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JP2003189767A - スピニングリールのベール反転装置 - Google Patents

スピニングリールのベール反転装置

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Publication number
JP2003189767A
JP2003189767A JP2001392511A JP2001392511A JP2003189767A JP 2003189767 A JP2003189767 A JP 2003189767A JP 2001392511 A JP2001392511 A JP 2001392511A JP 2001392511 A JP2001392511 A JP 2001392511A JP 2003189767 A JP2003189767 A JP 2003189767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
bail arm
posture
bail
yarn
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001392511A
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English (en)
Other versions
JP2003189767A5 (ja
Inventor
Kouji Takikura
恒治 滝倉
Takeshi Ikuta
剛 生田
Hiroshi Ochiai
浩士 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
Priority to JP2001392511A priority Critical patent/JP2003189767A/ja
Priority to US10/286,759 priority patent/US6651916B2/en
Priority to TW091133389A priority patent/TWI264281B/zh
Priority to SG200206879A priority patent/SG104987A1/en
Priority to MYPI20024296A priority patent/MY122855A/en
Priority to EP02394111A priority patent/EP1323344B1/en
Priority to DE60213751T priority patent/DE60213751T2/de
Priority to AT02394111T priority patent/ATE335398T1/de
Priority to CNB021584745A priority patent/CN1286365C/zh
Priority to KR1020020084635A priority patent/KR20030055176A/ko
Publication of JP2003189767A publication Critical patent/JP2003189767A/ja
Publication of JP2003189767A5 publication Critical patent/JP2003189767A5/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/01Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
    • A01K89/0108Pick-up details
    • A01K89/01081Guiding members on rotor axially rearward of spool
    • A01K89/01082Guiding members shiftable on rotor
    • A01K89/01083Guiding members shiftable on rotor to wind position by rotor drive
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/015Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
    • A01K89/0155Antibacklash devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/01Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
    • A01K89/0108Pick-up details

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Springs (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピニングリールのベール反転装置におい
て、糸開放姿勢でベールアームを確実に保持でき、かつ
糸開放姿勢から糸巻取姿勢へ戻しやすくする。 【解決手段】 スピニングリールのベール反転装置18
は、ベールアーム17を、ロータ3の糸巻取方向の回転
に連動して糸開放姿勢から糸巻取姿勢に戻す装置であっ
て、ベールアームの揺動に連動して前後移動する移動部
材51と、ベールアームを両姿勢に振り分けて付勢する
トグルばね機構50と、切換部材と、規制機構75とを
備えている。切換部材は、移動部材の後端に接触して移
動部材を第1位置に向けて移動させる。規制機構は、ベ
ールアームが糸開放姿勢に配置されているとき、ベール
アームが糸巻取姿勢に戻るのを規制するとともに、ベー
ルアームが糸開放姿勢に配置された状態でロータが糸巻
取方向に回転して移動部材の後端が第1傾斜面の突出端
に到達するときまでに規制を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベール反転装置、
特に、スピニングリールのリール本体に回転自在に装着
されたロータに糸巻取姿勢と糸開放姿勢とに揺動自在に
装着されたベールアームを、ロータの糸巻取方向の回転
に連動して糸開放姿勢から糸巻取姿勢に戻すスピニング
リールのベール反転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にスピニングリールのロータには、
釣り糸をスプールに案内するためのベールアームが設け
られている。ベールアームは、釣り糸を巻き取る際に釣
り糸をスプール外周に導く糸巻取姿勢と、スプールから
釣り糸を繰り出す際に邪魔にならないように糸巻取姿勢
から倒された糸開放姿勢とをとり得る。ベールアームを
糸巻取姿勢と糸開放姿勢とに維持するとともに、ロータ
の糸巻取方向の回転に連動して糸開放姿勢から糸巻取姿
勢に戻すために、ロータにはベール反転装置が設けられ
ている。
【0003】従来のベール反転装置として、特開平10
−4839号公報に開示された装置が知られている。こ
のベール反転装置は、ベールアームの揺動中心の近傍に
先端が係止され、ロータに装着されたトグルばねと、ベ
ールアームの揺動中心の近傍に先端が係止され、基端が
リール本体に向けて前後移動する移動部材と、移動部材
に接触するようにリール本体に設けられた切換突起とを
有している。トグルばねは、ベールアームを2つの姿勢
に振り分けて付勢し、ベールアームを2つの姿勢で保持
する。トグルばねは、ロータのロータアームに形成され
た凹部に収納されたコイルばねと、コイルバネにより付
勢されるリンク部材とを有している。リンク部材は、コ
イルばねにより押圧される軸部材と、軸部材の先端に所
定範囲揺動自在に装着されたリンクとを有している。こ
のリンクの先端がベールアームの揺動中心の近傍に係止
されている。
【0004】このような構成のベール反転装置では、糸
開放姿勢にベールアームが揺動すると、移動部材が切換
突起に接触する位置に後退する。このとき、トグルばね
では、リンクが揺動しつつ死点を超えるまでは軸部材が
後退し、死点を超えると軸部材がコイルバネによって付
勢されて前進する。そして、ロータが糸巻取方向に回転
すると、移動部材が切換突起に接触して前進する。この
前進により、リンクが揺動するとともに軸部材が死点を
超えるまで後退する。そして、死点を超えると前進して
ベールアームを糸巻取姿勢に戻す。
【0005】このようなスピニングリールでは、キャス
ティングを行って釣り糸を繰り出すときには、ロータの
逆転を禁止した状態で、釣り糸を人指し指の腹で引っ掛
けた後ベールアームを糸開放姿勢に反転させる。このと
きには、釣り糸を引っ掛けやすいようにラインローラが
釣り竿側になるようにロータを回転させる。そして、釣
り竿を振り下ろしその途中で釣り糸を人指し指から放し
て仕掛けが着水するのを待つ。仕掛けが着水した後、仕
掛けが適当に沈んだところでハンドルを僅かに巻き取り
方向に操作してベール反転装置によりベールアームを糸
巻取姿勢に戻す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
トグルばねがベールアームを付勢するとき、軸部材は揺
動せずにリンクだけが軸部材に対して揺動している。こ
のため、コイルバネの付勢方向と、リンクがベールアー
ムを押圧する方向とが異なる方向になる。したがって、
軸部材からリンクを介してベールアームに伝達される力
がリンクの揺動角度分小さくなり、トグルばねがベール
アームを糸巻取姿勢や糸開放姿勢に保持する力が弱くな
る。このようにトグルばねの保持力が弱くなると、糸開
放姿勢にしたキャスティング時にベールアームがキャス
ティング時の慣性力により糸巻取姿勢に反転するおそれ
がある。これを防止するために、トグルばねのばね力を
強くすると、ロータを糸巻取方向に回転させるときにハ
ンドルが重くなり、糸開放姿勢から糸巻取姿勢にベール
アームを戻しにくくなる。
【0007】本発明の課題は、スピニングリールのベー
ル反転装置において、糸開放姿勢でベールアームを確実
に保持でき、かつ糸開放姿勢から糸巻取姿勢へ戻しやす
くすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明1に係るスピニング
リールのベール反転装置は、スピニングリールのリール
本体に回転自在に装着されたロータに糸巻取姿勢と糸開
放姿勢とに揺動自在に装着されたベールアームを、ロー
タの糸巻取方向の回転に連動して糸開放姿勢から糸巻取
姿勢に戻す装置であって、移動部材と、トグルばね機構
と、切換部と、規制手段とを備えている。移動部材は、
先端がベールアームに係止され、ベールアームの揺動に
連動して糸巻取姿勢に対応するリール本体から離反した
第1位置と糸開放姿勢に対応するリール本体に接近した
第2位置とに後端が少なくとも前後移動自在にロータに
設けられた部材である。トグルばね機構は、ベールアー
ムの移動部材の係止位置と異なる位置に先端が回動自在
に係止され、ベールアームを糸巻取姿勢と糸開放姿勢と
に振り分けて付勢する機構である。切換部は、リール本
体の前部に設けられ、ロータの糸巻取回転方向下流側が
上流側よりリール本体の前面からロータ側に突出した第
1傾斜面を有し、ロータが糸巻取方向に回転したとき、
第2位置に移動した移動部材の後端に第1傾斜面が接触
して移動部材をトグルばね機構の死点を超えて第1位置
に向けて移動させるものである。規制手段は、ベールア
ームとロータとの間に設けられ、ベールアームが糸開放
姿勢に配置されているとき、ベールアームが糸巻取姿勢
に戻るのを規制するとともに、ベールアームが糸開放姿
勢に配置された状態でロータが糸巻取方向に回転して移
動部材の後端が第1傾斜面の突出端に到達するときまで
に規制を解除する手段である。
【0009】このベール反転装置では、ベールアームが
糸巻取姿勢から糸開放姿勢に反転すると、移動部材の後
端が第2位置に移動する。このとき、トグルばね機構
は、いったん死点まで収縮した後伸長してベールアーム
を糸開放姿勢側に付勢する。この糸開放姿勢に配置され
ているとき、ベールアームと糸開放姿勢に戻るのを規制
されている。この結果、糸開放姿勢にあるときにキャス
ティングしてもベールアームが糸巻取姿勢に向けて反転
しにくくなる。この状態でロータが糸巻取方向に回転す
ると、第2位置に移動した移動部材の後端が切換部の第
1傾斜面に接触して徐々に突出端に向けて移動して移動
部材が第1位置側に押圧され、ベールアームを糸巻取姿
勢側に押圧する。この移動中において、移動部材の先端
が第1傾斜面の突出端に到達するまでに規制手段による
規制は解除される。そして、トグルばね機構の死点を超
えると、トグルばね機構が伸長してベールアームを糸巻
取姿勢側に押圧するとともに、ベールアームは突出端に
到達するまでは切換部によっても押圧される。この結
果、規制を解除されたベールアームが糸開放姿勢に反転
しかつその姿勢で保持される。ここでは、糸開放姿勢に
あるときには規制手段により規制されてベールアームが
糸巻取姿勢に戻りにくくなるので、糸開放姿勢でベール
アームを確実に保持できる。また、糸巻取姿勢への揺動
の際に、押圧力を発生する第1傾斜面の突出端に到達す
るまでに規制手段による規制が解除されるので、トグル
ばねのばね力を強くする必要がなくなり、ベールアーム
を糸巻取姿勢に戻しやすくなる。
【0010】発明2に係るスピニングリールのベール反
転装置は、発明1に記載の装置において、規制手段は、
ベールアームが糸巻取姿勢に揺動するとき、トグルばね
機構が死点を超えるまでに規制を解除する。この場合に
は、トグルばねの死点を超えるまでに規制が解除される
ので、キャスティング時に慣性力によりベールアームが
糸開放姿勢側に揺動し規制手段によって規制され揺動が
止まると、トグルばね機構によりベールアームは糸開放
姿勢に戻る。
【0011】発明3に係るスピニングリールのベール反
転装置は、発明に1又は2に記載の装置において、移動
部材は、先端がベールアームの揺動中心の近傍に向けて
揺動軸芯に沿うように屈曲し、後端がロータの回転軸芯
に向けて屈曲し、その間の中間部がロータの回転軸芯に
沿って配置された部材であり、中間部がロータに前後移
動自在に係止され、ベールアームに形成された係合凹部
に先端が揺動方向に移動自在に係止されている。この場
合には、ベールアームが揺動すると、係合凹部に係止さ
れた移動部材の先端が揺動軸芯回りに旋回する。これに
より、移動部材の中間部がロータに係止されて前後移動
する。ここでは、屈曲して形成された移動部材の先端を
ベールアームの係合凹部に係止し、中間部を前後移動自
在に係止するだけで、ベールアームの揺動運動を移動部
材の後端の前後直線運動に簡単に変換できる。
【0012】発明4に係るスピニングリールのベール反
転装置は、発明1から3のいずれかに記載の装置におい
て、規制手段は、ベールアーム及びロータのいずれか一
方に他方に向けて進退自在に装着された規制ピンと、規
制ピンを他方に向けて付勢する付勢部材と、ベールアー
ム及びロータのいずれか他方に設けられ、規制ピンを退
入方向に押圧するようにベールアーム及びロータのいず
れか一方に向けて突出する押圧部とを有し、押圧部は、
トグルばね機構が死点を超えるまでに規制ピンを通過す
る位置に配置されている。この場合には、規制ピンが他
方の部材を押圧することによりベールアームに抵抗を付
与するとともに、押圧部により規制ピンを退入させるこ
とで抵抗を大きくしてベールアームの糸巻取姿勢への逆
転を規制している。この押圧部と規制ピンによりベール
アームの逆転を規制しかつ移動部材の先端が切換部の第
1傾斜面の突出端に到達するまでに押圧部が規制ピンを
通過して規制を解除するように押圧部を配置しているの
で、小さなばね力のトグルばね機構で糸開放姿勢から糸
巻取姿勢へ戻すことができる。しかも、規制ピンを付勢
手段で付勢した状態で突出した押圧部を乗り越えさせて
いるので、乗り越え後に規制ピンが前進して音が発生す
る。このため、糸開放姿勢の近傍で発音するので、ベー
ルアームの姿勢の変化を視認することなく確認できる。
【0013】発明5に係るスピニングリールのベール反
転装置は、発明1から3のいずれかに記載の装置におい
て、規制手段は、ベールアーム及びロータのいずれか一
方に設けられた弾性部材と、ベールアームが糸開放姿勢
にあるとき弾性部材に接触しかつトグルばね機構が死点
を超えるまでに離反するようにベールアーム及びロータ
のいずれか他方に設けられた接触部とを有する。この場
合には、弾性部材と接触部とを設け、両者の接触による
抵抗によりベールアームの揺動を規制しているので、規
制手段の構成が簡素になる。
【0014】発明6に係るスピニングリールのベール反
転装置は、発明1から5のいずれかに記載の装置におい
て、トグルばね機構は、ベールアームに一端が係止され
た軸部材と、ロータに案内され一端が軸部材に他端がロ
ータにそれぞれ係止され軸部材を付勢するばね部材とを
有する。この場合には、トグルばね機構の構成が簡素に
なり、トグルばね機構の軽量化を図れる。
【0015】発明7に係るスピニングリールのベール反
転装置は、発明1から6のいずれかに記載の装置におい
て、トグルばね機構の死点は、糸巻取姿勢から糸開放姿
勢に向かうベールアームの揺動範囲を10としたときに
8対2から9.5対0.5の範囲に設定されており、糸
開放姿勢側に偏倚している。この場合には、ロータの糸
巻取方向の回転によりベールアームを糸開放姿勢から糸
巻取姿勢に戻すとき、切換部の突出量を少なくすること
ができ、ベールアームを反転しやすくなる。
【0016】発明8に係るスピニングリールのベール反
転装置は、発明1から7のいずれかに記載の装置におい
て、切換部は、第1傾斜面の突出部分と連続して形成さ
れ、第1傾斜面の突出部分から糸巻取回転方向下流側に
向けて突出量が減少する第2傾斜面を有する。この場合
には、第1傾斜面と第2傾斜面で山形の傾斜面が形成さ
れる。この第2傾斜面を形成することにより、糸開放姿
勢でロータが糸繰り出し方向に回転したときに、移動部
材が切換部材に接触しても第2傾斜面で切換部材に滑ら
かに案内され、損傷しにくくなる。
【0017】発明9に係るスピニングリールのベール反
転装置は、発明1から8のいずれかに記載の装置におい
て、リール本体の前部に設けられ、第2位置に移動した
移動部材の突出した他端が接触可能な弾性体製の制動部
材をさらに備える。この場合には、ベールアームが糸開
放姿勢に揺動し、移動部材がリール本体側の第2位置に
移動すると、移動部材の突出した他端が制動部材に接触
してロータが制動される。このため、ベール反転のため
に設けられた移動部材を制動のための部材と兼用できる
とともに、キャスティングやサミングのそれぞれに適し
た回転位相にロータを回転させた後に糸巻取姿勢にベー
ルアームを揺動させてもロータの回転位相がずれにくく
なる。
【0018】発明10に係るスピニングリールのベール
反転装置は、発明9に記載の装置において、切換部の傾
斜面の少なくとも一部は、制動部材の移動部材との接触
部よりロータ側に突出している。この場合には、制動部
材を設けても移動部材が切換部に確実に当接し、ベール
アームを糸開放姿勢から糸巻取姿勢を戻すことができ
る。
【0019】発明11に係るスピニングリールのベール
反転装置は、発明9又は10に記載の装置において、制
動部材は、少なくとも外周の一部に平坦な円周面で構成
された制動面を有し、第2位置に移動した移動部材の突
出した他端が制動面に接触する。この場合には、移動部
材の後端が制動面に接触するとき、移動部材の移動方向
(前後方向)と制動部材の圧縮方向(径方向)とが直交
するので、移動部材の第2位置がずれても制動部材の圧
縮量は変動しにくくなり、糸開放姿勢のときの制動力が
変化しにくくなる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1及び図2において、本発明の
一実施形態を採用したスピニングリールは、ハンドル1
と、ハンドル1を回転自在に支持するリール本体2と、
ロータ3と、スプール4とを備えている。ロータ3は、
リール本体2の前部に回転自在に支持されている。スプ
ール4は、釣り糸を外周面に巻き取るものであり、ロー
タ3の前部に前後移動自在に配置されている。なお、図
1では、ハンドル1がリール本体2の左側に、図2で
は、右側に装着している。このように、ハンドル1はリ
ール本体2の左右いずれにも装着可能である。
【0021】リール本体2は、内部に空間を有するリー
ルボディ2aと、リールボディ2aの空間を塞ぐために
リールボディ2aに着脱自在に装着される蓋部材2bと
を有している。リールボディ2aは、たとえばアルミニ
ウム合金製であり、上部に前後に延びるT字形の竿取付
脚2cが一体形成されている。図2に示すように、リー
ルボディ2aの空間内には、ロータ3をハンドル1の回
転に連動して回転させるロータ駆動機構5と、スプール
4を前後に移動させて釣り糸を均一に巻き取るためのオ
シレーティング機構6とが設けられている。リールボデ
ィ2a及び蓋部材2bの前端には、円形のフランジ部2
dと、フランジ部2dより小径で先端が開口する円筒部
2eと形成されている。円筒部2eには、図5に示すよ
うに、断面が円の一部が切り欠かれたD字状に形成され
た装着溝2fが形成されている。
【0022】蓋部材2bは、たとえばアルミニウム合金
製の部材であり、たとえば3カ所でリールボディ2aに
ビス止めされている。フランジ部2dにおいて、リール
ボディ2aと蓋部材2bとの分割部分には、図5及び図
6に示すように、後述する切換部材52が着脱自在に装
着されている。ロータ駆動機構5は、図2に示すよう
に、ハンドル1が回転不能に装着されたハンドル軸10
と、ハンドル軸10とともに回転するフェースギア11
と、このフェースギア11に噛み合うピニオンギア12
とを有している。ピニオンギア12は筒状に形成されて
おり、その前部12aはロータ3の中心部を貫通してお
り、ナット13によりロータ3と固定されている。ピニ
オンギア12は、その軸方向の中間部と後端部とが、そ
れぞれ軸受14a,14bを介してリール本体2に回転
自在に支持されている。
【0023】オシレーティング機構6は、スプール4の
中心部にドラグ機構71を介して連結されたスプール軸
15を前後方向に移動させてスプール4を同方向に移動
させるための機構である。 〔ロータの構成〕ロータ3は、図2に示すように、ロー
タ本体16と、ロータ本体16の先端に糸開放姿勢と糸
巻取姿勢とに揺動自在に装着されたベールアーム17
と、ベールアーム17を糸開放姿勢から糸巻取姿勢に戻
すためにロータ本体16に装着されたベール反転機構1
8とを有している。
【0024】ロータ本体16は、リールボディ2aにス
プール軸15回りに回転自在に装着された円筒部30
と、円筒部30の側方に互いに対向して設けられた第1
及び第2ロータアーム31,32とを有している。円筒
部30と両ロータアーム31,32とは、たとえばアル
ミニウム合金製であり一体成形されている。円筒部30
の前部には前壁33が形成されており、前壁33の中央
部にはボス部33aが形成されている。ボス部33aの
中心部には貫通孔が形成されており、この貫通孔をピニ
オンギアの前部12a及びスプール軸15が貫通してい
る。前壁33の前部にロータ3の固定用のナット13が
配置されている。円筒部30の後面は第3カバー部材3
0aにより覆われている。
【0025】第1及び第2ロータアーム31,32は、
図2〜図4に示すように、円筒部30の後部外周面にそ
れぞれ配置された第1及び第2接続部31a,32a
と、第1及び第2接続部31a,32aからそれぞれ外
方に凸に湾曲しつつ前方に延びる第1及び第2アーム部
31b,32bと、両接続部31a,31bと両アーム
部31b,32bとの両外方部分をそれぞれ覆う第1及
び第2カバー部材31c,32cとを有している。第1
及び第2接続部31a,32aは、円筒部30と周方向
に滑らかにそれぞれ連続して形成されている。
【0026】第1及び第2アーム部31b,32bは、
第1及び第2接続部31a,32aと滑らかに連続して
形成され円筒部30と間隔をあけて前方に延びている。
第1及び第2アーム部31b,32bは、先端部から円
筒部30との接続部分に向けて滑らかに湾曲している。
両接続部31a,31bと両アーム部31b,32bと
の両外方部分には、開口31d,32dがそれぞれ形成
されており、第1及び第2カバー部材31c,32c
は、開口31d,32dをそれぞれ外周側から塞いでい
る。この第1カバー部材31cと第1接続部31a及び
第1アーム部31bとの間には、収納空間48が形成さ
れている。
【0027】第1アーム部31bの先端の外周側には、
第1ベール支持部材40が揺動自在に装着されている。
第1アーム部31bには、図3及び図4に示すように、
ベール反転機構18の移動部材51(後述)を前後に案
内するための細長いガイド溝36と、ベールアーム17
に抵抗を付与するための規制機構75(図7)が装着さ
れる装着穴37と、第1ベール支持部材40を揺動自在
に装着するためのねじ孔付きのボス部38とが形成され
ている。
【0028】第2アーム部32bの先端内周側には、第
2ベール支持部材42が揺動自在に装着されている。第
1ベール支持部材40は、第1アーム部31bのボス部
38にねじ込まれた取付ピン39により第1ロータアー
ム31に取り付けられる。この取付ピン39は引っかか
りが少ない六角孔付きボルトからなり、その頭部に釣り
糸が引っかかりにくくなっている。
【0029】第1ベール支持部材40の先端には、図3
に示すように、釣り糸をスプール4に案内するためのラ
インローラ41と、ラインローラ41を挟んで第1ベー
ル支持部材40に固定された固定軸カバー47とが装着
されている。ラインローラ41は、第1ベール支持部材
40の先端に回転自在に装着されている。固定軸カバー
47は、先端がとがった変形円錐形状である。固定軸カ
バー47の先端部と第2ベール支持部材42との間には
線材を略U状に湾曲させた形状のベール43が固定され
ている。これらの第1及び第2ベール支持部材40,4
2、ラインローラ41、ベール43及び固定軸カバー4
7により、釣り糸をスプール4に案内するベールアーム
17が構成される。ベールアーム17は、図3(a)に
示す糸巻取姿勢と、図3(b)に示す糸巻取姿勢から反
転した糸開放姿勢との間で揺動自在である。
【0030】〔ベール反転機構の構成〕ベール反転機構
18は、第1ロータアーム31の収納空間48内に配置
されている。ベール反転機構18は、ベールアーム17
を糸開放姿勢から糸巻取姿勢にロータ3の回転に連動し
て復帰させるとともに、両姿勢でその状態を保持するた
めに設けられている。
【0031】ベール反転機構18は、図3〜図6に示す
ように、収納空間48内で第1アーム部31bに揺動自
在に装着されたトグルばね機構50と、収納空間48内
に略前後移動自在に装着された移動部材51と、移動部
材51に接触可能にフランジ部2dに着脱自在に装着さ
れた切換部材52と、ロータ3を制動するための制動部
材65を有するロータ制動機構54と、糸開放姿勢にあ
るベールアーム17の糸巻取姿勢への復帰を規制する規
制機構75を有している。
【0032】〔トグルばね機構の構成〕トグルばね機構
50は、図3に示すように、ベールアーム17が糸巻取
姿勢となる第1位置と糸開放姿勢となる第2位置とを取
り得るように第1ロータアーム31内に配置され、ベー
ルアーム17を糸巻取姿勢と糸開放姿勢とに保持するた
めの機構である。トグルばね機構50は、一端が第1ベ
ール支持部材40に形成された係止され、他端が第1ア
ーム部31bに沿って延びるロッド55と、ロッド55
を進出側に付勢するコイルばね57とを有している。
【0033】ロッド55は、図4に示すように、先端に
第1ベール支持部材40の係合穴40aに係止されるよ
うに第1ベール支持部材40に向けて折れ曲がった係止
部55aを有している。また、ロッド55は、中間部に
コイルばね57の先端部を係止するための係止突起55
bを有し、後端部に僅かに湾曲した湾曲部55cを有し
ている。係止突起55bには、コイルばね57の先端が
当接するワッシャ56が装着されており、これにより、
コイルばね57の先端部からロッド55に力が均一に伝
達される。
【0034】コイルばね57は、アーム部31bに装着
された、たとえばポリアミド系合成樹脂などの合成樹脂
製の案内シート34に接触して案内される。案内シート
34は、コイルばね57の一側面を案内するとともに基
端部を係止するように折れ曲がった壁面部34aを有し
ている。壁面部34aは、コイルばね57の側部及び基
端部に接触し得る高さを有している。これにより、コイ
ルばね57が伸縮しやすくなるとともに、コイルばね5
7が伸縮する際にアーム部31bが傷つかなくなる。
【0035】コイルばね57のワッシャ56に係止され
る先端部は他の部分より巻径が小さくなっている。これ
により先端部以外でコイルばね57とロッド55との間
で大きな隙間が生じ、コイルばね57の内部でロッド5
5が姿勢を変えてもコイルばね57が変形しにくくな
る。なお、コイルばね57の基端部内周面に接触するボ
ス部や基端部外周面を覆うカバー部等を設けてコイルば
ね57の基端部を係止するようにしてもよい。また、こ
れらのボス部やカバー部を第1ベール支持部材40の揺
動軸と平行な軸回りに揺動するようにアーム部31bに
装着してもよい。たとえば、ボス部の基端面に円弧凸部
を形成するとともにアーム部31b内に円弧凸部に係合
する円弧凹部を形成し、これによりボス部を揺動自在に
構成することが考えられる。
【0036】このような構成のトグルばね機構50は、
揺動軸の軸芯であるコイルばね57と基端の中心位置と
第1ベール支持部材40の揺動軸芯O(取付ピン39の
軸芯)とを結ぶ線分Fに対して、糸巻取姿勢と糸開放姿
勢とでロッド55の第1ベール支持部材40に対する係
止位置が異なる方向に位置するように配置されている。
この線分Fに重なる位置がトグルばね機構50の死点
(コイルバネ57が最も圧縮する位置)である。これに
より、トグルばね機構50は、ベールアーム17を死点
を挟んで両姿勢に振り分けて付勢しかつ両姿勢で保持で
きる。このトグルばね機構50の死点は、糸開放姿勢側
に偏倚している。具体的には、ベールアーム17の揺動
範囲を10としたとき、糸巻取姿勢側から糸開放姿勢側
に向かう揺動範囲において9対1の位置に設定されてい
る。この死点の位置は、8対2から9.5対0.5の範
囲に設定するのが好ましい。このような範囲に死点の位
置を設定すると、糸開放姿勢から糸巻取姿勢に戻すとき
に死点を超えて移動部材51を押圧するための切換部材
52による押圧量を少なくすることができ、切換部材5
2の突出量が少なくてすむ。
【0037】〔移動部材の構成〕移動部材51は、たと
えば、ステンレス合金などの金属製の線材の両端を90
度異なる方向に折り曲げて形成された部材である。移動
部材51は、図3(a)に示す第1位置(離反位置)と
図3(b)に示す第2位置(接触位置)とに、第1アー
ム部31bに略前後移動自在に装着されている。移動部
材51は、図3〜図6に示すように、その先端部51a
が外周側に折り曲げられ、第1ベール支持部材40に形
成された略扇形の係合凹溝40bに係止されている。中
間部51bは、ロッド55より径方向内側で第1アーム
部31bに沿って延びている。
【0038】後端部51cは、ガイド溝36を貫通し、
ロータ制動機構54を構成する制動部材65の前端面に
僅かに重なり合う位置まで内方に延びており、その後端
面が僅かに丸みを帯びている。ガイド溝36の幅は、移
動部材51の直径とほぼ同じ寸法である。このため、移
動部材51の中間部51bの径方向内側は、ベールアー
ム17の揺動に連動してガイド溝36に沿って前後に案
内される。中間部51bと後端部51cとの屈曲部分の
外周側は、案内部材67により前後方向及び径方向に案
内されている。案内部材67は第1カバー部材31cに
固定されており、後端部51cがはまりこむように湾曲
した凹溝67aが内部に形成されている。
【0039】案内部材67には、コイルばねからなる押
圧ばね68を装着可能なたとえば円柱状の装着穴67b
が凹溝67aに開口して形成されている。押圧ばね68
は、圧縮状態で凹溝67aに装着されており、移動部材
51の中間部51bを押圧することで後端部51cを制
動部材65の外周に形成された制動面65a(後述)に
向けて付勢している。押圧ばね68の先端には、移動部
材51の中間部51bの外周面に係合するように半円弧
状の凹部69aが形成された押圧部材69が装着されて
いる。押圧部材69は、移動部材51の中間部51bを
前後移動自在にしかつ押圧ばね68の付勢力を中間部5
1bに効率よく伝達するために設けられている。
【0040】このように、移動部材51を制動面65a
に向けて付勢することにより、前後移動する移動部材5
1の取付誤差などにより移動部材51に制動部材65に
向けた押圧方向のガタが生じても、そのガタが押圧ばね
68により解消され、押圧ばね68により一定の付勢力
で移動部材51が押圧される。このため、制動面65a
に向かう押圧方向のガタによる制動力の変動を抑えるこ
とができる。
【0041】移動部材51の係合凹溝40bでの係止端
は、ベールアーム17が糸開放姿勢にあるとき、後端部
51cとベールアーム17の揺動中心とを結ぶ線分より
糸巻取姿勢側に位置している。つまり、移動部材51
は、接触位置(図3(b))にあるときの後端部51c
の軸芯と第1ベール支持部材40の揺動軸芯とを結ぶ線
分から同じ方向に第1位置(離反位置)と第2位置(接
触位置)とで第1ベール支持部材40への係止位置が存
在するように配置されている。これにより、移動部材5
1の後端部51cが切換部材52により押圧されたと
き、第1ベール支持部材40を糸巻取姿勢側に復帰させ
ることができる。この第2位置(接触位置)にあると
き、後端部51cの端面は、制動部材65の前端面より
奥側で外周面よりやや内方に食い込んでいる。このた
め、移動部材51の移動量が僅かに変動しても常に同じ
制動力が得られる。
【0042】〔切換部材の構成〕切換部材52は、たと
えばポリアミド系合成樹脂やポリアセタールなどの合成
樹脂製の部材であり、図5及び図6に示すように、リー
ルボディ2aと蓋部材2bとの分割部分でフランジ部2
dに着脱自在に装着されている。リールボディ2aと蓋
部材2bとの分割部分には、矩形の切り欠き53が形成
されている。切換部材52は、2つの傾斜面60a,6
0bを有する山形のカム部60と、カム部60と一体形
成されたくびれ部61と、鍔部62とを有している。傾
斜面60aは、図6に矢印で示すロータ3の糸巻取回転
方向の下流側が上流側によりロータ3に向けて前方に突
出する傾斜面である。傾斜面60bは、傾斜面60aの
突出部分から糸巻取回転方向下流側に向けて突出量が減
少する傾斜面である。傾斜面60a,60bの最も突出
した突出端60cの突出量は、傾斜面60aに後端部5
1cが接触した移動部材51がベールアーム17を糸巻
取姿勢に向けて押圧したときにトグルばね機構50の死
点を超えるように設定されている。
【0043】くびれ部61は、切り欠き53にはめ込ま
れる大きさを有しており、フランジ部2dの肉厚と略同
じ寸法の隙間をカム部60と鍔部62との間に形成して
いる。鍔部62は、くびれ部61より大きな断面を有し
ており、フランジ部2dの裏面に接触する。この傾斜面
60bを設けると、ベールアーム17が糸開放姿勢にあ
るとき、無理に逆転(糸繰り出し方向の回転)が加わっ
て移動部材51が切換部材52に接触しても、ベール反
転機構18の移動部材51が傾斜面60bで切換部材5
2に滑らかに案内され、損傷しにくくなる。なお、この
ような2つの傾斜面60a,60bを有する切換部材5
2は、リール本体2と一体形成された切換部にも適用で
きる。
【0044】このように構成された切換部材52は、リ
ールボディ2aに蓋部材2bを装着するとき、たとえば
リールボディ2a側の切り欠き53にくびれ部61をは
め込み、蓋部材2bをリールボディ2aにビス止めする
だけで、リール本体2に固定できる。このため、固定の
ための別の部材を用いずに簡単にリール本体2に切換部
材52を固定できる。また、リール本体2が腐食しやす
いものであっても、移動部材51が接触する切換部材5
2はリール本体2と別部材であるので、ベールアーム1
7が反転するときにリール本体2が傷つくことがない。
このため、傷による腐食の進行を防止できる。さらに、
リール本体2に装着される切換部材52は、誘電体であ
る合成樹脂製であるため、切換部材52をリール本体2
に接触させてもリール本体2が電解腐食しない。
【0045】〔ロータ制動機構の構成〕ロータ制動機構
54は、糸開放姿勢にベールアーム17が揺動したとき
ロータ3を制動するものであり、移動部材51と、円筒
部2eの基端部側に形成された装着溝2fに装着された
制動部材65とを有している。すなわち、移動部材51
は、ベール反転機構18を構成するとともに、ロータ制
動機構54も構成する。
【0046】制動部材65は、ベールアーム17が糸開
放姿勢にあるとき、ロータ3の回転を制動するために設
けられている。制動部材65は、断面が矩形の、たとえ
ばスチレン‐ブタジエン‐ゴム(SBR)、アクリロニ
トリル‐ブタジエン‐ゴム、ブタジエン‐ゴム、イソプ
レン‐ゴム、クロロプレン‐ゴム、シリコーン‐ゴム、
ウレタン‐ゴム等の合成ゴムからなる弾性体製のリング
状の部材である。制動部材65の外周面には、切換部材
52を回避する部分を除いて平坦な円周面で構成された
制動面65aが形成されている。制動部材65は、断面
がD字状の円筒部2eの基端外周面に装着されている。
したがって、制動部材65は、正面視D字状に装着され
ている。この制動部材65の直線部は、切換部材52を
迂回するために設けられている。制動部材65の制動面
65aの先端端縁には、導入面65bが制動面65aと
連続して形成されている。導入面65bは、糸開放姿勢
への揺動に連動した移動部材51の移動方向上流側が下
流側より遠ざかるように形成されており、本実施形態で
は、制動面65aと連続して丸みをおびたアール面で形
成されている。このように制動面65aに連続して傾斜
した導入面65bを形成すると、移動部材51が制動部
材65に接触するとき、移動部材51の丸みを帯びた後
端部51cの端面が制動部材65の導入面65bを経て
制動面65aに滑らかに接触する。このため、ベールア
ーム17の姿勢の切り換えがスムーズになる。
【0047】〔規制機構の構成〕規制機構75は、ベー
ルアーム17とロータ3の第1アーム部31bとの間の
対向部分に設けられ、ベールアーム17が糸開放姿勢に
配置されているとき、ベールアーム17が糸巻取姿勢に
戻るのを規制するとともに、ベールアーム17が糸巻取
姿勢に揺動するとき、移動部材51の後端部51cが傾
斜面60aの突出端60cに到達するまでに規制を解除
する機構である。規制機構75は、図7及び図8に示す
ように,第1アーム部31bの装着穴37に装着された
規制ピン76と、規制ピン76をベールアーム17側に
付勢するコイルばね77と、第1ベール支持部材40に
設けられた押圧部78とを有している。
【0048】規制ピン76は、大径の当接部76aと小
径のばね装着部76bとを有する金属製のピンである。
この当接部76aとばね装着部76bとの段差部分にコ
イルばね77の先端が接触している。コイルばね77
は、ばね装着部76bの外周側に配置されており、規制
ピン76を第1ベール支持部材40に向けて付勢する。
押圧部78は、2つの傾斜面78a,78bを有し、第
1アーム部31bに向けて突出して形成されている。押
圧部78は、糸開放姿勢から糸巻取姿勢に揺動すると
き、移動部材51の後端部51cが傾斜面60aの突出
端60cに到達するまでに規制ピン76を通過して規制
を解除できる位置に配置されている。具体的には、図9
(a)に示すように、押圧部78は、糸開放姿勢のとき
規制ピン76より矢印で示す糸巻取姿勢への揺動方向の
上流側に位置し、図9(b)に示すように、糸巻取姿勢
への揺動中にトグルばね機構50が死点に至るまでに規
制ピン76を通過するような位置に配置されている。
【0049】このような構成のベール反転機構18で
は、トグルばね機構50は、図3(a)に示すような第
1位置と、図3(b)に示すような第2位置とをとるこ
とが可能である。第1位置は、ベールアーム17の糸巻
取姿勢に対応し、第2位置はベールアーム17の糸開放
姿勢に対応している。また、移動部材51は、図3
(a)に示す第1位置(離反位置)と、図3(b)に示
す第2位置(接触位置)とに後端部51cがガイド溝3
6に案内されて前後移動することができる。この第1位
置(離反位置)が糸巻取姿勢に対応し、第2位置(接触
位置)が糸巻取姿勢に対応する。第2位置(接触位置)
では、移動部材51の後端部51cの端面が制動部材6
5の前端面より奥側で制動面65aが僅かに圧縮される
ように接触する。このため、移動部材51の移動位置、
つまり第2位置(接触位置)が軸方向に変動しても制動
力は変動しない。
【0050】また、第2位置(接触位置)でハンドル1
の操作によりロータ3が糸巻取方向に回転すると、移動
部材51の後端部51cが切換部材52の傾斜面60a
に衝突して回転し、移動部材51は第1位置(離反位
置)に向けて前方に押圧され、トグルばね機構50の死
点を超えた時点でベールアーム17は、糸巻取姿勢に復
帰する。このとき、規制機構75の規制ピン76による
規制はトグルばね機構50の死点を超えるまでに解除さ
れている。
【0051】〔その他の構成〕ロータ3の円筒部30の
内部には、図2に示すように、ロータ3の逆転を禁止・
解除するための逆転防止機構70が配置されている。逆
転防止機構70をローラ型のワンウェイクラッチを有し
ており、ワンウェイクラッチを作用状態と非作用状態と
に切り換えることにより、ロータ3の逆転を禁止・解除
する。
【0052】スプール4は、ロータ3の第1ロータアー
ム31と第2ロータアーム32との間に配置されてお
り、スプール軸15の先端にドラグ機構71を介して装
着されている。スプール4は、外周に釣り糸が巻かれる
糸巻胴部4aと、糸巻胴部4aの後部に一体で形成され
たスカート部4bと、糸巻胴部4aの前端に一体で形成
されたフランジ部4cとを有している。
【0053】〔リールの操作及び動作〕キャスティング
時には逆転防止機構70によりロータ3を逆転禁止状態
にして手でベールアームを持ってベールアーム17を糸
開放姿勢に反転させる。ベールアーム17を糸開放姿勢
に反転させると、第1ベール支持部材40及び第2ベー
ル支持部材42は後方側に倒れ、ベール反転機構18
は、図3(b)に示すような第2位置に配置される。こ
のとき、規制機構75では、トグルばね機構50の死点
を超えると押圧部78が規制ピン76を通過する。ベー
ルアーム17が糸開放姿勢に倒れた状態では、スプール
4からの釣り糸を容易に繰り出すことが可能である。こ
のキャスティング時に、規制機構75により糸開放姿勢
から糸巻取姿勢に戻りにくくなるように規制されている
ので、トグルばね機構50の付勢力を弱くしてベールア
ーム17を反転しやすくしても、キャスティングによる
慣性力でベールアーム17が糸巻取姿勢に反転しにくく
なる。
【0054】この糸巻取姿勢から糸開放姿勢への揺動に
おいて、トグルばね機構50では、第1ベール支持部材
40の回転によってロッド55が図3(a)において徐
々に退入しつつ反時計方向に揺動し、図3(b)に示す
第2位置にいたる。このとき、死点を超えるまでは退入
する。死点を超えると、ロッド55がコイルばね57の
付勢力により進出してベールアーム17を糸開放姿勢側
に切り換えるとともにその姿勢で保持する。この死点を
超えると、規制機構75の押圧部78が規制ピン76を
乗り越えてベールアーム17の糸巻取姿勢への揺動を規
制するとともに、押圧部78が規制ピン76を通過した
時点で規制ピン76が急激に第1ベール支持部材40に
衝突して発音する。これにより、ベールアーム17の姿
勢が切り換わったことがわかる。
【0055】ベールアーム17が糸開放姿勢に揺動する
と、この揺動に伴って移動部材51は離反位置から接触
位置に移動し、移動部材51の後端部51cの先端は制
動部材65に弾性的に接触する。この結果、ロータ3が
制動されその回転位相を保持する。しかし制動部材65
と弾性的に接触して摩擦により制動されているだけであ
るので、ロータ3を手で回転させたりハンドル1により
回転させたりすれば簡単に回転位相を調整できる。すな
わち、ロータ3が摩擦力により制動され回転位相が維持
されるので、ベールアーム17を糸開放姿勢にしたとき
にロータ3が回転することはない。したがって、キャス
ティング時やサミング時にロータ3の不意の回転による
不具合を解消できる。しかも、ロータ3は摩擦により制
動されているだけであるので、ロータ3に力を加えれば
簡単に回して回転位相を調整することができる。また、
移動部材51は、押圧ばね68により制動面65aに向
けて付勢されているので、移動する移動部材51の取付
誤差などにより移動部材51に制動面65aに向けた押
圧方向のガタが生じても、そのガタが押圧ばね68によ
り解消され、押圧ばね68により一定の付勢力で移動部
材51が押圧される。このため、押圧方向のガタによる
制動力の変動を抑えることができる。
【0056】この状態で釣り竿を握る手の人差し指で釣
り糸を引っかけながら釣り竿をキャスティングする。す
ると釣り糸は仕掛けの重さにより勢いよく放出される。
このとき、前述したようにベールアーム17は、規制機
構75により規制され、糸開放姿勢から糸巻取姿勢に戻
りにくくなっている。具体的には、図9(a)に示すよ
うに、規制ピン76を押圧部78が乗り越えた位置に配
置されているので、押圧部78に邪魔されて慣性力によ
りベールアーム17が揺動中心Oを中心に反転しにくく
なる。
【0057】キャスティング後に、ベールアーム17を
糸開放姿勢に維持したままの状態でハンドル1をたとえ
ば左手で糸巻取方向に回転させると、ロータ駆動機構5
によりロータ3が糸巻取方向に回転する。ロータ3が糸
巻取方向に回転すると、ベールアーム17がベール反転
機構18により糸巻取姿勢に復帰する。具体的には、図
5及び図6において、移動部材51がロータ3とともに
時計方向に回転する。すると、移動部材51の後端部5
1cがリール本体2側に固定された切換部材52の傾斜
面60aに当接する。これにより、移動部材51が前方
に押圧され、図6に二点鎖線で示す第1位置(離反位
置)に切り換えられ、第1ベール支持部材40を糸巻取
姿勢に揺動させる。これに伴ってトグルばね機構50の
ロッド55が図3(b)に示す第2位置から図3(a)
に示す第1位置に向けて揺動する。そして、傾斜面60
aの突出端60cに到達するまでにトグルばね機構50
が死点を超えると、コイルばね57の付勢力よりロッド
55が進出し、ベールアーム17を糸巻取姿勢に切り換
えるとともにその姿勢で保持する。このトグルばね機構
50の死点を超えるまでに規制機構75による抵抗は解
消される。具体的には、図9(b)に示すように、揺動
中心Oとトグルばね機構50の後端とを結ぶ直線上にト
グルばね機構50が配置された死点に至る前に、押圧部
78は規制ピン76を通過して押圧部78による規制が
解除される。このため、トグルばね機構50の付勢力を
強くすることなくベールアーム17を糸巻取姿勢に戻す
ことができる。
【0058】このような構成により、トグルばね機構の
ばね力を強くするためにばねの線径を太くすることによ
り生じる弊害も防止できる。具体的には、線径を太くす
る場合には、耐久性を向上させるために巻径や巻数を増
やす必要が生じる。このためばねが大型化し、それを収
納するロータを大型化しなければならないといった弊害
が生じる。
【0059】ベールアーム17が糸巻取姿勢に復帰する
と、第1ベール支持部材40及び第2ベール支持部材4
2は、図1及び図2に示すように、それぞれ前方側に起
立している。ベールアーム17が糸巻取姿勢に戻ると、
ベールアーム17により釣り糸がスプール4に案内され
てスプール4の外周に巻き付けられる。
【0060】〔他の実施形態〕 (a)前記実施形態では、規制機構75の規制ピン76
を第1アーム部31bに、押圧部78を第1ベール支持
部材78に形成したが、図10に示すように、逆に設け
てもよい。図10に示す実施形態では、規制機構85
は、第1ベール支持部材40に装着された規制ピン86
及びコイルバネ87と、第1アーム部31bに形成され
た押圧部88とを有している。このような構成でも前記
実施形態と同様な効果が得られる。
【0061】(b) 前記実施形態では、規制機構75
を第1ベール支持部材40と第1アーム部31bとの間
に配置したが、図11に示すように、規制機構95を第
2ベール支持部材42と第2アーム部32bとの間に配
置してもよい。図11に示すの実施形態では、規制機構
95は、ロータ3の第2アーム部に設けられた弾性部材
96と、ベールアーム17の第2ベール支持部材42に
設けられた接触部97とを有している。弾性部材96
は、たとえば合成ゴム製であり、第2アーム部32bの
第2ベール支持部材42との対向面にたとえば接着など
の適宜の固定手段により固定されている。接触部97
は、第2ベール支持部材42の対向面に突出して形成さ
れ、弾性部材96と接触することにより第2ベール支持
部材42に抵抗を付与して糸開放姿勢を維持するように
作用する。接触部97は、ベールアーム17が、図11
(a)示す糸巻取姿勢のとき弾性部材96から離反し、
図11(b)に示す糸開放姿勢にあるとき弾性部材96
に接触しかつ糸巻取姿勢に向けた揺動中にトグルばね機
構50が死点を超えるまでに離反するように形成されて
いる。したがって、接触部97は、糸巻取姿勢への揺動
中は、トグルばね機構50が死点を超えるまでに弾性部
材96から離反して抵抗が解消される。
【0062】このような構成の規制機構95は、前記実
施形態に比べて構成が簡素になる。なお、弾性部材96
を第2ベール支持部材42に装着し、接触部97を第2
アーム部32bに設けてもよい。また、これらを第1ベ
ール支持部材40と第1アーム部31bとの間に設けて
もよい。 (c)前記実施形態では、制動部材を合成ゴム製にした
が、弾性を有するものであれば、金属、合成樹脂、コル
ク等の木材、皮革材等でもよい。
【0063】(d)前記実施形態では、移動部材51を
金属製の線材で構成したが、移動部材はこれに限定され
ず、後端部が前後移動して制動部材の制動面に接触する
ものであればどのような形態でもよい。 (e)前記実施形態では、規制機構75の押圧部78
は、糸開放姿勢のとき規制ピン76より矢印で示す糸巻
取姿勢への揺動方向の上流側に位置し、糸巻取姿勢への
揺動中にトグルばね機構50が死点に至るまでに規制ピ
ン76を通過するような位置に配置されている。本発明
はこれに限定されず、押圧部78は、死点を超えても移
動部材51の後端部51cが傾斜面60aの突出端60
cに到達するまでに規制を解除する位置に配置されてい
ればよい。
【0064】(f)前記実施形態では、フロントドラグ
式のスピニングリールを例に説明したが、本発明は揺動
するベールアームを糸巻取姿勢に復帰させる、リアドラ
グ式のスピニングリールやレバーブレーキ式のスピニン
グリールなどの全ての形式のスピニングリールのベール
反転装置に適用できる。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、糸開放姿勢にあるとき
には規制手段により規制されてベールアームが糸巻取姿
勢に戻りにくくなるので、糸開放姿勢でベールアームを
確実に保持できる。また、糸巻取姿勢への揺動の際に、
押圧力を発生する第1傾斜面の突出端に到達するまでに
規制手段による規制が解除されるので、トグルばねのば
ね力を強くする必要がなくなり、ベールアームを糸巻取
姿勢に戻しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を採用したスピニングリー
ルの左側面図。
【図2】その左側面断面図。
【図3】第1ロータアームの平面図。
【図4】第1ロータアームの断面拡大図。
【図5】ベール反転機構を示すリールボディの正面図。
【図6】ベール反転機構を示すリールボディの底面部分
図。
【図7】第1ベルー支持部材の部品図。
【図8】図7のVIII−VIII断面図。
【図9】ベールアームの揺動時の規制状態の変化を示す
模式図。
【図10】他の実施形態の図8に相当する図。
【図11】他の実施形態の規制機構を示す第2ロータア
ームの平面図。
【符号の説明】 2 リール本体 3 ロータ 17 ベールアーム 18 ベール反転機構 50 トグルばね機構 51 移動部材 51a 先端部 51b 中間部 51c 後端部 52 切換部材 55 ロッド 57 コイルバネ 60a,60b 傾斜面 60c 突出端 65 制動部材 65a 制動面 75,85,95 規制機構 76,86 規制ピン 77,87 コイルバネ 78,88 押圧部 96 弾性部材 97 接触部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピニングリールのリール本体に回転自在
    に装着されたロータに糸巻取姿勢と糸開放姿勢とに揺動
    自在に装着されたベールアームを、前記ロータの糸巻取
    方向の回転に連動して前記糸開放姿勢から前記糸巻取姿
    勢に戻すスピニングリールのベール反転装置であって、 先端が前記ベールアームに係止され、前記ベールアーム
    の揺動に連動して前記糸巻取姿勢に対応する前記リール
    本体から離反した第1位置と前記糸開放姿勢に対応する
    前記リール本体に接近した第2位置とに後端が少なくと
    も前後移動自在に前記ロータに設けられた移動部材と、 前記ベールアームの前記移動部材の係止位置と異なる位
    置に先端が回動自在に係止され、前記ベールアームを前
    記糸巻取姿勢と糸開放姿勢とに振り分けて付勢するトグ
    ルばね機構と、 前記リール本体の前部に設けられ、前記ロータの糸巻取
    回転方向下流側が上流側より前記リール本体の前面から
    前記ロータ側に突出した第1傾斜面を有し、前記ロータ
    が糸巻取方向に回転したとき、前記第2位置に移動した
    前記移動部材の後端に前記第1傾斜面が接触して前記移
    動部材を前記トグルばね機構の死点を超えて前記第1位
    置に向けて移動させる切換部と、 前記ベールアームと前記ロータとの間に設けられ、前記
    ベールアームが前記糸開放姿勢に配置されているとき、
    前記ベールアームが前記糸巻取姿勢に戻るのを規制する
    とともに、前記ベールアームが糸開放姿勢に配置された
    状態で前記ロータが前記糸巻取方向に回転して前記移動
    部材の後端が前記第1傾斜面の突出端に到達するときま
    でに規制を解除する規制手段と、を備えたスピニングリ
    ールのベール反転装置。
  2. 【請求項2】前記規制手段は、前記ベールアームが前記
    糸巻取姿勢に揺動するとき、前記トグルばね機構が死点
    を超えるまでに規制を解除する、請求項1に記載のスピ
    ニングリールのベール反転装置。
  3. 【請求項3】前記移動部材は、先端が前記ベールアーム
    の揺動中心の近傍に向けて揺動軸芯に沿うように屈曲
    し、後端が前記ロータの回転軸芯に向けて屈曲し、その
    間の中間部が前記ロータの回転軸芯に沿って配置された
    部材であり、前記中間部が前記ロータに前後移動自在に
    係止され、先端が前記ベールアームに形成された係合凹
    部に揺動方向に移動自在に係止されている、請求項1又
    は2に記載のスピニングリールのベール反転装置。
  4. 【請求項4】前記規制手段は、 前記ベールアーム及び前記ロータのいずれか一方に他方
    に向けて進退自在に装着された規制ピンと、 前記規制ピンを前記他方に向けて付勢する付勢部材と、 前記ベールアーム及び前記ロータのいずれか他方に設け
    られ、前記規制ピンを退入方向に押圧するように前記ベ
    ールアーム及び前記ロータのいずれか一方に向けて突出
    する押圧部とを有し、 前記押圧部は、前記トグルばね機構が死点を超えるまで
    に前記規制ピンを通過する位置に配置されている、請求
    項1から3のいずれかに記載のスピニングリールのベー
    ル反転装置。
  5. 【請求項5】前記規制手段は、 前記ベールアーム及び前記ロータのいずれか一方に設け
    られた弾性部材と、 前記ベールアームが前記糸開放姿勢にあるとき前記弾性
    部材に接触しかつ前記トグルばね機構が死点を超えるま
    でに離反するように前記ベールアーム及び前記ロータの
    いずれか他方に設けられた接触部とを有する、請求項1
    から3のいずれかに記載のスピニングリールのベール反
    転装置。
  6. 【請求項6】前記トグルばね機構は、前記ベールアーム
    に一端が係止された軸部材と、前記ロータに案内され一
    端が前記軸部材に他端が前記ロータにそれぞれ係止され
    前記軸部材を付勢するばね部材とを有する、請求項1か
    ら5のいずれかに記載のスピニングリールのベール反転
    装置。
  7. 【請求項7】前記トグルばね機構の死点は、前記糸巻取
    姿勢から前記糸開放姿勢に向かう前記ベールアームの揺
    動範囲を10としたときに8対2から9.5対0.5の
    範囲に設定されており、前記糸開放姿勢側に偏倚してい
    る、請求項1から6のいずれかに記載のスピニングリー
    ルのベール反転装置。
  8. 【請求項8】前記切換部は、前記第1傾斜面の突出部分
    と連続して形成され、前記第1傾斜面の突出部分から前
    記糸巻取回転方向下流側に向けて突出量が減少する第2
    傾斜面を有する、請求項1から7に記載のスピニングリ
    ールのベール反転装置。
  9. 【請求項9】前記リール本体の前部に設けられ、前記第
    2位置に移動した前記移動部材の突出した後端が接触可
    能な弾性体製の制動部材をさらに備える、請求項1から
    8のいずれかに記載のスピニングリールのベール反転装
    置。
  10. 【請求項10】前記切換部の傾斜面の少なくとも一部
    は、前記制動部材の前記移動部材との接触部より前記ロ
    ータ側に突出している、請求項9に記載のスピニングリ
    ールのベール反転装置。
  11. 【請求項11】前記制動部材は、少なくとも外周の一部
    に平坦な円周面で構成された制動面を有し、 前記第2位置に移動した前記移動部材の突出した後端が
    前記制動面に接触する、請求項9又は10に記載のスピ
    ニングリールのベール反転装置。
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