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JP2003192399A - ガラスパネル吸引孔用蓋体とその蓋体の使用方法 - Google Patents

ガラスパネル吸引孔用蓋体とその蓋体の使用方法

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Publication number
JP2003192399A
JP2003192399A JP2001391997A JP2001391997A JP2003192399A JP 2003192399 A JP2003192399 A JP 2003192399A JP 2001391997 A JP2001391997 A JP 2001391997A JP 2001391997 A JP2001391997 A JP 2001391997A JP 2003192399 A JP2003192399 A JP 2003192399A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
suction hole
spacer
glass
sealing material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001391997A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Yoshizawa
英夫 吉沢
Hiroaki Kato
浩昭 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP2001391997A priority Critical patent/JP2003192399A/ja
Publication of JP2003192399A publication Critical patent/JP2003192399A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】溶融して流動性を備えたスペーサが真空ガラス
の吸引孔内に流れ込むのを規制することのできる真空ガ
ラス吸引孔用蓋体とその蓋体の使用方法。 【解決手段】間隙部V内の気体を吸引排気する吸引孔5
が設けられている真空ガラスPの吸引孔5を封止する蓋
体6で、吸引孔5内への流動物の侵入を規制する流動規
制手段9が蓋体6の周部に設けられている真空ガラス吸
引孔用蓋体と、吸引孔5周りの板ガラス1上にシール材
7とスペーサ10とを配置し、流動規制手段9の作用範
囲内に少なくともスペーサ10を位置させて上方に蓋体
6を配置し、スペーサ10により吸引用隙間11を保持
して間隙部V内の気体を吸引排気し、スペーサ10とシ
ール材7を加熱溶融してシール材7により蓋体6を板ガ
ラス1に接着させて吸引孔5を封止する吸引孔用蓋体の
使用方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の板ガラス
が、その両板ガラスの面間に間隙部を有する状態で周縁
部が密閉され、かつ、前記間隙部内の気体を吸引排気す
る吸引孔が前記板ガラスに設けられている真空ガラスに
おいて、前記吸引孔を封止するのに使用する吸引孔用蓋
体と、その蓋体を使用して真空ガラスの吸引孔を封止す
る吸引孔用蓋体の使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】真空ガラスにおける吸引孔は、真空ガラ
スの間隙部内から気体を吸引排気するのに必要不可欠で
あり、その吸引孔を封止する蓋体は、従来、平坦な板ガ
ラスで構成され、低融点ガラスなどにより真空ガラスの
板ガラス側に接着されて吸引孔を封止するように構成さ
れていた。具体的に説明すると、従来では、吸引孔周り
の板ガラス上に加熱により溶融する低融点ガラスなどの
シール材を載置し、かつ、そのシール材の上方におい
て、特殊な専用の機構を用いて板ガラスと蓋体との間に
吸引用の隙間が形成されるように蓋体を保持し、間隙部
からの気体の吸引排気が完了した時点で、溶融して流動
化したシール材上に蓋体を落下させ、そのシール材によ
り蓋体を接着して吸引孔を封止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の方法では、気体吸引用の隙間を確保するべく蓋体を
保持し、かつ、必要なときに蓋体を落下させるための機
構が複雑となり、この点に改良の余地があった。かかる
問題の解決策としては、吸引孔周りの板ガラス上に加熱
により溶融するスペーサを載置し、そのスペーサによっ
て板ガラスと蓋体との間に吸引用の隙間を確保し、加熱
によってシール材と同時にスペーサも溶融させて、スペ
ーサの溶融により蓋体をシール材上に落下させて接着す
ることが考えられる。ところが、このような方法では、
加熱により溶融して流動化したスペーサが、吸引孔内に
流れ込む可能性があり、蓋体を小さくすればするほどそ
の可能性は高く、吸引孔内にスペーサが流れ込むと、真
空ガラスの品質の低下を招き、スペーサの材質によって
は、スペーサから気化した不純物が真空ガラスの間隙部
内へ入り込んで、ガラスの表面に付着するおそれもあ
る。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に着目
したもので、その目的は、真空ガラスの吸引孔を封止す
る蓋体に改良を加えることで、たとえ蓋体を小さくして
も、溶融して流動化したスペーサが、真空ガラスの吸引
孔内に流れ込むのを規制することができ、それによっ
て、加熱により溶融するスペーサの使用を可能にし、複
雑な機構を必要とすることなく、かつ、真空ガラスの品
質低下を回避しながら、間隙部内の気体の吸引排気とシ
ール材による蓋体の接着を確実に行うことのできる真空
ガラス吸引用蓋体とその蓋体の効果的な使用方法を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔構成〕請求項1の発明
の特徴構成は、図1〜図11に例示するごとく、一対の
板ガラス1,2が、その両板ガラス1,2の面間に間隙
部Vを有する状態で周縁部が密閉され、かつ、前記間隙
部V内の気体を吸引排気する吸引孔5が前記板ガラス1
に設けられている真空ガラスPにおいて、前記吸引孔5
を封止するのに使用する吸引孔用蓋体6であって、前記
蓋体6により前記吸引孔5を封止する配置状態におい
て、その吸引孔5内への流動物の侵入を規制する流動規
制手段9が前記蓋体6の周部に設けられているところに
ある。
【0006】請求項2の発明の特徴構成は、図4、図
5、図8、図9に例示するごとく、前記流動規制手段9
が、前記蓋体6の周部に設けられた傾斜面8,15,1
7で構成されているところにある。
【0007】請求項3の発明の特徴構成は、図8に例示
するごとく、前記蓋体6が、錐形部14を備えていて、
前記流動規制手段9が、前記錐形部14の傾斜面15に
より構成されているところにある。
【0008】請求項4の発明の特徴構成は、図8に例示
するごとく、前記蓋体6の錐形部14が、円錐状の錐形
部である。
【0009】請求項5の発明の特徴構成は、図6および
図7に例示するごとく、前記流動規制手段9が、前記蓋
体6の周部に設けられた段部13で構成されているとこ
ろにある。
【0010】請求項6の発明の特徴構成は、図2、図
4、図5、図7〜図11に例示するごとく、請求項1〜
5のいずれか1項に記載の蓋体6を使用して真空ガラス
Pの板ガラス1に設けられた吸引孔5を封止する蓋体6
の使用方法であって、前記吸引孔5周りの板ガラス1上
に加熱により溶融するシール材7とスペーサ10とを配
置し、前記蓋体6の流動規制手段9による作用範囲内に
少なくとも前記スペーサ10を位置させて、そのスペー
サ10と前記シール材7の上方に前記蓋体6を配置し、
前記スペーサ10により前記板ガラス1と蓋体6との間
に吸引用隙間11を保持した状態で、前記吸引孔5から
真空ガラスPの間隙部V内の気体を吸引排気するととも
に、前記スペーサ10とシール材7を加熱溶融して前記
シール材7により前記蓋体6を板ガラス1に接着させて
吸引孔5を封止するところにある。
【0011】請求項7の発明の特徴構成は、図8〜図1
0に例示するごとく、前記シール材7とスペーサ10と
を別体に構成し、前記板ガラス1上にシール材7を載置
し、かつ、そのシール材7上に前記スペーサ10を載置
した状態で、前記スペーサ10とシール材7を加熱溶融
するところにある。
【0012】請求項8の発明の特徴構成は、図2、図
5、図7に例示するごとく、前記シール材7とスペーサ
10とを別体に構成し、前記板ガラス1上にスペーサ1
0を載置し、かつ、そのスペーサ10より前記吸引孔5
側で、かつ、前記流動規制手段9の作用範囲外における
前記板ガラス1上に前記シール材7を配置した状態で、
前記スペーサ10とシール材7を加熱溶融するところに
ある。
【0013】なお、上述のように、図面との対照を便利
にするために符号を記したが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【0014】〔作用および効果〕請求項1の発明の特徴
構成によれば、真空ガラスの吸引孔を封止するのに使用
する吸引孔用蓋体であって、蓋体により吸引孔を封止す
る配置状態において、その吸引孔内への流動物の侵入を
規制する流動規制手段が前記蓋体の周部に設けられてい
るので、例えば、上述したようなスペーサを使用して吸
引孔を有する板ガラスと蓋体との間に吸引用の隙間を確
保し、真空ガラスの間隙部内から気体を吸引排気した
後、そのスペーサを加熱により溶融させても、溶融して
流動化したスペーサは、蓋体周部に設けられた流動規制
手段によって吸引孔内への侵入が規制される。したがっ
て、従来のように複雑な蓋体保持用の機構を必要とせ
ず、たとえ小さな蓋体を使用し、かつ、加熱により溶融
するスペーサを使用して板ガラスと蓋体との間に吸引用
隙間を確保しても、流動化したスペーサが吸引孔内に侵
入して真空ガラスの品質低下を招いたり、間隙部内への
不純物の侵入を招くことはなく、間隙部内の気体の吸引
排気とシール材による蓋体の接着とを確実に行うことが
できる。
【0015】請求項2の発明の特徴構成によれば、流動
規制手段が、蓋体の周部に設けられた傾斜面で構成され
ているので、蓋体の周部に傾斜面を設けるだけの非常に
簡単な構成で、加熱により流動化したスペーサの吸引孔
内への侵入を規制することができる。
【0016】請求項3の発明の特徴構成によれば、蓋体
が、錐形部を備えていて、流動規制手段が、その錐形部
の傾斜面により構成されているので、錐形部の傾斜面に
より流動化したスペーサの吸引孔内への侵入を規制でき
るのに加えて、吸引孔の形状を蓋体錐形部の形状に対応
させることにより、蓋体の吸引孔側への移動に伴って、
蓋体の中心が吸引孔の中心に自動的に一致されるセンタ
リング機能をも具備することになり、蓋体による吸引孔
の封止がより確実なものとなる。
【0017】請求項4の発明の特徴構成によれば、蓋体
の錐形部が、円錐状の錐形部であるから、例えば、蓋体
の錐形部を角錐状にする場合と比較して、蓋体の製作と
それに対応する吸引孔の穿設が容易となり、かつ、上述
したセンタリング機能も一層確実なものとなる。
【0018】請求項5の発明の特徴構成によれば、流動
規制手段が、蓋体の周部に設けられた段部で構成されて
いるので、蓋体の周部に段部を設けるだけの非常に簡単
な構成で、加熱により流動化したスペーサの吸引孔内へ
の侵入を規制することができる。
【0019】請求項6の発明の特徴構成によれば、請求
項1〜5のいずれか1項に記載の蓋体を使用して真空ガ
ラスの板ガラスに設けられた吸引孔を封止する蓋体の使
用方法であって、吸引孔周りの板ガラス上に加熱により
溶融するシール材とスペーサとを載置し、蓋体の流動規
制手段による作用範囲内に少なくともスペーサを位置さ
せて、そのスペーサとシール材の上方に前記蓋体を載置
し、スペーサにより板ガラスと蓋体との間に吸引用隙間
を保持した状態で、吸引孔から真空ガラスの間隙部内の
気体を吸引排気するので、従来のように複雑な蓋体保持
用の機構を必要とせずに、加熱により溶融するスペーサ
を使用して板ガラスと蓋体との間に吸引用隙間を確保し
て、確実に間隙部内の気体を吸引排気することができ
る。そして、スペーサとシール材を加熱溶融してシール
材により蓋体を板ガラスに接着させるのであるが、少な
くともスペーサは流動規制手段の作用範囲内に位置され
ているので、溶融して流動化したスペーサの吸引孔内へ
の侵入は規制され、シール材による蓋体の接着により吸
引孔を確実に封止することができる。
【0020】請求項7の発明の特徴構成によれば、シー
ル材とスペーサとを別体に構成し、板ガラス上にシール
材を載置し、かつ、そのシール材上にスペーサを載置し
た状態で、スペーサとシール材を加熱溶融するので、溶
融により流動化したスペーサは、そのスペーサの溶融に
伴って下方へ移動する蓋体の流動規制手段により吸引孔
内への侵入が規制され、同じように溶融されて流動化し
たシール材により蓋体を板ガラスに接着させて吸引孔を
封止することができる。
【0021】請求項8の発明の特徴構成によれば、シー
ル材とスペーサとを別体に構成し、板ガラス上にスペー
サを載置し、かつ、そのスペーサより吸引孔側で、か
つ、流動規制手段の作用範囲外における前記板ガラス上
にシール材を載置した状態で、スペーサとシール材を加
熱溶融するので、溶融により流動化したスペーサが、蓋
体の流動規制手段による作用範囲内に位置して吸引孔内
への侵入が規制されるのに対し、溶融により流動化した
シール材は、その内側の流動規制手段による作用範囲外
に位置して蓋体を板ガラスに接着させることになり、板
ガラスに対する蓋体の接着がより確実となって吸引孔を
一層確実に封止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明による真空ガラスの吸引孔
用蓋体とその蓋体の使用方法につき、その実施の形態を
図面に基づいて説明する。真空ガラスPは、図1に示す
ように、一対の板ガラス1,2において、両板ガラス
1,2の面が、その間に多数のスペーサ3を介在させ、
それによって、両板ガラス1,2の面間に間隙部Vを有
する状態で互いに対向するように配置され、両板ガラス
1,2の周縁部が、両板ガラス1,2よりも融点が低
く、かつ、気体透過度の低い低融点ガラスからなる接合
用シール材4で接合され、両板ガラス1,2の間隙部V
が、減圧状態で密閉されて構成されている。
【0023】両板ガラス1,2には、その厚みが2.6
5〜3.2mm程度の透明なフロート板ガラスが使用さ
れ、両板ガラス1,2の間隙部Vが、1.33Pa
(1.0×10-2Torr)以下に減圧されている。そ
の間隙部Vの減圧については、後に詳しく説明するが、
間隙部V内の気体を吸引排気して減圧するため、一方の
板ガラス1には、図2〜図4に詳しく示すように、断面
が円形の吸引孔5が穿設されている。この吸引孔5は、
円柱形状のゲッターGを収納するゲッター収納空間を兼
用するもので、吸引孔5内にはゲッターGが収納され、
その吸引孔5が、透明なフロート板ガラスからなる円形
の蓋体6により封止されていて、その蓋体6は、接合用
シール材4を構成する低融点ガラスよりも融点が高く
て、蓋体6や板ガラス1よりも融点の低い低融点ガラス
からなる蓋体用シール材7によって板ガラス1に接着固
定されている。
【0024】吸引孔5を封止する蓋体6は、例えば、吸
引孔5の直径が12mmで、直径10mmのゲッターG
を収納する場合であれば、20mm程度の直径を有する
大きさで、図5に拡大して示すように、その下方の周部
には、上方ほど外側に位置し下方ほど内側に位置する傾
斜面8が設けられ、その傾斜面8が、後述するように、
蓋体6により吸引孔5を封止する配置状態において、吸
引孔5内への流動物の侵入を規制する流動規制手段9と
して機能するように構成されている。なお、スペーサ3
は、形状として円柱状が好ましく、両板ガラス1,2に
作用する大気圧に耐え得るように、圧縮強度が4.9×
108 Pa(5×103 kgf/cm2 )以上の材料、
例えば、ステンレス鋼(SUS304)やインコネル7
18などにより形成され、円柱状の場合であれば、直径
が0.3〜1.0mm程度、高さが0.15〜1.0m
m程度に設定され、各スペーサ3の間の間隔は、20m
m程度に設定されている。
【0025】つぎに、この真空ガラスPを製造する工程
などについて説明する。まず、一対の板ガラス1,2の
うち、吸引孔5の穿設されていない方の板ガラス2をほ
ぼ水平に支持して、その周縁部の上面にペースト状の低
融点ガラスからなる接合用シール材4を塗布し、かつ、
多数のスペーサ3を所定の間隔で配設して、その上方か
ら他方の板ガラス1を載置する。その際、下方に位置す
る板ガラス2の面積を多少大きくし、その周縁部が上方
の板ガラス1周縁部から若干突出するように構成する
と、接合用シール材4の塗布などに好都合である。そし
て、両板ガラス1,2をほぼ水平にして図外の加熱炉内
に収納し、焼成により接合用シール材4を溶融させ、溶
融状態にある接合用シール材4によって両板ガラス1,
2の周縁部を接合して間隙部Vを密閉する接合処理を実
行する。
【0026】その後、板ガラス1の吸引孔5内にゲッタ
ーGを挿入し、図4に示すように、その板ガラス1の吸
引孔5の周りに加熱により溶融する材料、例えば、金属
製の温度ヒューズよりなる円柱状のスペーサ10を複数
個載置して、図5の(イ)に示すように、そのスペーサ
10上に蓋体6を載置する。この蓋体6の下面のうち、
傾斜面8よりも内側には、フリットと称するガラス粉末
に有機物を加えてペースト状にした低融点ガラスからな
る蓋体用シール材7が、スクリーン印刷などによって予
め円環状に接着されていて、蓋体6をスペーサ10上に
載置すると、蓋体6周部の傾斜面8が、複数個のスペー
サ10上に接当して載置され、その内側に蓋体用シール
材7が位置するとともに、蓋体用シール材7の下面と板
ガラス1の上面との間に、吸引用隙間11が確保される
ように設定されている。
【0027】このように蓋体6により吸引孔5を封止す
る配置状態に設置した上で、蓋体6の上に石英ガラスか
らなるウエイト12を載置し、さらに、図2に示すよう
に、その上方から吸引封止装置20を被せる。この吸引
封止装置20は、上面が透明な石英ガラス21で閉鎖さ
れた円筒状の吸引カップ22を備え、その吸引カップ2
2には、吸引カップ22の内部空間に連通するフレキシ
ブルパイプ23が連通され、吸引カップ22の下面に
は、板ガラス1上面との間を密閉するOリング24が設
けられ、吸引カップ22の石英ガラス21外側上面に
は、ランプやレーザー発生器などからなる加熱源25が
配設されている。
【0028】このような吸引封止装置20を板ガラス1
に被せた状態で、間隙部Vを徐々に加熱しながら、フレ
キシブルパイプ23に接続した図外のロータリーポンプ
やターボ分子ポンプによる吸引で吸引カップ22内を減
圧し、間隙部V内の気体を吸引孔5を介して吸引排気す
るベーキング処理を実行し、さらに、間隙部V内を1.
33Pa以下にまで減圧する。その減圧中に、加熱源2
5により蓋体用シール材7とスペーサ10を局部的に加
熱して溶融させ、蓋体8を板ガラス1に接着するのであ
り、間隙部V内が所定の圧力に減圧される頃に、ゲッタ
ーGも加熱されて活性化され、ベーキング処理の吸引排
気によって吸引されなかった水分、CO、CO2
2 、H2 、O2 などのガス、つまり、酸化ガス、硫化
ガス、炭化ガス、有機ガスなどの各種のガスが吸着され
て除去される。
【0029】その際、スペーサ10は、金属製の温度ヒ
ューズで、しかも、複数個に分割されているため、溶融
することによって流動化し、かつ、図5の(ロ)に示す
ように、表面張力で水玉状になろうとする。その水玉状
のスペーサ10は、蓋体6の傾斜面8の下方、つまり、
傾斜面8の作用範囲内に位置するので、図5の(ハ)に
示すように、ウエイト12の重みで下方へ移動しようと
する傾斜面8によって強制的に外側へ排出され、吸引孔
5内への侵入が阻止される。そして、そのスペーサ10
よりも内側、つまり、傾斜面8の作用範囲外において蓋
体用シール材7が溶融し、その溶融した蓋体用シール材
7によって、蓋体6が板ガラス1に接着されて、最終的
に、図3に示すように、吸引孔5を封止することにな
る。
【0030】〔別実施形態〕つぎに、別の実施形態につ
いて説明するが、重複説明を避けるため、先の実施形態
で説明したのと同じ部品や同じ作用を有する部品につい
ては、同じ符号を付すことでその説明を省略し、主とし
て先の実施形態と異なる構成についてのみ説明する。
【0031】(1)先の実施形態では、蓋体6の下方周
部に傾斜面8を設けて、その傾斜面8が、吸引孔5内へ
の流動物の侵入を規制する流動規制手段9として機能す
るように構成した例を示したが、この流動規制手段9に
関しては、種々の具体的構成を採用することができる。
例えば、図6および図7に示すように、円形の蓋体6の
下方周部に中心側ほど下方に位置する段部13を設け
て、その段部13により流動規制手段9を構成し、段部
13の下方に複数個のスペーサ10を位置させるととも
に、スペーサ10の内側に蓋体用シール材7を位置させ
て実施することもできる。
【0032】また、図8に示すように、蓋体6の下部に
円錐状の錐形部14を一体的に設け、その円錐状の錐形
部14における傾斜面15の一部が、流動規制手段9と
して機能するように構成することもできる。この別の実
施形態によれば、蓋体6の下部が円錐状であるため、蓋
体用シール材7とスペーサ10の溶融に伴って、傾斜面
15の一部が流動規制手段9として機能するのに加え
て、蓋体6の中心と吸引孔5の中心が自動的に一致する
センタリング機能をも具備することになる。さらに、こ
の図8に示した実施形態の変形として、図9に示すよう
に、蓋体6の下部を部分球形部16として、その部分球
状の傾斜面17の一部が流動規制手段9として機能する
ように構成することもでき、また、蓋体6の下部を角錐
状にし、かつ、吸引孔もそれに対応する角形の吸引孔に
して実施することもできる。
【0033】そして、これら図8と図9に示す実施形態
では、蓋体用シール材7が蓋体6の下面に接着されてお
らず、しかも、流動規制手段9の作用範囲内に位置され
ている。すなわち、図10に示すように、板ガラス1の
上に環状の蓋体用シール材7が載置され、その上に複数
個のスペーサ10が載置され、さらに、その上に、図8
や図9に示した蓋体6が載置されている。この場合に
は、スペーサ10のみならず、蓋体用シール材7も流動
規制手段9を構成する錐形部14や部分球形部16の傾
斜面15,17の下方、つまり、流動規制手段9の作用
範囲内に位置することになる。そして、スペーサ10の
溶融により蓋体6が下方へ移動するのに伴って、スペー
サ10が傾斜面15,17により強制的に外方へ排出さ
れることになり、このように構成する場合には、スペー
サ10をロストワックス、つまり、加熱により溶融して
ガス化する材料で形成するのが好ましい。
【0034】(2)これまでの実施形態では、蓋体用シ
ール材7とスペーサ10とを別体に構成した例を示した
が、図11に示すように、低融点ガラスからなる蓋体用
シール材7から一体的に複数の突起7aを突設し、各突
起7aの間に吸引用隙間11が確保されるようにして、
それら複数の突起7aによってスペーサ10を構成する
こともできる。すなわち、蓋体用シール材7とスペーサ
10とを同じ材料で一体化することも可能であり、この
場合には、溶融して流動化した蓋体用シール材7とスペ
ーサ10が、吸引孔5内への侵入を阻止された状態で、
板ガラス1に対して蓋体6を接着することになる。
【0035】(3)これまでの実施形態では、真空ガラ
スPを一対のフロート板ガラス1,2により構成した例
を示したが、真空ガラスPの用途や目的に応じて、例え
ば、型板ガラス、表面処理により光り拡散機能を備えた
すりガラス、網入りガラス、線入板ガラス、強化ガラ
ス、倍強化ガラス、低反射ガラス、高透過板ガラス、セ
ラミック印刷ガラス、熱線や紫外線吸収機能を備えた特
殊ガラス、あるいは、それらの組み合わせなど、種々の
ガラスを適宜選択して実施することができる。また、ガ
ラスの組成についても、ソーダ珪酸ガラス、ソーダ石灰
ガラス、ほう珪酸ガラス、アルミノ珪酸ガラス、各種結
晶化ガラスなどを使用することができ、その板ガラス
1,2の厚みについても、適宜選択自由である。以上の
ことは蓋体6にも該当することであるが、蓋体6に関し
ては、特にガラスに限るものではなく、例えば、金属や
セラミックスなどのような各種の材料から形成すること
も可能である。また、その蓋体6により封止する吸引孔
5内にゲッターGを収納した例を示したが、真空ガラス
Pの間隙部Vにおける減圧の程度によってはゲッターG
が不要な場合もあるので、ゲッターGに関しては必要不
可欠ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】真空ガラスの一部切欠き斜視図
【図2】製造工程における真空ガラスと吸引封止装置の
断面図
【図3】真空ガラスの要部の断面図
【図4】製造工程における真空ガラスの要部の斜視図
【図5】蓋体の作用を示す要部の断面図
【図6】別の実施形態による蓋体の斜視図
【図7】別の実施形態による蓋体の作用を示す要部の断
面図
【図8】別の実施形態による蓋体の作用を示す要部の断
面図
【図9】別の実施形態による蓋体の作用を示す要部の断
面図
【図10】別の実施形態によるスペーサの配置を示す斜
視図
【図11】別の実施形態によるスペーサの斜視図
【符号の説明】
1,2 一対の板ガラス 5 吸引孔 6 蓋体 7 シール材 8 蓋体の傾斜面 9 流動規制手段 10 スペーサ 11 吸引用隙間 13 蓋体の段部 14 円錐状の錐形部 15 錐形部の傾斜面 P 真空ガラス V 間隙部
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【手続補正書】
【提出日】平成15年2月24日(2003.2.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ガラスパネル吸引孔用蓋体とその蓋
体の使用方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の板ガラス
が、その両板ガラスの面間に間隙部を有する状態で周縁
部が密閉され、かつ、前記間隙部内の気体を吸引排気す
る吸引孔が前記板ガラスに設けられているガラスパネル
において、前記吸引孔を封止するのに使用する吸引孔用
蓋体と、その蓋体を使用してガラスパネルの吸引孔を封
止する吸引孔用蓋体の使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラスパネルにおける吸引孔は、ガラス
パネルの間隙部内から気体を吸引排気するのに必要不可
欠であり、その吸引孔を封止する蓋体は、従来、平坦な
板ガラスで構成され、低融点ガラスなどによりガラスパ
ネルの板ガラス側に接着されて吸引孔を封止するように
構成されていた。具体的に説明すると、従来では、吸引
孔周りの板ガラス上に加熱により溶融する低融点ガラス
などのシール材を載置し、かつ、そのシール材の上方に
おいて、特殊な専用の機構を用いて板ガラスと蓋体との
間に吸引用の隙間が形成されるように蓋体を保持し、間
隙部からの気体の吸引排気が完了した時点で、溶融して
流動化したシール材上に蓋体を落下させ、そのシール材
により蓋体を接着して吸引孔を封止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の方法では、気体吸引用の隙間を確保するべく蓋体を
保持し、かつ、必要なときに蓋体を落下させるための機
構が複雑となり、この点に改良の余地があった。かかる
問題の解決策としては、吸引孔周りの板ガラス上に加熱
により溶融するスペーサを載置し、そのスペーサによっ
て板ガラスと蓋体との間に吸引用の隙間を確保し、加熱
によってシール材と同時にスペーサも溶融させて、スペ
ーサの溶融により蓋体をシール材上に落下させて接着す
ることが考えられる。ところが、このような方法では、
加熱により溶融して流動化したスペーサが、吸引孔内に
流れ込む可能性があり、蓋体を小さくすればするほどそ
の可能性は高く、吸引孔内にスペーサが流れ込むと、
ラスパネルの品質の低下を招き、スペーサの材質によっ
ては、スペーサから気化した不純物がガラスパネルの間
隙部内へ入り込んで、ガラスの表面に付着するおそれも
ある。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に着目
したもので、その目的は、ガラスパネルの吸引孔を封止
する蓋体に改良を加えることで、たとえ蓋体を小さくし
ても、溶融して流動化したスペーサが、ガラスパネル
吸引孔内に流れ込むのを規制することができ、それによ
って、加熱により溶融するスペーサの使用を可能にし、
複雑な機構を必要とすることなく、かつ、ガラスパネル
の品質低下を回避しながら、間隙部内の気体の吸引排気
とシール材による蓋体の接着を確実に行うことのできる
ガラスパネル吸引用蓋体とその蓋体の効果的な使用方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔構成〕請求項1の発明
の特徴構成は、図1〜図11に例示するごとく、一対の
板ガラス1,2が、その両板ガラス1,2の面間に間隙
部Vを有する状態で周縁部が密閉され、かつ、前記間隙
部V内の気体を吸引排気する吸引孔5が前記板ガラス1
に設けられているガラスパネルPにおいて、前記吸引孔
5を封止するのに使用する吸引孔用蓋体6であって、前
記蓋体6により前記吸引孔5を封止する配置状態におい
て、その吸引孔5内への流動物の侵入を規制する流動規
制手段9が前記蓋体6の周部に設けられているところに
ある。
【0006】請求項2の発明の特徴構成は、図4、図
5、図8、図9に例示するごとく、前記流動規制手段9
が、前記蓋体6の周部に設けられた傾斜面8,15,1
7で構成されているところにある。
【0007】請求項3の発明の特徴構成は、図8に例示
するごとく、前記蓋体6が、錐形部14を備えていて、
前記流動規制手段9が、前記錐形部14の傾斜面15に
より構成されているところにある。
【0008】請求項4の発明の特徴構成は、図8に例示
するごとく、前記蓋体6の錐形部14が、円錐状の錐形
部である。
【0009】請求項5の発明の特徴構成は、図6および
図7に例示するごとく、前記流動規制手段9が、前記蓋
体6の周部に設けられた段部13で構成されているとこ
ろにある。
【0010】請求項6の発明の特徴構成は、図2、図
4、図5、図7〜図11に例示するごとく、請求項1〜
5のいずれか1項に記載の蓋体6を使用してガラスパネ
Pの板ガラス1に設けられた吸引孔5を封止する蓋体
6の使用方法であって、前記吸引孔5周りの板ガラス1
上に加熱により溶融するシール材7とスペーサ10とを
配置し、前記蓋体6の流動規制手段9による作用範囲内
に少なくとも前記スペーサ10を位置させて、そのスペ
ーサ10と前記シール材7の上方に前記蓋体6を配置
し、前記スペーサ10により前記板ガラス1と蓋体6と
の間に吸引用隙間11を保持した状態で、前記吸引孔5
からガラスパネルPの間隙部V内の気体を吸引排気する
とともに、前記スペーサ10とシール材7を加熱溶融し
て前記シール材7により前記蓋体6を板ガラス1に接着
させて吸引孔5を封止するところにある。
【0011】請求項7の発明の特徴構成は、図8〜図1
0に例示するごとく、前記シール材7とスペーサ10と
を別体に構成し、前記板ガラス1上にシール材7を載置
し、かつ、そのシール材7上に前記スペーサ10を載置
した状態で、前記スペーサ10とシール材7を加熱溶融
するところにある。
【0012】請求項8の発明の特徴構成は、図2、図
5、図7に例示するごとく、前記シール材7とスペーサ
10とを別体に構成し、前記板ガラス1上にスペーサ1
0を載置し、かつ、そのスペーサ10より前記吸引孔5
側で、かつ、前記流動規制手段9の作用範囲外における
前記板ガラス1上に前記シール材7を配置した状態で、
前記スペーサ10とシール材7を加熱溶融するところに
ある。
【0013】なお、上述のように、図面との対照を便利
にするために符号を記したが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【0014】〔作用および効果〕請求項1の発明の特徴
構成によれば、ガラスパネルの吸引孔を封止するのに使
用する吸引孔用蓋体であって、蓋体により吸引孔を封止
する配置状態において、その吸引孔内への流動物の侵入
を規制する流動規制手段が前記蓋体の周部に設けられて
いるので、例えば、上述したようなスペーサを使用して
吸引孔を有する板ガラスと蓋体との間に吸引用の隙間を
確保し、ガラスパネルの間隙部内から気体を吸引排気し
た後、そのスペーサを加熱により溶融させても、溶融し
て流動化したスペーサは、蓋体周部に設けられた流動規
制手段によって吸引孔内への侵入が規制される。したが
って、従来のように複雑な蓋体保持用の機構を必要とせ
ず、たとえ小さな蓋体を使用し、かつ、加熱により溶融
するスペーサを使用して板ガラスと蓋体との間に吸引用
隙間を確保しても、流動化したスペーサが吸引孔内に侵
入してガラスパネルの品質低下を招いたり、間隙部内へ
の不純物の侵入を招くことはなく、間隙部内の気体の吸
引排気とシール材による蓋体の接着とを確実に行うこと
ができる。
【0015】請求項2の発明の特徴構成によれば、流動
規制手段が、蓋体の周部に設けられた傾斜面で構成され
ているので、蓋体の周部に傾斜面を設けるだけの非常に
簡単な構成で、加熱により流動化したスペーサの吸引孔
内への侵入を規制することができる。
【0016】請求項3の発明の特徴構成によれば、蓋体
が、錐形部を備えていて、流動規制手段が、その錐形部
の傾斜面により構成されているので、錐形部の傾斜面に
より流動化したスペーサの吸引孔内への侵入を規制でき
るのに加えて、吸引孔の形状を蓋体錐形部の形状に対応
させることにより、蓋体の吸引孔側への移動に伴って、
蓋体の中心が吸引孔の中心に自動的に一致されるセンタ
リング機能をも具備することになり、蓋体による吸引孔
の封止がより確実なものとなる。
【0017】請求項4の発明の特徴構成によれば、蓋体
の錐形部が、円錐状の錐形部であるから、例えば、蓋体
の錐形部を角錐状にする場合と比較して、蓋体の製作と
それに対応する吸引孔の穿設が容易となり、かつ、上述
したセンタリング機能も一層確実なものとなる。
【0018】請求項5の発明の特徴構成によれば、流動
規制手段が、蓋体の周部に設けられた段部で構成されて
いるので、蓋体の周部に段部を設けるだけの非常に簡単
な構成で、加熱により流動化したスペーサの吸引孔内へ
の侵入を規制することができる。
【0019】請求項6の発明の特徴構成によれば、請求
項1〜5のいずれか1項に記載の蓋体を使用してガラス
パネルの板ガラスに設けられた吸引孔を封止する蓋体の
使用方法であって、吸引孔周りの板ガラス上に加熱によ
り溶融するシール材とスペーサとを載置し、蓋体の流動
規制手段による作用範囲内に少なくともスペーサを位置
させて、そのスペーサとシール材の上方に前記蓋体を載
置し、スペーサにより板ガラスと蓋体との間に吸引用隙
間を保持した状態で、吸引孔からガラスパネルの間隙部
内の気体を吸引排気するので、従来のように複雑な蓋体
保持用の機構を必要とせずに、加熱により溶融するスペ
ーサを使用して板ガラスと蓋体との間に吸引用隙間を確
保して、確実に間隙部内の気体を吸引排気することがで
きる。そして、スペーサとシール材を加熱溶融してシー
ル材により蓋体を板ガラスに接着させるのであるが、少
なくともスペーサは流動規制手段の作用範囲内に位置さ
れているので、溶融して流動化したスペーサの吸引孔内
への侵入は規制され、シール材による蓋体の接着により
吸引孔を確実に封止することができる。
【0020】請求項7の発明の特徴構成によれば、シー
ル材とスペーサとを別体に構成し、板ガラス上にシール
材を載置し、かつ、そのシール材上にスペーサを載置し
た状態で、スペーサとシール材を加熱溶融するので、溶
融により流動化したスペーサは、そのスペーサの溶融に
伴って下方へ移動する蓋体の流動規制手段により吸引孔
内への侵入が規制され、同じように溶融されて流動化し
たシール材により蓋体を板ガラスに接着させて吸引孔を
封止することができる。
【0021】請求項8の発明の特徴構成によれば、シー
ル材とスペーサとを別体に構成し、板ガラス上にスペー
サを載置し、かつ、そのスペーサより吸引孔側で、か
つ、流動規制手段の作用範囲外における前記板ガラス上
にシール材を載置した状態で、スペーサとシール材を加
熱溶融するので、溶融により流動化したスペーサが、蓋
体の流動規制手段による作用範囲内に位置して吸引孔内
への侵入が規制されるのに対し、溶融により流動化した
シール材は、その内側の流動規制手段による作用範囲外
に位置して蓋体を板ガラスに接着させることになり、板
ガラスに対する蓋体の接着がより確実となって吸引孔を
一層確実に封止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明によるガラスパネルの吸引
孔用蓋体とその蓋体の使用方法につき、その実施の形態
を図面に基づいて説明する。ガラスパネルとしての真空
ガラスPは、図1に示すように、一対の板ガラス1,2
において、両板ガラス1,2の面が、その間に多数のス
ペーサ3を介在させ、それによって、両板ガラス1,2
の面間に間隙部Vを有する状態で互いに対向するように
配置され、両板ガラス1,2の周縁部が、両板ガラス
1,2よりも融点が低く、かつ、気体透過度の低い低融
点ガラスからなる接合用シール材4で接合され、両板ガ
ラス1,2の間隙部Vが、減圧状態で密閉されて構成さ
れている。
【0023】両板ガラス1,2には、その厚みが2.6
5〜3.2mm程度の透明なフロート板ガラスが使用さ
れ、両板ガラス1,2の間隙部Vが、1.33Pa
(1.0×10-2Torr)以下に減圧されている。そ
の間隙部Vの減圧については、後に詳しく説明するが、
間隙部V内の気体を吸引排気して減圧するため、一方の
板ガラス1には、図2〜図4に詳しく示すように、断面
が円形の吸引孔5が穿設されている。この吸引孔5は、
円柱形状のゲッターGを収納するゲッター収納空間を兼
用するもので、吸引孔5内にはゲッターGが収納され、
その吸引孔5が、透明なフロート板ガラスからなる円形
の蓋体6により封止されていて、その蓋体6は、接合用
シール材4を構成する低融点ガラスよりも融点が高く
て、蓋体6や板ガラス1よりも融点の低い低融点ガラス
からなる蓋体用シール材7によって板ガラス1に接着固
定されている。
【0024】吸引孔5を封止する蓋体6は、例えば、吸
引孔5の直径が12mmで、直径10mmのゲッターG
を収納する場合であれば、20mm程度の直径を有する
大きさで、図5に拡大して示すように、その下方の周部
には、上方ほど外側に位置し下方ほど内側に位置する傾
斜面8が設けられ、その傾斜面8が、後述するように、
蓋体6により吸引孔5を封止する配置状態において、吸
引孔5内への流動物の侵入を規制する流動規制手段9と
して機能するように構成されている。なお、スペーサ3
は、形状として円柱状が好ましく、両板ガラス1,2に
作用する大気圧に耐え得るように、圧縮強度が4.9×
108Pa(5×103kgf/cm2)以上の材料、例
えば、ステンレス鋼(SUS304)やインコネル71
8などにより形成され、円柱状の場合であれば、直径が
0.3〜1.0mm程度、高さが0.15〜1.0mm
程度に設定され、各スペーサ3の間の間隔は、20mm
程度に設定されている。
【0025】つぎに、この真空ガラスPを製造する工程
などについて説明する。まず、一対の板ガラス1,2の
うち、吸引孔5の穿設されていない方の板ガラス2をほ
ぼ水平に支持して、その周縁部の上面にペースト状の低
融点ガラスからなる接合用シール材4を塗布し、かつ、
多数のスペーサ3を所定の間隔で配設して、その上方か
ら他方の板ガラス1を載置する。その際、下方に位置す
る板ガラス2の面積を多少大きくし、その周縁部が上方
の板ガラス1周縁部から若干突出するように構成する
と、接合用シール材4の塗布などに好都合である。そし
て、両板ガラス1,2をほぼ水平にして図外の加熱炉内
に収納し、焼成により接合用シール材4を溶融させ、溶
融状態にある接合用シール材4によって両板ガラス1,
2の周縁部を接合して間隙部Vを密閉する接合処理を実
行する。
【0026】その後、板ガラス1の吸引孔5内にゲッタ
ーGを挿入し、図4に示すように、その板ガラス1の吸
引孔5の周りに加熱により溶融する材料、例えば、金属
製の温度ヒューズよりなる円柱状のスペーサ10を複数
個載置して、図5の(イ)に示すように、そのスペーサ
10上に蓋体6を載置する。この蓋体6の下面のうち、
傾斜面8よりも内側には、フリットと称するガラス粉末
に有機物を加えてペースト状にした低融点ガラスからな
る蓋体用シール材7が、スクリーン印刷などによって予
め円環状に接着されていて、蓋体6をスペーサ10上に
載置すると、蓋体6周部の傾斜面8が、複数個のスペー
サ10上に接当して載置され、その内側に蓋体用シール
材7が位置するとともに、蓋体用シール材7の下面と板
ガラス1の上面との間に、吸引用隙間11が確保される
ように設定されている。
【0027】このように蓋体6により吸引孔5を封止す
る配置状態に設置した上で、蓋体6の上に石英ガラスか
らなるウエイト12を載置し、さらに、図2に示すよう
に、その上方から吸引封止装置20を被せる。この吸引
封止装置20は、上面が透明な石英ガラス21で閉鎖さ
れた円筒状の吸引カップ22を備え、その吸引カップ2
2には、吸引カップ22の内部空間に連通するフレキシ
ブルパイプ23が連通され、吸引カップ22の下面に
は、板ガラス1上面との間を密閉するOリング24が設
けられ、吸引カップ22の石英ガラス21外側上面に
は、ランプやレーザー発生器などからなる加熱源25が
配設されている。
【0028】このような吸引封止装置20を板ガラス1
に被せた状態で、間隙部Vを徐々に加熱しながら、フレ
キシブルパイプ23に接続した図外のロータリーポンプ
やターボ分子ポンプによる吸引で吸引カップ22内を減
圧し、間隙部V内の気体を吸引孔5を介して吸引排気す
るベーキング処理を実行し、さらに、間隙部V内を1.
33Pa以下にまで減圧する。その減圧中に、加熱源2
5により蓋体用シール材7とスペーサ10を局部的に加
熱して溶融させ、蓋体8を板ガラス1に接着するのであ
り、間隙部V内が所定の圧力に減圧される頃に、ゲッタ
ーGも加熱されて活性化され、ベーキング処理の吸引排
気によって吸引されなかった水分、CO、CO2、N2
2、O2などのガス、つまり、酸化ガス、硫化ガス、炭
化ガス、有機ガスなどの各種のガスが吸着されて除去さ
れる。
【0029】その際、スペーサ10は、金属製の温度ヒ
ューズで、しかも、複数個に分割されているため、溶融
することによって流動化し、かつ、図5の(ロ)に示す
ように、表面張力で水玉状になろうとする。その水玉状
のスペーサ10は、蓋体6の傾斜面8の下方、つまり、
傾斜面8の作用範囲内に位置するので、図5の(ハ)に
示すように、ウエイト12の重みで下方へ移動しようと
する傾斜面8によって強制的に外側へ排出され、吸引孔
5内への侵入が阻止される。そして、そのスペーサ10
よりも内側、つまり、傾斜面8の作用範囲外において蓋
体用シール材7が溶融し、その溶融した蓋体用シール材
7によって、蓋体6が板ガラス1に接着されて、最終的
に、図3に示すように、吸引孔5を封止することにな
る。
【0030】〔別実施形態〕つぎに、別の実施形態につ
いて説明するが、重複説明を避けるため、先の実施形態
で説明したのと同じ部品や同じ作用を有する部品につい
ては、同じ符号を付すことでその説明を省略し、主とし
て先の実施形態と異なる構成についてのみ説明する。
【0031】(1)先の実施形態では、蓋体6の下方周
部に傾斜面8を設けて、その傾斜面8が、吸引孔5内へ
の流動物の侵入を規制する流動規制手段9として機能す
るように構成した例を示したが、この流動規制手段9に
関しては、種々の具体的構成を採用することができる。
例えば、図6および図7に示すように、円形の蓋体6の
下方周部に中心側ほど下方に位置する段部13を設け
て、その段部13により流動規制手段9を構成し、段部
13の下方に複数個のスペーサ10を位置させるととも
に、スペーサ10の内側に蓋体用シール材7を位置させ
て実施することもできる。
【0032】また、図8に示すように、蓋体6の下部に
円錐状の錐形部14を一体的に設け、その円錐状の錐形
部14における傾斜面15の一部が、流動規制手段9と
して機能するように構成することもできる。この別の実
施形態によれば、蓋体6の下部が円錐状であるため、蓋
体用シール材7とスペーサ10の溶融に伴って、傾斜面
15の一部が流動規制手段9として機能するのに加え
て、蓋体6の中心と吸引孔5の中心が自動的に一致する
センタリング機能をも具備することになる。さらに、こ
の図8に示した実施形態の変形として、図9に示すよう
に、蓋体6の下部を部分球形部16として、その部分球
状の傾斜面17の一部が流動規制手段9として機能する
ように構成することもでき、また、蓋体6の下部を角錐
状にし、かつ、吸引孔もそれに対応する角形の吸引孔に
して実施することもできる。
【0033】そして、これら図8と図9に示す実施形態
では、蓋体用シール材7が蓋体6の下面に接着されてお
らず、しかも、流動規制手段9の作用範囲内に位置され
ている。すなわち、図10に示すように、板ガラス1の
上に環状の蓋体用シール材7が載置され、その上に複数
個のスペーサ10が載置され、さらに、その上に、図8
や図9に示した蓋体6が載置されている。この場合に
は、スペーサ10のみならず、蓋体用シール材7も流動
規制手段9を構成する錐形部14や部分球形部16の傾
斜面15,17の下方、つまり、流動規制手段9の作用
範囲内に位置することになる。そして、スペーサ10の
溶融により蓋体6が下方へ移動するのに伴って、スペー
サ10が傾斜面15,17により強制的に外方へ排出さ
れることになり、このように構成する場合には、スペー
サ10をロストワックス、つまり、加熱により溶融して
ガス化する材料で形成するのが好ましい。
【0034】(2)これまでの実施形態では、蓋体用シ
ール材7とスペーサ10とを別体に構成した例を示した
が、図11に示すように、低融点ガラスからなる蓋体用
シール材7から一体的に複数の突起7aを突設し、各突
起7aの間に吸引用隙間11が確保されるようにして、
それら複数の突起7aによってスペーサ10を構成する
こともできる。すなわち、蓋体用シール材7とスペーサ
10とを同じ材料で一体化することも可能であり、この
場合には、溶融して流動化した蓋体用シール材7とスペ
ーサ10が、吸引孔5内への侵入を阻止された状態で、
板ガラス1に対して蓋体6を接着することになる。
【0035】(3)これまでの実施形態では、真空ガラ
スPを一対のフロート板ガラス1,2により構成した例
を示したが、真空ガラスPの用途や目的に応じて、例え
ば、型板ガラス、表面処理により光り拡散機能を備えた
すりガラス、網入りガラス、線入板ガラス、強化ガラ
ス、倍強化ガラス、低反射ガラス、高透過板ガラス、セ
ラミック印刷ガラス、熱線や紫外線吸収機能を備えた特
殊ガラス、あるいは、それらの組み合わせなど、種々の
ガラスを適宜選択して実施することができる。また、ガ
ラスの組成についても、ソーダ珪酸ガラス、ソーダ石灰
ガラス、ほう珪酸ガラス、アルミノ珪酸ガラス、各種結
晶化ガラスなどを使用することができ、その板ガラス
1,2の厚みについても、適宜選択自由である。以上の
ことは蓋体6にも該当することであるが、蓋体6に関し
ては、特にガラスに限るものではなく、例えば、金属や
セラミックスなどのような各種の材料から形成すること
も可能である。また、その蓋体6により封止する吸引孔
5内にゲッターGを収納した例を示したが、真空ガラス
Pの間隙部Vにおける減圧の程度によってはゲッターG
が不要な場合もあるので、ゲッターGに関しては必要不
可欠ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】真空ガラスの一部切欠き斜視図
【図2】製造工程における真空ガラスと吸引封止装置の
断面図
【図3】真空ガラスの要部の断面図
【図4】製造工程における真空ガラスの要部の斜視図
【図5】蓋体の作用を示す要部の断面図
【図6】別の実施形態による蓋体の斜視図
【図7】別の実施形態による蓋体の作用を示す要部の断
面図
【図8】別の実施形態による蓋体の作用を示す要部の断
面図
【図9】別の実施形態による蓋体の作用を示す要部の断
面図
【図10】別の実施形態によるスペーサの配置を示す斜
視図
【図11】別の実施形態によるスペーサの斜視図
【符号の説明】 1,2 一対の板ガラス 5 吸引孔 6 蓋体 7 シール材 8 蓋体の傾斜面 9 流動規制手段 10 スペーサ 11 吸引用隙間 13 蓋体の段部 14 円錐状の錐形部 15 錐形部の傾斜面 P ガラスパネル V 間隙部
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Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の板ガラスが、その両板ガラスの面
    間に間隙部を有する状態で周縁部が密閉され、かつ、前
    記間隙部内の気体を吸引排気する吸引孔が前記板ガラス
    に設けられている真空ガラスにおいて、前記吸引孔を封
    止するのに使用する吸引孔用蓋体であって、 前記蓋体により前記吸引孔を封止する配置状態におい
    て、その吸引孔内への流動物の侵入を規制する流動規制
    手段が前記蓋体の周部に設けられている真空ガラス吸引
    孔用蓋体。
  2. 【請求項2】 前記流動規制手段が、前記蓋体の周部に
    設けられた傾斜面で構成されている請求項1に記載の真
    空ガラス吸引孔用蓋体。
  3. 【請求項3】 前記蓋体が、錐形部を備えていて、前記
    流動規制手段が、前記錐形部の傾斜面により構成されて
    いる請求項2に記載の真空ガラス吸引孔用蓋体。
  4. 【請求項4】 前記蓋体の錐形部が、円錐状の錐形部で
    ある請求項3に記載の真空ガラス吸引孔用蓋体。
  5. 【請求項5】 前記流動規制手段が、前記蓋体の周部に
    設けられた段部で構成されている請求項1に記載の真空
    ガラス吸引孔用蓋体。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の蓋
    体を使用して真空ガラスの板ガラスに設けられた吸引孔
    を封止する蓋体の使用方法であって、 前記吸引孔周りの板ガラス上に加熱により溶融するシー
    ル材とスペーサとを配置し、前記蓋体の流動規制手段に
    よる作用範囲内に少なくとも前記スペーサを位置させ
    て、そのスペーサと前記シール材の上方に前記蓋体を配
    置し、前記スペーサにより前記板ガラスと蓋体との間に
    吸引用隙間を保持した状態で、前記吸引孔から真空ガラ
    スの間隙部内の気体を吸引排気するとともに、前記スペ
    ーサとシール材を加熱溶融して前記シール材により前記
    蓋体を板ガラスに接着させて吸引孔を封止する真空ガラ
    ス吸引孔用蓋体の使用方法。
  7. 【請求項7】 前記シール材とスペーサとを別体に構成
    し、前記板ガラス上にシール材を載置し、かつ、そのシ
    ール材上に前記スペーサを載置した状態で、前記スペー
    サとシール材を加熱溶融する請求項6に記載の真空ガラ
    ス吸引孔用蓋体の使用方法。
  8. 【請求項8】 前記シール材とスペーサとを別体に構成
    し、前記板ガラス上にスペーサを載置し、かつ、そのス
    ペーサより前記吸引孔側で、かつ、前記流動規制手段の
    作用範囲外における前記板ガラス上に前記シール材を配
    置した状態で、前記スペーサとシール材を加熱溶融する
    請求項6に記載の真空ガラス吸引孔用蓋体の使用方法。
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