JP2002327950A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- JP2002327950A JP2002327950A JP2001131185A JP2001131185A JP2002327950A JP 2002327950 A JP2002327950 A JP 2002327950A JP 2001131185 A JP2001131185 A JP 2001131185A JP 2001131185 A JP2001131185 A JP 2001131185A JP 2002327950 A JP2002327950 A JP 2002327950A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】外乱に強く、空調運転を精度よく制御すること
ができるようにする。 【解決手段】冷媒回路(12)の冷媒の蒸発温度を検出し
て出力する低圧圧力センサを備えている。単変数制御器
(42)は、圧縮機の容量を制御入力とし、且つ冷媒温度
を制御出力とする冷媒回路の動的モデルを備えている。
単変数制御器(42)は、動的モデルに基づき、低圧圧力
センサの検出蒸発温度と目標蒸発温度との偏差を1入力
とする一方、圧縮機の容量の制御量を導出し、圧縮機の
容量を1出力とし、上記圧縮機に容量指令信号を出力す
る。
ができるようにする。 【解決手段】冷媒回路(12)の冷媒の蒸発温度を検出し
て出力する低圧圧力センサを備えている。単変数制御器
(42)は、圧縮機の容量を制御入力とし、且つ冷媒温度
を制御出力とする冷媒回路の動的モデルを備えている。
単変数制御器(42)は、動的モデルに基づき、低圧圧力
センサの検出蒸発温度と目標蒸発温度との偏差を1入力
とする一方、圧縮機の容量の制御量を導出し、圧縮機の
容量を1出力とし、上記圧縮機に容量指令信号を出力す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置に関
し、特に、熱源側ユニットの制御対策に係るものであ
る。
し、特に、熱源側ユニットの制御対策に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気調和装置には、インバー
タにより容量制御される圧縮機と室外熱交換器と膨張弁
と室内熱交換器とが冷媒配管によって順に接続された冷
媒回路を備えたものがある。この空気調和装置では、一
般的に、室内温度を設定温度に調整するために、圧縮機
の容量と膨張弁の開度に基づく過熱度とをPI制御して
いる。
タにより容量制御される圧縮機と室外熱交換器と膨張弁
と室内熱交換器とが冷媒配管によって順に接続された冷
媒回路を備えたものがある。この空気調和装置では、一
般的に、室内温度を設定温度に調整するために、圧縮機
の容量と膨張弁の開度に基づく過熱度とをPI制御して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した空気調和装置
のPI制御においては、圧縮機容量と膨張弁開度とを個
別に制御しているため、両制御が互いに干渉し、圧縮機
容量を変更すると、過熱度も変化する。この結果、目標
値への収束が悪く、快適性に劣るという問題があった。
のPI制御においては、圧縮機容量と膨張弁開度とを個
別に制御しているため、両制御が互いに干渉し、圧縮機
容量を変更すると、過熱度も変化する。この結果、目標
値への収束が悪く、快適性に劣るという問題があった。
【0004】つまり、例えば、室外ユニットが圧縮機を
する一方、室内ユニットが膨張弁を別個独立して過熱度
制御しているので、膨張弁の開度変更が室外ユニットに
外乱として作用することになる。このように、室外ユニ
ットの能力制御が膨張弁の開度変更の影響を受け、安定
しないことになる。この結果、室内温度の収束が悪く、
快適性に劣ることになっていた。
する一方、室内ユニットが膨張弁を別個独立して過熱度
制御しているので、膨張弁の開度変更が室外ユニットに
外乱として作用することになる。このように、室外ユニ
ットの能力制御が膨張弁の開度変更の影響を受け、安定
しないことになる。この結果、室内温度の収束が悪く、
快適性に劣ることになっていた。
【0005】特に、室内ユニットにおける負荷変動や室
内ユニットの運転停止などの外乱が生ずると、室内温度
の収束性の悪さ等が顕著になっていた。
内ユニットの運転停止などの外乱が生ずると、室内温度
の収束性の悪さ等が顕著になっていた。
【0006】本発明は、斯かる点に鑑みて成されたもの
で、外乱に強く、空調運転を精度よく制御することがで
きるようにすることを目的とするものである。
で、外乱に強く、空調運転を精度よく制御することがで
きるようにすることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】具体的に、図3に示すよ
うに、第1の発明は、運転容量の可変な圧縮機(21)と
熱源側熱交換器(23)と開度の可変な膨張弁(31)と利
用側熱交換器(32)とを有する冷媒回路(12)を備えた
空気調和装置を対象としている。そして、上記冷媒回路
(12)の冷媒温度を検出して出力する検出手段(Pe)を
備えている。加えて、該検出手段(Pe)の検出冷媒温度
と目標冷媒温度との偏差を1入力とする一方、圧縮機
(21)の容量を制御入力とし、且つ冷媒温度を制御出力
とする冷媒回路(12)の動的モデルに基づいて圧縮機
(21)の容量の制御量を導出し、該圧縮機(21)の容量
を1出力とし、上記圧縮機(21)に容量指令信号を出力
する単変数制御手段(42)を備えている。
うに、第1の発明は、運転容量の可変な圧縮機(21)と
熱源側熱交換器(23)と開度の可変な膨張弁(31)と利
用側熱交換器(32)とを有する冷媒回路(12)を備えた
空気調和装置を対象としている。そして、上記冷媒回路
(12)の冷媒温度を検出して出力する検出手段(Pe)を
備えている。加えて、該検出手段(Pe)の検出冷媒温度
と目標冷媒温度との偏差を1入力とする一方、圧縮機
(21)の容量を制御入力とし、且つ冷媒温度を制御出力
とする冷媒回路(12)の動的モデルに基づいて圧縮機
(21)の容量の制御量を導出し、該圧縮機(21)の容量
を1出力とし、上記圧縮機(21)に容量指令信号を出力
する単変数制御手段(42)を備えている。
【0008】また、第2の発明は、第1の発明におい
て、利用側ユニット(30)の変動による単変数制御手段
(42)の制御に対する外乱の外乱モデル(73)に基づい
て外乱信号を導出し、単変数制御手段(42)の出力を補
正する外乱補正手段(70)を備えた構成としている。
て、利用側ユニット(30)の変動による単変数制御手段
(42)の制御に対する外乱の外乱モデル(73)に基づい
て外乱信号を導出し、単変数制御手段(42)の出力を補
正する外乱補正手段(70)を備えた構成としている。
【0009】また、第3の発明は、第1の発明におい
て、冷媒回路(12)が、圧縮機(21)と熱源側熱交換器
(23)と熱源側膨張弁(24)とを有する熱源側ユニット
(20)と、利用側膨張弁(31)と利用側熱交換器(32)
とを有する利用側ユニット(30)とを備える一方、複数
の利用側ユニット(30)が互いに並列に接続された構成
としている。そして、単変数制御手段(42)が熱源側ユ
ニット(20)の冷房運転を制御するように構成されてい
る。
て、冷媒回路(12)が、圧縮機(21)と熱源側熱交換器
(23)と熱源側膨張弁(24)とを有する熱源側ユニット
(20)と、利用側膨張弁(31)と利用側熱交換器(32)
とを有する利用側ユニット(30)とを備える一方、複数
の利用側ユニット(30)が互いに並列に接続された構成
としている。そして、単変数制御手段(42)が熱源側ユ
ニット(20)の冷房運転を制御するように構成されてい
る。
【0010】また、第4の発明は、第1の発明におい
て、冷媒回路(12)が、圧縮機(21)と熱源側熱交換器
(23)とを有する1つの熱源側ユニット(20)と、利用
側膨張弁(31)と利用側熱交換器(32)とを有する1つ
の利用側ユニット(30)とを備えた構成としている。そ
して、単変数制御手段(42)が熱源側ユニット(20)を
制御するように構成されている。
て、冷媒回路(12)が、圧縮機(21)と熱源側熱交換器
(23)とを有する1つの熱源側ユニット(20)と、利用
側膨張弁(31)と利用側熱交換器(32)とを有する1つ
の利用側ユニット(30)とを備えた構成としている。そ
して、単変数制御手段(42)が熱源側ユニット(20)を
制御するように構成されている。
【0011】すなわち、本発明では、空調運転時におい
て、単変数制御手段(42)が機能する一方、蒸発温度な
どの目標冷媒温度を算出する。この目標冷媒温度と検出
手段(Pe)の検出冷媒温度との偏差が単変数制御手段
(42)に入力される。
て、単変数制御手段(42)が機能する一方、蒸発温度な
どの目標冷媒温度を算出する。この目標冷媒温度と検出
手段(Pe)の検出冷媒温度との偏差が単変数制御手段
(42)に入力される。
【0012】上記単変数制御手段(42)においては、1
入力1出力の動的モデル(60)が構築されているので、
冷媒温度の偏差を入力して圧縮機容量の制御量を導出す
る。そして、上記単変数制御手段(42)は、この圧縮機
容量を出力とし、圧縮機(21)に指令信号を出力する。
この指令信号によって圧縮機(21)が制御され、空調運
転が制御される。
入力1出力の動的モデル(60)が構築されているので、
冷媒温度の偏差を入力して圧縮機容量の制御量を導出す
る。そして、上記単変数制御手段(42)は、この圧縮機
容量を出力とし、圧縮機(21)に指令信号を出力する。
この指令信号によって圧縮機(21)が制御され、空調運
転が制御される。
【0013】また、第2の発明では、外乱補正手段(7
0)が単変数制御手段(42)の出力信号に対する外乱を
外乱モデル(73)に基づいて導出して外乱信号を出力す
る。そして、この外乱信号によって単変数制御手段(4
2)の出力を補正する。
0)が単変数制御手段(42)の出力信号に対する外乱を
外乱モデル(73)に基づいて導出して外乱信号を出力す
る。そして、この外乱信号によって単変数制御手段(4
2)の出力を補正する。
【0014】
【発明の効果】したがって、本発明によれば、圧縮機容
量を制御入力とし、且つ冷媒温度を制御出力とする冷媒
回路(12)の動的モデルを構築し、冷媒温度の偏差を1
入力とし、圧縮機容量を1出力とする単変数制御手段
(42)を設けるようにしたために、外乱に強い制御を行
うことができる。
量を制御入力とし、且つ冷媒温度を制御出力とする冷媒
回路(12)の動的モデルを構築し、冷媒温度の偏差を1
入力とし、圧縮機容量を1出力とする単変数制御手段
(42)を設けるようにしたために、外乱に強い制御を行
うことができる。
【0015】つまり、単変数制御手段(42)の出力が膨
張弁(31)の開度変更等を考慮しているので、負荷変動
等が生じても冷媒温度を所定の目標冷媒温度に迅速に収
束させることができ、快適性の向上を図ることができ
る。
張弁(31)の開度変更等を考慮しているので、負荷変動
等が生じても冷媒温度を所定の目標冷媒温度に迅速に収
束させることができ、快適性の向上を図ることができ
る。
【0016】また、第2の発明によれば、外乱推定器
(71)によって外乱を推定して単変数制御手段(42)の
出力を補正するので、目標値への収束性をより向上させ
ることができると共に、空調運転の安定性をより向上さ
せることができる。
(71)によって外乱を推定して単変数制御手段(42)の
出力を補正するので、目標値への収束性をより向上させ
ることができると共に、空調運転の安定性をより向上さ
せることができる。
【0017】特に、複数の利用側ユニット(30)を有す
る場合、外乱の影響が大きくなるものの、この外乱の影
響を少なくすることができるので、目標値への収束性が
向上し、空調運転の安定性が向上する。
る場合、外乱の影響が大きくなるものの、この外乱の影
響を少なくすることができるので、目標値への収束性が
向上し、空調運転の安定性が向上する。
【0018】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の実施形態1を図
面に基づいて詳細に説明する。
面に基づいて詳細に説明する。
【0019】図1に示すように、本実施形態の空気調和
装置(10)は、いわゆるマルチ型に構成され、1台の室
外ユニット(20)と、互いに並列に接続された2台の室
内ユニット(30)とから構成されている。
装置(10)は、いわゆるマルチ型に構成され、1台の室
外ユニット(20)と、互いに並列に接続された2台の室
内ユニット(30)とから構成されている。
【0020】上記室外ユニット(20)は、熱源側ユニッ
トを構成し、圧縮機(21)と四路切換弁(22)と熱源側
熱交換器である室外熱交換器(23)と熱源側膨張弁であ
る室外膨張弁(24)とアキュムレータ(25)とを備えて
いる。また、上記各室内ユニット(30)は、利用側ユニ
ットを構成し、利用側膨張弁である室内膨張弁(31)と
利用側熱交換器である室内熱交換器(32)とを備えてい
る。
トを構成し、圧縮機(21)と四路切換弁(22)と熱源側
熱交換器である室外熱交換器(23)と熱源側膨張弁であ
る室外膨張弁(24)とアキュムレータ(25)とを備えて
いる。また、上記各室内ユニット(30)は、利用側ユニ
ットを構成し、利用側膨張弁である室内膨張弁(31)と
利用側熱交換器である室内熱交換器(32)とを備えてい
る。
【0021】上記圧縮機(21)と四路切換弁(22)と室
外熱交換器(23)と室外膨張弁(24)と室内膨張弁(3
1)と室内熱交換器(32)とアキュムレータ(25)とが
順に冷媒配管(11)によって接続されて冷媒回路(12)
が構成されている。つまり、該冷媒回路(12)は、室外
ユニット(20)と室内ユニット(30)とを備え、四路切
換弁(22)を切り換えて冷媒循環方向が可逆になるよう
に構成され、冷房運転と暖房運転とを行うように構成さ
れている。
外熱交換器(23)と室外膨張弁(24)と室内膨張弁(3
1)と室内熱交換器(32)とアキュムレータ(25)とが
順に冷媒配管(11)によって接続されて冷媒回路(12)
が構成されている。つまり、該冷媒回路(12)は、室外
ユニット(20)と室内ユニット(30)とを備え、四路切
換弁(22)を切り換えて冷媒循環方向が可逆になるよう
に構成され、冷房運転と暖房運転とを行うように構成さ
れている。
【0022】上記圧縮機(21)は、運転容量が可変に構
成されている。つまり、上記圧縮機(21)は、図示しな
いが、インバータ回路を介して電動機に電力が供給され
ている。そして、上記圧縮機(21)の運転容量である圧
縮機容量は、インバータ回路の出力周波数を変更して調
節するように構成されている。
成されている。つまり、上記圧縮機(21)は、図示しな
いが、インバータ回路を介して電動機に電力が供給され
ている。そして、上記圧縮機(21)の運転容量である圧
縮機容量は、インバータ回路の出力周波数を変更して調
節するように構成されている。
【0023】上記室外膨張弁(24)及び室内膨張弁(3
1)は、それぞれ弁開度が自在な電動膨脹弁により構成
されている。また、上記冷媒回路(12)には、室外膨張
弁(24)をバイパスするバイパス路(26)が設けられて
いる。該バイパス路(26)は、一方向弁(27)が設けら
れ、冷房運転時に冷媒が室外膨張弁(24)をバイパスす
るように構成されている。
1)は、それぞれ弁開度が自在な電動膨脹弁により構成
されている。また、上記冷媒回路(12)には、室外膨張
弁(24)をバイパスするバイパス路(26)が設けられて
いる。該バイパス路(26)は、一方向弁(27)が設けら
れ、冷房運転時に冷媒が室外膨張弁(24)をバイパスす
るように構成されている。
【0024】上記室外ユニット(20)には、室外熱交換
器(23)の近傍に室外ファン(28)が設置され、室外空
気と冷媒との熱交換を行うように構成されている。ま
た、上記室内ユニット(30)には、室内熱交換器(32)
の近傍に室内ファン(33)が設置され、室内空気と冷媒
との熱交換を行うように構成されている。
器(23)の近傍に室外ファン(28)が設置され、室外空
気と冷媒との熱交換を行うように構成されている。ま
た、上記室内ユニット(30)には、室内熱交換器(32)
の近傍に室内ファン(33)が設置され、室内空気と冷媒
との熱交換を行うように構成されている。
【0025】上記圧縮機(21)の吐出側の冷媒配管(1
1)には、該圧縮機(21)の吐出側の冷媒圧力を検出す
る高圧圧力センサ(Pc)が配置されている。また、上記
圧縮機(21)の吸入側の冷媒配管(11)には、該圧縮機
(21)の吸入側の冷媒圧力を検出する検出手段である低
圧圧力センサ(Pe)と、吸入側の冷媒温度を検出する吸
入温度センサ(Ts)とが配置されている。そして、上記
低圧圧力センサ(Pe)と吸入温度センサ(Ts)とが吸入
過熱度を検出する過熱度センサ(Tsh)を構成してい
る。
1)には、該圧縮機(21)の吐出側の冷媒圧力を検出す
る高圧圧力センサ(Pc)が配置されている。また、上記
圧縮機(21)の吸入側の冷媒配管(11)には、該圧縮機
(21)の吸入側の冷媒圧力を検出する検出手段である低
圧圧力センサ(Pe)と、吸入側の冷媒温度を検出する吸
入温度センサ(Ts)とが配置されている。そして、上記
低圧圧力センサ(Pe)と吸入温度センサ(Ts)とが吸入
過熱度を検出する過熱度センサ(Tsh)を構成してい
る。
【0026】上記室外ユニット(20)には、室外温度を
検出する外気温センサ(Toa)と、室外熱交換器(23)
における冷房運転時の冷媒の凝縮温度と暖房運転時の冷
媒の蒸発温度を検出する室外熱交換センサ(Tox)が配
置されている。
検出する外気温センサ(Toa)と、室外熱交換器(23)
における冷房運転時の冷媒の凝縮温度と暖房運転時の冷
媒の蒸発温度を検出する室外熱交換センサ(Tox)が配
置されている。
【0027】上記各室内ユニット(30)には、室内温度
を検出する室温センサ(Tia)と、各室内ユニット(3
0)には、室内熱交換器(32)における冷房運転時の冷
媒の蒸発温度と暖房運転時の冷媒の凝縮温度を検出する
室内熱交換センサ(Tix)とが配置されている。
を検出する室温センサ(Tia)と、各室内ユニット(3
0)には、室内熱交換器(32)における冷房運転時の冷
媒の蒸発温度と暖房運転時の冷媒の凝縮温度を検出する
室内熱交換センサ(Tix)とが配置されている。
【0028】上記各センサ(Pc,Pe,Ts,Toa,Tox,Ti
a,Tix)で検出した冷媒の圧力や温度は、制御手段であ
る室外コントローラ(40)と室内コントローラ(50)に
入力されている。
a,Tix)で検出した冷媒の圧力や温度は、制御手段であ
る室外コントローラ(40)と室内コントローラ(50)に
入力されている。
【0029】冷房運転時において、上記室外コントロー
ラ(40)は、圧縮機(21)のみを操作して冷媒の蒸発温
度を目標値に制御し、室外膨脹弁(24)を全閉に制御す
る。この冷房運転時において、室内コントローラ(50)
は、独自に室内膨脹弁(31)の開度である室内膨張弁開
度を制御して能力制御(過熱度制御)を行う。
ラ(40)は、圧縮機(21)のみを操作して冷媒の蒸発温
度を目標値に制御し、室外膨脹弁(24)を全閉に制御す
る。この冷房運転時において、室内コントローラ(50)
は、独自に室内膨脹弁(31)の開度である室内膨張弁開
度を制御して能力制御(過熱度制御)を行う。
【0030】一方、暖房運転時において、室外コントロ
ーラ(40)は、圧縮機(21)と室外膨脹弁(24)を制御
し、冷媒の凝縮温度と過熱度を制御する。また、この暖
房運転時において、室内コントローラ(50)は、独自に
室内膨脹弁開度を制御して能力制御(過冷却度制御)を
行う。
ーラ(40)は、圧縮機(21)と室外膨脹弁(24)を制御
し、冷媒の凝縮温度と過熱度を制御する。また、この暖
房運転時において、室内コントローラ(50)は、独自に
室内膨脹弁開度を制御して能力制御(過冷却度制御)を
行う。
【0031】上記室外コントローラ(40)は、圧縮機
(21)の容量である圧縮機容量及び室外膨脹弁(24)の
開度である室外膨張弁開度を操作量とし、冷房運転時の
冷媒の蒸発温度と、暖房運転時の冷媒の凝縮温度及び吸
入冷媒の過熱度を制御量とする冷媒回路(12)の動的モ
デルを構築している。そして、上記室外コントローラ
(40)は、この動的モデルに基づいて、冷房運転時の冷
媒の蒸発温度と、暖房運転時の冷媒の凝縮温度及び過熱
度について、それぞれの目標値と検出値との偏差を入力
として、圧縮機容量と室外膨張弁開度の指令値を出力す
るように構成されている。
(21)の容量である圧縮機容量及び室外膨脹弁(24)の
開度である室外膨張弁開度を操作量とし、冷房運転時の
冷媒の蒸発温度と、暖房運転時の冷媒の凝縮温度及び吸
入冷媒の過熱度を制御量とする冷媒回路(12)の動的モ
デルを構築している。そして、上記室外コントローラ
(40)は、この動的モデルに基づいて、冷房運転時の冷
媒の蒸発温度と、暖房運転時の冷媒の凝縮温度及び過熱
度について、それぞれの目標値と検出値との偏差を入力
として、圧縮機容量と室外膨張弁開度の指令値を出力す
るように構成されている。
【0032】このように動的モデルに基づく制御を行う
室外コントローラ(40)は、操作量(圧縮機周波数や電
動弁開度など)の変化に対する制御量(蒸発温度など)
の関係を時間の関数(動的モデル)として有している。
そして、例えば、圧縮機周波数を5Hz上げると、その
後、実際の蒸発温度などがどのように変化するかを、そ
の関数から求めることができる。
室外コントローラ(40)は、操作量(圧縮機周波数や電
動弁開度など)の変化に対する制御量(蒸発温度など)
の関係を時間の関数(動的モデル)として有している。
そして、例えば、圧縮機周波数を5Hz上げると、その
後、実際の蒸発温度などがどのように変化するかを、そ
の関数から求めることができる。
【0033】次に、上記室外コントローラ(40)の具体
的な構成について説明する。
的な構成について説明する。
【0034】上記室外コントローラ(40)は、暖房運転
時において、図2に示すように多変数制御器(41)を構
成し、冷房運転時において、図3に示すように単変数制
御器(42)を構成する。
時において、図2に示すように多変数制御器(41)を構
成し、冷房運転時において、図3に示すように単変数制
御器(42)を構成する。
【0035】そこで、先ず、暖房運転時における多変数
制御器(41)を構成する上記室外コントローラ(40)の
構成について説明する。
制御器(41)を構成する上記室外コントローラ(40)の
構成について説明する。
【0036】図2に示すように、上記室外コントローラ
(40)は、暖房運転時において、第1導出手段である第
1温度算出部(43)と第2導出手段である第2温度算出
部(44)と多変数制御手段である多変数制御器(41)と
を備えることとなる。
(40)は、暖房運転時において、第1導出手段である第
1温度算出部(43)と第2導出手段である第2温度算出
部(44)と多変数制御手段である多変数制御器(41)と
を備えることとなる。
【0037】上記第1温度算出部(43)は、冷媒の目標
凝縮温度Tcsを導出して出力するように構成されてい
る。つまり、該第1温度算出部(43)は、空調を行う部
屋(13)の設定温度、室外ユニット(20)と室内ユニッ
ト(30)との間の連絡配管長さ、室外ユニット(20)と
室内ユニット(30)との間の高低差及び冷媒回路(12)
の配管圧力損失などが入力されると共に、上記部屋(1
3)の室内温度Tr又は能力過不足割合が入力されてい
る。そして、上記第1温度算出部(43)は、上記設定温
度などに基づいて目標凝縮温度Tcsを導出している。
凝縮温度Tcsを導出して出力するように構成されてい
る。つまり、該第1温度算出部(43)は、空調を行う部
屋(13)の設定温度、室外ユニット(20)と室内ユニッ
ト(30)との間の連絡配管長さ、室外ユニット(20)と
室内ユニット(30)との間の高低差及び冷媒回路(12)
の配管圧力損失などが入力されると共に、上記部屋(1
3)の室内温度Tr又は能力過不足割合が入力されてい
る。そして、上記第1温度算出部(43)は、上記設定温
度などに基づいて目標凝縮温度Tcsを導出している。
【0038】上記第2温度算出部(44)は、圧縮機(2
1)の冷媒の吸入過熱度の目標値である目標過熱度SHs
を導出して出力するように構成されている。つまり、該
第2温度算出部(44)は、能力増強信号や運転条件など
が入力されている。そして、上記第2温度算出部(44)
は、上記能力増強信号などに基づいて目標過熱度SHs
を導出している。
1)の冷媒の吸入過熱度の目標値である目標過熱度SHs
を導出して出力するように構成されている。つまり、該
第2温度算出部(44)は、能力増強信号や運転条件など
が入力されている。そして、上記第2温度算出部(44)
は、上記能力増強信号などに基づいて目標過熱度SHs
を導出している。
【0039】上記第1温度算出部(43)が算出した目標
凝縮温度Tcsは、第1偏差算出部(45)に入力されてい
る。該第1偏差算出部(45)は、高圧圧力センサ(Pc)
が検出する高圧冷媒圧力に基づく冷媒の凝縮温度Tcが
入力され、目標凝縮温度Tcsと検出凝縮温度Tcとの偏
差を導出するように構成されている。
凝縮温度Tcsは、第1偏差算出部(45)に入力されてい
る。該第1偏差算出部(45)は、高圧圧力センサ(Pc)
が検出する高圧冷媒圧力に基づく冷媒の凝縮温度Tcが
入力され、目標凝縮温度Tcsと検出凝縮温度Tcとの偏
差を導出するように構成されている。
【0040】上記第2温度算出部(44)が算出した目標
過熱度SHsは、第2偏差算出部(46)に入力されてい
る。該第2偏差算出部(46)は、低圧圧力センサ(Pe)
が検出する低圧冷媒圧力に基づく蒸発温度と吸入温度セ
ンサ(Ts)が検出する冷媒温度とによる吸入冷媒の過熱
度SHが入力され、目標過熱度SHsと検出過熱度SH
との偏差を導出するように構成されている。
過熱度SHsは、第2偏差算出部(46)に入力されてい
る。該第2偏差算出部(46)は、低圧圧力センサ(Pe)
が検出する低圧冷媒圧力に基づく蒸発温度と吸入温度セ
ンサ(Ts)が検出する冷媒温度とによる吸入冷媒の過熱
度SHが入力され、目標過熱度SHsと検出過熱度SH
との偏差を導出するように構成されている。
【0041】一方、上記多変数制御器(41)は、第1偏
差算出部(45)が算出した凝縮温度の偏差と、上記第2
偏差算出部(46)が算出した過熱度の偏差を2入力とし
ている。更に、該多変数制御器(41)は、圧縮機容量及
び室外膨張弁開度を制御入力とし、且つ凝縮温度及び過
熱度を制御出力とする冷媒回路(12)の動的モデルに基
づいて圧縮機容量と室外膨張弁開度の制御量を導出す
る。そして、該多変数制御器(41)は、圧縮機容量及び
室外膨張弁開度を2出力とし、上記圧縮機(21)に容量
指令信号である周波数指令信号を、室外膨張弁(24)に
開度指令信号をそれぞれ出力するように構成されてい
る。
差算出部(45)が算出した凝縮温度の偏差と、上記第2
偏差算出部(46)が算出した過熱度の偏差を2入力とし
ている。更に、該多変数制御器(41)は、圧縮機容量及
び室外膨張弁開度を制御入力とし、且つ凝縮温度及び過
熱度を制御出力とする冷媒回路(12)の動的モデルに基
づいて圧縮機容量と室外膨張弁開度の制御量を導出す
る。そして、該多変数制御器(41)は、圧縮機容量及び
室外膨張弁開度を2出力とし、上記圧縮機(21)に容量
指令信号である周波数指令信号を、室外膨張弁(24)に
開度指令信号をそれぞれ出力するように構成されてい
る。
【0042】次に、冷房運転時における単変数制御器
(42)を構成する上記室外コントローラ(40)の構成に
ついて説明する。
(42)を構成する上記室外コントローラ(40)の構成に
ついて説明する。
【0043】図3に示すように、上記室外コントローラ
(40)は、本発明の特徴として、冷房運転時において、
第3導出手段である第3温度算出部(47)と単変数制御
手段である単変数制御器(42)とを備えることとなる。
(40)は、本発明の特徴として、冷房運転時において、
第3導出手段である第3温度算出部(47)と単変数制御
手段である単変数制御器(42)とを備えることとなる。
【0044】上記第3温度算出部(47)は、冷媒温度で
ある目標蒸発温度Tesを導出して出力するように構成さ
れている。つまり、該第3温度算出部(47)は、空調を
行う部屋(13)の設定温度、室外ユニット(20)と室内
ユニット(30)との間の連絡配管長さ、室外ユニット
(20)と室内ユニット(30)との間の高低差及び冷媒回
路(12)の配管圧力損失などが入力されると共に、上記
部屋(13)の室内温度Tr又は能力過不足割合が入力さ
れている。そして、上記第3温度算出部(47)は、上記
設定温度などに基づいて目標蒸発温度Tesを導出してい
る。
ある目標蒸発温度Tesを導出して出力するように構成さ
れている。つまり、該第3温度算出部(47)は、空調を
行う部屋(13)の設定温度、室外ユニット(20)と室内
ユニット(30)との間の連絡配管長さ、室外ユニット
(20)と室内ユニット(30)との間の高低差及び冷媒回
路(12)の配管圧力損失などが入力されると共に、上記
部屋(13)の室内温度Tr又は能力過不足割合が入力さ
れている。そして、上記第3温度算出部(47)は、上記
設定温度などに基づいて目標蒸発温度Tesを導出してい
る。
【0045】上記第3温度算出部(47)が算出した目標
蒸発温度Tesは、第3偏差算出部(48)に入力されてい
る。該第3偏差算出部(48)は、低圧圧力センサ(Pe)
が検出する低圧冷媒圧力に基づく冷媒温度である蒸発温
度Teが入力され、目標蒸発温度Tesと検出蒸発温度Te
との偏差を導出するように構成されている。
蒸発温度Tesは、第3偏差算出部(48)に入力されてい
る。該第3偏差算出部(48)は、低圧圧力センサ(Pe)
が検出する低圧冷媒圧力に基づく冷媒温度である蒸発温
度Teが入力され、目標蒸発温度Tesと検出蒸発温度Te
との偏差を導出するように構成されている。
【0046】一方、上記単変数制御器(42)は、第3偏
差算出部(48)が算出した蒸発温度の偏差を1入力とし
ている。更に、該単変数制御器(42)は、圧縮機容量を
制御入力とし、且つ蒸発温度を制御出力とする冷媒回路
(12)の動的モデルに基づいて圧縮機容量の制御量を導
出する。そして、該単変数制御器(42)は、圧縮機容量
を1出力とし、上記圧縮機(21)に容量指令信号である
周波数指令信号を出力するように構成されている。
差算出部(48)が算出した蒸発温度の偏差を1入力とし
ている。更に、該単変数制御器(42)は、圧縮機容量を
制御入力とし、且つ蒸発温度を制御出力とする冷媒回路
(12)の動的モデルに基づいて圧縮機容量の制御量を導
出する。そして、該単変数制御器(42)は、圧縮機容量
を1出力とし、上記圧縮機(21)に容量指令信号である
周波数指令信号を出力するように構成されている。
【0047】次に、上記室外コントローラ(40)の設計
手法について説明する。
手法について説明する。
【0048】先ず、図4に示すように、冷媒回路(12)
の動的モデル(60)は、次のようにして求める。圧縮機
(21)、室外膨張弁(24)又は室外ファン(28)などの
冷媒回路(12)のアクチュエータを作動させて冷媒回路
(12)の入力を変化させるか、又は冷媒回路(12)の外
部環境条件である室外温度や室内温度を変化させる。こ
れらを変化させた際、冷媒回路(12)からの出力を測定
する。つまり、冷媒回路(12)の蒸発温度、凝縮温度又
は吸入過熱度の応答データを取る。
の動的モデル(60)は、次のようにして求める。圧縮機
(21)、室外膨張弁(24)又は室外ファン(28)などの
冷媒回路(12)のアクチュエータを作動させて冷媒回路
(12)の入力を変化させるか、又は冷媒回路(12)の外
部環境条件である室外温度や室内温度を変化させる。こ
れらを変化させた際、冷媒回路(12)からの出力を測定
する。つまり、冷媒回路(12)の蒸発温度、凝縮温度又
は吸入過熱度の応答データを取る。
【0049】この応答データを、例えば、MATLAB
などのソフトウェアのシステム同定手段によって処理
し、次に示す冷媒回路(12)の状態方程式のパラメータ
行列A〜Dを求める。つまり、図5に示すように、冷媒
回路(12)の動的モデル(60)である空調機モデルを導
き出す。
などのソフトウェアのシステム同定手段によって処理
し、次に示す冷媒回路(12)の状態方程式のパラメータ
行列A〜Dを求める。つまり、図5に示すように、冷媒
回路(12)の動的モデル(60)である空調機モデルを導
き出す。
【0050】
【数1】
【0051】上記動的モデル(60)は、室外コントロー
ラ(40)で操作しない入力や制御に必要がない出力が含
まれていることが多い。例えば、操作しない入力として
は、外気温度、ユーザにより決定される室内ファン
(33)の風量及び室外コントローラ(40)から操作す
ることができない室内膨張弁(31)の開度が挙げられ
る。
ラ(40)で操作しない入力や制御に必要がない出力が含
まれていることが多い。例えば、操作しない入力として
は、外気温度、ユーザにより決定される室内ファン
(33)の風量及び室外コントローラ(40)から操作す
ることができない室内膨張弁(31)の開度が挙げられ
る。
【0052】また、上記制御に必要がない出力として
は、暖房運転時における蒸発温度及び室外コントロ
ーラ(40)が制御しない冷房運転時における過熱度が挙
げられる。
は、暖房運転時における蒸発温度及び室外コントロ
ーラ(40)が制御しない冷房運転時における過熱度が挙
げられる。
【0053】したがって、上記動的モデル(60)に基づ
く室外コントローラ(40)は、図6に示すように、ファ
ン回転数なども冷媒回路(12)に出力される。
く室外コントローラ(40)は、図6に示すように、ファ
ン回転数なども冷媒回路(12)に出力される。
【0054】コントローラを設計するためには、上述し
た入力等を除いた動的モデル(60)を作成する必要があ
る。
た入力等を除いた動的モデル(60)を作成する必要があ
る。
【0055】例えば、図7に示すように、上述した動的
モデル(60)の入力が圧縮機容量と室外膨張弁開度と室
内膨張弁開度と外気温度であり、出力が凝縮温度と蒸発
温度と吸入過熱度とすると、パラメータ行列A〜D、状
態ベクトルx、入力ベクトルu及び出力ベクトルyは、
次の通りとなる。
モデル(60)の入力が圧縮機容量と室外膨張弁開度と室
内膨張弁開度と外気温度であり、出力が凝縮温度と蒸発
温度と吸入過熱度とすると、パラメータ行列A〜D、状
態ベクトルx、入力ベクトルu及び出力ベクトルyは、
次の通りとなる。
【0056】
【数2】
【0057】上記入力ベクトルuにおける変数u1は圧
縮機容量(圧縮機周波数)、変数u2は室外膨張弁開
度、u3は室内膨張弁開度、u4は外気温度である。ま
た、出力ベクトルyにおける変数y1は凝縮温度、y2は
蒸発温度、y3は吸入過熱度である。
縮機容量(圧縮機周波数)、変数u2は室外膨張弁開
度、u3は室内膨張弁開度、u4は外気温度である。ま
た、出力ベクトルyにおける変数y1は凝縮温度、y2は
蒸発温度、y3は吸入過熱度である。
【0058】上記図7の動的モデル(60)に基づき、操
作量を圧縮機容量(圧縮機周波数)とし、制御量を蒸発
温度とする冷房運転時の室外コントローラ(40)を設計
する場合を考えると、動的モデル(60)のパラメータ行
列A〜D等は、次の通りとなる。
作量を圧縮機容量(圧縮機周波数)とし、制御量を蒸発
温度とする冷房運転時の室外コントローラ(40)を設計
する場合を考えると、動的モデル(60)のパラメータ行
列A〜D等は、次の通りとなる。
【0059】
【数3】
【0060】この動的モデル(60)において、入力ベク
トルuは、変数u1(圧縮機容量)のみとなり、出力ベ
クトルyは、変数y2(蒸発温度)のみとなり、単変数
制御器(42)の動的モデルとなる。
トルuは、変数u1(圧縮機容量)のみとなり、出力ベ
クトルyは、変数y2(蒸発温度)のみとなり、単変数
制御器(42)の動的モデルとなる。
【0061】一方、上記図7の動的モデル(60)に基づ
き、操作量を圧縮機容量(入力ベクトルuの変数u1)
と室外膨張弁開度(入力ベクトルuの変数u2)とし、
制御量を凝縮温度(出力ベクトルyの変数y1)と吸入
過熱度(出力ベクトルyの変数y3)とする暖房運転時
の室外コントローラ(40)を設計する場合を考えると、
動的モデル(60)のパラメータ行列A〜D等は、次の通
りとなり、多変数制御器(41)の動的モデルとなる。
き、操作量を圧縮機容量(入力ベクトルuの変数u1)
と室外膨張弁開度(入力ベクトルuの変数u2)とし、
制御量を凝縮温度(出力ベクトルyの変数y1)と吸入
過熱度(出力ベクトルyの変数y3)とする暖房運転時
の室外コントローラ(40)を設計する場合を考えると、
動的モデル(60)のパラメータ行列A〜D等は、次の通
りとなり、多変数制御器(41)の動的モデルとなる。
【0062】
【数4】
【0063】このように、動的モデル(60)が作成され
ると、次に、MATLAB等の制御設計ソフトウェアな
どを用いて室外コントローラ(40)を設計する。その
際、設計手法は、LQG、LTR、H∞、μ又はスライ
ディングモードなどの現代制御理論等でよく、既に実用
化されているモデルベースの制御設計手法を用いればよ
い。
ると、次に、MATLAB等の制御設計ソフトウェアな
どを用いて室外コントローラ(40)を設計する。その
際、設計手法は、LQG、LTR、H∞、μ又はスライ
ディングモードなどの現代制御理論等でよく、既に実用
化されているモデルベースの制御設計手法を用いればよ
い。
【0064】例えば、図8に示すように、暖房運転時に
おける2入力2出力の室外コントローラ(40)は、次の
パラメータ行列A〜D等で表される。
おける2入力2出力の室外コントローラ(40)は、次の
パラメータ行列A〜D等で表される。
【0065】
【数5】
【0066】この場合、制御対象が積分特性を含まない
場合もある。この場合、定常偏差が残るので、この定常
偏差を防止するためには、室外コントローラ(40)に積
分器を付加する必要がある。この場合、室外コントロー
ラ(40)の次数(k′)は、動的モデル(60)の次数
(k)よりも増加する。
場合もある。この場合、定常偏差が残るので、この定常
偏差を防止するためには、室外コントローラ(40)に積
分器を付加する必要がある。この場合、室外コントロー
ラ(40)の次数(k′)は、動的モデル(60)の次数
(k)よりも増加する。
【0067】〈運転動作〉次に、上述した空気調和装置
(10)の運転動作について説明する。
(10)の運転動作について説明する。
【0068】冷房運転時には、図1中の四路切換弁(2
2)が破線側に切り換わり、圧縮機(21)から吐出され
た冷媒は、四路切換弁(22)を通過して室外熱交換器
(23)に流れる。該室外熱交換器(23)において、冷媒
は、室外空気と熱交換して凝縮する。凝縮した液冷媒
は、室外膨張弁(24)をバイパスした後、室内膨張弁
(31)によって減圧される。減圧された冷媒は、室内熱
交換器(32)において室内空気と熱交換して蒸発し、室
内空気を冷却する。蒸発した冷媒はアキュムレータ(2
5)を通過した後、圧縮機(21)に戻る。この冷媒循環
が繰り返される。
2)が破線側に切り換わり、圧縮機(21)から吐出され
た冷媒は、四路切換弁(22)を通過して室外熱交換器
(23)に流れる。該室外熱交換器(23)において、冷媒
は、室外空気と熱交換して凝縮する。凝縮した液冷媒
は、室外膨張弁(24)をバイパスした後、室内膨張弁
(31)によって減圧される。減圧された冷媒は、室内熱
交換器(32)において室内空気と熱交換して蒸発し、室
内空気を冷却する。蒸発した冷媒はアキュムレータ(2
5)を通過した後、圧縮機(21)に戻る。この冷媒循環
が繰り返される。
【0069】この冷房運転時において、室外コントロー
ラ(40)は、単変数制御器(42)が機能する一方、第3
温度算出部(47)が目標蒸発温度Tesを算出する。該第
3温度算出部(48)が算出した目標蒸発温度Tesと、低
圧圧力センサ(Pe)が検出した圧縮機(21)の吸入側に
おける低圧冷媒圧力に基づく冷媒の蒸発温度Teとが第
3偏差算出部(48)に入力される。そして、この第3偏
差算出部(48)が目標蒸発温度Tesと検出蒸発温度Te
との偏差を算出し、この偏差が単変数制御器(42)に入
力される。
ラ(40)は、単変数制御器(42)が機能する一方、第3
温度算出部(47)が目標蒸発温度Tesを算出する。該第
3温度算出部(48)が算出した目標蒸発温度Tesと、低
圧圧力センサ(Pe)が検出した圧縮機(21)の吸入側に
おける低圧冷媒圧力に基づく冷媒の蒸発温度Teとが第
3偏差算出部(48)に入力される。そして、この第3偏
差算出部(48)が目標蒸発温度Tesと検出蒸発温度Te
との偏差を算出し、この偏差が単変数制御器(42)に入
力される。
【0070】上記単変数制御器(42)においては、1入
力1出力の動的モデル(60)が構築されているので、蒸
発温度の偏差を入力して圧縮機容量の制御量を導出す
る。そして、上記単変数制御器(42)は、この圧縮機容
量を1出力とし、圧縮機(21)に周波数指令信号を出力
する。この周波数指令信号によって圧縮機(21)が制御
され、冷房運転が制御される。尚、この冷房運転時にお
いて、室内膨張弁(31)の開度は、各室内ユニット(3
0)ごとに室内コントローラ(50)によって過熱度制御
される。
力1出力の動的モデル(60)が構築されているので、蒸
発温度の偏差を入力して圧縮機容量の制御量を導出す
る。そして、上記単変数制御器(42)は、この圧縮機容
量を1出力とし、圧縮機(21)に周波数指令信号を出力
する。この周波数指令信号によって圧縮機(21)が制御
され、冷房運転が制御される。尚、この冷房運転時にお
いて、室内膨張弁(31)の開度は、各室内ユニット(3
0)ごとに室内コントローラ(50)によって過熱度制御
される。
【0071】一方、暖房運転時には、図1において四路
切換弁(22)が実線側に切り換わり、圧縮機(21)から
吐出された冷媒は、四路切換弁(22)を通過して室内熱
交換器(32)に流れる。該室内熱交換器(32)におい
て、冷媒は、室内空気と熱交換して凝縮し、室内空気を
加熱する。この凝縮した液冷媒は、室内膨脹弁(31)を
通過した後、室外膨張弁(24)によって減圧される。減
圧された冷媒は、室外熱交換器(23)において室外空気
と熱交換して蒸発し、アキュムレータ(25)を通過して
圧縮機(21)に戻る。この冷媒循環が繰り返される。
切換弁(22)が実線側に切り換わり、圧縮機(21)から
吐出された冷媒は、四路切換弁(22)を通過して室内熱
交換器(32)に流れる。該室内熱交換器(32)におい
て、冷媒は、室内空気と熱交換して凝縮し、室内空気を
加熱する。この凝縮した液冷媒は、室内膨脹弁(31)を
通過した後、室外膨張弁(24)によって減圧される。減
圧された冷媒は、室外熱交換器(23)において室外空気
と熱交換して蒸発し、アキュムレータ(25)を通過して
圧縮機(21)に戻る。この冷媒循環が繰り返される。
【0072】この暖房運転時において、室外コントロー
ラ(40)は、多変数制御器(41)が機能する一方、第1
温度算出部(43)が目標凝縮温度Tcsを算出すると共
に、第2温度算出部(44)が目標過熱度SHsを算出す
る。該第1温度算出部(43)が算出した目標凝縮温度T
csと、高圧圧力センサ(Pc)が検出した圧縮機(21)の
吐出側における高圧冷媒圧力に基づく冷媒の凝縮温度T
cとが第1偏差算出部(45)に入力される。そして、こ
の第1偏差算出部(45)が目標凝縮温度Tcsと検出凝縮
温度Tcとの偏差を算出し、この偏差が多変数制御器(4
1)に入力される。
ラ(40)は、多変数制御器(41)が機能する一方、第1
温度算出部(43)が目標凝縮温度Tcsを算出すると共
に、第2温度算出部(44)が目標過熱度SHsを算出す
る。該第1温度算出部(43)が算出した目標凝縮温度T
csと、高圧圧力センサ(Pc)が検出した圧縮機(21)の
吐出側における高圧冷媒圧力に基づく冷媒の凝縮温度T
cとが第1偏差算出部(45)に入力される。そして、こ
の第1偏差算出部(45)が目標凝縮温度Tcsと検出凝縮
温度Tcとの偏差を算出し、この偏差が多変数制御器(4
1)に入力される。
【0073】また、上記第2温度算出部(44)が算出し
た目標過熱度SHsが第2偏差算出部(46)に入力され
ると共に、低圧圧力センサ(Pe)が検出した圧縮機(2
1)の吸入側における低圧冷媒圧力に基づく冷媒の蒸発
温度と吸入温度センサ(Ts)が検出する冷媒温度とによ
る吸入冷媒の検出過熱度SHとが第2偏差算出部(46)
に入力される。そして、この第2偏差算出部(46)が目
標過熱度SHsと検出過熱度SHとの偏差を算出し、こ
の偏差が多変数制御器(41)に入力される。
た目標過熱度SHsが第2偏差算出部(46)に入力され
ると共に、低圧圧力センサ(Pe)が検出した圧縮機(2
1)の吸入側における低圧冷媒圧力に基づく冷媒の蒸発
温度と吸入温度センサ(Ts)が検出する冷媒温度とによ
る吸入冷媒の検出過熱度SHとが第2偏差算出部(46)
に入力される。そして、この第2偏差算出部(46)が目
標過熱度SHsと検出過熱度SHとの偏差を算出し、こ
の偏差が多変数制御器(41)に入力される。
【0074】上記多変数制御器(41)においては、2入
力2出力の動的モデル(60)が構築されているので、凝
縮温度の偏差及び吸入過熱度の偏差を入力して圧縮機容
量と室外膨張弁開度の制御量を導出する。そして、上記
多変数制御器(41)は、この圧縮機容量及び室外膨張弁
開度を2出力とし、圧縮機(21)に周波数指令信号を出
力すると共に、室外膨張弁(24)に開度指令信号を出力
する。この周波数指令信号によって圧縮機(21)が制御
されると共に、開度指令信号によって室外膨張弁(24)
が制御され、暖房運転が制御される。尚、この暖房運転
時において、室内膨張弁(31)は、各室内ユニット(3
0)ごとに冷媒流量を制御する。
力2出力の動的モデル(60)が構築されているので、凝
縮温度の偏差及び吸入過熱度の偏差を入力して圧縮機容
量と室外膨張弁開度の制御量を導出する。そして、上記
多変数制御器(41)は、この圧縮機容量及び室外膨張弁
開度を2出力とし、圧縮機(21)に周波数指令信号を出
力すると共に、室外膨張弁(24)に開度指令信号を出力
する。この周波数指令信号によって圧縮機(21)が制御
されると共に、開度指令信号によって室外膨張弁(24)
が制御され、暖房運転が制御される。尚、この暖房運転
時において、室内膨張弁(31)は、各室内ユニット(3
0)ごとに冷媒流量を制御する。
【0075】〈実施形態1の効果〉以上のように、本実
施形態によれば、圧縮機容量を制御入力とし、且つ蒸発
温度を制御出力とする冷媒回路(12)の動的モデルを構
築し、蒸発温度の偏差を1入力とし、圧縮機容量を1出
力とする単変数制御器(42)を設けるようにしたため
に、外乱に強い制御を行うことができる。
施形態によれば、圧縮機容量を制御入力とし、且つ蒸発
温度を制御出力とする冷媒回路(12)の動的モデルを構
築し、蒸発温度の偏差を1入力とし、圧縮機容量を1出
力とする単変数制御器(42)を設けるようにしたため
に、外乱に強い制御を行うことができる。
【0076】つまり、単変数制御器(42)の出力が室内
膨張弁(31)の開度変更等を考慮しているので、負荷変
動等が生じても冷媒温度を所定の目標冷媒温度に迅速に
収束させることができ、快適性の向上を図ることができ
る。
膨張弁(31)の開度変更等を考慮しているので、負荷変
動等が生じても冷媒温度を所定の目標冷媒温度に迅速に
収束させることができ、快適性の向上を図ることができ
る。
【0077】
【発明の実施の形態2】図9は、実施形態2を示し、本
実施形態は、外乱補正手段(70)を追加したものであ
る。つまり、本発明の空気調和装置(10)は、室外コン
トローラ(40)と室内コントローラ(50)とがそれぞれ
独立して制御しているので、室外コントローラ(40)と
室内コントローラ(50)との制御が互いに影響を及ぼし
合い、運転が安定しない可能性ある。
実施形態は、外乱補正手段(70)を追加したものであ
る。つまり、本発明の空気調和装置(10)は、室外コン
トローラ(40)と室内コントローラ(50)とがそれぞれ
独立して制御しているので、室外コントローラ(40)と
室内コントローラ(50)との制御が互いに影響を及ぼし
合い、運転が安定しない可能性ある。
【0078】そこで、上記室外コントローラ(40)は、
室内膨張弁(31)の制御による外乱を打ち消すようにし
ている。上記外乱補正手段(70)は、外乱推定器(71)
を備えている。そして、該外乱推定器(71)は、動的モ
デル(72)と外乱モデル(73)を備え、上記外乱を打ち
消すための外乱信号を出力するように構成されている。
室内膨張弁(31)の制御による外乱を打ち消すようにし
ている。上記外乱補正手段(70)は、外乱推定器(71)
を備えている。そして、該外乱推定器(71)は、動的モ
デル(72)と外乱モデル(73)を備え、上記外乱を打ち
消すための外乱信号を出力するように構成されている。
【0079】上記動的モデル(72)は、冷媒回路(12)
のモデルであって、室外コントローラ(40)における単
変数制御器(42)の出力信号が入力され、蒸発温度を出
力する。そして、この動的モデル(72)の信号は、外乱
推定器(71)の偏差部(74)に入力される。該偏差部
(74)は、冷媒回路(12)の検出蒸発温度が入力され、
動的モデル(72)の蒸発温度との偏差を算出する。
のモデルであって、室外コントローラ(40)における単
変数制御器(42)の出力信号が入力され、蒸発温度を出
力する。そして、この動的モデル(72)の信号は、外乱
推定器(71)の偏差部(74)に入力される。該偏差部
(74)は、冷媒回路(12)の検出蒸発温度が入力され、
動的モデル(72)の蒸発温度との偏差を算出する。
【0080】上記外乱モデル(73)は、蒸発温度の偏差
が入力され、該偏差に基づき外乱を推定し、例えば、室
内膨張弁(31)の制御量を推定し、外乱信号wを出力す
る。この外乱信号wは、外乱補正手段(70)のコントロ
ーラ(75)に入力され、該コントローラ(75)は、外乱
による圧縮機容量の補正信号を室外コントローラ(40)
の出力に加算器(76)によって加算させる。
が入力され、該偏差に基づき外乱を推定し、例えば、室
内膨張弁(31)の制御量を推定し、外乱信号wを出力す
る。この外乱信号wは、外乱補正手段(70)のコントロ
ーラ(75)に入力され、該コントローラ(75)は、外乱
による圧縮機容量の補正信号を室外コントローラ(40)
の出力に加算器(76)によって加算させる。
【0081】この加算器(76)が出力する圧縮機容量の
指令信号が冷媒回路(12)に入力され、該冷媒回路(1
2)が制御される。
指令信号が冷媒回路(12)に入力され、該冷媒回路(1
2)が制御される。
【0082】したがって、本実施形態によれば、外乱推
定器(71)によって外乱を推定して単変数制御器(42)
の出力を補正するので、目標値への収束性をより向上さ
せることができると共に、空調運転の安定性をより向上
させることができる。
定器(71)によって外乱を推定して単変数制御器(42)
の出力を補正するので、目標値への収束性をより向上さ
せることができると共に、空調運転の安定性をより向上
させることができる。
【0083】特に、複数の室内ユニット(30)を有する
場合、外乱の影響が大きくなるものの、この外乱の影響
を少なくすることができるので、目標値への収束性が向
上し、空調運転の安定性が向上する。
場合、外乱の影響が大きくなるものの、この外乱の影響
を少なくすることができるので、目標値への収束性が向
上し、空調運転の安定性が向上する。
【0084】尚、上記図9は、単変数制御器(42)を備
えた室外コントローラ(40)について説明したが、該室
外コントローラ(40)は、多変数制御器(41)を備えて
いてもよいことは勿論である。つまり、上記多変数制御
器(41)の出力信号を外乱推定器(71)によって補正す
る。
えた室外コントローラ(40)について説明したが、該室
外コントローラ(40)は、多変数制御器(41)を備えて
いてもよいことは勿論である。つまり、上記多変数制御
器(41)の出力信号を外乱推定器(71)によって補正す
る。
【0085】また、上記外乱推定器(71)は、冷媒回路
(12)が出力する検出蒸発温度より外乱信号wを導出す
るようにしているが、状態ベクトルxから外乱信号wを
導出するようにしてもよい。
(12)が出力する検出蒸発温度より外乱信号wを導出す
るようにしているが、状態ベクトルxから外乱信号wを
導出するようにしてもよい。
【0086】また、上記外乱推定器(71)は、室内膨張
弁開度の変化を外乱としたが、室内ファン(33)の風量
や室外温度などの変化を外乱としてこの外乱を推定する
ようにしてもよい。
弁開度の変化を外乱としたが、室内ファン(33)の風量
や室外温度などの変化を外乱としてこの外乱を推定する
ようにしてもよい。
【0087】
【発明の他の実施の形態】上記各実施形態においては、
マルチ型空気調和装置(10)について説明したが、本発
明は、1台の室内ユニット(30)のみを備えた空気調和
装置(10)であってもよい。その際、室外膨張弁(24)
は設ける必要がなく、単変数制御器(42)は、暖房運転
時に冷媒温度として凝縮温度が入力となる。
マルチ型空気調和装置(10)について説明したが、本発
明は、1台の室内ユニット(30)のみを備えた空気調和
装置(10)であってもよい。その際、室外膨張弁(24)
は設ける必要がなく、単変数制御器(42)は、暖房運転
時に冷媒温度として凝縮温度が入力となる。
【0088】また、上記各実施形態においては、2台の
室内ユニット(30)のみを設けているが、本発明の空気
調和装置(10)は、3台以上の室内ユニット(30)を有
していてもよい。
室内ユニット(30)のみを設けているが、本発明の空気
調和装置(10)は、3台以上の室内ユニット(30)を有
していてもよい。
【0089】また、本発明の空気調和装置(10)は、冷
房運転のみを行う冷房専用機であってもよく、暖房運転
のみを行う暖房専用機であってもよい。
房運転のみを行う冷房専用機であってもよく、暖房運転
のみを行う暖房専用機であってもよい。
【図1】本発明の実施形態を示す冷媒回路図である。
【図2】暖房運転時における室外コントローラを示す概
略構成図である。
略構成図である。
【図3】冷房運転時における室外コントローラを示す概
略構成図である。
略構成図である。
【図4】動的モデルの作成を示す説明図である。
【図5】一般的な動的モデルの入出力を示す状態説明図
である。
である。
【図6】図5の動的モデルを用いた制御を示す概略ブロ
ック図である。
ック図である。
【図7】4入力3出力の動的モデルの入出力を示す状態
説明図である。
説明図である。
【図8】2入力2出力の動的モデルを用いた制御を示す
概略ブロック図である。
概略ブロック図である。
【図9】実施形態2における室外コントローラを示す概
略構成図である。
略構成図である。
10 空気調和装置 12 冷媒回路 20 室外ユニット(熱源側ユニット) 21 圧縮機 23 室外熱交換器(熱源側熱交換器) 24 室外膨張弁(熱源側膨張弁) 30 室内ユニット(利用側ユニット) 40 室外コントローラ 41 多変数制御器(多変数制御手段) 42 単変数制御器(単変数制御手段) 60 動的モデル 70 外乱補正手段 Pc 高圧圧力センサ Pe 低圧圧力センサ(検出手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 運転容量の可変な圧縮機(21)と熱源側
熱交換器(23)と開度の可変な膨張弁(31)と利用側熱
交換器(32)とを有する冷媒回路(12)を備えた空気調
和装置において、 上記冷媒回路(12)の冷媒温度を検出して出力する検出
手段(Pe)と、 該検出手段(Pe)の検出冷媒温度と目標冷媒温度との偏
差を1入力とする一方、圧縮機(21)の容量を制御入力
とし、且つ冷媒温度を制御出力とする冷媒回路(12)の
動的モデルに基づいて圧縮機(21)の容量の制御量を導
出し、該圧縮機(21)の容量を1出力とし、上記圧縮機
(21)に容量指令信号を出力する単変数制御手段(42)
とを備えていることを特徴とする空気調和装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 利用側ユニット(30)の変動による単変数制御手段(4
2)の制御に対する外乱の外乱モデル(73)に基づいて
外乱信号を導出し、単変数制御手段(42)の出力を補正
する外乱補正手段(70)を備えていることを特徴とする
空気調和装置。 - 【請求項3】 請求項1において、 冷媒回路(12)は、圧縮機(21)と熱源側熱交換器(2
3)と熱源側膨張弁(24)とを有する熱源側ユニット(2
0)と、利用側膨張弁(31)と利用側熱交換器(32)と
を有する利用側ユニット(30)とを備える一方、複数の
利用側ユニット(30)が互いに並列に接続され、 単変数制御手段(42)が熱源側ユニット(20)の冷房運
転を制御するように構成されていることを特徴とする空
気調和装置。 - 【請求項4】 請求項1において、 冷媒回路(12)は、圧縮機(21)と熱源側熱交換器(2
3)とを有する1つの熱源側ユニット(20)と、利用側
膨張弁(31)と利用側熱交換器(32)とを有する1つの
利用側ユニット(30)とを備え、 単変数制御手段(42)が熱源側ユニット(20)を制御す
るように構成されていることを特徴とする空気調和装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001131185A JP2002327950A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001131185A JP2002327950A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 空気調和装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002327950A true JP2002327950A (ja) | 2002-11-15 |
Family
ID=18979417
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001131185A Pending JP2002327950A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002327950A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006046726A (ja) * | 2004-08-02 | 2006-02-16 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和制御システム、空気調和装置、遠隔監視装置 |
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| JP2012525293A (ja) * | 2009-04-29 | 2012-10-22 | ツェットエフ、レンクジステメ、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツング | ステアリング装置における車輪操舵角度およびハンドトルクの調整 |
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| JP2022015253A (ja) * | 2020-07-08 | 2022-01-21 | 富士電機株式会社 | 二元冷凍装置 |
| JPWO2023084608A1 (ja) * | 2021-11-09 | 2023-05-19 |
-
2001
- 2001-04-27 JP JP2001131185A patent/JP2002327950A/ja active Pending
Cited By (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN104583684B (zh) * | 2012-10-15 | 2017-05-24 | 江森自控日立空调技术(香港)有限公司 | 空调机 |
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| WO2018037496A1 (ja) * | 2016-08-24 | 2018-03-01 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
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| JP2020501097A (ja) * | 2017-03-06 | 2020-01-16 | 三菱電機株式会社 | 空調システムのためのコントローラ及び空調システムを制御する方法 |
| JP2022015253A (ja) * | 2020-07-08 | 2022-01-21 | 富士電機株式会社 | 二元冷凍装置 |
| JP7540219B2 (ja) | 2020-07-08 | 2024-08-27 | 富士電機株式会社 | 二元冷凍装置 |
| JPWO2023084608A1 (ja) * | 2021-11-09 | 2023-05-19 | ||
| WO2023084608A1 (ja) * | 2021-11-09 | 2023-05-19 | 三菱電機株式会社 | 制御装置及び制御方法 |
| JP7570534B2 (ja) | 2021-11-09 | 2024-10-21 | 三菱電機株式会社 | 制御装置及び制御方法 |
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