JP2003056369A - ガスタービン及びその運転制御方法 - Google Patents
ガスタービン及びその運転制御方法Info
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Landscapes
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 NOx排出量と燃焼効率とを何れも劣化させ
ること無く、しかも、設置スペース及び導入コストの点
で不利にならない様なガスタービンと、その運転制御方
法を提供する。 【解決手段】 燃焼機関(3)に燃料を供給する燃料供
給ライン(L3)に介装され、且つ、単位量当りの発熱
量が異なる複数種類の燃料を混合すると共に混合率を調
整する混合手段(6)と、燃焼機関(3)の排気系(L
2)に介装された窒素酸化物(NOx)濃度検出手段及
び一酸化炭素(CO)濃度検出手段(5)と、制御手段
(11)とを有し、制御手段(11)は、検出手段
(5)で検出された窒素酸化物濃度が所定値以上であれ
ば発熱量の高い燃料を減少し且つ発熱量の低い燃料を増
加し、検出手段(5)で検出された一酸化炭素濃度が所
定値以下であれば発熱量の高い燃料を増加し且つ発熱量
の低い燃料を減少する制御を行う様に構成されている。
ること無く、しかも、設置スペース及び導入コストの点
で不利にならない様なガスタービンと、その運転制御方
法を提供する。 【解決手段】 燃焼機関(3)に燃料を供給する燃料供
給ライン(L3)に介装され、且つ、単位量当りの発熱
量が異なる複数種類の燃料を混合すると共に混合率を調
整する混合手段(6)と、燃焼機関(3)の排気系(L
2)に介装された窒素酸化物(NOx)濃度検出手段及
び一酸化炭素(CO)濃度検出手段(5)と、制御手段
(11)とを有し、制御手段(11)は、検出手段
(5)で検出された窒素酸化物濃度が所定値以上であれ
ば発熱量の高い燃料を減少し且つ発熱量の低い燃料を増
加し、検出手段(5)で検出された一酸化炭素濃度が所
定値以下であれば発熱量の高い燃料を増加し且つ発熱量
の低い燃料を減少する制御を行う様に構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスタービンと、
ガスタービンの運転制御方法の改善に関する。
ガスタービンの運転制御方法の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】図7を参照して従来のガスタービンTに
ついて説明する。都市ガス供給源7からの都市ガスは燃
料供給ラインL3を介して燃焼機関3へ供給され、空気
供給ラインL1から流入する空気と混合されて燃焼機関
3で燃焼され、排気ガスは排気ガスラインL2を介して
排出される。そして、排気ガスラインL2を流れる排気
ガスのヘッドによりタービン4が回転し、タービン4の
回転は回転軸S4−10を介して発電機10に伝達さ
れ、発電機10で発電された電力は図示しない送電線を
介して消電機器へ送電される。タービン4の回転は回転
軸S4−2を介して圧縮機2に伝達され、空気供給ライ
ンL1内の空気を圧縮して燃焼機関3に供給する。そし
て、排気ガスラインL2には脱硝装置等の後処理設備2
0が設けられ、この後処理設備20で排気ガスを浄化し
て大気へ排出するようになっている。
ついて説明する。都市ガス供給源7からの都市ガスは燃
料供給ラインL3を介して燃焼機関3へ供給され、空気
供給ラインL1から流入する空気と混合されて燃焼機関
3で燃焼され、排気ガスは排気ガスラインL2を介して
排出される。そして、排気ガスラインL2を流れる排気
ガスのヘッドによりタービン4が回転し、タービン4の
回転は回転軸S4−10を介して発電機10に伝達さ
れ、発電機10で発電された電力は図示しない送電線を
介して消電機器へ送電される。タービン4の回転は回転
軸S4−2を介して圧縮機2に伝達され、空気供給ライ
ンL1内の空気を圧縮して燃焼機関3に供給する。そし
て、排気ガスラインL2には脱硝装置等の後処理設備2
0が設けられ、この後処理設備20で排気ガスを浄化し
て大気へ排出するようになっている。
【0003】このように従来のガスタービンTは、窒素
酸化物(NOx)の低減のため、排気ガスの後処理用の
脱硝装置20等を取り付けている。しかし、排気系に脱
硝装置或いは後処理設備を設けると、付帯設備のスペー
スや、コスト面で非常に不利となってしまう、という問
題が存在する。
酸化物(NOx)の低減のため、排気ガスの後処理用の
脱硝装置20等を取り付けている。しかし、排気系に脱
硝装置或いは後処理設備を設けると、付帯設備のスペー
スや、コスト面で非常に不利となってしまう、という問
題が存在する。
【0004】これに対して、予混合希薄燃焼方式の燃焼
機関を採用して、燃焼による低NOx化を達成すること
も試みられている。しかし、予混合希薄燃焼方式の燃焼
機関ではバーナ構造が複雑となってしまう傾向がある。
また、火炎が不安定に成り易く、高い燃焼効率を得るこ
とが困難である。さらに、脱硝装置等の排気ガス後処理
用の設備を省略することは出来ない。これに加えて、予
混合希薄燃焼方式を採用した場合には、適正な空気比
(例えば燃料ガスが都市ガスであれば燃料1に対して空
気が10)を得るためには、大流量の空気を高精度にて
流量制御しなければならない。そして、大量の空気の流
入を制御するのは困難である。
機関を採用して、燃焼による低NOx化を達成すること
も試みられている。しかし、予混合希薄燃焼方式の燃焼
機関ではバーナ構造が複雑となってしまう傾向がある。
また、火炎が不安定に成り易く、高い燃焼効率を得るこ
とが困難である。さらに、脱硝装置等の排気ガス後処理
用の設備を省略することは出来ない。これに加えて、予
混合希薄燃焼方式を採用した場合には、適正な空気比
(例えば燃料ガスが都市ガスであれば燃料1に対して空
気が10)を得るためには、大流量の空気を高精度にて
流量制御しなければならない。そして、大量の空気の流
入を制御するのは困難である。
【0005】その他の従来技術としては、火炎の安定を
保持するためにパイロット火炎を用いる従来技術や、燃
料と酸化剤とを適正な混合比に制御する従来技術等が存
在する。しかし、これ等の従来技術では、NOx排出量
を削減することと、燃焼効率を上昇することを同時に達
成することは出来なかった。図2から明らかな様に、N
Ox排出量の低減と燃焼効率の向上とは、燃焼特性上、
何れか一方が向上すれば、他方が劣化するからである。
保持するためにパイロット火炎を用いる従来技術や、燃
料と酸化剤とを適正な混合比に制御する従来技術等が存
在する。しかし、これ等の従来技術では、NOx排出量
を削減することと、燃焼効率を上昇することを同時に達
成することは出来なかった。図2から明らかな様に、N
Ox排出量の低減と燃焼効率の向上とは、燃焼特性上、
何れか一方が向上すれば、他方が劣化するからである。
【0006】さらに、近年、省エネルギーの要請や環境
問題意識の高まりの結果として、ガスタービンの燃料と
して、所謂「バイオガス」をも利用したいという要請が
ある。ここで、バイオガスはその発熱量や組成等が不均
一となる傾向があり、都市ガスと混合して利用されるこ
とが予想される。しかし、上述した何れの従来技術も、
この様な混合燃料を使用することを前提とはしておら
ず、混合燃料を使用した場合における上述の不都合を解
消出来るものではない。
問題意識の高まりの結果として、ガスタービンの燃料と
して、所謂「バイオガス」をも利用したいという要請が
ある。ここで、バイオガスはその発熱量や組成等が不均
一となる傾向があり、都市ガスと混合して利用されるこ
とが予想される。しかし、上述した何れの従来技術も、
この様な混合燃料を使用することを前提とはしておら
ず、混合燃料を使用した場合における上述の不都合を解
消出来るものではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した問題
点に鑑みて提案されたものであり、NOx排出量と燃焼
効率とを何れも劣化させること無く、しかも、設置スペ
ース及び導入コストの点で不利にならない様なガスター
ビンと、その運転制御方法の提供とを目的としている。
点に鑑みて提案されたものであり、NOx排出量と燃焼
効率とを何れも劣化させること無く、しかも、設置スペ
ース及び導入コストの点で不利にならない様なガスター
ビンと、その運転制御方法の提供とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のガスタービン
(T)は、燃焼機関(3)に燃料を供給する燃料供給ラ
イン(L3)に介装され、且つ、単位量当りの発熱量が
異なる複数種類の燃料(例えば、発熱量の多い都市ガス
と、発熱量が少ないバイオガス)を混合すると共に混合
率を調整する混合手段(6)と、燃焼機関(3)の排気
系(L2)に介装された窒素酸化物(NOx)濃度検出
手段及び一酸化炭素(CO)濃度検出手段(5)と、制
御手段(11:コントロールユニット)とを有し、該制
御手段(11)は、前記検出手段(5)で検出された窒
素酸化物濃度が所定値以上であれば発熱量の高い燃料を
減少し且つ発熱量の低い燃料を増加し、検出手段(5)
で検出された一酸化炭素濃度が所定値以上であれば発熱
量の高い燃料を増加し且つ発熱量の低い燃料を減少する
制御を行う様に構成されている(請求項1)。
(T)は、燃焼機関(3)に燃料を供給する燃料供給ラ
イン(L3)に介装され、且つ、単位量当りの発熱量が
異なる複数種類の燃料(例えば、発熱量の多い都市ガス
と、発熱量が少ないバイオガス)を混合すると共に混合
率を調整する混合手段(6)と、燃焼機関(3)の排気
系(L2)に介装された窒素酸化物(NOx)濃度検出
手段及び一酸化炭素(CO)濃度検出手段(5)と、制
御手段(11:コントロールユニット)とを有し、該制
御手段(11)は、前記検出手段(5)で検出された窒
素酸化物濃度が所定値以上であれば発熱量の高い燃料を
減少し且つ発熱量の低い燃料を増加し、検出手段(5)
で検出された一酸化炭素濃度が所定値以上であれば発熱
量の高い燃料を増加し且つ発熱量の低い燃料を減少する
制御を行う様に構成されている(請求項1)。
【0009】また、本発明のガスタービン(T)の運転
制御方法は、燃焼機関(3)の排気系(L2)に介装さ
れた窒素酸化物(NOx)濃度検出手段及び一酸化炭素
(CO)濃度検出手段(5)により、燃焼機関(3)の
排気ガス中の窒素酸化物(NOx)濃度と一酸化炭素
(CO)濃度とを検出する検出工程(S1)と、検出さ
れた窒素酸化物濃度と一酸化炭素濃度とを制御手段(1
1:コントロールユニット)にて所定値(図2の「制御
範囲」の境界値)と比較する比較工程(S2)と、前記
検出手段(5)で検出された窒素酸化物濃度が所定値以
上であれば発熱量の高い燃料を減少し且つ発熱量の低い
燃料を増加する工程(S3)と、前記検出手段(5)で
検出された一酸化炭素濃度が所定値以下であれば発熱量
の高い燃料を増加し且つ発熱量の低い燃料を減少する工
程(S4)、とを有している(請求項4)。
制御方法は、燃焼機関(3)の排気系(L2)に介装さ
れた窒素酸化物(NOx)濃度検出手段及び一酸化炭素
(CO)濃度検出手段(5)により、燃焼機関(3)の
排気ガス中の窒素酸化物(NOx)濃度と一酸化炭素
(CO)濃度とを検出する検出工程(S1)と、検出さ
れた窒素酸化物濃度と一酸化炭素濃度とを制御手段(1
1:コントロールユニット)にて所定値(図2の「制御
範囲」の境界値)と比較する比較工程(S2)と、前記
検出手段(5)で検出された窒素酸化物濃度が所定値以
上であれば発熱量の高い燃料を減少し且つ発熱量の低い
燃料を増加する工程(S3)と、前記検出手段(5)で
検出された一酸化炭素濃度が所定値以下であれば発熱量
の高い燃料を増加し且つ発熱量の低い燃料を減少する工
程(S4)、とを有している(請求項4)。
【0010】図2で示す様に、NOx排出量の低減と燃
焼効率の向上とは、燃焼特性上、何れか一方が向上すれ
ば、他方が劣化する関係にある。しかしながら、上述し
た複数の燃料(例えば、都市ガスとバイオガス)の混合
比率を適正な範囲(図2における制御範囲)内となる様
に制御すれば、NOx排出量を許容範囲内まで低下させ
ることと、燃焼効率を許容限度以上に向上させることが
両立出来る。なお、燃焼効率は、未燃ガス濃度から演算
でき、未燃ガス濃度はCO濃度から演算できるので、C
O濃度を検出すれば、燃焼効率を求めることが出来る。
係る知見から明らかな様に、上述した構成を具備する本
発明によれば、NOxと燃焼効率の双方が許容限度を超
えない様に制御することが出来る。すなわち、NOx濃
度とCO濃度を監視しつつ、上述した複数の燃料(例え
ば、都市ガスとバイオガス)の混合比率を、図2で言う
「制御範囲」となる様に制御し、以って、NOx排出量
を許容範囲内まで低下させると共に、燃焼効率を許容限
度以上に向上させている。
焼効率の向上とは、燃焼特性上、何れか一方が向上すれ
ば、他方が劣化する関係にある。しかしながら、上述し
た複数の燃料(例えば、都市ガスとバイオガス)の混合
比率を適正な範囲(図2における制御範囲)内となる様
に制御すれば、NOx排出量を許容範囲内まで低下させ
ることと、燃焼効率を許容限度以上に向上させることが
両立出来る。なお、燃焼効率は、未燃ガス濃度から演算
でき、未燃ガス濃度はCO濃度から演算できるので、C
O濃度を検出すれば、燃焼効率を求めることが出来る。
係る知見から明らかな様に、上述した構成を具備する本
発明によれば、NOxと燃焼効率の双方が許容限度を超
えない様に制御することが出来る。すなわち、NOx濃
度とCO濃度を監視しつつ、上述した複数の燃料(例え
ば、都市ガスとバイオガス)の混合比率を、図2で言う
「制御範囲」となる様に制御し、以って、NOx排出量
を許容範囲内まで低下させると共に、燃焼効率を許容限
度以上に向上させている。
【0011】本発明のガスタービン(T)において、前
記制御手段(11)は、前記検出手段(5)で検出され
た一酸化炭素濃度が一酸化炭素の許容下限値以下である
か、或いは一酸化炭素の許容上限値以上である場合に
は、(失火の可能性が高いと判断して、)発熱量の高い
燃料を増加し且つ発熱量の低い燃料を減少する制御を行
う様に構成されている(請求項2)。
記制御手段(11)は、前記検出手段(5)で検出され
た一酸化炭素濃度が一酸化炭素の許容下限値以下である
か、或いは一酸化炭素の許容上限値以上である場合に
は、(失火の可能性が高いと判断して、)発熱量の高い
燃料を増加し且つ発熱量の低い燃料を減少する制御を行
う様に構成されている(請求項2)。
【0012】この場合の制御は、発熱量の高い燃料(例
えば都市ガス)の混合率を10O%として、発熱量の低
い燃料(例えばバイオガス)の混合率を0%とすること
や、燃料の遮断シーケンスを作動させることをも包含す
る。
えば都市ガス)の混合率を10O%として、発熱量の低
い燃料(例えばバイオガス)の混合率を0%とすること
や、燃料の遮断シーケンスを作動させることをも包含す
る。
【0013】或いは本発明のガスタービン(T)の運転
制御方法において、前記検出手段(5)で検出された一
酸化炭素濃度が一酸化炭素の許容下限値以下であるか、
或いは一酸化炭素の許容上限値以上である場合に、(失
火の可能性が高いと判断して、)発熱量の高い燃料を増
加し且つ発熱量の低い燃料を減少する制御を行う工程
(S14、S15)を有している(請求項5)。
制御方法において、前記検出手段(5)で検出された一
酸化炭素濃度が一酸化炭素の許容下限値以下であるか、
或いは一酸化炭素の許容上限値以上である場合に、(失
火の可能性が高いと判断して、)発熱量の高い燃料を増
加し且つ発熱量の低い燃料を減少する制御を行う工程
(S14、S15)を有している(請求項5)。
【0014】また本発明のガスタービン(T)におい
て、前記制御手段(11)は、前記検出手段(5)で検
出された窒素酸化物濃度が窒素酸化物許容上限値以上で
あれば(異常燃焼の可能性が有ると判断して、)発熱量
の高い燃料を減少し且つ発熱量の低い燃料を増加し、一
方、窒素酸化物濃度が窒素酸化物許容下限値以下であれ
ば(失火の可能性が有ると判断して、)発熱量の高い燃
料を増加し且つ発熱量の低い燃料を減少する制御を行う
様に構成されている(請求項3)。
て、前記制御手段(11)は、前記検出手段(5)で検
出された窒素酸化物濃度が窒素酸化物許容上限値以上で
あれば(異常燃焼の可能性が有ると判断して、)発熱量
の高い燃料を減少し且つ発熱量の低い燃料を増加し、一
方、窒素酸化物濃度が窒素酸化物許容下限値以下であれ
ば(失火の可能性が有ると判断して、)発熱量の高い燃
料を増加し且つ発熱量の低い燃料を減少する制御を行う
様に構成されている(請求項3)。
【0015】そして本発明のガスタービン(T)の運転
制御方法において、前記検出手段(5)で検出された窒
素酸化物濃度が窒素酸化物許容上限値以上であれば(異
常燃焼の可能性が有ると判断して、)発熱量の高い燃料
を減少し且つ発熱量の低い燃料を増加する工程(S2
4)と、窒素酸化物濃度が窒素酸化物許容下限値以下で
あれば(失火の可能性が有ると判断して、)発熱量の高
い燃料を増加し且つ発熱量の低い燃料を減少する工程
(S26)、とを有している(請求項6)。
制御方法において、前記検出手段(5)で検出された窒
素酸化物濃度が窒素酸化物許容上限値以上であれば(異
常燃焼の可能性が有ると判断して、)発熱量の高い燃料
を減少し且つ発熱量の低い燃料を増加する工程(S2
4)と、窒素酸化物濃度が窒素酸化物許容下限値以下で
あれば(失火の可能性が有ると判断して、)発熱量の高
い燃料を増加し且つ発熱量の低い燃料を減少する工程
(S26)、とを有している(請求項6)。
【0016】なお燃料は、都市ガス及びバイオガス等の
気体燃料には限定されない。
気体燃料には限定されない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。なお、図示の実施形態におい
ては、図7の従来技術で示すのと同様な部材について
は、同様な符号を付してある。
施形態について説明する。なお、図示の実施形態におい
ては、図7の従来技術で示すのと同様な部材について
は、同様な符号を付してある。
【0018】図1〜図3は本発明の第1の実施の形態を
示している。図1において、全体を符号Tで示すガスタ
ービンは燃焼機関3を有しており、燃焼機関3には、空
気を供給するための空気供給ラインL1と、燃料ガスを
供給する燃料供給ラインL3と、燃焼機関3から排出さ
れる排気ガスが流過する排気ガスラインL2が接続され
ている。
示している。図1において、全体を符号Tで示すガスタ
ービンは燃焼機関3を有しており、燃焼機関3には、空
気を供給するための空気供給ラインL1と、燃料ガスを
供給する燃料供給ラインL3と、燃焼機関3から排出さ
れる排気ガスが流過する排気ガスラインL2が接続され
ている。
【0019】空気供給ラインL1には、供給される空気
を圧縮するための圧縮機2が介装されている。そして、
排気ガスラインL2には、排気ガスの保有するヘッドで
回転するタービン4が介装されている。タービン4の回
転は、回転軸S4−10を介して発電機10に伝達さ
れ、以って、必要な発電を行う。それと共に、タービン
4の回転は、回転軸S4−2を介して圧縮機2に伝達さ
れ、以って、燃焼機関3に供給される空気を圧縮する。
を圧縮するための圧縮機2が介装されている。そして、
排気ガスラインL2には、排気ガスの保有するヘッドで
回転するタービン4が介装されている。タービン4の回
転は、回転軸S4−10を介して発電機10に伝達さ
れ、以って、必要な発電を行う。それと共に、タービン
4の回転は、回転軸S4−2を介して圧縮機2に伝達さ
れ、以って、燃焼機関3に供給される空気を圧縮する。
【0020】排気ガスラインL2には、タービン4の下
流側(燃焼機関3から離れた側)で、窒素酸化物(NO
x)濃度を計測する窒素酸化物濃度検出手段及び一酸化
炭素(CO)濃度を計測する一酸化炭素濃度検出手段を
有する検出器5(NOx/CO検出器)が介装されてい
る。
流側(燃焼機関3から離れた側)で、窒素酸化物(NO
x)濃度を計測する窒素酸化物濃度検出手段及び一酸化
炭素(CO)濃度を計測する一酸化炭素濃度検出手段を
有する検出器5(NOx/CO検出器)が介装されてい
る。
【0021】燃料ガスラインL3は混合率制御装置(流
量制御装置)6に連通しており、混合率制御装置6に
は、都市ガス供給ラインL3−7を介して都市ガス供給
源7より都市ガス(単位体積当たりの発熱量が大きいガ
スの1例)が供給され、且つ、バイオガス供給ラインL
3−8を介してバイオガス供給源8よりバイオガス(単
位体積当たりの発熱量が小さいガスの1例)が供給され
ている。
量制御装置)6に連通しており、混合率制御装置6に
は、都市ガス供給ラインL3−7を介して都市ガス供給
源7より都市ガス(単位体積当たりの発熱量が大きいガ
スの1例)が供給され、且つ、バイオガス供給ラインL
3−8を介してバイオガス供給源8よりバイオガス(単
位体積当たりの発熱量が小さいガスの1例)が供給され
ている。
【0022】前記検出器5の検出結果、すなわち、排気
ガスラインL2を流れる排気ガス中のNOx濃度及びC
O濃度は、信号伝達ラインCL−1を介してコントロー
ルユニット(制御装置)11に伝達される。コントロー
ルユニット11では、検出されたNOx濃度及びCO濃
度に基いて、NOx濃度及び燃焼効率が許容範囲内の数
値となる様に、都市ガス及びバイオガスの混合比を決定
し、決定された混合比に対応する制御信号を発信する。
ガスラインL2を流れる排気ガス中のNOx濃度及びC
O濃度は、信号伝達ラインCL−1を介してコントロー
ルユニット(制御装置)11に伝達される。コントロー
ルユニット11では、検出されたNOx濃度及びCO濃
度に基いて、NOx濃度及び燃焼効率が許容範囲内の数
値となる様に、都市ガス及びバイオガスの混合比を決定
し、決定された混合比に対応する制御信号を発信する。
【0023】図2に示すように、排気ガス中のNOx濃
度及び燃焼効率の関係は、都市ガスとバイオガスとの混
合割合によって変化する。即ち、都市ガスの混合割合が
多いと燃焼効率が高くなるがNOx濃度も高くなり、バ
イオガスの混合割合が多いとNOx濃度が低くなるが燃
焼効率が悪くなる。この燃焼効率は、未燃ガス濃度から
演算でき、未燃ガス濃度はCO濃度から演算できる。従
って、燃焼効率はCO濃度から演算できるのである。そ
して、これらのデータをコントロールユニット11に記
憶しておく。
度及び燃焼効率の関係は、都市ガスとバイオガスとの混
合割合によって変化する。即ち、都市ガスの混合割合が
多いと燃焼効率が高くなるがNOx濃度も高くなり、バ
イオガスの混合割合が多いとNOx濃度が低くなるが燃
焼効率が悪くなる。この燃焼効率は、未燃ガス濃度から
演算でき、未燃ガス濃度はCO濃度から演算できる。従
って、燃焼効率はCO濃度から演算できるのである。そ
して、これらのデータをコントロールユニット11に記
憶しておく。
【0024】コントロールユニット11から発信された
制御信号は、信号伝達ラインCL−2を介して混合率制
御装置6に伝達され、混合率制御装置6は係る制御信号
に基いて都市ガス及びバイオガスを混合するのである。
制御信号は、信号伝達ラインCL−2を介して混合率制
御装置6に伝達され、混合率制御装置6は係る制御信号
に基いて都市ガス及びバイオガスを混合するのである。
【0025】次に、上述したガスタービンTの動作を説
明する。都市ガス供給源7からの都市ガスは都市ガス供
給ラインL3−7を介して混合率制御装置6へ供給さ
れ、バイオガス供給源8からのバイオガスはバイオガス
供給ラインL3−8を介して混合率制御装置6へ供給さ
れる。混合率制御装置6で混合された燃料ガスは燃料供
給ラインL3を介して燃焼機関3へ供給される。そし
て、燃料供給ラインL3から流入する燃料ガスと空気供
給ラインL1から流入する空気が混合されて燃焼機関3
で燃焼され、燃焼機関3からの排気ガスは排気ガスライ
ンL2を介して排出される。
明する。都市ガス供給源7からの都市ガスは都市ガス供
給ラインL3−7を介して混合率制御装置6へ供給さ
れ、バイオガス供給源8からのバイオガスはバイオガス
供給ラインL3−8を介して混合率制御装置6へ供給さ
れる。混合率制御装置6で混合された燃料ガスは燃料供
給ラインL3を介して燃焼機関3へ供給される。そし
て、燃料供給ラインL3から流入する燃料ガスと空気供
給ラインL1から流入する空気が混合されて燃焼機関3
で燃焼され、燃焼機関3からの排気ガスは排気ガスライ
ンL2を介して排出される。
【0026】排気ガスラインL2を流れる排気ガスのヘ
ッドによりタービン4が回転し、タービン4の回転は回
転軸S4−10を介して発電機10に伝達され、発電機
10で発電された電力は図示しない送電線を介して消電
機器へ送電される。また、タービン4の回転は回転軸S
4−2を介して圧縮機2に伝達され、空気供給ラインL
1内の空気を圧縮して燃焼機関3に供給する。
ッドによりタービン4が回転し、タービン4の回転は回
転軸S4−10を介して発電機10に伝達され、発電機
10で発電された電力は図示しない送電線を介して消電
機器へ送電される。また、タービン4の回転は回転軸S
4−2を介して圧縮機2に伝達され、空気供給ラインL
1内の空気を圧縮して燃焼機関3に供給する。
【0027】排気ガスラインL2に介装されている検出
器5の窒素酸化物濃度検出手段は排気ガス中の窒素酸化
物(NOx)濃度を計測し、一酸化炭素濃度検出手段は
一酸化炭素濃度を計測する。そして、検出器5の検出結
果、即ち、排気ガスラインL2を流れる排気ガス中のN
Ox濃度及びCO濃度は、信号伝達ラインCL−1を介
してコントロールユニット11に伝達される。
器5の窒素酸化物濃度検出手段は排気ガス中の窒素酸化
物(NOx)濃度を計測し、一酸化炭素濃度検出手段は
一酸化炭素濃度を計測する。そして、検出器5の検出結
果、即ち、排気ガスラインL2を流れる排気ガス中のN
Ox濃度及びCO濃度は、信号伝達ラインCL−1を介
してコントロールユニット11に伝達される。
【0028】コントロールユニット11はCO濃度に基
いて燃焼効率を演算し、NOx濃度及び燃焼効率が許容
範囲内の数値となる様に、都市ガス及びバイオガスの混
合比を決定し、決定された混合比に対応する制御信号を
信号伝達ラインCL−2を介して混合率制御装置6に伝
達する。そして、混合率制御装置6は、制御信号に基づ
いて都市ガス及びバイオガスを混合して燃焼機関3へ供
給する。
いて燃焼効率を演算し、NOx濃度及び燃焼効率が許容
範囲内の数値となる様に、都市ガス及びバイオガスの混
合比を決定し、決定された混合比に対応する制御信号を
信号伝達ラインCL−2を介して混合率制御装置6に伝
達する。そして、混合率制御装置6は、制御信号に基づ
いて都市ガス及びバイオガスを混合して燃焼機関3へ供
給する。
【0029】上述した通り、コントロールユニット11
では、NOx濃度及び燃焼効率が許容範囲内の数値とな
る様に制御を行う。以下、図3に示すフローチャートを
主に参照して、制御の態様を説明する。
では、NOx濃度及び燃焼効率が許容範囲内の数値とな
る様に制御を行う。以下、図3に示すフローチャートを
主に参照して、制御の態様を説明する。
【0030】検出器5の窒素酸化物濃度検出手段及び一
酸化炭素濃度検出手段は、燃焼機関(3)の排気ガス中
の窒素酸化物濃度と一酸化炭素濃度とを検出し(S
1)、コントロールユニット11に伝える。コントロー
ルユニット11は、入力した一酸化炭素濃度から燃焼効
率を演算し、窒素酸化物濃度と燃焼効率とを記憶されて
いる所定値(図2の「制御範囲」の境界値)と比較する
(S2)。
酸化炭素濃度検出手段は、燃焼機関(3)の排気ガス中
の窒素酸化物濃度と一酸化炭素濃度とを検出し(S
1)、コントロールユニット11に伝える。コントロー
ルユニット11は、入力した一酸化炭素濃度から燃焼効
率を演算し、窒素酸化物濃度と燃焼効率とを記憶されて
いる所定値(図2の「制御範囲」の境界値)と比較する
(S2)。
【0031】そして、窒素酸化物濃度が所定値以上であ
れば、発熱量の高い燃料を減少し且つ発熱量の低い燃料
を増加する(S3)。即ち、都市ガスを減らしてバイオ
ガスを増やし、排気ガス中の窒素酸化物濃度が所定値以
下になるようにする。また、燃焼効率が所定値以下であ
れば、発熱量の高い燃料を増加し且つ発熱量の低い燃料
を減少する(S4)。即ち、都市ガスを増やしてバイオ
ガスを減し、燃焼効率が所定値以上になるようにする。
なお、窒素酸化物濃度が所定値以下で燃焼効率が所定値
以上であれば、理想的な混合率として、混合率を変えず
に(S5)、リターンする。
れば、発熱量の高い燃料を減少し且つ発熱量の低い燃料
を増加する(S3)。即ち、都市ガスを減らしてバイオ
ガスを増やし、排気ガス中の窒素酸化物濃度が所定値以
下になるようにする。また、燃焼効率が所定値以下であ
れば、発熱量の高い燃料を増加し且つ発熱量の低い燃料
を減少する(S4)。即ち、都市ガスを増やしてバイオ
ガスを減し、燃焼効率が所定値以上になるようにする。
なお、窒素酸化物濃度が所定値以下で燃焼効率が所定値
以上であれば、理想的な混合率として、混合率を変えず
に(S5)、リターンする。
【0032】上述した実施の形態では、窒素酸化物濃度
と一酸化炭素濃度から得られる燃焼効率の両面から燃料
ガスの混合率を制御しているが、ガスタービンは、負荷
変動及び負荷遮断時に急激な燃焼状態の変化が起こるこ
とが知られている。そして、このときに失火又は異常燃
焼が発生する可能性があり、失火及び異常燃焼のときに
はNOx濃度及び燃焼効率が図2に示す制御範囲外に大
きくぶれる。
と一酸化炭素濃度から得られる燃焼効率の両面から燃料
ガスの混合率を制御しているが、ガスタービンは、負荷
変動及び負荷遮断時に急激な燃焼状態の変化が起こるこ
とが知られている。そして、このときに失火又は異常燃
焼が発生する可能性があり、失火及び異常燃焼のときに
はNOx濃度及び燃焼効率が図2に示す制御範囲外に大
きくぶれる。
【0033】図4に示すように、失火した場合は一酸化
炭素濃度が許容上限値以上又は許容下限値以下となり、
窒素酸化物濃度は許容下限値以下となる。また、異常燃
焼となった場合は一酸化炭素濃度が許容上限値以上又は
許容下限値以下となり、窒素酸化物濃度は許容上限値以
下となる。そして、これらのデータをコントロールユニ
ット11に記憶させておき、一酸化炭素濃度及び窒素酸
化物濃度から失火及び異常燃焼の発生を予測し、燃料ガ
スの混合率を制御して失火及び異常燃焼の発生を未然に
防止することができる。
炭素濃度が許容上限値以上又は許容下限値以下となり、
窒素酸化物濃度は許容下限値以下となる。また、異常燃
焼となった場合は一酸化炭素濃度が許容上限値以上又は
許容下限値以下となり、窒素酸化物濃度は許容上限値以
下となる。そして、これらのデータをコントロールユニ
ット11に記憶させておき、一酸化炭素濃度及び窒素酸
化物濃度から失火及び異常燃焼の発生を予測し、燃料ガ
スの混合率を制御して失火及び異常燃焼の発生を未然に
防止することができる。
【0034】次に、図5に示すフローチャートに基づい
て、一酸化炭素濃度から失火の発生を予測し、燃料ガス
の混合率を制御して失火の発生を未然に防止する実施の
形態を説明する。
て、一酸化炭素濃度から失火の発生を予測し、燃料ガス
の混合率を制御して失火の発生を未然に防止する実施の
形態を説明する。
【0035】検出器5の一酸化炭素濃度検出手段は、燃
焼機関3の排気ガス中の一酸化炭素濃度を検出し(S1
1)、コントロールユニット11に伝える。コントロー
ルユニット11は、入力した一酸化炭素濃度と記憶され
ている許容範囲とを比較する(S12)。そして、一酸
化炭素濃度が許容上限値以上及び許容下限値以下であれ
ば、「失火の虞あり」と判断し(S13)、バイオガス
の供給を遮断して都市ガスを100%とする(S1
4)。これにより失火を未然に防止することができる。
なお、遮断シーケンスを働かせて燃料ガスの供給を遮断
してもよい(S15)。そして、一酸化炭素濃度が所定
範囲内であれば、理想的な混合率として混合ガスの制御
をせずにリターンする。 ここで、ステップS15にお
ける「燃料の遮断シーケンス」においては、「都市ガス
100%」に制御しても、一酸化炭素濃度が許容下限値
以下で且つ窒素酸化物濃度も許容下限値以下である場合
に、失火が生じたと判断する。そして、燃料供給ライン
L3(図1)の途中に介装された燃料遮断弁(図示せ
ず)を閉鎖する。
焼機関3の排気ガス中の一酸化炭素濃度を検出し(S1
1)、コントロールユニット11に伝える。コントロー
ルユニット11は、入力した一酸化炭素濃度と記憶され
ている許容範囲とを比較する(S12)。そして、一酸
化炭素濃度が許容上限値以上及び許容下限値以下であれ
ば、「失火の虞あり」と判断し(S13)、バイオガス
の供給を遮断して都市ガスを100%とする(S1
4)。これにより失火を未然に防止することができる。
なお、遮断シーケンスを働かせて燃料ガスの供給を遮断
してもよい(S15)。そして、一酸化炭素濃度が所定
範囲内であれば、理想的な混合率として混合ガスの制御
をせずにリターンする。 ここで、ステップS15にお
ける「燃料の遮断シーケンス」においては、「都市ガス
100%」に制御しても、一酸化炭素濃度が許容下限値
以下で且つ窒素酸化物濃度も許容下限値以下である場合
に、失火が生じたと判断する。そして、燃料供給ライン
L3(図1)の途中に介装された燃料遮断弁(図示せ
ず)を閉鎖する。
【0036】次に、図6に示すフローチャートに基づい
て、窒素酸化物濃度から失火及び異常燃焼の発生を予測
し、燃料ガスの混合率を制御して失火及び異常燃焼の発
生を未然に防止する実施の形態を説明する。
て、窒素酸化物濃度から失火及び異常燃焼の発生を予測
し、燃料ガスの混合率を制御して失火及び異常燃焼の発
生を未然に防止する実施の形態を説明する。
【0037】検出器5の窒素酸化物濃度検出手段は、燃
焼機関3の排気ガス中の窒素酸化物濃度を検出し(S2
1)、コントロールユニット11に伝える。コントロー
ルユニット11は、入力した窒素酸化物濃度と記憶され
ている許容範囲とを比較する(S22)。
焼機関3の排気ガス中の窒素酸化物濃度を検出し(S2
1)、コントロールユニット11に伝える。コントロー
ルユニット11は、入力した窒素酸化物濃度と記憶され
ている許容範囲とを比較する(S22)。
【0038】そして、窒素酸化物濃度が許容上限値以上
であれば、「異常燃焼の虞あり」と判断し(S23)、
都市ガスの流量を減少し、バイオガスの流量を増加する
(S24)。これにより異常燃焼を未然に防止すること
ができる。また、窒素酸化物濃度が許容下限値以下であ
れば、「失火の虞あり」と判断し(S25)、都市ガス
の流量を増加し、バイオガスの流量を減少する(S2
6)。これにより失火を未然に防止することができる。
なお、都市ガスの流量を増加することは、都市ガスを1
00%にすることも含む。そして、窒素酸化物濃度が許
容範囲内であれば、理想的な混合率として混合ガスの制
御をせずにリターンする。
であれば、「異常燃焼の虞あり」と判断し(S23)、
都市ガスの流量を減少し、バイオガスの流量を増加する
(S24)。これにより異常燃焼を未然に防止すること
ができる。また、窒素酸化物濃度が許容下限値以下であ
れば、「失火の虞あり」と判断し(S25)、都市ガス
の流量を増加し、バイオガスの流量を減少する(S2
6)。これにより失火を未然に防止することができる。
なお、都市ガスの流量を増加することは、都市ガスを1
00%にすることも含む。そして、窒素酸化物濃度が許
容範囲内であれば、理想的な混合率として混合ガスの制
御をせずにリターンする。
【0039】図示の実施形態はあくまでも例示であり、
本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではない旨を
付記する。
本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではない旨を
付記する。
【0040】
【発明の効果】本発明の作用効果を以下に列挙する。
(1) 発熱量が大きい都市ガスと発熱量が小さいバイ
オガスとを用い、効率よくタービンを駆動して発電する
ことができる。 (2) 有機性廃棄物から生成されるバイオガスを有効
利用することができる。 (3) 低NOx化と燃焼効率の向上が両立出来る。 (4) 排気ガスラインに窒素酸化物濃度検出手段及び
一酸化炭素濃度検出手段を設置すれば良いので、後処理
設備を別途設けることに比較して、取付スペースが節約
出来て、コストも大幅に削減出来る。 (5) 燃焼状態が急激に変化した場合における「失
火」や「異常燃焼」、その他の好ましくない燃焼状態に
対処出来る。
オガスとを用い、効率よくタービンを駆動して発電する
ことができる。 (2) 有機性廃棄物から生成されるバイオガスを有効
利用することができる。 (3) 低NOx化と燃焼効率の向上が両立出来る。 (4) 排気ガスラインに窒素酸化物濃度検出手段及び
一酸化炭素濃度検出手段を設置すれば良いので、後処理
設備を別途設けることに比較して、取付スペースが節約
出来て、コストも大幅に削減出来る。 (5) 燃焼状態が急激に変化した場合における「失
火」や「異常燃焼」、その他の好ましくない燃焼状態に
対処出来る。
【図1】本発明のガスタービンのブロック図。
【図2】都市ガスとバイオガスとの混合率の関係を示す
図。
図。
【図3】ガスタービンの制御の態様を示すフローチャー
ト。
ト。
【図4】失火と異常燃焼との関係を示す図。
【図5】第二の実施の形態のガスタービンの制御の態様
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図6】第三の実施の形態のガスタービンの制御の態様
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図7】従来のガスタービンのブロック図。
L1・・・空気供給ライン
L2・・・排気ガスライン
L3・・・燃料供給ライン
T・・・ガスタービン
2・・・圧縮機
3・・・燃焼機関
4・・・タービン
5・・・検出器
6・・・混合率制御装置
7・・・都市ガス供給源
8・・・バイオガス供給源
10・・・発電機
11・・・コントロールユニット(制御装置)
Claims (6)
- 【請求項1】 燃焼機関に燃料を供給する燃料供給ライ
ンに介装され、且つ、単位量当りの発熱量が異なる複数
種類の燃料を混合すると共に混合率を調整する混合手段
と、燃焼機関の排気系に介装された窒素酸化物濃度検出
手段及び一酸化炭素濃度検出手段と、制御手段とを有
し、該制御手段は、前記検出手段で検出された窒素酸化
物濃度が所定値以上であれば発熱量の高い燃料を減少し
且つ発熱量の低い燃料を増加し、検出手段で検出された
一酸化炭素濃度が所定値以上であれば発熱量の高い燃料
を増加し且つ発熱量の低い燃料を減少する制御を行う様
に構成されていることを特徴とするガスタービン。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記検出手段で検出さ
れた一酸化炭素濃度が一酸化炭素の許容下限値以下であ
るか、或いは一酸化炭素の許容上限値以上である場合に
は、発熱量の高い燃料を増加し且つ発熱量の低い燃料を
減少する制御を行う様に構成されている請求項1のガス
タービン。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記検出手段で検出さ
れた窒素酸化物濃度が窒素酸化物許容上限値以上であれ
ば発熱量の高い燃料を減少し且つ発熱量の低い燃料を増
加し、窒素酸化物濃度が窒素酸化物許容下限値以下であ
れば発熱量の高い燃料を増加し且つ発熱量の低い燃料を
減少する制御を行う様に構成されている請求項1、2の
何れかのガスタービン。 - 【請求項4】 燃焼機関の排気系に介装された窒素酸化
物濃度検出手段及び一酸化炭素濃度検出手段により、燃
焼機関の排気ガス中の窒素酸化物濃度と一酸化炭素濃度
とを検出する検出工程と、検出された窒素酸化物濃度と
一酸化炭素濃度とを制御手段にて所定値と比較する比較
工程と、前記検出手段で検出された窒素酸化物濃度が所
定値以上であれば発熱量の高い燃料を減少し且つ発熱量
の低い燃料を増加する工程と、前記検出手段で検出され
た一酸化炭素濃度が所定値以下であれば発熱量の高い燃
料を増加し且つ発熱量の低い燃料を減少する工程、とを
有していることを特徴とするガスタービンの運転制御方
法。 - 【請求項5】 前記検出手段で検出された一酸化炭素濃
度が一酸化炭素の許容下限値以下であるか、或いは一酸
化炭素の許容上限値以上である場合に、発熱量の高い燃
料を増加し且つ発熱量の低い燃料を減少する制御を行う
工程を有している請求項4のガスタービンの運転制御方
法。 - 【請求項6】 前記検出手段で検出された窒素酸化物濃
度が窒素酸化物許容上限値以上であれば発熱量の高い燃
料を減少し且つ発熱量の低い燃料を増加する工程と、窒
素酸化物濃度が窒素酸化物許容下限値以下であれば発熱
量の高い燃料を増加し且つ発熱量の低い燃料を減少する
工程、とを有している請求項4、5の何れかのガスター
ビンの運転制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001246935A JP2003056369A (ja) | 2001-08-16 | 2001-08-16 | ガスタービン及びその運転制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001246935A JP2003056369A (ja) | 2001-08-16 | 2001-08-16 | ガスタービン及びその運転制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003056369A true JP2003056369A (ja) | 2003-02-26 |
Family
ID=19076373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001246935A Pending JP2003056369A (ja) | 2001-08-16 | 2001-08-16 | ガスタービン及びその運転制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003056369A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10308384A1 (de) * | 2003-02-27 | 2004-09-09 | Alstom Technology Ltd | Betriebsverfahren für eine Gasturbine |
| KR101607644B1 (ko) * | 2014-07-08 | 2016-03-30 | 한국기계연구원 | 질소산화물 농도를 이용한 차량 엔진의 출력 향상 제어 방법 |
| CN113503537A (zh) * | 2021-07-08 | 2021-10-15 | 陕西青朗万城环保科技有限公司 | 一种基于微波的柴油燃烧处理方法及其控制系统 |
| CN116591837A (zh) * | 2023-06-28 | 2023-08-15 | 浙江吉利控股集团有限公司 | 发动机控制方法、装置、设备及计算机可读存储介质 |
-
2001
- 2001-08-16 JP JP2001246935A patent/JP2003056369A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US7516608B2 (en) | 2003-02-27 | 2009-04-14 | Alstom Technology Ltd. | Method for operating a gas turbine |
| KR101607644B1 (ko) * | 2014-07-08 | 2016-03-30 | 한국기계연구원 | 질소산화물 농도를 이용한 차량 엔진의 출력 향상 제어 방법 |
| CN113503537A (zh) * | 2021-07-08 | 2021-10-15 | 陕西青朗万城环保科技有限公司 | 一种基于微波的柴油燃烧处理方法及其控制系统 |
| CN116591837A (zh) * | 2023-06-28 | 2023-08-15 | 浙江吉利控股集团有限公司 | 发动机控制方法、装置、设备及计算机可读存储介质 |
| WO2025002279A1 (zh) * | 2023-06-28 | 2025-01-02 | 浙江吉利控股集团有限公司 | 发动机控制方法、装置、设备及计算机可读存储介质 |
| CN116591837B (zh) * | 2023-06-28 | 2025-07-15 | 浙江吉利控股集团有限公司 | 发动机控制方法、装置、设备及计算机可读存储介质 |
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