JP2003003233A - 高強度鋼とその製造方法 - Google Patents
高強度鋼とその製造方法Info
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Abstract
温度SATT85% が−30℃以下、−30℃での吸収エネル
ギーvEDWTTが5000J以上である不安定破壊抵抗特性
に優れた高張力鋼(鋼板、溶接管を含む鋼管)とその製
造方法の提供。 【解決手段】本発明の高強度鋼は、C:0.01〜0.10%、S
i:0.30%以下、Mn:1.00〜2.50%、P:0.010%以下、
S:0.0008%以下、Nb:0.005〜0.06%、Ti:0.004〜0.0
25%、sol.Al:0.05%以下、N:0.0040%以下、O:0.00
3%以下を含み、残部Feおよび不純物で、かつ式「{20
×S+P+5×(N+O)}≦0.045」を満たし、TSが750MPa以
上である。
Description
輸送するラインパイプや各種圧力容器等に利用して好適
な不安定破壊抵抗特性に優れた引張強さ750MPa以
上の高張力鋼に関する。
ラインにおいては、敷設費や輸送費の低減を目指し、パ
イプ素材そのものを高強度化して肉厚の増大を制限する
ニーズが高まっている。
は、X80(引張強さ620MPa以上)グレード鋼が
規格化されて実用に供されており、さらに強度の高いX
100(引張強さ750MPa以上)およびX100超
(たとえば引張強さ900MPa以上)の高強度グレー
ド鋼の適用も検討されている。
よび特開2000−199036号公報には、Mn含有
量を高めに設定したX100超グレードの高強度ライン
パイプとその製造方法が提案されている。
べき要求特性のうち、強度特性と不安定破壊特性の両者
が重要である。特に、後者の不安定破壊特性について
は、脆性破壊特性と延性的な不安定破壊特性である不安
定延性破壊特性の双方のバランスのよい特性確保が必要
とされている。
試験等の小型破壊試験では把握できず、鋼管全厚の試験
片、例えばAPIで規定されているDWTT試験におい
て優れた脆性破壊抵抗特性と不安定延性破壊抵抗特性を
確保する必要がある。X100グレード以上の高強度ラ
インパイプでは、特に全厚の破壊試験による不安定破壊
特性の評価が必要と考えられる。
いては、破壊特性はシャルピー衝撃試験でしか評価され
ておらず、実管での脆性破壊特性や不安定延性破壊特性
については全く検討されていない。すなわち、X100
グレード以上の高強度鋼において、実管での脆性破壊抵
抗特性と不安定延性破壊抵抗特性(以下、両特性を総称
して不安定破壊抵抗特性という)を向上させて構造材料
としての安全性を高める技術についてはほとんど明らか
になっていない。
のような事情を踏まえ、引張強さが750MPa以上
(好ましくは900MPa以上)で、しかもAPI規格
に規定されるDWTT試験における85%延性破面遷移
温度(SATT85% :℃)が−30℃以下、−30
℃での吸収エネルギー(vEDWTT:J)が5000
J以上という、不安定破壊抵抗特性に優れた高張力鋼、
具体的には鋼板および溶接管を含めた鋼管とこれらを安
定して製造することが可能な製造方法を提供することに
ある。
を達成するために、実験検討を重ねた結果、以下のこと
を知見した。
による不安定破壊特性と鋼管本体の不安定破壊特性との
間の差は比較的小さく、その間の関係も明確であった。
MPa以上)グレード以上の高強度鋼では、小型破壊試
験では鋼管本体の不安定破壊特性を把握することができ
ず、鋼管の全厚試験であるAPIに規定されるDWTT
試験で評価する必要があることが確認された。すなわ
ち、DWTT試験における85%延性破面遷移温度(S
ATT85% )と吸収エネルギー(vEDWTT)に
より高強度鋼管の不安定破壊特性が把握できることが判
明した。
度鋼において、溶接施工時の溶接性および溶接部靱性を
損なうことなく、優れた不安定破壊抵抗特性を得るに
は、以下に述べる手段を採ればよいことを知見した。
C系の引張強さ750MPa以上の高強度鋼のS含有量
を0.0008質量%以下、好ましくは0.0006質
量%、さらに好ましくは0.0004質量%以下とする
と、例えば、引張強さが930MPa以上の鋼管であっ
ても、DWTT試験における85%延性破面遷移温度
(SATT85% )と吸収エネルギー(v
EDWTT)が向上し、部分ガスバーストおよびフルガ
スバースト試験における脆性破壊抵抗特性および不安定
延性破壊抵抗特性が飛躍的に向上し、ラインパイプとし
ての破壊安全性が向上する。
れるP、NおよびO(酸素)の含有量を、式「{20×
S+P+5×(N+O)}≦0.045」、好ましくは
式「{20×S+P+5×(N+O)}≦0.035」
を満たす値に調整すると、脆性亀裂および延性亀裂の発
生と停止特性が向上し、DWTT試験における85%延
性破面遷移温度(SATT85% )と吸収エネルギー
(vEDWTT)がさらに向上する。
るマルテンサイト相とベイナイト相の合計割合を、それ
ぞれ、95体積%以上、80体積%以上にすると、脆性
亀裂および延性亀裂の発生と停止特性がさらに向上し、
鋼管の不安定破壊抵抗特性が一段と安定する。
たもので、その要旨は、下記(1)、(2)の高強度
鋼、(3)の鋼板、(4)〜(5)の鋼管、および
(6)の高強度鋼の製造方法にある。
%、Si:0.30%以下、Mn:1.00〜2.50
%、P:0.010%以下、S:0.0008%以下、
Nb:0.005〜0.06%、Ti:0.004〜
0.025%、sol.Al:0.05%以下、N:
0.0040%以下、O:0.003%以下、Ni:
2.5%以下、Cu:1.5%以下、Mo:0.8%以
下、Cr:1.0%以下、V:0.1%以下、B:0.
002%以下、Zr:0.03%以下、Ca:0.00
3%以下を含み、残部Feおよび不純物で、下記の(1)
式を満たす鋼からなり、引張強さが750MPa以上で
ある高強度鋼。
含有量(質量%)を意味する。
めるマルテンサイト相とベイナイト相との合計割合が、
それぞれ、95体積%以上、80体積%以上である上記
(1)に記載の高強度鋼。
強度鋼よりなる高強度鋼板。
強度鋼よりなる高強度鋼管。
記載の高強度鋼よりなる溶接鋼管であり、溶接金属の引
張強さが700MPa以上で、かつ(母材の引張強さ−
50)MPa以上、溶接金属中のアシキュラーフェライ
ト組織の割合が10〜80体積%である高強度鋼管。
%、Si:0.30%以下、Mn:1.00〜2.50
%、P:0.010%以下、S:0.0008%以下、
Nb:0.005〜0.06%、Ti:0.004〜
0.025%、sol.Al:0.05%以下、N:
0.0040%以下、O:0.003%以下、Ni:
2.5%以下、Cu:1.5%以下、Mo:0.80%
以下、Cr:1.0%以下、V:0.1%以下、B:
0.002%以下、Zr:0.03%以下、Ca:0.
0030%以下を含み、残部Feおよび不純物で、下記
の(1) 式を満たす鋼を、950〜1200℃に加熱後、
熱間圧延をおこなって仕上温度900〜600℃で圧延
を終了し、500℃を下回らない温度域から300℃以
下の温度にまで4℃/秒以上の冷却速度で加速冷却する
高強度鋼の製造方法。
含有量(質量%)を意味する。
においては、Ni、Cu、Mo、Cr、V、B、Zrお
よびCaの各元素は、必ずしも積極的に添加含有させる
必要はなく、その含有量はいずれも不純物量レベルであ
ってもよい。
から肉厚の1/10位置までの範囲内をいい、肉厚中心
部とは肉厚中心からそれぞれ肉厚の1/4位置までの範
囲内をいう。
鋼管)とその製造方法および溶接鋼管を上記のように規
定した理由について詳細に説明する。なお。以下におい
て、「%」は特に断らない限り「質量%」を意味する。
未満の含有量では焼入性が不足で750MPa以上の引
張強さを確保することが難しく、また靭性も十分ではな
い。逆に、0.10%を超えて含有させると、鋼および
その溶接部、特に溶接熱影響部の靭性が低下するだけで
なく、不安定破壊抵抗特性も低下する。また、溶接施工
時における溶接性も低下する。このため、C含有量は
0.01〜0.10%とした。好ましい範囲は0.02
〜0.08%、より好ましい範囲は0.03〜0.05
%である。
0.30%を超えると、鋼およびその溶接部の靭性が低
下するだけでなく、不安定破壊抵抗特性も低下する。こ
のため、Si含有量は0.30以下とした。好ましい上
限は0.15%、より好ましい上限は0.10%であ
る。なお、下限は特に定めないが、十分な脱酸効果を得
るためはSi含有量を0.02%以上とするのが望まし
い。
せるが、1.00%未満の含有量では750MPa以上
の引張強さを確保することが困難である。逆に2.50
%を超えて含有させると、鋼およびその溶接部の靭性が
低下する。このため、Mn含有量は1.00〜2.50
%とした。好ましい範囲は1.2〜1.9%、より好ま
しい範囲は1.2〜1.7%である。
接熱影響部の低温靭性を低下させるだけでなく、溶接性
も低下させ、さらに不安定破壊抵抗特性をも低下させ
る。したがって、P含有量は低ければ低いほど好ましい
が、不可避的な混入は避けられず、過度な低減はコスト
上昇を招くので、実害を生じさせない限度として、その
上限を0.010%とした。好ましい上限は0.008
%、より好ましい上限は0.005%である。なお、P
含有量は後述する(1) 式を満たす必要がある。
接部、なかでも溶接熱影響部の低温靭性を低下させるだ
けでなく、溶接性をも低下させる。さらに、Sは、上記
のPとは異なり、微量にて高強度鋼の不安定破壊抵抗特
性を著しく劣化させるため、本発明においてはその含有
量の低減が必須の元素である。すなわち、引張強さ75
0MPa以上、なかでも900MPa以上の高強度鋼に
十分な不安定破壊抵抗特性を付与するためにはS含有量
をできるだけ低くするのが好ましいが、不可避的な混入
は避けられず、過度な低減はコスト上昇を招くので、実
害を生じさせない限度として、0.0008%以下とし
た。好ましい上限は0.0006%、より好ましい上限
は0.0004%である。なお、S含有量は後述する
(1) 式を満たす必要がある。
に向上させる他、脆性亀裂および延性亀裂の発生抑制と
停止促進させて不安定破壊抵抗特性を向上させる元素で
あるが、0.005%未満の含有量では前記の効果が得
られない。一方、0.06%を超えて含有させると、溶
接性を損なうだけでなく、不安定破壊抵抗特性がかえっ
て低下する。このため、Nb含有量は0.005〜0.
06%とした。好ましい範囲は0.005〜0.03
%、より好ましい範囲は0.005〜0.02%であ
る。
鋼およびその溶接熱影響部の低温靭性を向上させる元素
であるが、0.004%未満の含有量では前記の効果が
得られない。一方、0.015%を超えて含有させる
と、鋼およびその溶接部、なかでも溶接熱影響部の低温
靭性を損なうだけでなく、溶接性をも低下し、さらに不
安定破壊抵抗特性も低下する。このため、Ti含有量は
0.004〜0.025%とした。好ましい範囲は0.
004〜0.015%、より好ましい範囲は0.004
〜0.010%である。
純物として含まれる次に述べるNをAlNとして固定し
て安定化し、不安定破壊抵抗特性を向上させる作用を有
するが、その含有量がsol.Al含有量で0.05%
を超えると、溶接部の特性が劣化するだけでなく、溶接
性もかえって低下する。このため、Alの含有量はso
l.Al含有量で0.05%以下とした。好ましい上限
は0.035%、より好ましい上限は0.025%であ
る。なお、下限は特に定める必要はないが、前記の効果
を十分に得るためにはsol.Al含有量を0.000
5%以上とするのが望ましい。
抗性も低下させることから不安定破壊抵抗特性の向上に
極めて有害であり、その含有量が0.0040%を超え
ると、所望の不安定破壊抵抗特性が確保できなくなる。
このため、N含有量は0.0040%以下とした。好ま
しい上限は0.0025%、より好ましい上限は0.0
020%であるが、N含有量は低ければ低いほどよい。
なお、N含有量は後述する(1) 式を満たす必要がある。
させ、延性破壊抵抗性も低下させることから不安定破壊
抵抗特性の向上に極めて有害な元素であり、その含有量
が0.003%を超えると、所望の不安定破壊抵抗特性
が確保できなくなる。このため、O含有量は0.003
%以下とした。好ましい上限は0.0018%、より好
ましい上限は0.0012%であるが、O含有量は低け
れば低いほどよい。なお、O含有量は後述する(1) 式を
満たす必要がある。
含有量は、それぞれ、前述した範囲内において下記の
(1) 式を満たす含有量にする必要がある。すなわち、
P、S、NおよびOの含有量が下記の(1) 式を満たさな
い場合には、鋼の脆性亀裂および延性亀裂の発生、伝播
停止特性が著しく低下し、所望の不安定破壊抵抗特性が
確保できない。下記(1) 式中の左辺で求められる好まし
い上限値は0.035である。この場合は、不安定破壊
抵抗特性が一段と向上する。これらのことは、後述する
実施例からも明らかである。
の含有量(質量%)を意味する。
べる実験をおこない、得られた結果から、各元素が鋼の
不安定破壊抵抗特性、具体的にはAPI規格に規定され
るDWTT試験における85%延性破面遷移温度(SA
TT85% )と吸収エネルギー(vEDWTT)に及
ぼす影響を調査するとともに、多重解析して初めて定め
た式である。
象に、仕上げ温度1000〜800℃の熱間圧延後、7
50〜600℃から冷却速度18〜35℃/秒で300
℃以下に冷却する加速冷却処理をおこなって板厚20m
mの鋼板を得る。次いで、得られた鋼板の圧延方向と直
交する方向から試験片を採取し、APIに規定されるD
WっT試験をおこない、85%延性破面遷移温度(SA
TT85% )と吸収エネルギー(vEDWTT)を調
べる。
すなわち、Sは、MnS等の硫化物を形成し、その一部
が圧延によって伸展して微細な硫化物となり、これが脆
性亀裂の発生と伝播を著しく促進し、さらに延性進展亀
裂抵抗をも劣化させるため、係数が20であるように影
響度が最も大きいこと。NとOは、それぞれ、窒化物と
酸化物を形成して延性進展亀裂抵抗を劣化させる他、固
溶状態でも、脆性亀裂の発生と伝播および延性進展亀裂
の伝播を促進するが、係数が5であるように、Sに比べ
ると影響度が小さこと。Pはミクロまたはマクロに偏析
して脆性亀裂および延性亀裂の発生を容易にするが、係
数が1であるように、S、NおよびOに比べると影響度
が遙かに小さいこと。
成を有すれば十分であるが、必要に応じてNi、Cu、
Cr、Mo、V、B、CaおよびZrのいずれか1種以
上を積極的に添加含有させてもよい。この場合は、鋼お
よびその溶接部、なかでも溶接熱影響部の低温靱性、溶
接性を損なうことなく、高強度、耐食性および不安定破
壊抵抗特性が一段と向上し、より厚肉の鋼板や鋼管等を
得ることができる。
限は0.2%) Niは、鋼の低温靭性、脆性亀裂伝播停止性能を改善し
て不安定破壊抵抗特性を向上させる他、溶接性をも向上
させる作用を有する。これらの効果は不純物量レベルで
も得られるが、0.2%以上の含有量で顕著になる。し
かし、2.5%を超えて含有させても、コスト上昇の割
に前記の効果の向上代が小さくなるだけでなく、焼入れ
−焼戻し処理によって過度の残留オーステナイトが生成
し、降伏強度が低下してしまう場合がある。このため、
積極的に添加含有させる場合のNi含有量は0.2〜
2.5%とするのがよい。
限は0.1%) Cr:1.0%以下(添加時の望ましい下限は0.1
%) Mo:0.8%以下(添加時の望ましい下限は0.1
%) V:0.1%以下(添加時の望ましい下限は0.005
%) B:0.003%以下(添加時の望ましい下限は0.0
003%) これらの元素は、いずれも、焼入性を向上させて鋼を強
靱化する作用を有する。この効果は、いずれの元素も、
不純物量レベルでも得られるが、Cu、CrおよびMo
では0.1%以上、Vでは0.005%以上、Bでは
0.0003%以上の含有量で顕著になる。しかし、C
uは、1.5%を超えて含有させると、鋼およびその溶
接部の靭性が損なわれる他、熱間延性が著しく低下する
ことがある。また、Cr、Mo、VおよびBは、それぞ
れ、1.0%、0.8%、0.1%、0.003%を超
えて含有させると、いずれも、強度上昇が過度となり、
鋼およびその溶接部の靭性が損なわれることがある。こ
のため、積極的に添加含有させる場合のCu、Cr、M
o、VおよびBの含有量は、それぞれ、0.1〜1.5
%、0.1〜1.0%、0.1〜0.8%、0.005
〜0.1%、0.0003〜0.003%とするのがよ
い。
理時の析出強化作用、Moは固溶強化作用によって強度
と靭性を高める効果もあり、Moについては、必須成分
のNbとの複合効果によって組織の微細化を促進すると
同時に、適量(0.5〜5体積%)の残留オーステナイ
トを鋼中に分散させ、不安定破壊抵抗特性を向上させる
効果もある。また、Vは耐歪み時効特性に有害な元素
(N、C、O)を安定化し、耐歪み時効特性を向上させ
る効果もある。
い下限は0.0005%) Zr:0.03%以下(添加時の望ましい下限は0.0
05%) これらの元素は、いずれも、鋼中の介在物の形態を制御
し、鋼およびその溶接部の靱性および耐食性を向上させ
る他、脆性破壊に有害な元素(N、C、O)を安定化
し、不安定破壊抵抗特性を向上させる作用を有する。こ
れらの効果は不純物量レベルでも得られるが、Caでは
0.0005%以上、Zrは0.005%以上の含有量
で顕著になる。しかし、Caは0.003%、Zrは
0.03%を超えて含有させると、鋼の清浄度が低下
し、鋼およびその溶接部の靭性が低下するだけでなく、
不安定延性亀裂破壊抵抗特性も低下する。このため、積
極的に添加含有させる場合のCaとZrの含有量は、そ
れぞれ、0.0005〜0.003%、0.005〜
0.03%とするのがよい。
鋼板や鋼管として用いられるが、その金属組織は、表層
部の金属組織に占めるマルテンサイト相とベイナイト相
との合計割合が95体積%以上であり、肉厚中央部の金
属組織に占めるマルテンサイト相とベイナイト相との合
計割合が80体積%以上の金属組織であることが望まし
く、この場合には不安定破壊抵抗特性が一段と向上す
る。
よび継目無鋼管を含む)は、鋼の化学組成が本発明で規
定する条件を満たす限り、通常の熱間圧延後に再加熱焼
入れして焼戻す方法や、同じく通常の熱間圧延後に直接
焼入れして焼戻す方法、さらには同じく通常の熱間圧延
後に加速冷却処理する方法などにより製造することも可
能であるが、確実かつ安定して製造するには下記の条件
による熱間圧延後に加速冷却処理する方法で製造するの
が好ましい。
と、750MPa以上の引張強さが確保できない場合が
ある。また、加熱温度が1200℃を超えると、その後
の熱間圧延後に脆性破壊の発生および延性破壊停止に有
害な元素(N、C、O)の安定化が不十分となり、所望
の不安定破壊抵抗特性を確保することができない場合が
ある。このため、加熱温度は950〜1200℃とする
のが望ましい。
が600℃未満であると、750MPa以上の引張強さ
が確保できない場合がある。また、熱間圧延の仕上温度
が900℃を超えると、圧延およびその後の加速冷却に
よる組織の微細化が十分でなく、脆性破壊の発生および
延性破壊停止に有害な元素(N、C)の安定化が不十分
となり、所望の不安定破壊抵抗特性を確保することがで
きない場合がある。このため、熱間圧延の仕上温度は6
00〜900℃とするのが望ましい。
が500℃未満であると、750MPa以上の引張強さ
が確保できないことがある。このため、加速冷却時の水
冷開始温度は500℃以上とするのがよい。
秒未満であると、組織中に粗大な上部ベイナイトが混入
し、良好な低温靭性、不安定破壊抵抗特性が確保できな
いことがある。このため、加速冷却時の冷却速度は4℃
/秒とするのがよい。なお、冷却速度は4℃/秒以上で
あればよく、特にその上限を規定する必要はない。
が300℃を超えると、750MPa以上の引張強さが
確保できないだけでなく、鋼中に存在する適量(0.5
〜5体積%)の残留オーステナイトが分解し、所望の不
安定破壊抵抗特性が確保できないことがある。このた
め、加速冷却時の水冷停止温度は300℃以下とするの
がよい。
る。
りなる鋼板を母材とするものであれば、周知の如何なる
製管法で製造されたものであってもよい。具体的には、
鍛接鋼管、電縫溶接鋼管、レーザー溶接鋼管、電子ビー
ム溶接鋼管、プラズマアーク溶接鋼管、TIG溶接鋼
管、UOE鋼管やスパイラル鋼管に代表されるSAW溶
接鋼管、MAG溶接鋼管、MIG溶接鋼管等を挙げるこ
とができる。
強さが700MPa以上で、かつ(母材の引張強さ−5
0)MPa以上、溶接金属中のアシキュラーフェライト
組織の割合が10〜80体積%である必要がある。
溶接金属の引張強さが700MPa未満であると溶接継
手部の引張強さが750MPa以上とならず、また、溶
接金属の引張強さが(母材の引張強さ−50)MPa未
満であると、変形時の歪みが溶接金属および溶接熱影響
部に集中し、所望の不安定破壊抵抗特性が確保できなく
なる。さらに、溶接金属中のアシキュラーフェライト組
織の割合が10体積%未満であると、溶接金属の低温靭
性と変形能が不足で、所望の不安定破壊抵抗特性が確保
できなくなるためであり、逆に80体積%を超えると所
望の強度が確保できなくなるからである。
その鋼管が鍛接鋼管、電縫鋼管、レーザー溶接鋼管、電
子ビーム溶接鋼管、プラズマアーク溶接鋼管の場合に
は、本発明の高強度鋼からなる鋼板を用い、常法に従っ
て溶接製管することにより得られる。
イラル鋼管に代表されるSAW溶接鋼管、MAG溶接鋼
管、MIG溶接鋼管の場合には、本発明の高強度鋼から
なる鋼板を母材とし、化学組成が本発明の高強度鋼と同
様で、かつ下記の(2) 式により定義されるPcm値が
0.20〜0.32の範囲内の溶接ワイヤを用い、その
溶接部位をAr、He、N2、CO2等のガスでシール
ドして溶接するか、または焼成型もしくは溶融型のフラ
ックスを使用して溶接することによって得られる。
量(質量%)である。
を、表2に示す種々の条件で板厚20mmの鋼板とし、
得られた鋼板を母材とする外径1014mm、長さ12
mのUOE溶接鋼管を製造した。
用い、入熱量3〜4kJ/mmの条件で、内外面各1パ
スの溶接をおこなった。また、溶接ワイヤとしては、化
学組成が各鋼とほぼ同様で、前述した(2) 式で定義され
るPcm値が0.27〜0.30のもの用いた。なお、
溶接後の拡管率は0.8〜1.2%とした。
の強度(降伏強さYS(MPa)、引張強さTS(MP
a))、靭性(破面遷移温度vTs:℃)、表層部と中
心部の金属組織に占めるマルテンサイト(M)+ベイナ
イト(B)の体積割合(vol.%)、溶接金属中に含
まれるアシキュラーフェライト(AF)の体積割合(v
ol.%)、溶接金属の引張強さTS(MPa)と靭性
(試験温度−30℃でのシャルピー吸収エネルギーvE
−30℃(J)を調べる一方、API規格に規定される
DWTT試験に供し、85%延性破面遷移温度(SAT
T85% :℃)と吸収エネルギー(vEDWTT:
J)を調べ、これらの結果を表2に併せて示した。
金属部分から試験片を切り出して調べた。
る条件を満たす試番1〜9のUOE溶接鋼管は、いずれ
も、母材の引張強さTSが765MPa以上、溶接金属
の引張強さTSが822MPa以上と高く、靭性も母材
の破面遷移温度が−86℃以下、溶接金属のシャルピー
吸収エネルギーが105J以上と良好であり、しかもD
WTT試験の85%延性破面遷移温度SATT85%
が−41℃以下、−30℃でのDWTT吸収エネルギー
vEDWTT−30℃が6887J以上と、いずれも目
標の−30℃以下、5000J以上を大幅に上回ってい
る。
たすが、S含有量が本発明で規定する上限値の0.00
08%を超える代符Hの鋼からなる試番10のUOE溶
接鋼管は、母材および溶接金属の強度と靭性は良好なも
のの、SATT85% が−18℃、vE
DWTT−30℃が2775Jと、いずれも目標の−3
0℃以下、5000J以上を大幅に下回っている。
範囲内であるが、本発明で規定する(1) 式を満たさない
代符Iの鋼からなる試番11のUOE溶接鋼管は、母材
の強度と靭性は良好なものの、溶接金属中にアシキュラ
ーフェライト組織が含まれないために溶接金属の靭性が
劣り、SATT85% が−22℃、vEDWTT−
30℃が3125Jと、いずれも目標の−30℃以下、
5000J以上を大幅に下回っている。
が、CとNの含有量が本発明で規定する上限値を超える
代符Jの鋼からなる試番12のUOE溶接鋼管は、母材
の強度と靭性は良好なものの、溶接金属の引張強さが母
材の引張強さから50MPaを減じた値の938MPa
より低い902MPaであるために、WATT85%が
−15℃、vEDWTT−30℃が3112Jと、いず
れも目標の−30℃以下、5000J以上を大幅に下回
っている。
この高強度鋼からなる鋼板および継目無鋼管およびUO
E溶接鋼管以外の溶接鋼管でも、同様の結果が得られる
ことを意味していることはいうまでもない。
および溶接管を含む鋼管は、高強度であるにもかかわら
ず不安定破壊抵抗特性に優れている。このため、例え
ば、本発明の鋼管をラインパイプとしてパイプラインを
構築すれば、その安全性が飛躍的に向上する等の効果が
得られ、産業上に寄与するところ多大である。
Claims (6)
- 【請求項1】質量%で、C:0.01〜0.10%、S
i:0.30%以下、Mn:1.00〜2.50%、
P:0.010%以下、S:0.0008%以下、N
b:0.005〜0.06%、Ti:0.004〜0.
025%、sol.Al:0.05%以下、N:0.0
040%以下、O:0.003%以下、Ni:2.5%
以下、Cu:1.5%以下、Mo:0.8%以下、C
r:1.0%以下、V:0.1%以下、B:0.002
%以下、Zr:0.03%以下、Ca:0.003%以
下を含み、残部Feおよび不純物で、かつ下記の(1) 式
を満たす鋼からなり、引張強さが750MPa以上であ
る高強度鋼。 {20×S+P+5×(N+O)}≦0.045 ・・・・ (1) ここで、(1) 式中の元素記号は鋼中に含まれる各元素の
含有量(質量%)を意味する。 - 【請求項2】表層部と肉厚中央部の金属組織に占めるマ
ルテンサイト相とベイナイト相との合計割合が、それぞ
れ、95体積%以上、80体積%以上である請求項1に
記載の高強度鋼。 - 【請求項3】請求項1または2に記載の高強度鋼よりな
る高強度鋼板。 - 【請求項4】請求項1または2に記載の高強度鋼よりな
る高強度鋼管。 - 【請求項5】母材部が請求項1または2に記載の高強度
鋼よりなる溶接鋼管であり、溶接金属の引張強さが70
0MPa以上で、かつ(母材の引張強さ−50)MPa
以上、溶接金属中のアシキュラーフェライト組織の割合
が10〜80体積%である高強度鋼管。 - 【請求項6】質量%で、C:0.01〜0.10%、S
i:0.30%以下、Mn:1.00〜2.50%、
P:0.010%以下、S:0.0008%以下、N
b:0.005〜0.06%、Ti:0.004〜0.
025%、sol.Al:0.05%以下、N:0.0
040%以下、O:0.003%以下、Ni:2.5%
以下、Cu:1.5%以下、Mo:0.80%以下、C
r:1.0%以下、V:0.1%以下、B:0.002
%以下、Zr:0.03%以下、Ca:0.0030%
以下を含み、残部Feおよび不純物で、かつ下記の(1)
式を満たす鋼を、950〜1200℃に加熱後、熱間圧
延をおこなって仕上温度900〜600℃で圧延を終了
し、500℃を下回らない温度域から300℃以下の温
度にまで4℃/秒以上の冷却速度で加速冷却する高強度
鋼の製造方法。 {20×S+P+5×(N+O)}≦0.045 ・・・・ (1) ここで、(1) 式中の元素記号は鋼中に含まれる各元素の
含有量(質量%)を意味する。
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