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JP2003152062A - 静電チャック - Google Patents

静電チャック

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JP2003152062A
JP2003152062A JP2001347276A JP2001347276A JP2003152062A JP 2003152062 A JP2003152062 A JP 2003152062A JP 2001347276 A JP2001347276 A JP 2001347276A JP 2001347276 A JP2001347276 A JP 2001347276A JP 2003152062 A JP2003152062 A JP 2003152062A
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electrostatic chuck
dielectric layer
electrode
volume resistivity
carbide
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Seiichi Tanji
清一 丹治
Kazusuke Minamizawa
一右 南澤
Yukio Kishi
幸男 岸
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Taiheiyo Cement Corp
NTK Ceratec Co Ltd
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Nihon Ceratec Co Ltd
Taiheiyo Cement Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 腐食ガスのプラズマに対する耐食性に優れる
とともに導電性成分を添加して吸着性を高めた誘電体層
を前提とし、その体積抵抗率のばらつきおよび温度変化
が小さく、結果的に吸着特性のばらつきが小さくかつ使
用可能温度域の広い静電チャックを提供すること。 【解決手段】 電極3と、その上に設けられ、電極3に
電圧を印加することにより被吸着体10を吸着する誘電
体層2とを有する静電チャック1であって、誘電体層2
は、窒化アルミニウムに、全体に対する割合で、炭化ケ
イ素を0.5〜45質量%と、窒化チタン、炭化チタン
および炭化タングステンのうち1種以上を総量で0.1
〜10質量%とを添加してなり、かつ、使用温度での体
積抵抗率が10〜1013Ω・cm、熱伝導率が30
W/m・K以上である複合セラミックスで構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置等
においてシリコンウエハ等の被吸着物を静電的に吸着し
て、被処理体の処理または搬送を行うために用いられる
静電チャックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体製造装置において、半導体
基板であるシリコンウエハに対して成膜やエッチング等
の処理を行うためには、シリコンウエハの平坦度を保ち
ながら保持する必要があるが、このような保持手段とし
ては機械式、真空吸着式、静電吸着式が採用されてい
る。
【0003】これらの保持手段の中で静電吸着式のも
の、すなわち静電チャックは、シリコンウエハを静電的
に保持することができるため、チップの収率の向上を図
ることができるとともに、加工を行うに際して要求され
る加工面の平坦度や平行度を容易に実現することができ
る。さらに、静電チャックは、成膜装置やエッチング装
置等の真空処理を行う装置においてもシリコンウエハを
保持することができるため、半導体製造装置の保持手段
として最も多用されている。
【0004】一方、半導体製造プロセスにおいてはフッ
素系ガス、塩素系ガス等のハロゲン系腐食ガス雰囲気あ
るいはそのプラズマ中で使用される。したがって、静電
チャックの誘電体層としては、従来、耐腐食性が高い高
絶縁性セラミックスであるアルミナ等が用いられてい
る。ところが、静電チャックの誘電体層として窒化アル
ミニウムやアルミナ等の高絶縁性材料を用いる場合、電
極および被吸着体に誘起された電荷の間に発生する静電
吸着力(クーロン力)を用いるため、高い吸着力を得る
ためには、絶縁層の厚さを極めて薄くしなければなら
ず、加工中に破損する可能性が高い。
【0005】そこで、誘電体層に多少導電性をもたせて
誘電体層中での電荷の移動を生じさせることにより、1
〜2mmの厚い絶縁層でも高い静電吸着力(ジョンセン
・ラーベック力)が得られることから、誘電体層として
主成分のアルミナに酸化チタンを含有させて導電性をも
たせた複合セラミックスを用いることが提案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな複合セラミックスは、絶縁性の原料粉末と導電性の
原料粉末とを混合して焼結しなければならず、混合性や
焼結条件により体積抵抗率がばらつきやすく、また、体
積抵抗率の温度変化が大きいという問題点がある。この
ような複合セラミックスを静電チャックの誘電体層とし
て用いると、吸着特性にばらつきが生じ、また、使用可
能温度域が狭いという問題が生じる。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、腐食ガスのプラズマに対する耐食性に優れる
とともに導電性成分を添加して吸着性を高めた誘電体層
を前提とし、その体積抵抗率のばらつきおよび温度変化
が小さく、結果的に吸着特性のばらつきが小さくかつ使
用可能温度域の広い静電チャックを提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、絶縁性でプラズマ
耐食性の優れている窒化アルミニウムに、導電性の炭化
ケイ素を添加して体積抵抗率を10〜1013Ω・c
mに調整した上で、第3成分として、窒化チタン、炭化
チタン、および炭化タングステンのうち1種以上を所定
量添加した複合セラミックスを誘電体層として用いるこ
とにより、体積抵抗率のばらつきおよび体積抵抗率の温
度変化を抑制することができ、吸着特性のばらつきが小
さくかつ使用可能温度域が広い静電チャックを得ること
ができることを見出した。つまり、窒化アルミニウム
に、導電性の炭化ケイ素を添加しただけでは体積抵抗率
にばらつきが生じ、体積抵抗率の温度変化が大きくなる
が、窒化チタン、炭化チタン、および炭化タングステン
のうち1種以上を第3成分として添加することにより、
体積抵抗率の絶対値に影響を及ぼすことなく、原料粉末
の状態や焼結条件の微妙なばらつきによる体積抵抗率の
ばらつきや体積抵抗率の温度変化を生じ難くすることが
できる。
【0009】すなわち、本発明は、電極と、その上に設
けられ、該電極に電圧を印加することにより被吸着体を
吸着する誘電体層とを有する静電チャックであって、前
記誘電体層は、窒化アルミニウムに、全体に対する割合
で、炭化ケイ素を0.5〜45質量%と、窒化チタン、
炭化チタンおよび炭化タングステンのうち1種以上を総
量で0.1〜10質量%とを添加してなり、かつ、使用
温度での体積抵抗率が10〜1013Ω・cm、熱伝
導率が30W/m・K以上である複合セラミックスで構
成されていることを特徴とする静電チャックを提供す
る。
【0010】上記静電チャックにおいて、誘電体層を構
成する複合セラミックスは、−100〜800℃での体
積抵抗率から計算される活性化エネルギーの絶対値が7
×10J/mol以下であることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について説明する。図1および図2は、
本発明の実施形態に係る静電チャックを示す断面図であ
り、図1は単極型のものを示し、図2は双極型ものを示
す。
【0012】図1の単極型の静電チャック1は、アルミ
ニウム等からなる基台5の上に固定されて設けられてお
り、吸着面を有する誘電体層2と、その下に設けられた
電極3と、電極3と基台5との間に設けられた絶縁層4
とを有しており、電極3には直流電源6が接続されてお
り、この直流電源6から電極3に給電されることによ
り、誘電体層2の上に載置された被吸着体であるシリコ
ンウエハ10が静電吸着される。
【0013】図2の双極型の静電チャック1’は、誘電
体層2の間に一対の電極3a、3bが設けられており、
これらに直流電源6が接続されており、直流電源6から
これらの電極にそれぞれ逆極性の電荷が供給されて上の
誘電体層2の上に載置されたシリコンウエハ10が静電
吸着される。
【0014】誘電体層2は、窒化アルミニウムに、全体
に対する割合で、炭化ケイ素を0.5〜45質量%と、
窒化チタン、炭化チタンおよび炭化タングステンのうち
1種以上を総量で0.1〜10質量%とを添加してな
り、かつ、使用温度での体積抵抗率が10〜1013
Ω・cm、熱伝導率が30W/m・K以上である複合セ
ラミックスで構成されている。
【0015】誘電体層2を構成する複合セラミックスに
おいて、絶縁性の窒化アルミニウムに、導電性の炭化ケ
イ素を添加するのは、適度な導電性が付与されて高い静
電吸着性を発揮しつつ、ハロゲン系の腐食ガスやそのプ
ラズマに対する耐食性を高くすることができ、さらに熱
伝導性が高いのでプラズマ中で破損し難いからである。
また、窒化チタン、炭化チタンおよび炭化タングステン
のうち1種以上を添加するのは、絶縁性の窒化アルミニ
ウムと導電性の炭化ケイ素のみでは粒界成分の移動等に
より体積抵抗率にばらつきが生じ、体積抵抗率の温度変
化も大きくなるが、これら成分を添加することによって
体積抵抗率のばらつきおよび温度変化を抑制することが
できるからである。すなわち、これら成分は、複合セラ
ミックス焼結体の粒界に存在することによって粒界成分
のトラップ効果を発揮し、このトラップ効果により焼結
中に生じる粒界成分の表面近傍への移動が抑制される結
果、体積抵抗率のばらつきおよび温度変化が抑制される
ものと考えられる。
【0016】窒化アルミニウムに添加する炭化ケイ素の
量を複合セラミックス全体に対する割合で0.5〜45
質量%にしたのは、0.5質量%未満では炭化ケイ素の
体積抵抗率を低下させる効果が発揮されず、45質量%
を超えるとプラズマ環境下で使用した場合の耐食性が不
十分であるからである。なお、窒化アルミニウムには、
通常用いられるY等の焼結助剤が含まれていても
よい。
【0017】窒化チタン、炭化チタンおよび炭化タング
ステンのうち1種以上の総量を複合セラミックス全体に
対する割合で0.1〜10質量%としたのは、0.1質
量%未満では体積抵抗率のばらつきを抑制する効果が不
十分であり、一方、10質量%を超えると耐プラズマ性
や熱伝導率を低下させてしまうからである。
【0018】誘電体層2の体積抵抗率を10〜10
13Ω・cmに調整するのは、この範囲であれば、シリ
コンウエハに形成された回路に悪影響を及ぼすことなく
高い吸着力を得ることができるからである。つまり、1
Ω・cm未満では吸着したウエハに大きなリーク電
流が流れて、ウエハに形成された回路が破壊されるおそ
れがあり、また、1013Ω・cmを超えるとジョンセ
ン・ラーベック力が有効に作用せず高い静電吸着力が得
られない。
【0019】熱伝導率を30W/m・K以上とするの
は、30W/m・K未満では、静電チャックの使用中に
誘電体層表面が非常に高温になって熱衝撃により破損し
たり、プラズマ集中による局部加熱により誘電体層の一
部が溶融し欠陥(ポア)が発生し破損に至る場合がある
からである。なお、熱伝導率は温度の上昇にともなって
低下する傾向にあるが、室温での熱伝導率が30W/m
・K以上であれば高温での熱衝撃による破損を有効に防
止することができる。
【0020】誘電体層2を構成する複合セラミックス
は、−100〜800℃での体積抵抗率から計算される
活性化エネルギーの絶対値が7×10J/mol以下
であることが好ましい。活性化エネルギーの絶対値が7
×10J/molを超えると体積抵抗率のばらつきが
大きくなり、かつ体積抵抗率の温度変化が大きくなるた
め静電チャックの使用可能温度域が狭くなる傾向にあ
る。この活性化エネルギーの絶対値は、窒化チタン、炭
化チタン、炭化タングステンの1種以上を添加すること
により低下するが、これはこれらが複合セラミックス焼
結体の粒界に存在することによって粒界での電子の流れ
を妨げる障壁となるためであると考えられる。
【0021】次に、本発明の静電チャックにおける誘電
体層2の製造方法について説明する。まず、誘電体層2
を構成するセラミックス材料の出発原料の調合は、常法
によって行うことができる。例えば、所定の配合の原料
粉末にアルコール等の有機溶媒または水を加え、ボール
ミルで混合後、乾燥する方法、所定の配合の塩類、アル
コキシド等の溶液から共沈物を分離する方法等がある。
これらの原料の混合物には、より緻密化を容易にするた
め、通常用いられる焼結助剤を添加してもよい。焼結助
剤の添加形態に関しては、酸化物粉末、塩類、アルコキ
シド等、どのような形態であってもよく、特に限定され
ない。
【0022】このようにして得られた、窒化アルミニウ
ムに、炭化ケイ素と、窒化チタン、炭化チタンおよび炭
化タングステンの1種以上とを添加した混合粉末を一軸
プレスまたは冷間等方圧プレス(CIP)によって所定
形状に成形する。次いで得られた成形体を還元雰囲気中
1600〜2000℃で焼成を行う。焼成時間は特に限
定しないが、2〜4時間程度でよい。焼成温度が上記範
囲未満であると緻密化が不十分となり体積抵抗率がばら
つくおそれがあり、上記範囲を超えると分解するおそれ
がある。
【0023】なお、誘電体層2の製造方法としては、上
述のようにプレス成形した後に焼成するものに限らず、
ドクターブレード法でシートを作成した後に焼成するも
のや、原料粉末をホットプレス焼成するものであっても
よい。
【0024】静電チャックの製造方法は、通常の方法を
用いることができ特に限定されない。例えば、電極を形
成したセラミックス基体(絶縁層4)の上に上述のよう
にして製造された誘電体層2を接着する方法、上記誘電
体層2を形成するためのグリーンシートおよび絶縁層4
を形成するためのグリーンシートをドクターブレード法
で作成し、焼成前の段階でこれらで電極層を挟んで積層
した後に焼成する方法、電極を粉末内に埋没させてホッ
トプレスする方法等を挙げることができる。
【0025】なお、静電チャックの構造は特に限定され
るものではなく、図1、図2に示す構造の他に、一方の
面に電極が形成された誘電体層をセラミックス板あるい
はアルミニウム台座に接着剤により貼り付けた構造な
ど、種々の構造を採用することができる。また、電極構
造は特に限定されず、上述のように単極型電極でも双極
型電極でもよく、その形状も限定されるものではない。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。こ
こでは、表1に示す実施例1〜9および比較例1〜4の
組成の複合セラミックス焼結体を作製した。表1に示す
各原料粉末を合計200g秤量し、ポリエチレンポット
中にそれぞれの粉末とメタノール200gとφ10mm
の鉄芯入りナイロンボール250gとを装入し、16時
間混合した。得られたスラリーをロータリーエバポレー
タで減圧乾燥した後、得られた粉末を#100のナイロ
ンメッシュを用いてメッシュパスした。メッシュパス後
の粉末をφ150mmの金型を用いて0.98MPaの
圧力で厚さ6mmに一次成形した後、117.6MPa
の圧力でCIP成形して成形体を得た。得られた成形体
を表1に示す条件で2時間焼成した。なお、実施例5に
ついては原料粉末を混合後、圧力147MPaでホット
プレス成形を行った。
【0027】得られた焼結体の各20個を100φ×2
mmに加工して、代表的な使用温度での体積抵抗率、
室温での熱伝導率を測定した。また、活性化エネルギー
は、−100〜800℃で体積抵抗率を測定し、温度に
対して体積抵抗率をアレニウスプロットして算出した。
それらの結果を表1に示す。なお、各サンプルについ
て、体積抵抗率が10〜1013Ω・cmになりうる
温度を使用可能温度として表1に記載した。
【0028】また、100φ×2mmに加工した焼結
体に電極を形成してアルミナ基体の上に無機系の接着剤
で接着し、静電チャックを作製した。なお、各組成のセ
ラミックス焼結体を用いた静電チャックを各20個作製
した。
【0029】静電チャックの評価は、上述のようにして
作製した静電チャックに1200Vの電圧を印加し、φ
100mmのシリコンウエハを吸着させ、吸着特性を測
定した。ウエハの吸着特性は、測定ゲージでウエハを上
方に引張り、ウエハが剥離したときの最大荷重を面積で
割った単位面積当たりの値とした。また、シリコンウエ
ハを吸着した状態の静電チャッを平行平板型RIEエッ
チング装置のチャンバー内に設置し、チャンバー内にC
+O(10%)ガスを0.1L/minの流量で
供給し、チャンバー内の圧力を7.0Paとし、周波数
が13.56MHz、出力が1.5W/cmの高周波
電力を平行平板電極に印加して上記ガスのプラズマを形
成し、静電チャックをそのプラズマに4時間暴露する暴
露試験を行い、静電チャックの破損、表面の欠陥発生の
有無を調査した。これらの評価結果を表1に併記する。
【0030】
【表1】
【0031】表1から明らかなように、実施例1〜9は
誘電体層を構成する複合セラミックスの組成が本発明の
範囲内であり、体積抵抗率:10〜1013Ω・c
m、熱伝導率:30W/m・K以上といずれも本発明の
範囲内であり、活性化エネルギーの絶対値も7×10
J/mol以下であるため、体積抵抗率のばらつきが小
さく、静電チャックの吸着特性のばらつきも小さかっ
た。また、体積抵抗率の温度変化も小さいため静電チャ
ックの使用可能温度域が広いものとなった。さらに、実
施例1〜9は吸着特性自体も良好な値を示し、プラズマ
暴露試験でも静電チャックの破損や表面欠陥が発生せ
ず、静電チャックとして良好な特性が得られた。
【0032】これに対して、比較例1,4は、いずれも
窒化チタン、炭化チタンおよび炭化タングステンを含ん
でいないため、体積抵抗率のばらつきが大きかった。ま
た、体積抵抗率の温度変化が大きいため静電チャックの
使用可能温度域が狭いものとなった。また、比較例2,
3は、窒化チタン、炭化チタン、炭化タングステンの総
量が30質量%、35質量%と多いため、熱伝導率が低
く、プラズマ暴露試験で半分以上の試料に破損が生じ
た。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
誘電体層が、窒化アルミニウムに、全体に対する割合
で、炭化ケイ素を0.5〜45質量%と、窒化チタン、
炭化チタンおよび炭化タングステンのうち1種以上を総
量で0.1〜10質量%とを添加してなり、かつ、使用
温度での体積抵抗率が10〜1013Ω・cm、熱伝
導率が30W/m・K以上である複合セラミックスで構
成されているので、腐食ガスのプラズマに対する耐食性
および吸着性が高いことに加え、さらに体積抵抗率のば
らつきおよび温度変化が小さい誘電体層を有する静電チ
ャックを得ることができ、結果的に吸着特性のばらつき
が小さくかつ使用温度域の広い静電チャックが実現され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される単極型の静電チャックを示
す断面図。
【図2】本発明が適用される双極型の静電チャックを示
す断面図。
【符号の説明】
1,1’……静電チャック 2……誘電体層 3,3a,3b……電極 4……絶縁層 5……基台 6……直流電源 10……シリコンウエハ(被吸着体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南澤 一右 宮城県仙台市泉区明通三丁目5番 株式会 社日本セラテック本社工場内 (72)発明者 岸 幸男 宮城県仙台市泉区明通三丁目5番 株式会 社日本セラテック本社工場内 Fターム(参考) 5F031 CA02 HA02 HA03 HA16 MA28 MA32 PA10 PA30

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極と、その上に設けられ、該電極に電
    圧を印加することにより被吸着体を吸着する誘電体層と
    を有する静電チャックであって、前記誘電体層は、窒化
    アルミニウムに、全体に対する割合で、炭化ケイ素を
    0.5〜45質量%と、窒化チタン、炭化チタンおよび
    炭化タングステンのうち1種以上を総量で0.1〜10
    質量%とを添加してなり、かつ、使用温度での体積抵抗
    率が10 〜1013Ω・cm、熱伝導率が30W/m
    ・K以上である複合セラミックスで構成されていること
    を特徴とする静電チャック。
  2. 【請求項2】 前記誘電体層を構成する複合セラミック
    スは、−100〜800℃での体積抵抗率から計算され
    る活性化エネルギーの絶対値が7×10J/mol以
    下であることを特徴とする請求項1に記載の静電チャッ
    ク。
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