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JP2003012356A - 吹付けコンクリ−ト用急結剤 - Google Patents

吹付けコンクリ−ト用急結剤

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Publication number
JP2003012356A
JP2003012356A JP2001196174A JP2001196174A JP2003012356A JP 2003012356 A JP2003012356 A JP 2003012356A JP 2001196174 A JP2001196174 A JP 2001196174A JP 2001196174 A JP2001196174 A JP 2001196174A JP 2003012356 A JP2003012356 A JP 2003012356A
Authority
JP
Japan
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quick
setting
agent
mass
concrete
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001196174A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Ogawa
洋二 小川
Akinori Sugiyama
彰徳 杉山
Morio Yamamoto
盛男 山本
Kazunori Nishi
和紀 西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiheiyo Cement Corp
Taiheiyo Materials Corp
Original Assignee
Taiheiyo Cement Corp
Taiheiyo Materials Corp
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Publication date
Application filed by Taiheiyo Cement Corp, Taiheiyo Materials Corp filed Critical Taiheiyo Cement Corp
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カルシウムアルミネ−ト−硫酸塩−アルミン
酸ナトリウム系急結剤であって、急結性を有し、強度を
良好に発現し、かつ、流動性および付着性を改良するこ
とにあり、もって急結剤供給装置における連続定容秤量
およびベ−スコンクリ−ト混練物へ定量的供給を可能に
し、吹付けコンクリ−トの急結性および長期強度の変動
を小さくし品質を安定させること 【解決手段】 カルシウムアルミネ−ト(例:CaO/
Al23(モル比)が1.6〜2.5の非晶質)、硫酸
塩(例:無水石膏)およびNa2O/Al23(モル
比)が1.0未満であるアルミン酸ナトリウムを含有す
る急結剤であって、該急結剤中のNa2O量が2.0〜
10.0質量%である吹付けコンクリ−ト用急結剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吹付けコンクリ−
ト用急結剤に関し、特に、急結剤供給装置への付着性に
重点を置いて改良した吹付けコンクリ−ト用急結剤に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、大断面のトンネル、地下空間など
の建設工事では、掘削した露出面にコンクリ−トを吹き
付けライニングし、岩盤の崩落を防止する方法が広く実
施されている。そのコンクリ−ト吹付け工法は、乾式工
法と湿式工法が知られているが、後者が前者に比べて粉
塵発生量が少ないという利点から、主流となっている。
【0003】湿式工法は、ミキサ−で予め練り混ぜたベ
−スコンクリ−ト混練物を輸送パイプを通して圧送し、
パイプ先端の吹付けノズルから露出面に吹き付けてライ
ニングする工法である。この場合、圧送途中のベ−スコ
ンクリ−ト混練物に急結剤を添加し混合し吹付け用のコ
ンクリ−トとして吹き付けている。
【0004】該急結剤は、カルシウムアルミネ−トにア
ルミン酸アルカリおよび/または炭酸アルカリを混合し
たものが従来より広く用いられている。しかしながら、
上記従来の急結剤を混合した吹付けコンクリ−トの硬化
体は、長期強度(材齢;28日)が無添加の場合(プレ
−ンコンクリ−ト)に比べ30〜40%も低下する、と
いう欠点があった。
【0005】その吹付けコンクリ−トの長期強度(材
齢;28日)を改良した場合、 ・吹付け厚を小さくできること、 ・吹付けの施工サイクルを短縮できること、 ・吹付け用材料費を低減できること、 などのメリットが考えられることから、該長期強度が改
良された急結剤の開発が要望された。
【0006】特開平11−130498号公報(表4)
には、長期強度(材齢;28日)が改良されたものとし
て、カルシウムアルミネ−ト、Na2O/Al23(モ
ル比)が1.0〜1.3のアルミン酸ナトリウムおよび
硫酸塩を主要構成材料とする急結剤が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】湿式工法では、急結剤
が急結剤供給装置を経由して圧送途中のベ−スコンクリ
−ト混練物へ供給される。該急結剤供給装置には、一定
間隔に開孔(スリット)を有するスリット板を回転させ
るタイプ、一定容積ごとに仕切られたギヤを回転させる
タイプなどが知られている。 急結剤を加圧しながら上
方よりスリット、ギヤなどに投入し、一定容量を通過さ
せ、連続して定容秤量する装置である。秤量された急結
剤は、圧搾空気で輸送されベ−スコンクリ−ト混練物に
添加混合される。
【0008】一般的に、Na2O/Al23(モル比)
が1.0以上の粉末状のアルミン酸ナトリウムは、流動
性が小さく、かつ、付着性が高い。そのようなアルミン
酸ナトリウムを構成材料として含む急結剤を急結剤供給
装置を通して秤量した場合、 a)流動性が小さいため、急結剤供給装置での秤量に時
間がかかり、 b)急結剤がスリット、ギヤの壁面に付着して定容秤量
空間を減少させて、秤量不足を生じさせ、さらに、 c)急結剤がスリット板、ギヤなどの上方にア−チを形
成し、急結剤の流入量を低下させ、秤量不足を生じさせ
る、 など、急結剤のベ−スコンクリ−ト混練物への定量供給
を阻害する好ましくない現象が発生する。しかも、壁面
に付着した急結剤、ア−チを形成した急結剤などは、急
結剤供給装置に何らかの衝撃があったとき、急結剤の剥
離、ア−チの崩壊などが瞬間的に生じ、添加量が一時的
に急増する現象が生じる。
【0009】以上のように、高Na2O/Al23(モ
ル比)のアルミン酸ナトリウムを用いた急結剤の場合、
供給量に脈流が生じ定量供給ができないことが生じる。
その結果、吹付けコンクリ−トの特性(例えば;急結
性、強度発現性)が大きく変動し吹付けコンクリ−トの
品質が一定しない、という欠点があった。
【0010】本発明は、上記欠点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、「カルシウムアルミネ
−ト−硫酸塩−アルミン酸ナトリウム」系急結剤であっ
て、 ・急結性を有し、強度を良好に発現し、かつ、 ・流動性および付着性を改良する ことにあり、もって急結剤供給装置における連続定容秤
量を可能にし、ベ−スコンクリ−ト混練物へ定量的に供
給し、吹付けコンクリ−トの急結性および長期強度の変
動を小さくして品質を安定させることのできる吹付けコ
ンクリ−ト用急結剤を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、急結剤を製造
するための特定の原料および急結剤全体のNa2O量を
特定することにより、前記目的を達成することのできる
吹付けコンクリ−ト用急結剤を提供することにある。
【0012】すなわち、本発明(吹付けコンクリ−ト用
急結剤)は、 「・カルシウムアルミネ−ト、 ・硫酸塩、および ・Na2O/Al23(モル比)が1.0未満であるア
ルミン酸ナトリウムを含有する急結剤であって、 ・該急結剤中のNa2O量が2.0〜10.0質量%で
あること」(請求項1) を要旨とする。
【0013】また、本発明は、 ・アルミン酸ナトリウムのNa2O/Al23(モル
比)が0.65〜0.95であること(請求項2)、 ・急結剤中のNa2O量が3.0〜7.5質量%である
こと(請求項3)、 ・硫酸塩が石膏であること(請求項4) を特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明の吹付けコンクリ−ト用急結剤中の成分N
2Oは、主原料の一つであるアルミン酸ナトリウムに
含まれるNa2Oおよび他の原料が不純物として随伴す
るNa2Oからなる。そのNa2Oに関連して、特に、 ・急結剤中のNa2O量の大部分を占めるアルミン酸ナ
トリウムの化学成分比Na2O/Al23(モル比)、
および ・急結剤の全Na2O量 の限定をすることによって目的を達成する。
【0015】本発明は、アルミン酸ナトリウムのNa2
O/Al23(モル比)が1.0未満のものを使用す
る。アルミン酸ナトリウムには、一般的傾向として、N
2O/Al23(モル比) が大きくなるにしたがい吸
湿性が高くなり流動性が低下し付着性が大きくなり、一
方、小さくなるにしたがい急結性が低下する、という性
質がある。Na2O/Al23(モル比)の限界は、そ
れら性質を考慮しつつ、その比率が1.0以上の場合、
流動性が低下し付着性が大きくなって前記スリット、ギ
ヤなどの側壁に付着したり、ア−チを形成することを実
験的に確認した。本発明は、流動性、付着性などに基づ
いた吹付けコンクリ−トの品質の不均一を解消するた
め、さらに急結性を考慮して上記限界を設けたのであ
る。付着性、急結性などを勘案して好ましいNa2O/
Al23(モル比)の範囲は、0.65〜0.95であ
る。
【0016】さらに、本発明では、急結剤に含有される
Na2Oの全量が2.0〜10.0質量%である。Na2
O量が2.0質量%未満の場合、急結性が小さくなり、
逆に、10.0質量%を超える場合、長期強度の発現性
が低下する。付着性、急結性および強度発現性の観点か
ら、好ましい範囲は3.0〜7.5質量%である。
【0017】不純物を通常の範囲で含む原料を用いた場
合、その配合割合は、 ・カルシウムアルミネ−ト;30〜80質量%、 ・硫酸塩 ;10〜60質量%、および ・アルミン酸ナトリウム ;10〜30質量% である。
【0018】カルシウムアルミネ−トは30質量%未満
では急結性が小さくなり、80質量%を超えると強度発
現性が低下し、いずれも好ましくない。また、硫酸塩は
10質量%未満では強度発現性が低下し、60質量%を
超えると急結性が小さくなり、いずれも好ましくない。
さらに、アルミン酸ナトリウムは10質量%未満では急
結性が小さくなり、30質量%を超えると強度発現性が
低下し、いずれも好ましくない。急結性および強度発現
性がより良好に発揮する好ましい原料の配合割合は、カ
ルシウムアルミネ−トが40〜60質量%、硫酸塩が2
0〜48質量%およびアルミン酸ナトリウムが12〜2
0質量%の範囲である。
【0019】カルシウムアルミネ−トについて説明す
る。カルシウムアルミネ−トは、結晶質、非晶質のいず
れも使用できる。急結性などを考慮した場合、好ましい
ものは、CaO/Al23(モル比)が1.6〜2.5
の非晶質カルシウムアルミネ−トである。
【0020】上記カルシウムアルミネ−トは、CaO原
料およびAl23原料を混合し、混合物を加熱炉(例:
電気炉)を用いて焼成または溶融したのち、冷却し粉砕
すれば得られる。非晶質カルシウムアルミネ−トの製造
は、溶融物を高圧空気で吹き飛ばし急冷して行なう。C
aO原料としては、生石灰、消石灰、石灰石などの工業
原料が、Al23原料としては、水酸化アルミニウム、
アルミナなどの工業原料がそれぞれ使用される。なお、
これら工業原料には、多くの場合、SiO2,Fe
23,TiO2,MgOなどの不純物が含まれている
が、不純物合計が10質量%以下であれば使用できる。
【0021】カルシウムアルミネ−トは、ブレ−ン値が
4500cm2/g以上であるのが好ましい。カルシウ
ムアルミネ−トは、ブレ−ン値が大きいほど急結性が良
好になる反面、吸湿性が大きくなるので貯蔵期間が長く
なった場合、急結性が低下する。 また、ブレ−ン値は
大きくするほど、生産性が低下しコスト高となる。これ
らの理由から、より好ましいブレ−ン値は、5000〜
7000cm2 /gである。なお、4500cm2/g
未満では、良好な急結性が得られない場合がある。
【0022】次に、硫酸塩について説明する。硫酸塩に
は、硫酸ナトリウム、硫酸カリウムなどのアルカリ金属
硫酸塩、硫酸マグネシウム、石膏などのアルカリ土類金
属硫酸塩、硫酸アルミニウムなどが挙げられる。強度発
現性の点から、好ましいのは石膏である。石膏として無
水・半水・2水石膏またはこれらの混合物が使用できる
が、急結性および強度発現性を考慮すれば、無水石膏を
使用するのが好ましい。
【0023】硫酸塩の細かさは、特に限定するものでは
ないが、ブレ−ン値3000cm2/g以上のものが好
ましい。強度発現性とコストを考慮して、より好ましく
は4000〜10000cm2/gである。
【0024】上記カルシウムアルミネ−ト、硫酸塩およ
びアルミン酸ナトリウムは、前述した割合に配合したの
ち、慣用の混合装置を用いて混合することにより、本発
明の吹付けコンクリ−ト用急結剤を製造することができ
る。混合方法は、本発明において、特に限定するもので
はない。
【0025】本発明の吹付けコンクリ−ト用急結剤は、
ベ−スコンクリ−ト混練物に配合されているセメント1
00質量部に対して4〜10質量部添加するのが好まし
い。添加量が4質量部未満の場合、急結性が小さくなる
ので好ましくない。逆に、10質量部を超える場合、長
期強度(材齢;28日)の低下率(%)が大きくなると
共に、コスト高となるので好ましくない。
【0026】上記ベ−スコンクリ−ト混練物について、
特に限定するものではないが、スランプが5〜22cm
のコンクリ−ト、スランプフロ−が400〜750mm
の高流動コンクリ−トなどを用いるのが好ましい。
【0027】本発明の吹付けコンクリ−ト用急結剤をベ
−スコンクリ−ト混練物に添加混入する方法は、前記し
た湿式工法で言えば、従来より用いられている装置(吹
付け装置、急結剤供給装置など)および方法をそのまま
踏襲することができる。
【0028】ベ−スコンクリ−トに使用される材料につ
いて説明する。セメントとしては、普通・早強・中庸熱
・低熱ポルトランドセメントなどのセメント、高炉セメ
ント、フライアッシュセメントなどの混合セメント、都
市ゴミ・下水汚泥焼却灰などの廃棄物を原料として製造
したエコセメントなどが挙げられる。 また、セメント
には、その一部を石灰石粉末、シリカフュ−ムなどで置
換したものも含まれる。細骨材としては、川砂、海砂、
山砂、砕砂およびこれらの混合物が、粗骨材としては、
川砂利、海砂利、砕石およびこれらの混合物がそれぞれ
挙げられる。減水剤としては、アルキルアリルスルホン
酸系、ナフタレンスルホン酸系、メラミンスルホン酸
系、ポリカルボン酸系などの減水剤(AE減水剤、高性
能減水剤、高性能AE減水剤も含む)が挙げられ、液状
または粉末状どちらでも使用可能である。
【0029】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。 1.使用材料 1)急結剤の原材料 カルシウムアルミネ−ト:非晶質、ブレ−ン値500
0cm2/g CaO/Al23(モル比)=1.8となるように石灰
石および純アルミナ(日本軽金属(株))を混合し、1
600℃で溶融し急冷したのち、ボ−ルミルで粉砕して
調製した。不純物として、SiO2;2.7質量%、F
23;0.8質量%、TiO2;1.2質量%、Mg
O;0.4質量%を含む。 硫酸塩:無水石膏(第一セメント(株)製)、ブレ−
ン値4000cm2/g アルミン酸ナトリウム(2種類): [A];Na2O/Al23(モル比)=0.85(昭
和電工(株)製) [B];Na2O/Al23(モル比)=1.15(北
陸化成(株)製)
【0030】2)ベ−スコンクリ−ト用の材料 セメント:普通ポルトランドセメント(太平洋セメン
ト(株)製) 高性能減水剤:ポリカルボン酸系((株)エヌエムビ
−製、商品名「NT−1000S」) 細骨材:砕砂と海砂との混合砂[重量比=3:7]
(砕砂;北九州市小倉南区産、海砂;長崎県壱岐郡郷ノ
浦沖合産) 粗骨材;砕石6号(北九州市門司区鹿喰産) 水;水道水
【0031】[実施例1〜7、比較例1〜4]表1に示
す材料を混練してベ−スコンクリ−ト混練物を調製し、
吹付け装置(MEYCO Equipment(株)製
「MEYCO Suprema」)を用い約0.25M
Paの圧力でポンプ圧送した。一方、表2に示す構成の
急結剤を急結剤供給装置(日本プライブリコ(株)製
「Qガン」)を用いて0.3MPaの圧力で圧送し、セ
メント100質量部に対して7質量部になるように圧送
途中の該ベ−スコンクリ−ト混練物に添加し混合し、吹
付けコンクリ−トを模擬トンネルの壁面に吹き付けた
(吹付け量:1.0m3/回)。比較例4は、プレ−ン
としてベ−スコンクリ−ト混練物のみを測定したもので
ある。
【0032】なお、前記の各急結剤の原材料は、宝工機
(株)製「マイクロスピ−ドミキサ」で混合し、ベ−ス
コンクリ−トの各材料は、2軸強制練りミキサ−(1.
0m 3)に一括投入し、90秒間運転して混練した。
【0033】
【表1】
【0034】急結剤および吹付けコンクリ−トの特性お
よび測定は、次のとおりであり、得られた結果を表2に
記載した。 1)急結剤の付着性:吹付け終了後、急結剤供給装置
「Qガン」内を目視観察した。そして、スリット板への
付着、ア−チの形成などの有無によって、それらが認め
られない場合を『○』、認められた場合を『×』と判定
した。 2)吹付けコンクリ−トの急結性;吹付け直後のコンク
リ−トを採取し、握り潰せるか否かで急結性を測定し
た。握り潰せない場合を『○』、握り潰せる場合を
『×』と判定した。 3)吹付けコンクリ−トの圧縮強度:30×40×20
cmの木箱に吹付けコンクリ−トを吹き付け、φ5×1
0cmの供試体を採取し、20℃で湿空養生したのち、
「JIS A 1108(コンクリ−トの圧縮強度試験
方法)」に準じて圧縮強度(材齢;1日および28日)
を測定した。なお、圧縮強度は、3本の供試体の平均値
とした。
【0035】
【表2】
【0036】実施例1〜7(表2)から明らかなよう
に、本発明の吹付けコンクリ−ト用急結剤は、急結剤供
給装置を通過させてもスリット板への急結剤の付着、ア
−チの形成などが認められなかった。また、該急結剤が
混合された吹付けコンクリ−トは、急結性が良好であ
り、かつ、強度発現性も良好であった。一方、Na2
/Al23(モル比)が1.0を超えるアルミン酸ナト
リウムを使用した急結剤は、スリット板への付着が認め
られた(比較例1)。また、Na2O量が2.0質量%
未満の急結剤を添加した場合、急結性が低下し(比較例
2)、10.0質量%を超える場合、長期強度(材齢;
28日)が急激に低下した(比較例3)。
【0037】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明の吹付けコ
ンクリ−ト用急結剤は、流動性、付着性などに優れてい
るため、急結剤供給装置内のスリット板やギヤへの付
着、ア−チの形成などが生じない、という効果を奏す
る。その結果、ベ−スコンクリ−ト混練物へ該急結剤を
定量的に供給できるので、吹付けコンクリ−トの急結性
および長期強度の変動を小さくし品質を安定させること
ができる。さらに、本発明は、原材料として特定のもの
を選択使用すればよく、周辺技術の開発も特別の設備も
必要としないので、即座に実施できる、というメリット
を有する。
フロントページの続き (72)発明者 杉山 彰徳 千葉県佐倉市大作2−4−2 太平洋セメ ント株式会社中央研究所内 (72)発明者 山本 盛男 千葉県佐倉市大作2−4−2 太平洋セメ ント株式会社中央研究所内 (72)発明者 西 和紀 東京都中央区日本橋本町4−8−15 太平 洋マテリアル株式会社内 Fターム(参考) 2D055 DB00 KA08 4G012 MB00 MB12 MB23

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カルシウムアルミネ−ト、硫酸塩及びN
    2O/Al23(モル比)が1.0未満であるアルミ
    ン酸ナトリウムを含有する急結剤であって、該急結剤中
    のNa2O量が2.0〜10.0質量%であることを特
    徴とする吹付けコンクリ−ト用急結剤。
  2. 【請求項2】 アルミン酸ナトリウムのNa2O/Al2
    3(モル比)が0.65〜0.95である請求項1記
    載の吹付けコンクリ−ト用急結剤。
  3. 【請求項3】 急結剤中のNa2O量が3.0〜7.5
    質量%である請求項1記載の吹付けコンクリ−ト用急結
    剤。
  4. 【請求項4】 硫酸塩が石膏である請求項1、2または
    3記載の吹付けコンクリ−ト用急結剤。
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