JP2002328127A - 非妊娠診断キットおよびこれを利用した動物における非妊娠診断方法 - Google Patents
非妊娠診断キットおよびこれを利用した動物における非妊娠診断方法Info
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Abstract
ロン濃度を検査し、ウシの妊娠の成否を受精後20日前後
に容易に判定することができ、また簡単な操作でより迅
速で且つ正確に判定できる非妊娠診断キットおよび非妊
娠診断方法を提供すること。 【解決手段】 内部に所定の大きさの多孔が形成された
ペーパーの一方の末段部に検査線としてプロゲステロン
−ウシ血清アルブミン結合体を所定領域にコートし、ま
た、他方の末段部に対照線としてヒツジ由来の抗マウス
免疫グロブリンGを固定した分析ストリップ;及び、検
査試料の血清あるいは脱脂牛乳と反応させる抗プロゲス
テロンマウス免疫グロブリンG−金ラベル結合体を含む
非妊娠診断キットは、ウシの非妊娠の成否を人工受精後
20日前後に別の装備なしで簡単な操作により判定可能で
あり、特に、対照線を基準として検査線の色変化と比較
し非妊娠の成否を判定することによって、より正確な検
査を行うことができる。
Description
及びこれを利用した動物における非妊娠診断方法に関す
るものであり、より詳しくは、血液あるいは牛乳などに
存在するプロゲステロン濃度を検査することにより、早
期に妊娠の成否が容易に判定可能な非妊娠診断キット及
びこれを利用した動物における非妊娠診断方法に関す
る。
し22日であり、発情日には牛乳のプロゲステロン濃度が
0に近く、その後徐々に増加して発情日後19日目には、
再びプロゲステロン濃度が0に近く低下するが、ウシの
妊娠が成立した場合にはプロゲステロン濃度が低下しな
い。したがって、19日ないし22日の間に血液あるいは牛
乳を採取してプロゲステロン濃度を測ることにより、ウ
シの非妊娠の成否を判定することができる。
娠の成否を判定するために、ウシの人工受精あるいは交
配を行った後、50日ないし60日が経過した状態で、獣医
が直腸検査を直接行うことによって妊娠の成否を判定し
てきた。しかしながら、この方法は、熟練の人工受精師
や獣医などが必要であり、ウシの長期空胎期の発生に従
って経済的に大損をするようになる。また、妊娠鑑定の
際、直腸で卵巣ならびに胎児を触診すると卵巣疾患や流
産など不作用をもたらす可能性があり、さらにはウシに
おいてストレスに受けられる。また更に、上記方法によ
っては、受精後50日ないし60日が経過した場合にだけ正
確な妊娠の成否が判断されるため、この期間に、もしか
して妊娠しなかったと確認された場合には、以後、再び
発清の徴候を確認して受精を行わなければならない煩わ
しさがあった。
は乳牛における受精適期、早期妊娠ならびに繁殖障害が
より正確でかつ簡単に判定可能な方法が開発されつつあ
り、その一例として超音波診断器を使用して診断する方
法がある。しかし、ウシの妊娠診断は、主として現場で
非専門家により行われることが多く、このため超音波診
断器はごく堅固に製作されるべきであり、また、装備が
大きく重過ぎるため現場において適用が困難だという欠
点がある。
免疫診断法により測定してウシの妊娠の成否が診断され
るキットが開発され、受精後約19日から22日の間に妊娠
の成否を判定することができたのに対し、この診断キッ
トも検査のためには高価の分析装備が必要であり、ま
た、複雑な検査過程のため、家畜の所有者が現場におい
て直接使用し難い欠点があった。
は簡単な操作により妊娠の成否を判定する方法として、
分析ストリップを使用する方法がLaitinenらによって報
告され(Acta Chemica Scandinavia, 1996:50:141−14
5)、この分析ストリップは、プロゲステロンの単クロー
ン抗体をニトロセルロースメンブレンに固定させ、ウシ
より抽出した試料(牛乳など)をこのメンブレン上で毛細
管現象により移動させて、次いでコロイド性金粒子が結
合されたプロゲステロン−卵白アルブミンコンジュゲー
ト(以下、「金粒子」という)をこのメンブレン上で移動
させることになっている。
量存在すると、試料中のプロゲステロンが、まず上記プ
ロゲステロンの単クローン抗体と結合するようになり、
したがって、上記金粒子は当該プロゲステロンの単クロ
ーン抗体と結合しない状態で通過するため、分析ストリ
ップの色が変わらない反面、当該試料中にプロゲステロ
ンが少量存在すると、当該プロゲステロンの単クローン
抗体の一部のみ試料中のプロゲステロンと結合し、後に
移動する金粒子が当該プロゲステロンの単クローン抗体
と結合するため、分析ストリップの色が変わるようにな
る。したがって、分析ストリップの変わった色の濃度を
観察したり、あるいはクロマトグラフィースキャナーを
使ってウシの妊娠の成否を判定することができる。
の妊娠の成否を分析するために試料ならびに金粒子をそ
れぞれ別途にして上記分析ストリップ上で移動させるべ
きであるため、操作が複雑であり、また、ウシの妊娠が
成立した場合(すなわち、試料中のプロゲステロンが多
量存在する場合)には、診断の終了後においても分析ス
トリップに色の変化が認められないため、分析ストリッ
プの欠陥による誤診断の防止ができず、さらには肉眼観
察の際、色の変化から妊娠の成否を判定するべき客観的
な基準もなく観察者自分が妊娠の成否を判断しなければ
ならない問題点がある。
を解決するために案出されたもので、血液ならびに牛乳
などに存在するプロゲステロン濃度を検査し、ウシの妊
娠の成否を受精後20日前後に容易に判定することがで
き、また妊娠の成否を簡単な操作でより迅速で且つ正確
に判定するために案出された非妊娠診断キットおよび非
妊娠診断方法を提供することに目的がある。
プの欠陥によって生じうる誤診断の予防が可能な診断キ
ットおよび非妊娠診断方法を提供することにある。さら
に、本発明は、非妊娠の状態が高い信頼度をもって確認
できるように基準点を設けた非妊娠診断キットおよび動
物における非妊娠診断方法を提供することを目的とす
る。
に、本発明は、内部に所定の大きさの多孔が形成された
薄膜形ペーパーの一方の末端部に、検査線としてプロゲ
ステロン−ウシ血清アルブミン結合体を所定領域コート
し、また、他方の末端部に対照線として免疫グロブリン
G(IgG)を固定させた分析ストリップ;及び、検査試料
の血清あるいは脱脂牛乳と反応させる抗プロゲステロン
免疫グロブリンG−金ラベル結合体を有する非妊娠診断
キットを提供する。ここで、上記抗プロゲステロン免疫
グロブリンG−金ラベル結合体は、凍結乾燥物として非
イオン性界面活性剤を含有するリン酸生理食塩緩衝液で
溶解させた後に使用することが好ましく、上記対照線
は、ヒツジ由来の抗−マウス免疫グロブリンGが上記薄
膜形ペーパーに固定されているものが好ましい。
ロブリンG−金ラベル結合体および検体より抽出した分
析試料を混合する過程;プロゲステロン−ウシ血清アル
ブミン結合体層および上記プロゲステロン−ウシ血清ア
ルブミン結合体層から所定距離を置き、免疫グロブリン
Gがコートされている薄膜形ペーパーの末段を、上記分
析試料が混合された溶液に沈積させる過程;及び、当該
プロゲステロン−ウシ血清アルブミン結合体層と上記対
照線との発色程度の濃薄を比較して、対照線より検査線
の発色程度が濃い場合に非妊娠と判定する過程を含む動
物における非妊娠診断方法を提供する。
参照しながら詳しく説明する。本発明に係る非妊娠診断
キットは、ウシなどが発情日に人工受精した後、約20日
が経過したとき、妊娠が成立した場合には、血清、血
漿、牛乳などのプロゲステロン濃度は減少しない反面、
妊娠しなかった場合には、プロゲステロン濃度が著しく
減少する現象を利用することによりウシの妊娠の成否を
判定するためのもので、乳牛、ウシなど検査対象の血
清、血漿、牛乳などの分析試料と混合する抗プロゲステ
ロン免疫グロブリンG−金ラベル結合体、及び上記分析
試料中のプロゲステロン濃度を肉眼的に確認するための
分析ストリップからなる。このような非妊娠診断方法に
よってウシなどの非妊娠が判定した場合には、迅速に人
工受精を再実施して空胎期を縮めることができる。
構成する分析ストリップの一例を示すものとして、図1
に示したように、上記分析ストリップは、分析試料が毛
細管現象により一方の末端から他方の末端へ移動可能な
薄膜形ペーパー(1)と、この薄膜形ペーパー(1)とが結合
しており、当該薄膜形ペーパー(1)を通過した液状の試
料を吸水する役割を演ずる検体吸水紙(6)からなり、ま
た、ストリップ形態を有する。
分析試料を毛細管現象によって移送させ、分析試料中の
検体と分析ストリップとの反応程度を観察することがで
きれば、特に制限されていないが、約4mm×50mmの大き
さが好ましく、当該薄膜形ペーパー(1)の内部には、5μ
mないし12μmの直径を有する微細気孔が多数形成して
おり、試料、例えば血清、血漿、又は牛乳などの流体が
抗プロゲステロン免疫グロブリンG−金ラベル結合体と
共に薄膜形ペーパー(1)へ容易に吸水、移動することの
できるようになっているものが好ましい。
は、試料がペーパー(1)の表面から内部へ吸水すると
き、毛細管現象による吸水および移動の速度が遅すぎる
ため非実用的であり、更にこの微細気孔の直径が12μm
を超える場合には、試料の移動速度が速すぎるため妊娠
の成否の診断が不正確になる欠点がある。したがって、
当該微細気孔の大きさを適宣調節することにより、試料
の中で診断反応に必要な成分、例えば、プロゲステロン
のようなステロイド系ホルモンが検査線を通過する速度
を調節することができ、また、診断の所要時間を適宣調
節することもできる。当該薄膜形ペーパー(1)の材質は
特に限定されていないが、ニトロセルロ−スメンブレン
からなるものが好ましく、上記検体吸水紙(6)は、セル
ロースペーパーからなるものが好ましい。
おいては、末段と所定距離、好ましくは、約10mmの距離
を置いてプロゲステロン−ウシ血清アルブミン結合体(p
rogesterone-BSA conjugate:2)が検査線として所定領
域にコートされており、また、免疫グロブリンG層(Ig
G:3)のような対照線がこのプロゲステロン−ウシ血清ア
ルブミン結合体層(2)検査線と所定距離を置いてコート
されている。上記対照線を構成する免疫グロブリンG
は、マウス、ヤギ、ヒツジからなる群より選ばれるいず
れか一種の動物由来の免疫グロブリンGであるものが好
ましく、より好ましくは、当該対照線の免疫グロブリン
Gとして抗プロゲステロン免疫グロブリンG−金ラベル
結合体の免疫グロブリンGと同じ種由来の免疫グロブリ
ンGを免疫して得たものを使用することができる。
抗プロゲステロン免疫グロブリンG−金ラベル結合体
は、対照線の免疫グロブリンGと特異的に反応可能な種
由来のものとして、好ましくは、抗プロゲステロンマウ
ス免疫グロブリンG−金ラベル結合体を使い、必要に応
じて通用可能な安定剤を添加することができる。上記結
合体に使用する安定剤としては、特に限定されていない
が、ウシ血清アルブミン、蔗糖などが挙げられ、このよ
うな安定剤の使用量は使用するべき安定剤の種類によっ
て異なるが、一般的に診断試薬の総量を基準として、1
ないし5重量%使用することが好ましい。当該抗プロゲ
ステロン免疫グロブリンG−金ラベル結合体は、安定剤
を添加、凍結乾燥して製造し、そしてこのように凍結乾
燥した結合体に1% ツイーン20(Hayashi Purechemica
l Industries Ltd., Osaka)など非イオン性界面活性剤
を含有するリン酸生理食塩緩衝液を一定量加えて溶解し
た後、ウシなど検査対象の血清、血漿、牛乳などと混合
して非妊娠診断の試薬として使用する。
断キットにおける作用および非妊娠の診断原理は次の通
りである。まず、凍結乾燥した結合体を、一定量の緩衝
液で溶解し製造した抗プロゲステロン免疫グロブリンG
−金ラベル結合体溶液一滴(約0.025mL)に、人工受精後1
9日ないし21日が経過したウシなどの検査対象から採取
した血清、血漿、又は牛乳などの試料一滴(0.04mL)を滴
下し、混合後得られた混合液に分析ストリップの末段を
沈積させる。このように分析ストリップが混合液に沈積
すると、分析用試料を含む結合体が毛細管現象により分
析ストリップを沿って上部へ移動し、検査線のプロゲス
テロン−ウシ血清アルブミン結合体層を通過しながら、
抗プロゲステロン免疫グロブリンG−金ラベル結合体
が、抗原−抗体反応により当該プロゲステロン−ウシ血
清アルブミン層に結合することによって発色現象が現わ
れる。
断キットの発色原理を説明するための図面として、図2
に示したように、分析ストリップの薄膜形ペーパー(1)
の上部一面には、プロゲステロン−ウシ血清アルブミン
結合体層(2)が形成しており、上記抗プロゲステロン免
疫グロブリンG−金ラベル結合体(10)を含む診断試薬
が、上記結合体層(2)を通過しながら当該抗プロゲステ
ロン免疫グロブリンG−金ラベル結合体(10)が当該プロ
ゲステロン−ウシ血清アルブミン結合体層(2)と反応、
結合する。
は、診断試薬内部のプロゲステロン(20)濃度が5ng/ml以
上で高いため、ほとんどの抗プロゲステロン免疫グロブ
リンG−金ラベル結合体(10)が、試料中に存在するプロ
ゲステロン(20)と結合し、薄膜形ペーパー(1)上部のプ
ロゲステロン−ウシ血清アルブミン結合体層(2)とは結
合しないため、検査線の発色は対照線より薄くなる。逆
に、妊娠しなかった場合には、診断試薬内部のプロゲス
テロン(20)濃度が1ng/ml以下に低くなるため、ほとんど
の抗プロゲステロン免疫グロブリンG−金ラベル結合体
(10)が、薄膜形ペーパー(1)上部のプロゲステロン−ウ
シ血清アルブミン結合体層(2)と結合して発色現象が現
われるため、検査線の発色は対照線より濃くなる。この
ように検査線と対照線の相対的な発色の濃薄を観察する
ことによって、容易に検体の妊娠の成否を判定すること
ができる。すなわち、血液中に存在するプロゲステロン
(20)などのステロイド系ホルモンは、抗プロゲステロン
免疫グロブリンG−金ラベル結合体(10)と結合し、これ
らが徐々にプロゲステロンの固定位置(2)へ到達する
と、検査試料中のプロゲステロン(20)、および薄膜に固
定されたプロゲステロン−ウシ血清アルブミンが、抗プ
ロゲステロン免疫グロブリンG−金ラベル結合体(10)と
競争的反応(competitive assay)により結合するため、
分析試料の中に含有しているプロゲステロンの含量に逆
比例して検査線の鮮紅色の発色程度が相違する。したが
って、プロゲステロン−ウシ血清アルブミン結合体層
(2)の発色程度を肉眼的に把握して検体の妊娠の成否を
判定することができる。
結合体層(2)と結合せず通過した抗プロゲステロン免疫
グロブリンG−金ラベル結合体(10)は、ヒツジ抗−マウ
ス免疫グロブリンG(3)が固定された対照線で抗−マウ
ス抗体と結合して発色することにより検出される。上記
ヒツジ抗−マウス免疫グロブリンG(3)が固定された部
位より検出される金コロイド結合体の量は、分析試料中
のプロゲステロンの量に正比例する。したがって、家畜
の所有者は、ストリップのプロゲステロン−ウシ血清ア
ルブミン結合体層(2)と、抗−マウス免疫グロブリンG
(3)が固定された対照線から発色した鮮紅色のバンド色
又は発色程度を、相対的に比較して家畜の非妊娠の成否
を判定する。この際、対照線に比べ検査線の発色程度が
薄い場合は妊娠と判定する。
トを使い、人工受精後、19日、20日、及び21日目になる
日をもってウシの妊娠の成否を判定して以下の表1に表
す。
に係る非妊娠診断キットは、妊娠した診断テストのウシ
の場合に、93.2%の診断正確率(敏感度)が認められ、ま
た、妊娠しなかった非診断テストのウシの場合には、9
6.6%の診断正確率が認められた。したがって、本発明
の非妊娠診断キットは、妊娠の成否を高い正確率をもっ
て判定することができ、特に、非妊娠の診断において有
用である。このように本発明の非妊娠診断キットは、人
工受精後、受精に失敗した動物を、高い正確率をもって
判定することができるため、妊娠診断率の高い診断キッ
トに比べ相対的に優れた経済性を有する。
診断キットは、血液あるいは牛乳中に存在するプロゲス
テロン濃度を利用して乳牛ならびに和牛などウシの妊娠
の成否、特に、非妊娠を簡単な方法で早期に判定するこ
とができる。更に、本発明の非妊娠診断キットは、検査
線に対比する対照線を有するため、分析ストリップの欠
陥を確認することができ、また対照線と検査線との色の
濃度を比較する客観的な基準により非妊娠を高い正確率
をもって容易に判定することのできる長所がある。
構成する分析ストリップの平面図である。
説明する図面である。
Claims (8)
- 【請求項1】 多孔が形成された薄膜形ペーパーの一方
の末端部に、プロゲステロン−ウシ血清アルブミン結合
体がコートされ、また、他方の末端部に対照線として免
疫グロブリンGを固定させた分析ストリップ;及び抗プ
ロゲステロン免疫グロブリンG−金ラベル結合体からな
る動物における非妊娠診断キット。 - 【請求項2】 対照線の免疫グロブリンGは、マウス、
ヤギ、ヒツジからなる群より選ばれるいずれか一種の動
物由来の免疫グロブリンGであることを特徴とする請求
項1記載の非妊娠診断キット。 - 【請求項3】 対照線の免疫グロブリンGは、抗プロゲ
ステロン免疫グロブリンG−金ラベル結合体の免疫グロ
ブリンGと同じ種由来の免疫グロブリンGを免疫して得
たことを特徴とする請求項2記載の非妊娠診断キット。 - 【請求項4】 抗プロゲステロン免疫グロブリンG−金
ラベル結合体は、非イオン性界面活性剤を含有するリン
酸生理食塩緩衝液で溶解することによって使用すること
を特徴とする請求項1記載の非妊娠診断キット。 - 【請求項5】 上記薄膜形ペーパーは、5μmないし1
2μmの直径を有する微細気孔が多数形成されているこ
とを特徴とする請求項1記載の非妊娠診断キット。 - 【請求項6】 上記薄膜形ペーパーは、ニトロセルロー
スメンブレンからなることを特徴とする請求項1記載の
非妊娠診断キット。 - 【請求項7】 抗プロゲステロン免疫グロブリンG−金
ラベル結合体を、分析用試料と混合する段階;薄膜形ペ
ーパーの一方の末端部にプロゲステロン−ウシ血清アル
ブミン結合体がコートされ、また、他方の末端部に免疫
グロブリンGが対象線としてコートされた分析ストリッ
プの検査線が、コートされた末段を当該混合溶液に沈積
する段階;及び当該プロゲステロン−ウシ血清アルブミ
ン結合体と当該対照線との発色程度の濃薄を比較して動
物における非妊娠の成否を判定する段階を含む動物にお
ける非妊娠診断方法。 - 【請求項8】 上記分析用試料中のプロゲステロンおよ
び上記プロゲステロン−ウシ血清アルブミン結合体のプ
ロゲステロンが、上記抗プロゲステロン免疫グロブリン
G−金ラベル結合体と競争的に反応することを特徴とす
る請求項7記載の動物における妊娠診断方法。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| KR2001-17863 | 2001-04-04 | ||
| KR1020010017863A KR100624012B1 (ko) | 2001-04-04 | 2001-04-04 | 비임신 진단 키트 및 이를 이용한 동물의 비임신 진단 방법 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002328127A true JP2002328127A (ja) | 2002-11-15 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001387409A Pending JP2002328127A (ja) | 2001-04-04 | 2001-12-20 | 非妊娠診断キットおよびこれを利用した動物における非妊娠診断方法 |
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| EP (1) | EP1248111A3 (ja) |
| JP (1) | JP2002328127A (ja) |
| KR (1) | KR100624012B1 (ja) |
| CN (1) | CN1379246A (ja) |
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