と同様の方法によ
り、表29に示される化合物を得た。
【0202】表29(その1)
【0203】表29(その2)
【0204】表29(その3)
【0205】実施例446 N−[3−[3−(アセトアミノ)プロピル]−4−[4−
(トリフルオロメトキシ)フェニル]−1,3−チアゾール
−2(3H)−イリデン]−2,4−ジメトキシベンズアミ
【化132】 参考例80で得られるチオウレア(1.00g)、2−ブ
ロモ−4’−(トリフルオロメトキシ)アセトフェノン
(0.87g)とイソプロパノール(10ml)の混合物を
70℃で1時間攪拌した後、放冷し固形物(1.32g)
を濾取した。得られた固形物(3.00g)に25%臭化
水素酸−酢酸(9ml)を加え、4時間攪拌した後、溶媒
を減圧留去し、残渣をアセトンで希釈し固形物(1.88
g)を濾取した。得られた固形物(1.00g)、トリエチ
ルアミン(0.70ml)、2,4−ジメトキシベンゾイル
クロリド(0.50g)とテトラヒドロフラン(7ml)の
混合物を氷冷下0.5時間攪拌した後、反応混合物に水
を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗
浄後、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、
残渣をトルエンから結晶化し標題化合物(0.93g)を
得た。 融点:131−132℃1 H-NMR (CDCl3): δ 1.61-1.65 (5H, m), 3.07 (2H,
m), 3.86 (3H, s), 3.93 (3H, s), 4.33 (2H, t, J=6.
2), 6.54-6.57 (3H, m), 6.79 (1H, m), 7.35 (2H,d, J
=8.1), 7.43-7.46 (2H, m), 8.11 (1H, dd, J=7.0, J=
2.0). LC/MS:m/z=524(MH)、保持時間3.7
2min(条件A) 実施例447〜472 実施例373、446または431と同様の方法によ
り、表30に示される化合物を得た。
【0206】表30(その1)
【0207】表30(その2)
【0208】表30(その3)
【0209】表30(その4)
【0210】実施例473 N−[3−[3−(アセチルアミノ)プロピル]−4−
({[(4−メチルフェニル)スルホニル]アミノ}メチル)チ
アゾール−2(3H)−イリデン]−2,4−ジメトキシベ
ンズアミド (1)エチル 3−[3−(アセチルアミノ)プロピル]−
2−[(2,4−ジメトキシベンゾイル)イミノ]−2,3−
ジヒドロチアゾール−4−カルボキシレート
【化133】 参考例93で得たチオウレア(24.64g)、ブロモピ
ルビン酸エチル(10ml)とエタノール(700ml)の
混合物を窒素雰囲気下70℃において加熱撹拌した。5
時間後反応混合物を減圧濃縮し、残渣を酢酸エチルより
結晶化し表題化合物(29.36g)を臭化水素酸塩とし
て得た。
【0211】(2)N−[3−[3−(アセチルアミノ)プロピ
ル]−4−(ヒドロキシメチル)チアゾール−2(3H)−
イリデン]−2,4−ジメトキシベンズアミド
【化134】 上記(1)で得た臭化水素酸塩をフリー化したエステル化
合物(10g)のテトラヒドロフラン(300ml)の溶液
に、水素化ホウ素リチウム(2.0g)を添加し、窒素雰
囲気下、室温において一晩撹拌した。反応混合物に氷冷
下10%クエン酸水を加え過剰の水素化ホウ素リチウム
をつぶした後、クロロホルムで抽出した。有機層を飽和
食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧
留去し標題化合物(8.3g)を得た。
【0212】(3)N−[3−[3−(アセチルアミノ)プロピ
ル]−4−(アジドメチル)チアゾール−2(3H)−イリ
デン]−2,4−ジメトキシベンズアミド
【化135】 上記(2)で得た化合物(3.45g)とトリエチルアミン
(976mg)をDMF(35ml)に溶解し、氷冷下塩化
メタンスルホニル(0.75ml)を滴下した。同温にお
いて1時間攪拌後、反応混合物にアジ化ナトリウム(6
27mg)を添加しさらに2時間攪拌した。反応混合物
に水を加えて酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩
水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去
した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[ク
ロロホルム−メタノール(98:2)]で精製し、標題化
合物(3.48g)を油状物として得た。
【0213】(4)N−[3−[3−(アセチルアミノ)プロピ
ル]−4−(アミノエチル)チアゾール−2(3H)−イリ
デン]−2,4−ジメトキシベンズアミド
【化136】 上記(3)で得た化合物(2.3g)のエタノール(46m
l)の溶液に、10%パラジウム/炭素触媒(230m
g)を加え常圧において水素添加した。4時間後、反応
混合物をセライトを用いて濾過し、濾液を減圧濃縮し
た。残渣を10%クエン酸水溶液に溶かし、クロロホル
ムで洗浄後、水層をアンモニア水で塩基性としクロロホ
ルムで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナ
トリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し標題化合物(3.4
8g)を油状物として得た。
【0214】(5)N−[3−[3−(アセチルアミノ)プロピ
ル]−4−({[(4−メチルフェニル)スルホニル]アミノ}
メチル)チアゾール−2(3H)−イリデン]−2,4−ジ
メトキシベンズアミド
【化137】 上記(4)で得た化合物(200mg)とトリエチルアミン
(100mg)をテトラヒドロフラン(5ml)に溶解し窒
素雰囲気下、室温において塩化p−トルエンスルホニル
(117mg)を添加した。2時間後、反応混合物に10
%クエン酸水溶液を加えてクロロホルムで抽出した。有
機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、
溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー[クロロホルム−メタノール(97:32)]で
精製し、標題化合物(240mg)をアモルファスとして
得た。 LC/MS:m/z=547(MH)、保持時間3.4
3min(条件A) 実施例474〜542 実施例321、373、382、402、409、41
1、427、417、429、430または446と同
様の方法により、表31に示される化合物を得た。
【0215】表31(その1)
【0216】表31(その2)
【0217】表31(その3)
【0218】表31(その4)
【0219】表31(その5)
【0220】第31表(その6)
【0221】表31 (その7)
【0222】表31(その8)
【0223】表31(その9)
【0224】表31(その10)
【0225】表31(その11)
【0226】表31(その12)
【0227】表31(その13)
【0228】表31(その14)
【0229】表31(その15)
【0230】表31(その16)
【0231】表31(その17)
【0232】表31(その18)
【0233】表31(その19)
【0234】表31(その20)
【0235】実施例157および480で得られた化合物の
結晶を、X線で構造解析したところ(Z)体であることを
確認した。Xが酸素原子である化合物(1)の好ましい例
を、以下に例示する。
【0236】
【化138】
【0237】参考例1 t−ブチル 2−[(アニリノカルボチオイル)アミノ]エ
チルカルバメート
【化139】 t−ブチル 2−アミノエチルカルバメート(1.76m
l)を含むエタノール(22ml)溶液にイソチオシアン
酸フェニル(1.5g)を滴下し、75℃において1時間
加熱した。反応混合物を減圧濃縮し、n−ヘキサンより
結晶化し標題化合物(3.25g)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ1.35 (9H, s), 3.33 (2H, m), 3.75
(2H, m), 4.89 (1H, m),6.86 (1H, m), 7.21-7.46 (5H,
m), 7.72 (1H, brs) 参考例2〜24 参考例1と同様の方法により、種々のイソチオシアナー
トとアミン化合物を反応させて表32に示されるチオウ
レア化合物を得た。
【0238】表32
【0239】参考例25 t−ブチル 3−{[4−(トリフルオロメチル)アニリノ
カルボチオイル]アミノ}プロピルカルバメート (1)4−(トリフルオロメチル)フェニルイソチオシア
ナート
【化140】 4−(トリフルオロメチル)アニリン(1.34g)、チオ
ホスゲン(0.73ml)、炭酸水素ナトリウム(5.1
g)、クロロホルム(70ml)と水(140ml)を用
い、文献(Burke, T. R., Jr.; Bajwa, B. S.; Jacobso
n, A. E.; Rice, K. C.;Streaty, R. A.; Klee, W. A.
J. Med. Chem., 1984, 27, 1570-1574)に記載の方法に
従い反応を行い、標題化合物(1.62g)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ7.33 (2H, d, J=8.4), 7.62 (2H, d,
J=8.4)
【0240】(2)t−ブチル 3−({[4−(トリフルオロ
メチル)アニリノ]カルボチオイル}アミノ)プロピルカル
バメート
【化141】 参考例1と同様の方法により、4−(トリフルオロメチ
ル)フェニルイソチオシアナート(1.62g)とt−ブチ
ル 3−(アミノプロピル)カルバメート(1.39g)を反
応させ標題化合物(2.33g)を黄色オイルとして得
た。1 H-NMR (CDCl3):δ1.35 (9H, s), 1.74 (2H, m), 3.11
(2H, m), 3.70 (2H, m),4.69 (1H, m), 7.38 (2H, d, J
=8.4), 7.56-7.68 (4H, m)
【0241】参考例26〜32 参考例25と同様の方法により、種々のアニリンとチオ
ホスゲンを反応させ、イソチオシアナートとした後、t
−ブチル 3−(アミノプロピル)カルバメートを反応さ
せて表33で示されるチオウレア化合物を得た。 表33
【0242】参考例33 t−ブチル 3−({[2−(トリフルオロメトキシ)アニリ
ノ]カルボチオイル}アミノ)プロピルカルバメート
【化142】 2−(トリフルオロメトキシ)アニリン(1.8g)、トリ
エチルアミン(2.9ml)を含むテトラヒドロフラン(1
0ml)溶液に、窒素雰囲気下、氷浴中においてチオホ
スゲン(0.8ml)を滴下した。その後室温に戻し、2
時間攪拌した。反応混合物にt−ブチル 3−(アミノプ
ロピル)カルバメート(1.39g)を加え、さらに2時間
攪拌した。反応混合物に水を加え酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾
燥し、溶媒を減圧留去した。残渣をリカゲルカラムクロ
マトグラフィー[クロロホルム]で精製し、標題化合物
(2.9g)を褐色オイルとして得た。1 H-NMR (CDCl3):δ 1.36 (9H, s), 1.72 (2H, m), 3.11
(2H, m), 3.70 (2H, m), 4.78 (1H, t, J=6.4), 7.27-
7.54 (6H, m)
【0243】参考例34 t−ブチル 3−{[(2,4,6−トリフルオロアニリノ)
カルボチオイル]アミノ}プロピルカルバメート
【化143】 2,4,6−トリフルオロアニリン(1.5g)を用いて、
参考例33と同様の方法により標題化合物(1.1g)を
得た。1 H-NMR (CDCl3):δ 1.36 (9H, s), 1.59 (2H, m), 2.91
(2H, m), 3.40 (2H, m), 6.83 (1H, m), 7.24 (2H, t,
J=9.0), 7.90 (1H, brs), 8.90 (1H, brs)
【0244】参考例35 t−ブチル 3−{[(2,4ジクロロ−6−メトキシアニ
リノ)カルボチオイル]アミノ}プロピルカルバメート
【化144】 2,4−ジクロロ−6−メトキシアニリン(1.0g)を用
いて、参考例33と同様の方法により標題化合物(99
7mg)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ 1.33 (9H, s), 1.67 (2H, m), 3.10
(2H, m), 3.65 (2H, m), 3.84 (3H, s), 4.71 (1H,
m), 6.88 (1H, d, J=2.2), 6.97 (1H, brs), 7.06(1H,
m), 7.11 (1H, d, J=2.2)
【0245】参考例36 (1)t−ブチル 3−イソチオシアナトプロピルカル
バメート
【化145】 t−ブチル 3−アミノプロピルカルバメート(17.4
g)、トリエチルアミン(1.4ml)、二硫化炭素(30.
2ml)とテトラヒドロフラン(100ml)を用い、文
献(Li, G. Tajima; H., Ohtani, T. J. Org. Chem., 19
97, 62, 4539-4540)に記載の方法に従い反応を行い、標
題化合物(15.2g)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ 1.45 (9H, s), 1.89 (2H, m), 3.25
(2H, m), 3.60 (2H, t,J=6.6), 4.64 (1H, brs)
【0246】(2)t−ブチル −{[(2,3−メチレンジオ
キシフェニルアミノ)カルボチオイル]アミノ}プロピル
カルバメート
【化146】 ネビルらの文献(Neville, C. F. et al, J. Chem. Soc.
Perkin Trans. 1, 1991, 259-262)に記載の方法で得ら
れる、2,3−メチレンジオキシフェニルアミン(698
mg)、t−ブチル 3−イソチオシアナトプロピルカル
バメート(1.1g)およびジオキサン(10ml)の混合
物を窒素雰囲気下、加熱還流を行った。4時間後反応混
合物を減圧濃縮した。残渣をジエチルエーテル−n―ヘ
キサンより結晶化し、標題化合物(803mg)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ 1.37 (9H, s), 1.73 (2H, m), 3.14
(2H, m), 3.71 (2H, m), 4.79 (1H, m), 6.03 (2H,
s), 6.71-6.88 (3H, m), 7.12 (1H, m), 7.35 (1H,brs)
【0247】参考例37〜57 参考例36(2)と同様の方法により、種々のアニリンと
t−ブチル 3−イソチオシアナトプロピルカルバメー
トを反応させて表34で示されるチオウレア化合物を得
た。
【0248】表34
【0249】参考例58 N−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]−N’−(2−ピ
リジル)チオウレア
【化147】 エチル 2−ピリジルジチオカルバメート(600m
g)、3−(ジメチルアミノ)プロピルアミン(0.38m
l)とエタノール(6ml)の混合物を窒素雰囲気下、加
熱還流をおこなった。1.5時間後反応混合物を減圧濃
縮し、標題化合物(786mg)を未精製のオイルとして
得た。1 H-NMR (CDCl3):δ1.89 (2H, m), 2.23 (6H, s), 2.40
(2H, t, J=7.0), 3.76 (2H, m), 6.73 (2H, d, J=8.3),
6.96 (1H, m), 7.64 (1H, m), 8.18 (1H, m), 8.44 (1
H, brs), 11.72 (1H, brs)
【0250】参考例59 t−ブチル 3−{[(2−ピリジルルアミノ)カルボチオ
イル]アミノ}プロピルカルバメート
【化148】 参考例58と同様にして、エチル 2−ピリジルジチオ
カルバメート(1.98g)、t−ブチル 3−アミノプロ
ピルカルバメート(1.74g)を反応させ、n−ヘキサ
ン−ジエチルエーテルより結晶化し、標題化合物(2.7
8g)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ1.45 (9H, s), 1.89 (2H, m), 3.25
(2H, m), 3.84 (2H, m),5.04 (1H, brs), 6.75 (1H, d,
J=8.2), 6.97 (1H, m), 7.65 (1H, m), 8.21 (1H, m),
8.54 (1H, brs), 11.81 (1H, brs)
【0251】参考例60 t−ブチル 4−{[(2−ピリジルルアミノ)カルボチオ
イル]アミノ}ブチルカルバメート
【化149】 参考例58と同様にして、エチル 2−ピリジルジチオ
カルバメート(500mg)、t−ブチル 4−アミノブ
チルカルバメート(474mg)を反応させ、n−ヘキサ
ン−ジエチルエーテルより結晶化し、標題化合物(2.7
8g)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ1.44 (9H, s), 1.59-1.80 (4H, m),
3.20 (2H, m), 3.76 (2H, m), 4.63 (1H, brs), 6.73
(1H, d, J=8.4), 6.96 (1H, m), 7.65 (1H, m), 8.19
(1H, m), 8.43 (1H, brs), 11.72 (1H, brs)
【0252】参考例61 t−ブチル 3−{[(4−ピリジルアミノ)カルボチオイ
ル]アミノ}プロピルカルバメート
【化150】 ハンセンらの文献(Hansen, E. T.; Peterson, H. J. Sy
nthetic Commun., 1984,14, 537-546)に記載の方法で得
られる、メチル 4−ピリジルジチオカルバメート(35
0mg)、t−ブチル 3−アミノプロピルカルバメート
(364mg)を参考例58と同様にして反応させ、標題
化合物(2.78g)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ1.42 (9H, s), 1.78 (2H, m), 3.18
(2H, m), 3.75 (2H, m),4.83 (1H, brs), 7.30 (2H, d,
J=4.8), 7.97 (1H, brs), 8.52 (2H, d, J=4.8)
【0253】参考例62 t−ブチル 3−({[(5−メトキシ−2−ピリジルル)ア
ミノ]カルボチオイル}アミノ)プロピルカルバメート (1)メチル 5−メトキシ−2−ピリジルジチオカル
バメート
【化151】 ロンバルディノの文献(Lombardino, J. G. J. Med. Che
m. 1981, 24, 39-42)に記載の方法で得られる、2−ア
ミノ−5−メトキシピリジン(1.26g)とトリエチル
アミン(1.48ml)を含むテトラヒドロフラン(5m
l)に二硫化炭素(0.61ml)を滴下した。室温におい
て一晩攪拌の後、反応混合物にジエチルエーテルを加え
黄色個体をろ取した。得られた個体(1.7g)を含むメ
タノール(6ml)の懸濁液にヨウ化メチル(0.35m
l)を滴下した。室温においてい時間攪拌し、生じた結
晶を濾別し、標題化合物(993mg)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ 2.68 (3H, s), 3.87 (3H, s), 7.28
(1H, dd, J=8.2, J=3.1), 8.08 (1H, d, J=3.1), 8.44
(1H, m), 9.69 (1H, brs)
【0254】(2)t−ブチル 3−({[(5−メトキシ−2
−ピリジルル)アミノ]カルボチオイル}アミノ)プロピル
カルバメート
【化152】 参考例58と同様の方法により、メチル 5−メトキシ
−2−ピリジルジチオカルバメート(950mg)とt−
ブチル 3−アミノプロピルカルバメート(772mg)
を反応させ、n−ヘキサン−エタノールより結晶化し、
標題化合物(1.51g)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ 1.45 (9H, s), 1.88 (2H, m), 3.24
(2H, m), 3.79-3.85 (5H, m), 5.05 (1H, brs), 6.68
(1H, d, J=8.8), 7,26 (1H, dd, J=8.8, J=2.8),7.88
(1H, d, J=2.8), 8.27 (1H, brs), 11.53 (1H, brs)
【0255】参考例63 t−ブチル 3−({[(5−メチル−2−ピリジル)アミノ]
カルボチオイル}アミノ)プロピルカルバメート
【化153】 参考例62と同様の方法により、5−メチル−2−アミ
ノピリジン(4g)を用いて反応を行い、標題化合物(1.
47g)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ1.45 (9H, s), 1.88 (2H, m), 2.28
(3H, s), 3.24 (2H, m),3.82 (2H, m), 5.05 (1H, br
s), 6.64 (1H, brs), 7.48 (1H, d, J=7.3), 8.01(1H,
s), 8.27 (1H, m), 11.70 (1H, brs)
【0256】参考例64 t−ブチル 3−{[(3,4,5−トリメトキシアニリノ)
カルボチオイル]アミノ}プロピルカルバメート (1)t−ブチル 3−{[(メチルスルファニル)カルボ
チオイル]アミノ}プロピルカルバメート
【化154】 t−ブチル 3−アミノプロピルカルバメート(6g)と
トリエチルアミン(5.03ml)を含むテトラヒドロフ
ラン(10ml)に二硫化炭素(2.07ml)を滴下し、
室温において2.5時間攪拌した。反応混合物に、ヨウ
化メチル(2.14ml)を滴下し、室温においてい0.5
時間攪拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウ水を
加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
後、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去し標題化
合物(11g)を未精製のオイルとして得た。1 H-NMR (CDCl3):δ 1.45 (9H, s), 1.78 (2H, m), 2.63
(3H, s), 3.21 (2H, m), 3.83 (2H, m), 4.80 (1H, br
s), 8.30 (1H, brs) (2)t−ブチル 3−{[(3,4,5−トリメトキシアニ
リノ)カルボチオイル]アミノ}プロピルカルバメート
【0257】
【化155】 t−ブチル 3−{[(メチルスルファモイル)カルボチオ
ニル]アミノ}プロピルカルバメート(3g)、3,4,5−
トリメトキシアニリン(2.07g)とキシレン(20m
l)の混合物を窒素雰囲気下、加熱還流を行った。9時
間後反応混合物を減圧濃縮し、残渣をリカゲルカラムク
ロマトグラフィー[クロロホルム−酢酸エチル(19:
1)]で精製し、標題化合物(1.46g)を得た。 アモルファス1 H-NMR (CDCl3):δ 1.37 (9H, s), 1.73 (2H, m), 3.12
(2H, m), 3.69 (2H, m), 3.84 (3H, s), 3.85 (6H,
s), 4.79 (1H, brs), 6.48 (2H,s), 7.09 (1H, brs),
7.62 (1H, brs)
【0258】参考例65 t−ブチル 3−[({ [2−(4−ピルジル)エチル]アミ
ノ}カルボチオイル)アミノ]プロピルカルバメート
【化156】 t−ブチル 3−{[(メチルスルファモイル)カルボチオ
ニル]アミノ}プロピルカルバメート(1g)、4−(2−
アミノエチル)ピリジン(462mg)とエタノール(10
ml)を用いて参考例64と同様に反応させ標題化合物
(977mg)を得た。1 H-NMR (CDCl3):δ 1.42 (9H, s), 1.70 (2H, m), 3.92
(2H, m), 3.17 (2H, m), 3.61-3.76 (4H, m), 5.03 (1
H, m), 6.61 (1H, m), 7.18 (2H, d, J=5.6), 7.19 (1
H, m), 8.43 (2H, d, J=5.6) 参考例66〜80および93 参考例1と同様の方法により種々のイソチオシアナート
とアミン化合物を反応させて表35に示されるチオウレ
アを合成した。
【0259】表35
【化157】
【0260】参考例81〜92 参考例36(2)と同様の方法により種々のアミン化合物
とt−ブチル 3−イソチオシアナトプロピルカルバメ
ートを反応させて表36に示されるチオウレアを合成し
た。 参考例93 N−(2-アミノエチル)- N’-(4-フルオロフェニル)
チオウレア 塩酸塩
【化158】 t−ブチル 2-[(フルオロアニリノカルボチオイル)ア
ミノ]エチルカルバメート(4.27g)に4N 塩酸-ジオキ
サン(30ml)を加え室温で3時間攪拌した。減圧下溶媒
を留去した。残渣にトルエンを加え減圧下溶媒を留去し
て表題化合物(3.4g)を得た。1 H-NMR (d-DMSO): δ 3.01 (2H, m), 3.78 (2H, m), 7.
16 (2H, m), 7.43 (2H,m), 7.98 (2H, br), 8.08 (1H,
t, J=5.8), 10.12 (1H, br)
【0261】
【化159】 N-[2-[[[(4-フルオロフェニル)アミノ]カルボノチオイ
ル]アミノ]エチル]-N’-メチルウレア N−(2-アミノエチル)- N’-(4-フルオロフェニル)
チオウレア 塩酸塩(3.4g)、トリエチルアミン(5m
l)、テトラヒドロフラン(50ml)の混合液中へメチ
ルイソシアネート(1.01g)を加え室温で終夜攪拌を行
った。減圧下溶媒を留去した。残渣へ水および酢酸エチ
ルを加え抽出を行い、有機層を飽和食塩水で洗浄した。
分液後、有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過、減圧
濃縮を行った。結晶として表題化合物(3.6g)を得
た。1 H-NMR (CDCl3): δ 2.73 (3H,δ, J=4.9), 3.39 (2H,
m), 3.73 (2H, m), 4.39(1H, br), 4.84 (1H, m), 7.00
(1H, br), 7.12 (2H, dd, J=8.7, J-2.3), 7.24 (2H,
m), 7.52 (1H, br)
【0262】表36
【化160】
【0263】薬理試験試験例1 ラット肺膜を用いた化合物のレセプター結合評価試験 スガサワ等の文献(Sugasawa, T. et al., J. Biol. Che
m., 272, 21244-21252(1997))記載の方法に従いおこな
った。
【0264】ラット肺膜の調製 SD系雄性ラット(供試時7週令、日本チャールズリバ
ー)摘出肺から気管および血管を除去、細断し、氷冷ト
リス-生理食塩水 緩衝液 (10mMトリス塩酸−154
mM塩化ナトリウム、pH7.4)で洗浄した。これをホ
モジナイズ用緩衝液(1mMエチレンジアミン四酢酸(E
DTA)、1mM 4−(2−アミノエチル)ベンゼンスル
ホニル フルオリド(AEBSF)、5μg/mlアプロ
チニン、5μg/mlロイペプチン)を含むトリス−生
理食塩水 緩衝液中で氷冷しつつヒスコトロンでホモジ
ナイズした(最高速度:1分)。低速遠心(1500×g、
20分、4℃)後の上清を超遠心(100000×g、2
0分、4℃)し、ペレットをトリス−生理食塩水 緩衝液
に懸濁し、−80℃で保存した。タンパク濃度はウシ血
清アルブミン(BSA)をスタンダードにしてBio-Rad社
製プロテインアッセイキットで測定した。
【0265】リガンド結合試験 タンパク非吸着性丸底96穴アッセイプレート(岩城硝
子社より購入)の各ウエルに1nM[125I]−ヨード
シアノピンドロール(アマシャム社より購入)、10μM
セロトニン、20μm dl-プロプラノール、10μMフ
ェントラミン、1.1mMアスコルビン酸および100
μg肺膜を含むトリス−生理食塩水緩衝液200μlを
添加し、ピペッティングして混合したのち、37℃で3
0分間インキュベートした。試験化合物は100%ジメ
チルスルホキシド溶液に溶解し、2μl(最終DMSO
濃度:1%)添加した。また、非特異的結合量を求める
ために試験化合物の代わりに、最終濃度100μMのL
−スレオ−3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−N−
[3−(4−フルオロフェニル)プロピル]セリンピロリジ
ンアミドを添加した。この間、マルチスクリーンプレー
ト(96穴 Bグラスファイバー、ミリポア Cat. No. MA
FB NOB10)に0.3%ポリエチレンイミン(PEI)/トリ
ス−生理食塩水緩衝液を100μl添加して30分以上
インキュベートした。吸引濾過洗浄(200μl氷冷ト
リス−生理食塩水緩衝液を添加して吸引)し、96穴ア
ッセイプレート上の反応液をマルチスクリーンプレート
上で4回吸引濾過洗浄した。マルチスクリーンプレート
底部のBグラスファイバー濾紙を打ち抜き、濾紙上にト
ラップされた[125I]−ヨードシアノピンドロールの
γ線量を測定し、これを結合量とした。DMSO(最終
濃度:1%)存在下の結合量を総結合量とし、100μ
ML−スレオ−3−(3,4−ジヒドロキシフェニル)−
N−[3−(4−フルオロフェニル)プロピル]セリンピロ
リジンアミド存在下の結合量を非特的結合量とした。総
結合量から非特異的結合量を差し引いた値が特異的結合
量である。化合物の結合活性は下記式にしたがって算出
される、試験化合物が、[125I]-ヨードシアノピン
ドロールのラット肺膜SMBSへの特異的結合を抑制す
る割合で示した。
【0266】 その結果を表37〜表45に示す。 表37 実施例化合物の結合活性(試験濃度30μM)
【0267】
【0268】表38 実施例化合物の結合活性(試験濃度30μM)
【化161】
【0269】表39 実施例化合物の結合活性(試験濃度30μM)
【化162】
【0270】表40 実施例化合物の結合活性(試験濃度1μM)
【0271】表41 実施例化合物の結合活性(試験濃度1μM)
【0272】表42 実施例化合物の結合活性(試験濃度1μM)
【0273】表43 実施例化合物の結合活性(試験濃度1μM)
【0274】表44 実施例化合物の結合活性(試験濃度1μM)
【0275】表45 実施例化合物の結合活性(試験濃度1μM)
【0276】試験例2 モルモット遅発型喘息モデルにおける化合物の評価 実施例1で得た化合物を用いて評価試験を行った。Hart
ley系雄性モルモット(日本エスエルシーより購入)を入
荷後予備飼育を約1週間した後、2%(w/v)卵白アル
ブミン(OA)生理食塩水を超音波式ネブライザー(OM
RON NE−U12、条件:霧化量最大、風量最大)を
用いて、プラスチックボックス(4匹/ボックス)内にて
5分間吸入暴露させ、感作した(day0)。同様の操作を
7日目に行った。14日目または15日目に1匹ずつ、
2%OAを5分間吸入させ反応を惹起させた(チャレン
ジ)。このチャレンジの1時間前に抗ヒスタミン剤のマ
レイン酸ピリラミン(生理食塩水に溶解、10mg/2
ml/kg)を腹腔内投与した。 試験化合物は0.5%
メチルセルロース(MC)に懸濁し抗原チャレンジの2時
間前および6時間後の2回、100mg/5ml/kg
腹腔内投与した。コントロール群には同様に0.5%M
Cを投与した。呼吸機能の測定、解析はハトソンらの方
法(Penny A. Hutson et al. Am Rev Respir Dis 1988 1
37, 548-557)に準じて行った。抗原チャレンジ前(薬物
投与前)および抗原チャレンジ5分、3、17、20時
間後に呼吸機能を測定し、波形をMacLab Chart v3.4(AD
Instruments)を用いて取り込み、後刻これを用いて解
析した。特異的気道抵抗(spacific airway conductanc
e; sGaw)を算出し、これを指標に呼吸機能の改善の程度
を評価した。結果を表46に示す。
【0277】表46 上記表46に示すように、コントロール群において抗原
チャレンジ5分後にsGawの有意な低下が認められ
(即時型喘息反応:IAR)、17および20時間後にも
sGawの有意な低下が認められた(遅発型喘息反応:
LAR)。反応惹起直後に起こるIARにおいて、試験
化合物は抑制傾向を示した。LARの発現している20
時間値において、試験化合物はLARを抑制傾向を示し
た(sGawの変化率は、コントロール群:−36.7±
4.6%、試験化合物群:−14.2±15.0%で、約
60%の抑制となった)。
【0278】試験例3 モルモット気道内白血球浸潤モデルにおける化合物の評
価 感作、チャレンジ、マレイン酸ピリラミンおよび薬物の
投与は試験例2と同じ方法で行った。気管支肺胞洗浄液
(BALF)回収は、チャレンジの24時間後に行った。
すなわちペントバルビタール(50mg/ml)を0.5
ml/匹、腹腔内投与して麻酔をかけ、十分麻酔のかか
ったところで開腹し、腹部下降腹大動脈を切断して放血
致死させた。横隔膜を切開し、次いで頚部を切開して気
管を露呈させ、気管切開後カニューレを挿入し、5ml
シリンジを使用して氷冷生理食塩水を5ml注入した。
注入後、同一回収液を用いて注入と吸引を3回繰り返し
た後、ステンレスメッシュで濾過後氷上のチューブに回
収した。これを2回行い、回収液を同一チューブに回収
した(回収液量が7ml未満のはデータとして採用しな
い)。回収後、目測で回収量を読み取った後に1500
rpm、4℃、3分間遠心後上清を捨て、低張溶血処理
を行った。1500rpm、4℃、3分間遠心後上清を
捨て、0.5%BSAを含むリン酸緩衝液(PBS(−))
1mlに細胞を懸濁させた。この懸濁液を用いて自動白
血球数測定装置で総細胞数を測定した。測定後、サイト
スピンを用いてスライド標本を作製し、Diff Quick染色
キットを用いて染色した。塗沫スライドを光学顕微鏡で
観察し、300細胞中の好酸球、好中球、マクロファー
ジ、リンパ球を測定した。その結果を表47に示す。
【0279】表47 上記表41に示されるように、総細胞数に関して、生理
食塩水投与群とコントロール群の間で有意な上昇が認め
られた。このコントロール群に対し、試験化合物投与群
は総細胞数を82%抑制した。好酸球に関して、生理食
塩水投与群とコントロール群の間で有意な上昇が認めら
れた。このコントロール群に対し、試験化合物投与群は
好酸球数を79%抑制した。リンパ球に関して、生理食
塩水投与群とコントロール群の間で有意な上昇が認めら
れた。このコントロール群に対し、試験化合物投与群は
リンパ球数を70%抑制した。
【0280】試験例4 試験例1と同様の方法により、合成化合物のラット肺膜
を用いたレセプター結合評価試験を行った。その結果を
表48〜51に示す。 表48
【0281】表49
【0282】表50
【0283】表51
【発明の効果】本発明の5員環化合物もしくはその塩、
またはそれらのプロドラッグは、好酸球、リンパ球等の
白血球の浸潤を阻害し、それによって、各種炎症の治療
に有用である。
【0284】
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 31/506 A61K 31/506 31/5375 31/5375 A61P 29/00 A61P 29/00 37/02 37/02 37/08 37/08 43/00 105 43/00 105 C07D 277/42 C07D 277/42 417/14 417/14 // C07D 417/04 417/04 417/12 417/12 (72)発明者 安徳 富士雄 大阪市此花区春日出中3丁目1番98号 住 友製薬株式会社内 (72)発明者 菅沢 敏成 大阪市此花区春日出中3丁目1番98号 住 友製薬株式会社内 (72)発明者 川上 肇 大阪市此花区春日出中3丁目1番98号 住 友製薬株式会社内 Fターム(参考) 4C033 AD09 AD13 AD20 4C063 AA01 AA03 BB01 BB09 CC62 CC75 CC81 CC92 DD12 DD15 DD25 DD29 DD34 DD62 EE01 4C086 AA01 AA02 BC73 BC82 GA02 GA04 GA07 GA08 GA10 GA12 MA01 MA04 ZB07 ZB11 ZB13 ZB21

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1) 【化1】 [Xは、酸素原子または硫黄原子を表す。Rは、水素
    原子、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置
    換アリール、または置換もしくは非置換の単環式もしく
    は二環式ヘテロ環基を表す。Rは、水素原子、置換も
    しくは非置換アルキル、置換もしくは非置換アリール、
    置換もしくは非置換の単環式もしくは二環式ヘテロ環
    基、または−CON(R )Rを表す。Rは、水素原
    子または置換もしくは非置換アルキルを表す。Rは、
    置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換単環
    式ヘテロ環基、または置換もしくは非置換アルキルを表
    す。または、−N(R)Rが環状イミノ基を表しても
    よい。Yは、単結合、置換もしくは非置換アルキレ
    ン、−CO(CH)−、−SO (CH)−、−C
    ONH(CH)−、−CSNH(CH)−、または
    −COO(CH)−を表す。nは0から5の整数を表
    す。波線は、(E)または(Z)配位を意味する。Rは、
    水素原子、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは
    非置換単環式ヘテロ環基、置換もしくは非置換二環式へ
    テロ環基、または置換もしくは非置換シクロアルキルを
    表す。Yは、置換もしくは非置換アルキレン、または
    アルケニレンを表す。Rは、水素原子、置換もしくは
    非置換アルカノイル、置換もしくは非置換アルキル、−
    COOR、−SO、−COR10、−CON
    (R11)R12、−CSN(R13)R14、シクロアル
    キル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置
    換単環式ヘテロ環基、−C(=NH)N(R15)R16
    表す。Rは、水素原子、または置換もしくは非置換ア
    ルキルを表す。または、−N(R)Rが環状イミノ基
    を表してもよい。Rは、置換もしくは非置換アルキ
    ル、シクロアルキル、置換もしくは非置換アリール、ま
    たは置換もしくは非置換単環式ヘテロ環基を表す。R
    は、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換
    アリール、または置換もしくは非置換単環式ヘテロ環基
    を表す。R10は、シクロアルキル、置換もしくは非置
    換アリール、または置換もしくは非置換単環式ヘテロ環
    基を表す。R11は、水素原子またはアルキルを表す。
    12は、水素原子、置換もしくは非置換アルキル、シ
    クロアルキル、置換もしくは非置換アリール、置換もし
    くは非置換アリールカルボニル、または置換もしくは非
    置換単環式ヘテロ環基を表す。または、−N(R 11)R
    12が環状イミノ基を表してもよい。R13は、水素原
    子またはアルキルを表す。R14は、水素原子、置換も
    しくは非置換アルキル、シクロアルキル、置換もしくは
    非置換アリール、置換もしくは非置換アリールカルボニ
    ル、または置換もしくは非置換単環式ヘテロ環基を表
    す。または、−N(R13)R14が環状イミノ基を表し
    てもよい。R15は、水素原子またはアルキルを表す。
    16は水素原子または置換もしくは非置換アルキルを
    表す。または、−N(R15)R16が環状イミノ基を表
    してもよい]で表される5員環化合物もしくはその薬学
    上許容される塩、またはそれらのプロドラッグを含有す
    る医薬。
  2. 【請求項2】Yが単結合である場合には、−N(R)
    がアミノ、ジアルキルアミノおよびアセチルアミノ
    ではない請求項1記載の5員環化合物もしくはその薬学
    上許容される塩、またはそれらのプロドラッグを含有す
    る医薬。
  3. 【請求項3】 式(2) 【化2】 [Xは、酸素原子または硫黄原子を表す。Rは、水素
    原子、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置
    換アリール、または置換もしくは非置換二環式ヘテロ環
    基を表す。Rは、水素原子、置換もしくは非置換アル
    キル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置
    換二環式ヘテロ環基を表す。Yは、単結合、置換もし
    くは非置換アルキレン、−CO(CH)−、または−
    SO(CH)−を表す(nは0から5の整数を表
    す)。波線は(E)または(Z)配位を意味す。Rは、置
    換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換単環式
    5員もしくは6員ヘテロ環基、または置換もしくは非置
    換二環式へテロ環基を表す。Yは、置換もしくは非置
    換アルキレン、またはアルケニレンを表す。Rは、水
    素原子、アルカノイル、アロイル、置換もしくは非置換
    アルキル、アルキルカルバモイル、アルコキシカルボニ
    ル、アルキルアミノチオカルボニル、アルキルスルホニ
    ル、または置換もしくは非置換アリールスルホニルを表
    す。R は、水素原子、または置換もしくは非置換アル
    キルを表す]で表される請求項1記載の5員環化合物も
    しくはその薬学上許容される塩、またはそれらのプロド
    ラッグを含有する医薬。
  4. 【請求項4】 式(3) 【化3】 [Xは、酸素原子または硫黄原子を表す。Rは、水素
    原子;アルキル;水酸基、ハロゲン原子またはアミノで
    置換されたアルキル;アリール;アルコキシ、ハロゲン
    原子で置換されたアルコキシ、水酸基、ハロゲン原子、
    シアノ、アミノ、モノ−またはジ−(アルキル)アミノ、
    環形成異項原子としてさらに酸素原子または窒素原子を
    含んでいてもよい5員または6員環状イミノ基、ニト
    ロ、アルキル、ハロゲン原子または水酸基で置換された
    アルキル、シクロアルキル、シクロアルキルで置換され
    たアルキル、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、カ
    ルボキシ、アルコキシカルボニル、カルバモイル、アル
    キルカルバモイル、ジ(アルキル)カルバモイル、アルキ
    ルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、
    スルファモイル、アルキルスルファモイル、ジ(アルキ
    ル)スルファモイル、アリール、およびアルキル、アル
    コキシ、ハロゲン原子または水酸基で置換されたアリー
    ルからなる群から選ばれる基の1種または2種以上で置
    換されたアリール;窒素原子、酸素原子および硫黄原子
    から選ばれるヘテロ原子1〜3個を含む5員もしくは6
    員ヘテロ環とベンゼン環が縮合した二環式ヘテロ環基;
    またはアルキル、アルコキシ、ハロゲン原子および水酸
    基から選ばれる基で置換された窒素原子、酸素原子およ
    び硫黄原子から選ばれるヘテロ原子1〜3個を含む5員
    もしくは6員ヘテロ環とベンゼン環が縮合した二環式へ
    テロ環基を表す。Rは、水素原子;アルキル;水酸
    基、ハロゲン原子もしくはアミノから選ばれる基で置換
    されたアルキル;アリール;アルコキシ、ハロゲン原子
    で置換されたアルコキシ、水酸基、ハロゲン原子、シア
    ノ、アミノ、モノ−またはジ−(アルキル)アミノ、環形
    成異項原子としてさらに酸素原子または窒素原子を含ん
    でいてもよい5員または6員環状イミノ、ニトロ、アル
    キル、ハロゲン原子または水酸基で置換されたアルキ
    ル、シクロアルキル、シクロアルキルで置換されたアル
    キル、メチレンジオキシ、エチレンジオキシ、カルボキ
    シ、アルコキシカルボニル、カルバモイル、アルキルカ
    ルバモイル、ジ(アルキル)カルバモイル、アルキルチ
    オ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、スル
    ファモイル、アルキルスルファモイル、ジ(アルキル)ス
    ルファモイル、アリール、およびアルキル、アルコキ
    シ、ハロゲン原子または水酸基で置換されたアリールか
    らなる群から選ばれる基の1種または2種以上で置換さ
    れたアリール;窒素原子、酸素原子および硫黄原子から
    選ばれるヘテロ原子1〜3個を含む5員もしくは6員ヘ
    テロ環とベンゼン環と縮合した二環式ヘテロ環基;また
    はアルキル、アルコキシ、ハロゲン原子もしくは水酸基
    から選ばれる基で置換された窒素原子、酸素原子および
    硫黄原子から選ばれるヘテロ原子1〜3個を含む5員も
    しくは6員ヘテロ環とベンゼン環が縮合した二環式へテ
    ロ環基を表す。Yは単結合;直鎖もしくは分枝鎖C
    −Cアルキレン;水酸基、ハロゲン原子もしくはアミ
    ノ基で置換された直鎖もしくは分枝鎖C−Cアルキ
    レン;−CO(CH)−;−SO(CH)−を表
    す(nは0から5の整数を表す)。Rは、アリール;ア
    ルコキシ、ハロゲン原子で置換されたアルコキシ、水酸
    基、ハロゲン原子、シアノ、アミノ、モノ−もしくはジ
    −(アルキル)アミノ、ニトロ、アルキル、ハロゲン原子
    もしくは水酸基で置換されたアルキル、シクロアルキ
    ル、シクロアルキルで置換されたアルキル、メチレンジ
    オキシ、エチレンジオキシ、カルボキシ、アルコキシカ
    ルボニル、カルバモイル、アルキルカルバモイル、ジ
    (アルキル)カルバモイル、アルキルチオ、アルキルスル
    フィニル、アルキルスルホニル、スルファモイル、アル
    キルスルファモイル、ジ(アルキル)スルファモイル、ア
    リール、およびアルキル、アルコキシ、ハロゲン原子も
    しくは水酸基で置換されたアリールからなる群から選ば
    れる基の1種または2種以上で置換されたアリール;窒
    素原子、酸素原子および硫黄原子から選ばれるヘテロ原
    子1〜3個を含む単環式5員もしくは6員ヘテロ環基;
    アルキル、アルコキシ、ハロゲン原子および水酸基から
    選ばれる基で置換された窒素原子、酸素原子および硫黄
    原子から選ばれるヘテロ原子1〜3個を含む単環式5員
    もしくは6員ヘテロ環基;窒素原子、酸素原子および硫
    黄原子から選ばれるヘテロ原子1〜3個を含む5員もし
    くは6員ヘテロ環とベンゼン環が縮合した二環式へテロ
    環基;またはアルキル、アルコキシ、ハロゲン原子およ
    び水酸基から選ばれる基で置換された窒素原子、酸素原
    子および硫黄原子から選ばれるヘテロ原子1〜3個を含
    む5員もしくは6員ヘテロ環とベンゼン環が縮合した二
    環式へテロ環基を表す。Yは、直鎖もしくは分枝鎖C
    −Cアルキレン;水酸基、アルコキシ、ハロゲン原
    子、アミノ、およびアルカノイルアミノから選ばれる基
    で置換された直鎖もしくは分枝鎖C−Cアルキレ
    ン;または直鎖もしくは分枝鎖C−Cアルケニレン
    を表す。Rは水素原子;アルカノイル;アロイル;ア
    ルキル;水酸基、アルコキシ、ハロゲン原子およびアミ
    ノ基から選ばれる基で置換されたアルキル;アルキルカ
    ルバモイル;アルコキシカルボニル;アルキルアミノチ
    オカルボニル;アルキルスルホニル;アリールスルホニ
    ル;またはアルキルで置換されたのアリールスルホニル
    を表す。Rは、水素原子;アルキル;または水酸基、
    ハロゲン原子およびアミノから選ばれる基で置換された
    アルキルを表す]で表される請求項1記載の5員環化合
    物もしくはその薬学上許容される塩、またはそれらのプ
    ロドラッグを含有する医薬。
  5. 【請求項5】Xが硫黄原子である請求項1〜4のいずれ
    か記載の5員環化合物もしくはその薬学上許容される
    塩、またはそれらのプロドラッグを含有する医薬。
  6. 【請求項6】Rが水素原子である請求項1〜5のいず
    れか記載の5員環化合物もしくはその薬学上許容される
    塩、またはそれらのプロドラッグを含有する医薬。
  7. 【請求項7】Rが、置換もしくは非置換アルキル、置
    換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換の単環
    もしくは二環式ヘテロ環基、−CON(R)R、また
    は置換もしくは非置換ヘテロ環基カルボニルである請求
    項1〜6のいずれか記載の5員環化合物もしくはその薬
    学上許容される塩、またはそれらのプロドラッグを含有
    する医薬。
  8. 【請求項8】Rが、置換もしくは非置換アリールであ
    る請求項1〜6のいずれか記載の5員環化合物もしくは
    その薬学上許容される塩、またはそれらのプロドラッグ
    を含有する医薬。
  9. 【請求項9】Yが、置換もしくは非置換アルキレン、
    −CO(CH)−、−SO(CH)−、−CON
    H(CH)−、−CSNH(CH)−、または−C
    OO(CH)−である(1)〜(8)のいずれか記載の5
    員環化合物もしくはその薬学上許容される塩、またはそ
    れらのプロドラッグを含有する医薬。
  10. 【請求項10】Yが、単結合、−CO−、−SO−、
    −CONH−または−COO−である請求項1〜8のい
    ずれか記載の5員環化合物もしくはその薬学上許容され
    る塩、またはそれらのプロドラッグを含有する医薬。
  11. 【請求項11】Yが、単結合または−CO−である請求
    項1〜8のいずれか記載の5員環化合物もしくはその薬
    学上許容される塩、またはそれらのプロドラッグを含有
    する医薬。
  12. 【請求項12】Rが、置換もしくは非置換アリール、ま
    たは置換もしくは非置換単環式ヘテロ環基である請求項
    1〜11のいずれか記載の5員環化合物もしくはその薬
    学上許容される塩、またはそれらのプロドラッグを含有
    する医薬。
  13. 【請求項13】波線が(Z)配位を意味する請求項1〜12
    のいずれか記載の5員環化合物もしくはその薬学上許容
    される塩、またはそれらのプロドラッグを含有する医
    薬。
  14. 【請求項14】Yがエチレンまたはトリメチレンである
    請求項1〜13のいずれか記載の5員環化合物もしくは
    その薬学上許容される塩、またはそれらのプロドラッグ
    を含有する医薬。
  15. 【請求項15】Rが、置換もしくは非置換アルカノイ
    ル、置換もしくは非置換アルキル、置換もしくは非置換
    アルキルカルバモイル、置換もしくは非置換アルキルア
    ミノチオカルボニル、または置換もしくは非置換アルコ
    キシカルボニルである請求項1〜14のいずれか記載の
    5員環化合物もしくはその薬学上許容される塩、または
    それらのプロドラッグを含有する医薬。
  16. 【請求項16】Rが、置換もしくは非置換アルカノイ
    ル、置換もしくは非置換アルキル、または置換もしくは
    非置換アルキルカルバモイルである請求項1〜14のい
    ずれか記載の5員環化合物もしくはその薬学上許容され
    る塩、またはそれらのプロドラッグを含有する医薬。
  17. 【請求項17】Rが水素原子である請求項1〜15のい
    ずれか記載の5員環化合物もしくはその薬学上許容され
    る塩、またはそれらのプロドラッグを含有する医薬。
  18. 【請求項18】式(4): 【化4】 [環Aはベンゼン環またはピリジン環を表す。mは2ま
    たは3を表す。Yは、単結合またはカルボニルを表
    す。R17は1または2個あって、ハロゲン原子、C
    −Cアルコキシ、トリフルオロメトキシ、モルホリノ
    およびメチレンジオキシから独立して選択される。R
    18は1または2個あって、ハロゲン原子、C−C
    アルコキシ、トリフルオロメトキシおよび水酸基から独
    立して選択される。R19は、C−Cアルキル;水
    酸基、C−Cアルコキシ、モノもしくはジ(C
    アルキル)アミノ、モルホリノもしくはカルボキシ
    で置換されたC −Cアルキル;C−Cアルキル
    アミノ;または水酸基、C−Cアルコキシ、モノも
    しくはジ(C−Cアルキル)アミノ、モルホリノもし
    くはカルボキシで置換されたC−Cアルキルアミノ
    を表す]で表される請求項1記載の5員環化合物もしく
    はその薬学上許容される塩、またはそれらのプロドラッ
    グを含有する医薬。
  19. 【請求項19】Yが単結合である場合は、R19がメチ
    ルではない請求項18記載の5員環化合物もしくはその
    薬学上許容される塩、またはそれらのプロドラッグを含
    有する医薬。
  20. 【請求項20】環Aがベンゼン環であり、(i)Yが単結
    合であり、R19がC−Cアルキルアミノである
    か、または(ii)Yがカルボニルであり、R19がC
    −Cアルキルである請求項8記載の5員環化合物も
    しくはその薬学上許容される塩、またはそれらのプロド
    ラッグを含有する医薬。
  21. 【請求項21】白血球浸潤阻害剤である請求項1〜20い
    ずれか記載の医薬。
  22. 【請求項22】炎症治療剤である請求項1〜20いずれか
    記載の医薬。
  23. 【請求項23】自己免疫疾患性炎症またはアレルギー性炎
    症治療剤である請求項1〜20いずれか記載の医薬。
JP2001396157A 2001-12-27 2001-12-27 5員環化合物からなる医薬 Pending JP2003192591A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001396157A JP2003192591A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 5員環化合物からなる医薬

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001396157A JP2003192591A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 5員環化合物からなる医薬

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003192591A true JP2003192591A (ja) 2003-07-09

Family

ID=27602331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001396157A Pending JP2003192591A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 5員環化合物からなる医薬

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003192591A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005000825A1 (ja) * 2003-06-27 2005-01-06 Dainippon Sumitomo Pharma Co., Ltd. チアゾールイミン類およびオキサゾールイミン類
WO2006051704A1 (ja) * 2004-11-15 2006-05-18 Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. イミン化合物
WO2006126581A1 (ja) * 2005-04-28 2006-11-30 Dainippon Sumitomo Pharma Co., Ltd. 組合せ医薬
JP2007015999A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Sumitomo Chemical Co Ltd イミノチアゾール化合物の製造方法
WO2007132546A1 (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Dainippon Sumitomo Pharma Co., Ltd. チアゾール誘導体を有効成分とする医薬
WO2009131170A1 (ja) * 2008-04-25 2009-10-29 大日本住友製薬株式会社 5員環化合物
WO2009131171A1 (ja) * 2008-04-25 2009-10-29 大日本住友製薬株式会社 新規5員環化合物

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005000825A1 (ja) * 2003-06-27 2005-01-06 Dainippon Sumitomo Pharma Co., Ltd. チアゾールイミン類およびオキサゾールイミン類
WO2006051704A1 (ja) * 2004-11-15 2006-05-18 Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. イミン化合物
WO2006126581A1 (ja) * 2005-04-28 2006-11-30 Dainippon Sumitomo Pharma Co., Ltd. 組合せ医薬
EP1875915A4 (en) * 2005-04-28 2010-11-17 Dainippon Sumitomo Pharma Co THERAPEUTIC AGENT FOR TREATING CHRONIC OBSTRUCTIVE RESPIRATORY DISEASE
US8012971B2 (en) 2005-04-28 2011-09-06 Dainippon Sumitomo Pharma Co., Ltd. Therapeutic agent for chronic obstructive pulmonary disease
AU2006241774B2 (en) * 2005-04-28 2011-09-15 Sumitomo Dainippon Pharma Co., Ltd. Therapeutic agent for chronic obstructive pulmonary disease
JP2007015999A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Sumitomo Chemical Co Ltd イミノチアゾール化合物の製造方法
WO2007132546A1 (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Dainippon Sumitomo Pharma Co., Ltd. チアゾール誘導体を有効成分とする医薬
WO2009131170A1 (ja) * 2008-04-25 2009-10-29 大日本住友製薬株式会社 5員環化合物
WO2009131171A1 (ja) * 2008-04-25 2009-10-29 大日本住友製薬株式会社 新規5員環化合物
CN102076682A (zh) * 2008-04-25 2011-05-25 大日本住友制药株式会社 五元环化合物
CN102076672A (zh) * 2008-04-25 2011-05-25 大日本住友制药株式会社 新型五元环化合物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3785397B2 (ja) 5員環化合物
JPWO2002002542A1 (ja) 5員環化合物
JP3884290B2 (ja) Hpparアルファアクチベーターとしての置換オキサゾールおよびチアゾール誘導体
CN101675045B (zh) 作为β-淀粉样蛋白调节剂的杂芳基苯胺
AU2009209885B2 (en) Thiazole derivative and use thereof as VAP-1 inhibitor
US6218408B1 (en) Selective NPY (Y5) antagonists (bicyclics)
WO2007126043A1 (ja) チアゾール環を含むカルボン酸誘導体の医薬用途
CA2521158A1 (fr) Derives de 2-acylamino-4-phenylthiazole, leur preparation et leur application en therapeutique
JP2007511485A (ja) Pparアゴニストとしての置換ピラゾール
WO2009047240A1 (en) Indole derivatives useful as ppar activators
JP2006524687A (ja) バニロイド受容体で阻害活性を示す新規複素環アミド
JP2004517100A (ja) hPPARアルファアゴニストとしての置換オキサゾールおよびチアゾール
CA2702307C (en) (r)-4-(heteroaryl) phenylethyl derivatives and pharmaceutical compositions containing them
AU2006243328A1 (en) Urea derivatives methods for their manufacture and uses thereof
JP2003192591A (ja) 5員環化合物からなる医薬
JP6030568B2 (ja) ケモカイン受容体調節因子としての新規1,2−ビス−スルホンアミド誘導体
JP2006169257A (ja) 5員環化合物
JP2005206515A (ja) 5員環化合物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20040825

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20051026

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20080227

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20080428

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080624