JP2003141725A - 光記録方法及び光記録媒体 - Google Patents
光記録方法及び光記録媒体Info
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- JP2003141725A JP2003141725A JP2001331495A JP2001331495A JP2003141725A JP 2003141725 A JP2003141725 A JP 2003141725A JP 2001331495 A JP2001331495 A JP 2001331495A JP 2001331495 A JP2001331495 A JP 2001331495A JP 2003141725 A JP2003141725 A JP 2003141725A
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Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光記録媒体の記録層にマルチレベル記録する
とき、マルチレベルの各段階毎の、レーザービームの最
適記録パワーを短時間で設定する。 【解決手段】 レーザービームを照射して情報を記録可
能な光記録媒体10の記録層12に、所定長さの複数の
仮想記録セル40を連続して想定し、これに対してレー
ザービームの記録強度を、5段階以上に切り換えて照射
する際に、記録線速度をA(m/sec)としたときの
レーザビームの最適記録パワーをX(mW)とした場合
に、A及びXが、式 【数7】 を満足させることで、レーザービーム照射により記録マ
ークが形成された仮想記録セルからの反射光量が記録マ
ークの状態に応じて5段階以上に変調されるように設定
する。
とき、マルチレベルの各段階毎の、レーザービームの最
適記録パワーを短時間で設定する。 【解決手段】 レーザービームを照射して情報を記録可
能な光記録媒体10の記録層12に、所定長さの複数の
仮想記録セル40を連続して想定し、これに対してレー
ザービームの記録強度を、5段階以上に切り換えて照射
する際に、記録線速度をA(m/sec)としたときの
レーザビームの最適記録パワーをX(mW)とした場合
に、A及びXが、式 【数7】 を満足させることで、レーザービーム照射により記録マ
ークが形成された仮想記録セルからの反射光量が記録マ
ークの状態に応じて5段階以上に変調されるように設定
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録に供するデー
タに応じて、レーザービームの照射時間及び照射パワー
の少なくとも一方を多段階に切り替えて照射し、データ
をマルチレベル記録することを可能とする光記録方法及
び光記録媒体に関する。
タに応じて、レーザービームの照射時間及び照射パワー
の少なくとも一方を多段階に切り替えて照射し、データ
をマルチレベル記録することを可能とする光記録方法及
び光記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光記録媒体のような、再生信号の
長さ(反射信号変調部の長さ)を多段階に変えることに
よってデータを記録する方法に対して、再生信号の深さ
(反射信号の変調度)を多段階に切り替えることによ
り、同じ長さの各信号に複数のデータを記録する方法に
関する研究が数多くなされている。
長さ(反射信号変調部の長さ)を多段階に変えることに
よってデータを記録する方法に対して、再生信号の深さ
(反射信号の変調度)を多段階に切り替えることによ
り、同じ長さの各信号に複数のデータを記録する方法に
関する研究が数多くなされている。
【0003】この光記録方法によれば、単にピットの有
無による2値のデータを記録した場合と比較して、理論
上深さ方向に複数のデータを記録できるため、一定の長
さに割り当てられる信号の量を増やすことができ、従っ
て、線記録密度を向上させることが可能となる。再生信
号を深さ方向に多段階に切り換える方法として、一般的
に、レーザービームのパワーを多段階に切り換えて、何
らかの種類の異なるなる記録マークを形成する。現在、
その記録媒体として、ホログラフを利用したものや記録
層を多層としたものが提案されている。
無による2値のデータを記録した場合と比較して、理論
上深さ方向に複数のデータを記録できるため、一定の長
さに割り当てられる信号の量を増やすことができ、従っ
て、線記録密度を向上させることが可能となる。再生信
号を深さ方向に多段階に切り換える方法として、一般的
に、レーザービームのパワーを多段階に切り換えて、何
らかの種類の異なるなる記録マークを形成する。現在、
その記録媒体として、ホログラフを利用したものや記録
層を多層としたものが提案されている。
【0004】なお、ここでは記録された再生信号に、レ
ーザビームを照射した時の反射率の変化によって導かれ
る反射信号の変調度が多段階に変化するように各データ
を記録することをマルチレベル記録と呼ぶ。
ーザビームを照射した時の反射率の変化によって導かれ
る反射信号の変調度が多段階に変化するように各データ
を記録することをマルチレベル記録と呼ぶ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、これらのマルチ
レベル記録は、記録時のレーザービームのパワーが大き
くなるにつれ、即ち形成する反射信号の変調度が大きく
なるに従い、再生時の信号品質が劣化するという問題が
あった。この理由は明らかにされていないが、本発明者
の予想では、レーザーのパワーが増大することによっ
て、記録マークの面積(記録マークエリア)が増大して
しまうことが原因と考えられる。
レベル記録は、記録時のレーザービームのパワーが大き
くなるにつれ、即ち形成する反射信号の変調度が大きく
なるに従い、再生時の信号品質が劣化するという問題が
あった。この理由は明らかにされていないが、本発明者
の予想では、レーザーのパワーが増大することによっ
て、記録マークの面積(記録マークエリア)が増大して
しまうことが原因と考えられる。
【0006】例えば、記録媒体の記録情報量の高密度化
のために記録マークを短くし、その中で、レーザーのパ
ワーを多段に切り換えてマルチレベル記録した場合、そ
の信号品質の劣化が顕著となってしまい、結局、マルチ
レベル記録のメリットが生かされない状況であった。つ
まり、マルチレベル記録を採用しようとすれば、記録マ
ークの間隔を広くとり、信号品質が劣化したとしてもあ
る程度確実にデータ検出できるようにしなければならな
かった。
のために記録マークを短くし、その中で、レーザーのパ
ワーを多段に切り換えてマルチレベル記録した場合、そ
の信号品質の劣化が顕著となってしまい、結局、マルチ
レベル記録のメリットが生かされない状況であった。つ
まり、マルチレベル記録を採用しようとすれば、記録マ
ークの間隔を広くとり、信号品質が劣化したとしてもあ
る程度確実にデータ検出できるようにしなければならな
かった。
【0007】又、従来のように、レーザーパワーを段階
的に切り換えてマルチレベル記録を達成する思想の下で
は、記録マーク長は、記録時の集光ビーム(ビームウエ
スト)の直径よりも大きいものとなってしまう。一般に
集光ビームの直径は、Kλ/NA(K:定数、λ:レー
ザー波長、NA:レンズの開口数)であらわされる。例
えば光記録媒体がCD(コンパクトディスク)のとき、
このCDで利用されるピックアップでは、λ=780n
m、NA=0.45が一般的であり集光ビームの直径は
約1.6μm程度となる。この場合、記録マーク長が
1.6μm近傍になると、上記の信号劣化の問題が顕在
化し、レーザーパワーを変化させる方法での5段階以上
のマルチレベル記録は困難であった。
的に切り換えてマルチレベル記録を達成する思想の下で
は、記録マーク長は、記録時の集光ビーム(ビームウエ
スト)の直径よりも大きいものとなってしまう。一般に
集光ビームの直径は、Kλ/NA(K:定数、λ:レー
ザー波長、NA:レンズの開口数)であらわされる。例
えば光記録媒体がCD(コンパクトディスク)のとき、
このCDで利用されるピックアップでは、λ=780n
m、NA=0.45が一般的であり集光ビームの直径は
約1.6μm程度となる。この場合、記録マーク長が
1.6μm近傍になると、上記の信号劣化の問題が顕在
化し、レーザーパワーを変化させる方法での5段階以上
のマルチレベル記録は困難であった。
【0008】以上の問題は、レーザービームのパワー設
定、記録媒体の特性等のあらゆる要素が複雑に絡み合っ
た結果であると考えるが、本発明者の知る限りその原因
は現在明らかにされておらず、高密度のマルチレベル記
録はその記録媒体及び記録方法を含めて達成されていな
いのが実情である。
定、記録媒体の特性等のあらゆる要素が複雑に絡み合っ
た結果であると考えるが、本発明者の知る限りその原因
は現在明らかにされておらず、高密度のマルチレベル記
録はその記録媒体及び記録方法を含めて達成されていな
いのが実情である。
【0009】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
のであり、記録媒体への記録方法を所定の状態に設定す
ることで、新たなマルチレベル記録手法を提案し、高密
度のマルチレベル記録を達成することを目的としてい
る。
のであり、記録媒体への記録方法を所定の状態に設定す
ることで、新たなマルチレベル記録手法を提案し、高密
度のマルチレベル記録を達成することを目的としてい
る。
【0010】又、このマルチレベル記録の際に、記録層
が色素の場合は層厚ムラ、無機材料の場合は組成ムラ等
の原因により記録層の状態がばらつき、同一記録強度の
レーザービームでの記録によっても同一の記録レベルと
ならないことがあるが、このばらつきを抑制して、更に
多段階のマルチレベル記録を達成する光記録方法及び光
記録媒体を提供することを目的とする。
が色素の場合は層厚ムラ、無機材料の場合は組成ムラ等
の原因により記録層の状態がばらつき、同一記録強度の
レーザービームでの記録によっても同一の記録レベルと
ならないことがあるが、このばらつきを抑制して、更に
多段階のマルチレベル記録を達成する光記録方法及び光
記録媒体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者は、光記録媒体
について鋭意研究を重ね、記録層に一定のサイズの仮想
記録セルを想定し、ここにサイズの異なる記録マークを
形成することによって、仮想記録セル全体の反射率を多
段階に変調する多段階記録の方法を見いだし、この記録
方法によって、光記録媒体に、5段階以上の高密度のマ
ルチレベル記録を行うことが可能であることを確認し
た。
について鋭意研究を重ね、記録層に一定のサイズの仮想
記録セルを想定し、ここにサイズの異なる記録マークを
形成することによって、仮想記録セル全体の反射率を多
段階に変調する多段階記録の方法を見いだし、この記録
方法によって、光記録媒体に、5段階以上の高密度のマ
ルチレベル記録を行うことが可能であることを確認し
た。
【0012】更に、記録層の状態にばらつきがあって
も、同一記録強度のレーザービームによる記録マークの
仮想記録セルからの光反射量の変化幅が所定値内に制御
されるようにすることによって、より多段階のマルチレ
ベル記録ができることを確認した。
も、同一記録強度のレーザービームによる記録マークの
仮想記録セルからの光反射量の変化幅が所定値内に制御
されるようにすることによって、より多段階のマルチレ
ベル記録ができることを確認した。
【0013】詳細には、本発明者の解析によって、仮想
記録セルにおける5段階以上の反射率変動を有するマル
チレベル記録を良好に行うためには、各段階の信号の反
射率レベルがある程度の間隔を持っていないと、各信号
同士の反射率が干渉するような状態となり記録再生に支
障を来すことが分かった。
記録セルにおける5段階以上の反射率変動を有するマル
チレベル記録を良好に行うためには、各段階の信号の反
射率レベルがある程度の間隔を持っていないと、各信号
同士の反射率が干渉するような状態となり記録再生に支
障を来すことが分かった。
【0014】従って、前記5段階以上の各段階毎に、レ
ーザービームの最適の記録強度を設定する必要がある。
ーザービームの最適の記録強度を設定する必要がある。
【0015】通常、従来のCD−R(コンパクトディス
ク レコーダブル)やCD−RW(コンパクトディスク
リライタブル)等は、そのレコーディングインフォメ
ーションエリアにおけるパワーキャリブレーションエリ
アで、レーザービームの記録パワーを振って(変動さ
せ)一定の信号を記録し、アシンメトリー(Asym)
が所定値となるパワーを選択して、最適記録パワーとし
ている。
ク レコーダブル)やCD−RW(コンパクトディスク
リライタブル)等は、そのレコーディングインフォメ
ーションエリアにおけるパワーキャリブレーションエリ
アで、レーザービームの記録パワーを振って(変動さ
せ)一定の信号を記録し、アシンメトリー(Asym)
が所定値となるパワーを選択して、最適記録パワーとし
ている。
【0016】ところが、上記のような5段階以上のマル
チレベル記録の場合、更なる多段階の反射率を利用する
ため、それぞれの反射率に対する最適記録パワーにズレ
が生じる。
チレベル記録の場合、更なる多段階の反射率を利用する
ため、それぞれの反射率に対する最適記録パワーにズレ
が生じる。
【0017】又、パワーキャリブレーションにより最適
記録パワーを求めようとすると、各反射率レベルでの最
適記録パワーを求めた後、最終の記録パワーを決定する
必要があり、実際に記録を実行するまでの前処理に時間
がかかってしまう。
記録パワーを求めようとすると、各反射率レベルでの最
適記録パワーを求めた後、最終の記録パワーを決定する
必要があり、実際に記録を実行するまでの前処理に時間
がかかってしまう。
【0018】そこで、本発明者は、光記録媒体のフォー
マット信号領域に、マルチレベル記録における各段階毎
の最適な記録パワーを予め記録しておくことにより、迅
速な記録動作を実行できるようにした。
マット信号領域に、マルチレベル記録における各段階毎
の最適な記録パワーを予め記録しておくことにより、迅
速な記録動作を実行できるようにした。
【0019】即ち、以下の本発明により上記目的が達成
可能となる。
可能となる。
【0020】(1)光透過性基板上に形成される記録層
に対してレーザービームを照射することにより記録マー
クを形成して情報を記録可能な光記録媒体への光記録方
法であって、前記光記録媒体における記録マーク形成領
域に、前記レーザービームとの相対移動方向に、所定の
単位長さ及びこれと直交する方向の所定の単位幅の複数
の仮想記録セルを連続して規定すると共に、前記仮想記
録セルに対して、前記レーザービームの記録強度を5段
階以上に切り換えて照射する際に、記録線速度をA(m
/sec)としたときのレーザビームの最適記録パワー
をX(mW)とした場合に、A及びXが、式
に対してレーザービームを照射することにより記録マー
クを形成して情報を記録可能な光記録媒体への光記録方
法であって、前記光記録媒体における記録マーク形成領
域に、前記レーザービームとの相対移動方向に、所定の
単位長さ及びこれと直交する方向の所定の単位幅の複数
の仮想記録セルを連続して規定すると共に、前記仮想記
録セルに対して、前記レーザービームの記録強度を5段
階以上に切り換えて照射する際に、記録線速度をA(m
/sec)としたときのレーザビームの最適記録パワー
をX(mW)とした場合に、A及びXが、式
【数2】
を満足満足させることで、レーザービーム照射により記
録マークが形成された仮想記録セルからの反射光量が記
録マークの状態に応じて5段階以上に変調されるように
することを特徴とする光記録方法。
録マークが形成された仮想記録セルからの反射光量が記
録マークの状態に応じて5段階以上に変調されるように
することを特徴とする光記録方法。
【0021】(2)前記記録強度の各段階毎の、レーザ
ービームの最適記録パワーに関する情報を前記光記録媒
体のフォーマット信号中に予め含めておくことを特徴と
する(1)の光記録方法。
ービームの最適記録パワーに関する情報を前記光記録媒
体のフォーマット信号中に予め含めておくことを特徴と
する(1)の光記録方法。
【0022】(3)前記記録強度の各段階毎の、レーザ
ービームの最適記録パワーに関する情報を、ウォブル、
プレピット、ランドプリピットのうち少なくとも一つに
予め記録しておくことを特徴とする(1)又は(2)の
光記録方法。
ービームの最適記録パワーに関する情報を、ウォブル、
プレピット、ランドプリピットのうち少なくとも一つに
予め記録しておくことを特徴とする(1)又は(2)の
光記録方法。
【0023】(4)記録線速度が4〜30m/sec、
且つ、記録パワーが15mW〜44mWであることを特
徴とする(1)、(2)又は(3)の光記録方法。
且つ、記録パワーが15mW〜44mWであることを特
徴とする(1)、(2)又は(3)の光記録方法。
【0024】(5)前記記録強度の各段階毎のレーザー
ビームの最適記録パワーに関する情報を、前記光記録媒
体のリードインエリアに記録しておくことを特徴とする
(1)又は(2)の光記録方法。
ビームの最適記録パワーに関する情報を、前記光記録媒
体のリードインエリアに記録しておくことを特徴とする
(1)又は(2)の光記録方法。
【0025】(6)光透過性基板上に形成される記録層
に対してレーザービームを照射することにより記録マー
クを形成して情報を記録可能な光記録媒体であって、記
録マーク形成領域に、前記レーザービームとの相対移動
方向に、所定の単位長さ及びこれと直交する方向の所定
の単位幅の複数の仮想記録セルが連続して規定されると
共に、前記レーザービームの記録強度を5段階以上に切
り換えて照射することにより、記録マークが形成された
仮想記録セルからの反射光量が記録マークの状態に応じ
て5段階以上に変調されるようにされ、且つ、前記レー
ザービームの記録強度を5段階以上に切り換えて記録す
るに際して参照する前記記録強度の各段階毎のレーザー
ビームの最適記録パワーに関する情報がフォーマット信
号の一部として予め記録されていることを特徴とする光
記録媒体。
に対してレーザービームを照射することにより記録マー
クを形成して情報を記録可能な光記録媒体であって、記
録マーク形成領域に、前記レーザービームとの相対移動
方向に、所定の単位長さ及びこれと直交する方向の所定
の単位幅の複数の仮想記録セルが連続して規定されると
共に、前記レーザービームの記録強度を5段階以上に切
り換えて照射することにより、記録マークが形成された
仮想記録セルからの反射光量が記録マークの状態に応じ
て5段階以上に変調されるようにされ、且つ、前記レー
ザービームの記録強度を5段階以上に切り換えて記録す
るに際して参照する前記記録強度の各段階毎のレーザー
ビームの最適記録パワーに関する情報がフォーマット信
号の一部として予め記録されていることを特徴とする光
記録媒体。
【0026】(7)前記記録強度の各段階毎のレーザー
ビームの最適記録パワーに関する情報は、記録線速度が
4〜30m/sec、且つ、記録パワーが15mW〜4
4mWである情報を含むことを特徴とする(6)の光記
録媒体。
ビームの最適記録パワーに関する情報は、記録線速度が
4〜30m/sec、且つ、記録パワーが15mW〜4
4mWである情報を含むことを特徴とする(6)の光記
録媒体。
【0027】(8)前記記録強度の各段階毎のレーザー
ビームの最適記録パワーに関する情報が、情報記録面で
のリードインエリアに記録されていることを特徴とする
(6)又は(7)の光記録媒体。
ビームの最適記録パワーに関する情報が、情報記録面で
のリードインエリアに記録されていることを特徴とする
(6)又は(7)の光記録媒体。
【0028】(9)前記記録強度の各段階毎のレーザー
ビームの最適記録パワーに関する情報が、ウォブル、プ
レピット、ランドプリピットのうち少なくとも一つに記
録されていることを特徴とする(6)又は(7)の光記
録媒体。
ビームの最適記録パワーに関する情報が、ウォブル、プ
レピット、ランドプリピットのうち少なくとも一つに記
録されていることを特徴とする(6)又は(7)の光記
録媒体。
【0029】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の例を図
面を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態の例
の光記録媒体(ディスク)10は、記録層12に色素材
料を用いたCD−R(追記型コンパクトディスク)であ
り、又は相変化材料を用いたCD−RW(書換型コンパ
クトディスク)である。CD−Rの場合は、例えば透明
基材からなる基板14と、この基板14の一方の面(図
1において上面)にディスク中心廻りに螺旋状又は同心
円状に形成されたレーザービームガイド用のグルーブ1
6を覆って塗布された色素からなる前記記録層12と、
この記録層12の上側にスパッタリング等によって形成
された金あるいは銀等の反射膜18と、この反射膜18
の外側を覆う保護層20とを含んで形成されている。
面を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態の例
の光記録媒体(ディスク)10は、記録層12に色素材
料を用いたCD−R(追記型コンパクトディスク)であ
り、又は相変化材料を用いたCD−RW(書換型コンパ
クトディスク)である。CD−Rの場合は、例えば透明
基材からなる基板14と、この基板14の一方の面(図
1において上面)にディスク中心廻りに螺旋状又は同心
円状に形成されたレーザービームガイド用のグルーブ1
6を覆って塗布された色素からなる前記記録層12と、
この記録層12の上側にスパッタリング等によって形成
された金あるいは銀等の反射膜18と、この反射膜18
の外側を覆う保護層20とを含んで形成されている。
【0030】CD−RWの場合は、例えば前記グルーブ
16を覆って、少なくとも成膜によって形成された下部
保護層(誘電体層)、相変化材料からなる記録層、上部
保護層(誘電体層)、光反射層を含み、更にこれを覆う
保護層20とを含んで形成されている。
16を覆って、少なくとも成膜によって形成された下部
保護層(誘電体層)、相変化材料からなる記録層、上部
保護層(誘電体層)、光反射層を含み、更にこれを覆う
保護層20とを含んで形成されている。
【0031】前記記録層12に用いられる色素は、シア
ニン、メロシアニン、メチン系色素及びその誘導体、ベ
ンゼンチオール金属錯体、フタロシアニン色素、ナフタ
ロシアニン色素、アゾ色素等の有機色素であり、相変化
材料の場合は、GeSbTe系、AgInSbTe系な
どが一般的である。
ニン、メロシアニン、メチン系色素及びその誘導体、ベ
ンゼンチオール金属錯体、フタロシアニン色素、ナフタ
ロシアニン色素、アゾ色素等の有機色素であり、相変化
材料の場合は、GeSbTe系、AgInSbTe系な
どが一般的である。
【0032】前記記録層は、図2に示されるように、デ
ィスクレイアウトとして、マルチレベル記録をするため
のデータエリア22及びその両側に非データエリアとし
てのリードアウトエリア23、リードインエリア24と
に分けられている。
ィスクレイアウトとして、マルチレベル記録をするため
のデータエリア22及びその両側に非データエリアとし
てのリードアウトエリア23、リードインエリア24と
に分けられている。
【0033】前記リードインエリア24には、後述の5
段階以上の多段階記録(マルチレベル記録)の各段階に
おけるレーザービームの最適記録パワーに関する情報が
予め記録されている。
段階以上の多段階記録(マルチレベル記録)の各段階に
おけるレーザービームの最適記録パワーに関する情報が
予め記録されている。
【0034】前記最適記録パワーの情報は、記録線速度
をA(m/sec)としたときのレーザビームの最適記
録パワーをX(mW)とした場合に、A及びXが、式
をA(m/sec)としたときのレーザビームの最適記
録パワーをX(mW)とした場合に、A及びXが、式
【数3】
を満足する数値として記録されている。この(1)式
は、後述の実施例から得られた。
は、後述の実施例から得られた。
【0035】更に、ここでの記録されている情報は、各
段階の最適パワーの上限及び下限値が、記録線速度4〜
30m/secの条件で、15mW以上、44mW以下
とされている。記録線速度は、特に限定されるものでは
ないが、6〜15m/secであれば、より安定した記
録ができ、より好ましい。
段階の最適パワーの上限及び下限値が、記録線速度4〜
30m/secの条件で、15mW以上、44mW以下
とされている。記録線速度は、特に限定されるものでは
ないが、6〜15m/secであれば、より安定した記
録ができ、より好ましい。
【0036】ここでレーザービームの記録パワーを15
mW〜44mWとしたのは、15mWよりも低い場合
は、記録層12における反射率のダイナミックレンジが
不充分となり、各段階の記録状態が再生時に区別困難と
なるのでエラーが増大し、又、38mWよりも高い記録
パワーでは、記録層に与える熱の影響が大きくなり、記
録マーク間の熱干渉が発生し、やはり再生時のエラーが
増加するからである。
mW〜44mWとしたのは、15mWよりも低い場合
は、記録層12における反射率のダイナミックレンジが
不充分となり、各段階の記録状態が再生時に区別困難と
なるのでエラーが増大し、又、38mWよりも高い記録
パワーでは、記録層に与える熱の影響が大きくなり、記
録マーク間の熱干渉が発生し、やはり再生時のエラーが
増加するからである。
【0037】前記光記録媒体10へのマルチレベル記録
は、図3に示される光記録装置30によって実行され
る。
は、図3に示される光記録装置30によって実行され
る。
【0038】この光記録装置30はCD−R/RWレコ
ーダであり、スピンドルサーボ31を介してスピンドル
モータ32により光記録媒体(ディスク)10を線速度
一定の条件で回転駆動させ、レーザー36からのレーザ
ービームによって光記録媒体(ディスク)10に情報を
記録するものである。
ーダであり、スピンドルサーボ31を介してスピンドル
モータ32により光記録媒体(ディスク)10を線速度
一定の条件で回転駆動させ、レーザー36からのレーザ
ービームによって光記録媒体(ディスク)10に情報を
記録するものである。
【0039】前記レーザー36は、記録すべき情報に応
じて、レーザードライバ38を介して制御装置50によ
り、図1、図4に示される仮想記録セル(詳細後述)4
0の一つ当りのレーザービーム照射時間、例えばレーザ
ーパルス数、及び/又は、照射パワー、例えばパルス高
さが制御されるようになっている。
じて、レーザードライバ38を介して制御装置50によ
り、図1、図4に示される仮想記録セル(詳細後述)4
0の一つ当りのレーザービーム照射時間、例えばレーザ
ーパルス数、及び/又は、照射パワー、例えばパルス高
さが制御されるようになっている。
【0040】図3の符号42は、対物レンズ42A、ハ
ーフミラー42B及びフォトディテクタ42Dを含む記
録光学系である。対物レンズ42Aはフォーカストラッ
キングサーボ44によりレーザービームがディスク10
の記録層12に集光するようにフォーカストラッキング
制御される。又、対物レンズ42Aとハーフミラー42
Bとは、送りサーボ46によって、ディスク10の回転
に同期してその内周側から外周側に所定速度で移動制御
される。前記フォトディテクタ42Dはハーフミラー4
2Bで反射された光を受けて、電気信号に変換して制御
装置50に出力する。
ーフミラー42B及びフォトディテクタ42Dを含む記
録光学系である。対物レンズ42Aはフォーカストラッ
キングサーボ44によりレーザービームがディスク10
の記録層12に集光するようにフォーカストラッキング
制御される。又、対物レンズ42Aとハーフミラー42
Bとは、送りサーボ46によって、ディスク10の回転
に同期してその内周側から外周側に所定速度で移動制御
される。前記フォトディテクタ42Dはハーフミラー4
2Bで反射された光を受けて、電気信号に変換して制御
装置50に出力する。
【0041】前記スピンドルサーボ31、レーザードラ
イバ38、フォーカストラッキングサーボ44、送りサ
ーボ46は、制御装置50により制御される。記録層1
2に記録すべきデータ(情報)は制御装置50に入力さ
れる。
イバ38、フォーカストラッキングサーボ44、送りサ
ーボ46は、制御装置50により制御される。記録層1
2に記録すべきデータ(情報)は制御装置50に入力さ
れる。
【0042】なお、レーザービームの照射パワーを変調
する場合、前述のパルス高さ制御の他に、図3に2点鎖
線で示されるように、レーザービームの光路上に光変調
器41を配置して、これを制御装置50により制御する
手段を用いてもよい。
する場合、前述のパルス高さ制御の他に、図3に2点鎖
線で示されるように、レーザービームの光路上に光変調
器41を配置して、これを制御装置50により制御する
手段を用いてもよい。
【0043】次に、前記仮想記録セル40及びこの仮想
記録セル40に記録される記録マークについて説明す
る。
記録セル40に記録される記録マークについて説明す
る。
【0044】この仮想記録セル40は、図1に示される
ように、前記グルーブ16内において、ディスク34の
回転方向即ち円周方向Sに連続的に規定されている。各
仮想記録セル40の円周方向Sの長さHは、図4に示さ
れるように、ビーム径(ビームウエストの直径)Dより
短い長さに設定され、各仮想記録セル40毎にレーザー
ビームの記録強度を7段階に切替えて照射することによ
って、模式的に例示された記録マーク48A〜48G
が、記録すべき情報に応じて形成される。
ように、前記グルーブ16内において、ディスク34の
回転方向即ち円周方向Sに連続的に規定されている。各
仮想記録セル40の円周方向Sの長さHは、図4に示さ
れるように、ビーム径(ビームウエストの直径)Dより
短い長さに設定され、各仮想記録セル40毎にレーザー
ビームの記録強度を7段階に切替えて照射することによ
って、模式的に例示された記録マーク48A〜48G
が、記録すべき情報に応じて形成される。
【0045】ここで、記録強度を切替えるとは、レーザ
ー照射時間や照射パワーを切換えることである。又、レ
ーザビームの記録パワーはレーザ出力に対応し、照射パ
ワーは記録パワーに時間的要素を加えたものである。
ー照射時間や照射パワーを切換えることである。又、レ
ーザビームの記録パワーはレーザ出力に対応し、照射パ
ワーは記録パワーに時間的要素を加えたものである。
【0046】具体的には、前記レーザー36から出射さ
れるレーザービームの記録強度を7段階に切替えること
で、レーザービームの中心部に直径(状態)の異なる記
録マーク48A〜48Gが形成される(レーザービーム
は円形であるが、ディスク10を回転させながらレーザ
ービームを照射するので、記録マークは照射時間に応じ
た長さの長円形となる。又、記録マークの幅は、照射時
間と照射パワーに応じて大きくなる)。
れるレーザービームの記録強度を7段階に切替えること
で、レーザービームの中心部に直径(状態)の異なる記
録マーク48A〜48Gが形成される(レーザービーム
は円形であるが、ディスク10を回転させながらレーザ
ービームを照射するので、記録マークは照射時間に応じ
た長さの長円形となる。又、記録マークの幅は、照射時
間と照射パワーに応じて大きくなる)。
【0047】何故なら、フォーカシングされたレーザー
ビームは、一般にガウシアン分布をなすが、記録層12
においては、レーザービームの照射エネルギーがある閾
値を超えた部分のみで記録が行われるので、レーザービ
ームの照射時間及び/又は照射パワーを変化させること
によって、記録層12に記録可能なレーザービームのス
ポットサイズが変化する為と考えられる。これにより、
例えば図4に示されるような7段階の記録マーク48A
〜48Gが形成可能となる。
ビームは、一般にガウシアン分布をなすが、記録層12
においては、レーザービームの照射エネルギーがある閾
値を超えた部分のみで記録が行われるので、レーザービ
ームの照射時間及び/又は照射パワーを変化させること
によって、記録層12に記録可能なレーザービームのス
ポットサイズが変化する為と考えられる。これにより、
例えば図4に示されるような7段階の記録マーク48A
〜48Gが形成可能となる。
【0048】この場合、記録マーク48A〜48Gの各
大きさ(面積)は、仮想記録セル40に読み出しレーザ
ービームを照射した時の反射光の光反射率が7段階にな
るように設定する。前記光反射率は、記録マークが小さ
い(変化の度合いが小さい)ほど大きくなり、記録マー
クが形成されていない仮想記録セルでは最大反射率、最
大の記録マーク48Gが形成されている仮想記録セルで
は最小反射率となる。更に詳細には、前記光反射率は、
各記録マーク48A〜48Gの仮想記録セル40に対す
る面積比及び記録マーク自体の光透過率を考慮して設定
する。
大きさ(面積)は、仮想記録セル40に読み出しレーザ
ービームを照射した時の反射光の光反射率が7段階にな
るように設定する。前記光反射率は、記録マークが小さ
い(変化の度合いが小さい)ほど大きくなり、記録マー
クが形成されていない仮想記録セルでは最大反射率、最
大の記録マーク48Gが形成されている仮想記録セルで
は最小反射率となる。更に詳細には、前記光反射率は、
各記録マーク48A〜48Gの仮想記録セル40に対す
る面積比及び記録マーク自体の光透過率を考慮して設定
する。
【0049】記録マーク48A〜48G自体の光透過率
は、記録層12を構成する材料がレーザービームの照射
によって変化し、その屈折率が変化する場合や、記録層
12の状態の変化量によって異なる。形成された記録マ
ーク部分の光透過率がゼロであれば、これを考慮しなく
てもよい。
は、記録層12を構成する材料がレーザービームの照射
によって変化し、その屈折率が変化する場合や、記録層
12の状態の変化量によって異なる。形成された記録マ
ーク部分の光透過率がゼロであれば、これを考慮しなく
てもよい。
【0050】なお、ここでは、レーザービームの記録強
度を、1つの仮想記録セル40に照射されるレーザーパ
ルスの密度によって、即ち、レーザービームの照射時間
によって制御する場合のものとする。
度を、1つの仮想記録セル40に照射されるレーザーパ
ルスの密度によって、即ち、レーザービームの照射時間
によって制御する場合のものとする。
【0051】いずれの場合でも、前述のように、フォー
カシングされたレーザービームはガウシアン分布をな
し、記録層12におけるレーザービームの照射エネルギ
ーがある閾値を越えた部分でのみ記録が行われるので、
レーザービームを照射したときの反射光の光反射率が7
段階になるように設定する場合、各段階毎に、閾値が変
わることになる。
カシングされたレーザービームはガウシアン分布をな
し、記録層12におけるレーザービームの照射エネルギ
ーがある閾値を越えた部分でのみ記録が行われるので、
レーザービームを照射したときの反射光の光反射率が7
段階になるように設定する場合、各段階毎に、閾値が変
わることになる。
【0052】本発明では、各段階に最適な閾値を基準と
して、記録線速度が4〜30m/secのときのレーザ
ー36の記録パワーを15mW〜44mWの範囲で、前
述の(1)式に基づき、最適記録パワーに関する情報
を、前述のように前記記録強度の各段階毎に、リードイ
ンエリア24に記録されていて、この予め記録された記
録最適パワーの情報は、この光記録装置30により、光
記録媒体10に情報を記録するのに先立って読み出され
て、制御装置50に記憶され、制御装置50は記憶され
ている情報に基づいて、マルチレベル記録の各段階での
レーザー36の最適パワーを制御する。
して、記録線速度が4〜30m/secのときのレーザ
ー36の記録パワーを15mW〜44mWの範囲で、前
述の(1)式に基づき、最適記録パワーに関する情報
を、前述のように前記記録強度の各段階毎に、リードイ
ンエリア24に記録されていて、この予め記録された記
録最適パワーの情報は、この光記録装置30により、光
記録媒体10に情報を記録するのに先立って読み出され
て、制御装置50に記憶され、制御装置50は記憶され
ている情報に基づいて、マルチレベル記録の各段階での
レーザー36の最適パワーを制御する。
【0053】又、本実施の形態の例では、上記のように
光記録媒体10をCD−R又はCD−RWであるディス
クとして構成したものを示したが、本発明はこれに限定
されるものでなく、他の光記録媒体に一般に適用される
ものであり、又ディスク状の回転体に限定されるもので
はない。
光記録媒体10をCD−R又はCD−RWであるディス
クとして構成したものを示したが、本発明はこれに限定
されるものでなく、他の光記録媒体に一般に適用される
ものであり、又ディスク状の回転体に限定されるもので
はない。
【0054】又、上記実施の形態の例において、記録層
12はこれに限定されるものでなく、上記の反射率のダ
イナミックレンジ及び/又は反射率のばらつきを満たす
特性のものであれば十分であり、上記以外の有機色素あ
るいは上記以外の無機材料であってもよく、又その他の
材料を適宜用いても構わない。但し、上記のような場合
は、レーザービームの5段階以上の照射時間に対応し
て、確実に記録マークの大きさを変化させて記録でき、
極めて高い精度で読みとることができた。
12はこれに限定されるものでなく、上記の反射率のダ
イナミックレンジ及び/又は反射率のばらつきを満たす
特性のものであれば十分であり、上記以外の有機色素あ
るいは上記以外の無機材料であってもよく、又その他の
材料を適宜用いても構わない。但し、上記のような場合
は、レーザービームの5段階以上の照射時間に対応し
て、確実に記録マークの大きさを変化させて記録でき、
極めて高い精度で読みとることができた。
【0055】上記実施の形態の例において、前記記録強
度の各段階毎のレーザービームの最適記録パワーの情報
は、リードインエリア24に予め記録するようにしてい
るが、本発明はこれに限定されるものでなく、フォーマ
ット信号の一部として記録されるものであればよく、例
えば、図1に示されるランドプリピット56A又はウォ
ブル56Bやプレピットに記録しておいてもよい。
度の各段階毎のレーザービームの最適記録パワーの情報
は、リードインエリア24に予め記録するようにしてい
るが、本発明はこれに限定されるものでなく、フォーマ
ット信号の一部として記録されるものであればよく、例
えば、図1に示されるランドプリピット56A又はウォ
ブル56Bやプレピットに記録しておいてもよい。
【0056】前記ランドプリピットとは、決められた規
則に沿ってランド17上に配置される孤立ピット、ウォ
ブル(又はグルーブウォブル)56Bは、グルーブ16
をある一定の振幅、空間周波数でうねらせることを言
う。
則に沿ってランド17上に配置される孤立ピット、ウォ
ブル(又はグルーブウォブル)56Bは、グルーブ16
をある一定の振幅、空間周波数でうねらせることを言
う。
【0057】又、ここではリードインエリアに予め情報
を記録するようにしているが、情報の記録位置はこれに
限定されず、例えばこれらの情報が他の場所にある場
合、その場所を特定できる情報のみをリードインエリア
に含ませるだけでも十分である。
を記録するようにしているが、情報の記録位置はこれに
限定されず、例えばこれらの情報が他の場所にある場
合、その場所を特定できる情報のみをリードインエリア
に含ませるだけでも十分である。
【0058】更に、上記光記録装置30によって記録マ
ークを形成する際に記録層12上に設定される仮想記録
セル40のサイズは、実施の形態の例に限定されるもの
ではない。その一方で、8段階等の更なる多段階に記録
マークを記録する場合には、レーザービームウエスト以
上に設定しても構わない。その場合、ある一部の記録マ
ークは、ビームウエスト以上の大きさにすることができ
る。更にグルーブ16を有しない光記録媒体においても
本発明を適用可能である。
ークを形成する際に記録層12上に設定される仮想記録
セル40のサイズは、実施の形態の例に限定されるもの
ではない。その一方で、8段階等の更なる多段階に記録
マークを記録する場合には、レーザービームウエスト以
上に設定しても構わない。その場合、ある一部の記録マ
ークは、ビームウエスト以上の大きさにすることができ
る。更にグルーブ16を有しない光記録媒体においても
本発明を適用可能である。
【0059】又、記録用のレーザービームは、記録層1
2の位置で円形とされているが、これは、図5に示され
るように、例えば対物レンズ42Aにビーム整形プリズ
ム42Cやアパーチャ(図示省略)等を加えることによ
り、ビーム形状が、記録媒体10の送り方向に短く、こ
れと直交方向に長い長円形状あるいは線状となるように
してもよい。この場合は、記録マーク49が短くなるの
で仮想記録セルを更に短くすることができる。即ち記録
密度を向上させることができる。
2の位置で円形とされているが、これは、図5に示され
るように、例えば対物レンズ42Aにビーム整形プリズ
ム42Cやアパーチャ(図示省略)等を加えることによ
り、ビーム形状が、記録媒体10の送り方向に短く、こ
れと直交方向に長い長円形状あるいは線状となるように
してもよい。この場合は、記録マーク49が短くなるの
で仮想記録セルを更に短くすることができる。即ち記録
密度を向上させることができる。
【0060】更に、この光記録媒体10では、図1にお
いて符号52で示されるように、あらかじめ、信号変調
の段数に合わせた数の反射率の異なる複数のプレピット
を有するようにしてもよく、又は当該光記録媒体の一部
分、例えば前記リードインエリア24に予め前述のよう
にマルチレベル記録を行っても良い。これらの複数のプ
レピット52及び/又はマルチレベル記録済み部分の記
録マーク54には、当該記録媒体を個別に識別する情
報、マルチレベル記録用光記録媒体であることを識別す
る情報、当該記録媒体を再生するためのレーザービーム
の推奨記録パワーを決定するための情報等の特定情報を
記録しておいてもよい。その特定情報は、当該光記録媒
体再生及び/又は記録時に読み込むことによって、マル
チレベル記録用光記録媒体であることを確実に識別した
り、更にそれらを個別に識別したり、予め記録されてい
るピットの段数に応じてレーザービームの照射時間を決
定したりすることができ、より確実なマルチレベル記録
・再生を行うことができる。
いて符号52で示されるように、あらかじめ、信号変調
の段数に合わせた数の反射率の異なる複数のプレピット
を有するようにしてもよく、又は当該光記録媒体の一部
分、例えば前記リードインエリア24に予め前述のよう
にマルチレベル記録を行っても良い。これらの複数のプ
レピット52及び/又はマルチレベル記録済み部分の記
録マーク54には、当該記録媒体を個別に識別する情
報、マルチレベル記録用光記録媒体であることを識別す
る情報、当該記録媒体を再生するためのレーザービーム
の推奨記録パワーを決定するための情報等の特定情報を
記録しておいてもよい。その特定情報は、当該光記録媒
体再生及び/又は記録時に読み込むことによって、マル
チレベル記録用光記録媒体であることを確実に識別した
り、更にそれらを個別に識別したり、予め記録されてい
るピットの段数に応じてレーザービームの照射時間を決
定したりすることができ、より確実なマルチレベル記録
・再生を行うことができる。
【0061】
【実施例】以下に本発明の実施例を示す。この実施例で
の具体的な条件は次の通りである。
の具体的な条件は次の通りである。
【0062】記録媒体10として記録層に色素を用いた
3種類の記録媒体を使用し、記録線速度A及び記録パワ
ー(mw)を変えてマルチレベル記録をした後に、BE
R(ビットエラーレート)を測定した。なお、多値記録
の場合、BER<10.0*E-4であればエラー補正が
可能である。
3種類の記録媒体を使用し、記録線速度A及び記録パワ
ー(mw)を変えてマルチレベル記録をした後に、BE
R(ビットエラーレート)を測定した。なお、多値記録
の場合、BER<10.0*E-4であればエラー補正が
可能である。
【0063】(実施例1)
記録媒体:DVD−R
記録時線速度(A):6.98m/sec
【数4】
【0064】
【表1】
【0065】(実施例2)
記録媒体:CD−RW
記録時線速度(A):9.6m/sec
【数5】
【0066】
【表2】
【0067】(実施例3)
記録媒体:CD−R
記録時線速度(A):14.4m/sec
【数6】
【0068】
【表3】
【0069】本発明のマルチレベル記録においては、エ
ラーが所定値以内の良好な値を得ることができた。
ラーが所定値以内の良好な値を得ることができた。
【0070】
【発明の効果】本発明の光記録方法によれば、予め光記
録媒体のフォーマット信号の一部として記録されてい
る、マルチレベル記録における各段階毎のレーザービー
ムの最適記録パワーの情報を、5段階以上の新たなマル
チレベル記録の際に利用しているので、峻別可能に各段
階の記録を可能とすることができ、従ってより多段階の
マルチレベル記録をすることができる。
録媒体のフォーマット信号の一部として記録されてい
る、マルチレベル記録における各段階毎のレーザービー
ムの最適記録パワーの情報を、5段階以上の新たなマル
チレベル記録の際に利用しているので、峻別可能に各段
階の記録を可能とすることができ、従ってより多段階の
マルチレベル記録をすることができる。
【図1】本発明の実施の形態の例に係る光記録方法に用
いる光記録媒体の要部を示す一部断面とした斜視図
いる光記録媒体の要部を示す一部断面とした斜視図
【図2】同光記録媒体の要部を模式的に拡大して示す断
面図
面図
【図3】同光記録媒体にレーザービームを用いて情報を
記録して、本発明の光記録方法を実施するための光記録
装置を示すブロック図
記録して、本発明の光記録方法を実施するための光記録
装置を示すブロック図
【図4】同光記録媒体により記録層に記録マークを形成
する際の、該記録マークと仮想記録セル及びその光反射
率との関係を示す模式図
する際の、該記録マークと仮想記録セル及びその光反射
率との関係を示す模式図
【図5】仮想記録セルを照射するレーザービームを他の
形状とする場合を示す略示斜視図
形状とする場合を示す略示斜視図
10…光記録媒体
12…記録層
14…基板
16…グルーブ
18…反射膜
20…保護層
24…リードインエリア
30…光記録装置
32…スピンドル
36…レーザー
38…レーザードライバ
40…仮想記録セル
42…記録光学系
42A…対物レンズ
42B…ハーフミラー
42C…ビーム整形プリズム
42D…フォトディテクタ
44…フォーカスサーボ回路
46…送りサーボ回路
48A〜48G、49、54…記録マーク
50…制御装置
52…プレピット
56A…ランドプリピット
56B…ウォブル
D…ビーム
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 福澤 成敏
東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ
ーディーケイ株式会社内
(72)発明者 洞井 高志
東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ
ーディーケイ株式会社内
(72)発明者 田家 裕
東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ
ーディーケイ株式会社内
(72)発明者 井上 泰宏
東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ
ーディーケイ株式会社内
Fターム(参考) 5D090 AA01 BB03 BB05 CC01 CC14
FF13 GG33 GG38 KK02
Claims (6)
- 【請求項1】光透過性基板上に形成される記録層に対し
てレーザービームを照射することにより記録マークを形
成して情報を記録可能な光記録媒体への光記録方法であ
って、 前記光記録媒体における記録マーク形成領域に、前記レ
ーザービームとの相対移動方向に、所定の単位長さ及び
これと直交する方向の所定の単位幅の複数の仮想記録セ
ルを連続して規定すると共に、前記仮想記録セルに対し
て、前記レーザービームの記録強度を5段階以上に切り
換えて照射する際に、記録線速度をA(m/sec)と
したときのレーザビームの最適記録パワーをX(mW)
とした場合に、A及びXが、式 【数1】 を満足させることで、レーザービーム照射により記録マ
ークが形成された仮想記録セルからの反射光量が記録マ
ークの状態に応じて5段階以上に変調されるようにする
ことを特徴とする光記録方法。 - 【請求項2】請求項1において、前記記録強度の各段階
毎の、レーザービームの最適記録パワーに関する情報を
前記光記録媒体のフォーマット信号中に予め含めておく
ことを特徴とする光記録方法。 - 【請求項3】請求項1又は2において、前記記録強度の
各段階毎の、レーザービームの最適記録パワーに関する
情報を、ウォブル、プレピット、ランドプリピットのう
ち少なくとも一つに予め記録しておくことを特徴とする
光記録方法。 - 【請求項4】請求項1、2又は3において、記録線速度
が4〜30m/sec、且つ、記録パワーが15mW〜
44mWであることを特徴とする光記録方法。 - 【請求項5】光透過性基板上に形成される記録層に対し
てレーザービームを照射することにより記録マークを形
成して情報を記録可能な光記録媒体であって、 記録マーク形成領域に、前記レーザービームとの相対移
動方向に、所定の単位長さ及びこれと直交する方向の所
定の単位幅の複数の仮想記録セルが連続して規定される
と共に、前記レーザービームの記録強度を5段階以上に
切り換えて照射することにより、記録マークが形成され
た仮想記録セルからの反射光量が記録マークの状態に応
じて5段階以上に変調されるようにされ、且つ、前記レ
ーザービームの記録強度を5段階以上に切り換えて記録
するに際して参照する前記記録強度の各段階毎のレーザ
ービームの最適記録パワーに関する情報がフォーマット
信号の一部として予め記録されていることを特徴とする
光記録媒体。 - 【請求項6】請求項5において、前記記録強度の各段階
毎のレーザービームの最適記録パワーに関する情報が、
ウォブル、プレピット、ランドプリピットのうち少なく
とも一つに記録されていることを特徴とする光記録媒
体。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001331495A JP2003141725A (ja) | 2001-10-29 | 2001-10-29 | 光記録方法及び光記録媒体 |
| PCT/JP2002/011187 WO2003038819A1 (fr) | 2001-10-29 | 2002-10-28 | Procede d'enregistrement optique et support d'enregistrement optique |
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2001
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