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JP2003190112A - 表示装置及び磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

表示装置及び磁気共鳴イメージング装置

Info

Publication number
JP2003190112A
JP2003190112A JP2001396630A JP2001396630A JP2003190112A JP 2003190112 A JP2003190112 A JP 2003190112A JP 2001396630 A JP2001396630 A JP 2001396630A JP 2001396630 A JP2001396630 A JP 2001396630A JP 2003190112 A JP2003190112 A JP 2003190112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subject
display
magnetic resonance
gantry
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001396630A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Hirata
直樹 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Original Assignee
GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GE Medical Systems Global Technology Co LLC filed Critical GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Priority to JP2001396630A priority Critical patent/JP2003190112A/ja
Publication of JP2003190112A publication Critical patent/JP2003190112A/ja
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  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検者に表示情報を提示できる表示装置及び
磁気共鳴イメージング装置を提供する。 【解決手段】 ガントリー内に、クレードルに取り付け
られたアームによって、表示装置を仰臥姿勢の被検者の
顔面の前方に設け、或は、表示装置をクレードル上に設
置した頭部コイルの上部に設け、被検者に対し映像を表
示装置に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気共鳴イメージ
ング(MRI:Magnetic Resonance
Imaging)装置に関し、特に、検査を受けてい
る被検者に視覚情報を提示できる表示装置を内蔵した磁
気共鳴イメージング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴イメージング(MRI:Mag
netic Resonance Imaging)装
置で撮像する時は、被検者がMRI装置のマグネットシ
ステムの中心部に、ボアと呼ばれる細長い空間内に収容
される。MRI装置のマグネットシステムの消費電力の
制限で、ボアの直径は大きくできない。ボアの領域内に
必要な磁場の強度を保ちながらボアの領域を増大するた
めに、MRI装置のマグネットシステムの励起電流が指
数的に増大する。実際に、現在世界各地で運転されてい
るMRI装置はボアの直径が全部60cm以下となって
いる。それ以上大きくなると、MRI装置のマグネット
システムの消費電力は倍以上に掛かるので、現時点では
できない。ボアのような狭い空間に挿入されている被検
者が、検査を受けるだけで強く閉塞感を感じる場合があ
る。通常MRI装置の診断が10分程度続くが、撮像の
間に、被検者が撮像に耐えられなくなり、撮像を続ける
ことができなくなってしまったこともあった。
【0003】医師、オペレータ、または親族などがマイ
クロフォンとスピーカで被検者と情報交換をして被検者
を安心させることは可能であるが、MRI装置における
コイル、特に、傾斜コイルの騒音が大きいので、通常、
被検者は耳栓を着用して遮音しており、スピーカからの
音が聞きにくい。また、装置の高速イメージング化等で
騒音はますます増大する傾向にあるので、マイクロフォ
ンとスピーカによる情報交換は一層難しくなる傾向にあ
る。
【0004】そのような状況で、画像などの視覚情報を
被検者に提示して、被検者に安心感を与え、検査状況を
伝達する方法が提案されている。しかしながら、ガント
リー内のボアは狭いので、大型の表示装置は導入できな
いし、ガントリー内のボアには磁場が形成されているの
で、通常の表示装置を導入すると、磁場が乱れて、画像
にアーチファクトが発生して検査に影響を与える場合が
ある一方、強い磁場の影響で表示装置の表示内容が乱れ
たり、表示装置に組み込んだ電子部品が誤動作したりす
る可能性がある。このような観点から、ボア内の被検者
に表示情報を提供する方法として、図9、図10に図解
した方法が知られている。
【0005】図9は従来の被検者に映像を提供する一つ
の方法を説明する図である。図9において、201はM
RI装置の中心部の円柱状の空間の内壁であるガントリ
ー(gantry)を示している。ガントリー201の
内部空間はボア202である。ガントリー201の中
に、被検者203を収容するクレードル204が設置さ
れており、クレードル204の上に、被検者203の頭
部を撮像する頭部コイル205が配置されている。
【0006】図9に示した頭部を撮像している被検者2
03に映像を提供する装置は、汎用プロジェクター20
6、スクリーン207、およびミラーセット208を含
む。スクリーン207とミラーセット208は非磁性体
であり、ガントリー201内に置いても、磁場との相互
的な影響がない。だが、プロジェクター206は磁性材
料を含んでおり、ガントリー201内に置くことができ
ない。図示しないホストコンピュータなどからプロジェ
クター206へ映像信号を送信し、プロジェクター20
6はその映像をガントリー201内に設置されたスクリ
ーン207に映し出して、頭部コイル205の上部に設
置されたミラーセット208はその映像を反射し、仰臥
姿勢の被検者203に見せる。ミラーセット208は、
図10に示すように、301および302の2枚のミラ
ーから構成されており、スクリーン207からの光線2
09を、図10に示すように、2回反射して、スクリー
ン207上の映像を被検者203の眼に映す。
【0007】しかしながら、この方法では、汎用のプロ
ジェクター206は大画面表示に対応するものであり、
解像度が低く、また、狭いガントリー201の中に設置
されるスクリーン207が小面積であるので、被検者に
見せた映像の画質が良くない。また、ミラーセット20
8は頭部コイル205の上部に設置されているので、こ
の専用の頭部コイル205を使って頭部を撮影する場合
のみ、この方法が適用できる。頭部以外の部位、例え
ば、腰部を撮像する時は、光線209がその部位の撮像
用のコイルに遮蔽され、被検者203の目の前のミラー
に伝播することができないことが多い。また、被検者2
03にミラーの中の映像をはっきり見せるために、ミラ
ーセット208は被検者203の目のすぐ近くに設置す
ることが必要である。そのために、被検者は逆に圧迫感
を感じてしまう。
【0008】さらに、該表示装置の構成要素となるプロ
ジェクター206、スクリーン207、およびミラーセ
ット208はそれぞれ独立しており、このシステム全体
を設置することが容易ではない。各要素の幾何学的な位
置の調整や、位置合わせや、被検者203に対してミラ
ーセット208の位置と角度の調節など、システムの設
置はかなり時間が掛かる。実際に、このシステムの設置
に掛かる時間はMRI装置による検査よりはるか長い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】また、特開平4−31
2446号公報は、陰極線管ディスプレイ(CRT)や
液晶ディスプレイ(LCD)を直接にMRI装置に設置
することを提案している。しかし、このMRI装置にお
いては、CRT、または、液晶ディスプレイが、ボアの
入り口の近辺に、被検者の視野の中に設置されており、
主にオペレータ、医師、技師などがMRI装置の近傍で
高速に更新されるリアルタイム画像を見るためであり、
被検者に映像を提供することが目的ではない。
【0010】また、本願出願人は特願2000−294
999号明細書において新たな方法を提案している。該
明細書に開示されているMRI装置において、液晶ディ
スプレイが被検者の頭部近傍のガントリーの内壁に埋め
込まれており、被検者の目の前で被検者に映像情報を提
示する。しかし、液晶ディスプレイをガントリーの内壁
に埋め込むために、ガントリーを加工する必要があり、
しかも、液晶ディスプレイをガントリーの内壁に一旦埋
め込むと、液晶ディスプレイの位置、方向などの変更が
簡単にできず、使用上には不便である。例えば、被検者
の身長や体型に合わせて調整することができない。
【0011】本発明は従来の問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、ボア内で被検者にとってより視認
性が高く、ボア内の磁場に影響を及ぼさず、磁場の影響
を受けずに表示情報を被検者に提示しうる表示装置及び
磁気共鳴イメージング装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、本発明に係わる表示装置は、磁気共鳴現象を用
いて被検者の被検部を撮像する磁気共鳴イメージング装
置のガントリーの内部に配置されて、前記被検者に画
像、図形、メッセージの全て又はいずれかを表示する表
示手段と、クレードルに取り付けられ、前記表示手段
を、前記クレードルに仰臥している前記被検者が直接視
認可能な位置に配置する固定手段とを有する。好ましく
は、前記ガントリーの内部において、前記表示手段に接
続する電気回路と、信号線と、電源供給線とが磁気シー
ルドされている。また、好ましくは、前記固定手段は非
磁性体材料からなる。さらに、好ましくは、前記表示手
段は液晶表示器である。前記固定手段は、前記表示手段
を前記固定手段上で前記ガントリーの長手方向に移動さ
せるスライド手段を有する。また、前記固定手段は、前
記表示手段を前記固定手段上で前記ガントリーの長手方
向と直交する方向を回転中心として回転させる回転手段
を有する。或は、前記固定手段は、前記被検者の頭部を
収納して撮像する頭部コイルである。
【0013】本発明の目的を達成するために、本発明に
係わる磁気共鳴イメージング装置は、磁気共鳴現象を用
いて被検者の被検部を撮像する磁気共鳴イメージング装
置であって、被検者をガントリーの内部のボアに導入す
るクレードルに、前記ボア内の磁場に実質的に影響を与
えず、かつ、前記磁場の影響を実質的に受けずに、仰臥
している被検者が直接視認可能な形態で、被検者に画
像、図形、メッセージの全て又はいずれかを表示する表
示手段と、該表示手段を前記クレードルに固定する非磁
性体の固定手段とを設ける。前記固定手段は、前記表示
手段を前記固定手段上で前記ボアの長手方向に移動させ
るスライド手段を有し、また、前記固定手段は、前記表
示手段を前記固定手段上で前記ボアの長手方向と直交す
る方向を回転中心として回転させる回転手段を有する。
【0014】以上の目的を達成するために、本発明に係
わる磁気共鳴イメージング装置は、磁気共鳴現象を用い
て被検者の被検部を撮像する磁気共鳴イメージング装置
であって、前記被検者をガントリーの内部のボアに導入
するクレードル上に設置され、前記被検者の頭部を収納
して撮像する頭部コイルの上部に、前記ボア内の磁場に
実質的に影響を与えず、かつ、前記磁場の影響を実質的
に受けずに、仰臥している被検者が直接視認可能な形態
で、前記被検者に画像、図形、メッセージの全て又はい
ずれかを表示する表示手段を設ける。前記頭部コイル
は、前記被検者が前記表示手段を直接視認できるよう
に、前記表示手段の配置を調節する非磁性体の調節手段
を有する。好ましくは、前記ガントリーの内部におい
て、前記表示手段に接続する電気回路と、信号線と、電
源供給線とが磁気シールドされている。また、好ましく
は、前記表示手段は、液晶表示器である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係わる磁気共鳴
イメージング装置の実施の形態について、添付図面を参
照して述べる。第1の実施形態 図1は、本発明の一実施形態として、水平磁場型の磁気
共鳴イメージング(MRI)装置100のレイアウトを
図解している。図2は図1に示したMRI装置100を
構成するMRI部102とオペレータコンソール114
の概略図であり、図3は図2に示すMRI部102およ
びオペレータコンソール114の構成を図解している。
図4は、MRI部102内に設置した被検者用表示装置
である表示部180の配置図である。
【0016】図1および図2に示すように、MRI装置
100では、マグネットからの放射電磁波の洩漏や外乱
電磁波の進入を防止する閉空間を形成したスキャンルー
ム111内にMRI部102が配設され、スキャンルー
ム111に隣接して設けられた操作ルーム112内にオ
ペレータ113が操作するオペレータコンソール114
が配設されている。スキャンルール111と操作ルーム
112とは壁352で仕切られており、壁352にはド
ア350および窓ガラス351が設けられている。
【0017】以下、MRI部102、およびオペレータ
コンソール114について述べる。 〔MRI部102〕MRI部102は、図2と図3に示
すように、ガントリー150、マグネットシステム10
1、RF駆動部171、勾配駆動部172、データ収集
部173および制御部174を有する。ガントリー15
0の内部空間はボア149と呼ばれ、ボア149内に
は、被検者99を載せたクレードル153が搬送部15
2によって搬入される。
【0018】図3に示すように、マグネットシステム1
01内には、ガントリー150内のマグネットセンタ
(走査する中心位置)の周囲に配設された主磁場マグネ
ット部160、勾配コイル部161およびRFコイル部
162を有する。主磁場マグネット部160は、ボア1
49内に静磁場を形成する。静磁場の方向は概ね被検者
99の体軸方向と平行である。勾配コイル部161は、
RFコイル部162が受信する磁気共鳴信号に3次元の
位置情報を持たせるために、主磁場マグネット部160
が形成した静磁場の強度に勾配を付ける勾配磁場を生じ
る。RFコイル部162は、主磁場マグネット部160
が形成した静磁場空間内で被検者99の体内のスピンを
励起するための高周波磁場を形成し、また、励起された
スピンが生じる電磁波を磁気共鳴信号として受信する。
【0019】RF駆動部171は、RFコイル部162
に駆動信号を与えてRF励起信号を発生させて、被検者
99の体内のスピンを励起する。勾配駆動部172は、
勾配コイル部161に駆動信号を与えて勾配磁場を発生
させる。データ収集部173は、RFコイル部162が
受信した受信信号を取り込み、収集して、オペレータコ
ンソール114のデータ処理部195に出力する。制御
部174は、RF駆動部171、勾配駆動部172およ
びデータ収集部173を制御する。
【0020】図4に示しているように、ボア149内に
搬入されて、仰臥姿勢で検査を受ける被検者99の頭
上、顔面の正面に、表示部180が設けられている。図
4はガントリー150内の表示部180の配置を説明す
る図であり、後程、表示部180の設置方法について詳
細に説明する。表示部180は、後述のオペレータコン
ソール114に配設されている映像提示部197となる
コンピュータに接続しており、映像提示部197から送
られてきた画像情報は表示部180の表示画面に表示さ
れて、被検者に提示される。映像提示部197は、MR
Iホストコンピュータとなるデータ処理部195に接続
している。表示部180に表示する内容は、たとえば、
景色などの被検者をリラックスさせる映像、子供が好き
な番組、撮影中の注意事項などの画像である。図4に示
しているように、表示部180が直接データ処理部19
5に接続されていることによって、データ処理部195
で処理されている現在の撮影の内容となるデータや、カ
ウントされている撮影時間、或は、残りの撮影時間を表
示部180に表示できる。
【0021】表示部180としては、例えば、液晶表示
器を用いる。液晶表示器は磁場の影響を受けず、磁場に
影響を及ぼすことも少ないので、ガントリー150内の
強磁場内に使用できる。一方、CRT表示装置は内部に
磁気回路を有しており、鉄などの磁性体が多く含まれて
いるので、強磁場内に使用できない。ただし、液晶表示
器も、駆動回路などは半導体回路であり、全く磁場に影
響を及ぼさない訳ではない。そこで、そのような回路部
分だけでも磁気シールドしておくことが望ましい。な
お、回路部分はスペースが非常に小さいので、磁場に影
響を与えてアーチファクトを発生させる可能性が低い。
勿論、ボア149内の限られた空間内に表示部180を
導入する時は、被検者99の眼との距離、言わば被検者
99の視野の観点から、表示部180として、適度な大
きさが好ましい、例えば、画面サイズは10cm×10
cm程度の物を用いる。
【0022】〔オペレータコンソール114〕図2およ
び図3に示すように、オペレータコンソール114は、
操作部190、操作用表示部194、データ処理部19
5、MRI表示部196、および映像提示部197を有
する。
【0023】操作部190は、例えば、コンピュータな
どに接続されたキーボードやマウスなどであり、オペレ
ータ113の操作に応じた操作信号をデータ処理部19
5に出力する。操作用表示部194は、操作部190か
らの操作信号に応じて、MRI部102の動作状態に応
じた所定の情報を表示する。データ処理部195は、操
作部190からの操作信号に応じて、データ収集部17
3から入力したデータの処理、制御部174への指示、
および操作用表示部194への画像信号の出力などの処
理を行なう。データ収集部173が収集した磁気共鳴信
号の検出により得た検査データから、データ処理部19
5は被検者99の被検部位の画像を生成(再構成)し、
生成した画像をMRI表示部196、または、表示部1
80に出力して表示する。また、データ処理部195
は、撮影時間などの情報も表示部180に表示する。M
RI表示部196は、データ処理部195で再構成され
た被検者99の被検部位の画像を表示し、診断に使う。
映像提示部197は、被検者99へ提示する映像データ
を表示部180へ出力し、表示部180に表示する。
【0024】次に、図4に示された表示部180の設置
方法について述べる。図4において、略アーク状のアー
ム131の両端がクレードル153に着脱可能に固定さ
れて、アーム131がクレードル153上に仰臥姿勢の
被検者99の頭部に位置している。アーム131の上部
に把持部132が取り付けられており、把持部132に
表示部180が被検者99の頭上、顔面の正面に固定さ
れている。この略アーク状のアーム131の直径はガン
トリー150の内径より小さくしてあり、ガントリー1
50に触ることはない。ここで、アーム131と把持部
132が本発明の固定手段に対応している。
【0025】表示部180は、把持部132に把持され
た状態でガントリー150の長手方向に沿ってスライド
および回転できるように取り付けられており、被検者の
頭部の位置に合わせて調節可能であり、また、被検者の
見やすい角度に調節可能である。図5は図4においてア
ーム131に沿った断面図であり、表示部180を設置
する方法を示している。図5(A)に示すように、把持
部132は、たとえば、中心部に挿入空間を有するチャ
ック形状となっている。把持部132には、図5(B)
に図示したように、長手方向に溝132aが形成されて
おり、ネジ137a(137b)が遊嵌状態で挿入され
る。把持部132の上部は、ネジ137a(137b)
が螺入されるネジ穴が形成されている。
【0026】把持部132と表示部180を連結する接
続部134の断面が広い挿入部133を有し、挿入部1
33を把持部132の中心部の挿入空間に嵌め込む。ネ
ジ137a、137bをゆるめた状態で接続部134
を、図5の紙面に垂直な方向に移動すること(スライド
させること)ができる。接続部134の位置を決めた
ら、ネジ137a、137bを締めて、接続部134を
把持部132に固定する。
【0027】接続部134の下部と表示部180の支持
部材136aおよび136bの上端にネジ穴が形成され
ており、それらのネジ穴を貫通しているネジ135は接
続部134と支持部材136aおよび136bを連結
し、表示部180を接続部134に連結する。ネジ13
5を軽く締めた場合は、表示部180の角度を調節でき
る。図6(A)と(B)は表示部180をスライド、ま
たは、回転させる様子を示す平面図である。以上の調節
は、クレードル153がボア149内に搬送される前に
行なう。
【0028】なお、ガントリー150内の磁場に影響を
及ぼさないように、表示部180を取り付けるアーム1
31、把持部132、接続部134、ネジ135、13
7、支持部材136などの全ての部材は樹脂、青銅など
の非磁性材料で作られた物を用いる。
【0029】次に、以上に説明したMRI装置100の
動作例について説明する。図7は、MRI装置100の
動作例を説明するためのフローチャートである。なお、
以下に示す動作は、オペレータ113による操作部19
0の操作に応じて、データ処理部195の処理および制
御に基づいて行われる。
【0030】ステップS91:先ず、被検者99へ映像
を提示する表示部180をクレードル153上の仰臥姿
勢の被検者99の顔面の正面に位置するように、アーム
131に固定し、被検者99の頭部と位置合わせをし、
被検者が見やすいように表示部180の角度を調節す
る。
【0031】ステップS92:クレードル153上に載
せられた被検者99が、搬送部152によって、MRI
部102のボア149内に搬入される。
【0032】ステップS93:被検者99の被検部位を
ボア149内のマグネットセンタに位置させる。マグネ
ットセンタを含むボア149内の所定の領域には、主磁
場マグネット部160による静磁場が形成されている。
被検者99の被検部位がマグネットセンタに位置してい
る状態では、例えば、映像提示部197またはデータ処
理部195より、診断の注意事項を表示部180に表示
する。
【0033】ステップS94:制御部174の制御に基
づいて、RF駆動部171によるRFコイル部162の
駆動、並びに勾配駆動部172による勾配コイル部16
1の駆動が行われる。これにより、マグネットセンタを
含むボア149内の所定の領域に勾配磁場および高周波
磁場が形成され、被検者99の被検部位で励起されたス
ピンが生じる電磁波が磁気共鳴信号として取り出され、
これがデータ収集部173で収集され、検査結果のデー
タとしてオペレータコンソール114のデータ処理部1
95に出力される。
【0034】データ処理部195では、データ収集部1
73から入力したデータがメモリに記憶され、メモリ内
にデータ空間が形成される。当該データ空間は2次元フ
ーリエ(Fourier)空間を構成する。データ処理
部195では、これら2次元フーリエ空間のデータを2
次元逆フーリエ変換して被検者99の被検部位の画像を
生成(再構成)する。再構成した被検者99の被検部位
の画像はMRI表示部196に表示され、医師の診断に
使う。また、被検部位の画像を表示部180に出力し、
被検者99に提示することも可能である。ステップS9
4では、映像提示部197またはデータ処理部195か
ら、被検者99をリラックスさせる景色などの映像や、
子供が好きな番組や、被検部位の画像や、撮影残り時間
などを表示部180に出力する。
【0035】ステップS95:被検者99の被検部位の
データ収集が完了すると、搬送部152によって、クレ
ードル153と共に被検者99がボア149の外に搬出
される。
【0036】本実施形態の表示装置を内蔵したMRI装
置によれば、表示装置の設置が容易となる。表示装置は
被検者との間に距離があるので、被検者に圧迫感を与え
ることはない。撮影中のMRI装置の騒音の中でも、被
検者に的確に指示を与えることができる。検査中の被検
者に映像を提示することで、被検者の閉塞感、不安感を
低減することができる。被検者の被検部位の画像をリア
ルタイムで被検者に提供することができる。聴覚障害
者、難聴者に対して、装置内でも的確に指示を与えるこ
とができる。液晶ディスプレイなどの表示装置を用いる
ことにより、ガントリー内の磁場に影響を及ぼさず、磁
場の影響も受けずに、高画質の映像を被検者に提供でき
る。
【0037】第2の実施形態 本実施形態では、他の方法で表示装置をボア内に設置し
たMRI装置を説明する。本実施形態に係わるMRI装
置の基本構成は、第1実施形態のMRI装置100と同
じである。図8は本実施形態に係わる不図示のMRI装
置における不図示のボア内に表示部180を設置する方
法を説明する図である。図8では、第1の実施形態のM
RI装置100と同じ構成成分に同じ符号を用いる。図
8(A)において、図示しないボアの内部に、被検者9
9の頭部へ送信し、また、被検者99の頭部から磁気共
鳴信号を受信する頭部コイル141が設置されている。
被検者99の頭部が頭部コイル141に収納され、頭部
の撮像が行なわれる。図8(A)に示すように、頭部コ
イル141の上部に収納ボックス142が設けられてお
り、被検者99に映像を提供する表示部180は、収納
ボックス142内に設置され、仰臥姿勢で頭部の検査を
受ける被検者99は表示部180の表示画面を見る。
【0038】第1の実施形態と同じように、表示部18
0は、オペレータコンソール114に設置された被検者
用映像提示部197、また、MRIホストコンピュータ
となるデータ処理部195に接続されており、映像提示
部197又はデータ処理部195より送られてきた画像
情報は表示部180の表示画面に表示されて、被検者に
提示される。映像提示部197はMRIホストコンピュ
ータとなるデータ処理部195に接続している。表示部
180に表示する内容は、たとえば、景色などの被検者
をリラックスさせる映像、子供が好きな番組、撮影中の
注意事項、さらに、現在撮影の内容、残りの撮影時間な
どを含む。ここで、頭部コイル141、収納ボックス1
42、および表示部180を設置するために必要な固定
部材は本発明の調節手段に対応している。
【0039】図8(B)は表示部180を収納ボックス
142に設置する様子を示す平面図である。被検者99
が見やすいように、たとえば、第1の実施形態で開示し
た回転手段を用いて、表示部180の角度を調節する。
第1の実施形態と同様に、表示部180としては、たと
えば、画面サイズは10cm×10cm程度の小画面の
液晶ディスプレイを用いる。表示部180の駆動と配線
は、適切にシールドされて、主磁場マグネット部16
0、勾配コイル部161およびRFコイル部162と電
磁気的に分離されている。ボア内に配置された他の構成
成分も適切にシールドされており、また、表示部180
を固定する部材は樹脂、青銅などの非磁性材料で作られ
ている。
【0040】本実施形態のMRI装置は、第1実施形態
と同様に、図7に示したフローチャートのように動作す
る。
【0041】本実施形態の表示装置を内蔵したMRI装
置によれば、表示装置を頭部コイルの上部に固定するこ
とによって、表示装置の位置の調整をする必要がなくな
り、頭部を撮影する時に、診断時間を短縮できる。撮影
中の騒音の中でも、被検者に的確に指示を与えることが
できる。検査中の被検者に映像を提示することで、被検
者の閉塞感、不安感を低減することができる。被検者の
被検部位の画像をリアルタイムで被検者に提供すること
ができる。聴覚障害者、難聴者に対して、装置内でも的
確に指示を与えることができる。液晶ディスプレイを使
うことによって、高画質の映像を被検者に提供できる。
【0042】本発明は以上に説明した実施の形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、
種々の改変が可能である。本発明の効果を有するなら、
本発明の表示装置を取り付ける方法は以上開示した方法
に限らない。本発明の実施形態では、水平磁場型のMR
I装置を例としてMRI装置のレイアウトを説明した
が、本発明は垂直磁場型のMRI装置にも適用可能であ
る。被検者と情報交換するために、ガントリー内に、マ
イクロフォンや、スピーカや、カメラなどを設けてもよ
い。
【0043】
【発明の効果】本発明の表示装置を内蔵したMRI装置
によれば、表示装置の設置が容易となる。表示装置は被
検者との間に距離があるので、被検者に圧迫感を与える
ことはない。撮影中のMRI装置の騒音の中でも、被検
者に的確に指示を与えることができる。検査中の被検者
に映像を提示することで、被検者の閉塞感、不安感を低
減することができる。被検者の被検部位の画像をリアル
タイムで被検者に提供することができる。聴覚障害者、
難聴者に対して、装置内でも的確に指示を与えることが
できる。液晶ディスプレイなどの表示装置を用いること
により、ガントリー内の磁場に影響を及ぼさず、磁場の
影響も受けずに、高画質の映像を被検者に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる磁気共鳴イメージン
グ装置のレイアウトを説明するための図である。
【図2】本発明の実施形態に係わる磁気共鳴イメージン
グ装置の全体構成を説明するための図である。
【図3】本発明の実施形態に係わる磁気共鳴イメージン
グ装置のMRI部およびオペレータコンソールの構成を
説明するための図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係わる磁気共鳴イメ
ージング装置において、ガントリー内の表示装置の配置
を説明する図である。
【図5】本発明の第1の実施形態に係わる磁気共鳴イメ
ージング装置において、表示装置をガントリー内に取り
付ける方法を示す断面図(A)、およびスライド機構を
示す平面図(B)である。
【図6】本発明の第1の実施形態に係わる磁気共鳴イメ
ージング装置において、ボア内に設置された表示装置の
スライド機構(A)と回転機構(B)を示す平面図であ
る。
【図7】本発明の第1の実施形態に係わる磁気共鳴イメ
ージング装置の動作を説明するフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施形態に係わる磁気共鳴イメ
ージング装置においてボア内に設置された表示装置
(A)、およびその設置方法(B)を示す図である。
【図9】従来の被検者に映像を提供する装置の一例を説
明する図である。
【図10】図9に示した従来の被検者に映像を提供する
装置の詳細を説明する平面図である。
【符号の説明】
99…被検者、100…MRI装置、101…マグネッ
トシステム、102…MRI部、111…スキャンルー
ム、112…操作ルーム、113…オペレータ、114
…オペレータコンソール、131…アーム、132…把
持部、133…挿入部、134…接続部、135…ネ
ジ、136…固定部材、137…ネジ、141…頭部コ
イル、142…収納ボックス、149…ボア、150…
ガントリー、152…搬送部、153…クレードル、1
60…主磁場マグネット部、161…勾配コイル部、1
62…RFコイル部、171…RF駆動部、172…勾
配駆動部、173…データ収集部、174…制御部、1
80…表示部、190…操作部、194…操作用表示
部、195…データ処理部、196…MRI表示部、1
97…映像提示部、201…ガントリー、202…ボ
ア、203…被検者、204…クレードル、205…頭
部コイル、206…プロジェクター、207…スクリー
ン、208…ミラーセット、209…光線、301、3
02…ミラー、350…ドア、351…窓ガラス、35
2…壁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平田 直樹 東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C096 AB47 AD19 FC10

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気共鳴現象を用いて被検者の被検部を撮
    像する磁気共鳴イメージング装置のガントリーの内部に
    配置されて、前記被検者に画像、図形、メッセージの全
    て又はいずれかを表示する表示手段と、 クレードルに取り付けられて、前記表示手段を、前記ク
    レードルに仰臥している前記被検者が直接視認可能な位
    置に配置する固定手段とを有することを特徴とする表示
    装置。
  2. 【請求項2】前記ガントリーの内部において、前記表示
    手段に接続する電気回路と、信号線と、電源供給線とが
    磁気シールドされている請求項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】前記固定手段は、前記表示手段を前記固定
    手段上で前記ガントリーの長手方向に移動させるスライ
    ド手段を有する請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 【請求項4】前記固定手段は、前記表示手段を前記固定
    手段上で前記ガントリーの長手方向と直交する方向を回
    転中心として回転させる回転手段を有する請求項1〜3
    いずれか記載の表示装置。
  5. 【請求項5】前記固定手段は、前記被検者の頭部を収納
    して撮像する頭部コイルである請求項1または2に記載
    の表示装置。
  6. 【請求項6】前記固定手段は非磁性体材料からなる請求
    項1〜5いずれか記載の表示装置。
  7. 【請求項7】前記表示手段は、液晶表示器である請求項
    1〜6いずれか記載の表示装置。
  8. 【請求項8】磁気共鳴現象を用いて被検者の被検部を撮
    像する磁気共鳴イメージング装置において、 被検者をガントリーの内部のボアに導入するクレードル
    に、 前記ボア内の磁場に実質的に影響を与えず、かつ、前記
    磁場の影響を実質的に受けずに、仰臥している被検者が
    直接視認可能な形態で、被検者に画像、図形、メッセー
    ジの全て又はいずれかを表示する表示手段と、 該表示手段を前記クレードルに固定する非磁性体の固定
    手段とを設けたことを特徴とする磁気共鳴イメージング
    装置。
  9. 【請求項9】前記固定手段は、前記表示手段を前記固定
    手段上で前記ボアの長手方向に移動させるスライド手段
    を有する請求項8に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  10. 【請求項10】前記固定手段は、前記表示手段を前記固
    定手段上で前記ボアの長手方向と直交する方向を回転中
    心として回転させる回転手段を有する請求項8または9
    に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  11. 【請求項11】磁気共鳴現象を用いて被検者の被検部を
    撮像する磁気共鳴イメージング装置において、 前記被検者をガントリーの内部のボアに導入するクレー
    ドル上に設置され、前記被検者の頭部を収納して撮像す
    る頭部コイルの上部に、 前記ボア内の磁場に実質的に影響を与えず、かつ、前記
    磁場の影響を実質的に受けずに、仰臥している被検者が
    直接視認可能な形態で、前記被検者に画像、図形、メッ
    セージの全て又はいずれかを表示する表示手段を設けた
    ことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  12. 【請求項12】前記頭部コイルは、前記被検者が前記表
    示手段を直接視認できるように、前記表示手段の配置を
    調節する非磁性体の調節手段を有する請求項11に記載
    の磁気共鳴イメージング装置。
  13. 【請求項13】前記ガントリーの内部において、前記表
    示手段に接続する電気回路と、信号線と、電源供給線と
    が磁気シールドされている請求項8〜12に記載の磁気
    共鳴イメージング装置。
  14. 【請求項14】前記表示手段は、液晶表示器である請求
    項8〜13いずれか記載の磁気共鳴イメージング装置。
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