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JP2003047399A - 鮮度保持材及び鮮度保持部材 - Google Patents

鮮度保持材及び鮮度保持部材

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Publication number
JP2003047399A
JP2003047399A JP2001241031A JP2001241031A JP2003047399A JP 2003047399 A JP2003047399 A JP 2003047399A JP 2001241031 A JP2001241031 A JP 2001241031A JP 2001241031 A JP2001241031 A JP 2001241031A JP 2003047399 A JP2003047399 A JP 2003047399A
Authority
JP
Japan
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freshness
retaining material
retaining
carbonate
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001241031A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Nemoto
泰 根本
Hisashi Mori
久 森
Tadashi Kuwabara
正 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP2001241031A priority Critical patent/JP2003047399A/ja
Publication of JP2003047399A publication Critical patent/JP2003047399A/ja
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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 青果類の鮮度を効果的に保つことができ、効
果の持続性と安全性に優れた鮮度保持材とこの鮮度保持
材を用いた鮮度保持部材を提供する。 【解決手段】 炭酸塩及び/又は含水素炭酸塩を含む核
粒子をポリメタクリル酸樹脂膜などの高分子多孔質膜で
被覆してなる鮮度保持材。この鮮度保持材を一次元,二
次元又は三次元構造体好ましくはウレタンフォーム等の
三次元構造体に固定してなる鮮度保持部材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鮮度保持材及び鮮度
保持部材に係り、特に、果物類、野菜類、活花類などの
鮮度保持に有効な鮮度保持材及び鮮度保持部材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、果物、野菜や活花などの植物(以
下、本発明においてこれらを青果類という。)の保存中
の鮮度の低下を防止する方法として、これらの青果類の
包装時に炭酸ガスを封入して密封し、青果類を炭酸ガス
雰囲気で保存する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】青果類の包装時に炭酸
ガスを充填する方法では、次のような欠点がある。即
ち、包装に一般的に用いられる汎用プラスチックフィル
ムの炭酸ガスバリア性が低いために、封入した炭酸ガス
が経時により徐々に包装袋を透過して抜けてゆくため
に、包装袋内部の炭酸ガス濃度を長時間維持することは
困難である。
【0004】また、包装袋には青果類の茎や棘によって
ピンホールが明き易いが、包装袋にピンホールが明いた
場合には、封入効果は著しく低下し、初期の鮮度保存効
果を得ることはできなくなる。
【0005】しかも、包装袋や容器の容積によって包装
できる青果類の種類やサイズに制約を受け、また、充填
作業現場において大量の炭酸ガスが放出された場合に、
作業者が酸素欠乏状態に晒される危険性もある。
【0006】本発明は、このような炭酸ガスを用いた青
果類の鮮度保持における、経時による炭酸ガス濃度の低
下や包装時の制約、作業環境の悪化といった従来の問題
点を解決し、青果類の鮮度を効果的に保つことができ、
効果の持続性と安全性に優れた鮮度保持材と、この鮮度
保持材を用いた鮮度保持部材を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の鮮度保持材は、
炭酸塩及び/又は含水素炭酸塩を含む核粒子を高分子多
孔質膜で被覆してなることを特徴とする。
【0008】本発明の鮮度保持材を包装袋や包装容器等
の包装系内に青果類と共に封入することにより、核粒子
内の炭酸塩及び/又は含水素炭酸塩から、高分子多孔質
膜を透過して炭酸ガスが徐放されるため、包装系内の炭
酸ガス濃度を高いレベルに維持することができる。本発
明の鮮度保持材は、従来のように気体の炭酸ガスではな
く、固体の炭酸塩及び/又は含水素炭酸塩を取り扱うた
め、安全性も高く、取り扱い性にも優れる。
【0009】また、本発明では、炭酸塩及び/又は含水
素炭酸塩を含む核粒子が高分子多孔質膜で被覆されてい
るため、鮮度保持材同士或いは鮮度保持材と他の部材と
の衝突や摺接触等で鮮度保持材表面に機械的な負荷が作
用した場合であっても、この高分子多孔質膜により核粒
子が保護され、核粒子の表層部の破壊により粉塵が発生
することが防止される。また、核粒子から粉塵が発生し
た場合であっても、この粉塵が高分子多孔質膜で捕捉さ
れ、発塵は防止される。
【0010】本発明では、核粒子が高分子多孔質膜で被
覆されているため、水滴と接する環境下であっても、こ
の高分子多孔質膜の撥水性により水滴が弾かれ、核粒子
の表面が水滴で濡れることがない。このため、内部の核
粒子の炭酸塩及び/又は含水素炭酸塩自体が水に濡れて
溶解することにより青果類を汚染することがない。
【0011】このような高分子多孔質膜の核粒子保護効
果等により、本発明の鮮度保持材は、これを容器等に包
装することなく直接青果類の包装袋や包装容器等に装入
することができ、このため鮮度保持材の容器に由来する
デッドスペースが発生することがなく、鮮度保持材の有
効容積を大きくとることができるため、効率的に炭酸ガ
スを放出させることができる。
【0012】本発明において、炭酸塩及び/又は含水素
炭酸塩としては、アルカリ金属塩及び/又はアルカリ金
属塩、具体的には、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸
水素ナトリウム及び炭酸水素カリウムよりなる群から選
ばれる1種又は2種以上を用いることができる。
【0013】本発明の鮮度保持材の核粒子は、更に酸性
化合物を含有していても良く、この場合には、酸性化合
物の作用で炭酸ガス放出性を向上させることができる。
この場合、炭酸塩及び/又は含水素炭酸塩の粉末と酸性
化合物の粉末との混合系から酸性化合物の作用で炭酸ガ
スを遊離させるが、青果類と共に封入することで高湿度
へ晒される実使用においては、炭酸塩及び/又は含水素
炭酸塩と酸性化合物の吸湿性によって炭酸塩及び/又は
含水素炭酸塩と酸性化合物の固相界面へ水が侵入し、両
化合物の接触効率が向上する。即ち、炭酸ガスの遊離性
が向上するため更に良好な鮮度保持効果を得ることがで
きる。
【0014】この場合、酸性化合物としては、有機酸、
リン酸、リン酸一水素塩及びリン酸二水素塩よりなる群
から選ばれる1種又は2種以上が挙げられる。ここで、
有機酸としては、アスコルビン酸、クエン酸、シュウ
酸、酒石酸、リンゴ酸、グルタミン酸、糖酸、タウリ
ン、パルミチン酸、ステアリン酸及び安息香酸並びにそ
れらの誘導体よりなる群から選ばれる1種又は2種以上
が挙げられる。
【0015】核粒子は打錠されていても良い。核粒子の
平均粒子径は0.01〜100mm、高分子多孔質膜の
膜厚は0.1〜1000μm、高分子多孔質膜の平均粒
径は0.001〜50μmであることが好ましい。
【0016】この高分子多孔質膜は、例えば、フッ素樹
脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリスチレン樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリカー
ボネート樹脂、ポリスルフォン樹脂、アクリル樹脂、セ
ルロース樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリアセタール樹脂、
ポリウレタン樹脂又はこれらの共重合体及びこれらの共
重合体並びにこれらの誘導体よりなる群から選ばれる1
種又は2種以上で形成され、このような高分子多孔質膜
には銀が蒸着されていても良く、銀蒸着により抗菌性が
発現される。
【0017】本発明の鮮度保持部材は、このような本発
明の鮮度保持材が一次元,二次元又は三次元構造体に固
定されていることを特徴とする。
【0018】一次元構造体としては、紐、ロープ、ワイ
ヤ、棒などが例示される。二次元構造体としては、板、
シートなどが例示される。三次元構造体としては、三次
元骨格構造体などが例示される。
【0019】本発明の鮮度保持部材において、二次元構
造体に固定される鮮度保持材の量は、二次元構造体の表
面の面積1cm当たりの鮮度保持材の粒子数として、
0.1〜100,000個であり、三次元構造体に固定
される鮮度保持材の量は、三次元構造体の体積1cm
当たりの鮮度保持材の粒子数として、1〜1000,0
00個であることが好ましい。
【0020】また、鮮度保持部材は一次元,二次元又は
三次元構造体に粘着剤で単粒子層〜1000粒子層の状
態で固定されていることが好ましい。
【0021】鮮度保持部材は、鮮度保持材が二次元構造
体の一方の面に固定され、他方の面に粘着剤が塗布され
ているものであっても良い。
【0022】また、この粘着剤としては、有機溶剤系、
水系又はホットメルト系のものが例示される。
【0023】このような鮮度保持部材はその少なくとも
一部が通気性シートで被覆されていても良い。また、二
次元構造体と通気性シートとで請求項1ないし12のい
ずれか1項に記載の鮮度保持材を挟み込んだ積層構造を
有するものであっても良い。また、通気性容器に収容さ
れていても良い。
【0024】通気性シートとしては、不織布、織布、メ
ッシュ又はネットが例示される。また、通気性容器とし
ては不織布、織布、メッシュ又はネットで構成されてい
るものが例示される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に本発明の鮮度保持材及び鮮
度保持部材の実施の形態を詳細に説明する。
【0026】まず、本発明の鮮度保持材の核粒子につい
て説明する。
【0027】この核粒子に含有される炭酸塩及び/又は
含水素炭酸塩としては、アルカリ金属塩及び/又はアル
カリ金属塩、具体的には、炭酸リチウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、炭酸水素ナトリウム及び炭酸水素カリウムよりなる
群から選ばれる1種又は2種以上を用いることができ
る。
【0028】本発明に係る核粒子は、このような炭酸塩
及び/又は含水素炭酸塩の他、酸性化合物を含有してい
ても良く、酸性化合物の含有により、酸性化合物の作用
で炭酸ガス放出性を向上させることができる。また、炭
酸塩及び/又は含水素炭酸塩と酸性化合物の吸湿性によ
って、更に良好な鮮度保持効果を得ることができる。
【0029】この場合、酸性化合物としては、炭酸塩及
び/又は含水素炭酸塩よりもpKaの低い化合物であれ
ば良く、有機酸、リン酸、リン酸一水素塩及びリン酸二
水素塩よりなる群から選ばれる1種又は2種以上用いる
ことができ、ここで、有機酸としては、アスコルビン
酸、クエン酸、シュウ酸、酒石酸、リンゴ酸、グルタミ
ン酸、糖酸、タウリン、パルミチン酸、ステアリン酸及
び安息香酸並びにそれらの誘導体よりなる群から選ばれ
る1種又は2種以上が挙げられるが、食品への使用を考
慮する場合、アスコルビン酸、クエン酸、タウリンなど
が好ましい。
【0030】核粒子中の酸性化合物の含有割合は、炭酸
塩及び/又は含水素炭酸塩に対して0.1〜99重量
%、好ましくは5〜50重量%程度である。この割合が
多過ぎると相対的に炭酸塩及び/又は含水素炭酸塩の含
有量が少なくなって、十分な炭酸ガス放出性能を得るこ
とができず、少ないと酸性化合物を含有させることによ
る上記効果を十分に得ることができない。
【0031】核粒子は、炭酸塩及び/又は含水素炭酸
塩、酸性化合物の他、ヒドロキシプロピルセルロース、
エチルセルロース、メチルセルロース、ポリビニルピロ
リドン、ポリビニルアルコール、酢酸ビニル部分ケン化
体、アルギン酸、ポリ(メタ)アクリル酸、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、オキシエチ
レンオキシプロピレンブロックポリマーなどの親水性高
分子化合物を含有していても良い。この親水性高分子化
合物は核粒子の機械的強度、打錠加工性の向上のために
配合されるものであり、その核粒子中の含有量は炭酸塩
及び/又は含水素炭酸塩に対して0.1〜20重量%、
好ましくは1〜10重量%程度である。この割合が多過
ぎると相対的に炭酸塩及び/又は含水素炭酸塩の含有量
が少なくなって、十分な炭酸ガス放出性能を得ることが
できず、少ないと親水性高分子化合物を含有させること
による上記効果を十分に得ることができない。
【0032】核粒子は、微粒子の他、粉末、顆粒、錠
剤、丸薬及びビーズ等も包含し、粉末や顆粒状のものを
打錠して錠剤としたものであっても良い。
【0033】核粒子の平均粒子径は、0.01〜100
mm特に0.1〜10mmの範囲内とすることが、良好
な炭酸ガス放出性を発現できる点で好ましい。
【0034】なお、核粒子の形状は特に限定されず、無
定形(破砕粒子)、真球、楕円カプセル形、ラグビーボ
ール形、立方体及び直方体等いかなる形状でも使用可能
であるが、好ましくは真球状であると充填密度、有効表
面積、青果類への機械的負荷の緩和という面で有利であ
る。
【0035】次に、このような核粒子を被覆する高分子
多孔質膜について説明する。
【0036】核粒子を被覆する高分子多孔質膜を形成す
る高分子材料としては、核粒子から発生する炭酸ガスを
透過でき、好ましくは後述の懸濁液又は溶液の噴霧塗布
等によって核粒子を被覆する多孔質膜を容易に形成する
ことができるものであれば良く、特に限定されるもので
はないが、例えば、フッ素樹脂、ポリアミド樹脂、ポリ
イミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポ
リオレフィン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスルフ
ォン樹脂、アクリル樹脂、セルロース樹脂、塩化ビニル
樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリウレタン樹脂及びこれ
らの共重合体或いは誘導体、例えばポリメタクリル酸樹
脂等が適用できる。
【0037】これらの高分子材料は1種を単独で用いて
も2種以上を混合して用いても良い。
【0038】高分子多孔質膜の膜厚は、0.1〜100
0μm特に1〜100μmとりわけ1〜50μmの範囲
内とすることが、高い通気性を有し、良好な炭酸ガス放
出性を示す点で好ましい。即ち、高分子多孔質膜の膜厚
が0.1μm未満であると、通気性は高くなるが、鮮度
保持材同士が衝突や摺接触等した際に高分子多孔質膜が
破壊してその機能が失われる恐れがあり、1000μm
を超えると、通気性が悪化して炭酸ガス放出性の低下を
招く恐れがある。従って、高分子多孔質膜の膜厚は、膜
強度と通気性を考慮して上記範囲で適宜決定するのが好
ましい。
【0039】また、高分子多孔質膜の平均孔径は、炭酸
塩及び/又は含水素炭酸塩等に由来する粉塵を通過させ
ない程度であれば特に限定されるものではないが、0.
001〜50μm特に0.01〜10μmの範囲内とす
ることが好ましい。即ち、高分子多孔質膜の平均孔径が
0.001μm未満であると、炭酸ガスの通過抵抗が大
きくなって炭酸ガス放出性を損なう場合があり、50μ
mを超えると、核粒子の炭酸塩及び/又は含水素炭酸塩
等に由来する粉塵を捕捉できない場合がある。
【0040】この高分子多孔質膜の多孔質の程度が過度
に高いと、高分子多孔質膜の強度が損なわれ、鮮度保持
材の使用中に破壊される恐れが生じ、逆に過度に低いと
炭酸ガスの通過抵抗が大きくなり、炭酸ガス放出性を損
なう場合がある。従って、高分子多孔質膜は、気孔率が
3〜90%の範囲であることが好ましい。
【0041】高分子多孔質膜の気孔率は、例えば以下の
方法で求めることができる。即ち、本発明の鮮度保持材
を両刃カミソリで2つに切断して水で洗浄し、内部の核
粒子を除去して被覆層の高分子多孔質膜を単離する。こ
れをエタノール中に浸漬した後水洗し、その後、液体窒
素中へ投入して被覆層の高分子多孔質膜を膜凍結状態と
する。液体窒素中でピンセットを用い、被覆層の内部構
造を破壊しないようにして核粒子から高分子多孔質膜を
剥離して回収する。得られた高分子多孔質膜の膜を水銀
注入法及びエタノール置換含水重量測定法によって気孔
率を測定する。
【0042】本発明の鮮度保持材では、高分子多孔質膜
が水の浸透を防ぐので、水滴から吸着性物質を含む核粒
子を保護できる、即ち、炭酸塩及び/又は含水素炭酸塩
を含む核粒子が水で濡れないという利点もあり、従っ
て、核粒子を被覆する高分子多孔質膜の材質は、水の浸
透をなるべく小さくするように選定することが好まし
く、例えば、炭酸ガス透過性を高めるために、高分子多
孔質膜の膜厚を薄く、孔径を大きくするのであれば、撥
水性の高いフッ素樹脂などを用いることが好ましい。
【0043】核粒子に高分子多孔質膜の被覆層を形成す
るには、前述のような高分子材料の溶液(以下「高分子
溶液」と称す。)又は懸濁液(この懸濁液には浮遊液や
乳濁液も包含される。)を核粒子に噴霧塗布し、或い
は、この高分子溶液又は懸濁液に核粒子を浸漬して、核
粒子表面に被覆層を形成し、必要に応じて、この被覆層
形成工程を繰り返す。
【0044】なお、高分子溶液又は懸濁液の噴霧塗布に
際しては、核粒子は気流中で流動させた状態とすること
により、均一な噴霧塗布を行うことができ、好ましい。
【0045】例えば、乳化重合で製造した粒子径0.1
μm程度のポリメタクリル酸樹脂粒子の水懸濁液を用
い、直上方向へのエアーブロー中で円筒内を対流運動し
ている、炭酸ナトリウムとクエン酸を含有している顆粒
状の核粒子に対して噴霧塗布する方法が好適である。こ
のように、対流運動を継続させたまま乾燥、熱処理する
ことで、この核粒子の表層部に形成された被覆層中のポ
リメタクリル酸樹脂粒子同士の接点のみを溶融し、多孔
質膜とすることができる。なお、このように核粒子を気
流中で流動させた状態としておくことにより、特に均一
な噴霧塗布が可能となる。
【0046】本発明においては、この被覆層形成工程に
おいて、或いは被覆層形成後、加熱及び/又は減圧処理
を施すことにより、該被覆層の膨張で該被覆層を延伸さ
せても良い。或いは、加熱処理により、被覆層の一部を
収縮させ、一部を延伸させても良く、この延伸或いは収
縮ないし延伸は、必須の条件ではないが、このような処
理を行うことで優れた鮮度保持材が得られる。このよう
な例としては、高分子樹脂にポリテトラフルオロエチレ
ン樹脂を用いた場合が挙げられる。この場合、被覆層の
形成と同時又は形成後に加熱及び/又は減圧すること
で、内部空気などの膨張によってポリテトラフルオロエ
チレン樹脂層が延伸されて、多孔性の被覆層にすること
ができる。また、加熱工程で被覆層を焼成しても良い。
【0047】なお、高分子多孔質膜を形成する際、1回
の被覆処理(上述の高分子溶液や懸濁液の噴霧又は液中
への浸漬による被覆層形成処理)で形成する被覆層の厚
みは、高分子多孔質膜を構成する高分子材料の物性や特
性によっても異なり、例えば、延伸によって繊維化する
性質のあるポリテトラフルオロエチレン樹脂などでは、
被覆層形成後、熱処理等を施して、この被覆層にマッド
クラックを発生させることによって大きな通気性を得る
ことができ、しかもマッドクラックの隙間に塵捕捉能の
ある繊維集合体を形成することができるため、一回の被
覆処理で100μmもの厚みの層を形成させることも可
能である。しかし、一般的には一回の被覆処理で形成す
る被覆層の厚みは、5μm以下として、その後熱処理や
減圧処理を行ってから再度被覆処理を行うなど、被覆層
は数回の被覆処理に分けて行い、被覆処理の間で熱処理
等の処理を行うようにすることが好ましい。こうするこ
とで、マッドクラックの発生を抑制でき、高分子材料の
ファインパウダーの粒子接点のみが融着し、全面が均質
なマイクロポーラスな高分子多孔質膜を形成することが
可能となる。
【0048】なお、被覆処理後に熱処理を行う場合は、
一般に高分子多孔質膜の高分子材料の融点よりも低い温
度で行うことが高分子多孔質膜の表面開孔率及び気孔率
を高く維持し、高い通気性、即ち吸着性能が得られるた
め好ましい。この熱処理温度は、形成される高分子多孔
質膜の表面開孔率、気孔率(即ち鮮度保持材の性能)に
大きく影響するため、塵捕捉性と炭酸ガス放出性能、更
には水滴からの保護性能のバランスを考慮して適宜設定
することが望まれるが、一般的には高分子材料の融点よ
りも0〜100℃程度低い温度とするのが好ましい。
【0049】また、高分子溶液又は懸濁液中には、前記
高分子材料の他に孔形成剤、懸濁安定剤、乳化剤の類の
添加も可能である。
【0050】このうち、孔形成剤は、核粒子表面に被覆
層を形成させた時点で該高分子材料と相分離するもので
あれば良く、このような孔形成剤としては、水溶性高分
子又はオリゴマー或いは油溶性の高分子又はオリゴマー
が例示できる。水溶性高分子又はオリゴマーとしては、
セルロース、ポリ(オキシオレフィン)、ポリビニルピ
ロリドン、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル鹸化
物、ポリアクリル酸及びポリメタクリル酸並びにこれら
の誘導体からなる群から選択される1種又は2種以上
で、好ましくは、メチルセルロース、ヒドロキシメチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポリビニ
ルアルコール、ポリエチレングリコール及びポリプロピ
レングリコール並びにこれらの誘導体からなる群から選
択される1種又は2種以上が挙げられ、脂溶性の高分子
としては流動パラフィンが挙げられる。これらの孔形成
剤は、その少なくとも一部を前記被覆層形成工程におい
て、或いは被覆層形成後において、抽出、蒸発、昇華又
は燃焼(焼成を含む)処理で除去することで、この孔形
成剤の除去跡に孔を形成して、空孔率、孔径分布、孔形
状等が改善された良好な高分子多孔質膜とすることがで
きる。
【0051】被覆層の形成に用いられる高分子溶液又は
懸濁液中の高分子材料や孔形成剤、その他の添加剤の種
類、濃度等は、形成する高分子多孔質膜の孔径、膜厚、
気孔率等に応じて適宜設定される。
【0052】本発明の鮮度保持材では、このようにして
形成された高分子多孔質膜の表面に、スパッタリングな
どの方法で銀蒸着を行うことも可能である。銀を蒸着す
ることによって、高分子多孔質膜表面に抗菌性が発現さ
れ、青果類に付着していた菌に対する静菌作用によっ
て、鮮度保持性能をより高いレベルで達成することが可
能となる。この場合、銀の蒸着量は高分子多孔質膜の通
気性を損なわないように選定される。
【0053】本発明の鮮度保持材は、粉塵を発生させな
いので、粒子状のまま直接青果類等の保存袋や保存容器
に投入して使用することが可能である。また、この鮮度
保持材は、一次元,二次元又は三次元構造体に固定した
本発明の鮮度保持部材の形態で使用されても良い。
【0054】更に、この鮮度保持部材或いは鮮度保持材
を通気性シートで被覆したり、通気性容器に収容して使
用することも可能である。
【0055】上記の一次元構造体としては線状物、紐状
物が例示され、二次元構造体とはシート状物、板状物が
例示される。三次元構造体としては立体好ましくは三次
元骨格構造体が例示される。
【0056】本発明の鮮度保持材を発泡体のようなクッ
ション性のある二次元構造体又は三次元構造体に固定す
ることは、鮮度保持性能のみならず、青果類等を外部か
らの衝撃や、青果類同士の密着負荷や摺動負荷から保護
する機能も得ることができ好ましい。このような構造体
としては、発泡ポリオレフィンやポリウレタンフォーム
などが挙げられる。
【0057】ガス交換効率を考慮した場合、本発明の鮮
度保持材は粒子状、粉末状で用い、表面積を大きくする
ことが炭酸ガスの放出性の向上に有利であり、また、上
記構造体へ固定する場合には、鮮度保持材の粒子が単粒
子層又はそれに準ずる状態で多くても1000粒子層以
下で固定されていることが、より多くの粒子を導入し
て、炭酸ガスの拡散効率と拡散量を高める上で有利であ
る。
【0058】本発明の鮮度保持材が、シート状物等の二
次元構造体に固定される場合、その固定密度は、二次元
構造体の表面の面積1cm当たりの鮮度保持材の粒子
数として、0.1〜100,000個、特に100〜
1,000個、重量として0.1〜1.0gであること
が好ましく、立体等の三次元構造体に固定される場合、
その固定密度は、三次元構造体の体積1cm当たりの
鮮度保持材の粒子数として、1〜1000,000個、
特に100〜10,000個、重量として0.1〜1.
0gであることが良好な炭酸ガス放出性及び拡散性の確
保の上で好ましい。
【0059】これらの構造体への鮮度保持材の固定は粘
着剤や接着剤などを使用して行えるが、熱、高周波、超
音波を利用した融着などの方法で行っても良い。
【0060】また、鮮度保持材をシート状物等の二次元
構造体に固定した場合、裏面に粘着剤を塗布することに
より、保存容器の内壁等の適当な箇所に容易に貼付使用
することができる。
【0061】粘着剤としては有機溶剤系、水系又はホッ
トメルト系のものが使用可能である。
【0062】このように構造体に鮮度保持材を固定した
本発明の鮮度保持部材は、更に通気性シートで被覆され
ていても良く、また、通気性容器に収容されていても良
い。この場合、通気性シート又は通気性容器は核粒子の
炭酸塩及び/又は含水素炭酸塩からの発生塵や酸性化合
物粉末を捕捉するためのものではなく、鮮度保持材が構
造体から脱落することを防ぐためのものである。通気性
シートで被覆する場合、鮮度保持材を固定した構造体の
全体を包装しても良く、一部のみを被覆しても良い。
【0063】鮮度保持材をシート状物等の二次元構造体
に固定した鮮度保護部材にあっては、この二次元構造体
と通気性シートとで鮮度保持材を挟み込むように通気性
シートで被覆しても良い。
【0064】鮮度保持材を固定した構造体、或いは鮮度
保持材を被覆する通気性シートとしては、不織布、織
布、メッシュ及びネットが例示できるが、鮮度保持材粒
子の脱落を防止でき、通気性を有するものであればこの
限りではない。
【0065】また、鮮度保持材を固定した構造体、或い
は鮮度保持材を収容する通気性容器としては、不織布、
織布、メッシュ及びネットで構成されているものが挙げ
られるが、この通気性容器についても何らこれに限定さ
れるものではない。
【0066】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明する。
【0067】実施例1 炭酸水素ナトリウム65重量部、クエン酸20重量部、
及びヒドロキシプロピルセルロース15重量部からなる
顆粒(60メッシュサイズ)250gを、粉体コーティ
ング装置(パウレック社製「MP−01」)に入れ、給
気温度60℃、給気風量80m/hrでボトムロータ
ーを3枚羽根ローターとし、ボトムローター回転数30
0rpmで運転して対流連動させた。
【0068】ポリメタクリル酸樹脂ファインパウダー懸
濁液(固形分20重量%)を口径1.2mmの2流体ノ
ズルで噴霧方向をボトムローター回転の接線方向とし
て、対流運動している上記顆粒に9.5g/minの速
度で150g噴霧した。
【0069】粉体コーティング装置から、処理後の粒子
を取り出し、光学顕微鏡及び走査電子顕微鏡像により観
察した結果、上記顆粒の全面が粒子径約0.1μmのポ
リメタクリル酸樹脂ファインパウダーによって被覆され
ていることが確認され、切断面の走査電子顕微鏡像か
ら、被覆層の厚みは約5μmと計算された。
【0070】この粒子について180℃で約3分間の熱
処理を行って、ポリメタクリル酸樹脂ファインパウダー
の接点のみを溶融し、多孔質膜を形成させた。この熱処
理品250gについて再度前記の被覆操作を行い、その
後、前記と同様に熱処理を行って粒子状の炭酸ガス放出
性鮮度保持材を得た。
【0071】走査電子顕微鏡による表面像において、表
層部の同一平面上のファインパウダー粒子以外を孔とし
て画像処理を施すと、表層部の孔径は0.1〜0.2μ
mと計算された。また、孔径は切断面の像において画像
処理を施しても表層部同一平面とほぼ同一の値となり、
ポリメタクリル酸樹脂ファインパウダー被覆粒子はその
被覆層の全体がほぼ均一であることが確認された。ま
た、被覆層の厚みは、切断面の走査電子顕微鏡像より約
10〜20μmと計算された。また、前述の気孔率測定
方法で測定した気孔率は70%であった。
【0072】25mm×25mm×5mm厚に裁断した
柔軟性のある膜なし軟質ポリウレタンフォーム((株)
ブリヂストン製「SF#06」)にアクリル系バインダ
ーを塗布し、ロールで余分なバインダーを除去した後、
このフォームに上記で得られた粒子状の鮮度保持材をま
ぶすように圧着し、このフォームの一方の面に面積1c
当たり約0.1g(粒子数 約100個)を固定さ
せて本発明の鮮度保持部材を得た。
【0073】この鮮度保持部材の鮮度保持性能を、下記
方法で評価した。
【0074】青果試料としてホウレン草を用い、120
μm厚のポリエチレン製袋に、ホウレン草60gと上記
鮮度保持部材を入れ、10℃で4日間放置した。試料数
は3とした。4日後に試料を個々にその全量を生体組織
用ホモジナイザー中で50%メタノール水溶液を加えな
がらホモジナイズし、PVDF膜(ミリポア社製,0.
2μm孔径)にて減圧濾過した後、全量を1000mL
として試験液とし、ビタミンC含有量を測定した。測定
は高速液体クロマトグラフ装置(島津製作所社製,LC
10Aシリーズ)を使用して行い、カラムは島津製作所
製SCR−102H、移動相は2mM過塩素酸、カラム
温度は40℃、検出は紫外分光検出器で波長は245n
mで行った。
【0075】結果を表1に示す。
【0076】比較例1 ポリエチレン製袋に鮮度保持部材を挿入しないこと以外
は、実施例1と同様にしてホウレン草の鮮度を調べ、結
果を表1に示した。
【0077】
【表1】
【0078】表1より、本発明の鮮度保持部材を使用し
た系では、ビタミンCの減少が顕著に抑えられており、
良好な鮮度保持効果が確認された。なお、鮮度保持材か
らの発塵の問題はなく、水滴による鮮度保持材の性能の
低下の問題も全く生じなかった。
【0079】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の鮮度保持材
によれば、青果類の鮮度を効果的に保つことができ、効
果の持続性と安全性に優れた鮮度保持材及び鮮度保持部
材が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B069 HA09 KA10 KB04 KC02 KC07 KC13 KC24 KD01 KD05 KD08 4H011 BB18 CA03 CB11 CC02 CD03

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭酸塩及び/又は含水素炭酸塩を含む核
    粒子を高分子多孔質膜で被覆してなることを特徴とする
    鮮度保持材。
  2. 【請求項2】 炭酸塩及び/又は含水素炭酸塩が、アル
    カリ金属塩及び/又はアルカリ土類金属塩であることを
    特徴とする請求項1に記載の鮮度保持材。
  3. 【請求項3】 炭酸塩及び/又は含水素炭酸塩が、炭酸
    リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カルシ
    ウム、炭酸マグネシウム、炭酸水素ナトリウム及び炭酸
    水素カリウムよりなる群から選ばれる1種又は2種以上
    であることを特徴とする請求項1又は2に記載の鮮度保
    持材。
  4. 【請求項4】 核粒子が更に酸性化合物を含有すること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の
    鮮度保持材料。
  5. 【請求項5】 酸性化合物が、有機酸、リン酸、リン酸
    一水素塩及びリン酸二水素塩よりなる群から選ばれる1
    種又は2種以上であることを特徴とする請求項4に記載
    の鮮度保持材。
  6. 【請求項6】 有機酸が、アスコルビン酸、クエン酸、
    シュウ酸、酒石酸、リンゴ酸、グルタミン酸、糖酸、タ
    ウリン、パルミチン酸、ステアリン酸及び安息香酸並び
    にそれらの誘導体よりなる群から選ばれる1種又は2種
    以上であることを特徴とする請求項5に記載の鮮度保持
    材。
  7. 【請求項7】 核粒子が打錠されていることを特徴とす
    る請求項1ないし6のいずれか1項に記載の鮮度保持
    材。
  8. 【請求項8】 核粒子の平均粒子径が0.01〜100
    mmであることを特徴とする請求項1ないし7のいずれ
    か1項に記載の鮮度保持材。
  9. 【請求項9】 高分子多孔質膜の膜厚が0.1〜100
    0μmであることを特徴とする請求項1ないし8のいず
    れか1項に記載の鮮度保持材。
  10. 【請求項10】 高分子多孔質膜の平均孔径が0.00
    1〜50μmであることを特徴とする請求項1ないし9
    のいずれか1項に記載の鮮度保持材。
  11. 【請求項11】 高分子多孔質膜が、フッ素樹脂、ポリ
    アミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ
    スチレン樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリカーボネート
    樹脂、ポリスルフォン樹脂、アクリル樹脂、セルロース
    樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリウレ
    タン樹脂及びこれらの共重合体並びにこれらの誘導体よ
    りなる群から選ばれる1種又は2種以上で形成されてい
    ることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項
    に記載の鮮度保持材。
  12. 【請求項12】 高分子多孔質膜に銀が蒸着されている
    ことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に
    記載の鮮度保持材。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12のいずれか1項に
    記載の鮮度保持材が一次元の構造体に固定されているこ
    とを特徴とする鮮度保持部材。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし12のいずれか1項に
    記載の鮮度保持材が二次元の構造体に固定されているこ
    とを特徴とする鮮度保持部材。
  15. 【請求項15】 前記二次元構造体に固定される鮮度保
    持材の量が、該二次元構造体の表面の面積1cm当た
    りの鮮度保持材の粒子数として、0.1〜100,00
    0個であることを特徴とする請求項14に記載の鮮度保
    持部材。
  16. 【請求項16】 鮮度保持材が前記二次元構造体の一方
    の面に固定され、他方の面に粘着剤が塗布されているこ
    とを特徴とする請求項14又は15に記載の鮮度保持部
    材。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし12のいずれか1項に
    記載の鮮度保持材が三次元の構造体に固定されているこ
    とを特徴とする鮮度保持部材。
  18. 【請求項18】 前記三次元構造体に固定される鮮度保
    持材の量が、該三次元構造体の体積1cm当たりの鮮
    度保持材の粒子数として、1〜1,000,000個で
    あることを特徴とする請求項17に記載の鮮度保持部
    材。
  19. 【請求項19】 鮮度保持材の粒子が単粒子層〜100
    0粒子層の状態で前記構造体に固定されていることを特
    徴とする請求項13ないし18のいずれか1項に記載の
    鮮度保持部材。
  20. 【請求項20】 鮮度保持材が前記構造体に粘着剤で固
    定されていることを特徴とする請求項13ないし19の
    いずれか1項に記載の鮮度保持部材。
  21. 【請求項21】 粘着剤が有機溶剤系、水系又はホット
    メルト系の粘着剤であることを特徴とする請求項20に
    記載の鮮度保持部材。
  22. 【請求項22】 鮮度保持材が固定された前記構造体の
    少なくとも一部が通気性シートで被覆されていることを
    特徴とする請求項13ないし21のいずれか1項に記載
    の鮮度保持部材。
  23. 【請求項23】 二次元構造体と通気性シートとで請求
    項1ないし12のいずれか1項に記載の鮮度保持材を挟
    み込んだ積層構造を有することを特徴とする鮮度保持部
    材。
  24. 【請求項24】 通気性シートが不織布、織布、メッシ
    ュ又はネットよりなることを特徴とする請求項22又は
    23に記載の鮮度保持部材。
  25. 【請求項25】 鮮度保持材が固定された前記構造体が
    通気性容器に収容されていることを特徴とする請求項1
    3ないし24のいずれか1項に記載の鮮度保持部材。
  26. 【請求項26】 請求項1ないし12のいずれか1項に
    記載の鮮度保持材が通気性容器に収容されていることを
    特徴とする鮮度保持部材。
  27. 【請求項27】 通気性容器が不織布、織布、メッシュ
    又はネットで構成されていることを特徴とする請求項2
    5又は26に記載の鮮度保持部材。
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