JP2003061976A - 手術器械 - Google Patents
手術器械Info
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- Surgical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】組織に通電することなく処置可能であり、また
先端部の小型化が可能で、操作性を向上できる手術器械
を提供することにある。 【解決手段】先端部に生体組織を把持する互いに開閉自
在な第1と第2の把持部6,7を有し、前記第1の把持
部6に通電により発熱する電熱線11を設け、この電熱
線11の発熱により生体組織を処置する手術器械におい
て、前記電熱線11を前記第1の把持部6に電気的に接
続したことを特徴とする。
先端部の小型化が可能で、操作性を向上できる手術器械
を提供することにある。 【解決手段】先端部に生体組織を把持する互いに開閉自
在な第1と第2の把持部6,7を有し、前記第1の把持
部6に通電により発熱する電熱線11を設け、この電熱
線11の発熱により生体組織を処置する手術器械におい
て、前記電熱線11を前記第1の把持部6に電気的に接
続したことを特徴とする。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、生体組織を把持
し、凝固及び切開することができる手術器械に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、生体組織を把持する一対の把持
部を備え、把持部の一方または両方に発熱体を設け、生
体組織を把持した状態で発熱体を発熱させて生体組織を
凝固及び凝固部位を切開する手術器械が知られている。
この種の手術器械は、通常、生体組織に含まれる血管の
止血、生体組織の表層の病変部、出血点の焼灼、避妊を
目的とした卵管の閉塞等の多種症例に用いられる。そし
て、手術器械が血管の止血や、卵管の閉塞を目的として
用いられ、患者の処置対象の生体組織を凝固できるよう
になっており、また凝固した生体組織を切開することが
できるようになっている。 【0003】例えば、WO98/38935は、延びた
部材の先端部に開閉自在な一対のジョーが設けられてい
る。また、一方のジョーの把持面には電熱線がループを
形成するようにU字型に配置され、そのU字型の間に切
断刃が通過するように構成されている。 【0004】また、特開平11−137563号公報
は、双極性の鋏と把持器との組み合わせからなる外科器
械であり、第1のジョーに電気エネルギーを第2のジョ
ーに反対極性の電気エネルギーを供給することにより、
第1と第2のジョー間の組織を焼灼するものである。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、WO9
8/38935は、把持面に電熱線がU字型に配置され
ており、ジョーを含む先端部の小型化が困難である。仮
に電熱線をU字型にしない場合でも、電流を流すために
リード線等の通電手段が必要となり、小型化が困難であ
る。 【0006】また、特開平11−137563号公報
は、双極性の鋏であるため、処置時に組織に通電しなく
てはならない。 【0007】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、組織に通電すること
なく処置可能であり、また先端部の小型化が可能で、操作
性を向上できる手術器械を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、先端部に生体組織を把持する互いに開
閉自在な第1と第2の把持部を有し、前記第1の把持部
に通電により発熱する電熱線を設け、この電熱線の発熱
により生体組織を処置する手術器械において、前記電熱
線を前記第1の把持部に電気的に接続したことを特徴と
する。 【0009】前記構成によれば、第1と第2の把持部を
回動させ、処置したい生体組織を第1と第2の把持部の
間で把持する。そして、電源装置からケーブルを介して
電流を流すと、電熱線に電流が流れ、第1の把持部に戻
って電熱線が発熱する。従って、電熱線に接触している
生体組織の部分の圧力は高い状態で凝固され、生体組織
の水分の蒸発が進み、脆くなった生体組織が切れて切開
される。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、この発明の各実施の形態を
図面に基づいて説明する。 【0011】図1〜図4は第1の実施形態を示し、図1
は手術器械の全体構成図、図2は処置具の先端部の縦断
側面図、図3は把持部を示し、(a)は平面図、(b)
は側面図、図4は処置状態を示す断面図である。 【0012】図1に示すように、手術器械としての処置
具1はケーブル2を介して電源装置3に接続され、電源
装置3にはフットスイッチ4が接続されている。処置具
1は操作部5と第1と第2の一対の把持部6,7とから
構成されている。第1と第2の把持部6,7の基端部に
は略円形状の手指挿入リング6a,7aが設けられてい
る。第1と第2の把持部6,7は中途部分が略交叉する
状態に重ねられ、交叉部は枢支軸8を支点として回動自
在に連結され、操作部5の操作によって開閉される。 【0013】操作部5にはコネクタ接続部9が設けら
れ、このコネクタ接続部9には前記ケーブル2のコネク
タ10が着脱自在に接続されるようになっている。コネ
クタ接続部9は第1の把持部6に設けられた後述する電
熱線に電気的に接続されている。 【0014】図2に示すように、第1と第2の把持部
6,7には生体組織を把持する把持面6b,7bが設け
られている。さらに、第1の把持部6における幅方向の
中間部には長手方向に沿って通電によって発熱するニク
ロム線等の電熱線11が配設されている。この電熱線1
1はコネクタ接続部9に接続されたリード線12により
電気エネルギーを取り込み、接続部13によって第1の
把持部6に電気的に接続されている。電熱線11は第1
の把持部6の長手方向に設けた絶縁材14によって第1
の把持部6と絶縁及び断熱されている。 【0015】電熱線11の材質としてはニクロム線が一
般的であり、断熱材14の材質としてはセラミックが考
えられる。リード線12は絶縁チューブ15によって被
覆され、第1の把持部6と絶縁されている。そして、絶
縁チューブ15によって被覆されたリード線12は金属
支持部材16によって第1の把持部6に固定されてい
る。 【0016】第2の把持部7は幅広で、把持面7bには
柔軟性部材からなる受け部材17が設けられている。こ
の受け部材17の材質例を挙げると、ゴム(シリコンゴ
ム、フッ素ゴム、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴム
等)、ゲル(シリコンをベースとしたαゲル等)、テフ
ロン(登録商標)がある。 【0017】さらに、図3に示すように、第1の把持部
6の外周面には非粘着性を持たせるためテフロンコーテ
ィング18が施されている。 【0018】次に、第1の実施形態の作用について説明
する。 【0019】処置具1の操作部5に設けられた手指挿入
リング6a,7aに手指を挿入し、枢支軸8を支点とし
て第1と第2の把持部6,7を回動させ、図4に示すよ
うに、処置したい生体組織Xを第1と第2の把持部6,
7の把持面6b,7bの間で把持すると、電熱線11と
受け部材17との間で生体組織Xは圧縮される。 【0020】このとき、電熱線11は断面形状が円形で
あるため、生体組織Xを切るほどの鋭利ではないため、
生体組織Xが切れることはない。次に、フットスイッチ
4を操作すると、電源装置3からケーブル2及びリード
線12を介して電熱線11に電流が流れ込み、第1の把
持部6に戻って電熱線11が発熱する。電熱線11に接
触している生体組織Xの部分の圧力は高い状態で凝固さ
れ、生体組織Xの水分の蒸発が進み、脆くなった生体組
織Xが切れて切開される。 【0021】処置中に、リード線12→電熱線11→第
1の把持部6という経路ができ、電熱線11は高温度に
発熱するが、絶縁材14によって絶縁及び断熱されてい
るため、第1の把持部6への放熱を防ぐことができる。
また、第2の把持部7の受け部材17が電熱線11と当
接する部分で微小に変形して切開される生体組織の周辺
を圧縮するため、凝固力が高まるという効果がある。ま
た、第1の把持部6の外周面はテフロンコーティング1
8が施されているため、生体組織Xが第1の把持部6に
貼り付くことを防ぐことができ、処置の操作性がよい。 【0022】図5は第2の実施形態を示し、第1の実施
形態と異なる部分を説明する。 【0023】第1の把持部6には第1の電熱線19と第
2の電熱線20が設けられている。すなわち、第1の把
持部6の手元側には第1の電熱線19が第1の把持部6
の長手方向に沿って配置され、第1の把持部6の先端側
には第2の電熱線20が第1の把持部6の長手方向に沿
って配置され、これらは断熱材14によって第1の把持
部6と絶縁及び断熱されている。 【0024】第1の電熱線19に電流を送るリード線2
1,22及び第1の電熱線19の電流を電源装置3に戻
すリード線23は絶縁チューブ24,25,26によっ
て絶縁されている。 【0025】このように第1の把持部6に第1と第2の
電熱線19,20を設け、独立して制御することによ
り、より細かい温度設定が可能となり、手術の状況に応
じて設定を変更することができる。 【0026】図6は第3の実施形態を示し、第1の実施
形態と異なる部分を説明する。 【0027】手術器械としての処置具27は手元操作部
28、挿入部29及び挿入部29の先端に設けられた第
1と第2の一対の把持部30,31とから構成されてい
る。手元操作部28は、操作部本体32と、その操作部
本体32と一体に設けられたハンドル33と、操作部本
体32に枢支軸34を支点として回動自在に設けられた
可動ハンドル35とから構成されている。また、操作部
本体32には回転操作部36によって挿入部29が軸心
を中心として回転可能に設けられている。 【0028】挿入部29は細径パイプによって形成さ
れ、この挿入部29の内部には軸方向に進退自在な駆動
軸37が内挿されている。駆動軸37の基端部は可動ハ
ンドル35に連結され、先端部には前記第1と第2の把
持部30,31が設けられている。第1と第2の把持部
30,31は枢支ピン38を支点として開閉可能であ
り、可動ハンドル35を矢印a方向に回動すると、駆動
軸37が後退して第1と第2の把持部30,31が閉
じ、矢印b方向に回動すると、駆動軸37が前進して第
1と第2の把持部30,31が開くようになっている。 【0029】また、前記操作部本体32にはコネクタ接
続部39が設けられ、このコネクタ接続部39にはケー
ブル2のコネクタ10が着脱自在に接続されるようにな
っている。コネクタ接続部39には駆動軸37に沿って
第1の把持部30に設けられた電熱線11に接続されて
いる。 【0030】本実施形態によれば、第1の実施形態と同
様に、第1と第2の把持部30,31の間で処置したい
生体組織を手元操作部28の操作により把持し、電熱線
11の発熱により生体組織を凝固し、切開することがで
きる。 【0031】前記実施の形態によれば、次のような構成
が得られる。 【0032】(付記1)先端部に生体組織を把持する互
いに開閉自在な第1と第2の把持部を有し、前記第1の
把持部に通電により発熱する電熱線を設け、この電熱線
の発熱により生体組織を処置する手術器械において、前
記電熱線を前記第1の把持部に電気的に接続したことを
特徴とする手術器械。 【0033】(付記2)前記第1の把持部の外周にテフ
ロン被膜を施したことを特徴とする付記1記載の手術器
械。 【0034】(付記3)前記第2の把持部の組織との当
接部に柔軟部材を設けたことを特徴とする付記1記載の
手術器械。 【0035】(付記4)前記電熱線はニクロム線である
ことを特徴とする付記1記載の手術器械。 【0036】(付記5)前記柔軟部材はゴムであること
を特徴とする付記3記載の手術器械。 【0037】 【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、生体組織を把持する互いに開閉自在な第1と第2の
把持部を有し、前記第1の把持部に電熱線を設けるとと
もに、この電熱線を第1の把持部に電気的に接続したこ
とにより、組織に通電することなく処置可能であり、ま
た先端部の小型化が可能で、操作性を向上できるという
効果がある。
し、凝固及び切開することができる手術器械に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、生体組織を把持する一対の把持
部を備え、把持部の一方または両方に発熱体を設け、生
体組織を把持した状態で発熱体を発熱させて生体組織を
凝固及び凝固部位を切開する手術器械が知られている。
この種の手術器械は、通常、生体組織に含まれる血管の
止血、生体組織の表層の病変部、出血点の焼灼、避妊を
目的とした卵管の閉塞等の多種症例に用いられる。そし
て、手術器械が血管の止血や、卵管の閉塞を目的として
用いられ、患者の処置対象の生体組織を凝固できるよう
になっており、また凝固した生体組織を切開することが
できるようになっている。 【0003】例えば、WO98/38935は、延びた
部材の先端部に開閉自在な一対のジョーが設けられてい
る。また、一方のジョーの把持面には電熱線がループを
形成するようにU字型に配置され、そのU字型の間に切
断刃が通過するように構成されている。 【0004】また、特開平11−137563号公報
は、双極性の鋏と把持器との組み合わせからなる外科器
械であり、第1のジョーに電気エネルギーを第2のジョ
ーに反対極性の電気エネルギーを供給することにより、
第1と第2のジョー間の組織を焼灼するものである。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、WO9
8/38935は、把持面に電熱線がU字型に配置され
ており、ジョーを含む先端部の小型化が困難である。仮
に電熱線をU字型にしない場合でも、電流を流すために
リード線等の通電手段が必要となり、小型化が困難であ
る。 【0006】また、特開平11−137563号公報
は、双極性の鋏であるため、処置時に組織に通電しなく
てはならない。 【0007】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、組織に通電すること
なく処置可能であり、また先端部の小型化が可能で、操作
性を向上できる手術器械を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、先端部に生体組織を把持する互いに開
閉自在な第1と第2の把持部を有し、前記第1の把持部
に通電により発熱する電熱線を設け、この電熱線の発熱
により生体組織を処置する手術器械において、前記電熱
線を前記第1の把持部に電気的に接続したことを特徴と
する。 【0009】前記構成によれば、第1と第2の把持部を
回動させ、処置したい生体組織を第1と第2の把持部の
間で把持する。そして、電源装置からケーブルを介して
電流を流すと、電熱線に電流が流れ、第1の把持部に戻
って電熱線が発熱する。従って、電熱線に接触している
生体組織の部分の圧力は高い状態で凝固され、生体組織
の水分の蒸発が進み、脆くなった生体組織が切れて切開
される。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、この発明の各実施の形態を
図面に基づいて説明する。 【0011】図1〜図4は第1の実施形態を示し、図1
は手術器械の全体構成図、図2は処置具の先端部の縦断
側面図、図3は把持部を示し、(a)は平面図、(b)
は側面図、図4は処置状態を示す断面図である。 【0012】図1に示すように、手術器械としての処置
具1はケーブル2を介して電源装置3に接続され、電源
装置3にはフットスイッチ4が接続されている。処置具
1は操作部5と第1と第2の一対の把持部6,7とから
構成されている。第1と第2の把持部6,7の基端部に
は略円形状の手指挿入リング6a,7aが設けられてい
る。第1と第2の把持部6,7は中途部分が略交叉する
状態に重ねられ、交叉部は枢支軸8を支点として回動自
在に連結され、操作部5の操作によって開閉される。 【0013】操作部5にはコネクタ接続部9が設けら
れ、このコネクタ接続部9には前記ケーブル2のコネク
タ10が着脱自在に接続されるようになっている。コネ
クタ接続部9は第1の把持部6に設けられた後述する電
熱線に電気的に接続されている。 【0014】図2に示すように、第1と第2の把持部
6,7には生体組織を把持する把持面6b,7bが設け
られている。さらに、第1の把持部6における幅方向の
中間部には長手方向に沿って通電によって発熱するニク
ロム線等の電熱線11が配設されている。この電熱線1
1はコネクタ接続部9に接続されたリード線12により
電気エネルギーを取り込み、接続部13によって第1の
把持部6に電気的に接続されている。電熱線11は第1
の把持部6の長手方向に設けた絶縁材14によって第1
の把持部6と絶縁及び断熱されている。 【0015】電熱線11の材質としてはニクロム線が一
般的であり、断熱材14の材質としてはセラミックが考
えられる。リード線12は絶縁チューブ15によって被
覆され、第1の把持部6と絶縁されている。そして、絶
縁チューブ15によって被覆されたリード線12は金属
支持部材16によって第1の把持部6に固定されてい
る。 【0016】第2の把持部7は幅広で、把持面7bには
柔軟性部材からなる受け部材17が設けられている。こ
の受け部材17の材質例を挙げると、ゴム(シリコンゴ
ム、フッ素ゴム、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴム
等)、ゲル(シリコンをベースとしたαゲル等)、テフ
ロン(登録商標)がある。 【0017】さらに、図3に示すように、第1の把持部
6の外周面には非粘着性を持たせるためテフロンコーテ
ィング18が施されている。 【0018】次に、第1の実施形態の作用について説明
する。 【0019】処置具1の操作部5に設けられた手指挿入
リング6a,7aに手指を挿入し、枢支軸8を支点とし
て第1と第2の把持部6,7を回動させ、図4に示すよ
うに、処置したい生体組織Xを第1と第2の把持部6,
7の把持面6b,7bの間で把持すると、電熱線11と
受け部材17との間で生体組織Xは圧縮される。 【0020】このとき、電熱線11は断面形状が円形で
あるため、生体組織Xを切るほどの鋭利ではないため、
生体組織Xが切れることはない。次に、フットスイッチ
4を操作すると、電源装置3からケーブル2及びリード
線12を介して電熱線11に電流が流れ込み、第1の把
持部6に戻って電熱線11が発熱する。電熱線11に接
触している生体組織Xの部分の圧力は高い状態で凝固さ
れ、生体組織Xの水分の蒸発が進み、脆くなった生体組
織Xが切れて切開される。 【0021】処置中に、リード線12→電熱線11→第
1の把持部6という経路ができ、電熱線11は高温度に
発熱するが、絶縁材14によって絶縁及び断熱されてい
るため、第1の把持部6への放熱を防ぐことができる。
また、第2の把持部7の受け部材17が電熱線11と当
接する部分で微小に変形して切開される生体組織の周辺
を圧縮するため、凝固力が高まるという効果がある。ま
た、第1の把持部6の外周面はテフロンコーティング1
8が施されているため、生体組織Xが第1の把持部6に
貼り付くことを防ぐことができ、処置の操作性がよい。 【0022】図5は第2の実施形態を示し、第1の実施
形態と異なる部分を説明する。 【0023】第1の把持部6には第1の電熱線19と第
2の電熱線20が設けられている。すなわち、第1の把
持部6の手元側には第1の電熱線19が第1の把持部6
の長手方向に沿って配置され、第1の把持部6の先端側
には第2の電熱線20が第1の把持部6の長手方向に沿
って配置され、これらは断熱材14によって第1の把持
部6と絶縁及び断熱されている。 【0024】第1の電熱線19に電流を送るリード線2
1,22及び第1の電熱線19の電流を電源装置3に戻
すリード線23は絶縁チューブ24,25,26によっ
て絶縁されている。 【0025】このように第1の把持部6に第1と第2の
電熱線19,20を設け、独立して制御することによ
り、より細かい温度設定が可能となり、手術の状況に応
じて設定を変更することができる。 【0026】図6は第3の実施形態を示し、第1の実施
形態と異なる部分を説明する。 【0027】手術器械としての処置具27は手元操作部
28、挿入部29及び挿入部29の先端に設けられた第
1と第2の一対の把持部30,31とから構成されてい
る。手元操作部28は、操作部本体32と、その操作部
本体32と一体に設けられたハンドル33と、操作部本
体32に枢支軸34を支点として回動自在に設けられた
可動ハンドル35とから構成されている。また、操作部
本体32には回転操作部36によって挿入部29が軸心
を中心として回転可能に設けられている。 【0028】挿入部29は細径パイプによって形成さ
れ、この挿入部29の内部には軸方向に進退自在な駆動
軸37が内挿されている。駆動軸37の基端部は可動ハ
ンドル35に連結され、先端部には前記第1と第2の把
持部30,31が設けられている。第1と第2の把持部
30,31は枢支ピン38を支点として開閉可能であ
り、可動ハンドル35を矢印a方向に回動すると、駆動
軸37が後退して第1と第2の把持部30,31が閉
じ、矢印b方向に回動すると、駆動軸37が前進して第
1と第2の把持部30,31が開くようになっている。 【0029】また、前記操作部本体32にはコネクタ接
続部39が設けられ、このコネクタ接続部39にはケー
ブル2のコネクタ10が着脱自在に接続されるようにな
っている。コネクタ接続部39には駆動軸37に沿って
第1の把持部30に設けられた電熱線11に接続されて
いる。 【0030】本実施形態によれば、第1の実施形態と同
様に、第1と第2の把持部30,31の間で処置したい
生体組織を手元操作部28の操作により把持し、電熱線
11の発熱により生体組織を凝固し、切開することがで
きる。 【0031】前記実施の形態によれば、次のような構成
が得られる。 【0032】(付記1)先端部に生体組織を把持する互
いに開閉自在な第1と第2の把持部を有し、前記第1の
把持部に通電により発熱する電熱線を設け、この電熱線
の発熱により生体組織を処置する手術器械において、前
記電熱線を前記第1の把持部に電気的に接続したことを
特徴とする手術器械。 【0033】(付記2)前記第1の把持部の外周にテフ
ロン被膜を施したことを特徴とする付記1記載の手術器
械。 【0034】(付記3)前記第2の把持部の組織との当
接部に柔軟部材を設けたことを特徴とする付記1記載の
手術器械。 【0035】(付記4)前記電熱線はニクロム線である
ことを特徴とする付記1記載の手術器械。 【0036】(付記5)前記柔軟部材はゴムであること
を特徴とする付記3記載の手術器械。 【0037】 【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、生体組織を把持する互いに開閉自在な第1と第2の
把持部を有し、前記第1の把持部に電熱線を設けるとと
もに、この電熱線を第1の把持部に電気的に接続したこ
とにより、組織に通電することなく処置可能であり、ま
た先端部の小型化が可能で、操作性を向上できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示す手術器械の全
体構成図。 【図2】同実施形態の処置具の先端部の縦断側面図。 【図3】同実施形態の把持部を示し、(a)は平面図、
(b)は側面図。 【図4】同実施形態の処置状態を示す断面図。 【図5】この発明の第2の実施形態を示し、第1の把持
部の縦断側面図。 【図6】この発明の第3の実施形態を示し、処置具の全
体の側面図。 【符号の説明】 1…処置具 6…第1の把持部 7…第2の把持部 11…電熱線
体構成図。 【図2】同実施形態の処置具の先端部の縦断側面図。 【図3】同実施形態の把持部を示し、(a)は平面図、
(b)は側面図。 【図4】同実施形態の処置状態を示す断面図。 【図5】この発明の第2の実施形態を示し、第1の把持
部の縦断側面図。 【図6】この発明の第3の実施形態を示し、処置具の全
体の側面図。 【符号の説明】 1…処置具 6…第1の把持部 7…第2の把持部 11…電熱線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成13年11月1日(2001.11.
1) 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】特許請求の範囲 【補正方法】変更 【補正内容】 【特許請求の範囲】 【請求項1】 先端部に生体組織を把持する互いに開閉
自在な第1と第2の把持部を有し、前記第1の把持部に
通電により発熱する電熱線を設け、この電熱線の発熱に
より生体組織を処置する手術器械において、 前記電熱線を前記第1の把持部に電気的に接続したこと
を特徴とする手術器械。 【請求項2】 先端部に生体組織を把持する互いに開閉
自在な第1と第2の把持部を有し、前記第1の把持部に
通電により発熱する電熱線を設け、この電熱線の発熱に
より生体組織を処置する手術器械において、 前記電熱線と前記第1の把持部の間に断熱部材を設け,
さらに断熱部材が電気絶縁性を有することを特徴とする
手術器械。 【手続補正2】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0008 【補正方法】変更 【補正内容】 【0008】 【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、請求項1は、先端部に生体組織を把持
する互いに開閉自在な第1と第2の把持部を有し、前記
第1の把持部に通電により発熱する電熱線を設け、この
電熱線の発熱により生体組織を処置する手術器械におい
て、前記電熱線を前記第1の把持部に電気的に接続した
ことを特徴とする。請求項2は、先端部に生体組織を把
持する互いに開閉自在な第1と第2の把持部を有し、前
記第1の把持部に通電により発熱する電熱線を設け、こ
の電熱線の発熱により生体組織を処置する手術器械にお
いて、前記電熱線と前記第1の把持部の間に断熱部材を
設け,さらに断熱部材が電気絶縁性を有することを特徴
とする。
【手続補正書】 【提出日】平成13年11月1日(2001.11.
1) 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】特許請求の範囲 【補正方法】変更 【補正内容】 【特許請求の範囲】 【請求項1】 先端部に生体組織を把持する互いに開閉
自在な第1と第2の把持部を有し、前記第1の把持部に
通電により発熱する電熱線を設け、この電熱線の発熱に
より生体組織を処置する手術器械において、 前記電熱線を前記第1の把持部に電気的に接続したこと
を特徴とする手術器械。 【請求項2】 先端部に生体組織を把持する互いに開閉
自在な第1と第2の把持部を有し、前記第1の把持部に
通電により発熱する電熱線を設け、この電熱線の発熱に
より生体組織を処置する手術器械において、 前記電熱線と前記第1の把持部の間に断熱部材を設け,
さらに断熱部材が電気絶縁性を有することを特徴とする
手術器械。 【手続補正2】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】0008 【補正方法】変更 【補正内容】 【0008】 【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、請求項1は、先端部に生体組織を把持
する互いに開閉自在な第1と第2の把持部を有し、前記
第1の把持部に通電により発熱する電熱線を設け、この
電熱線の発熱により生体組織を処置する手術器械におい
て、前記電熱線を前記第1の把持部に電気的に接続した
ことを特徴とする。請求項2は、先端部に生体組織を把
持する互いに開閉自在な第1と第2の把持部を有し、前
記第1の把持部に通電により発熱する電熱線を設け、こ
の電熱線の発熱により生体組織を処置する手術器械にお
いて、前記電熱線と前記第1の把持部の間に断熱部材を
設け,さらに断熱部材が電気絶縁性を有することを特徴
とする。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 先端部に生体組織を把持する互いに開閉
自在な第1と第2の把持部を有し、前記第1の把持部に
通電により発熱する電熱線を設け、この電熱線の発熱に
より生体組織を処置する手術器械において、 前記電熱線を前記第1の把持部に電気的に接続したこと
を特徴とする手術器械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001260361A JP2003061976A (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | 手術器械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001260361A JP2003061976A (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | 手術器械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003061976A true JP2003061976A (ja) | 2003-03-04 |
Family
ID=19087579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001260361A Withdrawn JP2003061976A (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | 手術器械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003061976A (ja) |
-
2001
- 2001-08-29 JP JP2001260361A patent/JP2003061976A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081104 |