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JP2003186408A - 凸文字を備えた文字表示板及びその操作盤 - Google Patents

凸文字を備えた文字表示板及びその操作盤

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Publication number
JP2003186408A
JP2003186408A JP2001382471A JP2001382471A JP2003186408A JP 2003186408 A JP2003186408 A JP 2003186408A JP 2001382471 A JP2001382471 A JP 2001382471A JP 2001382471 A JP2001382471 A JP 2001382471A JP 2003186408 A JP2003186408 A JP 2003186408A
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JP
Japan
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character
operation panel
character display
display surface
convex
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JP2001382471A
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English (en)
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JP2003186408A5 (ja
JP3722061B2 (ja
Inventor
Hideki Suzuki
英己 鈴木
Shiro Fujimori
志郎 藤森
Shinichi Uruma
真一 漆間
Hiroshige Kubota
太栄 久保田
Kenta Kumagai
健太 熊谷
Shinji Shibuya
信治 澁谷
Mitsuru Sakai
満 坂井
Shigeki Iwase
茂樹 岩瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JP2003186408A publication Critical patent/JP2003186408A/ja
Publication of JP2003186408A5 publication Critical patent/JP2003186408A5/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視認性が良好で、かつ、指などによる触覚で
の認識が良好な文字を利用した文字表示板または操作盤
を提供する。 【解決手段】 前記課題を解決するために、文字表示面
8から突出する凸状の文字部9を形成し、この文字部9
の断面形状をベース面10からトップ面11に向かって
先細りの形状とし、この文字部9を文字や操作スイッチ
1の文字表示面8に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、健常者には視認性
が良好で、視覚障害者には指などによる触覚での認識が
良好な文字板に関するものであり、特に、エレベータ等
の操作盤に使用される文字板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種の公共機器に使用される
操作盤においては、あらゆる利用者にとって使いやすい
操作盤が必要不可欠となっている。例えば、エレベータ
の操作盤に採用される階表示ボタンは、健常者には視認
性が良好で、視覚障害者には指などによる触覚での認識
が良好な文字表示が求められている。
【0003】従来技術においては、容器の特定箇所に凸
文字(符号を含む)を設けて指などによる触覚認識でそ
の容器の種目を認識する技術が普及している。
【0004】また、公共機器においては、前記課題を解
決するために、前記操作盤に使用される操作ボタンの凹
凸を工夫したり、あるいは、文字を1mm程度周囲のボ
タン面から隆起させた凸文字や点字と文字を併用して使
用しているものが知られている。
【0005】前記従来例としては、例えば、特開200
1−247153号や特開平8−73145号などがあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記エレベータの分野
においては、米国において、視覚障害者の便宜を図るた
め、操作盤のボタンの横に文字の高さ15mm以上の凸
文字からなる階床数字等を配置することが規定されてい
る(ADA法)。視認性を向上するには文字の高さは1
5mmよりも大きいほど視認性がよいのはいうまでもな
い。しかし、凸文字の高さに比例して凸文字の突起して
いる部分の線幅が太くなると、指などによる触覚での認
識がしづらくなるという課題がある。
【0007】そこで、本発明の目的とするところは、視
認性が良好で、かつ、指などによる触覚での認識が良好
な文字を利用した文字表示板または操作盤を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の文字板または
操作盤では、前記課題を解決するために、文字表示面か
ら突出する凸状の文字部を形成し、この文字部の断面形
状をベース面からトップ面に向かって先細りの形状と
し、この文字部を文字や操作スイッチの文字表示面に配
置する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1から図10を参照し
て、本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。なお、
同一部位や矢印、方向などは同一符号などで示し、重複
した説明を省略する。
【0010】図1から図8は第1の実施の形態に係るエ
レベータの操作盤、図9、図10は他の応用例を示して
いる。
【0011】先ず、図1を参照して、第1の実施の形態
に係るエレベータの操作盤に採用される文字板の概要を
説明する。図1は、第1の実施の形態に係る操作スイッ
チの構造図であり、(a)図が部分断面を含む操作スイ
ッチの斜視図、(b)図は操作スイッチの平面図を示し
ている。
【0012】図1において、符号1で総括的に示すの
は、この実施の形態に係る操作盤用の操作スイッチであ
る。この操作スイッチ1は、操作盤100に形成される
複数の開口部101に取り付けられ、エレベータ150
の運転に関する特定の操作指示、例えば、各階の停止や
扉の開閉等を指示するためのものである。
【0013】前記操作スイッチ1は、前記開口部101
に嵌合して取り付けられるボタンケース2と、前記ボタ
ンケース2内に出没可能に取り付けられる押圧部3と、
前記押圧部3の下方に配置されるスイッチ基板4と、前
記押圧部3の下方のスイッチ基板4上に配置される発光
部5と、前記発光部5の周囲の前記スイッチ基板4上に
配置されるスイッチ素子6と、前記押圧部3に受ける応
力を前記スイッチ素子6に伝達するとともに、前記発光
部5の光を前記開口部101側に反射するように配置さ
れる反射板7と、前記押圧部3と前記スイッチ基板4を
離す方向に作用する図示しないバネとを含んで構成され
る。
【0014】また、前記押圧部3は、その上面に略フラ
ットな文字表示面8を備えるとともに、通常の状態にお
いて、この文字表示面8が前記操作基盤面100aと略
面一となるように配置され、この文字表示面8を使用者
が指などで前記ボタンケース2内に押し込むことによ
り、この文字表示面8を備える前記押圧部3が前記反射
板7を介して前記スイッチ素子6をOFF状態からON
状態に操作することができる。このON状態において
は、前記発光部5が点灯状態となる。
【0015】ここで、前記文字表示面8は、アクリル材
料などの透光性を有する樹脂材料で形成される。前記文
字表示面8には、この文字表示面8より隆起して形成ま
たは配置される凸文字9が設けられる。この凸文字9は
前記周囲の文字表示面8と透過度の異なる材料または透
過度を異なるようにする塗装や表面処理あるいはシート
等が付される。
【0016】このため、前記ON状態において、前記発
行部5が点灯すると、前記凸文字9が周囲の透光性のあ
る文字表示面8に対して光を遮蔽するので、この凸文字
9が前記文字表示面8上に浮きあがって、ON状態であ
ることを明確に識別させることができる。
【0017】また、この実施の形態の最も大きな特徴
は、前記凸文字9の断面形状を略台形状に形成している
点である。即ち、この実施の形態では、前記凸文字9の
ベース面10(前記台形状の底辺)より、トップ面11
(前記台形状の上面)を小さく形成する。これにより、
健常者が視覚的にこの凸文字9を認識する場合には、広
い面積を備える前記ベース面10により、この凸文字9
を認識させることができる。一方、視覚障害者が指など
でこの凸文字9を接触的に認識する場合は、小さな面積
を備える前記トップ面11により、この凸文字9を認識
させることができる。
【0018】この種の設備機器においては、使用者に前
記凸文字9を認識しやすくさせるためには、可能な範囲
で大きく形成することが望ましい。例えば、エレベータ
においては、かご内のどこからでも前記凸文字9を認識
できる程度の大きさの文字であることが望まれる。もち
ろん、複数の操作スイッチ1を備えるエレベータの操作
盤100においては、大きければ良いというものではな
く、装置全体の小型化を考慮する必要がある。
【0019】例えば、米国のエレベータの規格において
は、操作盤100に使われる文字の高さ寸法H0を15
mm以上とすることが規定されている。しかし一方で
は、これらの公共性の強い設備機器においては、視覚障
害者への配慮が必要である。一般に、これら設備機器に
おいては、点字を併用しているが、文字自体を隆起させ
た凸文字を採用することも視覚障害者の指による触覚認
識に大いに役立たせることができる。しかし、この凸文
字は、触覚面積(接触面積)が大きすぎると指による触
覚認識がしづらくなる課題がある。
【0020】この実施の形態では、前記凸文字9の断面
形状を前記ベース面10からトップ面11へ先細りとす
ることにより、視認性と触覚(接触)による認識性を向
上させることができる。
【0021】以下、図2から図5を参照して、更に詳細
にこの実施の形態に係る操作スイッチ1を説明する。先
ず、図2を参照して、この操作スイッチ1が採用される
エレベータの操作盤の概略構造を説明する。図2はエレ
ベータの外観図を示すものであり、(a)図が扉と対向
する壁面を取り除いてかご内をみた室内外観図、(b)
図が第1操作盤の正面拡大図、(c)図が第2操作盤の
正面拡大図である。
【0022】図2において、符号150で示すエレベー
タのかごは、立方体形状の室内を備え、その周側面の一
方に出入口151が設けられている。この出入口151
を構成する壁面の一方に第1操作盤152が設けられて
おり、第1操作盤は主として立ち姿勢での操作に使用さ
れる。また、前記出入口151を備えた周側面と隣接す
る両周側面には手すり153と第2操作盤154が設け
られる。第2操作盤は主として車いす利用者による操作
を目的としている。更に、天井面には照明装置159が
設けられている。
【0023】前記第1操作盤152は、立ち姿勢の利用
者に合わせて、壁面の比較的高い位置に縦長に形成され
る。第1操作盤152は、その中央に階表示用の複数の
操作スイッチ1が配置され、その上部にスピーカ155
と非常通話用操作スイッチ156が配置される。この実
施の形態では、前記階表示用の複数の操作スイッチ1
は、階表示用として2列の操作スイッチ1を設け、その
下方に一対の開閉用の操作スイッチ157を備えてい
る。
【0024】また、前記第2操作盤154は、立ち姿勢
の腰位置近傍に設けられ、やや横長の正面形状を備えて
いる。この実施の形態では、前記第2操作盤154の下
側に2段の階表示用の複数の操作スイッチ1を備え、上
側の一方の片側にスピーカ155と非常通話用操作スイ
ッチ156を設け、上側の他の片側に表示部158と一
対の開閉ボタン157を配置している。この実施の形態
では、階表示用、開閉用、非常通話用の各操作スイッチ
1に対して図1で説明した凸文字9を付している。
【0025】次に、図3から図5を参照して、凸文字の
形状を更に詳細に説明する。図3は、凸文字「4」の具
体的形状を示す説明図であり、(a)図が正面図、
(b)図が断面図である。図4および図5は文字例を示
すものであり、図4が数値の事例、図5がアルファベッ
トの一例を示している。
【0026】図3において、この実施の形態では、前記
凸文字9が前記トップ面11の両側に傾斜面12を備え
て前記ベース面10に連続するように形成される。そし
て、このトップ面11は略同一幅に形成されるので、指
でこのトップ面11をなぞった際に、幅方向の凹凸感が
ないので触覚(接触)での認識性を向上させることがで
きる。また、この実施の形態では、前記トップ面11が
前記ベース面10の幅方向の中央に位置しているので、
視覚で認識した場合に、前記トップ面11が前記ベース
面10に重なって見える(斜め方向から見る)ことが軽
減され、そのままベース面10を見ることができるか
ら、視認性を向上することができる。更に、きれいな文
字に仕上げることができる。
【0027】また、この凸文字9は、前記文字表示面8
から突出寸法T0張り出して形成され、ベース面10の
文字幅L0、トップ面11の文字幅L1に設定されてい
る。更に、凸文字9の高さをH0、前記傾斜面12の角
度をΘに設定している。ここで、この実施の形態では、
前記と凸文字9の高さH0を15mmに設定し、前記ト
ップ面11の文字幅L1を0.8mmに設定し、更に前
記傾斜面12の角度Θを45度に設定している。更にま
た、前記トップ面11を前記ベース面10の文字幅に対
して左右方向に同幅の傾斜面12を形成している。これ
により、視覚障害者が指での触りをなるべく均等にする
ことで触覚感を向上させ、更に見た目の精度感を向上し
て視覚性を向上させている。
【0028】更に、この実施の形態では、凸文字9の端
部13以外の傾斜面12aの傾斜面幅Z1を略均等にす
るとともに、凸文字9の端部13の傾斜面12bの傾斜
面幅Z0を他の傾斜面幅Z1より小さく(前記角度Θを
45度より大きく)形成することで、凸文字9の終わり
(端部13)であることを触覚的に認識しやすくすると
ともに、視覚的にも凸文字9にアクセントを持たせて視
認性を向上させている。
【0029】なお、この実施の形態ではΘは45度とし
たが、実施の形態としてΘが45度より大きい形態、例
えば突出寸法T0が1.73mm、傾斜面幅Z1が略1
mm、トップ面11の文字幅L1が1mmで、傾斜面の
角度Θが60度という形態とすることでより効果を奏す
ることが可能である。図4において、前記凸文字9の前
記傾斜面幅Z0は文字によってのその幅を変化させる。
例えば、「1」の場合は、上部左側の筆の入り部分14
は、「7」と区別するためにトップ面11は設けず、視
認性を向上させるためにベース面10のみ設けるように
する。また、「2」「5」「7」「8」については、前
記「4」と同様な手法で端部13を形成する。また、
「3」の中央左側のおり返し部分15については傾斜面
幅Z2を1.5mmとして大きく形成し、同様に、
「6」の右上の筆入り部分16、及び、「9」のおり返
し部分17については、他の傾斜面幅Z1より大きいZ
3(0.8mm)に設定することで、視認性と触覚によ
る識別性を向上させている。「0」「8」は端部13が
無いので略均等の傾斜面幅Z1とする。
【0030】図5に示すアルフアベッドについては、例
えば、角のある端部を備えた「P」「R」「L」「M」
については、前記「4」と同様に手法で端部13を形成
する。一方、「G」の両端部18については、「6」と
同様な手法で形成する。更に「B」は端部13がないの
で略同様な傾斜面12の幅で形成する。
【0031】このように、この実施の形態に係る凸文字
9は、H0が15mm以上で、T0が1mm以上の時に
有効である。しかし、H0及びT0が前記設定より大き
いからと言って上限がある。この上限は、実験的見地か
ら、前記L1が0.5mmより大きく、1.5mmより
小さく設定すると触覚による識別が良好である。特に、
前記L1が0.6mm ≦ L1 1.2mm、あるい
は、0.7mm ≦L1 0.9mmであればいっそう
識別が容易となる。図3の(b)図で示したトップ面1
1と傾斜面12との稜線(角R)は、エッジを立てる
(角Rを小さくする)ことでトップ面11を触覚での識
別をし易くすることができる。しかし、必ずしも前記稜
線(角R)を小さくする必要はなく、この角Rを大きく
してもトップ面11の連続感を得るようにすれば同様な
効果を得ることができる。
【0032】このことから、前記トップ面11の面積Q
1は、前記ベース面10の面積Q2より小さく、より具
体的には面積Q1を面積Q2で割った値が0.5より小
さければ、より視認性と触覚により識別性を向上させる
ことができる。
【0033】更にこの実施の形態に係る凸文字9では、
トップ面の文字幅L1がベース面の文字幅L0よりも狭
くなっているので、「3」と「8」の触覚における識別
時において、「3」の開いている部分の開き幅が大きく
なる点でも識別性を向上させることができる。
【0034】図6は、前記第1の実施の形態の他の応用
例を示し、(a)図は操作スイッチ1の断面図、(b)
図は正面図を示している。図6において、この実施の形
態では、前記押圧部3の周囲を囲むボタンケース2の周
囲枠体2aを前記操作基盤面100aより張り出して形
成するとともに、前記文字表示面8を前記周囲枠体2a
より落ち込んで形成する。そして、操作スイッチ1の形
状を円形に形成する。
【0035】この実施の形態によれば、触覚での識別に
対し、前記周囲枠体2aにより明確に操作スイッチ1の
所在を識別することができる。しかも、文字表示面8は
前記周囲枠体2aより奥まって形成されるので、誤操作
を軽減することができる。したがって、このような操作
スイッチ1は、第2操作盤154に適している。なお、
操作スイッチ1の形状を円形とし、かつ文字表示面8を
奥まって形成することで、指のフイット感を向上させる
ことができる。そして、この実施の形態の操作スイッチ
1において、前記凸文字9を設けることにより、前記周
囲枠体2a内の文字を1つの文字として視認性と触覚に
よる識別性を向上させることができる。
【0036】また、図7は、凸文字9の製造方法に関す
る他の実施の形態である。図7は操作スイッチの部分断
面図である。図7において、前記図1から図6の実施の
形態では、凸文字9を前記周囲の文字表示面8と透過度
の異なる材料または透過度を異なるようにする塗装や表
面処理あるいはシート等が付されると説明したが、図7
の(a)図の実施の形態は、前記透明な文字表示面8に
不透明な材料で形成される凸文字9を形成した実施の形
態である。この実施の形態では、発光部5からの光が前
記不透明な凸文字9のベース面10に反射し、この凸文
字9以外の文字表示面8では透過するので、前記凸文字
9の視認性を向上させることができる。また、この実施
の形態において、前記凸文字9と文字表示面8との間に
不透明な図示しないシートを貼り付けることで、前記不
透明な凸文字9と同様な効果を得ることができる。ま
た、前記凸文字を色付きの透明材料で形成したり、ある
いは色付きの透明シートとすることで、色彩による識別
効果を得ることができる。
【0037】また(b)図に示すように、前記押圧部3
を不透明な材料で形成し、この文字表示面8に文字をく
りぬいて、このくりぬいた部分に透明材料で形成される
凸文字9を嵌合することにより、凸文字9の部分を光で
浮き上がらせて視認性を向上させることができる。
【0038】なお、この実施の形態でも、透明と不透明
の部分を反転して形成しても良い。また、色付きの透明
材料で識別感を違わせて形成しても同様な作用効果を得
ることができる。更に、凸文字9と文字表示面8を透光
性のある同一材料で形成し、その表面に凸文字8を非透
光性、あるいは反転して透光性のある印刷が施されたシ
ートを貼り付けたり、あるいは一体成型することで、前
記のような同様な作用効果を得るようにしてもよい。
【0039】次に、図8は凸文字の断面形状を説明する
ものである。(a)図がこの実施の形態に係る図1の断
面図、(b)図が正三角形状の断面を備えた凸文字、
(c)図が円弧形状の断面を備えた凸文字、(d)図が
偏った傾斜面を備えた凸文字、(e)図が従来の断面形
状を備えた凸文字を示している。
【0040】この実施の形態では、前記したように、前
記凸文字9の断面形状を前記ベース面10からトップ面
11へ先細りとすることで、本発明の効果が達成され
る。したがって、(a)図から(d)図に示す凸文字9
でも同様な効果を得ることができる。しかし、(b)図
の正三角形の断面を持つ凸文字9では、指に線として認
識されるので、触覚での認識が落ち、しかも、視覚的に
も傾斜面の光の反射が単純になるので視認性でも(a)
図よりも効果が落ちる。また、(c)図の弧状の断面形
状の凸文字9は、指に柔らかな感触で受け止められるの
で触覚による識別はやや(a)図より落ちるが同様な効
果を得ることができる。しかし、視覚的には柔らかな文
字表現となりシャープな文字表現に劣る。また、(d)
図の偏った傾斜面を備えた凸文字9では、(b)図と同
様な欠点があり、視覚的にも多様な表現を行うことがし
難い。
【0041】更に、(e)図では、従来例の凸文字の断
面形状をやや誇張して示している。従来の凸文字9’
は、1mm程度の突出寸法の場合は抜きテーパを付けな
くとも成形できる。このため、傾斜面を付ける必要がな
い。(e)図は抜きテーパを誇張して図示しているが、
このような突出寸法が小さいと抜きテーパはほとんど識
別できない程度のものとなる。この発明では、この
(e)図に示す従来の凸文字9’の断面形状とは明確に
認識可能な、あるいは意識して形成される傾斜面12を
備えている。これにより、前記したような作用効果を得
ることができる。
【0042】次に、図9、図10は他の分野に前記凸文
字9を応用したものである。図9は大型の操作キーを備
えた電子卓上計算機に採用した外観図、図10は電車の
出入口に号車番号を表したものである。
【0043】図9において、近年、各機器においては、
大きな操作キー201を備えた機器が多くなっている。
図9に示すのは、複数の大きな操作キー201を備えた
電子卓上計算機200を示している。この電子卓上計算
機200によれば、大きな操作キー201により数値を
入力して、その結果を大型表示部202に表示すること
ができる。このような大型の操作キー201に前記凸文
字9をキー表面に設けることで前記エレベータの操作キ
ーと同様な作用効果を得ることができる。
【0044】また、図10は、電車300の出入口30
1の近傍に凸文字9による号車番号302を付したもの
である。この事例では、電車300への応用例を示した
が、同様な作用効果は、部屋の番号や廊下の壁面に掲示
される案内盤でも採用することができる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、視認性が良好で、か
つ、指などによる触覚での認識が良好な文字を利用した
文字板または操作盤を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る操作スイッチの構造図
である。
【図2】第1の実施の形態に係るエレベータかご内装の
外観図である。
【図3】凸文字「4」の具体的形状を示す説明図であ
る。
【図4】数値の凸文字の例を表す図である。
【図5】アルファベットの凸文字の一例を表す図であ
る。
【図6】第1の実施の形態の他の応用例を示す図であ
る。
【図7】凸文字の製造方法に関する他の実施の形態を示
す図である。
【図8】凸文字の断面形状を説明する図である。
【図9】操作キーに凸文字を採用した電子卓上計算機の
外観図である。
【図10】号車番号表示に凸文字を採用した電車の客車
出入口付近の外観図である。
【符号の説明】
1…操作スイッチ、2…ボタンケース、3…押圧部、4
…スイッチ基板、5…発光部、6…スイッチ素子、7…
反射板、8…文字表示面、9…凸文字、10…ベース
面、11…トップ面、12…傾斜面、12a、12b…
傾斜面、13…端部、14…筆の入り部分、15…おり
返し部分、16…筆入り部分、17…おり返し部分、1
8…端部、150…エレベータのかご、100…操作
盤、100a…操作基盤面、101…開口部、150…
エレベータ、151…出入口、152…第1操作盤、1
53…手すり、154…第2操作盤、155…スピー
カ、156…非常通話用操作スイッチ、157…一対の
開閉ボタン、158…表示部、159…照明装置、Z0
…凸文字の端部の傾斜面幅、Z1…凸文字の端部以外の
傾斜面幅、H0…凸文字の高さ、T0…凸文字の突出寸
法、L0…ベース面の文字幅、L1…トップ面の文字
幅、R…トップ面と傾斜面との稜線(角)、Q1…トッ
プ面の面積、Q2…ベース面の面積。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 漆間 真一 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン本部内 (72)発明者 久保田 太栄 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン本部内 (72)発明者 熊谷 健太 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン本部内 (72)発明者 澁谷 信治 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン本部内 (72)発明者 坂井 満 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所ビルシステムグループ内 (72)発明者 岩瀬 茂樹 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所ビルシステムグループ内 Fターム(参考) 3F002 FA06 GB01 5B020 DD23 DD27 5C096 AA01 BA01 BB49 CA04 CA16 CA28 CA29 CA32 CB01 FA17 FA18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字板の文字表示面に、この文字表示面か
    ら突出する文字部を形成し、この文字部の断面形状をベ
    ース面からトップ面に向かって先細りの形状としたこと
    を特徴とする文字文字板。
  2. 【請求項2】前記請求項1記載の文字文字板において、 前記文字部の断面形状は台形状であることを特徴とする
    文字文字板。
  3. 【請求項3】操作盤の開口部に嵌合して取り付けられる
    ボタンケースと、前記ボタンケース内に出没可能に取り
    付けられる押圧部と、前記押圧部の下方に配置されるス
    イッチ基板と、前記押圧部の下方のスイッチ基板上に配
    置される発光部と、前記発光部の周囲の前記スイッチ基
    板上に配置されるスイッチ素子と、前記押圧部に受ける
    応力を前記スイッチ素子に伝達するとともに、前記発光
    部の光を前記開口部側に反射するように配置される反射
    板と、前記押圧部と前記スイッチ基板を離す方向に作用
    するバネとを含んで構成される複数の操作スイッチを備
    えた操作盤であって、 前記ボタンケースから露出する前記押圧部には文字表示
    面が形成され、 前記文字表示面には、この文字表示面から突出する文字
    部を形成し、 この文字部の断面形状をベース面からトップ面に向かっ
    て先細りの形状としたことを特徴とする操作盤。
  4. 【請求項4】前記請求項3記載の操作盤において、 前記文字表示面と前記文字部は透光度の異なる材料で形
    成されていることを特徴とする操作盤。
  5. 【請求項5】前記請求項4記載の操作盤において、 前記文字表示面は透光性素材で形成され、前記文字部は
    非透光性素材で形成されていることを特徴とする操作
    盤。
  6. 【請求項6】前記請求項3または5記載の操作盤におい
    て、 前記文字部の断面形状は台形状であることを特徴とする
    操作盤。
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