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JP2002235327A - 緑化システムとそれによる緑化方法およびこれに用いる見切り材 - Google Patents

緑化システムとそれによる緑化方法およびこれに用いる見切り材

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Publication number
JP2002235327A
JP2002235327A JP2001071267A JP2001071267A JP2002235327A JP 2002235327 A JP2002235327 A JP 2002235327A JP 2001071267 A JP2001071267 A JP 2001071267A JP 2001071267 A JP2001071267 A JP 2001071267A JP 2002235327 A JP2002235327 A JP 2002235327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drainage
greening
fixing
growth base
soil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001071267A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Nishikawa
公一郎 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001071267A priority Critical patent/JP2002235327A/ja
Publication of JP2002235327A publication Critical patent/JP2002235327A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】大規模な施工にも即導入可能な実用性と作業性
を持ち、使用植物の永続的生育が、管理の手間をとらず
に可能となる緑化システムとそれによる緑化方法、また
それに使用する見切り材を提供する。 【解決手段】生育基盤となる培土が安定することによ
り、植物の生育が旺盛になることをふまえ、複数の排水
帯を複数の任意箇所で交差させた排水網を専用の固定具
で緑化対象面に固定し、固定された排水網の升目に培土
を導入しバインダーで固めることにより、ズレの生じな
い生育基盤とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、採石跡地や道路建
設等で切り出された法面、および高速道路の中央分離帯
や下水処理場の屋上等大規模な人工構造物、また一般住
宅の屋根やベランダ等身近な人工構造物等これまで緑化
が困難とされた場所、また河川、湖沼等の水辺や公園、
庭、花壇等を緑化するのに用いる緑化システムと緑化方
法、およびこれに用いる見切り材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリートのビルや高速道路等殺風景
な人工構造物の壁面や屋上を、景観上からさらに近年で
は強く環境の面から、緑化が注目され実施されてきてい
る。また山間部での採石跡地や土地造成で形成された法
面など落石防止・土止めのためにコンクリート処理を必
要とする場所に対しても同様の理由で緑化が試みられて
いる。近年、緑化対象面に張り付けて緑化する方法が一
般的となり、いかにシンプルに簡易に安価にしかも活着
率及び生存率のよいものを、作り上げるかの研究も盛ん
に行われている。しかしながら、それだけ研究され多く
の提案がなされているにもかかわらず、実際の施工にお
いて活用されている率が極めて低いのが現状である。そ
の原因は多分に主役となる植物の活着率が思うほど望め
ず、活着はしても長期間安定的に生育する率が低いとい
う問題が考えられる。使用植物に関する知識を実験や実
際の施工から学び、実質的な生きた知識とする基本的な
姿勢が必要と思われる。本発明者は特願平11−100
455、特願平11−374573等および第31回緑
化工学会発表「マルチング用マットと植物苗の効率的な
一体化方法に関する研究」等において一貫して張り付け
て緑化する方法、主に多肉植物に代表される極めて乾燥
に強い植物を利用し、その性質や生育状況に合わせた提
案をしてきた。その中で、活着率と初期生育、施工工事
の簡素化、維持管理手間の削減、さらに施工後強風豪
雨、水流からの保護等諸問題を現場で確かめ一つ一つ解
決をしてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、植物の枯死
をおこす原因となる排水不良、培土のズレ、培土の飛
散、緑化用マットの剥離などを解決し、実際的な施工に
有効で、植物の永続的な生育とともに大規模な現場でも
簡易な施行を、可能にするシステム及び方法を提供する
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、一つの方法として、複数の排水帯と排水帯
用固定材の構成よりなる固定機能付き排水網を使用す
る。緑化対象面に、排水帯を任意箇所で交差させて排水
網を形成し、専用の固定材で固定する。専用の固定材
は、排水帯の要となる部分を止めるものであり、排水帯
の上からかぶせ、緑化対象面に接触する足の部分を接着
材等を用いて固定する。もう一つの方法として、排水網
が任意の大きさに組み込まれた分割排水網を、緑化対象
面に配置して行う方法がある。二つの方法は共に緑化対
象面のきわ回りに、その専用の固定材として工具を用い
ず折り曲げ自在な見切り材を使用する。少なくとも排水
帯により形成された升目内に培土を収容し生育基盤を形
成する。培土の高さは専用の固定材の頂部あるいは排水
帯の高さを目安にすると均等に入れやすく効率も良い。
生育基盤に植物の繁殖材料を設置あるいは撒布する。特
に必要のない限りを除き、バインダーを利用して生育基
盤を固める(バインダーはあらかじめ培土に混入してお
く場合もある)。必要に応じてネットも利用する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、排水材を効率的に利用
したものである。帯状の排水材である排水帯が緑化対象
面に規則的に並ぶことによってばらつきがなく全体に平
均量の排水がなされる。特に排水帯が交差するその交差
部分では、縦横から流れてきた水が合流しまた縦横に散
っていくため滞らす効率の良い排水ができる。また、そ
の排水帯には固定機能があり、そのまま固定材となって
生育基盤を緑化対象面に固定するので、全体に平均した
同レベルの力が働くため固定力が高い。またその排水帯
が培土の中で網の目状に存在し、培土の中で骨組みの働
きをして培土のズレを防止する。
【0006】排水帯にする材料としては、不織布、ポー
ラスコンクリート、発泡スチロール、プラスチック板、
レンガ等があげられる。材質やその構造から排水能力を
持つものであれば利用可能である。
【0007】図1は、排水帯を井桁状に設置した様子を
示す斜視図である。排水帯1を設置した後、図のように
排水帯用固定材2a及び排水帯用固定材2bで要所要所
の部分を固定する。設置場所が風雨の影響が強く傾斜等
が激しいところでは、排水帯を液状の接着剤や両面粘着
テープ等の接着材でいったん止めてその上をさらに排水
帯用固定材で固定するとよい。
【0008】排水帯と排水帯の間隔は、例えば屋上のよ
うにほぼ水平の緩斜面等では、通常100cmとする。
傾斜面においては、傾斜角度によって排水帯の配置間
隔、縦横の間隔の割合を変える。例えば、縦を100c
mピッチ横を50cmピッチ等とするなどその状況に即
した間隔を決める。不織布等よりなる柔軟性のある排水
帯を利用すれば、平面だけでなく複雑な形状にも対応で
きる。
【0009】排水帯の幅や厚さは、設置する植物によっ
て異なる培土の厚さ、設置の仕方、設置する環境等によ
って変化させる。本発明は植物を限定していないので、
かなりの土厚を必要とする場合もあるが、最も需要のあ
る人工構造物の緑化には極小の土厚で生育可能な多肉植
物に代表される耐乾性植物を利用する事が多い。多肉植
物を使用する場合は通常幅10cm×厚さ2.5cmの
排水帯を使用する。
【0010】図2の菱形型、図3の平行四辺形型は、緑
化対象面Gが傾斜面である場所に設置する際の排水帯1
の設置形態を示す模式図である。生育基盤となる培土が
ズレ落ちずしかも排水をスムースにするために考案した
井桁状の変形であり、それぞれ効率的に排水帯を設置し
てある。図4は井桁状を簡略化して斜めのストライプ型
にしたものである。ストライプ型は、排水帯1を等間隔
に平行に設置するものであり、図のように斜めにした
り、水平に設置する。その他、水の流れに逆らわず、培
土のズレを阻止できる形状であれば利用可能である。
【0011】緑化対象面が特殊な環境にある場合、たと
えば凹凸が激しく水たまりができるほどの場所や勾配が
小さく高い排水力が必要な場合は、排水帯により形成さ
れた升目内に、別途排水材を必要量設置することも可能
である。別途排水材はパーライト、軽石、さい石、レン
ガ等を粉砕したもの、不織布、保水排水板または排水帯
に使用しているものと同じ材料でもよく、必要な排水力
が得られれば特に制限はない。別途排水材は、升目内に
平均した高さに全面敷き詰め、その上に培土を設置す
る。
【0012】図5、図6は、排水帯用固定材2a及び排
水帯用固定材2bの形態を示す斜視図である。図5は排
水帯が一枚である部分を固定する排水帯用固定材2aの
形態を示す。使用する植物によって、導入する培土の厚
さや排水帯の厚さをかえるので、それに合わせて排水帯
用固定材の高さを変えていく。人工構造物を緑化するの
に多く利用される多肉植物を使用して試験を行い、次の
ような結果が得られた。多肉植物の場合は、幅10c
m、厚さ2.5cmの排水帯を使用、生育基盤となる培
土の厚みは3.5cm程度とするのを適当とする。この
施工に使用する排水帯用固定材の寸法は、排水帯の入る
間口の幅を排水帯の幅と同じ10cm、間口の高さを
3.5cmとするのが、排水帯と生育基盤を抑えしかも
排水帯が移動せず固定されるのに最適の寸法であった。
また排水帯上部にかぶさる長さを10cm、両側面の緑
化対象面に接するところから外側へのびる固定用の足の
幅をそれぞれ7.5cmとするのが邪魔になることもな
く固定も確実であり、試験の結果妥当とされた。さら
に、排水帯の上に排水帯用固定材がかぶさってできる隙
間にかましを入れて固定させるか排水帯用固定材の内側
上部にすべり止め材を固定すると固定力が高まり、固定
機能のある排水網全体の骨組みの強化となることもわか
った。
【0013】図6は排水帯が交差して2枚が重なった連
結部分に用いる、排水帯用固定材2bを示す。排水帯が
十字に組まれる場所であり、連結部分をまたぐ形になる
ため、連結部分をはさんで両端に図5に示した一枚部分
に使用する排水帯用固定材を配し、該排水帯用固定材の
双方の頂部を重なり部分にのばしてきてつなげた形とな
る。図6に示す排水帯用固定材2bのかわりに、排水帯
の重なる連結部分を、ステンレス製の針金で結束し、連
結部分をはさんで両端を、図5に示す一枚部分の排水帯
用固定材2aで固定する簡易な方法もある。特に排水帯
の重なりが90度で交差する十字形ではなく菱形や平行
四辺形の場合等に有効である。排水帯用固定材は、排水
帯の固定力を強化する。特に傾斜地等では、排水帯を液
状の接着剤や両面粘着テープ等の接着材で止めてもその
接着力だけでは、培土のズレ防止になるほどの固定力が
得られない場合が多いので併用が望ましい。また排水帯
用固定材の頂部は、上部のネットをビスで固定する基盤
となる。固定材の材質は紫外線劣化を受けにくい金属製
ものを利用すると良い。
【0014】図7、図8は、緑化対象面のきわ回りを固
定する際に使用する見切り材3の斜視図である。図7
は、立ち上がり4をはさんで上端にネット固定翼5、下
端に緑化対象面固定翼6とよりなる一般的な見切り材の
形態を示す。図8は、上部のネット固定翼5が一段下が
った場所に付けられその上部が二重になって強化されて
いる。設置場所が、たとえば急傾斜であるとか強風豪雨
にさらされる場所とかその他強度が必要とされる場所に
利用する。ネット固定翼は小さい鋸刃状、緑化対象面固
定翼は大きめの鋸刃状をしているため、工具を用いずに
折り曲げ自在であり、直角コーナーや変形のコーナー等
にも簡易に利用できる特徴を持つ。立ち上がり4の高さ
は、施工時の排水帯用固定材と同一とする。排水帯と生
育基盤を挟み込み、平均した厚み等全体のバランスをく
ずさずにきわの形状に密着して固定するため培土のこぼ
れ落ちやくずれがない。下側に水抜き穴7をつけ、植物
育成に余分となる水分を排出する。見切り材は施工の始
めの段階で、緑化対象面のきわ回りに設置・固定され
る。見切り材を固定した後、排水網を緑化対象面に固定
し、培土を導入する。きわ回りを、見切り材の高さを目
安に培土が平均した高さで収容できる状態にする。
【0015】図9は、見切り材3を設置した様子を示す
断面図である。設置場所である緑化対象面Gに両面粘着
テープ8を貼り、その上に設置する。緑化対象面固定翼
6は、ギザギザであるため接地面積が少なく固定力が弱
い。それを補うために緑化対象面固定翼6の上部からも
う一度両面粘着テープ8で固定するとよい。この場合上
部の両面粘着テープ8の上側を利用して排水帯1を固定
することができる。ネット固定翼5を利用してネット1
0をはり、ワッシャー18とビス9で止める。接着材と
して、両面粘着テープの他に、液状の接着剤も利用でき
る。
【0016】上記に示すように、通常排水帯用固定材及
び見切り材は、両面粘着テープあるいは液状の接着剤等
の接着材を利用して固定する。緑化対象面の状況によっ
て両面粘着テープあるいは液状の接着剤等の接着材が効
率的に利用できない場合、またはさらに固定力を高める
必要がある場合にはアンカー等の固定具に切りかえるか
もしくは固定具と接着材を併用して固定する。
【0017】次に、分割排水網とそれを使用する緑化方
法を説明する。分割排水網は、排水網を施工現場で組み
立てるのではなく、あらかじめ任意の大きさに形成した
ものを持ち込んで緑化対象面に配置していく。分割排水
網には網目だけのものと底面付きの2種類がある。
【0018】図10は、網目のみの分割排水網11の一
例を示す斜視図である。排水帯の交差する部分を固定
し、連続した升目を持つ。升目は複数であることを基本
とするが、場合によっては一つの場合もある。図は排水
帯と排水帯の間隔が大きくても升目の数が多くなっても
畳んで運搬可能であることを示すために、排水帯の材料
を不織布に想定したものである。
【0019】図11は、底面付排水網12の一例を示す
斜視図である。底面付排水網は、たとえば緑化対象面が
荒れた場所等に使用すると、生育基盤が築きやすく便利
である。図においては排水帯の材料にポーラスコンクリ
ートを使用したものを示し、折り畳みのできない材料で
形成された排水帯の例とした。図のように、折り畳みの
できない材料の排水帯の場合は、排水帯と排水帯の間隔
を50cmとするなど狭くして、運搬可能の大きさにす
る。底面は、排水網と同じ材料、例えば図11のように
排水網と同じく底面もポーラスコンクリートである必要
はなく、別の材料を使用してもよい。排水作用をさらに
あげたい時にはそれに見合う材料を選択する。
【0020】図12は、図11のポーラスコンクリート
による底面付分割排水網を緑化対象面Gに必要数配置し
固定するその方法を示す断面図である。図においては、
施工場所を防水層のある緑化対象面と想定し、防水層を
傷つけないために接着材を使用して固定する方法の一例
を示した。緑化対象面Gの任意の位置に、逆T字型をし
た分割排水網固定具14aを、両面粘着テープ8(ある
いは液状の接着剤等の接着材)を用いて固定する。次に
分割排水網固定具14aの直立するボルトをはさんで、
図のように底面付分割排水網12を並べて配置し、分割
排水網専用ワッシャー13を分割排水網固定具14aの
直立するボルトに通し、双方の分割排水網にまたがるよ
うに設置し、分割排水網専用ワッシャー13から突き出
た分割排水網固定具14aのボルトにナット24を締め
付ける。分割排水網固定具14aが任意に配されている
場所で同様の作業を行い、全体の底面付分割排水網12
を緑化対象面にGに固定する。図13は、底面付分割排
水網12の材質を不織布とした場合に緑化対象面Gに配
置し固定されるその方法を示す断面図である。底面付分
割排水網12を配置したつなぎ目に、分割排水網固定具
14bの上端を、図のように一方の底面付分割排水網1
2の外枠の上の任意箇所にかぶせ、つなぎ目の隙間をく
ぐらせて、もう一方の底面付分割排水網12の外枠の下
の任意箇所に下端をもぐらせて設置する。分割排水網固
定具14bの上からかぶせるように分割排水網専用ワッ
シャー13を、双方の分割排水網にまたがって設置す
る。分割排水網専用ワッシャー13と分割排水網固定具
14の一点をつきぬけ、その下に位置する分割排水網に
ビス9で固定する。
【0021】複数の排水帯を複数の任意箇所で固定した
排水網により形成された少なくとも升目内に培土を収容
して生育基盤を形成する。多肉植物に代表される耐乾性
植物を使用植物とした場合には、高い排水力を必要とす
るため、セラミック、軽石、レンガを粉砕したもの等の
レキ状の培土を単体あるいはバーク、ピートモス、腐葉
土等の有機質培土一種類以上と混合して利用すると良
い。耐乾性植物の種類によっては、レキ質のものである
セラミック、軽石、レンガの粉砕したものを単体で使用
することも可能である。耐乾性植物が必要とする高い排
水力を得るために別途排水材として軽石を2.5cmの
高さに敷き詰め、その上に培土としてピートモス、バー
ク、炭、腐葉土、軽石、肥料等を混合したものを1cm
の高さに敷き詰めた生育基盤が多肉植物を使用しての試
験において有効である結果が出た。
【0022】培土の導入の仕方として、排水帯を埋没さ
せる方法と、排水帯を表出させておく方法がある。排水
帯を培土に埋没させることによって得られる利点は、排
水帯の紫外線による劣化を防ぐことがある。また排水帯
が土中に入ることで異なる土厚部分が生じ、そのことが
異常気象等で起こる加湿による全面枯死を防ぐ。培土を
升目だけに収容し排水帯を表出させることによって得ら
れる利点は、培土に空気を取り込みやすくなり植物の生
育に効果があることである。また培土の流出防止効果が
高いことである。排水帯の埋没の有無は、施工現場の状
況、利用する植物の種類、排水帯の材質等を考慮する。
【0023】本発明では、植物の繁殖材料として、培土
を持った小型の苗の使用を標準とする。培土を持った小
型の苗を寝かせた状態で設置する。培土を持った小型の
苗を生育基盤に撒きつけるだけで、寝かせた状態とな
る。そのままでも良いが、より高い活着率を得るために
撒きつけた後、培土のある根部分を生育基盤の中に押し
込むようにすると生育上効果的である。培土を持った小
型の苗を、立たせた状態で生育基盤に植え付ける方法も
ある。手間がかかるが後の生育率が良い。培土の厚さ2
cm程度の薄いものが薄層の生育基盤には植え付けやす
い。ポット苗を立たせた状態で植え付けてもよい。ポッ
トは一般に多く流通している直径9cmのものが入手し
やすい。通常7cmの深さがあるが4cmの深さのもの
を利用し、薄型9cmポット苗とすると使用しやすい。
【0024】図14は、本発明で植物の繁殖材料として
新たに提案する育苗箱を利用したちぎり苗である。ちぎ
り苗25は、任意の大きさの育苗箱26で植物を栽培
し、十分生育したものを育苗箱ごとあるいは育苗箱から
ぬいて施工現場に持ち込み、必要な大きさにちぎって生
育基盤に設置する方法である。生育期間を長く持ちすぎ
た際に生じるルーピングした根部もちぎられることでほ
ぐされるので生育がよい。分割方法は、ちぎる以外にハ
サミ等の工具を利用してもよい。本発明では縦45cm
×横45cm×高さ3cmの育苗箱に培土を2cmの厚
さに収容したものを使用した。ちぎり苗は、必要な苗の
大きさに自由に分割できるので融通がきき柔軟な使用が
できる利点と、ポット等を使用する方法の1/3のコス
トで生産可能の結果もあり大規模施工では特に大幅なコ
スト削減が可能となる。十分生育した苗であるため施工
後の生育率も良い。本発明に示すように、バインダー入
りの培土の生育基盤に設置したり、設置後にバインダー
で固める等、ちぎり苗とバインダーの組み合わせは人工
構造物等緑化困難とされる場所の緑化に効果的である。
排水材は本発明の排水網にかぎらず、他の排水材と組み
合わせる等、使い方で利用幅が広がる。ちぎり苗に利用
できる植物は、メキシコマンネングサ、日本芝等で苔等
も利用できる。
【0025】植物の繁殖材料として種子や、多肉植物に
限ってはその茎葉も利用できる。種子や茎葉は根付けば
強い生育力を示すが、活着率が低くボリュームがつくま
での期間が長いため緑の無い状態が続く難点がある。上
述の培土を持った小型の苗やポット苗、ちぎり苗等と併
用して使用すると、高い生育率が期待できる。
【0026】前述した方法以外に、本発明者が特願平1
1−158486の薄層緑化用ネットシステム、特願平
11−374573薄層緑化用マットシステム等で提案
しているところの、植物苗がネットあるいはマット上で
生育されある程度被覆しているものを張り付ける方法も
ある。高被覆のものを使用すれば、施工当初より被覆率
の高いものとなる。
【0027】傾斜面はもちろん陸屋根でも立地条件によ
っては培土の風飛びや培土にズレが生じるため、極力バ
インダーで固めるようにする。バインダーは、散布して
表面を固める使用方法とあらかじめ培土に混入しておく
方法がある。表面を固めるには、培土の上から散布す
る。バインダーの種類や培土の種類によってもことなる
がバインダーを3l/m散布すると、表面約1cm程
度が固まる。本発明においては、生育基盤に植物の繁殖
材料を設置した後に、バインダーを散布し表面を固める
のを標準工法とする。バインダーとして酢酸ビニルやア
クリル酸エステルを用いた実験では、バインダーによる
植物への影響はほとんど見受けられなかったが、植物の
種類やバインダーの種類等によってはバインダーの散布
後、植物の繁殖材料を設置することもある。しかし、施
工場所の立地条件により培土の風飛びやズレの心配がい
らない場合は必ずしもバインダーを利用する必要はない
【0028】あらかじめ混入しておく場合は、バインダ
ーを培土に混ぜて撹拌する。バインダー入り培土は多く
の場合ペースト状となっている。緑化対象面に形成され
た排水網の少なくとも升目内にバインダー入り培土を収
容して形成した生育基盤に、植物の繁殖材料を設置す
る。ペースト状となっているバインダー入りの培土は急
傾斜地等に利用すると有効である。また、植物の繁殖材
料をペースト状になっているバインダー入りの培土に混
合して設置する方法もある。
【0029】急傾斜面であったり、水平面でも強風豪雨
にさらされる等の環境にあっては、バインダーのほかに
ネットも併用する。ネットは植物の押さえにもなりより
高い強度が得られる。施工直後は苗の緑が少量であるた
めネットの方が目立ち過ぎるため、ネットが敬遠される
場合は、ネットを培土の土中に埋め込む。あるいはネッ
トのカラーを考慮する。
【0030】ネットは、見切り材のネット固定翼、排水
帯用固定材の頂部、あるいはその他の固定具や排水帯の
上面の一点を係止点として固定具で固定する。図15
は、ネット10のばたつきを抑えて植物の良好な生育を
はかるために、必要に応じて、前記以外に別途ネット固
定具15を設置したものである。ネット固定具15は排
水帯用固定材2aより幅が狭いか同じもので被せるネッ
トの網目の大きさより大きいものとする。ワッシャーを
ネットの上に被せビス9でネット固定具15に固定す
る。排水において、排水帯と排水帯の間隔が広く、升目
の面積が大きい場合等は、特に必要とされる。ネット固
定具として排水帯用固定材2aを代用してもよい。
【0031】本発明においては、生育基盤に植物の繁殖
材料を設置してからネットで押さえる方法を標準とす
る。ネットを使用する場合、散布して使用するバインダ
ーは、ネット設置後に散布するほうが作業効率がよい。
【0032】生育基盤にネットを設置した後、植物の繁
殖材料を編み目の間に植え付ける方法もある。当初から
葉の部分がネット上に出ているのでネットが目立たない
利点がある。
【0033】バインダー、ネットの他に、培土の風飛び
防止や流亡防止に、立体格子網状体(フィラメント)の
使用が効果的である。培土の中に立体状の網を組み込む
ことにより、培土の流亡防止効果が高く、高い固定力が
得られる。
【0034】緑化対象面が防水層である場合はその保護
のために、また植物の根の侵入防止のために、さらに施
工時に防水層を痛めないために緑化対象面保護シートを
設置してから本発明を設置する方法もある。
【0035】また通水性のある保護シートを用いて、固
定機能のある排水網を設置した後にその上からかぶせる
形で設置することもできる。通水性とともに排水力もあ
る通水性のある保護シートを利用すると、排水帯との組
み合わせでさらに良好な排水力を得ることもできる。通
水性のある保護シートは防水層の保護もできるが、必要
に応じて緑化対象面保護シートと併用しても良い。
【0036】図16は、屋上を想定した緑化対象面にお
ける本発明の一例を示す。排水帯1を井桁状に設置し、
排水帯用固定材2a及び排水帯用固定材2bで緑化対象
面Gに固定する固定機能のある排水網を用い、緑化を行
う本発明の構造を示す一部破断した斜視図である。緑化
対象面Gに保護シート16を敷設し、その上に排水帯1
と排水帯用固定材2a及び排水帯用固定材2bの組み合
わせである固定機能のある排水網を井桁状に設置する。
きわ回りは見切り材3を使用する。複数の排水帯により
形成された排水網の升目に培土17を導入して生育基盤
を形成する。(この図においては、ポリエステル製不織
布を排水帯として利用していることを考慮して、紫外線
劣化を防ぐために排水帯を埋没させている)。生育基盤
に培土を持った小型の苗13を寝かせて設置する。全体
をネット10で覆い排水帯用固定材2a及び排水帯用固
定材2bの頂部の係止点及び見切り材3の係止点に、ワ
ッシャー18とビス9でネット10を固定する。最後に
バインダーを散布し1cm程度の厚みのバインダーで固
められた培土20を形成する。図においては、目的とす
る培土の表面を固める状況を示すために、ネット部分と
植物の上にかかったバインダーは省略した。
【0037】図17は、図16の本発明の断面図であ
る。排水帯用固定具2aの内側上部にすべり止め22を
固着し、すべり止めのギザギザした刃で中を貫く排水帯
を固定することにより排水帯をより強く固定する。すべ
り止めのかわりに隙間を埋めるかましであってもよい。
【0038】排水帯と排水帯用固定材で構成される固定
機能のある排水網とほぼ同様の働きが可能とされるもの
に、本発明者が特願平11−158486において提案
した排水管がある。前記排水管が底面に持つ接着層で緑
化対象面に固定し、排水管の頂部や中間部にある係止点
を利用して全体を固定するものである。排水管の底面以
外には通気排水用の細かい穴がある。排水管で仕切られ
たエリアにある生育基盤から出される水が排水管の細か
い穴から排水管の中に集められ外へ排出される仕組みに
なっている。また、特願平10−265633において
は、簡単な排水管を緑化用のマットの下部に両面粘着テ
ープで設置し、そのまま緑化対象面に張り付ける方法を
提案している。排水管には排水可能な材質で圧力により
つぶれないもの、同様に圧力に強い中が空洞のホースに
無数の細かい穴のあいたものなどを使用している。この
排水管を緑化対象面に両面粘着テープで貼り付けること
で、本発明の固定機能付き排水網とほぼ同様に使用がで
きる。
【0039】本発明の排水網を応用して、急傾斜地には
次のような利用も可能である。分割排水網を急傾斜地に
配置した際に考えられる培土のこぼれを防ぐために、升
目の下から2/3程度までふたをする。培土の導入口を
確保するため、設置した状態で上辺になる排水帯をはず
す。図18は、ポーラスコンクリートを材料につくった
本発明の応用、急傾斜地用の排水網である。排水帯の1
辺をはずし、2/3までふたをした升目が1つの急傾斜
地用分割排水網21を、垂直にたてた状態の斜視図であ
る。排水帯をはずした上部から培土17を入れ、培土を
持った小型の苗(あるいはその他植物の繁殖材料)19
を設置する。急傾斜地用分割排水網を緑化対象面に固定
するには、4つの急傾斜地用分割排水網の角が合わさっ
たところにワッシャーとアンカーで固定する。それぞれ
の角でワッシャーが4つの急傾斜地用分割排水網を押さ
え、アンカーは緑化対象面までつきぬける形となる。
【0040】さらに本発明に使用した排水帯を利用し
て、現在、工場の屋根として広く利用されている折版屋
根の緑化にも応用できる。折版屋根は鉄製で凹凸の波が
平行してある形状をしている。それぞれの凹みの底部に
排水帯を全長敷き詰め、折版屋根用の排水帯用固定材で
固定する。折版屋根用の排水帯用固定材は、折版屋根を
正面から見た凹凸の形状に、幅10cm程度の凹凸の連
なった金属板であり、屋根の底部に排水帯を設置した
後、凹凸に合わせて上からかぶせ固定する。定間隔に固
定する。排水帯の上に折版屋根の凸の頂部より低めに平
均した高さに培土を導入して生育基盤を形成し、培土を
持った小型の苗等の植物の繁殖材料を設置する。折版屋
根の凸みの頂部を係止点としネットを固定する。最後に
全体にバインダーを散布し表面を固める。
【0041】本発明の主眼である緑化が困難な場所であ
るコンクリート等の人工構造物や採石跡地等の緑化に
は、セダム属に代表される耐乾性に富む多肉植物が適し
ている。ツルマンネングサ、メキシコマンネングサ等が
ある。過度の灌水は根を傷めたり徒長の原因にもなるの
で逆に雨水程度の水分が適当であり自然の状態に放置す
るのがよい。植物の組み合わせ方で、黄色や白、ピンク
と花を咲かせ、緑は一年中絶えることがない。季節ごと
に変化するデザインや色彩を楽しむことができる。
【0042】多肉植物には特に効率的な排水力が求めら
れ、加えて永続生育に必要な最小限の保水力(雨水の得
られる場所では特に必要なし)が求められる。多肉植物
に適した基盤材は極めて乾燥度が高いため、雑草等他の
植物の侵入を防ぎ、灌水や雑草処理等の維持管理の手間
を省く。
【0043】ツル植物は、少ない量で広範囲を短期間で
覆うことの可能な植物である。利用する現場の状況に応
じて利用する。
【0044】
【発明の効果】井桁状や菱形状などに排水帯を複数交差
させて設置した固定機能のある排水網の、細かくエリア
分けしたことのもたらす効果は以下に示す通りである。 1.排水網の網目となる排水帯全体で緑化対象面に固定
されるため、固定が確実である。 2.培土のズレ、流亡、飛散がない。 3.排水力が確かである。 4.培土をバインダーで固めても、面積が大きいと全体
がくずれやすい。細かくエリア分けをして面積を小さく
することで、バインダーの効果も高まる。 1、2、3、4ともに植物の健全育成にはなくてはなら
ない基本事項である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固定機能付き排水材を井桁状に設置し
た斜視図である。
【図2】本発明の排水帯の設置の一例を示す模式図であ
る。
【図3】本発明の排水帯の設置の一例を示す模式図であ
る。
【図4】本発明の排水帯の設置の一例を示す模式図であ
る。
【図5】本発明の排水帯を固定する専用の固定材の形態
を示す斜視図である。
【図6】本発明の排水帯を固定する専用の固定材の形態
を示す斜視図である。
【図7】本発明の見切り材の一例を示す斜視図である。
【図8】本発明の見切り材の一例を示す斜視図である。
【図9】見切り材を使用した本発明の様子を示す断面図
である。
【図10】分割排水網の一例を示す斜視図である。
【図11】底面付分割排水網の一例を示す斜視図であ
る。
【図12】底面付分割排水網(ポーラスコンクリート)
の連結の様子を示す断面図である。
【図13】底面付分割排水網(不織布)の連結の様子を
示す断面図である。
【図14】ちぎり苗を示す斜視図である。
【図15】ネット固定具を使用した様子を示す斜視図で
ある。
【図16】本発明の緑化システムの仕組みの一例を示す
一部破断した斜視図である。
【図17】本発明の緑化システムの仕組みの一つを示す
断面図である。
【図18】急傾斜地用分割排水網の一例と使用例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1排水帯 2a排水帯用固定材 2b排水帯用固定材 3見切り材 4立ち上がり 5ネット固定翼 6緑化対象面固定翼 7水抜き穴 8両面粘着テープ 9ビス 10ネット 11分割排水網 12底面付分割排水網 13分割排水網専用ワッシャー 14a分割排水網固定具 14b分割排水網固定具 15ネット固定具 16保護シート 17培土 18ワッシャー 19培土を持った小型の苗 20バインダーで固められた培土 21急傾斜地用分割排水網 22すべり止め 23アンカー 24ナット 25ちぎり苗 26育苗箱 G緑化対象面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01G 7/00 602 A01G 7/00 602B

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の排水帯を、複数の任意交差箇所で
    固定手段で固定した排水網に、少なくとも升目内に培土
    を収容して生育基盤を形成し、該生育基盤に植物の繁殖
    材料を設置あるいは撒布したものであり、排水網全体
    で、培土中の植物育成に余分な水分を外へ排出するよう
    に構成させ、さらに排水網全体で該生育基盤を緑化対象
    面に固定することを特徴とする緑化システム。
  2. 【請求項2】 バインダーを生育基盤上にもしくは植物
    の繁殖材料設置あるいは撒布済生育基盤上に散布して表
    面を固めるか、または生育基盤を構成する培土に混入さ
    せて全体を固めることを特徴とする請求項1記載の緑化
    システム。
  3. 【請求項3】 植物の繁殖材料設置あるいは撒布済生育
    基盤に全面を覆うネットを設置した請求項1または請求
    項2記載の緑化システム。
  4. 【請求項4】 植物の繁殖材料として、任意の大きさの
    育苗箱で根が生長して絡まり培土部分が固形化するまで
    栽培した苗を、必要な大きさにちぎって使用する請求項
    1、請求項2または請求項3記載の緑化システム。
  5. 【請求項5】 緑化対象面と生育基盤の間に緑化対象面
    保護シートを設置することを特徴とする請求項1、請求
    項2、請求項3または請求項4記載の緑化システム。
  6. 【請求項6】 任意の緑化対象面上に、複数の排水帯を
    複数の任意箇所で交差するように配置し、交差した箇所
    や要所部分を該排水帯用固定材を使用して緑化対象面に
    固定するとともに、緑化対象面のきわ回りに見切り材を
    固定する第1工程と、少なくとも排水帯より構成された
    升目内に培土を収容して生育基盤を形成する第2工程
    と、該生育基盤に植物の繁殖材料を設置あるいは撒布す
    る第3工程と、前記植物の繁殖材料設置あるいは撒布済
    生育基盤にバインダーを散布して表面を固める第4工程
    よりなる緑化方法。
  7. 【請求項7】 任意の緑化対象面上に、複数の排水帯を
    複数の任意箇所で交差するように配置し、交差した箇所
    や要所部分を該排水帯用固定材を使用して緑化対象面に
    固定するとともに、緑化対象面のきわ回りに見切り材を
    固定する第1工程と、別の場所で培土にバインダーを混
    入し撹拌してバインダー入り培土をつくる第2工程と、
    少なくとも排水帯より構成された升目内にバインダー入
    り培土を収容して生育基盤を形成する第3工程と、前記
    生育基盤に植物の繁殖材料を、設置あるいは撒布する第
    4工程よりなる緑化方法。
  8. 【請求項8】 排水網が任意の大きさで組み込まれた分
    割排水網を、複数配置することで形成されることを特徴
    とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4または
    請求項5記載の緑化システム。
  9. 【請求項9】 任意の緑化対象面上に、排水網が任意の
    大きさで組み込まれた分割排水網を配置し、隣り合う分
    割排水網のつなぎ目となる任意箇所を専用の固定具で固
    定する第1工程と、少なくとも排水帯より構成された升
    目内に培土を収容して生育基盤を形成する第2工程と、
    該生育基盤に植物の繁殖材料を設置あるいは撒布する第
    3工程と、前記植物の繁殖材料設置あるいは撒布済生育
    基盤にバインダーを散布して表面を固める第4工程より
    なる緑化方法。
  10. 【請求項10】 排水網が任意の大きさで組み込まれた
    分割排水網のそれぞれの升目に底面を付け升形の連なり
    とした底面付分割排水網を、複数配置することで形成さ
    れることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、
    請求項4または請求項5記載の緑化システム。
  11. 【請求項11】 任意の緑化対象面上に、排水網が任意
    の大きさで組み込まれた分割排水網のそれぞれの升目に
    底面を付け升形の連なりとした底面付分割排水網を配置
    し、隣り合う分割排水網のつなぎ目となる任意箇所を専
    用の固定具で固定する第1工程と、少なくとも排水帯と
    底面とで構成された升形の升目内に培土を収容して生育
    基盤を形成する第2工程と、該生育基盤に植物の繁殖材
    料を設置あるいは撒布する第3工程と、前記植物の繁殖
    材料設置あるいは撒布済生育基盤にバインダーを散布し
    て表面を固める第4工程よりなる緑化方法。
  12. 【請求項12】 緑化対象面のきわ回りを、そのきわの
    形状に合わせて固定するためのものであり、排水帯と生
    育基盤の厚みを収める高さを持つ立ち上がりをはさんで
    その上端に鋸刃状のネット固定翼、下端にネット固定翼
    より大き目の鋸刃状の緑化対象面固定翼を持ち、工具を
    用いずに折り曲げ自在であることを特徴とする見切材。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009287247A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Sekisui House Ltd 勾配屋根の緑化構造
KR101277929B1 (ko) 2011-07-13 2013-06-27 주식회사 동아지질 보호관과 내입체를 구비한 배수용 삽입체
KR101718785B1 (ko) * 2016-10-12 2017-03-24 주식회사 보람 친환경 블록을 이용한 하천 제방 축조물
JP2019050741A (ja) * 2017-09-13 2019-04-04 田島ルーフィング株式会社 緑化見切り部材、緑化見切り部材の設置システム、及び、緑化見切り部材の設置方法

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