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JP2002336358A - 調息方法、リフレッシュ方法、照明制御方法および装置 - Google Patents

調息方法、リフレッシュ方法、照明制御方法および装置

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Publication number
JP2002336358A
JP2002336358A JP2002068446A JP2002068446A JP2002336358A JP 2002336358 A JP2002336358 A JP 2002336358A JP 2002068446 A JP2002068446 A JP 2002068446A JP 2002068446 A JP2002068446 A JP 2002068446A JP 2002336358 A JP2002336358 A JP 2002336358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
breathing
person
light
control method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002068446A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Inoue
学 井上
Koki Noguchi
公喜 野口
Wataru Iwai
彌 岩井
Tadashi Yano
正 矢野
Katsushige Amano
克重 天野
Yoshinori Tanabe
吉徳 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2002068446A priority Critical patent/JP2002336358A/ja
Publication of JP2002336358A publication Critical patent/JP2002336358A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】リラックスして覚醒度及び身体的活動度が低下
した状態から速やかに精神的及び身体的活動ができ、仕
事の合間など活動中の状況においてリフレッシュすると
いう目的で使用することができる調息方法、リフレッシ
ュ方法、照明制御方法および装置を提供する。 【解決手段】使用者の呼吸を統制する調息装置を用いた
調息方法であって、前記使用者の呼吸を統制する時間を
使用者の覚醒度が低下しない時間に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人をリラックスさ
せ、ストレスを除去することを目的に人の呼吸を統制す
る調息方法、リフレッシュ方法、照明制御方法およびこ
れらの装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、バブル崩壊による不景気、それに
伴う失業率の増加、そして、企業倒産が増加しており、
最近では大手デパートのそごうの倒産が記憶に新しい。
また、凶悪な少年犯罪がたびたび起こり、世間を震撼さ
せている。女性において問題となっているストーカー犯
罪も増えており、そして、ストーカー犯罪に対する警察
のずさんな対応が目立っている。このような社会状況に
対して、精神的ストレスを感じている人は多く、最近、
中年男性の自殺者が増加しているということからも分か
るだろう。
【0003】このような高ストレス社会において、「癒
し」が流行になるのは当然であり、アロマテラピーなど
によるリラクゼーション効果を売り文句にした商品が売
れ行きを伸ばしている。これは、多くの人々がストレス
を取り除き、健康な生活を望んでいる証拠である。リラ
ックスできる状況を創出し、人のストレスを取り除いて
あげることは最近の高ストレス社会において重要であ
る。
【0004】ところで、ストレスを除去し、リラックス
できる状況をつくる上で太極拳やヨガ、そして坐禅など
が昔から有効な手段として知られている。これらに共通
している点は呼吸法である。ストレスが高い状態では呼
吸周期は早く、また呼吸深度は浅い。この状態から呼吸
リズムを整え、深く、ゆっくりと呼吸をすることにより
精神状態が安定し、リラックスした状態になる。このと
きの生理的変化を測定すると、脳波にはアルファ波が多
く出現し、また、心拍数、血圧が減少する。このことか
ら客観的にも呼吸法によるリラックス効果が確認されて
いる。
【0005】そこで、この呼吸法によるリラックス効果
を狙った呼吸を統制する装置が提案されており、例え
ば、特開平5-253302の瞑想装置がある。これは呼吸調整
器の発光ダイオードを点滅させ、その点滅に合わせて呼
吸を統制するものであり、一定時間経過後次第に点滅の
間隔が長くなりこれに合わせて呼吸を行うことにより呼
吸周期を長くさせ、リラックス状態へ移行させることを
特徴としている。また、特開平11-96809の照明方法及び
照明装置では、光度、光色、発光部の輝度、色を0.05〜
0.6Hzの時間周波数で制御し、その変化に合わせて呼
吸を統制することによってリラックスさせることを特徴
としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の特開平5-253302
の瞑想装置では呼吸を統制することでリラックスした状
態を実現しやすくし、そしてストレス解消に役立つ効果
があるということであり、特開平11-96809の照明方法及
び照明装置では呼吸を統制することでリラックスさせ、
快適な照明環境を実現する効果があるということであ
る。
【0007】人がリラックスしたいと考える状況はいく
つか考えられ、例えば、仕事から家に帰って仕事の疲れ
を取り、リラックスしたいという状況があり、また、仕
事の合間に休憩し、リラックスしたいという状況もあ
る。この二つの状況の大きな違いはリラックスした後に
仕事をするかどうかである。後者の場合、リフレッシュ
という言葉が当てはまるだろう。ところで、被験者8名
により4〜10秒周期で呼吸を統制することによる影響を
評価した結果、被験者の60%以上が覚醒度の低下を示し
た。また、その後に仕事をすることが困難であるという
報告も多かった。
【0008】そのため、特開平5-253302や特開平11-968
09のようにリラックスさせることを目的に呼吸を統制す
ることは、仕事の合間などリフレッシュしたい状況にお
いては覚醒度の低下によってその後の仕事へ支障を来た
すという問題がある。つまり、特開平5-253302、特開平
11-96809ではその後の活動状態を考慮しておらず、身体
的活動及び精神的活動の合間での使用には問題がある。
仕事の合間にリフレッシュすることは仕事の効率向上と
いう点から重要であり、また、オフィスにおける検討対
象としてよく取り上げられていることからもこの問題を
解決することは重要である。しかし、従来において、呼
吸を統制する方法及びその機能を備えた装置には、リラ
ックスして覚醒度が低下した状態から速やかに身体的及
び精神的活動ができるように低下した覚醒度を適切に上
昇させる方法は付加されておらず、またその機能を付加
した装置はなかった。
【0009】したがって、この発明の目的は、リラック
スして覚醒度及び身体的活動度が低下した状態から速や
かに精神的及び身体的活動をすることができ、仕事の合
間など活動中の状況においてリフレッシュするという目
的で使用することができる調息方法、リフレッシュ方
法、照明制御方法および装置を提供することである。
【0010】なお、リラックスして覚醒度および身体的
活動度が低下した状態には、睡眠状態も含むこととす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の調息方法
は、人の呼吸を統制する調息装置を用いた調息方法であ
って、人の呼吸を統制する時間を人の覚醒度が低下しな
い時間に設定することを特徴とするものである。
【0012】請求項1記載の調息方法によれば、睡眠と
その後の活動との関係について、20分以内の睡眠ならば
深いノンレム睡眠に入らないということが知られてい
る。もし、深いノンレム睡眠に入った場合は、目覚めた
後に適正な覚醒刺激が与えられないような状況、例え
ば、目覚めた後の環境が暗いなどの状況下では、数時間
は眠気や体のだるさが残る。そこで、調息装置によりリ
ラックスさせる時間を20分以内にすれば、覚醒度が低下
し、居眠り状態になったとしても目覚めたその後の活動
に支障はない。このことから、この調息方法によれば、
その調息装置を活動の合間に使用するといったリフレッ
シュ効果のある方法として使用することができる。
【0013】請求項2記載の調息方法は、請求項1にお
いて、呼吸を統制する時間を20分以内にしたものであ
る。
【0014】請求項2記載の調息方法によれば、請求項
1に記載の効果がある。
【0015】請求項3記載のリフレッシュ方法は、人の
呼吸を統制し、リラックスさせた後に、人に覚醒刺激を
与えることを特徴とするものである。
【0016】請求項3記載のリフレッシュ方法によれ
ば、調息装置により使用者の呼吸を統制することによ
り、使用者はリラックスして覚醒度が低下する。その
後、覚醒刺激、例えば光、音、匂い、風、冷水、マッサ
ージ機などによる触刺激などを使用者に与えることによ
って、使用者は覚醒度が向上し、その後の活動に速やか
に移ることができる。このことから、調息方法及び調息
装置にこのリフレッシュ方法を付加すれば、調息装置を
活動の合間等でのリフレッシュ効果のある方法として使
用することが可能となる。
【0017】請求項4記載のリフレッシュ方法は、人の
呼吸を統制した後に、人の覚醒度を上げる光刺激を与え
ることを特徴とするものである。
【0018】請求項4記載のリフレッシュ方法によれ
ば、請求項3に記載の効果がある。
【0019】請求項5記載の照明制御方法は、光源の光
を変化して呼吸を統制した後に、光源の輝度を増加させ
ることを特徴とするものである。
【0020】請求項5記載の照明制御方法によれば、明
るさと中枢神経活動との関係を脳波により評価した研究
において、視野内の壁面照度と周波数約8〜13Hz帯域で
あるα波との相関関係が見られ、照度が高い程α波の出
現率が減少した(図21参照、井上ら;「照明による心理
的イメージと生理的影響の研究」;千葉大修士論文;19
98)。一般的に覚醒度が高まるとα波の出現率が低下す
ることから、視野内の明るさが増すと覚醒度が高くなる
ことが示されている。つまり、光源の輝度を上げること
は覚醒度の上昇につながる。しかし、光源の輝度を上げ
過ぎると、人に不快なまぶしさを与えることになる。矢
野らの研究によると光源の相関色温度が2000Kにおける
不快グレア(不快なまぶしさ)の許容限界輝度は5000 c
d/m2であり(矢野ら;「高齢者の不快グレア-光色との関
係-」;照明学会誌,第77巻,第6号,1993)、相関色温度
が高くなると許容限界輝度は低下する。よって、現存す
る光源において最も低い色温度は2000Kであることか
ら、不快なまぶしさを与えないためには光源の輝度を50
00 cd/m2以内で抑えることが望ましい。また、同研究に
よると50歳以上の高齢者において色温度が2000Kにおけ
る光源の不快グレアの許容限界輝度は3000 cd/m2あるこ
とから、高齢者への対応として3000 cd/m2以下に抑える
ことが望ましい。以上の研究結果から、人間が現在いる
環境の明るさを増加させてあげることによって、人間の
現状況における覚醒度を上げることができ、そして、視
野内の輝度を5000 cd/m2以内に抑えることによって、不
快なまぶしさを人間に与えることはないことから、この
照明制御方法により、リラックスして覚醒度が下がるこ
とによって活動レベルが低下した人間を活動が速やかに
遂行できるように適切に覚醒させることが可能となる。
【0021】なお、眼を閉じた状態であっても目蓋越し
に光は眼に入力されるので、眼を閉じた状態での使用で
あっても同様な効果が得られる。ただし、眼を閉じた状
態は目蓋を減光フィルタとして光源を見ていることにな
るので、光源の許容限界輝度は上昇する。
【0022】請求項6記載の照明制御方法は、請求項5
において、光源の輝度が5000cd/m2以下の範囲で輝度を
増加させるものである。
【0023】請求項6記載の照明制御方法によれば、請
求項5に記載の効果がある。
【0024】請求項7記載の照明制御方法は、請求項5
において、光源の輝度が3000cd/m2以下の範囲で輝度を
増加させるものである。
【0025】請求項7記載の照明制御方法によれば、と
くに、高齢者に対して、請求項5に記載の効果をもたら
すことが可能となる。
【0026】請求項8記載の照明制御方法は、光源の光
を変化して呼吸を統制した後に、光源を明暗させること
を特徴としたものである。
【0027】請求項8記載の照明制御方法によれば、コ
ントラストの強さと賦活効果が比例するという実験結果
がある(Wilkins et al 1979)。このことから、光源の明
暗の輝度比を増加させることで、明るさのコントラスト
を高めて賦活する方法も考えられる。しかし、光源の明
暗の振幅が大きくなりすぎれば、人間の眼に与える負荷
が大きくなり、不快感を感じるようになる。そのため、
不快感を感じさせない光源の明暗の輝度比が重要であ
る。
【0028】そこで、人に不快を感じさせない明暗光の
最小輝度と最大輝度の振幅値の限界値を求める実験を行
ったところ、光源の最大輝度をLmax、最小輝度をLminと
したときの輝度比CをC=Lmax/Lminと定義して、輝度比C
が10以下になると、不快感を感じない人は50%以上に
なることが示された。半数以上が不快感を感じないこと
は妥当であると考えられ、輝度比Cは10以下の範囲内
が適していると言える。また、人の80%以上が不快感を
感じない輝度比Cは8以下であることから、輝度比Cが
8以下の範囲は特に適している。よって、この照明制御
方法により、リラックスして覚醒度が下がることによっ
て活動レベルが低下した人間を活動が速やかに遂行でき
るように適切に覚醒させることが可能となる。
【0029】なお、眼を閉じた状態であっても目蓋越し
に光の明暗は知覚できるので、眼を閉じた状態での使用
であっても同様な効果が得られる。ただし、眼を閉じた
状態は目蓋を減光フィルタとして光源を見ていることに
なるので、不快を感じさせない明暗光の輝度比限界振幅
値は上昇する。
【0030】請求項9記載の照明制御方法は、請求項8
において、光源の明暗の最小輝度をLmin、最大輝度をLm
axとし、その輝度比をC=Lmax/Lminとしたときに、その
輝度比Cを増加させるものである。
【0031】請求項9記載の照明制御方法によれば、請
求項8に記載の効果がある。
【0032】請求項10記載の照明制御方法は、請求項
9において、輝度比Cを10以下の範囲で増加させるも
のである。
【0033】請求項10記載の照明制御方法によれば、
請求項8に記載の効果がある。
【0034】請求項11記載の照明制御方法は、請求項
9において、輝度比Cを8以下の範囲で増加させるもの
である。
【0035】請求項11記載の照明制御方法によれば、
請求項8に記載の効果がある。
【0036】請求項12記載の照明制御方法は、請求項
8において、光源を周波数10〜30Hzの範囲で明暗させる
ものである。
【0037】請求項12記載の照明制御方法によれば、
請求項8と同様な効果がある。さらに、視覚刺激による
視覚・小脳・迷路系を介する自律神経系の興奮などが中
枢神経活動及び自律神経活動を活性化させることが知ら
れている。視覚刺激として閃光点滅刺激の賦活効果が知
られており、周波数10〜30Hzで賦活効果が大きい(Kast
eleijn-Nolst Trenite 1989, Harding et al 1994)。
一方、光の輝度変化の時間周波数とちらつきに対する感
度を評価した実験で、周波数10Hz付近で特にちらつきに
対する感度が高いことが示されており(Kelly,1971)、
また、ちらつきが見える条件では、時間周波数10Hz付近
でかなり明るく知覚されることが分かっている(Bartle
y,1941)。よって、時間周波数10Hz近傍の明暗光は刺激
が強く、てんかんを生じやすくさせる可能性がある。こ
のことから、10Hz近傍の時間周波数帯を除いた10〜30Hz
の範囲内の閃光刺激は人を覚醒させることにおいて、人
にてんかんを引き起こす可能性が低く、望ましい範囲で
ある。以上から、この照明制御方法により、リラックス
して覚醒度が下がることによって活動レベルが低下した
人間を活動が速やかに遂行できるように適切に覚醒させ
ることが可能となる。
【0038】なお、眼を閉じた状態であっても目蓋越し
に光の明暗は知覚できるので、眼を閉じた状態での使用
であっても同様な効果が得られる。
【0039】請求項13記載の照明制御方法は、請求項
8において、光源を時間周波数10〜30Hzの範囲であっ
て、10Hz近傍の人に癲癇発作を生起させ得る周波数帯を
除いた範囲の時間周波数で明暗させるものである。
【0040】請求項13記載の照明制御方法によれば、
請求項12に記載の効果がある。
【0041】請求項14記載の照明制御方法は、光源の
光を変化して呼吸を統制した後に、光源の色温度を増加
させることを特徴としたものである。
【0042】請求項14記載の照明制御方法によれば、
光源の色温度と自律神経活動との関係を評価したいくつ
かの研究において、色温度が高くなると交感神経活動が
活発化することが心拍変動性の評価指標を用いて示され
ている(井上ら;「照明による心理的イメージと生理的
影響の研究」;千葉大修士論文;1998)。ここで、心拍
変動性について説明すると、心拍活動は自律神経の交感
神経と副交感神経の拮抗的な支配によって絶えず変動
し、恒常性を維持する上で最も適切な心拍数に調節され
ている。一般に、動物個体が活動状態を高める場合は交
感神経が働き、他方、個体が休息し、体内エネルギーの
蓄積、散逸の防止などが必要のときは副交感神経が働
く。心拍活動は両神経の作用を受けることから、逆に両
神経活動の複合的な指標となり得る。心拍活動は血圧調
節運度、体温調節運動、呼吸運動の3つの体内活動によ
って主に影響を受け、安静状態であっても常に一定間隔
で心拍が現出するわけではなく、絶えず揺らぎ、変動し
ている。この心拍間隔のゆらぎ周波数成分が交感、副交
感神経活動の指標になることが医学的に研究されてお
り、心拍変動性として知られている。つまり、心拍変動
性の評価により人間の活動状態を評価することができ
る。この指標を用いた評価により、色温度が高くなると
交感神経活動が活発化することが示されていることか
ら、光源の色温度を高くすることは身体的活動レベルの
上昇につながる。しかし、岩切らの研究によると、色温
度7500Kにおいて覚醒水準が高いにもかかわらず、タス
クパフォーマンスが低下した。これは覚醒水準が必要以
上に高まったことを示している(岩切ら;光源の色がそ
の暴露中と暴露後にCNVの早期成分に及ぼす影響;日本
人間工学会第38回大会講演集;p.226-227,1997)。よっ
て、適度な覚醒レベルに高めるには7500K未満であるこ
とがよい。以上の研究結果より、この照明制御方法によ
り、副交感神経活動が高まることによってリラックス
し、活動レベルが低下した人間の交感神経活動を適度に
高め、活動が速やかに遂行できるようにすることが可能
となる。
【0043】請求項15記載の照明制御方法は、請求項
14において、光源の色温度を7500K未満の範囲で増加
させるものである。
【0044】請求項15記載の照明制御方法によれば、
請求項14に記載の効果がある。
【0045】請求項16記載の調息方法は、人の呼吸を
統制し、リラックスさせた後に、人の覚醒度を上げるよ
うに呼吸を統制することを特徴とするものである。
【0046】請求項16記載の調息方法によれば、呼吸
に関して、通常の呼吸周期は0.17〜0.33Hzであり、深呼
吸時の呼吸周期は0.10〜0.17Hzである。リラックスし、
覚醒度が低下した状態の時の呼吸周期は深呼吸時の呼吸
周期の範囲内であることが知られている。呼吸周期を統
制することによる心拍数への影響を評価した結果、呼吸
周期の低下とともに心拍数は減少することがわかった
(図22では呼吸周期時間で示している)。つまり、呼吸
周期により自律神経活動が影響を受けることが明らかと
なり、呼吸周期の低下とともに交感神経活動が低下、副
交感神経活動が上昇を示していることがわかる。このこ
とより、リラックスすることにより呼吸周期が0.10〜0.
17Hzの範囲内に低下した呼吸周期を通常時の状態である
0.17〜0.33Hz範囲内に統制し、呼吸周期を上げることに
よって心拍数が上昇し、交感神経活動の上昇、副交感神
経活動の低下により、可逆的に活動レベルが通常状態に
戻る。ただし、呼吸の合わせやすさと呼吸周期との関係
を評価した結果、0.25Hzの呼吸周期で呼吸を合わせにく
いという評価になった。つまり、0.25Hz以上の呼吸周期
で統制することは呼吸器官への負担になる。以上から、
この方法により、呼吸を統制することでリラックスして
副交感神経活動が高まり、活動レベルが低下した人間の
交感神経活動を適度に高め、活動が速やかに遂行できる
ようにすることが可能となる。
【0047】請求項17記載の照明制御方法は、光源の
光を変化して呼吸を統制した後に、光源を明暗させ、光
源の明暗の時間周波数を0.17Hz以上、0.25Hz未満の範囲
にすることを特徴とするものである。
【0048】請求項17記載の照明制御方法によれば、
請求項16記載の効果がある。
【0049】請求項18記載の照明制御方法は、光源の
光を変化してその人の呼吸を統制し、リラックスさせた
ときの人の吸気時間の長さをTr1、呼気時間をTr2とし、
その呼気吸気比をb1 =Tr2/Tr1 としたときに、その後
に、光源を明暗させ、光源の最小輝度から最大輝度への
変化時間をTf1とし、最大輝度から最小輝度への変化時
間をTf2とし、人の吸気時間の長さをTf1に統制し、呼気
時間をTf2に統制する場合において、その呼気吸気比をb
2=Tf2/Tf1 とするとき、b2<b1 の範囲になるようにし、
また、人の吸気時間の長さをTf2に統制し、呼気時間の
長さをTf1に統制する場合において、その呼気吸気比をb
3=Tf1/Tf2 とするとき、b3<b1 の範囲になることを特徴
とするものである。
【0050】請求項18記載の照明制御方法によれば、
呼吸に関して、吸気が交感神経を、呼気が副交感神経支
配であることが知られている。呼気吸気比と心拍数との
関係を評価した結果、呼気が長くなるほど心拍数は減少
することがわかった(図23参照)。つまり、呼気の長さ
により自律神経活動が影響を受けることが明らかとな
り、呼気が長くなるとともに副交感神経活動が上昇する
ことがわかる。このことより、リラックスした状態で呼
気が長くなっている状態から呼気を短くすることにより
副交感神経活動を抑制させ、活動レベルを高めることが
可能である。ただし、吸気より呼気の長さを短くするこ
とは被験者から不自然であり、合わせにくいという訴え
があったことから、呼気時間は吸気時間より短くしない
ことが望ましい。
【0051】また、上記の呼吸周期及び呼気吸気比を組
み合わせて統制することにより、それぞれ別々に調整す
るよりも、自律神経活動の調整の効果がより高くなるこ
とが実験により確認された。そこで、上記の呼吸周期の
統制及び呼気吸気比の統制を組み合わせることはよりそ
の効果を高めるということで望ましい。以上から、この
照明制御方法により、呼吸を統制することでリラックス
して副交感神経活動が高まり、活動レベルが低下した人
間の交感神経活動を適度に高め、活動が速やかに遂行で
きるようにすることが可能となる。
【0052】なお、眼を閉じた状態でも目蓋越しに光の
明暗は知覚できるので、眼を閉じた状態での使用であっ
ても明暗に呼吸を合わせることは可能であり、同様な効
果が得られる。
【0053】請求項19記載の照明制御方法は、請求項
18において、光源の明暗の時間周波数を0.17Hz以上、
0.25Hz未満の範囲にするものである。
【0054】請求項19記載の照明制御方法によれば、
請求項18に記載の効果がある。
【0055】請求項20記載の照明制御方法は、請求項
18または請求項19において、1≦b2 <b1 、1≦b3
<b1 の範囲にあるものである。
【0056】請求項20記載の照明制御方法によれば、
請求項18または請求項19に記載の効果がある。
【0057】請求項21記載のリフレッシュ方法は、請
求項3または請求項4において、請求項1、請求項2ま
たは請求項16記載の調息方法を用いて人の呼吸を統制
するものである。
【0058】請求項21記載のリフレッシュ方法によれ
ば、請求項1、請求項2または請求項16の効果に加え
て、請求項3または請求項4に記載の効果がある。
【0059】請求項22記載のリフレッシュ方法は、請
求項3または請求項4において、請求項5、請求項6、
請求項7、請求項8、請求項9、請求項10、請求項1
1、請求項12、請求項13、請求項14、請求項1
5、請求項17、請求項18または請求項19記載の照
明制御方法を用いて刺激を与えるものである。
【0060】請求項22記載のリフレッシュ方法によれ
ば、請求項3または請求項4に記載の効果に加えて、請
求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請
求項10、請求項11、請求項12、請求項13、請求
項14、請求項15、請求項17、請求項18または請
求項19記載の効果がある。
【0061】請求項23記載の調息装置は、人の呼吸を
統制する調息装置において、人の呼吸を統制する時間を
人の覚醒度が低下しない時間にしたことを特徴とするも
のである。
【0062】請求項23記載の調息装置によれば、請求
項1に記載の効果がある。
【0063】請求項24記載のリフレッシュ装置は、人
の呼吸を統制し、リラックスさせる手段と、リラックス
させた人に覚醒刺激を与える覚醒刺激出力手段とを備え
たものである。
【0064】請求項24記載のリフレッシュ装置によれ
ば、請求項3に記載の効果がある。
【0065】請求項25記載のリフレッシュ装置は、人
の呼吸を統制する手段と、呼吸を統制された人の覚醒度
を上げる光刺激を与える手段とを備えたものである。
【0066】請求項25記載のリフレッシュ装置によれ
ば、請求項3に記載の効果がある。
【0067】請求項26記載の照明制御装置は、光源の
光を変化して呼吸を統制する手段と、光源の輝度を増加
させる手段とを備えたものである。
【0068】請求項26記載の照明制御装置によれば、
請求項5に記載の効果がある。
【0069】請求項27記載の照明制御装置は、光源の
光を変化して呼吸を統制する手段と、光源を明暗させる
手段とを備えたものである。
【0070】請求項27記載の照明制御装置によれば、
請求項8に記載の効果がある。
【0071】請求項28記載の照明制御装置は、光源の
光を変化して呼吸を統制する手段と、光源の色温度を増
加させる手段とを備えたものである。
【0072】請求項28記載の照明制御方法によれば、
請求項14に記載の効果がある。
【0073】請求項29記載の調息装置は、人の呼吸を
統制し、リラックスさせる手段と、人の覚醒度を上げる
ように呼吸を統制する手段とを備えたものである。
【0074】請求項29記載の調息装置によれば、請求
項16に記載の効果がある。
【0075】
【発明の実施の形態】図1から図9は、照明光の変化に
合わせ、呼吸を統制することによって人をリラックスさ
せ、その後、速やかに活動を促す照明装置の実施の形態
を示す。図1、2はフロアスタンドの形態であり、図
3、図5はデスクスタンドの形態であり、図4はキャレル
デスク一体型の形態であり、図6はブラケットの形態、
図7はシーリングタイプ、図8はペンダントタイプの形
態、図9はヘッドマウントディスプレイ、眼鏡、眼帯の
ように使用者の眼を覆う形態である。以上のように、座
位状態など体を楽にした状態で光源が視野内に入るよう
な照明器具形態が考えられる。図9の装置形態の場合
は、ポータブル性が高く、旅行先など移動中での使用が
可能であり、また、周りに光がもれないために使用中に
周辺にいる人に迷惑をかけることがないという利点があ
る。
【0076】図10は、照明装置の光を制御するシステ
ム概念図を示す。光制御システムは少なくとも、調光信
号発生部と調光点灯装置部と光源部から構成される。調
光信号発生部は照明光の光量及び、光色を変化させるた
めの信号を発生するためのものである。調光信号点灯装
置部は調光信号発生部から発生された信号を受信し、調
光点灯するための装置である。光源部は調光点灯装置に
組み込まれ、調光されて照明光を発するものであり、例
えば、白熱電球、LED(発光ダイオード)、EL(電
界ルミネッセンス)、HID(高輝度放電ランプ)光源
および蛍光灯等の任意のタイプの光源を使用することが
できる。
【0077】図11〜図23は、光の制御方法に関して
示す。図11は、光源の明暗に合わせて呼吸を統制して
リラックスさせ、その後、その明暗光の明暗1サイクル
における最大輝度と最小輝度の平均値を中心輝度と定義
すると、その中心輝度を経時的に増加させる光源の輝度
変化パターンである。
【0078】図12は、上記の明暗光の中心輝度の増加
パターンにおいて、瞬時に光源輝度を増加させ、その後
一定にする光源輝度増加パターンである。図13は、光
源の明暗に合わせて呼吸を統制してリラックスさせ、そ
の後、光源部の輝度を明暗させずに増加させるパターン
である。図14は、上記の光源部の輝度を明暗させずに
増加させるパターンで、光源輝度を瞬時に増加させ、そ
の後一定にするパターンである。要するに、光源の輝度
を増加させるわけだが、ここではいくつかの例を示し
た。図11〜14におけるLmaxは輝度最大値であり、光
源が明暗している場合は、その最大輝度ピーク値を示
す。不快なまぶしさを考慮して、Lmax≦5000cd/m2が望
ましく、また高齢者においてはLmax≦3000 cd/m2が望ま
しい。なお、光源の明暗とは、光源のON、OFFも含め
る。図11〜14は請求項5、6、7に関する実施パター
ン例である。
【0079】図15は、リラックス時の光源部の色温度
が低い場合に、リラックス後、活動を始める前に光源の
色温度を増加させる色温度変化パターンである。また、
図16は、上記の光源部色温度上昇パターンにおいて、
その色温度を瞬時に増加させ、その後、一定にする色温
度上昇パターンである。要するに、光源の色温度を増加
させるわけだが、ここではいくつかの例を示した。Kmax
は色温度最大値であり、Kmax<7500Kが望ましい。図1
5、16は、請求項14、15に関する実施パターン例であ
る。
【0080】図17は、光源の明暗に合わせて呼吸を統制
してリラックスさせ、その後、活動する前にその明暗光
の最小輝度をLmin、最大輝度をLmaxとし、その輝度比を
c=Lmax/Lminとしたときにその輝度比Cを経時的に増加
させるパターンである。図18は、上記の光源の輝度比増
加パターンにおいて、その輝度比Cを瞬時に増加させる
パターンである。要するに、光源を明暗させ、その輝度
比Cを増加させるわけだが、ここではいくつかの例を示
した。図17、18における光源の明暗光の輝度比Cは、明
暗による不快さを考慮して、C≦10であることが望ま
しく、特にC≦8であることが望ましい。図17、18は、
請求項8、9、10、11の実施パターン例である。
【0081】図19は、リラックス後において、光源部を
閃光刺激的に明暗させるパターンである。図19における
明暗の時間周波数は10Hz近傍の使用者に癲癇発作を引き
起こし得る時間周波数帯を除いた10〜30Hzの範囲であ
る。図19は請求項12、13に関する実施パターン例であ
る。
【0082】図20は、光源の輝度が増加している間に息
を吸ってもらい、その光源輝度が減少している間に息を
吐いてもらい、そして、呼吸周期をリラックスの方向へ
ゆっくりと統制し、その後、活動前において輝度変化の
時間周波数を0.17Hz以上、0.25Hz未満の範囲に制御し、
その光の変化に合わせて観測者の呼吸周期を0.17Hz以
上、0.25Hz未満に統制する輝度変化パターンである。図
20は、請求項17に関する実施パターン例である。
【0083】図21は、光の変化によりその観測者の呼吸
を統制し、リラックスさせたときの観測者の吸気時間の
長さをTr1、呼気時間をTr2とし、その呼気吸気比をb1=
Tr2/Tr1としたときに、その後に、該光源の最小輝度か
ら最大輝度への変化時間をTf1とし、最大輝度から最小
輝度への変化時間をTf2とし、観測者の吸気時間の長さ
をTf1に統制し、呼気時間をTf2に統制し、その呼気吸気
比をb2=Tf2/Tf1とするとき、b2<b1の範囲になるように
光源の輝度を明暗させる輝度変化パターンである。ま
た、1≦b2<b1の範囲になるように光源の輝度を変化さ
せることが望ましい。図21は請求項18、19に関する
実施パターン例である。
【0084】また、図22は、上記の呼吸統制によるリラ
ックス後における呼吸統制のための光源の輝度の時間周
波数の変化及び、最小から最大輝度の時間と、その逆の
時間変化比パターンを組み合わせたものである。図22
は、請求項17、18、19を組み合わせた実施パターン例で
ある。
【0085】図23は、上記の輝度増加パターン、最小輝
度と最大輝度の比の変化パターン、最小輝度から最大輝
度の変化時間と最大輝度から最小輝度の変化時間の比の
変化パターンを組み合わせたものである。
【0086】なお、上記における光源の明暗とは、明か
りが消えたり、点いたりという状態も含む。
【0087】また各実施の形態の相互の組み合わせが可
能である。例えば、各種の照明制御方法の相互の組み合
わせ、調息方法の相互の組み合わせ、リフレッシュ方法
の相互の組み合わせ、そのような組み合わせを含む各種
の照明制御方法を、上記組み合わせを含む調息方法およ
びその装置、ならびに上記組み合わせを含むリフレッシ
ュ方法およびその装置に利用したり、照明制御方法と調
息方法の両方をリフレッシュ方法およびその装置に利用
することが可能である。
【0088】
【発明の効果】請求項1記載の調息方法によれば、睡眠
とその後の活動との関係について、20分以内の睡眠なら
ば深いノンレム睡眠に入らないということが知られてい
る。もし、深いノンレム睡眠に入った場合は、目覚めた
後に適正な覚醒刺激が与えられないような状況、例え
ば、目覚めた後の環境が暗いなどの状況下では、数時間
は眠気や体のだるさが残る。そこで、調息装置によりリ
ラックスさせる時間を20分以内にすれば、覚醒度が低下
し、居眠り状態になったとしても目覚めたその後の活動
に支障はない。このことから、この調息方法によれば、
その調息装置を活動の合間に使用するといったリフレッ
シュ効果のある方法として使用することができる。
【0089】請求項2記載の調息方法によれば、請求項
1に記載の効果がある。
【0090】請求項3記載のリフレッシュ方法によれ
ば、調息装置により使用者の呼吸を統制することによ
り、使用者はリラックスして覚醒度が低下する。その
後、覚醒刺激、例えば光、音、匂い、風、冷水、マッサ
ージ機などによる触刺激などを使用者に与えることによ
って、使用者は覚醒度が向上し、その後の活動に速やか
に移ることができる。このことから、調息方法及び調息
装置にこのリフレッシュ方法を付加すれば、調息装置を
活動の合間等でのリフレッシュ効果のある方法として使
用することが可能となる。
【0091】請求項4記載のリフレッシュ方法によれ
ば、請求項3に記載の効果がある。
【0092】請求項5記載の照明制御方法によれば、明
るさと中枢神経活動との関係を脳波により評価した研究
において、視野内の壁面照度と周波数約8〜13Hz帯域で
あるα波との相関関係が見られ、照度が高い程α波の出
現率が減少した(図21参照、井上ら;「照明による心理
的イメージと生理的影響の研究」;千葉大修士論文;19
98)。一般的に覚醒度が高まるとα波の出現率が低下す
ることから、視野内の明るさが増すと覚醒度が高くなる
ことが示されている。つまり、光源の輝度を上げること
は覚醒度の上昇につながる。しかし、光源の輝度を上げ
過ぎると、人に不快なまぶしさを与えることになる。矢
野らの研究によると光源の相関色温度が2000Kにおける
不快グレア(不快なまぶしさ)の許容限界輝度は5000 c
d/m2であり(矢野ら;「高齢者の不快グレア-光色との関
係-」;照明学会誌,第77巻,第6号,1993)、相関色温度
が高くなると許容限界輝度は低下する。よって、現存す
る光源において最も低い色温度は2000Kであることか
ら、不快なまぶしさを与えないためには光源の輝度を50
00 cd/m2以内で抑えることが望ましい。また、同研究に
よると50歳以上の高齢者において色温度が2000Kにおけ
る光源の不快グレアの許容限界輝度は3000 cd/m2あるこ
とから、高齢者への対応として3000 cd/m2以下に抑える
ことが望ましい。以上の研究結果から、人間が現在いる
環境の明るさを増加させてあげることによって、人間の
現状況における覚醒度を上げることができ、そして、視
野内の輝度を5000 cd/m2以内に抑えることによって、不
快なまぶしさを人間に与えることはないことから、この
照明制御方法により、リラックスして覚醒度が下がるこ
とによって活動レベルが低下した人間を活動が速やかに
遂行できるように適切に覚醒させることが可能となる。
【0093】なお、眼を閉じた状態であっても目蓋越し
に光は眼に入力されるので、眼を閉じた状態での使用で
あっても同様な効果が得られる。ただし、眼を閉じた状
態は目蓋を減光フィルタとして光源を見ていることにな
るので、光源の許容限界輝度は上昇する。
【0094】請求項6記載の照明制御方法によれば、請
求項5に記載の効果がある。
【0095】請求項7記載の照明制御方法によれば、と
くに、高齢者に対して、請求項5に記載の効果をもたら
すことが可能となる。
【0096】請求項8記載の照明制御方法によれば、コ
ントラストの強さと賦活効果が比例するという実験結果
がある(Wilkins et al 1979)。このことから、光源の明
暗の輝度比を増加させることで、明るさのコントラスト
を高めて賦活する方法も考えられる。しかし、光源の明
暗の振幅が大きくなりすぎれば、人間の眼に与える負荷
が大きくなり、不快感を感じるようになる。そのため、
不快感を感じさせない光源の明暗の輝度比が重要であ
る。
【0097】そこで、人に不快を感じさせない明暗光の
最小輝度と最大輝度の振幅値の限界値を求める実験を行
ったところ、光源の最大輝度をLmax、最小輝度をLminと
したときの輝度比CをC=Lmax/Lminと定義して、輝度比C
が10以下になると、不快感を感じない人は50%以上に
なることが示された。半数以上が不快感を感じないこと
は妥当であると考えられ、輝度比Cは10以下の範囲内
が適していると言える。また、人の80%以上が不快感を
感じない輝度比Cは8以下であることから、輝度比Cが
8以下の範囲は特に適している。よって、この照明制御
方法により、リラックスして覚醒度が下がることによっ
て活動レベルが低下した人間を活動が速やかに遂行でき
るように適切に覚醒させることが可能となる。
【0098】なお、眼を閉じた状態であっても目蓋越し
に光の明暗は知覚できるので、眼を閉じた状態での使用
であっても同様な効果が得られる。ただし、眼を閉じた
状態は目蓋を減光フィルタとして光源を見ていることに
なるので、不快を感じさせない明暗光の輝度比限界振幅
値は上昇する。
【0099】請求項9記載の照明制御方法によれば、請
求項8に記載の効果がある。
【0100】請求項10記載の照明制御方法によれば、
請求項8に記載の効果がある。
【0101】請求項11記載の照明制御方法によれば、
請求項8に記載の効果がある。
【0102】請求項12記載の照明制御方法によれば、
請求項8と同様な効果がある。さらに、視覚刺激による
視覚・小脳・迷路系を介する自律神経系の興奮などが中
枢神経活動及び自律神経活動を活性化させることが知ら
れている。視覚刺激として閃光点滅刺激の賦活効果が知
られており、周波数10〜30Hzで賦活効果が大きい(Kast
eleijn-Nolst Trenite 1989, Harding et al 1994)。
一方、光の輝度変化の時間周波数とちらつきに対する感
度を評価した実験で、周波数10Hz付近で特にちらつきに
対する感度が高いことが示されており(Kelly,1971)、
また、ちらつきが見える条件では、時間周波数10Hz付近
でかなり明るく知覚されることが分かっている(Bartle
y,1941)。よって、時間周波数10Hz近傍の明暗光は刺激
が強く、てんかんを生じやすくさせる可能性がある。こ
のことから、10Hz近傍の時間周波数帯を除いた10〜30Hz
の範囲内の閃光刺激は人を覚醒させることにおいて、人
にてんかんを引き起こす可能性が低く、望ましい範囲で
ある。以上から、この照明制御方法により、リラックス
して覚醒度が下がることによって活動レベルが低下した
人間を活動が速やかに遂行できるように適切に覚醒させ
ることが可能となる。
【0103】なお、眼を閉じた状態であっても目蓋越し
に光の明暗は知覚できるので、眼を閉じた状態での使用
であっても同様な効果が得られる。
【0104】請求項13記載の照明制御方法によれば、
請求項12に記載の効果がある。
【0105】請求項14記載の照明制御方法によれば、
光源の色温度と自律神経活動との関係を評価したいくつ
かの研究において、色温度が高くなると交感神経活動が
活発化することが心拍変動性の評価指標を用いて示され
ている(井上ら;「照明による心理的イメージと生理的
影響の研究」;千葉大修士論文;1998)。ここで、心拍
変動性について説明すると、心拍活動は自律神経の交感
神経と副交感神経の拮抗的な支配によって絶えず変動
し、恒常性を維持する上で最も適切な心拍数に調節され
ている。一般に、動物個体が活動状態を高める場合は交
感神経が働き、他方、個体が休息し、体内エネルギーの
蓄積、散逸の防止などが必要のときは副交感神経が働
く。心拍活動は両神経の作用を受けることから、逆に両
神経活動の複合的な指標となり得る。心拍活動は血圧調
節運度、体温調節運動、呼吸運動の3つの体内活動によ
って主に影響を受け、安静状態であっても常に一定間隔
で心拍が現出するわけではなく、絶えず揺らぎ、変動し
ている。この心拍間隔のゆらぎ周波数成分が交感、副交
感神経活動の指標になることが医学的に研究されてお
り、心拍変動性として知られている。つまり、心拍変動
性の評価により人間の活動状態を評価することができ
る。この指標を用いた評価により、色温度が高くなると
交感神経活動が活発化することが示されていることか
ら、光源の色温度を高くすることは身体的活動レベルの
上昇につながる。しかし、岩切らの研究によると、色温
度7500Kにおいて覚醒水準が高いにもかかわらず、タス
クパフォーマンスが低下した。これは覚醒水準が必要以
上に高まったことを示している(岩切ら;光源の色がそ
の暴露中と暴露後にCNVの早期成分に及ぼす影響;日本
人間工学会第38回大会講演集;p.226-227,1997)。よっ
て、適度な覚醒レベルに高めるには7500K未満であるこ
とがよい。以上の研究結果より、この照明制御方法によ
り、副交感神経活動が高まることによってリラックス
し、活動レベルが低下した人間の交感神経活動を適度に
高め、活動が速やかに遂行できるようにすることが可能
となる。
【0106】請求項15記載の照明制御方法によれば、
請求項14に記載の効果がある。
【0107】請求項16記載の調息方法によれば、呼吸
に関して、通常の呼吸周期は0.17〜0.33Hzであり、深呼
吸時の呼吸周期は0.10〜0.17Hzである。リラックスし、
覚醒度が低下した状態の時の呼吸周期は深呼吸時の呼吸
周期の範囲内であることが知られている。呼吸周期を統
制することによる心拍数への影響を評価した結果、呼吸
周期の低下とともに心拍数は減少することがわかった
(図22では呼吸周期時間で示している)。つまり、呼吸
周期により自律神経活動が影響を受けることが明らかと
なり、呼吸周期の低下とともに交感神経活動が低下、副
交感神経活動が上昇を示していることがわかる。このこ
とより、リラックスすることにより呼吸周期が0.10〜0.
17Hzの範囲内に低下した呼吸周期を通常時の状態である
0.17〜0.33Hz範囲内に統制し、呼吸周期を上げることに
よって心拍数が上昇し、交感神経活動の上昇、副交感神
経活動の低下により、可逆的に活動レベルが通常状態に
戻る。ただし、呼吸の合わせやすさと呼吸周期との関係
を評価した結果、0.25Hzの呼吸周期で呼吸を合わせにく
いという評価になった。つまり、0.25Hz以上の呼吸周期
で統制することは呼吸器官への負担になる。以上から、
この方法により、呼吸を統制することでリラックスして
副交感神経活動が高まり、活動レベルが低下した人間の
交感神経活動を適度に高め、活動が速やかに遂行できる
ようにすることが可能となる。
【0108】請求項17記載の照明制御方法によれば、
請求項16記載の効果がある。
【0109】請求項18記載の照明制御方法によれば、
呼吸に関して、吸気が交感神経を、呼気が副交感神経支
配であることが知られている。呼気吸気比と心拍数との
関係を評価した結果、呼気が長くなるほど心拍数は減少
することがわかった(図23参照)。つまり、呼気の長さ
により自律神経活動が影響を受けることが明らかとな
り、呼気が長くなるとともに副交感神経活動が上昇する
ことがわかる。このことより、リラックスした状態で呼
気が長くなっている状態から呼気を短くすることにより
副交感神経活動を抑制させ、活動レベルを高めることが
可能である。ただし、吸気より呼気の長さを短くするこ
とは被験者から不自然であり、合わせにくいという訴え
があったことから、呼気時間は吸気時間より短くしない
ことが望ましい。
【0110】また、上記の呼吸周期及び呼気吸気比を組
み合わせて統制することにより、それぞれ別々に調整す
るよりも、自律神経活動の調整の効果がより高くなるこ
とが実験により確認された。そこで、上記の呼吸周期の
統制及び呼気吸気比の統制を組み合わせることはよりそ
の効果を高めるということで望ましい。以上から、この
照明制御方法により、呼吸を統制することでリラックス
して副交感神経活動が高まり、活動レベルが低下した人
間の交感神経活動を適度に高め、活動が速やかに遂行で
きるようにすることが可能となる。
【0111】なお、眼を閉じた状態でも目蓋越しに光の
明暗は知覚できるので、眼を閉じた状態での使用であっ
ても明暗に呼吸を合わせることは可能であり、同様な効
果が得られる。
【0112】請求項19記載の照明制御方法によれば、
請求項18に記載の効果がある。
【0113】請求項20記載の照明制御方法によれば、
請求項18または請求項19に記載の効果がある。
【0114】請求項21記載のリフレッシュ方法によれ
ば、請求項1、請求項2または請求項16の効果に加え
て、請求項3または請求項4に記載の効果がある。
【0115】請求項22記載のリフレッシュ方法によれ
ば、請求項3または請求項4に記載の効果に加えて、請
求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請
求項10、請求項11、請求項12、請求項13、請求
項14、請求項15、請求項17、請求項18または請
求項19記載の効果がある。
【0116】請求項23記載の調息装置によれば、請求
項1に記載の効果がある。
【0117】請求項24記載のリフレッシュ装置によれ
ば、請求項3に記載の効果がある。
【0118】請求項25記載のリフレッシュ装置によれ
ば、請求項3に記載の効果がある。
【0119】請求項26記載の照明制御装置によれば、
請求項5に記載の効果がある。
【0120】請求項27記載の照明制御装置によれば、
請求項8に記載の効果がある。
【0121】請求項28記載の照明制御方法によれば、
請求項14に記載の効果がある。
【0122】請求項29記載の調息装置によれば、請求
項16に記載の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のフロアスタンドの斜視図
である。
【図2】本発明の他の実施の形態のフロアスタンドの斜
視図である。
【図3】本発明の実施の形態のデスクスタンドの斜視図
である。
【図4】本発明の実施の形態のキャレルデスク一体形で
の斜視図である。
【図5】本発明の他の実施の形態のデスクスタンドの斜
視図である。
【図6】本発明の実施の形態のブラケットの斜視図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態のシーリングの斜視図であ
る。
【図8】本発明の実施の形態のペンダントの斜視図であ
る。
【図9】本発明の実施の形態のアイマスクの斜視図であ
る。
【図10】本発明の実施の形態の照明光制御システムの
ブロック図である。
【図11】本発明の実施の形態の照明光制御による光源
の輝度変化パターン図である。
【図12】本発明の実施の形態の照明光制御による光源
の輝度増加パターン図である。
【図13】本発明の実施の形態の照明光制御による光源
の他の輝度増加パターン図である。
【図14】本発明の実施の形態の照明光制御による光源
のさらに他の輝度増加パターン図である。
【図15】本発明の実施の形態の照明光制御による光源
の色温度増加パターン図である。
【図16】本発明の実施の形態の照明光制御による光源
の色温度増加パターン図である。
【図17】本発明の実施の形態の照明光制御による光の
輝度比の増加パターン図である。
【図18】本発明の実施の形態の照明光制御による光の
他の輝度比の増加パターン図である。
【図19】本発明の実施の形態の照明光制御による光源
の閃光刺激的な明暗パターン図である。
【図20】本発明の実施の形態の照明光制御による光源
の輝度変化の明暗パターン図である。
【図21】本発明の実施の形態の照明光制御による光源
の他の輝度変化の明暗パターン図である。
【図22】本発明の実施の形態の照明光制御による光源
のさらに他の輝度変化の明暗パターン図である。
【図23】本発明の実施の形態の照明光制御による光源
のさらに他の輝度変化の明暗パターン図である。
【図24】照度によるα波出現率への影響の説明図であ
る。
【図25】呼吸周期時間の長さによる心拍数への影響の
説明図である。
【図26】呼気/吸気比による心拍数への影響の説明図
である。
【符号の説明】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野口 公喜 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 岩井 彌 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 矢野 正 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 天野 克重 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 田辺 吉徳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3K073 AA11 AA42 AA48 AA52 AA63 BA00 CG06

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人の呼吸を統制する調息装置を用いた調
    息方法であって、前記人の呼吸を統制する時間を人の覚
    醒度が低下しない時間に設定することを特徴とする調息
    方法。
  2. 【請求項2】 前記呼吸を統制する時間を20分以内にし
    た請求項1記載の調息方法。
  3. 【請求項3】 人の呼吸を統制し、リラックスさせた後
    に、人に覚醒刺激を与えることを特徴とするリフレッシ
    ュ方法。
  4. 【請求項4】 人の呼吸を統制した後に、人の覚醒度を
    上げる光刺激を与えることを特徴とするリフレッシュ方
    法。
  5. 【請求項5】 光源の光を変化して呼吸を統制した後
    に、前記光源の輝度を増加させることを特徴とする照明
    制御方法。
  6. 【請求項6】 前記光源の輝度は5000cd/m2以下の範囲
    で輝度を増加させる請求項5記載の照明制御方法。
  7. 【請求項7】 前記光源の輝度は3000cd/m2以下の範囲
    で輝度を増加させる請求項5記載の照明制御方法。
  8. 【請求項8】 前記光源の光を変化して呼吸を統制した
    後に、前記光源を明暗させることを特徴とした照明制御
    方法。
  9. 【請求項9】 前記光源の明暗の最小輝度をLmin、最大
    輝度をLmaxとし、その輝度比をC=Lmax/Lminとしたとき
    に、その輝度比Cを増加させる請求項8記載の照明制御
    方法。
  10. 【請求項10】 前記輝度比Cを10以下の範囲で増加
    させる請求項9記載の照明制御方法。
  11. 【請求項11】 前記輝度比Cを8以下の範囲で増加さ
    せる請求項9記載の照明制御方法。
  12. 【請求項12】 前記光源を周波数10〜30Hzの範囲で明
    暗させる請求項8記載の照明制御方法。
  13. 【請求項13】 前記光源を時間周波数10〜30Hzの範囲
    であって、10Hz近傍の人に癲癇発作を生起させ得る周波
    数帯を除いた範囲の時間周波数で明暗させる請求項8記
    載の照明制御方法。
  14. 【請求項14】 光源の光を変化して呼吸を統制した後
    に、前記光源の色温度を増加させることを特徴とした照
    明制御方法。
  15. 【請求項15】 前記光源の色温度を7500K未満の範囲
    で増加させる請求項14記載の照明制御方法。
  16. 【請求項16】 人の呼吸を統制し、リラックスさせた
    後に、人の覚醒度を上げるように前記呼吸を統制するこ
    とを特徴とする調息方法。
  17. 【請求項17】 光源の光を変化して呼吸を統制した後
    に、前記光源を明暗させ、前記光源の明暗の時間周波数
    を0.17Hz以上、0.25Hz未満の範囲にすることを特徴とす
    る照明制御方法。
  18. 【請求項18】 光源の光を変化してその人の呼吸を統
    制し、リラックスさせたときの人の吸気時間の長さをTr
    1、呼気時間をTr2とし、その呼気吸気比をb 1 =Tr2/Tr
    1 としたときに、その後に、前記光源を明暗させ、前記
    光源の最小輝度から最大輝度への変化時間をTf1とし、
    前記最大輝度から前記最小輝度への変化時間をTf2
    し、前記人の吸気時間の長さをTf1に統制し、呼気時間
    をTf2に統制する場合において、その呼気吸気比をb2=Tf
    2/Tf1 とするとき、b2<b1 の範囲になるようにし、ま
    た、前記人の前記吸気時間の長さをTf2に統制し、前記
    呼気時間の長さをTf1に統制する場合において、その呼
    気吸気比をb3=Tf1/Tf2 とするとき、b3<b1 の範囲にな
    ることを特徴とする照明制御方法。
  19. 【請求項19】 前記光源の明暗の時間周波数を0.17Hz
    以上、0.25Hz未満の範囲にする請求項18記載の照明制
    御方法。
  20. 【請求項20】 1≦b2 <b1 、1≦b3 <b1 の範囲にあ
    る請求項18または請求項19記載の照明制御方法。
  21. 【請求項21】 請求項1、請求項2または請求項16
    記載の調息方法を用いて人の呼吸を統制する請求項3ま
    たは請求項4記載のリフレッシュ方法。
  22. 【請求項22】 請求項5、請求項6、請求項7、請求
    項8、請求項9、請求項10、請求項11、請求項1
    2、請求項13、請求項14、請求項15、請求項1
    7、請求項18または請求項19記載の照明制御方法を
    用いて刺激を与える請求項3または請求項4記載のリフ
    レッシュ方法。
  23. 【請求項23】 人の呼吸を統制する調息装置におい
    て、前記人の呼吸を統制する時間を前記人の覚醒度が低
    下しない時間にしたことを特徴とする調息装置。
  24. 【請求項24】 人の呼吸を統制し、リラックスさせる
    手段と、前記リラックスさせた人に覚醒刺激を与える覚
    醒刺激出力手段とを備えたリフレッシュ装置。
  25. 【請求項25】 人の呼吸を統制する手段と、前記呼吸
    を統制された前記人の覚醒度を上げる光刺激を与える手
    段とを備えたリフレッシュ装置。
  26. 【請求項26】 光源の光を変化して呼吸を統制する手
    段と、前記光源の輝度を増加させる手段とを備えた照明
    制御装置。
  27. 【請求項27】 光源の光を変化して呼吸を統制する手
    段と、前記光源を明暗させる手段とを備えた照明制御装
    置。
  28. 【請求項28】 光源の光を変化して呼吸を統制する手
    段と、前記光源の色温度を増加させる手段とを備えた照
    明制御装置。
  29. 【請求項29】 人の呼吸を統制し、リラックスさせる
    手段と、人の覚醒度を上げるように呼吸を統制する手段
    とを備えた調息装置。
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