JP2003176611A - 透湿性シート - Google Patents
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】より優れた透湿性を発揮できる透湿性シートを
提供する。 【解決手段】繊維質シート上に塗布層が形成され、当該
塗布層上に図柄層を有するシートであって、当該シート
の透湿度(25℃)が2000g/m2・24hr以上
である透湿性シートに係る。
提供する。 【解決手段】繊維質シート上に塗布層が形成され、当該
塗布層上に図柄層を有するシートであって、当該シート
の透湿度(25℃)が2000g/m2・24hr以上
である透湿性シートに係る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水分を透過させる
ことができる透湿性シートに関する。
ことができる透湿性シートに関する。
【0002】
【従来技術】透湿性シートは、主として吸放湿性建材に
意匠性を与えるために使用される内装材の一つである。
意匠性を与えるために使用される内装材の一つである。
【0003】最近の建築物は、高い気密性を有するた
め、いったん室内の湿度が高くなると湿気が室内にこも
りやすくなる。湿気が室内にこもると結露の発生、ダ
ニ、カビ等の繁殖を招き、健康あるいは建築物の寿命に
悪影響を与えるおそれがある。そこで、吸放湿性(又は
調湿性)を有する材料が建材として開発・実用されてい
る。そして、このような吸放湿性をもつ建材に意匠性を
もたせるための内装材として透湿性シートが用いられて
いる。すなわち、石膏ボード等の吸放湿性建材上に透湿
性シートを貼着することによって、吸放湿性建材のもつ
本来の吸放湿性を維持しつつ、所望の意匠性を付与する
ことができる。
め、いったん室内の湿度が高くなると湿気が室内にこも
りやすくなる。湿気が室内にこもると結露の発生、ダ
ニ、カビ等の繁殖を招き、健康あるいは建築物の寿命に
悪影響を与えるおそれがある。そこで、吸放湿性(又は
調湿性)を有する材料が建材として開発・実用されてい
る。そして、このような吸放湿性をもつ建材に意匠性を
もたせるための内装材として透湿性シートが用いられて
いる。すなわち、石膏ボード等の吸放湿性建材上に透湿
性シートを貼着することによって、吸放湿性建材のもつ
本来の吸放湿性を維持しつつ、所望の意匠性を付与する
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のシートは、なお透湿性が不十分であり、さらになる改
善が必要とされている。特に、建材の吸放湿性の向上に
伴い、透湿性シートもそれに見合った高い透湿性が要求
されている。
のシートは、なお透湿性が不十分であり、さらになる改
善が必要とされている。特に、建材の吸放湿性の向上に
伴い、透湿性シートもそれに見合った高い透湿性が要求
されている。
【0005】従って、本発明の主な目的は、より優れた
透湿性を発揮できる透湿性シートを提供することにあ
る。
透湿性を発揮できる透湿性シートを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、かかる従来
技術の問題点を解決するために鋭意研究を重ねた結果、
特定の構成からなるシートが上記目的を達成できること
を見出し、本発明を完成するに至った。
技術の問題点を解決するために鋭意研究を重ねた結果、
特定の構成からなるシートが上記目的を達成できること
を見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、下記の透湿性シート
に係るものである。
に係るものである。
【0008】1.繊維質シート上に塗布層が形成され、
当該塗布層上に図柄層を有するシートであって、当該シ
ートの透湿度(25℃)が2000g/m2・24hr
以上である透湿性シート。
当該塗布層上に図柄層を有するシートであって、当該シ
ートの透湿度(25℃)が2000g/m2・24hr
以上である透湿性シート。
【0009】2.繊維質シートが、ポリエステル及びパ
ルプを含む混抄シートである前記項1記載の透湿性シー
ト。
ルプを含む混抄シートである前記項1記載の透湿性シー
ト。
【0010】3.ポリエステルとパルプとの重量比率が
8:2〜7:3である前記項2記載の透湿性シート。
8:2〜7:3である前記項2記載の透湿性シート。
【0011】4.塗料層が、水性エマルジョン樹脂及び
吸湿剤を含む塗料組成物によって形成される前記項1〜
3のいずれかに記載の透湿性シート。
吸湿剤を含む塗料組成物によって形成される前記項1〜
3のいずれかに記載の透湿性シート。
【0012】5.吸湿剤が塗料組成物中5〜30重量%
含まれる前記項4記載の透湿性シート。
含まれる前記項4記載の透湿性シート。
【0013】6.塗料組成物の固形分量が30〜50重
量%である前記項4又は5に記載の透湿性シート。
量%である前記項4又は5に記載の透湿性シート。
【0014】7.塗料組成物の塗布量(乾燥後)が5〜
20g/m2である前記項4〜6のいずれかに記載の透
湿性シート。
20g/m2である前記項4〜6のいずれかに記載の透
湿性シート。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の透湿性シートは、繊維質
シート上に塗布層が形成され、当該塗布層上に図柄層を
有するシートであって、当該シートの透湿度(25℃)
が2000g/m2・24hr以上であることに特徴を
有する。
シート上に塗布層が形成され、当該塗布層上に図柄層を
有するシートであって、当該シートの透湿度(25℃)
が2000g/m2・24hr以上であることに特徴を
有する。
【0016】透湿度は、JIS−Z−0208「防湿包
装材料の透湿度試験方法(カップ法)」に準拠して測定
された値を示す。測定条件は、温度25℃・相対湿度9
0%で24時間とする。
装材料の透湿度試験方法(カップ法)」に準拠して測定
された値を示す。測定条件は、温度25℃・相対湿度9
0%で24時間とする。
【0017】さらに、本発明シートは、吸湿度が50g
/m2以上、特に90g/m2以上であることが望まし
い。また、本発明シートは、放湿度が5g/m2以上、
特に10g/m2以上であることが望ましい。上記のよ
うな吸湿度又は放湿度を備えることにより、いっそう迅
速な吸湿又は放湿を発揮することができる。吸湿度及び
放湿度の測定方法は、後記の実施例に示された方法で実
施する。
/m2以上、特に90g/m2以上であることが望まし
い。また、本発明シートは、放湿度が5g/m2以上、
特に10g/m2以上であることが望ましい。上記のよ
うな吸湿度又は放湿度を備えることにより、いっそう迅
速な吸湿又は放湿を発揮することができる。吸湿度及び
放湿度の測定方法は、後記の実施例に示された方法で実
施する。
【0018】繊維質シートは、特に限定されず、紙、不
織布、織布等の各種シートを用いることができる。特
に、本発明では、加工性、強度等の点からポリエステル
及びパルプを含む混抄シートが好ましい。この場合、ポ
リエステルとパルプとの重量比率は限定的でないが、通
常1:9〜9:1程度、好ましくは8:2〜7:3とす
る。かかる範囲内とすれば、より優れた強度、施工性等
を発揮できる。
織布、織布等の各種シートを用いることができる。特
に、本発明では、加工性、強度等の点からポリエステル
及びパルプを含む混抄シートが好ましい。この場合、ポ
リエステルとパルプとの重量比率は限定的でないが、通
常1:9〜9:1程度、好ましくは8:2〜7:3とす
る。かかる範囲内とすれば、より優れた強度、施工性等
を発揮できる。
【0019】塗布層は、上記繊維質シート上に形成で
き、かつ、本発明の所定の透湿度が得られる限り特に制
限されないが、水性エマルジョン樹脂及び吸湿剤を含む
塗料組成物によって形成される塗布層が好ましい。
き、かつ、本発明の所定の透湿度が得られる限り特に制
限されないが、水性エマルジョン樹脂及び吸湿剤を含む
塗料組成物によって形成される塗布層が好ましい。
【0020】水性エマルジョン樹脂としては、公知のも
の又は市販品を使用できる。例えば、アクリルエマルジ
ョン、酢酸ビニルエマルジョン、エチレン酢酸ビニルエ
マルジョン、ウレタンエマルジョン等を挙げることがで
きる。この中でも、アクリルエマルジョンが好ましい。
の又は市販品を使用できる。例えば、アクリルエマルジ
ョン、酢酸ビニルエマルジョン、エチレン酢酸ビニルエ
マルジョン、ウレタンエマルジョン等を挙げることがで
きる。この中でも、アクリルエマルジョンが好ましい。
【0021】吸湿剤は、特に限定されず、公知のもの又
は市販品を用いることができる。例えば、シリカ、ゼオ
ライト、珪藻土、セリシン等を挙げることができる。吸
湿剤が無機質粉末である場合は、平均粒径20μm以下
であること及びBET比表面積200m2/g以上であ
ることのいずれかの少なくとも一方の条件を満たすもの
を好適に用いることができる。吸湿剤の含有量は、透湿
性シートの使用目的、使用部位等に応じて適宜設定でき
るが、通常は塗料組成物中5〜30重量%程度、好まし
くは10〜20重量%とすれば良い。
は市販品を用いることができる。例えば、シリカ、ゼオ
ライト、珪藻土、セリシン等を挙げることができる。吸
湿剤が無機質粉末である場合は、平均粒径20μm以下
であること及びBET比表面積200m2/g以上であ
ることのいずれかの少なくとも一方の条件を満たすもの
を好適に用いることができる。吸湿剤の含有量は、透湿
性シートの使用目的、使用部位等に応じて適宜設定でき
るが、通常は塗料組成物中5〜30重量%程度、好まし
くは10〜20重量%とすれば良い。
【0022】上記塗料組成物中には、必要に応じて顔
料、塗工改質剤等が含まれていても良い。顔料は、有機
顔料及び無機顔料のいずれであっても良い。塗工改質剤
としては、例えばポリビニルアルコール等が挙げられ
る。
料、塗工改質剤等が含まれていても良い。顔料は、有機
顔料及び無機顔料のいずれであっても良い。塗工改質剤
としては、例えばポリビニルアルコール等が挙げられ
る。
【0023】塗料組成物の固形分量は、用いる水性エマ
ルジョン樹脂の種類、吸湿剤量等に応じて適宜設定でき
るが、通常は30〜50重量%程度、特に35〜45重
量%とすることが望ましい。かかる範囲内において、よ
り優れた塗布性、施工性等を確保することができる。
ルジョン樹脂の種類、吸湿剤量等に応じて適宜設定でき
るが、通常は30〜50重量%程度、特に35〜45重
量%とすることが望ましい。かかる範囲内において、よ
り優れた塗布性、施工性等を確保することができる。
【0024】塗布層の形成は、公知の方法に従えば良
く、例えばローラー、刷毛塗り、ディッピング、ロール
オン、フローティング等によって実施できる。塗布量
は、塗料組成物の固形分量等より異なるが、乾燥後の塗
布量が5〜20g/m2程度、好ましくは10〜15g
/m2となるように設定すれば良い。
く、例えばローラー、刷毛塗り、ディッピング、ロール
オン、フローティング等によって実施できる。塗布量
は、塗料組成物の固形分量等より異なるが、乾燥後の塗
布量が5〜20g/m2程度、好ましくは10〜15g
/m2となるように設定すれば良い。
【0025】図柄層は、本発明の透湿度を確保できる限
り限定されず、透湿性シートの使用部位、所望のデザイ
ン等に応じて適宜決定することができる。また、図柄層
の形成も、例えばグラビア印刷等の公知の印刷方法に従
って実施することができる。
り限定されず、透湿性シートの使用部位、所望のデザイ
ン等に応じて適宜決定することができる。また、図柄層
の形成も、例えばグラビア印刷等の公知の印刷方法に従
って実施することができる。
【0026】本発明の透湿性シートは、上記透湿度を維
持できる限り、必要に応じて粘着層、クリアー層等をさ
らに形成しても良い。例えば、上記図柄層上にクリアー
層を設けたり、上記繊維質シートに剥離紙を有する粘着
層を設けることができる。
持できる限り、必要に応じて粘着層、クリアー層等をさ
らに形成しても良い。例えば、上記図柄層上にクリアー
層を設けたり、上記繊維質シートに剥離紙を有する粘着
層を設けることができる。
【0027】本発明の透湿性シートは、石膏ボード、珪
藻土を用いたボード、その他の調湿性建材の上に貼着す
ることによって使用することができる。貼着に際して
は、公知の透湿性シートの貼着に使用されている接着剤
(透湿接着剤等)、両面テープ等を使用することができ
る。また、前記のように剥離紙を有する粘着層が設けら
れている場合は、剥離紙を剥離し、粘着層を調湿性建材
に接着させれば良い。
藻土を用いたボード、その他の調湿性建材の上に貼着す
ることによって使用することができる。貼着に際して
は、公知の透湿性シートの貼着に使用されている接着剤
(透湿接着剤等)、両面テープ等を使用することができ
る。また、前記のように剥離紙を有する粘着層が設けら
れている場合は、剥離紙を剥離し、粘着層を調湿性建材
に接着させれば良い。
【0028】
【発明の効果】本発明の透湿性シートは、従来のシート
よりも高い透湿度を発揮できることから、調湿性建材の
もつ吸放湿性を十分に活かすことができる。このため、
気密性の高い住宅等において、快適な湿度条件を保つの
に大いに貢献することができる。
よりも高い透湿度を発揮できることから、調湿性建材の
もつ吸放湿性を十分に活かすことができる。このため、
気密性の高い住宅等において、快適な湿度条件を保つの
に大いに貢献することができる。
【0029】また、本発明によれば、積極的に吸放湿で
きる性能を与えることもできる。すなわち、高い吸放湿
速度を発揮することも可能であり、かかる場合には比較
的短時間で室内の調湿が達成されることとなる。
きる性能を与えることもできる。すなわち、高い吸放湿
速度を発揮することも可能であり、かかる場合には比較
的短時間で室内の調湿が達成されることとなる。
【0030】このような特徴をもつ本発明の透湿性シー
トは、天井材、壁紙等として有効に利用することができ
る。
トは、天井材、壁紙等として有効に利用することができ
る。
【0031】
【実施例】以下に実施例及び比較例を示し、本発明の特
徴を一層明確にする。但し、本発明の範囲は、実施例の
範囲に限定されるものではない。
徴を一層明確にする。但し、本発明の範囲は、実施例の
範囲に限定されるものではない。
【0032】実施例1
繊維質シートとして市販の湿式不織布(ポリエステル8
0重量%:パルプ20重量%、重量60g/m2)を用
いた。一方、アクリルエマルジョン(固形分50重量
%)100重量部、ポリビニルアルコール50重量部、
酸化チタン粉末40重量部及びシリカ粉末40重量部を
均一に混合して塗料組成物を調製した。この塗料組成物
を上記繊維質シートに乾燥後の塗布量が10g/m2と
なるようにフローティング方式で塗布し、乾燥した。塗
布層を形成した後、グラビア方式にて図柄層を形成し
た。図柄層の塗布量は5g/m2となるようにした。こ
うして透湿性シートを得た。
0重量%:パルプ20重量%、重量60g/m2)を用
いた。一方、アクリルエマルジョン(固形分50重量
%)100重量部、ポリビニルアルコール50重量部、
酸化チタン粉末40重量部及びシリカ粉末40重量部を
均一に混合して塗料組成物を調製した。この塗料組成物
を上記繊維質シートに乾燥後の塗布量が10g/m2と
なるようにフローティング方式で塗布し、乾燥した。塗
布層を形成した後、グラビア方式にて図柄層を形成し
た。図柄層の塗布量は5g/m2となるようにした。こ
うして透湿性シートを得た。
【0033】実施例2
吸湿剤としてシリカ40重量部に代えてセリシン40重
量部を用いたほかは、実施例1と同様にして透湿性シー
トを作製した。
量部を用いたほかは、実施例1と同様にして透湿性シー
トを作製した。
【0034】試験例1
実施例1〜2の透湿性シートを用い、透湿度、吸湿度、
放湿度及び石膏ボードへの貼り合わせ適性について調べ
た。その結果を表1に示す。表1には、比較のため、市
販の化粧シートを用いた結果も併せて示す。なお、各試
験方法は以下のとおりである。 (1)透湿度 JIS−Z−0208「防湿包装材料の透湿度試験方法
(カップ法)」に準拠して測定した。測定条件は、温度
25℃・相対湿度90%で24時間とした。 (2)吸湿度・放湿度 石膏ボード(厚さ10mm)及び透湿性シートをそれぞ
れ10cm×10cmの大きさにカットする。アクリル
系透湿接着剤(商品名「ヨドゾールAD75C」日本エ
ヌエスシー社製)を付着量20g/m2で用いて上記石
膏ボードと透湿性シートとを貼り合わせたものを試料と
する。次いで、試料の石膏ボードの側面及び裏面をアル
ミニウム箔で覆い、石膏ボード自体からの吸放湿がない
ようにした後、室温で24時間自然乾燥させる。その
後、40℃に設定した乾燥機内で2時間乾燥させる。次
に、温度40℃・湿度90%RHの条件下で10分間隔
で2時間までの試料の重量変化(吸湿度(g/m2))
を測定する。続いて、温度40℃・湿度50%RHの条
件下で10分間隔で2時間までの試料の重量変化(放湿
度(g/m2))を測定する。 (3)石膏ボードへの貼り合わせ適性 20cm×20cmの石膏ボード(厚さ10mm)と、
20.5cm×20.5cmの透湿性シートとを用意す
る。アクリル系透湿接着剤(商品名「ヨドゾールAD7
5C」日本エヌエスシー社製)を付着量20g/m2で
用いて上記石膏ボードと透湿性シートとを中心合わせで
貼り合わせ、透湿性シートの端部を石膏ボードの側面に
折り曲げて貼り付ける。貼り合わせ直後の透湿性シート
折り曲げ部分の状態を肉眼で観察し、以下のようにして
評価する。
放湿度及び石膏ボードへの貼り合わせ適性について調べ
た。その結果を表1に示す。表1には、比較のため、市
販の化粧シートを用いた結果も併せて示す。なお、各試
験方法は以下のとおりである。 (1)透湿度 JIS−Z−0208「防湿包装材料の透湿度試験方法
(カップ法)」に準拠して測定した。測定条件は、温度
25℃・相対湿度90%で24時間とした。 (2)吸湿度・放湿度 石膏ボード(厚さ10mm)及び透湿性シートをそれぞ
れ10cm×10cmの大きさにカットする。アクリル
系透湿接着剤(商品名「ヨドゾールAD75C」日本エ
ヌエスシー社製)を付着量20g/m2で用いて上記石
膏ボードと透湿性シートとを貼り合わせたものを試料と
する。次いで、試料の石膏ボードの側面及び裏面をアル
ミニウム箔で覆い、石膏ボード自体からの吸放湿がない
ようにした後、室温で24時間自然乾燥させる。その
後、40℃に設定した乾燥機内で2時間乾燥させる。次
に、温度40℃・湿度90%RHの条件下で10分間隔
で2時間までの試料の重量変化(吸湿度(g/m2))
を測定する。続いて、温度40℃・湿度50%RHの条
件下で10分間隔で2時間までの試料の重量変化(放湿
度(g/m2))を測定する。 (3)石膏ボードへの貼り合わせ適性 20cm×20cmの石膏ボード(厚さ10mm)と、
20.5cm×20.5cmの透湿性シートとを用意す
る。アクリル系透湿接着剤(商品名「ヨドゾールAD7
5C」日本エヌエスシー社製)を付着量20g/m2で
用いて上記石膏ボードと透湿性シートとを中心合わせで
貼り合わせ、透湿性シートの端部を石膏ボードの側面に
折り曲げて貼り付ける。貼り合わせ直後の透湿性シート
折り曲げ部分の状態を肉眼で観察し、以下のようにして
評価する。
【0035】
○:折り曲げ部分がきれいに接着され、剥がれない状態
になっているもの ×:折り曲げ部分が反発し、石膏ボードから透湿性シー
トが剥がれているもの
になっているもの ×:折り曲げ部分が反発し、石膏ボードから透湿性シー
トが剥がれているもの
【0036】
【表1】
【0037】表1の結果より、実施例1及び2では、透
湿度が4000g/m2以上という優れた値が得られる
ことがわかる。また、実施例の吸湿度は、いずれも90
g/m2以上であり、吸湿速度が高いことがわかる。同
様に、実施例の放湿度は、いずれも20g/m2以上と
なっており、放湿速度も高いことがわかる。
湿度が4000g/m2以上という優れた値が得られる
ことがわかる。また、実施例の吸湿度は、いずれも90
g/m2以上であり、吸湿速度が高いことがわかる。同
様に、実施例の放湿度は、いずれも20g/m2以上と
なっており、放湿速度も高いことがわかる。
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フロントページの続き
(72)発明者 山本 耕市
滋賀県犬上郡多賀町大字多賀270番地 ダ
イニック株式会社滋賀工場内
Claims (5)
- 【請求項1】繊維質シート上に塗布層が形成され、当該
塗布層上に図柄層を有するシートであって、当該シート
の透湿度(25℃)が2000g/m2・24hr以上
である透湿性シート。 - 【請求項2】繊維質シートが、ポリエステル及びパルプ
を含む混抄シートである請求項1記載の透湿性シート。 - 【請求項3】ポリエステルとパルプとの重量比率が9:
1〜1:9である請求項2記載の透湿性シート。 - 【請求項4】塗料層が、水性エマルジョン樹脂及び吸湿
剤を含む塗料組成物によって形成される請求項1〜3の
いずれかに記載の透湿性シート。 - 【請求項5】吸湿剤が塗料組成物中5〜30重量%含ま
れる請求項4記載の透湿性シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001375632A JP2003176611A (ja) | 2001-12-10 | 2001-12-10 | 透湿性シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001375632A JP2003176611A (ja) | 2001-12-10 | 2001-12-10 | 透湿性シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003176611A true JP2003176611A (ja) | 2003-06-27 |
Family
ID=19183967
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001375632A Pending JP2003176611A (ja) | 2001-12-10 | 2001-12-10 | 透湿性シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003176611A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009052376A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-12 | Panahome Corp | 壁紙、この壁紙を用いた建材、及び壁状体の被覆構造 |
| WO2023199867A1 (ja) * | 2022-04-14 | 2023-10-19 | 株式会社ナガイ | 剥離容易性壁紙並びにその剥離方法および貼付方法 |
-
2001
- 2001-12-10 JP JP2001375632A patent/JP2003176611A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009052376A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-12 | Panahome Corp | 壁紙、この壁紙を用いた建材、及び壁状体の被覆構造 |
| WO2023199867A1 (ja) * | 2022-04-14 | 2023-10-19 | 株式会社ナガイ | 剥離容易性壁紙並びにその剥離方法および貼付方法 |
| JP7572699B2 (ja) | 2022-04-14 | 2024-10-24 | 株式会社ナガイ | 剥離容易性壁紙並びにその剥離方法および貼付方法 |
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