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JP2003183389A - ポリアニリンおよび導電性ポリアニリンベース複合材料のドーパントとしてのスルホン酸、ホスホン酸およびリン酸の使用 - Google Patents

ポリアニリンおよび導電性ポリアニリンベース複合材料のドーパントとしてのスルホン酸、ホスホン酸およびリン酸の使用

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JP2003183389A
JP2003183389A JP2002297904A JP2002297904A JP2003183389A JP 2003183389 A JP2003183389 A JP 2003183389A JP 2002297904 A JP2002297904 A JP 2002297904A JP 2002297904 A JP2002297904 A JP 2002297904A JP 2003183389 A JP2003183389 A JP 2003183389A
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conductive
acid
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Patrice Rannou
パトリス・ラヌー
Jean-Pierre Travers
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Commissariat a lEnergie Atomique et aux Energies Alternatives CEA
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Centre National de la Recherche Scientifique CNRS
Commissariat a lEnergie Atomique CEA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導電性ポリマーを含む組成物、特にポリアニ
リンベース組成物を提供する。特に良好な機械特性を示
し、かつ、支持体上に堆積した薄膜の形態または自己支
持型(self-supported)薄膜の形態で用いることができる
導電性ポリアニリンベース膜の製造に関する。このよう
な材料は、特にオプトエレクトロニクスの分野で、透明
電極の形成などに用いられる。 【解決手段】 特に、二重の官能性、すなわちポリアニ
リンをプロトネーションしてそれを導電性にすることが
できる少なくとも一つの酸性基と、導電性ポリマーの機
械特性を改善することができる基とを有するドーパント
を用いることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の主題は、導電性ポリ
マーを含む組成物、特にポリアニリンベース組成物であ
る。これらの組成物は、特に良好な機械特性を示し、か
つ、支持体上に堆積した薄膜の形態または自己支持型(s
elf-supported)薄膜の形態で用いることができる、導電
性ポリアニリンベース膜の製造に関する。これらの膜
は、単一のポリマーのみ、すなわちポリアニリンのみか
ら構成されても、また、導電性複合材料を構成するいく
つかのポリマーから構成されてもよく、これは慣例的な
ポリマー、特にエラストマーを含み、かくして導電性材
料に弾性を付与することもできる。このような材料は、
その適用を、特にオプトエレクトロニクスの分野に見出
し、そこで透明電極の形成に用いられる。
【0002】
【従来の技術】ポリアニリンは、一般的にPANIと称
され、多くの研究の主題を形成している。その明白な導
電特性に加えて、安価なアニリンモノマーからのその合
成は、簡単で、かつ、優れた収率を与える。さらに、ポ
リアニリンの導電性形態は、空気に対して、優れた化学
的安定性を示す。
【0003】しかしながら、導電性となるには、一般に
非導電性塩基形態で得られるポリアニリンが、導電性膜
の調製前または前記膜の調製後のいずれかに行うことが
できる、ドーピング剤によるプロトネーション段階を受
けなければならない。
【0004】しかしながら、ポリアニリン膜形成後のド
ーピングは、ポリアニリンが大部分の有機溶媒に殆ど可
溶性を示さない不溶解性化合物であるという限りにおい
て、困難な段階である。
【0005】さらに、プロトネーションされると、ポリ
アニリンの導電性形態は、無極性または極性の弱い溶媒
には実質的に不溶性であり、このため、導電性複合材料
の形成に関与することは望めない。
【0006】刊行物(1):Synthetic Metals,48,199
2,pp.91-97は、ポリアニリンのドーピング、およびかく
して得られた複合体の有機溶媒における溶解の両方を可
能にする官能化プロトン酸(protonic acids)の使用を示
す。かかるプロトネーション剤は、例えば、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸、またはCSAとして知られるショウ
ノウスルホン酸である。しかしながら、この方法によっ
て得られた導電性膜は、ポリアニリン膜に固有の平凡な
機械特性と凡庸な導電率を示す。
【0007】刊行物(2):J.Phys.: Condens.Matter,
10,1998,pp.8293-8303は、酸性溶媒、例えば2,2-ジク
ロロ酢酸における、AMPSAとして知られる2-アク
リルアミド-2-メチル-1-プロパンスルホン酸の存在下
での導電性ポリアニリンの調製について記載している。
しかしながら、非金属的挙動と金属的挙動との間の遷移
が起こる温度は上記PANI−CSA系より低いもの
の、電気伝導率は、これと同一の系で測定されるものよ
りも低い。
【0008】刊行物(3):Polymer,1993,Volume34,Nu
mber 20,pp.4235-4240、および刊行物(4):Syntheti
c Metals 80,1996,pp.191-193は、リン酸型ジエステル
のプロトネーション剤を用いた導電性ポリアニリンの調
製方法を示す。実験されたプロトネーション剤は、特
に、ビス(2-メチルプロピル)水素ホスファート、ビ
ス(2-エチルヘキシル)水素ホスファート、ビス(n-
オクチル)水素ホスファート、およびジフェニル水素ホ
スファートである。特に可塑性を含む機械特性は、先の
調製法と比べて改善されているが、電気伝導率は、比較
的中程度のままであり、10から65S/cmの範囲で
ある。
【0009】刊行物(5):FR2796379は、改善された
機械特性を示すポリアニリンの調製方法を示す。この発
明者は、DEHEPSAとしてしられる、特に4-スル
ホフタル酸の2-エチルヘキシルジエステルなどの、4-
スルホフタル酸型ジエステルのドーパントを用いる。こ
の方法でドープされたポリアニリンは、妥当な電気伝導
率を示すが、後でわかるように、35%のオーダーとい
う中程度の破断時の伸びを示す。
【0010】かくして、導電性ポリアニリンに関して、
良好な電気伝導率を有すると共に、可塑性と柔軟性の両
方の観点から十分な機械特性をも示す化合物を得る必要
がある。
【0011】最後に、係る導電性ポリアニリンを含み、
かつ、導電性ポリマーの存在によって損害を受けない、
複合材料に固有の機械特性を有する、電気伝導性の複合
材料を得る必要がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題および課題を解決するた
めの手段】本発明の目的は、ポリアニリンのプロトネー
ションを与えると同時に機械特性を改善するドーパント
の新規ファミリーの使用である。かくして、これらの新
規試薬は、その構造に、二重の官能性、すなわちポリア
ニリンをプロトネーションしてそれを導電性にすること
ができる少なくとも一つの酸性基と、導電性ポリマーの
機械特性を改善することができる基とを示す。
【0013】これを実現するため、本発明の主題は、 −そのエメラルディン塩基形態で存在するポリアニリ
ン、および −以下の一般式:
【化12】 [式中、 −Rは-SO(OH)または-PO(OH)または-O
PO(OH)を示す、 −R基は、同一でも異なってもよく、鎖中に一以上の
芳香族基および/または一以上の酸素原子を含むことが
できる直鎖または分枝鎖を有する飽和または不飽和の炭
化水素基を示すか、あるいは、環式または芳香族炭化水
素基を示す、および −RおよびRは、独立に、直接結合を示すか、ある
いは鎖中に一以上の芳香族基および/または一以上の酸
素原子を含むことができる直鎖または分枝鎖を有する飽
和または不飽和炭化水素基を示すか、または環式または
芳香族炭化水素基を示す]に対応するドーパント、を含
む、導電性ポリアニリン膜または導電性ポリアニリンベ
ース複合材料の製造のための組成物である。
【0014】本願では、用語“ポリアニリン”は、芳香
環または窒素原子において置換されたポリアニリンの形
態をも指すことが明記される。
【0015】また、本願では、上記または下記の用語
“導電性”とは、電気的伝導性を意味すると解する。
【0016】式(I)に関して、R基は、-SO(O
H)または-PO(OH)または-OPO(OH)基と
することができる。かくして、ドーパントは、それぞ
れ、スルホン酸、ホスホン酸またはリン酸のファミリー
のメンバーである。この基は、エメラルディン塩基形態
のポリアニリンのプロトネーションを与え、それを導電
性とする。
【0017】この式中、R基は、同一であっても異な
ってもよく、不飽和単位を含むことができ、かつ、一般
に1から24の炭素原子、好ましくは5から12の炭素
原子を有する直鎖または分枝鎖状の炭化水素基とするこ
とができる。この基は、鎖中に一以上の芳香族基および
一以上の酸素原子、例えば1から6の酸素原子、好まし
くは2つの酸素原子を含むことができる。
【0018】例えば、Rは、1から24の炭素原子を
含む、好ましくは5から12の炭素原子を含む直鎖また
は分枝鎖状のアルキル基、例えば2-エチルヘキシル基
とすることができる;R基は、鎖中に1から3の酸素
原子を含む直鎖または分枝鎖状アルキル基、例えばブト
キシエチル基またはブトキシエトキシエチル基とするこ
とができる。
【0019】本発明によれば、Rは、環式または芳香
族炭化水素基、例えばイソプロピルベンジル、ベンジ
ル、またはフェニル基を示すこともできる。
【0020】本発明では、この基は、二重の機能、すな
わち−疎水性を示す長いまたは中程度の鎖を有する炭化
水素基の存在により、ドーパントのホスト物質の可塑性
を強化することに寄与する、および−共に混合されるポ
リアニリンの、多数の有機溶媒における溶解を容易にす
る、ことを満たす。
【0021】RおよびR基は、架橋炭化水素基また
は直接結合(すなわち単なる結合)を示すことができ
る。RおよびRは、プロトネーションする酸性官能
基と、可塑化炭化水素鎖を有するエステル官能基との間
に架橋を形成する。特に、RおよびRは、1から2
4の炭素原子を含むアルキレン基を示すことができる。
好ましくは、Rは直接結合、Rはメチレン基を示
す。
【0022】本発明の実施態様によれば、式(I)に対
応するドーパントは、5から12の炭素原子を含む直鎖
または分枝鎖状のアルキル基の形態でR基を含むこと
ができる。
【0023】本発明の他の実施態様では、式(I)に対
応するドーパントは、鎖中に1から3の酸素原子を含む
直鎖または分枝鎖状のアルキル基の形態のR基を含む
ことができる。
【0024】本発明の実施態様の一以上では、R基は
直接結合とすることができ、かつ、R基はメチレン基
とすることができる。
【0025】Rが直接結合、Rがメチレン基を示す
別の態様では、スルホン酸、ホスホン酸またはリン酸
は、コハク酸型のジエステルの誘導体(ここではコハク
酸が、α位が-SO(OH)または-PO(OH)または
-OPO(OH)基で官能化されている)を構成する。
【0026】本発明では、これらのドーパントは、以下
の式に対応することができる。
【化13】 式(II)は、DEHESSAと称する、スルホコハク酸
のジ(2-エチルヘキシル)エステルに対応する。
【0027】
【化14】 式(III)は、DBEESSAと称する、スルホコハク
酸のジ(ブトキシエチル)エステルに対応する。
【0028】
【化15】 式(IV)は、DBEEESSAと称する、スルホコハク
酸のジ(ブトキシエトキシエチル)エステルに対応す
る。
【0029】調製方法に関しては、これらのスルホン
酸、ホスホン酸またはリン酸は、例えば、官能化コハク
酸と、式ROH(Rは上記定義を有する)のアルコ
ールとを出発物質とするエステル化によって調製するこ
とができる。
【0030】α位が官能化されたコハク酸は、商業的に
入手可能であるか、または、スルホン化、リン酸化、ま
たはホスファテーション(phosphatation)により合成し
てもよい。
【0031】式(I)に含まれる化合物に関する他の可
能なものに関して、おそらくは商業的に入手可能な式
(I)の酸の塩を、イオン交換カラムに通過させること
により、または対応するスルホ-、ホスホノ-またはホス
ホロカルボン酸を、対応するアルコールROHでエス
テル化することによって調製することを考えることがで
きる。ホスホノ-および/またはホスホロカルボン酸誘
導体の場合、ホスホン酸官能基とリン酸官能基の保護基
を用いる必要があるかもしれない。これらの基の選択
は、当業者の技術範囲内である。
【0032】概説すると、式(I)の化合物は、エメラ
ルディン塩基形態のポリアニリンのドーパントとして用
いられる。これらのドーパントは、二重の機能を満た
す。最初に、スルホン酸、ホスホン酸またはリン酸基
が、ポリアニリン鎖の塩基性部、この場合にはイミン部
位のプロトネーションを与え、かくしてそれを導電性と
する。第二に、エステル型の官能基は、ポリマーの可塑
化に寄与し、かくしてそれをより柔軟にし、種々の機械
的ストレスに対してより抵抗性とする。かくして、この
組成物から、100S/cmより高い導電率を示し、か
つ、一般に100%より高い破断時の伸びを示す導電性
の産物が得られる。さらに、エステル官能基がアルキル
型の置換基を有する場合には、驚くべきことに、ドープ
されたポリマーの有意味な程度の構造的組織化(structu
ral organization)をもたらすことにも寄与する。
【0033】本発明で用いられるポリアニリンは、エメ
ラルディン塩基形態で存在する。これは、エメラルディ
ンのプロトネーションされた(protonated)形態が、ポリ
アニリンに公知の他の二つの酸化状態、すなわちリュー
コエメラルディン(leucoemeraldine)およびパーニグラ
ニリン(pernigraniline)よりも、導電性であることがわ
かっているからである。
【0034】エメラルディン塩基は、化学酸化重合また
は酵素酸化重合、もしくはエレクトロポリメライゼーシ
ョンのような他の方法によって、調製することができ
る。
【0035】エメラルディン塩基形態のポリアニリン
は、以下の式(V):
【化16】 に対応する。この式(V)では、下付のnは、ポリマー
鎖の繰り返し単位の数に対応する。この下付nは、本発
明では、10より大きく、好ましくは500よりも大き
い。ポリアニリンでは、繰り返し単位が、4つのアニリ
ンモノマーの並びからなることに注意すべきである。
【0036】本発明にかかる組成物では、ドーパントの
ポリアニリンに対するモル比は、好ましくは0.4から
0.6の範囲である。この比率は、ポリアニリンのモル
質量を、芳香環と窒素原子とからなるモノマー単位にま
で低減して、90.5g/molと仮定することによっ
て算出される。
【0037】下記の、組成物に対する変更は、エメラル
ディン塩基形態のポリアニリンとドーパントを既に含む
組成物に、内的可塑剤の役割を満たすドーパントに対抗
して命名された“外的可塑剤”として知られる可塑剤を
添加することからなるとすることができる。外的可塑剤
は酸性を有さず、それゆえ、このために、ポリアニリン
塩基をプロトネーションすることができない。ポリアニ
リンに対するこの可塑剤の含量は、好ましくは10から
40重量%であることが好ましい。この可塑剤の存在
は、この組成物からもたらされる産物の機械特性をさら
に改善することに寄与する。
【0038】本発明で用いることができる可塑剤の中で
は、フタル酸のジエステル、例えば、DOPと称される
ジ(2-エチルヘキシル)フタラート(VI)、またはリン
酸のエステル、例えばTPPと称されるトリフェニルホ
スファート(VII)およびTTPと称されるトリトリル
ホスファート(VIII)から選択することができる。ここに
挙げたものは、当然に、網羅的なものではなく、可塑剤
の役割を満たすことができる他のファミリーの化合物に
まで広げることができる。
【化17】
【0039】本発明では、上記組成物は、さらに溶媒を
含むことができる。本発明では、用語“溶媒”は、単一
の溶媒、並びに溶媒混合物の両方を指すことが明記され
る。
【0040】溶媒として、好ましくは、一般式(IX):
【化18】 [式中、R、RおよびR基は、それぞれ、H、
F、Cl、BrおよびCNからなる原子群から選択され
る同一の原子、または少なくとも二つの異なる原子を示
し、下付mは、0に等しいか、あるいは12未満、好ま
しくは4未満の整数である]に対応するカルボン酸のハ
ロゲン化誘導体が用いられる。この溶媒のpKは、好
ましくは5を越えず、好ましくはこの溶媒は、式(I)
のスルホン酸、ホスホン酸またはリン酸より少なくとも
0.5高いpKを有するべきである。
【0041】例えば、本発明で用いることができる式
(IX)に対応する溶媒は、2,2-ジクロロ酢酸、2,2-
ジフルオロ酢酸、ペルフルオロ酢酸、クロロジフルオロ
酢酸、ブロモ酢酸、クロロ酢酸またはこれらの混合物か
ら選択される。好ましくは、使用される溶媒は、2,2-
ジクロロ酢酸である。
【0042】式(IX)の範囲に入らない他の溶媒の例、
例えば、2-クロロプロピオン酸、2,2-ジクロロプロ
ピオン酸、2,2-ビス(トリフルオロメチル)-2-ヒドロ
キシ酢酸、シアノ酢酸、ピルビン酸、2-オキソ酪酸、
2-クロロ酪酸、2-オキソ-3-メチルブタン酸、ギ酸、
アクリル酸または酢酸、もしくはこれらの混合物も、本
発明で用いることができる。
【0043】本発明では、ポリアニリン含量は、0.1
から10重量%である。
【0044】本発明の他の主題は、導電性ポリアニリン
膜の製造方法である。
【0045】本発明では、上記組成物から、有利な特性
を示す導電性ポリアニリン膜を調製するための二つの方
法が可能である。
【0046】第一の方法は、出発点が、エメラルディン
塩基形態のポリアニリン、上記ドーパント、および任意
に本発明に係る可塑剤を含む、溶媒を欠いた組成物であ
り、当該組成物から膜が熱処理によって形成される。こ
の熱処理の結果、導電性ポリアニリン膜が得られる。本
発明に係る導電性ポリアニリン膜を形成する熱的処理
は、射出成形、押出し、ホットプレス、カレンダー加
工、または熱成形のような、当業者に周知の慣例的な方
法である。
【0047】第二の方法では、出発点は、エメラルディ
ン塩基形態のポリアニリン、上記ドーパント、および任
意に本発明に係る可塑剤、並びに溶媒を含む組成物であ
る。この溶液を支持体、例えばガラス、アルミナ、また
はポリエチレンの支持体上に注ぎ、次いで溶媒を蒸発さ
せることにより膜を形成する。この処理の結果、支持体
上に堆積した導電性の膜が得られる。得られた膜は、支
持体から容易に取り出すことができ、自己支持型導電性
ポリアニリン膜を与える。
【0048】本発明の別の主題は、上記化合物によって
ドープされたポリアニリンである。用いられるドーパン
トは、例えば、式(II)のDEHESSA、式(III)
のDBEESSA、または式(IV)のDBEEESSA
のような酸から選択される。導電性ポリアニリンは、さ
らに可塑剤を含むことができる。この可塑剤は、例え
ば、トリフェニルホスファートである。
【0049】本発明の別の主題は、導電性ポリアニリン
と絶縁性ポリマーとを含む導電性複合材料の製造方法で
ある。
【0050】本発明では、用語“絶縁性ポリマー”は、
単独の絶縁性ポリマーと、絶縁性ポリマーの混合物の両
方を指すことが明記される。
【0051】導電性ポリアニリン膜の製造の場合のよう
に、本発明に係る二つの方法を考慮することができる。
【0052】最初の方法では、第一の工程において、エ
メラルディン塩基形態のポリアニリン、ドーパントおよ
び任意に可塑剤を含む本発明にかかる組成物を、絶縁性
ポリマーと混合する。第二の工程において、当該得られ
た混合物から、上記混合物の熱処理により、導電性複合
材料が形成される。この処理の後に、例えば、押し出し
段階を行うことができる。この方法は、溶媒の使用を必
要としない利点を有する。これは、得られたポリマーマ
トリックスに溶媒の一部をトラップすることを避ける。
【0053】第二の方法では、第一の段階において、ポ
リアニリン、ドーパント、上記溶媒、および任意に可塑
剤を含む本発明に係る組成物からなる第一溶液を、溶媒
中の絶縁ポリマーの第二溶液と共に混合する。第二の工
程では、得られた混合物から溶媒を蒸発させることによ
って、導電性複合材料が形成される。好ましくは、第一
の溶液の溶媒と第二の溶液の溶媒とが同一である。
【0054】本発明に係る絶縁性ポリマーは、例えば、
ポリ(塩化ビニル)のようなビニルポリマー、セルロー
スアセタートのようなセルロースポリマー、ポリ(メチ
ルメタクリラート)のようなアクリルポリマー、ポリ
(エチレンテレフタラート)のようなポリエステル型の
ポリマー、ポリアミド-6,6のようなポリアミド型のポ
リマー、およびこれらの混合物から選択することができ
る。
【0055】ポリアニリンに加えられたドーパントが、
電気伝導性に加えて、同時にその機械特性を改善するこ
とに寄与するという限りにおいて、任意に可塑剤を含む
導電性ポリアニリンポリマーを絶縁性ポリマーからなる
マトリックスに添加することは、絶縁性ポリマーの機械
特性を害するものではない。
【0056】本発明の他の主題は、上記ドーパントによ
りドープされた導電性ポリアニリンが分散された、絶縁
性ポリマーマトリックスを含む導電性複合材料である。
ドーパントは、例えば、式(II)のDEHESSA、式
(III)のDBEESSA、または式(IV)のDBEE
ESSAから選択することができる。この材料は、さら
に可塑剤を含むことができる。この可塑剤は、例えば、
トリフェニルホスファートである。導電性複合材料の形
成に関与する絶縁性ポリマーは、例えば、ポリ(メチル
メタクリラート)である。一般的に、複合材料のポリア
ニリン含量は、0.01から40重量%である。
【0057】本発明の他の特徴および利点は、添付の図
面を参考にして、以下の例示的かつ非限定的な実施例を
読むことによってより明確になるであろう。
【0058】
【実施例】以下の実施例は、特に、導電性ポリアニリン
膜および導電性複合材料の形成に用いられる、式(II)
のDEHESSA、式(III)のDBEESSA、また
は式(IV)のDBEEESSAのような、本発明に係る
ドーパントの使用を例示する。比較試験は、DEHEP
SAとして知られる4-スルホフタル酸のジ(2-エチル
ヘキシル)エステル、CSAとして知られるショウノウ
スルホン酸、またはAMPSAとして知られる2-アク
リルアミド-2-メチル-1-プロパンスルホン酸のよう
な、従来技術のドーパントを用いて実施した。
【0059】実施例1 この実施例では、式(IV)のDBEEESSAを用いて
ドープされたポリアニリンの導電性膜の調製を行った。
これは、エメラルディン塩基形態のポリアニリンを導電
性にすると同時に、その機械特性、すなわちその可塑性
および柔軟性をも改善することに寄与する。
【0060】a)エメラルディン塩基の製造 第一の工程では、新たに蒸留して得たアニリンの溶液
を、水/エタノール/LiCl混合物中に調製した。こ
の混合物の正確な組成は、以下の通りである:10ml
(0.1097mol)のアニリン、85mlの3M水
性塩酸溶液、95mlのエタノール、および16gのL
iCl。この溶液を、6.25g(0.0274mo
l)の過硫酸アンモニウムからなる酸化重合剤、60m
lの2M HCl、および8gのLiClを含む溶液と
混合した。混合前に、これら二つの溶液を−27℃まで
予め冷却した。標準カロメル電極に関して反応混合物の
電位を調節しながら、約2時間反応させた。次いで、
3.64g(0.0183mol)のFeCl、5g
のLiClおよび50mlの2M HClからなる還元
溶液を、形成されたポリアニリンの的確な酸化状態にわ
たるよりよい調節を発揮するために加えた。さらに一時
間後に、この反応を終結させて、得られたポリマーを、
濾過または遠心により反応媒体から抽出した。次いで、
塩化物イオンの存在を調べる硝酸銀試験が陰性となるま
で、このポリマー粉末を大量の蒸留水で洗浄した。合わ
せた産物を、一定質量となるまで乾燥させた。次いで、
塩酸塩形態で得られたエメラルディンの塩を、2リット
ルの0.3Mアンモニア水溶液で48時間処理すること
によって、エメラルディン塩基に変換した。次いで、こ
の脱プロトネーション化(deprotonated)ポリアニリン
を、5リットルの蒸留水、次いで2リットルのメタノー
ルで洗浄し、一定質量となるまで乾燥させた。
【0061】低分子量画分を、ソクスレー装置中で、ク
ロロホルムを用いてポリマーを洗浄することにより除去
した。調製されたエメラルディン塩基の固有粘度は、9
6%の硫酸中0.1重量%の溶液において、2.5dl
/gであった。
【0062】b)式(IV)のDBEEESSAの調製 DBEEESSAは、エステル化反応で、スルホコハク
酸と2-(2-ブトキシエトキシ)エタノールから調製さ
れた。このプロトコールは、以下の通りである:70重
量%の水溶液形態の10gのスルホコハク酸(50.5
mmol)を、24.6gの2-(2-ブトキシエトキ
シ)エタノール(151.5mmol)と混合した。こ
の反応を、純粋な窒素の一定気流下で、110℃で実施
した。得られた産物を、真空下(10−5mbar)、70
℃で一定の質量となるまで、乾燥させた。この産物を、
H NMR、IR、および元素分析により、同定およ
び特徴決定した。
【0063】c)DBEEESSAでドープされたポリ
アニリンの自己支持型かつ引き伸ばし可能な膜の調製 111mgのポリアニリン塩基と302mgのDBEE
ESSA(モル比 ドーパント/PANI=0.5)
を、22.2gの2,2-ジクロロ酢酸中で混合した。こ
の溶液を、UV-vis-NIRスペクトルでさらなる変
化が観察されなくなるまで、数日から数週間までの期
間、攪拌した。自己支持型膜は、注ぎ込み(pouring)に
よりこの溶液から調製することが可能である。約1ml
のこの溶液を、ポリプロピレン基板に堆積させた。この
溶媒を、アルゴン雰囲気下で45℃で蒸発させることに
よって除去した。かくして得られた膜を、その基板から
外し、かつ、一定質量となるまで真空下(10−5mba
r)で乾燥させた。得られた膜は、20−30マイクロ
メートルのオーダーの厚みを有していた。
【0064】四端子法(4-contact method)により測定し
たその導電性は、周囲温度で90S/cmのオーダーで
あった。周囲温度で手動で引き伸ばされた膜は、195
%の破断時の伸びを示した。
【0065】比較例1 この比較例では、実施例1と同一のドーパント/ポリア
ニリンのモル比と、同一濃度の2,2-ジクロロ酢酸中の
ポリアニリンを用いたが、しかし、ドーパントとして、
参考文献(5)に記載されている、DEHEPSAとし
て公知の、4-スルホフタル酸の2-エチルヘキシルジエ
ステルを用いて、実施例1と同じ方法を行った。得られ
た導電性の膜は、115S/cmの導電率を示し、か
つ、36%の破断時の伸びを示し、すなわち、殆ど満足
できる機械特性を示さなかった。
【0066】比較例2 用いた溶媒がm-クレゾールであり、ドーパントが参考
文献(1)に記載されている、CSAとして公知の、シ
ョウノウスルホン酸であることを除いて、実施例1と同
一の実験条件を用いた。周囲温度における電気伝導率は
230S/cmであり、破断時の伸びは2%であり、す
なわち、非常に凡庸な機械特性であった。
【0067】実施例2 この実施例では、本発明に係るドープされたポリアニリ
ンの膜の引き伸ばし特性を、参考文献(2)で用いられ
る、AMPSAと称される、2-アクリルアミド-2-メ
チル-1-プロパンスルホン酸によりドープされたポリア
ニリンの膜と比較した。いずれの場合も、実施例1の手
法、0.5のドーパント/PANIモル比、および2,
2-ジクロロ酢酸中のPANIの0.5重量%溶液を用
いた。
【0068】モル比は、エメラルディンの1モノマー単
位に対応するエメラルディン塩基のモル質量、90.5
g/mol、に基づいて算出した。
【0069】引き伸ばしテストを、同一の実験条件下、
すなわち周囲温度で、1mm/分の引き伸ばし速度で実
施した。
【0070】一般式(I)の範囲内に入る選択されたド
ーパントは、式(III)のDBEESSAまたは式(I
V)のDBEEESSAであった。
【0071】破断時の伸びの結果は、PANI/DBE
ESSAについては130%、PANI/DBEEES
SAについては195%、そしてPANI/AMPSA
については115%であった。
【0072】これらの例をあわせると、一般式(I)に
対応する本発明に係るドーパントの使用が、その導電特
性を維持しつつも、ドープされたポリアニリンの膜の破
断時における伸びを有意味に改善することがはっきりと
示された。
【0073】実施例3 実施例1と同一の実験条件、同一のドーパント/PAN
Iモル比(0.5)、および同一の溶媒を用いて、式
(III)のDBEESSAでドープしたPANIの自己
支持型膜を調製した。
【0074】このドーパントは、DBEEESSAに関
する実施例1と同様に、ブトキシエタノールでスルホコ
ハク酸をエステル化することによって調製された。得ら
れたサンプルは、125S/cmの電気伝導率と130
%の破断時の伸びを示した。
【0075】実施例4 実施例1と同一の実験条件、同一のモル比、および同一
の溶媒を用いて、式(II)のDEHESSAでドープし
たポリアニリンの自己支持型膜を調製した。
【0076】このドーパントは、商業的に入手可能なス
ルホナート形態のナトリウム塩から、イオン交換樹脂に
通し、真空下で乾燥させることによって調製した。
【0077】得られたサンプルは、周囲温度において、
110S/cmの電気伝導率と95%の破断時の伸びを
示した。
【0078】かくして得られたDEHESSAによりド
ープされたポリアニリンの回折図(diffractogram)を、
図1に示した。この図で、回折ピークの強度Iは、距離
qの逆数の関数として表され、ここでqはq=(2π/
d)と定義され、dは結晶距離(crystallographic dista
nce)の次元を有し、一般的にはブラッグの法則により決
定される。27.1Åの層間距離(interlayer distanc
e)に対応する、高強度のピークを、このグラフで観察す
ることができる。この値は、ラメラ型の超分子組織化(s
upramolecular organization)の特徴である。この高度
の分子組織化は、明らかに、ドーパントのカルボニル基
とポリマーのアミン基との間の水素結合からもたらされ
る超分子相互作用によるものである。
【0079】比較例3 実施例1および比較例1と同一の実験条件を用いて、C
SAとして公知の、ショウノウスルホン酸でドープされ
たポリアニリンの自己支持型膜を調製した。これは、周
囲温度で230S/cmの電気伝導率と2%の破断時の
伸びを示した。
【0080】2,2-ジクロロ酢酸中のドーパントDEH
ESSAを用いて実施例4で得られた導電性の膜(PA
NI−DEHESSA)、および、上述のように得られ
たm-クレゾール中のショウノウスルホン酸でドープさ
れた従来技術に係るポリアニリンの導電性の膜(この組
合せは(PANI−CSA)と称される)の、温度T
(K)の関数としての換算導電率(σ/σmax)の変
化を、図2に示した。
【0081】換算電気伝導率(σ/σmax)は、最大
導電率σmaxに対する実測の導電率σの比率に対応す
る。問題の二つのサンプルについて、これらの両方が金
属的挙動を示すことが指摘できる。PANI−CSAテ
ストについては、導電性の最大は、285Kの温度で見
出されたが、PANI−DEHESSAテストでは、導
電性の最大は250Kの温度で見出された。これらの温
度を超えて、温度が増加し続けると、電気伝導性が低下
し、これは金属的挙動を反映する。
【0082】これらの実施例は、CSAをドープしたP
ANIよりDEHESSAをドープしたPANIの方
が、かかる挙動が示される温度範囲がより広いという限
りにおいて、一般式(I)に対応するドーパントの使用
が、ポリアニリン膜の機械特性だけでなく金属的挙動を
も改善することを示している。
【0083】実施例5 実施例4と同一の実験条件を用いて、ポリアニリンの自
己支持型膜のキャスティングを意図した溶液を調製し
た。PANIの重量に対して30重量%の外的可塑剤、
トリフェニルホスファートを、この溶液に加えた。この
サンプルは、周囲温度で、102S/cmの導電性およ
び100%の破断時の伸びを示した。
【0084】この実施例は、ドーピング特性を欠いた可
塑剤の添加が、その高い電気伝導性を保持しながらも、
ドープされたポリアニリンの引き伸ばし特性を改善する
ことを示す。
【0085】実施例6 実施例1に従って調製したDEHESSAでドープした
PANIの9mgの溶液を、2,2-ジクロロ酢酸中のポ
リ(メチルメタクリラート)、PMMAの10重量%溶
液であって、さらにPMMAの重量に対して30重量%
の式(VII)のTPP可塑剤を含む溶液100mgと混
合した。長い時間攪拌した後に、45℃でキャスティン
グすることによって、3x10−1S/cmの導電性を
示す複合材料を得た。
【0086】実施例7 実施例1と同一の実験条件、同一のモル比、および同一
の溶媒を用いて、式(II)のDEHESSAでドープさ
れたPANI(PANI−DEHESSA1)の自己支
持型された引き伸ばされていない膜を調製した。
【0087】また、77%まで引き伸ばした膜を、上記
のようにして調製したサンプルを周囲温度で1mm/分
の速度で引き伸ばすことによって調製した(PANI−
DEHESSA2)。
【0088】温度に対する二つの膜の電気伝導性の変化
を調べた。得られた結果は図3に示されている。
【0089】図3では、引き伸ばされていない膜のサン
プルPANI−DEHESSA1が、周囲温度で75S
/cmの電気伝導性を示すことに注目すべきである。こ
れと同一のサンプルについては、導電性の最大は260
Kの温度TMAXで見られる。
【0090】PANI−DEHESSA2曲線では、7
7%まで引き伸ばされた膜のサンプルが、周囲温度で2
10S/cmの電気伝導性を示し、かつ、190Kにお
いて導電性の最大を示したことに注目すべきである。
【0091】この実施例は、一般式(I)のドーパント
の使用が、ドープされたポリアニリンの膜を周囲温度で
引き伸ばすこと、周囲温度における電気伝導性を少なく
とも3倍増大させること、および金属的挙動の領域を少
なくとも190K程度に低い温度まで広げることを可能
にすることを証明している。
【0092】
【参考文献】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るドーパントによりドープされた
ポリアニリンの回折図を示す。このドーパントは式(I
I)のDEHESSAである。
【図2】 本発明に従ってドープされたポリアニリンの
膜、PANI/DEHESSA、および従来技術に従っ
てドープされたポリアニリンの膜、PANI/CSA
の、温度(K)に対する電気伝導率(σ/σmax
(S/cm)の変化を示す。導電率は、換算導電率の形
態、すなわち、最大導電率σmaxに対する測定された
導電率σの比率(σ/σmax)で表されている。
【図3】 本発明に従ってドープされたポリアニリンの
引き伸ばしてない膜、PANI/DEHESSA(PA
NI/DEHESSA1)、および周囲温度で1mm/
分の速度で77%の伸び率まで引き伸ばした前記と同一
の膜(PANI/DEHESSA2)の、温度(K)に
対する電気伝導率σdc(S/cm)の変化を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 79/00 C08L 79/00 A 101/00 101/00 H01B 1/12 H01B 1/12 G 1/20 1/20 Z 13/00 13/00 Z 501 501P //(C08L 101/00 C08L 79:00 A 79:00) (72)発明者 アダム・プロン フランス・38120・サン・テグレーヴ・リ ュ・デ・ムトネ・71 (72)発明者 ブリュノ・デュフール フランス・45430・シェシ・リュ・ドゥ・ ヴェルダン・31 (72)発明者 パトリス・ラヌー フランス・38320・エイバン・アヴニュ・ ドゥ・ポアサ・18 (72)発明者 ジャン−ピエール・トラヴェール フランス・38400・サン・マルタン・デー ル・リュ・スタンダール・14 Fターム(参考) 4F071 AA09 AA24 AA33 AA46 AA55 AA59 AC09 AC10 AC13 AC15 AE04 AE15 AE19 AF37 AH12 BA02 BB02 BC01 4J002 AB02W BD03W BG06W CF06W CL03W CM01X EF037 EH146 EW046 FB24X FD026 FD11X FD207 GP00 GQ00 4J043 PA02 QB02 RA08 SA05 SB01 UA121 YB05 YB38 YB42 ZA44 ZB49 5G301 DA28 DA42 DD10 DE01

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 −そのエメラルディン塩基形態で存在す
    るポリアニリン、および −以下の一般式: 【化1】 [式中、 −Rは-SO(OH)または-PO(OH)または-O
    PO(OH)を示す、 −R基は、同一でも異なってもよく、鎖中に一以上の
    芳香族基および/または一以上の酸素原子を含むことが
    できる直鎖または分枝鎖を有する飽和または不飽和の炭
    化水素基を示すか、あるいは、環式または芳香族炭化水
    素基を示す、および −RおよびRは、独立に、直接結合を示すか、ある
    いは鎖中に一以上の芳香族基および/または一以上の酸
    素原子を含むことができる直鎖または分枝鎖を有する飽
    和または不飽和炭化水素基を示すか、または環式または
    芳香族炭化水素基を示す]に対応するドーパント、を含
    む、導電性ポリアニリン膜または導電性ポリアニリンベ
    ース複合材料の製造のための組成物。
  2. 【請求項2】 ドーパントが、式(I)に対応し、そこ
    でRが5から12の炭素原子を含む直鎖または分枝状
    のアルキル基である、請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 ドーパントが、式(I)に対応し、そこ
    でRが直鎖または分枝状のアルキル基であり、その鎖
    中に1から3の酸素原子を含む、請求項1記載の組成
    物。
  4. 【請求項4】 ドーパントが、式(I)に対応し、そこ
    でRが直接結合であり、かつRがメチレン基であ
    る、請求項2または3記載の組成物。
  5. 【請求項5】 ドーパントが、以下の式: 【化2】 に対応する、請求項1記載の組成物。
  6. 【請求項6】 ドーパントが、以下の式: 【化3】 に対応する、請求項1記載の組成物。
  7. 【請求項7】 ドーパントが、以下の式: 【化4】 に対応する、請求項1記載の組成物。
  8. 【請求項8】 ポリアニリンが、10より多い多数の繰
    り返し単位を含み、当該繰り返し単位が以下の式
    (V): 【化5】 に対応する、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の
    組成物。
  9. 【請求項9】 ポリアニリンに対するドーパントのモル
    比が、0.4から0.6の範囲内である、請求項1ない
    し8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 さらに可塑剤を含む、請求項1ないし
    9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 可塑剤が、フタル酸のジエステルおよ
    びリン酸のエステルから選択される、請求項10記載の
    組成物。
  12. 【請求項12】 可塑剤が、以下の式: 【化6】 の化合物から選択される、請求項11記載の組成物。
  13. 【請求項13】 ポリアニリンに対する可塑剤の含量
    が、10から40重量%であることを特徴とする、請求
    項10ないし12のいずれか一項に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 さらに溶媒を含む、請求項1ないし1
    3のいずれか一項に記載の組成物。
  15. 【請求項15】 溶媒が、以下の一般式(IX): 【化7】 [式中、 −R、RおよびRは、それぞれ、H、F、Cl、
    BrおよびCNからなる原子群から選択される同一の原
    子、または少なくとも二つの異なる原子を示し、かつ、 −mは0に等しいか、あるいは12未満、好ましくは4
    未満の整数である]に対応する、請求項14記載の組成
    物。
  16. 【請求項16】 溶媒が、2,2-ジクロロ酢酸、2,2-
    ジフルオロ酢酸、ペルフルオロ酢酸、クロロジフルオロ
    酢酸、ブロモ酢酸、クロロ酢酸およびこれらの混合物か
    ら選択される、請求項14または15記載の組成物。
  17. 【請求項17】 溶媒が、2,2-ジクロロ酢酸である、
    請求項16記載の組成物。
  18. 【請求項18】 ポリアニリン含量が、0.1から10
    重量%である、請求項14ないし17のいずれか一項に
    記載の組成物。
  19. 【請求項19】 導電性ポリアニリン膜の製造方法であ
    って、連続的に以下の工程: −請求項1ないし13のいずれか一項に記載の組成物を
    調製する工程、および −前記組成物から、熱処理によって膜を形成する工程を
    含むことを特徴とする方法。
  20. 【請求項20】 導電性ポリアニリン膜の製造方法であ
    って、連続的に以下の工程: −請求項14ないし18のいずれか一項に記載の組成物
    を支持体上に注ぐ工程、および −前記溶媒を蒸発させることによって膜を形成する工程
    を含むことを特徴とする方法。
  21. 【請求項21】 以下の一般式: 【化8】 [式中、 −Rは-SO(OH)または-PO(OH)または-O
    PO(OH)を示す、 −R基は、同一でも異なってもよく、鎖中に一以上の
    芳香族基および/または一以上の酸素原子を含むことが
    できる直鎖または分枝鎖を有する飽和または不飽和の炭
    化水素基を示すか、あるいは、環式または芳香族炭化水
    素基を示す、および −RおよびRは、独立に、直接結合を示すか、ある
    いは鎖中に一以上の芳香族基および/または一以上の酸
    素原子を含むことができる直鎖または分枝鎖を有する飽
    和または不飽和炭化水素基を示すか、または環式または
    芳香族炭化水素基を示す]に対応する化合物によりドー
    プされた導電性ポリアニリン。
  22. 【請求項22】 以下の式: 【化9】 に対応する酸から選択された酸によってドープされた、
    請求項21記載のポリアニリン。
  23. 【請求項23】 さらに可塑剤を含む、請求項21また
    は22記載のポリアニリン。
  24. 【請求項24】 可塑剤がトリフェニルホスファートで
    ある、請求項23記載のポリアニリン。
  25. 【請求項25】 導電性ポリアニリンベース複合材料の
    製造方法であって、連続的に以下の工程: −請求項1ないし13のいずれか一項に記載の組成物を
    絶縁性ポリマーと混合する工程; −得られた混合物から、熱処理によって複合材料を形成
    する工程を含むことを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 導電性ポリアニリンベース複合材料の
    製造方法であって、連続的に以下の工程: −請求項14ないし18のいずれか一項に記載の溶媒中
    のポリアニリン組成物からなる第一の溶液を、溶媒中の
    絶縁性ポリマーの第二溶液と混合する工程; −得られた混合物から、溶媒を蒸発させることにより複
    合材料を形成する工程を含むことを特徴とする方法。
  27. 【請求項27】 第一の溶液の溶媒と第二の溶液の溶媒
    が同一であることを特徴とする、請求項26記載の導電
    性複合材料の製造方法。
  28. 【請求項28】 請求項25ないし27のいずれか一項
    に記載の導電性複合材料の製造方法であって、絶縁性ポ
    リマーが、ポリ(塩化ビニル)のようなビニルポリマ
    ー、セルロースアセタートのようなセルロースポリマ
    ー、ポリ(メチルメタクリラート)のようなアクリルポ
    リマー、ポリ(エチレンテレフタラート)のようなポリ
    エステル型のポリマー、ポリアミド-6,6のようなポリ
    アミド型のポリマー、およびこれらの混合物から選択さ
    れることを特徴とする方法。
  29. 【請求項29】 以下の一般式: 【化10】 [式中、 −Rは-SO(OH)または-PO(OH)または-O
    PO(OH)を示す、 −R基は、同一でも異なってもよく、鎖中に一以上の
    芳香族基および/または一以上の酸素原子を含むことが
    できる直鎖または分枝鎖を有する飽和または不飽和の炭
    化水素基を示すか、あるいは、環式または芳香族炭化水
    素基を示す、および −RおよびRは、独立に、直接結合を示すか、ある
    いは鎖中に一以上の芳香族基および/または一以上の酸
    素原子を含むことができる直鎖または分枝鎖を有する飽
    和または不飽和炭化水素基を示すか、または環式または
    芳香族炭化水素基を示す]のドーパントによりドープさ
    れた導電性ポリアニリンが分散されている絶縁性ポリマ
    ーマトリックスを含む導電性複合材料。
  30. 【請求項30】 ポリアニリンが、以下の式: 【化11】 に対応する酸から選択された酸によってドープされてい
    る、請求項29記載の導電性複合材料。
  31. 【請求項31】 さらに可塑剤を含む、請求項29また
    は30記載の導電性複合材料。
  32. 【請求項32】 絶縁性ポリマーが、ポリ(メチルメタ
    クリラート)であることを特徴とする、請求項29ない
    し31のいずれか一項に記載の導電性複合材料。
  33. 【請求項33】 導電性複合材料のポリアニリン含量
    が、0.01から40重量%であることを特徴とする、
    請求項29ないし32のいずれか一項に記載の導電性複
    合材料。
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