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JP2002539450A - 代謝表現型決定のためのelisaキット - Google Patents

代謝表現型決定のためのelisaキット

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Publication number
JP2002539450A
JP2002539450A JP2000605205A JP2000605205A JP2002539450A JP 2002539450 A JP2002539450 A JP 2002539450A JP 2000605205 A JP2000605205 A JP 2000605205A JP 2000605205 A JP2000605205 A JP 2000605205A JP 2002539450 A JP2002539450 A JP 2002539450A
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JP
Japan
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antibody
elisa
individual
phenotype
specific
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000605205A
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English (en)
Inventor
レイランド−ジョーンズ,ブライアン
ウォン,ピエール
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Individual
Original Assignee
Individual
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/94Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving narcotics or drugs or pharmaceuticals, neurotransmitters or associated receptors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2800/00Detection or diagnosis of diseases
    • G01N2800/52Predicting or monitoring the response to treatment, e.g. for selection of therapy based on assay results in personalised medicine; Prognosis

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Abstract

(57)【要約】 本発明は臨床実験室における日常的な基準で使用できる、CYP1A2、N−アセチルトランスフェラーゼ−1(NAT−1)、CYP2P6、CYP2E1およびCYP3A4を含む(これらに限定されるわけではない)代謝表現型の迅速な決定のための酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)に関している。ELISAキットは医者にa)テオフィリン、タモキシフェンおよびクロザピンのような薬剤の個別化治療、およびb)結腸直腸癌のような発癌物質誘導疾患に対する感受性の予測を可能にしている。臨床試験を受ける患者の数を減少させるため、最も応答しそうな適当な表現型を持つ患者を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の背景 (a)技術分野 本発明は以下の酵素、CYP 1A2、N−アセチルトランスフェラーゼ−1
(NAT−1)、CYP 2D6、CYP 2E1およびCYP 3A4を含む
(しかし、これらに限定されるわけではない)代謝表現型の迅速な決定のための
酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)に関している。ELISAキット使用
は臨床実験室における日常的な基準での使用、および医者にa)これらの酵素に
より代謝される多数の薬剤の個別化した治療、b)多くの癌を含む発癌物質誘導
疾患への感受性の予測、および最も応答しそうな適した表現型により患者を選択
することにより臨床試験を受けている患者の数を減少させることを可能にするこ
とが含まれるが、これらに限定されるわけではない。 (b)従来の技術 ヒトに投与される大多数の薬剤(または非生体物質)について、それらの運命
はより毒性の少ないおよび親油性の形に肝臓で代謝され、続いて尿中に排泄され
ることである。それらの代謝には連続して働く2つの系が含まれている:酸化反
応を触媒し、およびミクロソーム分画に局在している少なくとも20の酵素を含
むチトクロームP450系、および少なくとも5つの酵素を含む抱合系。薬剤代
謝の速度は、各々の系内の酵素多形性の存在のため個人間および人種間で異なっ
ている。2つまたは3つの表現型が区別できる:不十分な代謝体(PM)、高度
な代謝体(EM)および超高度な代謝体(UEM)。表現型の知識は以下のよう
な理由で臨床的に有用である: a) 表現型は化学的、植物、疾患および癌における毒性に関連している。 b) 個人に基づいた薬剤投与計画を医者が処方することを可能にする。 c) 治療薬剤の設計における理論的根拠を提供する。
【0002】 現在、表現型は臨床実験室では容易に利用できないような高速液体クロマトグ
ラフィー(HPLC)またはキャピラリー電気泳動(CE)法を使用することに
よる、尿試料中の薬剤またはプローブ薬剤の代謝産物のモル比測定で決定される
【0003】特許の代謝酵素により代謝された薬剤 酵素NAT−1、CYP1A2、CYP2D6、CYP2E1およびCYP3
A4は多数の薬剤の代謝に関与している。表1には代謝される広範な薬物療法お
よび関与する酵素が掲げられている。これらには喘息(テオフィリン)、マラリ
ア(ダプソン)、乳癌(タモキシフェン)、心血管疾患(プロカイニミド)、臓
器移植(シクロスポリン)、鎮痛剤(アセトアミノフェン、コデイン)、一般麻
酔薬(リドカイン)および穏和安定薬(バリウム)のような共通の投薬を含む種
々の疾患に使用される薬剤が含まれている。スクリーニングがこれらの酵素に応
用できる広範な薬物療法は、迅速な表現型スクリーニングは患者処置の結果およ
び安全性を決める可能性および影響力を持つことを示している。表1 CMPDにより表現型分類された非生体物質酵素により代謝される薬剤
【0004】
【表1】
【0005】代謝酵素と改変された癌感受性の関連 代謝酵素は多くの発癌性化合物の代謝に関与している。従って、これらの酵素
活性の変化は多くの発癌物質の生物学的活性を変化させる。表2は該酵素により
代謝される非生体物質を掲げている。表2 酵素およびそれらが代謝する発癌物質
【0006】
【表2】
【0007】癌に関連する代謝酵素表現型 癌発育に影響する因子は多因子的であり、ただ一つの因子を癌と関連づけるの
は困難である。しかしながら、現在の研究は異なった代謝表現型とある種の癌の
危険性増加を結び付けている。
【0008】 表3はこれらの酵素により表現型分類された代謝酵素および改変された表現型
が増加した感受性と結び付けられた癌を掲げている。表3 癌発生と関連した非生体物質代謝酵素
【0009】
【表3】
【0010】NAT1 NAT1遺伝子は長い間単形性として分類されてきた。しかしながら、現在は
NAT1は他のN−アセチルトランスフェラーゼ(NAT2)と同様に多形性で
あることが示唆されている。NAT1は遅いおよび速い代謝体の二つの表現型を
持っている(例えば、各々NAT1*4 vs.NAT1*10遺伝子型)。NA
T1活性の測定は以下のような理由で臨床的に興味を持たれる。 多形性 NAT1は多形性であり、二つの代謝表現型が区別できる:速いおよび遅い代
謝体。NAT1はp−アミノ安息香酸、p−アミノサリチル酸およびダプソンを
含むいくつかの薬剤および食品成分を代謝する。
【0011】 加えて、NAT1は環境前発癌物質、特にジアミノベンジジン、N−ヒドロキ
シ−4−アミノビフェノール、ヘテロ環式芳香族アミン(MeIQxおよびPh
IP)、を活性化する。一つの研究において、NAT1*10対立遺伝子を持つ
、よって速いN−アセチル化を起こす個体で直腸結腸癌の危険率が増加している
こと(OR=1.9;CI=1.2−3.2)が示されているが、別の研究では
膀胱癌の危険率が増加していることが示されている(ベンジジンを代謝)。 人種間相違 NAT1の活性は与えられた集団により広く変化する。遅いおよび速いNAT
1表現型が区別されている。速い代謝表現型に関連するNAT1*10遺伝子型
が三つの異なった人種集団でモニターされた、インド人、マレーシア人および中
国人。NAT1*10対立遺伝子の頻度は各々17%、39%および30%であ
った。一方、遅い代謝体に関連するNAT1*4遺伝子型は同一の集団において
各々50%、30%および35%の頻度を持っていた。従って、薬剤代謝研究に
おいては、各々の人種は多形性の証拠のため別々に研究しなければならず、およ
びそのアンチノードを一つの人種から他の人種へ外挿するべきではないことは道
理に合っている。 ダプソン 薬剤投与において表現型分類が必要な古典的な例はダプソンの場合である。ダ
プソンはマラリアの治療に使用され、AIDS患者におけるニューモシスティス
カリニ肺炎の治療について調べられている。副作用には発疹、貧血、メトヘモグ
ロビン血症、顆粒球減少症および肝臓不全が挙げられる。ダプソンはNAT1代
謝系により体から取り除かれる。遅いアセチル化とダプソンの副作用の増加の間
に相関が示されている(遅いおよび速いアセチル化体に対して各々46%vs.
17%)。これらの理由のため信頼できる表現型分類試験の効用は明白である。 個別化治療 多くの薬剤に対して個別化治療が可能なことがよく知られている(テオフィリ
ン、ジゴキシン、アミノグリコシダーゼ、ダプソンその他)。しかしながら、治
療の個別化は、薬剤表現型分類のために使用される方法が、費用がかかり、時間
がかかり、および臨床実験室では容易に利用できない専門的意見を必要とする高
速液体クロマトグラフィー(HPLC)またはキャピラリー電気泳動(CE)を
含んでいるので、開発がなかなか進んでいない。
【0012】 広範囲の毒性の可能性のある薬剤に対する応答および副作用プロフィールを予
測するために、無毒の薬剤を使用して個体のNAT1表現型を決定するための方
法が強く求められているであろう。
【0013】 最少の訓練しかしていない技術者により、および複雑な装置を必要としない日
常的な基準で達成できるであろう、NAT1表現型分類のための酵素結合免疫吸
着アッセイ(ELISA)キットを提供することが強く求められているであろう
【0014】 ダプソンのような薬剤の個別化治療を医者に可能にするであろう、酵素結合免
疫吸着アッセイ(ELISA)キットを提供することが強く求められているであ
ろう。CYP1A2 CYP1A2はヒト肝臓中の全CYP450酵素の15%を構成する。CYP
1A2活性の測定は以下の理由で臨床的に興味が持たれる: 多形性 CYP1A2は多形性であろうが、確固として確立することはなされていない
。三つの代謝的表現型が区別できる:速い、中程度および遅い代謝体。CYP1
A2はアセトアミノフェン、アンチピリン、17β−エストラジオール、カフェ
イン、クロイプラミン、クロザピン、フルタミド(抗アンドロゲン)、イミプラ
ミン、パラセタモール、フェナセチン、タクリンおよびテオフィリンを含むいく
つかの薬剤および食品成分を代謝する。
【0015】 加えて、CYP1A2は環境前発癌物質、特にヘテロ環式アミンおよび芳香族
アミンを活性化する。一つの研究において、速いN−アセチル化を起こし、およ
び高いCYP1A2活性を持つ個体で直腸結腸癌の危険率が増加している(16
%の対照に対して35%、OR=2.79(P=0.002))ことが示されて
いる。 誘導および阻害 CYP1A2はオメプラゾール、イアンソプラゾール、多芳香環炭化水素およ
びタバコの煙のような多くの薬剤および環境因子により誘導される。CYP1A
2は経口避妊薬、ケトコナゾール、α−ナフトフラボン、フルボキサミン(セロ
ニン取り込み阻害剤)、フラフィリンにより阻害される。 人種間相違 CYP1A2の活性は与えられた集団により大きく変化する(60から70倍
)。遅い、中程度および速いCYP1A2表現型が区別されている。これら三つ
のCYP1A2表現型の比率は人種間および国間で変化している:米国、アフリ
カ系アメリカ人、中国、日本、イタリアおよびオーストラリアにおける中程度の
%は各々50、70、60、>95、60および20である。薬剤代謝研究にお
いては、各々の人種は多形性の証拠のため別々に研究しなければならず、および
そのアンチノードを一つの人種から他の人種へ外挿するべきではないことは道理
に合っている。 テオフィリン 薬剤投与において表現型分類が必要な古典的な例はテオフィリンの場合である
。テオフィリンは発疹の治療に使用される。しかしながら、テオフィリン毒性は
共通の臨床問題であり続けており、生命を脅かす心臓血管および神経学的毒性が
含まれている。テオフィリンはCYP1A2代謝系により体から取り除かれる。
キノロン抗生物質またはセロトニン再吸収阻害剤によるCYP1A2の阻害はテ
オフィリン毒性を生じるであろう。これらの理由のため信頼できる表現型分類試
験の効用は明白である。 個別化治療 多くの薬剤に対して個別化治療が可能なことがよく知られている(テオフィリ
ン、ジゴキシン、アミノグリコシダーゼ、その他)。しかしながら、治療の個別
化は、薬剤表現型分類のために使用される方法が、費用がかかり、時間がかかり
、および臨床実験室では容易に利用できない専門的意見を必要とする高速液体ク
ロマトグラフィー(HPLC)またはキャピラリー電気泳動(CE)を含んでい
るので、開発がなかなか進んでいない。
【0016】 広範囲の毒性の可能性のある薬剤に対する応答および副作用プロフィールを予
測するために、無毒の薬剤を使用して個体のCYP1A2表現型を決定するため
の方法が強く求められているであろう。
【0017】 最少の訓練しかしていない技術者により、および複雑な装置を必要としない日
常的な基準で達成できるであろう、CYP1A2表現型分類のための酵素結合免
疫吸着アッセイ(ELISA)キットを提供することが強く求められているであ
ろう。
【0018】 テオフィリン、タモキシフェンまたはクロザピンのような薬剤の個別化治療を
医者に可能にするであろう、酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)キットを
提供することが強く求められているであろう。
【0019】CYP2D6 CYP2D6はヒト肝臓中の全CYP450酵素の1−3%を構成する。CY
P2D6活性の測定は以下の理由で臨床的に興味が持たれる: 多形性 CYP2D6はヒトにおいて多形性発現が示された最初のP450酵素である
。三つの代謝的表現型が区別可能である:不十分な(PM)、高度な(EM)お
よび超高度な(UEM)表現型。CYP2D6は下記のものを含む広範囲の薬剤
および食品成分を代謝する: 向精神薬: アミフラミン、アミトリプチリン、クロミプラミン、クロザピン、デシプラミン
、ハロペリドール、イミプラミン、マプロチリン、メトキシフェナミン、ミナプ
リン、ノルトリプチリン、パロキセチン、ペルフェナジン、レモキシプリド、チ
オリダジン、トモキセチン、トリフロペリドール、ズクロペンチキソール 心臓血管薬: ブフラロール、デブリソキン、エンカイニド、フレカイニド、グアノキサン、イ
ンドラミン、メトプロロール、メキシレチン、n−プロピルアジマリン、プロパ
フェノン、プロプラノロール、スパルテイン、チモロール、ベラパミール その他の薬剤: クロロプロパミド、コデイン、デキストロメトルファン、メタアンフェタミン、
ペルヘキシレン、フェンフォルミン。
【0020】 加えて、CYP2D6は多くの発癌物質の代謝に関与しているが、未だに主代
謝体としては報告されていない。一つの研究において、速いCYP2D6代謝体
を持ち、遅いN−アセチル化体を持つ個体で肝細胞癌の危険率が増加している(
OR=2.6;95% CI=1.6−4)ことが示されている。 誘導および阻害 CYP2D6はキニジンによりインビトロで、およびウイルスプロテアーゼ阻
害剤ならびにD−およびL−フェンフルラミドのような食欲抑制薬により阻害さ
れる。 人種間相違 CYP2D6の活性は与えられた集団により大きく変化する。CYP2D6の
不十分な(PM)、高度な(EM)および超高度な(UEM)表現型が区別され
ている。CYP2D6遺伝子は常染色体劣性形質として遺伝され、白色欧州人お
よび北アメリカ人の90および10%を各々高度な(EM)および不十分な(P
M)代謝体表現型に分別する。別の研究において、異なった人種集団におけるP
Mのパーセントが観察されており、白色北アメリカ人および欧州人は5−10%
、黒色アメリカ人は1.8%、タイ原住民は1.2%、中国人は1%、マレー原
住民集団では2.1%のPMが存在したが、日本人集団ではPM表現型は全く存
在しなかった。
【0021】 薬剤代謝研究においては、各々の人種は多形性の証拠のため別々に研究しなけ
ればならず、およびそのアンチノードを一つの人種から他の人種へ外挿するべき
ではないことは道理に合っている。 デキストロメトルファン/抗うつ薬 薬剤投与において表現型分類が必要な例はデキストロメトルファンの場合であ
る。デキストロメトルファンは向精神効果を持つ非オピオイド鎮咳薬である。し
かしながら、0から6mg/kgのデキストロメトルファン投与量範囲は個々の
患者の許容度に基づいている。デキストロメトルファンはCYP2D6代謝系を
経て活性化される。デキストロメトルファンは定性的および定量的に異なった客
観的および主観的影響を不十分なvs.高度な代謝体で示している(平均動作+
/− SE、EMでの95+/−0.5%に対しPMでは86+/−6%;p<
0.05)。
【0022】 CYP2D6表現型分類のための別の重要な薬剤は三環式抗うつ薬である。C
YP2D6のPMおよびUEM表現型の両方に副作用の危険性が存在する。これ
らの薬剤の標準投与量が与えられたPM個体は、毒性血漿濃度を発生させ、口内
乾燥症、低血圧症、鎮静、震え、またある場合には生命を脅かす心臓毒性を含む
不愉快な副作用を導く可能性がある。逆に、これらの薬剤のUEM個体への投与
は、標準投与量では活性薬剤の血漿濃度ははるかに低いので、治療が失敗するで
あろう。これらの理由のため、信頼できる表現型分類試験の効用は明白である。 個別化治療 多くの薬剤に対して個別化治療が可能なことがよく知られている(テオフィリ
ン、ジゴキシン、アミノグリコシダーゼ、デキストロメトルファンその他)。し
かしながら、治療の個別化は、薬剤表現型分類のために使用される方法が、費用
がかかり、時間がかかり、および臨床実験室では容易に利用できない専門的意見
を必要とする高速液体クロマトグラフィー(HPLC)またはキャピラリー電気
泳動(CE)を含んでいるので、開発がなかなか進んでいない。
【0023】 広範囲の毒性の可能性のある薬剤に対する応答および副作用プロフィールを予
測するために、無毒の薬剤を使用して個体のCYP2D6表現型を決定するため
の方法が強く求められているであろう。
【0024】 最少の訓練しかしていない技術者により、および複雑な装置を必要としない日
常的な基準で達成できるであろう、CYP2D6表現型分類のための酵素結合免
疫吸着アッセイ(ELISA)キットを提供することが強く求められているであ
ろう。
【0025】 デキストロメトルファン、クロザピンまたはベラパミルのような薬剤の個別化
治療を医者に可能にするであろう、酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)キ
ットを提供することが強く求められているであろう。
【0026】CYP2E1 CYP2E1はヒト肝臓中の全CYP450酵素の約5%を構成する。CYP
2E1活性の測定は以下の理由で臨床的に興味が持たれる: 多形性 ヒト集団中でCYP2E1遺伝子多形のいくつかの証拠が存在しているが、分
子機構はさらに特徴付けなければならない。研究で、c1およびc2と称される
二つの対立遺伝子の存在が示されている。最初の研究はc2対立遺伝子のより高
いCYP2E1発現への関連の可能性を示している。
【0027】 CYP2E1はエタノール、アセトン、アセトアミノフェン、ニトロサミン、
ニトロソジメチルアミン、p−ニトロフェノールを含むいくつかの薬剤および食
品成分を代謝する。
【0028】 加えて、CYP2E1は環境前発癌物質、特にニトロソジメチルアミン、ニト
ロソピロリドン、ベンゼン、四塩化炭素、3−ヒドロキシピリジン(タバコ煙生
成物)を活性化する。一つの研究では、高いCYP2E1(c2)活性を持つ個
体は胃癌の危険度が高いことが示されている(OR=23.6−25.7)。 誘導および阻害 CYP2E1は多くの薬剤およびタバコ煙のような環境因子により、ならびに
飢餓により、および管理されていない糖尿病で誘導される。CYP2E1はクロ
ロメチアゾール、トランス−1,2−ジクロロエチレンにより、およびイソフラ
ボノイド ゲネステインおよびイクオールにより阻害される。 人種間相違 CYP2E1表現型の比率は人種および国間で変化している:稀なc2対立遺
伝子の頻度はカフカス人で約4%および日本人で20%であり、別の多形の研究
はカフカス人で約10%および日本人で25%の頻度を持つ稀なC対立遺伝子を
記載している。一つの研究において、日本人男性はカフカス人男性と比較してか
なり低いレベルのCYP2E1活性を持っていることが示されている。別の研究
において、白人(スペイン人)およびアジア人(中央アメリカインディアン)が
混血したニカラグア人集団は親集団と比較すると中間レベルのCYP1A2対立
遺伝子突然変異を持っていることが示されている。従って、薬剤代謝研究におい
ては、各々の人種は多形性の証拠のため別々に研究しなければならず、およびそ
のアンチノードを一つの人種から他の人種へ外挿するべきではないことは道理に
合っている。 アセトアミノフェン 薬剤投与において表現型分類が必要な例はアセトアミノフェンの場合である。
アセトアミノフェンは広く使用されている鎮痛剤である。しかしながら、アセト
アミノフェンは低頻度で肝臓毒性を示す。肝臓毒性は、求核試薬へ結合できる反
応性代謝産物(N−アセチル−p−ベンゾキノンイミン)へのCYP2E1を経
た転換によるものである。これらの理由のため、信頼できる表現型分類試験の効
用は明白である。 個別化治療 多くの薬剤に対して個別化治療が可能なことがよく知られている(テオフィリ
ン、ジゴキシン、アミノグリコシダーゼ、アセトアミノフェンその他)。しかし
ながら、治療の個別化は、薬剤表現型分類のために使用される方法が、費用がか
かり、時間がかかり、および臨床実験室では容易に利用できない専門的意見を必
要とする高速液体クロマトグラフィー(HPLC)またはキャピラリー電気泳動
(CE)を含んでいるので、開発がなかなか進んでいない。
【0029】 広範囲の毒性の可能性のある薬剤に対する応答および副作用プロフィールを予
測するために、無毒の薬剤を使用して個体のCYP2E1表現型を決定するため
の方法が強く求められているであろう。
【0030】 最少の訓練しかしていない技術者により、および複雑な装置を必要としない日
常的な基準で達成できるであろう、CYP2E1表現型分類のための酵素結合免
疫吸着アッセイ(ELISA)キットを提供することが強く求められているであ
ろう。
【0031】 アセトアミノフェンのような薬剤の個別化治療を医者に可能にするであろう、
酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)キットを提供することが強く求められ
ているであろう。
【0032】CYP3A4 CYP3Aファミリーはヒト肝臓中の全CYP450酵素の約25%を構成す
る。CYP3A4活性の測定は以下の理由で臨床的に興味が持たれる: 多形性 ヒト肝臓においてCYP3A4アイソザイム発現の個人間の大きな程度の変異
が示されているが(>20倍)、この多形発現の遺伝子的基礎は現在まで同定さ
れていない。CYP3A4はベンゾジアゼピン、エリスロマイシン、デキストロ
メトルファン、ジヒドロピリジン、シクロスポリン、リドカイン、ミダゾタム、
ニフェジピン、テルフェナジン、シクロスポリンA含むいくつかの薬剤および食
品成分を代謝する。
【0033】 加えて、CYP3A4は環境前発癌物質、特にN’−ニトロソノルニコチン(
NNN)、4−メチルニトロソアミノ−1−(3−ピリジル−1−ブタノン)(
NNK)、5−メチルクリセン、4,4’−メチレン−ビス(2−クロロアニリ
ン)(タバコ煙生成物)を活性化する。 誘導および阻害 CYP3A4はデキサメタソン、フェノバルビタール、プリミドンおよび抗生
物質リファムピシンのような多くの薬剤で誘導される。逆に、CYP3A4はエ
リスロマイシン、グレープフルーツジュース、インジナビル、ケトコナゾール、
ミコナゾール、キニンおよびサキナビルにより阻害される。 シクロスポリン 薬剤投与において表現型分類が必要な例は臓器移植患者の処置におけるシクロ
スポリンの場合である。シクロスポリンは新規臓器が拒絶されるのを防ぐため、
移植後に投与される免疫抑制剤である。この薬剤の血漿濃度は決定的であり、高
レベルは腎毒性を導き、低レベルは臓器拒絶を導く。シクロスポリンはCYP3
A4系を経て代謝される。いくつかの研究は有効でおよび安全なシクロスポリン
量の維持における、CYP3A4活性のモニタリングの重要性を指摘している。
これらの理由のため、信頼できる表現型分類試験の効用は明白である。 個別化治療 多くの薬剤に対して個別化治療が可能なことがよく知られている(テオフィリ
ン、ジゴキシン、アミノグリコシダーゼ、シクロスポリンその他)。しかしなが
ら、治療の個別化は、薬剤表現型分類のために使用される方法が、費用がかかり
、時間がかかり、および臨床実験室では容易に利用できない専門的意見を必要と
する高速液体クロマトグラフィー(HPLC)またはキャピラリー電気泳動(C
E)を含んでいるので、開発がなかなか進んでいない。
【0034】 広範囲の毒性の可能性のある薬剤に対する応答および副作用プロフィールを予
測するために、無毒の薬剤を使用して個体のCYP3A4表現型を決定するため
の方法が強く求められているであろう。
【0035】 最少の訓練しかしていない技術者により、および複雑な装置を必要としない日
常的な基準で達成できるであろう、CYP3A4表現型分類のための酵素結合免
疫吸着アッセイ(ELISA)キットを提供することが強く求められているであ
ろう。
【0036】 シクロスポリンのような薬剤の個別化治療を医者に可能にするであろう、酵素
結合免疫吸着アッセイ(ELISA)キットを提供することが強く求められてい
るであろう。
【0037】発明の要約 本発明の一つの目的は、臨床実験室において日常的な基準で使用できる、代謝
酵素表現型の迅速な決定のための酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)キッ
トを提供することである。
【0038】 本発明の別の目的は医者が a)これらの酵素により代謝される薬剤での治療を個別化する b)種々の癌のような発癌物質誘導疾患への感受性を予測することを可能にする
ELISAキットを提供することである。
【0039】 本発明の別の目的は広範囲の毒性の可能性のある薬剤に対する応答および副作
用プロフィールを予測するために、無毒の薬剤を使用して個体の代謝酵素表現型
を決定するための方法を提供することである。
【0040】 ELISA表現型分類キットは個体の代謝酵素表現型のスペクトルを決定する
ために無毒のプローブ薬剤を使用するであろう。表4は提案された酵素の各々に
使用されるべきであるプローブ薬剤を掲げている。表4 酵素およびプローブ薬剤
【0041】
【表4】
【0042】 これらの薬剤は表現型分類される個体により摂取され、個体の尿が摂取4時間
後に集められた。尿は本発明により開発されたELISA技術により分析される
であろう。尿試料は下記のプローブ薬剤誘導体についてモニターされ(図1−7
)、個体の表現型を明らかにするためにモル比が計算されるであろう。
【0043】 実施例IおよびIIにおいて、CYP1A2のためのプローブ薬剤誘導体およ
びELISA開発の詳細な説明が示されている。CYP1A2 ELISAキッ
トの開発のために説明された材料および方法、および全体にわたる一般法はNA
T1、CYP2D6、CYP2E1およびCYP3A4のための代謝的表現型E
LISAキットの開発に応用できる、および応用されるであろう。
【0044】発明の詳細な説明 異なったプローブ薬剤がCYP1A2表現型を決定するために使用できる(カ
フェイン、テオフィリン)。本発明に従うと、適したプローブ薬剤にはカフェイ
ン、テオフィリンまたはアセトアミノフェンが含まれるが、これらに限定される
わけではない。
【0045】 これらの中でもカフェインが好適なプローブである。カフェインは広く消費さ
れており、比較的安全である。従来の研究では、表現型は1,7−ジメチルキサ
ンチン(1,7DMX)+1,7−ジメチル尿酸(1,7DMU)および1,3
,7−トリメチルキサンチン(1,3,7TMX、カフェイン)の比から一般的
に決定されてきた。これらの研究においては、被検者にカフェイン含有物質が経
口投与され、標的代謝産物の尿濃度がHPLCにより決定される(Kilban
e,A.J.et al.(1990)Clin.Pharmacol.The
r 47:470−477;Tang,B.−K.et al.(1991)C
lin.Pharmacol.Ther 49:648−657)またはCE(
Meachers et al.(1998)Biomarkers 3:20
5−218)。
【0046】 キノロン抗生物質またはセロトニン摂取阻害剤によるCYP1A2の阻害は、
テオフィリン毒性を生じる。これらの理由のため、信頼できる表現型分類試験の
効用は明白である。
【0047】 酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)は血漿および尿試料中の少量の薬剤
およびその他の抗原性化合物の決定に成功裡に応用されてきており、実施が簡単
である。我々は以前にプローブ薬剤としてカフェインを使用するN−アセチルト
ランスフェラーゼ(NAT2)表現型分類のためのELISAを開発した(Wo
ng,P.,Leyland−Jones,B.,and Wainer,I.
W.(1995)J.Pharm.Biomed.Anal.13:1079−
1086)。我々は続いてNAT2表現型分類のためのELISAの有効性を試
験し証明した(Leyland−Jones et al.(1999)Ame
r.Assoc.Cancer Res.40:Abstract 356)。
NAT2表現型分類のためのELISAはHPLCおよびCEより実施が簡単で
ある。
【0048】 本発明に従うと、カフェイン消費後に集められた個体尿試料中のカフェインお
よび二つのカフェイン代謝産物(1,7−ジメチルキサンチン(1,7DMX)
、1,7−ジメチル尿酸(1,7DMU))のモル比を測定するために現在開発
された抗体が使用される。この比から個体のCYP1A2表現型が決定される。
これらの抗体を使用して、この比を測定するための抗原酵素結合免疫吸着アッセ
イ(ELISA)が行われるであろう。本発明の抗体はカフェインおよび二つの
異なったカフェイン代謝体に対して高められたポリクローナルまたはモノクロー
ナルであろうし、それらはカフェインおよびこれらの代謝産物のモル比の測定を
可能にする。
【0049】 本発明に従うと、カフェイン代謝産物のモル比は以下のように個体のCYP1
A2表現型を決定するための使用される: (1,7−ジメチルキサンチン(1,7DMX)+1,7−ジメチル尿酸(1,
7DMU))/カフェイン 4および12のモル比で遅い、中程度および速いCYP1A2代謝体を区別す
る(Butler et al.(1992)Pharmacogenetic
s 2:116−117)。
【0050】材料および方法 材料 N−アセチル−p−アミノフェノール(アセトアミノフェン)、ジオキサン、
98−100%ガラス再蒸留ギ酸およびクロロギ酸イソブチルはA&C Ame
rican Chemicals Ltd.(Ville St−Lauren
t,Que.Canada)から購入された;西洋ワサビペルオキシダーゼはB
oehringer Mannheim(Montreal,Que.,Can
ada)から購入された;ELISAプレート(96−ウェル Easy Wa
shTM修飾平底、高結合;Corningガラス製品,Corning,NY,
USA)およびFalcon 96−ウェル微量試験組織培養プレートno.3
072(Beckton Dickinson Labware,Frankl
in,NJ,USA)はFisher(Montreal, Quebec,C
anada)から購入された;ヤギ抗ウサギIgGへ結合されたアルカリ性ホス
ファターゼ、キーホール リンペットヘモシニアン(KLH)はPierce
Chemical Co.(Rock ford,IL,USA)からのもので
ある;無水酢酸、HPLC用アセトニトリル、ベンジルウレア、ウシ血清アルブ
ミン(カタログ番号A−3803)、N−ブロモスクシンイミド、カフェイン代
謝体、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩
溶液(EDAC)、4−ブロモ酪酸エチル、6−ブロモヘキサン酸エチル、シア
ノ酢酸メチル、重水素化クロロホルム(CDCl3)、重水素化ジメチルスルホ
キシド(d6)、重水(D2O)、1,4−ジアミノブタン、ジエタノールアミン
、ジメチルホルムアミド、ジメチル硫酸、二炭酸ジ−tert−ブチル、クロロ
ギ酸エチル、フロイントアジュバント(完全および不完全)、グルタルアルデヒ
ド(50%v/v)、1−メチルキサンチン、p−ニトロフェノールリン酸二ナ
トリウム塩、パラジウム(10乾燥重量%活性炭)、o−フェニレンジアミン塩
酸塩、ポリエチレンソルビタンモノラウラート(トウィーン20)、ブタ皮膚ゼ
ラチン、プロテインA−セファロース4B、セファデックスTMG25ファイン、
水素化ナトリウム、ナトリウムメトキシド、テオフィリン、トリブチルアミン、
トウィーンTM20はSigma−Aldrich(St−Louis,Miss
ouri,USA)から購入された;シリカゲル粒子サイズ0.040−0.0
63mm(230−400メッシュ)ASTM Emerck Darmsta
dt,Germany、はVWR(Montreal,Que.,Canada
)から購入された。ジオキサンは使用前に水素化カルシウムと4時間還流して脱
水し、蒸留した。他の試薬はACS等級であった。
【0051】 合成法 カフェイン、1,7−ジメチルキサンチン、1,7−ジメチル尿酸誘導体生成
のための合成経路は図8および図9に示されている。
【0052】 7−エトキシカルボキシペンチル−1,3−ジメチルキサンチン(II)の合成 化合物IIはDaly et.al.(Daly,J.W.,Mueller
,C.,Shamin,M.(1991)Pharmacology,42:3
09−321)の方法と同様の方法により合成される。320mgのテオフィリ
ン(I)(1.78ミリモル)を7mLの乾燥ジメチルホルムアミドに溶解し、
290mgの炭酸カリウム(2.1ミリモル)を反応混合物に加える。358μ
Lの6−ブロモヘキサン酸エチル(2.02ミリモル)を徐々に加え、懸濁液は
60℃で14時間加熱する。炭酸カリウムを除去するために懸濁液を濾過する。
炭酸カリウムを少量のジメチルホルムアミドで洗浄後、回転エバポレーターおよ
び高真空ポンプを用いて減圧下で溶媒を蒸発させる。残渣をクロロホルムに溶解
し、溶液は硫酸マグネシウム(MgSO4)で乾燥させる。溶媒を回転エバポレ
ーターを用いて減圧下で蒸発させる。480mgの生成物(わずかに黄色の液体
、1.49ミリモル)が得られ、83.7%の収率に相当する。
【0053】 7−カルボキシペンチル−1,3−ジメチルキサンチン(III)の合成 化合物IIIは以下のように合成される。225mgの化合物II(0.7ミ
リモル)を7mLのジメチルホルムアミドに溶解する。4mLの10%NaOH
溶液を加え、溶液を30分間還流する(100−125℃)。回転エバポレータ
ーおよび高真空ポンプを用いて減圧下で溶媒を蒸発させる。残渣を7mLの水に
溶解し、溶液は6N HCl溶液でpH4の酸性とする。溶液を4℃に冷却する
と生成物が針状晶として結晶化する。結晶を15mLの半融ガラスロート(10
−15ASTM)を通して濾過し、乾燥する。175mgの生成物(0.595
ミリモル)が得られ、85%の収率に相当する。
【0054】 7−エトキシカルボキシペンチル−1−メチルキサンチン(V)の合成 化合物Vは以下のように合成される。116mgの1−メチルキサンチン(I
V)(0.7ミリモル)を4mLのジメチルホルムアミドに溶解する。129m
gの炭酸カリウム(0.93ミリモル)を加え、生じた溶液を撹拌する。125
μLの6−ブロモヘキサン酸エチル(0.7ミリモル)の0.4mLジメチルホ
ルムアミド溶液を3回に分けてゆっくり加える。反応混合物は50℃で1.5時
間および65℃で1時間加熱する。冷却後、懸濁液を濾過し、濾液は回転エバポ
レーターおよび高真空ポンプを用いて減圧下で蒸発させる。生成物は酢酸エチル
−ヘキサン溶液(9:1、v/v)を溶出液として用いるシリカゲルカラム(4
0x1cm)のフラッシュクロマトグラフィーにより精製する。
【0055】 7−カルボキシペンチル−1−メチルキサンチン(VI)の合成 化合物VIは以下のように合成される。31mgの化合物V(0.1ミリモル
)を1mLのジメチルホルムアミドに溶解し、660μLの10%NaOHを加
える。得られた溶液は30分間還流する(100−120℃)。室温まで冷却後
、回転エバポレーターおよび高真空ポンプを用いて減圧下で溶媒を蒸発させる。
残渣を水に溶解し、溶液は6N HCl溶液でpH4の酸性とする。冷却後、溶
液から白色針状晶が得られ、それは濾過して乾燥させる。23mgの生成物(0
.082ミリモル)が得られ、82%の収率に相当する。
【0056】 6−アミノ−1−ベンジルウラシル(IX)の合成 化合物IXは以下のようにHutzenlaub and Pfeidere
r(Hutzenlaub,W.,and Pfeiderer,W.(197
9)Liebigs Ann.Chem.1847−1854)の方法と同様の
方法により合成される。8.46gのナトリウムメトキシド(160ミリモル)
を71mLのメタノールに溶解する。溶液を撹拌し、7.55gのベンジル尿素
(50ミリモル)および4.71mLのシアノ酢酸メチル(53.4ミリモル)
を加える。懸濁液は68−70℃で5.5時間還流し、室温まで冷却する。濾過
後、回転エバポレーターを用いて減圧下でメタノールを蒸発させる。残渣を温か
い蒸留水に溶解し、氷酢酸でpH3−4まで酸性化することにより生成物を沈殿
させる。室温で2時間(または一夜)後、懸濁液を半融ガラスロートを通して減
圧下で濾過する。生成物は水で洗浄して乾燥させる。収率は62−65%である
【0057】 6−アミノ−1−ベンジル−5−ブロモウラシル(X)の合成 化合物Xは以下のようにHutzenlaub and Pfeiderer
(Hutzenlaub,W.,and Pfeiderer,W.(1979
)Liebigs Ann.Chem.1847−1854)の方法と同様の方
法により合成される。3.2gの6−アミノ−1−ベンジルウラシル(15.8
ミリモル)を100℃で60mLの酢酸および3mLの無水酢酸に溶解する。2
.85gのN−ブロモスクシンイミド(16ミリモル)を30分以上かけて少量
ずつ加える。反応混合物は1時間撹拌し、室温まで冷却する。沈殿を濾過し、少
量の冷エタノールで洗浄して乾燥させる。3.36gの白色結晶が得られ(12
ミリモル)、76%の収率に相当する。
【0058】 6−アミノ−1−ベンジル−5−[(N−4’−アミノブチル)−アミノ]ウラ
シル(XI)の合成 化合物XIは以下のように合成される。3gの化合物X(10.71ミリモル
)を30mLの50%1,4−ジアミノブタン(bp158−160℃;d 0
.877)水溶液(v/v)に溶解し、溶液は室温で一夜撹拌する。溶液は回転
エバポレーターおよび高真空ポンプを用いて減圧下で蒸発させる。得られた油状
物は最少量の酢酸エチル−メタノール溶液(4:1;v/v)に溶解し、溶出液
として酢酸エチル−メタノール溶液を使用する半融ガラスロート(150mL)
に詰めたシリカゲルでの乾燥フラッシュクロマトグラフィーにより精製する。各
々の連続する分画において、溶媒の極性を増加させた、60%酢酸エチル/40
%メタノールから45%酢酸エチル/55%メタノール(v/v)へ。生成物は
淡黄色油状物として単離される。得られた精製生成物の量は1.6g(6.1ミ
リモル)であり、57%の収率に相当する。
【0059】 6−アミノ−1−ベンジル−5−[N−4’−tert−ブトキシカルボニル−
アミノ]ウラシル(XII)の合成 化合物XIIは以下のように合成される。1.63gの化合物XI(5.9ミ
リモル)を5.4mLの1N NaOHに溶解する。270mgの炭酸水素ナト
リウム(3.2ミリモル)および2.7mLの水を加える。5.4mLのジ−t
ert−ブチルジカーボナートのイソプロパノール溶液(1.88g(8.61
ミリモル)を5.4mLのイソプロパノールに溶解)を化合物XIの溶液へ徐々
に加える。室温で3時間撹拌後、13.4mLの水を加え、未反応のジ−ter
t−ブチルジカーボナートを20mLの石油エーテルで2回抽出する。反応混合
物のpHを10%クエン酸溶液を加えることにより7に調整し、溶液を40mL
の酢酸エチルで2回抽出する。有機層を硫酸ナトリウム(Na2SO4)で乾燥し
、回転エバポレーターを用いて減圧下で濃縮する。濃縮溶液への少量の軽石油エ
ーテルの添加により生成物が沈殿する。0.99gの灰色がかった白色の結晶性
化合物XII(2.62ミリモル)が得られ、44%の収率に相当する。
【0060】 6−アミノ−1−ベンジル−5−[(N−4’−tert−ブトキシカルボニル
アミノブチル−N−エトキシカルボニル)−アミノ]ウラシル(XIII)の合
成 化合物XIIIは以下のように合成される。806mgの化合物XII(2.
14ミリモル)を7.5mLの水に懸濁し、勢いよく撹拌する。0.5mLのク
ロロギ酸エチル(5.22ミリモル)を加える。3.75mLの1N NaOH
溶液を滴加し、得られた溶液は室温で2.5時間撹拌する。白色固体生成物を濾
過し、十分に水で洗浄して乾燥させる。741mgの生成物が得られ(1.77
ミリモル)、82.7%の収率に相当する。
【0061】 6−アミノ−1−ベンジル−5−[(N−4’−tert−ブトキシカルボニル
アミノブチル−N−エトキシカルボニル)−アミノ]−3−メチルウラシル(X
IV)の合成 化合物XIVは以下のように合成される。712mgの化合物XIII(1.
77ミリモル)を5.8mLの水に懸濁する。2.3mLの1N NaOH溶液
を加え、得られた溶液は激しく撹拌しながら40℃で加熱する。0.23mLの
ジメチル硫酸(2.43ミリモル)を徐々に加え、溶液は40℃で1.5時間撹
拌する。反応間に形成された沈殿は濾過し、水で洗浄して乾燥させる。生成物は
沈殿から4%メタノール含有ジクロロメタン溶液を溶出液として使用するシリカ
ゲルカラム(40x1cm)でのフラッシュクロマトグラフィーにより精製され
る。生成物は酢酸エチルから再結晶する。498mgの化合物XIV(1.15
ミリモル)が得られ、65%の収率に相当する。
【0062】 6−アミノ−5−[(N−4’−tert−ブトキシカルボニルアミノブチル−
N−エトキシカルボニル)−アミノ]−3−メチルウラシル(XV)の合成 化合物XVは以下のように合成される。440mgの化合物XIV(1.02
ミリモル)を12mLのメタノールに溶解し、252mgのギ酸アンモニウム(
4ミリモル)と混合する。窒素雰囲気下で240mgのパラジウム炭素(10%
)を加える。接触水素化は室温で3時間実施される。濾過して触媒を除き、濾液
は回転エバポレーターおよび高真空ポンプを用いて減圧下で蒸発させる。341
mgの生成物が得られ(0.99ミリモル)、97%の収率に相当する。
【0063】 7−(4’−アミノブチル)−1−メチル尿酸(XVI)の合成 化合物XVIは以下のように合成される。300mgの化合物XV(0.87
5ミリモル)を4.5mLの乾燥ジメチルホルムアミドに溶解し、144mgの
水素化ナトリウム(6ミリモル)と混合する。混合物は室温で20分間および1
10−115℃で30分間撹拌する。色が暗い黄色へ徐々に変化する。冷後、6
.5mLの水を加え、溶液を6N HCl溶液でpH0の酸性とする。回転エバ
ポレーターおよび高真空ポンプを用いて減圧下で溶媒を蒸発させ、粗生成物は酢
酸エチル−メタノール溶液(1:4、v/v)に溶解する。無機塩を濾過して除
き、黄色濾液は溶出液として酢酸エチル−メタノール(3:7、v/v)溶液を
使用するシリカゲルカラム(40x1cm)でのフラッシュクロマトグラフィー
により精製する。イソプロパノールによる残渣の滴定後、生成物が淡黄色固形物
として得られた。98.9mgの生成物が得られ(0.391ミリモル)、45
%の収率に相当する。
【0064】 NMR分光法 合成物の1H NMRスペクトルは500MHz分光光度計を使用して得られ
た(Varian XL 500MHz,Varian Analytical
Instruments,San Fernando,CA,USA)。
【0065】 ウシ血清アルブミンおよびキーホール リンペットヘモシニアンへのハプテンの
抱合 カフェイン−BSA、1,7−ジメチルキサンチン−BSA抱合体はRojo
ら(Rojo et al.(1986)J Immunol.137:904
−910)の方法と同様の方法により調製された。25mLのエーレンマイヤー
フラスコ中、15mgのBSAを6mLのカフェイン誘導体(または1,7−ジ
メチルキサンチン誘導体)溶液(1.25μモル/mL水溶液)に溶解し、続い
て、1.43mLのEDAC溶液(10mg/mL水溶液)を加えた。溶液は室
温で一夜撹拌し、室温で48時間500mLの水に対して透析する(1日2回水
を交換して)。抱合体は0.5mLずつ−20℃で保存する。ジメチル尿酸抱合
体はPeskarらの方法(Peskar(1972)Eur.J.Bioch
em.26:191−195)により調製される。7.5mgの1,7−ジメチ
ル尿酸(0.03ミリモル)を5mLの丸底フラスコに入れ、1mLの0.1M
Na2PO4−NaH2PO4緩衝液、pH7.0で溶解する。500μLの0.
021Mグルタルアルデヒド溶液(10 mLの水当たり42.5μLの50%
グルタルアルデヒド(v/v))を撹拌溶液に加える。2時間撹拌後、100μ
Lの1Mリジンの0.1M Na2PO4−NaH2PO4緩衝液(pH7.0)溶
液を加える。溶液は1時間撹拌し、250mLの150mM NaCl、5mM
Na2PO4−NaH2PO4緩衝液、pH7.0、に対し、1日当たり2−3回
緩衝液を交換しながら48時間透析する。1,7−ジメチルキサンチン−BSA
抱合体は0.5mLずつ−20℃で保存する。カフェイン−KLHおよび1,7
−ジメチルキサンチン−KLH抱合体は以下のように調製する。20mgのKL
H凍結乾燥粉末を2mLの0.9M NaCl溶液に溶解し、100mLに対し
て10時間、2回液を交換して透析する。25mLのエーレンマイヤーフラスコ
中、1.1mLのKLH溶液(約10mg/mL)に0.8mLのカフェイン誘
導体または1,7−ジメチルキサンチン誘導体(2.5μモル/mL 0.9M
NaCl溶液)を加える。2mLのEDAC溶液(10mg/mL 0.9M
NaC1溶液)および1.8mLの0.9M NaCl溶液を誘導体溶液へ連
続的に加える。溶液は室温で一夜(20時間)撹拌する。溶液は250mLの0
.9M NaClに対して48時間、1日当たり2−3回液を交換して透析する
。カフェイン−KLHおよび1,7−ジメチルキサンチン−KLH溶液は0.5
mLずつ−20℃で保存する。1,7−ジメチル尿酸−KLH抱合体はPesk
arらの方法(Peskar(1972)Eur.J.Biochem.26:
191−195)と同様の方法により調製される。20mgのKLH凍結乾燥粉
末を2mLの0.9M NaCl溶液に溶解し、100mLに対して10時間、
2回液を交換して透析する。7.3mgの1,7−ジメチル尿酸(約0.03ミ
リモル)を5mLの丸底フラスコに入れ、1mLのKLH溶液で溶解する。50
0μLの0.021Mグルタルアルデヒド溶液(10 mLの水当たり42.5
μLの50%グルタルアルデヒド(v/v))を撹拌溶液に滴加する。2時間撹
拌後、100μLの1Mリジンの0.1M Na2PO4−NaH2PO4緩衝液(
pH7.0)溶液を加える。溶液は1時間撹拌し、250mLの0.9M Na
Cl、5mM Na2PO4−NaH2PO4緩衝液、pH7.0、に対し、1日当
たり2−3回緩衝液を交換しながら48時間透析する。1,7−ジメチル尿酸−
KLH抱合体は0.5mLずつ−20℃で保存する。
【0066】 Lowryらの方法による蛋白質決定 (Lowry,O.H.et al.(1951)J.Biol.Chem.
,193:265−275) 溶液A: 2gのNa2CO3を50mLの水に溶解、10mLの10%SDS および10mLの1N NaOH、水で100mLの容量に持って いく。新たに調製 溶液B: 1% NaK酒石酸塩 溶液C: 1% CuSO4.5H20 溶液D: 1Nフェノール(新たに調製):3mLのフォリン−シオカルトフ ェ ノール試薬(2.0N)および3mL水 溶液E: 98mLの溶液A、1mLの溶液B、1mLの溶液C、新たに調製 BSA: 1mg/mL。0.10gウシ血清アルブミン (分画容量)/100mL アッセイ 標準曲線 チューブ#(13x100mm) 溶液 1 2 3 4 5 6 7 BSA(μl) 0 10 15 20 30 40 50 水(μl) 200 190 185 180 170 160 150 溶液E(mL) 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 ボルテックスし、室温で10分間放置。 溶液D(μl) 200 200 200 200 200 200 200 ボルテックスし、室温で1時間放置。 ブランクとして水を用い、750nmで吸光度を読みとる。 未知試料 溶液D.Fa(三重に) チューブ#(13x100mm) 未知試料(μl) x x x 水(μl) y y y x+y=200μl 溶液F(mL) 2.0 2.0 2.0 ボルテックスし、室温で10分間放置。 溶液D(μl) 200 200 200 200 200 200 200 ボルテックスし、室温で1時間放置。 ブランクとして水を用い、750nmで吸光度を読みとる。 標準曲線を使用し、未知試料のD.F.(希釈比)を考えに入れて蛋白質濃度を
計算する。 a:D.F.(希釈比):750nmでの未知試料の吸光度が標準曲線の吸光度
の範囲にはいるようにしなければならない。
【0067】 KLHのmg当たりに取り込まれたカフェイン、1,7−DMXまたは1,7−
DMUのモル数を決定する方法 この方法は大体の見積もりを与える。カップリングが期待されたように進行し
たかどうかを決定することが可能であるので有用である。 A)溶液 −10%ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)溶液 −1%SDS溶液 −0.5または1mg/mLのカフェイン−KLH(または1,7−DMX−K
LHまたは1,7−DMU−KLH)の1%SDS溶液(1mL) −0.5または1mg/mLのKLHの1%SDS溶液 B)方法 −カフェイン−KLH抱合体(または1,7−DMX−KLHまたは1,7−D
MU−KLH)の吸光度を、1%SDS溶液をブランクとしてカフェイン(また
は1,7−DMXまたは1,7−DMU)の極大吸収の波長で測定する −KLH溶液の吸光度をカフェイン(または1,7−DMXまたは1,7−DM
U)の極大吸収波長で測定する −式:
【0068】
【式1】
【0069】 (式中、yはKLHmg当たりのカフェインのモル数であり;ελmax(カフェ
イン)は極大吸収波長におけるカフェインのモル吸光係数である)に従って、K
LHmg当たりに取り込まれたカフェイン(または1,7−DMXまたは1,7
−DMU)のモル数を計算する。
【0070】 西洋ワサビペルオキシダーゼへのハプテンのカップリング カフェインおよび1,7−ジメチルキサンチン誘導体および1,7−ジメチル
尿酸誘導体(無水コハク酸でスクシニル化後)が以下の方法により西洋ワサビペ
ルオキシダーゼ(HRP)へ抱合された。5mLの丸底フラスコに0.12ミリ
モルの誘導体を入れる。塩化カルシウムで新しく乾燥させた500μLのジオキ
サンをピペットで加えた。懸濁液を撹拌し、砕いた氷を用いて水浴で10℃に冷
却する。31μLのクロロギ酸イソブチル(0.24ミリモル)(最近封を切っ
たかまたは購入したもの)および114μLのトリブチルアミン(0.47ミリ
モル)をピペットで加えた。10℃で30分間撹拌する。撹拌している間に、1
3mgの西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP)を2mLの水に溶解し、溶液を
砕いた氷上で4℃に冷却する。30分撹拌した後、100μLの1N NaOH
溶液(新しく調製したもの)を4℃でHRP溶液へ加え、アルカリ性HRP溶液
を5mLフラスコへ一度に注ぐ。懸濁液は10−12℃で4時間撹拌する。0.
1Mリン酸ナトリウム緩衝液(pH7.0)で平衡化および溶出するセファデッ
クスG−25TMファインカラム(1.6x30cm)での濾過によりHRP抱合
体から遊離誘導体を分離する。1.0−1.2mLの分画を手操作またはフラク
ションコレクターで集める。溶出の間、二つのバンドが観察されるであろう:H
RP抱合体およびHRP抱合体の後ろの淡黄色バンド。HRP抱合体バンドは分
画11−16の間に溶出した。HRP抱合体を含んでいる分画をスクリューキャ
ップを持つ15mLの組織培養容器にプールする。一部を希釈して(通常50μ
L+650μL緩衝液)HRP抱合体濃度を403nmで決定する。 [HRP抱合体](mg/mL)=A403x0.4xD.F. 320および220nm間の紫外吸収スペクトル(UV)を記録する。カフェ
イン−HRP、1,7−DMX−HRPおよび1,7−DMU−HRP抱合体に
よる280nm、280nmおよび290nmでの追加の吸収ピークの存在は、
カップリングが期待されたように進行したという指標である。前記の測定後、カ
フェイン−HRP、1,7−DMX−HRPまたは1,7−DMU−HRP抱合
体溶液mL当たり、5μLの4%チオメルサル溶液を加える。抱合体は4℃で保
存する。
【0071】 抗体生成 6匹の成熟メスニュージーランドホワイト系ウサギ(Charles Riv
er Canada,St−Constant,Que.,Canada)が抗
体生成に使用された。この研究に用いられたプロトコールはカナダ動物保護評議
会のガイドラインに従ってMcGill大学動物保護委員会により承認されてい
る。240μgのKLH抱合抗原を含んでいる等張塩溶液(0.6mL)を0.
6mLの完全フロイントアジュバントで乳化した。ウサギ当たり0.5mLの乳
剤(100μgの抗原)を筋肉内または皮下に注射された。ウサギは続いて不完
全フロイントアジュバントで乳化した50μgの抗原を用い3週間の間隔で追加
免疫された。追加免疫して10−14日後、耳の静脈穿刺により真空チューブ内
へ凝固阻止薬なしで血液を集め、4℃に保った。凝固後、4℃で遠心分離し、0
.001%の最終濃度になるように抗血清へアジ化ナトリウムを加えた(1mL
の抗血清当たり1%アジ化ナトリウム溶液を1μL)。抗血清は0.5mLに分
けて−20℃で保存した。
【0072】 抗血清力価 マイクロタイタープレートのウェルを10μgmL-1のウシ血清アルブミン−
カフェイン(または1,7−ジメチルキサンチン、1,7−ジメチル尿酸)抱合
体(100mM炭酸ナトリウム緩衝液、pH9.6)を用いて4℃にて一夜被覆
した(150μL/ウェル)。それらはNunc Immuno Wash 1
2 autoclavableを使用してTPBS(0.05%トウィーン20
を含んでいるリン酸緩衝液)で3回洗浄した。非占有部位は、150μL/ウェ
ルの0.05%ブタゼラチン含有TPBSとの室温での2時間のインキュベーシ
ョンによりブロックされた。ウェルをTPBSで3回洗浄し、TPBSに希釈し
た150μLの抗血清を加えた。室温で2時間後、ウェルをTPBSで3回洗浄
し、1%BSA含有PBSに希釈した100μLのヤギ抗ウサギIgGs−アル
カリ性ホスファターゼ抱合体を加えた。室温で1時間後、ウェルをTPBSで3
回、水で3回洗浄した。次にウェルにMgCl2(0.5mM)およびp−ニト
ロフェノールホスフェート(3.85mM)を含んでいる150μLのジエタノ
ールアミン緩衝液(10mM、pH9.8)溶液を加えた。室温で30分後、マ
イクロプレートリーダーで405nmの吸光度を読みとった。抗体力価は1単位
(1au)吸光度を変化させるのに必要とされる希釈として定義される。
【0073】 IgG抗体の単離 KLH抱合体に対するウサギIgG抗体は以下のように、プロテインA−セフ
ァロース4Bカラムでのアフィニティークロマトグラフィーにより精製された。
0.9x15cm Pharmaciaクロマトグラフィーカラムに1mLの容
量までロテインA−セファロース4B懸濁液を詰めた。カラムは0.15M N
aClを含んでいる0.01M Na2HPO4−NaH2PO4緩衝液(pH8.
0)(PBS)で十分に洗浄し、続いて3−4mLの0.1Mクエン酸三ナトリ
ウム緩衝液(pH3.0)で洗浄した。カラムは次にPBSで十分に洗浄した。
1mLのウサギ抗血清を1mLのPBSで希釈し、得られた溶液はゆっくりとカ
ラムに加えた。カラムを15mLのPBSで洗浄し、0.1Mクエン酸三ナトリ
ウム緩衝液(pH3.0)で溶出した。2.2mLの三つの分画が、0.8mL
の1Mトリス−HCl緩衝液(pH8.5)を含んでいる目盛りのついた15m
Lのチューブに集められた。精製されたウサギIgG抗体は、0.01%アジ化
ナトリウム存在下、4℃で保存された。
【0074】 競合的抗原ELISA 添加物を含まない緩衝液および水は0.45μMミリポアフィルターを通して
1週間は維持されたが、ただし基質緩衝液は新しく調製された。BSA、抗体、
トウィーンTM20および西洋ワサビペルオキシダーゼは使用直前に緩衝液および
水に加えられた。尿試料は通常一カップのコーヒー(カップ当たり約100mg
のカフェインを含んでいるインスタントまたは焙煎されたコーヒー)を飲んで4
時間後に集められ、1mLずつ1.5mLのマイクロチューブに−20℃で保存
した。ELISAのためには、マイクロタイタープレートのウェル中で3x10 -6 Mより低いカフェイン、1,7−DMXおよび1,7−DMU濃度を与えるよ
うに、尿試料を等張リン酸ナトリウム緩衝液、pH7.5(310mosM)、
で希釈する。ELISAプレートのウェルはNunc Immuno Wash
12洗浄機で洗浄した。6.6μg ml-1の単離されたIgG抗体を含む1
6mLの溶液を100mM炭酸ナトリウム緩衝液(pH9.6)で調製し、この
溶液の150μLを8チャンネルピペット(Brinkmann Transf
erpetteTM−8 50−200μL)およびBrinkmannからの2
00μL Flexチップを使用してマイクロタイタープレートの各々のウェル
に加えた。20時間、4℃にてウェルを抗体でコーティングした後、ウェルを0
.05%トウィーンTM20を含んでいる等張リン酸ナトリウム緩衝液(IPB
T)で3回洗浄し、プレートを逆にして液体をペーパータオルに吸収させること
により適当に水を排出した。1%BSAを含んでいるIPBT溶液を30mL調
製し、この溶液の150μLを8チャンネルピペット(Brinkmann T
ransferpetteTM−8 50−200μL)および200μLイエロ
ーチップ(P200 Gilson Pipetman用のSarstedtイ
エローチップ)を使用して各々のウェルに加えた。室温で3時間後、ウェルをI
PBT溶液で3回洗浄し、排水した。カフェイン、1,7−DMXおよび1,7
−DMU決定のための400μLの試料をSarstedtイエローチップおよ
びP200 Gilson Pipetmanを使用して1.5mLのマイクロ
チューブに加えた。SarstedtイエローチップおよびP200 Gils
on Pipetmanを使用して各々の試料の200μLを図10に示したよ
うなパターンに従って、Falcon96ウェルマイクロテスト組織培養プレー
トに二重に加える。8チャンネルピペット(Brinkmann Transf
erpetteTM−8 50−200μL)を使用し、および8チャンネルピペ
ットのチップ(Brinkmannからの200μL Flexチップ)へ変更
し、各々の列に、150μLの試料を抗体で被覆した96−ウェルELISAマ
イクロタイタープレートの対応したウェルへ移す。試料添加後、マイクロタイタ
ープレートを覆い、室温で2時間放置する。プレートを放置している間に、過酸
化水素およびo−フェニレンジアミン塩酸塩を含まない基質緩衝液(25mMク
エン酸および50mMリン酸ナトリウム二塩基緩衝液pH5.0)を調製する。
マイクロタイタープレートはIPBT溶液で3回および0.05%トウィーンTM で3回洗浄し、排水する。50μLの過酸化水素および40mgのo−フェニレ
ンジアミン塩酸塩を基質緩衝液に加える。150マイクロリットル(150μL
)の基質緩衝液を8チャンネルピペット(Brinkmann Transfe
rpetteTM−8 50−200μL)および200μL Flexチップ(
Brinkmann)を使用して各々のウェルに加える。マイクロタイタープレ
ートを覆い、室温で25−30分間振盪し、酵素反応は8チャンネルピペット(
Brinkmann TransferpetteTM−8 50−200μL)
および200μL Flexチップ(Brinkmann)を使用して50μL
/ウェルの2.5M HClを加えることにより停止させる。穏やかに3分間振
盪した後、マイクロプレートリーダーで405nmの吸光度を読みとった。
【0075】 ELISAのためのカフェイン、1,7−DMXおよび1,7−ジメチル尿酸溶
液の標準溶液 100mLのメスフラスコを用い、310mosMリン酸ナトリウム緩衝液、
pH7.5(IPB)に6.00x10-4Mの濃度でカフェイン、1,7−DM
Xおよび1,7−DMU保存溶液を100mL調製する。完全に溶解するのを確
実にするため溶液を撹拌する。
【0076】 保存溶液は1mLずつ−20℃で保存する。 ELISAを行う日、一つを融解し室温まで温める。 上記化合物の以下の標準溶液を調製する 標品# [化合物] 組成 1 6.00x10-4M 保存溶液 2 2.00x10-4M 200μLS1+400μLIPB 3 1.12x10-4M 200μLS1+868μLIPB 4 6.00x10-5M 100μLS1+900μLIPB 5 3.56x10-5M 60μLS1+951μLIPB 6 2.00x10-5M 100μLS2+900μLIPB 7 1.12x10-5M 100μLS3+900μLIPB 8 6.00x10-6M 100μLS4+900μLIPB 9 3.56x10-6M 100μLS5+900μLIPB 10 2.00x10-6M 100μLS6+900μLIPB 11 1.12x10-6M 100μLS7+900μLIPB 12 6.00x10-7M 100μLS8+900μLIPB 13 3.56x10-7M 100μLS9+900μLIPB 14 2.00x10-7M 100μLS10+900μLIPB 15 1.12x10-7M 100μLS11+900μLIPB 16 6.00x10-8M 100μLS12+900μLIPB 17 3.56x10-8M 100μLS13+900μLIPB 18 2.00x10-8M 100μLS14+900μLIPB 19 2.00x10-9M 100μLS15+900μLIPB 20 2.00x10-10M 100μLS15+900μLIPB 21 2.00x10-11M 100μLS15+900μLIPB 22 2.00x10-12M 100μLS15+900μLIPB 23 2.00x10-13M 100μLS15+900μLIPB
【0077】 抗体特異性 CYP1A2表現型分類のELISA測定の正確さを確実にするには、抗体は
その個々のカフェイン代謝産物に対する特異性を持っていなければならず、他の
誘導体は全く認識しないかまたはほとんど認識しない。その選択性を確かめるた
め、表5に掲げた化合物の標準溶液でELISAが実施されるであろう。理想的
な抗体特異性の結果もまた表5に仮定されている。表5 カフェイン代謝産物および構造類似体に対するカフェイン−Ab、1,7
−DMX−Abおよび1,7−DMU−Abの交差反応性
【0078】
【表5】
【0079】 a、数字の0はELISAで試験された最も高い濃度(5x10-3M)で阻害が
なかったかまたは40%よりは高くなかったことを意味している;競合的抗原E
LISAでの50%阻害に必要とされるカフェイン、1,7−ジメチルキサンチ
ンおよび1,7−ジメチル尿酸の濃度が決定されるであろう;b、1,3−ジメ
チルキサンチン、テオフィリン;c、1,7−ジメチルキサンチン、パラキサン
チン;d、3,7−ジメチルキサンチン、テオブロミン;e、AAU、5−アセ
トアミド−6−アミノウラシル;f、AAMU、5−アセトアミド−6−アミノ
−3−メチルウラシル;g、AADMU、5−アセトアミド−6−アミノ−1,
3−ジメチルキサンチン。結果 ELISA、抗血清およびウサギ血清アルブミンに抱合された誘導体の寒天プ
レートでの二重免疫拡散後の強い沈殿ライン、および他のカフェイン誘導体との
低い交差反応性で決定されたように、30,000−100,000の抗体力価
のカフェイン、1,7−DMXおよび1,7−DMUに対する抗体の陽性作製が
観察できた。これらの結果は材料および方法と題して上記の節で説明したような
方法に従って、競合的抗原ELISA開発のための建設的な条件を構成している
【0080】 本発明の一つの態様に従うと、競合的抗原ELISAがプローブ薬剤としてカ
フェインを使用するCYP1A2表現型分類のために開発されるであろう。表現
型分類に使用されている現在の方法に反して、本アッセイは感度が良く、迅速で
あり、および臨床実験室で最少の訓練しかつんでいない技術者でも日常的な基準
で容易に実施できる。実施例II ELISAキットによる尿中のカフェイン、1,7−ジメチルキサンチン(1,
7−DMX)および1,7−ジメチル尿酸(1,7−DMU)の決定表6 ELISAキットの内容および保存条件
【0081】
【表6】
【0082】 ELISAによる[カフェイン]、[1,7−DMX]および[1X]決定のた
めの尿試料の希釈 カフェイン、1,7−DMXおよび1,7−DMUの決定に必要とされる尿試
料の希釈は競合的抗原ELISAの感度および尿試料中のカフェイン、1,7−
DMXおよび1,7−DMU濃度の関数である。AAMUおよび1Xがマイクロ
タイタープレートのウェル中で約3x10-6Mであるような因子で尿試料を希釈
することが示唆される。
【0083】
【表7】
【0084】 a:ピペッティング前に尿試料を含んでいるマイクロチューブをかき混ぜる。 希釈尿試料は−20℃でマイクロチューブのためのボックスに保存。 緩衝液B:1本のバイアルBの内容物を溶解/100mL。
【0085】 ELISAによる希釈尿試料中の[カフェイン]、[1,7−DMX]および[
1,7−DMU]の決定 警告 基質は発癌性である。緩衝液E(基質緩衝液)を取り扱う場合は手術用手袋を
つけるべきである。各々の試料は二重に決定される。優秀なピペッティング技術
が必要とされる。この技術を習得した場合は、二重の吸収値は5%未満になるべ
きである。緩衝液C、D、Eは新しく調製される。緩衝液E−H22はマイクロ
タイタープレートのウェルへピペッティングする直前に調製される。 試料の調製: コンピューターで表8を作り、印刷する。この表は96ウェルマイクロタイタ
ープレートの各々の内容物を示している。表8の対応するウェル位置に尿試料の
の名前(または番号)を入れる。各々の尿試料の希釈比(D.F.)を選び、表
8の対応する位置に記入する。緩衝液Bによる各々の尿試料の希釈を表8の対応
する位置に記入する:例えば、100のD.F.(100μLの10x希釈尿試
料+900μL緩衝液B)、100/900を入れる。異なった希釈の調製試料
に対しては、前記”ELISAによる...尿試料の希釈”を参照されたい。1
00マイクロチューブ用のスタイロフォーム支持台を使用して1.5mLのマイ
クロチューブに異なった希釈の尿試料を準備する。コンピューターで表9を作り
、印刷する。スタイロフォーム支持台(100マイクロチューブ)を使用し、表
9に示された順序で以下の48マイクロチューブを準備する。表8 マイクロタイタープレート中のブランク、対照および尿試料の位置
【0086】
【表8】
【0087】表9 異なったマイクロチューブの内容物
【0088】
【表9】
【0089】 溶液 緩衝液C:1本のバイアルCの内容物を溶解/50mL。 25mLのトウィーンTM20を加える。 緩衝液C:1本のバイアルDの内容物を溶解/25mL。
【0090】 25mLのトウィーンTM20を加える。 0.05%トウィーンTM20:50mLの水を含んでいる100mLのエーレン
マイヤーフラスコに25mLのトウィーンTM20を加える。 2.5N HCl:41.75mLの12N HCl/200mL。250mL
ガラス瓶に保存。 カフェイン−HRP抱合体:9mLの緩衝液Cを15mLのガラス試験管に加え
る。90μLのカフェイン−HRP保存溶液を加える。 1,7−DMX−HRP抱合体:9mLの緩衝液Cを15mLのガラス試験管に
加える。90μLの1,7−DMX−HRP保存溶液を加える。 1,7−DMU−HRP抱合体:9mLの緩衝液Cを15mLのガラス試験管に
加える。90μLの1,7−DMU−HRP保存溶液を加える。 緩衝液E−H22:1本のバイアルE−基質の内容物を溶解/50mLの水。2
5μLの30%H22溶液を加える(新たに調製)。表10 カフェイン、1,7−DMXおよび1,7−DMUの標準溶液(緩衝液
Bで希釈)
【0091】
【表10】
【0092】 ELISAの条件 最後の列から出発して、カフェイン−HRP(1,7−DMX−HRPまたは
1,7−DMU−HRP)抱合体溶液の50μLをウェルに加える。ウェル#9
6から出発して(表11参照)、50μLの希釈尿試料(二重に)、標品、ブラ
ンクをマイクロピペット(0−200μL)でウェルに加える。プレートを覆い
、数秒かき混ぜることにより穏やかに混合する。プレートを室温に3時間放置す
る。マイクロタイタープレート洗浄機を使用して100μL/ウェルの緩衝液C
で3回洗浄する。100μL/ウェルの0.05%トウィーンTM20で3回洗浄
する。150μL/ウェルの緩衝液E−H22(マイクロタイタープレートウェ
ルへピペッティングする直前に調製する)を加える。軌道を描く振盪機を使用し
て、室温にて20−30分間振盪する。2.5N HCl溶液をウェル当たり5
0μL加える。軌道を描く振盪機を使用して、室温にて3分間振盪する。マイク
ロプレートリーダーを使用して490nmでウェルの吸光度を読みとる。データ
シートを印刷し、適切に貼る。
【0093】 データからの尿試料中の[カフェイン]、[1,7−DMX]および[1,7−
DMU]の計算 コンピューターで表11を描く。マイクロプレートリーダーのデータシートを
使用し、表11にブランク、対照(遊離ハプテンは存在しない)、標品および試
料の平均吸光度を書き入れる。シグマ−プロット(または他のソフトウェアー)
を使用して、片対数プロットで検量線を描く。検量線から未知試料のマイクロタ
イターウェル中の[AAMU](または[1X])を見いだし、表12にデータ
を記入する。希釈比を未知試料の[カフェイン]([1,7−DMX]または[
1,7−DMU])掛け、結果を表12の対応するセルに記入する。表11 マイクロタイタープレート中の試料の平均吸光度値
【0094】
【表11】
【0095】表12 尿試料中のカフェイン、1,7−DMXおよび1,7−DMU濃度
【0096】
【表12】
【0097】表13 異なった緩衝液の組成
【0098】
【表13】
【0099】 本発明をその特定の態様に関連して説明してきたが、さらなる変更が可能なこ
とおよび本出願は一般に本発明の原理に従った任意の本発明の変形、使用または
適用を包含することを意図していること、およびそのような本開示からの新展開
は、本発明が関与する技術の既知のまたは慣例による実施内にあるものとして、
および前に示した本質的特色を応用したものとして、および付随する特許請求の
範囲に従うものとして含まれることが理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はELISAによるNAT1表現型分類のためのp−アミノサ
リチル酸誘導体を示している。
【図2】 図2はELISAによるCYP1A2表現型分類のためのカフェイ
ン誘導体を示している。
【図3】 図3はELISAによるCYP1A2表現型分類のための1,7−
ジメチルキサンチン誘導体を示している。
【図4】 図4はELISAによるCYP1A2表現型分類のための1,7−
ジメチル尿酸誘導体を示している。
【図5】 図5はELISAによるCYP2D6表現型分類のためのデキスト
ロメトルファン誘導体を示している。
【図6】 図6はELISAによるCYP2E1表現型分類のためのクロルゾ
キサゾン誘導体を示している。
【図7】 図7はELISAによるCYP3A4表現型分類のためのデキスト
ロメトルファン誘導体を示している。
【図8】 図8は本発明の一つの態様に従ったCYP1A2表現型分類のため
のカフェインおよび1,7−ジメチルキサンチン誘導体生成のための合成経路を
示している。
【図9】 図9は本発明の一つの態様に従ったCYP1A2表現型分類のため
のカフェインおよび1,7−ジメチル尿酸誘導体生成のための合成経路を示して
いる。
【図10】 図10はFalcon96−ウェルマイクロテスト組織培養プレ
ートにピペッティングされるべき試料のパターンを示している。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年4月9日(2001.4.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE,ES ,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU, ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,K R,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA ,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ウォン,ピエール カナダ国ケベック アーシュ2イックス・ 2ベー4,モンレアル,エイルメ 3415, アパートメント 4

Claims (80)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個体のCYP1A2表現型を決定する方法であって、各々カ
    フェインまたは異なったカフェイン代謝産物に特異的な少なくとも三つの抗体で
    、カフェイン溶液を飲んだ後に該個体の生物学的試料中のカフェインおよびカフ
    ェインの第一および第二の異なった代謝産物のモル比を測定することから成り、
    ここで4のモル比は遅い中間体の指標であり、12は速いCYP1A2代謝体の
    指標であり、および該モル比は該個体のCYP1A2表現型の指標である、方法
  2. 【請求項2】 該第一のカフェイン代謝産物が1,7−ジメチルキサンチン
    (1,7−DMX)および図3に例示されたものから成る群より選択される;該
    第二のカフェイン代謝産物が1,7−ジメチル尿酸(1,7−DMU)および図
    4に例示されたものから成る群より選択される;および該第三の代謝産物が1,
    3,7−トリメチルキサンチン(カフェイン)および図2に例示されたものから
    成る群より選択される請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 該生物学的試料が尿試料である請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 該個体の該決定されたCYP1A2表現型が医者に発癌物質
    誘導疾患への感受性を予測するおよび/または薬剤処置を個別化するのを可能に
    する請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 CYP1A2表現型を決定するための競合的酵素結合免疫吸
    着アッセイ(ELISA)法であって、カフェイン溶液を飲んだ後に個体の生物
    学的試料中のカフェインまたは異なったカフェイン代謝産物のモル比を測定する
    ために、各々それらに特異的な少なくとも三つの抗体を使用することから成り、
    ここで4のモル比は遅い中間体の指標であり、12は速いCYP1A2代謝体の
    指標であり、および該モル比は該個体のCYP1A2表現型の指標である、EL
    ISA法。
  6. 【請求項6】 該第一のカフェイン代謝産物が1,7−ジメチルキサンチン
    (1,7−DMX)および図3に例示されたものから成る群より選択される;該
    第二のカフェイン代謝産物が1,7−ジメチル尿酸(1,7−DMU)および図
    4に例示されたものから成る群より選択される;および該第三の代謝産物が1,
    3,7−トリメチルキサンチン(カフェイン)および図2に例示されたものから
    成る群より選択される、請求項5に記載のELISA法。
  7. 【請求項7】 該生物学的試料が尿試料である請求項6に記載のELISA
    法。
  8. 【請求項8】 該個体の該決定されたCYP1A2表現型が医者に発癌物質
    誘導疾患への感受性を予測するおよび/または薬剤処置を個別化するのを可能に
    する請求項7に記載のELISA法。
  9. 【請求項9】 CYP1A2表現型を決定するための競合的酵素結合免疫吸
    着アッセイ(ELISA)キットであって、カフェイン溶液を飲んだ後に個体の
    生物学的試料中のそれらのモル比を測定するために、各々それらに特異的な少な
    くとも三つの抗体を含み、ここで4のモル比は遅い中間体の指標であり、12は
    速いCYP1A2代謝体の指標であり、および該モル比は該個体のCYP1A2
    表現型の指標である、キット。
  10. 【請求項10】 さらに a)カフェインに特異的な第一の抗体で被覆されたプレート; b)カフェインの第一の代謝産物に特異的な第二の抗体; c)カフェインの第二の代謝産物に特異的な第三の抗体; d)標準検量線が得られる既知量のカフェイン−西洋ワサビペルオキシダーゼ抱
    合体; e)標準検量線が得られる既知量の1,7−ジメチルキサンチン−西洋ワサビペ
    ルオキシダーゼ抱合体;および f)標準検量線が得られる既知量の1,7−ジメチル尿酸−西洋ワサビペルオキ
    シダーゼ抱合体を含む請求項9に記載の競合的ELISAキット。
  11. 【請求項11】 該特異的抗体がポリクローナルまたはモノクローナル抗体
    である請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 該特異的抗体がポリクローナル抗体である請求項1に記載
    の方法。
  13. 【請求項13】 該特異的抗体がポリクローナルまたはモノクローナル抗体
    である請求項5に記載の競合的抗原酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)。
  14. 【請求項14】 該特異的抗体がポリクローナル抗体である請求項5に記載
    の競合的抗原酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)。
  15. 【請求項15】 該特異的抗体がポリクローナルまたはモノクローナル抗体
    である請求項10に記載の競合的ELISAキット。
  16. 【請求項16】 該特異的抗体がポリクローナル抗体である請求項10に記
    載の競合的ELISAキット。
  17. 【請求項17】 個体のNAT1表現型を決定する方法であって、各々p−
    アミノサリチル酸または異なったp−アミノサリチル酸代謝産物に特異的な少な
    くとも2つの抗体で、p−アミノサリチル酸を消費した後に個体の生物学的試料
    中のp−アミノサリチル酸のモル比を測定することから成り、および該モル比は
    該個体のNAT1表現型の指標である、方法。
  18. 【請求項18】 第一のp−アミノサリチル酸代謝産物が4−オキソメチル
    −アミノサリチル酸および図1に例示したものから成る群より選択され、ここで
    p−アミノサリチル酸が選択され図1に例示されている、請求項17に記載の方
    法。
  19. 【請求項19】 該生物学的試料が尿試料である請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 該個体の該決定されたNAT1表現型が医者に発癌物質誘
    導疾患への感受性を予測するおよび/または薬剤処置を個別化するのを可能にす
    る請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 NAT1表現型を決定するための競合的酵素結合免疫吸着
    アッセイ(ELISA)法であって、p−アミノサリチル酸を消費した後に個体
    の生物学的試料中のp−アミノサリチル酸またはp−アミノサリチル酸代謝産物
    のモル比を測定するために、各々それらに特異的な少なくとも2つの抗体を使用
    することから成り、および該モル比は該個体のNAT1表現型の指標である、E
    LISA法。
  22. 【請求項22】 第一のp−アミノサリチル酸代謝産物が4−オキソメチル
    −アミノサリチル酸および図1に例示したものから成る群より選択され、ここで
    p−アミノサリチル酸が選択され図1に例示されている、請求項21に記載のE
    LISA法。
  23. 【請求項23】 該生物学的試料が尿試料である請求項22に記載のELI
    SA法。
  24. 【請求項24】 該個体の該決定されたNAT1表現型が医者に発癌物質誘
    導疾患への感受性を予測するおよび/または薬剤処置を個別化するのを可能にす
    る請求項23に記載のELISA法。
  25. 【請求項25】 NAT1表現型を決定するための競合的酵素結合免疫吸着
    アッセイ(ELISA)キットであって、p−アミノサリチル酸を消費した後に
    個体の生物学的試料中のp−アミノサリチル酸またはp−アミノサリチル酸代謝
    産物のモル比を測定するために、各々それらに特異的な少なくとも2つの抗体を
    含み、および該モル比は該個体のNAT1表現型の指標である、キット。
  26. 【請求項26】 さらに a)p−アミノサリチル酸に特異的な第一の抗体で被覆されたプレート; b)p−アミノサリチル酸の第一の代謝産物に特異的な第二の抗体; c)標準検量線が得られる既知量のp−アミノサリチル酸−西洋ワサビペルオキ
    シダーゼ抱合体; d)標準検量線が得られる既知量のp−アミノサリチル酸代謝産物−西洋ワサビ
    ペルオキシダーゼ抱合体を含む請求項25に記載の競合的ELISAキット。
  27. 【請求項27】 該特異的抗体がポリクローナルまたはモノクローナル抗体
    である請求項17に記載の方法。
  28. 【請求項28】 該特異的抗体がポリクローナル抗体である請求項17に記
    載の方法。
  29. 【請求項29】 該特異的抗体がポリクローナルまたはモノクローナル抗体
    である請求項21に記載の競合的抗原酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)
  30. 【請求項30】 該特異的抗体がポリクローナル抗体である請求項21に記
    載の競合的抗原酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)。
  31. 【請求項31】 該特異的抗体がポリクローナルまたはモノクローナル抗体
    である請求項26に記載の競合的ELISAキット。
  32. 【請求項32】 該特異的抗体がポリクローナル抗体である請求項26に記
    載の競合的ELISAキット。
  33. 【請求項33】 個体のCYP2D6表現型を決定する方法であって、各々
    デキストロメトルファンまたは代謝産物に特異的な少なくとも2つの抗体で、デ
    キストロメトルファンを消費した後に該個体の生物学的試料中の第一および第二
    のデキストロメトルファンの異なった代謝産物のモル比を測定することから成り
    、モル比>1は遅い中間体の指標でありおよびモル比<1は速いCYP2D6代
    謝体の指標であり、および該モル比は該個体のCYP2D6表現型の指標である
    、方法。
  34. 【請求項34】 第一のデキストロメトルファン代謝産物が3−ヒドロキシ
    −17−メチルモルフィナンおよび図5に例示されたものから成る群より選択さ
    れ、およびデキストロメトルファンが選択され、図5に例示されている、請求項
    33に記載の方法。
  35. 【請求項35】 該生物学的試料が尿試料である請求項34に記載の方法。
  36. 【請求項36】 該個体の該決定されたCYP2D6表現型が医者に発癌物
    質誘導疾患への感受性を予測するおよび/または薬剤処置を個別化するのを可能
    にする請求項35に記載の方法。
  37. 【請求項37】 CYP2D6表現型を決定するための競合的酵素結合免疫
    吸着アッセイ(ELISA)法であって、デキストロメトルファンを消費した後
    に個体の生物学的試料中のデキストロメトルファンまたはデキストロメトルファ
    ン代謝産物のモル比を測定するために、各々それらに特異的な少なくとも2つの
    抗体を使用することから成り、ここでモル比>1は遅い指標でありおよびモル比
    <1は速いCYP2D6代謝体の指標であり、および該モル比は該個体のCYP
    2D6表現型の指標である、ELISA法。
  38. 【請求項38】 3−ヒドロキシ−17−メチルモルフィナンおよび図5に
    例示されたものから成る群より選択され、デキストロメトルファンが選択され、
    図5に例示されている、請求項37に記載のELISA方法。
  39. 【請求項39】 該生物学的試料が尿試料である請求項38に記載のELI
    SA法。
  40. 【請求項40】 該個体の該決定されたCYP2D6表現型が医者に発癌物
    質誘導疾患への感受性を予測するおよび/または薬剤処置を個別化するのを可能
    にする請求項38に記載のELISA法。
  41. 【請求項41】 CYP2D6表現型を決定するための競合的酵素結合免疫
    吸着アッセイ(ELISA)キットであって、デキストロメトルファンを消費し
    た後に個体の生物学的試料中のデキストロメトルファンの異なった代謝産物のモ
    ル比を測定するために、各々それらに特異的な少なくとも2つの抗体を含み、こ
    こでモル比>1は遅い指標でありおよびモル比<1は速いCYP2D6代謝体の
    指標であり、および該モル比は該個体のCYP2D6表現型の指標である、キッ
    ト。
  42. 【請求項42】 さらに a)デキストロメトルファンに特異的な第一の抗体で被覆されたプレート; b)デキストロメトルファンの第一の代謝産物に特異的な第二の抗体; c)標準検量線が得られる既知量のデキストロメトルファン−西洋ワサビペルオ
    キシダーゼ抱合体; d)標準検量線が得られる既知量のデキストロメトルファン代謝産物−西洋ワサ
    ビペルオキシダーゼ抱合体を含む請求項41に記載の競合的ELISAキット。
  43. 【請求項43】 該特異的抗体がポリクローナルまたはモノクローナル抗体
    である請求項33に記載の方法。
  44. 【請求項44】 該特異的抗体がポリクローナル抗体である請求項33に記
    載の方法。
  45. 【請求項45】 該特異的抗体がポリクローナルまたはモノクローナル抗体
    である請求項37に記載の競合的酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)。
  46. 【請求項46】 該特異的抗体がポリクローナル抗体である請求項37に記
    載の競合的酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)。
  47. 【請求項47】 該特異的抗体がポリクローナルまたはモノクローナル抗体
    である請求項42に記載の競合的ELISAキット。
  48. 【請求項48】 該特異的抗体がポリクローナル抗体である請求項42に記
    載の競合的ELISAキット。
  49. 【請求項49】 個体のCYP2E1表現型を決定する方法であって、各々
    クロルゾキサゾンの異なった代謝産物に特異的な少なくとも2つの抗体で、クロ
    ルゾキサゾンを消費した後に該個体の生物学的試料中の第一および第二のクロル
    ゾキサゾンの異なった代謝産物のモル比を測定することから成り、モル比は該個
    体のCYP2E1表現型の指標である、方法。
  50. 【請求項50】 第一のクロルゾキサゾン代謝産物が5−クロロ−6−ヒド
    ロキシ−ベンゾオキサゾールおよび図6に例示されたものから成る群より選択さ
    れ、ここでクロルゾキサゾンが選択され図6に例示されている、請求項49に記
    載の方法。
  51. 【請求項51】 該生物学的試料が尿試料である請求項50に記載の方法。
  52. 【請求項52】 該個体の該決定されたCYP2E1表現型が医者に発癌物
    質誘導疾患への感受性を予測するおよび/または薬剤処置を個別化するのを可能
    にする請求項51に記載の方法。
  53. 【請求項53】 CYP2E1表現型を決定するための競合的酵素結合免疫
    吸着アッセイ(ELISA)キットであって、クロルゾキサゾンを消費した後に
    個体の生物学的試料中のクロルゾキサゾンの異なった代謝産物のモル比を測定す
    るために、各々それらに特異的な少なくとも2つの抗体を含み、該モル比は該個
    体のCYP2E1表現型の指標である、キット。
  54. 【請求項54】 第一のクロルゾキサゾン代謝産物が5−クロロ−6−ヒド
    ロキシ−ベンゾオキサゾールおよび図6に例示されたものから成る群より選択さ
    れ、およびクロルゾキサゾンが選択され図6に例示されている、請求項53に記
    載のELISA法。
  55. 【請求項55】 該生物学的試料が尿試料である請求項53に記載のELI
    SA法。
  56. 【請求項56】 該個体の該決定されたCYP2E1表現型が医者に発癌物
    質誘導疾患への感受性を予測するおよび/または薬剤処置を個別化するのを可能
    にする請求項53に記載のELISA法。
  57. 【請求項57】 CYP2E1表現型を決定するための競合的酵素結合免疫
    吸着アッセイ(ELISA)キットであって、クロルゾキサゾンを消費した後に
    個体の生物学的試料中のクロルゾキサゾンの異なった代謝産物のモル比を測定す
    るために、各々それらに特異的な少なくとも2つの抗体を含み、該モル比は該個
    体のCYP2E1表現型の指標である、キット。
  58. 【請求項58】 さらに a)クロルゾキサゾンに特異的な第一の抗体で被覆されたプレート; b)クロルゾキサゾンの第一の代謝産物に特異的な第二の抗体; c)標準検量線が得られる既知量のクロルゾキサゾン−西洋ワサビペルオキシダ
    ーゼ抱合体; d)標準検量線が得られる既知量のクロルゾキサゾン代謝産物−西洋ワサビペル
    オキシダーゼ抱合体を含む請求項57に記載の競合的ELISAキット。
  59. 【請求項59】 該特異的抗体がポリクローナルまたはモノクローナル抗体
    である請求項49に記載の方法。
  60. 【請求項60】 該特異的抗体がポリクローナル抗体である請求項49に記
    載の方法。
  61. 【請求項61】 該特異的抗体がポリクローナルまたはモノクローナル抗体
    である請求項53に記載の競合的抗原酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)
  62. 【請求項62】 該特異的抗体がポリクローナル抗体である請求項53に記
    載の競合的抗原酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)。
  63. 【請求項63】 該特異的抗体がポリクローナルまたはモノクローナル抗体
    である請求項58に記載の競合的ELISAキット。
  64. 【請求項64】 該特異的抗体がポリクローナル抗体である請求項58に記
    載の競合的ELISAキット。
  65. 【請求項65】 個体のCYP3A4表現型を決定する方法であって、各々
    デキストロメトルファンまたはデキストロメトルファンの代謝産物に特異的な少
    なくとも2つの抗体で、デキストロメトルファンを消費した後に該個体の生物学
    的試料中のデキストロメトルファンの第一および第二の異なった代謝産物のモル
    比を測定することから成り、該モル比は該個体のCYP3A4表現型の指標であ
    る、方法。
  66. 【請求項66】 第一のデキストロメトルファン代謝産物が3−メトキシ−
    モルフィナンおよび図7に例示されたものから成る群より選択され、およびデキ
    ストロメトルファンが選択され図7に例示されている、請求項65に記載の方法
  67. 【請求項67】 該生物学的試料が尿試料である請求項66に記載の方法。
  68. 【請求項68】 該個体の該決定されたCYP3A4表現型が医者に発癌物
    質誘導疾患への感受性を予測するおよび/または薬剤処置を個別化するのを可能
    にする請求項67に記載の方法。
  69. 【請求項69】 CYP3A4表現型を決定するための競合的酵素結合免疫
    吸着アッセイ(ELISA)キットであって、デキストロメトルファンを消費し
    た後に個体の生物学的試料中のデキストロメトルファンの異なった代謝産物のモ
    ル比を測定するために、各々それらに特異的な少なくとも2つの抗体を含み、該
    モル比は該個体のCYP3A4表現型の指標である、キット。
  70. 【請求項70】 第一のデキストロメトルファン代謝産物が3−メトキシ−
    モルフィナンおよび図7に例示されたものから成る群より選択され、およびデキ
    ストロメトルファンが選択され図7に例示されている、請求項69に記載のEL
    ISA法。
  71. 【請求項71】 該生物学的試料が尿試料である請求項69に記載のELI
    SA法。
  72. 【請求項72】 該個体の該決定されたCYP3A4表現型が医者に発癌物
    質誘導疾患への感受性を予測するおよび/または薬剤処置を個別化するのを可能
    にする請求項69に記載のELISA法。
  73. 【請求項73】 CYP3A4表現型を決定するための競合的酵素結合免疫
    吸着アッセイ(ELISA)キットであって、デキストロメトルファンを消費し
    た後に個体の生物学的試料中のデキストロメトルファンの異なった代謝産物のモ
    ル比を測定するために、各々それらに特異的な少なくとも2つの抗体を含み、該
    モル比は該個体のCYP3A4表現型の指標である、キット。
  74. 【請求項74】 さらに a)デキストロメトルファンに特異的な第一の抗体で被覆されたプレート; b)デキストロメトルファンの第一の代謝産物に特異的な第二の抗体; c)標準検量線が得られる既知量のデキストロメトルファン−西洋ワサビペルオ
    キシダーゼ抱合体; d)標準検量線が得られる既知量のデキストロメトルファン代謝産物−西洋ワサ
    ビペルオキシダーゼ抱合体を含む請求項73に記載の競合的ELISAキット。
  75. 【請求項75】 該特異的抗体がポリクローナルまたはモノクローナル抗体
    である請求項65に記載の方法。
  76. 【請求項76】 該特異的抗体がポリクローナル抗体である請求項65に記
    載の方法。
  77. 【請求項77】 該特異的抗体がポリクローナルまたはモノクローナル抗体
    である請求項69に記載の競合的抗原酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)
  78. 【請求項78】 該特異的抗体がポリクローナル抗体である請求項69に記
    載の競合的抗原酵素結合免疫吸着アッセイ(ELISA)。
  79. 【請求項79】 該特異的抗体がポリクローナルまたはモノクローナル抗体
    である請求項74に記載の競合的ELISAキット。
  80. 【請求項80】 該特異的抗体がポリクローナル抗体である請求項74に記
    載の競合的ELISAキット。
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