JP2003029319A - シャッタ装置 - Google Patents
シャッタ装置Info
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- JP2003029319A JP2003029319A JP2001215856A JP2001215856A JP2003029319A JP 2003029319 A JP2003029319 A JP 2003029319A JP 2001215856 A JP2001215856 A JP 2001215856A JP 2001215856 A JP2001215856 A JP 2001215856A JP 2003029319 A JP2003029319 A JP 2003029319A
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- JP
- Japan
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- shutter
- cam hole
- lever
- rotating member
- rotation
- Prior art date
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- Shutters For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 蹴飛ばし式のシャッタ装置で個体差が少なく
安定したシャッタ速度を得る。 【解決手段】 シャッタ駆動レバー78に形成したカム
孔78eとセクターレバー76に形成した連結ピン76
dとが係合している。カム孔78eは駆動用カム孔とス
トッパー用カム孔とからなる。レリーズ操作により蹴飛
ばしアーム71bがセクターレバー76の爪部76aを
蹴飛ばし、セクターレバー76がバネ77の付勢に抗し
て時計方向に回転する。連結ピン76dが駆動用カム孔
の縁を押してシャッタ駆動レバー78を回動する。シャ
ッタ羽根84,85が開いて露光用開口83aが全開し
た後、連結ピン76dがストッパー用カム孔78gの縁
にぶつかって跳ね返り、セクターレバー76のそれ以上
の正転方向への回動を阻止する。セクターレバー76は
バネ77の付勢によって反時計方向に回転して初期位置
に引き戻される。
安定したシャッタ速度を得る。 【解決手段】 シャッタ駆動レバー78に形成したカム
孔78eとセクターレバー76に形成した連結ピン76
dとが係合している。カム孔78eは駆動用カム孔とス
トッパー用カム孔とからなる。レリーズ操作により蹴飛
ばしアーム71bがセクターレバー76の爪部76aを
蹴飛ばし、セクターレバー76がバネ77の付勢に抗し
て時計方向に回転する。連結ピン76dが駆動用カム孔
の縁を押してシャッタ駆動レバー78を回動する。シャ
ッタ羽根84,85が開いて露光用開口83aが全開し
た後、連結ピン76dがストッパー用カム孔78gの縁
にぶつかって跳ね返り、セクターレバー76のそれ以上
の正転方向への回動を阻止する。セクターレバー76は
バネ77の付勢によって反時計方向に回転して初期位置
に引き戻される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蹴飛ばし式の簡易
なシャッタ装置に関し、更に詳しくはシャッタ速度を一
定に保つことができるシャッタ装置に関するものであ
る。
なシャッタ装置に関し、更に詳しくはシャッタ速度を一
定に保つことができるシャッタ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】製造時に写真フイルムが装填されている
ため、購入したユーザーは面倒なフイルム装填を行うこ
となくすぐに撮影を行うことができるレンズ付きフイル
ムユニットが普及している。このレンズ付きフイルムユ
ニットは、全ての撮影を終了した後、巻き戻し操作及び
フイルム取り出し操作が不要で、そのまま現像取扱店に
提出すれば、ネガとプリント写真とを受け取ることがで
きる。
ため、購入したユーザーは面倒なフイルム装填を行うこ
となくすぐに撮影を行うことができるレンズ付きフイル
ムユニットが普及している。このレンズ付きフイルムユ
ニットは、全ての撮影を終了した後、巻き戻し操作及び
フイルム取り出し操作が不要で、そのまま現像取扱店に
提出すれば、ネガとプリント写真とを受け取ることがで
きる。
【0003】レンズ付きフイルムユニットは、1回のみ
の使用であることから、徹底した構造の簡素化、低コス
ト化が図られている。具体的には、シャッタ装置とし
て、いわゆる蹴飛ばし式のシャッタ装置を採用してい
る。この蹴飛ばし式のシャッタ装置は、シャッタボタン
の押圧操作に連動して動く蹴飛ばしレバーが直接にシャ
ッタ羽根を蹴飛ばして開閉するものと、途中に回動部材
等を設けて間接的にシャッタ羽根を開閉するものとがあ
る。
の使用であることから、徹底した構造の簡素化、低コス
ト化が図られている。具体的には、シャッタ装置とし
て、いわゆる蹴飛ばし式のシャッタ装置を採用してい
る。この蹴飛ばし式のシャッタ装置は、シャッタボタン
の押圧操作に連動して動く蹴飛ばしレバーが直接にシャ
ッタ羽根を蹴飛ばして開閉するものと、途中に回動部材
等を設けて間接的にシャッタ羽根を開閉するものとがあ
る。
【0004】間接的な蹴飛ばし式のシャッタ装置として
は、特開平7−270859号公報に記載されたものが
知られている。このシャッタ装置は、復帰バネにより閉
じる方向に付勢されているシャッタ羽根と、蹴飛ばしレ
バーによって復帰バネの付勢に抗して蹴飛ばされて回動
される回動部材と、この回動部材の回動に伴って回動
し、シャッタ羽根を開閉させるシャッタ駆動レバーとか
らなる。このシャッタ装置は、低輝度照明下の撮影にも
対応するように、シャッタ羽根が全開した後も回動部材
が所定の角度回動を続けて、シャッタ羽根の全開状態を
維持する構成となっている。
は、特開平7−270859号公報に記載されたものが
知られている。このシャッタ装置は、復帰バネにより閉
じる方向に付勢されているシャッタ羽根と、蹴飛ばしレ
バーによって復帰バネの付勢に抗して蹴飛ばされて回動
される回動部材と、この回動部材の回動に伴って回動
し、シャッタ羽根を開閉させるシャッタ駆動レバーとか
らなる。このシャッタ装置は、低輝度照明下の撮影にも
対応するように、シャッタ羽根が全開した後も回動部材
が所定の角度回動を続けて、シャッタ羽根の全開状態を
維持する構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記公報記載のシャッ
タ装置では、シャッタ羽根が全開した後も回動部材が所
定の角度回動し続けるが、この回動角度は一定ではな
く、復帰バネの付勢力の強弱によりばらつく。すなわ
ち、バネの付勢力が弱い場合には、回動部材の回動量は
大きくなり、復帰に要する時間が長くなるため、シャッ
タ速度が遅くなる。逆にバネの付勢力が強い場合には、
回動部材の回動量は小さくなり、復帰に要する時間が短
くなるため、シャッタ速度が速くなる。このため、レン
ズ付きフイルムユニットは、シャッタ速度に比較的大き
な個体差がある。この現象は、レンズ付きフイルムユニ
ットに限らず、蹴飛ばし式のシャッタ装置を採用したロ
ーコストカメラも同様に発生する。
タ装置では、シャッタ羽根が全開した後も回動部材が所
定の角度回動し続けるが、この回動角度は一定ではな
く、復帰バネの付勢力の強弱によりばらつく。すなわ
ち、バネの付勢力が弱い場合には、回動部材の回動量は
大きくなり、復帰に要する時間が長くなるため、シャッ
タ速度が遅くなる。逆にバネの付勢力が強い場合には、
回動部材の回動量は小さくなり、復帰に要する時間が短
くなるため、シャッタ速度が速くなる。このため、レン
ズ付きフイルムユニットは、シャッタ速度に比較的大き
な個体差がある。この現象は、レンズ付きフイルムユニ
ットに限らず、蹴飛ばし式のシャッタ装置を採用したロ
ーコストカメラも同様に発生する。
【0006】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、蹴飛ばし式の簡易なシャッタ装置であ
りながら、個体差が少なく安定したシャッタ速度が得ら
れるシャッタ装置を提供することを目的とする。
なされたもので、蹴飛ばし式の簡易なシャッタ装置であ
りながら、個体差が少なく安定したシャッタ速度が得ら
れるシャッタ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のシャッタ装置は、露光用開口を開閉するシ
ャッタ羽根と、シャッタレリーズ操作に応答して正転し
た後、復帰バネの付勢により逆転して初期位置に戻る回
動部材と、一端側が前記回動部材に、他端側がシャッタ
羽根に係合し、回動部材の正転により一方に揺動してシ
ャッタ羽根を開いて露光用開口を開放し、回動部材の逆
転により他方に揺動してシャッタ羽根を閉じて露光用開
口を遮蔽するシャッタ駆動部材と、このシャッタ駆動部
材の一端側と回動部材との係合部に設けられ、回動部材
の正転方向への回動を制限して回動部材の回動量を一定
に維持するカム手段とを備えたものである。
に、本発明のシャッタ装置は、露光用開口を開閉するシ
ャッタ羽根と、シャッタレリーズ操作に応答して正転し
た後、復帰バネの付勢により逆転して初期位置に戻る回
動部材と、一端側が前記回動部材に、他端側がシャッタ
羽根に係合し、回動部材の正転により一方に揺動してシ
ャッタ羽根を開いて露光用開口を開放し、回動部材の逆
転により他方に揺動してシャッタ羽根を閉じて露光用開
口を遮蔽するシャッタ駆動部材と、このシャッタ駆動部
材の一端側と回動部材との係合部に設けられ、回動部材
の正転方向への回動を制限して回動部材の回動量を一定
に維持するカム手段とを備えたものである。
【0008】また、前記カム手段は、回動部材に設けら
れたピンと、シャッタ駆動部材の一端側に形成され、前
記ピンが係合するカム孔とからなり、このカム孔は、回
動部材の正転によりピンに押される縁を有する駆動用カ
ム孔と、シャッタ羽根が露光用開口を開放した直後にピ
ンが当接する縁を有し、回動部材のそれ以上の正転方向
への回動を阻止するストッパー用カム孔とからなるもの
である。前記カム孔の形状を変更して駆動用カム孔を構
成する縁とピンの軌道とのなす角度を変更することによ
り露光用開口の開閉時間を変更するものである。
れたピンと、シャッタ駆動部材の一端側に形成され、前
記ピンが係合するカム孔とからなり、このカム孔は、回
動部材の正転によりピンに押される縁を有する駆動用カ
ム孔と、シャッタ羽根が露光用開口を開放した直後にピ
ンが当接する縁を有し、回動部材のそれ以上の正転方向
への回動を阻止するストッパー用カム孔とからなるもの
である。前記カム孔の形状を変更して駆動用カム孔を構
成する縁とピンの軌道とのなす角度を変更することによ
り露光用開口の開閉時間を変更するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1において、望遠撮影用のレン
ズ付きフイルムユニット(以下フイルムユニットとい
う)11は、ユニット本体12と、これを収納した外ケ
ース13とからなる。外ケース13には、装飾的なカラ
ー印刷が施され、また撮影時の注意事項等が印刷されて
いる。
ズ付きフイルムユニット(以下フイルムユニットとい
う)11は、ユニット本体12と、これを収納した外ケ
ース13とからなる。外ケース13には、装飾的なカラ
ー印刷が施され、また撮影時の注意事項等が印刷されて
いる。
【0010】ユニット本体12には、撮影レンズ14、
ファインダー対物窓15、シャッタボタン16、フイル
ム残数表示窓17、及び巻き上げノブ18が設けられ、
これらは外ケース13の各開口から露呈している。撮影
レンズ14は、2個のプラスチックレンズ14a,14
b(図4参照)で構成された焦点距離が、例えば100
mmの望遠レンズが用いられており、フイルムユニット
11の輪郭形状から前方に突出して配置されている。
ファインダー対物窓15、シャッタボタン16、フイル
ム残数表示窓17、及び巻き上げノブ18が設けられ、
これらは外ケース13の各開口から露呈している。撮影
レンズ14は、2個のプラスチックレンズ14a,14
b(図4参照)で構成された焦点距離が、例えば100
mmの望遠レンズが用いられており、フイルムユニット
11の輪郭形状から前方に突出して配置されている。
【0011】ユニット本体12は、図2に示すように、
本体基部26、後カバー27、露光ユニット28、及び
前カバー29とからなる。本体基部26には、135タ
イプの写真フイルムパトローネ31が装填される。この
写真フイルムパトローネ31には、例えばISO160
0の写真フイルム31aが用いられる。
本体基部26、後カバー27、露光ユニット28、及び
前カバー29とからなる。本体基部26には、135タ
イプの写真フイルムパトローネ31が装填される。この
写真フイルムパトローネ31には、例えばISO160
0の写真フイルム31aが用いられる。
【0012】本体基部26の前面には、露光ユニット2
8が着脱自在に取り付けられる。露光ユニット28は、
撮影レンズ14を備えた露光付与機構、フイルムカウン
タ機構、及びフイルム巻き止め機構等が組み込まれてお
り、これらは一体化されている。後カバー27は、本体
基部26の背後に着脱自在に取り付けられ、本体基部2
6との間で写真フイルム31aを光密にする。前カバー
29は、本体基部26の前面に着脱自在に取り付けられ
る。
8が着脱自在に取り付けられる。露光ユニット28は、
撮影レンズ14を備えた露光付与機構、フイルムカウン
タ機構、及びフイルム巻き止め機構等が組み込まれてお
り、これらは一体化されている。後カバー27は、本体
基部26の背後に着脱自在に取り付けられ、本体基部2
6との間で写真フイルム31aを光密にする。前カバー
29は、本体基部26の前面に着脱自在に取り付けられ
る。
【0013】写真フイルムパトローネ31は、写真フイ
ルム31aと、この写真フイルム31aを光密に収納す
るパトローネ31bとからなる。このパトローネ31b
は、写真フイルム31aの末端が固定されたスプール3
1cを備え、スプール31cが回転されたときに、その
外周に露光済みの写真フイルム31aを巻き取る。
ルム31aと、この写真フイルム31aを光密に収納す
るパトローネ31bとからなる。このパトローネ31b
は、写真フイルム31aの末端が固定されたスプール3
1cを備え、スプール31cが回転されたときに、その
外周に露光済みの写真フイルム31aを巻き取る。
【0014】本体基部26には、パトローネ31bを収
納するためのパトローネ収納室33と、パトローネ31
bから引き出した未露光の写真フイルム31aのロール
31dを収納するためのフイルム収納室34とが一体成
形されている。これらの底は開口になっており、後カバ
ー27に設けたプルトップ式の底蓋35,36によって
それぞれ塞がれる。底蓋36は写真フイルム31aをロ
ール状に巻き取るための治具等を挿入するための蓋であ
り、また、底蓋35は全コマ撮影終了後に撮影済みの写
真フイルム31aが収納されたパトローネ31bを取り
出す時の蓋となる。
納するためのパトローネ収納室33と、パトローネ31
bから引き出した未露光の写真フイルム31aのロール
31dを収納するためのフイルム収納室34とが一体成
形されている。これらの底は開口になっており、後カバ
ー27に設けたプルトップ式の底蓋35,36によって
それぞれ塞がれる。底蓋36は写真フイルム31aをロ
ール状に巻き取るための治具等を挿入するための蓋であ
り、また、底蓋35は全コマ撮影終了後に撮影済みの写
真フイルム31aが収納されたパトローネ31bを取り
出す時の蓋となる。
【0015】巻き上げノブ18は、パトローネ収納室3
3の上面に回動自在に配置され、外部から操作が可能な
ように一部が後カバー27の開口37から露呈してい
る。そして、パトローネ31bが装填された際には巻き
上げノブ18の軸がパトローネ31bのスプール31c
に係合する。
3の上面に回動自在に配置され、外部から操作が可能な
ように一部が後カバー27の開口37から露呈してい
る。そして、パトローネ31bが装填された際には巻き
上げノブ18の軸がパトローネ31bのスプール31c
に係合する。
【0016】パトローネ収納室33とフイルム収納室3
4との間には、露光枠38が位置しており、これには、
24×36mmのサイズのアパーチャ39が形成されて
いる。このアパーチャ39には、露光ユニット28の撮
影レンズ14を透過した被写体光が導かれる。なお、後
カバー27の右上端には、ファインダー接眼窓40が一
体に設けられている。また前カバー29には、右上端に
設けたファインダー対物窓15の他に、上面にシャッタ
ボタン16とが一体に設けられている。
4との間には、露光枠38が位置しており、これには、
24×36mmのサイズのアパーチャ39が形成されて
いる。このアパーチャ39には、露光ユニット28の撮
影レンズ14を透過した被写体光が導かれる。なお、後
カバー27の右上端には、ファインダー接眼窓40が一
体に設けられている。また前カバー29には、右上端に
設けたファインダー対物窓15の他に、上面にシャッタ
ボタン16とが一体に設けられている。
【0017】露光ユニット28は、暗箱41にフイルム
巻き上げ機構、フイルムカウンタ機構、シャッタ装置、
レンズユニット,ファインダを組み付けてある。暗箱4
1は、図3に示すように、撮影レンズ14の光軸LをZ
形にするために、正面上方に設けた正面上開口枠43、
背面上方に設けた背面上開口枠44、正面下方に設けた
正面下開口枠45、及び背面下方に設けたアパーチャ3
9に対面する背面下開口枠(図示せず)がそれぞれ一体
に形成された形状となっている。正面上開口枠43の前
面には、カバー板47を介してシャッタ羽根ユニット4
8、及び撮影レンズ14を保持するレンズユニット50
が順に組み込まれる。
巻き上げ機構、フイルムカウンタ機構、シャッタ装置、
レンズユニット,ファインダを組み付けてある。暗箱4
1は、図3に示すように、撮影レンズ14の光軸LをZ
形にするために、正面上方に設けた正面上開口枠43、
背面上方に設けた背面上開口枠44、正面下方に設けた
正面下開口枠45、及び背面下方に設けたアパーチャ3
9に対面する背面下開口枠(図示せず)がそれぞれ一体
に形成された形状となっている。正面上開口枠43の前
面には、カバー板47を介してシャッタ羽根ユニット4
8、及び撮影レンズ14を保持するレンズユニット50
が順に組み込まれる。
【0018】背面上開口枠44には反射ミラー51が取
付けられ、さらに正面下開口枠45には反射ミラー52
が取り付けられる。撮影レンズ14は、ファインダー対
物窓15とほぼ同じ高さに配置されている。そして、撮
影レンズ14の光軸Lは、反射ミラー51及び反射ミラ
ー52とによりZ形に折り畳まれた後、アパーチャ39
の背後に位置決めされた写真フイルム31aに達する。
付けられ、さらに正面下開口枠45には反射ミラー52
が取り付けられる。撮影レンズ14は、ファインダー対
物窓15とほぼ同じ高さに配置されている。そして、撮
影レンズ14の光軸Lは、反射ミラー51及び反射ミラ
ー52とによりZ形に折り畳まれた後、アパーチャ39
の背後に位置決めされた写真フイルム31aに達する。
【0019】撮影レンズ14を通った被写体光束は、広
がりながら写真フイルム31aに達するから、反射ミラ
ー51は反射ミラー52よりも小サイズでよい。また、
これらの反射ミラー51,52を同じ傾斜角で傾けるこ
とによって、撮影レンズ14に水平に入射した光軸Lを
写真フイルム31aに水平に入射させることができる。
がりながら写真フイルム31aに達するから、反射ミラ
ー51は反射ミラー52よりも小サイズでよい。また、
これらの反射ミラー51,52を同じ傾斜角で傾けるこ
とによって、撮影レンズ14に水平に入射した光軸Lを
写真フイルム31aに水平に入射させることができる。
【0020】また、正面上開口枠43と反射ミラー51
との間には、有効画角外からの斜入光をカットするため
の遮光板53が取り付けられている。さらに、正面上開
口枠43と背面上開口枠44との上面は開口54となっ
ている。暗箱41の右上には、対物レンズ55と接眼レ
ンズ56とを所定間隔で保持する保持枠57が一体に形
成されている。この保持枠57の上面も開口58となっ
ている。
との間には、有効画角外からの斜入光をカットするため
の遮光板53が取り付けられている。さらに、正面上開
口枠43と背面上開口枠44との上面は開口54となっ
ている。暗箱41の右上には、対物レンズ55と接眼レ
ンズ56とを所定間隔で保持する保持枠57が一体に形
成されている。この保持枠57の上面も開口58となっ
ている。
【0021】前記開口54,58の上には、これらの内
部を光密に塞ぎ、且つレンズ55,56を押さえるため
の天板59が着脱自在に取り付けられる。この天板59
には、反射ミラー51の非ミラー面を覆う保護板60が
一体に形成されている。この保護板60によって反射ミ
ラー51が暗箱41に保持される。レンズ55,56
は、露光ユニット28が本体基部26に取り付けられた
際に、ファインダー対物窓15とファインダー接眼窓4
0との間に配置される。
部を光密に塞ぎ、且つレンズ55,56を押さえるため
の天板59が着脱自在に取り付けられる。この天板59
には、反射ミラー51の非ミラー面を覆う保護板60が
一体に形成されている。この保護板60によって反射ミ
ラー51が暗箱41に保持される。レンズ55,56
は、露光ユニット28が本体基部26に取り付けられた
際に、ファインダー対物窓15とファインダー接眼窓4
0との間に配置される。
【0022】暗箱41の左上には、シャッタ装置,フイ
ルム巻き上げ機構及びフイルムカウンタ機構を構成する
従動スプロケット67,カム部材68,係止レバー6
9,バネ70,蹴飛ばしレバー71,枚数表示板72が
取り付けられており、蹴飛ばしレバー71の蹴飛ばし力
がセクターレバー76,シャッタ駆動レバー78,及び
シャッタ羽根ユニット48に順に伝達される。なお、シ
ャッタ装置及びフイルム巻き上げ機構は、互いに一体不
可分であるが、敢えてシャッタ装置というときは、蹴飛
ばしレバー71,セクターレバー76,バネ77,シャ
ッタ駆動レバー78及びシャッタ羽根ユニット48から
なるものとする(図4参照)。
ルム巻き上げ機構及びフイルムカウンタ機構を構成する
従動スプロケット67,カム部材68,係止レバー6
9,バネ70,蹴飛ばしレバー71,枚数表示板72が
取り付けられており、蹴飛ばしレバー71の蹴飛ばし力
がセクターレバー76,シャッタ駆動レバー78,及び
シャッタ羽根ユニット48に順に伝達される。なお、シ
ャッタ装置及びフイルム巻き上げ機構は、互いに一体不
可分であるが、敢えてシャッタ装置というときは、蹴飛
ばしレバー71,セクターレバー76,バネ77,シャ
ッタ駆動レバー78及びシャッタ羽根ユニット48から
なるものとする(図4参照)。
【0023】カム部材68の軸には従動スプロケット6
7が係合しており、これらはフイルム1コマ送りに従動
して1回転する。カム部材68の回転によって蹴飛ばし
レバー71が軸73を中心に時計方向に回転するととも
に、係止レバー69が軸74を中心として反時計方向に
回転する。そして、カム部材68が一回転すると、係止
レバー69がカム部材68の回転をロックしてフイルム
巻き止めを行うとともに、蹴飛ばしレバー71をチャー
ジ位置に保持する。バネ70は、捩じりバネとなってお
り、係止レバー69を時計方向に、また蹴飛ばしレバー
71を反時計方向に向けてそれぞれ付勢している。カム
部材68が一回転した際には、枚数表示板72が1目盛
分だけ回転する。
7が係合しており、これらはフイルム1コマ送りに従動
して1回転する。カム部材68の回転によって蹴飛ばし
レバー71が軸73を中心に時計方向に回転するととも
に、係止レバー69が軸74を中心として反時計方向に
回転する。そして、カム部材68が一回転すると、係止
レバー69がカム部材68の回転をロックしてフイルム
巻き止めを行うとともに、蹴飛ばしレバー71をチャー
ジ位置に保持する。バネ70は、捩じりバネとなってお
り、係止レバー69を時計方向に、また蹴飛ばしレバー
71を反時計方向に向けてそれぞれ付勢している。カム
部材68が一回転した際には、枚数表示板72が1目盛
分だけ回転する。
【0024】シャッタボタン16の押下によって係止レ
バー69が反時計方向に押圧される。これによりフイル
ム巻き止めが解除されるとともに、蹴飛ばしレバー71
がバネ70の付勢によってチャージ位置から初期位置に
向けて回転する。このシャッタ駆動レバー71の立ち下
がり片71aには、蹴飛ばしアーム71bが一体に形成
されている。蹴飛ばしアーム71bの移動路には、セク
ターレバー76の爪部76aがある。セクターレバー7
6は、光軸Lと平行に設けられた軸75に回動自在に取
り付けられている。
バー69が反時計方向に押圧される。これによりフイル
ム巻き止めが解除されるとともに、蹴飛ばしレバー71
がバネ70の付勢によってチャージ位置から初期位置に
向けて回転する。このシャッタ駆動レバー71の立ち下
がり片71aには、蹴飛ばしアーム71bが一体に形成
されている。蹴飛ばしアーム71bの移動路には、セク
ターレバー76の爪部76aがある。セクターレバー7
6は、光軸Lと平行に設けられた軸75に回動自在に取
り付けられている。
【0025】シャッタ装置42を示す図4において、セ
クターレバー76は、前記爪部76aの他に、軸75を
挟んだ両側にセクター部76bと細長板部76cとがそ
れぞれ一体に形成されている。セクター部76bは、シ
ャッタ駆動レバー78の回転振れを防止するために扇形
状となっており、前面側が前方に向けて一段突出してい
る。このセクター部76bの突出した面には、前方に向
けて突出した連結ピン76dが一体に形成されている。
この連結ピン76dは、シャッタ駆動レバー78に連結
され、セクターレバー76の回転力をシャッタ駆動レバ
ー78に伝達する。
クターレバー76は、前記爪部76aの他に、軸75を
挟んだ両側にセクター部76bと細長板部76cとがそ
れぞれ一体に形成されている。セクター部76bは、シ
ャッタ駆動レバー78の回転振れを防止するために扇形
状となっており、前面側が前方に向けて一段突出してい
る。このセクター部76bの突出した面には、前方に向
けて突出した連結ピン76dが一体に形成されている。
この連結ピン76dは、シャッタ駆動レバー78に連結
され、セクターレバー76の回転力をシャッタ駆動レバ
ー78に伝達する。
【0026】バネ77は、一端のフック77aが細長板
部76cに形成したピン76eに、また他端のフック7
7bが暗箱41に一体に形成したピン80にそれぞれ引
っかけられ、セクターレバー76を反時計方向に付勢し
ている。そして、暗箱41には、細長板部76cの先端
に当接し、バネ77の付勢に抗してセクターレバー76
の回動を阻止するストッパー79が一体に形成されてい
る。
部76cに形成したピン76eに、また他端のフック7
7bが暗箱41に一体に形成したピン80にそれぞれ引
っかけられ、セクターレバー76を反時計方向に付勢し
ている。そして、暗箱41には、細長板部76cの先端
に当接し、バネ77の付勢に抗してセクターレバー76
の回動を阻止するストッパー79が一体に形成されてい
る。
【0027】爪部76aが蹴飛ばしアーム71bで蹴飛
ばされることによりセクターレバー76は軸75を中心
として時計方向に回転(正転)し、セクターレバー76
がシャッタ駆動レバー78を回転させる。そして、詳し
くは後述するように、セクターレバー76が一定量回動
した後、バネ77の付勢によりセクターレバー76が逆
転して初期位置に引き戻され、ストッパー79に当接す
る。この当接時にセクターレバー76のバウンドを防止
するためにストッパー79は、細長板部76cに当接す
る面が細長板部76cの回動軌道に対して傾斜するよう
に設けられている。
ばされることによりセクターレバー76は軸75を中心
として時計方向に回転(正転)し、セクターレバー76
がシャッタ駆動レバー78を回転させる。そして、詳し
くは後述するように、セクターレバー76が一定量回動
した後、バネ77の付勢によりセクターレバー76が逆
転して初期位置に引き戻され、ストッパー79に当接す
る。この当接時にセクターレバー76のバウンドを防止
するためにストッパー79は、細長板部76cに当接す
る面が細長板部76cの回動軌道に対して傾斜するよう
に設けられている。
【0028】シャッタ駆動レバー78は、光軸Lと平行
な軸81を中心として回動自在に取り付けられており、
軸81に嵌め込まれる軸受部78a、軸受部78aを挟
んだ両端側にレバー78b,78cがそれぞれ一体に形
成されている。レバー78bには、前方に向けて突出し
た連結ピン78dが一体に形成され、またセクター部7
6bに摺動するレバー78cには、カム孔78eが形成
されている。連結ピン78dは、シャッタ羽根ユニット
48のシャッタ羽根84,85に係合される。カム孔7
8eには、前記連結ピン76dが挿通される。なお、軸
75,81は、暗箱41に一体に形成されている。
な軸81を中心として回動自在に取り付けられており、
軸81に嵌め込まれる軸受部78a、軸受部78aを挟
んだ両端側にレバー78b,78cがそれぞれ一体に形
成されている。レバー78bには、前方に向けて突出し
た連結ピン78dが一体に形成され、またセクター部7
6bに摺動するレバー78cには、カム孔78eが形成
されている。連結ピン78dは、シャッタ羽根ユニット
48のシャッタ羽根84,85に係合される。カム孔7
8eには、前記連結ピン76dが挿通される。なお、軸
75,81は、暗箱41に一体に形成されている。
【0029】シャッタ駆動レバー78は、前方に突出し
た撮影レンズ14の直後で開閉するシャッタ羽根84,
85に、これから光軸Lに沿って凹んだ位置に配置され
たセクターレバー76の回転力を伝達するために、シャ
ッタ連結ピン78dとカム孔78eとが光軸Lに対して
異なった面で揺動するように、断面がクランク状に折り
曲げて形成されている。
た撮影レンズ14の直後で開閉するシャッタ羽根84,
85に、これから光軸Lに沿って凹んだ位置に配置され
たセクターレバー76の回転力を伝達するために、シャ
ッタ連結ピン78dとカム孔78eとが光軸Lに対して
異なった面で揺動するように、断面がクランク状に折り
曲げて形成されている。
【0030】シャッタ羽根ユニット48は、シャッタベ
ース83、同形状をなす一対のシャッタ羽根84,8
5、及びシャッタカバー86とから構成されている。シ
ャッタベース83には、光軸Lの上に設けられた露光用
開口83aと、反射ミラー52の非ミラー面52aを覆
う保護板83bとが一体に形成されている。また、シャ
ッタカバー86には、光軸Lの上に、露光用開口83a
よりやや小さい絞り開口86aが形成されている。
ース83、同形状をなす一対のシャッタ羽根84,8
5、及びシャッタカバー86とから構成されている。シ
ャッタベース83には、光軸Lの上に設けられた露光用
開口83aと、反射ミラー52の非ミラー面52aを覆
う保護板83bとが一体に形成されている。また、シャ
ッタカバー86には、光軸Lの上に、露光用開口83a
よりやや小さい絞り開口86aが形成されている。
【0031】一対のシャッタ羽根84,85は、シャッ
タベース83に形成された2つの軸83c,83dを中
心にそれぞれ回動自在に配置されている。シャッタベー
ス83の軸83c,83dの間には、前記シャッタ連結
ピン78dを受け入れる円弧状をした開口83eが形成
されている。シャッタ羽根84,85には、開口83e
を介してシャッタ連結ピン78dが入り込む長孔状の係
合孔84a,85aがそれぞれに設けられている。した
がって、シャッタ駆動レバー78が回動するとシャッタ
連結ピン78dによって一対のシャッタ羽根84,85
が同時に開閉する。シャッタ羽根84,85の開閉は、
露光用開口83aを閉じた閉じ位置と露光用開口83a
を全開した開き位置との間で行われる。
タベース83に形成された2つの軸83c,83dを中
心にそれぞれ回動自在に配置されている。シャッタベー
ス83の軸83c,83dの間には、前記シャッタ連結
ピン78dを受け入れる円弧状をした開口83eが形成
されている。シャッタ羽根84,85には、開口83e
を介してシャッタ連結ピン78dが入り込む長孔状の係
合孔84a,85aがそれぞれに設けられている。した
がって、シャッタ駆動レバー78が回動するとシャッタ
連結ピン78dによって一対のシャッタ羽根84,85
が同時に開閉する。シャッタ羽根84,85の開閉は、
露光用開口83aを閉じた閉じ位置と露光用開口83a
を全開した開き位置との間で行われる。
【0032】シャッタ駆動レバー78のカム孔78e
は、図5に示すように、駆動用カム孔78fとストッパ
ー用カム孔78gとから構成されている。連結ピン76
dは、常態が駆動用カム孔78fの上方部に位置してお
り、セクターレバー76の正転により駆動用カム孔78
fからストッパー用カム孔78gに向けて移動する。駆
動用カム孔78fは、セクターレバー76の回動力をシ
ャッタ駆動レバー78に伝達し、シャッタ羽根84,8
5を開閉させる。
は、図5に示すように、駆動用カム孔78fとストッパ
ー用カム孔78gとから構成されている。連結ピン76
dは、常態が駆動用カム孔78fの上方部に位置してお
り、セクターレバー76の正転により駆動用カム孔78
fからストッパー用カム孔78gに向けて移動する。駆
動用カム孔78fは、セクターレバー76の回動力をシ
ャッタ駆動レバー78に伝達し、シャッタ羽根84,8
5を開閉させる。
【0033】シャッタ羽根84,85を開く際に連結ピ
ン76dが当接する駆動用カム孔78fの縁78hは、
セクターレバー76の軸75を中心とした同一半径上の
軌道Qとのなす角度θ1によってシャッタ速度を調整す
ることができる。縁78hの角度θ1が大きいと、連結
ピン76dから受ける力が大きくなって、シャッタ速度
が速くなる。また、別のシャッタ駆動レバー90を示す
図6において、縁90hの軌道Qとのなす角度θ2が角
度θ1より小さいから、連結ピン76dから受ける力が
小さくなって、シャッタ速度は遅くなる。角度θ1を大
きくしてシャッタ速度を速くすることにより、手ブレを
減少できるとともに、高感度フイルムの装填にも対応で
きる。
ン76dが当接する駆動用カム孔78fの縁78hは、
セクターレバー76の軸75を中心とした同一半径上の
軌道Qとのなす角度θ1によってシャッタ速度を調整す
ることができる。縁78hの角度θ1が大きいと、連結
ピン76dから受ける力が大きくなって、シャッタ速度
が速くなる。また、別のシャッタ駆動レバー90を示す
図6において、縁90hの軌道Qとのなす角度θ2が角
度θ1より小さいから、連結ピン76dから受ける力が
小さくなって、シャッタ速度は遅くなる。角度θ1を大
きくしてシャッタ速度を速くすることにより、手ブレを
減少できるとともに、高感度フイルムの装填にも対応で
きる。
【0034】ストッパー用カム孔78gは、シャッタ羽
根84,85が露光用開口83aを全開(図7(B)参
照)した後、連結ピン76dが当接し、セクターレバー
76の正転を阻止する(図7(C)参照)。これによ
り、セクターレバー76が余分に正転する量が少なくな
り、セクターレバー76の回動範囲は一定となるため、
シャッタ速度が安定する。
根84,85が露光用開口83aを全開(図7(B)参
照)した後、連結ピン76dが当接し、セクターレバー
76の正転を阻止する(図7(C)参照)。これによ
り、セクターレバー76が余分に正転する量が少なくな
り、セクターレバー76の回動範囲は一定となるため、
シャッタ速度が安定する。
【0035】セクターレバー76の回動は、蹴飛ばしア
ーム71bの蹴飛ばし力によって行われ、シャッタ羽根
84,85が露光用開口83aを全開した時には、図7
(B)に示すように、既に蹴飛ばしアーム71bが爪部
76aの上方を行き過ぎている。そして、蹴飛ばされた
勢いによってセクターレバー76が更にやや回動した
後、連結ピン76dがストッパー用カム孔78gの縁に
当接し(図7(C)参照)、跳ね返って、バネ77の付
勢によりセクターレバー76が初期位置に引き戻され
る。また、本実施形態では、セクターレバー76の回動
範囲が0度〜32.7度と狭く一定しているため、バネ
77の付勢力に多少の強弱があっても、シャッタ速度は
常に安定している。
ーム71bの蹴飛ばし力によって行われ、シャッタ羽根
84,85が露光用開口83aを全開した時には、図7
(B)に示すように、既に蹴飛ばしアーム71bが爪部
76aの上方を行き過ぎている。そして、蹴飛ばされた
勢いによってセクターレバー76が更にやや回動した
後、連結ピン76dがストッパー用カム孔78gの縁に
当接し(図7(C)参照)、跳ね返って、バネ77の付
勢によりセクターレバー76が初期位置に引き戻され
る。また、本実施形態では、セクターレバー76の回動
範囲が0度〜32.7度と狭く一定しているため、バネ
77の付勢力に多少の強弱があっても、シャッタ速度は
常に安定している。
【0036】駆動用カム孔78fとストッパー用カム孔
78gとの境界となる角には、凸部78iが形成されて
いる。この凸部78iは、連結ピン76dがストッパー
用カム孔78gの縁に当接する直前に連結ピン76dが
当接し、連結ピン76dがストッパー用カム孔78gの
縁に衝突する際の衝撃を和らげる。これにより、セクタ
ーレバー76のバウンドが防止される。
78gとの境界となる角には、凸部78iが形成されて
いる。この凸部78iは、連結ピン76dがストッパー
用カム孔78gの縁に当接する直前に連結ピン76dが
当接し、連結ピン76dがストッパー用カム孔78gの
縁に衝突する際の衝撃を和らげる。これにより、セクタ
ーレバー76のバウンドが防止される。
【0037】このように構成されたフイルムユニット1
1を使用するには、先ず、巻き上げノブ18を回してフ
イルム巻き上げを行う。このフイルム巻き上げによっ
て、写真フイルム31aがパトローネ31bのスプール
31cに巻かれる。写真フイルム31aが1コマ分だけ
パトローネ31bに巻き上げされると、従動スプロケッ
ト67を介してカム部材68が僅かに回転し、係止レバ
ー69によって蹴飛ばしレバー71がチャージ位置で保
持される。このとき、フイルム巻き止め機構が作動して
従動スプロケット67の回転が阻止される。
1を使用するには、先ず、巻き上げノブ18を回してフ
イルム巻き上げを行う。このフイルム巻き上げによっ
て、写真フイルム31aがパトローネ31bのスプール
31cに巻かれる。写真フイルム31aが1コマ分だけ
パトローネ31bに巻き上げされると、従動スプロケッ
ト67を介してカム部材68が僅かに回転し、係止レバ
ー69によって蹴飛ばしレバー71がチャージ位置で保
持される。このとき、フイルム巻き止め機構が作動して
従動スプロケット67の回転が阻止される。
【0038】シャッタチャージ後、ユーザーはファイン
ダー接眼窓40を覗いてフレーミングを行う。続いて、
シャッタボタン16を押下すると、係止レバー69が反
時計方向に付勢される。これにより、蹴飛ばしレバー7
1がバネ70の付勢によって軸73を中心に時計方向に
回転するとともに、フイルム巻き止め機構のロックが解
除される。
ダー接眼窓40を覗いてフレーミングを行う。続いて、
シャッタボタン16を押下すると、係止レバー69が反
時計方向に付勢される。これにより、蹴飛ばしレバー7
1がバネ70の付勢によって軸73を中心に時計方向に
回転するとともに、フイルム巻き止め機構のロックが解
除される。
【0039】シャッタ装置42は、図7(A)に示すよ
うな状態となっている。すなわち、セクターレバー76
は、バネ77により軸75を中心として反時計方向に付
勢されており、細長板部76cがストッパー79に当接
した状態となっている。この状態では、連結ピン76d
が駆動用カム孔78fの上方部に位置している。これに
より、シャッタ羽根84,85は、露光用開口83aを
遮蔽した閉じ位置の状態となっている。
うな状態となっている。すなわち、セクターレバー76
は、バネ77により軸75を中心として反時計方向に付
勢されており、細長板部76cがストッパー79に当接
した状態となっている。この状態では、連結ピン76d
が駆動用カム孔78fの上方部に位置している。これに
より、シャッタ羽根84,85は、露光用開口83aを
遮蔽した閉じ位置の状態となっている。
【0040】蹴飛ばしレバー71がチャージ位置から初
期位置に向けて回転すると、蹴飛ばしアーム71bがセ
クターレバー76の爪部76aを蹴飛ばし、セクターレ
バー76がバネ77の付勢に抗して軸75を中心に時計
方向に勢いよく回転する。これにより連結ピン76d
は、駆動用カム孔78fの縁78hに当接してこれを押
しながら下方に移動し、シャッタ駆動レバー78を軸8
1を中心に反時計方向に回転させる。
期位置に向けて回転すると、蹴飛ばしアーム71bがセ
クターレバー76の爪部76aを蹴飛ばし、セクターレ
バー76がバネ77の付勢に抗して軸75を中心に時計
方向に勢いよく回転する。これにより連結ピン76d
は、駆動用カム孔78fの縁78hに当接してこれを押
しながら下方に移動し、シャッタ駆動レバー78を軸8
1を中心に反時計方向に回転させる。
【0041】シャッタ駆動レバー78の回転により、シ
ャッタ羽根84が軸83cを中心に反時計方向に回転さ
れ、またこれと同時にシャッタ羽根85が軸83dを中
心として時計方向に回転する。そして、連結ピン76d
が駆動用カム孔78fの最下方部に位置した時点で、
(B)に示すように、シャッタ羽根84,85が開き位
置の状態となり、露光用開口83aが全開する。
ャッタ羽根84が軸83cを中心に反時計方向に回転さ
れ、またこれと同時にシャッタ羽根85が軸83dを中
心として時計方向に回転する。そして、連結ピン76d
が駆動用カム孔78fの最下方部に位置した時点で、
(B)に示すように、シャッタ羽根84,85が開き位
置の状態となり、露光用開口83aが全開する。
【0042】セクターレバー76の回転は蹴飛ばしレバ
ー71の蹴飛ばしによって行われるから、蹴飛ばしアー
ム71bがセクターレバー76の爪部76aを押してシ
ャッタ羽根84,85を開くのではなく、蹴飛ばしアー
ム71bによって蹴飛ばされたセクターレバー76が自
身で回動してシャッタ羽根84,85を開き、露光用開
口83aを全開する。すなわち、露光用開口83aが全
開した時点で、既に蹴飛ばしアーム71bは、セクター
レバー76の爪部76aを通り越している。
ー71の蹴飛ばしによって行われるから、蹴飛ばしアー
ム71bがセクターレバー76の爪部76aを押してシ
ャッタ羽根84,85を開くのではなく、蹴飛ばしアー
ム71bによって蹴飛ばされたセクターレバー76が自
身で回動してシャッタ羽根84,85を開き、露光用開
口83aを全開する。すなわち、露光用開口83aが全
開した時点で、既に蹴飛ばしアーム71bは、セクター
レバー76の爪部76aを通り越している。
【0043】露光用開口83aが全開した後もセクター
レバー76は回動し続けるが、(C)に示すように、連
結ピン76dがストッパー用カム孔78gの縁にぶつか
って跳ね返り、セクターレバー76はバネ77の付勢に
よって反時計方向に回転して初期位置に引き戻される。
これにより、連結ピン76dが駆動用カム孔78fの上
方部に戻るとともに、シャッタ羽根84,85が閉じら
れ、セクターレバー76の細長板部76cがストッパー
79に当接する。
レバー76は回動し続けるが、(C)に示すように、連
結ピン76dがストッパー用カム孔78gの縁にぶつか
って跳ね返り、セクターレバー76はバネ77の付勢に
よって反時計方向に回転して初期位置に引き戻される。
これにより、連結ピン76dが駆動用カム孔78fの上
方部に戻るとともに、シャッタ羽根84,85が閉じら
れ、セクターレバー76の細長板部76cがストッパー
79に当接する。
【0044】このように、連結ピン76dがストッパー
用カム孔78gに当接するから、セクターレバー76の
回動範囲が一定となって露光用開口83aが開放されて
いる時間,すなわちシャッタ速度が安定する。なお、連
結ピン76dは、凸部78iに一旦ぶつかってからスト
ッパー用カム孔78gの縁に衝突するから、ストッパー
用カム孔78gの縁から受ける衝撃が和らぎ、セクター
レバー76の過剰なバウンドや振動が防止される。
用カム孔78gに当接するから、セクターレバー76の
回動範囲が一定となって露光用開口83aが開放されて
いる時間,すなわちシャッタ速度が安定する。なお、連
結ピン76dは、凸部78iに一旦ぶつかってからスト
ッパー用カム孔78gの縁に衝突するから、ストッパー
用カム孔78gの縁から受ける衝撃が和らぎ、セクター
レバー76の過剰なバウンドや振動が防止される。
【0045】シャッタ羽根84,85が開閉中には、撮
影レンズ14を透過した被写体光が露光用開口83aを
通過し、遮光板53を通って反射ミラー51で反射ミラ
ー52に向けて反射され、さらに反射ミラー52で背面
下開口枠に向けて反射されてアパーチャ39に導かれ、
写真フイルム31aを露光する。全てのコマの撮影が終
了した後に、フイルムユニット11は、写真フイルムパ
トローネ31を入れたままの状態で現像所に提出され
る。
影レンズ14を透過した被写体光が露光用開口83aを
通過し、遮光板53を通って反射ミラー51で反射ミラ
ー52に向けて反射され、さらに反射ミラー52で背面
下開口枠に向けて反射されてアパーチャ39に導かれ、
写真フイルム31aを露光する。全てのコマの撮影が終
了した後に、フイルムユニット11は、写真フイルムパ
トローネ31を入れたままの状態で現像所に提出され
る。
【0046】現像所では、フイルムユニット11から、
写真フイルムパトローネ31を取り出し、パトローネ3
1bから写真フイルム31aを引き出して周知の現像及
びプリント処理を行う。そして、ユーザーにプリント写
真と現像済みの写真フイルム31aとを返却する。空と
なったフイルムユニット11は、ユーザーに返却される
ことなく、工場に回収されてリサイクルされる。
写真フイルムパトローネ31を取り出し、パトローネ3
1bから写真フイルム31aを引き出して周知の現像及
びプリント処理を行う。そして、ユーザーにプリント写
真と現像済みの写真フイルム31aとを返却する。空と
なったフイルムユニット11は、ユーザーに返却される
ことなく、工場に回収されてリサイクルされる。
【0047】以上説明した実施形態は、2枚のシャッタ
羽根を組み合わせて露光用開口を開閉するシャッタ装置
であったが、本発明はこれに限定されず、1枚のシャッ
タ羽根からなるものでもよく、3枚以上のシャッタ羽根
からなるものでもよい。また、セクターレバーの回動範
囲は、上記実施形態に限定されず、カム孔の長さを変更
することにより任意に設定できる。また、上記実施形態
は、本発明のシャッタ装置をレンズ付きフイルムユニッ
トに適用した例であったが、本発明はこれに限定され
ず、蹴飛ばし式のシャッタ装置を採用したものであれ
ば、写真フイルムパトローネが交換可能なローコストカ
メラに適用することができる。
羽根を組み合わせて露光用開口を開閉するシャッタ装置
であったが、本発明はこれに限定されず、1枚のシャッ
タ羽根からなるものでもよく、3枚以上のシャッタ羽根
からなるものでもよい。また、セクターレバーの回動範
囲は、上記実施形態に限定されず、カム孔の長さを変更
することにより任意に設定できる。また、上記実施形態
は、本発明のシャッタ装置をレンズ付きフイルムユニッ
トに適用した例であったが、本発明はこれに限定され
ず、蹴飛ばし式のシャッタ装置を採用したものであれ
ば、写真フイルムパトローネが交換可能なローコストカ
メラに適用することができる。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のシ
ャッタ装置によれば、シャッタ駆動部材の一端側と回動
部材との係合部に回動部材の正転方向への回動を制限し
て回動部材の回動量を一定に維持するカム手段を設けた
ので、個体差が少なく安定したシャッタ速度を得ること
ができる。また、前記カム手段をピンとカム孔とから構
成し、このカム孔を駆動用カム孔とストッパー用カム孔
とから構成したので、ストッパー用カム孔により確実に
回動部材の正転方向への回動を制限でき、回動部材の回
動範囲を一定にすることができるから、個体差が少なく
安定したシャッタ速度を得ることができる。また、カム
孔の形状を変更して駆動用カム孔を構成する縁とピンの
軌道とのなす角度を変更することによりシャッタ速度を
変更できるから、装填する写真フイルムの感度に適応し
たシャッタ速度を得ることができる。この結果、カム孔
の形状を変更するだけで種々のレンズ付きフイルムユニ
ットに共通して搭載することができ、製造コストの削減
に寄与できる。
ャッタ装置によれば、シャッタ駆動部材の一端側と回動
部材との係合部に回動部材の正転方向への回動を制限し
て回動部材の回動量を一定に維持するカム手段を設けた
ので、個体差が少なく安定したシャッタ速度を得ること
ができる。また、前記カム手段をピンとカム孔とから構
成し、このカム孔を駆動用カム孔とストッパー用カム孔
とから構成したので、ストッパー用カム孔により確実に
回動部材の正転方向への回動を制限でき、回動部材の回
動範囲を一定にすることができるから、個体差が少なく
安定したシャッタ速度を得ることができる。また、カム
孔の形状を変更して駆動用カム孔を構成する縁とピンの
軌道とのなす角度を変更することによりシャッタ速度を
変更できるから、装填する写真フイルムの感度に適応し
たシャッタ速度を得ることができる。この結果、カム孔
の形状を変更するだけで種々のレンズ付きフイルムユニ
ットに共通して搭載することができ、製造コストの削減
に寄与できる。
【図1】レンズ付きフイルムユニットの外観を示す斜視
図である。
図である。
【図2】ユニット本体を示す分解斜視図である。
【図3】露光ユニットの分解斜視図である。
【図4】シャッタ装置の要部を示す分解斜視図である。
【図5】カム孔の説明図である。
【図6】カム孔の別の実施形態を示す説明図である。
【図7】シャッタ装置の動作説明図であり、シャッタ羽
根の閉じ位置の状態(A),シャッタ羽根の開き位置の
状態(B),連結ピンがストッパー用カム孔に当接した
状態(C)をそれぞれ示している。
根の閉じ位置の状態(A),シャッタ羽根の開き位置の
状態(B),連結ピンがストッパー用カム孔に当接した
状態(C)をそれぞれ示している。
14 撮影レンズ
28 露光ユニット
42 シャッタ装置
71 蹴飛ばしレバー
76 セクターレバー
76d 連結ピン
77 バネ
78 シャッタ駆動レバー
78e カム孔
78f 駆動用カム孔
78g ストッパー用カム孔
84,85 シャッタ羽根
Claims (3)
- 【請求項1】 露光用開口を開閉するシャッタ羽根と、 シャッタレリーズ操作に応答して正転した後、復帰バネ
の付勢により逆転して初期位置に戻る回動部材と、 一端側が前記回動部材に、他端側がシャッタ羽根に係合
し、回動部材の正転により一方に揺動してシャッタ羽根
を開いて露光用開口を開放し、回動部材の逆転により他
方に揺動してシャッタ羽根を閉じて露光用開口を遮蔽す
るシャッタ駆動部材と、 このシャッタ駆動部材の一端側と回動部材との係合部に
設けられ、回動部材の正転方向への回動を制限して回動
部材の回動量を一定に維持するカム手段とを備えたこと
を特徴とするシャッタ装置。 - 【請求項2】 前記カム手段は、回動部材に設けられた
ピンと、シャッタ駆動部材の一端側に形成され、前記ピ
ンが係合するカム孔とからなり、このカム孔は、回動部
材の正転によりピンに押される縁を有する駆動用カム孔
と、シャッタ羽根が露光用開口を開放した直後にピンが
当接する縁を有し、回動部材のそれ以上の正転方向への
回動を阻止するストッパー用カム孔とからなることを特
徴とする請求項1記載のシャッタ装置。 - 【請求項3】 前記カム孔の形状を変更して駆動用カム
孔を構成する縁とピンの軌道とのなす角度を変更するこ
とにより露光用開口の開閉時間を変更することを特徴と
する請求項2記載のシャッタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001215856A JP2003029319A (ja) | 2001-07-16 | 2001-07-16 | シャッタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001215856A JP2003029319A (ja) | 2001-07-16 | 2001-07-16 | シャッタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003029319A true JP2003029319A (ja) | 2003-01-29 |
Family
ID=19050416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001215856A Pending JP2003029319A (ja) | 2001-07-16 | 2001-07-16 | シャッタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003029319A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110073286A (zh) * | 2016-12-08 | 2019-07-30 | 三星电子株式会社 | 包括光圈的相机模块以及包括该相机模块的电子装置 |
-
2001
- 2001-07-16 JP JP2001215856A patent/JP2003029319A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110073286A (zh) * | 2016-12-08 | 2019-07-30 | 三星电子株式会社 | 包括光圈的相机模块以及包括该相机模块的电子装置 |
| US11137569B2 (en) | 2016-12-08 | 2021-10-05 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Camera module including aperture and electronic device including the same |
| CN110073286B (zh) * | 2016-12-08 | 2021-11-09 | 三星电子株式会社 | 包括光圈的相机模块以及包括该相机模块的电子装置 |
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