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JP2003036033A - ディスプレイ用フィルター - Google Patents

ディスプレイ用フィルター

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JP2003036033A
JP2003036033A JP2001223835A JP2001223835A JP2003036033A JP 2003036033 A JP2003036033 A JP 2003036033A JP 2001223835 A JP2001223835 A JP 2001223835A JP 2001223835 A JP2001223835 A JP 2001223835A JP 2003036033 A JP2003036033 A JP 2003036033A
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dye
filter
atom
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JP2001223835A
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Tetsuo Ozawa
鉄男 尾澤
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 480〜520nmの波長域、550〜61
0nmの波長域にシャープ吸収を有し、かつ、380〜
420nmの波長域に吸収を有する優れた色調整フィル
ター等を提供する。 【解決手段】 下記一般式(I)で表されるテトラアザポ
ルフィリン系色素、下記一般式(II)で表されるジピラゾ
リルメチン系色素及び下記一般式(III)で表されるジピ
ラゾリルスクアリリウム系色素を含有することを特徴と
するディスプレイ用フィルター。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テトラアザポルフ
ィリン系色素 、ジピラゾリルメチン系色素及びジピラ
ゾリルスクアリリウム系色素を含有する層を有すること
を特徴とするディスプレイ用フィルターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カラー画像の表示装置とし
て、陰極管、蛍光表示管、電界放射、プラズマパネル、
液晶、及びエレクトロルミネッセンス等による各種の表
示装置が開発されている。これらは、赤、青、緑の三原
色発光の組み合わせを利用し画像表示をする形式を取っ
ているが、その際、上記三原色以外の発光を、所謂バン
ドパスフィルターを用いて吸収し、鮮明なカラー画像を
得、かつ、画像の色バランスを補正する必要がある。該
バンドパスフィルターとしては、色素を用いたものの検
討が各種なされているが、この場合、目的とする吸収以
外に吸収がないこと、及び、色素の耐熱性及び耐光性が
重要な因子となる。
【0003】ディスプレイ用の色調整フィルターに関し
ては、市販の色素を用いて特定の波長の光を選択吸収す
るものについて各種検討がなされているが、これらの色
調整方法では、必要な3原色成分まで一部吸収してしま
うために色バランスが悪くなってしまったり、ディスプ
レイ画面が暗くなってしまうという問題があった。ま
た、最近では、特開2000−43175公報等におい
て、スクアリリウム系化合物を含有する反射防止フィル
ムについての開示があるものの、当該スクアリリウム系
化合物の具体的例示として、ジピラゾリルスクアリリウ
ムについての開示はなく、また、その構造と各波長にお
ける光線透過率との相関についてもいっさい記載がな
い。
【0004】一方、ジピラゾリルスクアリリウム系化合
物に関しては、Angew. Chem. Internat.Edit., vol.7(1
968), p.530にN−フェニル型のジピラゾリルスクアリ
リウムがオレンジ色の色素である旨の開示があるもの
の、その吸収スペクトル波形等についての記載はない。
また、US4175956号公報には、電子写真感光体
として有用な赤色の色素としてN−フェニル型のジピラ
ゾリルスクアリリウムについての開示があるのみで、各
波長における光線透過率についての記載はない。
【0005】加えて、特に、プラスマディスプレイパネ
ルでは、放電によりキセノンとネオンの混合ガスが励起
されて真空紫外線を放射し、その真空紫外線による赤、
青、緑のそれぞれの蛍光体の発光を利用して三原色発光
を得るという方式が採られているため、そのネオン原子
が励起された後に基底状態に戻る際に発する590nm
付近を中心とする所謂ネオンオレンジ光の発光があり、
そのオレンジ色が赤色に混ざって鮮やかな赤色が得られ
難いという欠点がある。特にこのオレンジ色の遮蔽に関
しては、三原色発光のうちの赤色発光部分が600〜6
50nm付近に隣接しているため、オレンジ光のみを遮
蔽し、且つ、赤色発光には影響を及ぼさないことが要求
されている。
【0006】このネオンオレンジ光を吸収するための色
素の一つとして、例えば、特開2000−275402
号公報及びWO 01/10971号公報には、テトラ
アザポルフィリン系色素を用いたディスプレイ用フィル
ターの例が開示されているが、ジピラゾリルスクアリリ
ウム系化合物との組み合わせに関しての記載はない。ま
た、色バランスの補正に当たっては、通常、複数の色素
が使用されるが、この場合、混合した複数の色素の相互
作用により、耐熱性や耐光性等がそれぞれの色素単独で
使用した場合に比較して低下してしまうことも多い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、赤、青、緑
の3原色発光に影響を及ぼさず、光線透過率曲線におけ
る480〜520nmの波長域、550〜610nmの
波長域にシャープな吸収を有し、かつ380〜420n
mの波長域に吸収を有する優れた色調整フィルター、色
純度改善フィルター、色再現範囲拡大フィルター等を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決するために、一般式(III)で表されるジピラゾ
リルスクアリリウム系色素と一般式(I)で表されるテ
トラアザポルフィリン系色素及び一般式(II) で表さ
れるジピラゾリルメチン系色素とを組み合わせることに
より、上記課題を解決することができることを見出し、
本発明を解決するに至った。すなわち本発明の要旨は、
下記一般式(I)で表されるテトラアザポルフィリン系色
素、下記一般式(II)で表されるジピラゾリルメチン系色
素及び下記一般式(III)で表されるジピラゾリルスクア
リリウム系色素を含有することを特徴とするディスプレ
イ用フィルター。
【0009】
【化4】
【0010】〔式(I) 中、R1 〜R8は、各々独立に、
水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ヒドロ
キシ基、アミノ基、置換基を有していても良いアルキル
基、置換基を有していても良いアルコキシ基、置換基を
有していても良いアリール基、置換基を有していても良
いアリールオキシ基、置換基を有していても良いアルキ
ルアミノ基、置換基を有していても良いジアルキルアミ
ノ基、置換基を有していても良いアルキルチオ基、又は
置換基を有していても良いアリールチオ基を示し、ま
た、R1とR2、R3とR4、R5とR6、R7とR8は各々連
結して脂肪族炭素環を形成しても良い。Mは、2個の水
素原子、2価の金属原子、3価1置換金属原子、4価2
置換金属原子又はオキシ金属原子を示す。〕
【0011】
【化5】
【0012】〔式(II)中、R9は、置換基を有していて
もよいアルキル基、置換基を有していてもよいアリール
基又は水素原子を示し、R10は、置換基を有していても
よいアルキル基、置換基を有していてもよいアルコキシ
基、置換基を有していてもよいアルコキシカルボニル
基、置換基を有していてもよいアリール基、アリールオ
キシ基、置換基を有していてもよいアリールオキシカル
ボニル基、置換基を有していてもよいアミノ基又は水素
原子を示し、R11は、置換基を有していてもよいアルキ
ル基、置換基を有していてもよいアリール基又は水素原
子を示し、Xは、酸素原子又はNH基を示し、これらの
10、R11、及びXは、両方のピラゾール環の間で互い
に異なっていてもよい。〕
【0013】
【化6】
【0014】〔式(III) 中、R12は、置換基を有してい
てもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアリー
ル基又は水素原子を示し、R13は、置換基を有していて
もよいアルキル基、置換基を有していてもよいアルコキ
シ基、置換基を有していてもよいアルコキシカルボニル
基、置換基を有していてもよいアリール基、アリールオ
キシ基、置換基を有していてもよいアリールオキシカル
ボニル基、置換基を有していてもよいアミノ基又は水素
原子を示し、Yは、酸素原子又はNH基を示し、これら
のR12、R13、及びYは、両方のピラゾール環の間で互
いに異なっていてもよい。〕に存する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明のディスプレイ用フィルタ
ーに用いられる、前記一般式(I) で表されるテトラアザ
ポルフィリン系色素のR1〜R8において、ハロゲン原子
としては、例えば、弗素原子、塩素原子、臭素原子等が
挙げられ、アルキル基としては、例えば、メチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル
基、ヘプチル基、オクチル基、デシル基、ウンデシル
基、ドデシル基、トリデシル基、ペンタデシル基、シク
ロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シ
クロヘキシル基、シクロヘプチル基等の炭素数1〜20
の直鎖状、分岐鎖状若しくは環状のものが挙げられ、ア
ルコキシ基としては、例えば、メトキシ基、エトキシ
基、プロポキシ基、ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘ
キシルオキシ基、ヘプチルオキシ基、オクチルオキシ
基、デシルオキシ基、ウンデシルオキシ基、ドデシルオ
キシ基、トリデシルオキシ基、ペンタデシルオキシ基等
の炭素数1〜20の直鎖状若しくは分岐鎖状のものが挙
げられ、アリール基としては、例えば、フェニル基、ナ
フチル基等が挙げられ、アリールオキシ基としては、例
えば、フェノキシ基、ナフチルオキシ基等が挙げられ、
アルキルアミノ基又はジアルキルアミノ基としては、メ
チル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル
基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、デシル基、
ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、ペンタデシ
ル基等の炭素数1〜20の直鎖状若しくは分岐鎖状アル
キル基で1置換又は2置換されたアミノ基挙げられ、ア
ルキルチオ基としては、例えば、メチルチオ基、エチル
チオ基、プロピルチオ基、ブチルチオ基、ペンチルチオ
基、ヘキシルチオ基、ヘプチルチオ基、オクチルチオ
基、デシルチオ基、ウンデシルチオ基、ドデシルチオ
基、トリデシルチオ基、ペンタデシルチオ基等の炭素数
1〜20の直鎖状若しくは分岐鎖状のものが挙げられ、
アリールチオ基としては、例えば、フェニルチオ基、ナ
フチルチオ基が挙げられる。
【0016】又、前記アルキル基、アルコキシ基、アリ
ール基、アリールオキシ基、アルキルアミノ基、ジアル
キルアミノ基、アルキルチオ基、及びアリールチオ基の
置換基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル
基、オクチル基、デシル基、シクロプロピル基、シクロ
ブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シク
ロヘプチル基等の炭素数1〜10のアルキル基;メトキ
シ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、ペンチ
ルオキシ基、ヘキシルオキシ基、ヘプチルオキシ基、オ
クチルオキシ基、デシルオキシ基等の炭素数1〜10の
アルコキシ基;水酸基;又は、弗素原子、塩素原子、臭
素原子等のハロゲン原子等が挙げられる。
【0017】また、R1とR2、R3とR4、R5とR6、R
7とR8が各々連結して、-(CH2)3-,-(CH2)4-, -(CH
2)5- 等の脂肪族炭素環を形成していても良い。前記一
般式(I) において、R1〜R8としては、前記の中で、
(1) アルコキシ基或いはハロゲン原子を置換基として有
していてもよい、直鎖状若しくは分岐鎖状アルキル基、
(2) 直鎖状若しくは分岐鎖状アルキル基を置換基とし
て有していてもよいシクロアルキル基、(3) アルキル
基、アルコキシ基或いはハロゲン原子を置換基として有
していてもよい、アリール基、(4) ハロゲン原子、又
は(5)それぞれが連結して脂肪族炭素環を形成してい
る場合が好ましく、炭素数1〜8の直鎖状若しくは分岐
鎖状アルキル基或いは連結して-(CH2)3-又は-(CH2)4-を
形成している場合が特に好ましい。
【0018】前記一般式(I) におけるMとして好ましく
は、2個の水素原子;或いは、無機化学命名法1990
年規則に基づく周期律表の2属、3属、4属、8属、9
属、10属、11属、12属、13属、14属又は15
属に属する元素から選ばれる、2価の金属原子、3価1
置換金属原子、4価2置換金属原子又はオキシ金属原子
を示すが、その具体例として、2価の金属原子として
は、Cu,Zn,Fe,Co,Ni,Ru,Rd,Pd,
Mn,Sn,Mg,Ti等が挙げられ、3価1置換金属
原子としては、Al-Cl,Ga-Cl,In-Cl,F
e-Cl,Ru-Cl等のハロゲン原子、水酸基又はアル
コキシ基で1置換された金属原子が挙げられ、4価2置
換金属としては、SiCl2,GeCl2,TiCl2
SnCl2,Si(OH)2,Ge(OH)2,Mn(O
H)2,Sn(OH)2等のハロゲン原子、水酸基又はア
ルコキシ基で2置換された金属原子が挙げられ、オキシ
金属としては、VO,MnO,TiO等が挙げられる。
このうち好ましくは、VO、Cu、Ni、Coが挙げら
れ、更に好ましくは、VO及びCuが挙げられる。
【0019】以上説明した本発明の一般式(I)のテト
ラアザポルフィリン系色素の好ましい具体例を以下に示
す。
【0020】
【化7】
【0021】尚、本発明の前記テトラアザポルフィリン
系色素は、例えば、前記一般式(I)における置換基Mが
Mg原子である化合物に酢酸を反応させて、Mg金属原
子をはずすことによりMが2個の水素原子となった化合
物を得る方法、又、一般式(I) における置換基MがMg
原子である化合物に各種の金属塩を反応させて、Mが上
記に規定したような2価の金属原子、3価1置換金属原
子、4価2置換金属原子又はオキシ金属原子となった化
合物を得る方法等、J.Gen.Chem.USSR ,vol.47,1954〜1
958(1977) に記載される方法に準じて、或いはその他公
知の方法を組み合わせることにより合成することができ
る。
【0022】本発明のディスプレイ用フィルターに用い
られる、前記一般式(II)で表されるジピラゾリルメチン
系色素のR9及びR11におけるアルキル基としては、例
えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペ
ンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、デシ
ル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、ペン
タデシル基、シクロプロピル基、シクロブチル基、シク
ロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基等
の炭素数1〜20の直鎖状、分岐鎖状若しくは環状のも
のが挙げられ、アリール基としては、例えば、フェニル
基、ナフチル基等が挙げられる。
【0023】又、前記アルキル基及びアリール基の置換
基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、
オクチル基、デシル基等の炭素数1〜10のアルキル
基;メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ
基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基、ヘプチルオ
キシ基、オクチルオキシ基、デシルオキシ基等の炭素数
1〜10のアルコキシ基;フェニル基、ナフチル基等の
アリール基;フェノキシ基、ナフチルオキシ基等のアリ
ールオキシ基;スルホンアミド基;アルキルスルホンア
ミド基;ジアルキルスルホンアミド基;ニトロ基;水酸
基;及び、弗素原子、塩素原子、臭素原子等のハロゲン
原子等が挙げられる。
【0024】前記R9 及びR11 としては、(1) アルコ
キシ基、アリール基、アリールオキシ基、水酸基、或い
はハロゲン原子を置換基として有していてもよい、直鎖
状若しくは分岐鎖状アルキル基、(2) アルキル基、アル
コキシ基、スルホンアミド基、アルキルスルホンアミド
基、ジアルキルスルホンアミド基、ニトロ基、水酸基、
或いはハロゲン原子を置換基として有していてもよいア
リール基、(3) 水素原子、が好ましく、特に、R9 とし
ては、水素原子、炭素数1〜8の直鎖状若しくは分岐鎖
状アルキル基、又はフェニル基が好ましく、R11 とし
ては、炭素数1〜8の直鎖状若しくは分岐鎖状アルキル
基、又は、アルキル基或いはハロゲン原子を置換基とし
て有していてもよい、フェニル基が好ましい。
【0025】又、前記一般式(II)のR10 におけるアル
キル基としては、前記R9及びR11の部分で記載したと
同様のアルキル基が挙げられ、アルコキシ基としては、
例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブト
キシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基、ヘプチ
ルオキシ基、オクチルオキシ基、デシルオキシ基、ウン
デシルオキシ基、ドデシルオキシ基、トリデシルオキシ
基、ペンタデシルオキシ基等の炭素数1〜20の直鎖状
若しくは分岐鎖状のものが挙げられ、アルコキシカルボ
ニル基としては、前記アルコキシ基を有するカルボニル
基が挙げられ、アリール基としては、前記R9及びR11
の部分で記載したと同様のアリール基が挙げられ、アリ
ールオキシ基としては、フェノキシ基、ナフチルオキシ
基等が挙げられ、アリールオキシカルボニル基として
は、前記アリールオキシ基を有するカルボニル基が挙げ
られる。
【0026】又、前記アルキル基、アルコキシ基、アル
コキシカルボニル基、アリール基、アリールオキシ基、
アリールオキシカルボニル基、及びアミノ基の置換基と
しては、例えば、前記R9 及びR11 におけるアルキル
基及びアリール基の置換基として挙げたと同様のアルキ
ル基、同じくアルコキシ基、同じくアリール基、同じく
アリールオキシ基、同じくスルホンアミド基、同じくア
ルキルスルホンアミド基、同じくジアルキルスルホンア
ミド基、同じくニトロ基、同じく水酸基、同じくハロゲ
ン原子のほか、プロピオニル基、ブチリル基、ベンゾイ
ル基等のアシル基;またはメタンスルホニル基、ベンゼ
ンスルホニル基等のスルホニル基等も挙げられる。
【0027】前記R10 としては、(1) アルコキシ基、
アリール基、アリールオキシ基、水酸基、或いはハロゲ
ン原子を置換基として有していてもよい、直鎖状若しく
は分岐鎖状アルキル基、(2) アルコキシ基を置換基とし
て有していてもよい、直鎖状若しくは分岐鎖状アルコキ
シ基、(3) アルコキシ基を置換基として有していてもよ
い、アルコキシカルボニル基、(4) アルキル基、アルコ
キシ基、スルホンアミド基、アルキルスルホンアミド
基、ジアルキルスルホンアミド基、ニトロ基、水酸基、
或いはハロゲン原子を置換基として有していてもよい、
アリール基、(5)アルキル基、或いはアルコキシ基を置
換基として有していてもよいアリールオキシ基を有する
カルボニル基、又は(6) アルキル基、アシル基、又はス
ルホニル基を置換基として有していてもよい、アミノ
基、が好ましく、特に、炭素数1〜8の直鎖状若しくは
分岐鎖状アルキル基が好ましい。
【0028】又、前記一般式(II)において、Xとしては
酸素原子が好ましい。更に、本発明において、前記一般
式(II)で表されるジピラゾリルメチン系色素としては、
前記R10 、R11、及びXは、両方のピラゾール環の間で
互いに異なっていてもよいが、メチン基を挟んで左右対
象であるものが好ましく、ジピラゾリルメチン系色素の
好ましい具体例を以下に示す。
【0029】
【化8】
【0030】尚、前記ジピラゾリルメチン系色素は、例
えば、前記一般式(II)に対応するピラゾロン系化合物2
モルに対して、オルト蟻酸アルキルエステル系化合物1
モルを、無溶媒で加熱還流して縮合反応させる等、Lieb
igs Ann.Chem.,1680〜1688(1976)に記載される方法に準
じて、又は、前記反応をN−メチルピロリドン、N,N
−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、1,
3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等の溶媒中、90
〜200℃程度に加熱して、或いはその他公知の方法を
組み合わせることにより合成することができる。
【0031】本発明のディスプレイ用フィルターに用い
られる、前記一般式(III)で表されるジピラゾリルスク
アリリウム系色素のR12 におけるアルキル基及びアリ
ール基としては、前記一般式(II)のR9 及びR11 の部
分において挙げたと同様のアルキル基及びアリール基が
挙げられる。又、前記アルキル基及びアリール基の置換
基としても、前記一般式(II)のR9及びR11 の部分にお
いて、アルキル基及びアリール基の置換基として挙げた
と同様の、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、ア
リールオキシ基、スルホンアミド基、アルキルスルホン
アミド基、ジアルキルスルホンアミド基、ニトロ基、水
酸基、及び、ハロゲン原子等が挙げられる。
【0032】前記R12 としては、(1) アルコキシ基、
アリール基、アリールオキシ基、水酸基、或いはハロゲ
ン原子を置換基として有していてもよい、直鎖状若しく
は分岐鎖状アルキル基、又は(2) 直鎖状若しくは分岐鎖
状のアルキル基、アルコキシ基、スルホンアミド基、ア
ルキルスルホンアミド基、ジアルキルスルホンアミド
基、ニトロ基、水酸基、或いはハロゲン原子を置換基と
して有していてもよいアリール基、が好ましく、特に、
アルコキシ基を置換基として有していてもよい炭素数1
〜8の直鎖状若しくは分岐鎖状アルキル基が好ましい。
【0033】前記R13 におけるアルキル基、アルコキ
シ基、アルコキシカルボニル基、アリール基、アリール
オキシ基、及びアリールオキシカルボニル基としても、
前記一般式(II)のR10 の部分において挙げたと同様の
アルキル基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、
アリール基、アリールオキシ基、及びアリールオキシカ
ルボニル基が挙げられる。
【0034】又、前記アルキル基、アルコキシ基、アル
コキシカルボニル基、アリール基、アリールオキシ基、
アリールオキシカルボニル基、及びアミノ基の置換基と
しても、前記一般式(II)のR10 において、アルキル
基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、アリール
基、アリールオキシ基、アリールオキシカルボニル基、
及びアミノ基の置換基として挙げたと同様の、アルキル
基、アルコキシ基、アリール基、アリールオキシ基、ス
ルホンアミド基、アルキルスルホンアミド基、ジアルキ
ルスルホンアミド基、ニトロ基、アシル基、スルホニル
基、水酸基、及びハロゲン原子等が挙げられる。
【0035】前記R13 としては、(1) アルコキシ基、
アリール基、アリールオキシ基、水酸基、或いはハロゲ
ン原子を置換基として有していてもよい、直鎖状若しく
は分岐鎖状アルキル基、(2) アルコキシ基を置換基とし
て有していてもよい、直鎖状若しくは分岐鎖状アルコキ
シ基、(3) アルコキシ基を置換基として有していてもよ
いアルコキシカルボニル基、(4) 直鎖状若しくは分岐鎖
状アルキル基、アルコキシ基、スルホンアミド基、アル
キルスルホンアミド基、ジアルキルスルホンアミド基、
ニトロ基、水酸基、或いはハロゲン原子を置換基として
有していてもよいアリール基、(5) アルキル基、或いは
アルコキシ基を置換基として有していてもよいアリール
オキシ基を有するカルボニル基、又は(6) 直鎖状若しく
は分岐鎖状アルキル基、アシル基、或いはスルホニル基
を置換基として有していてもよいアミノ基、が好まし
く、特に、アルコキシ基を置換基として有していてもよ
い炭素数1〜8の直鎖状若しくは分岐鎖状アルキル基が
好ましい。
【0036】又、前記一般式(III) において、Yとして
は酸素原子が好ましい。更に、前記一般式(III)で表さ
れるジピラゾリルスクアリリウム系色素としては、前記
12、R13 、及びYは、両方のピラゾール環の間で互い
に異なっていてもよいが、スクアリリウム基を挟んで左
右対象であるものが好ましく、ジピラゾリルスクアリリ
ウム系色素の好ましい具体例を以下に示す。
【0037】
【化9】
【0038】尚、前記ジピラゾリルスクアリリウム系色
素は、例えば、前記一般式(III)に対応するピラゾロン
系化合物2モルに対して、スクエア酸1モルを縮合反応
させる等、Angew.Chem.,vol.77,680〜681(1965) に記載
される方法に準じて、或いはその他公知の方法を組み合
わせることにより合成することができる。一般式(I)で
表されるテトラアザポルフィリン系色素の光線透過率曲
線における透過率の極小値を示す波長は、550〜61
0nm、好ましくは580〜600nmであり、一般式
(II)で表されるジピラゾリルメチン系色素は380〜4
20nm、一般式(III)で表されるジピラゾリルスクア
リリウム系色素は480〜520nmである。
【0039】本発明のディスプレイ用フィルターは、上
述の3種の化合物を含有するのが特徴である。また、該
フィルターの光線透過率曲線のそれぞれの極小値におけ
る半値幅は60nm以下が好ましい。特にテトラアザポ
ルフィリン系色素の吸収及びジピラゾリルスクアリリウ
ム系色素に該当する部分の吸収曲線は、シャープなバレ
ー型を有するのが好ましく、又、その波長における透過
率の極小値が、テトラアザポルフィリン系色素について
は、35%以下、更には30%以下であるのが好まし
く、ジピラゾリルスクアリリウウ系色素については、5
5%以下、更には50%以下であるのが好ましい。
【0040】該極小値間に位置する450nm、550
nm及び650nmにおける透過率は60%以上、更に
は70%以上であることが好ましい。それにより、蛍光
体の発光色である430〜470nm付近の青色発光、
530nm付近を中心としたの緑色発光及び600〜6
40nm付近の赤色発光は遮蔽せず、590nm付近の
ネオン発光を効率的に遮蔽でき、しかも色調の調節、色
純度の向上、色温度の向上ができるものである。
【0041】本発明のディスプレイ用フィルターは、前
記テトラアザポルフィリン系色素、ジピラゾリルメチン
系色素及びジピラゾリルスクアリリウム系色素を含有し
てなるが、その含有形態としては、代表的には、前記テ
トラアザポルフィリン系色素、ジピラゾリルメチン系色
素及びジピラゾリルスクアリリウム系色素について、各
色素を含むそれぞれのバインダー樹脂からなる色素含有
樹脂の積層体、前記テトラアザポルフィリン系色素、ジ
ピラゾリルメチン系色素及びジピラゾリルスクアリリウ
ム系色素の混合物を含むバインダー樹脂からなる色素含
有樹脂の単層シート或いはフィルム、又は、これらをシ
ート状或いはフィルム状の透明基材上に積層させた積層
体が挙げられる。
【0042】尚、本発明のディスプレイ用フィルター
は、テトラアザポルフィリン系色素、ジピラゾリルメチ
ン系色素及びジピラゾリルスクアリリウム系色素は、同
一の層に含有させても、優れた耐熱性及び耐光性を有す
る。従って、製造工程の簡便さの点では、3種の色素を
同一層に含有させるのが好ましいが、それぞれを別の層
に含有させて積層させても良い。その場合、用いる色素
に応じてそれぞれの層のバインダー樹脂を変えることに
よって、微妙な色調節を行うことができる。
【0043】そして、積層体を作製するには、例えば、
1)色素とバインダー樹脂とを適当な溶剤の溶液若しく
は分散液とし、公知の塗布方法でシート状或いはフィル
ム状の透明基材上に塗布し、乾燥させる方法、2)熱可
塑性樹脂における常法の成形法に従って、前記色素とバ
インダー樹脂とを溶融混練して押出成形、射出成形、圧
縮成形等によってフィルム或いはシートに成形し、その
フィルム或いはシートを透明基材上に接着剤等により接
着させる方法、3)前記色素とバインダー樹脂とを溶融
混練してフィルム状或いはシート状に押出し、透明基材
上に押出ラミネートする方法、4)前記色素とバインダ
ー樹脂とを溶融混練して透明樹脂基材と共押出成形する
方法、等の各種の方法を採ることができ、又、単層のシ
ート或いはフィルムを作製するには、例えば、1)前記
色素とバインダー樹脂とを適当な溶剤の溶液若しくは分
散液としてキャリヤー上に流延し、乾燥させる方法、
2)熱可塑性樹脂における常法の成形法に従って、前記
色素とバインダー樹脂とを溶融混練して押出成形、射出
成形、圧縮成形等によってフィルム或いはシートに成形
する方法、等を採ることができる。
【0044】以上の含有形態及びその作製方法の中で、
本発明のディスプレイ用フィルターとしては、前記色素
とバインダー樹脂とを適当な溶剤の溶液若しくは分散液
とし、公知の塗布方法でシート状或いはフィルム状の透
明基材上に塗布し乾燥させることにより、透明基材上
に、前記色素を含むバインダー樹脂からなる色素含有樹
脂層を形成させた積層体であるのが好ましい。
【0045】本発明において、ディスプレイ用フィルタ
ーの作製は、それぞれのフィルター用途における層構成
及び層材質等に準じた方法が採られるが、本発明におい
て特に好ましいとするプラズマディスプレイパネル用フ
ィルターにおいては、以下に説明する方法が好適であ
る。本発明のプラズマディスプレイパネル用のフィルタ
ーを構成する透明基材の材質としては、実質的に透明で
あって、吸収、散乱が大きくない材料であれば特に制限
はない。具体的な例としては、ガラス、ポリオレフィン
系樹脂、非晶質ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系
樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アクリル系樹脂、ポリ
スチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビニ
ル系樹脂、ポリアリレート系樹脂、ポリエーテルサルホ
ン系樹脂等を挙げられ、これらの中では、特に非晶質ポ
リオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、アクリル系樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリエ
ーテルサルホン樹脂等が好ましい。
【0046】また上記樹脂は、公知の射出成形、T ダイ
成形、カレンダー成形、圧縮成形等の方法や、有機溶剤
に溶融させてキャスティングする方法などを用い、フィ
ルムまたはシート状に成形され、上記の樹脂には、一般
的に公知である添加剤、耐熱老化防止剤、滑剤、帯電防
止剤等を配合することができる。その厚みとしては、通
常、10μm〜5mmの範囲が望ましい。かかる透明基
板を構成する基材は、未延伸でも延伸されていても良
い。また、他の基材と積層されていても良い。
【0047】更に、該透明基材は、コロナ放電処理、火
炎処理、プラズマ処理、グロー放電処理、粗面化処理、
薬品処理等の従来公知の方法による表面処理や、アンカ
ーコート剤やプライマー等のコーティングを施しても良
い。又、バインダー樹脂としては、実質的に透明であっ
て、光の吸収や散乱の小さい材料であれば特に限定され
るものではなく、例えば、アクリル系樹脂、エチレン−
酢酸ビニル共重合体樹脂及びその鹸化物、エチレン−ビ
ニルアルコール共重合樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ
エステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド
系樹脂、ポリサルホン系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、
ポリビニルブチラール系樹脂、AS樹脂、PVPA、ナ
イロン、酢酸セルロース系樹脂、セルロース系樹脂、フ
ェノール系樹脂、フェノキシ系樹脂等が挙げられ、この
うち、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂が好まし
い。
【0048】又、溶剤としては、例えば、ブタン、ペン
タン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン等のアルカン類;
シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、シ
クロオクタン等のシクロアルカン類;エタノール、プロ
パノール、ブタノール、アミルアルコール、ヘキサノー
ル、ヘプタノール、オクタノール、デカノール、ウンデ
カノール、ジアセトンアルコール、フルフリルアルコー
ル等のアルコール類;メチルセロソルブ、エチルセロソ
ルブ、ブチルセロソルブ、メチルセロソルブアセテー
ト、エチルセロソルブアセテート等のセロソルブ類;プ
ロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレング
リコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモ
ノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエ
ーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエ
ーテルアセテート、プロピレングリコールモノブチルエ
ーテルアセテート、ジプロピレングリコールジメチルエ
ーテル等のプロピレングリコール類;アセトン、メチル
アミルケトン、シクロヘキサノン、アセトフェノン等の
ケトン類;ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテ
ル類;酢酸ブチル、酢酸アミル、酪酸エチル、酪酸ブチ
ル、ジエチルオキサレート、ピルビン酸エチル、エチル
−2−ヒドロキシブチレート、エチルアセトアセテー
ト、乳酸メチル、乳酸エチル、3−メトキシプロピオン
酸メチル等のエステル類;クロロホルム、塩化メチレ
ン、テトラクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類;ベ
ンゼン、トルエン、キシレン、クレゾール等の芳香族炭
化水素類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、N−メチルピロリドン等の高極性溶剤類等が挙げら
れる。
【0049】尚、前記ジピラゾリルスクアリリウム系化
合物と前記バインダー樹脂との溶液若しくは分散液に
は、ポリビニルブチラール系樹脂、フェノキシ系樹脂、
ロジン変性フェノール樹脂等のフェノール系樹脂、石油
樹脂、硬化ロジン、ロジンエステル、マレイン化ロジン
等のロジン系樹脂、ポリウレタン系樹脂等等の分散剤が
用いられてもよい。
【0050】分散剤の使用量としては、用いられるジピ
ラゾリルスクアリリウム系色素100重量部に対し、通
常、0.01〜10重量部程度添加される。又、前記色
素(テトラアザポルフィリン系色素、ジピラゾリルメチ
ン系色素及びジピラゾリルスクアリリウム系色素の合計
量)と前記バインダー樹脂、更に、必要に応じて用いら
れる前記分散剤の溶液若しくは分散液としての濃度は、
通常、0.5〜50重量%であり、又、前記色素(テト
ラアザポルフィリン系色素、ジピラゾリルメチン系色素
及びジピラゾリルスクアリリウム系色素の合計量)、前
記バインダー樹脂、及び前記分散剤の合計量に占める前
記色素の割合は、通常、0.05〜50重量%、好まし
くは0.1〜20重量%とされる。
【0051】又、前記テトラアザポルフィリン系色素、
ジピラゾリルメチン系色素及びジピラゾリルスクアリリ
ウム系色素において、テトラアザポルフィリン系色素の
量を1としたとき、前記ジピラゾリルメチン色素が0.
2〜1程度、前記ジピラゾリルスクアリリウム系色素が
0.1〜1.5程度の割合で用いられる。一般に、ジピ
ラゾリルスクアリリウム系色素が過少であるとフィルタ
ーは緑味を帯び、過多であると赤味を帯びたものとな
る。
【0052】又、溶液若しくは分散液の透明基材上への
塗布方法としては、例えば、ディップコート法、フロー
コート法、スプレーコート法、バーコート法、グラビア
コート法、ロールコート法、ブレードコート法、エアー
ナイフコート法等が挙げられ、その塗布量は、乾燥膜厚
として、通常、0.1〜30μm、好ましくは0.5〜
10μmの範囲とされる。
【0053】以上説明したように、本発明のディスプレ
イ用フィルターは、前記テトラアザポルフィリン系色
素、前記ジピラゾリルメチン系色素及び前記ジピラゾリ
ルスクアリリウム系色素の混合物を含むバインダー樹脂
からなる樹脂層により形成された単層のシート或いはフ
ィルム、又は、それぞれの色素を含むバインダー樹脂か
らなる層を積層させることによって形成された積層体を
色素含有層として、シート状或いはフィルム状の透明基
材上に形成させることを基本構成とするが、本発明のデ
ィスプレイ用フィルターは、更に、その前記色素含有樹
脂中に、黄色光、赤色光、青色光等の可視光を吸収する
アントラキノン系、アゾ系、フタロシアニン系、ピロメ
テン系、シアニン系、前記以外のテトラアザポルフィリ
ン系、前記以外のスクアリリウム系、又は前記以外のメ
チン系等の色素を含有していてもよく、その含有形態と
しては、その前記テトラアザポルフィリン系色素、前記
ジピラゾリルメチン系色素及び前記ジピラゾリルスクア
リリウム系色素含有樹脂中に共存させてもよく、別に層
を設けることとしてもよい。
【0054】又、本発明のディスプレイ用フィルター
は、更に、酸化防止剤や紫外線吸収剤を含有しているの
が好ましい。これらの含有形態としては、酸化防止剤は
色素含有樹脂層中に共存させるのが好ましく、又、紫外
線吸収剤は、該樹脂層中に共存させてもよいが、紫外線
吸収剤を含有させた独立の層として設けられているのが
好ましく、例えば、前記テトラアザポルフィリン系色
素、前記ジピラゾリルメチン系色素、及び前記ジピラゾ
リルスクアリリウム系色素含有樹脂において挙げたと同
様のバインダー樹脂を用いて塗布法により、通常、0.
1〜30μm、好ましくは0.5〜10μmの膜厚で、
或いは、前記透明基材に含有させること等により、形成
することができる。尚、紫外線吸収剤含有層を前記テト
ラアザポルフィリン系色素、前記ジピラゾリルメチン系
色素及び前記ジピラゾリルスクアリリウム系色素含有樹
脂層から独立した層として設ける場合には、紫外線吸収
剤層をフィルターとしての使用時に前記色素含有樹脂層
よりも外界側、すなわち、ディスプレイ接着面とは反対
側に存在するように積層するか、もしくは、紫外線吸収
剤を紫外線吸収剤を外界側に位置する層に共存させるの
が好ましい。
【0055】ここで、その酸化防止剤としては、例え
ば、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、2,6
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシメチルフェノール、
2,6−ジ−t−ブチル−4−エチルフェノール、2,
4,6−トリス−t−ブチルフェノール、n−オクタデ
シル−3−(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒド
ロキシフェニル)プロピオネート、ステアリル−β−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオネート、2,2’−メチレンビス(4−メチル
−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビ
ス(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、4,
4’−イソプロピリデンビスフェノール、4,4’−メ
チレンビス(2,6−ジ−t−ブチルフェノール)、
4,4’−ブチリデンビス(3−メチル−6−t−ブチ
ルフェノール)、1,1−ビス(4’−ヒドロキシフェ
ニル)シクロヘキサン、2,6−ビス(2’−ヒドロキ
シ−3’−t−ブチル−5’−メチルベンジル)−4−
メチルフェノール、2,2’−チオビス(4−メチル−
6−t−ブチルフェノール)、4,4’−チオビス(2
−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−チ
オビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、
1,1,3−トリス(2’−メチル−4’−ヒドロキシ
−5’−t−ブチルフェニル)ブタン、1,3,5−ト
リメチル−2,4,6−トリス(3’,5’−ジ−t−
ブチル−4’−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、トリス
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
イソシアヌレート、トリス〔β−(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシエ
チル〕イソシアヌレート、テトラキス〔メチレン−3−
(3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネート〕メタン等のフェノール系、ジラ
ウリルチオジプロピオネート、ジミリスチルチオジプロ
ピオネート、ジステアリルチオジプロピオネート等の硫
黄系、トリフェニルホスファイト、ジフェニルイソデシ
ルホスファイト、フェニルジイソデシルホスファイト、
トリス(ノニルフェニル)ホスファイト、トリス(モノ
及びジ−ノニルフェニル)ホスファイト、4,4’−ブ
チリデンビス(3−メチル−6−t−ブチルフェニル)
−ジトリデシルホスファイト、ジステアリルペンタエリ
スリトールジホスファイト、トリラウリルトリチオホス
ファイト等の燐系のもの等が挙げられる。このうち、フ
ェノール系酸化防止剤又は燐系酸化防止剤が好ましい。
酸化防止剤の添加量としては、通常、バインダー樹脂1
00重量部に対して、0.01〜20重量部、好ましく
は、0.5〜10重量部用いられる。尚、上記酸化防止
剤を過剰に用いた場合、強い光線が酸化防止剤に当た
り、酸化防止剤自体が酸化されることで、スクアリリウ
ム系色素の連鎖酸化反応が誘起され、かえって、スクア
リリウム系色素の耐光性が劣化することがあるので、そ
の場合には、紫外線吸収剤も併用することが好ましい。
【0056】又、前記紫外線吸収剤としては、例えば、
2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−ブチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロ
キシ−5’−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェ
ニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−
アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒ
ドロキシ−3’−t−ブチル−5’−メチルフェニル)
−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロ
キシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)−5−ク
ロロベンゾトリアゾール等のベンゾトリアゾール系、
2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ
−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−
オクチルオキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−
ドデシルオキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキ
シ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロ
キシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン等のベンゾ
フェノン系、フェニルサリシレート、p−t−ブチルフ
ェニルサリシレート、p−オクチルフェニルサリシレー
ト等のサリシレート系、ヘキサデシル−2,5−t−ブ
チル−4−ヒドロキシベンゾエート、2,4−ジ−t−
ブチルフェニル−3’,5’−ジ−t−ブチル−4’−
ヒドロキシベンゾエート等のベンゾエート系等の有機系
紫外線吸収剤、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、
酸化鉄、硫酸バリウム等の無機系紫外線吸収剤が挙げら
れる。これらの中で、紫外線吸収吸収能や非着色性等の
面から、50%透過率を示す波長が350〜420nm
の範囲にあるものが好ましく、360〜400nmの範
囲にあるものが特に好ましい。
【0057】尚、前記紫外線吸収剤含有層を設ける代わ
りに、市販の紫外線カットフィルター、例えば、富士写
真フィルム社製の「シャープカットフィルターSC−3
8」、「同SC−39」、「同SC−40」、三菱レー
ヨン社製の「アクリプレン」等を用いて積層してもよ
い。又、本発明のディスプレイ用フィルターは、本発明
の効果を損なわない範囲で、更に必要に応じて、帯電防
止剤、滑剤、離型剤、難燃剤、難燃助剤、充填材等の添
加剤を適宜の含有形態で含有していてもよい。
【0058】本発明のディスプレイ用フィルター、とり
わけプラズマディスプレイパネル用フィルターは、更
に、近赤外線吸収層、電磁波遮蔽層、光線反射防止層、
ぎらつき防止(ノングレア)層、傷付き防止層等が設け
られていてもよく、フィルター中の各層の配置は任意に
選択すればよいが、この順に積層されているのが好まし
い。これら各層の厚みは、通常、0.1〜30μm、好
ましくは0.5〜10μm程度とされる。
【0059】ここで、近赤外線吸収層は、近赤外線吸収
剤を前述したと同様にバインダー樹脂に含有させ独立し
た層として形成されてもよいが、近赤外線吸収剤を積層
体として製造されるフィルターの各層間に使用される、
後述する接着剤層又は傷付き防止層等のフィルター構成
層のいずれか、或いは、適宜使用されるアンカーコート
剤からなる層等に添加して形成することもできる。この
近赤外線吸収層は、800〜1000nmの近赤外線透
過率が10%以下であるのが好ましい。
【0060】その近赤外線吸収剤としては、例えば、ニ
トロソ系化合物及びその金属錯塩、シアニン系化合物、
チオールニッケル錯塩系化合物、ジチオールニッケル錯
塩系化合物、アミノチオールニッケル錯塩系化合物、フ
タロシアニン系化合物、ナフタロシアニン系化合物、ト
リアリルメタン系化合物、イモニウム系化合物、ジイモ
ニウム系化合物、ナフトキノン系化合物、アントラキノ
ン系化合物、アミノ化合物、アミニウム塩系化合物、及
び前記以外のスクアリリウム系化合物やメチン系化合物
等の有機物質、アンチモンドープ酸化錫、インジウムド
ープ酸化錫、その他IUPAC無機化学命名法1990
年規則に基づく周期律表の第4族、第5族、第6族に属
する金属の酸化物、炭化物、又は硼化物等の無機物質等
が挙げられる。
【0061】電磁波遮蔽層は、ディスプレイ装置からの
発光に伴い発生する電磁波による生体や電子機器への悪
影響を防ぐために設けるものである。電磁波遮蔽層は、
銀、銅、酸化インジウム、酸化亜鉛、酸化インジウムス
ズ、酸化アンチモンスズ等のような金属又は金属酸化物
の薄膜からなり、これらは真空蒸着法、イオンプレーテ
ィング法、スパッタリング方法、CVD法、プラズマ化
学蒸着法等の従来公知のドライプレーティング法を利用
し、製造することができる。電磁波遮蔽層は、最もよく
用いられるのは、酸化インジウムスズ(ITOと略記さ
れることもある)の薄膜であるが、メッシュ状の穴を有
する銅の薄膜や誘電体層と金属層を基材上に交互に積層
させた積層体も好適に用いることができる。前記誘電体
層としては、酸化インジウム、酸化亜鉛などの透明な金
属酸化物等であり、金属層としては銀あるいは銀- パラ
ジウム合金が一般的である。積層体は、通常、誘電体層
よりはじまり3〜13層程度の間で奇数層となるように
積層される。
【0062】電磁波遮蔽層は、前記のディスプレイ用フ
ィルターのいずれかの層上にそのまま形成させても良い
し、樹脂フィルムあるいはガラス上に蒸着あるいはスパ
ッタリング後に、該フィルターと貼り合わせて形成させ
ても良い。反射防止層は、表面の反射を抑えて、表面へ
の蛍光灯などの外光の写り込みを防止するためのもので
ある。反射防止層は、金属酸化物、フッ化物、ケイ化
物、ホウ化物、炭化物、窒化物、硫化物等の無機物の薄
膜からなる場合と、アクリル樹脂、フッ素樹脂などの屈
折率の異なる樹脂を単層あるいは多層に積層させたもの
からなる場合とがあり、前者の場合には、電磁波遮蔽層
のところで挙げたと同様のドライプレーティング法を用
いて、単層あるいは多層の形態で、前記のディスプレイ
用フィルターの層上にそのまま形成させる方法や樹脂フ
ィルムあるいはガラス上に、蒸着あるいはスパッタリン
グ後に、該フィルターと貼り合わせて形成させる方法が
挙げられる。また、後者の場合は、アクリル樹脂、フッ
素樹脂等の使用される樹脂のフィルムまたはシートを接
着剤によりディスプレイ用フィルターに接着する方法
等、通常の樹脂積層体の作成方法が挙げられる。また、
このほかに、反射防止処理を施したフィルムを該フィル
ター上に貼り付けるという手法を用いても良い。
【0063】又、ノングレア層は、シリカ、メラミン樹
脂、アクリル樹脂等の微粉体をインキ化し、従来公知の
塗布法で、本発明のフィルターのいずれかの層上に塗布
し、熱或いは光硬化させることにより形成される。ま
た、ノングレア処理したフィルムを該フィルター上に貼
りつけても良い。又、傷付き防止層は、ウレタンアクリ
レート、エポキシアクリレート、多官能アクリレート等
のアクリレートと光重合開始剤を有機溶剤に溶解或いは
分散させた塗布液を従来公知の塗布法で、本発明のフィ
ルターのいずれかの層上に、好ましくは、最外層に位置
するように、塗布し、乾燥させ、光硬化させることによ
り形成される。
【0064】本発明のディスプレイ用フィルター、特
に、プラズマディスプレイパネル用フィルターは、好適
には、前記透明基材、及び、前記テトラアザポルフィリ
ン系色素 、前記ジピラゾリルメチン系色素及び前記ジ
ピラゾリルスクアリリウム系色素含有樹脂層を基本構成
層とし、必要に応じて、前記酸化防止剤層、前記紫外線
吸収剤含有層、前記近赤外線吸収層、前記電磁波遮蔽
層、前記光線反射防止層、前記ノングレア層、及び前記
傷付き防止層等を有する積層体であるが、これらの各層
の積層順序は特に限定されるものではなく又、積層方法
も特に限定されるものではない。通常は、各層間に必要
に応じて透明基材を挟みながら、接着剤を用いて積層体
とするが、その場合、コロナ放電処理、グロー放電処
理、プラズマ処理、火炎処理、化学薬品処理等の表面処
理を施したり、イソシアネート系、ポリエステル系、ポ
リエチレンイミン系、ポリブタジエン系、アルキルチタ
ネート系等の公知のアンカーコート剤を使用することに
より、接着時の密着性がよくなったり、接着剤がムラ無
く塗布できるので好ましい。
【0065】また、本発明のディスプレイ用フィルター
は、該フィルターをディスプレイ表示面に張り合わせる
ための粘着剤層を最外層に設けても良い。この粘着剤層
により、例えば、ディスプレイの製造工程の途中または
ディスプレイの製造後を問わず、簡便にディスプレイの
前面にこのフィルターを貼着することができる。このよ
うにすることにより、従来は、ディスプレイ自体の前面
に順番に近赤外線吸収フィルター、電磁波遮蔽フィルタ
ー等を配置する必要があったものが、本発明のフィルタ
ーを貼るだけとなり製造工程が簡便になるだけでなく、
フィルターがディスプレイと一体形成されるので、ディ
スプレイ装置全体で見たときに薄肉化が可能となる。
【0066】粘着剤層を構成する粘着剤としては、スチ
レンブタジエンゴム、ポリイソプレンゴム、ポリイソブ
チレンゴム、天然ゴム、ネオプレンゴム、クロロプレン
ゴム、ブチルゴム等のゴム類やポリアクリル酸メチル、
ボリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチル等のポリ
アクリル酸アルキルエステル等の低重合度樹脂が挙げら
れ、これらは単独に用いられても良いが、さらに粘着付
与剤としてピッコライト、ポリベール、ロジンエステル
等を添加したものを用いても良い。
【0067】尚、ディスプレイ自体の表面が高温になる
ものの場合には、加熱によりガスが発生する場合があ
り、こういった場合にはガス吸収剤等の添加が必要にな
る。このような理由から、好ましい粘着剤としては、3
mmのガラス板に30μm のポリエステルフィルム
を、30μmの粘着剤で貼り合わせ、80℃で10日間
保持後における180度剥離強度が300g/cm以
上、好ましくは400g/cm以上という物性を有する
粘着剤を用いるのが望ましい。
【0068】粘着剤層形成方法としては、具体的には、
上記ゴム類又は低重合度樹脂類をハロゲン系、アルコー
ル系、ケトン系、エステル系、エーテル系、脂肪族炭化
水素系又は芳香族炭化水素系から選ばれる溶媒単独又は
複数混合した溶剤系に分散又は溶解して粘度を調整した
ものをディッピング法、フロ- コート法、スプレー法、
バーコート法、グラビアコート法、ロールコート法、プ
レードコート法及びエアーナイフコ- ト法等の公知の塗
工方法で塗工し、その後溶剤を乾燥させ、粘着剤層とす
る。
【0069】この際の粘着剤層の厚みは、通常、5〜1
00μm、好ましくは10〜50μmである。粘着剤層
の表面に剥離フィルムを設け、粘着剤層にゴミ等が付着
しないように、プラズマディスプレイの表面に張り付け
るまで粘着剤層を保護するのも良い。この場合、フィル
ターの縁綾部の粘着剤層と剥離フィルムとの間に、粘着
剤層を設けない部分を形成したり、非粘着性のフィルム
を挟む等して非粘着部分を形成し、剥離開始部とすれば
貼着時の作業がやりやすい。
【0070】プラズマディスプレイにフィルターを貼着
時、プラズマディスプレイの表面とフィルターとの間に
気泡が入ると画像が歪んだり、見にくくなったりする
等、実用上の大きな問題となるので気泡の巻き込みには
十分に注意する必要がある。本発明のディスプレイ用フ
ィルターは、上述のように直接ディスプレイ表面上に貼
りつけても良いが、さらに、あらかじめ透明のガラスや
透明樹脂板等と貼り合わせた上で、ディスプレイ表面上
に貼りつけても良い。
【0071】
【実施例】以下、実施例にて本発明を更に具体的に説明
するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施
例に限定されるものではない。 実施例1 前記一般式(I)で表される色素として、I−1のテトラ
アザポルフィリン系色素0.0050g、一般式(II)で
表される色素として、II−3のジピラゾリルメチン系色
素0.0010g、一般式(III)で表される色素とし
て、III−4のジピラゾリルスクアリリウム系色素0.
0019gをトルエン0.795gに溶解した色素溶液
0.25g、及び、バインダー樹脂としてのアクリル系
樹脂(三菱レーヨン社製「ダイヤナールBR−80)の
20重量%ジメトキシエタン溶液1.0gとを混合した
後、透明基材としてのポリエチレンテレフタレート製フ
ィルム(厚み100μm、三菱化学ポリエステルフィル
ム社製「PETフィルムT100E」)にバーコーター
を用いて塗布し乾燥させて、膜厚6μmのジフェニルス
クアリリウム系化合物含有樹脂層を形成することによ
り、プラズマディスプレイパネル用フィルターを作製し
た。
【0072】得られたプラズマディスプレイパネル用フ
ィルターについて、分光光度計(日立製作所製「U−3
500」)を用いて光線透過率を測定し、その透過率曲
線を図1に示した。透過率の極小値における波長は59
2nm(透過率10.91%)及び504nm(透過率
40.39%)であり、両極小値以外の領域には、大き
な極小値はなく、可視光線透過率は64.61%であ
り、 又、JIS Z8729に規定されるL* *
* 表色系における明度L* 、色座標a* 、b* は、2°
視野、C光源において、L* =84.082、a*
9.668、b* =−11.913であり、プラズマデ
ィスプレイパネルの赤、青、緑の三原色発光の阻害が小
さく、視野の明るさの低下がないと共に、ネオン発光の
遮蔽性に優れた暗青色に調色されたフィルターであるこ
とが確認できた。
【0073】更に、このフィルターを、100℃の恒温
槽中に100時間放置した後、分光光度計(日立製作所
製「U−3500」)を用いて吸光度を測定することに
より色素の残存率 残存率を算出したところ、400n
mで98.5%、503nmで99.2%、592nm
で99.4%であり、耐熱性に優れたものであることが
確認できた。
【0074】尚、I−1のテトラアザポルフィリン系色
素のみを使用して、上記と同様にフィルターを作成する
とL* * * 表色系における明度L* 、色座標a*
*は、2°視野、C光源において、L* =88.65
6、a* =−1.451、b * =−19.236であり
青色のフィルターであった。 実施例2 実施例1で得られたフィルターの色素含有樹脂層上に紫
外線カットフィルター(シャープカットフィルターSC
−39(富士写真フィルム(株))製を積層し、耐光性
の良好なプラズマディスプレイパネル用フィルターを作
製した。
【0075】キセノンフェードメーター(スガ試験機
(株)製「FAL−25AX−HC.B.EC」)中
で、照度73,000ルックス、ブラックパネル温度6
3℃、相対湿度33%の条件下で、紫外線吸収層を露光
面として80時間露光処理した後、前記と同じ分光光度
計で吸光度を測定し、その値から色素の残存率リウム系
化合物の残存率を算出したところ、400nmで100
%、503nmで100%、592nmで99.4%で
あり、耐光性が優れていることが確認できた。
【0076】実施例3 前記一般式(I)で表される化合物として、I−2のテト
ラアザポルフィリン系色素0.0065g、一般式(II)
で表される化合物として、II−3のジピラゾリルメチン
系色素0.0013g、一般式(III)で表される化合物
として、III−4のジピラゾリルスクアリリウム系色素
0.0024gをトルエン1.034gに溶解した色素
溶液0.25g、及び、バインダー樹脂としてのアクリ
ル系樹脂(三菱レーヨン社製「ダイヤナールBR−8
0)の20重量%ジメトキシエタン溶液1.0gとを混
合した後、透明基材としてのポリエチレンテレフタレー
ト製フィルム(厚み100μm、三菱化学ポリエステル
フィルム社製「PETフィルムT100E」)にバーコ
ーターを用いて塗布し乾燥させて、膜厚6μmのジフェ
ニルスクアリリウム系化合物含有樹脂層を形成すること
により、プラズマディスプレイパネル用フィルターを作
製した。
【0077】得られたプラズマディスプレイパネル用フ
ィルターについて、分光光度計(日立製作所製「U−3
500」)を用いて光線透過率を測定し、その透過率曲
線を図2に示した。透過率の極小値における波長は58
4nm(透過率16.88%)及び504nm(透過率
40.43%)であり、両極小値以外の領域には、大き
な極小値はなく、可視光線透過率は64.84%であ
り、 又、JIS Z8729に規定されるL* *
* 表色系における明度L* 、色座標a* 、b* は、2°
視野、C光源において、L* =84.380、a* =1
6.599、b*=−11.356であり、プラズマデ
ィスプレイパネルの赤、青、緑の三原色発光の阻害が小
さく、視野の明るさの低下がないと共に、ネオン発光の
遮蔽性に優れた暗紫色に調色されたフィルターであるこ
とが確認できた。
【0078】更に、このフィルターを、100℃の恒温
槽中に100時間放置した後、分光光度計(日立製作所
製「U−3500」)を用いて吸光度を測定することに
より色素の残存率 残存率を算出したところ、400n
mで100%、503nmで99.1%、583nmで
100%であり、耐熱性に優れたものであることが確認
できた。
【0079】尚、I−2のテトラアザポルフィリン系色
素のみを使用して、上記と同様にフィルターを作成する
とL* * * 表色系における明度L* 、色座標a*
*は、2°視野、C光源において、L* =87.59
0、a* =7.320、b*=−21.063であり紫
色のフィルターであった。 実施例4 実施例3で得られたフィルターの色素含有樹脂層上に紫
外線カットフィルター(シャープカットフィルターSC
−39(富士写真フィルム(株))製を積層し、耐光性
の良好なプラズマディスプレイパネル用フィルターを作
製した。
【0080】キセノンフェードメーター(スガ試験機
(株)製「FAL−25AX−HC.B.EC」)中
で、照度73,000ルックス、ブラックパネル温度6
3℃、相対湿度33%の条件下で、紫外線吸収層を露光
面として80時間露光処理した後、前記と同じ分光光度
計で吸光度を測定し、その値から色素の残存率を算出し
たところ、400nmで93.2%、504mで97.
4%、584nmで83.7%であり、耐光性が優れて
いることが確認できた。
【0081】
【発明の効果】本発明の、テトラアザポルフィリン系色
素 、ジピラゾリルメチン系色素及びジピラゾリルスク
アリリウム系色素を含有するディスプレイ用フィルター
は、赤、青、緑の3原色発光に影響を及ぼさずに色調の
調節、色純度の向上、色温度の向上等ができる透過率の
良好な明るいフィルターであり、耐熱、耐光性等の耐久
性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1で得られたプラズマディス
プレイパネル用フィルターの光線透過率曲線である。
【図2】 本発明の実施例3で得られたプラズマディス
プレイパネル用フィルターの光線透過率曲線である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)で表されるテトラアザポ
    ルフィリン系色素、下記一般式(II)で表されるジピラゾ
    リルメチン系色素及び下記一般式(III)で表されるジピ
    ラゾリルスクアリリウム系色素を含有することを特徴と
    するディスプレイ用フィルター。 【化1】 〔式(I) 中、R1 〜R8は、各々独立に、水素原子、ハ
    ロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシ基、アミ
    ノ基、置換基を有していても良いアルキル基、置換基を
    有していても良いアルコキシ基、置換基を有していても
    良いアリール基、置換基を有していても良いアリールオ
    キシ基、置換基を有していても良いアルキルアミノ基、
    置換基を有していても良いジアルキルアミノ基、置換基
    を有していても良いアルキルチオ基、又は置換基を有し
    ていても良いアリールチオ基を示し、また、R1とR2
    3とR4、R5とR6、R7とR8は各々連結して脂肪族炭
    素環を形成しても良い。Mは、2個の水素原子、2価の
    金属原子、3価1置換金属原子、4価2置換金属原子又
    はオキシ金属原子を示す。〕 【化2】 〔式(II)中、R9は、置換基を有していてもよいアルキ
    ル基、置換基を有していてもよいアリール基又は水素原
    子を示し、R10は、置換基を有していてもよいアルキル
    基、置換基を有していてもよいアルコキシ基、置換基を
    有していてもよいアルコキシカルボニル基、置換基を有
    していてもよいアリール基、アリールオキシ基、置換基
    を有していてもよいアリールオキシカルボニル基、置換
    基を有していてもよいアミノ基又は水素原子を示し、R
    11は、置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を
    有していてもよいアリール基又は水素原子を示し、X
    は、酸素原子又はNH基を示し、これらのR10、R11
    及びXは、両方のピラゾール環の間で互いに異なってい
    てもよい。〕 【化3】 〔式(III) 中、R12は、置換基を有していてもよいアル
    キル基、置換基を有していてもよいアリール基又は水素
    原子を示し、R13は、置換基を有していてもよいアルキ
    ル基、置換基を有していてもよいアルコキシ基、置換基
    を有していてもよいアルコキシカルボニル基、置換基を
    有していてもよいアリール基、アリールオキシ基、置換
    基を有していてもよいアリールオキシカルボニル基、置
    換基を有していてもよいアミノ基又は水素原子を示し、
    Yは、酸素原子又はNH基を示し、これらのR12
    13、及びYは、両方のピラゾール環の間で互いに異な
    っていてもよい。〕
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のディスプレイ用フィル
    ターであって、さらに紫外線吸収剤含有層を有し、該紫
    外線吸収剤層が、色素含有樹脂層より外界側、すなわ
    ち、ディスプレイ接着面とは反対側に存在していること
    を特徴とするディスプレイ用フィルター。
  3. 【請求項3】 ディスプレイがプラズマディスプレイで
    あることを特徴とする請求項1または2に記載のディス
    プレイ用フィルター。
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