JP2002368571A - 圧電振動素子及びそれを用いたフィルタ - Google Patents
圧電振動素子及びそれを用いたフィルタInfo
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧電材料に窒化アルミニウムを用い分極方向
が圧電板の長手方向を向いている厚みすべり振動を主振
動とする圧電振動素子において、主振動共振周波数近傍
に不要共振の無い安定した特性の圧電振動子を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 素子幅Wと素子厚みHの比W/Hを2.
0以上4.0以下あるいは4.3以上5.7以下あるい
は6.2以上7.8以下あるいは8.2以上9.8以下
のいずれかとすることを特徴とする圧電振動子である。
上記構造をとることで、素子幅寸法に起因する不要共振
を主振動共振周波数近傍から遠ざけることができ、安定
した特性が得られるという効果を有する。
が圧電板の長手方向を向いている厚みすべり振動を主振
動とする圧電振動素子において、主振動共振周波数近傍
に不要共振の無い安定した特性の圧電振動子を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 素子幅Wと素子厚みHの比W/Hを2.
0以上4.0以下あるいは4.3以上5.7以下あるい
は6.2以上7.8以下あるいは8.2以上9.8以下
のいずれかとすることを特徴とする圧電振動子である。
上記構造をとることで、素子幅寸法に起因する不要共振
を主振動共振周波数近傍から遠ざけることができ、安定
した特性が得られるという効果を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧電材料に窒化アル
ミニウムを用いた圧電振動子や圧電フィルタなどの圧電
振動素子及びそれを用いたフィルタに関するものであ
る。
ミニウムを用いた圧電振動子や圧電フィルタなどの圧電
振動素子及びそれを用いたフィルタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】固体中を伝わる波であるバルク波を用い
た圧電振動素子として、各種電子機器などのクロック源
として用いられる圧電振動子や、通信機器の周波数抽出
などに用いられる圧電フィルタがある。これらの圧電振
動素子の使用される周波数域は近年高周波化しており、
主振動として厚みすべり、厚み縦などの厚み振動が用い
られ、特に不要振動の抑圧や素子の保持が容易なエネル
ギー閉じ込め現象を利用したものが多い。
た圧電振動素子として、各種電子機器などのクロック源
として用いられる圧電振動子や、通信機器の周波数抽出
などに用いられる圧電フィルタがある。これらの圧電振
動素子の使用される周波数域は近年高周波化しており、
主振動として厚みすべり、厚み縦などの厚み振動が用い
られ、特に不要振動の抑圧や素子の保持が容易なエネル
ギー閉じ込め現象を利用したものが多い。
【0003】エネルギー閉じ込め現象とは、ある特定の
圧電材料で厚みすべり振動や厚み縦振動などのある特定
の振動モードを用いる場合、圧電振動素子主面に部分的
に励振用電極を形成すると振動エネルギーが励振用電極
下のみに閉じ込められる現象を言い、Shockle
y、尾上らにより詳細に解析されている。
圧電材料で厚みすべり振動や厚み縦振動などのある特定
の振動モードを用いる場合、圧電振動素子主面に部分的
に励振用電極を形成すると振動エネルギーが励振用電極
下のみに閉じ込められる現象を言い、Shockle
y、尾上らにより詳細に解析されている。
【0004】以下にエネルギー閉じ込め現象について、
圧電振動素子の断面図である図3を用いて説明する。図
3に示すように、励振用電極6のある部分における遮断
周波数をf0とし、無電極部における遮断周波数をf0’
とすると、f0’よりも大きい周波数では振動エネルギ
ーは自由に伝搬し励振用電極下においても定在波をつく
らない。
圧電振動素子の断面図である図3を用いて説明する。図
3に示すように、励振用電極6のある部分における遮断
周波数をf0とし、無電極部における遮断周波数をf0’
とすると、f0’よりも大きい周波数では振動エネルギ
ーは自由に伝搬し励振用電極下においても定在波をつく
らない。
【0005】しかし、f0よりも大きくf0’よりも小さ
い周波数では、励振用電極6のある部分では振動エネル
ギーは自由に伝搬するが無電極部では指数関数的に減衰
するので、振動変位も圧電振動素子端部に向かうほど小
さくなり、結果として振動エネルギーは励振用電極付近
に集中することになる。また、素子端部での振動変位が
十分小さいので素子端部で生じる反射波を抑制できるた
め、主振動である厚み縦振動や厚みすべり振動の特性を
良好かつ安定にすることができる。
い周波数では、励振用電極6のある部分では振動エネル
ギーは自由に伝搬するが無電極部では指数関数的に減衰
するので、振動変位も圧電振動素子端部に向かうほど小
さくなり、結果として振動エネルギーは励振用電極付近
に集中することになる。また、素子端部での振動変位が
十分小さいので素子端部で生じる反射波を抑制できるた
め、主振動である厚み縦振動や厚みすべり振動の特性を
良好かつ安定にすることができる。
【0006】しかし、エネルギー閉じ込め現象を利用し
ても素子長さや素子幅に起因する不要共振の発生を抑制
することはできないため、主振動共振周波数近傍に不要
共振の共振周波数が存在しないような適切な素子寸法を
選択する必要がある。
ても素子長さや素子幅に起因する不要共振の発生を抑制
することはできないため、主振動共振周波数近傍に不要
共振の共振周波数が存在しないような適切な素子寸法を
選択する必要がある。
【0007】例えば第1577973号公報では、タン
タル酸リチウムのX板を用いた厚みすべり振動を主振動
とするストリップ型振動子において、素子幅Wと素子厚
みHとの比W/Hを1.35以上3.0以下あるいは
3.8以上5.0以下とし、幅寸法に起因する不要共振
を主振動共振付近から遠ざけることで良好な特性を得て
いる。
タル酸リチウムのX板を用いた厚みすべり振動を主振動
とするストリップ型振動子において、素子幅Wと素子厚
みHとの比W/Hを1.35以上3.0以下あるいは
3.8以上5.0以下とし、幅寸法に起因する不要共振
を主振動共振付近から遠ざけることで良好な特性を得て
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】圧電材料に窒化アルミ
ニウムを用い分極方向が圧電板の長手方向を向いている
厚みすべり振動を主振動とする圧電振動素子において
は、素子幅寸法に起因する不要共振を主振動共振周波数
近傍から遠ざけるための設計値がこれまで知られていな
いという課題があった。
ニウムを用い分極方向が圧電板の長手方向を向いている
厚みすべり振動を主振動とする圧電振動素子において
は、素子幅寸法に起因する不要共振を主振動共振周波数
近傍から遠ざけるための設計値がこれまで知られていな
いという課題があった。
【0009】そこで本発明では、圧電材料に窒化アルミ
ニウムを用い分極方向が圧電板の長手方向を向いている
厚みすべり振動を主振動とする圧電振動素子において、
素子幅Wと素子厚みHとの比W/Hを最適にとり、素子
幅寸法に起因する不要共振を主振動共振周波数近傍から
遠ざけることで安定した特性の圧電振動素子を提供する
ことを目的とする。
ニウムを用い分極方向が圧電板の長手方向を向いている
厚みすべり振動を主振動とする圧電振動素子において、
素子幅Wと素子厚みHとの比W/Hを最適にとり、素子
幅寸法に起因する不要共振を主振動共振周波数近傍から
遠ざけることで安定した特性の圧電振動素子を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、圧電材料に窒化アルミニウムを用い分極方
向が圧電板の長手方向を向いている厚みすべり振動を主
振動とする圧電振動素子において、素子幅Wと素子厚み
Hの比W/Hを2.0以上4.0以下あるいは4.3以
上5.7以下あるいは6.2以上7.8以下あるいは
8.2以上9.8以下のいずれかとすることを特徴とす
る圧電振動子である。上記構造をとることで、主振動共
振周波数近傍に素子幅寸法に起因する不要共振の無い安
定した特性が得られるという効果を有する。
に本発明は、圧電材料に窒化アルミニウムを用い分極方
向が圧電板の長手方向を向いている厚みすべり振動を主
振動とする圧電振動素子において、素子幅Wと素子厚み
Hの比W/Hを2.0以上4.0以下あるいは4.3以
上5.7以下あるいは6.2以上7.8以下あるいは
8.2以上9.8以下のいずれかとすることを特徴とす
る圧電振動子である。上記構造をとることで、主振動共
振周波数近傍に素子幅寸法に起因する不要共振の無い安
定した特性が得られるという効果を有する。
【0011】好ましくは、前記圧電振動子は素子長さL
と素子厚みHとの比L/Hを13以上とすることを特徴
とする圧電振動子である。素子長手方向端部での振動変
位を十分に減衰させ反射波を抑制することで、主振動共
振の機械的品質係数の低下を防ぎ安定した特性が得られ
るという効果を有する。
と素子厚みHとの比L/Hを13以上とすることを特徴
とする圧電振動子である。素子長手方向端部での振動変
位を十分に減衰させ反射波を抑制することで、主振動共
振の機械的品質係数の低下を防ぎ安定した特性が得られ
るという効果を有する。
【0012】好ましくは、前記圧電振動子は励振用電極
長さLeと素子厚みHとの比Le/Hを3以上12以下
とすることを特徴とする圧電振動子である。主振動共振
の機械的品質係数の低下を防ぎ安定した特性が得られる
という効果を有する。
長さLeと素子厚みHとの比Le/Hを3以上12以下
とすることを特徴とする圧電振動子である。主振動共振
の機械的品質係数の低下を防ぎ安定した特性が得られる
という効果を有する。
【0013】好ましくは、前記圧電振動子は振動子断面
が矩形で励振用電極が振動子全幅にわたって形成された
ストリップ型振動子とすることを特徴とする圧電振動子
である。励振用電極の位置ずれなどで生じる不要共振の
発生を抑制し、かつ素子の小型化も可能となるという効
果を有する。
が矩形で励振用電極が振動子全幅にわたって形成された
ストリップ型振動子とすることを特徴とする圧電振動子
である。励振用電極の位置ずれなどで生じる不要共振の
発生を抑制し、かつ素子の小型化も可能となるという効
果を有する。
【0014】好ましくは、前記圧電振動子は振動子の主
面と幅方向側面とのなす角度を80°以上110°以下
とすることを特徴とする圧電振動子である。振動子の主
面と幅方向側面とのなす角度が大きくなることで生じる
不要共振の影響を小さく抑え安定した特性が得られると
いう効果を有する。
面と幅方向側面とのなす角度を80°以上110°以下
とすることを特徴とする圧電振動子である。振動子の主
面と幅方向側面とのなす角度が大きくなることで生じる
不要共振の影響を小さく抑え安定した特性が得られると
いう効果を有する。
【0015】また、本発明にかかる圧電振動素子は、電
気的に接続される少なくとも2個以上の圧電振動子が、
請求項1記載の圧電振動子である梯子型フィルタであ
る。個々の振動子が不要共振の無い安定した特性である
ため、通過域にリップルの無い安定したフィルタ特性が
得られるという効果がある。
気的に接続される少なくとも2個以上の圧電振動子が、
請求項1記載の圧電振動子である梯子型フィルタであ
る。個々の振動子が不要共振の無い安定した特性である
ため、通過域にリップルの無い安定したフィルタ特性が
得られるという効果がある。
【0016】また、本発明にかかる圧電振動素子は、請
求項1記載の圧電振動素子において、素子主面片側に一
対の入力用電極と出力用電極、もう一方の主面に接地用
電極を設けることを特徴とする2重モード圧電フィルタ
である。上記構造をとることで、通過域にリップルの無
い安定したフィルタ特性が得られるという効果を有す
る。
求項1記載の圧電振動素子において、素子主面片側に一
対の入力用電極と出力用電極、もう一方の主面に接地用
電極を設けることを特徴とする2重モード圧電フィルタ
である。上記構造をとることで、通過域にリップルの無
い安定したフィルタ特性が得られるという効果を有す
る。
【0017】また、本発明にかかる圧電振動素子は、請
求項1記載の圧電振動素子において、窒化アルミニウム
表面あるいは裏面あるいは表裏面に酸化シリコン膜ある
いは窒化シリコン膜を形成することを特徴とする圧電振
動素子である。上記構造をとることで、酸化シリコン膜
あるいは窒化シリコン膜が保護膜の役割を果たすため長
期信頼性や機械的強度に優れるという効果を有する。
求項1記載の圧電振動素子において、窒化アルミニウム
表面あるいは裏面あるいは表裏面に酸化シリコン膜ある
いは窒化シリコン膜を形成することを特徴とする圧電振
動素子である。上記構造をとることで、酸化シリコン膜
あるいは窒化シリコン膜が保護膜の役割を果たすため長
期信頼性や機械的強度に優れるという効果を有する。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、圧電材料に窒化アルミニウムを用い分極方向が圧電
板の長手方向を向いている厚みすべり振動を主振動とす
る圧電振動素子において、素子幅Wと素子厚みHの比W
/Hを2.0以上4.0以下あるいは4.3以上5.7
以下あるいは6.2以上7.8以下あるいは8.2以上
9.8以下のいずれかとすることを特徴とする圧電振動
子であり、主振動共振周波数近傍に素子幅寸法に起因す
る不要共振の無い安定した特性が得られるという作用を
有する。
は、圧電材料に窒化アルミニウムを用い分極方向が圧電
板の長手方向を向いている厚みすべり振動を主振動とす
る圧電振動素子において、素子幅Wと素子厚みHの比W
/Hを2.0以上4.0以下あるいは4.3以上5.7
以下あるいは6.2以上7.8以下あるいは8.2以上
9.8以下のいずれかとすることを特徴とする圧電振動
子であり、主振動共振周波数近傍に素子幅寸法に起因す
る不要共振の無い安定した特性が得られるという作用を
有する。
【0019】請求項2に記載の発明は、素子長さLと素
子厚みHとの比L/Hを13以上とすることを特徴とす
る請求項1記載の圧電振動子であり、素子長手方向端部
での振動変位を十分に減衰させ反射波を抑制すること
で、主振動共振の機械的品質係数の低下を防ぎ安定した
特性が得られるという作用を有する。
子厚みHとの比L/Hを13以上とすることを特徴とす
る請求項1記載の圧電振動子であり、素子長手方向端部
での振動変位を十分に減衰させ反射波を抑制すること
で、主振動共振の機械的品質係数の低下を防ぎ安定した
特性が得られるという作用を有する。
【0020】請求項3に記載の発明は、励振用電極長さ
Leと素子厚みHとの比Le/Hを3以上12以下とす
ることを特徴とする請求項1記載の圧電振動子であり、
主振動共振の機械的品質係数の低下を防ぎ安定した特性
が得られるという作用を有する。
Leと素子厚みHとの比Le/Hを3以上12以下とす
ることを特徴とする請求項1記載の圧電振動子であり、
主振動共振の機械的品質係数の低下を防ぎ安定した特性
が得られるという作用を有する。
【0021】請求項4に記載の発明は、振動子断面が矩
形で励振用電極が振動子全幅にわたって形成されたスト
リップ型振動子とすることを特徴とする請求項1記載の
圧電振動子であり、励振用電極の位置ずれなどで生じる
不要共振の発生を抑制し、かつ素子の小型化も可能とな
るという作用を有する。
形で励振用電極が振動子全幅にわたって形成されたスト
リップ型振動子とすることを特徴とする請求項1記載の
圧電振動子であり、励振用電極の位置ずれなどで生じる
不要共振の発生を抑制し、かつ素子の小型化も可能とな
るという作用を有する。
【0022】請求項5に記載の発明は、振動子の主面と
幅方向側面とのなす角度を80°以上110°以上とす
ることを特徴とする請求項1記載の圧電振動子であり、
振動子の主面と幅方向側面とのなす角度が大きくなるこ
とで生じる不要共振の影響を小さく抑え安定した特性が
得られるという作用を有する。
幅方向側面とのなす角度を80°以上110°以上とす
ることを特徴とする請求項1記載の圧電振動子であり、
振動子の主面と幅方向側面とのなす角度が大きくなるこ
とで生じる不要共振の影響を小さく抑え安定した特性が
得られるという作用を有する。
【0023】請求項6に記載の発明は、電気的に接続さ
れる少なくとも2個以上の圧電振動子が、請求項1記載
の圧電振動子であることを特徴とする梯子型フィルタで
あり、個々の振動子が不要共振の無い安定した特性であ
るため、通過域にリップルの無い安定したフィルタ特性
が得られるという作用を有する。
れる少なくとも2個以上の圧電振動子が、請求項1記載
の圧電振動子であることを特徴とする梯子型フィルタで
あり、個々の振動子が不要共振の無い安定した特性であ
るため、通過域にリップルの無い安定したフィルタ特性
が得られるという作用を有する。
【0024】請求項7に記載の発明は、請求項1記載の
圧電振動素子において、素子主面片側に一対の入力用電
極と出力用電極、もう一方の主面に接地用電極を設ける
ことを特徴とする2重モード圧電フィルタであり、通過
域にリップルの無い安定したフィルタ特性が得られると
いう作用を有する。
圧電振動素子において、素子主面片側に一対の入力用電
極と出力用電極、もう一方の主面に接地用電極を設ける
ことを特徴とする2重モード圧電フィルタであり、通過
域にリップルの無い安定したフィルタ特性が得られると
いう作用を有する。
【0025】請求項8に記載の発明は、請求項1記載の
圧電振動素子において、窒化アルミニウム表面あるいは
裏面あるいは表裏面に酸化シリコン膜あるいは窒化シリ
コン膜を形成することを特徴とする圧電振動素子であ
り、酸化シリコン膜あるいは窒化シリコン膜が保護膜の
役割を果たすため長期信頼性や機械的強度に優れるとい
う作用を有する。
圧電振動素子において、窒化アルミニウム表面あるいは
裏面あるいは表裏面に酸化シリコン膜あるいは窒化シリ
コン膜を形成することを特徴とする圧電振動素子であ
り、酸化シリコン膜あるいは窒化シリコン膜が保護膜の
役割を果たすため長期信頼性や機械的強度に優れるとい
う作用を有する。
【0026】以下、本発明の実施の形態について図面図
1、図2と図4〜図17を用いて説明する。図1、図2
において、1は振動素子部、2は振動素子部1の表面と
裏面に相対向して設けられた励振用電極、3は外部との
接続用電極、4は外部引き出し用電極である。
1、図2と図4〜図17を用いて説明する。図1、図2
において、1は振動素子部、2は振動素子部1の表面と
裏面に相対向して設けられた励振用電極、3は外部との
接続用電極、4は外部引き出し用電極である。
【0027】圧電材料に窒化アルミニウムを用い分極方
向が圧電板の長手方向を向いている厚みすべり振動を主
振動とする圧電振動素子では、エネルギー閉じ込め現象
を利用できるので励振用電極下に振動エネルギーが集中
し素子長手方向端部に向かうほど振動変位は減衰する。
しかし、素子長さが十分長くない場合素子長手方向端部
における振動変位が十分小さくなっていないために反射
波が生じ、主振動共振の機械的品質係数の低下を招く。
向が圧電板の長手方向を向いている厚みすべり振動を主
振動とする圧電振動素子では、エネルギー閉じ込め現象
を利用できるので励振用電極下に振動エネルギーが集中
し素子長手方向端部に向かうほど振動変位は減衰する。
しかし、素子長さが十分長くない場合素子長手方向端部
における振動変位が十分小さくなっていないために反射
波が生じ、主振動共振の機械的品質係数の低下を招く。
【0028】そこで、素子長さと機械的品質係数との関
係を調べた結果を図4に示す。ただし、素子厚みは主振
動共振周波数に反比例することから、使用する周波数帯
に関係なく素子長さと機械的品質係数との関係を取り扱
えるよう図4の横軸は素子長さLを素子厚みHで規格化
している。図4からわかるように、素子長さLと素子厚
みHとの比L/Hが13より小さくなると急激に機械的
品質係数が小さくなっている。よって、素子長さLと素
子厚みHとの比L/Hを13以上とすれば素子長手方向
端部での振動変位を十分に減衰させ反射波を抑制するこ
とで主振動共振の機械的品質係数の低下を防ぐことがで
きる。
係を調べた結果を図4に示す。ただし、素子厚みは主振
動共振周波数に反比例することから、使用する周波数帯
に関係なく素子長さと機械的品質係数との関係を取り扱
えるよう図4の横軸は素子長さLを素子厚みHで規格化
している。図4からわかるように、素子長さLと素子厚
みHとの比L/Hが13より小さくなると急激に機械的
品質係数が小さくなっている。よって、素子長さLと素
子厚みHとの比L/Hを13以上とすれば素子長手方向
端部での振動変位を十分に減衰させ反射波を抑制するこ
とで主振動共振の機械的品質係数の低下を防ぐことがで
きる。
【0029】しかし、エネルギー閉じ込め現象を利用し
ても素子幅などの寸法に起因する不要共振の発生を抑制
することはできないため、主振動共振周波数近傍に不要
共振の共振周波数が存在しないような適切な素子寸法を
選択する必要がある。図5に圧電材料に窒化アルミニウ
ムを用い分極方向が圧電板の長手方向を向いている厚み
すべり振動を主振動とする圧電振動子の素子幅Wが変化
した時の、主振動共振周波数、主振動反共振周波数およ
び不要共振の共振周波数をプロットした結果である周波
数チャートを示す。
ても素子幅などの寸法に起因する不要共振の発生を抑制
することはできないため、主振動共振周波数近傍に不要
共振の共振周波数が存在しないような適切な素子寸法を
選択する必要がある。図5に圧電材料に窒化アルミニウ
ムを用い分極方向が圧電板の長手方向を向いている厚み
すべり振動を主振動とする圧電振動子の素子幅Wが変化
した時の、主振動共振周波数、主振動反共振周波数およ
び不要共振の共振周波数をプロットした結果である周波
数チャートを示す。
【0030】周波数チャートとは横軸に素子幅Wと素子
厚みHとの比W/Hを、縦軸には主振動や不要共振の共
振周波数と素子厚みの積である周波数定数をとったもの
で、素子厚みが一定で素子幅を変化させた振動子を作成
し主振動や不要共振の共振周波数の測定結果をプロット
したものである。主振動である厚みすべり振動の共振周
波数は振動子厚みに反比例するため、その周波数定数は
約2860でありW/Hに関係なくほぼ一定となる。ま
た、図5中の一点鎖線で示してある主振動反共振の周波
数定数は約2883であり、これもW/Hに関係なくほ
ぼ一定となる。
厚みHとの比W/Hを、縦軸には主振動や不要共振の共
振周波数と素子厚みの積である周波数定数をとったもの
で、素子厚みが一定で素子幅を変化させた振動子を作成
し主振動や不要共振の共振周波数の測定結果をプロット
したものである。主振動である厚みすべり振動の共振周
波数は振動子厚みに反比例するため、その周波数定数は
約2860でありW/Hに関係なくほぼ一定となる。ま
た、図5中の一点鎖線で示してある主振動反共振の周波
数定数は約2883であり、これもW/Hに関係なくほ
ぼ一定となる。
【0031】しかし、図5中の点線で示してある幅屈曲
振動などの不要共振は幅寸法が変化するとその共振周波
数が変化するため、例えばW/Hが4.2付近の場合主
振動と不要共振の周波数定数が非常に近い値となり、主
振動の共振周波数と不要共振の共振周波数が近くなって
しまう。主振動と不要共振の共振周波数が近いと、発振
回路などに用いた場合周波数ジャンプなどの不安定現象
を引き起こすことがある。
振動などの不要共振は幅寸法が変化するとその共振周波
数が変化するため、例えばW/Hが4.2付近の場合主
振動と不要共振の周波数定数が非常に近い値となり、主
振動の共振周波数と不要共振の共振周波数が近くなって
しまう。主振動と不要共振の共振周波数が近いと、発振
回路などに用いた場合周波数ジャンプなどの不安定現象
を引き起こすことがある。
【0032】よって主振動共振付近、具体的には周波数
定数2840以上2880以下に不要共振が存在しなけ
れば特性を悪化させることはない。図5の四角で囲まれ
た領域を見れば、主振動共振近傍で不要共振が存在して
はならない周波数定数範囲である2840以上2880
以下に不要共振が存在しない時のW/Hは、2.0以上
4.0以下あるいは4.3以上5.7以下あるいは6.
2以上7.8以下あるいは8.2以上9.8以下である
ことがわかる。
定数2840以上2880以下に不要共振が存在しなけ
れば特性を悪化させることはない。図5の四角で囲まれ
た領域を見れば、主振動共振近傍で不要共振が存在して
はならない周波数定数範囲である2840以上2880
以下に不要共振が存在しない時のW/Hは、2.0以上
4.0以下あるいは4.3以上5.7以下あるいは6.
2以上7.8以下あるいは8.2以上9.8以下である
ことがわかる。
【0033】例として素子厚みHが0.1mmで素子幅
Wが0.42mm、0.5mmの二とおりの時のインピ
ーダンス周波数特性を図6に示す。図6よりWが0.4
2mmの場合、すなわちW/Hが4.2の場合不要共振
は主振動共振に近くなっており不安定な特性となるが、
Wが0.5mmの場合、すなわちW/Hが5.0の場合
不要共振は主振動共振付近にない良好な特性となってい
る。
Wが0.42mm、0.5mmの二とおりの時のインピ
ーダンス周波数特性を図6に示す。図6よりWが0.4
2mmの場合、すなわちW/Hが4.2の場合不要共振
は主振動共振に近くなっており不安定な特性となるが、
Wが0.5mmの場合、すなわちW/Hが5.0の場合
不要共振は主振動共振付近にない良好な特性となってい
る。
【0034】このように、圧電材料に窒化アルミニウム
を用い分極方向が圧電板の長手方向を向いている厚みす
べり振動を主振動とする圧電振動素子において、素子幅
Wと素子厚みHのW/Hを2.0以上4.0以下あるい
は4.3以上5.7以下あるいは6.2以上7.8以下
あるいは8.2以上9.8以下の中で選択すれば素子幅
寸法に起因する不要共振を主振動共振から遠ざける事が
でき、安定した特性を得ることができる。
を用い分極方向が圧電板の長手方向を向いている厚みす
べり振動を主振動とする圧電振動素子において、素子幅
Wと素子厚みHのW/Hを2.0以上4.0以下あるい
は4.3以上5.7以下あるいは6.2以上7.8以下
あるいは8.2以上9.8以下の中で選択すれば素子幅
寸法に起因する不要共振を主振動共振から遠ざける事が
でき、安定した特性を得ることができる。
【0035】次に、励振用電極長さLeと素子厚みHと
の比Le/Hについて考察する。図7に、励振用電極長
さと機械的品質係数との関係を調べた結果を示す。ただ
し素子長さについて調べた図4の場合と同様に、図7の
横軸は素子厚みで規格化している。図7からわかるよう
に、励振用電極長さLeと素子厚みHとの比Le/Hが
3より小さくなると急激に機械的品質係数が小さくなっ
ている。
の比Le/Hについて考察する。図7に、励振用電極長
さと機械的品質係数との関係を調べた結果を示す。ただ
し素子長さについて調べた図4の場合と同様に、図7の
横軸は素子厚みで規格化している。図7からわかるよう
に、励振用電極長さLeと素子厚みHとの比Le/Hが
3より小さくなると急激に機械的品質係数が小さくなっ
ている。
【0036】これは、素子加工時に発生した振動子表面
上の加工変質層やマイクロクラックなど機械的品質係数
を低下させる要因が、励振用電極面積が小さくなると相
対的にその影響度合いが大きくなるためである。また、
励振用電極が大きすぎると素子長手方向端部での振動変
位を十分に減衰させるためには結果的に素子長さを大き
くせざるを得ず、素子長さの小型化に制約を設けること
になるので、励振用電極長さLeと素子厚みHとの比L
e/Hの上限を、素子長さLと素子厚みHとの比L/H
の最適値の下限である13よりも小さい12に設定す
る。以上の結果、励振用電極長さLeと素子厚みHとの
比Le/Hの最適値は3以上12以下となる。
上の加工変質層やマイクロクラックなど機械的品質係数
を低下させる要因が、励振用電極面積が小さくなると相
対的にその影響度合いが大きくなるためである。また、
励振用電極が大きすぎると素子長手方向端部での振動変
位を十分に減衰させるためには結果的に素子長さを大き
くせざるを得ず、素子長さの小型化に制約を設けること
になるので、励振用電極長さLeと素子厚みHとの比L
e/Hの上限を、素子長さLと素子厚みHとの比L/H
の最適値の下限である13よりも小さい12に設定す
る。以上の結果、励振用電極長さLeと素子厚みHとの
比Le/Hの最適値は3以上12以下となる。
【0037】さて、素子を小型化する方法としてストリ
ップ構造とすることが一般に知られている。ストリップ
構造とは図8に示すように、素子断面は矩形で励振用電
極は素子全幅にわたって形成され幅方向のエネルギー閉
じ込めを行わない構造を指す。励振用電極が素子主面内
で幅方向に対して対称な位置にないと、素子構造の非対
称性に起因する不要共振が発生し特性を悪化させる場合
がある。
ップ構造とすることが一般に知られている。ストリップ
構造とは図8に示すように、素子断面は矩形で励振用電
極は素子全幅にわたって形成され幅方向のエネルギー閉
じ込めを行わない構造を指す。励振用電極が素子主面内
で幅方向に対して対称な位置にないと、素子構造の非対
称性に起因する不要共振が発生し特性を悪化させる場合
がある。
【0038】そこで、圧電材料に窒化アルミニウムを用
い分極方向が圧電板の長手方向を向いている厚みすべり
振動を主振動とする圧電振動素子にこのストリップ構造
を適用すると、励振用電極の位置ずれなどで生じる不要
共振の発生を抑制し、かつ素子の小型化も可能となると
いう利点がある。
い分極方向が圧電板の長手方向を向いている厚みすべり
振動を主振動とする圧電振動素子にこのストリップ構造
を適用すると、励振用電極の位置ずれなどで生じる不要
共振の発生を抑制し、かつ素子の小型化も可能となると
いう利点がある。
【0039】ストリップ構造において素子断面は矩形で
あるが、素子作成工程によっては素子断面が完全な矩形
とはならず、素子断面が台形や平行四辺形など素子端面
にテーパがついた構造となる場合がある。エネルギー閉
じ込め現象を利用し素子長手方向端部における振動変位
は十分減衰しているため、素子長手方向端部にテーパが
ついても最適な素子設計値はほとんど変化しない。
あるが、素子作成工程によっては素子断面が完全な矩形
とはならず、素子断面が台形や平行四辺形など素子端面
にテーパがついた構造となる場合がある。エネルギー閉
じ込め現象を利用し素子長手方向端部における振動変位
は十分減衰しているため、素子長手方向端部にテーパが
ついても最適な素子設計値はほとんど変化しない。
【0040】しかし、素子幅方向端部にテーパがついた
場合、すなわち素子主面と素子幅方向側面とのなす角度
が90°以外の場合、素子幅寸法に起因する不要共振の
振動形態が変化しその共振周波数が変化したり新たな不
要共振が発生するなどの悪影響を及ぼす。素子主面と素
子幅方向側面とのなす角度が90°でなく素子幅方向端
部にテーパがついている場合の振動子例を図9に示す。
しかし、素子主面と素子幅方向側面とのなす角度が90
°±10°、すなわち80°以上110°以下であれば
素子幅方向断面はほぼ矩形と見なすことができるため、
これまでの素子設計に関する最適値をそのまま適用する
ことが可能となる。
場合、すなわち素子主面と素子幅方向側面とのなす角度
が90°以外の場合、素子幅寸法に起因する不要共振の
振動形態が変化しその共振周波数が変化したり新たな不
要共振が発生するなどの悪影響を及ぼす。素子主面と素
子幅方向側面とのなす角度が90°でなく素子幅方向端
部にテーパがついている場合の振動子例を図9に示す。
しかし、素子主面と素子幅方向側面とのなす角度が90
°±10°、すなわち80°以上110°以下であれば
素子幅方向断面はほぼ矩形と見なすことができるため、
これまでの素子設計に関する最適値をそのまま適用する
ことが可能となる。
【0041】さて、振動子を複数個組み合わせること
で、特定の周波数帯域だけ信号を通過させる事ができる
帯域通過フィルタをつくることができることが知られて
いる。一般に、振動子の共振周波数や反共振周波数をフ
ィルタ特性の極とし、共振周波数と反共振周波数の間を
通過域として用いる梯子型フィルタが用いられる場合が
多いが、この時振動子の特性として共振周波数と反共振
周波数の間に不要共振が存在すると、フィルタ特性とし
て通過域にリップルが存在することになり特性を悪化さ
せることになる。
で、特定の周波数帯域だけ信号を通過させる事ができる
帯域通過フィルタをつくることができることが知られて
いる。一般に、振動子の共振周波数や反共振周波数をフ
ィルタ特性の極とし、共振周波数と反共振周波数の間を
通過域として用いる梯子型フィルタが用いられる場合が
多いが、この時振動子の特性として共振周波数と反共振
周波数の間に不要共振が存在すると、フィルタ特性とし
て通過域にリップルが存在することになり特性を悪化さ
せることになる。
【0042】また、フィルタを構成する個々の振動子の
機械的品質係数が小さいと、フィルタの挿入損失が大き
くなる場合がある。しかし上記振動子を組み合わせた場
合、個々の振動子は不要共振の無い安定した特性である
ため通過域にリップルが無く、また振動子の機械的品質
係数が大きいためにフィルタの挿入損失も小さいという
良好なフィルタ特性が得られる。
機械的品質係数が小さいと、フィルタの挿入損失が大き
くなる場合がある。しかし上記振動子を組み合わせた場
合、個々の振動子は不要共振の無い安定した特性である
ため通過域にリップルが無く、また振動子の機械的品質
係数が大きいためにフィルタの挿入損失も小さいという
良好なフィルタ特性が得られる。
【0043】梯子型フィルタ以外のフィルタとして、一
枚の圧電板に複数の圧電振動子を配置しそれらの振動を
結合させることで帯域通過フィルタを作る多重モードフ
ィルタがある。このようなフィルタはMCF(モノリシ
ッククリスタルフィルタ)とも呼ばれ、a_0モードや
s_1モードなどのインハーモニック・オーバートーン
を積極的に利用したものである。ここでは、s_0モー
ドとa_0モードの二つのモードを用いた2重モードフ
ィルタの場合を述べる。
枚の圧電板に複数の圧電振動子を配置しそれらの振動を
結合させることで帯域通過フィルタを作る多重モードフ
ィルタがある。このようなフィルタはMCF(モノリシ
ッククリスタルフィルタ)とも呼ばれ、a_0モードや
s_1モードなどのインハーモニック・オーバートーン
を積極的に利用したものである。ここでは、s_0モー
ドとa_0モードの二つのモードを用いた2重モードフ
ィルタの場合を述べる。
【0044】2重モードフィルタの素子長手方向断面図
を図10に示す。2重モードフィルタの構造は、図10
のように圧電板の主面片側に微小な間隔を空けて一対の
入力用電極8と出力用電極9を設け、もう一方の主面に
接地用電極10を設けるもので、対称モードであるs_
0モードと斜対称モードであるa_0モードを生じさ
せ、帯域通過フィルタを実現するものである。
を図10に示す。2重モードフィルタの構造は、図10
のように圧電板の主面片側に微小な間隔を空けて一対の
入力用電極8と出力用電極9を設け、もう一方の主面に
接地用電極10を設けるもので、対称モードであるs_
0モードと斜対称モードであるa_0モードを生じさ
せ、帯域通過フィルタを実現するものである。
【0045】なお、図10にそれぞれのモードに対応す
る電荷分布図もあわせて示している。図10における接
地用電極は一つしかないが、図11のように入力用電極
8と出力用電極9にそれぞれ相対向して接地用電極10
を設けても構わない。2重モードフィルタにおいても振
動子の場合同様、素子幅Wと素子厚みHとの比W/Hを
素子幅寸法に起因する不要共振が用いる振動モードの共
振付近に存在しないW/Hの範囲内で選択することで、
通過域にリップルの無い良好なフィルタ特性が得られる
ことは言うまでもない。
る電荷分布図もあわせて示している。図10における接
地用電極は一つしかないが、図11のように入力用電極
8と出力用電極9にそれぞれ相対向して接地用電極10
を設けても構わない。2重モードフィルタにおいても振
動子の場合同様、素子幅Wと素子厚みHとの比W/Hを
素子幅寸法に起因する不要共振が用いる振動モードの共
振付近に存在しないW/Hの範囲内で選択することで、
通過域にリップルの無い良好なフィルタ特性が得られる
ことは言うまでもない。
【0046】さて、これまで述べた圧電振動子や圧電フ
ィルタは、圧電材料である窒化アルミニウムの板の表裏
に励振用電極を形成した構造であるが、窒化アルミニウ
ムの圧電板の表面あるいは裏面あるいは表裏面に保護膜
として酸化シリコン膜あるいは窒化シリコン膜を形成す
ると、電気的特性の経年変化が小さくなるほか機械的強
度も増すなど長期信頼性に優れるという利点がある。
ィルタは、圧電材料である窒化アルミニウムの板の表裏
に励振用電極を形成した構造であるが、窒化アルミニウ
ムの圧電板の表面あるいは裏面あるいは表裏面に保護膜
として酸化シリコン膜あるいは窒化シリコン膜を形成す
ると、電気的特性の経年変化が小さくなるほか機械的強
度も増すなど長期信頼性に優れるという利点がある。
【0047】以下、本発明の具体的な実施の形態につい
て、図12から図17を用いて説明する。
て、図12から図17を用いて説明する。
【0048】(実施の形態1)図12は、圧電材料に窒
化アルミニウムを用い分極方向が圧電板の長手方向を向
いている厚みすべり振動を主振動とする圧電振動子であ
り、1は振動素子部、2は振動素子部1の表面と裏面に
相対向して設けられた励振用電極、3は外部との接続用
電極、4は外部引き出し用電極である。素子厚みHは2
00μmであるため共振周波数は約14MHzである。
化アルミニウムを用い分極方向が圧電板の長手方向を向
いている厚みすべり振動を主振動とする圧電振動子であ
り、1は振動素子部、2は振動素子部1の表面と裏面に
相対向して設けられた励振用電極、3は外部との接続用
電極、4は外部引き出し用電極である。素子厚みHは2
00μmであるため共振周波数は約14MHzである。
【0049】素子幅Wは1mmとW/Hは5.0である
ので、素子幅寸法に起因する不要共振は主振動共振近傍
に無く安定した特性が得られる。また、素子長さLは3
mmでありL/Hは15と13以上になっており、また
励振用電極長さは1mmでありLe/Hは5と3以上に
なっていることから、どちらも機械的品質係数の低下を
抑制することに効果がある。
ので、素子幅寸法に起因する不要共振は主振動共振近傍
に無く安定した特性が得られる。また、素子長さLは3
mmでありL/Hは15と13以上になっており、また
励振用電極長さは1mmでありLe/Hは5と3以上に
なっていることから、どちらも機械的品質係数の低下を
抑制することに効果がある。
【0050】(実施の形態2)図13は、圧電材料に窒
化アルミニウムを用い分極方向が圧電板の長手方向を向
いている厚みすべり振動を主振動とするストリップ型の
圧電振動子であり、1は振動素子部、2は振動素子部1
の表面と裏面に相対向して設けられた励振用電極、3は
外部との接続用電極、4は外部引き出し用電極である。
化アルミニウムを用い分極方向が圧電板の長手方向を向
いている厚みすべり振動を主振動とするストリップ型の
圧電振動子であり、1は振動素子部、2は振動素子部1
の表面と裏面に相対向して設けられた励振用電極、3は
外部との接続用電極、4は外部引き出し用電極である。
【0051】励振用電極は素子全幅にわたって形成され
ているので励振用電極が素子主面内で幅方向に対してず
れることがないため、素子構造の非対称性に起因する不
要共振の発生を抑制し安定した特性が得られる。
ているので励振用電極が素子主面内で幅方向に対してず
れることがないため、素子構造の非対称性に起因する不
要共振の発生を抑制し安定した特性が得られる。
【0052】(実施の形態3)図14は、圧電材料に窒
化アルミニウムを用い分極方向が圧電板の長手方向を向
いている厚みすべり振動を主振動とする圧電振動子であ
り、1は振動素子部、2は振動素子部1の表面と裏面に
相対向して設けられた励振用電極、3は外部との接続用
電極、4は外部引き出し用電極である。素子厚みHは1
00μm、素子主面上側幅Wは350μm、素子長さは
2mm、励振用電極長さLeは1mmであるので、W/
Hは3.5、L/Hは20、Le/Hは10である。
化アルミニウムを用い分極方向が圧電板の長手方向を向
いている厚みすべり振動を主振動とする圧電振動子であ
り、1は振動素子部、2は振動素子部1の表面と裏面に
相対向して設けられた励振用電極、3は外部との接続用
電極、4は外部引き出し用電極である。素子厚みHは1
00μm、素子主面上側幅Wは350μm、素子長さは
2mm、励振用電極長さLeは1mmであるので、W/
Hは3.5、L/Hは20、Le/Hは10である。
【0053】素子幅方向端部にはテーパがついており素
子幅方向断面が矩形ではなく台形になっているが、素子
主面上側と素子幅方向側面とのなす角度は95°と90
°以上110°以下の範囲内であるため、上記素子設計
値である時主振動共振近傍には不要共振が無く機械的品
質係数も大きい良好な特性が得られる。
子幅方向断面が矩形ではなく台形になっているが、素子
主面上側と素子幅方向側面とのなす角度は95°と90
°以上110°以下の範囲内であるため、上記素子設計
値である時主振動共振近傍には不要共振が無く機械的品
質係数も大きい良好な特性が得られる。
【0054】(実施の形態4)図15は、圧電材料に窒
化アルミニウムを用い分極方向が圧電板の長手方向を向
いている厚みすべり振動を主振動とする圧電振動子2個
から構成される梯子型フィルタであり、11は圧電振動
子、12は入力用外部端子、13は出力用外部端子、1
4は接地用外部端子、15は導電性樹脂、16は実装基
板である。フィルタに用いている振動子は2個とも素子
厚みHが100μm、素子幅Wが350μm、素子長さ
Lが2mm、励振用電極長さLeが1mmであるので、
W/Hは3.5、L/Hは20、Le/Hは10であ
る。
化アルミニウムを用い分極方向が圧電板の長手方向を向
いている厚みすべり振動を主振動とする圧電振動子2個
から構成される梯子型フィルタであり、11は圧電振動
子、12は入力用外部端子、13は出力用外部端子、1
4は接地用外部端子、15は導電性樹脂、16は実装基
板である。フィルタに用いている振動子は2個とも素子
厚みHが100μm、素子幅Wが350μm、素子長さ
Lが2mm、励振用電極長さLeが1mmであるので、
W/Hは3.5、L/Hは20、Le/Hは10であ
る。
【0055】よって、個々の振動子の主振動共振近傍に
は不要共振が無いため通過域にリップルが無く、また振
動子の機械的品質係数も大きいためフィルタの挿入損失
も小さいという、良好なフィルタ特性が得られる。
は不要共振が無いため通過域にリップルが無く、また振
動子の機械的品質係数も大きいためフィルタの挿入損失
も小さいという、良好なフィルタ特性が得られる。
【0056】(実施の形態5)図16は、圧電材料に窒
化アルミニウムを用い分極方向が圧電板の長手方向を向
いている厚みすべり振動を主振動とする2重モード圧電
フィルタであり、7は振動素子部、8は入力用電極、9
は出力用電極、10は接地用電極である。素子厚みHは
10μmであるためフィルタの中心周波数は約280M
Hzである。素子幅Wは65μmとW/Hは6.5であ
るので、素子幅寸法に起因する不要共振は用いる振動モ
ードの共振付近に存在しないため、通過域にリップルの
無い良好なフィルタ特性が得られる。
化アルミニウムを用い分極方向が圧電板の長手方向を向
いている厚みすべり振動を主振動とする2重モード圧電
フィルタであり、7は振動素子部、8は入力用電極、9
は出力用電極、10は接地用電極である。素子厚みHは
10μmであるためフィルタの中心周波数は約280M
Hzである。素子幅Wは65μmとW/Hは6.5であ
るので、素子幅寸法に起因する不要共振は用いる振動モ
ードの共振付近に存在しないため、通過域にリップルの
無い良好なフィルタ特性が得られる。
【0057】(実施の形態6)図17は、圧電材料に窒
化アルミニウムを用い分極方向が圧電板の長手方向を向
いている厚みすべり振動を主振動とする圧電振動子であ
り、1は振動素子部、2は振動素子部1の表面と裏面に
相対向して設けられた励振用電極、15は導電性樹脂、
16は実装基板、17は酸化シリコン膜、18は窒化シ
リコン膜、19は外部端子である。
化アルミニウムを用い分極方向が圧電板の長手方向を向
いている厚みすべり振動を主振動とする圧電振動子であ
り、1は振動素子部、2は振動素子部1の表面と裏面に
相対向して設けられた励振用電極、15は導電性樹脂、
16は実装基板、17は酸化シリコン膜、18は窒化シ
リコン膜、19は外部端子である。
【0058】窒化アルミニウムの厚みは2μmと非常に
薄いが、表面に酸化シリコン膜、裏面に窒化シリコン膜
が形成されているため機械的強度が増している。また、
酸化シリコン膜や窒化シリコン膜が保護膜としての働き
もすることから、特性の経年変化が小さくなり信頼性が
向上する。
薄いが、表面に酸化シリコン膜、裏面に窒化シリコン膜
が形成されているため機械的強度が増している。また、
酸化シリコン膜や窒化シリコン膜が保護膜としての働き
もすることから、特性の経年変化が小さくなり信頼性が
向上する。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、圧電材料
に窒化アルミニウムを用い分極方向が圧電板の長手方向
を向いている厚みすべり振動を主振動とする圧電振動素
子において、素子幅Wと素子厚みHの比W/Hを2.0
以上4.0以下あるいは4.3以上5.7以下あるいは
6.2以上7.8以下あるいは8.2以上9.8以下の
いずれかとすることで、主振動共振周波数近傍に素子幅
寸法に起因する不要共振が無いため安定した特性となる
という有利な効果が得られる。
に窒化アルミニウムを用い分極方向が圧電板の長手方向
を向いている厚みすべり振動を主振動とする圧電振動素
子において、素子幅Wと素子厚みHの比W/Hを2.0
以上4.0以下あるいは4.3以上5.7以下あるいは
6.2以上7.8以下あるいは8.2以上9.8以下の
いずれかとすることで、主振動共振周波数近傍に素子幅
寸法に起因する不要共振が無いため安定した特性となる
という有利な効果が得られる。
【図1】本発明の圧電振動子の一実施の形態を示す斜視
図
図
【図2】同振動子の断面図
【図3】エネルギー閉じ込め型圧電振動子を示す断面図
【図4】素子長さLと素子厚みHとの比L/Hと機械的
品質係数との関係を示す図
品質係数との関係を示す図
【図5】素子幅Wと素子厚みHとの比W/Hと主振動や
不要共振の周波数定数との関係を示す図
不要共振の周波数定数との関係を示す図
【図6】振動子のインピーダンス周波数特性図
【図7】励振用電極長さLeと素子厚みHとの比Le/
Hと機械的品質係数との関係を示す図
Hと機械的品質係数との関係を示す図
【図8】ストリップ型振動子を示す図
【図9】素子幅方向端部にテーパがついた構造の振動子
を示す図
を示す図
【図10】2重モード圧電フィルタの断面図と電荷分布
図
図
【図11】2重モード圧電フィルタの断面図
【図12】本発明の圧電振動素子の一実施の形態を示す
斜視図
斜視図
【図13】本発明の圧電振動素子の一実施の形態を示す
斜視図
斜視図
【図14】本発明の圧電振動素子の一実施の形態を示す
斜視図
斜視図
【図15】本発明の圧電振動素子の一実施の形態を示す
斜視図
斜視図
【図16】本発明の圧電振動素子の一実施の形態を示す
斜視図
斜視図
【図17】本発明の圧電振動素子の一実施の形態を示す
断面図
断面図
1 振動素子部 2 励振用電極 3 外部接続用電極 4 外部引き出し用電極 6 励振用電極 7 振動素子部 8 入力用電極 9 出力用電極 10 接地用電極 11 圧電振動子 12 入力用外部端子 13 出力用外部端子 14 接地用外部端子 15 導電性樹脂 16 実装基板 17 酸化シリコン膜 18 窒化シリコン膜 19 外部端子
Claims (8)
- 【請求項1】 圧電材料に窒化アルミニウムを用い分極
方向が圧電板の長手方向を向いている厚みすべり振動を
主振動とする圧電振動素子において、素子幅Wと素子厚
みHの比W/Hを2.0以上4.0以下あるいは4.3
以上5.7以下あるいは6.2以上7.8以下あるいは
8.2以上9.8以下のいずれかとすることを特徴とす
る圧電振動子。 - 【請求項2】 素子長さLと素子厚みHとの比L/Hを
13以上とすることを特徴とする請求項1記載の圧電振
動子。 - 【請求項3】 励振用電極長さLeと素子厚みHとの比
Le/Hを3以上12以下とすることを特徴とする請求
項1記載の圧電振動子。 - 【請求項4】 振動子断面が矩形で励振用電極が振動子
全幅にわたって形成されたストリップ型振動子とするこ
とを特徴とする請求項1記載の圧電振動子。 - 【請求項5】 振動子の主面と幅方向側面とのなす角度
を80°以上110°以上とすることを特徴とする請求
項1記載の圧電振動子。 - 【請求項6】 電気的に接続される少なくとも2個以上
の圧電振動子が、請求項1記載の圧電振動子であること
を特徴とする梯子型のフィルタ。 - 【請求項7】 請求項1記載の圧電振動素子において、
素子主面片側に一対の入力用電極と出力用電極、もう一
方の主面に接地用電極を設けることを特徴とする2重モ
ード圧電型のフィルタ。 - 【請求項8】 窒化アルミニウム表面あるいは裏面ある
いは表裏面に酸化シリコン膜あるいは窒化シリコン膜を
形成することを特徴とする請求項1記載の圧電振動素
子。
Priority Applications (7)
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