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JP2002520667A - 接着複合体セキュリティ物品 - Google Patents

接着複合体セキュリティ物品

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Publication number
JP2002520667A
JP2002520667A JP2000560418A JP2000560418A JP2002520667A JP 2002520667 A JP2002520667 A JP 2002520667A JP 2000560418 A JP2000560418 A JP 2000560418A JP 2000560418 A JP2000560418 A JP 2000560418A JP 2002520667 A JP2002520667 A JP 2002520667A
Authority
JP
Japan
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backing
liner
adhesive
composite security
article
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000560418A
Other languages
English (en)
Inventor
ビー. ハイネック,スティーブン
シャウ,ロバート
ジー. ピーターソン,ドナルド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Innovative Properties Co
Original Assignee
3M Innovative Properties Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US09/172,815 external-priority patent/US6607799B1/en
Application filed by 3M Innovative Properties Co filed Critical 3M Innovative Properties Co
Publication of JP2002520667A publication Critical patent/JP2002520667A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F3/00Labels, tag tickets, or similar identification or indication means; Seals; Postage or like stamps
    • G09F3/02Forms or constructions
    • G09F3/0291Labels or tickets undergoing a change under particular conditions, e.g. heat, radiation, passage of time
    • G09F3/0292Labels or tickets undergoing a change under particular conditions, e.g. heat, radiation, passage of time tamper indicating labels
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/02Adhesive bandages or dressings
    • A61F13/023Adhesive bandages or dressings wound covering film layers without a fluid retention layer

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 可撓性バッキング(12)と、感圧接着剤と、少なくとも1本の脆弱な線とを含む接着複合体セキュリティ物品(10)が開示されている。この物品は、皮膚や爪の表面のような着用者の身体に取り付け、タンパーの証拠となるように設計されている。ある物品において、バッキングは、脆弱な線に沿って分離かつ/または折れ曲がっていてもよく、個人間での物品の無傷な受け渡しを防ぐようにしてバッキングの様々な部分を接合している。接着複合体セキュリティ物品(10)はまた、画像が印刷されていてもよくイベントへの個人の出入りを監視するのを補助し、脆弱な線に沿ったバッキングの分離および/またはバッキングの折れ曲がりの結果、画像の破断を通してタンパーのより良い指標を与える。さらに、画像はまた、異なる画像、色、認識番号等を物品に組み込むことにより、接着複合体セキュリティ物品の偽造を減じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は、接着複合体セキュリティ物品に関する。特に、本発明は、人体また
は動物の体に適用される接着複合体セキュリティ物品、該物品の製造方法、およ
び該物品の配布方法/システムに関する。
【0002】 発明の背景 コンサート等のイベント入場に対する個人の支払いを示すために様々なセキュ
リティ装置および方法が用いられている。最初に入場した後の参加者の退場と再
入場を認めるイベントでは、セキュリティ装置は特に重要である。こういう場合
、個人は、イベントの中にまだいる善意の参加者からできる限り多くのセキュリ
ティ装置を獲得して、イベントを退場し、セキュリティ装置を他人へ渡そうとい
う誘惑に駆られることがある。こうすると、個人に許可および/または入場料の
支払いをせずにイベントに入場することを許すことになる。収入の損失の可能性
に加えて、かかるイベントの主催者はまた、イベント出席者数が最大許容数を超
えた場合の責任も負うことになる。
【0003】 公知のセキュリティ装置および方法には、リストバンド、インクスタンプおよ
びチケットがある。しかしながら、これらのアプローチの多くは、不法侵入を減
らすには限界がある。例えば、リストバンドは容易に取り外すことができ、イン
クスタンプは容易に複製でき、チケットは個人間で容易に受け渡すことができる
。電子認証カードのようなその他のアプローチは、イベントへの入場を管理する
のにより効果的かもしれない。しかしながら、多くのイベントで用いるには高価
すぎる。
【0004】 その他懸念されるのは、イベントへの入場が大幅には遅れないよう、セキュリ
ティ装置の適用または配布が迅速であることである。限られた時間内にできる限
り多くの参加者を取り扱う能力が多くの場合重要になる。このような状況におい
て、セキュリティ装置を適用または取り付けるのにかかる時間がイベントへの入
場を大幅に遅らすことになる場合は、リストバンド、スタンプ、認証カード等を
用いるのは良い選択ではない。
【0005】 その他考慮すべき要因は、多くのイベントが2日以上にわたって開催され、最
初の適用または配布の後、適正な入場資格を示す能力が大幅に低下することなく
2日以上にわたって使用できるようなセキュリティ装置または方法を用いるのが
望ましいことである。その結果、装置または方法に着用者の身体への適用が含ま
れる場合には、入浴、水泳等といった通常の活動に耐えられなければならない。
【0006】 発明の概要 本発明は、可撓性バッキングと、感圧接着剤と、少なくとも1本の脆弱な線と
を含む接着複合体セキュリティ物品を提供するものである。この物品は、皮膚や
爪の表面のような着用者の身体に取り付け、タンパーの証拠となるように設計さ
れている。「タンパーの証拠」とは、個人の間で物品を受け渡そうと試みると、
渡した、あるいは渡そうとしたことを示す不可逆的な変化となることを意味する
ものである。好ましい物品において、バッキングは、脆弱な線に沿って分離かつ
/または折れ曲がり、個人間での物品の無傷な受け渡しを防ぐ、または実質的に
これを損なうようにしてバッキングの様々な部分を接合している。
【0007】 接着複合体セキュリティ物品にはまた画像が印刷されているのが望ましく、イ
ベントへの個人の出入りを監視するのを補助し、脆弱な線に沿ったバッキングの
分離および/またはバッキングの折れ曲がりの結果、画像の破断を通してタンパ
ーのより良い指標を与える。さらに、画像はまた、異なる画像、色、認識番号等
を物品に組み込むことにより、接着複合体セキュリティ物品の偽造を減じるため
にも用いられる。
【0008】 本発明はまた、接着複合体セキュリティ物品の単純で安価な配布システムも提
供する。ある実施形態において、接着複合体セキュリティ物品は、剥離表面と保
持表面を有するライナを含む。保持表面の領域におけるライナと感圧接着剤との
間の接合強度は、剥離表面におけるライナと感圧接着剤との間の接合強度よりも
大きい。保持表面の領域における接合強度が大きいと、配布中バッキングが張っ
た状態に保たれて、接着複合体セキュリティ物品を円滑に配布する助けとなる。
保持表面は、ライナの研磨、エンボス加工、穿孔またはこれらの組み合わせによ
り与えることができる。
【0009】 配布システムの利点は、簡単であること、そして、接着複合体セキュリティ物
品を製造し易いことである。例えば、完全にコートされた剥離表面を持つ標準的
なライナは、変換プロセス中にインラインで形成される保持表面と共に用いるこ
とができる。その結果、特別なライナを在庫に抱える必要ない。
【0010】 一態様において、本発明は、上部および下部面と周囲とを有する可撓性バッキ
ングと、バッキングの下部面の少なくとも一部にコートされた感圧接着剤とを含
み、バッキングと接着剤が接着複合体を形成し、バッキングに少なくとも1本の
脆弱な線がある接着複合体セキュリティ物品を提供する。
【0011】 接着複合体セキュリティ物品はまた、バッキング上の感圧接着剤に接合してい
るライナ上に剥離表面をさらに有し、脆弱な線に対して略交差する方向のバッキ
ングの引張強度が、バッキングの下部面の接着剤とライナ上の剥離表面との間の
接合強度より大きい。
【0012】 ライナが接着複合体セキュリティ物品に含まれる場合には、さらに不連続剥離
コーティングを有する保持表面があってもよく、保持表面はバッキングの端部に
沿って感圧接着剤に付いている。保持表面は、例えば、研磨された表面、エンボ
ス加工された表面、および/またはライナ中の少なくとも1つの間隙の形態であ
ってもよい。保持表面がライナ中に間隙を有する場合には、接着複合体セキュリ
ティ物品はさらに、ライナの間隙を貫いて感圧接着剤の露出した部分に取り付け
られた保持部を含んでいてもよい。
【0013】 本発明の接着複合体セキュリティ物品はまた、バッキングの少なくとも一端に
取り付けられた取っ手を含んでいてもよい。取っ手はバッキングに取り外し可能
に取り付けてもよい。
【0014】 他の態様において、本接着複合体セキュリティ物品は、バッキングの上部面に
取り付けられた、バッキングよりも実質的により剛性のある材料から形成された
キャリアを含んでいてもよい。キャリアが含まれる場合、キャリアとバッキング
との間の接合強度は、脆弱な線と略交差する方向のバッキングの引張強度よりも
小さい。キャリアは、バッキングの上部面と少なくとも共に延びているか、また
はバッキングの周囲に近接していて、バッキングの中央に近接する窓を実質的に
画定しているキャリア枠を形成している。
【0015】 脆弱な線がバッキングにおいて穿孔の形態の場合には、穿孔の少なくとも1つ
がバッキングの周囲と交差して、接着複合体物品のタンパリングに対する抵抗性
を改善することができる。
【0016】 バッキングに複数の脆弱な線がある場合には、少なくとも2本の脆弱な線が交
差して接着複合体セキュリティ物品のタンパリングに対する抵抗性を改善する。
脆弱な線はまた、接着複合体セキュリティ物品の一部として与えられている画像
と交差してもよい。
【0017】 接着複合体を形成するバッキングおよび感圧接着剤は、ある実施形態において
は、少なくとも300g/m2/24hrs/37℃/100〜10%RHの速
度で水分を伝達することができる。
【0018】 本発明の一部として提供されるのは、また、接着複合体セキュリティ物品の配
布システムである。
【0019】 他の態様において、本発明は、接着複合体セキュリティ物品を配布するための
システムを提供する。このシステムにおいては、複数の接着複合体セキュリティ
物品が、複数の分離線により分離されて、連続する分離線の各対が1つの接着複
合体セキュリティ物品の対向する端部を画定している。各接着複合体セキュリテ
ィ物品の脆弱な線は、連続する分離線の各対間に配置されている。すなわち、脆
弱な線は、近接する接着複合体セキュリティ物品間の分離線と交差していない。
【0020】 このシステムにおいて配布される接着複合体セキュリティ物品は、それぞれ、
連続する分離線の各対間に配置された画像を有していてもよい。画像がある場合
には、脆弱な線と交差していてもよい。
【0021】 本システムにより配布される接着複合体セキュリティ物品において、分離線の
間の方向に沿った脆弱な各線の引張強度は、脆弱な線の配置された連続する分離
線の各対の引張強度より大きい。
【0022】 本発明による接着複合体セキュリティ物品および方法および利点を以下の詳細
な説明および図面により述べる。
【0023】 好ましい実施形態の詳細な説明 本発明は、可撓性バッキングと、感圧接着剤と、少なくとも1本の脆弱な線と
を含むタンパーの証拠となる接着複合体セキュリティ物品を提供するものである
。この物品は、皮膚や爪の表面のような着用者の身体に取り付けるように設計さ
れている。本発明に関連して用いられる感圧接着剤のコートされた製品は、通常
、バッキングまたはその他の基体上に感圧接着剤層を有するため、本明細書では
「接着複合体」と呼ぶ。
【0024】 本発明に関連して接着複合体セキュリティ物品として用いられる接着複合体は
、極めて水分透過性であるのが好ましい。そうであると、物品を適用したときに
、接着複合体セキュリティ物品と着用者の接合に大きな影響を与えることなく、
下にある皮膚や爪が「呼吸」できる。接着複合体セキュリティ物品の水分透過性
が低すぎると、物品に水分がトラップされ、最終的には、感圧接着剤の着用者に
対する接合が緩んでしまう。このような状況では、物品はより容易に他人に渡す
ことができ、イベントへの不法侵入につながる。あるいは、個人が物品を緩めて
しまうと、善意の参加者の入場が拒否されることになる。
【0025】 本発明に関連して提供される物品に好ましい可撓性バッキング材料は、半透明
または透明ポリマーフィルムである。好ましい接着複合体は、医療用接着複合体
の分野で一般に用いられているものと同様である。これら接着複合体は、極めて
水分透過性のフィルムバッキングを用いており、通常、外傷用医薬材料、包帯お
よび同様の製品に用いられる。
【0026】 発行済米国特許第3,645,835号および第4,595,001号、欧州
特許出願公開第0 437 944号には、好適なフィルムの作成方法およびそ
れらの持つ透過性の試験方法が記載されている。好ましくは、バッキング/接着
剤複合体は、人間の皮膚と等しいかそれ以上の速度で水分を伝達しなければなら
ない。接着剤のコートされたバッキングは、米国特許第4,595,001号に
記載された逆カップ方法を用いて、好ましくは少なくとも300g/m2/24
hrs/37/C/100〜10%RH、より好ましくは少なくとも2000g
/m2/24hrs/37/C/100〜10%RH、最も好ましくは少なくと
も4000g/m2/24hrs/37/C/100〜10%RHの速度で水分
を伝達する。
【0027】 本発明に関連して用いられるバッキングはまた、解剖学的表面に馴染み易いの
が好ましい。バッキングを解剖学的表面に適用すると、表面が動いても表面に馴
染む。
【0028】 本発明の接着複合体セキュリティ物品に用いるのに好ましいバッキングについ
ては、米国特許第5,088,483号および第5,160,315号、欧州特
許出願公開第0 437 944号に記載されている。本発明に関連して有用な
その他のバッキングおよび感圧接着剤は、米国特許第3,121,021号に記
載されているものと同様で、ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュ
アリング・カンパニー(ミネソタ州、セントポール)よりMICROPORE(
登録商標)という商品名で市販されている。
【0029】 特に好ましいフィルムバッキングは、エラストマーポリウレタン、ポリエステ
ル、ポリエーテルブロックアミドフィルムまたはこれらの組み合わせの群から選
択することができる。これらのフィルムは、望ましい弾力特性、高い水分透過性
およびバッキングにとって好ましい透明性が組み合わされている。また、バッキ
ングは単層物品として下記に示されているが、例えば、欧州特許出願公開第0
437 944号に記載されているような多層を含むこともできるものと考えら
れる。
【0030】 本発明の接着複合体セキュリティ物品と関連して用いられる感圧接着剤は、人
間や動物の皮膚に用いるのに安全であるのが好ましく、「低アレルギー性hyp
oallergenic」接着剤として知られる等級であるものが好ましい。本
発明の接着複合体に用いることのできる低アレルギー性感圧接着剤としては、米
国特許第RE24,906号に記載されたアクリレートコポリマー(特に97:
3のイソ−オクチルアクリレート:アクリルアミドコポリマー)および米国特許
第4,737,410号に記載された70:15:15イソオクチルアクリレー
ト:エチレンオキシドアクリレート:アクリル酸ターポリマー(実施例31を参
照のこと)が挙げられるが、これに限られるものではない。その他の有用な接着
剤は、米国特許第3,389,827号、第4,112,213号、第4,31
0,509号および第4,323,557号、英国特許第1280631号(ポ
リビニルエーテル接着剤を参照のこと)および欧州特許第35399号および第
51935号に記載されている。米国特許第4,310,509号および第4,
323,557号に記載されているように、接着剤への薬剤または抗菌薬の組み
込みも予測される。
【0031】 本発明の接着複合体セキュリティ物品に関連して用いられる好ましい感圧接着
剤は、人間の皮膚よりも速く、または同じ速度で水分を伝達するのが好ましい。
かかる特徴は、適切な接着剤を選べば得られるが、米国特許第4,595,00
1号に記載されているようなバッキングに接着剤をパターンコーティングする等
、比較的高速の水分伝達を達成できるその他の方法を用いることも本発明におい
ては予測される。
【0032】 水分透過性および低アレルギー性に加えて、本発明の接着複合体セキュリティ
物品に関連して用いられる接着剤はまた、皮膚や爪の表面に適用する際に高い初
期粘着性を示すのが好ましい。かかる接着剤は、PCT公開WO98/1524
5号「水分調整接着外傷用医薬材料」に記載されており、その他有用な接着剤と
しては、例えば、英国特許第1280631号に記載されているようなポリビニ
ルエーテル接着剤が挙げられる。高い初期粘着性を示す接着剤の一つの利点は、
適用後の初期粘着性の低い接着剤に比べて、適用後直ぐに接着複合体セキュリテ
ィ物品の除去をより効果的に防ぐことができるということである。高い初期粘着
性に加えて、接着複合体セキュリティ物品を受け渡そうとする試みをさらに阻む
ために、接着剤の肉持ち、すなわち、経時における接着強度の増大もまた、比較
的高いのが好ましい。
【0033】 さらに、外傷用医薬材料に関連して用いられる感圧接着剤の多くが、ガンマ線
殺菌のような殺菌処理後、粘着性の増大を示す。従って、本発明の接着剤複合体
セキュリティ物品にかかる処理を行って、本発明に関連して用いられる感圧接着
剤の粘着性を増大するのが望ましい。接着複合体セキュリティ物品が誤って外傷
に適用された場合、本発明の接着複合体セキュリティ物品による外傷の汚染を少
なくとも制限するために、殺菌をするとさらに有利である。
【0034】 本発明の接着複合体セキュリティ物品に用いられるバッキング材料が上述の可
撓性ポリマーフィルムのときは、バッキングより実質的により剛性のあるキャリ
アまたはその他支持体を与えて、接着複合体セキュリティ物品の適用中、バッキ
ングの全体または一部にしわが寄ったり折れ曲がったりするのを防ぐのが望まし
いことが多い。キャリア材料は、ヒートシール、接着剤、機械的接合、ワックス
コーティング、表面エネルギー吸引等のような好適な方法によりバッキングに取
り付けることができなければならない。接合は、固定しつつも剥離可能でなけれ
ばならない。すなわち、キャリアおよびバッキングは、バッキングの完全性、ま
たはバッキング上の感圧接着剤と着用者の皮膚や爪の表面との間の接合を破壊す
ることなく分離することができる。つまり、キャリアとバッキング間の接合強度
は、バッキング上の接着剤と着用者間の接合強度よりも小さい。さらに、キャリ
アとバッキング間の接合は、バッキングの下部面上の感圧接着剤のような接着剤
と、以下により詳しく述べる接着複合体セキュリティ物品を配布するのに用いら
れる剥離ライナーまたは表面との間の接合よりも強くなければならない。
【0035】 ある好ましい実施形態において、好ましい接着複合体セキュリティ物品を製造
するには、キャリア材料はバッキングにヒートシール可能である。通常、ヒート
シール可能なキャリア材料としては、ポリエチレン/酢酸ビニルコポリマーがコ
ートされた紙およびポリエステルフィルムが挙げられるがこれに限られるもので
はない。好ましいヒートシール可能なキャリア材料の一例は、ポリエチレン/酢
酸ビニルコポリマーのコートされたスーパーカレンダークラフト紙(1−80B
KG−157PE;DPC−Lohja,Inc.(イリノイ州、ウエストチェ
スター))である。ヒートシールの方法および材料については、米国特許第5,
531,855号(Heineckeら)および第5,738,642号(He
ineckeら)に記載されている。
【0036】 本発明の接着複合体はまた、バッキングの上部面に低接着力コーティングを有
していてもよい。これは、米国特許第5,531,855号に記載されているよ
うに、ポリビニルN−オクタデシルカーバメートとシリコーン樹脂のブレンドの
溶液としてコートされるのが好ましい。好ましい低接着力コーティングは、キャ
リアとバッキング間のヒートシールボンドと相容性があり、取り付け後も低接着
力特性を保持する。本発明の接着複合体の上部面が低接着力コーティングを有す
るのが好ましいが、かかるコーティングのない接着複合体もまた本発明の範囲内
と考えられる。
【0037】 本発明の接着複合体セキュリティ物品に関連して用いられるライナーは、様々
な専売処方で様々な製造業者から入手可能である。当業者であれば、選択した接
着剤に対する模擬使用条件でライナを試験して、所望の剥離特性を持つ製品に辿
り着けるはずである。
【0038】 本発明の好ましい接着複合体セキュリティ物品はまた、偽造のし易さを減じ、
物品の目視検査を促し、かつ/または着用者に対する物品の美観を改善するため
に、画像を有している。実際に用いたインクの組成に関わらず、インクは、接着
複合体セキュリティ物品の配布に際したバッキングの伸張後の耐摩耗性をはじめ
とする耐摩耗性を測定した際に耐久性を示すのが好ましい。
【0039】 ある好ましいインク組成物としては、顔料とウレタンポリマー粒子の安定した
ポリエチレンを含まない水性分散液が挙げられる。このインク組成物はさらに、
ウレタンポリマーを架橋することのできる架橋剤を含んでいてもよい。他の有用
なインク組成物としては、顔料とウレタンポリマー粒子とウレタンポリマーを架
橋する架橋剤との安定したポリエチレンを含まない水性分散液が挙げられる。
【0040】 非架橋形態で約1,500〜約50,000の数平均分子量を有するウレタン
ポリマー含有組成物の層をバッキングにコーティングすることにより可撓性基体
上の画像の耐久性を改善するのも望ましい。ウレタンポリマー含有組成物は、顔
料の分散液を含むインク組成物であるのが好ましく、ウレタンポリマー含有化合
物はまたウレタンポリマーを架橋する架橋剤も含んでいてもよい。ウレタンポリ
マー含有化合物は、画像を印刷する前にバッキング上にコートしたり、かつ/ま
たはウレタンポリマー含有化合物はバッキング上の画像を覆うようにコートして
もよい。
【0041】 バッキング上に画像を形成する他の方法は、顔料とウレタンポリマー粒子の安
定した水性分散液を含むインクの第1の層をバッキング上に印刷して、インクの
第1の層に画像を印刷する工程を有するものであり、基体から最も遠いインクの
最後の層には、顔料とウレタンポリマー粒子の安定した水性分散液が含まれてい
る。インクの少なくとも1層は、非水系インクを用いて印刷するのが好ましく、
インクの第1の層中のインク組成物はウレタンポリマーを架橋する架橋剤を含む
のが好ましい。また、第1の層は白色顔料のインクを含むのが好ましい。本方法
の好ましい実施形態において、白色顔料の不透明層はインクの第1の層と画像の
間に配置されている。顔料とウレタンポリマー粒子との安定した水性分散液のイ
ンク組成物により画像を印刷するのが好ましく、さらに基体から最も遠いインク
の最後の層が、ウレタンポリマーを架橋する架橋剤を含んでいるのが好ましい。
本方法の一実施形態において、画像はバックサイズまたはシーラーを含むコーテ
ィングで覆われている。ある好ましいシーラーはウレタンポリマー接着剤である
【0042】 他の方法において、ウレタンポリマーの水系分散液をバッキングに適用し、少
なくとも1種類のインク組成物を用いてウレタンポリマーの水系分散液上に画像
を印刷することによりバッキング上の画像の研磨を制限することができる。ある
好ましいウレタンポリマーの水系分散液は、顔料とウレタンポリマー粒子とウレ
タンポリマーを架橋する架橋剤との安定した水系分散液である。ある好ましいイ
ンク組成物は、顔料とウレタンポリマー粒子とウレタンポリマーを架橋する架橋
剤との安定した水性分散液である。
【0043】 画像を与えるのに用いる実際の方法に関わらず、画像は耐久性があって、バッ
キングから落ちないものが好ましい。さらに、画像の複製が難しくなるよう画像
は2色以上であるのが望ましい。
【0044】 上述したインクの代わりに、例えば、接着複合体セキュリティ物品を剥がそう
とした場合の引張りやその他変形がなされると色および/または外観が変化する
感圧接着インクやその他組成物/物品を用いて画像を与えるのが望ましい。
【0045】 本発明の接着複合体セキュリティ物品上に予め印刷された画像を与えるのが望
ましいが、画像またはその他認証装置を着用者に与えた後、それ自体は既に与え
られた画像またはその他認証装置に画像を含まない接着複合体セキュリティ物品
を適用することにより本発明に関連する接着複合体セキュリティ物品を与えるこ
とも可能である。例えば、画像を皮膚に適用するのにスタンプを用い、その後、
本発明による接着複合体セキュリティ物品をスタンプされた画像上に適用するこ
とができる。かかる実施形態において、接着複合体セキュリティ物品はそれ自体
に画像があってもなくてもよい。
【0046】 さらに、本発明の接着複合体セキュリティ物品の多くが透明または半透明のバ
ッキングを有するが、バッキングは不透明で、かつ/または、可視スペクトルか
、電磁放射線の例えば、紫外線、赤外線またはその他波長で目視される着色剤を
含んでいるのが望ましい。着色剤を有するバッキングは着色剤に加えて画像を有
しても有していなくてもよい。
【0047】 例示の実施形態を、本発明の接着複合体セキュリティ物品に関連して有用な配
布方法および装置を示した図面により以下に説明する。ただし、用いる配布シス
テムが着用者の所望の表面に接着複合体セキュリティ物品を無傷で残さないとい
う条件で、接着複合体セキュリティ物品は、可撓性感圧接着剤のコートされたバ
ッキングの配布に用いる好適な配布システムで用いることができることに留意さ
れたい。本発明の接着複合体セキュリティ物品に関して用いる好適な配布システ
ムとしては、TEGADERM(登録商標)(3M社、ミネソタ州、セントポー
ル)、BIOCLUSIVE(登録商標)(ジョンソン&ジョンソン社、ニュー
ジャージー州、ニューブルンスウィック)、OP−SITE(登録商標)(T.
J.スミス&ネフュー、英国、ハル)およびUNIFLEX(登録商標)(ハウ
メディカ、フロリダ州、ラルゴ)のような数多くの商品名で入手可能な医療用接
着外傷用医薬材料に関連して供給されているものが例示される。数多くの配布シ
ステムが、米国特許第Re.33,353号、Re.33,727号、第4,4
13,621号、第4,485,809号、第4,600,001号、第4,9
17,928号、第5,088,483号、第5,160,315号、第5,5
20,629号および第5,531,855号および欧州特許庁公開第0051
935号のような様々な特許関連公報に記載されている。
【0048】 図1における接着複合体セキュリティ物品10の一実施形態は、上述の通り好
ましくは馴染み易いバッキング12と、バッキング12の上部面の画像14と、
バッキング12の下部面(図1のバッキングには示されていないが)に好ましく
は付けられた感圧接着剤16と、バッキング12の上部面に取り付けられたキャ
リア枠18とを含む。図1には、バッキング12が配布されるまでこれを保護す
る感圧接着剤16に接合するライナ13も示されている。
【0049】 バッキング12の上部面にはまた、バッキングとその他対象または表面との間
の表面摩擦を減じ、また、着用者への適用後、バッキング12が不用意に剥がれ
るのを減じるために、例えば、米国特許第5,531,855号に記載されてい
るような低接着力コーティング(図示せず)があってもよい。この工程は任意で
あり、低接着力コーティングはあってもなくてもよいものと考えられる。
【0050】 図1において、キャリア枠18における窓切断部分は、バッキング12の上部
面の一部を露出する窓19を作るように除去するのが好ましい。しかしながら、
場合によっては、キャリア枠18には窓19がなくてもよい、すなわち、下記の
図5の実施形態で例示するようにキャリアはバッキング12と共に延びていても
よいものと考えられる。
【0051】 窓19のある接着複合体セキュリティ物品10において、窓19を通常覆うキ
ャリア材料18の窓部分の除去は製造中任意である。これを省くと、配布プロセ
スにおいて一工程(ライナ13からバッキング12を除去する前に窓19からキ
ャリア枠材料の一部を除去する工程)が無くなり、消費者レベルでの余計な段取
りが減る。しかしながら、中には、接着複合セキュリティ物品10がエンドユー
ザーに至るまで窓19を通常覆うキャリア枠18部分が無傷のままであることを
好むカスタマーもいるかもしれない。窓の除去後に残るキャリア枠18の部分は
、ライナ13からの除去後、バッキング12を支持するために、バッキング12
の周囲の少なくとも大部分の周囲に延びているのが好ましい。
【0052】 キャリア材料18の窓部分を除去した接着複合体セキュリティ物品10の一つ
の利点は、接着複合体セキュリティ物品を製造した後に、画像またはその他の印
を窓19内のバッキングの上部面に加えることができることである。その結果、
所望の画像を選択する柔軟性が増し、場合によっては、例えば、物品に用いる画
像を頻繁に変えることにより、偽造の接着複合体セキュリティ物品を作成しよう
とする試みを阻むことができる。
【0053】 キャリア枠18はまた、接着剤16と接触せずにライナ13からバッキング1
2を除去するのを補助する、バッキング12の周囲を超えて延びる少なくとも1
つのタブ17(図1には2個示されている)を有しているのが好ましい。タブ1
7はキャリア枠18と完全に一体化していて、タブ17と一体化キャリア枠18
をライナ20から引っ張ると、キャリア枠18、バッキング12および接着剤1
6がライナ13から除去されるのが好ましい。
【0054】 キャリア枠18は、ヒートシールボンドによりバッキング12(低接着力コー
ティングがある場合にはこの上に)に取り付けられているのが好ましい。好まし
いヒートシールボンドの代わりに、接着剤、機械的接合、ワックスコーティング
、表面エネルギー吸引等のようなその他の接合機構を用いることができる。キャ
リア枠18をバッキング12に取り付けるのに用いる接合の種類に関わらず、接
合は固定しつつも剥離可能でなければならない。すなわち、キャリア枠18およ
びバッキング12は、画像のあるバッキング12を適用した後、バッキング12
の完全性、またはバッキング上の感圧接着剤16と着用者の皮膚との間の接合を
破壊することなく分離することができる。
【0055】 接着複合体セキュリティ物品10を製造するときに、バッキング12の接着剤
16が付けられる剥離表面をライナ13は有しているのが好ましい。ライナ13
上の剥離表面は、バッキング12の接着剤16と少なくとも共に延びていなけれ
ばならないが、場合によっては、接着複合体セキュリティ物品10の製造を単純
にするために大きめでも構わない(ライナ13の全表面を含めて)。好適な剥離
材料としては、GEシリコーン、ジェネラルエレクトリック社(ニューヨーク州
、ウォーターフォード)より入手可能なUV−9300およびUV−9315の
ようなシリコーンが例示される。剥離材料は、所望したときにバッキング12が
除去できるような所望の剥離特性を与えるのに十分な重量でコートされるのが好
ましい。
【0056】 剥離ライナ13そのものは、クラフト紙、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リエステルまたはこれら材料の複合体から作成することができる。上述したよう
に、剥離表面24は、フルオロケミカルまたはシリコーンのような剥離剤を含ん
でいるのが好ましい。例えば、その開示内容がここに参考文献として組み込まれ
る米国特許第4,472,480号は、低表面エネルギーパーフルオロケミカル
ライナについて記載している。好ましいライナは、シリコーン剥離材料がコート
された紙、ポリオレフィンフィルム、またはポリエステルフィルムである。市販
のシリコーンコート剥離紙としては、Rexam Release(イリノイ州
、オークブルック)より入手可能なPOLYSILK(登録商標)シリコーン剥
離紙およびDPC−Lohja社(イリノイ州、ウェストチェスター)より供給
されるシリコーン剥離紙が例示される。
【0057】 接着剤および剥離材料のその他の組み合わせが本発明による実施形態では予測
される。当業者であれば、最終製品に望まれる品質の組み合わせに辿り着くため
の接着剤と剥離表面の新しい組み合わせの試験方法に精通しているはずである。
シリコーン剥離表面の選択に関連する問題点については、感圧接着剤技術ハンド
ブック第18章、Van Nostrand−Reinhold、1982年、
384〜403頁に記載されている。米国特許第4,472,480号にも、パ
ーフルオロポリエーテル剥離ライナの選択に関する問題点について記載がある。
【0058】 接着複合体セキュリティ物品10にまた含まれるのは2本の脆弱線20aおよ
び20b(合わせて脆弱線20と呼ぶ)である。本実施形態における脆弱線20
は穿孔として与えられている。バッキング12は、少なくとも1本の脆弱線20
を有しているのが好ましい。さらに、少なくとも1本の脆弱線20が、バッキン
グ12の画像14と交差またはこれを貫いて延びているのが好ましい。どの角度
から試してもバッキング12の着用者からの除去が難しいような互いに交差した
2本の脆弱線20があるのも好ましい。
【0059】 脆弱線20の目的は、バッキング12および感圧接着剤16が着用者に適用さ
れた後に着用者からバッキング12の除去が見逃される可能性を防ぐ、またはこ
れを減じることである。脆弱線を横切るバッキング12の引張強度は、着用者と
感圧接着剤16との間の接合強度よりも小さいのが好ましい。すると、バッキン
グ12を除去しようとすると、1本以上の脆弱線20の引張強度よりも強いため
、バッキング12が脆弱線20に沿って分離する。好ましいバッキングは極めて
可撓性であるため、支持されていないバッキング12は通常折れ曲がってしまい
、バッキング12および好ましくは画像14が不可逆的に破壊されて発覚を助け
る。
【0060】 図1に示した脆弱線20は、脆弱線20に沿って配布された間隔を開けて並ん
だ一連の穿孔22を含む穿孔である。必要ではないが、穿孔22はバッキング1
2を貫いて延びていると好ましい。さらに、穿孔22の長さ、穿孔22間の距離
、穿孔22の形状、穿孔22の深さ等の変更が考えられる。さらに、穿孔の変形
も脆弱線について考えられる。例えば、バッキングの大部分に比べて薄い線状の
バッキング材料を脆弱線に用いてもよい。脆弱線において、重要な特徴は、脆弱
線を横切るバッキングの引張強度が、感圧接着剤16と着用者との間の接合強度
よりも小さいということである。
【0061】 接合強度に関する他の問題点は、キャリア枠18とバッキング12との間の接
合強度は、感圧接着剤16と着用者との間の接合強度より少なくとも小さくなけ
ればならないということである。さらに、キャリア枠18とバッキング12との
間の接合は、脆弱線20と略交差するバッキング12の引張強度よりも小さいの
が好ましい。このように低いレベルの接合強度でキャリア枠18をバッキング1
2に与えると、キャリア枠18の除去の際にバッキング12における脆弱線20
の不慮の分離を減じる、または防ぐことができる(後述するように、キャリア枠
18は通常、バッキングおよび感圧接着剤16を着用者に適用した後除去される
)。
【0062】 画像14は、図1に示すように英数字を含んでいても、例えば、図2に示すよ
うにデザインであってもよい(後述)。この代わりに、画像14は英数字と画像
の両方を含んでいてもよい。画像14に加えて、接着複合体セキュリティ物品1
0はまた、さらに偽造を阻み、接着複合体セキュリティ物品10の追跡と会計を
促すために、各接着複合体セキュリティ物品10に固有の認識番号15や同様の
標識を含んでいてもよい。
【0063】 画像14と認識番号15はいずれも好適な技術により提供してよい。画像14
はバッキング12の上部面に与えるのが一般的に好ましい。しかしながら、この
代わりに、画像をバッキング12の下部面(すなわち、バッキング12と感圧接
着剤16の間)に与えてもよい。場合によっては、画像14を、感圧接着剤16
の露出面に直接与えることも可能である。さらに、バッキング12が多層複合体
を含む場合には、バッキング12の層の間に画像14を与えることが可能である
。用いることのできる印刷または作成技術としては、インクジェット印刷、レー
ザーマーキング等がある。さらに、画像14と認識番号15は異なる作成技術に
より提供してよい。
【0064】 接着複合体セキュリティ物品10を用いる一つの方法について説明する。まず
、ライナ13を接着複合体セキュリティ物品10から剥がし、バッキング12、
バッキング12の下部面に取り付けられた感圧接着剤16、バッキング12の上
部面に取り付けられたキャリア枠18は残す。ライナ13の除去は、バッキング
12から接着剤16を除去せずに、キャリア枠18とバッキング12の間の接合
を大幅に妨害することなく、そして脆弱線20に沿ってバッキング12を分離す
ることなく行うのが好ましい。
【0065】 ライナ13除去後、キャリア枠18/バッキング12/感圧接着剤16は着用
者に適用可能となる。一般に、感圧接着剤16は皮膚に適用する。ただし、場合
によっては爪の表面に適用することもできる。感圧接着剤16を着用者の所望の
表面に接合した後、感圧接着剤16を用いて着用者に取り付けられたバッキング
12(関連の画像14および識別番号15を有する)をそのままにして、キャリ
ア枠18をバッキング12から除去することができる。
【0066】 接着複合体セキュリティ物品110の他の実施形態を図2および3に示す。図
2は、接着複合体セキュリティ物品110の平面透視図であり、図3は、ライナ
113を除去した接着複合体セキュリティ物品110の底面透視図である。接着
複合体セキュリティ物品110には、キャリア枠118、バッキング112、感
圧接着剤116および接着剤116を保護するライナ113が含まれる。バッキ
ング112には上部と下部面がある。画像114がバッキング112に与えられ
るのが好ましい。さらに、図示したバッキング112には、3本の脆弱線120
a、120bおよび120c(合わせて脆弱線120と呼ぶ)が含まれる。
【0067】 キャリア枠118は、接着複合体セキュリティ物品110の適用を補助する少
なくとも1つのタブ117(図2および3には2個示されている)を有している
のが好ましい。図1の接着複合体セキュリティ物品10と同様に、接着複合体セ
キュリティ物品110はまた、バッキング112の上部表面の一部および画像1
14の少なくとも一部を露出する開放領域または窓119を含むのが好ましい。
キャリア枠118は、バッキング112の全周囲を囲むように伸張しているのが
好ましく、接着複合体セキュリティ物品110を着用者に適用した後、バッキン
グ112からのキャリア枠118の除去を促す制御深さダイカット111を有し
ていてもよい。図3に露出した接着層116を示す。
【0068】 バッキング112の周囲がキャリア枠118に支持されている接着複合体セキ
ュリティ物品110において、バッキング112の周囲と交差する各端に穿孔1
22のあるバッキング112の端部まで延びる脆弱線120aおよび120bを
与えるのが望ましい。バッキング112の端部と交差するこれら穿孔122は、
着用者への適用後、バッキング112を除去しようとすると、バッキングが特に
分離しやすい場所となる。
【0069】 接着複合体セキュリティ物品110はまた、閉じた幾何学形状を形成する少な
くとも1本の脆弱線120cを含むのが好ましい。示した脆弱線120cは円を
作っているが、バッキング112の周囲に含まれる閉じた幾何学形状であればい
ずれも好適である。その他の脆弱線120aおよび120bの少なくとも1本が
線120cにより作られた閉じた形状と交差しているのがより好ましい。
【0070】 図1〜3に示したように、キャリア枠18および118はパッケージからの除
去後バッキングを支持するのに与えられている。本発明に関して用いるA支持@
という用語は、バッキングにしわが寄ったり折れ曲がったりするのを防ぎながら
、ライナの除去後、キャリアがユーザーに所望の方向にバッキングを保持させる
ことを可能にすることを示すのに用いる。キャリアは、バッキングの全表面また
は少なくともその周囲の大部分に取り外し可能に取り付けることによりバッキン
グの周囲の全てまたは少なくとも大部分を支持するのが好ましい。
【0071】 図1〜3は、本発明に関して有用な接着複合体セキュリティ物品を示している
が、接着複合体セキュリティ物品は、他の所望の形状とすることができる。
【0072】 図4および5に、本発明による接着複合体セキュリティ物品の他の実施形態を
示す。図4に、バッキング212、その上にある画像214および複数の脆弱線
220a、220b、220cおよび220d(合わせて脆弱線220と呼ぶ)
を有する接着複合体セキュリティ物品210を示す。図5から分かる通り、接着
複合体セキュリティ物品210は、着用者に配布される前、キャリア218とラ
イナ213を有している。バッキング212および感圧接着剤216を着用者に
適用した後にバッキング212からの除去を促すために、キャリア218には切
断部211が形成されているのが好ましい。
【0073】 図示された接着複合体セキュリティ物品210における脆弱線220は、バッ
キング212を貫いて形成されているのが好ましい。そうすると、脆弱線と略交
差するバッキング220の引張強度は実質的にゼロになる(上述した穿孔による
脆弱線とは異なる)。
【0074】 バッキング212における脆弱線220の脆弱さのため、キャリア218はバ
ッキング212と共に延びているのが好ましい。すなわち、上述したキャリア枠
18および118のような窓はキャリア218にはない。その結果、バッキング
212および感圧接着剤216が着用者に付けられるまでバッキング212全体
が支持され、その後、バッキング212における脆弱線220を大幅に破断する
ことなく、キャリア218をバッキング212から除去することができる。しか
しながら、着用者からバッキング212を除去しようとすると、バッキング21
2および感圧接着剤216が折れ曲がって、接着複合体セキュリティ物品210
を破壊するのが好ましい。
【0075】 接着複合体セキュリティ物品を単体として説明してきたが、複数の接着複合体
セキュリティ物品310がライナ313上に描かれる図6Aに示したようなロー
ルやシート上にそれらをまとめて与えることもできる。接着複合体セキュリティ
物品310はそれぞれ、バッキング312と脆弱線320a〜320e(合わせ
て脆弱線320と呼ぶ)を有する。この物品310は1列構成で描かれているが
、当業者であれば、ライナ313に2つ以上、すなわち2列以上の物品310の
グループで作成することができることが分かるであろう。
【0076】 図6Bに、物品310を形成するバッキング312に印刷等により画像314
が付加された図6Bの接着複合体セキュリティ物品310を示す。画像314は
サメの形であり、接着複合体セキュリティ物品310のそれぞれのバッキング3
12の輪郭もまたサメの輪郭である。各バッキング312の輪郭を形作る複雑な
曲線は、着用者適用後に接着複合体セキュリティ物品310を除去しようとする
のをさらに難しくし、これを阻むものである。
【0077】 図6Bにはサメが示されているが、接着複合体セキュリティ物品310には所
望の形状を与えることができる。例えば、アニメのキャラクタや示されたような
動物といった認識可能な形状で本発明による接着複合体セキュリティ物品を与え
るのが特に望ましい。このことは、接着複合体セキュリティ物品が、アニメキャ
ラクタや動物と関連のあるアミューズメントパーク、動物園等で使用されるとき
は特に当てはまる。
【0078】 接着複合体セキュリティ物品310の着用者への配布を補助するために、キャ
リア枠318を各接着複合体セキュリティ物品310を形成するバッキング31
2に追加したものを図6Cに示す。キャリア枠318は、上述した好適な技術に
よりバッキングに取り付けることができる。キャリア枠は、接着複合体セキュリ
ティ物品310の取扱い補助となるタブ317を有しているのが好ましい。各キ
ャリア枠318はまた、バッキング312の配布後、バッキングから枠318を
除去する補助となる切断部311を有しているのが好ましい。
【0079】 接着複合体セキュリティ物品310は、図6Cに示すようなロールやシートか
ら配布したり、個々の接着複合体セキュリティ物品310をそれぞれにシート化
して配布することができる。それぞれに配布する場合には、接着複合体セキュリ
ティ物品310はまとめて、または別々にパッケージしてさらに保護を与えるこ
とができる。
【0080】 好ましい接着複合体セキュリティ物品310のその他の特徴は、剥離方向に対
する脆弱線の向きである。剥離方向は、接着複合体セキュリティ物品310を配
布するのに用いるライナ313からバッキング312が剥がれる方向である。図
6Cに示すような接着複合体セキュリティ物品310については、矢印325に
より示される剥離方向は、キャリア枠318のタブ317の位置によって大方決
まる。接着複合体セキュリティ物品310は、剥離方向325に対して垂直でな
い脆弱線320a〜320eを有しているのが好ましい。脆弱線320a〜32
0eが剥離方向325に対して垂直な場合には、バッキング312をライナ31
3から除去する場合に、剥離方向に垂直な脆弱線が破損する傾向がある。この傾
向は、脆弱線320a〜320eが剥離方向325に垂直でない場合には大幅に
減じることができる。脆弱線と剥離方向325が垂直になるのを防ぐには、曲線
の脆弱線、すなわち、直線に沿わない脆弱線とするのが望ましい。脆弱線の湾曲
は一定であっても、角度や方向が異なっていてもよい。
【0081】 例えば、脆弱線320a〜320dは図6Cに示すようにすべて曲線であるの
が好ましい。曲線の脆弱線320a〜320dを作る際、剥離方向325の僅か
な変化に耐えられる方が良い。剥離方向のかかる変化は、個人によってバッキン
グ312の剥がし方が異なるため、接着複合体セキュリティ物品310を手で配
布したときに予想される。
【0082】 図6Cに示した脆弱線320eは、ほぼ直線に沿っている。脆弱線320eは
剥離方向325とほぼ並んでいるため、ライナ313からバッキング312を除
去する際に脆弱線320eが破損する傾向に脆弱線320eの直線性はほとんど
影響がない。
【0083】 図7に、本発明による接着複合体セキュリティ物品410の他の実施形態を示
す。図7の接着複合体セキュリティ物品410には、バッキング412により形
成された個々の接着複合体セキュリティ物品410が分離線430により区切ら
れているライナ413上に帯状の形態で与えられている。接着複合体セキュリテ
ィ物品410はそれぞれ、バッキング412部分と脆弱線420aおよび420
b(合わせて脆弱線420と呼ぶ)を有する。
【0084】 近接する接着複合体セキュリティ物品410の対間の分離線430は、図7に
示すように穿孔線の形態で与えることができる。ただし、近接する接着複合体セ
キュリティ物品410の対間の分離を可能にする構造であれば他のものに代える
ことができる。好適な等価物としては、近接する接着複合体セキュリティ物品4
10間のバッキング412を溶融する機械による縦すじ、熱線/ナイフすじ等が
挙げられるがこれに限られるものではない。分離線430は、分離線430の少
なくとも一部に沿ったバッキング412を貫いて延びているのが好ましく、ライ
ナ413を貫いて延びていてもよい。さらに、分離線430はバッキング412
の全てを通るように形成して、近接する接着複合体セキュリティ物品410のバ
ッキング412間に接続が存在しないようにし、一方、ライナ413が分離線4
30に沿って分離できるようライナ413に切り込み、折り曲げ、穿孔等の処理
を施す。
【0085】 同様に、図7の接着複合体セキュリティ物品410に図示されているのは、接
着複合体セキュリティ物品410のそれぞれのバッキング窓450である。一実
施形態において、バッキング窓450の領域にはバッキング412はない。すな
わち、バッキング412を切り取ってバッキング窓450を画定した後、窓45
0内のバッキング材料450をライナ413から除去する。この代わりに、バッ
キング窓450内のバッキング材料をライナ413の定位置に残しておくことも
できる。バッキング412は窓450の周囲で完全に切り取られるため、接着複
合体セキュリティ物品410を形成するバッキング412の残りがライナ413
から除去されて着用者に付けられた後、窓450内のバッキング材料はライナ4
13に付いたままとなる。
【0086】 バッキング窓450を有する接着複合体セキュリティ物品において、接着複合
体セキュリティ物品410を着用者に付けた後、例えば、スタンプその他装具を
用いて画像を付けて、画像の一部が直接着用者(バッキング窓450の領域内で
)に付けられ、一部が接着複合体セキュリティ物品410のバッキング412に
付くようにする。その結果、接着複合体セキュリティ物品410を着用者から除
去して他の人に上手く渡せたとしても、画像の少なくとも一部は着用者に残るた
め直接受け渡すことはできない。
【0087】 図7に示す他の例は、一連の斜めの穿孔422が図示したように配列された脆
弱線420の別の穿孔パターンである。脆弱線420のすべてが垂直であるよう
な状況においても(上述したようにこれは好ましくない)、バッキング412を
ライナ413から除去する際、斜めの配向の穿孔422が脆弱線420の破損を
防ぐ補助をする。脆弱線420のこの追加された頑強性は、少なくとも部分的に
、剥離方向での穿孔422により形成される角度による可能性がある(曲線の脆
弱線における穿孔の斜めの関係と同様に)。上述したように、本発明に関連する
脆弱線について様々な穿孔パターンを用いることができ、例証の実施形態に示し
た例に限定されるものではない。
【0088】 各接着複合体セキュリティ物品410の脆弱線420と略交差するバッキング
412は、分離線430と略交差するバッキング412の引張強度よりも大きな
引張強度を示すのが好ましい。そうであると、各接着複合体セキュリティ物品4
10がライナ413から除去される際、分離される接着複合体セキュリティ物品
410の近接する対の脆弱線の完全性を維持することができる。この関係は、各
接着複合体セキュリティ物品410がライナ413から除去される際にライナ4
13が分離されない配布システムにおいては特に重要である。
【0089】 図示はしていないが、上述したように、各接着複合体セキュリティ物品410
にはまた、ライナ413を着用者に移す間バッキング412を支持するキャリア
を付けることもできる。キャリアを付ける場合には、分離線430が少なくとも
キャリアおよびバッキング412を貫いて延びているのが一般に好ましい。
【0090】 接着複合体セキュリティ物品にキャリアがない場合には、変形の配布システム
として、接着複合体セキュリティ物品を配置するライナにより与えることができ
る。図8Aを見ると、バッキング512および感圧接着剤516から形成された
接着複合体セキュリティ物品のためのある配布システムには、2つの別のライナ
513aと513bから構成されたライナ513が含まれ、ライナ513aには
配布プロセスを開始するのに用いるJ−形に折り曲げられた513cがある。J
−形折り曲げライナを有する配布システムは当業者に知られており、ここにはこ
れ以上説明しない。
【0091】 図8Bを見ると、別の代替の配布システムが開示されており、バッキング61
2と接着剤616のあるライナ613が、分離切断部615を有しており、それ
に沿ってライナ613が分離されて、バッキング612から形成された接着複合
体セキュリティ物品の配布を促すことができる。分離切断部のあるライナもまた
当業者に知られているため、ここではこれ以上説明しない。
【0092】 本発明によるキャリアを含む好ましい接着複合体セキュリティ物品の一製造方
法を図9を参照して説明する。示した方法では、片側に感圧接着剤の付いたバッ
キング712の供給ロールを用いる。この感圧接着剤は廃ライナ712’により
保護されているのが好ましい。
【0093】 多くの場合、所望の画像を既に印刷してあるロールでバッキングを与えるのが
望ましい。しかしながら、示した製造システムおよび方法には、最終製品に望ま
れる画像および/または一連番号を供給するのに用いることのできる印刷ステー
ション740が含まれている。印刷後、バッキング712をステーション742
へと向けて、そこで所望の脆弱線をバッキング712に形成する。上述した通り
、これにはバッキング712の穿孔が含まれる。ただし、他の脆弱線およびこれ
を与えるのに必要な方法も考えられる。機械方向、すなわち、ウェブの進行方向
におけるバッキング712の端部もまた所望の形状に切断またはトリミングして
、脆弱線の形成に関して廃材料を除去する。
【0094】 ここで、所望の画像、脆弱線および端部プロフィールの整ったバッキング71
2を、ステーション744でキャリア材料718に積層する。好ましいプロセス
には、キャリア材料718のバッキング材料712の上部面へのヒートシールが
含まれる。ただし、上述した通り、キャリアをバッキングに付けるのに他の技術
も考えられる。窓をキャリア材料から取り除いて、脆弱線をキャリア材料718
の下に延ばすような状況においてもキャリアを取り付ける前にバッキング712
に脆弱線を与えるのが必要ではないが、好ましい。
【0095】 キャリア材料718をダイカットして、本発明による組み合わせで提供される
接着複合体セキュリティ物品のキャリア中央に窓を形成するのが好ましい。ダイ
カットは、当業者に周知されている回転ダイカット装置を用いて行うことができ
る。窓をキャリア材料中にダイカットした後、キャリア材料をバッキングに取り
付ける前に任意で窓は取り除く。キャリア材料にダイカットした窓は、当業者に
知られた数多くの方法を用いて除去することができる。このような方法では、真
空、空気圧、重力および/または径の小さなニップロールを用いて、窓を枠のあ
るキャリア材料から除去する。ある好ましい方法では、窓をキャリア材料に与え
るが、キャリアがバッキングの全上部面を覆うように取り付けられるような場合
には、キャリアには窓はない。
【0096】 キャリア材料718をバッキング712に取り付けた後、上記の工程でバッキ
ングを支持するために用いた廃ライナ712’をステーション746に示すよう
に除去し、製品のライナ材料713をステーション748で付ける。感圧接着剤
、バッキングおよびキャリア718を有する複合体を揃えた製品ライナ713に
より、個々の接着複合体セキュリティ物品710をステーション750でシート
化することができる(例えば、図1〜5に示すような個々の接着複合体セキュリ
ティ物品が望ましい場合)。
【0097】 上記した方法以外の代替の製造方法もある。ある代替方法においては、バッキ
ングを廃キャリア上で押出す、またはコートしてバッキング/廃キャリア複合体
を形成してもよい。感圧接着剤もまた廃ライナにコートして、感圧接着剤/廃ラ
イナ複合体を形成することができる。感圧接着剤/廃ライナ複合体をバッキング
/廃キャリア複合体に積層して、廃キャリア/バッキング/感圧接着剤/廃ライ
ナ複合体を形成することができる。最後に、廃キャリアをバッキングから除去し
て、バッキング/感圧接着剤/廃ライナ複合体材料を有する複合体を与えて上述
の通り処理することができる。
【0098】 バッキング/感圧接着剤/廃ライナ複合体を与える他の方法において、接着剤
を廃ライナにコートし、バッキング材料を感圧接着剤上に直接押出す、またはコ
ートしてバッキング/感圧接着剤/ライナ複合体材料を与える。この第2の方法
は、廃キャリアを用いず、製品コストおよび処理工程を減じることからやや利点
がある。しかしながら、両方の方法およびその他もまた、本発明による方法で用
いられるものと考えられる。
【0099】 図10は、本発明による接着複合体セキュリティ物品を配布するための他の配
布システムの透視図である。セキュリティ物品810には、上部および下部面を
有するバッキング812が含まれ、下部面には感圧接着剤814が付いている。
図示していないが、物品810はまた、上述の接着複合体セキュリティ物品に関
して述べたような画像も含んでいてもよい。ライナ816は接着剤814を覆う
ように位置しており、配布されるまでこれを保護する。ライナ816は、以下に
その目的をより詳しく述べるライナタブ817を有しているのが好ましい。
【0100】 感圧接着剤814には取っ手818も付けられており、接着複合体セキュリテ
ィ物品810の配布に有用である。取っ手818およびライナタブ817は好ま
しくは互いに重なり合わせて、接着複合体セキュリティ物品810を配布するた
めにライナ816を感圧接着剤814から分離するのに便利な位置とする。
【0101】 バッキング812はまた、バッキング812の第1の端部に沿って位置する第
1の分離線822を有するのが好ましい。分離線822は、穿孔の線として与え
るのが好ましいが、他の分離線も考えられる。分離線822は、以降配布帯83
0と呼ばれるバッキング812の部分を画定する。取っ手818は、バッキング
812の配布帯830に連結されていて、第1の分離線822の位置を通り越し
てバッキング812と重ならないのが好ましい。バッキング812の対向する第
2の端部に、他の配布帯824が他の分離線826により画定されていてもよい
【0102】 バッキング812は、分離線822および826の間に少なくとも1本の脆弱
線820を有するのが好ましい。上述の脆弱線と同様に、脆弱線820は、バッ
キング812および感圧接着剤814が着用者に適用された後に着用者からバッ
キング812の除去が見逃される可能性を防ぐ、またはこれを減じる。脆弱線8
20を横切るバッキング812の引張強度は、着用者と感圧接着剤814との間
の接着強度よりも小さいのが好ましい。
【0103】 また、脆弱線820を横切るバッキング812の引張強度は、感圧接着剤81
4とライナ816の間の接合強度より大きいのが好ましい。そうであると、バッ
キング812および感圧接着剤814のライナ816からの除去によって、脆弱
線820が着用者への配布中に分離することがない。
【0104】 図12に、ライナ816が、バッキング812の感圧接着剤814との接触に
より実質的に除去される配布プロセスを示す。図示していないが、ユーザーはラ
イナ817の取っ手818とタブ817を持って、これらを分離して、取っ手8
18とライナ816間にバッキング812を吊るすのが好ましい。
【0105】 バッキング812を取っ手818とライナ816の間に吊るして、バッキング
812がライナ816の除去後折れ曲がったりしわが寄るのを防ぐのが好ましい
ため、配布帯830および824の領域におけるライナ816と感圧接着剤81
4間の接合強度は、配布帯830および824の間にあるライナ816と感圧接
着剤814の残りとの間の接合強度より大きいのが好ましい。そうであると、ユ
ーザーがライナ816を感圧接着剤814から分離したとき、ライナ816と感
圧接着剤814の間の剥離線が、バッキング812の第2の端部に沿った配布帯
824に届くとバッキング812に張力をかけることができる。その結果、配布
中、ユーザーがライナ816と取っ手818を握ってバッキング812の大部分
からライナ816を除去すると、張力がかかるため、バッキング812が配布中
に折れ曲がったりしわが寄る可能性が減じる。
【0106】 ライナ816の上部面を図11に示す。これには、剥離表面815上にある剥
離コーティングと、ライナ816の端部に沿った保持表面819とがある。保持
表面819は、バッキング812の端部に沿って配置されているのが好ましく、
保持表面は、バッキング812の配布帯824にサイズおよび位置がほぼ対応し
ているのがより好ましい。上述のようにバッキング812に張力をかけるには、
剥離表面815と感圧接着剤814との間の接合強度を、保持表面819と感圧
接着剤814との間の接合強度より小さくする。同様に、取っ手818とバッキ
ング812/感圧接着剤814複合体の間の接合強度は、剥離表面815と感圧
接着剤814との間の接合強度より大きいのが好ましい。
【0107】 保持表面819の領域におけるライナ816と感圧接着剤814との間の接合
強度は、ライナ816上の剥離コーティングの連続性を破断する数多くの技術に
より増大させることができる。剥離コーティングの連続性を破断することにより
、感圧接着剤814が、下にあるライナ816と接合可能となって、感圧接着剤
814と剥離コーティングの間の接合強度に比べて強固な接合となる。
【0108】 一実施形態において、ライナ816から剥離コーティングを研磨して、研磨表
面を形成し、剥離コーティングの一部または剥離コーティングのすべてを保持表
面819の領域においてライナ816から除去することにより、感圧接着剤81
4と保持表面819の間の接合を増大させることができる。保持表面819にお
いて研磨により除去される剥離コーティングの量を変えて、保持表面819と感
圧接着剤814との間の接合強度を調整することができる。
【0109】 研磨により除去される剥離コーティング部分が小さい場合には、保持表面81
9が感圧接着剤814/バッキング812複合体から分離または剥離できるだけ
、わずかに接合強度が増大するに過ぎない。このような実施形態においては、接
着複合体セキュリティ物品810に関連して示した脆弱線826は必要ない。か
かる実施形態の一つの利点は、バッキング812のすべてが着用者に配布される
ことであり、配布後、ライナ816と共に廃棄される部分がバッキング812に
はない。
【0110】 剥離コーティングのすべてまたは実質的にすべてというように剥離コーティン
グが大量に保持表面819の領域におけるライナ816から除去される場合には
、バッキング812を不必要に伸張することなく感圧接着剤814から保持表面
819を除去するには、保持表面819と感圧接着剤819との間の接合強度が
大きくなりすぎる。このような状況においては、図示するように脆弱線826が
バッキング812にあって、バッキング812を分離できるのが好ましい。
【0111】 分離線826をバッキング812に与える場合には、配布帯824の領域にお
けるライナ816の保持表面819と感圧接着剤814との間の接合強度は、分
離線826を超えるバッキング812の引張強度よりも大きいのが好ましい。そ
うであると、接着複合体セキュリティ物品810の着用者の皮膚またはその他表
面への適切な配置後、バッキング812を撫で付けて、ライナ816をバッキン
グ812から引っ張ることにより、大きな張力をバッキング812にかけること
ができる。張力が大きいと、バッキング812が分離線826に沿って分離され
好ましい。分離後、配布帯824をライナ816に沿ってバッキングから除去す
る。このとき、ライナ816の保持表面は配布帯824から分離しない。さらに
、バッキング812は表面に接合しているため(感圧接着剤814を用いて)、
脆弱線820を超えたバッキング812の分離が配布帯824の除去中防がれ好
ましい。
【0112】 配布後、取っ手818が接着複合体セキュリティ物品810の残りから分離可
能であるのが望ましく、取っ手818がバッキング812の感圧接着剤814に
付いている物品において、取っ手818と感圧接着剤814との間の接合強度も
また、ライナ816に関して上述したように取っ手上の剥離コーティングの研磨
により制御することができる。すなわち、取っ手818と感圧接着剤814との
間の接合を制御して、感圧接着剤と患者の肌との間の接合を許容できないほど損
なう点までバッキング812を大幅に伸張することなく、感圧接着剤814から
取っ手818を除去することができる。取っ手818と感圧接着剤814との間
の接合が剥離可能であるようなかかる実施形態において、分離線は必要なく、取
っ手818で除去するバッキング812はない。
【0113】 図10および12に示すような他の実施形態において、取っ手818は感圧接
着剤814に剥離可能には付けられておらず、代わりに脆弱線822が与えられ
ている。かかる実施形態において、取っ手818は、取っ手818からほぼすべ
ての剥離コーティングが除去された研磨表面を有していてもよい。取っ手818
と感圧接着剤814との間の接合強度は、脆弱線822を横切るバッキング81
2の引張強度よりも大きいため、バッキング812は、取っ手818の除去中に
脆弱線822に沿って分離するのが好ましい。取っ手818を除去すると、脆弱
線822に沿ったバッキング812の配布帯830部分もまた除去される。さら
に、取っ手818と付けた配布帯830は、バッキング812および感圧接着剤
814を着用者の皮膚またはその他表面に付けた後除去するのが好ましいため、
配布帯830および取っ手818を除去する間、脆弱線820を横切るバッキン
グ812の分離を防止するのが好ましい。
【0114】 接着複合体セキュリティ物品810の図示した実施形態における分離線822
および826は穿孔の形態で与えてもよい。穿孔の寸法はバッキング812およ
びその他要因に基づいて変わる。ただし、穿孔の数があまりにも少なすぎたり、
小さすぎると、バッキング812の伸張、変形、ムラのある弱さにつながる。一
方、穿孔の数があまりにも多すぎたり、大きすぎると、バッキング812が容易
に分離して、取っ手818とライナ816の間のバッキング812にかかる張力
が抑制されることになる。その結果、バッキング812のスムーズな配布が妨げ
られる。
【0115】 ライナ816および取っ手818は、剥離コーティングの一部またはすべてを
除去した研磨表面を含むと説明したが、この代わりに、本発明による物品は、感
圧接着剤814とライナ816および/または取っ手818との間の接合強度を
増大するために、エンボス加工したライナ816および取っ手818を付けて製
造してもよい。
【0116】 剥離コートされた表面をエンボス加工すると、エンボス加工領域における剥離
コーティングの連続性が破断されて、その表面と感圧接着剤との間の接合強度を
増大させることができる。不連続剥離コーティングは、感圧接着剤814を剥離
コーティングの下にある材料と接触させることによって接合強度を増大させる。
例えば、ライナ816は、上述の研磨の代わりに、または研磨に加えてエンボス
加工された保持表面819を含むことができる。保持表面819に用いるエンボ
ス加工の厳密な性質は、例えば、感圧接着剤814、剥離コーティング、ライナ
材料、物品にガンマ線殺菌を行ったか(接合強度を増大させる)等によって異な
る。
【0117】 エンボス加工された保持表面819は、感圧接着剤814に剥離可能に付ける
ことができ、この場合、ライナ816を接着複合体セキュリティ物品810から
剥がすのに分離線826は必要ない。この代わりに、エンボス加工は剥離コーテ
ィングを十分に破断して、ライナ816を除去するとき、分離線826がバッキ
ング812の過剰の伸張を防ぐのが望ましい。
【0118】 取っ手818は、所望の剥離可能な取っ手818か、より確実にバッキング8
12に付けられる取っ手818のいずれかを得るためにライナ816と共に用い
られるのと同様のエンボス加工された表面を含むことができ、これによって、取
っ手818の除去の際にバッキング812が分離する分離線822が必要となる
【0119】 図13および14に、本発明による接着複合体セキュリティ物品の他の実施形
態を示す。接着複合体セキュリティ物品910は、バッキング912と、接着剤
914と、ライナ916と、脆弱線920(上述したものと同様の)とを含む。
【0120】 接着複合体セキュリティ物品910における上述したものとの違いは、取っ手
918がバッキング912の上部面、すなわち、感圧接着剤914が位置するの
と逆の面に付いていることである。取っ手918は、図13に最もよく示されて
いるように、バッキング912の端部913を超えて延びているのが好ましい。
【0121】 図10および12に関して記載した接着複合体セキュリティ物品810と同様
に、取っ手918とバッキング912との間の接合強度は、ライナ916の剥離
表面と感圧接着剤914との間の接合強度よりも大きいのが好ましい。すると、
ユーザーは取っ手918とライナ916のタブ部分917を握って、ライナ91
6の剥離表面を感圧接着剤914およびバッキング912から分離することがで
きる。
【0122】 ライナ916の剥離表面とバッキング912の端部に沿った感圧接着剤914
との間の接合強度は、ライナ916の剥離表面とバッキング912の残りの部分
を覆う感圧接着剤914との間の接合強度よりも大きい。その結果、ユーザーは
、接着複合体セキュリティ物品810に関して上述したのと同様の方法で、取っ
手918とライナ916との間でバッキング912を吊るすように保持すること
によってバッキング912および感圧接着剤914を配布することができる。
【0123】 バッキング912に分離線926がある物品において、ライナ916とバッキ
ング912の端部に沿った感圧接着剤914(通常、配布帯924の領域に対応
する)との間の接合強度は、分離線926を横切るバッキング912の引張強度
よりも大きいのが好ましい。すると、バッキング912および感圧接着剤914
を適用した後、分離線926に沿ったバッキング912を分離することにより、
ライナ916を除去することができる。バッキング912の逆の端部ではまた、
取っ手918がバッキング912から除去可能であるのが好ましい。取っ手91
8は、接着複合体セキュリティ物品810について上述したように、脆弱線を用
いるか、または取っ手918を感圧接着剤914に剥離可能に接合することによ
り除去される。
【0124】 この代わりに、除去可能な取っ手918を、剥離可能なヒートシールボンドを
用いてバッキング912に付けてもよい。かかる剥離可能なヒートシールボンド
については、米国特許第5,738,642号(Heineckeら)に記載さ
れている。しかしながら、剥離可能なヒートシールボンドは、固定しつつも剥離
可能でなければならない。すなわち、取っ手918およびバッキング912は、
バッキング912の完全性、またはバッキング912上の感圧接着剤914と着
用者の皮膚やその他表面との間の接合を破壊することなく分離することができる
。つまり、取っ手918とバッキング912間の接合強度は、接着剤914と着
用者の皮膚またはその他表面との間の接合強度よりも小さい。さらに、取っ手9
18とバッキング912間の接合は、配布中、ライナ916の感圧接着剤914
からの分離を促すために、接着剤914とライナ916との間の接合より強くな
ければならない。
【0125】 図15は、バッキング1012と感圧接着剤1014とを含む本発明によるさ
らに他の接着複合体セキュリティ物品1010の透視図である。バッキング10
12はまた、上述の実施形態で説明したように脆弱線1020を有するのが好ま
しい。感圧接着剤1014は、配布される前はライナシート1016aおよび1
016bを含む2部ライナにより保護されている。2枚のライナシート1016
aおよび10106bは、接着複合体セキュリティ物品1010を配布するため
に、ユーザーがライナシート1016aおよび1016bを握る補助とするため
に、必要なことではないが、J−形に折れ曲がっているのが好ましい。
【0126】 ライナシート1016aは、バッキング1012上の感圧接着剤1014の部
分と接触している剥離表面1015aと、ライナシート1016aを完全に貫い
て形成された少なくとも1つの間隙1040aとを有している。図15に示すよ
うに、複数の間隙1040aが、バッキング1012の端部1021に近接する
ライナシート1016aの端部に沿って形成されているのが好ましい。さらに、
分離線1022がバッキング1012にあるところには、間隙1040aは、分
離線1022およびバッキング1012の端部1021により画定される配布帯
1019内にあるのが好ましい。
【0127】 保持部1042aは、ライナシート1016aの間隙1040aを覆うように
配置されて、間隙1040aにより露出した感圧接着剤1014の部分が、間隙
1040aを覆う保持部1042aの部分と接合する。感圧接着剤1014と保
持部1040a間の接合強度は、感圧接着剤1014とライナシート1016a
の剥離表面1015a間の接合強度よりも大きい。保持部1042aはまた、ラ
イナシート1016a(剥離表面1015aとは逆の面)にも接合しているのが
、必要なことではないが好ましい。さらに、保持部1042aそのものにも、ラ
イナシート1016aと向き合う表面に感圧接着剤が含まれていて、保持部10
42aをライナシート1016aに接合するのが好ましい。保持部1042aに
追加の接着剤があると、保持部1042aとバッキングの感圧接着剤1014と
の間の接合も改善される。
【0128】 バッキング1012の逆の端部1023には、もう一方のライナシート101
6bに形成された間隙1040bと、間隙1040b内で露出された感圧接着剤
1014に接合された保持部1042bを含む同様の構造がある。さらに、分離
線1026が端部1023近くにあるところには、分離線1026およびバッキ
ング1012の端部1023により画定される配布帯1024内に間隙1040
bがあるのが好ましい。
【0129】 剥離表面1015a/1015bと保持部1042a/1042bとの間の接
合強度が異なるため、接着複合体セキュリティ物品1010のバッキング101
2は、図12に示したものと同様に配布することができる。すなわち、ユーザー
はライナシート1016aおよび1016bの両方を握って、感圧接着剤101
4とライナシート1016aおよび10106bの間の剥離線が間隙1040a
および1040bに達するまで逆方向に引っ張ることができる。この点でバッキ
ング1012を2枚のライナシート1016aおよび10106b間で張った状
態に保つことができ、感圧接着剤1014は、ライナシート1016aおよび1
016b中の間隙1040aおよび1040bを通して保持部1042aおよび
1042bに接合される。接着複合体セキュリティ物品は所望の場所に配置して
、分離線1022および1026の間にあるバッキング1012を撫で付けて露
出した感圧接着剤1014に接合することができる。
【0130】 バッキング1012を着用者に配置した後、ライナシート1016a、101
6b、および保持部1042a、1042bを感圧接着剤1014から分離する
ことができる。保持部1042aと1042bとの間の接合が強い接着複合体セ
キュリティ物品において、バッキング1012は、ライナシート1016aおよ
び1016bを用いてバッキング1012にさらに張力をかけることにより分離
線1022および1026に沿って分離するのが好ましい。本実施形態において
、分離線1022および1026を横切るバッキング1012の引張強度は、感
圧接着剤1014と各間隙1040aおよび1040b通る各保持部1042a
および1042bとの間の接合強度よりも小さいのが好ましい。そうであると、
ライナシート1016aおよび1016bを用いたバッキング1012における
張力の増大により、対応の分離線1022および1026に沿ってバッキング1
012が分離する。
【0131】 さらに変形すると、接着複合体セキュリティ物品1010には、間隙1040
aおよび1040bを覆う保持部1042aおよび1042bがなくてもよい。
このような接着複合体セキュリティ物品では、感圧接着剤1014と間隙の端部
との相互作用により、間隙1040aおよび1040bの周囲領域において接合
強度が増大する。上述したように、分離線1022および1026は、バッキン
グ1012端部のライナシート1016aおよび1016bとの間の接合強度に
応じて任意である。
【0132】 いくつかの点で、ライナシート1016aおよび1016b(存在する場合に
は、保持部1042aおよび1042bも)の間隙1040aおよび1040b
は、上述の研磨およびエンボス加工ライナに関して上述したように保持表面を確
定する。上述の保持表面と同様に、間隙1040aおよび1040bにより画定
される保持表面により、剥離表面1015aおよび1015bの間の接合強度に
比べて、感圧接着剤1014に対して大きな接合を与える。ある点で、間隙10
40aおよび1040bは、剥離コーティングの連続性を破断するものと考えら
れ、これにより、ライナシートと間隙領域の感圧接着剤との間の接着を増大する
のに寄与する不連続剥離コーティングを有する保持表面が得られる。
【0133】 本発明の様々な修正および変更は、本発明の範囲から逸脱することなしに当業
者には明白であり、本発明はここに説明した例示のための実施形態に不当に限定
されないものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるキャリア枠を含む接着複合体セキュリティ物品の分解透視図。
【図2】 本発明によるキャリア枠を含む代替の接着複合体セキュリティ物品の平面透視
図。
【図3】 バッキングの感圧接着剤を保護するライナ除去後の図2の接着複合体セキュリ
ティ物品の底面透視図。
【図4】 本発明による他の接着複合体セキュリティ物品の平面透視図。
【図5】 キャリアとライナを組み合わせた接着複合体セキュリティ物品の分解透視図。
【図6A】 本発明による複数の接着複合体セキュリティ物品を含むライナの平面図。
【図6B】 画像を含む図6Aの接着複合体セキュリティ物品の平面図。
【図6C】 キャリア枠が取り付けられた図6Aの接着複合体セキュリティ物品の平面図。
【図7】 本発明によるキャリアのない複数の代替の接着複合体セキュリティ物品を含む
他のライナの平面図。
【図8A】 本発明の接着複合体セキュリティ物品のための代替の配布システムの透視図。
【図8B】 本発明の接着複合体セキュリティ物品のための他の代替の配布システムの透視
図。
【図9】 本発明による接着複合体セキュリティ物品の一実施形態を製造する方法の概略
図。
【図10】 本発明による他の接着複合体セキュリティ物品の透視図。
【図11】 図10の接着複合体セキュリティ物品に用いられているライナの透視図。
【図12】 バッキングの底部の感圧接着剤からライナを部分的に除去して配布準備のでき
た図10の接着複合体セキュリティ物品の透視図。
【図13】 本発明による他の接着複合体セキュリティ物品の側面図。
【図14】 図13の接着複合体セキュリティ物品の平面図。
【図15】 本発明による他の接着複合体セキュリティ物品の様々な構成要素を露出させた
切り欠き部のある透視図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W (72)発明者 シャウ,ロバート アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セント ポール,ピー.オー.ボックス 33427 (72)発明者 ピーターソン,ドナルド ジー. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セント ポール,ピー.オー.ボックス 33427

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部および下部面と周囲とを有する可撓性バッキングと、前
    記バッキングの前記下部面の少なくとも一部にコートされた感圧接着剤とを含み
    、前記バッキングと接着剤が接着複合体を形成し、前記バッキングに少なくとも
    1本の脆弱な線がある接着複合体セキュリティ物品。
  2. 【請求項2】 ライナ上の剥離表面をさらに有し、その剥離表面は、前記バ
    ッキング上の前記感圧接着剤に接合しており、ここで前記脆弱な線に対して略交
    差する方向の前記バッキングの引張強度が、前記バッキングの前記下部面の前記
    接着剤と前記ライナ上の前記剥離表面との間の接合強度より大きい、請求項1記
    載の物品。
  3. 【請求項3】 前記ライナがさらに保持表面を含み、その保持表面は不連続
    剥離コーティングを含み、ここでその保持表面は前記バッキングの端部に沿って
    前記感圧接着剤に付いている、請求項2記載の物品。
  4. 【請求項4】 前記ライナ上の前記保持表面がエンボス加工されている、請
    求項3記載の物品。
  5. 【請求項5】 前記保持表面が研磨されている、請求項4記載の物品。
  6. 【請求項6】 前記保持表面が前記ライナを貫いて形成された少なくとも1
    つの間隙を含み、前記間隙は前記感圧接着剤の一部を露出し、前記ライナと前記
    感圧接着剤間の接合強度が前記間隙近辺で増大している、請求項4記載の物品。
  7. 【請求項7】 前記ライナ中の前記間隙を貫いて前記感圧接着剤の露出した
    部分に付いた保持部をさらに含み、前記保持部と前記感圧接着剤間の接合強度が
    前記剥離表面と前記感圧接着剤間の接合強度より大きい、請求項6記載の物品。
  8. 【請求項8】 前記バッキングの少なくとも一端に付いた取っ手をさらに有
    する、請求項1〜7のいずれか一項記載の物品。
  9. 【請求項9】 前記バッキングの前記上部面に取り付けられたキャリアをさ
    らに有し、そのキャリアは、前記バッキングよりも実質的に剛性のある材料から
    形成され、前記キャリアと前記バッキング間の前記接合強度が、前記脆弱な線と
    略交差する方向のバッキングの引張強度より小さい、請求項1〜7のいずれか一
    項に記載の物品。
  10. 【請求項10】 前記キャリアが、前記バッキングの前記上部面と少なくと
    も共に延びている、請求項9記載の物品。
  11. 【請求項11】 前記キャリアが、前記バッキングの前記周囲に近接するキ
    ャリア枠を形成しており、前記キャリア枠は前記バッキングの中央に近接する窓
    を実質的に画定している請求項9記載の物品。
  12. 【請求項12】 前記脆弱な線が前記バッキング中に一列の穿孔を有してお
    り、前記穿孔の少なくとも1つが前記バッキングの前記周囲と交差している、請
    求項1〜11のいずれか一項に記載の物品。
  13. 【請求項13】 前記バッキング中の一列の穿孔を有する複数の脆弱な線を
    さらに有し、前記穿孔の少なくとも二列が交差している、請求項1〜12のいず
    れか一項に記載の物品。
  14. 【請求項14】 少なくとも1本の脆弱な線によって交差されている画像を
    さらに有する、請求項1〜13のいずれか一項記載の物品。
  15. 【請求項15】 前記接着複合体が、少なくとも300g/m2/24hr
    s/37℃/100〜10%RHの速度で水分を伝達する、請求項1〜14のい
    ずれか一項に記載の物品。
  16. 【請求項16】 複数の前記接着複合体セキュリティ物品が複数の分離線に
    より分離して、連続する分離線の各対が、一つの前記接着複合体セキュリティ物
    品の対向する端部を画定していて、さらに前記各接着複合体セキュリティ物品に
    おける前記脆弱な線が、連続する分離線の各対間に配置されている、請求項1〜
    15のいずれか一項に記載の接着複合体セキュリティ物品を配布するためのシス
    テム。
  17. 【請求項17】 連続する分離線の各対間に配置された画像をさらに有する
    、請求項16記載のシステム。
  18. 【請求項18】 前記画像が前記脆弱な線によって交差されている、請求項
    17記載のシステム。
  19. 【請求項19】 前記分離線の間の方向に沿った脆弱な各線の前記引張強度
    が、前記脆弱な線の配置された連続する分離線の各対の引張強度より大きい、請
    求項16〜18のいずれか一項に記載のシステム。
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