JP2003081543A - エレベーターのブレーキ制御装置 - Google Patents
エレベーターのブレーキ制御装置Info
- Publication number
- JP2003081543A JP2003081543A JP2001280165A JP2001280165A JP2003081543A JP 2003081543 A JP2003081543 A JP 2003081543A JP 2001280165 A JP2001280165 A JP 2001280165A JP 2001280165 A JP2001280165 A JP 2001280165A JP 2003081543 A JP2003081543 A JP 2003081543A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- elevator
- voltage
- control device
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 20
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 abstract description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 6
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 2
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エレベーターの緊急停止時に遅延することな
くブレーキを作動させることができ、サージ電圧を低減
することのできるエレベーターのブレーキ制御装置を提
供する。 【解決手段】 本発明のエレベーターのブレーキ制御装
置8は、エレベーターのブレーキコイル9の端子間電圧
を制御することによってブレーキの動作制御を行うブレ
ーキ制御装置であって、端子間電圧をチョッパ制御する
チョッパ回路とブレーキコイル9との間に接続される第
1の接点26と、この第1の接点26がオフされたとき
にブレーキコイル9の電流を還流させるためにブレーキ
コイルに並列に接続され、抵抗28とコンデンサ29と
の並列回路によって構成された放電回路とを含むことを
特徴とする。
くブレーキを作動させることができ、サージ電圧を低減
することのできるエレベーターのブレーキ制御装置を提
供する。 【解決手段】 本発明のエレベーターのブレーキ制御装
置8は、エレベーターのブレーキコイル9の端子間電圧
を制御することによってブレーキの動作制御を行うブレ
ーキ制御装置であって、端子間電圧をチョッパ制御する
チョッパ回路とブレーキコイル9との間に接続される第
1の接点26と、この第1の接点26がオフされたとき
にブレーキコイル9の電流を還流させるためにブレーキ
コイルに並列に接続され、抵抗28とコンデンサ29と
の並列回路によって構成された放電回路とを含むことを
特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーターのブ
レーキコイルの端子間電圧を制御することによってブレ
ーキの動作制御を行うエレベーターのブレーキ制御装置
に関する。
レーキコイルの端子間電圧を制御することによってブレ
ーキの動作制御を行うエレベーターのブレーキ制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベーターの巻上電動機の制止及び開
放を行うブレーキにおいて、半導体チョッパ回路により
ブレーキコイルの電圧を制御してブレーキを動作させる
ブレーキ制御装置が従来から利用されており、その一例
として特開平9−272664号公報に開示されたブレ
ーキ制御装置があった。
放を行うブレーキにおいて、半導体チョッパ回路により
ブレーキコイルの電圧を制御してブレーキを動作させる
ブレーキ制御装置が従来から利用されており、その一例
として特開平9−272664号公報に開示されたブレ
ーキ制御装置があった。
【0003】このブレーキ制御装置の回路構成を図8に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0004】図8において、81は直流電源、82は直
流電源81と並列に接続されサージ電圧等を吸収するた
めのコンデンサ、83はチョッパ制御するチョッピング
トランジスタ、84はフリーホイールダイオードであ
り、コンデンサ82とチョッピングトランジスタ83と
フリーホイールダイオード84とで構成されるチョッパ
回路によりブレーキコイル85の電圧を制御してブレー
キの開閉を行っている。
流電源81と並列に接続されサージ電圧等を吸収するた
めのコンデンサ、83はチョッパ制御するチョッピング
トランジスタ、84はフリーホイールダイオードであ
り、コンデンサ82とチョッピングトランジスタ83と
フリーホイールダイオード84とで構成されるチョッパ
回路によりブレーキコイル85の電圧を制御してブレー
キの開閉を行っている。
【0005】また、ブレーキコイル85には並列に放電
回路が形成されており、この放電回路はダイオード86
と抵抗87とから構成され、ブレーキを閉じるときにブ
レーキ電流を還流させてブレーキコイルに蓄えられたエ
ネルギーを放電している。
回路が形成されており、この放電回路はダイオード86
と抵抗87とから構成され、ブレーキを閉じるときにブ
レーキ電流を還流させてブレーキコイルに蓄えられたエ
ネルギーを放電している。
【0006】88a、88bは電磁接触器、89は電流
検出器、90はドロップアウトトランジスタであり、ブ
レーキコイル85の両端に電磁接触器88a,88bと
電流検出器89が挿入され、直流電源81とブレーキコ
イル85との間にはドロップアウトトランジスタ90が
接続されている。
検出器、90はドロップアウトトランジスタであり、ブ
レーキコイル85の両端に電磁接触器88a,88bと
電流検出器89が挿入され、直流電源81とブレーキコ
イル85との間にはドロップアウトトランジスタ90が
接続されている。
【0007】91は電流制御回路であり、電流検出器8
9によって検出されたブレーキ電流の値に基づいてブレ
ーキコイル85に流れる電流を制御する。
9によって検出されたブレーキ電流の値に基づいてブレ
ーキコイル85に流れる電流を制御する。
【0008】92は遅延制御回路であり、ブレーキ動作
時に電磁接触器88a,88bがオフするのを遅延させ
ている。
時に電磁接触器88a,88bがオフするのを遅延させ
ている。
【0009】次に、図9に基づいて上述したブレーキ制
御装置の動作を説明する。
御装置の動作を説明する。
【0010】エレベーター走行開始時には、まず接点開
閉令により電磁接触器88a,88bがオンし(時刻t
1)、次にチョッピングトランジスタ83とドロップア
ウトトランジスタ90がオンされブレーキコイル85に
ブレーキ電流が流れ始めてブレーキの吸引動作が開始さ
れる(時刻t2)。
閉令により電磁接触器88a,88bがオンし(時刻t
1)、次にチョッピングトランジスタ83とドロップア
ウトトランジスタ90がオンされブレーキコイル85に
ブレーキ電流が流れ始めてブレーキの吸引動作が開始さ
れる(時刻t2)。
【0011】電流検出器89によってブレーキ電流が一
定値に達したことが検出されると、電流制御回路91は
チョッピングトランジスタ83に対してチョッパ制御を
開始し、これによってブレーキ電流は一定値に保たれブ
レーキの保持動作に入る。
定値に達したことが検出されると、電流制御回路91は
チョッピングトランジスタ83に対してチョッパ制御を
開始し、これによってブレーキ電流は一定値に保たれブ
レーキの保持動作に入る。
【0012】その後、エレベーターを通常停止させるた
めにブレーキを閉じるときには、チョッピングトランジ
スタ83およびドロップアウトトランジスタ90をオフ
し、これによってブレーキ電流はダイオード86と抵抗
87とを流れて減少し、ブレーキが閉じる(時刻t
4)。そして、遅延制御回路92で設定される遅延時間
が経過した後に電磁接触器88a,88bがオフされる
(時刻t5)。
めにブレーキを閉じるときには、チョッピングトランジ
スタ83およびドロップアウトトランジスタ90をオフ
し、これによってブレーキ電流はダイオード86と抵抗
87とを流れて減少し、ブレーキが閉じる(時刻t
4)。そして、遅延制御回路92で設定される遅延時間
が経過した後に電磁接触器88a,88bがオフされる
(時刻t5)。
【0013】次に、エレベーターを非常停止させるとき
の動作を説明する。
の動作を説明する。
【0014】例えば、電流制御回路91が故障してチョ
ッピングトランジスタ83およびドロップアウトトラン
ジスタ90がオフしない場合には、接点開閉令により電
磁接触器88a,88bがオフし(時刻t6)、ブレー
キ電流は放電回路により減少してブレーキが閉じてい
た。
ッピングトランジスタ83およびドロップアウトトラン
ジスタ90がオフしない場合には、接点開閉令により電
磁接触器88a,88bがオフし(時刻t6)、ブレー
キ電流は放電回路により減少してブレーキが閉じてい
た。
【0015】このように、従来のブレーキ制御装置で
は、一般的に半導体素子であるチョッピングトランジス
タ83またはドロップアウトトランジスタ90が短絡し
た状態で破損する可能性が大きかったので、エレベータ
ーを緊急停止させるためにブレーキを閉じる場合には、
電磁接触器88a,88bをオフしてブレーキ電流を遮
断する必要があった。
は、一般的に半導体素子であるチョッピングトランジス
タ83またはドロップアウトトランジスタ90が短絡し
た状態で破損する可能性が大きかったので、エレベータ
ーを緊急停止させるためにブレーキを閉じる場合には、
電磁接触器88a,88bをオフしてブレーキ電流を遮
断する必要があった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のブレーキ制御装置では、電磁接触器88a、8
8bに遅延制御回路92が接続されているので、電磁接
触器88a,88bのオフが遅延され、緊急時であるに
も関わらずブレーキの作動が遅れるという問題点があっ
た。
た従来のブレーキ制御装置では、電磁接触器88a、8
8bに遅延制御回路92が接続されているので、電磁接
触器88a,88bのオフが遅延され、緊急時であるに
も関わらずブレーキの作動が遅れるという問題点があっ
た。
【0017】また、電磁接触器88a,88bをオフし
た瞬間には、電源電圧とブレーキ電流によって抵抗87
に生じる電圧とを加えたサージ電圧が電磁接触器88
a,88bの両端に印加される。ここで、ブレーキを早
く閉じるために放電回路の時定数を短くしようとして、
抵抗87の値を大きくすると電磁接触器88a,88b
の両端に印加されるサージ電圧はさらに大きくなってし
まう。逆にサージ電圧を下げるために抵抗の値を小さく
すると、ブレーキの作動が遅れてしまう。従ってサージ
電圧を下げることとブレーキを早く作動させることは両
立できないことであった。
た瞬間には、電源電圧とブレーキ電流によって抵抗87
に生じる電圧とを加えたサージ電圧が電磁接触器88
a,88bの両端に印加される。ここで、ブレーキを早
く閉じるために放電回路の時定数を短くしようとして、
抵抗87の値を大きくすると電磁接触器88a,88b
の両端に印加されるサージ電圧はさらに大きくなってし
まう。逆にサージ電圧を下げるために抵抗の値を小さく
すると、ブレーキの作動が遅れてしまう。従ってサージ
電圧を下げることとブレーキを早く作動させることは両
立できないことであった。
【0018】さらに、電磁接触器88a,88bはエレ
ベーターが通常運転中の起動時および停止時に動作する
ため、それに伴う電磁接触器6a,6bからの騒音が発
生するという問題点もあった。とくに、現在では制御盤
をエレベーターの昇降路内に設置する場合があるので、
この場合にはとくに騒音の問題は申告であった。
ベーターが通常運転中の起動時および停止時に動作する
ため、それに伴う電磁接触器6a,6bからの騒音が発
生するという問題点もあった。とくに、現在では制御盤
をエレベーターの昇降路内に設置する場合があるので、
この場合にはとくに騒音の問題は申告であった。
【0019】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、エレベーターの緊急停止時において
も遅れることなくブレーキを作動させることができると
ともに、緊急停止時に電源とブレーキコイル間を遮断す
る接点に発生するサージ電圧を低減することができ、ま
た通常運転中に機械的接点の開閉に伴う騒音を防止する
ことのできるエレベーターのブレーキ制御装置を提供す
ることにある。
あり、その目的は、エレベーターの緊急停止時において
も遅れることなくブレーキを作動させることができると
ともに、緊急停止時に電源とブレーキコイル間を遮断す
る接点に発生するサージ電圧を低減することができ、ま
た通常運転中に機械的接点の開閉に伴う騒音を防止する
ことのできるエレベーターのブレーキ制御装置を提供す
ることにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明であるエレベーターのブレー
キ制御装置は、エレベーターのブレーキコイルの端子間
電圧を制御することによってブレーキの動作制御を行う
ブレーキ制御装置であって、前記端子間電圧をチョッパ
制御するチョッパ回路と前記ブレーキコイルとの間に接
続される第1の接点と、この第1の接点がオフされたと
きに前記ブレーキコイルの電流を還流させるために前記
ブレーキコイルに並列に接続され、抵抗と容量性素子と
の並列回路を含む回路によって構成された放電回路とを
含むことを特徴とする。
に、請求項1に記載の発明であるエレベーターのブレー
キ制御装置は、エレベーターのブレーキコイルの端子間
電圧を制御することによってブレーキの動作制御を行う
ブレーキ制御装置であって、前記端子間電圧をチョッパ
制御するチョッパ回路と前記ブレーキコイルとの間に接
続される第1の接点と、この第1の接点がオフされたと
きに前記ブレーキコイルの電流を還流させるために前記
ブレーキコイルに並列に接続され、抵抗と容量性素子と
の並列回路を含む回路によって構成された放電回路とを
含むことを特徴とする。
【0021】この請求項1の発明によれば、エレベータ
ーの緊急停止時においても遅れることなくブレーキを作
動させることができるとともに、緊急停止時において電
源とブレーキコイル間を遮断する接点に発生するサージ
電圧を低減させることもできる。
ーの緊急停止時においても遅れることなくブレーキを作
動させることができるとともに、緊急停止時において電
源とブレーキコイル間を遮断する接点に発生するサージ
電圧を低減させることもできる。
【0022】請求項2に記載の発明であるエレベーター
のブレーキ制御装置の第1の接点は、非常停止時にのみ
オフすることを特徴とする。
のブレーキ制御装置の第1の接点は、非常停止時にのみ
オフすることを特徴とする。
【0023】この請求項2の発明によれば、第1の接点
は通常運転中には開閉せずに非常停止時にのみ動作する
ので接点の開閉に伴う騒音の発生を防ぐことができる。
は通常運転中には開閉せずに非常停止時にのみ動作する
ので接点の開閉に伴う騒音の発生を防ぐことができる。
【0024】請求項3に記載の発明であるエレベーター
のブレーキ制御装置は、前記チョッパ回路に駆動信号を
出力して制御する第1のマイコンと、この第1のマイコ
ンと前記チョッパ回路との間に接続された第2の接点
と、ブレーキの開放時にはブレーキ開放信号を出力して
前記第2の接点をオンし、ブレーキの動作時には前記第
2の接点をオフして前記駆動信号を遮断する第2のマイ
コンとをさらに具備することを特徴とする。
のブレーキ制御装置は、前記チョッパ回路に駆動信号を
出力して制御する第1のマイコンと、この第1のマイコ
ンと前記チョッパ回路との間に接続された第2の接点
と、ブレーキの開放時にはブレーキ開放信号を出力して
前記第2の接点をオンし、ブレーキの動作時には前記第
2の接点をオフして前記駆動信号を遮断する第2のマイ
コンとをさらに具備することを特徴とする。
【0025】この請求項3の発明によれば、第1のマイ
コンが誤動作して駆動信号を出力し続けた場合でも、第
2のマイコンによって駆動信号を遮断することができ、
ブレーキが開放されたままになることを防止することが
できる。
コンが誤動作して駆動信号を出力し続けた場合でも、第
2のマイコンによって駆動信号を遮断することができ、
ブレーキが開放されたままになることを防止することが
できる。
【0026】請求項4に記載の発明であるエレベーター
のブレーキ制御装置は、前記ブレーキコイルの端子間電
圧を検出し、この端子間電圧と前記ブレーキ開放信号と
を比較してブレーキの動作異常を検知する異常検出手段
をさらに具備することを特徴とする。
のブレーキ制御装置は、前記ブレーキコイルの端子間電
圧を検出し、この端子間電圧と前記ブレーキ開放信号と
を比較してブレーキの動作異常を検知する異常検出手段
をさらに具備することを特徴とする。
【0027】この請求項4の発明によれば、ブレーキコ
イルの端子間電圧を検出することによって、ブレーキの
開閉異常を検知することができる。
イルの端子間電圧を検出することによって、ブレーキの
開閉異常を検知することができる。
【0028】請求項5に記載の発明であるエレベーター
のブレーキ制御装置は、前記ブレーキコイルの端子間電
圧を検出し、この端子間電圧とブレーキ吸引時の端子間
電圧よりも低い値に設定された保持電圧リミット値とを
比較して、前記チョッパ回路における短絡異常を検知す
る異常検出手段をさらに具備することを特徴とする。
のブレーキ制御装置は、前記ブレーキコイルの端子間電
圧を検出し、この端子間電圧とブレーキ吸引時の端子間
電圧よりも低い値に設定された保持電圧リミット値とを
比較して、前記チョッパ回路における短絡異常を検知す
る異常検出手段をさらに具備することを特徴とする。
【0029】この請求項5の発明によれば、ブレーキコ
イルの端子間電圧を検出することによって、スイッチン
グ素子の短絡異常を検知することができる。
イルの端子間電圧を検出することによって、スイッチン
グ素子の短絡異常を検知することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】図1に基づいて本実施形態のブレ
ーキ制御装置を具備するエレベーターの全体構成を説明
する。
ーキ制御装置を具備するエレベーターの全体構成を説明
する。
【0031】図1において、1は巻上電動機駆動用の3
相交流電源、2は3相交流電源1を電源とした電動機制
御装置、3はエレベーターを駆動する巻上電動機であ
る。巻上電動機3はエレベーターかご4とつり合い重り
5とを繋ぐメインロープの掛けられたシーブ6に接続さ
れている。
相交流電源、2は3相交流電源1を電源とした電動機制
御装置、3はエレベーターを駆動する巻上電動機であ
る。巻上電動機3はエレベーターかご4とつり合い重り
5とを繋ぐメインロープの掛けられたシーブ6に接続さ
れている。
【0032】7はブレーキ駆動用の3相交流電源、8は
3相交流電源7を電源としたブレーキ制御装置、9はブ
レーキを開閉するブレーキコイルである。このブレーキ
コイル9によってブレーキ10が動作して巻上電動機3
に対して制動力を与えている。
3相交流電源7を電源としたブレーキ制御装置、9はブ
レーキを開閉するブレーキコイルである。このブレーキ
コイル9によってブレーキ10が動作して巻上電動機3
に対して制動力を与えている。
【0033】11はエレベーター全体の運転を制御する
エレベーター制御マイコンであり、呼びに応じてエレベ
ーターを上下させるなどの処理を行う。12は巻上電動
機及びブレーキの制御を行う駆動制御マイコンであり、
エレベーター制御マイコン11によるエレベーターの運
転指令を受けて電動機制御装置2及びブレーキ制御装置
8に対して信号を出力して制御している。
エレベーター制御マイコンであり、呼びに応じてエレベ
ーターを上下させるなどの処理を行う。12は巻上電動
機及びブレーキの制御を行う駆動制御マイコンであり、
エレベーター制御マイコン11によるエレベーターの運
転指令を受けて電動機制御装置2及びブレーキ制御装置
8に対して信号を出力して制御している。
【0034】次に、上述したエレベーターの各運転状況
における動作について説明する。
における動作について説明する。
【0035】まず、エレベーターが停止しているときに
はブレーキ10が閉じた状態になっており、その拘束力
によって巻上電動機3が拘束され、エレベーターかご4
は停止状態を維持する。
はブレーキ10が閉じた状態になっており、その拘束力
によって巻上電動機3が拘束され、エレベーターかご4
は停止状態を維持する。
【0036】そして、呼びボタンが押されるなどによっ
て、エレベーターの走行が開始されるときには、エレベ
ーター制御マイコン11によって駆動制御マイコン12
に対して運転指令が出力され、これを受けて駆動制御マ
イコン12がブレーキ制御装置8にブレーキの駆動信号
を出力し、ブレーキ制御装置8はブレーキコイル9に電
圧を加えてブレーキ10を吸引し、保持する。これによ
って、巻上電動機3が回転可能な状態になるので、駆動
制御マイコン12は電動機制御装置2に対して巻上電動
機3の駆動信号を出力し、電動機制御装置2が巻上電動
機3を駆動してエレベーターかご4が移動する。
て、エレベーターの走行が開始されるときには、エレベ
ーター制御マイコン11によって駆動制御マイコン12
に対して運転指令が出力され、これを受けて駆動制御マ
イコン12がブレーキ制御装置8にブレーキの駆動信号
を出力し、ブレーキ制御装置8はブレーキコイル9に電
圧を加えてブレーキ10を吸引し、保持する。これによ
って、巻上電動機3が回転可能な状態になるので、駆動
制御マイコン12は電動機制御装置2に対して巻上電動
機3の駆動信号を出力し、電動機制御装置2が巻上電動
機3を駆動してエレベーターかご4が移動する。
【0037】そして、移動中のエレベーターを停止させ
るときには、エレベーター制御マイコン11によって停
止指令が出力され、これを受けて駆動制御マイコン12
は駆動制御装置2に対して巻上電動機3の駆動を停止さ
せる。そして、駆動制御マイコン12はブレーキ制御装
置8に対して駆動信号を停止し、これによってブレーキ
制御装置8はブレーキコイル9のエネルギーを放電する
ので、ブレーキ10は閉じて巻上電動機3が制動され
る。
るときには、エレベーター制御マイコン11によって停
止指令が出力され、これを受けて駆動制御マイコン12
は駆動制御装置2に対して巻上電動機3の駆動を停止さ
せる。そして、駆動制御マイコン12はブレーキ制御装
置8に対して駆動信号を停止し、これによってブレーキ
制御装置8はブレーキコイル9のエネルギーを放電する
ので、ブレーキ10は閉じて巻上電動機3が制動され
る。
【0038】次に、図2に基づいて本実施形態のエレベ
ーターのブレーキ制御装置8の回路構成を説明する。な
お、図1との同一部分には同一の番号を付している。
ーターのブレーキ制御装置8の回路構成を説明する。な
お、図1との同一部分には同一の番号を付している。
【0039】図2において、21はブレーキ駆動用の3
相交流電源7を電源とした3相全波整流器、22は3相
全波整流器21の出力に接続されたコンデンサ、23は
スイッチング素子、24はフリーホイールダイオードで
あり、コンデンサ22とスイッチング素子23とフリー
ホイールダイオード24とによってチョッパ回路を構成
しており、ブレーキコイル9の電圧制御を行っている。
相交流電源7を電源とした3相全波整流器、22は3相
全波整流器21の出力に接続されたコンデンサ、23は
スイッチング素子、24はフリーホイールダイオードで
あり、コンデンサ22とスイッチング素子23とフリー
ホイールダイオード24とによってチョッパ回路を構成
しており、ブレーキコイル9の電圧制御を行っている。
【0040】26はブレーキコイル9とスイッチング素
子23との間に挿入されたメカニカルリレーであり、エ
レベーターの通常運転中は常にオンの状態になっていて
緊急停止時にのみオフする。
子23との間に挿入されたメカニカルリレーであり、エ
レベーターの通常運転中は常にオンの状態になっていて
緊急停止時にのみオフする。
【0041】27はダイオード、28は抵抗、29はコ
ンデンサであり、リレー26がオフしたときにブレーキ
コイル9に流れる電流を減衰させる放電回路を構成して
いる。
ンデンサであり、リレー26がオフしたときにブレーキ
コイル9に流れる電流を減衰させる放電回路を構成して
いる。
【0042】30はスイッチング素子23のゲートを駆
動するゲート駆動回路であり、リレー31を介して駆動
制御マイコン12に接続され、駆動制御マイコン12か
らの駆動信号に基づいて動作する。リレー31はエレベ
ーター制御マイコン11からのブレーキ開放信号に従っ
てオン、オフの動作を行い、駆動制御マイコン12から
出力される駆動信号を遮断することができる構成になっ
ている。
動するゲート駆動回路であり、リレー31を介して駆動
制御マイコン12に接続され、駆動制御マイコン12か
らの駆動信号に基づいて動作する。リレー31はエレベ
ーター制御マイコン11からのブレーキ開放信号に従っ
てオン、オフの動作を行い、駆動制御マイコン12から
出力される駆動信号を遮断することができる構成になっ
ている。
【0043】32は異常検出部であり、ブレーキコイル
9の端子間電圧を検出してブレーキ制御装置8の異常を
検知している。
9の端子間電圧を検出してブレーキ制御装置8の異常を
検知している。
【0044】次に、ブレーキ制御装置8の動作を図3に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0045】まず、ブレーキを開放してエレベーターが
移動を開始する場合には、図3のa点においてエレベー
ター制御マイコン11からのブレーキ開放信号によって
リレー31がオンされ、これとともに駆動制御マイコン
12がゲート駆動回路30に対して駆動信号を出力し、
これによってゲート駆動回路30がゲート信号を出力し
てスイッチング素子23をオン状態に維持する。そし
て、全波整流器21からの電圧がブレーキコイル9に印
加されるので、ブレーキ電流ILが上昇を開始する。
移動を開始する場合には、図3のa点においてエレベー
ター制御マイコン11からのブレーキ開放信号によって
リレー31がオンされ、これとともに駆動制御マイコン
12がゲート駆動回路30に対して駆動信号を出力し、
これによってゲート駆動回路30がゲート信号を出力し
てスイッチング素子23をオン状態に維持する。そし
て、全波整流器21からの電圧がブレーキコイル9に印
加されるので、ブレーキ電流ILが上昇を開始する。
【0046】そして、区間bではブレーキ電流ILが、
ブレーキコイル9のインダクタンスLと内部抵抗Rによ
って定まる時定数L/Rで上昇し、これによってブレー
キ10が吸引される。
ブレーキコイル9のインダクタンスLと内部抵抗Rによ
って定まる時定数L/Rで上昇し、これによってブレー
キ10が吸引される。
【0047】そして、c点でブレーキの吸引動作が完了
すると、ブレーキコイル9のインダクタンスはL’に変
化し、ブレーキ電流はL’/Rで上昇を続ける。
すると、ブレーキコイル9のインダクタンスはL’に変
化し、ブレーキ電流はL’/Rで上昇を続ける。
【0048】駆動制御マイコン12がブレーキ10の吸
引が完了したことを検知してブレーキの保持を指令する
と(d点)、ゲート駆動回路30はスイッチング素子2
3に対して区間eに示すようなゲート信号を出力してチ
ョッパ制御を開始する。
引が完了したことを検知してブレーキの保持を指令する
と(d点)、ゲート駆動回路30はスイッチング素子2
3に対して区間eに示すようなゲート信号を出力してチ
ョッパ制御を開始する。
【0049】このチョッパ制御によってブレーキコイル
9の印加電圧は減少し、ブレーキ電流ILは低下してブ
レーキ10は保持状態を維持する。
9の印加電圧は減少し、ブレーキ電流ILは低下してブ
レーキ10は保持状態を維持する。
【0050】その後、f点においてブレーキ10を閉じ
てエレベーターの移動を停止させる場合には、駆動制御
マイコン12からの駆動信号が零になり、ゲート駆動回
路30のゲート信号も零になるのでスイッチング素子2
3はオフされる。このとき、エレベーター制御マイコン
11からのブレーキ開放信号も零になるのでリレー31
もオフされている。このように、エレベーター制御マイ
コン11がリレー31をオフするので、駆動制御マイコ
ン12が故障して駆動信号を出力し続けた場合でもスイ
ッチング素子23を常時オフの状態に維持することがで
きる。
てエレベーターの移動を停止させる場合には、駆動制御
マイコン12からの駆動信号が零になり、ゲート駆動回
路30のゲート信号も零になるのでスイッチング素子2
3はオフされる。このとき、エレベーター制御マイコン
11からのブレーキ開放信号も零になるのでリレー31
もオフされている。このように、エレベーター制御マイ
コン11がリレー31をオフするので、駆動制御マイコ
ン12が故障して駆動信号を出力し続けた場合でもスイ
ッチング素子23を常時オフの状態に維持することがで
きる。
【0051】こうしてスイッチング素子23がオフされ
た後には、ブレーキ電流ILはブレーキコイル9とフリ
ーホイールダイオード24とを循環して区間gに示すよ
うに時定数L’/Rで減少し、さらにh点でブレーキが
閉じるとブレーキ電流は時定数L/Rで減少していき、
ブレーキ10が作動してエレベーターは停止する。
た後には、ブレーキ電流ILはブレーキコイル9とフリ
ーホイールダイオード24とを循環して区間gに示すよ
うに時定数L’/Rで減少し、さらにh点でブレーキが
閉じるとブレーキ電流は時定数L/Rで減少していき、
ブレーキ10が作動してエレベーターは停止する。
【0052】次に、緊急時においてエレベーターを非常
停止させる場合のブレーキ10の動作を図4に基づいて
説明する。
停止させる場合のブレーキ10の動作を図4に基づいて
説明する。
【0053】非常停止時には、図4(b)のi点におい
て駆動制御マイコン12がリレー26をオフする。この
ときブレーキ電流ILは図4(a)に示すようにダイオ
ード27と抵抗28とコンデンサ29とから構成される
放電回路を流れる。
て駆動制御マイコン12がリレー26をオフする。この
ときブレーキ電流ILは図4(a)に示すようにダイオ
ード27と抵抗28とコンデンサ29とから構成される
放電回路を流れる。
【0054】そして、リレー26のオフとともにブレー
キコイル9とコンデンサ29と抵抗28によってRLC
回路が形成されて共振が始まり、図4(b)の区間jに
示す実線のようにブレーキ電流は急速に零まで低下す
る。ここで、従来のようにコンデンサがなく抵抗だけの
放電回路の場合には、ブレーキ電流ILは点線のように
低下し、コンデンサを接続した場合に比べて遅延する。
このように、放電回路にコンデンサを接続したことによ
って、ブレーキ10は瞬時に閉じられ、エレベーターは
非常停止することになる。
キコイル9とコンデンサ29と抵抗28によってRLC
回路が形成されて共振が始まり、図4(b)の区間jに
示す実線のようにブレーキ電流は急速に零まで低下す
る。ここで、従来のようにコンデンサがなく抵抗だけの
放電回路の場合には、ブレーキ電流ILは点線のように
低下し、コンデンサを接続した場合に比べて遅延する。
このように、放電回路にコンデンサを接続したことによ
って、ブレーキ10は瞬時に閉じられ、エレベーターは
非常停止することになる。
【0055】また、区間jではコンデンサ電圧Vcは実
線で示すように緩やかに上昇し、点kを過ぎると緩やか
に低下する。これは点kにおいてダイオード27がオフ
し、コンデンサ29と抵抗28によるRC回路が形成さ
れて、コンデンサ29のエネルギーが放電されるためで
ある。ここで、従来のようにコンデンサがなく抵抗だけ
で放電回路を形成すると、抵抗28には図4(b)の点
iにおいて点線で示すようなサージ電圧が発生する。こ
のサージ電圧を低く抑えるためには、抵抗値を小さくす
ればよいが、抵抗値を小さくするとブレーキ電流の放電
に時間がかかり、ブレーキの動作が遅延することにな
る。
線で示すように緩やかに上昇し、点kを過ぎると緩やか
に低下する。これは点kにおいてダイオード27がオフ
し、コンデンサ29と抵抗28によるRC回路が形成さ
れて、コンデンサ29のエネルギーが放電されるためで
ある。ここで、従来のようにコンデンサがなく抵抗だけ
で放電回路を形成すると、抵抗28には図4(b)の点
iにおいて点線で示すようなサージ電圧が発生する。こ
のサージ電圧を低く抑えるためには、抵抗値を小さくす
ればよいが、抵抗値を小さくするとブレーキ電流の放電
に時間がかかり、ブレーキの動作が遅延することにな
る。
【0056】したがって、従来のように抵抗だけで放電
回路を形成すると、ブレーキを早く動作させることと、
サージ電圧を低く抑えることは両立できない問題であっ
た。
回路を形成すると、ブレーキを早く動作させることと、
サージ電圧を低く抑えることは両立できない問題であっ
た。
【0057】このように、本実施形態のエレベーターの
ブレーキ制御装置8では、放電回路にコンデンサを接続
したことによって、ブレーキ電流を瞬時に放電して緊急
停止指令から遅延することなく最短でエレベーターの緊
急停止を行うことができるとともに、リレー26をオフ
したときに発生するサージ電圧を低く抑えることもでき
る。
ブレーキ制御装置8では、放電回路にコンデンサを接続
したことによって、ブレーキ電流を瞬時に放電して緊急
停止指令から遅延することなく最短でエレベーターの緊
急停止を行うことができるとともに、リレー26をオフ
したときに発生するサージ電圧を低く抑えることもでき
る。
【0058】また、図3に示すようにリレー26は通常
運転中には開閉せずに緊急停止時にのみ動作するのでリ
レー接点の開閉に伴う騒音の発生を防ぐことができる。
運転中には開閉せずに緊急停止時にのみ動作するのでリ
レー接点の開閉に伴う騒音の発生を防ぐことができる。
【0059】さらに、リレー31はブレーキの駆動を制
御する駆動制御マイコン12ではなく、エレベーター制
御マイコン11によって制御されているので、駆動制御
マイコン12が誤動作して駆動信号を出力し続けた場合
でも、エレベーター制御マイコン11によって駆動信号
を遮断することができ、ブレーキが開放されたままにな
ることを防止することができる。
御する駆動制御マイコン12ではなく、エレベーター制
御マイコン11によって制御されているので、駆動制御
マイコン12が誤動作して駆動信号を出力し続けた場合
でも、エレベーター制御マイコン11によって駆動信号
を遮断することができ、ブレーキが開放されたままにな
ることを防止することができる。
【0060】次に、異常検出部32の構成を図5に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0061】ブレーキコイル9の端子間電圧は絶縁アン
プ51とフィルタ回路52を介して開閉状態比較部53
へ入力される。
プ51とフィルタ回路52を介して開閉状態比較部53
へ入力される。
【0062】絶縁アンプ51は、ブレーキコイル9が接
続されている主回路側と異常検出部32とを絶縁するた
めに接続され、フィルタ回路52はブレーキコイル9の
端子間電圧をフィルタリングするために接続されてい
る。
続されている主回路側と異常検出部32とを絶縁するた
めに接続され、フィルタ回路52はブレーキコイル9の
端子間電圧をフィルタリングするために接続されてい
る。
【0063】開閉状態比較部53はブレーキ端子間電圧
とエレベーター制御マイコン11からリレー31に入力
されるブレーキ開放信号とを比較し、その比較結果に応
じてブレーキ開閉異常フラグを設定する。
とエレベーター制御マイコン11からリレー31に入力
されるブレーキ開放信号とを比較し、その比較結果に応
じてブレーキ開閉異常フラグを設定する。
【0064】ここで、ブレーキ端子間電圧とブレーキ開
放信号との関係を図6に基づいて説明する。
放信号との関係を図6に基づいて説明する。
【0065】図6(a)に示すように正常な場合にはブ
レーキ端子間電圧とブレーキ開放信号とは同期するの
で、ブレーキ端子間電圧がオンされているときにはブレ
ーキ開放信号もオンされている。
レーキ端子間電圧とブレーキ開放信号とは同期するの
で、ブレーキ端子間電圧がオンされているときにはブレ
ーキ開放信号もオンされている。
【0066】しかし、図6(b)に示すようにブレーキ
開放信号がオンであるにも関わらず、ブレーキ端子間電
圧が零の場合、または図6(c)に示すようにブレーキ
開放信号がオフであるにも関わらずブレーキ端子間電圧
が零でない場合には開閉状態比較部53はブレーキの開
閉が異常であると判断し、ブレーキの開閉異常フラグを
セットする。
開放信号がオンであるにも関わらず、ブレーキ端子間電
圧が零の場合、または図6(c)に示すようにブレーキ
開放信号がオフであるにも関わらずブレーキ端子間電圧
が零でない場合には開閉状態比較部53はブレーキの開
閉が異常であると判断し、ブレーキの開閉異常フラグを
セットする。
【0067】これによって、ブレーキコイル9の端子間
電圧を検出することにより、ブレーキの開閉異常を検知
することができる。
電圧を検出することにより、ブレーキの開閉異常を検知
することができる。
【0068】一方、フィルタ52から出力されたブレー
キ端子間電圧はオンディレー回路54を介して素子短絡
状態比較部55へ入力される。
キ端子間電圧はオンディレー回路54を介して素子短絡
状態比較部55へ入力される。
【0069】オンディレー回路54は、素子短絡状態比
較部55で行われる比較処理がブレーキ保持状態のとき
に行われる必要があるので、ブレーキ吸引状態のときを
回避してブレーキ端子間電圧がブレーキ保持状態になる
まで遅延させるために設置されている。
較部55で行われる比較処理がブレーキ保持状態のとき
に行われる必要があるので、ブレーキ吸引状態のときを
回避してブレーキ端子間電圧がブレーキ保持状態になる
まで遅延させるために設置されている。
【0070】素子短絡状態比較部55は、オンディレー
回路54によって遅延されたブレーキ端子間電圧と保持
電圧リミット値とを比較して、その比較結果に応じて素
子短絡異常フラグを設定する。保持電圧リミット値は、
ブレーキが保持状態のときのブレーキ端子間電圧よりも
高く設定されるとともに、ブレーキが吸引状態のときの
ブレーキ端子間電圧よりも低く設定される電圧値であ
る。
回路54によって遅延されたブレーキ端子間電圧と保持
電圧リミット値とを比較して、その比較結果に応じて素
子短絡異常フラグを設定する。保持電圧リミット値は、
ブレーキが保持状態のときのブレーキ端子間電圧よりも
高く設定されるとともに、ブレーキが吸引状態のときの
ブレーキ端子間電圧よりも低く設定される電圧値であ
る。
【0071】ここで、素子短絡状態比較部55における
ブレーキ端子間電圧と保持電圧リミット値との比較を図
7に基づいて説明する。
ブレーキ端子間電圧と保持電圧リミット値との比較を図
7に基づいて説明する。
【0072】素子短絡状態比較部55は、ブレーキの吸
引開始からオンディレー回路54によって一定時間遅延
した後のブレーキ端子間電圧と保持電圧リミット値とを
比較する。このときブレーキ10はすでに保持状態にな
っているのでスイッチング素子23が正常な場合には、
図7に示すようにブレーキ端子間電圧は保持電圧リミッ
ト値を下回る。
引開始からオンディレー回路54によって一定時間遅延
した後のブレーキ端子間電圧と保持電圧リミット値とを
比較する。このときブレーキ10はすでに保持状態にな
っているのでスイッチング素子23が正常な場合には、
図7に示すようにブレーキ端子間電圧は保持電圧リミッ
ト値を下回る。
【0073】しかし、スイッチング素子23に異常が発
生して短絡した状態になると、ブレーキ端子間電圧はブ
レーキ吸引時の電圧にまで上昇する。
生して短絡した状態になると、ブレーキ端子間電圧はブ
レーキ吸引時の電圧にまで上昇する。
【0074】したがって、オンディレー回路54により
一定時間経過してブレーキが保持状態に移行していなけ
ればならないときに、ブレーキ端子間電圧が保持電圧リ
ミット値を越えているときにはスイッチング素子23が
短絡していると判断することができ、これに基づいて素
子短絡状態比較部55は素子短絡フラグをセットする。
一定時間経過してブレーキが保持状態に移行していなけ
ればならないときに、ブレーキ端子間電圧が保持電圧リ
ミット値を越えているときにはスイッチング素子23が
短絡していると判断することができ、これに基づいて素
子短絡状態比較部55は素子短絡フラグをセットする。
【0075】これによって、ブレーキコイル9の端子間
電圧を検出することにより、スイッチング素子23の短
絡異常を検知することができる。また、このようにして
素子短絡フラグあるいは開閉異常フラグがセットされた
後には、エレベーターは最寄り階に停止して運転を中止
する。
電圧を検出することにより、スイッチング素子23の短
絡異常を検知することができる。また、このようにして
素子短絡フラグあるいは開閉異常フラグがセットされた
後には、エレベーターは最寄り階に停止して運転を中止
する。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のエレベー
ターのブレーキ制御装置によれば、エレベーターの緊急
停止時においても遅れることなくブレーキを作動させる
ことができるとともに、緊急停止時において接点に発生
するサージ電圧を低減することができる。
ターのブレーキ制御装置によれば、エレベーターの緊急
停止時においても遅れることなくブレーキを作動させる
ことができるとともに、緊急停止時において接点に発生
するサージ電圧を低減することができる。
【図1】本発明によるエレベーターのブレーキ制御装置
を含むエレベーターの全体構成を示す図である。
を含むエレベーターの全体構成を示す図である。
【図2】本発明によるエレベーターのブレーキ制御装置
の一実施形態の構成を示す回路図である。
の一実施形態の構成を示す回路図である。
【図3】図2に示すエレベーターのブレーキ制御装置の
動作を説明するためのタイミングチャートである。
動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図4】図2に示すエレベーターのブレーキ制御装置の
非常時における動作を説明するための図である。
非常時における動作を説明するための図である。
【図5】図2に示すエレベーターのブレーキ制御装置の
異常検出部の構成を示すブロック図である。
異常検出部の構成を示すブロック図である。
【図6】開閉状態比較部における比較処理を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図7】素子短絡状態比較部における比較処理を説明す
るための図である。
るための図である。
【図8】従来のエレベーターのブレーキ制御装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図9】従来のエレベーターのブレーキ制御装置の動作
を説明するためのタイミングチャートである。
を説明するためのタイミングチャートである。
1、7 3相交流電源
2 電動機制御装置
3 巻上電動機
4 エレベーターかご
5 つり合い重り
6 シーブ
8 ブレーキ制御装置
9 ブレーキコイル
10 ブレーキ
11 エレベーター制御マイコン
12 駆動制御マイコン
21 3相全波整流器
22 コンデンサ
23 スイッチング素子
24 フリーホイールダイオード
26 メカニカルリレー
27 ダイオード
28 抵抗
29 コンデンサ
30 ゲート駆動回路
31 リレー
32 異常検出部
51 絶縁アンプ
52 フィルタ回路
53 開閉状態比較部
54 オンディレー回路
55 素子短絡比較部
81 直流電源
82 コンデンサ
83 チョッピングトランジスタ
84 フリーホイールダイオード
85 ブレーキコイル
86 ダイオード
87 抵抗
88a、88b 電磁接触器
89 電流検出器
90 ドロップアウトトランジスタ
91 電流制御回路
92 遅延制御回路
Claims (5)
- 【請求項1】 エレベーターのブレーキコイルの端子間
電圧を制御することによってブレーキの動作制御を行う
ブレーキ制御装置であって、 前記端子間電圧をチョッパ制御するチョッパ回路と前記
ブレーキコイルとの間に接続される第1の接点と、 この第1の接点がオフされたときに前記ブレーキコイル
の電流を還流させるために前記ブレーキコイルに並列に
接続され、抵抗と容量性素子との並列回路を含む回路に
よって構成された放電回路とを含むことを特徴とするエ
レベーターのブレーキ制御装置。 - 【請求項2】 前記第1の接点は、非常停止時にのみオ
フすることを特徴とする請求項1に記載のエレベーター
のブレーキ制御装置。 - 【請求項3】 前記チョッパ回路に駆動信号を出力して
制御する第1のマイコンと、 この第1のマイコンと前記チョッパ回路との間に接続さ
れた第2の接点と、 ブレーキの開放時にはブレーキ開放信号を出力して前記
第2の接点をオンし、ブレーキの動作時には前記第2の
接点をオフして前記駆動信号を遮断する第2のマイコン
とをさらに具備することを特徴とする請求項1または2
に記載のエレベーターのブレーキ制御装置。 - 【請求項4】 前記ブレーキコイルの端子間電圧を検出
し、この端子間電圧と前記ブレーキ開放信号とを比較し
てブレーキの動作異常を検知する異常検出手段をさらに
具備することを特徴とする請求項3に記載のエレベータ
ーのブレーキ制御装置。 - 【請求項5】 前記ブレーキコイルの端子間電圧を検出
し、この端子間電圧とブレーキ吸引時の端子間電圧より
も低い値に設定された保持電圧リミット値とを比較し
て、前記チョッパ回路における短絡異常を検知する異常
検出手段をさらに具備することを特徴とする請求項1、
2、3または4に記載のエレベーターのブレーキ制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001280165A JP2003081543A (ja) | 2001-09-14 | 2001-09-14 | エレベーターのブレーキ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001280165A JP2003081543A (ja) | 2001-09-14 | 2001-09-14 | エレベーターのブレーキ制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003081543A true JP2003081543A (ja) | 2003-03-19 |
Family
ID=19104211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001280165A Pending JP2003081543A (ja) | 2001-09-14 | 2001-09-14 | エレベーターのブレーキ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003081543A (ja) |
Cited By (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006033165A1 (en) * | 2004-09-24 | 2006-03-30 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Armature movement detection apparatus and armature position estimation apparatus for an elevator brake |
| WO2007144948A1 (ja) | 2006-06-15 | 2007-12-21 | Mitsubishi Electric Corporation | エレベータのブレーキ装置 |
| KR100807943B1 (ko) * | 2006-12-07 | 2008-02-28 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 엘리베이터 브레이크의 접극자 동작 검출 장치 및 접극자위치 추정 장치 |
| WO2008139567A1 (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Mitsubishi Electric Corporation | エレベータのブレーキ制御装置 |
| WO2008152722A1 (ja) * | 2007-06-14 | 2008-12-18 | Mitsubishi Electric Corporation | エレベータ装置 |
| JP2009012946A (ja) * | 2007-07-05 | 2009-01-22 | Mitsubishi Electric Corp | ブレーキコイルの駆動回路 |
| JP2009046231A (ja) * | 2007-08-17 | 2009-03-05 | Hitachi Ltd | エレベーターのブレーキ装置 |
| WO2009127772A1 (en) * | 2008-04-17 | 2009-10-22 | Kone Corporation | Arrangement and method in an elevator without counterweight |
| JP2011195287A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータのブレーキ制御装置 |
| WO2013052051A1 (en) * | 2011-10-06 | 2013-04-11 | Otis Elevator Company | Elevator brake control |
| CN103608278A (zh) * | 2011-06-13 | 2014-02-26 | 三菱电机株式会社 | 电梯控制装置 |
| WO2014086669A1 (de) * | 2012-12-03 | 2014-06-12 | Inventio Ag | Ansteuern einer elektromagnetischen aufzugsbremse für eine aufzugsanlage |
| JP2016082656A (ja) * | 2014-10-14 | 2016-05-16 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 異常検出装置及び異常検出方法 |
| US9422135B2 (en) | 2011-04-15 | 2016-08-23 | Otis Elevator Company | Elevator drive power supply control |
| CN109264517A (zh) * | 2018-11-20 | 2019-01-25 | 日立楼宇技术(广州)有限公司 | 一种电梯制动控制装置和方法 |
| CN109422206A (zh) * | 2017-09-04 | 2019-03-05 | 株式会社安川电机 | 电梯制动器的控制装置、控制方法以及电梯系统 |
| CN109534111A (zh) * | 2018-11-20 | 2019-03-29 | 日立楼宇技术(广州)有限公司 | 一种电梯安全控制系统及方法 |
| CN112567622A (zh) * | 2018-06-12 | 2021-03-26 | 株式会社不二越 | 制动器电路放电系统 |
| CN115490103A (zh) * | 2022-10-25 | 2022-12-20 | 菱王电梯有限公司 | 一种封星控制方法及装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH072452A (ja) * | 1993-06-15 | 1995-01-06 | Mitsubishi Electric Corp | リニアモータ駆動エレベーターのブレーキ制御装置 |
| JP2000247552A (ja) * | 1999-02-25 | 2000-09-12 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーターのブレーキ制御装置 |
| JP3109667B1 (ja) * | 1999-12-27 | 2000-11-20 | サンケン電気株式会社 | Dc−dcコンバータ |
| JP2001146366A (ja) * | 1999-11-19 | 2001-05-29 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの制動装置 |
-
2001
- 2001-09-14 JP JP2001280165A patent/JP2003081543A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH072452A (ja) * | 1993-06-15 | 1995-01-06 | Mitsubishi Electric Corp | リニアモータ駆動エレベーターのブレーキ制御装置 |
| JP2000247552A (ja) * | 1999-02-25 | 2000-09-12 | Mitsubishi Electric Corp | エレベーターのブレーキ制御装置 |
| JP2001146366A (ja) * | 1999-11-19 | 2001-05-29 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの制動装置 |
| JP3109667B1 (ja) * | 1999-12-27 | 2000-11-20 | サンケン電気株式会社 | Dc−dcコンバータ |
Cited By (30)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006033165A1 (en) * | 2004-09-24 | 2006-03-30 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Armature movement detection apparatus and armature position estimation apparatus for an elevator brake |
| WO2007144948A1 (ja) | 2006-06-15 | 2007-12-21 | Mitsubishi Electric Corporation | エレベータのブレーキ装置 |
| EP2028150A4 (en) * | 2006-06-15 | 2013-03-13 | Mitsubishi Electric Corp | BRAKING SYSTEM FOR LIFT |
| JPWO2007144948A1 (ja) * | 2006-06-15 | 2009-10-29 | 三菱電機株式会社 | エレベータのブレーキ装置 |
| KR100807943B1 (ko) * | 2006-12-07 | 2008-02-28 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 엘리베이터 브레이크의 접극자 동작 검출 장치 및 접극자위치 추정 장치 |
| JPWO2008139567A1 (ja) * | 2007-05-08 | 2010-07-29 | 三菱電機株式会社 | エレベータのブレーキ制御装置 |
| WO2008139567A1 (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Mitsubishi Electric Corporation | エレベータのブレーキ制御装置 |
| CN101663219B (zh) * | 2007-05-08 | 2012-04-04 | 三菱电机株式会社 | 电梯的制动器控制装置 |
| WO2008152722A1 (ja) * | 2007-06-14 | 2008-12-18 | Mitsubishi Electric Corporation | エレベータ装置 |
| US8272482B2 (en) | 2007-06-14 | 2012-09-25 | Mitsubishi Electric Corporation | Elevator apparatus for braking control of car according to detected content of failure |
| JPWO2008152722A1 (ja) * | 2007-06-14 | 2010-08-26 | 三菱電機株式会社 | エレベータ装置 |
| JP2009012946A (ja) * | 2007-07-05 | 2009-01-22 | Mitsubishi Electric Corp | ブレーキコイルの駆動回路 |
| JP2009046231A (ja) * | 2007-08-17 | 2009-03-05 | Hitachi Ltd | エレベーターのブレーキ装置 |
| WO2009127772A1 (en) * | 2008-04-17 | 2009-10-22 | Kone Corporation | Arrangement and method in an elevator without counterweight |
| JP2011195287A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータのブレーキ制御装置 |
| US9422135B2 (en) | 2011-04-15 | 2016-08-23 | Otis Elevator Company | Elevator drive power supply control |
| CN103608278A (zh) * | 2011-06-13 | 2014-02-26 | 三菱电机株式会社 | 电梯控制装置 |
| WO2013052051A1 (en) * | 2011-10-06 | 2013-04-11 | Otis Elevator Company | Elevator brake control |
| CN103842277A (zh) * | 2011-10-06 | 2014-06-04 | 奥的斯电梯公司 | 电梯制动控制 |
| US9617117B2 (en) | 2011-10-06 | 2017-04-11 | Otis Elevator Company | Elevator brake control including a solid state switch in series with a relay switch |
| WO2014086669A1 (de) * | 2012-12-03 | 2014-06-12 | Inventio Ag | Ansteuern einer elektromagnetischen aufzugsbremse für eine aufzugsanlage |
| CN104837756A (zh) * | 2012-12-03 | 2015-08-12 | 因温特奥股份公司 | 驱动用于电梯系统的电磁电梯制动器 |
| JP2016082656A (ja) * | 2014-10-14 | 2016-05-16 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 異常検出装置及び異常検出方法 |
| CN109422206A (zh) * | 2017-09-04 | 2019-03-05 | 株式会社安川电机 | 电梯制动器的控制装置、控制方法以及电梯系统 |
| CN112567622A (zh) * | 2018-06-12 | 2021-03-26 | 株式会社不二越 | 制动器电路放电系统 |
| CN109264517A (zh) * | 2018-11-20 | 2019-01-25 | 日立楼宇技术(广州)有限公司 | 一种电梯制动控制装置和方法 |
| CN109534111A (zh) * | 2018-11-20 | 2019-03-29 | 日立楼宇技术(广州)有限公司 | 一种电梯安全控制系统及方法 |
| CN109534111B (zh) * | 2018-11-20 | 2021-12-10 | 日立楼宇技术(广州)有限公司 | 一种电梯安全控制系统及方法 |
| CN115490103A (zh) * | 2022-10-25 | 2022-12-20 | 菱王电梯有限公司 | 一种封星控制方法及装置 |
| CN115490103B (zh) * | 2022-10-25 | 2023-11-28 | 菱王电梯有限公司 | 一种封星控制方法及装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2003081543A (ja) | エレベーターのブレーキ制御装置 | |
| KR101229002B1 (ko) | 저 전력 제어 디바이스들을 이용하는 브레이크의 안전 제어 | |
| CA1215792A (en) | Method and apparatus for fault time operating of an elevator | |
| JP4962566B2 (ja) | エレベータのブレーキ制御装置 | |
| US4478315A (en) | Apparatus for operating an AC power elevator | |
| JP5043680B2 (ja) | エレベータの救助動作制御システム | |
| JP2009154988A (ja) | エレベータの戸開走行防止システム | |
| TWI782627B (zh) | 馬達控制系統及其控制方法 | |
| US10944350B2 (en) | Motor drive device | |
| JP5265009B2 (ja) | エレベータの制御装置 | |
| JP2005117777A (ja) | エレベータの電力変換装置 | |
| JP3376812B2 (ja) | エレベーターのブレーキ制御装置 | |
| JPH06345350A (ja) | エレベータ制御装置 | |
| JPH04286587A (ja) | リニアモータ式エレベータ制御装置 | |
| KR100528957B1 (ko) | 엘리베이터의 정전시 제동회로 | |
| JPH06227771A (ja) | エレベータ制御装置 | |
| JPH07252073A (ja) | マンコンベアの制御装置 | |
| JP2002284463A (ja) | エレベータ制御装置 | |
| JPH05270751A (ja) | エレベータの制御装置 | |
| JPH0898586A (ja) | モータ制御方法 | |
| CN114257159B (zh) | 电力转换系统、断开覆写电路和方法 | |
| JP2001037275A (ja) | ブレーキ付きモータの制御回路 | |
| JPH01221817A (ja) | 接点用電流制御装置 | |
| JP2603021B2 (ja) | 乗客コンベアの制御装置 | |
| JPS6038618Y2 (ja) | エレベ−タ−の制御装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080728 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110608 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110614 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20111101 |