[go: up one dir, main page]

JP2002286844A - 距離測定装置 - Google Patents

距離測定装置

Info

Publication number
JP2002286844A
JP2002286844A JP2001092683A JP2001092683A JP2002286844A JP 2002286844 A JP2002286844 A JP 2002286844A JP 2001092683 A JP2001092683 A JP 2001092683A JP 2001092683 A JP2001092683 A JP 2001092683A JP 2002286844 A JP2002286844 A JP 2002286844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light guide
distance measuring
light receiving
measuring device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001092683A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Sugawara
菅原  良一
Kosho Yamaguchi
晃章 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2001092683A priority Critical patent/JP2002286844A/ja
Publication of JP2002286844A publication Critical patent/JP2002286844A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な光学系の追加により、発光モニタ、受
光モニタ、汚れモニタなどの機能を発揮できる距離測定
装置を提供すること。 【解決手段】 筐体31内部の上部には、送受信部1の
発光系として、筐体31の後方から前方に向かって、レ
ーザダイオード5、発光レンズ7、一対のミラー21
a、21b、投射窓11が配置されている。投射窓11
には、透明のカバーである窓部材35が填め込まれてい
る。また、筐体31内部には、受光系が設けられてお
り、この受光系は、筐体31の前方から後方に向かっ
て、透明の受光カバー37、受光レンズ17、フォトダ
イオード19及び受光回路39を備えた受光基板41が
配置されている。特に、筒状部材43を斜めに貫いて、
左右一対の連通孔45が設けられ、その連通孔45を貫
く様に、受光したレーザ光を案内する導光部材47が嵌
挿されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両に搭載
され、光波によって先行車等との距離を測定する距離測
定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両に搭載される距離測定装
置として、例えばレーザ光によって先行車等の障害物と
の距離を測定する装置(レーザレーダ)が知られてい
る。この距離測定装置は、レーザダイオードを断続的に
発光させて車両の前方に照射し、前方の障害物からの反
射光をフォトセンサで検出し、発光時刻と受光時刻との
時間差に基づいて、障害物までの距離を測定する装置で
ある。
【0003】上述した距離測定装置においては、装置の
異常や故障の検出を行うために、例えばレーザダイオー
ドを含む発光回路の動作状態を監視する発光モニタ
や、フォトセンサを含む受光回路の動作状態を監視する
受光モニタが使用されている。また、これとは別に、
レーザ光が射出される窓のガラスに汚れが付着している
と、正確な距離の測定ができないので、ガラスの汚れ状
態を監視する汚れモニタも知られている。
【0004】前記発光モニタとしては、通常の距離測
定のためのフォトセンサとは別に、レーザダイオードか
ら発光されるレーザ光を受光する専用のモニタ用の受光
素子を設け、そのモニタ用の受光素子の受光状態によっ
て、発光回路の異常(実際に発光しているか否か)を検
出するものがある。
【0005】また、前記受光モニタとしては、(通常
の距離測定用の)レーザダイオードとは別に、専用のモ
ニタ用の発光素子(例えばLED)を設け、このLED
からの光を正常に受光するか否かによって、受光回路の
異常を検出するものがある。 更に、前記汚れモニタとしては、(通常の距離測定用
の)レーザダイオードとは別に、専用のモニタ用の発光
素子(例えばLED)を設け、このLEDから出射した
光の反射に基づいて、汚れの検出を行うものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した技
術では、下記の様な問題があり、一層の改善が求められ
ていた。つまり、発光モニタとして、モニタ専用の受光
素子を設ける場合や、受光モニタとして、モニタ専用の
発光素子を設ける場合、更には、汚れセンサとして、モ
ニタ専用の発光素子を設ける場合には、部品点数が増加
し、それに伴う製造工程の複雑化やコストの上昇という
問題があった。
【0007】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたものであり、簡易な光学系の追加により、発光モニ
タ、受光モニタ、汚れモニタなどの機能を発揮できる距
離測定装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】(1)請
求項1の発明は、探査光(例えばレーザ光)を発光する
発光手段(例えば発光素子;レーザダイオード)と、探
査光を出射する窓(例えば出射窓)と、探査光の反射光
を受光する受光手段(例えば受光素子:フォトダイオー
ド)と、を備え、受光手段によって受光した反射光に基
づいて反射物体までの距離を測定する距離測定装置に関
するものである。
【0009】本発明では、窓には、探査光を透過させる
とともにその一部を反射又は散乱させる窓部材を配置
し、しかも、窓の内側には、窓部材により反射又は散乱
した光を受光して導く導光手段(例えば光ファイバーか
らなる導光部材)を配置する。そして、導光手段の一端
(例えば入力端)を、窓部材に近接させたり又は窓部材
に接触させて、窓部材の内側面に対向させ、且つ導光手
段の他端(例えば出力端)を受光手段に対向させてい
る。
【0010】これにより、本発明では、探査光を窓から
出射する場合には、窓部材で反射・散乱した光(反射散
乱光)を、導光手段に導入して受光手段まで案内するこ
とができる。従って、探査光を出射した場合に、受光手
段によって反射散乱光を検知できれば、この距離測定装
置の発光系及び受光系が正常であること、例えば探査光
の発光や受光手段による受光が、故障無く確実に行われ
ていることが分かる。
【0011】つまり、従来の様に、別途、受光素子や発
光素子を取り付けなくても、導光手段という簡単な光学
系の追加により、距離測定装置の異常の検出を行うこと
ができる。 (2)請求項2の発明では、導光部材を、窓部材の左右
に一対又は窓部材の上下に一対配置している。
【0012】これにより、より精度良く、距離測定装置
の発光系や受光系の異常を検出することができる。特
に、一対の導光部材が、探査光の走査方向の両側に配置
されている場合には、単に、探査光の発光や受光手段に
よる受光が実施されていることが分かるだけでなく、探
査光が、その走査方向(例えば左右方向や上下方向)に
正しく走査されているかをも検知することができる。
【0013】(3)請求項3の発明では、導光部材は、
その一端より入射した光を受光手段側に導く透明導光路
と、透明導光路より屈折率が低く且つ透明導光路の外周
を被覆する透明クラッド層とを備えている。本発明は、
導光部材の構成を例示したものである。これにより、導
光部材の一端から導入された光を、効率よく他端に導く
ことができる。
【0014】(4)請求項4の発明では、導光部材の一
端の端部表面が、窓部材の内側面と平行となるように、
導光部材の一端側を斜めにカットしている。本発明で
は、導光部材の一端の端部表面と窓部材の内側面とが平
行であるので、窓部材の内側面にて反射・散乱した光
は、導光部材の一端からその内部に入光し易くなる。
【0015】(5)請求項5の発明では、導光部材の他
端の端部表面が、受光部材の受光表面と平行となるよう
に、導光部材の他端側を斜めにカットしている。本発明
では、導光部材の他端の端部表面と受光部材の受光表面
とが平行であるので、導光部材の他端から出光した光
は、無駄なく受光部材にて受光されることになる。
【0016】(6)請求項6の発明では、導光部材の一
端や他端にて斜めにカットした端部表面に、鏡面加工を
施している。これにより、導光部材の一端や他端で散乱
する光が低減するので、導光部材に達する光が少ない場
合でも、確実に装置の異常等の検出を行うことができ
る。
【0017】(7)請求項7の発明では、窓部材の内側
面のうち、導光部材の一端が対向する部分に、光を反射
又は散乱させる透明フィルムを貼り付けている。これに
より、窓部材における光の透過率が高い場合でも、透明
フィルムにて反射・散乱した光を用いて、装置の異常の
検出等を行うことができる。
【0018】(8)請求項8の発明では、導光手段の一
端を、距離を測定するために走査する探査光の走査範囲
外で、且つ走査範囲の近傍に配置している。これによ
り、導光手段は、通常の距離測定の支障となることがな
いので好適である。
【0019】(9)請求項9の発明では、受光手段の受
光表面が、領域毎に受光が可能な分割受光領域を有する
場合に、導光部材の他端を、所定の分割受光領域に対向
して配置している。本発明では、受光手段が、例えば多
数の受光素子(フォトダイオード)等で構成されている
場合を例示している。この場合には、導光部材の他端に
対向する特定の受光素子に光が当たったときに、適正な
出力が得られた場合には、装置が正常であることが分か
る。
【0020】(10)請求項10の発明では、距離測定
装置は、導光部材にて導かれた光に基づいて、発光手段
及び受光手段の少なくとも一方の異常を検出する第1モ
ニタ手段を備えている。本発明では、第1モニタ手段に
よって、導光部材にて導かれた光の強度等が、本来装置
が正常である場合の光の強度等と比較して、何らかの違
いがある(例えば強度が弱い)と判定された場合には、
発光手段及び受光手段の少なくとも一方に異常があると
判断することができる。
【0021】尚、第1モニタ手段(例えば発光モニタ及
び受光モニタ)は、例えばマイクロコンピュータに記憶
されたプログラムにより実現することができる。 (11)請求項11の発明では、第1モニタ手段は、導
光手段によって受光手段に導かれた光が、所定の第1判
定値以下の場合には、発光手段及び受光手段の少なくと
も一方に異常があると判定する。
【0022】本発明は、第1判定値を用いた判定手法を
例示したものである。 (12)請求項12の発明では、距離測定装置は、導光
手段によって受光手段に導かれた光に基づいて、窓部材
の表面の汚れの状態を検出する第2モニタ手段を備えて
いる。
【0023】本発明では、第2モニタ手段によって、導
光部材にて導かれた光の強度等が、窓部材に汚れが少な
い場合の光の強度等と比較して、何らかの違いがある
(例えば強度が強い)と判定された場合には、窓部材に
多くの汚れが付着していると判断することができる。
【0024】尚、第2モニタ手段(例えば汚れモニタ)
は、例えばマイクロコンピュータに記憶されたプログラ
ムにより実現することができる。 (13)請求項13の発明では、第2モニタ手段は、導
光手段によって受光手段に導かれた光が、所定の第2判
定値以上の場合には、窓部材の表面の汚れの状態が所定
以上であると判定する。
【0025】本発明は、第2判定値を用いた判定手法を
例示したものである。 (14)請求項14の発明では、距離測定装置は、車両
に搭載され、光波により車両の前方の物体との距離を測
定する装置である。本発明は、距離測定装置は、車両に
搭載されて使用される例えばレーザレーダの様な装置で
あることを示している。
【0026】これにより、車両前方の物体との距離が分
かるので、例えば追従制御等の各種の車両制御を行うこ
とができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の距離測定装置の好
適な実施の形態を、例(実施例)を挙げて図面に基づい
て詳細に説明する。 (実施例)本実施例の距離測定装置は、車両に搭載され
て前方の先行車等の障害物などを検出することができる
レーザレーダである。
【0028】a)まず、本実施例のレーザレーダのシス
テム構成及びその基本動作を説明する。図1に示す様
に、本実施例のレーザレーダは、レーザ光の発光系及び
受光系を有する送受信部1と、各種の演算処理等を行う
演算部3とを主要部として、下記の様に構成されてい
る。
【0029】送受信部1は、その発光系として、パルス
状のレーザ光(探査光)を発生するレーザダイオード5
と、レーザ光を集光する発光レンズ7と、発光レンズ7
からのレーザ光を反射するスキャンミラー部9と、スキ
ャンミラー部9で反射した光を透過して前方に発射する
ための投射窓11とを備えている。
【0030】前記レーザダイオード5は、レーザ駆動回
路13を介して演算部3に接続されており、演算部3か
らの駆動信号により、レーザ光を発射する。また、スキ
ャンミラー部9には、一対のミラー21(図では一方の
揺動ミラー21aのみを記載)が設けられており、演算
部3からの駆動信号がミラー駆動部15を介して入力さ
れると、揺動ミラー21aは電磁力により所定方向に揺
動する。
【0031】これにより、レーザ光は、車両の前方(図
の左側)において、水平面の所定角度にわたり照射され
る(スキャンニングされる)。また、前記送受信部1
は、その受光系として、前方の障害物により反射したレ
ーザ光を受光する受光レンズ17と、受光レンズ17か
らの光を受けてその強度に対応する電圧を出力するフォ
トダイオード19とを備えている。
【0032】前記フォトダイオード19の出力電圧は、
STC回路21を介して所定レベル増幅された後に、可
変利得アンプ23に入力される。この可変利得アンプ2
3は、A/Dコンバータ25を介して演算部3に接続さ
れ、演算部3により指示されたゲイン(利得)に応じて
入力電圧を増幅して、コンパレータ27に出力する。
【0033】コンパレータ27は、可変利得アンプ23
の出力電圧Vとしきい値V0とを比較し、V>V0となっ
たときに、所定の反射光到達信号を時間計測回路29へ
出力する。この時間計測回路29には、演算部3からレ
ーザ駆動回路13へ駆動信号を出力したことを意味する
スタートパルスPAも入力されている。
【0034】そして、時間計測回路29は、反射光到達
信号をストップパルスPBとし、2つのパルスPA、P
Bの位相差(即ち入力時間差)を、2進デジタル信号に
符号化し、その値を演算部3に入力する。この演算部3
は、周知のCPU、ROM、RAM等を有するマイクロ
コンピュータであり、このうち、ROMには、障害物と
の距離を算出するための演算式等が記憶されている。
【0035】従って、演算部3では、入力時間差を示す
2進デジタル信号に基づいて、車速センサ等からのデー
タを加味して、障害物との距離を求めることができる。
尚、基本的には、(レーザ光の速度)×(入力時間差)
/2により、障害物との距離を求めることができる。
【0036】b)次に、本実施例のレーザレーダの要部
である光学的な構成について説明する。図2及び図3に
示す様に、送受信部1は略直方体状の筐体31に収容さ
れており、筐体31内部の上部には、送受信部1の発光
系として、筐体31の後方(両図の左方)から前方に向
かって、レーザダイオード5、発光レンズ7、一対のミ
ラー21a、21b、投射窓11が配置されている。
【0037】このうち、レーザダイオード5は、前記レ
ーザ駆動回路19、ミラー駆動回路15、演算部3等を
配置した発光基板33(図3)に取り付けられている。
また、一対のミラー21a、21bのうち、固定ミラー
21bは、その反射角が変化しない様に固定されてお
り、揺動ミラー21aは、その反射角を変更できる様
に、鉛直軸を中心にして電磁力により揺動可能に設けら
れている。
【0038】前記投射窓11には、透明のカバーである
窓部材35が填め込まれている。尚、この窓部材35
は、レーザ光の殆どを透過するが、レーザ光の一部が、
その内側面34a及び外側面35bの内面側35cにて
反射及び散乱する(図6参照)。
【0039】また、筐体31内部には、上述した発光系
の下方に受光系が設けられており、この受光系は、筐体
31の前方(両図の右方)から後方に向かって、透明の
受光カバー37、受光レンズ17、フォトダイオード1
9及び受光回路39を備えた受光基板41が配置されて
いる。尚、受光回路39には、前記STC回路21、可
変利得アンプ23、A/Dコンバータ25、コンパレー
タ27、時間計算回路29等が配置されている。
【0040】このうち、図3に示す様に、受光レンズ1
7及び受光基板41は、その受光系の光路の周囲を覆う
ように、テーパ状の貫通孔43aを有する筒状部材43
に取り付けられている。つまり、筒状部材43の前側に
は、貫通孔43aの軸中心と一致する様に受光レンズ1
7が取り付けられ、その後側には、受光レンズ17を通
過した反射光を受光する位置にフォトダイオード19が
配置されている。
【0041】特に本実施例では、前記筒状部材43を斜
めに貫いて、筐体31上部の発光系と筐体31下部の受
光系とを連通する様に、左右一対の連通孔45が設けら
れ、その連通孔45を貫く様に、受光したレーザ光を案
内する導光部材47が嵌挿されている。
【0042】c)次に、前記導光部材47について説明
する。 まず、導光部材47自身の構成について説明する。 導光部材47は、図4(a)に示す様に、直径1mm程
度の円柱状(棒状)の透明な光ファイバーであり、その
両端は斜めにカットされている。つまり、導光部材47
のレーザ光が入光する一端(入力端)47aとレーザ光
が出光する他端(出力端)47bは、互いに平行となる
様に、例えば軸中心に対して所定の傾きとなるようにカ
ットされている。
【0043】また、導光部材47の中心側には、レーザ
光を案内する(即ち透明導光路を形成する)屈折率n1
(例えば1.5)の透明な芯部材47cが配置され、芯
部材47aの外周面全体には、屈折率n2(例えば1.
4)の透明クラッド層47dが形成されている。
【0044】次に、導光部材47の端部の取り付け位
置について説明する。 前記導光部材47の入力端47aは、図3に示す様に、
窓部材35の下部にて窓部材35に近接して(例えば1
mm程度の間隔をあけて)、窓部材35の内側面35a
と平行に配置されている。
【0045】詳しくは、図5に示す様に、レーザ光(投
射光)の走査範囲の外側にて、その走査範囲と近接し
て、導光部材47の入力端47aが配置されている。特
に本実施例では、導光部材47の入力端47aが対向す
る窓部材35の内側面35aに、透明フィルム49が貼
り付けられている。この透明フィルム49は、レーザ光
を散乱し易い性質を持つものであり、透明フィルム49
の一端が、レーザ光の走査範囲にわずかにかかるように
配置されている。
【0046】尚、導光部材47の出力端47bも、図3
に示す様に、フォトダイオード19の上部にてフォトダ
イオード19に近接して(例えば1mm程度の間隔をあ
けて)、フォトダイオード19の表面と平行に配置され
ている。 次に、導光部材47の機能について説明する。
【0047】図6(a)に示す様に、レーザ光が窓部材
35を透過する際に、レーザ光の一部は、窓部材35と
外界との界面、即ち窓部材35の内側面35a及び外側
面35bの内表面35cにて、反射及び散乱する。この
反射・散乱した光(反射散乱光)の一部は、導光部材4
7の入力端47aに達し、この入力端47aから導光部
材47内部に進入する。導光部材47の内部に進入した
光は、光ファイバの特性により、芯部材47c内を反射
しながら導かれて、出力端47bにまで達する。
【0048】このとき、窓部材35における反射散乱光
の導光部材47への結合効率、即ち反射散乱光のうちど
の程度が導光部材47内に導かれるかを示す割合は、導
光部材47と周囲空気との屈折率差Δnにより定まる。
つまり、図6(b)に示す様に、導光部材47の屈折率
をn1とすると、その屈折率差は、「Δn=n−1」で
あり、反射散乱光と導光部材47の入力端47aに対す
る垂線との成す角θが、「θ=arcsin(Δn)」以下の範
囲の反射散乱光の一部のみが、導光部材47内に導かれ
る(結合する)。
【0049】例えば導光部材47の屈折率n1=1.5
のときには、「θ=arcsin(0.5)」となるので、入射
角θ≦30°の反射散乱光のみが、導光部材47に結合
する。従って、図5に示す様に、投射窓11において、
導光部材47が配置される近接域をレーザ光が通過した
ときのみ、窓部材35での反射散乱光が導光部材47と
結合するので、このタイミングで受光信号が得られると
き、レーザダイオード5やフォトダイオード19等が正
常に動作していることが分かる。
【0050】また、図6(a)に示す様に、窓部材35
の外側面35bに、泥など汚れが付着している場合に
は、内表面35cにおける反射率が変化するので(通常
は増加する)ので、導光部材47からの受光強度の高低
を検出すれば、窓部材35の汚れの状態を検知すること
ができる。
【0051】d)次に、前記導光部材47等による機能
を利用して、演算部3にて行われる、発光・受光モニタ
及び汚れモニタとしての処理について説明する。 まず、発光・受光モニタとしての処理を、図7のフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0052】図7に示す様に、ステップ100にて、レ
ーザ駆動回路13に対して、レーザ光を照射するための
制御信号を出力する処理を行う。これにより、レーザダ
イオード5から、レーザ光が発光レンズ7を介してスキ
ャナミラー部9に対して照射される。
【0053】次に、ステップ110にて、ミラー駆動部
15に対して、揺動ミラー21aを揺動させるための制
御信号を出力する。これにより、揺動ミラー21aが所
定範囲にて揺動するので、レーザ光は固定ミラー21b
を介して揺動ミラー21aにて反射し、反射したレーザ
光は所定の走査範囲にて左右に移動する。
【0054】次に、ステップ120にて、揺動ミラー2
1aにて反射したレーザ光が、図5に示す様に、走査範
囲の限界に達するタイミングであるか否かを判定する。
ここで肯定判断されるとステップ130に進み、一方否
定判断されると一旦本処理を終了する。
【0055】ステップ130では、フォトダイオード1
9に所定以上の強度のレーザ光が入光したか否かを、受
光回路39からの出力電圧により判定する。即ち、第1
判定値以上の出力電圧が得られたか否かを判定する。こ
こで肯定判断されるとステップ140に進み、一方否定
判断されるとステップ150に進む。
【0056】つまり、発光系及び受光系(レーザダイオ
ード5やフォトダイオード19等)が正常な場合には、
受光回路39から所定電圧以上の出力電圧が発生するの
で、この出力電圧により、発光系及び受光系の異常を検
出できるのである。ステップ140では、適正な出力電
圧が得られたので、発光系及び受光系は正常であると見
なし、そのことを示す正常フラグをセットし、一旦本処
理を終了する。
【0057】一方、ステップ150では、適正な出力電
圧が得られなかったので、発光系及び受光系のどこかに
異常があると見なし、そのことを示す異常フラグをセッ
トし、一旦本処理を終了する。これにより、発光系及び
受光系の異常を正確に検出することができる。
【0058】次に、汚れモニタとしての処理を、図8
のフローチャートに基づいて説明する。 図8に示す様に、ステップ200にて、レーザ駆動回路
13に対して、レーザ光を照射するための制御信号を出
力する処理を行う。
【0059】次に、ステップ210にて、ミラー駆動部
15に対して、揺動ミラー21aを揺動させるための制
御信号を出力する。次に、ステップ220にて、揺動ミ
ラー21aにて反射したレーザ光が、走査範囲の限界に
達するタイミングであるか否かを判定する。ここで肯定
判断されるとステップ230に進み、一方否定判断され
ると一旦本処理を終了する。
【0060】ステップ230では、フォトダイオード1
9に所定以上の強度のレーザ光が入光したか否かを、受
光回路39からの出力電圧により判定する。つまり、第
1判定値を上回る第2判定値以上の出力電圧が得られた
か否かを判定する。ここで肯定判断されるとステップ2
40に進み、一方否定判断されるとステップ250に進
む。
【0061】ステップ240では、所定以上の汚れの付
着を示す出力電圧であるので、汚れがかなり付着したと
見なし、そのことを示す汚れ付着フラグをセットし、一
旦本処理を終了する。一方、ステップ250では、所定
以上の汚れの付着を示す出力電圧ではないので、汚れの
付着は少ないと見なし、そのことを示す汚れ未付着フラ
グをセットし、一旦本処理を終了する。
【0062】これにより、投射窓11における汚れの付
着状態を認識することができる。 e)この様に、本実施例では、窓部材35からフォトダ
イオード19に到る経路に、光ファイバーからなる導光
部材47を配置し、窓部材35で反射・散乱したレーザ
光をフォトダイオード19に導くようにしている。
【0063】これにより、適切なタイミングでフォトダ
イオード19にて所定強度以上のレーザ光が入光した場
合には、レーザレーダの発光系及び受光系が正常である
ということが分かる。また、通常より、過大なレーザ光
が入光した場合には、窓部材35に汚れが付着したこと
が分かる。
【0064】つまり、本実施例によれば、導光部材47
という簡易な光学系の追加により、発光・受光モニタ及
び汚れモニタとしての機能を実現できるという顕著な効
果を奏する。また、本実施例では、レーザ光が左右に走
査されたタイミングで、レーザ光の受光の有無を判定し
ているので、レーザ光の走査が適切に実施されているか
も検出することができる。
【0065】尚、本発明は上記実施例に何ら限定される
ことなく、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り、種々
の態様で実施できることはいうまでもない。 (1)例えば、前記導光部材の形状としては、図4
(b)〜(d)に示す様な他の形状を採用できる。この
うち、図4(b)は、導光部材の芯部材の外周に透明ク
ラッド層が備えていないものである。また、図4(c)
は、導光部材には透明クラッド層が形成されているが、
その両端が垂直にカットされたものである。更に、図4
(d)は、導光部材の芯部材の外周に透明クラッド層を
備えておらず、しかも、導光部材の両端が垂直にカット
されたものである。
【0066】(2)また、前記実施例では、導光部材の
入力端及び出力端の配置位置は、通常の距離測定の動作
の妨げにならない様に、窓部材やフォトダイオードの端
部近傍に配置したが、距離の測定が可能な範囲で、窓部
材やフォトダイオードに対向させるようにして、任意の
位置に配置することができる。
【0067】(3)更に、前記実施例では、導光部材の
入力端及び出力端を、窓部材やフォトダイオードと僅か
に離して配置したが、それらに接触させてもよい。例え
ば入力端を窓部材に接触させた場合でも、反射散乱光の
入射量は減少するものの、十分にモニタの機能を発揮す
ることが可能である。
【0068】(4)前記実施例では、通常の距離測定に
おけるレーザ光の走査に伴う動作により、発光系及び受
光系の異常や汚れを検出したが、それとは別に、発光系
及び受光系の異常を検出する目的のみで、独自のタイミ
ングで、1回又は複数回、同様なレーザ光の走査を行っ
てもよい。
【0069】(5)また、発光系及び受光系の異常の検
出と、汚れの検出とを、別個に行ってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のレーザレーダのシステムに全体を示
す説明図である。
【図2】 実施例のレーザレーダの発光系及び受光系の
構成を示す説明図である。
【図3】 実施例のレーザレーダの発光系及び受光系を
収容する筐体及びその内部の構成を示す断面図である。
【図4】 導電部材を示す説明図である。
【図5】 導電部材の一端及び窓部材等の配置を示す斜
視図である。
【図6】 (a)は窓部材における光の状態を示す説明
図、(b)は導電部材の導入される光の状態を示す説明
図である。
【図7】 実施例の発光・受光モニタの処理を示すフロ
ーチャートである。
【図8】 実施例の汚れモニタの処理を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1・・送受信部 3・・演算部 5・・レーザダイオード 7・・発光レンズ 11・・出射窓 17・・受光レンズ 19・・フォトダイオード 35・・窓部材 47・・導光部材
フロントページの続き Fターム(参考) 5J084 AA01 AA05 AB17 AD01 BA04 BA36 BA49 BB01 BB21 BB31 CA03 CA23 CA49 EA17 EA20 EA31 FA01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 探査光を発光する発光手段と、前記探査
    光を出射する窓と、前記探査光の反射光を受光する受光
    手段と、を備え、前記受光手段によって受光した反射光
    に基づいて反射物体までの距離を測定する距離測定装置
    において、 前記窓には、前記探査光を透過させるとともにその一部
    を反射又は散乱させる窓部材を配置し、且つ、前記窓の
    内側には、前記窓部材により反射又は散乱した光を受光
    して導く導光手段を配置し、 更に、前記導光手段の一端を、前記窓部材の近傍にて又
    は前記窓部材に接触させて前記窓部材の内側面に対向さ
    せ、且つ前記導光手段の他端を前記受光手段に対向させ
    たことを特徴とする距離測定装置。
  2. 【請求項2】 前記導光部材を、前記窓部材の左右に一
    対又は前記窓部材の上下に一対配置したことを特徴とす
    る前記請求項1に記載の距離測定装置。
  3. 【請求項3】 前記導光部材は、前記一端より入射した
    光を前記受光手段側に導く透明導光路と、該透明導光路
    より屈折率が低く且つ該透明導光路の外周を被覆する透
    明クラッド層と、を備えたことを特徴とする前記請求項
    1又は2に記載の距離測定装置。
  4. 【請求項4】 前記導光部材の一端の端部表面が、前記
    窓部材の内側面と平行となるように、前記導光部材の一
    端側を斜めにカットしたことを特徴とする前記請求項1
    〜3のいずれかに記載の距離測定装置。
  5. 【請求項5】 前記導光部材の他端の端部表面が、前記
    受光部材の受光表面と平行となるように、前記導光部材
    の他端側を斜めにカットしたことを特徴とする前記請求
    項1〜4のいずれかに記載の距離測定装置。
  6. 【請求項6】 前記斜めにカットした端部表面に、鏡面
    加工を施したことを特徴とする前記請求項4又は5に記
    載の距離測定装置。
  7. 【請求項7】 前記窓部材の内側面のうち、前記導光部
    材の一端が対向する部分に、光を反射又は散乱させる透
    明フィルムを貼り付けたことを特徴とする前記請求項1
    〜6のいずれかに記載の距離測定装置。
  8. 【請求項8】 前記導光手段の一端を、前記距離を測定
    するために走査する探査光の走査範囲外で、且つ走査範
    囲の近傍に配置したことを特徴とする前記請求項1〜7
    のいずれかに記載の距離測定装置。
  9. 【請求項9】 前記受光手段の受光表面が、領域毎に受
    光が可能な分割受光領域を有する場合に、前記導光部材
    の他端を、所定の前記分割受光領域に対向して配置した
    ことを特徴とする前記請求項1〜8のいずれかに記載の
    距離測定装置。
  10. 【請求項10】 前記距離測定装置は、前記導光手段に
    よって受光手段に導かれた光に基づいて、前記発光手段
    及び受光手段の少なくとも一方の異常を検出する第1モ
    ニタ手段を備えたことを特徴とする前記請求項1〜8の
    いずれかに記載の距離測定装置。
  11. 【請求項11】 前記第1モニタ手段は、前記導光手段
    によって受光手段に導かれた光が、所定の第1判定値以
    下の場合には、前記発光手段及び受光手段の少なくとも
    一方に異常があると判定することを特徴とする前記請求
    項10に記載の距離測定装置。
  12. 【請求項12】 前記距離測定装置は、前記導光手段に
    よって受光手段に導かれた光に基づいて、前記窓部材の
    表面の汚れの状態を検出する第2モニタ手段を備えたこ
    とを特徴とする前記請求項1〜11のいずれかに記載の
    距離測定装置。
  13. 【請求項13】 前記第2モニタ手段は、前記導光手段
    によって受光手段に導かれた光が、所定の第2判定値以
    上の場合には、前記窓部材の表面の汚れの状態が所定以
    上であると判定することを特徴とする前記請求項12に
    記載の距離測定装置。
  14. 【請求項14】 前記距離測定装置は、車両に搭載さ
    れ、光波により車両の前方の物体との距離を測定する装
    置であることを特徴とする前記請求項1〜13のいずれ
    かに記載の距離測定装置。
JP2001092683A 2001-03-28 2001-03-28 距離測定装置 Pending JP2002286844A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001092683A JP2002286844A (ja) 2001-03-28 2001-03-28 距離測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001092683A JP2002286844A (ja) 2001-03-28 2001-03-28 距離測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002286844A true JP2002286844A (ja) 2002-10-03

Family

ID=18947103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001092683A Pending JP2002286844A (ja) 2001-03-28 2001-03-28 距離測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002286844A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7209272B2 (en) 2004-02-16 2007-04-24 Denso Corporation Object detecting apparatus having operation monitoring function
JP2015007615A (ja) * 2013-05-24 2015-01-15 アドヴァンスド サイエンティフィック コンセプツ,インコーポレイテッドAdvanced Scientific Concepts,Inc. 自動車補助レーダセンサ
JP2015152485A (ja) * 2014-02-17 2015-08-24 株式会社デンソー 距離測定装置
JP2018013370A (ja) * 2016-07-20 2018-01-25 株式会社デンソーウェーブ レーザレーダ装置
WO2021230018A1 (ja) * 2020-05-15 2021-11-18 株式会社デンソー 光測距装置
JP2021181980A (ja) * 2020-05-15 2021-11-25 株式会社デンソー 光測距装置
TWI839646B (zh) * 2019-08-13 2024-04-21 日商索尼半導體解決方案公司 測定裝置及測距裝置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7209272B2 (en) 2004-02-16 2007-04-24 Denso Corporation Object detecting apparatus having operation monitoring function
JP2015007615A (ja) * 2013-05-24 2015-01-15 アドヴァンスド サイエンティフィック コンセプツ,インコーポレイテッドAdvanced Scientific Concepts,Inc. 自動車補助レーダセンサ
JP2015152485A (ja) * 2014-02-17 2015-08-24 株式会社デンソー 距離測定装置
JP2018013370A (ja) * 2016-07-20 2018-01-25 株式会社デンソーウェーブ レーザレーダ装置
TWI839646B (zh) * 2019-08-13 2024-04-21 日商索尼半導體解決方案公司 測定裝置及測距裝置
TWI839653B (zh) * 2019-08-13 2024-04-21 日商索尼半導體解決方案公司 測定裝置及測距裝置
WO2021230018A1 (ja) * 2020-05-15 2021-11-18 株式会社デンソー 光測距装置
JP2021181980A (ja) * 2020-05-15 2021-11-25 株式会社デンソー 光測距装置
CN115552281A (zh) * 2020-05-15 2022-12-30 株式会社电装 光测距装置
JP7302622B2 (ja) 2020-05-15 2023-07-04 株式会社デンソー 光測距装置
CN115552281B (zh) * 2020-05-15 2025-10-21 株式会社电装 光测距装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7000721B2 (en) Optical object detection apparatus designed to monitor front and lateral zones of vehicle
CN107918118B (zh) 一种激光雷达
JP6347079B2 (ja) レーザレンジファインダ
KR20230126704A (ko) 전송 광학 전력 모니터를 사용하는 LiDAR 시스템
KR101581061B1 (ko) 물체 검출을 위한 광 배리어 및 방법
JP2002031685A (ja) 反射測定装置
KR20110060495A (ko) 광 산란을 이용한 레인 센서
JPH10507428A (ja) 視界検出及び雨による曇り検出用センサ
US6225621B1 (en) Laser photoelectric sensor
JP2004037377A (ja) 反射型センサ、およびこれに用いられる反射型センサ用フィルタ、ならびにこのフィルタを用いた被検知物検出方法
CN216135782U (zh) 一种材质传感器及扫地机器人
JP2002286844A (ja) 距離測定装置
JP3146838B2 (ja) 測距センサーヘッド
JP2001318146A (ja) 物体情報検知装置
JP3244436B2 (ja) 物体情報検知装置
US20020008876A1 (en) Stray light barrier structure of reflection measuring apparatus
JP3622314B2 (ja) 車両用レーザレーダ装置
JP2007333592A (ja) 距離測定装置
KR102645857B1 (ko) 레이저 스캐너
KR102802088B1 (ko) 측거 방법 및 측거 장치
US7209272B2 (en) Object detecting apparatus having operation monitoring function
WO2020022206A1 (ja) 測距装置
JPH0815414A (ja) 車両用光レーダ装置
KR102512169B1 (ko) 라이다 스캐너
JP3093854B2 (ja) レーザ光走査型距離測定装置における光学系診断方法