JP2003060244A - 冷却素子と熱電変換材料 - Google Patents
冷却素子と熱電変換材料Info
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Landscapes
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ペルチェ効果とエッチングスハウゼン効果と
の相乗効果を使用して、熱電変換材料の電気から熱への
変換効率を向上させた却素子の提供。 【解決手段】 (長辺(z方向)長さ/短辺(x方向)
長さ)が5以上の短冊薄板状の熱電変換材料1のp型と
n型とを主面同士を当接させて交互にn枚積層して一組
の直方体状となし、これに直方体状永久磁石2を交互に
積層して矩形板状素子に構成され、各材料にはy軸とz
軸とで形成される一対の対向面における一方面の高温側
と他方の面の低温側の各々に予め電極3,4を形成して
あり、各永久磁石2は該薄板材料1の積層(y)方向に
磁化されて同方向に磁場Bを発生し、磁場Bの方向と直
行方向となる前記材料1の幅(x)方向に電流が流れる
ように各電極を結線して素子を完成し、該電極に電流I
を印加して、前記各材料の長手(z)方向に温度勾配▽
Tを発生させる。
の相乗効果を使用して、熱電変換材料の電気から熱への
変換効率を向上させた却素子の提供。 【解決手段】 (長辺(z方向)長さ/短辺(x方向)
長さ)が5以上の短冊薄板状の熱電変換材料1のp型と
n型とを主面同士を当接させて交互にn枚積層して一組
の直方体状となし、これに直方体状永久磁石2を交互に
積層して矩形板状素子に構成され、各材料にはy軸とz
軸とで形成される一対の対向面における一方面の高温側
と他方の面の低温側の各々に予め電極3,4を形成して
あり、各永久磁石2は該薄板材料1の積層(y)方向に
磁化されて同方向に磁場Bを発生し、磁場Bの方向と直
行方向となる前記材料1の幅(x)方向に電流が流れる
ように各電極を結線して素子を完成し、該電極に電流I
を印加して、前記各材料の長手(z)方向に温度勾配▽
Tを発生させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特定形状の熱電
変換素子を用いてこれに磁場を印加することにより、電
気エネルギーから熱エネルギーへの変換効率を向上させ
た冷却素子に関する。
変換素子を用いてこれに磁場を印加することにより、電
気エネルギーから熱エネルギーへの変換効率を向上させ
た冷却素子に関する。
【0002】
【従来の技術】ペルチェ素子は、電子機器の小型化及び
コンパクト化において発生する蓄熱を防止するために、
電気から冷熱への変換効率の高効率化が期待されている
デバイスであり、例えば、光通信の半導体レーザー発振
器の温度制御や半導体部品の製造工程における反応槽の
温度制御、保冷庫等、特に精密な温度制御の必要な部品
や装置に使用されている。
コンパクト化において発生する蓄熱を防止するために、
電気から冷熱への変換効率の高効率化が期待されている
デバイスであり、例えば、光通信の半導体レーザー発振
器の温度制御や半導体部品の製造工程における反応槽の
温度制御、保冷庫等、特に精密な温度制御の必要な部品
や装置に使用されている。
【0003】ペルチェ素子用の熱電変換材料としては、
高性能を有するIrSb3、Bi2Te3、PbTe等の
カルコゲン系化合物のほか、熱電特性は低いが資源的に
豊富なFeSi2、SiGe等のケイ化物が知られてい
る。
高性能を有するIrSb3、Bi2Te3、PbTe等の
カルコゲン系化合物のほか、熱電特性は低いが資源的に
豊富なFeSi2、SiGe等のケイ化物が知られてい
る。
【0004】ペルチェ素子は熱電変換材料に電流に流す
ことにより熱(冷熱)を発生させているが、ペルチェ素
子の変換効率は材料の性能指数(ZT=S2/ρκ、こ
こでSはゼーベック係数、ρは電気抵抗率、κは熱伝導
率)に比例し、上記の熱電変換材料では性能指数は高い
ものでも1前後であり、十分とは言えないものであっ
た。
ことにより熱(冷熱)を発生させているが、ペルチェ素
子の変換効率は材料の性能指数(ZT=S2/ρκ、こ
こでSはゼーベック係数、ρは電気抵抗率、κは熱伝導
率)に比例し、上記の熱電変換材料では性能指数は高い
ものでも1前後であり、十分とは言えないものであっ
た。
【0005】電気エネルギーから熱エネルギーに変換す
るペルチェ素子のエネルギー変換効率はもっとも高い効
率を有するBi2Te3でもせいぜい数%であり、太陽電
池のそれ(約20%)等に比べて非常に低く、例えば光
通信の半導体レーザー発振器では発振器に消費されるエ
ネルギーの80%は冷却に使用されており、この効率の
低さがペルチェ素子の用途を狭めている主な原因であ
る。
るペルチェ素子のエネルギー変換効率はもっとも高い効
率を有するBi2Te3でもせいぜい数%であり、太陽電
池のそれ(約20%)等に比べて非常に低く、例えば光
通信の半導体レーザー発振器では発振器に消費されるエ
ネルギーの80%は冷却に使用されており、この効率の
低さがペルチェ素子の用途を狭めている主な原因であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電流を流した熱電変換
材料に磁場を印加すると冷却効率が向上することはエッ
チングスハウゼン(Ettingshausen)効果
として知られている(L. L. Campbell,
”Galvanomagnetic andTher
momagnetic Effects”, (Lon
don:Longmans, Green), cha
p. 9(1923))。
材料に磁場を印加すると冷却効率が向上することはエッ
チングスハウゼン(Ettingshausen)効果
として知られている(L. L. Campbell,
”Galvanomagnetic andTher
momagnetic Effects”, (Lon
don:Longmans, Green), cha
p. 9(1923))。
【0007】また、磁場をかけて電気を熱に変換し、も
しくは逆の変換を行なうエッチングスハウゼン素子が、
例えば特開昭63−257282号公報に示されてい
る。図7はエッチングスハウゼン素子11がN極とS極
を向かい合って設置した磁石12に挾まれており、これ
が絶縁台13上に設置されたものである。
しくは逆の変換を行なうエッチングスハウゼン素子が、
例えば特開昭63−257282号公報に示されてい
る。図7はエッチングスハウゼン素子11がN極とS極
を向かい合って設置した磁石12に挾まれており、これ
が絶縁台13上に設置されたものである。
【0008】エッチングスハウゼン効果とは、図7に示
すように、エッチングスハウゼン素子に電流Iをx軸方
向に流し、その方向と垂直なy軸方向に磁場Bがかかっ
ている場合、z軸方向に温度勾配▽Tが生じるものであ
る。
すように、エッチングスハウゼン素子に電流Iをx軸方
向に流し、その方向と垂直なy軸方向に磁場Bがかかっ
ている場合、z軸方向に温度勾配▽Tが生じるものであ
る。
【0009】上記特開昭63−257282号公報に示
される構成をさらに改良したものが特開平4−2068
84号公報に示されている。図8に示すように、電気絶
縁性基板23上に、エッチングスハウゼン素子薄膜21
と磁化された磁性薄膜22とが交互に帯状に形成されそ
れらをAl薄膜24で直列接続し、磁性薄膜22により
発生した磁場方向(y軸方向)に垂直な方向(x軸方
向)でそれぞれが同じ向きに電流が流れるように配置接
続した熱電装置である。
される構成をさらに改良したものが特開平4−2068
84号公報に示されている。図8に示すように、電気絶
縁性基板23上に、エッチングスハウゼン素子薄膜21
と磁化された磁性薄膜22とが交互に帯状に形成されそ
れらをAl薄膜24で直列接続し、磁性薄膜22により
発生した磁場方向(y軸方向)に垂直な方向(x軸方
向)でそれぞれが同じ向きに電流が流れるように配置接
続した熱電装置である。
【0010】上記特開平4−206884号公報に記載
の構成は、デバイスを小型にすることができる、平面状
に冷却を行なうことができる、大量生産が可能であるな
どの効果を得ることができるが、依然としてエネルギー
変換効率は低く、近年の高効率化を満足するまでには至
っていない。
の構成は、デバイスを小型にすることができる、平面状
に冷却を行なうことができる、大量生産が可能であるな
どの効果を得ることができるが、依然としてエネルギー
変換効率は低く、近年の高効率化を満足するまでには至
っていない。
【0011】一方、O’ BrinenとWallac
eはペルチェ材料がexponential cyli
nderいう特殊な形状を有する時に、冷却効率が向上
することを明らかにし、冷却効率が熱電材料の形状に依
存することを示した(B.J. O’ Brien a
nd C. S. Wallace, J. App
l. Phys. 29(1958)1010)。さら
にErtlらは直方体の熱電変換材料のx軸方向に電流
を流し、y軸方向に磁場を印加し、さらに発生した温度
勾配の方向をz軸とした時に、電気から熱への変換効率
を高めるためには、熱電変換材料に最適なアスペクト比
(x軸長とz軸長の比)にする必要があることを指摘し
ている(M. E. Ertl, G. R. Pfi
sterand H. J. Goldsmid, B
r. J. Appl. Phys. 14(196
3)161)。
eはペルチェ材料がexponential cyli
nderいう特殊な形状を有する時に、冷却効率が向上
することを明らかにし、冷却効率が熱電材料の形状に依
存することを示した(B.J. O’ Brien a
nd C. S. Wallace, J. App
l. Phys. 29(1958)1010)。さら
にErtlらは直方体の熱電変換材料のx軸方向に電流
を流し、y軸方向に磁場を印加し、さらに発生した温度
勾配の方向をz軸とした時に、電気から熱への変換効率
を高めるためには、熱電変換材料に最適なアスペクト比
(x軸長とz軸長の比)にする必要があることを指摘し
ている(M. E. Ertl, G. R. Pfi
sterand H. J. Goldsmid, B
r. J. Appl. Phys. 14(196
3)161)。
【0012】しかしながら、これらの実験はいずれも低
温での結果であり、室温でエッチングスハウゼン効果を
利用した素子では、その冷却効率は極めて低いものであ
った。
温での結果であり、室温でエッチングスハウゼン効果を
利用した素子では、その冷却効率は極めて低いものであ
った。
【0013】この発明は、ペルチェ効果とエッチングス
ハウゼン効果との相乗効果を使用して、熱電変換材料の
電気から熱への変換効率を向上させることができる冷却
素子の提供を目的とする。
ハウゼン効果との相乗効果を使用して、熱電変換材料の
電気から熱への変換効率を向上させることができる冷却
素子の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】発明者は、熱電変換材料
の特性向上を図るだけでは冷却効率の向上に限界がある
ことに鑑み、熱電変換材料の最適な形状について鋭意研
究の結果、熱電変換材料において電流が流れる方向をx
軸、磁場の方向をy軸、温度勾配の方向をz軸とした
時、(z軸の長さ/x軸の長さ)が5以上であり、かつ
y軸の長さが1mm以下の形状とすることにより、冷却
効率が著しく向上することを知見した。
の特性向上を図るだけでは冷却効率の向上に限界がある
ことに鑑み、熱電変換材料の最適な形状について鋭意研
究の結果、熱電変換材料において電流が流れる方向をx
軸、磁場の方向をy軸、温度勾配の方向をz軸とした
時、(z軸の長さ/x軸の長さ)が5以上であり、かつ
y軸の長さが1mm以下の形状とすることにより、冷却
効率が著しく向上することを知見した。
【0015】また、発明者は、上記形状の熱電変換材料
を複数で一組とし、それを永久磁石と交互に配置するこ
と、電流Iを流すための電極の位置並びに結線方法を最
適化することによって、さらに冷却効率が向上すること
を知見し、この発明を完成した。
を複数で一組とし、それを永久磁石と交互に配置するこ
と、電流Iを流すための電極の位置並びに結線方法を最
適化することによって、さらに冷却効率が向上すること
を知見し、この発明を完成した。
【0016】すなわち、この発明は、下記(1)〜(1
2)のいずれかの構成により達成される。
2)のいずれかの構成により達成される。
【0017】(1) 電流Iが流れる方向をx軸、磁場
Bの方向をy軸、温度勾配▽Tの方向をz軸とした時、
(z軸の長さ/x軸の長さ)が5以上であり、かつy軸
の長さが1mm以下である熱電変換材料を用いた冷却素
子であって、熱電変換材料のy軸方向に磁場Bを印加す
るための永久磁石を有するとともに、熱電変換材料のy
軸とz軸とで形成される一対の対向面のそれぞれに電極
を有し、該電極に電流Iを流すことによりz軸方向に温
度勾配▽Tを発生させる冷却素子。
Bの方向をy軸、温度勾配▽Tの方向をz軸とした時、
(z軸の長さ/x軸の長さ)が5以上であり、かつy軸
の長さが1mm以下である熱電変換材料を用いた冷却素
子であって、熱電変換材料のy軸方向に磁場Bを印加す
るための永久磁石を有するとともに、熱電変換材料のy
軸とz軸とで形成される一対の対向面のそれぞれに電極
を有し、該電極に電流Iを流すことによりz軸方向に温
度勾配▽Tを発生させる冷却素子。
【0018】(2) 磁場Bの大きさが0.1T以上で
ある上記(1)に記載の冷却素子。
ある上記(1)に記載の冷却素子。
【0019】(3) 熱電変換材料と永久磁石とが熱電
変換材料のy軸方向に交互に複数配置される上記(1)
に記載の冷却素子。
変換材料のy軸方向に交互に複数配置される上記(1)
に記載の冷却素子。
【0020】(4) 熱電変換材料が複数で一組をなす
上記(3)に記載の冷却素子。
上記(3)に記載の冷却素子。
【0021】(5) 熱電変換材料と永久磁石とが熱電
変換材料のy軸方向に交互に複数配置された冷却素子を
一組とし、複数組からなる冷却素子のそれぞれの両端部
を磁性材料にて接続して閉磁路回路とした上記(3)に
記載の冷却素子。
変換材料のy軸方向に交互に複数配置された冷却素子を
一組とし、複数組からなる冷却素子のそれぞれの両端部
を磁性材料にて接続して閉磁路回路とした上記(3)に
記載の冷却素子。
【0022】(6) 熱電変換材料がp型とn型とから
なり、各材料のy軸とz軸とで形成される一対の対向面
における一方面の高温側と他方の面の低温側のそれぞれ
に電極が配設され、該電極と隣り合う各材料の同温側の
電極とが結線され、各材料が直列に接続された上記
(1)に記載の冷却素子。
なり、各材料のy軸とz軸とで形成される一対の対向面
における一方面の高温側と他方の面の低温側のそれぞれ
に電極が配設され、該電極と隣り合う各材料の同温側の
電極とが結線され、各材料が直列に接続された上記
(1)に記載の冷却素子。
【0023】(7) 熱電変換材料がp型またはn型か
らなり、各材料のy軸とz軸とで形成される一対の対向
面における一方面の高温側と他方の面の低温側のそれぞ
れに電極が配設され、該電極と隣り合う各材料の異温側
の電極とが結線され、各材料が直列に接続された上記
(1)に記載の冷却素子。
らなり、各材料のy軸とz軸とで形成される一対の対向
面における一方面の高温側と他方の面の低温側のそれぞ
れに電極が配設され、該電極と隣り合う各材料の異温側
の電極とが結線され、各材料が直列に接続された上記
(1)に記載の冷却素子。
【0024】(8) 熱電変換材料がp型またはn型か
らなり、各材料のy軸とz軸とで形成される一対の対向
面における一方面の高温側と他方の面の低温側のそれぞ
れに電極が配設され、該電極と隣り合う各材料の同温側
の電極とを結線し、各材料が並列に接続された上記
(1)に記載の冷却素子。
らなり、各材料のy軸とz軸とで形成される一対の対向
面における一方面の高温側と他方の面の低温側のそれぞ
れに電極が配設され、該電極と隣り合う各材料の同温側
の電極とを結線し、各材料が並列に接続された上記
(1)に記載の冷却素子。
【0025】(9) 熱電変換材料および/または永久
磁石がその表面に絶縁性被膜を有する上記(1)に記載
の冷却素子。
磁石がその表面に絶縁性被膜を有する上記(1)に記載
の冷却素子。
【0026】(10) 絶縁性被膜がポリイミド被膜ま
たはアルミナ被膜である上記(9)に記載の冷却素子。
たはアルミナ被膜である上記(9)に記載の冷却素子。
【0027】(11) 電流Iが流れる方向をx軸、磁
場Bの方向をy軸、温度勾配▽Tの方向をz軸とした
時、(z軸の長さ/x軸の長さ)が5以上であり、かつ
y軸の長さが1mm以下である熱電変換材料を用いた冷
却素子であって、熱電変換材料のy軸方向に磁場Bを印
加する手段と、熱電変換材料のy軸とz軸とで形成され
る一対の対向面間に電流Iを流す手段とを有し、z軸方
向に温度勾配▽Tを発生させる冷却素子。
場Bの方向をy軸、温度勾配▽Tの方向をz軸とした
時、(z軸の長さ/x軸の長さ)が5以上であり、かつ
y軸の長さが1mm以下である熱電変換材料を用いた冷
却素子であって、熱電変換材料のy軸方向に磁場Bを印
加する手段と、熱電変換材料のy軸とz軸とで形成され
る一対の対向面間に電流Iを流す手段とを有し、z軸方
向に温度勾配▽Tを発生させる冷却素子。
【0028】(12) 電流Iが流れる方向をx軸、磁
場Bの方向をy軸、温度勾配▽Tの方向をz軸とした
時、(z軸の長さ/x軸の長さ)が5以上であり、かつ
y軸の長さが1mm以下である冷却素子用熱電変換材
料。
場Bの方向をy軸、温度勾配▽Tの方向をz軸とした
時、(z軸の長さ/x軸の長さ)が5以上であり、かつ
y軸の長さが1mm以下である冷却素子用熱電変換材
料。
【0029】
【発明の実施の形態】この発明による、電気から熱へ変
換する冷却素子の原理と構成について以下に説明する。
図1に示す高さa、幅b、厚さd/nの直方体の熱電変
換材料1に、図面手前面下から奥面上の方向(x軸方
向)に電流Iを印加すると同時に、y軸方向に磁場Bを
印加したと過程すると、z軸方向に温度差△T(T1−
T2)が発生する。
換する冷却素子の原理と構成について以下に説明する。
図1に示す高さa、幅b、厚さd/nの直方体の熱電変
換材料1に、図面手前面下から奥面上の方向(x軸方
向)に電流Iを印加すると同時に、y軸方向に磁場Bを
印加したと過程すると、z軸方向に温度差△T(T1−
T2)が発生する。
【0030】ペルチェ効果の△Tとエッチングスハウゼ
ン効果の△Tは、個別に理論的には先述したB. J.
O’ Brien and C. S. Walla
ceによって与えられているが、まとめて解析した結果
は今までにはなかった。ペルチェ効果とエッチングスハ
ウゼン効果とによる△Tをまとめて一つの式に表したの
が下記式(1)及び式(2)である。
ン効果の△Tは、個別に理論的には先述したB. J.
O’ Brien and C. S. Walla
ceによって与えられているが、まとめて解析した結果
は今までにはなかった。ペルチェ効果とエッチングスハ
ウゼン効果とによる△Tをまとめて一つの式に表したの
が下記式(1)及び式(2)である。
【0031】
【数1】
【0032】I−Ix+Iz …… 式(2)
【0033】ここで、第一項はエッチングスハウゼン効
果による温度差であり、第二項はペルチェ効果による温
度差を表す。またPeはエッチングスハウゼン係数、P
はペルチェ係数、κは熱伝導率、ρは電気抵抗率、Ix
とIzはそれぞれx軸とz軸方向の電流の大きさを表
す。さらに簡略化のために式(3)とおくと、電流Iの
各成分IxとIzは近似的に式(4)式のように表すこ
とができる。
果による温度差であり、第二項はペルチェ効果による温
度差を表す。またPeはエッチングスハウゼン係数、P
はペルチェ係数、κは熱伝導率、ρは電気抵抗率、Ix
とIzはそれぞれx軸とz軸方向の電流の大きさを表
す。さらに簡略化のために式(3)とおくと、電流Iの
各成分IxとIzは近似的に式(4)式のように表すこ
とができる。
【0034】b/a=X …… 式(3)
【0035】
Ix=I・x/(1+x) , Iz=I/(1+x) …… 式(4)
【0036】式(3)と式(4)を式(1)に代入する
と、式(1)は式(5)のようになる。
と、式(1)は式(5)のようになる。
【0037】
【数2】
【0038】次に、式(5)の温度差を最大にするXと
nを式(6)にて求める。そして、式(6)から式
(7)が得られ、また式(8)から式(9)が得られ
る。
nを式(6)にて求める。そして、式(6)から式
(7)が得られ、また式(8)から式(9)が得られ
る。
【0039】
【数3】
【0040】
【数4】
【0041】
【数5】
【0042】
【数6】
【0043】式(9)を式(7)に代入すると、式
(7)は厳密に求められて式(10)となる。
(7)は厳密に求められて式(10)となる。
【0044】
【数7】
【0045】これは温度差△Tを最大にするためには、
磁場Bの大きさによって熱電変換材料のアスペクト比
(=b/a)を変えなければならないことを表してい
る。
磁場Bの大きさによって熱電変換材料のアスペクト比
(=b/a)を変えなければならないことを表してい
る。
【0046】次に、式(10)を式(9)に代入すると
式(11)となり、式(10)と式(11)を式(5)
に代入すると、式(5)は式(12)となる。
式(11)となり、式(10)と式(11)を式(5)
に代入すると、式(5)は式(12)となる。
【0047】
n=dPX(1+X)/ρI …… 式(11)
【0048】
【数8】
【0049】ここで、磁場Bと電流Iは熱電変換材料の
物性値とアスペクト比(=X)を使って、式(10)と
式(11)から求めた値であるとすると、磁場がB=
0、すなわち、X=0の時は温度差はペルチェ効果のみ
で、△T=P2/2ρκとなり、またX≫1の時には△
Tがエッチングスハウゼン効果によって飛躍的に向上す
るので、ペルチェ効果を無視すると△T=κ(PeB)
2/2ρとなる。この結果は従来からペルチェ効果とエ
ッチングスハウゼン効果によって発生する温度差を個別
に求めた結果と一致している。
物性値とアスペクト比(=X)を使って、式(10)と
式(11)から求めた値であるとすると、磁場がB=
0、すなわち、X=0の時は温度差はペルチェ効果のみ
で、△T=P2/2ρκとなり、またX≫1の時には△
Tがエッチングスハウゼン効果によって飛躍的に向上す
るので、ペルチェ効果を無視すると△T=κ(PeB)
2/2ρとなる。この結果は従来からペルチェ効果とエ
ッチングスハウゼン効果によって発生する温度差を個別
に求めた結果と一致している。
【0050】次にnについて調べる。式(12)の△T
は熱電変換材料の厚みdをn等分した時の最適な厚みt
(d/n)に対する温度差であり、つまり、各熱電変換
材料の厚みtは式(11)から式(13)となる。
は熱電変換材料の厚みdをn等分した時の最適な厚みt
(d/n)に対する温度差であり、つまり、各熱電変換
材料の厚みtは式(11)から式(13)となる。
【0051】
t=d/n=ρI/PX(1+X) …… 式(13)
【0052】ここで、ρとPは熱電変換材料の物性値で
あり、またXは該材料の幾何学的な値であるために、該
材料の厚みtは電流値と密接な関係があることが分か
る。できる限り電流値を下げて、できる限り熱電変換材
料の温度差を大きくするためには、個々の熱電変換材料
の厚みを薄くすればよいことがわかる。
あり、またXは該材料の幾何学的な値であるために、該
材料の厚みtは電流値と密接な関係があることが分か
る。できる限り電流値を下げて、できる限り熱電変換材
料の温度差を大きくするためには、個々の熱電変換材料
の厚みを薄くすればよいことがわかる。
【0053】つまり、厚みdの熱電変換材料の代わりに
厚みtのものを使えば、電流はI/nで同じ効果が得ら
れることになる。今までペルチェ効果とエッチングスハ
ウゼン効果を利用した素子の冷却効率を高めるために、
熱電変換材料のアスペクト比の重要性は指摘されていた
が、その厚みについては全く言及されていなかった。
厚みtのものを使えば、電流はI/nで同じ効果が得ら
れることになる。今までペルチェ効果とエッチングスハ
ウゼン効果を利用した素子の冷却効率を高めるために、
熱電変換材料のアスペクト比の重要性は指摘されていた
が、その厚みについては全く言及されていなかった。
【0054】以上の解析式を、例えば多結晶Biからな
る熱電変換材料に適用するために、該熱電変換材料の室
温の物性値として、ρ=1.2×10-6(Ωm)、Pe
=2.3×10-3(m3K/Ws)、κ=7.9(W/
mK)、P=3×10-2(V)を採用し、また磁場と電
流としてB=1.2(Vs/m2)、I=3(A)を流
したとすると、式(10)のXはX=0.85となり、
また式(13)のtはt=0.076(mm)となる。
これらの値を式(12)に代入すると、△T=72.6
(K)が得られる。
る熱電変換材料に適用するために、該熱電変換材料の室
温の物性値として、ρ=1.2×10-6(Ωm)、Pe
=2.3×10-3(m3K/Ws)、κ=7.9(W/
mK)、P=3×10-2(V)を採用し、また磁場と電
流としてB=1.2(Vs/m2)、I=3(A)を流
したとすると、式(10)のXはX=0.85となり、
また式(13)のtはt=0.076(mm)となる。
これらの値を式(12)に代入すると、△T=72.6
(K)が得られる。
【0055】これはあくまでも厚みt=0.076(m
m)の多結晶Bi材料を使った場合に得られる両端部の
温度差であり、また大気による放熱・吸熱が全くない理
想の状態である。しかし実際には、Biの薄板が作製で
きない(強度の点で)こと、及び熱電変換材料と周囲の
環境との熱の出入りによる影響があって、このような温
度差を達成することは難しい。
m)の多結晶Bi材料を使った場合に得られる両端部の
温度差であり、また大気による放熱・吸熱が全くない理
想の状態である。しかし実際には、Biの薄板が作製で
きない(強度の点で)こと、及び熱電変換材料と周囲の
環境との熱の出入りによる影響があって、このような温
度差を達成することは難しい。
【0056】以上の解析結果から、厚みtの熱電変換材
料をn枚重ねてトータル厚みをdにすれば、I/nの電
流値で熱電変換材料の温度差△Tは熱電材料の厚みdで
電流Iを流した時と同じになる。従って、熱電変換材料
を出来る限り薄くして電気的に絶縁した状態で複数層配
置し、各熱電変換材料の高温側と低温側に設けた電極を
リード線で結線することにより、電気エネルギーから熱
エネルギーへの変換効率を向上させることができる。
料をn枚重ねてトータル厚みをdにすれば、I/nの電
流値で熱電変換材料の温度差△Tは熱電材料の厚みdで
電流Iを流した時と同じになる。従って、熱電変換材料
を出来る限り薄くして電気的に絶縁した状態で複数層配
置し、各熱電変換材料の高温側と低温側に設けた電極を
リード線で結線することにより、電気エネルギーから熱
エネルギーへの変換効率を向上させることができる。
【0057】この発明の特徴は、上記解析結果を元に、
さらに実際の熱電変換材料に適用させるために形状寸法
を最適化した熱電変換材料を用いて冷却素子を構成した
ことにある。すなわち、電流Iが流れる方向をx軸、磁
場Bの方向をy軸、温度勾配▽Tの方向をz軸とした
時、(z軸の長さ/x軸の長さ)が5以上であり、かつ
y軸の長さが1mm以下である熱電変換材料を用いて、
該熱電変換材料のy軸方向に磁場Bを印加する手段と、
熱電変換材料のy軸とz軸とで形成される一対の対向面
間に電流Iを流す手段とを有し、z軸方向に温度勾配▽
Tを発生させる冷却素子である。
さらに実際の熱電変換材料に適用させるために形状寸法
を最適化した熱電変換材料を用いて冷却素子を構成した
ことにある。すなわち、電流Iが流れる方向をx軸、磁
場Bの方向をy軸、温度勾配▽Tの方向をz軸とした
時、(z軸の長さ/x軸の長さ)が5以上であり、かつ
y軸の長さが1mm以下である熱電変換材料を用いて、
該熱電変換材料のy軸方向に磁場Bを印加する手段と、
熱電変換材料のy軸とz軸とで形成される一対の対向面
間に電流Iを流す手段とを有し、z軸方向に温度勾配▽
Tを発生させる冷却素子である。
【0058】より具体的構成としては、上記熱電変換材
料のy軸方向に磁場Bを印加するための永久磁石を配置
するとともに、熱電変換材料のy軸とz軸とで形成され
る一対の対向面のそれぞれに電極を有し、該電極に電流
Iを流すことによりz軸方向に温度勾配▽Tを発生させ
る冷却素子である。
料のy軸方向に磁場Bを印加するための永久磁石を配置
するとともに、熱電変換材料のy軸とz軸とで形成され
る一対の対向面のそれぞれに電極を有し、該電極に電流
Iを流すことによりz軸方向に温度勾配▽Tを発生させ
る冷却素子である。
【0059】熱電変換材料の(z軸の長さ/x軸の長
さ)が5未満の場合、あるいはy軸の長さが1mmを超
えるある場合は、所定の磁場と電流を熱電変換材料に印
可した際に得られるペルチェ効果とエッチングスハウゼ
ン効果の相乗効果が低下し、冷却効率が著しく低下す
る。従って、熱電変換材料の(z軸の長さ/x軸の長
さ)が5以上であり、かつy軸の長さが1mm以下とす
る。
さ)が5未満の場合、あるいはy軸の長さが1mmを超
えるある場合は、所定の磁場と電流を熱電変換材料に印
可した際に得られるペルチェ効果とエッチングスハウゼ
ン効果の相乗効果が低下し、冷却効率が著しく低下す
る。従って、熱電変換材料の(z軸の長さ/x軸の長
さ)が5以上であり、かつy軸の長さが1mm以下とす
る。
【0060】磁場Bを印加する手段としては、永久磁石
を用いるほか、電磁コイル、超伝導磁石など公知の磁場
発生装置を用いることも可能であるが、装置の小型化、
軽量化、メインテナンスなどの点から永久磁石を用いる
ことが特に好ましい。
を用いるほか、電磁コイル、超伝導磁石など公知の磁場
発生装置を用いることも可能であるが、装置の小型化、
軽量化、メインテナンスなどの点から永久磁石を用いる
ことが特に好ましい。
【0061】例えば、永久磁石としてSm−Co系ある
いはNd−Fe−B系の希土類永久磁石を用いると、冷
却素子として実用化する上で非常に好都合である。55
0K以上の高温で冷却を行う場合にはキュリー点の高い
Sm−Co系永久磁石(Tc=1170K)が好まし
く、550K未満ではNd−Fe−B系永久磁石が好ま
しい。
いはNd−Fe−B系の希土類永久磁石を用いると、冷
却素子として実用化する上で非常に好都合である。55
0K以上の高温で冷却を行う場合にはキュリー点の高い
Sm−Co系永久磁石(Tc=1170K)が好まし
く、550K未満ではNd−Fe−B系永久磁石が好ま
しい。
【0062】磁場Bの大きさは0.1T以上が好まし
く、前記の相乗効果が有効に機能する。さらに好ましい
磁場は0.3T以上である。すなわち、磁場Bを小さく
すると、発生する温度差はほとんどペルチェ効果だけに
なるために大きな温度差は得られない。また電流値を下
げるとペルチェ効果もエッチングスハウゼン効果も小さ
くなるために大きな温度差は得られない。従って、所定
の磁場と電流を熱電材料に印可することによってペルチ
ェ効果とエッチングスハウゼン効果の相乗効果で熱電変
換材料の温度差が飛躍的に大きくなり、冷却効率は著し
く向上する。
く、前記の相乗効果が有効に機能する。さらに好ましい
磁場は0.3T以上である。すなわち、磁場Bを小さく
すると、発生する温度差はほとんどペルチェ効果だけに
なるために大きな温度差は得られない。また電流値を下
げるとペルチェ効果もエッチングスハウゼン効果も小さ
くなるために大きな温度差は得られない。従って、所定
の磁場と電流を熱電材料に印可することによってペルチ
ェ効果とエッチングスハウゼン効果の相乗効果で熱電変
換材料の温度差が飛躍的に大きくなり、冷却効率は著し
く向上する。
【0063】この発明において、熱電変換材料としては
IrSb3、Bi2Te3、PbTe等のカルコゲン系化
合物や、FeSi2、SiGe等のケイ化物など、公知
の材料を用いることができるが、キャリアー移動度の大
きいBi基材料が特に好ましい。Bi基材料を用いるこ
とにより、ペルチェ効果とエッチングスハウゼン効果と
の相乗効果がより発揮され、変換効率を高めることがで
きる。
IrSb3、Bi2Te3、PbTe等のカルコゲン系化
合物や、FeSi2、SiGe等のケイ化物など、公知
の材料を用いることができるが、キャリアー移動度の大
きいBi基材料が特に好ましい。Bi基材料を用いるこ
とにより、ペルチェ効果とエッチングスハウゼン効果と
の相乗効果がより発揮され、変換効率を高めることがで
きる。
【0064】熱電変換材料としてBi基の単結晶材料を
用いる場合には、C軸方向に電流を流してbisect
rix軸方向に磁場を印加しbinary軸方向に温度
差が発生するような配置とすることが好ましい。このよ
うな構成でbisectrix軸方向の厚みを薄くすれ
ば低電流で冷却効率の高いモジュールとなり得る。
用いる場合には、C軸方向に電流を流してbisect
rix軸方向に磁場を印加しbinary軸方向に温度
差が発生するような配置とすることが好ましい。このよ
うな構成でbisectrix軸方向の厚みを薄くすれ
ば低電流で冷却効率の高いモジュールとなり得る。
【0065】また、Bi基材料を使用した場合は、材料
の電気抵抗率が10-6(Ωm)オーダーと低いために、
熱電変換材料のy軸方向の厚みを薄くしても低電圧で大
きな電流が得られる利点があり、また、当該材料は半金
属のために同数の電子と正孔をもち、しかもキャリアー
移動度が大きいために低磁場でも比較的大きなエッチン
グスハウゼン効果が得られるので、低磁場・低電流で冷
却効率の高いモジュールになり得る。
の電気抵抗率が10-6(Ωm)オーダーと低いために、
熱電変換材料のy軸方向の厚みを薄くしても低電圧で大
きな電流が得られる利点があり、また、当該材料は半金
属のために同数の電子と正孔をもち、しかもキャリアー
移動度が大きいために低磁場でも比較的大きなエッチン
グスハウゼン効果が得られるので、低磁場・低電流で冷
却効率の高いモジュールになり得る。
【0066】この発明において、熱電変換材料は、熱電
変換材料のy軸方向に沿って永久磁石と交互に配置する
ことが好ましい。特に、図2に示すように、複数で一組
となした熱電変換材料1と永久磁石2とを交互に配置す
ることによって、電気エネルギーから熱エネルギーへの
変換効率をより向上させることができる。
変換材料のy軸方向に沿って永久磁石と交互に配置する
ことが好ましい。特に、図2に示すように、複数で一組
となした熱電変換材料1と永久磁石2とを交互に配置す
ることによって、電気エネルギーから熱エネルギーへの
変換効率をより向上させることができる。
【0067】熱電変換材料に電流Iを流すための電極
は、熱電変換材料のy軸とz軸とで形成される一対の対
向面における、一方面の高温側と他方の面の低温側のそ
れぞれに配設されることが好ましい。この配置を採用す
ることによって、変換効率をさらに向上させることがで
きる。
は、熱電変換材料のy軸とz軸とで形成される一対の対
向面における、一方面の高温側と他方の面の低温側のそ
れぞれに配設されることが好ましい。この配置を採用す
ることによって、変換効率をさらに向上させることがで
きる。
【0068】電極に用いる材料及び電極と電極とを結線
するためのリード線としては、基本的にいずれの材質、
形態のものであっても使用できるが、融点の低い熱電変
換材料(600K未満)の場合には、電極材料として低
融点の材料(例えばIn半田)を用いることが好まし
い。融点の高い熱電変換材料の場合には電極材料を特に
限定する必要はない。
するためのリード線としては、基本的にいずれの材質、
形態のものであっても使用できるが、融点の低い熱電変
換材料(600K未満)の場合には、電極材料として低
融点の材料(例えばIn半田)を用いることが好まし
い。融点の高い熱電変換材料の場合には電極材料を特に
限定する必要はない。
【0069】図2に示す熱電変換材料は、長辺(z方
向)と短辺(x方向)の比が5以上の短冊薄板状(y方
向厚みt、1mm以下)からなる各熱電変換材料を、p
型とn型とを交互にその主面同士を当接させてn枚積層
して一組の直方体(積層厚みd=n・t)の熱電変換材
料となしてある。この一組の熱電変換材料を永久磁石2
と交互に複数配置する。各永久磁石2は該薄板状の熱電
変換材料1の積層(y)方向に磁化されて同(y)方向
に磁場Bを発生している。
向)と短辺(x方向)の比が5以上の短冊薄板状(y方
向厚みt、1mm以下)からなる各熱電変換材料を、p
型とn型とを交互にその主面同士を当接させてn枚積層
して一組の直方体(積層厚みd=n・t)の熱電変換材
料となしてある。この一組の熱電変換材料を永久磁石2
と交互に複数配置する。各永久磁石2は該薄板状の熱電
変換材料1の積層(y)方向に磁化されて同(y)方向
に磁場Bを発生している。
【0070】各熱電変換材料1にはy軸とz軸とで形成
される一対の対向面における一方面の高温側と他方の面
の低温側のそれぞれに予め電極3,4を形成してある。
各永久磁石2の磁場Bの方向と直行方向となる前記短冊
薄板状の各材料1の短辺幅(x)方向に電流が流れるよ
うに各電極を結線して素子を完成し、該電極に電流Iを
印加することにより、前記短冊薄板状の各材料の長手
(z)方向に温度勾配▽Tを発生させることができる。
各熱電変換材料の結線方法について以下に説明する。
される一対の対向面における一方面の高温側と他方の面
の低温側のそれぞれに予め電極3,4を形成してある。
各永久磁石2の磁場Bの方向と直行方向となる前記短冊
薄板状の各材料1の短辺幅(x)方向に電流が流れるよ
うに各電極を結線して素子を完成し、該電極に電流Iを
印加することにより、前記短冊薄板状の各材料の長手
(z)方向に温度勾配▽Tを発生させることができる。
各熱電変換材料の結線方法について以下に説明する。
【0071】図2左側に位置する4個の熱電変換材料を
例にとると、4個の熱電変換材料の内一番左側のp型材
料における奥面下側(高温側)の電極3と左から二番目
のn型材料における奥面下側(高温側)の電極3とを接
続し、左から二番目のn型材料の手前面上側(低温側)
の電極4と左から三番目のp型材料の手前面上側(低温
側)の電極4とを接続するといったように、隣り合う各
材料の同温側の電極とを結線して、各材料を直列に接続
する。
例にとると、4個の熱電変換材料の内一番左側のp型材
料における奥面下側(高温側)の電極3と左から二番目
のn型材料における奥面下側(高温側)の電極3とを接
続し、左から二番目のn型材料の手前面上側(低温側)
の電極4と左から三番目のp型材料の手前面上側(低温
側)の電極4とを接続するといったように、隣り合う各
材料の同温側の電極とを結線して、各材料を直列に接続
する。
【0072】一方、熱電変換材料1がp型のみあるいは
n型のみからなる場合は、図3に示すように、4個の熱
電変換材料1の内一番左側の材料における奥面下側(高
温側)の電極3と左から二番目の材料における手前面上
側(低温側)の電極4とを接続し、左から二番目のn型
材料の奥面下側(高温側)の電極3と左から三番目の材
料の手前面上側(低温側)電極4とを接続するといった
ように、隣り合う各材料の異温側の電極とを結線して、
各材料を直列に接続する。但し、この結線方法ではリー
ド線5を長くとらなければならないという問題がある。
n型のみからなる場合は、図3に示すように、4個の熱
電変換材料1の内一番左側の材料における奥面下側(高
温側)の電極3と左から二番目の材料における手前面上
側(低温側)の電極4とを接続し、左から二番目のn型
材料の奥面下側(高温側)の電極3と左から三番目の材
料の手前面上側(低温側)電極4とを接続するといった
ように、隣り合う各材料の異温側の電極とを結線して、
各材料を直列に接続する。但し、この結線方法ではリー
ド線5を長くとらなければならないという問題がある。
【0073】そこで、図4に示すように、4個の熱電変
換材料の手前面上側(低温側)の電極4を全てを結線す
るとともに、奥面下側(高温側)の電極3を全て結線す
るごとく、並列に接続することも可能である。この結線
方法では、上記の構成よりも入力電圧を高くしなければ
ならないものの、リード線5が永久磁石や熱電変換材料
を横切らずに結線することができるので、構造がシンプ
ルで、より実用的である。
換材料の手前面上側(低温側)の電極4を全てを結線す
るとともに、奥面下側(高温側)の電極3を全て結線す
るごとく、並列に接続することも可能である。この結線
方法では、上記の構成よりも入力電圧を高くしなければ
ならないものの、リード線5が永久磁石や熱電変換材料
を横切らずに結線することができるので、構造がシンプ
ルで、より実用的である。
【0074】熱電変換材料と永久磁石とを交互に配置し
た場合、あるいは複数で一組をなす熱電変換材料と永久
磁石とを交互に配置した場合、熱電変換材料と永久磁石
(特に希土類磁石)は共に金属的な電気伝導性を示すの
で、熱電変換材料同士及び熱電変換材料と永久磁石とを
電気的に絶縁することが好ましい。
た場合、あるいは複数で一組をなす熱電変換材料と永久
磁石とを交互に配置した場合、熱電変換材料と永久磁石
(特に希土類磁石)は共に金属的な電気伝導性を示すの
で、熱電変換材料同士及び熱電変換材料と永久磁石とを
電気的に絶縁することが好ましい。
【0075】絶縁被膜としては、電気絶縁性の高いポリ
イミド被膜やアルミナ被膜を被覆することが好ましい。
被膜厚みは数μm以下で十分である。被膜厚みを薄くす
ることにより、複数で一組となした熱電変換材料を永久
磁石問に挿入しても磁石問のギャップを熱電変換材料の
みのトータル厚みdに近づけることができ、磁束低下を
極力抑えることができる。
イミド被膜やアルミナ被膜を被覆することが好ましい。
被膜厚みは数μm以下で十分である。被膜厚みを薄くす
ることにより、複数で一組となした熱電変換材料を永久
磁石問に挿入しても磁石問のギャップを熱電変換材料の
みのトータル厚みdに近づけることができ、磁束低下を
極力抑えることができる。
【0076】ポリイミド被膜とアルミナ被膜の選択は使
用温度によって適宜選定する。使用温度が700K以下
であればいずれの被膜でもよく、700Kを超える場合
にはアルミナ被膜が適している。なお、熱電変換材料へ
の被覆時には電極となる部分に予めマスキング処理して
絶縁被膜が着かないようにしておくとよい。
用温度によって適宜選定する。使用温度が700K以下
であればいずれの被膜でもよく、700Kを超える場合
にはアルミナ被膜が適している。なお、熱電変換材料へ
の被覆時には電極となる部分に予めマスキング処理して
絶縁被膜が着かないようにしておくとよい。
【0077】上述した種々構成の冷却素子を用いた閉磁
路回路の構成を図5に示す。熱電変換材料1と永久磁石
2とが熱電変換材料1のy軸方向に交互に複数配置され
た冷却素子を一組とし、同様構成のものをもう一組準備
して、それらを並列配置して各組の両端部の永久磁石2
同士を鉄などの磁性材板6で接続することにより、閉磁
路回路にすることができる。
路回路の構成を図5に示す。熱電変換材料1と永久磁石
2とが熱電変換材料1のy軸方向に交互に複数配置され
た冷却素子を一組とし、同様構成のものをもう一組準備
して、それらを並列配置して各組の両端部の永久磁石2
同士を鉄などの磁性材板6で接続することにより、閉磁
路回路にすることができる。
【0078】図6は上記の閉磁路回路による冷却素子の
一例であるが、図に示すごとく、熱電変換材料1が温度
勾配の方向では永久磁石2より長く、冷却板7や放熱板
8に直接接するようにして永久磁石2を通して熱伝導が
ないように設計することが望ましい。
一例であるが、図に示すごとく、熱電変換材料1が温度
勾配の方向では永久磁石2より長く、冷却板7や放熱板
8に直接接するようにして永久磁石2を通して熱伝導が
ないように設計することが望ましい。
【0079】これらの構成を採用することにより、各熱
電変換材料に電流を流すことによって熱電変換材料の上
端と下端に温度差を自動的に与えることができる。
電変換材料に電流を流すことによって熱電変換材料の上
端と下端に温度差を自動的に与えることができる。
【0080】
【実施例】ペルチェ効果とエッチングスハウゼン効果と
の相乗効果を確認するために、熱電変換材料としてp型
及びn型のBi基熱電変換材料を作製した。まず、高純
度Bi(4N)に表1に示すような元素を所定の割合で
配合した後、石英管の中に真空封入して高周波溶解し
た。得られた円柱状のインゴットを10×10×1mm
の形状に加工し、極性とキャリアー濃度を確認するため
にホール係数を測定した。その結果を表1に示す。
の相乗効果を確認するために、熱電変換材料としてp型
及びn型のBi基熱電変換材料を作製した。まず、高純
度Bi(4N)に表1に示すような元素を所定の割合で
配合した後、石英管の中に真空封入して高周波溶解し
た。得られた円柱状のインゴットを10×10×1mm
の形状に加工し、極性とキャリアー濃度を確認するため
にホール係数を測定した。その結果を表1に示す。
【0081】さらに、インゴットを表2に示す加工寸法
形状に切断加工し、熱電変換材料に印可する磁場と電流
を変えて、印可10秒後に高温部と低温部の温度差を測
定した。磁場と電流値並びに温度差を表2に示す。な
お、加工寸法は図1に示す定義による。また表2におい
て、番号6,7,8,10,12が本実施例であり、他
は比較例である。
形状に切断加工し、熱電変換材料に印可する磁場と電流
を変えて、印可10秒後に高温部と低温部の温度差を測
定した。磁場と電流値並びに温度差を表2に示す。な
お、加工寸法は図1に示す定義による。また表2におい
て、番号6,7,8,10,12が本実施例であり、他
は比較例である。
【0082】
【表1】
【0083】
【表2】
【0084】
【発明の効果】この発明によれば、ペルチェ効果とエッ
チングスハウゼン効果との相乗効果を利用することがで
き、冷却効率を飛躍的に向上させた冷却素子を提供する
ことができる。
チングスハウゼン効果との相乗効果を利用することがで
き、冷却効率を飛躍的に向上させた冷却素子を提供する
ことができる。
【0085】また、この発明において、磁場Bを印加す
る手段として永久磁石を用いると、比較的簡単な構造で
容易に冷却素子を作製することができ、冷却素子の小型
化、軽量化が図れるとともに使用時もメインテナンスフ
リーで使用できる利点がある。さらに、熱電変換材料と
してBi基材料を用いると、低磁場、低電流でも冷却効
率の高い冷却素子を提供することができる。
る手段として永久磁石を用いると、比較的簡単な構造で
容易に冷却素子を作製することができ、冷却素子の小型
化、軽量化が図れるとともに使用時もメインテナンスフ
リーで使用できる利点がある。さらに、熱電変換材料と
してBi基材料を用いると、低磁場、低電流でも冷却効
率の高い冷却素子を提供することができる。
【図1】この発明による熱電変換材料の原理を説明する
ための斜視説明図である。
ための斜視説明図である。
【図2】この発明による熱電変換素子の一構成例を示す
斜視説明図である。
斜視説明図である。
【図3】この発明による熱電変換素子の他の構成例を示
す斜視説明図である。
す斜視説明図である。
【図4】この発明による熱電変換素子の他の構成例を示
す斜視説明図である。
す斜視説明図である。
【図5】この発明による熱電変換素子の他の構成例を示
す平面説明図である。
す平面説明図である。
【図6】この発明による熱電変換素子の他の構成例を示
す平面説明図である。
す平面説明図である。
【図7】従来例を示す斜視説明図である。
【図8】従来例を示す斜視説明図である。
1 熱電変換材料
2 永久磁石
3、4 電極
5 リード線
6 磁性材板
7 冷却板
8 放熱板
11 エッチングスハウゼン素子
12 磁石
13 絶縁台
21 エッチングスハウゼン素子薄膜
22 磁性薄膜
23 電気絶縁性基板
24 Al薄膜
Claims (12)
- 【請求項1】 電流Iが流れる方向をx軸、磁場Bの方
向をy軸、温度勾配▽Tの方向をz軸とした時、(z軸
の長さ/x軸の長さ)が5以上であり、かつy軸の長さ
が1mm以下である熱電変換材料を用いた冷却素子であ
って、熱電変換材料のy軸方向に磁場Bを印加するため
の永久磁石を有するとともに、熱電変換材料のy軸とz
軸とで形成される一対の対向面のそれぞれに電極を有
し、該電極に電流Iを流すことによりz軸方向に温度勾
配▽Tを発生させる冷却素子。 - 【請求項2】 磁場Bの大きさが0.1T以上である請
求項1に記載の冷却素子。 - 【請求項3】 熱電変換材料と永久磁石とが熱電変換材
料のy軸方向に交互に複数配置される請求項1に記載の
冷却素子。 - 【請求項4】 熱電変換材料が複数で一組をなす請求項
3に記載の冷却素子。 - 【請求項5】 熱電変換材料と永久磁石とが熱電変換材
料のy軸方向に交互に複数配置された冷却素子を一組と
し、複数組からなる冷却素子のそれぞれの両端部を磁性
材料にて接続して閉磁路回路とした請求項3に記載の冷
却素子。 - 【請求項6】 熱電変換材料がp型とn型とからなり、
各材料のy軸とz軸とで形成される一対の対向面におけ
る一方面の高温側と他方の面の低温側のそれぞれに電極
が配設され、該電極と隣り合う各材料の同温側の電極と
が結線され、各材料が直列に接続された請求項1に記載
の冷却素子。 - 【請求項7】 熱電変換材料がp型またはn型からな
り、各材料のy軸とz軸とで形成される一対の対向面に
おける一方面の高温側と他方の面の低温側のそれぞれに
電極が配設され、該電極と隣り合う各材料の異温側の電
極とが結線され、各材料が直列に接続された請求項1に
記載の冷却素子。 - 【請求項8】 熱電変換材料がp型またはn型からな
り、各材料のy軸とz軸とで形成される一対の対向面に
おける一方面の高温側と他方の面の低温側のそれぞれに
電極が配設され、該電極と隣り合う各材料の同温側の電
極とを結線し、各材料が並列に接続された請求項1に記
載の冷却素子。 - 【請求項9】 熱電変換材料および/または永久磁石が
その表面に絶縁性被膜を有する請求項1に記載の冷却素
子。 - 【請求項10】 絶縁性被膜がポリイミド被膜またはア
ルミナ被膜である請求項9に記載の冷却素子。 - 【請求項11】 電流Iが流れる方向をx軸、磁場Bの
方向をy軸、温度勾配▽Tの方向をz軸とした時、(z
軸の長さ/x軸の長さ)が5以上であり、かつy軸の長
さが1mm以下である熱電変換材料を用いた冷却素子で
あって、熱電変換材料のy軸方向に磁場Bを印加する手
段と、熱電変換材料のy軸とz軸とで形成される一対の
対向面間に電流Iを流す手段とを有し、z軸方向に温度
勾配▽Tを発生させる冷却素子。 - 【請求項12】 電流Iが流れる方向をx軸、磁場Bの
方向をy軸、温度勾配▽Tの方向をz軸とした時、(z
軸の長さ/x軸の長さ)が5以上であり、かつy軸の長
さが1mm以下である冷却素子用熱電変換材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001244200A JP2003060244A (ja) | 2001-08-10 | 2001-08-10 | 冷却素子と熱電変換材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001244200A JP2003060244A (ja) | 2001-08-10 | 2001-08-10 | 冷却素子と熱電変換材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003060244A true JP2003060244A (ja) | 2003-02-28 |
Family
ID=19074175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001244200A Pending JP2003060244A (ja) | 2001-08-10 | 2001-08-10 | 冷却素子と熱電変換材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003060244A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1899659A4 (en) * | 2005-06-24 | 2009-03-04 | Carrier Corp | A combination thermo-electric and magnetic refrigeration system |
| CN101471419B (zh) * | 2007-12-29 | 2011-03-30 | 财团法人工业技术研究院 | 薄膜式热电转换组件、装置及其堆叠组件 |
| CN110998883A (zh) * | 2017-08-10 | 2020-04-10 | 太阳诱电株式会社 | 层叠型热电元件 |
| JP2020098860A (ja) * | 2018-12-18 | 2020-06-25 | 国立大学法人茨城大学 | 熱電変換装置、熱電変換方法 |
| JP2022041249A (ja) * | 2020-08-31 | 2022-03-11 | 国立大学法人 東京大学 | 熱電素子及び熱電装置 |
| US20230102920A1 (en) * | 2020-03-19 | 2023-03-30 | National Institute For Materials Science | Vertical thermoelectric conversion element and device with thermoelectric power generation application or heat flow sensor using same |
-
2001
- 2001-08-10 JP JP2001244200A patent/JP2003060244A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1899659A4 (en) * | 2005-06-24 | 2009-03-04 | Carrier Corp | A combination thermo-electric and magnetic refrigeration system |
| CN101471419B (zh) * | 2007-12-29 | 2011-03-30 | 财团法人工业技术研究院 | 薄膜式热电转换组件、装置及其堆叠组件 |
| CN110998883A (zh) * | 2017-08-10 | 2020-04-10 | 太阳诱电株式会社 | 层叠型热电元件 |
| CN110998883B (zh) * | 2017-08-10 | 2023-09-05 | 太阳诱电株式会社 | 层叠型热电元件 |
| JP2020098860A (ja) * | 2018-12-18 | 2020-06-25 | 国立大学法人茨城大学 | 熱電変換装置、熱電変換方法 |
| JP7316579B2 (ja) | 2018-12-18 | 2023-07-28 | 国立大学法人茨城大学 | 熱電変換装置 |
| US20230102920A1 (en) * | 2020-03-19 | 2023-03-30 | National Institute For Materials Science | Vertical thermoelectric conversion element and device with thermoelectric power generation application or heat flow sensor using same |
| US11889762B2 (en) * | 2020-03-19 | 2024-01-30 | National Institute For Materials Science | Vertical thermoelectric conversion element and device with thermoelectric power generation application or heat flow sensor using same |
| JP2022041249A (ja) * | 2020-08-31 | 2022-03-11 | 国立大学法人 東京大学 | 熱電素子及び熱電装置 |
| JP7709717B2 (ja) | 2020-08-31 | 2025-07-17 | 国立大学法人 東京大学 | 熱電素子及び熱電装置 |
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