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JP2003068573A - 固体電解コンデンサの製造方法 - Google Patents

固体電解コンデンサの製造方法

Info

Publication number
JP2003068573A
JP2003068573A JP2001255688A JP2001255688A JP2003068573A JP 2003068573 A JP2003068573 A JP 2003068573A JP 2001255688 A JP2001255688 A JP 2001255688A JP 2001255688 A JP2001255688 A JP 2001255688A JP 2003068573 A JP2003068573 A JP 2003068573A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
electrolytic capacitor
film
electrode
solid electrolytic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001255688A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumasa Miki
勝政 三木
Yuji Mido
勇治 御堂
Tatsuo Fujii
達雄 藤井
Shin Nakano
慎 中野
Ryo Kimura
涼 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001255688A priority Critical patent/JP2003068573A/ja
Publication of JP2003068573A publication Critical patent/JP2003068573A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波特性に優れた固体電解コンデンサの製
造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 片面が粗面化されたアルミニウム箔20
の他面に第一の接続端子31を形成する部分を除いて保
護膜21を形成した後他面全面にレジスト膜222を形
成し、片面に誘電体被膜27を形成した後この表面に固
体電解質層29、集電体層30さらにはレジスト膜23
を形成し、スルホール電極28を形成する部分にスルホ
ール孔24を形成した後スルホール孔24の内壁に絶縁
膜25を形成し、続いてスルホール電極28を形成した
後アルミニウム箔20の他面および片面のレジスト膜2
2、23をそれぞれ除去して第一の接続端子31、第二
の接続端子32、接続電極38をそれぞれ形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固体電解コンデンサ
の製造方法に関するものであり、さらに言えば等価直列
抵抗(以下ESRと記す)および等価直列インダクタン
ス(以下ESLと記す)を低減し、かつ、半導体部品に
直接接続可能な固体電解コンデンサの製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器のポータブル化、高性能
化に伴い、電子部品である固体電解コンデンサにも高周
波特性に優れた大容量のものが求められてきている。こ
の市場の要求に応えるために電極部の表面状態、誘電体
被膜の形成方法、固体電解質層の開発、改善、電極層の
表面状態、コンデンサ素子の構造などさまざまな角度か
ら検討がなされている。
【0003】従来の固体電解コンデンサとしては、アル
ミニウムやタンタル等の弁作用を有する金属の箔や焼結
体を電極部とし、この金属の箔や焼結体の表面に陽極酸
化により誘電体被膜を形成し、その表面にMnなどの遷
移金属酸化物を用いた固体電解質層を形成し、この固体
電解質層の表面に集電体層を形成して電極層を設けてコ
ンデンサ素子を構成し、このコンデンサ素子の電極部お
よび電極層をそれぞれ接続端子に接続し、この接続端子
を表出するように外装を形成して構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
固体電解コンデンサは接続端子を介して回路基板上に実
装するため、回路としての固体電解コンデンサの特性を
見た場合、電極部、電極層から接続端子までの伝導経路
だけでなく、回路基板上の配線部分も高周波特性に影響
をおよぼす。そのため、ESLが大きくなり高周波特性
が劣っていた。
【0005】本発明は上記課題を解決し、第一の接続端
子と第二の接続端子を同一面上に配置することにより半
導体部品と直接接続でき、かつ、スルホール電極と集電
体層とを電気的に接続する接続電極を集電体層の表面お
よびスルホール電極の片面側の表出面に設けることによ
り効率的に電荷を運ぶことができることにより、さらな
る低ESR化、低ESL化を実現し、高周波特性のより
優れた固体電解コンデンサの製造方法を提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1に記載の発明は、片面が粗面化され
たアルミニウム箔の他面に第一の接続端子を形成する部
分を除いて保護膜を形成した後他面全面にレジスト膜を
形成し、片面に誘電体被膜を形成した後この表面に固体
電解質層、集電体層さらにはレジスト膜を形成し、スル
ホール電極を形成する部分にスルホール孔を形成した後
スルホール孔の内壁に絶縁膜を形成し、続いてスルホー
ル孔内にスルホール電極を形成した後アルミニウム箔の
他面および片面のレジスト膜をそれぞれ除去して第一の
接続端子を形成する部分に第一の接続端子を、スルホー
ル電極の表出面に第二の接続端子を、集電体層の表面お
よびスルホール電極の片面側の表出面に接続電極をそれ
ぞれ形成する固体電解コンデンサの製造方法であり、半
導体部品を直接接続でき、かつ、接続電極を設けること
により集電体層に集電された電荷を効率よくスルホール
電極に運ぶことができるため高周波特性のより優れた固
体電解コンデンサを容易に提供することができる。
【0007】さらに、アルミニウム箔の他面全面にレジ
スト膜を形成することにより、誘電体被膜の表面に固体
電解質層を形成する際アルミニウム箔の他面の保護膜に
固体電解質が付着するのを防止し、その結果としてショ
ートの発生を抑制することができる。
【0008】加えて、第一の接続端子を形成する部分を
除いて保護膜を形成するため、製造工程の後半で保護膜
に第一の接続端子を形成する部分を機械的に設けるより
も、コンデンサ素子に与える機械的なストレスが大幅に
抑制され、その結果として、固体電解コンデンサの信頼
性が向上するものである。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、片面が
粗面化されたアルミニウム箔の他面に第一の接続端子を
形成する部分を除いて保護膜を形成した後他面全面にレ
ジスト膜を形成し、片面に誘電体被膜を形成した後この
表面に固体電解質層、集電体層さらにはレジスト膜を形
成し、スルホール電極を形成する部分にスルホール孔を
形成した後スルホール孔の内壁に絶縁膜を形成し、片面
のレジスト膜を除去した後スルホール孔内にスルホール
電極を形成し、集電体層の表面およびスルホール電極の
片面側の表出面に接続電極を形成した後他面のレジスト
膜を除去し、第一の接続端子を形成する部分に第一の接
続端子を、スルホール電極の表出面に第二の接続端子を
それぞれ形成する固体電解コンデンサの製造方法であ
り、請求項1の作用に加えて、片面のレジスト膜を除去
した後スルホール電極を形成することにより、アルミニ
ウム箔の片面側におけるスルホール電極の表出面が集電
体層の表面と同一面になるため接続電極として金属箔と
導電性接着剤を用いる場合においても、接続電極の形成
が容易になるという利点を有する。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明は、片面が
粗面化されたアルミニウム箔の他面に第一の接続端子を
形成する部分を除いて保護膜を形成した後他面全面にレ
ジスト膜を形成し、片面に誘電体被膜を形成した後この
表面に固体電解質層、集電体層さらにはレジスト膜を形
成し、スルホール電極を形成する部分にスルホール孔を
形成した後スルホール孔の内壁に絶縁膜を形成した後片
面のレジスト膜を除去し、スルホール孔内にスルホール
電極を形成した後他面のレジスト膜を除去し、第一の接
続端子を形成する部分に第一の接続端子を、スルホール
電極の表出面に第二の接続端子を、集電体層の表面およ
びスルホール電極の片面側の表出面に接続電極をそれぞ
れ形成する固体電解コンデンサの製造方法であり、請求
項2の作用に加えて、第一の接続端子および接続電極を
形成する順序は任意であり、かつ、それぞれの形成方法
の選択肢およびまたは形成材料の選択肢はその順序によ
り左右されないという点でプロセス設計の自由度が高い
という利点を有する。
【0011】本発明の請求項4に記載の発明は、片面が
粗面化されたアルミニウム箔の他面に第一の接続端子を
形成する部分を除いて保護膜を形成した後他面全面にレ
ジスト膜を形成し、片面に誘電体被膜を形成した後この
表面に固体電解質層、集電体層さらにはレジスト膜を形
成し、スルホール電極を形成する部分にスルホール孔を
形成した後スルホール孔の内壁に絶縁膜を形成し、続い
てアルミニウム箔の他面のレジスト膜を除去し、スルホ
ール孔内にスルホール電極を形成した後片面のレジスト
膜を除去して第一の接続端子を形成する部分に第一の接
続端子を、スルホール電極の表出面に第二の接続端子
を、集電体層の表面およびスルホール電極の片面側の表
出面に接続電極をそれぞれ形成する固体電解コンデンサ
の製造方法であり、請求項1の作用に加えて、他面のレ
ジスト膜を除去した後スルホール電極を形成することに
より、アルミニウム箔の他面側におけるスルホール電極
の表出面が第一の接続端子の表面と同一面になる。これ
により以下の利点を有する。
【0012】すなわち、固体電解コンデンサに半導体部
品を実装する場合接続バンプを介して行われるが、半導
体の実装性を考慮した場合、上記接続バンプの公差精度
が問題となる。
【0013】この接続バンプは固体電解コンデンサの接
続端子の表面に形成されるが、第一の接続端子およびス
ルホール電極の表出面もしくは第二の接続端子が同一面
である本発明の場合上記公差精度を特に考慮する必要が
ないため、接続バンプの形成が容易になる効果を有す
る。
【0014】本発明の請求項5に記載の発明は、片面が
粗面化されたアルミニウム箔の他面に第一の接続端子を
形成する部分を除いて保護膜を形成した後他面全面にレ
ジスト膜を形成し、片面に誘電体被膜を形成した後この
表面に固体電解質層、集電体層さらにはレジスト膜を形
成し、スルホール電極を形成する部分にスルホール孔を
形成した後スルホール孔の内壁に絶縁膜を形成し、続い
てアルミニウム箔の他面のレジスト膜を除去し、スルホ
ール孔内にスルホール電極を形成し、第一の接続端子を
形成する部分に第一の接続端子を、スルホール電極の表
出面に第二の接続端子をそれぞれ形成し、片面のレジス
ト膜を除去した後集電体層の表面およびスルホール電極
の片面側の表出面に接続電極を形成する固体電解コンデ
ンサの製造方法であり、請求項4の作用に加えて、接続
端子とスルホール電極を形成するのに導電性接着剤を用
いた場合、アルミニウム箔の他面側から導電性接着剤の
塗布により接続端子とスルホール電極を同時に形成する
ことができるので工程の簡略化を図ることができる。
【0015】本発明の請求項6に記載の発明は、片面が
粗面化されたアルミニウム箔の他面に第一の接続端子を
形成する部分を除いて保護膜を形成した後他面全面にレ
ジスト膜を形成し、片面に誘電体被膜を形成した後この
表面に固体電解質層、集電体層さらにはレジスト膜を形
成し、スルホール電極を形成する部分にスルホール孔を
形成した後スルホール孔の内壁に絶縁膜を形成し、他面
および片面のレジスト膜をそれぞれ除去してスルホール
孔内にスルホール電極を形成した後第一の接続端子を形
成する部分に第一の接続端子を、スルホール電極の表出
面に第二の接続端子を、集電体層の表面およびスルホー
ル電極の片面側の表出面に接続電極をそれぞれ形成する
固体電解コンデンサの製造方法であり、請求項2および
請求項4の作用に加えて、接続端子、スルホール電極お
よび接続電極を形成するのに導電性接着剤を用いる場
合、接続端子、スルホール電極および接続電極を形成す
る工程を連続して一つの工程で行うことができるのでさ
らなる工程の簡略化を図ることができるものである。
【0016】本発明の請求項7に記載の発明は、接続電
極の材料として金属箔と導電性接着剤もしくは導電性接
着剤を用いる請求項1〜6のいずれか一つに記載の固体
電解コンデンサの製造方法であり、集電体層とスルホー
ル電極とを電気的に接合し、集電体層によって引き出さ
れた固体電解コンデンサの電荷をスルホール電極に運ぶ
働きをするものである。
【0017】金属箔と導電性接着剤を用いる場合、電気
伝導度の比較的高い金属箔を用いることによりさらに高
周波特性を向上することができる。
【0018】また、導電性接着剤を用いる場合、塗布や
硬化が容易であるので効率よく接続電極を形成すること
ができる。
【0019】本発明の請求項8に記載の発明は、誘電体
被膜としてポリアクリル酸樹脂、ポリカルボン酸樹脂、
ポリイミド樹脂、フェノール樹脂、ポリプロピレン樹
脂、ポリエチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹
脂、ポリフェニレンスルファイド樹脂のいずれかもしく
は上記樹脂にパイ電子共役高分子およびまたはこれ以外
の導電性高分子を含んだものを用いる請求項1〜6のい
ずれか一つに記載の固体電解コンデンサの製造方法であ
り、これによりアルミニウム箔と密着性がよく耐熱性に
優れた無極性の有機誘電体被膜を得ることができ、耐熱
性の優れた信頼性の高い固体電解コンデンサを製造する
ことができる。
【0020】なお、上記樹脂にパイ電子共役高分子およ
びまたはこれ以外の導電性高分子を含んだものを用いる
場合、有機誘電体被膜の誘電率が向上し、その結果とし
て固体電解コンデンサの静電容量の向上に寄与する効果
を有する。
【0021】本発明の請求項9に記載の発明は、誘電体
被膜を形成する方法として電着法、浸漬法のいずれかの
方法を用いる請求項1〜6のいずれか一つに記載の固体
電解コンデンサの製造方法であり、これにより粗面化さ
れたアルミニウム箔の表面に誘電体被膜を均一かつ効率
よく形成することができ、その結果として固体電解コン
デンサの性能を安定させ信頼性の向上を図ることができ
る。
【0022】本発明の請求項10に記載の発明は、保護
膜としてエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、シリコン樹
脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂のいずれかを用いる
請求項1〜6のいずれか一つに記載の固体電解コンデン
サの製造方法であり、請求項1の作用を補完するもので
ある。
【0023】加えて、上記保護膜は絶縁性、耐溶剤性、
耐熱性、電極部であるアルミニウム箔との密着性に優れ
ているため、製造過程におけるアルミニウム箔の表面を
溶剤、酸等から保護するだけでなく固体電解コンデンサ
を外部環境から保護する効果も有するとともに電極間の
絶縁性に優れた固体電解コンデンサを提供することがで
きる。
【0024】本発明の請求項11に記載の発明は、保護
膜の形成方法として感光性樹脂を用い、フォトリソ法を
用いる請求項1〜6のいずれか一つに記載の固体電解コ
ンデンサの製造方法であり、アルミニウム箔の表面に容
易かつ高精度に任意パターンを形成する効果を有する。
これにより精度よく接続端子を配置することができるた
め固体電解コンデンサの信頼性が向上するとともに半導
体部品と精度よく接続することができる。
【0025】本発明の請求項12に記載の発明は、片面
のレジスト膜として感光性樹脂または接着性を有する有
機フィルムのいずれかを用いる請求項1〜6のいずれか
一つに記載の固体電解コンデンサの製造方法であり、ア
ルミニウム箔の表面に容易かつ高精度に任意パターンを
形成する効果を有する。これにより精度よく接続端子の
配置をすることができるため固体電解コンデンサの信頼
性が向上するとともに半導体部品と精度よく接続するこ
とができる。
【0026】本発明の請求項13に記載の発明は、保護
膜、片面のレジスト膜の形成方法として浸漬、スピンコ
ータ、スクリーン印刷、フィルム接着法、スプレー法の
いずれかの方法を用いる請求項1〜6のいずれか一つに
記載の固体電解コンデンサの製造方法であり、アルミニ
ウム箔の表面に容易かつ均一に膜を形成することができ
るため固体電解コンデンサの信頼性の向上を図ることが
できる。加えて、生産性の向上に寄与する効果も有す
る。
【0027】本発明の請求項14に記載の発明は、他面
のレジスト膜として感光性樹脂を用いる請求項1〜6の
いずれか一つに記載の固体電解コンデンサの製造方法で
あり、アルミニウム箔の表面に容易かつ高精度に任意パ
ターンを形成する効果を有する。これにより精度よく接
続端子の配置をすることができるため固体電解コンデン
サの信頼性が向上するとともに半導体部品と精度よく接
続することができる。
【0028】本発明の請求項15に記載の発明は、他面
のレジスト膜の形成方法として浸漬、スピンコータ、ス
クリーン印刷、スプレー法のいずれかの方法を用いる請
求項1〜6のいずれか一つに記載の固体電解コンデンサ
の製造方法であり、アルミニウム箔の表面に容易かつ均
一に膜を形成することができるため固体電解コンデンサ
の信頼性の向上を図ることができる。加えて、生産性の
向上に寄与する効果も有する。
【0029】本発明の請求項16に記載の発明は、スル
ホール孔の形成方法としてレーザー加工法、パンチング
加工法、ドリル加工法のうちの少なくとも一つを用いる
請求項1〜6のいずれか一つに記載の固体電解コンデン
サの製造方法であり、スルホール孔を簡便かつ高精度に
形成することができる。その結果として、固体電解コン
デンサの性能の安定化および信頼性の向上に効果を有す
る。
【0030】本発明の請求項17に記載の発明は、絶縁
膜の形成方法として電着法により絶縁樹脂を形成する請
求項1〜6のいずれか一つに記載の固体電解コンデンサ
の製造方法であり、信頼性の優れた絶縁膜を所望の箇所
に均一に形成することができるため、アルミニウム箔と
スルホール電極の絶縁性が向上する。その結果として、
固体電解コンデンサの信頼性が向上する効果を有する。
【0031】本発明の請求項18に記載の発明は、絶縁
膜として電着法により絶縁性の樹脂を第1層目として形
成し、その後1層目に比べ抵抗率が高くマイクロジェル
とカーボン微粒子と酸化チタン微粒子を混合した絶縁性
の樹脂を第2層目として形成する請求項1〜6のいずれ
か一つに記載の固体電解コンデンサの製造方法であり、
性質の異なる樹脂を2層重ねることにより、スルホール
孔の内壁およびエッジ部のそれぞれを完全に被覆し、か
つ耐熱性や膜厚確保など、両者の特性をあわせもった絶
縁膜を得ることができる。
【0032】本発明の請求項19に記載の発明は、スル
ホール電極を形成するのに導電性接着剤を充填した後硬
化する方法を用いる請求項1〜6のいずれか一つに記載
の固体電解コンデンサの製造方法であり、スルホール孔
内への充填、硬化が容易であるため、生産性の向上に寄
与する効果を有する。
【0033】本発明の請求項20に記載の発明は、固体
電解質層を構成する材料としてパイ電子共役高分子およ
びまたはこれ以外の導電性高分子を含む組成物を用いる
請求項1〜6のいずれか一つに記載の固体電解コンデン
サの製造方法であり、請求項1の作用を補完するもので
ある。なお、固有抵抗の低い導電性高分子を用いる場
合、さらなるESRの低減ができ、高周波特性の向上に
寄与する効果を有する。
【0034】本発明の請求項21に記載の発明は、固体
電解質層を形成する方法として、複素環式モノマーを酸
化剤を用いて重合する化学重合、複素環式モノマーを電
界の印加により重合する電解重合、導電性高分子の粉末
縣濁液の塗布、導電性高分子水溶液の塗布のうちの少な
くとも一つの方法を用いる請求項1〜6のいずれか一つ
に記載の固体電解コンデンサの製造方法であり、請求項
1〜6の作用を補完するものである。上記形成方法によ
れば微細なエッチングピット孔内の誘電体被膜の表面に
も固体電解質層を形成することができるため、固体電解
コンデンサの静電容量を有効に引き出す効果を有する。
【0035】本発明の請求項22に記載の発明は、固体
電解質層を形成する方法として、硝酸マンガンを熱分解
することにより二酸化マンガンを形成する方法を用いる
請求項1〜6のいずれか一つに記載の固体電解コンデン
サの製造方法であり、硝酸マンガンを塗布した部分に選
択的に電極を形成することができるとともに、安価に生
産できる効果も有する。
【0036】本発明の請求項23に記載の発明は、固体
電解質層を形成する方法として、硝酸マンガンを熱分解
することにより二酸化マンガンを形成した後、複素環式
モノマーを酸化剤を用いて重合する化学重合、複素環式
モノマーを電界の印加により重合する電解重合、導電性
高分子の粉末縣濁液の塗布、導電性高分子水溶液の塗布
のうちの少なくとも一つの方法を用いる請求項1〜6の
いずれか一つに記載の固体電解コンデンサの製造方法で
あり、誘電体被膜の表面に二酸化マンガン層を形成する
ことにより、導電性高分子が均一かつ緻密に形成できる
ため、高周波特性の向上に寄与する効果を有する。
【0037】本発明の請求項24に記載の発明は、集電
体材料として、カーボン微粒子の懸濁液および導電性接
着剤、もしくはカーボン微粒子の懸濁液および導電性塗
料を用いる請求項1〜6のいずれか一つに記載の固体電
解コンデンサの製造方法であり、実質の電極である固体
電解質層と見かけの電極である集電体層との密着性を向
上させることにより、ESRを低減し、高周波特性の向
上に寄与する効果を有する。
【0038】本発明の請求項25に記載の発明は、接続
端子を構成する材料として導電性接着剤を用いた請求項
1〜6のいずれか一つに記載の固体電解コンデンサの製
造方法であり、塗布、硬化が容易であるため、生産性の
向上に寄与する効果を有する。
【0039】本発明の請求項26に記載の発明は、接続
端子を形成する方法として電気めっき、無電解めっきの
いずれかの方法を用いる請求項1〜6のいずれか一つに
記載の固体電解コンデンサの製造方法であり、接続端子
を所望の箇所に均一かつ簡便に一括形成することができ
る。その結果として固体電解コンデンサの信頼性が向上
するとともに生産性の向上に寄与する効果も有する。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の固体電解コンデン
サの製造方法について実施の形態および図面を用いて説
明する。
【0041】(実施の形態1)本発明の実施の形態1お
よび図1〜図15により請求項1、7〜28に記載の発
明を説明する。
【0042】図1は本発明の実施の形態1における固体
電解コンデンサの斜視図であり、図2は同断面図、図3
は同要部の拡大断面図である。
【0043】図1〜図3において、20は片面側が粗面
化されたアルミニウム箔であり、このアルミニウム箔2
0の片面に誘電体被膜27を形成している。さらにその
表面には実質の電極となる固体電解質層29が形成さ
れ、アルミニウム箔20とともにコンデンサとして機能
する。アルミニウム箔20の粗面化は電極部の表面積を
拡大し、固体電解コンデンサの静電容量を向上させるた
めに行っている。
【0044】上記固体電解質層29の表面には、外部へ
の電極取り出しを容易にするため集電体層30、さらに
この表面には接続電極38が設けられており、この接続
電極38はスルホール電極28を介して第二の接続端子
32と接続されている。
【0045】なお、図2〜図3において接続電極38は
集電体層30の表面を覆うように形成されているが、集
電体層30によって集電された電荷を効率よく取り出し
スルホール電極28に運ぶためには、図2〜図3に示す
ような接続電極38の形状が望ましい。
【0046】しかし、スルホール電極28と集電体層3
0を電気的に接続すれば接続電極38としての役割を果
たすものであるため、例えば図30に示すような接続電
極38の形状でも可能である。
【0047】上記スルホール電極28はスルホール孔2
4の内部に導電体を充填することによって形成され、ア
ルミニウム箔20とは絶縁膜25によって電気的に絶縁
されている。
【0048】第一の接続端子31はアルミニウム箔20
と直接接続されており、第一の接続端子31と第二の接
続端子32は保護膜21により電気的に絶縁されてい
る。また、第一、第二の接続端子31、32には半導体
部品と直接接続するために、第一、第二の接続バンプ3
3、34がそれぞれ設けられている。
【0049】上記のように第一の接続端子31および第
二の接続端子32を同一面上に配置する構成にすること
により、固体電解コンデンサに直接、半導体部品を接続
することができる。これにより、部品間の配線を大幅に
短縮することができ、ESRやESLの低減が可能とな
る。さらに図1で示すような接続端子の配置とすること
によって、逆方向の電流の流れになるため、これにより
磁界が打ち消しあいESLが低減できる効果が得られ
る。
【0050】図4〜図15は固体電解コンデンサの製造
工程を示す断面図である。
【0051】図4はエッチングにより片面を粗面化され
たアルミニウム箔20の他面に第一の接続端子31を形
成する部分を除いて保護膜21を形成したものであり、
この保護膜21はエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、シリ
コン樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂のいずれかで
あって、アルミニウム箔20を外部環境から保護すると
ともに、絶縁層としての役割を果たす。
【0052】この保護膜21の形成方法としては、浸
漬、スピンコータ、スクリーン印刷、フィルム接着法、
スプレー法を用いることが挙げられ、いずれも容易かつ
生産性高くこれらの膜を形成することができる。
【0053】その後上記アルミニウム箔20の他面全面
に感光性樹脂を用いてレジスト膜22を形成したものが
図5であり、この他面のレジスト膜22の形成方法とし
ては浸漬、スピンコータ、スクリーン印刷、スプレー法
が挙げられる。いずれも容易かつ生産性高くこれらの膜
を形成することができる。
【0054】このようにアルミニウム箔20の他面全面
にレジスト膜22を形成することにより、誘電体被膜2
7の表面に固体電解質層29を形成する際保護膜21に
固体電解質が付着するのを防止できる。これによりショ
ートの発生を抑制する効果を有する。
【0055】粗面化されたアルミニウム箔20の表面に
誘電体被膜27を形成したものが図6であり、誘電体被
膜27としてポリアクリル酸樹脂、ポリカルボン酸樹
脂、ポリイミド樹脂、フェノール樹脂、ポリプロピレン
樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート
樹脂、ポリフェニレンスルファイド樹脂のいずれかもし
くは上記樹脂にパイ電子共役高分子およびまたはこれ以
外の導電性高分子を含んだものを用い、誘電体被膜27
の形成方法としては、上記材料を含む溶液およびまたは
前駆体溶液への浸漬を行い所定の電界印加を行う電着
法、もしくは、上記材料を含む溶液または上記材料の前
駆体溶液への浸漬を行う浸漬法によって形成される。
【0056】上記の形成方法により粗面化されたアルミ
ニウム箔20の表面に誘電体被膜27を均一かつ効率よ
く形成することができ、その結果として信頼性の高い固
体電解コンデンサを実現することができる。
【0057】また、誘電体被膜27の形成方法としては
従来行われている陽極酸化法を用いることも可能であ
る。この誘電体被膜27を形成する方法としては、例え
ばアジピン酸アンモニウム水溶液にアルミニウム箔20
を浸漬し、所定の電界を印加する方法が挙げられる。こ
の場合、形成された誘電体被膜27は極性を持つため、
極性を持った固体電解コンデンサを提供することができ
る。
【0058】次に図7は誘電体被膜27の表面に固体電
解質層29を形成したものである。固体電解質層29
は、ピロール、チオフェンなどの複素環式モノマーを硫
酸第二鉄などの酸化剤を用いて重合する化学重合、複素
環式モノマー溶液中にアルミニウム箔20を浸漬し電界
を印加する電界重合により導電性を有する高分子を形成
する方法、硝酸マンガンを熱分解することにより二酸化
マンガンを形成する方法、導電性高分子の粉末縣濁液を
塗布する方法、導電性高分子水溶液を塗布する方法など
があり、上記の方法を組み合わせて行うことも可能であ
る。
【0059】これらの材料および方法によれば、微細な
エッチングピット孔内の誘電体被膜27の表面にも固体
電解質層29を形成できるため、固体電解コンデンサの
静電容量を有効に引き出すことができる。また、固体電
解質層29が有機材料の場合、膜が柔軟性に富むため、
工程中等における破壊が防止できる。
【0060】続いて上記固体電解質層29の表面に集電
体層30を形成したものが図8であり、形成方法として
は、カーボン微粒子の懸濁液および導電性接着剤、もし
くはカーボン微粒子の懸濁液および導電性塗料の塗布が
挙げられる。上記の方法により実質の電極である固体電
解質層29と見かけの電極である集電体層30との密着
性が向上することにより、ESRを低減し、高周波特性
の向上に寄与する効果を有する。
【0061】ここまでの工程によりアルミニウム箔20
を電極部とし、このアルミニウム箔20の表面に誘電体
被膜27を形成し、この表面に固体電解質層29を形成
し、この固体電解質層29の表面に集電体層30を形成
して電極層を設けたコンデンサ素子が製造される。
【0062】図9は上記集電体層30の表面にレジスト
膜23を形成したものであり、片面のレジスト膜23と
して感光性樹脂または接着性を有する有機フィルムのい
ずれかを用いるものであり、この片面のレジスト膜23
の形成方法としては、浸漬、スピンコータ、スクリーン
印刷、フィルム接着法、スプレー法のいずれかの方法を
用いる。これらの方法により容易かつ生産性高くこれら
の膜を形成することができる。
【0063】ここで図9に示すコンデンサ素子は他面お
よび片面にレジスト膜22、23が形成されているの
で、このコンデンサ素子を外部環境から保護し、その結
果として長期の保存も可能である。
【0064】図10は上記コンデンサ素子にスルホール
孔24を形成したものであり、このスルホール孔24の
形成方法としてはレーザー加工法、パンチング加工法、
ドリル加工法が挙げられ、所望の位置に簡便かつ精度よ
くスルホール孔24を形成することができる。
【0065】次に上記スルホール孔24の内壁に絶縁膜
25を形成したものが図11であり、電着法により絶縁
樹脂を形成する方法を用いることによりスルホール孔2
4の内壁に信頼性の優れた絶縁膜25を均一に形成する
ことができる。この絶縁膜25の材料はアクリルやエポ
キシ樹脂などであって、アルミニウム箔20のスルホー
ル孔24の内壁にのみ電着され、他面および片面のレジ
スト膜22、23の上には電着されないので、選択的に
絶縁膜25の形成を行うことができる。
【0066】ただし、スルホール孔24が100μm以
下の微細孔の場合、エッジカバーリング性の高い樹脂を
用いると形成される絶縁膜25が厚いためスルホール孔
24が埋まる可能性が高い。そこで、電着プロセスを2
回に分け、絶縁性の樹脂を第1層目として形成し、その
後マイクロジェルとカーボン微粒子と酸化チタン微粒子
を混合した1層目に比べ抵抗率の高い絶縁性の樹脂を第
2層目として形成する方法が有効である。
【0067】すなわち、上記の方法によれば、1層目に
抵抗率の高い絶縁膜を薄く形成しエッジカバーリング性
が高い混合樹脂を2層目に形成することにより、膜厚が
薄くかつ絶縁不良率の少ない絶縁膜25をスルホール孔
24の内壁にも形成することができるためスルホール孔
24が埋まることがなく絶縁性の高い絶縁膜25を形成
することができる。
【0068】次に上記スルホール孔24にスルホール電
極28を形成したものが図12であり、導電性接着剤を
充填した後硬化する方法によりこのスルホール電極28
が形成される。スルホール孔24の内部への導電性接着
剤の充填及び硬化が容易でスルホール電極28を容易に
形成することができる。
【0069】図13は薬液への浸漬などにより他面およ
び片面のレジスト膜22、23を除去したものであり、
図14は第一の接続端子31を形成する部分に第一の接
続端子31を、集電体層30の表面に接続電極38をそ
れぞれ形成したものである。
【0070】第一の接続端子31を形成する方法として
は、導電性接着剤を塗布した後硬化する方法や電気めっ
き、無電解めっき等が挙げられる。
【0071】また、接続電極38を形成する方法として
は、金属箔と導電性接着剤を用いる方法や導電性接着剤
を塗布した後硬化する方法が挙げられる。
【0072】接続電極38を形成する方法として金属箔
と導電性接着剤を用いる場合、導電性接着剤を集電体層
30の表面に形成した後の導電性接着剤の表面がスルホ
ール電極28の片面側の表出面と同一面となるように導
電性接着剤を集電体層30の表面に塗布し、この表面に
金属箔を接合する。
【0073】これにより集電体層30とスルホール電極
28を接続する伝導経路として、導電性接着剤による接
続電極38に加え、金属箔による接続電極38を設ける
ことになるため電荷の移動がしやすくなり、その結果と
して高周波特性が向上するものである。
【0074】したがって、金属箔としては電気伝導度の
比較的高い金属、例えば銀、銅などを用いるのが望まし
い。
【0075】第一の接続端子31および接続電極38を
形成するのに導電性接着剤を用いる場合、導電性接着剤
の塗布、硬化が容易であるため、生産性を向上すること
ができるとともに、他面および片面のレジスト膜22、
23の除去を連続して同一の工程で行うことができ、か
つ、第一の接続端子31および接続電極38を形成する
工程も連続して同一の工程で行うことができるため工程
の簡略化が可能となる。
【0076】また、第一の接続端子31を形成するのに
電気めっき、無電解めっきのいずれかの方法を用いる場
合は、他面および片面のレジスト膜22、23を除去し
接続電極38を形成後、スルホール電極28の表出面お
よび接続電極38を絶縁テープ等を用いて被覆保護する
ことにより、第一の接続端子31を均一かつ簡便に一括
形成することができる。
【0077】第二の接続端子32はスルホール電極28
の表出面に形成されるが、半導体部品との接続を良好に
するために必要に応じて電気めっき、無電解めっきを行
い第二の接続端子32を形成してもよい。その際は、上
記絶縁テープ等を用いて接続電極38を被覆保護するこ
とにより、第一の接続端子31および第二の接続端子3
2を一括形成することができる。
【0078】図15は図14の第一の接続端子31およ
びスルホール電極28の表出面の上に半田、金、錫や銀
などからなる第一、第二の接続バンプ33、34を形成
したものであり、これにより半導体部品との直接接続が
可能となる。
【0079】以上のような製造方法によれば、低ESR
化、低ESL化を実現し、高周波特性の優れた固体電解
コンデンサを容易かつ生産性高く提供することができ
る。
【0080】(実施の形態2)本発明の実施の形態2お
よび図16〜図19により請求項2、29に記載の発明
を説明する。
【0081】図16は、実施の形態1の図11にあるよ
うにスルホール孔24の内壁に絶縁膜25を形成したも
のを薬液の浸漬などをして片面のレジスト膜23を除去
したものである。このとき他面のレジスト膜22を保護
テープ等で被覆保護して、片面のレジスト膜23のみを
除去する。
【0082】次にスルホール孔24にスルホール電極2
8を形成したものが図17であり、さらに接続電極38
を形成したのが図18である。
【0083】ここで接続電極38の形成方法としては、
導電性接着剤を塗布した後硬化する方法や導電性接着剤
と金属箔を用いる方法が挙げられる。
【0084】図18において接続電極38は集電体層3
0の表面を覆うように形成されているが、集電体層30
によって集電された電荷を効率よく取り出しスルホール
電極28に運ぶためには、図18に示すような接続電極
38の形状が望ましい。
【0085】しかし、スルホール電極28と集電体層3
0を電気的に接続すれば接続電極38としての役割を果
たすものであるため、例えば図30に示すように、スル
ホール電極28の片面側の表出面と集電体層30の表面
の一部を接続した接続電極38の形状にすることも可能
である。
【0086】また、導電性接着剤と金属箔を用いる方法
の場合、集電体層30とスルホール電極28を接続する
伝導経路として、導電性接着剤による接続電極38に加
え、金属箔による接続電極38を設けることにより、電
荷の移動がしやすくなり、その結果として高周波特性が
向上するものである。
【0087】したがって、金属箔としては電気伝導度の
比較的高い金属、例えば銀、銅などを用いるのが望まし
い。
【0088】なお、スルホール電極28と接続電極38
の形成の順序を逆に行うことも可能である。ただし、そ
の場合には接続電極38の形成方法としては導電性接着
剤と金属箔を用いる方法に限られる。
【0089】次に他面のレジスト膜22を薬液の浸漬な
どにより除去し、第一の接続端子31を形成したものが
図19であり、第一の接続端子31およびスルホール電
極28の表出面の上に半田、金、錫や銀などからなる第
一、第二の接続バンプ33、34を形成し、半導体部品
との直接接続が可能となる。
【0090】以上は実施の形態1と同様の工法により製
造される。
【0091】なお、第二の接続端子32も必要に応じて
実施の形態1と同様、電気めっき、無電解めっきを行い
第二の接続端子32を形成してもよい。
【0092】本実施の形態2の特徴は、片面のレジスト
膜23を除去した後スルホール電極28を形成すること
により、アルミニウム箔20の片面側におけるスルホー
ル電極28の表出面が集電体層30の表面と同一面にな
るため接続電極38として金属箔と導電性接着剤を用い
る場合においても、接続電極38の形成が容易になると
いう利点を有するものである。
【0093】(実施の形態3)本発明の実施の形態3お
よび図20により請求項3に記載の発明を説明する。
【0094】実施の形態2と同様の工法により図17に
示すようにスルホール孔24にスルホール電極28を形
成した後他面のレジスト膜22を薬液の浸漬などにより
除去したものが図20である。
【0095】続いて第一の接続端子31および接続電極
38を形成したものが図19であり、第一の接続端子3
1およびスルホール電極28の表出面の上に半田、金、
錫や銀などからなる第一、第二の接続バンプ33、34
を形成し、半導体部品との直接接続が可能となる。
【0096】ここで接続電極38の形成方法としては、
導電性接着剤を塗布した後硬化する方法や導電性接着剤
と金属箔を用いる方法が挙げられる。図19において接
続電極38は集電体層30の表面を覆うように形成され
ているが、集電体層30によって集電された電荷を効率
よく取り出しスルホール電極28に運ぶためには、図1
8に示すような接続電極38の形状が望ましい。
【0097】しかし、スルホール電極28と集電体層3
0を電気的に接続すれば接続電極38としての役割を果
たすものであるため、例えば図30に示すように、スル
ホール電極28の片面側の表出面と集電体層30の表面
の一部を接続した接続電極38の形状にすることも可能
である。
【0098】また、導電性接着剤と金属箔を用いる方法
の場合、集電体層30とスルホール電極28を接続する
伝導経路として、導電性接着剤による接続電極38に加
え、金属箔による接続電極38を設けることにより、電
荷の移動がしやすくなり、その結果として高周波特性が
向上するものである。
【0099】したがって、金属箔としては電気伝導度の
比較的高い金属、例えば銀、銅などを用いるのが望まし
い。
【0100】以上は実施の形態1と同様の工法により製
造される。
【0101】なお、第二の接続端子32は必要に応じて
実施の形態1と同様、電気めっき、無電解めっきを行い
第二の接続端子32を形成してもよい。
【0102】本実施の形態3の特徴は、片面のレジスト
膜23を除去した後スルホール電極28を形成すること
により、アルミニウム箔20の片面側におけるスルホー
ル電極28の表出面が集電体層30の表面と同一面にな
るため接続電極38として金属箔と導電性接着剤を用い
る場合においても、接続電極38の形成が容易になると
いう利点を有するものである。
【0103】また、実施の形態2との相違点は他面のレ
ジスト膜22を除去した後第一の接続端子31および接
続電極38をそれぞれ形成する点である。
【0104】実施の形態2ではスルホール電極28と接
続電極38の形成順序を逆に行うことにより接続電極3
8の形成方法として導電性接着剤と金属箔を用いる方法
に限られるが、本実施の形態3ではそのようなことがな
く、プロセス設計の自由度が高いという利点を有する。
【0105】(実施の形態4)本発明の実施の形態4お
よび図21〜図24により請求項4に記載の発明を説明
する。
【0106】図21は、実施の形態1の図11にあるよ
うにスルホール孔24の内壁に絶縁膜25を形成したも
のを薬液に浸漬するなどして他面のレジスト膜22を除
去したものであり、このとき片面のレジスト膜23を保
護テープ等により被覆保護することにより、他面のレジ
スト膜22のみを除去する。
【0107】次にスルホール孔内にスルホール電極28
を形成したものが図22であり、実施の形態1と同様の
工法によりスルホール電極28が形成される。
【0108】続いて、図23は片面のレジスト膜23を
薬液の浸漬などにより除去したものであり、さらに第一
の接続端子31および接続電極38を形成したのが図2
4であり、実施の形態1と同様の工法により第一の接続
端子31および接続電極38が形成され、第一の接続端
子31およびスルホール電極28の表出面の上に半田、
金、錫や銀などからなる第一、第二の接続バンプ33、
34を形成し、半導体部品との直接接続が可能となる。
【0109】なお、第二の接続端子32も必要に応じて
実施の形態1と同様、電気めっき、無電解めっきを行い
第二の接続端子32を形成してもよい。
【0110】ここで図24において接続電極38は集電
体層30の表面を覆うように形成されているが、スルホ
ール電極28と集電体層30を電気的に接続すれば接続
電極38としての役割を果たすものであるため、例えば
図30に示すような接続電極38の形状にすることも可
能である。
【0111】本実施の形態4の特徴は、他面のレジスト
膜22を除去した後スルホール電極28を形成すること
により、アルミニウム箔20の他面側におけるスルホー
ル電極28の表出面も第一の接続端子31の表面と同一
面になる。これにより以下の利点を有する。
【0112】すなわち、固体電解コンデンサに半導体部
品を実装する場合第一、第二の接続バンプ33、34を
介して行われるが、半導体の実装性を考慮した場合、上
記第一、第二の接続バンプ33、34の公差が問題とな
る。
【0113】この第一の接続バンプ33は固体電解コン
デンサの第一の接続端子31の表面に、第二の接続バン
プ34は固体電解コンデンサの第二の接続端子32の表
面もしくはスルホール電極28の表面にそれぞれ形成さ
れるが、第一の接続端子31および第二の接続端子32
もしくはスルホール電極28の表出面が同一面である本
発明の場合上記公差を特に考慮する必要がないため、第
一、第二の接続バンプ33、34を容易に形成すること
ができる。
【0114】(実施の形態5)本発明の実施の形態5お
よび図25〜図26により請求項5に記載の発明を説明
する。
【0115】図25は、実施の形態4の図21にあるよ
うに他面のレジスト膜22を除去した後スルホール電極
28および第一の接続端子31をそれぞれ形成したもの
であり、次に片面のレジスト膜23を除去したものが図
26である。続いて接続電極38を形成したものが図2
4であり、第一の接続端子31およびスルホール電極2
8の表出面の上に半田、金、錫や銀などからなる第一、
第二の接続バンプ33、34を形成し、半導体部品との
直接接続が可能となる。
【0116】ここで接続電極38の形状に関しては実施
の形態4と同様である。
【0117】なお、第二の接続端子32も必要に応じて
実施の形態1と同様、電気めっき、無電解めっきを行い
第二の接続端子32を形成してもよい。
【0118】本実施の形態5の特徴は、実施の形態4と
同様、他面のレジスト膜22を除去した後スルホール電
極28を形成することにより、アルミニウム箔20の他
面側におけるスルホール電極28の表出面も第一の接続
端子31の表面と同一面になる。これにより以下の利点
を有する。
【0119】すなわち、固体電解コンデンサに半導体部
品を実装する場合第一、第二の接続バンプ33、34を
介して行われるが、半導体部品の実装性を考慮した場
合、上記第一、第二の接続バンプ33、34の公差が問
題となる。
【0120】この第一の接続バンプ33は固体電解コン
デンサの第一の接続端子31の表面に、第二の接続バン
プ34は固体電解コンデンサの第二の接続端子32の表
面もしくはスルホール電極28の表面にそれぞれ形成さ
れるが、第一の接続端子31および第二の接続端子32
もしくはスルホール電極28の表出面が同一面である本
発明の場合上記公差を特に考慮する必要がないため、第
一、第二の接続バンプ33、34を容易に形成すること
ができる。
【0121】加えて、接続端子31とスルホール電極2
8を形成するのにともに導電性接着剤を用い、かつ、ア
ルミニウム箔20の他面側から導電性接着剤の塗布によ
り接続端子31とスルホール電極28を同時に形成する
ことができるので、その結果として、工程の簡略化を図
ることができる。
【0122】(実施の形態6)本発明の実施の形態6お
よび図27〜図29により請求項6に記載の発明を説明
する。
【0123】図27は、実施の形態1の図11にあるよ
うにスルホール孔24の内壁に絶縁膜25を形成したも
のを薬液への浸漬などにより他面および片面のレジスト
膜22、23を除去したものである。
【0124】次に図28でスルホール電極28および第
一の接続端子31をそれぞれ形成し、接続電極38を形
成したのが図29であり、第一の接続端子31およびス
ルホール電極28の表出面の上に半田、金、錫や銀など
からなる第一、第二の接続バンプ33、34を形成し、
半導体部品との直接接続が可能となる。
【0125】なお、第二の接続端子32も必要に応じて
実施の形態1と同様、電気めっき、無電解めっきを行い
第二の接続端子32を形成してもよい。
【0126】ここで接続電極38の形成方法としては、
導電性接着剤を塗布した後硬化する方法や導電性接着剤
と金属箔を用いる方法が挙げられる。図29において接
続電極38は集電体層30の表面を覆うように形成され
ているが、集電体層30によって集電された電荷を効率
よく取り出しスルホール電極28に運ぶためには、図1
8に示すような接続電極38の形状が望ましい。
【0127】しかし、スルホール電極28と集電体層3
0を電気的に接続すれば接続電極38としての役割を果
たすものであるため、例えば図30に示すように、スル
ホール電極28の片面側の表出面と集電体層30の表面
の一部を接続した接続電極38の形状にすることも可能
である。
【0128】また、導電性接着剤と金属箔を用いる方法
の場合、集電体層30とスルホール電極28を接続する
伝導経路として、導電性接着剤による接続電極38に加
え、金属箔による接続電極38を設けることにより、電
荷の移動がしやすくなり、その結果として高周波特性が
向上するものである。
【0129】したがって、金属箔としては電気伝導度の
比較的高い金属、例えば銀、銅などを用いるのが望まし
い。
【0130】本実施の形態6の特徴は他面および片面の
レジスト膜22、23を除去した後スルホール電極28
を形成することにより、アルミニウム箔20の片面側に
おけるスルホール電極28の表出面が集電体層30の表
面と同一面になるため接続電極38として金属箔と導電
性接着剤を用いる場合においても、接続電極38の形成
が容易になるという利点を有するものである。
【0131】また、上記と同様の理由により、アルミニ
ウム箔20の他面側におけるスルホール電極28の表出
面が第一の接続端子31の表面と同一面になる。これに
より以下の利点を有する。
【0132】すなわち、固体電解コンデンサに半導体部
品を実装する場合第一、第二の接続バンプ33、34を
介して行われるが、半導体の実装性を考慮した場合、上
記第一、第二の接続バンプ33、34の公差が問題とな
る。
【0133】この第一の接続バンプ33は固体電解コン
デンサの第一の接続端子31の表面に、第二の接続バン
プ34は固体電解コンデンサの第二の接続端子32の表
面もしくはスルホール電極28の表面にそれぞれ形成さ
れるが、第一の接続端子31および第二の接続端子32
もしくはスルホール電極28の表出面が同一面である本
発明の場合上記公差を特に考慮する必要がないため、第
一、第二の接続バンプ33、34を容易に形成すること
ができる。
【0134】加えて、第一の接続端子31、スルホール
電極28および接続電極38を形成するのに導電性接着
剤を用いるため、第一の接続端子31、スルホール電極
28および接続電極38を形成する工程を連続して一つ
の工程で行うことができ、その結果として、さらなる工
程の簡略化を図ることができるものである。
【0135】
【発明の効果】上記の通り本発明は、低ESR化、低E
SL化を実現し、高周波特性の優れた固体電解コンデン
サを容易に提供でき、かつ高い生産性を実現することが
できるものであり、その工業的価値は大なるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における固体電解コンデン
サの斜視図
【図2】同断面図
【図3】同要部の拡大断面図
【図4】同アルミニウム箔に保護膜を形成した状態の断
面図
【図5】同アルミニウム箔の他面にレジスト膜を形成し
た状態の断面図
【図6】同アルミニウム箔の表面に誘電体被膜を形成し
た状態の断面図
【図7】同誘電体被膜上に固体電解質層を形成した状態
の断面図
【図8】同固体電解質層上に集電体層を形成した状態の
断面図
【図9】同集電体層上にレジスト膜を形成した状態の断
面図
【図10】同アルミニウム箔にスルホール孔を形成した
状態の断面図
【図11】同スルホール孔の内壁に絶縁膜を形成した状
態の断面図
【図12】同スルホール孔内に導電体を充填した状態の
断面図
【図13】同アルミニウム箔の他面および片面のレジス
ト膜を除去した状態の断面図
【図14】同アルミニウム箔に接続電極および接続端子
を形成した状態の断面図
【図15】同接続バンプを形成した状態の断面図
【図16】同集電体層上のレジスト膜を除去した状態の
断面図
【図17】同スルホール孔内に導電体を充填した状態の
断面図
【図18】同アルミニウム箔に接続電極を形成した状態
の断面図
【図19】同アルミニウム箔に接続端子を形成した状態
の断面図
【図20】同アルミニウム箔の他面のレジスト膜を除去
した状態の断面図
【図21】同アルミニウム箔の他面のレジスト膜を除去
した状態の断面図
【図22】同スルホール孔内に導電体を充填した状態の
断面図
【図23】同アルミニウム箔の片面のレジスト膜を除去
した状態の断面図
【図24】同アルミニウム箔に接続電極および接続端子
を形成した状態の断面図
【図25】同アルミニウム箔に接続端子を形成し、同ス
ルホール孔内に導電体を充填した状態の断面図
【図26】同アルミニウム箔の片面のレジスト膜を除去
した状態の断面図
【図27】同アルミニウム箔の他面および片面のレジス
ト膜を除去した状態の断面図
【図28】同アルミニウム箔に接続端子を形成し、同ス
ルホール孔内に導電体を充填した状態の断面図
【図29】同アルミニウム箔に接続電極を形成した状態
の断面図
【図30】本発明の実施の形態における固体電解コンデ
ンサの断面図
【符号の説明】
20 アルミニウム箔 21 保護膜 22 レジスト膜 23 レジスト膜 24 スルホール孔 25 絶縁膜 27 誘電体被膜 28 スルホール電極 29 固体電解質層 30 集電体層 31 第一の接続端子 32 第二の接続端子 33 第一の接続バンプ 34 第二の接続バンプ 38 接続電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) (72)発明者 藤井 達雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中野 慎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 木村 涼 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面が粗面化されたアルミニウム箔の他
    面に第一の接続端子を形成する部分を除いて保護膜を形
    成した後他面全面にレジスト膜を形成し、片面に誘電体
    被膜を形成した後この表面に固体電解質層、集電体層さ
    らにはレジスト膜を形成し、スルホール電極を形成する
    部分にスルホール孔を形成した後スルホール孔の内壁に
    絶縁膜を形成し、続いてスルホール孔内にスルホール電
    極を形成した後アルミニウム箔の他面および片面のレジ
    スト膜をそれぞれ除去して第一の接続端子を形成する部
    分に第一の接続端子を、スルホール電極の表出面に第二
    の接続端子を、集電体層の表面およびスルホール電極の
    片面側の表出面に接続電極をそれぞれ形成する固体電解
    コンデンサの製造方法。
  2. 【請求項2】 片面が粗面化されたアルミニウム箔の他
    面に第一の接続端子を形成する部分を除いて保護膜を形
    成した後他面全面にレジスト膜を形成し、片面に誘電体
    被膜を形成した後この表面に固体電解質層、集電体層さ
    らにはレジスト膜を形成し、スルホール電極を形成する
    部分にスルホール孔を形成した後スルホール孔の内壁に
    絶縁膜を形成し、片面のレジスト膜を除去した後スルホ
    ール孔内にスルホール電極を形成し、集電体層の表面お
    よびスルホール電極の片面側の表出面に接続電極を形成
    した後他面のレジスト膜を除去し、第一の接続端子を形
    成する部分に第一の接続端子を、スルホール電極の表出
    面に第二の接続端子をそれぞれ形成する固体電解コンデ
    ンサの製造方法。
  3. 【請求項3】 片面が粗面化されたアルミニウム箔の他
    面に第一の接続端子を形成する部分を除いて保護膜を形
    成した後他面全面にレジスト膜を形成し、片面に誘電体
    被膜を形成した後この表面に固体電解質層、集電体層さ
    らにはレジスト膜を形成し、スルホール電極を形成する
    部分にスルホール孔を形成した後スルホール孔の内壁に
    絶縁膜を形成した後片面のレジスト膜を除去し、スルホ
    ール孔内にスルホール電極を形成した後他面のレジスト
    膜を除去し、第一の接続端子を形成する部分に第一の接
    続端子を、スルホール電極の表出面に第二の接続端子
    を、集電体層の表面およびスルホール電極の片面側の表
    出面に接続電極をそれぞれ形成する固体電解コンデンサ
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 片面が粗面化されたアルミニウム箔の他
    面に第一の接続端子を形成する部分を除いて保護膜を形
    成した後他面全面にレジスト膜を形成し、片面に誘電体
    被膜を形成した後この表面に固体電解質層、集電体層さ
    らにはレジスト膜を形成し、スルホール電極を形成する
    部分にスルホール孔を形成した後スルホール孔の内壁に
    絶縁膜を形成し、続いてアルミニウム箔の他面のレジス
    ト膜を除去し、スルホール孔内にスルホール電極を形成
    した後片面のレジスト膜を除去して第一の接続端子を形
    成する部分に第一の接続端子を、スルホール電極の表出
    面に第二の接続端子を、集電体層の表面およびスルホー
    ル電極の片面側の表出面に接続電極をそれぞれ形成する
    固体電解コンデンサの製造方法。
  5. 【請求項5】 片面が粗面化されたアルミニウム箔の他
    面に第一の接続端子を形成する部分を除いて保護膜を形
    成した後他面全面にレジスト膜を形成し、片面に誘電体
    被膜を形成した後この表面に固体電解質層、集電体層さ
    らにはレジスト膜を形成し、スルホール電極を形成する
    部分にスルホール孔を形成した後スルホール孔の内壁に
    絶縁膜を形成し、続いてアルミニウム箔の他面のレジス
    ト膜を除去し、スルホール孔内にスルホール電極を形成
    し、第一の接続端子を形成する部分に第一の接続端子
    を、スルホール電極の表出面に第二の接続端子をそれぞ
    れ形成し、片面のレジスト膜を除去した後集電体層の表
    面およびスルホール電極の片面側の表出面に接続電極を
    形成する固体電解コンデンサの製造方法。
  6. 【請求項6】 片面が粗面化されたアルミニウム箔の他
    面に第一の接続端子を形成する部分を除いて保護膜を形
    成した後他面全面にレジスト膜を形成し、片面に誘電体
    被膜を形成した後この表面に固体電解質層、集電体層さ
    らにはレジスト膜を形成し、スルホール電極を形成する
    部分にスルホール孔を形成した後スルホール孔の内壁に
    絶縁膜を形成し、他面および片面のレジスト膜をそれぞ
    れ除去してスルホール孔内にスルホール電極を形成した
    後第一の接続端子を形成する部分に第一の接続端子を、
    スルホール電極の表出面に第二の接続端子を、集電体層
    の表面およびスルホール電極の片面側の表出面に接続電
    極をそれぞれ形成する固体電解コンデンサの製造方法。
  7. 【請求項7】 接続電極の材料として金属箔と導電性接
    着剤もしくは導電性接着剤を用いる請求項1〜6のいず
    れか一つに記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  8. 【請求項8】 誘電体被膜としてポリアクリル酸樹脂、
    ポリカルボン酸樹脂、ポリイミド樹脂、フェノール樹
    脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエチ
    レンテレフタレート樹脂、ポリフェニレンスルファイド
    樹脂のいずれかもしくは上記樹脂にパイ電子共役高分子
    およびまたはこれ以外の導電性高分子を含んだものを用
    いる請求項1〜6のいずれか一つに記載の固体電解コン
    デンサの製造方法。
  9. 【請求項9】 誘電体被膜を形成する方法として電着
    法、浸漬法のいずれかの方法を用いる請求項1〜6のい
    ずれか一つに記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  10. 【請求項10】 保護膜としてエポキシ樹脂、ポリイミ
    ド樹脂、シリコン樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂
    のいずれかを用いる請求項1〜6のいずれか一つに記載
    の固体電解コンデンサの製造方法。
  11. 【請求項11】 保護膜の形成方法として感光性樹脂を
    用い、フォトリソ法を用いる請求項1〜6のいずれか一
    つに記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  12. 【請求項12】 片面のレジスト膜として感光性樹脂ま
    たは接着性を有する有機フィルムのいずれかを用いる請
    求項1〜6のいずれか一つに記載の固体電解コンデンサ
    の製造方法。
  13. 【請求項13】 保護膜、片面のレジスト膜の形成方法
    として浸漬、スピンコータ、スクリーン印刷、フィルム
    接着法、スプレー法のいずれかの方法を用いる請求項1
    〜6のいずれか一つに記載の固体電解コンデンサの製造
    方法。
  14. 【請求項14】 他面のレジスト膜として感光性樹脂を
    用いる請求項1〜6のいずれか一つに記載の固体電解コ
    ンデンサの製造方法。
  15. 【請求項15】 他面のレジスト膜の形成方法として浸
    漬、スピンコータ、スクリーン印刷、スプレー法のいず
    れかの方法を用いる請求項1〜6のいずれか一つに記載
    の固体電解コンデンサの製造方法。
  16. 【請求項16】 スルホール孔の形成方法としてレーザ
    ー加工法、パンチング加工法、ドリル加工法のうちの少
    なくとも一つを用いる請求項1〜6のいずれか一つに記
    載の固体電解コンデンサの製造方法。
  17. 【請求項17】 絶縁膜の形成方法として電着法により
    絶縁樹脂を形成する請求項1〜6のいずれか一つに記載
    の固体電解コンデンサの製造方法。
  18. 【請求項18】 絶縁膜として電着法により絶縁性の樹
    脂を第1層目として形成し、その後1層目に比べ抵抗率
    が高くマイクロジェルとカーボン微粒子と酸化チタン微
    粒子を混合した絶縁性の樹脂を第2層目として形成する
    請求項1〜6のいずれか一つに記載の固体電解コンデン
    サの製造方法。
  19. 【請求項19】 スルホール電極を形成するのに導電性
    接着剤を充填した後硬化する方法を用いる請求項1〜6
    のいずれか一つに記載の固体電解コンデンサの製造方
    法。
  20. 【請求項20】 固体電解質層を構成する材料としてパ
    イ電子共役高分子およびまたはこれ以外の導電性高分子
    を含む組成物を用いる請求項1〜6のいずれか一つに記
    載の固体電解コンデンサの製造方法。
  21. 【請求項21】 固体電解質層を形成する方法として、
    複素環式モノマーを酸化剤を用いて重合する化学重合、
    複素環式モノマーを電界の印加により重合する電解重
    合、導電性高分子の粉末縣濁液の塗布、導電性高分子水
    溶液の塗布のうちの少なくとも一つの方法を用いる請求
    項1〜6のいずれか一つに記載の固体電解コンデンサの
    製造方法。
  22. 【請求項22】 固体電解質層を形成する方法として、
    硝酸マンガンを熱分解することにより二酸化マンガンを
    形成する方法を用いる請求項1〜6のいずれか一つに記
    載の固体電解コンデンサの製造方法。
  23. 【請求項23】 固体電解質層を形成する方法として、
    硝酸マンガンを熱分解することにより二酸化マンガンを
    形成した後、複素環式モノマーを酸化剤を用いて重合す
    る化学重合、複素環式モノマーを電界の印加により重合
    する電解重合、導電性高分子の粉末縣濁液の塗布、導電
    性高分子水溶液の塗布のうちの少なくとも一つの方法を
    用いる請求項1〜6のいずれか一つに記載の固体電解コ
    ンデンサの製造方法。
  24. 【請求項24】 集電体材料として、カーボン微粒子の
    懸濁液および導電性接着剤、もしくはカーボン微粒子の
    懸濁液および導電性塗料を用いる請求項1〜6のいずれ
    か一つに記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  25. 【請求項25】 接続端子を構成する材料として導電性
    接着剤を用いた請求項1〜6のいずれか一つに記載の固
    体電解コンデンサの製造方法。
  26. 【請求項26】 接続端子を形成する方法として電気め
    っき、無電解めっきのいずれかの方法を用いる請求項1
    〜6のいずれか一つに記載の固体電解コンデンサの製造
    方法。
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