JP2003068348A - 複数サブセル型燃料電池 - Google Patents
複数サブセル型燃料電池Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 出力バランスがとれた、また、コンパクト化
された複数サブセル型燃料電池の提供。 【解決手段】 (1)複数のセル19の積層体からな
り、各セルは反応ガス流れ方向に同一面内で複数のサブ
セル32に分割されており、該複数のサブセルはサブセ
ル間で絶縁帯33により電気的に互いに絶縁されてお
り、前記複数のサブセルの電極面積はセル面内電流密度
分布が均一に近づくように前記絶縁帯の位置により規定
されている複数サブセル型燃料電池。(2)各セルの同
一面内のサブセル32は隣接するサブセル同士でガスマ
ニホールド30、31の少なくとも一部を共有している
複数サブセル型燃料電池。
された複数サブセル型燃料電池の提供。 【解決手段】 (1)複数のセル19の積層体からな
り、各セルは反応ガス流れ方向に同一面内で複数のサブ
セル32に分割されており、該複数のサブセルはサブセ
ル間で絶縁帯33により電気的に互いに絶縁されてお
り、前記複数のサブセルの電極面積はセル面内電流密度
分布が均一に近づくように前記絶縁帯の位置により規定
されている複数サブセル型燃料電池。(2)各セルの同
一面内のサブセル32は隣接するサブセル同士でガスマ
ニホールド30、31の少なくとも一部を共有している
複数サブセル型燃料電池。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体高分子電解質
型燃料電池に関し、とくに、セルの同一面内に複数のサ
ブセルを有するタイプの燃料電池(以下、複数サブセル
型燃料電池またはマルチサブセル型燃料電池という)に
関する。
型燃料電池に関し、とくに、セルの同一面内に複数のサ
ブセルを有するタイプの燃料電池(以下、複数サブセル
型燃料電池またはマルチサブセル型燃料電池という)に
関する。
【0002】
【従来の技術】固体高分子電解質型燃料電池は、イオン
交換膜からなる電解質膜とこの電解質膜の一面に配置さ
れた触媒層および拡散層からなる電極(アノード)およ
び電解質膜の他面に配置された触媒層および拡散層から
なる電極(カソード)とからなる膜−電極アッセンブリ
(MEA:Membrane-Electrode Assembly )と、アノー
ドに燃料ガス(水素)を、カソードおよび酸化ガス(酸
素、通常は空気)を供給するための流体流路を形成する
セパレータとからセル(単セル)を構成し、少なくとも
1つのセルからモジュールを構成し、モジュールを積層
してモジュール群を構成し、モジュール群のセル積層方
向両端に、ターミナル、インシュレータ、エンドプレー
トを配置し、セル積層体をセル積層方向に締め付け、セ
ル積層体の外側でセル積層方向に延びる締結部材(たと
えば、テンションプレート)にて両端のエンドプレート
を固定して形成したスタックからなる。固体高分子電解
質型燃料電池では、アノード側では、水素を水素イオン
と電子にする反応が行われ、水素イオンは電解質膜中を
カソード側に移動し、カソード側では酸素と水素イオン
および電子(隣りのMEAのアノードで生成した電子が
セパレータを通してくる)から水を生成する反応が行わ
れる。 アノード側:H2 →2H+ +2e- カソード側:2H+ +2e- +(1/2)O2 →H2 O 上記の発電反応を行わせるために、燃料電池スタックに
は燃料ガスと酸化ガスが供給される。また、セパレータ
でのジュール熱とカソードでの水生成反応で熱が出るの
で、それを冷却するために燃料電池スタックには冷媒が
供給される。セル当りの電圧は約1ボルトであるので、
たとえば400ボルトを得ようとすると、セルを約40
0個直列に積層することになり、燃料電池スタックのセ
ル積層方向の長さが大となる。その結果、車両への搭載
が困難になるので、たとえば、セルを200個直列に積
層したスタックを2列並列に配置してそれらを電気的に
直列に接続する等して、燃料電池のセル積層方向の長さ
を短縮している。更に燃料電池のセル積層方向の長さを
小さくするために、特開平8−171925号公報は、
セルを同一面内で複数の分割セル(サブセル)に区画
し、サブセル積層体を電気的に直列に接続した燃料電池
を開示している。
交換膜からなる電解質膜とこの電解質膜の一面に配置さ
れた触媒層および拡散層からなる電極(アノード)およ
び電解質膜の他面に配置された触媒層および拡散層から
なる電極(カソード)とからなる膜−電極アッセンブリ
(MEA:Membrane-Electrode Assembly )と、アノー
ドに燃料ガス(水素)を、カソードおよび酸化ガス(酸
素、通常は空気)を供給するための流体流路を形成する
セパレータとからセル(単セル)を構成し、少なくとも
1つのセルからモジュールを構成し、モジュールを積層
してモジュール群を構成し、モジュール群のセル積層方
向両端に、ターミナル、インシュレータ、エンドプレー
トを配置し、セル積層体をセル積層方向に締め付け、セ
ル積層体の外側でセル積層方向に延びる締結部材(たと
えば、テンションプレート)にて両端のエンドプレート
を固定して形成したスタックからなる。固体高分子電解
質型燃料電池では、アノード側では、水素を水素イオン
と電子にする反応が行われ、水素イオンは電解質膜中を
カソード側に移動し、カソード側では酸素と水素イオン
および電子(隣りのMEAのアノードで生成した電子が
セパレータを通してくる)から水を生成する反応が行わ
れる。 アノード側:H2 →2H+ +2e- カソード側:2H+ +2e- +(1/2)O2 →H2 O 上記の発電反応を行わせるために、燃料電池スタックに
は燃料ガスと酸化ガスが供給される。また、セパレータ
でのジュール熱とカソードでの水生成反応で熱が出るの
で、それを冷却するために燃料電池スタックには冷媒が
供給される。セル当りの電圧は約1ボルトであるので、
たとえば400ボルトを得ようとすると、セルを約40
0個直列に積層することになり、燃料電池スタックのセ
ル積層方向の長さが大となる。その結果、車両への搭載
が困難になるので、たとえば、セルを200個直列に積
層したスタックを2列並列に配置してそれらを電気的に
直列に接続する等して、燃料電池のセル積層方向の長さ
を短縮している。更に燃料電池のセル積層方向の長さを
小さくするために、特開平8−171925号公報は、
セルを同一面内で複数の分割セル(サブセル)に区画
し、サブセル積層体を電気的に直列に接続した燃料電池
を開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のサブセ
ル積層体燃料電池には、つぎの問題があった。 複数のサブセルの出力バランスを考慮していないた
め、セル面全体での出力バランスがくずれる。たとえ
ば、酸化ガス流路の下流側ほど、酸素が消費されて酸素
濃度が低下しており、それに応じて電流密度が低下し、
セル面全体で見た場合に電流密度が均一化されておら
ず、セル面全域が高発電効率となるように利用されてい
るとはいえず、電池発電効率がよくない。 また、サブセルの各列のすべての端部にガスマニホ
ールドがあって、ガスマニホールド面積が大であり、そ
の分セル面のうち発電に有効に利用されている部分が減
少する。したがって、一定の出力を得ようとする場合、
コンパクト化が困難になる。本発明の目的は、セル面内
での電流密度分布を均一に近づけることができセル面の
発電への有効利用を高めた複数サブセル型燃料電池を提
供することにある。本発明のもう一つの目的は、ガスマ
ニホールド面積を実質的に低減させてセル面のできるだ
け広い領域を発電に有効に利用できる(一定の出力を得
るのに必要な容積が減少できてコンパクト化できる)複
数サブセル型燃料電池を提供することにある。
ル積層体燃料電池には、つぎの問題があった。 複数のサブセルの出力バランスを考慮していないた
め、セル面全体での出力バランスがくずれる。たとえ
ば、酸化ガス流路の下流側ほど、酸素が消費されて酸素
濃度が低下しており、それに応じて電流密度が低下し、
セル面全体で見た場合に電流密度が均一化されておら
ず、セル面全域が高発電効率となるように利用されてい
るとはいえず、電池発電効率がよくない。 また、サブセルの各列のすべての端部にガスマニホ
ールドがあって、ガスマニホールド面積が大であり、そ
の分セル面のうち発電に有効に利用されている部分が減
少する。したがって、一定の出力を得ようとする場合、
コンパクト化が困難になる。本発明の目的は、セル面内
での電流密度分布を均一に近づけることができセル面の
発電への有効利用を高めた複数サブセル型燃料電池を提
供することにある。本発明のもう一つの目的は、ガスマ
ニホールド面積を実質的に低減させてセル面のできるだ
け広い領域を発電に有効に利用できる(一定の出力を得
るのに必要な容積が減少できてコンパクト化できる)複
数サブセル型燃料電池を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明はつぎの通りである。 (1) 複数のセルの積層体からなり、各セルは反応ガ
ス流れ方向に同一面内で複数のサブセルに分割されてお
り、該複数のサブセルはサブセル間で絶縁帯により電気
的に互いに絶縁されており、前記複数のサブセルの電極
面積はセル面内電流密度分布が均一に近づくように前記
絶縁帯の位置により規定されている複数サブセル型燃料
電池。 (2) 複数のセルの積層体からなり、各セルは同一面
内に複数のサブセルを有し、各セルの同一面内のサブセ
ルは隣接するサブセル同士でガスマニホールドの少なく
とも一部を共有している複数サブセル型燃料電池。
明はつぎの通りである。 (1) 複数のセルの積層体からなり、各セルは反応ガ
ス流れ方向に同一面内で複数のサブセルに分割されてお
り、該複数のサブセルはサブセル間で絶縁帯により電気
的に互いに絶縁されており、前記複数のサブセルの電極
面積はセル面内電流密度分布が均一に近づくように前記
絶縁帯の位置により規定されている複数サブセル型燃料
電池。 (2) 複数のセルの積層体からなり、各セルは同一面
内に複数のサブセルを有し、各セルの同一面内のサブセ
ルは隣接するサブセル同士でガスマニホールドの少なく
とも一部を共有している複数サブセル型燃料電池。
【0005】上記(1)の複数サブセル型燃料電池で
は、セルが反応ガス流れ方向に複数のサブセルに分割さ
れており、複数のサブセルはサブセル間で絶縁帯により
電気的に互いに絶縁されており、セル面内電流密度が均
一に近づくようにサブセルの電極面積が絶縁帯の位置に
より規定されているので、反応ガス流れ方向にガス濃度
が低下しても、同一セル面内のサブセル間で電位が異な
ることができ、下流の電位が上流の発電によって制限を
受けなくなって発電電流が小さい下流の電位が高くな
り、下流での損失が小となるとともに、下流での効率が
よくなり、結果、上流の電流密度ピークが下流側にシフ
トし、自律的に上流側の電流密度が下がって下流側の電
流密度が上がり、セル面内全体での電流密度分布が均一
に近づく。これによって、セル面全域で見た場合の発電
効率が上がる。上記(2)の複数サブセル型燃料電池で
は、各セルの同一面内のサブセルは隣接するサブセル同
士でガスマニホールドの少なくとも一部を共有している
ので、各サブセルにガスマニホールドを個別に設ける場
合に比べて、セル面内で占めるガスマニホールドの面積
が減少し、セル面のできるだけ広い領域を発電に有効に
利用でき、一定の出力を得るのに必要な電池容積が減少
できてスタックをコンパクト化できる。
は、セルが反応ガス流れ方向に複数のサブセルに分割さ
れており、複数のサブセルはサブセル間で絶縁帯により
電気的に互いに絶縁されており、セル面内電流密度が均
一に近づくようにサブセルの電極面積が絶縁帯の位置に
より規定されているので、反応ガス流れ方向にガス濃度
が低下しても、同一セル面内のサブセル間で電位が異な
ることができ、下流の電位が上流の発電によって制限を
受けなくなって発電電流が小さい下流の電位が高くな
り、下流での損失が小となるとともに、下流での効率が
よくなり、結果、上流の電流密度ピークが下流側にシフ
トし、自律的に上流側の電流密度が下がって下流側の電
流密度が上がり、セル面内全体での電流密度分布が均一
に近づく。これによって、セル面全域で見た場合の発電
効率が上がる。上記(2)の複数サブセル型燃料電池で
は、各セルの同一面内のサブセルは隣接するサブセル同
士でガスマニホールドの少なくとも一部を共有している
ので、各サブセルにガスマニホールドを個別に設ける場
合に比べて、セル面内で占めるガスマニホールドの面積
が減少し、セル面のできるだけ広い領域を発電に有効に
利用でき、一定の出力を得るのに必要な電池容積が減少
できてスタックをコンパクト化できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の複数サブセル型
燃料電池燃料電池を図1〜図10を参照して説明する。
図1〜図9は本発明の実施例1を示し、図10は本発明
の実施例2を示す。本発明の実施例1、2にわたって共
通する部分、または類似する部分には本発明の実施例
1、2にわたって同じ符号を付してある。まず、本発明
の実施例1、2にわたって共通する部分、または類似す
る部分を、図1〜図9を参照して説明する。本発明の燃
料電池は、固体高分子電解質型燃料電池10である。本
発明の燃料電池10は、たとえば燃料電池自動車に搭載
される。ただし、自動車以外に用いられてもよい。
燃料電池燃料電池を図1〜図10を参照して説明する。
図1〜図9は本発明の実施例1を示し、図10は本発明
の実施例2を示す。本発明の実施例1、2にわたって共
通する部分、または類似する部分には本発明の実施例
1、2にわたって同じ符号を付してある。まず、本発明
の実施例1、2にわたって共通する部分、または類似す
る部分を、図1〜図9を参照して説明する。本発明の燃
料電池は、固体高分子電解質型燃料電池10である。本
発明の燃料電池10は、たとえば燃料電池自動車に搭載
される。ただし、自動車以外に用いられてもよい。
【0007】固体高分子電解質型燃料電池10は、図
1、図2に示すように、イオン交換膜からなる電解質膜
11とこの電解質膜11の一面に配置された触媒層12
および拡散層13からなる電極14(アノード)および
電解質膜11の他面に配置された触媒層15および拡散
層16からなる電極17(カソード)とからなる膜−電
極アッセンブリ(MEA:Membrane-Electrode Assembl
y )と、電極14、17に燃料ガス(水素)および酸化
ガス(酸素、通常は空気)を供給するための流体通路2
7、28(燃料ガス流路27、酸化ガス流路28)およ
び燃料電池冷却用の冷媒(冷却水)が流れる冷媒流路2
6を形成するセパレータ18とを重ねてセル19を形成
し、少なくとも1層のセルからモジュールを構成し(図
2は1セル1モジュールの場合を示す)、複数のモジュ
ールを積層してモジュール群を構成し、モジュール群の
セル積層方向両端に、ターミナル20、インシュレータ
21、エンドプレート22を配置し、セル積層体をセル
積層方向に締め付け、両端のエンドプレートをセル積層
体の外側でセル積層方向に延びる締結部材24(たとえ
ば、テンションプレート)とボルト25で固定して構成
したスタック23からなる。
1、図2に示すように、イオン交換膜からなる電解質膜
11とこの電解質膜11の一面に配置された触媒層12
および拡散層13からなる電極14(アノード)および
電解質膜11の他面に配置された触媒層15および拡散
層16からなる電極17(カソード)とからなる膜−電
極アッセンブリ(MEA:Membrane-Electrode Assembl
y )と、電極14、17に燃料ガス(水素)および酸化
ガス(酸素、通常は空気)を供給するための流体通路2
7、28(燃料ガス流路27、酸化ガス流路28)およ
び燃料電池冷却用の冷媒(冷却水)が流れる冷媒流路2
6を形成するセパレータ18とを重ねてセル19を形成
し、少なくとも1層のセルからモジュールを構成し(図
2は1セル1モジュールの場合を示す)、複数のモジュ
ールを積層してモジュール群を構成し、モジュール群の
セル積層方向両端に、ターミナル20、インシュレータ
21、エンドプレート22を配置し、セル積層体をセル
積層方向に締め付け、両端のエンドプレートをセル積層
体の外側でセル積層方向に延びる締結部材24(たとえ
ば、テンションプレート)とボルト25で固定して構成
したスタック23からなる。
【0008】図4、図6に示すように、燃料電池スタッ
ク23内には、ガスマニホールド30、31が設けられ
ており、ガスマニホールド30、31は燃料ガスマニホ
ールド30と酸化ガスマニホールド31とからなる。燃
料ガスマニホールド30と酸化ガスマニホールド31
は、それぞれ、セルの燃料ガス流路27と酸化ガス流路
28に連通している。燃料ガスは入側燃料ガスマニホー
ルド30aからセルの燃料ガス流路27に流れ、燃料ガ
ス流路27の途中で中央燃料ガスマニホールド30cを
通り、燃料ガス流路27から出側燃料ガスマニホールド
30bに流れる。酸化ガスは入側酸化ガスマニホールド
31aからセルの酸化ガス流路28に流れ、酸化ガス流
路28の途中で中央酸化ガスマニホールド31cを通
り、酸化ガス流路28から出側酸化ガスマニホールド3
1bに流れる。同様に、燃料電池スタック23内には、
冷媒マニホールド29が設けられており、冷媒マニホー
ルド29はセルの冷媒流路26に連通している。冷媒は
入側冷媒マニホールド29aから冷媒流路26に流れ、
冷媒流路26から出側冷媒マニホールド29bに流れ
る。
ク23内には、ガスマニホールド30、31が設けられ
ており、ガスマニホールド30、31は燃料ガスマニホ
ールド30と酸化ガスマニホールド31とからなる。燃
料ガスマニホールド30と酸化ガスマニホールド31
は、それぞれ、セルの燃料ガス流路27と酸化ガス流路
28に連通している。燃料ガスは入側燃料ガスマニホー
ルド30aからセルの燃料ガス流路27に流れ、燃料ガ
ス流路27の途中で中央燃料ガスマニホールド30cを
通り、燃料ガス流路27から出側燃料ガスマニホールド
30bに流れる。酸化ガスは入側酸化ガスマニホールド
31aからセルの酸化ガス流路28に流れ、酸化ガス流
路28の途中で中央酸化ガスマニホールド31cを通
り、酸化ガス流路28から出側酸化ガスマニホールド3
1bに流れる。同様に、燃料電池スタック23内には、
冷媒マニホールド29が設けられており、冷媒マニホー
ルド29はセルの冷媒流路26に連通している。冷媒は
入側冷媒マニホールド29aから冷媒流路26に流れ、
冷媒流路26から出側冷媒マニホールド29bに流れ
る。
【0009】スタック23の一端にあるエンドプレート
22には、冷媒(冷却水)を燃料電池スタック内の冷媒
マニホールド29に供給・排出する冷媒配管が接続され
ており、反応ガスを燃料電池スタック内のガスマニホー
ルド30、31に供給・排出するガス配管が接続され
る。冷媒、燃料ガス、酸化ガスは、スタック23の一端
にあるエンドプレート22から燃料電池スタックに入
り、Uターンして、同じエンドプレート22から出る。
22には、冷媒(冷却水)を燃料電池スタック内の冷媒
マニホールド29に供給・排出する冷媒配管が接続され
ており、反応ガスを燃料電池スタック内のガスマニホー
ルド30、31に供給・排出するガス配管が接続され
る。冷媒、燃料ガス、酸化ガスは、スタック23の一端
にあるエンドプレート22から燃料電池スタックに入
り、Uターンして、同じエンドプレート22から出る。
【0010】図3、図4、図6に示すように、スタック
23の各セル19は、反応ガス流れ方向に、かつ、同一
セル面内で、複数の(図4、図6では2つの、ただし、
数は2とは限らない)サブセル32に分割されている
(電極14、17が分割、電解質膜11は共通)。該複
数のサブセル32はサブセル32間で絶縁帯(電気絶縁
帯)33により電気的に互いに絶縁されている。サブセ
ル32の電位は、図9(線A)に示すように、互いに異
なることができる。また、複数のサブセル32の電極面
積は、図8、図9に示すようにセル面内電流密度分布が
均一に近づくように、絶縁帯33の位置により規定され
ている。
23の各セル19は、反応ガス流れ方向に、かつ、同一
セル面内で、複数の(図4、図6では2つの、ただし、
数は2とは限らない)サブセル32に分割されている
(電極14、17が分割、電解質膜11は共通)。該複
数のサブセル32はサブセル32間で絶縁帯(電気絶縁
帯)33により電気的に互いに絶縁されている。サブセ
ル32の電位は、図9(線A)に示すように、互いに異
なることができる。また、複数のサブセル32の電極面
積は、図8、図9に示すようにセル面内電流密度分布が
均一に近づくように、絶縁帯33の位置により規定され
ている。
【0011】燃料ガス、酸化ガスの流れは、それぞれ、
複数のサブセル32に対して1流れであって共通であ
り、1つのサブセル32を通ったガスが同一面内にある
他のサブセル32を通る。同一のセル面内にある複数の
サブセル32は、燃料ガスマニホールド30、酸化ガス
マニホールド31の少なくとも一部を共有している。た
だし、冷媒の流れは、複数のサブセル32に対して、互
いに独立である。同一のセル面内にある複数のサブセル
32の各々は、入側冷媒マニホールド30aと出側冷媒
マニホールド30bをペアで有する。
複数のサブセル32に対して1流れであって共通であ
り、1つのサブセル32を通ったガスが同一面内にある
他のサブセル32を通る。同一のセル面内にある複数の
サブセル32は、燃料ガスマニホールド30、酸化ガス
マニホールド31の少なくとも一部を共有している。た
だし、冷媒の流れは、複数のサブセル32に対して、互
いに独立である。同一のセル面内にある複数のサブセル
32の各々は、入側冷媒マニホールド30aと出側冷媒
マニホールド30bをペアで有する。
【0012】つぎに、本発明の実施例1、2で共通する
部分の作用を説明する。セル19が反応ガス流れ方向に
複数のサブセル32に分割されており、複数のサブセル
32はサブセル間で絶縁帯33により電気的に互いに絶
縁されており、セル面内電流密度が均一に近づくように
サブセルの電極面積が絶縁帯33の位置により規定され
ているので、反応ガス流れ方向にガス濃度が低下して
も、同一セル面内のサブセル32間で電位が異なること
ができ、下流の電位が上流の発電によって制限を受けな
くなって、図9に示すように、従来発電電流密度が小さ
かった下流の電位が高くなり、下流での損失が小となる
とともに、下流での効率がよくなる。その結果、上流の
電流密度ピークが下流側にシフトし、図8に示すよう
に、自律的に上流側の電流密度が下がって下流側の電流
密度が上がり、セル面内全体での電流密度分布が均一に
近づく。これによって、セル面全域で見た場合の発電効
率が上がる。
部分の作用を説明する。セル19が反応ガス流れ方向に
複数のサブセル32に分割されており、複数のサブセル
32はサブセル間で絶縁帯33により電気的に互いに絶
縁されており、セル面内電流密度が均一に近づくように
サブセルの電極面積が絶縁帯33の位置により規定され
ているので、反応ガス流れ方向にガス濃度が低下して
も、同一セル面内のサブセル32間で電位が異なること
ができ、下流の電位が上流の発電によって制限を受けな
くなって、図9に示すように、従来発電電流密度が小さ
かった下流の電位が高くなり、下流での損失が小となる
とともに、下流での効率がよくなる。その結果、上流の
電流密度ピークが下流側にシフトし、図8に示すよう
に、自律的に上流側の電流密度が下がって下流側の電流
密度が上がり、セル面内全体での電流密度分布が均一に
近づく。これによって、セル面全域で見た場合の発電効
率が上がる。
【0013】また、各セル19の同一面内のサブセル3
2は隣接するサブセル同士でガスマニホールド30、3
1の少なくとも一部を共有しているので、各サブセルに
ガスマニホールドを個別に設ける場合に比べて、セル面
内で占めるガスマニホールド30、31の面積が減少
し、セル面のできるだけ広い領域を発電に有効に利用で
き、一定の出力を得るのに必要な電池容積が減少できて
スタック23をコンパクト化することができる。
2は隣接するサブセル同士でガスマニホールド30、3
1の少なくとも一部を共有しているので、各サブセルに
ガスマニホールドを個別に設ける場合に比べて、セル面
内で占めるガスマニホールド30、31の面積が減少
し、セル面のできるだけ広い領域を発電に有効に利用で
き、一定の出力を得るのに必要な電池容積が減少できて
スタック23をコンパクト化することができる。
【0014】つぎに、本発明の各実施例に特有な部分を
説明する。本発明の実施例1では、図1〜図9に示すよ
うに、とくに図4、図6に示すように、セル19が同一
面内で複数(図では2つ)のサブセル32に分割されて
おり、サブセル間の絶縁帯33部は、冷媒、燃料ガス、
酸化ガスが、絶縁帯33部を跨がって流れないように、
サブセル32間のシール部を兼ねている。
説明する。本発明の実施例1では、図1〜図9に示すよ
うに、とくに図4、図6に示すように、セル19が同一
面内で複数(図では2つ)のサブセル32に分割されて
おり、サブセル間の絶縁帯33部は、冷媒、燃料ガス、
酸化ガスが、絶縁帯33部を跨がって流れないように、
サブセル32間のシール部を兼ねている。
【0015】同一セル面内における各サブセル32の燃
料ガス流路27、酸化ガス流路28は、図4、図6に示
すように、場合により直列的に連通するか、または互い
に独立している。直列的に連通する場合は、燃料は燃料
ガス流れ方向上流側のサブセル32の燃料ガス流路27
下流端から中央の燃料ガスマニホールド30cを通っ
て、スタック23から出ることなく、燃料ガス流れ方向
下流側のサブセル32の燃料ガス流路27上流端へと流
れる。また、酸化ガスは酸化ガス流れ方向上流側のサブ
セルの酸化ガス流路28下流端から中央の酸化ガスマニ
ホールド31cを通って、スタック23から出ることな
く、酸化ガス流れ方向下流側のサブセル32の酸化ガス
流路28上流端へと流れる。互いに独立している場合
は、燃料は燃料ガス流れ方向上流側のサブセルの燃料ガ
ス流路27下流端から中央の燃料ガスマニホールド30
cからスタック23外に一端出て再び中央の燃料ガスマ
ニホールド30cからスタック23内に入り燃料ガス流
れ方向下流側のサブセル32の燃料ガス流路27上流端
へと流れる。また、酸化ガスは酸化ガス流れ方向上流側
のサブセル32の酸化ガス流路28下流端から中央の酸
化ガスマニホールド31cからスタック外に一端出て再
び中央の酸化ガスマニホールド31cからスタック23
内に入り酸化ガス流れ方向下流側のサブセルの酸化ガス
流路28上流端へと流れる。
料ガス流路27、酸化ガス流路28は、図4、図6に示
すように、場合により直列的に連通するか、または互い
に独立している。直列的に連通する場合は、燃料は燃料
ガス流れ方向上流側のサブセル32の燃料ガス流路27
下流端から中央の燃料ガスマニホールド30cを通っ
て、スタック23から出ることなく、燃料ガス流れ方向
下流側のサブセル32の燃料ガス流路27上流端へと流
れる。また、酸化ガスは酸化ガス流れ方向上流側のサブ
セルの酸化ガス流路28下流端から中央の酸化ガスマニ
ホールド31cを通って、スタック23から出ることな
く、酸化ガス流れ方向下流側のサブセル32の酸化ガス
流路28上流端へと流れる。互いに独立している場合
は、燃料は燃料ガス流れ方向上流側のサブセルの燃料ガ
ス流路27下流端から中央の燃料ガスマニホールド30
cからスタック23外に一端出て再び中央の燃料ガスマ
ニホールド30cからスタック23内に入り燃料ガス流
れ方向下流側のサブセル32の燃料ガス流路27上流端
へと流れる。また、酸化ガスは酸化ガス流れ方向上流側
のサブセル32の酸化ガス流路28下流端から中央の酸
化ガスマニホールド31cからスタック外に一端出て再
び中央の酸化ガスマニホールド31cからスタック23
内に入り酸化ガス流れ方向下流側のサブセルの酸化ガス
流路28上流端へと流れる。
【0016】冷媒流路26はサブセル32間で互いに独
立であり、セル外部で互いに連通するように、各サブセ
ル32ごとに冷媒の入側マニホールド29aと出側マニ
ホールド29bが設けられる。MEAはサブセル32の
面積に応じて区画される。サブセル電極間は電解質膜1
1または他種の絶縁材(たとえば、高分子材)で絶縁さ
れている。サブセル電極間の電解質膜11または他種の
絶縁材は絶縁帯33を構成している。
立であり、セル外部で互いに連通するように、各サブセ
ル32ごとに冷媒の入側マニホールド29aと出側マニ
ホールド29bが設けられる。MEAはサブセル32の
面積に応じて区画される。サブセル電極間は電解質膜1
1または他種の絶縁材(たとえば、高分子材)で絶縁さ
れている。サブセル電極間の電解質膜11または他種の
絶縁材は絶縁帯33を構成している。
【0017】セル19を積層した状態において、セル積
層方向に並ぶサブセル同士は電気的に直列に接続され
て、サブスタックを構成する。セルの同一面内のサブセ
ルの数と同じ数のサブスタックが形成される。各サブス
タックは独立の電気端子(ターミナル)を有する。複数
のサブスタックは、電気的に直列または並列に接続され
る。サブスタックが電気的に直列に接続された場合は、
サブスタックを流れる電流値は同一になる。サブスタッ
クが電気的に並列に接続された場合は、サブスタックの
端子電圧値は同一になる。
層方向に並ぶサブセル同士は電気的に直列に接続され
て、サブスタックを構成する。セルの同一面内のサブセ
ルの数と同じ数のサブスタックが形成される。各サブス
タックは独立の電気端子(ターミナル)を有する。複数
のサブスタックは、電気的に直列または並列に接続され
る。サブスタックが電気的に直列に接続された場合は、
サブスタックを流れる電流値は同一になる。サブスタッ
クが電気的に並列に接続された場合は、サブスタックの
端子電圧値は同一になる。
【0018】本発明の実施例1の作用を説明する。絶縁
帯で仕切られていない従来はセル電位はそのセルの電極
面全域で同じ(図9の線B)であるが、本発明では、図
9に線Aで示すように、セル19を分割したサブセル3
2の電位は互いに異なることができる。この場合、酸化
ガス流れ方向下流側のサブセル32で、従来の電位Bに
比べて電位Aが上がり、酸化ガス流れ方向上流側のサブ
セル32で、従来の電位Bに比べて電位Aが下がる。そ
の結果、下流での損失が小となるとともに、下流での効
率がよくなり、上流の電流密度ピークが下流側にシフト
し、図8に示すように、自律的に上流側の電流密度が下
がって下流側の電流密度が上がり、セル面内全体での電
流密度分布が均一に近づく。これによって、セル面全域
で見た場合の発電効率が上がる。
帯で仕切られていない従来はセル電位はそのセルの電極
面全域で同じ(図9の線B)であるが、本発明では、図
9に線Aで示すように、セル19を分割したサブセル3
2の電位は互いに異なることができる。この場合、酸化
ガス流れ方向下流側のサブセル32で、従来の電位Bに
比べて電位Aが上がり、酸化ガス流れ方向上流側のサブ
セル32で、従来の電位Bに比べて電位Aが下がる。そ
の結果、下流での損失が小となるとともに、下流での効
率がよくなり、上流の電流密度ピークが下流側にシフト
し、図8に示すように、自律的に上流側の電流密度が下
がって下流側の電流密度が上がり、セル面内全体での電
流密度分布が均一に近づく。これによって、セル面全域
で見た場合の発電効率が上がる。
【0019】また、上流側のサブセルと下流側のサブセ
ルの2つのサブセル32に対して、1つの入側燃料ガス
マニホールド30aと1つの出側燃料ガスマニホールド
30bが存在するだけであるから、入側燃料ガスマニホ
ールド30aと出側燃料ガスマニホールド30bは、そ
れぞれ、上流側のサブセルと下流側のサブセルによって
共有されていることになる。同様に、上流側のサブセル
と下流側のサブセルの2つのサブセル32に対して、1
つの入側酸化ガスマニホールド31aと1つの出側酸化
ガスマニホールド31bが存在するだけであるから、入
側酸化ガスマニホールド31aと出側酸化ガスマニホー
ルド31bは、それぞれ、上流側のサブセルと下流側の
サブセルによって共有されていることになる。したがっ
て、各サブセル32に対して個別に入側ガスマニホール
ドと出側ガスマニホールドが設けられていた従来に比べ
て、ガスマニホールドの個数、セル面内で占めるガスマ
ニホールドの面積が減少し、セル面のできるだけ広い領
域を発電領域として有効に利用でき、一定の出力を得る
のに必要な電池容積が減少できてスタック23をコンパ
クト化できる。
ルの2つのサブセル32に対して、1つの入側燃料ガス
マニホールド30aと1つの出側燃料ガスマニホールド
30bが存在するだけであるから、入側燃料ガスマニホ
ールド30aと出側燃料ガスマニホールド30bは、そ
れぞれ、上流側のサブセルと下流側のサブセルによって
共有されていることになる。同様に、上流側のサブセル
と下流側のサブセルの2つのサブセル32に対して、1
つの入側酸化ガスマニホールド31aと1つの出側酸化
ガスマニホールド31bが存在するだけであるから、入
側酸化ガスマニホールド31aと出側酸化ガスマニホー
ルド31bは、それぞれ、上流側のサブセルと下流側の
サブセルによって共有されていることになる。したがっ
て、各サブセル32に対して個別に入側ガスマニホール
ドと出側ガスマニホールドが設けられていた従来に比べ
て、ガスマニホールドの個数、セル面内で占めるガスマ
ニホールドの面積が減少し、セル面のできるだけ広い領
域を発電領域として有効に利用でき、一定の出力を得る
のに必要な電池容積が減少できてスタック23をコンパ
クト化できる。
【0020】本発明の実施例2では、図10に示すよう
に、セル19は、同一面内で上下に分割されるとともに
左右に分割されて、4つのサブセル32に分割されてい
る。上下のサブセル共に、左右の2つのサブセルに対し
て、1つづつの入側酸化ガスマニホールド31aと出側
酸化ガスマニホールド31bが設けられており、入側酸
化ガスマニホールド31aと出側酸化ガスマニホールド
31bは左右のサブセルによって共有されている。上下
のサブセル32は上下のサブセル32間に設けた絶縁帯
33によって電極が互いに分割、絶縁されているが、左
右のサブセル32の電極は互いに分割、絶縁されていて
もよいし、あるいは導通していてもよい。
に、セル19は、同一面内で上下に分割されるとともに
左右に分割されて、4つのサブセル32に分割されてい
る。上下のサブセル共に、左右の2つのサブセルに対し
て、1つづつの入側酸化ガスマニホールド31aと出側
酸化ガスマニホールド31bが設けられており、入側酸
化ガスマニホールド31aと出側酸化ガスマニホールド
31bは左右のサブセルによって共有されている。上下
のサブセル32は上下のサブセル32間に設けた絶縁帯
33によって電極が互いに分割、絶縁されているが、左
右のサブセル32の電極は互いに分割、絶縁されていて
もよいし、あるいは導通していてもよい。
【0021】本発明の実施例2の作用については、隣接
するサブセル32同士が入側酸化ガスマニホールド31
aと出側酸化ガスマニホールド31bとを共有している
ので、各サブセルに個別にガスマニホールド31a、3
1bを設けていた場合に比べて、ガスマニホールドを設
けるための面積が低減し、かつ、その周囲にあったガス
シール部を無くすことができ、それによって、セル面の
面積利用率が向上し、燃料電池の体格(大きさ)を低減
しコンパクト化することができる。
するサブセル32同士が入側酸化ガスマニホールド31
aと出側酸化ガスマニホールド31bとを共有している
ので、各サブセルに個別にガスマニホールド31a、3
1bを設けていた場合に比べて、ガスマニホールドを設
けるための面積が低減し、かつ、その周囲にあったガス
シール部を無くすことができ、それによって、セル面の
面積利用率が向上し、燃料電池の体格(大きさ)を低減
しコンパクト化することができる。
【0022】
【発明の効果】請求項1の複数サブセル型燃料電池によ
れば、セルが反応ガス流れ方向に複数のサブセルに分割
されており、複数のサブセルはサブセル間で絶縁帯によ
り電気的に互いに絶縁されており、セル面内電流密度が
均一に近づくようにサブセルの電極面積が絶縁帯の位置
により規定されているので、反応ガス流れ方向にガス濃
度が低下しても、同一セル面内のサブセル間で電位が異
なることができ、下流の電位が上流の発電によって制限
を受けなくなって発電電流が小さい下流の電位が高くな
り、下流での損失が小となるとともに、下流での効率が
よくなり、結果、上流の電流密度ピークが下流側にシフ
トし、自律的に上流側の電流密度が下がって下流側の電
流密度が上がり、セル面内全体での電流密度分布が均一
に近づく。これによって、セル面全域で見た場合の発電
効率が上がる。請求項2の複数サブセル型燃料電池によ
れば、各セルの同一面内のサブセルは隣接するサブセル
同士でガスマニホールドの少なくとも一部を共有してい
るので、各サブセルにガスマニホールドを個別に設ける
場合に比べて、セル面内で占めるガスマニホールドとそ
のまわりのシール部の面積が減少し、セル面の利用率が
向上し、スタックをコンパクト化できる。
れば、セルが反応ガス流れ方向に複数のサブセルに分割
されており、複数のサブセルはサブセル間で絶縁帯によ
り電気的に互いに絶縁されており、セル面内電流密度が
均一に近づくようにサブセルの電極面積が絶縁帯の位置
により規定されているので、反応ガス流れ方向にガス濃
度が低下しても、同一セル面内のサブセル間で電位が異
なることができ、下流の電位が上流の発電によって制限
を受けなくなって発電電流が小さい下流の電位が高くな
り、下流での損失が小となるとともに、下流での効率が
よくなり、結果、上流の電流密度ピークが下流側にシフ
トし、自律的に上流側の電流密度が下がって下流側の電
流密度が上がり、セル面内全体での電流密度分布が均一
に近づく。これによって、セル面全域で見た場合の発電
効率が上がる。請求項2の複数サブセル型燃料電池によ
れば、各セルの同一面内のサブセルは隣接するサブセル
同士でガスマニホールドの少なくとも一部を共有してい
るので、各サブセルにガスマニホールドを個別に設ける
場合に比べて、セル面内で占めるガスマニホールドとそ
のまわりのシール部の面積が減少し、セル面の利用率が
向上し、スタックをコンパクト化できる。
【図1】本発明の実施例1(実施例2にも適用可)の複
数サブセル型燃料電池の全体概略図である。
数サブセル型燃料電池の全体概略図である。
【図2】図1の燃料電池の1セルの拡大断面図である。
【図3】図1の燃料電池のセル面の正面図(または、平
面図)である。
面図)である。
【図4】図1の燃料電池の各セルの、酸化ガス流路を示
す、正面図である。
す、正面図である。
【図5】図4のセルの断面図である。
【図6】図1の燃料電池の各セルの、燃料ガス流路を示
す、正面図である。
す、正面図である。
【図7】図6のセルの断面図である。
【図8】本発明の実施例1(実施例2にも適用可)の複
数サブセル型燃料電池の酸化ガス流れ方向における電流
密度の変化を示すグラフである。
数サブセル型燃料電池の酸化ガス流れ方向における電流
密度の変化を示すグラフである。
【図9】本発明の実施例1(実施例2にも適用可)の複
数サブセル型燃料電池の酸化ガス流れ方向における電位
の変化を示すグラフである。
数サブセル型燃料電池の酸化ガス流れ方向における電位
の変化を示すグラフである。
【図10】本発明の実施例2の複数サブセル型燃料電池
の各セルの酸化ガス流路を示す正面図(または、平面
図)である。
の各セルの酸化ガス流路を示す正面図(または、平面
図)である。
10 (固体高分子電解質型)燃料電池
11 電解質膜
12 触媒層
13 拡散層
14 電極(アノード、燃料極)
15 触媒層
16 拡散層
17 電極(カソード、空気極)
18 セパレータ
19 セル
20 ターミナル
21 インシュレータ
22 エンドプレート
23 スタック
24 テンションプレート
25 ボルト
26 冷媒流路(冷却水流路)
27 燃料ガス流路
28 酸化ガス流路
29 冷媒マニホールド
29a 入側冷媒マニホールド
29b 出側冷媒マニホールド
30 燃料ガスマニホールド
30a 入側燃料ガスマニホールド
30b 出側燃料ガスマニホールド
30c 中央燃料ガスマニホールド
31a 入側酸化ガスマニホールド
31b 出側酸化ガスマニホールド
31c 中央酸化ガスマニホールド
32 サブセル
33 絶縁帯
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のセルの積層体からなり、各セルは
反応ガス流れ方向に同一面内で複数のサブセルに分割さ
れており、該複数のサブセルはサブセル間で絶縁帯によ
り電気的に互いに絶縁されており、前記複数のサブセル
の電極面積はセル面内電流密度分布が均一に近づくよう
に前記絶縁帯の位置により規定されている複数サブセル
型燃料電池。 - 【請求項2】 複数のセルの積層体からなり、各セルは
同一面内に複数のサブセルを有し、各セルの同一面内の
サブセルは隣接するサブセル同士でガスマニホールドの
少なくとも一部を共有している複数サブセル型燃料電
池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001259429A JP2003068348A (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | 複数サブセル型燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001259429A JP2003068348A (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | 複数サブセル型燃料電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003068348A true JP2003068348A (ja) | 2003-03-07 |
Family
ID=19086804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001259429A Pending JP2003068348A (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | 複数サブセル型燃料電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003068348A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006164653A (ja) * | 2004-12-06 | 2006-06-22 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | 積層形燃料電池 |
-
2001
- 2001-08-29 JP JP2001259429A patent/JP2003068348A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006164653A (ja) * | 2004-12-06 | 2006-06-22 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | 積層形燃料電池 |
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