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JP2002311204A - 反射防止フィルム、偏光板および画像表示装置 - Google Patents

反射防止フィルム、偏光板および画像表示装置

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Publication number
JP2002311204A
JP2002311204A JP2001111589A JP2001111589A JP2002311204A JP 2002311204 A JP2002311204 A JP 2002311204A JP 2001111589 A JP2001111589 A JP 2001111589A JP 2001111589 A JP2001111589 A JP 2001111589A JP 2002311204 A JP2002311204 A JP 2002311204A
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JP
Japan
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layer
refractive index
antireflection film
hard coat
index layer
Prior art date
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Application number
JP2001111589A
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Hirohisa Sotozono
裕久 外園
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to KR1020037013335A priority patent/KR100883949B1/ko
Priority to US10/473,420 priority patent/US6950236B2/en
Priority to KR1020087021164A priority patent/KR100906596B1/ko
Priority to AU2002243037A priority patent/AU2002243037A1/en
Priority to PCT/JP2002/003544 priority patent/WO2002084338A2/en
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Priority to TW091107252A priority patent/TW567338B/zh
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B1/00Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
    • G02B1/10Optical coatings produced by application to, or surface treatment of, optical elements
    • G02B1/11Anti-reflection coatings
    • G02B1/113Anti-reflection coatings using inorganic layer materials only
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  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 反射率が低く、耐傷性に優れた、反射防止フ
ィルムもしくはその反射防止フィルムを用いた画像表示
装置を提供する。 【解決手段】 透明支持体、透明支持体よりも低い屈折
率を有する低屈折率層、および、低屈折率層と隣接する
下層に密着層を有し、密着層の表面が0.001〜0.
030μmの中心線平均粗さ(Ra)を有する、および/
または、密着層中に粒子間空隙が形成されている、こと
を特徴とする反射防止フィルムおよびそれを用いた画像
表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トリアセチルセル
ロースフィルムを支持体とする反射防止フィルムおよび
防眩性を有する反射防止フィルムに関する。特に本発明
は、偏光板あるいは画像表示装置に有利に用いることが
できる(防眩性)反射防止フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】反射防止フィルムは一般に、陰極管表示
装置(CRT)、プラズマディスプレイパネル(PD
P)や液晶表示装置(LCD)のような画像表示装置に
おいて、外光の反射によるコントラスト低下や像の映り
込みを防止するために、光学干渉の原理を用いて反射率
を低減するディスプレイの最表面に配置される
【0003】反射防止フィルムの形成法として、透明支
持体上に光学的機能層を塗布により形成する方法は、一
般に知られている。反射防止のためには、透明支持体の
屈折率よりも低い屈折率を有する層(低屈折率層)を設
ける、透明支持体上に高屈折率層を設け、その上に低屈
折率層を設ける、等の方法により反射率を下げることが
できる。このような塗布による反射防止フィルムは、連
続で生産できるため、大量生産に向いている。
【0004】また、像の映り込みを表面凹凸による散乱
を利用して低下させる防眩技術を塗布による反射防止フ
ィルムに適用する方法も一般に知られている。方法とし
ては、表面凹凸を有する支持体上に反射防止層を塗布す
る方法や、表面凹凸を形成するためのマット粒子を反射
防止層に導入する方法、および、反射防止フィルムをエ
ンボス加工することにより表面凹凸を形成する方法、な
どがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】透明支持体上に透明支
持体の屈折率よりも低い屈折率を有する層(低屈折率
層)のみを有する反射防止フィルムにおいて、反射率を
低減するためには低屈折率層を十分に低屈折率化する必
要が生じる。例えばトリアセチルセルロースを支持体と
し、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートのUV
硬化被膜をハードコート層とする反射防止フィルムで4
50nmから650nmにおける平均反射率を1.6%
以下にするためには屈折率を1.40以下にしなければ
ならない。屈折率1.40以下の素材としては無機物で
はフッ化マグネシウムやフッ化カルシウム、有機物では
フッ素含率の大きい含フッ素化合物が挙げられるが、こ
れらフッ素化合物は凝集力不足および基材との密着不足
のためディスプレイの最表面に配置するフィルムとして
は耐傷性が不足していた。
【0006】本発明の課題は、反射率が低く、耐傷性に
優れた、反射防止フィルムもしくはその反射防止フィル
ムを用いた画像表示装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記
(1)〜(11)の反射防止フィルム、(12)の偏光
板、(13)の画像表示装置により達成された。 (1)透明支持体上に、透明支持体よりも低い屈折率を
有する低屈折率層、および、低屈折率層と隣接する下層
に密着層を有し、密着層の表面が0.001〜0.03
0μmの中心線平均粗さ(Ra)を有することを特徴とす
る反射防止フィルム。 (2)密着層表面の中心線平均粗さ(Ra)が0.005
〜0.020μmであることを特徴とする(1)記載の
反射防止フィルム。 (3)密着層が平均粒径が0.001〜0.2μmの無
機微粒子と有機バインダーから成り、密着層中に粒子間
空隙が形成されていることを特徴とする(1)または
(2)記載の反射防止フィルム。 (4)透明支持体上に、透明支持体よりも低い屈折率を
有する低屈折率層、および、低屈折率層と隣接する下層
に密着層を有し、密着層が平均粒径が0.001〜0.
2μmの無機微粒子と有機バインダーから成り、密着層
中に粒子間空隙が形成されていることを特徴とする反射
防止フィルム。
【0008】(5)無機微粒子の表面が重合性官能基を
有し、かつ有機バインダーが無機微粒子表面の重合性官
能基と共重合可能な重合性モノマーであることを特徴と
する(3)または(4)記載の反射防止フィルム。 (6)密着層が透明支持体よりも高い屈折率を有する密
着層兼高屈折率層であり、密着層兼高屈折率層と透明支
持体の間に1μm以上の厚さを有するハードコート層が
設けられている(1)〜(5)いずれかに記載の反射防
止フィルム。 (7)密着層とハードコート層の間に、屈折率が低屈折
率層より高く、かつ密着層兼高屈折率層よりは低い中屈
折率層が設けられている(6)記載の反射防止フィル
ム。 (8)ハードコート層の屈折率が1.57〜2.00で
あり、かつハードコート層中に平均粒径0.3〜20μ
mのマット剤粒子を有し、防眩性を有することを特徴と
する(6)または(7)記載の反射防止フィルム。
【0009】(9)密着層が、1μm以上の厚さを有
し、屈折率が1.57〜2.00であり、かつ密着層中
に平均粒径0.3〜20μmのマット剤粒子を有し、防
眩性を有することを特徴とする(1)〜(6)いずれか
記載の反射防止フィルム。 (10)低屈折率層が熱または電離放射線により架橋す
る含フッ素化合物から成り、屈折率が1.35〜1.4
9であり、動摩擦係数が0.03〜0.15であり、水
に対する接触角が90〜120℃であることを特徴とす
る(1)〜(9)いずれかに記載の反射防止フィルム。 (11)透明支持体が、トリアセチルセルロースから成
ることを特徴とする(1)〜(10)いずれかに記載の
反射防止フィルム。 (12)(1)〜(11)のいずれかに記載の反射防止
フィルムを少なくとも片面に有する偏光板。 (13)(1)〜(11)のいずれかに記載の反射防止
フィルムまたは(12)に記載の偏光板を低屈折率層が
ディスプレイの最表層になるように用いたことを特徴と
する画像表示装置。
【0010】
【発明の実施の形態】[反射防止フィルムの構成]図1
は、反射防止フィルムの構成を示す断面模式図である。
図1に示す反射防止フィルムは、透明支持体(1)上
に、本発明の密着層(0)、そして低屈折率層(2)が
設けられている。図2は、防眩性を有する反射防止フィ
ルムの構成を示す断面模式図である。図2に示す反射防
止フィルムは、透明支持体(1)上に、防眩層(3)、
本発明の密着層(0)、そして低屈折率層(2)が順次
設けられている。図3は、防眩性を有する反射防止フィ
ルムの別の構成を示す断面模式図である。図3に示す反
射防止フィルムは、透明支持体(1)上に、ハードコー
ト層(4)、防眩層(3)、本発明の密着層(0)、そ
して低屈折率層(2)が順次設けられている。
【0011】図4は、反射防止フィルムの別の構成を示
す断面模式図である。図4に示す反射防止フィルムは、
透明支持体(1)上に、ハードコート層(4)、本発明
の密着層(0)、そして低屈折率層(2)が順次設けら
れている。図5は、反射防止フィルムの別の構成を示す
断面模式図である。図5に示す反射防止フィルムは、透
明支持体(1)上に、ハードコート層(4)、高屈折率
層(5)、本発明の密着層(0)、そして低屈折率層
(2)が順次設けられている。図6は、反射防止フィル
ムの別の構成を示す断面模式図である。図6に示す反射
防止フィルムは、透明支持体(1)上に、ハードコート
層(4)、中屈折率層(6)、高屈折率層(5)、本発
明の密着層(0)、そして低屈折率層(2)が順次設け
られている。図7は、防眩性を有する反射防止フィルム
の別の構成を示す断面模式図である。図7に示す反射防
止フィルムは、透明支持体(1)上に、防眩層兼本発明
の密着層(30)、そして低屈折率層(2)が順次設け
られている。図8は、防眩性を有する反射防止フィルム
の別の構成を示す断面模式図である。図8に示す反射防
止フィルムは、透明支持体(1)上に、ハードコート層
(4)、防眩層兼本発明の密着層(30)、そして低屈
折率層(2)が順次設けられている。
【0012】図9は、反射防止フィルムの別の構成を示
す断面模式図である。図9に示す反射防止フィルムは、
透明支持体(1)上に、ハードコート層兼本発明の密着
層(40)、そして低屈折率層(2)が順次設けられて
いる。図10は、反射防止フィルムの別の構成を示す断
面模式図である。図10に示す反射防止フィルムは、透
明支持体(1)上に、ハードコート層(4)、高屈折率
層兼本発明の密着層(50)、そして低屈折率層(2)
が順次設けられている。図11は、反射防止フィルムの
別の構成を示す断面模式図である。図11に示す反射防
止フィルムは、透明支持体(1)上に、ハードコート層
(4)、中屈折率層(6)、高屈折率層兼本発明の密着
層(50)、そして低屈折率層(2)が順次設けられて
いる。
【0013】[密着層]本発明の密着層は、一般に下層
との密着性に難がある低屈折率材料との密着に優れ、か
つ下層との密着に優れる。この密着改良効果により、本
発明の反射防止フィルムは非常に良好な耐擦傷性を示
す。本発明では、密着層表面が粗さを有する事、および
/または密着層中に空隙を有する事が特徴であり、低屈
折率材料の密着層へのアンカリング効果により密着性を
改良していると考えられる。本発明の密着層の好ましい
膜厚は、光学干渉による反射防止機能に影響しないよう
にするため、0.001μm〜0.030μmであるこ
とが好ましく、より好ましくは0.001〜0.020
μmであり、さらに好ましくは0.001〜0.010
μmである。本発明の密着層の屈折率が低屈折率層と同
じ場合には、密着層と低屈折率層の合計の膜厚が本来の
低屈折率層の膜厚と同じになるように調節すればよい。
密着層の屈折率が下層と同じ場合は、同様に、密着層と
下層と合計の膜厚が本来の下層の膜厚と同じになるよう
に調節する方法もあるが、より好ましくは、下層と密着
層を置き換える事、すなわち下層兼密着層とする事が好
ましく、具体的には本発明の密着層は高屈折率層と兼ね
ていてもよく、ハードコート層と兼ねていてもよく、防
眩層と兼ねていてもよく、それらの膜厚を適用すること
ができる。
【0014】本発明の密着層の表面の粗さを表す指標と
しては中心線平均粗さ(Ra)を用いた。Raの評価方
法は、JIS−B−0601に従った。密着層の表面凹
凸を原子間力顕微鏡で測定したデータを解析することに
よりRaを求めた(測定長4μm:ただし表面がマット
粒子による防眩性凹凸を有するときはこの凹凸の周期が
測定にかからないようにした)。本発明の密着層では中
心線平均粗さ(Ra)は0.001〜0.1μmが好ま
しく、より好ましくは0.001〜0.030μmであ
り、さらに好ましくは0.005〜0.020μmであ
る。Raは小さすぎるとアンカリングによる密着効果が
無くなるため好ましくなく、また、Raは大きすぎると
層の界面が乱れ、光学干渉による反射防止性能に悪影響
するため好ましくない。
【0015】本発明のRaを有する密着層を構成する素
材としては特に制限はない。表面粗さを得るための、好
ましい構成としては、下層との密着および密着層自体の
膜強度を得るための有機バインダー、と、表面粗さを得
るための微粒子、の2成分系が挙げられる。微粒子の好
ましい含有率としては20〜95質量%、より好ましく
は50〜95質量%、である。微粒子の粒径は透明性の
観点ではなるべく小さいことが好ましく、好ましい粒径
は体積平均粒径で0.001〜0.2μm、より好まし
くは0.005〜0.1μmである。体積平均粒径はコ
ールターカウンター社粒子測定装置N4を用いて動的光
散乱法により評価した。
【0016】本発明に使用する微粒子としては無機微粒
子が密着層の膜強度が強く好ましい。無機微粒子の形状
は特に制限されるものではなく、例えば、球状、板状、
繊維状、棒状、不定形、中空等のいずれも好ましく用い
られるが、球状が分散性がよくより好ましい。また、無
機微粒子の種類についても特に制限されるものではない
が、非晶質のものが好ましく用いられ、金属の酸化物、
窒化物、硫化物またはハロゲン化物からなることが好ま
しく、金属酸化物が特に好ましい。金属原子としては、
Na、K、Mg、Ca、Ba、Al、Zn、Fe、C
u、Ti、Sn、In、W、Y、Sb、Mn、Ga、
V、Nb、Ta、Ag、Si、B、Bi、Mo、Ce、
Cd、Be、PbおよびNi等が挙げられる。
【0017】本発明における無機微粒子の使用方法は特
に制限されるものではないが、例えば、乾燥状態で使用
することができるし、あるいは水もしくは有機溶媒に分
散した状態で使用することもできる。本発明において、
無機微粒子の凝集、沈降を抑制する目的で、分散安定化
剤を併用することも好ましい。分散安定化剤としては、
ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、セルロ
ース誘導体、ポリアミド、リン酸エステル、ポリエーテ
ル、界面活性剤およびシランカップリング剤、チタンカ
ップリング剤、等を使用することができる。特にシラン
カップリング剤では、無機微粒子表面に有機バインダー
と共重合可能な官能基を導入することができ、硬化後の
皮膜が強いため好ましい。例えば、有機バインダーがビ
ニル基のラジカル重合硬化系の場合は、ビニルトリメト
キシシラン、γ−メタクリルオキシプロピルトリメトキ
シシラン、有機バインダーがエポキシ基のカチオン重合
硬化系の場合は、γ−ギリシジルオキシプロピルトリメ
トキシシランなどが好ましく用いられる。分散安定化剤
としてのシランカップリング剤の添加量は特に制限され
るものではないが、例えば、無機微粒子100質量部に
対して、1質量部以上の値とするのが好ましい。また、
分散安定化剤の添加方法も特に制限されるものではない
が、予め加水分解したものを添加することもできるし、
あるいは、分散安定化剤であるシランカップリング剤と
無機フィラーとを混合後、さらに加水分解および縮合す
る方法を採ることができるが、後者の方がより好まし
い。
【0018】本発明に使用する有機バインダーとして
は、下層との密着に優れ、かつ密着層自体の膜強度が強
いことが必要である。このような有機バインダーとして
は、飽和炭化水素鎖またはポリエーテル鎖を主鎖として
有するポリマーであることが好ましく、飽和炭化水素鎖
を主鎖として有するポリマーであることがさらに好まし
い。また、バインダーポリマーは架橋構造を有すること
が好ましい。飽和炭化水素鎖を主鎖として有するバイン
ダーポリマーとしては、エチレン性不飽和モノマーの重
合体が好ましい。飽和炭化水素鎖を主鎖として有し、か
つ架橋構造を有するバインダーポリマーとしては、二個
以上のエチレン性不飽和基を有するモノマーの(共)重
合体が好ましい。高屈折率にするには、このモノマーの
構造中に芳香族環や、フッ素以外のハロゲン原子、硫黄
原子、リン原子、及び窒素原子から選ばれた少なくとも
1種の原子を含むことが好ましい。
【0019】二個以上のエチレン性不飽和基を有するモ
ノマーとしては、多価アルコールと(メタ)アクリル酸
とのエステル(例、エチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、1,4−ジクロヘキサンジアクリレート、ペ
ンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート)、ペ
ンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、トリメ
チロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチ
ロールエタントリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリ
スリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリ
スリトールペンタ(メタ)アクリレート、ペンタエリス
リトールヘキサ(メタ)アクリレート、1,2,3−シ
クロヘキサンテトラメタクリレート、ポリウレタンポリ
アクリレート、ポリエステルポリアクリレート)、ビニ
ルベンゼンおよびその誘導体(例、1,4−ジビニルベ
ンゼン、4−ビニル安息香酸−2−アクリロイルエチル
エステル、1,4−ジビニルシクロヘキサノン)、ビニ
ルスルホン(例、ジビニルスルホン)、アクリルアミド
(例、メチレンビスアクリルアミド)およびメタクリル
アミドが挙げられる。
【0020】高屈折率モノマーの具体例としては、ビス
(4−メタクリロイルチオフェニル)スルフィド、ビニ
ルナフタレン、ビニルフェニルスルフィド、4−メタク
リロキシフェニル−4'−メトキシフェニルチオエーテ
ル等が挙げられる。
【0021】これらのエチレン性不飽和基を有するモノ
マーの重合は、光ラジカル開始剤あるいは熱ラジカル開
始剤の存在下、電離放射線の照射または加熱により行う
ことができる。
【0022】ポリエーテルを主鎖として有するポリマー
は、多官能エポキシ化合物の開環重合体が好ましい。多
官能エポキシ化合物の開環重合は、光酸発生剤あるいは
熱酸発生剤の存在下、電離放射線の照射または加熱によ
り行うことができる。
【0023】二個以上のエチレン性不飽和基を有するモ
ノマーの代わりにまたはそれに加えて、架橋性官能基を
有するモノマーを用いてポリマー中に架橋性官能基を導
入し、この架橋性官能基の反応により、架橋構造をバイ
ンダーポリマーに導入してもよい。架橋性官能基の例に
は、イソシアナート基、エポキシ基、アジリジン基、オ
キサゾリン基、アルデヒド基、カルボニル基、ヒドラジ
ン基、カルボキシル基、メチロール基および活性メチレ
ン基が含まれる。ビニルスルホン酸、酸無水物、シアノ
アクリレート誘導体、メラミン、エーテル化メチロー
ル、エステルおよびウレタン、テトラメトキシシランの
ような金属アルコキシドも、架橋構造を導入するための
モノマーとして利用できる。ブロックイソシアナート基
のように、分解反応の結果として架橋性を示す官能基を
用いてもよい。すなわち、本発明において架橋性官能基
は、すぐには反応を示すものではなくとも、分解した結
果反応性を示すものであってもよい。これら架橋性官能
基を有するバインダーポリマーは塗布後、加熱すること
によって架橋構造を形成することができる。
【0024】本発明の密着層中の空隙を示す指標として
は空隙率を用いた。空隙率は、密着層の屈折率を求めた
値、と、密着層素材組成から算出される屈折率の値、の
差を密着層に含まれる空隙中の空気(屈折率1.00)
として、算出した。また層の極薄切片をTEM観察する
ことによっても空隙率を求める事ができる。本発明の密
着層では空隙率は0.5〜30体積%が好ましく、より
好ましくは1〜25体積%が好ましい。空隙率の下限は
アンカリングによる密着効果の観点から、また上限は密
着層自体の膜強度の観点から好ましいものである。
【0025】本発明の空隙を有する密着層を構成する素
材としては特に制限はない。空隙を得るための、好まし
い構成としては、下層との密着および密着層自体の膜強
度を得るための有機バインダーと、粒子間空隙を得るた
めの微粒子の2成分系が挙げられる。微粒子の好ましい
含有率としては60〜95質量%、より好ましくは80
〜95質量%、である。微粒子の粒径は透明性の観点で
はなるべく小さいことが好ましく、好ましい粒径は体積
平均粒径で0.001〜0.2μm、より好ましくは
0.005〜0.1μmである。ここで使用する有機バ
インダーおよび微粒子は前述のものと同様である。
【0026】[透明支持体]本発明の反射防止フィルム
の透明支持体としては、プラスチックフィルムを用いる
ことが好ましい。プラスチックフィルムを形成するポリ
マーとしては、セルロースエステル(例、トリアセチル
セルロース、ジアセチルセルロース)、ポリアミド、ポ
リカーボネート、ポリエステル(例、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレンナフタレート)、ポリスチレ
ン、ポリオレフィン、ノルボルネン系樹脂(アートン:
商品名、JSR社製)、非晶質ポリオレフィン(ゼオネ
ックス:商品名、日本ゼオン社製)、などが挙げられ
る。本発明の透明支持体としては公開技報2001-1745号
記載のセルロースアシレートフィルムも好ましい。この
うちトリアセチルセルロース、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンナフタレートが好ましく、特にトリ
アセチルセルロースが好ましい。トリアセチルセルロー
スの屈折率は1.48である。
【0027】本発明の反射防止フィルムを液晶表示装置
に用いる場合、片面に粘着層を設ける等してディスプレ
イの最表面に配置する。該透明支持体がトリアセチルセ
ルロースの場合は偏光板の偏光層を保護する保護フィル
ムとしてトリアセチルセルロースが用いられるため、本
発明の反射防止フィルムをそのまま保護フィルムに用い
ることがコストの上では好ましい。
【0028】本発明の透明支持体の厚みは特に限定され
ないが、30〜150μmが好ましく、70〜120μ
mがより好ましい。
【0029】本発明の透明支持体としては、トリアセチ
ルセルロースを溶剤に溶解することで調整されたトリア
セチルセルロースドープを単層流延、複数層共流延の何
れかの流延方法により流延することにより作成されたト
リアセチルセルロースフィルムを用いることが好まし
い。特に、環境保全の観点から、トリアセチルセルロー
スを低温溶解法あるいは高温溶解法によってジクロロメ
タンを実質的に含まない溶剤に溶解することで調整され
たトリアセチルセルロースドープを用いて作成されたト
リアセチルセルロースフィルムが好ましい。
【0030】トリアセチルセルロースの単層流延は、公
開特許公報の特開平7−11055等で開示されている
ドラム流延、あるいはバンド流延等により作成され、後
者の複数の層からなるトリアセチルセルロースの共流延
は、特開昭61−94725、特公昭62−43846
等で開示されている。逐次流延は単層流延を繰り返すこ
とで行われる。それぞれの流延は、原料フレークをハロ
ゲン化炭化水素類(ジクロロメタン等、アルコール類
(メタノール、エタノール、ブタノール等)、エステル
類(蟻酸メチル、酢酸メチル等)、エーテル類(ジオキ
サン、ジオキソラン、ジエチルエーテル等)等の溶剤に
て溶解し、これに必要に応じて可塑剤、紫外線吸収剤、
劣化防止剤、滑り剤、剥離促進剤等の各種の添加剤を加
えた溶液(ドープと称する)を、水平式のエンドレスの
金属ベルトまたは回転するドラムからなる支持体の上
に、ドープ供給手段(ダイと称する)により流延する
際、単層ならば単一のドープを単層流延し、複数の層な
らば高濃度のセルロースエステルドープの両側に低濃度
ドープを共流延し、支持体上である程度乾燥して剛性が
付与されたフィルムを支持体から剥離し、次いで各種の
搬送手段により乾燥部を通過させて溶剤を除去すること
からなる方法である。
【0031】上記のような、トリアセチルセルロースを
溶解するための溶剤としては、ジクロロメタンが代表的
である。しかし、技術的には、ジクロロメタンのような
ハロゲン化炭化水素は問題なく使用できるが、地球環境
や作業環境の観点では、溶剤はジクロロメタン等のハロ
ゲン化炭化水素を実質的に含まないことが好ましい。
「実質的に含まない」とは、有機溶剤中のハロゲン化炭
化水素の割合が5質量%未満(好ましくは2質量%未
満)であることを意味する。ジクロロメタン等を実質的
に含まない溶剤を用いてトリアセチルセルロースのドー
プを調整する場合には、後述するような特殊な溶解法が
必須となる。
【0032】第一の溶解法は、冷却溶解法と称され、以
下に説明する。まず室温近辺の温度(−10〜40℃)
で溶剤中にトリアセチルセルロースを撹拌しながら徐々
に添加する。次に、混合物は−100〜−10℃(好ま
しくは−80〜−10℃、さらに好ましくは−50〜−
20℃、最も好ましくは−50〜−30℃)に冷却す
る。冷却は、例えば、ドライアイス・メタノール浴(−
75℃)や冷却したジエチレングリコール溶液(−30
〜−20℃)中で実施できる。このように冷却すると、
トリアセチルセルロースと溶剤の混合物は固化する。さ
らに、これを0〜200℃(好ましくは0〜150℃、
さらに好ましくは0〜120℃、最も好ましくは0〜5
0℃)に加温すると、溶剤中にトリアセチルセルロース
が流動する溶液となる。昇温は、室温中に放置するだけ
でもよし、温浴中で加温してもよい。
【0033】第二の方法は、高温溶解法と称され、以下
に説明する。まず室温近辺の温度(−10〜40℃)で
溶剤中にトリアセチルセルロースを撹拌しながら徐々に
添加される。本発明のトリアセチルセルロース溶液は、
各種溶剤を含有する混合溶剤中にトリアセチルセルロー
スを添加し予め膨潤させることが好ましい。本法におい
て、トリアセチルセルロースの溶解濃度は30質量%以
下が好ましいが、フィルム製膜時の乾燥効率の点から、
なるべく高濃度であることが好ましい。次に有機溶剤混
合液は、0.2MPa〜30MPaの加圧下で70〜2
40℃に加熱される(好ましくは80〜220℃、更に
好ましく100〜200℃、最も好ましくは100〜1
90℃)。次にこれらの加熱溶液はそのままでは塗布で
きないため、使用された溶剤の最も低い沸点以下に冷却
する必要がある。その場合、−10〜50℃に冷却して
常圧に戻すことが一般的である。冷却はトリアセチルセ
ルロース溶液が内蔵されている高圧高温容器やライン
を、室温に放置するだけでもよく、更に好ましくは冷却
水などの冷媒を用いて該装置を冷却してもよい。
【0034】[低屈折率層]本発明の低屈折率層につい
て以下に説明する。本発明の反射防止フィルムは透明支
持体上にそれよりも低い屈折率の体屈折率層を有する。
本発明の反射防止フィルムの低屈折率層の屈折率は、
1.38〜1.49が好ましく、更に好ましくは1.3
8〜1.44の範囲にある。さらに、低屈折率層は下記
数式(I)を満たすことが低反射率化の点で好ましい。
【0035】 mλ/4×0.7<n11<mλ/4×1.3 ……数式(I)
【0036】式中、mは正の奇数であり、n1は低屈折
率層の屈折率であり、そして、d1は低屈折率層の膜厚
(nm)である。また、λは波長であり、500〜55
0nmの範囲の値である。なお、上記数式(I)を満た
すとは、上記波長の範囲において数式(I)を満たすm
(正の奇数、通常1である)が存在することを意味して
いる。
【0037】本発明の低屈折率層を形成する素材につい
て以下に説明する。本発明の低屈折率層は、屈折率の低
いポリマー、あるいは屈折率の低い化合物とポリマーと
の混合物から形成する。また、特開平9−288201
号公報に記載されているように、光の波長以下のサイズ
の空気または真空からなる空隙を均一に形成することに
よって、低屈折率を達成することもできる。
【0038】屈折率の低い化合物としては、フッ素化合
物あるいはケイ素化合物が用いられる。フッ素化合物と
ケイ素化合物とを併用してもよい。ケイ素化合物は、下
記式で表される有機置換ケイ素系化合物が好ましい。
【0039】R1aR2bSiX4-(a+b) 式中、R1およびR2は、それぞれ、アルキル基、アル
ケニル基、アリール基またはフルオロアルキル基であ
り;Xは、アルコキシ基、アルコキシアルコキシ基、ハ
ロゲン原子およびアシルオキシ基からなる群より選ばれ
る加水分解可能な置換基であり;a、bは、それぞれ、
0、1または2であって、a+bは1または2である。
アルキル基、アルケニル基、アリール基およびフルオロ
アルキル基は、置換基(例、ハロゲン原子、エポキシ
基、アミノ、メルカプト、メタクリルオキシ、シアノ)
を有していてもよい。上記ケイ素化合物の加水分解生成
物を用いてもよい。
【0040】低屈折率層に用いられるフッ素化合物とし
ては、フッ素原子を有するモノマーを重合して形成した
含フッ素ポリマーが好ましい。含フッ素ポリマーが架橋
性官能基を有し、塗布後に架橋することがさらに好まし
い。架橋方法としては、熱または電離放射線により架橋
することが好ましい。このような含フッ素ポリマーの具
体例としては、オプスターJN7228(商品名、屈折
率1.42の熱架橋性含フッ素ポリマー、フッ素含率約
36質量%、JSR(株)製)などがある。また、膜強
度改良のために、屈折率の小さい無機化合物の微粒子を
含フッ素ポリマー中に分散させることがさらに好まし
い。
【0041】含フッ素ポリマーの物性としては、動摩擦
係数0.03〜0.15、水に対する接触角90〜12
0°を有する事が好ましい。
【0042】フッ素原子を有するモノマー単位の具体例
としては、例えばフルオロオレフィン類(例えばフルオ
ロエチレン、ビニリデンフルオライド、テトラフルオロ
エチレン、ヘキサフルオロエチレン、ヘキサフルオロプ
ロピレン、パーフルオロ−2,2−ジメチル−1,3−
ジオキソール等)、(メタ)アクリル酸の部分または完
全フッ素化アルキルエステル誘導体類(例えばビスコー
ト6FM(大阪有機化学製)やM−2020(ダイキン
製)等)、完全または部分フッ素化ビニルエーテル類等
である。架橋性基付与のためのモノマーとしてはグリシ
ジルメタクリレートのように分子内にあらかじめ架橋性
官能基を有する(メタ)アクリレートモノマーの他、カ
ルボキシル基やヒドロキシル基、アミノ基、スルホン酸
基等を有する(メタ)アクリレートモノマー(例えば
(メタ)アクリル酸、メチロール(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、アリル
アクリレート等)が挙げられる。後者は共重合の後、架
橋構造を導入できることが特開平10−25388およ
び特開平10−147739に知られている。
【0043】また上記含フッ素モノマーを構成単位とす
るポリマーだけでなく、フッ素原子を含有しないモノマ
ーとの共重合体を用いてもよい。併用可能なモノマー単
位には特に限定はなく、例えばオレフィン類(エチレ
ン、プロピレン、イソプレン、塩化ビニル、塩化ビニリ
デン等)、アクリル酸エステル類(アクリル酸メチル、
アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸2−
エチルヘキシル)、メタクリル酸エステル類(メタクリ
ル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチ
ル、エチレングリコールジメタクリレート等)、スチレ
ン誘導体(スチレン、ジビニルベンゼン、ビニルトルエ
ン、α−メチルスチレン等)、ビニルエーテル類(メチ
ルビニルエーテル等)、ビニルエステル類(酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、桂皮酸ビニル等)、アクリル
アミド類(N−tertブチルアクリルアミド、N−シ
クロヘキシルアクリルアミド等)、メタクリルアミド
類、アクリロ二トリル誘導体等を挙げることができる。
【0044】低屈折率層に用いられる無機化合物として
は低屈折率のものが好ましく用いられ、好ましい無機化
合物は、二酸化珪素、フッ化マグネシウム、フッ化カル
シウムであり、特に二酸化珪素が好ましい。無機化合物
は微粒子である事が好ましく、平均粒径は0.001〜
0.2μmであることが好ましく、0.001〜0.0
5μmであることがより好ましい。微粒子の粒径はなる
べく均一(単分散)であることが好ましい。無機微粒子
の添加量は、低屈折率層の全重量の5〜90質量%であ
ることが好ましく、10〜70質量%であると更に好ま
しく、10〜50質量%が特に好ましい。
【0045】無機微粒子は表面処理を施して用いること
も好ましい。表面処理法としてはプラズマ放電処理やコ
ロナ放電処理のような物理的表面処理とカップリング剤
を使用する化学的表面処理があるが、カップリング剤の
使用が好ましい。カップリング剤としては、オルガノア
ルコキシメタル化合物(例、チタンカップリング剤、シ
ランカップリング剤)が好ましく用いられる。無機微粒
子が二酸化珪素の場合はシランカップリング処理が特に
有効である。
【0046】[防眩層]反射防止フイルムには、表面に
微細な凹凸を有し、その屈折率が支持体よりも大きい防
眩層を設ける事ができる。防眩層は、後述するハードコ
ート層を形成する素材に加えて、高屈折率モノマーまた
は高屈折率無機微粒子によって形成できる。
【0047】高屈折率モノマーの例には、ビス(4−メ
タクリロイルチオフェニル)スルフィド、ビニルナフタ
レン、ビニルフェニルスルフィドおよび4−メタクリロ
キシフェニル−4'−メトキシフェニルチオエーテルが
含まれる。
【0048】高屈折率無機微粒子は、チタン、アルミニ
ウム、インジウム、亜鉛、錫およびアンチモンから選ば
れる金属の酸化物からなる粒径100nm以下の微粒子
が好ましい。粒径は、50nm以下であることがさらに
好ましい。金属酸化物の例には、TiO2 、Al
23 、In23 、ZnO、SnO2 、Sb23 およ
びITOが含まれる。無機微粒子の添加量は、防眩層全
量の10〜90質量%であることが好ましく、20〜8
0質量%であると更に好ましい。
【0049】防眩層には、防眩性付与とハードコート層
の干渉による反射率悪化防止、色むら防止の目的で、樹
脂または無機化合物のマット粒子が用いられる。マット
粒子の平均粒径は1.0〜10.0μmが好ましく、
1.5〜5.0μmがさらに好ましい。防眩層のバイン
ダー膜厚よりも小さい粒径のマット粒子は、マット粒子
全体の50%未満であることが好ましい。粒度分布は、
コールターカウンター法や遠心沈降法等により測定でき
る。ただし、粒度分布は、粒子数分布に換算して検討す
る。防眩層の膜厚は0.5〜10μmが好ましく、1〜
5μmがさらに好ましい。
【0050】[ハードコート層]反射防止フイルムに
は、ハードコート層を設けることができる。ハードコー
ト層は、支持体よりも鉛筆硬度が高く、屈折率が防眩
層、高屈折率層、および中屈折率層より小さく、低屈折
率層より大きいことが好ましい。ハードコート層の厚さ
は、1〜30μmであることが好ましく、1〜20μm
であることがさらに好ましく、2〜15μmであること
が最も好ましい。ハードコート層の鉛筆硬度はH以上で
あることが好ましく、2H以上であることがさらに好ま
しく、3H以上であることが最も好ましい。ハードコー
ト層の屈折率は、1.45〜2.0の範囲が好ましく、
1.5〜1.8の範囲がさらに好ましい。ハードコート
層は二酸化珪素を主とする無機化合物からなる層、飽和
炭化水素またはポリエーテルを主鎖として有するポリマ
ー等の有機化合物からなる層、あるいは無機/有機化合
物のハイブリッド化された層として形成できる。飽和炭
化水素を主鎖として有するポリマーからなる層であるこ
とが特に好ましい。ポリマーは架橋していることが好ま
しい。飽和炭化水素を主鎖として有するポリマーは、エ
チレン性不飽和モノマーの重合反応により得ることが好
ましい。架橋しているバインダーポリマーを得るために
は、二以上のエチレン性不飽和基を有するモノマーを用
いることが好ましい。
【0051】二以上のエチレン性不飽和基を有するモノ
マーの例には、多価アルコールと(メタ)アクリル酸と
のエステル(例、エチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、1,4−ジクロヘキサンジアクリレート、ペン
タエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート)、ペン
タエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、トリメチ
ロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロ
ールエタントリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリス
リトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリス
リトールペンタ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリ
トールヘキサ(メタ)アクリレート、1,2,3−シク
ロヘキサンテトラメタクリレート、ポリウレタンポリア
クリレート、ポリエステルポリアクリレート)、ビニル
ベンゼンおよびその誘導体(例、1,4−ジビニルベン
ゼン、4−ビニル安息香酸−2−アクリロイルエチルエ
ステル、1,4−ジビニルシクロヘキサノン)、ビニル
スルホン(例、ジビニルスルホン)、アクリルアミド
(例、メチレンビスアクリルアミド)およびメタクリル
アミドが含まれる。ポリエーテルを主鎖として有するポ
リマーは、多官能エポシキ化合物の開環重合反応により
合成することが好ましい。これらのエチレン性不飽和基
を有するモノマーは、塗布後電離放射線または熱による
重合反応により硬化させる必要がある。
【0052】二以上のエチレン性不飽和基を有するモノ
マーの代わりまたはそれに加えて、架橋性基の反応によ
り、架橋構造をバインダーポリマーに導入してもよい。
架橋性官能基の例には、イソシアナート基、エポキシ
基、アジリジン基、オキサゾリン基、アルデヒド基、カ
ルボニル基、ヒドラジン基、カルボキシル基、メチロー
ル基および活性メチレン基が含まれる。ビニルスルホン
酸、酸無水物、シアノアクリレート誘導体、メラミン、
エーテル化メチロール、エステルおよびウレタン、テト
ラメトキシシランのような金属アルコキシドも、架橋構
造を導入するためのモノマーとして利用できる。ブロッ
クイソシアナート基のように、分解反応の結果として架
橋性を示す官能基を用いてもよい。また、本発明におい
て架橋基とは、上記化合物に限らず上記官能基が分解し
た結果反応性を示すものであってもよい。これら架橋基
を有する化合物は塗布後熱などによって架橋させる必要
がある。
【0053】更にハードコート層には、屈折率の調節や
膜の硬化強度を高めるために無機の微粒子を添加しても
良い。無機の微粒子としては平均粒子サイズが0.00
1〜0.5μmのものが好ましく、0.001〜0.2
μmのものが特に好ましい。無機微粒子としては二酸化
珪素粒子、二酸化チタン粒子、酸化アルミニウム粒子、
酸化錫粒子、炭酸カルシウム粒子、硫酸バリウム粒子、
タルク、カオリンおよび硫酸カルシウム粒子があげら
れ、二酸化珪素粒子、二酸化チタン粒子、酸化アルミニ
ウム粒子が特に好ましい。無機微粒子の添加量は、ハー
ドコート層の全質量の10〜90質量%であることが好
ましく、20〜80質量%であると更に好ましく、30
〜60質量%が特に好ましい。
【0054】[高、中屈折率層]高屈折率層の屈折率
は、1.65〜2.40であることが好ましく、1.7
0〜2.20であることがさらに好ましい。中屈折率層
の屈折率は、低屈折率層の屈折率と高屈折率層の屈折率
との間の値となるように調整され、1.55〜1.80
であることが好ましい。高屈折率層および中屈折率層の
ヘイズは、0.01〜3%であることが好ましい。
【0055】中屈折率層および高屈折率層は、比較的屈
折率が高いポリマーを用いて形成することが好ましい。
屈折率が高いポリマーの例には、ポリスチレン、スチレ
ン共重合体、ポリカーボネート、メラミン樹脂、フェノ
ール樹脂、エポキシ樹脂および環状(脂環式または芳香
族)イソシアネートとポリオールとの反応で得られるポ
リウレタンが含まれる。その他の環状(芳香族、複素環
式、脂環式)基を有するポリマーや、フッ素以外のハロ
ゲン原子を置換基として有するポリマーも、屈折率が高
い。二重結合を導入してラジカル硬化を可能にしたモノ
マーの重合反応によりポリマーを形成してもよい。
【0056】屈折率の高い無機微粒子を前述のモノマー
と開始剤、有機置換されたケイ素化合物、または上記ポ
リマー中に分散してもよい。無機微粒子としては、金属
(例、アルミニウム、チタニウム、ジルコニウム、アン
チモン)の酸化物が好ましい。モノマーと開始剤を用い
る場合は、塗布後に電離放射線または熱による重合反応
によりモノマーを硬化させることで、耐傷性や密着性に
優れる中屈折率層や高屈折率層が形成できる。無機微粒
子の平均粒径は、0.001〜0.2μmであることが
好ましく、より好ましくは0.005〜0.1μmであ
る。
【0057】被膜形成能を有する有機金属化合物から、
高屈折率層または中屈折率層を形成してもよい。有機金
属化合物は、適当な媒体に分散できるか、あるいは液状
であることが好ましい。有機金属化合物の例には、金属
アルコレート(例、チタンテトラエトキシド、チタンテ
トラ−I−プロポキシド、チタンテトラ−n−プロポキ
シド、チタンテトラ−n−ブトキシド、チタンテトラ−
sec-ブトキシド、チタンテトラ−tert−ブトキ
シド、アルミニウムトリエトキシド、アルミニウムトリ
−I−プロポキシド、アルミニウムトリブトキシド、ア
ンチモントリエトキシド、アンチモントリブトキシド、
ジルコニウムテトラエトキシド、ジルコニウムテトラ−
I−プロポキシド、ジルコニウムテトラ−n−プロポキ
シド、ジルコニウムテトラ−n−ブトキシド、ジルコニ
ウムテトラ−sec-ブトキシド、ジルコニウムテトラ−t
ert−ブトキシド)、キレート化合物(例、ジ−イソ
プロポキシチタニウムビスアセチルアセトネート、ジ−
ブトキシチタニウムビスアセチルアセトネート、ジ−エ
トキシチタニウムビスアセチルアセトネート、ビスアセ
チルアセトンジルコニウム、アルミニウムアセチルアセ
トネート、アルミニウムジ−n−ブトキシドモノエチル
アセトアセテート、アルミニウムジ−I−プロポキシド
モノメチルアセトアセテート、トリ−n−ブトキシドジ
ルコニウムモノエチルアセトアセテート)、有機酸塩
(例、炭酸ジルコニールアンモニウム)およびジルコニ
ウムを主成分とする活性無機ポリマーが含まれる。高屈
折率層、中屈折率層の厚さは、0.02〜0.30μm
であることが好ましく、0.03〜0.20μmである
と更に好ましい。
【0058】反射防止フィルムには、さらに、防湿層、
帯電防止層や保護層を設けてもよい。特に低屈折率層の
上に、保護層を設けることが好ましい。保護層は、滑り
層または汚れ防止層として機能する。滑り層に用いる滑
り剤の例には、ポリオルガノシロキサン(例、ポリジメ
チルシロキサン、ポリジエチルシロキサン、ポリジフェ
ニルシロキサン、ポリメチルフェニルシロキサン、アル
キル変性ポリジメチルシロキサン)、天然ワックス
(例、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ホ
ホバ油、ライスワックス、木ろう、蜜ろう、ラノリン、
鯨ろう、モンタンワックス)、石油ワックス(例、パラ
フィンワックス、マイクロクリスタリンワックス)、合
成ワックス(例、ポリエチレンワックス、フィッシャー
・トロプシュワックス)、高級脂肪脂肪酸アミド(例、
ステアラミド、オレインアミド、N,N'−メチレンビ
スステアラミド)、高級脂肪酸エステル(例、ステアリ
ン酸メチル、ステアリン酸ブチル、グリセリンモノステ
アレート、ソルビタンモノオレエート)、高級脂肪酸金
属塩(例、ステアリン酸亜鉛)およびフッ素含有ポリマ
ー(例、パーフルオロ主鎖型パーフルオロポリエーテ
ル、パーフルオロ側鎖型パーフルオロポリエーテル、ア
ルコール変性パーフルオロポリエーテル、イソシアネー
ト変性パーフルオロポリエーテル)が含まれる。汚れ防
止層には、含フッ素疎水性化合物(例、含フッ素ポリマ
ー、含フッ素界面活性剤、含フッ素オイル)を添加す
る。保護層の厚さは、反射防止機能に影響しないように
するため、1〜20nmであることが好ましく、1〜1
0nmであると更に好ましい。
【0059】反射防止フィルムの各層は、ディップコー
ト法、エアーナイフコート法、カーテンコート法、ロー
ラーコート法、ワイヤーバーコート法、グラビアコート
法やエクストルージョンコート法(米国特許26812
94号明細書記載)により、塗布により形成することが
できる。二以上の層を同時に塗布してもよい。同時塗布
の方法については、米国特許2761791号、同29
41898号、同3508947号、同3526528
号の各明細書および原崎勇次著、コーティング工学、2
53頁、朝倉書店(1973)に記載がある。
【0060】[偏光板]通常、偏光板は、偏光膜および
その両側に配置された二枚の透明保護膜からなる。一方
の保護膜として、本発明の反射防止フィルムを透明支持
体側を偏光膜とあわせるようにして用いることができ
る。他方の保護膜は、通常のセルロースアセテートフイ
ルムを用いればよい。偏光膜には、ヨウ素系偏光膜、二
色性染料を用いる染料系偏光膜やポリエン系偏光膜があ
る。ヨウ素系偏光膜および染料系偏光膜は、一般にポリ
ビニルアルコール系フイルムを用いて製造される。本発
明の反射防止フィルムは、液晶表示装置(LCD)、プ
ラズマディスプレイパネル(PDP)、エレクトロルミ
ネッセンスディスプレイ(ELD)や陰極管表示装置
(CRT)のような画像表示装置に適用することができ
る。特に液晶表示装置に用いることが好ましい。本発明
の反射防止フィルムを画像表示装置に用いる際には、低
屈折率層がディスプレイの最表層に用いる(即ち、本発
明の反射防止フィルムの透明支持体側を画像表示装置の
画像表示面に接着する。)ことが好ましい。
【0061】
【実施例】以下に実施例をもってさらに本発明を詳細に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。 [実施例1] (1)密着層用塗布液の調製 平均粒径が15nmのシリカ微粒子のメタノール分散液
(メタノールシリカゾル、固形分濃度30%、日産化学
(株)製)200gに、シランカップリング剤(KBM
−503、信越シリコーン(株)製)3gおよび1N塩
酸2gを加え、室温で5時間攪拌した後、3日間放置し
て、シランカップリング処理したシリカ微粒子分散液を
調整した。上記分散液35.04gに、イソプロピルア
ルコール58.35gおよびジアセトンアルコール3
9.34gを加えた。光重合開始剤(イルガキュア90
7、チバガイギー社製)1.02gおよび光増感剤(カ
ヤキュアーDETX、日本化薬(株)製)0.51gを
イソプロピルアルコール772.85gに溶解し、さら
にジペンタエリスリトールペンタアクリレートとジペン
タエリスリトールヘキサアクリレートの混合物(KAY
ARAD DPHA、日本化薬(株)製)25.6gを
加えて溶解した。得られた溶液67.23gを、上記分
散液、イソプロピルアルコールおよびジアセトンアルコ
ールの混合液に添加した。混合物を20分間室温で攪拌
後、孔径1μmのポリプロピレン製フィルターで濾過し
て、密着層用塗布液を調製した。全固形分中の無機微粒
子含有率は83質量%であった。
【0062】(2)低屈折率層用塗布液の調製 屈折率1.42の熱架橋性含フッ素ポリマー(JN−7
228、固形分濃度6%、JSR(株)製)210gに
シリカゾル(MEK−ST、平均粒径10〜20nm、
固形分濃度30質量%、日産化学(株)製)18g、お
よびメチルエチルケトン200gを添加、攪拌の後、孔
径1μmのポリプロピレン製フィルターでろ過して、低
屈折率層用塗布液を調製した。
【0063】(3)反射防止フィルムの作製 屈折率1.48のトリアセチルセルロース支持体(厚み
80μm)上に、密着層用塗布液をバーコーターを用い
て塗布し、80℃で5分乾燥後、160W/cmの空冷
メタルハライドランプ(アイグラフィックス(株)製)
を用いて、照度400mW/cm2 、照射量300mJ
/cm2の紫外線を照射して塗布層を硬化させ、厚さ
0.03μmの密着層を形成した。密着層のRaは0.
006μm、空隙率は10体積%、であった。この上に
低屈折率層用塗布液をバーコーターを用いて塗布し、8
0℃で5分乾燥後、120℃で10分間加熱して塗布層
を硬化させ、厚さ0.1μmの低屈折率層を形成し、反
射防止フィルムを作製した。低屈折率層の屈折率は、
1.43であった。接触角は103°、動摩擦係数は
0.04、であった。
【0064】[実施例2] (1)防眩層用塗布液の調製 ジルコニア含有UV硬化型ハードコート液(デソライト
Z7401、JSR社製、固形分濃度48%、ジルコニ
ア含率71%、平均粒径約20nm)278gにジペン
タエリスリトールペンタアクリレートとジペンタエリス
リトールヘキサアクリレートの混合物(DPHA、日本
化薬(株)製)120g、光重合開始剤(イルガキュア
907、チバガイギー社製)7.7gを加え、メチルエ
チルケトン/シクロヘキサノン=50/50%の混合溶
媒355gを加えた。さらにこの溶液に平均粒径2μm
の架橋ポリスチレン粒子(商品名:SX−200H、綜
研化学(株)製)10gを添加し、高速ディスパーによ
り5000rpmで一時間攪拌し、均一分散させた後、
孔径30μmのポリプロピレン製フィルターでろ過して
防眩層用塗布液を調製した。
【0065】(2)反射防止フィルムの作製 屈折率1.48のトリアセチルセルロース支持体(厚み
80μm)上に、調製した防眩層用塗布液をバーコータ
ーを用いて塗布し、120℃で乾燥の後、160W/c
mの空冷メタルハライドランプ(アイグラフィックス
(株)製)を用いて、照度400mW/cm2 、照射量
300mJ/cm2の紫外線を照射して塗布層を硬化さ
せ、厚さ1.4μmの防眩層を形成した。防眩層の屈折
率は1.61であった。防眩層の上に実施例1で調製し
た密着層用塗布液および低屈折率層用塗布液を実施例1
と同様に塗布し、防眩性を有する反射防止フィルムを作
製した。密着層のRaは0.006μm、空隙率は10
体積%、であった。低屈折率層の屈折率は、1.43で
あった。接触角は103°、動摩擦係数は0.08、で
あった。
【0066】[実施例3] (1)ハードコート層用塗布液の調製 シリカ含有UV硬化型ハードコート液(デソライトKZ
7526、JSR社製、固形分濃度72%、シリカ含量
38%、平均粒径20nm)347gをメチルエチルケ
トン/シクロヘキサノン=50/50質量%の混合溶媒
400gに溶解し、撹拌した後、孔径1μmのポリプロ
ピレン製フィルターでろ過してハードコート層用塗布液
を調製した。
【0067】(2)反射防止フィルムの作製 屈折率1.48のトリアセチルセルロース支持体(厚み
80μm)上に、調製したハードコート層用塗布液をバ
ーコーターを用いて塗布し、120℃で乾燥の後、16
0W/cmの空冷メタルハライドランプ(アイグラフィ
ックス(株)製)を用いて、照度400mW/cm2
照射量300mJ/cm2の紫外線を照射して塗布層を
硬化させ、厚さ6μmのハードコート層を形成した。ハ
ードコート層の屈折率は、1.53であった。ハードコ
ート層の上に、実施例2で調製した防眩層用塗布液を実
施例2と同様に塗布し、厚さ1.4μmの防眩層を形成
した。防眩層の屈折率は1.61であった。防眩層の上
に、実施例1で調製した密着層用塗布液および低屈折率
層用塗布液を実施例1と同様に塗布し、防眩性を有する
反射防止フィルムを作製した。密着層のRaは0.00
6μm、空隙率は10体積%、であった。低屈折率層の
屈折率は、1.43であった。接触角は103°、動摩
擦係数は0.08、であった。
【0068】[実施例4] (1)高屈折率ハードコート層用塗布液の調製 ジルコニア含有UV硬化型ハードコート液(デソライト
Z7401、JSR社製、固形分濃度48%、ジルコニ
ア含率71%、平均粒径約20nm)278gにジペン
タエリスリトールペンタアクリレートとジペンタエリス
リトールヘキサアクリレートの混合物(DPHA、日本
化薬(株)製)120g、光重合開始剤(イルガキュア
907、チバガイギー社製)7.7gを加え、メチルエ
チルケトン/シクロヘキサノン=50/50%の混合溶
媒355gを加え、攪拌した後、孔径1μmのポリプロ
ピレン製フィルターでろ過して高屈折率ハードコート層
用塗布液を調製した。
【0069】(2)反射防止フィルムの作製 屈折率1.48のトリアセチルセルロース支持体(厚み
80μm)上に、調製した高屈折率ハードコート層用塗
布液をバーコーターを用いて塗布し、120℃で乾燥の
後、160W/cmの空冷メタルハライドランプ(アイ
グラフィックス(株)製)を用いて、照度400mW/
cm2 、照射量300mJ/cm2の紫外線を照射して
塗布層を硬化させ、厚さ6μmのハードコート層を形成
した。高屈折率ハードコート層の屈折率は1.61であ
った。高屈折率ハードコート層の上に、実施例1で調製
した密着層用塗布液および低屈折率層用塗布液を実施例
1と同様に塗布し、反射防止フィルムを作製した。密着
層のRaは0.006μm、空隙率は10体積%、であ
った。低屈折率層の屈折率は、1.43であった。
【0070】[実施例5] (1)二酸化チタン分散物の調製 二酸化チタン(一次粒子質量平均粒径:50nm、屈折
率2.70)30質量部、アニオン性ジアクリレートモ
ノマー(商品名:PM21、日本化薬(株)製)5.0
質量部、カチオン性メタクリレートモノマー(商品名:
DMAEA、興人(株)製)0.2質量部およびメチル
エチルケトン65.2質量部をサンドグラインダーによ
り分散し、二酸化チタン分散物を調製した。
【0071】(2)高屈折率層用塗布液の調製 シクロヘキサノン125.2gおよびメチルエチルケト
ン37.2gに、光重合開始剤(イルガキュア907、
チバガイギー社製)0.07gおよび光増感剤(カヤキ
ュアーDETX、日本化薬(株)製)0.02gを溶解
した。さらに、調製した二酸化チタン分散物13.4g
およびジペンタエリスリトールペンタアクリレートとジ
ペンタエリスリトールヘキサアクリレートの混合物(D
PHA、日本化薬(株)製)0.76gを加え、室温で
40分間攪拌した後、孔径1μmのポリプロピレン製フ
ィルターでろ過して、高屈折率層用塗布液を調製した。
【0072】(3)反射防止フィルムの作製 屈折率1.48のトリアセチルセルロース支持体(厚み
80μm)上に、実施例3で調製したハードコート層用
塗布液をバーコーターを用いて塗布し、120℃で乾燥
の後、160W/cmの空冷メタルハライドランプ(ア
イグラフィックス(株)製)を用いて、照度400mW
/cm2 、照射量300mJ/cm2の紫外線を照射し
て塗布層を硬化させ、厚さ6μmのハードコート層を形
成した。ハードコート層の屈折率は、1.53であっ
た。ハードコート層の上に、調製した高屈折率層用塗布
液をバーコーターを用いて塗布し、120℃で乾燥の
後、160W/cmの空冷メタルハライドランプ(アイ
グラフィックス(株)製)を用いて、照度400mW/
cm2 、照射量300mJ/cm2 の紫外線を照射して
塗布層を硬化させ、厚さ0.06μmの高屈折率層を形
成した。高屈折率層の屈折率は1.90であった。高屈
折率層の上に、実施例1で調製した密着層用塗布液およ
び低屈折率層用塗布液を実施例1と同様に塗布し、反射
防止フィルムを作製した。密着層のRaは0.006μ
m、空隙率は10体積%、であった。低屈折率層の屈折
率は、1.43であった。接触角は103°、動摩擦係
数は0.04、であった。
【0073】[実施例6] (1)中屈折率層用塗布液の調製 シクロヘキサノン153gおよびメチルエチルケトン3
7gに、光重合開始剤(イルガキュア907、チバガイ
ギー社製)0.14gおよび光増感剤(カヤキュアーD
ETX、日本化薬(株)製)0.04gを溶解した。さ
らに、実施例5で調製した二酸化チタン分散物6.2g
およびジペンタエリスリトールペンタアクリレートとジ
ペンタエリスリトールヘキサアクリレートの混合物(D
PHA、日本化薬(株)製)2.4gを加え、室温で3
0分間攪拌した後、孔径1μmのポリプロピレン製フィ
ルターでろ過して、中屈折率層用塗布液を調製した。
【0074】(2)反射防止フィルムの作製 屈折率1.48のトリアセチルセルロース支持体(厚み
80μm)上に、実施例3で調製したハードコート層用
塗布液をバーコーターを用いて塗布し、120℃で乾燥
の後、160W/cmの空冷メタルハライドランプ(ア
イグラフィックス(株)製)を用いて、照度400mW
/cm2 、照射量300mJ/cm2の紫外線を照射し
て塗布層を硬化させ、厚さ6μmのハードコート層を形
成した。ハードコート層の屈折率は、1.53であっ
た。ハードコート層の上に、調製した中屈折率層用塗布
液をバーコーターを用いて塗布し、120℃で乾燥の
後、160W/cmの空冷メタルハライドランプ(アイ
グラフィックス(株)製)を用いて、照度400mW/
cm2 、照射量300mJ/cm2 の紫外線を照射して
塗布層を硬化させ、厚さ0.08μmの中屈折率層を形
成した。中屈折率層の屈折率は1.76であった。中屈
折率層の上に実施例5で調製した高屈折率層用塗布液を
バーコーターを用いて塗布し、120℃で乾燥の後、1
60W/cmの空冷メタルハライドランプ(アイグラフ
ィックス(株)製)を用いて、照度400mW/c
2 、照射量300mJ/cm2 の紫外線を照射して塗
布層を硬化させ、厚さ0.06μmの高屈折率層を形成
した。高屈折率層の屈折率は1.90であった。高屈折
率層の上に実施例1で調製した密着層用塗布液および低
屈折率層用塗布液を実施例1と同様に塗布し、低屈折率
層を形成した。密着層のRaは0.006μm、空隙率
は10体積%、であった。低屈折率層の屈折率は、1.
43であった。接触角は103°、動摩擦係数は0.0
4、であった。
【0075】[実施例7] (1)防眩層兼密着層用塗布液の調製 平均粒径が15nmのシリカ微粒子のメタノール分散液
(メタノールシリカゾル、日産化学(株)製)200g
に、シランカップリング剤(KBM−503、信越シリ
コーン(株)製)3gおよび1N塩酸2gを加え、室温
で5時間攪拌した後、3日間放置して、シランカップリ
ング処理したシリカ微粒子分散液を調整した。ジルコニ
ア含有UV硬化型ハードコート液(デソライトZ740
1、JSR社製、固形分濃度48%、ジルコニア含率7
1%、平均粒径約20nm)272gに上記シリカ分散
液435g、光重合開始剤(イルガキュア907、チバ
ガイギー社製)7.7gを加え、シクロヘキサノン53
gを加えた。さらにこの溶液に平均粒径2μmの架橋ポ
リスチレン粒子(商品名:SX−200H、綜研化学
(株)製)10gを添加し、高速ディスパーにより50
00rpmで一時間攪拌し、均一分散させた後、孔径3
0μmのポリプロピレン製フィルターでろ過して防眩層
兼密着層用塗布液を調製した。全固形分中の無機微粒子
含有率は85質量%であった。
【0076】(2)反射防止フィルムの作製 屈折率1.48のトリアセチルセルロース支持体(厚み
80μm)上に、調製した防眩層兼密着層用塗布液をバ
ーコーターを用いて塗布し、120℃で乾燥の後、16
0W/cmの空冷メタルハライドランプ(アイグラフィ
ックス(株)製)を用いて、照度400mW/cm2
照射量300mJ/cm2の紫外線を照射して塗布層を
硬化させ、厚さ1.4μmの防眩層を形成した。防眩層
兼密着層のRaは0.006μm、空隙率は10体積
%、であった。防眩層兼密着層の屈折率は1.60であ
った。防眩層兼密着層の上に実施例1で調製した低屈折
率層用塗布液を実施例1と同様に塗布し、防眩性を有す
る反射防止フィルムを作製した。低屈折率層の屈折率
は、1.43であった。接触角は103°、動摩擦係数
は0.08、であった。
【0077】[実施例8] (1)反射防止フィルムの作製 屈折率1.48のトリアセチルセルロース支持体(厚み
80μm)上に、実施例3で調整したハードコート層用
塗布液をバーコーターを用いて塗布し、120℃で乾燥
の後、160W/cmの空冷メタルハライドランプ(ア
イグラフィックス(株)製)を用いて、照度400mW
/cm2 、照射量300mJ/cm2の紫外線を照射し
て塗布層を硬化させ、厚さ6μmのハードコート層を形
成した。ハードコート層の屈折率は、1.53であっ
た。ハードコート層の上に、実施例7で調製した防眩層
兼密着層用塗布液を実施例7と同様に塗布し、厚さ1.
4μmの防眩層を形成した。防眩層兼密着層のRaは
0.006μm、空隙率は10体積%、であった。防眩
層兼密着層の屈折率は1.60であった。防眩兼密着層
の上に、実施例1で調製した低屈折率層用塗布液を実施
例1と同様に塗布し、防眩性を有する反射防止フィルム
を作製した。低屈折率層の屈折率は、1.43であっ
た。接触角は103°、動摩擦係数は0.08、であっ
た。
【0078】[実施例9] (1)高屈折率ハードコート層兼密着層用塗布液の調製 平均粒径が15nmのシリカ微粒子のメタノール分散液
(メタノールシリカゾル、日産化学(株)製)200g
に、シランカップリング剤(KBM−503、信越シリ
コーン(株)製)3gおよび1N塩酸2gを加え、室温
で5時間攪拌した後、3日間放置して、シランカップリ
ング処理したシリカ微粒子分散液を調整した。ジルコニ
ア含有UV硬化型ハードコート液(デソライトZ740
1、JSR社製、固形分濃度48%、ジルコニア含率7
1%、平均粒径約20nm)272gに上記シリカ微粒
子分散液435g、光重合開始剤(イルガキュア90
7、チバガイギー社製)7.7gを加え、シクロヘキサ
ノン53gを加え、攪拌した後、孔径1μmのポリプロ
ピレン製フィルターでろ過して高屈折率ハードコート層
兼密着層用塗布液を調製した。全固形分中の無機微粒子
含有率は85質量%であった。
【0079】(2)反射防止フィルムの作製 屈折率1.48のトリアセチルセルロース支持体(厚み
80μm)上に、調製した高屈折率ハードコート層兼密
着層用塗布液をバーコーターを用いて塗布し、120℃
で乾燥の後、160W/cmの空冷メタルハライドラン
プ(アイグラフィックス(株)製)を用いて、照度40
0mW/cm2 、照射量300mJ/cm2の紫外線を
照射して塗布層を硬化させ、厚さ6μmの高屈折率ハー
ドコート層兼密着層を形成した。高屈折率ハードコート
層兼密着層のRaは0.006μm、空隙率は10体積
%、であった。高屈折率ハードコート層兼密着層の屈折
率は1.60であった。高屈折率ハードコート層兼密着
層の上に、実施例1で調製した低屈折率層用塗布液を実
施例1と同様に塗布し、反射防止フィルムを作製した。
低屈折率層の屈折率は、1.43であった。接触角は1
03°、動摩擦係数は0.04、であった。
【0080】[実施例10] (1)二酸化チタン分散物の調製 二酸化チタン(一次粒子質量平均粒径:50nm、屈折
率2.70)30質量部、アニオン性ジアクリレートモ
ノマー(商品名:PM21、日本化薬(株)製)5.0
質量部、カチオン性メタクリレートモノマー(商品名:
DMAEA、興人(株)製)0.2質量部およびメチル
エチルケトン65.2質量部をサンドグラインダーによ
り分散し、二酸化チタン分散物を調製した。
【0081】(2)高屈折率層兼密着層用塗布液の調製 シクロヘキサノン125.2gおよびメチルエチルケト
ン37.2gに、光重合開始剤(イルガキュア907、
チバガイギー社製)0.07gおよび光増感剤(カヤキ
ュアーDETX、日本化薬(株)製)0.02gを溶解
した。さらに、調製した二酸化チタン分散物13.4g
およびジペンタエリスリトールペンタアクリレートとジ
ペンタエリスリトールヘキサアクリレートの混合物(D
PHA、日本化薬(株)製)0.30gを加え、室温で
40分間攪拌した後、孔径1μmのポリプロピレン製フ
ィルターでろ過して、高屈折率層兼密着層用塗布液を調
製した。全固形分中の無機微粒子含有率は80質量%で
あった。
【0082】(3)反射防止フィルムの作製 屈折率1.48のトリアセチルセルロース支持体(厚み
80μm)上に、実施例3で調製したハードコート層用
塗布液をバーコーターを用いて塗布し、120℃で乾燥
の後、160W/cmの空冷メタルハライドランプ(ア
イグラフィックス(株)製)を用いて、照度400mW
/cm2 、照射量300mJ/cm2の紫外線を照射し
て塗布層を硬化させ、厚さ6μmのハードコート層を形
成した。ハードコート層の屈折率は、1.53であっ
た。ハードコート層の上に、調製した高屈折率層兼密着
層用塗布液をバーコーターを用いて塗布し、120℃で
乾燥の後、160W/cmの空冷メタルハライドランプ
(アイグラフィックス(株)製)を用いて、照度400
mW/cm2 、照射量300mJ/cm2 の紫外線を照
射して塗布層を硬化させ、厚さ0.06μmの高屈折率
層を形成した。高屈折率層兼密着層のRaは0.006
μm、空隙率は10体積%、であった。高屈折率兼密着
層の屈折率は1.92であった。高屈折率兼密着層の上
に、実施例1で調製した低屈折率層用塗布液を実施例1
と同様に塗布し、反射防止フィルムを作製した。低屈折
率層の屈折率は、1.43であった。接触角は103
°、動摩擦係数は0.04、であった。
【0083】[実施例11] (1)反射防止フィルムの作製 屈折率1.48のトリアセチルセルロース支持体(厚み
80μm)上に、実施例3で調製したハードコート層用
塗布液をバーコーターを用いて塗布し、120℃で乾燥
の後、160W/cmの空冷メタルハライドランプ(ア
イグラフィックス(株)製)を用いて、照度400mW
/cm2 、照射量300mJ/cm2の紫外線を照射し
て塗布層を硬化させ、厚さ6μmのハードコート層を形
成した。ハードコート層の屈折率は、1.53であっ
た。ハードコート層の上に、実施例6で調製した中屈折
率層用塗布液をバーコーターを用いて塗布し、120℃
で乾燥の後、160W/cmの空冷メタルハライドラン
プ(アイグラフィックス(株)製)を用いて、照度40
0mW/cm2 、照射量300mJ/cm2 の紫外線を
照射して塗布層を硬化させ、厚さ0.08μmの中屈折
率層を形成した。中屈折率層の屈折率は1.76であっ
た。中屈折率層の上に実施例10で調製した高屈折率層
兼密着層用塗布液をバーコーターを用いて塗布し、12
0℃で乾燥の後、160W/cmの空冷メタルハライド
ランプ(アイグラフィックス(株)製)を用いて、照度
400mW/cm2、照射量300mJ/cm2 の紫外
線を照射して塗布層を硬化させ、厚さ0.06μmの高
屈折率層兼密着層を形成した。高屈折率層兼密着層のR
aは0.006μm、空隙率は10体積%、であった。
高屈折率兼密着層の屈折率は1.92であった。高屈折
率層兼密着層の上に実施例1で調製した低屈折率層用塗
布液を実施例1と同様に塗布し、低屈折率層を形成し
た。低屈折率層の屈折率は、1.43であった。接触角
は103°、動摩擦係数は0.04、であった。
【0084】[比較例1]密着層用塗布液を用いない以外
は実施例1と同様にして反射防止フィルムを作成した。
トリアセチルセルロース支持体のRaは0.0003μ
m、空隙率は0体積%、であった。
【0085】[比較例2]密着層用塗布液を用いない以
外は実施例2と同様にして防眩性を有する反射防止フィ
ルムを作成した。防眩層のRaは0.0004μm、空
隙率は0体積%、であった。
【0086】(密着層の評価)本発明の密着層の評価は
以下のように行った。 (イ)中心線平均粗さ(Ra) 中心線平均粗さ(Ra)の評価方法は、JIS−B−0
601に従った。密着層の表面凹凸を原子間力顕微鏡S
PA−400(セイコーインスツルメント(株)製)を
用いて10μm角の範囲を測定したデータの任意の3線
(長さ4μm)を解析し平均することによりRaを求め
た。
【0087】(ロ)空隙率 空隙率は、密着層の屈折率を求めた値(反射率極小値か
ら算出)と、密着層素材組成から算出される屈折率の値
の差を密着層に含まれる空隙中の空気(屈折率1.0
0)として、算出した。
【0088】(反射防止フィルムの評価)得られた反射
防止フィルムについて、以下の項目の評価を行った。
【0089】(イ)鏡面反射率 分光光度計V−550(日本分光(株)製)にアダプタ
ーARV−474を装着して、380〜780nmの波
長領域において、入射角5°における出射角−5度の鏡
面反射率を測定し、450〜650nmの平均反射率を
算出し、反射防止性を評価した。
【0090】(ロ)ヘイズ 得られたフィルムのヘイズをヘイズメーターMODEL
1001DP(日本電色工業(株)製)を用いて測定
した。
【0091】(ハ)鉛筆硬度評価 耐傷性の指標としてJIS−K−5400に記載の鉛筆
硬度評価を行った。反射防止フィルムを温度25℃、湿
度60%RHで2時間調湿した後、JIS−S−600
6に規定する3Hの試験用鉛筆を用いて1kgの荷重で
評価した。5回のテストのうち3回以上傷がつかない場
合を持って鉛筆硬度とした。
【0092】(ニ)耐擦傷性評価:スチールウール擦り #0000のスチールウールを用い、10円玉の面積に
400gの荷重をかけ、十往復した時の傷の程度で評価
した。 ○:傷が全く付かない。 △:少し傷がつくが、見えにくい。 ×:かなり傷がつく。
【0093】(ホ)防眩性評価 作製した反射防止フィルムに、ルーバーなしのむき出し
蛍光灯(8000cd/m2 )を映し、その反射像のボ
ケの程度を以下の4段階で評価した。 A:蛍光灯の輪郭が全くわからない B:蛍光灯の輪郭がわずかにわかる C:蛍光灯はぼけているが、輪郭は識別できる D:蛍光灯がほとんどぼけない
【0094】(ヘ)接触角評価 表面の耐汚染性の指標として、光学材料を温度25℃、
湿度60%RHで2時間調湿した後、水に対する接触角
を測定した。
【0095】(ト)動摩擦係数測定 表面滑り性の指標として動摩擦係数にて評価した。動摩
擦係数は試料を25℃、相対湿度60%で2時間調湿し
た後、HEIDON−14動摩擦測定機により5mmφ
ステンレス鋼球、荷重100g、速度60cm/min
にて測定した値を用いた。
【0096】以上の結果を第1表に示す。実施例1〜1
1はいずれも耐擦傷性に優れ、他の性能も良好であっ
た。比較例1および2は密着層がないため耐擦傷性が不
足していた。
【0097】 第1表 ──────────────────────────────────── 反射防止フイルム 反射率 ヘイズ 鉛筆硬度 耐擦傷性 防眩性 ──────────────────────────────────── 実施例1 2.6% 0.2% 3H未満 ○ D 実施例2 1.0% 12% 3H未満 ○ A 実施例3 1.0% 12% 3H ○ A 実施例4 1.6% 0.2% 3H ○ D 実施例5 1.0% 0.2% 3H ○ D 実施例6 0.4% 0.2% 3H ○ D 実施例7 1.1% 12% 3H未満 ○ A 実施例8 1.1% 12% 3H ○ A 実施例9 1.7% 0.2% 3H ○ D 実施例10 1.0% 0.2% 3H ○ D 実施例11 0.4% 0.2% 3H ○ D 比較例1 2.6% 0.2% 3H未満 × D 比較例2 1.0% 12% 3H未満 × A ────────────────────────────────────
【0098】[実施例12]実施例3で作製した反射防
止フィルムを鹸化処理した。鹸化処理した反射防止フィ
ルムと、トリアセチルセルロース支持体とを、ヨウ素を
吸着させた延伸PVAの両側にPVA系粘着材を介して
貼り合わせ、偏光板を作製した。この偏光板を用いて反
射防止層を最表層に配置した液晶表示装置を作製したと
ころ、外光の映り込みが少なく、視認性が優れていた。
【0099】[実施例13]実施例11で作製した反射
防止フィルムを鹸化処理した。鹸化処理した反射防止フ
ィルムと、トリアセチルセルロース支持体とを、ヨウ素
を吸着させた延伸PVAの両側にPVA系粘着材を介し
て貼り合わせ、偏光板を作製した。この偏光板を用いて
反射防止層を最表層に配置した液晶表示装置を作製した
ところ、外光の映り込みが少なく、視認性が優れてい
た。
【0100】[実施例14]実施例1〜11で作製した
反射防止フィルムにおいて、トリアセチルセルロース支
持体を50μmのトリアセチルセルロースフィルムに置
き換えた以外は同様にして反射防止フィルムを作製した
ところ、実施例1〜11の反射防止フィルムと同等の反
射率、ヘイズ、耐擦傷性、防眩性であった。また、同様
に公開技報2001-1745号実施例1のセルローストリアセ
テートフィルム試料101に置き換えた以外は同様にし
て反射防止フィルムを作製したところ、実施例1〜11
の反射防止フィルムと同等の反射率、ヘイズ、耐擦傷
性、耐擦傷性、防眩性であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】反射防止フィルムの構成を示す断面模式図であ
る。
【図2】防眩性を有する反射防止フィルムの構成を示す
断面模式図である。
【図3】防眩性を有する反射防止フィルムの別の構成を
示す断面模式図である。
【図4】反射防止フィルムの別の構成を示す断面模式図
である。
【図5】反射防止フィルムの別の構成を示す断面模式図
である。
【図6】反射防止フィルムの別の構成を示す断面模式図
である。
【図7】防眩性を有する反射防止フィルムの別の構成を
示す断面模式図である。
【図8】防眩性を有する反射防止フィルムの別の構成を
示す断面模式図である。
【図9】反射防止フィルムの別の構成を示す断面模式図
である。
【図10】反射防止フィルムの別の構成を示す断面模式
図である。
【図11】反射防止フィルムの別の構成を示す断面模式
図である。
【符号の説明】
0 本発明の密着層 1 トリアセチルセルロースからなる支持体 2 低屈折率層 3 防眩層 4 ハードコート層 5 高屈折率層 6 中屈折率層 30 本発明の防眩層兼密着層 40 本発明のハードコート層兼密着層 50 本発明の高屈折率層兼密着層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/72 G02B 1/10 Z Fターム(参考) 2H049 BA02 BB65 BC22 2K009 AA02 AA12 AA15 BB28 CC03 CC09 CC47 DD02 4F100 AA01C AJ06B AK17B AS00C AT00A BA03 BA04 BA07 BA26 DE01C EH46 EJ86 GB41 JB13B JB14B JK12D JK14 JK14C JL11C JN01A JN06 JN18B YY00C 4J026 AC00 BA05 BA06 BA07 BA28 BA32 BA50 DB05 DB06 DB36 FA05 GA08 5C058 AA01 AA06 AA11 BA08 DA01 DA02 DA03

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明支持体上に、透明支持体よりも低い
    屈折率を有する低屈折率層、および、低屈折率層と隣接
    する下層に密着層を有し、密着層の表面が0.001〜
    0.030μmの中心線平均粗さ(Ra)を有することを
    特徴とする反射防止フィルム。
  2. 【請求項2】 密着層表面の中心線平均粗さ(Ra)が
    0.005〜0.020μmであることを特徴とする請
    求項1記載の反射防止フィルム。
  3. 【請求項3】 密着層が平均粒径が0.001〜0.2
    μmの無機微粒子と有機バインダーから成り、密着層中
    に粒子間空隙が形成されていることを特徴とする請求項
    1、2記載の反射防止フィルム。
  4. 【請求項4】 透明支持体上に、透明支持体よりも低い
    屈折率を有する低屈折率層、および、低屈折率層と隣接
    する下層に密着層を有し、密着層が平均粒径が0.00
    1〜0.2μmの無機微粒子と有機バインダーから成
    り、密着層中に粒子間空隙が形成されていることを特徴
    とする反射防止フィルム。
  5. 【請求項5】 無機微粒子の表面が重合性官能基を有
    し、かつ有機バインダーが無機微粒子表面の重合性官能
    基と共重合可能な重合性モノマーであることを特徴とす
    る請求項3または請求項4記載の反射防止フィルム。
  6. 【請求項6】 密着層が透明支持体よりも高い屈折率を
    有する密着層兼高屈折率層であり、更に密着層兼高屈折
    率層と透明支持体の間に1μm以上の厚さを有するハー
    ドコート層が設けられている請求項1〜5いずれか1項
    記載の反射防止フィルム。
  7. 【請求項7】 密着層とハードコート層の間に、屈折率
    が低屈折率層より高く、かつ密着層兼高屈折率層よりは
    低い中屈折率層が設けられている請求項6記載の反射防
    止フィルム。
  8. 【請求項8】 ハードコート層の屈折率が1.57〜
    2.00であり、かつハードコート層中に平均粒径0.
    3〜20μmのマット剤粒子を有し、防眩性を有するこ
    とを特徴とする請求項6または請求項7記載の反射防止
    フィルム。
  9. 【請求項9】 密着層が、1μm以上の厚さを有し、屈
    折率が1.57〜2.00であり、かつ密着層中に平均
    粒径0.3〜20μmのマット剤粒子を有し、防眩性を
    有することを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載
    の反射防止フィルム。
  10. 【請求項10】 低屈折率層が熱または電離放射線によ
    り架橋する含フッ素化合物から成り、屈折率が1.35
    〜1.49であり、動摩擦係数が0.03〜0.15で
    あり、水に対する接触角が90〜120℃であることを
    特徴とする請求項1〜9いずれか1項記載の反射防止フ
    ィルム。
  11. 【請求項11】 透明支持体が、トリアセチルセルロー
    スから成ることを特徴とする請求項1〜10いずれか1
    項記載の反射防止フィルム。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか1項に記載
    の反射防止フィルムを少なくとも片面に有することを特
    徴とする偏光板。
  13. 【請求項13】 請求項1〜11のいずれか1項に記載
    の反射防止フィルムまたは請求項12に記載の偏光板を
    低屈折率層がディスプレイの最表層になるように用いた
    ことを特徴とする画像表示装置。
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