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JP2003033890A - レーザ加工方法 - Google Patents

レーザ加工方法

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Publication number
JP2003033890A
JP2003033890A JP2001219360A JP2001219360A JP2003033890A JP 2003033890 A JP2003033890 A JP 2003033890A JP 2001219360 A JP2001219360 A JP 2001219360A JP 2001219360 A JP2001219360 A JP 2001219360A JP 2003033890 A JP2003033890 A JP 2003033890A
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JP
Japan
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laser
switch
hole
laser pulse
pulse
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2001219360A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Sugibashi
敦史 杉橋
Naoya Hamada
直也 浜田
Hideyuki Hamamura
秀行 濱村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定速移動中あるいは回転中の被加工材表面に
小径、深穴の微小穴加工をスパッタやリムの形成を極め
て低減した状態で行うことができるレーザ穴加工方法を
提供すること。 【解決手段】 微小穴加工用のレーザ発振器の発振を短
周期で繰り返す複数のQスイッチレーザパルスが長周期
で繰り返すQスイッチレーザパルス群とし、該Qスイッ
チレーザパルス群を定速で移動中あるいは回転中の該被
加工材表面に照射し、該Qスイッチレーザパルス群1単
位により金属体表面に1つの穴加工を行うことよりなる
レーザ加工方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Qスイッチレーザ
発振器にて、移動中の鋼板あるいは、圧延ロールあるい
は薄板連続鋳造用ドラムなどの円筒形状金属体表面に微
小穴加工を行うレーザ加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平5−208288号公報には、パ
ルスレーザの一定数ショットごとに被加工材を上昇さ
せ、複数のレーザパルスを用いて材料に深穴加工を行う
方法が開示されている。該発明は、被加工材表面の同一
位置にレーザパルスを複数照射して穴加工を行う際に、
焦点位置条件を常に最適位置に保持する事で、深穴加工
の実現を狙ったものである。このため、一つの穴加工中
において、被加工材はレーザ光軸と直交する面内では静
止状態であり、加工終了を待って、被加工材を移動し、
被加工材表面の別の位置の加工を開始する方法を取って
いる。
【0003】また、特開平8−15506号公報によ
り、レーザ発振器筐体内部に組み込まれたテレスコープ
光学系およびスリットを有し高速回転するチョッパディ
スクによりQスイッチ化された炭酸ガスレーザ発振器の
レーザ光を回転する圧延ロール表面に集光照射し、該Q
スイッチ炭酸ガスレーザの各Qスイッチレーザパルス1
発ごとに圧延ロール上に穴径250μm、深さ30μm
の1つのダル加工を行う方法が開示されている。また、
特公平7−96147号公報ではパルスレーザを用い
て、連鋳用の双ドラム表面に50μm深さ、500μm
径の微小ディンプル穴を加工する発明が開示されてい
る。これら2つの従来発明の加工方法は、いずれも定速
で回転している被加工物表面に単発のレーザパルスで穴
加工を行う方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−20828
8号公報の発明は、比較的少数の穴加工を行うには適し
ている。しかし、鉄鋼材料の様にラインを流れる大面積
の被加工材、あるいは圧延ロールなどの一定速度で回転
している被加工材の全面に、数10〜数100μm深さ
の微小穴加工を、数100μmピッチで行う場合には、
加工穴数が数1000万〜数億個になるため、時間が掛
かりすぎる問題がある。
【0005】また、特開平8−15506号公報および
特公平7−96147号公報の加工方法は、圧延ロール
あるいは薄板連続鋳造用ドラムなどの一定速度で回転し
ている円筒状金属体表面に微小穴加工を行う加工方法に
関する発明であるが、いずれの発明でも1発のレーザパ
ルスで1つの微小穴を形成する加工方法である。
【0006】1発のレーザパルスにより1つの穴加工を
行う場合、所望の深さの穴加工を実現するためには、大
きなエネルギーを有するレーザパルスにより一度に大き
な体積の除去を行う事が必要となる。金属体表面に所定
の深さ(例えば30μm)以上の深さの穴加工を1発の
レーザパルスで行う場合には、一定値(通常は20〜5
0mJ)以上のエネルギーのレーザパルスが必要となる。
ところが金属体表面に形成される穴の直径は加工に用い
るレーザパルスエネルギーの増加とともに増加する。こ
のため従来のレーザ穴加工では、深さ30μm以上で直
径100μm程度よりも小さな穴加工を行う事が困難で
ある。
【0007】また、1つのレーザパルスにより一度に大
きな体積除去を行うため、加工により飛散するスパッタ
が多量に発生し被加工金属体表面に付着する問題や、蒸
発に至らずに発生する溶融物が微小穴外周に付着するリ
ムと呼ばれる溶融固着物の量が大きくなる問題がある。
【0008】例えば、圧延ロール表面にダル穴加工を行
う場合、ロール磨耗減による穴深さの低減をカバーする
だけの深さ(通常は約30μm程度)のダル穴加工を行
うためには約50mJ/pのエネルギーが必要であり、直径
100μm以下のダル穴加工をする事が困難であった。
こうした大きなダル穴加工を有した圧延ロールで鋼板の
圧延を行うと、ダル穴に鋼板表面が入り込む事によるダ
ル穴模様の転写が鋼板に発生する問題があり、冷間圧延
の最終段圧延あるいは圧下量の小さな調質圧延などロー
ル表面性状の影響が製品鋼板表面に残留する工程へのダ
ル加工圧延ロールの適用が困難であった。さらに、スパ
ッタおよびリムが圧延ロール表面に多量に付着した状態
で圧延を行うと、鋼板表面の品質を低下させるだけでな
く、圧延ロール表面の摩擦係数が大きくなり過ぎ、圧延
が不安定になる問題がある。このため、レーザダル加工
後にスパッタあるいはリムをブラシなどを用いて除去す
る工程が必要となり、ロール加工時間および加工コスト
の増加となる問題があった。
【0009】薄板連続鋳造用ドラム表面への穴加工の場
合は、さらに深い50μm以上の微小穴加工を必要とす
るので、加工可能最小穴径の制約およびリム、スパッタ
付着の問題がさらに大きくなる。加工穴径が大きすぎた
り、スパッタによる表面荒れが残存すると、薄板鋳片表
面の割れ欠陥の発生原因となる。
【0010】また、QスイッチYAGレーザの単パルス
で穴加工を行う場合、深穴加工を目的とし、パルスエネ
ルギーの大きな出力を取り出すために、YAG結晶への
励起入力を大きくすると、高次モードの発振が主となる
事により、集光性が劣化したビームモードとなり、集光
後には穴加工に必要なエネルギー密度を満足できなくな
り、10μm以上の深穴の加工をする事が困難となる。
【0011】また、パルスランプ励起によるいわゆるノ
ーマルパルスYAGレーザを使用した場合、パルス点灯
ランプの寿命は約1000万パルス程度であり、通常サ
イズの幅1000mm、直径1000mmのドラムに0.2
5mmピッチでの穴加工を行うと6000万パルスの照射
が必要であり、加工途中にランプ交換が必要となる問題
がある。
【0012】従って、本発明は、ライン上を搬送中の鋼
板などの定速移動材表面あるいは、圧延ロールおよび薄
板連続鋳造用ドラムなどの定速回転中の円筒状材表面
に、小径かつ深穴の微小穴加工を、スパッタやリムの形
成を極めて低減した状態で行うためのレーザ穴加工方法
を提供する事を課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、Qスイッチレーザ発振器を用いて移動中あるいは
回転中の被加工材表面に微小穴加工を施すレーザ加工方
法において、前記レーザ発振器の発振形態を短周期で繰
り返す複数個のQスイッチレーザパルスで構成されるQ
スイッチレーザパルス列をパルス群1単位とし、該パル
ス群を長周期で繰り返す発振形態とし、該パルス群を定
速で移動中あるいは回転中の該被加工材表面に照射し、
前記パルス群1単位により被加工材表面に1つの穴加工
を行うレーザ加工方法、ならびに、上記加工方法におい
て、前記パルス群を構成するQスイッチレーザパルス列
の各Qスイッチレーザパルスの周期内における被加工材
の移動量を、各Qスイッチレーザパルス単体で加工され
る加工穴径の30%以下とすることを特徴とするレーザ
加工方法である。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に使用する複数Q
スイッチレーザパルス列P1 からPn を1群とするQス
イッチレーザパルス群Pt の時間波形の例示図である。
この様なQスイッチレーザパルス群を得るには、例え
ば、Qスイッチ炭酸ガスレーザの場合、特開平6−32
6395号公報に開示されている方法がある。特開平6
−326395号公報によれば、直流あるいは高周波数
の励起放電をレーザ媒質中に設置した回転チョッパのス
リットの開閉タイミングに同期し、かつ1回の励起放電
の時間中に複数回の回転チョッパのスリットが開閉され
る様に、周期的に行う事で、回転チョッパのスリットの
開閉繰り返し周期で発振する均一なピーク出力を持つQ
スイッチレーザパルス列からなるレーザパルス群を得る
事ができる。
【0015】また、音響光学素子を使用したQスイッチ
YAGレーザの場合にもQスイッチ素子へのRF信号と
ゲート信号を積算する事で、図2の様なQスイッチパル
ス群を容易に得る事ができる。
【0016】図4は、本発明のQスイッチレーザパルス
群Pt を用いて円筒状金属体表面に穴加工を行う加工装
置の構成図である。レーザ発振器1より出射されたレー
ザ光8はベンドミラー2により伝送され、集光光学系3
により集光され、ドライエアーなどの加工アシストガス
と同軸に加工ノズル4より円筒状金属体5表面に照射さ
れる。円筒状金属体5は回転装置6により一定の回転速
度で回転しており、該集光光学系3および加工ノズル4
は円筒状金属体5の軸と平行移動する1軸移動テーブル
7により一定速度で移動する。
【0017】Qスイッチレーザパルス群Pt に含まれる
各QスイッチパルスP1 からPn (図1ではn=4)の
発振周波数を100kHz 、Qスイッチレーザパルス群P
t の繰り返し周波数を2kHz とする。円筒状金属体の外
径を450mm、回転速度を34rpm とすると、円筒状金
属体の外周速度は800mm/secとなる。この時に一軸移
動テーブル7の移動速度を0.283mm/secとすると、
Qスイッチレーザパルス群Pt に含まれる各Qスイッチ
レーザパルスPn は円筒状金属体表面に8μmピッチで
照射される事になる。
【0018】8μmのずれ量は通常の炭酸ガスレーザの
集光スポット径(100μm程度)に対して10%以下
の十分小さい値であり、ほぼ同一の場所に各Qスイッチ
レーザパルスPn が照射される事を意味する。このため
各QスイッチレーザパルスP n+1 は前のQスイッチレー
ザパルスPn により形成された微小穴Dn (図3中、点
線で表示)の内壁にて反射を繰り返し、効率良く穴底面
に到達し、穴深さを増加させる方向にレーザエネルギー
を消費する事で、重ねて照射される事になり、図3
(a)から(d)に示す模式図のように、さらに深い穴
n+1 (図中実線)を順次円筒状金属体表面に形成す
る。
【0019】一方、Qスイッチレーザパルス群Pt の周
波数は2kHz であり、各QスイッチパルスPn の周波数
に対し十分遅く、P1 〜Pn までの各Qスイッチレーザ
パルスが照射終了した後には、約460μsec の間レー
ザ光は照射されない。この間にも円筒状金属体は一定速
度34rpm で回転しているため、後続のQスイッチレー
ザパルス群Pt の先頭QスイッチパルスP1 は金属体の
400μm離れた場所に照射され、再びP1 〜Pn の複
数Qスイッチレーザパルスによる穴加工が行われる。
【0020】本発明の複数のQスイッチレーザパルスに
よるレーザパルス群Pt での穴加工では、複数のレーザ
パルスにより1つの穴加工を行うため、一度に加工除去
する金属量は従来法による穴加工に対し数分の1でよ
く、そのため各Qスイッチレーザパルスのエネルギーも
数分の1で良い。このため、各Qスイッチレーザパルス
n によるスパッタおよびリムの発生は非常に少量です
む。
【0021】またレーザパルス群Pt でのダル穴加工で
は、前Qスイッチレーザパルスにより形成されたダル穴
が後続のQスイッチレーザパルスを内部に多重反射によ
り導光し、レーザ光の吸収効率を増加させる作用があ
る。このため、レーザパルス群Pt に含まれる全Qスイ
ッチレーザパルスの合計エネルギーと同じエネルギーを
持つ1発の大きなQスイッチレーザパルスで加工した場
合よりも、より深いダル穴加工を行える。この事は同一
のピッチのダル穴加工を圧延ロール全面に行う場合にト
ータルで必要なレーザエネルギーが少なくなる事を意味
し、その結果ダル加工装置として、より小さな出力の炭
酸ガスレーザ発振器での加工が可能となり、装置コスト
が低くなるメリットがある。
【0022】図5は1つのレーザパルス群Pt (P1
n )内の各Qスイッチパルスの周期Tt (μsec )の
時間内に、移動速度V(mm/sec)の一定速度で移動中の
被加工材表面が移動する距離L(μm)と、該レーザパ
ルス群を構成する各Qスイッチレーザパルスを単パルス
で被加工材に照射した際に得られる加工穴径D(μm)
との比L/Dを横軸に、パルス群内に含まれるパルス数
を3〜6パルスと変化させた際に得られる加工穴深さを
縦軸にとったグラフである。
【0023】各QスイッチレーザパルスPn のエネルギ
ーは7mJ、焦点距離50mmの集光レンズを用いて集光
し、被加工材としては圧延ロールに用いられる5%クロ
ム鋼を使用した。グラフ中の例示マーク▲、●、□、◇
はそれぞれ、単位パルス群に含まれるQスイッチレーザ
パルス数を示し、▲は3パルス、●は4パルス、□は5
パルス、◇は6パルスにより穴加工を行った結果を示し
ている。
【0024】図5のグラフによると、L/Dが0.3以
上になると、パルス数を増加しても加工深さの変化が非
常に小さくなっている。L/Dが大きくなるという事
は、レーザパルス群中の各QスイッチレーザパルスP1
とP2 の照射位置が離れる事を意味している。したがっ
て図5のグラフは、レーザパルス群内の各Qスイッチレ
ーザパルスの照射位置がある値以上離れた場合には、後
続のQスイッチレーザパルスP2 のレーザエネルギーの
うち、直前のQスイッチレーザパルスP1 により事前に
加工された微小穴D1 の内壁に沿って底面に到達し、さ
らに穴深さを増加させる方向に作用するレーザエネルギ
ーの割合が小さくなり、それよりも微小穴D1 の側壁部
を加工し、各Qスイッチパルスによる加工穴が繋がる溝
加工現象が支配的となる事を示している。
【0025】このため複数のパルス群によって一つの穴
加工を行う場合には、Qスイッチレーザパルス群を構成
する各微小レーザパルス間の周期時間内における該被加
工材の移動量が、該微小レーザパルス単発で加工される
加工穴径の30%以下とする事が好ましく、できれば1
0%以下とする事が理想的である。
【0026】
【実施例】[実施例1]特開平6−326395号公報
により開示されているQスイッチ炭酸ガスレーザを用い
て、周波数100kHz のQスイッチレーザパルス4発か
らなるレーザパルス群Pt が2kHz の周波数で繰り返す
Qスイッチレーザパルス群を得た。各Qスイッチレーザ
パルスのパルス幅は5μs、パルスエネルギーは7mJで
あった。
【0027】該Qスイッチ炭酸ガスレーザ光を図4の構
成の装置により直径450mmの圧延ロール上に伝送、f
=30mmのZnSeレンズにて集光して圧延ロール表面
にダル穴加工をおこなった。圧延ロールは毎分34回転
の速度で回転しており、1軸移動テーブルを0.283
mm/secの速度で圧延ロール軸と平行に1200mmの幅に
わたって移動した。圧延ロール全表面に穴直径80μ
m、穴深さ45μm、リム高さ1μmのダル穴が、ロー
ル周方向にピッチ400μm、ロール軸方向にピッチ4
00μmで加工された。
【0028】同じ焦点距離30mmの集光レンズを用い
て、Qスイッチレーザパルスエネルギー28mJ/pの1発
のQスイッチレーザパルスを用いてダル穴加工を行った
場合、加工されたダル穴形状は、穴直径120μm、深
さ25μm、リム高さ8μmであった。本発明のレーザ
パルス群によるダル穴加工により、穴径、リム高さも小
さく、穴深さの深いダル穴加工を行う事ができた。
【0029】上記で加工した圧延ロールを用いて、冷延
鋼板を圧下率5%で調質圧延を行ったところ、鋼板表面
には全くダル穴の転写は確認できなかった。また、圧延
ロールのすべりの発生によるロール交換を必要とするま
でに、ダル穴加工無しの通常圧延ロールの2.5倍の圧
延が可能であった。
【0030】[実施例2]特開平6−326395号公
報により開示されているQスイッチ炭酸ガスレーザを用
いて、周波数100kHz のQスイッチレーザパルス7発
からなるレーザパルス群Pt が1kHz の周波数で繰り返
すQスイッチレーザパルス群を得た。各Qスイッチレー
ザパルスのパルス幅は5μs、パルスエネルギーは10
mJであった。該Qスイッチ炭酸ガスレーザ光を図4の構
成の装置により、直径1000mm、幅1000mmの薄板
連続鋳造用ドラムに伝送し、焦点距離30mmのZnSe
レンズによりドラム表面に集光し、穴加工をおこなっ
た。
【0031】連鋳用ドラムは毎分9.6回転の速度で回
転しており、1軸移動テーブルを2.4mm/minの速度で
連鋳用ドラム軸と平行に1000mmの幅にわたって移動
した。連鋳用ドラム全表面に短径90μm×長径100
μm、穴深さ120μm、リム高さ1μmの微小穴が、
ドラム周方向にピッチ250μm、ドラム軸方向にピッ
チ250μmで加工された。上記の条件にて加工したド
ラムを用いてステンレス鋼の連続鋳造をおこなったとこ
ろ、表面割れなどの欠陥のない良好な薄板鋳片を製造す
る事ができた。
【0032】
【発明の効果】本発明による複数Qスイッチレーザパル
ス列によるパルス群を1単位として穴加工を行うレーザ
加工方法により、定速移動する被加工材表面に穴加工を
行うことで、従来のレーザ単パルス加工法に対して小
径、深穴でスパッタ、リムの発生の極めて少ない良好な
微小穴加工を行う事ができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はチョッパディスク上スリットの開閉繰
り返し信号、(b)は周波数変換回路の出力信号、
(c)は遅延パルス発生装置の出力信号、(d)はレー
ザ励起放電電圧波形、(e)はQスイッチ炭酸ガスレー
ザパルス発振波形である。
【図2】上からそれぞれ、QスイッチYAGレーザ発振
波形、c、dの合成によるQsw素子駆動信号、ゲート
回路信号、Qsw駆動用RF出力信号である。
【図3】本発明の複数Qスイッチレーザパルスによる被
加工材表面への穴加工工程の模式図である。
【図4】本発明のQスイッチ炭酸ガスレーザ発振器によ
る圧延ロール加工装置の例示図である。
【図5】本発明のレーザパルス群Pt 内の各Qスイッチ
パルスの周期内に被加工材表面が移動する距離と各Qス
イッチレーザ単パルスで被加工材に照射した際に得られ
る加工穴径との比を変化させた際に得られる加工穴深さ
の変化の様子を示すグラフである。
【符号の説明】
1 、Pn :本発明のQスイッチレーザパルス群を構成
する各Qスイッチレーザパルス波形 Pt :本発明のQスイッチレーザパルス群 Tn :Qスイッチレーザパルス群Pt を構成する各Qス
イッチレーザパルスPn の周期 Tt :レーザパルス群Pt の周期 1:本発明で使用したQスイッチレーザ発振器 2:ベンドミラー 3:加工ノズル 4:集光レンズ 5:圧延ロール 6:ロール回転装置 7:1軸移動テーブル 8:レーザ光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱村 秀行 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 Fターム(参考) 4E068 AF01 CA03 CE04 DB01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Qスイッチレーザ発振器を用いて移動中
    あるいは回転中の被加工材表面に微小穴加工を施すレー
    ザ加工方法において、前記レーザ発振器の発振形態を短
    周期で繰り返す複数個のQスイッチレーザパルスで構成
    されるQスイッチレーザパルス列をパルス群1単位と
    し、該パルス群を長周期で繰り返す発振形態とし、該パ
    ルス群を定速で移動中あるいは回転中の該被加工材表面
    に照射し、前記パルス群1単位により被加工材表面に1
    つの穴加工を行うことを特徴とするレーザ加工方法。
  2. 【請求項2】 前記パルス群を構成するQスイッチレー
    ザパルス列の各Qスイッチレーザパルスの周期内におけ
    る被加工材の移動量を、各Qスイッチレーザパルス単体
    で加工される加工穴径の30%以下とすることを特徴と
    する請求項1に記載したレーザ加工方法。
JP2001219360A 2001-07-19 2001-07-19 レーザ加工方法 Withdrawn JP2003033890A (ja)

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