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JP2002538123A - (アンドロスト−5−エン−17β−イル)アルキルスルホキシドおよびスルホンならびに受胎能の調節のためのその使用 - Google Patents

(アンドロスト−5−エン−17β−イル)アルキルスルホキシドおよびスルホンならびに受胎能の調節のためのその使用

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JP2002538123A
JP2002538123A JP2000602086A JP2000602086A JP2002538123A JP 2002538123 A JP2002538123 A JP 2002538123A JP 2000602086 A JP2000602086 A JP 2000602086A JP 2000602086 A JP2000602086 A JP 2000602086A JP 2002538123 A JP2002538123 A JP 2002538123A
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JP
Japan
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alkyl
hydroxy
halogen
androst
alkoxy
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Pending
Application number
JP2000602086A
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English (en)
Inventor
レイセン,デイルク
フアン・デル・ロウ,ヤープ
ウイールスマ,アニヤ
Original Assignee
アクゾ・ノベル・エヌ・ベー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アクゾ・ノベル・エヌ・ベー filed Critical アクゾ・ノベル・エヌ・ベー
Publication of JP2002538123A publication Critical patent/JP2002538123A/ja
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/56Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids
    • A61K31/57Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids substituted in position 17 beta by a chain of two carbon atoms, e.g. pregnane or progesterone
    • A61K31/573Compounds containing cyclopenta[a]hydrophenanthrene ring systems; Derivatives thereof, e.g. steroids substituted in position 17 beta by a chain of two carbon atoms, e.g. pregnane or progesterone substituted in position 21, e.g. cortisone, dexamethasone, prednisone or aldosterone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P15/00Drugs for genital or sexual disorders; Contraceptives
    • A61P15/08Drugs for genital or sexual disorders; Contraceptives for gonadal disorders or for enhancing fertility, e.g. inducers of ovulation or of spermatogenesis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P15/00Drugs for genital or sexual disorders; Contraceptives
    • A61P15/18Feminine contraceptives

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Abstract

(57)【要約】 本発明は一般式(I)[式中、Rは(H,OR),(H,OSOH)またはNORであり;RはH、(C1−6)アルキルまたは(C1−6)アシルであり:RとRのそれぞれは独立に水素または(C1−6)アルキルであり;nは0、1、2または3であり;XはS(O)またはS(O)であり;Yは−CH−CR=CRであり(式中、R、RおよびRは独立に水素、フェニル、ハロゲン、または水素、(C1−4)アルコキシ、オキソもしくはハロゲンによって任意に置換された(C1−4)アルキルであり;またはRとR はそれらに結合する炭素原子と一緒に(C5−6)シクロアルケン環を形成する;またはRとRはそれらに結合する炭素原子と一緒に(C3−6)シクロアルカン環を形成する);またはYは−CH=CR−CR10であり(式中、R,RおよびRは独立に水素、フェニル、またはヒドロキシ、(C1−4)アルコキシ、オキソもしくはハロゲンによって任意に置換された(C 1−4)アルキルであり;R10は水素、ヒドロキシまたはフッ素であり;またはRとRはそれらに結合する炭素原子と一緒に(C3−6)シクロアルカン環を形成する;またはRとRはそれらに結合する炭素原子と一緒に(C3− )シクロアルカン環を形成する);またはYは−CH−C≡CR11であり(式中、R11は水素、またはヒドロキシ、(C1−4)アルコキシ、オキソもしくはハロゲンによって任意に置換された(C1−4)アルキルであり;またはR11はヒドロキシ、(C1−4)アルコキシ、(C1−4)アルキルまたはハロゲンによって任意に置換されたフェニルである);またはYはヒドロキシ、(C1−4)アルコキシ、(C1−4)アルキル、またはハロゲンによって任意に置換されたフェニルであり;且つ破線は任意の結合を表す]を有する(アンドロスト−5−エン−17β−イル)アルキルスルホキシドおよびスルホン;または薬学上許容される塩またはそのプロドラッグに関する。本発明の化合物は、減数分裂抑制活性を有し且つ受胎能の調節のために使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は(アンドロスト−5−エン−17β−イル)アルキルスルホキシドお
よびスルホン、同一物を含む薬学組成物、ならびに受胎能の調節のための医薬の
調製のためのこれらの(アンドロスト−5−エン−17β−イル)アルキルスル
ホキシドおよびスルホンの使用に関する。
【0002】 有性生殖は、二倍体とハプロイド状態のサイクル交換を含む:二倍体細胞はハ
プロイド細胞を形成する減数分裂のプロセスによって分割され、ハプロイド細胞
は受精時に対になって融合し、二倍体細胞を形成する。減数分裂のプロセスは、
雄性体および雌性体の生殖細胞の両方に独特の、2回の減数分裂によって特徴付
けられる。2回細胞分裂の間、1回のDNA複製の後、1つの単一二倍体細胞か
ら4つのハプロイド細胞が生じる。父系のおよび母系の遺伝物質が交換される間
、染色体交差事象は、最初の減数分裂の有糸分裂前期の間に起きる。最初の減数
分裂の終了時点で、2つの姉妹染色分体から構成されたそれぞれの染色体対の一
方が各々の娘細胞に分配される。第2の減数分裂によって、それぞれの姉妹染色
分体が別個のハプロイド細胞に分離する。雄性体および雌性体の生殖細胞は類似
の減数分裂を経るが、しかしこれらプロセスの調整は異なる。雄性体において減
数分裂は、未熟な生殖細胞、幹細胞精原細胞の集団に由来する生殖細胞において
継続するプロセスである。雄性体の成熟後、この幹細胞集団からの精原細胞は減
数分裂を開始する。第1および第2の減数分裂は間断なしに続き、最終的に4つ
の成熟精子を生じる。
【0003】 雌性体において、一次卵母細胞は、胚段階の間に既に第1の減数分裂を開始す
るが、それらはその雌性体が性成熟になるまで前期(dictyate sta
ge)で停止した状態を維持する。減数分裂は、排卵(卵成熟)期に再開され、
その後最初の減数分裂が完了し第2の減数分裂が開始される。大部分の脊椎動物
において、第2の減数分裂は、中期の時点で停止され、受精後に初めて完了する
。第1および第2の減数分裂の終了時点で、細胞質は単一染色体のハプロイド数
を各々が持つが、サイズにおいて非常に相違する、2つの二次卵母細胞を生産す
るように非対称に分かれる:一方は結局分解する小さい極体であり、他方は全て
の発生能を有する大きな細胞である。最後に一つの成熟卵子が生産される。
【0004】 発育している卵母細胞が卵巣から放出され受精が準備される段階は、種におい
て異なる。無脊椎動物と脊椎動物の両方において、卵巣補助細胞は、卵母細胞の
成熟および結局は(大部分の種において)排卵を制御するため身体における他の
場所で生産されたポリペプチド(ゴナドトロピン)に応答する。ヒトにおいて、
新生女児の一次卵母細胞は、減数分裂Iの前期で停止され大部分は濾胞細胞の単
層に包囲され、そのような包囲している細胞を持った卵母細胞は、始原濾胞を構
成する。始原濾胞の僅かな部分は、発育して濾胞となるように増殖を始め:濾胞
は、増大、増殖し、第一卵母細胞を囲む多層エンベロープを形成する;卵母細胞
はそれ自身が拡大し且つ、透明帯、糖タンパク質から大部分がなる細胞外マトリ
ックス、および卵子細胞質の外部領域中の原形質膜すなわち皮質の直下の分泌ベ
シクルで特徴付けられる、皮質顆粒に発育する[該卵子が精子により活性化され
る際、これらの皮質顆粒はエキソサイトーシスによってその中身を放出する;そ
の顆粒の中身は該卵子のコートに変化し、卵子と融合する以外の精子を阻止する
]。
【0005】 発育している濾胞は継続して成長し、それらのいくつかは液体が充填された空
隙、または洞濾胞となる洞に進展する。そのような濾胞の発育は、下垂体によっ
て分泌されるゴナドトロピン(主要な濾胞刺激ホルモン−FSH)および濾胞細
胞自身によって分泌されるエストロゲンに依存する。思春期で始まる、別のゴナ
ドトロピン、黄体形成ホルモン(LH)の下垂体による分泌の急増によって、単
一の洞濾胞が活性化されその発育が完了する:包囲された一次卵母細胞は、刺激
をうけた濾胞が急速に拡大し卵母細胞の表面で破裂する間に第一次減数分裂を完
了し、濾胞内に第二卵母細胞を放出する。大部分の哺乳動物のケースとして、二
次卵母細胞は、それが精子により受精された場合にのみ、第二減数分裂が誘因さ
れる。
【0006】 雄性体と雌性体の生殖細胞における減数分裂プロセスの開始と調整を調節する
メカニズムに関する研究は、減数分裂抑制の仲介における環状ヌクレオチドの役
割を示唆する。卵母細胞の自然発生的な成熟は、上昇したcAMPレベルを維持
する化合物によって抑制できる[Eppig, J.とDowns, S. (
1984)Biol. Reprod. 30: 1−11]。アデノシンまた
はヒポキサンチンのようなプリンは、減数分裂抑制の維持を仲介するcAMPに
関与すると思われる[Eppig, J., Ward−Bailey, P.
とColeman, D. (1985)Biol. Reprod. 33: 141−1049]。胎児マウス性腺の培養系における減数分裂調節物質の存
在は、Byskov, A.ら(1976)Dev. Biol. 52: 1
93−200によって最初に記載された。それは、減数分裂活性化物質(MAS
)と減数分裂抑制物質(MPS)の濃度が同時に減数分裂プロセスを調整するこ
とが示唆された[Byskov, A.ら (1984)、「再生の生理学」中
, Eds. Knobil, E.とNeill, J. Raven Pr
ess, New York]。より最近、ヒト濾胞液から単離された(3β,
5α,20R)−4,4−ジメチルコレスタ−8,14,24−トリエン−3−
オール(FF−MAS)、および雄牛の精巣から単離された(3β,5α,20
R)−4,4−ジメチルコレスタ−8,24−ジエン−3−オールが、それぞれ
ヒトおよびウシにおける内因性減数分裂活性化物質として、Byskov, A
.ら[(1995), Nature 374: 559−562]によって同
定された。これらのステロールは、包囲された、および裸にした培養マウス卵丘
卵母細胞における減数分裂の回復を活性化できることが実証された。
【0007】 飽和または不飽和のコレスタン側鎖のいずれかを有している、内因性ステロー
ルの誘導体は、減数分裂抑制物質として国際特許出願WO98/28323(N
OVO NORDISK A/S)中に開示されている。減数分裂抑制物質は、
自然発生減数分裂活性化物質のアンタゴニストである化合物である。かくして、
それらは避妊用に用いることができる。この特許出願中に記載された化合物の欠
点は、それらが身体の中で急速に不活性化されやすく[Hall, P.F.
(1985)ビタミンとホルモン, 42: 315]、それによって受胎調節
薬としてのその治療能力が制限されることである。
【0008】 したがって、改善されたインビボでの活性を有している減数分裂プロセスのイ
ンヒビターの必要性が存在する。
【0009】 この目的のために、本発明は、この特性を所有することが見出されている化合
物のグループを提供する。このように特定の(アンドロスト−5−エン−17β
−イル)アルキルスルホキシドまたはスルホンが改善された減数分裂抑制活性を
示すことが見出されている。
【0010】 したがって、本発明は、受胎能の調節のための医薬を製造するための、以下に
与えられる一般式Iを有している(アンドロスト−5−エン−17β−イル)ア
ルキルスルホキシドまたはスルホン、またはそのプロドラッグ、またはその薬学
上許容されるその塩の使用に関する。
【0011】
【化3】
【0012】 式中 Rは(H,OR)、(H,OSOH)またはNORであり;RはH,(C −6 )アルキルまたは(C1−6)アシルであり; RとRのそれぞれは独立に水素または(C1−6)アルキルであり; nは0、1、2または3であり; XはS(O)またはS(O)であり; Yは−CH−CR=CRであり(式中、R,RおよびRは独立
に水素、フェニル、ハロゲン、またはヒドロキシ、(C1−4)アルコキシ、オ
キソもしくはハロゲンによって任意に置換された(C1−4)アルキルであり;
またはRとRはそれらに結合する炭素原子と一緒に(C5−6)シクロアル
ケン環を形成する;またはRとRはそれらに結合する炭素原子と一緒に(C 3−6 )シクロアルカン環を形成する);または Yは−CH=CR−CR10であり(式中、R,RおよびR
独立に水素、フェニル、またはヒドロキシ、(C1−4)アルコキシ、オキソも
しくはハロゲンによって任意に置換された(C1−4)アルキルであり;R10 は水素、ヒドロキシまたはフッ素であり;またはRとRはそれらに結合する
炭素原子と一緒に(C3−6)シクロアルカン環を形成する;またはRとR はそれらに結合する炭素原子と一緒に(C3−6)シクロアルカン環を形成する
);または Yは−CH−C≡CR11であり(式中、R11は水素、またはヒドロキシ、
(C1−4)アルコキシ、オキソもしくはハロゲンによって任意に置換された(
1−4)アルキルであり;またはR11はヒドロキシ、(C1−4)アルコキ
シ、(C1−4)アルキルまたはハロゲンによって任意に置換されたフェニルで
ある);または Yはヒドロキシ、(C1−4)アルコキシ、(C1−4)アルキル、またはハロ
ゲンによって任意に置換されたフェニルであり; 且つ破線は任意の結合を表す。
【0013】 本発明はまた、出産適齢期のヒト女性への、または受精能のあるヒト男性への
、受胎の調節のための医薬の投与を含む処置方法にも関し、前記医薬は前記一般
式Iを有している(アンドロスト−5−エン−17β−イル)アルキルスルホキ
シドまたはスルホン(またはそのプロドラッグまたは薬学上許容されるその塩)
を含む。
【0014】 本発明に従って用いられる化合物は、減数分裂抑制活性を有していること、ま
たはそれらが受胎の調節に有効であることを示しているその他の性能について知
られていなかった。これら化合物の大部分がそれ自身新規であり、本発明は、偶
然に知られている化合物が除外されることを条件として、前記化合物、すなわち
前記式Iを有している(アンドロスト−5−エン−17β−イル)アルキルスル
ホキシドまたはスルホンまたは薬学上許容されるその塩に関しており、前記化合
物は: DD247008,およびDD282230から知られる、(3β,20S)−
20−メチル−21−(フェニルスルホニル)プレグナ−5,7−ジエン−3−
オール; DD272854とDD282230から知られる、酢酸(3β,20S)−2
0−メチル−21−(フェニルスルホニル)プレグナ−5,7−ジエン−3−オ
ール; DD282230から知られる、安息香酸(3β,20S)−20−メチル−2
1−(フェニルスルホニル)プレグナ−5,7−ジエン−3−オール; WO98/55498からの副産物として知られる[3β,20S,(21S)
]−4,4,20−トリメチル−21−[(2−メチル−2−プロペニル)スル
フィニル]プレグン−5−エン−3−オールである。
【0015】 本発明はさらに、一般式Iの(アンドロスト−5−エン−17β−イル)アル
キルスルホキシドまたはスルホンを含む薬学組成物に関する。ディスクレイマー
を含む薬学組成物は、本発明の範囲内である。
【0016】 式Iの定義において用いた用語(C1−6)アルキルは、ヘキシル、ペンチル
、ブチル、イソブチル、4級ブチル、プロピル、イソプロピル、エチルおよびメ
チルのような、1−6炭素原子を有している飽和または不飽和のアルキル基を意
味する。ならびに、用語(C1−4)アルキルは、1−4炭素原子を有している
アルキル基を意味する。
【0017】 用語(C3−6)シクロアルカン環は、シクロプロパン、シクロブタン、シク
ロペンタンおよびシクロヘキサンのような3−6炭素原子を有しているシクロア
ルカン環を意味する。
【0018】 用語(C5−6)シクロアルケン環は、少なくとも一つの二重結合および5ま
たは6の炭素原子を有しているシクロアルケン環を意味する。
【0019】 用語(C1−6)アシルは、ヘキサノイル、ペンタノイル、ピバロイル、ブチ
リル、プロパノイル、アセチルおよびホルミルのような1−6炭素原子を有して
いるカルボン酸に由来するアシル基を意味する。また(C1−6)アシルの定義
の範囲内に含まれるものは、ヘミ−グルタロイル、ヘミ−スクシノイル、および
ヘミ−マロイルのようなジカルボン酸に由来したアシル基である。好ましい(C 1−6 )アシル基は、ヘミ−スクシノイルである。
【0020】 用語(C1−4)アルコキシは、ブチロキシ、プロピロキシ、イソプロピロキ
シ、エチロキシのような1−4炭素原子を有しているアルキロキシ、好ましくは
メチロキシを意味する。
【0021】 用語ハロゲンは、F、Cl、BrまたはIを意味する。R4−9およびR11 の定義におけるように、ハロゲンがアルキル基での置換基である場合、ClとF
が好適であり、Fが最も好適である。
【0022】 本発明の(アンドロスト−5−エン−17β−イル)アルキルスルホキシドお
よびスルホンが天然立体配置8β,9α,10β,13β,14α,17βを有
することが理解される。本発明に従う好ましい化合物は、nが0または1である
(アンドロスト−5−エン−17β−イル)アルキルスルホキシドおよびスルホ
ンである。より好ましくは、更にRが(H,OR)であり、Rが上述した定義
を有し、且つ破線が飽和結合を示す化合物である。これらの好適な化合物の中で
も、β−配置において3−OR置換基を持ったそれらが特に好適である。本発明
の(アンドロスト−5−エン−17β−イル)アルキルスルホキシドおよびスル
ホンの位置20での配置はRまたはSのいずれかとすることができる。本発明の
特に好ましい化合物は、[3β,20S,(21R)]−4,4,20−トリメ
チル−21−[(2−メチル−2−プロペニル)スルフィニル]プレグン−5−
エン−3−オールおよび[3β,20S,(21R)]−4,4,20−トリメ
チル−21−(フェニルスルフィニル)プレグン−5−エン−3−オールである
【0023】 本発明の(アンドロスト−5−エン−17β−イル)アルキルスルホキシドお
よびスルホンの減数分裂抑制活性は、それぞれ、裸にした卵母細胞(DO)また
は卵母細胞包囲丘(CEO)において、ヒポキサンチン培地中、FF−Masま
たは22S−ヒドロキシ−FF−Mas誘発成熟を抑制する能力についてインビ
トロでの卵母細胞アッセイで測定される。該化合物は、雄性体と雌性体の両方で
減数分裂を抑制するために使用でき且つ避妊薬として使用できる。
【0024】 本発明の(アンドロスト−5−エン−17β−イル)アルキルスルホキシドお
よびスルホンは、ゴナドトロピン急増によって生じた自然誘発卵母細胞成熟の抑
制によって雌性体避妊用に使用できる。これらの化合物は、受精できない未熟卵
母細胞の排卵に導く。
【0025】 雄性体の避妊のために本発明の化合物は、精子形成を抑制するために投与でき
る。
【0026】 本発明の(アンドロスト−5−エン−17β−イル)アルキルスルホキシドお
よびスルホンは、天然立体配置8β,9α,10β,13β,14α,17βを
有すると共に、1つ以上のキラル炭素原子もまた所有する。該化合物は、したが
って、純粋なジアステレオマーとして、またはジアステレオマーの混合物として
得ることができる。純粋なジアステレオマーを得るための方法は、例えば結晶化
またはクロマトグラフィーのように、当該分野で知られている。
【0027】 XがS(O)である式Iに従う化合物は、任意の活性硫黄原子の存在のために
、ジアステレオ異性体スルホキシド対として存在し得る。
【0028】 治療的使用には、式Iの化合物の塩は、対イオンが薬学上許容される塩である
。しかしながら、式Iに従う酸[すなわち、Rが(H,OSOH)である化
合物]の塩は、例えば薬学上許容される化合物の調製または精製において使用を
見出し得る。薬学上許容されてもされなくとも、全ての塩が本発明の範囲内に含
まれる。本発明に従う酸の塩の実例は、ナトリウム塩、カリウム塩のような無機
塩、およびアンモニア、イミダゾール、エチレンジアミン、トリエチルアミンな
どのような有機塩基に由来した塩である。
【0029】 式Iの化合物または薬学上許容されるその塩、活性成分としてもここに参照さ
れる化合物は、経腸または非経口的に投与し得る。該活性成分、またはその薬学
組成物投与の正確な用量と摂取は、達成される治療効果(例えば、雌性体避妊ま
たは雄性体の避妊)に必然的に依存するであろうし、さらに特定化合物、投与の
ルート、およびその医薬が投与される対象の年齢および状態で変化するであろう
【0030】 一般に非経口投与に要求される用量は、より吸収の影響を受ける他の投与法よ
り低い。しかしながら、ヒトのための用量は、好ましくは体重kg当たり0.0
001−25mgを含むことが望ましい。望ましい用量は、その日を通して適当
な間隔で1回用量かまたは多重サブ用量で投与され、または、雌性の被投与体の
場合において、月経周期を通して適当な日数間隔で投与される用量として提供さ
れ得る。投与の該用量と摂取法は、雌性体と雄性体の被投与体間で相違し得る。
【0031】 インビトロまたはエクスビボ適用の場合において、本発明の化合物は、ほぼ0
.01−5μg/mlの濃度でインキュベーション媒体中で使用される。
【0032】 本発明は、かくして薬学上許容される補助物、および任意に他の治療薬と混合
して式1に従う(アンドロスト−5−エン−17β−イル)アルキルスルホキシ
ドまたはスルホンを含む薬学組成物にも関する。該補助物は、該組成物の他の成
分と和合するおよびそれ自身が受容体に有害でない意味において「許容でき」ね
ばならない。
【0033】 薬学組成物は、経口、直腸、経鼻、局所(経皮、頬および舌下を含む)、膣ま
たは非経口(皮下、筋肉内、静脈内および皮内を含む)投与のために適当なそれ
らを含む。該組成物は、例えば、Gennaroら、Remington’s
Pharmaceutical Sciences (18th ed., M
ack Publishing Company, 1990, 特に8部:製
薬処方とその製造を参照)中に記載されたそれらのような方法を用いて、製薬の
分野で周知のいずれかの方法によって製造し得る。そのような方法は、何らかの
補助物と該活性成分との会合をもたらす工程を含む。補助成分とも称される、補
助物は、フィラー、バインダー、希釈剤、崩壊剤、潤滑剤、着色剤、香料および
湿潤剤のような、当該分野で通常の(Gennaro,前記)それらを含む。
【0034】 経口投与に好適な薬学組成物は、ピル、錠剤またはカプセルのような分離した
用量単位として、または粉末または顆粒として、または溶液または懸濁物として
提供し得る。該活性成分は、ボーラスまたはペーストとしても提供し得る。該組
成物は、直腸投与のための座薬または浣腸にさらに加工できる。
【0035】 非経口投与のための、適当な組成物は、水性または非水性滅菌注射を含む。該
組成物は、単位−用量または多重用量容器、例えば密封したバイアルおよびアン
プルで提供してよく、さらに使用の前に水のような滅菌液体キャリアの添加のみ
を要求するフリーズドライ(凍結乾燥)状態で保存し得る。
【0036】 経鼻吸収による投与に好適な組成物または処方は、一定用量の加圧したエアゾ
ル、ネブライザーまたはインサフレイターによって生成し得る細かな霧またはミ
ストを含む。
【0037】 本発明の(アンドロスト−5−エン−17β−イル)アルキルスルホキシドま
たはスルホンは、放出速度−調節膜によって被包した、活性物質のコアからなる
、移植可能な薬学デバイスの形態で投与することもできる。そのような移植片は
、皮下的にまたは局在的に適用され、相対的により長い時間、例えば週から年ま
での期間にわたりほぼ定常の速度で活性成分を放出するであろう。そのような移
植可能な薬学デバイスの製造方法は、例えば欧州特許0,303,306(AK
ZO N.V.)中に記載されたように、当該分野では周知である。
【0038】 本発明の化合物は、一般に有機化学の分野で、特にステロイドの化学の分野で
周知の種々の方法により製造し得る(例えば:Fried, J.とEdwar
ds, J.A., 「ステロイド化学における有機反応」, IおよびII巻
, Van Nostrand Reinhold Company, New
York, 1972)。式Iの化合物の好適な製造方法は一般式IIの化合
物の反応である。
【0039】
【化4】
【0040】 式中、RとRは先に与えられた意味を持ち、R12はアセチル基、ベンゾイ
ル基またはピバロイル基のようなアシル基、またはエトキシエチル基またはテト
ラヒドロピラニル(THP)基のようなアルコキシアルキル基のようなヒドロキ
シ保護基であり、nは0、1、2または3であり、さらに式中Zはハロゲン、好
ましくは臭素またはヨウ素であるか、またはトシロキシまたはメシロキシのよう
な脱離基であり、および破線は、2−プロペニルメルカプタン、2−プロピニル
メルカプタンまたはチオフェノール誘導体との付加の結合、またはZがSHであ
る式IIに従う化合物の、塩化、臭化またはヨウ化2−プロペニル、または塩化
、臭化またはヨウ化2−プロピニルとの、または2−プロペニルまたは2−プロ
ピニルアルコール誘導体との反応を示し、式中、ヒドロキシ基はメシロキシまた
はトシロキシのような脱離基に変換され、その後17β−アリール(2−プロペ
ニル)(2−プロピニル)チオアルキル−アンドロスト−5−エン誘導体が相当
するスルホキシド[X=S(O)]またはスルホン[X=S(O)]誘導体に
酸化され、その後17β−(2−プロペニルスルフィニル)アルキル−アンドロ
スト−5−エン誘導体または17β−(2−プロペニルスルホニル)アルキル−
アンドロスト−5−エン誘導体は、残りの保護基が除去される後に、それぞれ、
17β−(1−プロペニルスルフィニル)アルキル−アンドロスト−5−エン誘
導体または17β−(1−プロペニルスルホニル)アルキル−アンドロスト−5
−エン誘導体に任意に異性化され、且つ該生成物の3−OH基は3−OR基に任
意に変換され、式中Rは先に定義した通りの意味を持ち、または式中3−ORは
酸化され且つ結果として得られる3−ケト−基がNORに変換される、式中Rは
先に定義した通りの意味を持つ。
【0041】 式IIを有している化合物の調製は、当該分野で周知の方法を用いて実行され
る。
【0042】 例えば、式II(Z=OH,R12=アシル)の化合物は、シリルエーテルの
加水分解によって、WO−09852965およびWO−09855498中に
記載される、式II(Z=OSit−BuMe,R12=アシル)を有してい
る化合物から得ることができる。
【0043】 3−ヒドロキシ官能基がアルコキシアルキルエーテルとして保護される式II
(Z=OH)の化合物は、以下の通り式II(Z=OSit−BuMe,R =アシル)の化合物から得ることができる:C−3で該エステル官能基は、水
素化リチウムアルミニウムでの還元によって、または当該分野で周知の他の水素
化還元剤によって除去され、その後該3−ヒドロキシ基は、例えばアルコシアル
キルエーテルまたはテトラヒドロピラニルエーテルのようなアルコキシアルキル
エーテルとして再保護される。最後に、フッ素化剤、例えばフッ化カリウム、フ
ッ化テトラブチルアンモニウムまたは当該分野で周知の他の剤による処理は、3
−ヒドロキシ官能基がアルコキシアルキルエーテルとして保護される式II(Z
=OH)の不飽和ジオール誘導体の構造をもたらす。これらおよび他の適当な保
護基は、当該分野において、例えばGreene, T.W.とWuts. P
.G.M.: 有機合成における保護基, Wiley, New York,
1991から知られる。
【0044】 式II(Z=SH)を有している化合物は、当該分野で周知の方法を用いて式
II(Z=OH)の化合物から得られる(例えば、Schoberl, A.ら
, Methoden der Organischen Chemie (H
ouben−Weyl), Band IX, p. 7, Georg Th
ieme Publishers, Stuttgart, 1955参照)。
例えば、この変換は、チオ酢酸とのミツノブ反応、続いて還元または鹸化によっ
てチオール誘導体への変換によって実行できる[Hughes, D.L.,
有機反応, 42, 335 (1992)参照]。代わりに、それらは、Xが
臭素、ヨウ素、トシロキシおよびメシロキシのような脱離基である一般式IIの
化合物とチオ尿素との反応、続いて水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムのよ
うな塩基との反応によって製造できる[例えば, Allewaert, K.
ら, Bioorganic & Med. Chem. Lett.
1859 (1993)参照]。
【0045】 式IIを有している化合物のエーテル化反応は、当該分野で周知の方法を用い
て実行される。
【0046】 例えば、式Iの化合物(X=S;Y=アリール、2−プロペニル、2−プロピ
ニル)は、Zが臭素、ヨウ素、トシロキシおよびメシロキシのような脱離基であ
る一般式IIの化合物の、予めリチウム、ナトリウムまたはカリウム塩に変換さ
れる、望ましく置換された2−プロペニルメルカプタン誘導体、2−プロピニル
メルカプタン誘導体、またはチオフェノール誘導体との反応によって製造できる
[例えば、Meerwein, H., Methoden der Orga
nischen Chemie (Houben−Weyl), Band V
1/3, p. 1, Georg Thieme Publishers,
Stuttgart, 1965; Yin, J.ら, Tetrahedr
on Lett. 38, 5953 (1997)およびそこに引用された参
考文献参照]。
【0047】 式Iの化合物(X=S;Y=2−プロペニル、2−プロピニル)は、予めリチ
ウム、ナトリウムまたはカリウム塩に変換される、ZがSHである、式IIの化
合物と、望ましく置換された2−プロペニルまたは2−プロピニルハライド(C
l,Br,I)との、またはヒドロキシ基がメシロキシまたはトシロキシのよう
な脱離基に変換される、望ましく置換された2−プロペニルまたは2−プロピニ
ルアルコール誘導体との間のエーテル化反応によって同様に製造することもでき
る。
【0048】 XがS(O)またはS(O)である一般式Iの化合物は、チオエーテル雄性
体ルホキシドまたはスルホンに変換できる剤、例えば過酸化ナトリウム、オキソ
ン、Hなどを用いる酸化によって、XがSである式Iの化合物から製造で
きる[例えば、Varma, R.S.ら, Tetrahedron Let
t. 38, 6525 (1997)とそこに引用された参考文献参照]。
【0049】 17β−(2−プロペニルスルフィニル)アルキル−アンドロスト−5−エン
誘導体または17β−(2−プロペニルスルホニル)アルキル−アンドロスト−
5−エン誘導体の1−プロペニル誘導体への異性化は、塩基、例えばカリウムt
ert−ブトキシド、ナトリウムエトキシド、などで実行できる[例えば、Sv
ata, V.ら, Collect. Czech. Chem. Comm
un. 2619 (1978); Kimmelma, R., Acta
Chem. Scand. 47, 1201 (1993); Maerck
er, A.ら, J. Organomet. Chem. 116, 21 (1976)参照]。
【0050】 一般式Iの化合物[X=S(O);n=1、2、3]は、Zが臭素、ヨウ素
、トシロキシおよびメシロキシのような脱離基である式IIの化合物と、予めナ
トリウムまたはカリウム塩に変換される、未置換または望ましく置換されたベン
ゼンスルホン酸誘導体との反応によって直接製造することもできる[Trost
, B.M.ら, J. Am. Chem. Soc. 105, 5075 (1983)参照]。
【0051】 Rが(H,OH)である式Iの化合物は、当該分野で周知の方法を用いて、
が(H,OR)、(H,OSOH)またはNOR、およびRはH、(C −6 )アルキル、または(C1−6)アシルである、式Iの化合物の合成用の出
発原料として利用し得る。
【0052】 本発明は以下の実施例によってさらに説明される。
【0053】 実施例1 [3β,20S,(21R)]−4,4,20−トリメチル−21−[(2− メチル−2−プロペニル)スルフィニル]プレグン−5−エン−3−オール (a
)および[3β,20S,(21S)]−4,4,20−トリメチル−21−[ (2−メチル−2−プロペニル)スルフィニル]プレグン−5−エン−3−オー (b) i)− p−トルエンスルホン酸ピリジニウム(0.31g)を、ジクロロメ
タン(50ml)とエチルビニルエーテル(20ml)中の(3β,20S)−
21−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]−4,4,2
0−トリメチルプレグン−5−エン−3−オール(WO9852965;7.2
8g)の溶液に加えた。室温で6時間、該反応混合物の撹拌後、それを炭酸水素
ナトリウムの飽和水溶液中に注入した。生成物はジクロロメタンで抽出し;合わ
せた有機相を塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムを通して乾燥し、さらに減圧下で濃
縮して、さらなる精製なしで次の工程において使用した、(3β,20S)−2
1−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]−3−[(1−
エトキシエチル)オキシ]−4,4,20−トリメチルプレグン−5−エン(8
.19g)を得た。
【0054】 ii)− テトラヒドロフラン中フッ化テトラブチルアンモニウムの溶液(1
M,35ml)中、先の工程で得られた生成物(8.19g)の溶液を室温で5
時間撹拌した。該反応混合物は、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液中に注入し、生
成物を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相を水と塩水で洗浄し、硫酸ナトリ
ウムを通して乾燥し、さらに減圧下で濃縮した。カラムクロマトグラフィーによ
り(3β,20S)−3−[(1−エトキシエチル)オキシ]−4,4,20−
トリメチルプレグン−5−エン−21−オール(5.17g)を得た。
【0055】 iii)− p−トルエンスルホン酸無水物(7.50g)を、乾燥ピリジン
(45ml)中に先の工程で得られたアルコール(5.17g)の溶液に加えた
。該反応混合物は、2時間室温で撹拌し、次いで水(200ml)中に注入した
。30分間撹拌後、炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液を加え、さらに生成物を酢
酸エチルで抽出した。合わせた有機相を塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムを通して
乾燥し、さらに減圧下で濃縮し、(3β,20S)−3−[(1−エトキシエチ
ル)オキシ]−4,4,20−トリメチル−21−[[(4−メチルフェニル)
スルホニル]オキシ]プレグン−5−エン(6.50g)を得た。該生成物はさ
らなる精製なしで次の工程において使用した。
【0056】 iv)− チオ尿素(3.36g)を、乾燥ジメチルスルホキシド(56ml
)中の先の工程で得られたトシレート(6.50g)の溶液に加え、該混合物を
50−60℃で3時間加熱した。3−クロロ−2−メチル−1−プロペン(4.
42ml)と粉末化した水酸化カリウム(4.06g)を加え、50−60℃で
5時間、撹拌を継続した。該混合物を水中に注入し、生成物を酢酸エチルで抽出
した。合わせた有機相を水、炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液および塩水で洗浄
し、硫酸ナトリウムを通して乾燥し、さらに減圧下で濃縮し、(3β,20S)
−3−[(1−エトキシエチル)オキシ]−4,4−ジメチル−23−チアコレ
スタ−5,25−ジエン(5.0g)を得、さらなる精製なしで次の工程におい
て使用したた。
【0057】 v)− アセトン(100ml)中の先の工程で得られた生成物(5.0g)
の溶液を、塩酸の4M水溶液(5ml)で処理した。該反応混合物を室温で2時
間撹拌し、続いて炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液中に注入した。アセトンを減
圧下に留去し、生成物を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相を塩水で洗浄し
、硫酸ナトリウムを通して乾燥し、さらに減圧下で濃縮した。カラムクロマトグ
ラフィーにより(3β,20S)−4,4−ジメチル−23−チアコレスタ−5
,25−ジエン−3−オール(1.46g)を得た。
【0058】 vi)− 過酸化水素(30%、0.51ml)を、ジクロロメタン(13m
l)中の先の工程で得られた生成物(1.08g)とトリフルオロアセトン(0
.045ml)の溶液に加えた。室温で6時間の撹拌後、該反応混合物をチオ硫
酸ナトリウムの飽和水溶液中に注入した。生成物を酢酸エチルで抽出した。合わ
せた有機相をチオ硫酸ナトリウムの飽和水溶液と塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム
を通して乾燥し、さらに減圧下で濃縮して、スルホキシドの1:1混合物(1.
07g)を得た。この材料の一部(0.77g)のカラムクロマトグラフィーお
よび結晶化で、[3β,20S,(21R)]−4,4,20−トリメチル−2 1−[(2−メチル−2−プロペニル)スルフィニル]プレグン−5−エン−3 −オール (0.134g)、融点199−204℃、および[3β,20S,( 21S)]−4,4,20−トリメチル−21−[(2−メチル−2−プロペニ ル)スルフィニル]プレグン−5−エン−3−オール (0.135g)、融点1
93−202℃を得た。
【0059】 実施例2 (3β,20S)−4,4,20−トリメチル−21−[(2−メチル−2− プロペニル)スルホニル]プレグン−5−エン−3−オール。
【0060】 オキソン(0.90g)を、ジクロロメタン(12ml)、メタノール(12
ml)および水(3ml)の混合物中、[3β,20S,(21R)]−4,4
,20−トリメチル−21−[(2−メチル−2−プロペニル)スルフィニル]
プレグン−5−エン−3−オールと**[3β,20S,(21S)]−4,4
,20−トリメチル−21−[(2−メチル−2−プロペニル)スルフィニル]
プレグン−5−エン−3−オール(実施例1、工程vi;0.27g)の混合物
の溶液に加えた。室温で3時間撹拌後、該反応混合物をチオ硫酸ナトリウムの飽
和水溶液中に注入した。生成物をジエチルエーテルで抽出した。合わせた有機相
をチオ硫酸ナトリウムの飽和水溶液で、および塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムを
通して乾燥し、さらに減圧下で濃縮した。カラムクロマトグラフィーにより(3 β,20S)−4,4,20−トリメチル−21−[(2−メチル−2−プロペ ニル)スルホニル]プレグン−5−エン−3−オール (0.15g)、融点189℃を得た。
【0061】 実施例3 [3β,20S,(21R)]−4,4,20−トリメチル−21−(フェニ ルスルフィニル)プレグン−5−エン−3−オール (a)と[3β,20S,( 21S)]−4,4,20−トリメチル−21−(フェニルスルフィニル)プレ グン−5−エン−3−オール (b) i)− 実施例1のvに記載したのと類似の方法に従って、(3β,20S)
−21−[[(1,1−ジメチルエチル)ジメチルシリル]オキシ]−4,4,
20−トリメチルプレグン−5−エン−3−オール ベンゾエート(WO−09
852965;10.7g)を、(3β,20S)−4,4,20−トリメチル
プレグン−5−エン−3,21−ジオール 3−ベンゾエート(7.70g)に
変換した。
【0062】 ii)実施例1のiiiに記載したのと類似の方法に従い、(3β,20S)
−4,4,20−トリメチルプレグン−5−エン−3,21−ジオール 3−ベ
ンゾエート(5.00g)を(3β,20S)−4,4,20−トリメチル−2
1−[[(4−メチルフェニル)スルホニル]オキシ]プレグン−5−エン−3
−オールベンゾエート(6.32g)に変換した。
【0063】 iii)− 水素化ナトリウム(60%、0.456g)を、乾燥ジメチルホ
ルムアミド(60ml)中、前記工程に記載したトシレート(6.32g)の溶
液に加えた。チオフェノール(1.22ml)を滴下して加え、さらに該反応混
合物を室温で1時間撹拌した。該混合物を塩化アンモニウムの飽和水溶液中に注
入し、生成物を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機相を塩水で洗浄し、硫酸ナ
トリウムを通して洗浄し、さらに濃縮し、(3β,20S)−4,4,20−ト
リメチル−21−(フェニルチオ)プレグン−5−エン−3−オールベンゾエー
ト(6.58g)を得た。該生成物は更なる精製なしに次工程で用いた。
【0064】 iv)− 実施例1のviに記載したのと類似の方法に従い、先の工程で得ら
れた生成物(4.78g)を[3β,20S、(21R)]−4,4,20−ト
リメチル−21−(フェニルスルフィニル)プレグン−5−エン−3−オールベ
ンゾエートと[3β,20S、(21S)]−4,4,20−トリメチル−21
−(フェニルスルフィニル)プレグン−5−エン−3−オールベンゾエート(4
.39g)の1:1混合物に変換した。
【0065】 v)− 粉末化した水酸化カリウム(2.0g)を、テトラヒドロフラン(4
0ml)とメタノール(6ml)中、先の工程で得たスルホキシドの混合物(4
.39g)の溶液に加えた。該混合物は室温で1時間撹拌し、そして塩化アンモ
ニウムの飽和水溶液中に注入した。生成物を酢酸エチルで抽出し;合わせた有機
相を塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムを通して乾燥し、さらに減圧下で濃縮した。
カラムクロマトグラフィーと結晶化により、[3β,20S,(21R)]−4 ,4,20−トリメチル−21−(フェニルスルフィニル)プレグン−5−エン −3−オール (0.435g)、融点191−200℃、および[3β,20S 、(21S)]−4,4,20−トリメチル−21−(フェニルスルフィニル) プレグン−5−エン−3−オール (0.233g)融点218−220℃を得た
【0066】 実施例4 (3β,20S)−4,4,20−トリメチル−21−(フェニルスルホニル
)プレグン−5−エン−3−オール i)− ヨウ素(2.30g)を、トリフェニルホスフィン(2.50g)、
イミダゾール(0.65g)および乾燥ジクロロメタン(59ml)の混合物に
加えた。10分間撹拌後、乾燥ジクロロメタン(25ml)中(3β,20S)
−4,4,20−トリメチルプレグン−5−エン−3,21−ジオール 3−ベ
ンゾエート(実施例3、工程i;2.48g)を加え、撹拌を30分間継続した
。該反応混合物を、チオ硫酸ナトリウムの飽和水溶液に注入し、生成物をジクロ
ロメタンで抽出した。合わせた有機相を、チオ硫酸ナトリウムの飽和水溶液と塩
水とで洗浄し、硫酸ナトリウムを通して乾燥し、さらに濃縮した。カラムクロマ
トグラフィーにより(3β,20S)−21−イオド−4,4,20−トリメチ
ルプレグン−5−エン−3−オール ベンゾエート(1.20g)を得た。
【0067】 ii)− ベンゼンスルホン酸ナトリウム(0.50g)を、乾燥ジメチルホ
ルムアミド(10ml)中の先の工程で得られたヨウ化物(1.20g)の溶液
に加えた。該反応混合物は、75℃で1時間撹拌し、冷却し、さらに水中に注入
した。生成物を酢酸エチルで抽出し;合わせた有機相を水と塩水で洗浄し、硫酸
ナトリウムを通して乾燥し、さらに濃縮して、(3β,20S)−4,4,20
−トリメチル−21−(フェニルスルホニル)プレグン−5−エン−3−オール ベンゾエート(1.22g)を得た。該生成物は更なる精製なしに用いた。
【0068】 iii)− 実施例3の工程vに記載したのと類似の方法に従い、先の工程で
得られたベンゾエート(1.22g)を3−ヒドロキシ化合物に変換し、カラム
クロマトグラフィーと結晶化の後、(3β,20S)−4,4,20−トリメチ
ル−21−(フェニルスルホニル)プレグン−5−エン−3−オール(0.15
4g)を得た。融点176−181℃。
【0069】 実施例5 卵母細胞アッセイ 概要: 減数分裂を停止した卵母細胞は、胚胞(GV)として知られる完全な核膜によ
って包囲される拡散した染色体を含む。サイクル中間ゴナドトロピン急増による
減数分裂の再開によって、該染色体は再縮合し且つGVは崩壊する(GVBD)
。生体内においては、卵母細胞は、この細胞を減数分裂前期で停止したまま維持
するヒポキサンチン(HX)にさらされる。この減数分裂抑制は、培地へのヒポ
キサンチンの添加によってインビトロで模倣できる。減数分裂活性化物質のアゴ
ニスト活性は、裸にした卵母細胞(DO)または卵母細胞包囲丘(CEO)にお
いてヒポキサンチンが維持した減数分裂抑制に打ち勝つ能力、すなわちインビト
ロで減数分裂回復を誘発する能力として測定される。
【0070】 減数分裂の自然回復は、ヒポキサンチンを含有している培地へのFF−Mas
または他のアゴニストの添加によってインビトロで模倣することができる。該化
合物のアンタゴニスト活性は、裸にした卵母細胞または卵母細胞包囲丘において
、それぞれインビトロでFF−Masまたは22S−ヒドロキシ−FF−Mas
が誘発した卵母細胞成熟を抑制する能力として測定される。
【0071】 卵母細胞包囲丘の単離: 卵子は未熟雌性マウス(B6D2−F1,C57BLxDBA系統)から得ら
れる。19、20または21日齢で、該マウスは生理食塩水中、20IU卵胞刺
激ホルモン(Humegon, Organon, The Netherla
nds)の単一用量を皮下注射される。
【0072】 卵胞刺激ホルモン注射48時間後、マウスは頸脱臼により屠殺される。卵巣を
取り出し、付着組織をのぞき37℃で0.5ml調製培地を含むマルチディッシ
ュに配置する。ウシ血清アルブミン(3mg・ml−1)、L−グルタミン(0
.23mM)、ピルビン酸ナトリウム(2mM)およびヒポキサンチン(4mM
)を補充したL−15Leibovitz培地(Gibco, pH7.3±0
.1)が調製培地として用いられる。該卵子の洞濾胞は、2つの1mlシリンジ
に接合した2つの27ゲージ針を用いて切片検鏡下で穴あけされる。統一サイズ
の卵母細胞包囲丘(CEO)は、口制御ピペットで選択され、0.5ml新鮮調
製培地で濯がれる。約20CEOが一つの卵から得られる。
【0073】 裸にした卵母細胞の単離: 卵丘卵母細胞から分離した卵母細胞、すなわち裸にした卵母細胞(DO)は、
微細穴の口制御ピペットを通してCEOを穏やかに流すことによって得られる。
DOは、ウシ血清アルブミン(3mg・ml−1)、L−グルタミン(0.23
mM)、ピルビン酸ナトリウム(2mM)およびヒポキサンチン(4mM)を含
む新鮮MEMアルファ培地中に採取され、試験培地に移す前に2度洗浄した。
【0074】 実験デザイン: 卵母細胞アッセイは、3ブロックで行い、各々のブロックは一匹のマウスの卵
子を現わす(無作為化ブロックデザイン)。t=0で最初のマウスの最初の卵子
のDOまたはCEOは、アゴニスト試験のケースにおいて本発明の(アンドロス
ト−5−エン−17β−イル)アルキルスルホキシドおよびスルホンが加えられ
る培地の0.5mlを含む4−ウェルマルチディッシュのウェル1と3に、およ
び2および4に第2の卵子を入れる。アンタゴニスト試験のケースにおいて、本
発明の(アンドロスト−5−エン−17β−イル)アルキルスルホキシドおよび
スルホンは、FF−Mas(DOアッセイ)または22S−ヒドロキシ−FF−
Mas(CEOアッセイ)[第1のブロック]と一緒に加えられる。アゴニスト
試験のケースにおいて、培地をコントロールとして用いた;アンタゴニスト試験
のケースにおいて、FF−Mas(DOアッセイ)または22S−ヒドロキシ−
FF−Mas(CEOアッセイ)を含む培地をコントロールとして用いた。同じ
方法がFF−Mas(DOアッセイ)または22S−ヒドロキシ−FF−Mas
(CEOアッセイ)第2および第3のマウスで行われる[ブロック2および3]
。用いた培地は、ウシ血清アルブミン(3mg・ml−1)、L−グルタミン(
0.23mM)、ピルビン酸ナトリウム(2mM)およびヒポキサンチン(4m
M)を補充したCOで飽和したMEMアルファ培地(Gibco, pH7.
3±0.1)である。全体的に、各々のコントロールまたは試験化合物は、30
卵母細胞(ブロック辺り10卵母細胞)で試験される。t=0で完全な胚胞(G
V)または胚胞崩壊(GVBD)を伴った卵母細胞の数が微分干渉コントラスト
装置を備えた倒立顕微鏡下で計測される。完全なGVを持つ卵母細胞のみが実験
に用いられる。卵母細胞は、空気中5%COの100%湿度雰囲気中、37℃
で22時間培養される。その培養期間の終了時点で、グループ毎にGVまたはG
VBDを持つ卵母細胞の数が計測される。統計学的分析のために、胚胞崩壊パー
センテージが一つのブロック中の各グループで算出される。これらのパーセンテ
ージは、arcsin形質転換を受けさせ、そしてコントロールと試験化合物の
間の相違が無作為化ブロックデザイン用のANOVAテストによって分析される
。結果は表I(アゴニスト効果)とII(アンタゴニスト効果)に示される。
【0075】
【表1】
【0076】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AL,AU,BA,BB,BG,BR, CA,CN,CU,CZ,EE,GE,HR,HU,I D,IL,IN,IS,JP,KP,KR,LC,LK ,LR,LT,LV,MG,MK,MN,MX,NO, NZ,PL,RO,RU,SG,SI,SK,SL,T R,TT,UA,US,UZ,VN,YU,ZA Fターム(参考) 4C086 AA01 AA02 AA03 DA11 MA04 MA52 MA55 NA14 ZA86 4C091 AA02 BB06 CC01 DD01 EE01 EE03 FF02 FF06 GG01 HH01 JJ03 KK01 LL01 MM03 NN01 PA02 PA05 PB03 PB04 QQ01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受胎能の調節のための医薬を製造するための、(アンドロス
    ト−5−エン−17β−イル)アルキルスルホキシドまたはスルホン、またはそ
    のプロドラッグまたは薬学上許容されるその塩である化合物の使用であって、前
    記化合物が以下の一般式I: 【化1】 [式中、 Rは(H,OR)、(H,OSOH)またはNORであり;RはH、(C 1−6 )アルキルまたは(C1−6)アシルであり; RとRのそれぞれは独立に水素または(C1−6)アルキルであり; nは0、1、2または3であり;XはS(O)またはS(O)であり; Yは−CH−CR=CRであり(式中、R,RおよびRは独
    立に水素、フェニル、ハロゲン、またはヒドロキシ、(C1−4)アルコキシ、
    オキソもしくはハロゲンによって任意に置換された(C1−4)アルキルであり
    ;またはRとRはそれらに結合する炭素原子と一緒に(C5−6)シクロア
    ルケン環を形成する;またはRとRはそれらに結合する炭素原子と一緒に(
    3−6)シクロアルカン環を形成する);またはYは−CH=CR−CR10であり(式中、R,RおよびRは独立に水素、フェニル、また
    はヒドロキシ、(C1−4)アルコキシ、オキソもしくはハロゲンによって任意
    に置換された(C1−4)アルキルであり;R10は水素、ヒドロキシまたはフ
    ッ素であり;またはRとRはそれらに結合する炭素原子と一緒に(C3−6 )シクロアルカン環を形成する;またはRとRはそれらに結合する炭素原子
    と一緒に(C3−6)シクロアルカン環を形成する);またはYは−CH−C
    ≡CR11であり(式中、R11は水素、またはヒドロキシ、(C1−4)アル
    コキシ、オキソもしくはハロゲンによって任意に置換された(C1−4)アルキ
    ルであり;またはR11はヒドロキシ、(C1−4)アルコキシ、(C1−4
    アルキルまたはハロゲンによって任意に置換されたフェニルである);またはY
    はヒドロキシ、(C1−4)アルコキシ、(C1−4)アルキル、またはハロゲ
    ンによって任意に置換されたフェニルであり;且つ破線は任意の結合を表す]を
    満たすことを特徴とする化合物の使用。
  2. 【請求項2】 nが0または1であることを特徴とする請求項1に記載の(
    アンドロスト−5−エン−17β−イル)アルキルスルホキシドまたはスルホン
    の使用。
  3. 【請求項3】 Rが(H,OR)[式中、RはHまたは(C1−6)アシ
    ルであり、破線は飽和結合を表し、且つ3−OR置換基の配置がβ−配置である
    ]であることを特徴とする請求項2に記載の(アンドロスト−5−エン−17β
    −イル)アルキルスルホキシドまたはスルホンの使用。
  4. 【請求項4】 一般式I 【化2】 [式中、Rは(H,OR)、(H,OSOH)またはNORであり;RはH
    、(C1−6)アルキルまたは(C1−6)アシルであり; RとRのそれぞれは独立に水素または(C1−6)アルキルであり; nは0、1、2または3であり;XはS(O)またはS(O)であり; Yは−CH−CR=CRであり(式中、R、RおよびRは独
    立に水素、フェニル、ハロゲン、またはヒドロキシ、(C1−4)アルコキシ、
    オキソもしくはハロゲンによって任意に置換された(C1−4)アルキルであり
    ;またはRとRはそれらに結合する炭素原子と一緒に(C5−6)シクロア
    ルケン環を形成する;またはRとRはそれらに結合する炭素原子と一緒に(
    3−6)シクロアルカン環を形成する);または Yは−CH=CR−CR10であり(式中、R、RおよびR は独立に水素、フェニル、またはヒドロキシ、(C1−4)アルコキシ、オキソ
    もしくはハロゲンによって任意に置換された(C1−4)アルキルであり;R は水素、ヒドロキシまたはフッ素であり;またはRとRはそれらに結合す
    る炭素原子と一緒に(C3−6)シクロアルカン環を形成する;またはRとR はそれらに結合する炭素原子と一緒に(C3−6)シクロアルカン環を形成す
    る);または Yは−CH−C≡CR11であり(式中、R11は水素、またはヒドロキシ
    、(C1−4)アルコキシ、オキソもしくはハロゲンによって任意に置換された
    (C1−4)アルキルであり;またはR11はヒドロキシ、(C1−4)アルコ
    キシ、(C1−4)アルキルまたはハロゲンによって任意に置換されたフェニル
    である);または Yはヒドロキシ、(C1−4)アルコキシ、(C1−4)アルキル、またはハ
    ロゲンによって任意に置換されたフェニルであり;且つ破線は任意の付加結合を
    表す; または、その薬学的に許容される塩、ただし、 (3β,20S)−20−メチル−21−(フェニルスルホニル)プレグナ−
    5,7−ジエン−3−オール、酢酸(3β,20S)−20−メチル−21−(
    フェニルスルホニル)プレグナ−5,7−ジエン−3−オール、 安息香酸(3β,20S)−20−メチル−21−(フェニルスルホニル)プ
    レグナ−5,7−ジエン−3−オール、および [3β,20S,(21S)]−4,4,20−トリメチル−21−[(2−
    メチル−2−プロペニル)スルフィニル]プレグン−5−エン−3−オール を除く]に従う(アンドロスト−5−エン−17β−イル)アルキルスルホキシ
    ドまたはスルホン。
  5. 【請求項5】 nが0または1であることを特徴とする請求項4に記載の(
    アンドロスト−5−エン−17β−イル)アルキルスルホキシドまたはスルホン
  6. 【請求項6】 Rが(H,OR)[式中、RはHまたは(C1−6)アシ
    ルであり、破線は飽和結合を表し、且つ3−OR置換基の配置がβ−配置である
    ]であることを特徴とする請求項5に記載の(アンドロスト−5−エン−17β
    −イル)アルキルスルホキシドまたはスルホン。
  7. 【請求項7】 [3β,20S,(21R)]−4,4,20−トリメチル
    −21−[(2−メチル−2−プロペニル)スルフィニル]プレグン−5−エン
    −3−オール、[3β,20S,(21R)]−4,4,20−トリメチル−2
    1−(フェニルスルフィニル)プレグン−5−エン−3−オール、およびその薬
    学的に許容される塩からなる群から選択される(アンドロスト−5−エン−17
    β−イル)アルキルスルホキシドまたはスルホン。
  8. 【請求項8】 治療において使用するための一般式Iを有している(アンド
    ロスト−5−エン−17β−イル)アルキルスルホキシドまたはスルホン。
  9. 【請求項9】 薬学的に許容される補助物との混合物中に、一般式Iを満た
    す(アンドロスト−5−エン−17β−イル)アルキルスルホキシドまたはスル
    ホン、またはその薬学的に許容される塩を含む薬学組成物。
JP2000602086A 1999-03-02 2000-02-25 (アンドロスト−5−エン−17β−イル)アルキルスルホキシドおよびスルホンならびに受胎能の調節のためのその使用 Pending JP2002538123A (ja)

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