JP2002258212A - プロジェクター用照明装置 - Google Patents
プロジェクター用照明装置Info
- Publication number
- JP2002258212A JP2002258212A JP2001059192A JP2001059192A JP2002258212A JP 2002258212 A JP2002258212 A JP 2002258212A JP 2001059192 A JP2001059192 A JP 2001059192A JP 2001059192 A JP2001059192 A JP 2001059192A JP 2002258212 A JP2002258212 A JP 2002258212A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- lens
- display panel
- plate
- lenticular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成により、スクリーンでの照度むら
が無く、低消費電力で光の利用効率を向上させるように
する。 【解決手段】 放物面ミラーを用いた2個のリフレクタ
ー20a,20b内のランプ12a,12bからの光
は、リフレクター20a,20bで反射されて平行光と
なり、凸レンズL0を介して集光され、コードミラー2
5で反射されて焦点を結んだ後、コリメータレンズL1
で平行光にされ、第1フライアインズFL1を介してイ
ンテグレータ21に入射される。インテグレータ21で
は、第1レンチキュラーLL1、偏光整列プリズムアレ
イ22、第2レンチキュラーLL2を経てランダムな光
がS偏光、もしくはP偏光に揃えられ、全反射ミラー1
7で反射して、PBS18、ダイクロイックプリズム8
を介して反射型LCD2,3,4を照明する。反射型L
CD2,3,4からのRGBの反射画像は、投影レンズ
9を介してスクリーン10上に投写される。
が無く、低消費電力で光の利用効率を向上させるように
する。 【解決手段】 放物面ミラーを用いた2個のリフレクタ
ー20a,20b内のランプ12a,12bからの光
は、リフレクター20a,20bで反射されて平行光と
なり、凸レンズL0を介して集光され、コードミラー2
5で反射されて焦点を結んだ後、コリメータレンズL1
で平行光にされ、第1フライアインズFL1を介してイ
ンテグレータ21に入射される。インテグレータ21で
は、第1レンチキュラーLL1、偏光整列プリズムアレ
イ22、第2レンチキュラーLL2を経てランダムな光
がS偏光、もしくはP偏光に揃えられ、全反射ミラー1
7で反射して、PBS18、ダイクロイックプリズム8
を介して反射型LCD2,3,4を照明する。反射型L
CD2,3,4からのRGBの反射画像は、投影レンズ
9を介してスクリーン10上に投写される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロジェクター用
照明装置に係り、より詳しくは、投射すべき像を形成す
る少なくとも一つの表示パネルと、その表示パネルに作
像される内容をスクリーン上に投写する投射レンズ系
と、表示パネルの照明を行う照明系とを有するプロジェ
クター用照明装置に関する。
照明装置に係り、より詳しくは、投射すべき像を形成す
る少なくとも一つの表示パネルと、その表示パネルに作
像される内容をスクリーン上に投写する投射レンズ系
と、表示パネルの照明を行う照明系とを有するプロジェ
クター用照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、液晶プロジェクター、DMD
プロジェクター、オーバーヘッドプロジェクター、ある
いは、スライドプロジェクター等に用いられるプロジェ
クター用照明装置としては、以下に述べるような公報例
などがある。
プロジェクター、オーバーヘッドプロジェクター、ある
いは、スライドプロジェクター等に用いられるプロジェ
クター用照明装置としては、以下に述べるような公報例
などがある。
【0003】例えば、特開平4−155189号の公報
例は、プリズムを用いて2つの光源を色分解した後、液
晶パネルへ照明光を導くものであった。また、特開平5
−29320号の公報例は、2つのランプを各々ミラー
で90度反射させて色分解した後、液晶パネルへ照明光
を導くものであった。
例は、プリズムを用いて2つの光源を色分解した後、液
晶パネルへ照明光を導くものであった。また、特開平5
−29320号の公報例は、2つのランプを各々ミラー
で90度反射させて色分解した後、液晶パネルへ照明光
を導くものであった。
【0004】さらに、特開平5−376557号の公報
例は、複数の各々のランプに各々のインテグレータレン
ズを配置して、液晶パネルへ斜めから照明光をそれぞれ
重ねるようにしたものであった。また、特開平11−1
19149号の公報例は、複数のランプを用いた光学系
において、斜め入射光を平行光に変換し、色分解の光学
部品に入射させて、簡単な偏向素子により明るさを向上
させるものであった。
例は、複数の各々のランプに各々のインテグレータレン
ズを配置して、液晶パネルへ斜めから照明光をそれぞれ
重ねるようにしたものであった。また、特開平11−1
19149号の公報例は、複数のランプを用いた光学系
において、斜め入射光を平行光に変換し、色分解の光学
部品に入射させて、簡単な偏向素子により明るさを向上
させるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のプロジェクター用照明装置にあっては、プロ
ジェクター用の光源として、体積を持たない点光源を用
いることが理想的であるが、現実的にはどうしてもある
程度の体積を持っているため、光利用効率が低下した
り、スクリーンでの照度むらが発生するなどの問題点が
あった。
うな従来のプロジェクター用照明装置にあっては、プロ
ジェクター用の光源として、体積を持たない点光源を用
いることが理想的であるが、現実的にはどうしてもある
程度の体積を持っているため、光利用効率が低下した
り、スクリーンでの照度むらが発生するなどの問題点が
あった。
【0006】そこで、この光利用効率を上げるために上
記公報例のように、照明系の構成をさまざまに工夫する
ことが行われているが、簡単な構成で光利用効率を向上
させるものはなかった。
記公報例のように、照明系の構成をさまざまに工夫する
ことが行われているが、簡単な構成で光利用効率を向上
させるものはなかった。
【0007】本発明は、これらの問題点に鑑みてなされ
たものであり、簡単な構成によってスクリーンでの照度
むらが無く、低消費電力で光の利用効率を向上させた高
照度のプロジェクター用照明装置を提供することを目的
としている。
たものであり、簡単な構成によってスクリーンでの照度
むらが無く、低消費電力で光の利用効率を向上させた高
照度のプロジェクター用照明装置を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、投射すべき像を形成する
少なくとも一つの表示パネルと、該表示パネルに作像さ
れる内容をスクリーン上に投写する投射レンズ系と、前
記表示パネルを照明する照明系とを有するプロジェクタ
ー用照明装置において、前記照明系は、少なくとも二つ
の発光手段とリフレクターとにより概略平行光を生成す
る概略平行光作成手段を備え、二つ以上の概略平行光を
生成する概略平行光作成手段はそれぞれの光軸をほぼ平
行に並べて設置し、それぞれに共通した集光用レンズ機
能を備え、前記投射レンズ系と前記表示パネルの主光軸
に対して概略垂直に、前記表示パネルの形状とほぼ相似
形でほぼ同一の形状をなした複数光束に分割する二次元
状に配列した複数の要素レンズを有する第1のレンズ板
と、前記第1のレンズ板の複数レンズの各レンズを通過
して集光される位置付近に配置され、二次元状に配列し
た複数の要素レンズを有する第2のレンズ板と、前記第
1のレンズ板中のそれぞれのレンズが作り出す光束の中
央が前記第2のレンズ板を通過した後、前記表示パネル
の全面を照射するように光軸を屈折させる凸レンズと、
が配置されていることを特徴とする。
め、請求項1に記載の発明は、投射すべき像を形成する
少なくとも一つの表示パネルと、該表示パネルに作像さ
れる内容をスクリーン上に投写する投射レンズ系と、前
記表示パネルを照明する照明系とを有するプロジェクタ
ー用照明装置において、前記照明系は、少なくとも二つ
の発光手段とリフレクターとにより概略平行光を生成す
る概略平行光作成手段を備え、二つ以上の概略平行光を
生成する概略平行光作成手段はそれぞれの光軸をほぼ平
行に並べて設置し、それぞれに共通した集光用レンズ機
能を備え、前記投射レンズ系と前記表示パネルの主光軸
に対して概略垂直に、前記表示パネルの形状とほぼ相似
形でほぼ同一の形状をなした複数光束に分割する二次元
状に配列した複数の要素レンズを有する第1のレンズ板
と、前記第1のレンズ板の複数レンズの各レンズを通過
して集光される位置付近に配置され、二次元状に配列し
た複数の要素レンズを有する第2のレンズ板と、前記第
1のレンズ板中のそれぞれのレンズが作り出す光束の中
央が前記第2のレンズ板を通過した後、前記表示パネル
の全面を照射するように光軸を屈折させる凸レンズと、
が配置されていることを特徴とする。
【0009】この請求項1に記載の発明によれば、照明
系の少なくとも二つの発光手段とリフレクターとにより
それぞれの光軸をほぼ平行に並べた概略平行光作成手段
を設置して二つ以上の概略平行光を生成すると共に、そ
れぞれに共通した集光用レンズ機能を備え、投射レンズ
系と表示パネルの主光軸に対して概略垂直に第1のレン
ズ板が配置され、その第1のレンズ板は表示パネルの形
状とほぼ相似形でほぼ同一の形状をなした複数光束に分
割する二次元状に配列した複数の要素レンズを有し、第
1のレンズ板の複数レンズの各レンズを通過して集光さ
れる位置付近に第2のレンズ板が配置され、その第2の
レンズ板は二次元状に配列した複数の要素レンズを有
し、第1のレンズ板中のそれぞれのレンズが作り出す光
束の中央が第2のレンズ板を通過した後に、表示パネル
の全面を照射するように設置した凸レンズで光軸を屈折
させるようにしている。このため、簡単な構成で、スク
リーンにおける照度むらが無くなり、光の利用効率が向
上することにより、低消費電力化できる。
系の少なくとも二つの発光手段とリフレクターとにより
それぞれの光軸をほぼ平行に並べた概略平行光作成手段
を設置して二つ以上の概略平行光を生成すると共に、そ
れぞれに共通した集光用レンズ機能を備え、投射レンズ
系と表示パネルの主光軸に対して概略垂直に第1のレン
ズ板が配置され、その第1のレンズ板は表示パネルの形
状とほぼ相似形でほぼ同一の形状をなした複数光束に分
割する二次元状に配列した複数の要素レンズを有し、第
1のレンズ板の複数レンズの各レンズを通過して集光さ
れる位置付近に第2のレンズ板が配置され、その第2の
レンズ板は二次元状に配列した複数の要素レンズを有
し、第1のレンズ板中のそれぞれのレンズが作り出す光
束の中央が第2のレンズ板を通過した後に、表示パネル
の全面を照射するように設置した凸レンズで光軸を屈折
させるようにしている。このため、簡単な構成で、スク
リーンにおける照度むらが無くなり、光の利用効率が向
上することにより、低消費電力化できる。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、投射すべ
き像を形成する少なくとも一つの表示パネルと、該表示
パネルに作像される内容をスクリーン上に投写する投射
レンズ系と、前記表示パネルを照明する照明系とを有す
るプロジェクター用照明装置において、前記照明系は、
少なくとも二つの発光手段とリフレクターとにより概略
平行光を生成する概略平行光作成手段を備え、二つ以上
の概略平行光を生成する概略平行光作成手段はそれぞれ
の光軸をほぼ平行に並べて設置し、それぞれに共通した
集光用レンズ機能を備え、前記投射レンズ系と前記表示
パネルの主光軸に対して概略垂直に、前記表示パネルの
形状とほぼ相似形でほぼ同一の形状をなした複数光束に
分割する二次元状に配列した複数の要素レンズを有する
第1のレンズ板と、前記第1のレンズ板の複数レンズの
各レンズを通過して集光される位置付近に配置された第
1のレンチキュラー板と、前記第1のレンチキュラー板
の更に後方に、その第1のレンチキュラー板と直角方向
に配置された第2のレンチキュラー板と、前記第1のレ
ンズ板中のそれぞれのレンズが作り出す光束の中央が前
記第1および第2のレンチキュラー板を通過した後、前
記表示パネルの全面を照射するように光軸を屈折させる
凸レンズと、が配置されていることを特徴とする。
き像を形成する少なくとも一つの表示パネルと、該表示
パネルに作像される内容をスクリーン上に投写する投射
レンズ系と、前記表示パネルを照明する照明系とを有す
るプロジェクター用照明装置において、前記照明系は、
少なくとも二つの発光手段とリフレクターとにより概略
平行光を生成する概略平行光作成手段を備え、二つ以上
の概略平行光を生成する概略平行光作成手段はそれぞれ
の光軸をほぼ平行に並べて設置し、それぞれに共通した
集光用レンズ機能を備え、前記投射レンズ系と前記表示
パネルの主光軸に対して概略垂直に、前記表示パネルの
形状とほぼ相似形でほぼ同一の形状をなした複数光束に
分割する二次元状に配列した複数の要素レンズを有する
第1のレンズ板と、前記第1のレンズ板の複数レンズの
各レンズを通過して集光される位置付近に配置された第
1のレンチキュラー板と、前記第1のレンチキュラー板
の更に後方に、その第1のレンチキュラー板と直角方向
に配置された第2のレンチキュラー板と、前記第1のレ
ンズ板中のそれぞれのレンズが作り出す光束の中央が前
記第1および第2のレンチキュラー板を通過した後、前
記表示パネルの全面を照射するように光軸を屈折させる
凸レンズと、が配置されていることを特徴とする。
【0011】この請求項2に記載の発明によれば、照明
系の少なくとも二つの発光手段とリフレクターとにより
それぞれの光軸をほぼ平行に並べた概略平行光作成手段
を設置して二つ以上の概略平行光を生成すると共に、そ
れぞれに共通した集光用レンズ機能を備え、投射レンズ
系と表示パネルの主光軸に対して概略垂直に第1のレン
ズ板が配置され、その第1のレンズ板は表示パネルの形
状とほぼ相似形でほぼ同一の形状をなした複数光束に分
割する二次元状に配列した複数の要素レンズを有し、第
1のレンズ板の複数レンズの各レンズを通過して集光さ
れる位置付近に第1のレンチキュラー板が配置されると
共に、その第1のレンチキュラー板の更に後方に、直角
方向に第2のレンチキュラー板が配置され、第1のレン
ズ板中のそれぞれのレンズが作り出す光束の中央が第1
および第2のレンチキュラー板を通過した後に、表示パ
ネルの全面を照射するように配置した凸レンズで光軸を
屈折させるようにしている。このため、簡単な構成で、
スクリーンにおける照度むらが無くなり、光の利用効率
が向上することにより、低消費電力化できる。
系の少なくとも二つの発光手段とリフレクターとにより
それぞれの光軸をほぼ平行に並べた概略平行光作成手段
を設置して二つ以上の概略平行光を生成すると共に、そ
れぞれに共通した集光用レンズ機能を備え、投射レンズ
系と表示パネルの主光軸に対して概略垂直に第1のレン
ズ板が配置され、その第1のレンズ板は表示パネルの形
状とほぼ相似形でほぼ同一の形状をなした複数光束に分
割する二次元状に配列した複数の要素レンズを有し、第
1のレンズ板の複数レンズの各レンズを通過して集光さ
れる位置付近に第1のレンチキュラー板が配置されると
共に、その第1のレンチキュラー板の更に後方に、直角
方向に第2のレンチキュラー板が配置され、第1のレン
ズ板中のそれぞれのレンズが作り出す光束の中央が第1
および第2のレンチキュラー板を通過した後に、表示パ
ネルの全面を照射するように配置した凸レンズで光軸を
屈折させるようにしている。このため、簡単な構成で、
スクリーンにおける照度むらが無くなり、光の利用効率
が向上することにより、低消費電力化できる。
【0012】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載のプロジェクター用照明装置において、前記第1
のレンチキュラー板の直後に、偏光分離プリズムと全反
射プリズムとを交互に配置すると共に、前記偏光分離プ
リズムで分離された一方の光束側にλ/2位相差板を配
置して、ランダムな光束を一方の偏光に揃える偏光整列
プリズムアレイが更に配置されていることを特徴とす
る。
に記載のプロジェクター用照明装置において、前記第1
のレンチキュラー板の直後に、偏光分離プリズムと全反
射プリズムとを交互に配置すると共に、前記偏光分離プ
リズムで分離された一方の光束側にλ/2位相差板を配
置して、ランダムな光束を一方の偏光に揃える偏光整列
プリズムアレイが更に配置されていることを特徴とす
る。
【0013】この請求項3に記載の発明によれば、第1
のレンチキュラー板の直後に、偏光分離プリズムと全反
射プリズムとを交互に配置すると共に、偏光分離プリズ
ムで分離された一方の光束側にλ/2位相差板を配置
し、ランダムな光束を一方の偏光に揃える偏光整列プリ
ズムアレイが更に配置されているため、スクリーンにお
ける照度むらが無くなり、光の利用効率が向上すること
により、低消費電力化できる。
のレンチキュラー板の直後に、偏光分離プリズムと全反
射プリズムとを交互に配置すると共に、偏光分離プリズ
ムで分離された一方の光束側にλ/2位相差板を配置
し、ランダムな光束を一方の偏光に揃える偏光整列プリ
ズムアレイが更に配置されているため、スクリーンにお
ける照度むらが無くなり、光の利用効率が向上すること
により、低消費電力化できる。
【0014】また、請求項4に記載の発明は、投射すべ
き像を形成する少なくとも一つの表示パネルと、該表示
パネルに作像される内容をスクリーン上に投写する投射
レンズ系と、前記表示パネルを照明する照明系とを有す
るプロジェクター用照明装置において、前記照明系は、
少なくとも二つの発光手段とリフレクターとによりそれ
ぞれの焦点に光を集める集光手段を備え、該集光手段の
それぞれの焦点位置がほぼ一致するように設置して、そ
の外側にそれぞれに共通した凸レンズを設置し、前記投
射レンズ系と前記表示パネルの主光軸に対して概略垂直
に、前記表示パネルの形状とほぼ相似形でほぼ同一の形
状をなした複数光束に分割する二次元状に配列した複数
の要素レンズを有する第1のレンズ板と、前記第1のレ
ンズ板の複数レンズの各レンズを通過して集光される位
置付近に配置され、二次元状に配列した複数の要素レン
ズを有する第2のレンズ板と、前記第1のレンズ板中の
それぞれのレンズが作り出す光束の中央が前記第2のレ
ンズ板を通過した後、前記表示パネルの全面を照射する
ように光軸を屈折させる凸レンズと、が配置されている
ことを特徴とする。
き像を形成する少なくとも一つの表示パネルと、該表示
パネルに作像される内容をスクリーン上に投写する投射
レンズ系と、前記表示パネルを照明する照明系とを有す
るプロジェクター用照明装置において、前記照明系は、
少なくとも二つの発光手段とリフレクターとによりそれ
ぞれの焦点に光を集める集光手段を備え、該集光手段の
それぞれの焦点位置がほぼ一致するように設置して、そ
の外側にそれぞれに共通した凸レンズを設置し、前記投
射レンズ系と前記表示パネルの主光軸に対して概略垂直
に、前記表示パネルの形状とほぼ相似形でほぼ同一の形
状をなした複数光束に分割する二次元状に配列した複数
の要素レンズを有する第1のレンズ板と、前記第1のレ
ンズ板の複数レンズの各レンズを通過して集光される位
置付近に配置され、二次元状に配列した複数の要素レン
ズを有する第2のレンズ板と、前記第1のレンズ板中の
それぞれのレンズが作り出す光束の中央が前記第2のレ
ンズ板を通過した後、前記表示パネルの全面を照射する
ように光軸を屈折させる凸レンズと、が配置されている
ことを特徴とする。
【0015】この請求項4に記載の発明によれば、照明
系の少なくとも二つの発光手段とリフレクターとにより
それぞれの焦点に光を集める集光手段を備え、その集光
手段のそれぞれの焦点位置がほぼ一致するように設置
し、その外側にそれぞれに共通した凸レンズを設置し、
投射レンズ系と表示パネルの主光軸に対して概略垂直
に、表示パネルの形状とほぼ相似形でほぼ同一の形状を
なした複数光束に分割する二次元状に配列した複数の要
素レンズを有する第1のレンズ板が配置され、その第1
のレンズ板の複数レンズの各レンズを通過して集光され
る位置付近に、二次元状に配列した複数の要素レンズを
有する第2のレンズ板が配置され、第1のレンズ板中の
それぞれのレンズが作り出す光束の中央が第2のレンズ
板を通過した後、表示パネルの全面を照射するように配
置した凸レンズで光軸を屈折させるようにしている。こ
のため、簡単な構成で、スクリーンにおける照度むらが
無くなり、光の利用効率が向上することにより、低消費
電力化できる。
系の少なくとも二つの発光手段とリフレクターとにより
それぞれの焦点に光を集める集光手段を備え、その集光
手段のそれぞれの焦点位置がほぼ一致するように設置
し、その外側にそれぞれに共通した凸レンズを設置し、
投射レンズ系と表示パネルの主光軸に対して概略垂直
に、表示パネルの形状とほぼ相似形でほぼ同一の形状を
なした複数光束に分割する二次元状に配列した複数の要
素レンズを有する第1のレンズ板が配置され、その第1
のレンズ板の複数レンズの各レンズを通過して集光され
る位置付近に、二次元状に配列した複数の要素レンズを
有する第2のレンズ板が配置され、第1のレンズ板中の
それぞれのレンズが作り出す光束の中央が第2のレンズ
板を通過した後、表示パネルの全面を照射するように配
置した凸レンズで光軸を屈折させるようにしている。こ
のため、簡単な構成で、スクリーンにおける照度むらが
無くなり、光の利用効率が向上することにより、低消費
電力化できる。
【0016】また、請求項5に記載の発明は、投射すべ
き像を形成する少なくとも一つの表示パネルと、該表示
パネルに作像される内容をスクリーン上に投写する投射
レンズ系と、前記表示パネルを照明する照明系とを有す
るプロジェクター用照明装置において、前記照明系は、
少なくとも二つの発光手段とリフレクターとによりそれ
ぞれの焦点に光を集める集光手段を備え、該集光手段の
それぞれの焦点位置がほぼ一致するように設置して、そ
の外側にそれぞれに共通した凸レンズを設置し、前記投
射レンズ系と前記表示パネルの主光軸に対して概略垂直
に、前記表示パネルの形状とほぼ相似形でほぼ同一の形
状をなした複数光束に分割する二次元状に配列した複数
の要素レンズを有する第1のレンズ板と、前記第1のレ
ンズ板の複数レンズの各レンズを通過して集光される位
置付近に配置された第1のレンチキュラー板と、前記第
1のレンチキュラー板の更に後方に、その第1のレンチ
キュラー板と直角方向に配置された第2のレンチキュラ
ー板と、前記第1のレンズ板中のそれぞれのレンズが作
り出す光束の中央が前記第1および第2のレンチキュラ
ー板を通過した後、前記表示パネルの全面を照射するよ
うに光軸を屈折させる凸レンズと、が配置されているこ
とを特徴とする。
き像を形成する少なくとも一つの表示パネルと、該表示
パネルに作像される内容をスクリーン上に投写する投射
レンズ系と、前記表示パネルを照明する照明系とを有す
るプロジェクター用照明装置において、前記照明系は、
少なくとも二つの発光手段とリフレクターとによりそれ
ぞれの焦点に光を集める集光手段を備え、該集光手段の
それぞれの焦点位置がほぼ一致するように設置して、そ
の外側にそれぞれに共通した凸レンズを設置し、前記投
射レンズ系と前記表示パネルの主光軸に対して概略垂直
に、前記表示パネルの形状とほぼ相似形でほぼ同一の形
状をなした複数光束に分割する二次元状に配列した複数
の要素レンズを有する第1のレンズ板と、前記第1のレ
ンズ板の複数レンズの各レンズを通過して集光される位
置付近に配置された第1のレンチキュラー板と、前記第
1のレンチキュラー板の更に後方に、その第1のレンチ
キュラー板と直角方向に配置された第2のレンチキュラ
ー板と、前記第1のレンズ板中のそれぞれのレンズが作
り出す光束の中央が前記第1および第2のレンチキュラ
ー板を通過した後、前記表示パネルの全面を照射するよ
うに光軸を屈折させる凸レンズと、が配置されているこ
とを特徴とする。
【0017】この請求項5に記載の発明によれば、照明
系の少なくとも二つの発光手段とリフレクターとにより
それぞれの焦点に光を集める集光手段を備え、その集光
手段のそれぞれの焦点位置がほぼ一致するように設置
し、その外側にそれぞれに共通した凸レンズを設置し、
投射レンズ系と表示パネルの主光軸に対して概略垂直
に、表示パネルの形状とほぼ相似形でほぼ同一の形状を
なした複数光束に分割する二次元状に配列した複数の要
素レンズを有する第1のレンズ板が配置され、その第1
のレンズ板の複数レンズの各レンズを通過して集光され
る位置付近に、第1のレンチキュラー板が配置され、そ
の第1のレンチキュラー板の更に後方に、直角方向に第
2のレンチキュラー板が配置され、第1のレンズ板中の
それぞれのレンズが作り出す光束の中央が第1および第
2のレンチキュラー板を通過した後、前記表示パネルの
全面を照射するように配置した凸レンズで光軸を屈折さ
せるようにしている。このため、簡単な構成で、スクリ
ーンにおける照度むらが無くなり、光の利用効率が向上
することにより、低消費電力化できる。
系の少なくとも二つの発光手段とリフレクターとにより
それぞれの焦点に光を集める集光手段を備え、その集光
手段のそれぞれの焦点位置がほぼ一致するように設置
し、その外側にそれぞれに共通した凸レンズを設置し、
投射レンズ系と表示パネルの主光軸に対して概略垂直
に、表示パネルの形状とほぼ相似形でほぼ同一の形状を
なした複数光束に分割する二次元状に配列した複数の要
素レンズを有する第1のレンズ板が配置され、その第1
のレンズ板の複数レンズの各レンズを通過して集光され
る位置付近に、第1のレンチキュラー板が配置され、そ
の第1のレンチキュラー板の更に後方に、直角方向に第
2のレンチキュラー板が配置され、第1のレンズ板中の
それぞれのレンズが作り出す光束の中央が第1および第
2のレンチキュラー板を通過した後、前記表示パネルの
全面を照射するように配置した凸レンズで光軸を屈折さ
せるようにしている。このため、簡単な構成で、スクリ
ーンにおける照度むらが無くなり、光の利用効率が向上
することにより、低消費電力化できる。
【0018】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載のプロジェクター用照明装置において、前記第1
のレンチキュラー板の直後に、偏光分離プリズムと全反
射プリズムとを交互に配置すると共に、前記偏光分離プ
リズムで分離された一方の光束側にλ/2位相差板を配
置して、ランダムな光束を一方の偏光に揃える偏光整列
プリズムアレイが更に配置されていることを特徴とす
る。
に記載のプロジェクター用照明装置において、前記第1
のレンチキュラー板の直後に、偏光分離プリズムと全反
射プリズムとを交互に配置すると共に、前記偏光分離プ
リズムで分離された一方の光束側にλ/2位相差板を配
置して、ランダムな光束を一方の偏光に揃える偏光整列
プリズムアレイが更に配置されていることを特徴とす
る。
【0019】この請求項6に記載の発明によれば、第1
のレンチキュラー板の直後に、偏光分離プリズムと全反
射プリズムとを交互に配置すると共に、偏光分離プリズ
ムで分離された一方の光束側にλ/2位相差板を配置
し、ランダムな光束を一方の偏光に揃える偏光整列プリ
ズムアレイが更に配置されているため、スクリーンにお
ける照度むらが無くなり、光の利用効率が向上すること
により、低消費電力化できる。
のレンチキュラー板の直後に、偏光分離プリズムと全反
射プリズムとを交互に配置すると共に、偏光分離プリズ
ムで分離された一方の光束側にλ/2位相差板を配置
し、ランダムな光束を一方の偏光に揃える偏光整列プリ
ズムアレイが更に配置されているため、スクリーンにお
ける照度むらが無くなり、光の利用効率が向上すること
により、低消費電力化できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、本発
明に係るプロジェクター用照明装置の好適な実施の形態
を詳細に説明する。
明に係るプロジェクター用照明装置の好適な実施の形態
を詳細に説明する。
【0021】(実施の形態1)図1は、一般的な反射型
液晶プロジェクターの概略構成を示した図である。図1
の反射型液晶プロジェクター1は、投射すべき像がR
(赤)、G(緑)、B(青)にそれぞれ形成される表示
パネルとしての反射型LCD2,3,4と、その直前に
コンデンサーレンズ5,6,7がそれぞれ配置され、各
反射型LCD2,3,4に作像された内容は、ダイクロ
イックプリズム8と投射レンズ系としての投影レンズ9
を介してスクリーン10上に投写される。
液晶プロジェクターの概略構成を示した図である。図1
の反射型液晶プロジェクター1は、投射すべき像がR
(赤)、G(緑)、B(青)にそれぞれ形成される表示
パネルとしての反射型LCD2,3,4と、その直前に
コンデンサーレンズ5,6,7がそれぞれ配置され、各
反射型LCD2,3,4に作像された内容は、ダイクロ
イックプリズム8と投射レンズ系としての投影レンズ9
を介してスクリーン10上に投写される。
【0022】また、各反射型LCD2,3,4を照明す
る照明系としては、ここでは楕円面ミラーを用いたリフ
レクター11内に発光手段としてのランプ12が配置さ
れ、リフレクター11で反射された光束が全反射ミラー
13で反射され、フライアイレンズ14,15、および
PBSアレイ16を介して全反射ミラー17で再度反射
され、PBS18を介して前記反射型LCD2,3,4
を照明するものである。なお、ランプ12の後方には、
ファン19が配置され、ランプ12を冷却するようにな
っている。
る照明系としては、ここでは楕円面ミラーを用いたリフ
レクター11内に発光手段としてのランプ12が配置さ
れ、リフレクター11で反射された光束が全反射ミラー
13で反射され、フライアイレンズ14,15、および
PBSアレイ16を介して全反射ミラー17で再度反射
され、PBS18を介して前記反射型LCD2,3,4
を照明するものである。なお、ランプ12の後方には、
ファン19が配置され、ランプ12を冷却するようにな
っている。
【0023】図2は、図1の照明系のリフレクターに放
物面鏡を使用した例を示す図であり、ランプ12を内蔵
したリフレクター20に放物面鏡が用いられている。こ
の放物面鏡で反射された概略平行光は、凸レンズL0を
介して一度焦点を結び、その後にコリメータレンズL1
(実際は複数のレンズで構成されている)で平行光に
し、第1フライアインズFL1を介してインテグレータ
21に入射させる。ここでは、インテグレータ21の第
2フライアイレンズの代りに列対応の第1レンチキュラ
ーLL1と行対応の第2レンチキュラーLL2に分け
て、その間に偏光整列プリズムアレイ22を配置し、ラ
ンダムな光をS偏光、もしくはP偏光に揃えてLCD2
3の面を照射している。なお、L3、L4はそれぞれレ
ンズを示す。
物面鏡を使用した例を示す図であり、ランプ12を内蔵
したリフレクター20に放物面鏡が用いられている。こ
の放物面鏡で反射された概略平行光は、凸レンズL0を
介して一度焦点を結び、その後にコリメータレンズL1
(実際は複数のレンズで構成されている)で平行光に
し、第1フライアインズFL1を介してインテグレータ
21に入射させる。ここでは、インテグレータ21の第
2フライアイレンズの代りに列対応の第1レンチキュラ
ーLL1と行対応の第2レンチキュラーLL2に分け
て、その間に偏光整列プリズムアレイ22を配置し、ラ
ンダムな光をS偏光、もしくはP偏光に揃えてLCD2
3の面を照射している。なお、L3、L4はそれぞれレ
ンズを示す。
【0024】このように、図2によれば、仮想光源面の
面積を小さくできると共に、偏光整列度を向上させるこ
とができる。
面積を小さくできると共に、偏光整列度を向上させるこ
とができる。
【0025】図3は、本実施の形態1の特徴的な照明系
を説明する図であり、図2に示した放物面鏡から成るリ
フレクター20とランプ12とを2個ずつ使った発光手
段(リフレクター20a,20b、ランプ12a,12
b)により構成したものである。その他の光学系につい
ては、略同様である。この図3によれば、低消費電力の
小さいランプを複数個使用することによって、より点光
源に近いランプが得られるため、光の利用効率を一層向
上させることが可能となり、低消費電力化できると共
に、図2と同様に、仮想光源面の面積が小さくなって、
偏光整列度を向上させることが可能となる。
を説明する図であり、図2に示した放物面鏡から成るリ
フレクター20とランプ12とを2個ずつ使った発光手
段(リフレクター20a,20b、ランプ12a,12
b)により構成したものである。その他の光学系につい
ては、略同様である。この図3によれば、低消費電力の
小さいランプを複数個使用することによって、より点光
源に近いランプが得られるため、光の利用効率を一層向
上させることが可能となり、低消費電力化できると共
に、図2と同様に、仮想光源面の面積が小さくなって、
偏光整列度を向上させることが可能となる。
【0026】図4は、図3の照明系を図1の反射型液晶
プロジェクターに適用した図である。図4中における符
号は、図1および図3と同一物又は相当物に同一符号を
付して、重複説明を省略する。図4の場合は、放物面ミ
ラーを用いた2個のリフレクター20a,20b内に配
置されたランプ12a,12bから発せられる光は、そ
れぞれのリフレクター20a,20bで反射されて概略
平行光となり、凸レンズL0を介して集光され、コード
ミラー25で反射されて一度焦点を結び、その後にコリ
メータレンズL1で平行光にされ、第1フライアインズ
FL1を介してインテグレータ21に入射される。イン
テグレータ21では、第1レンチキュラーLL1、偏光
整列プリズムアレイ22、第2レンチキュラーLL2を
経ることにより、ランダムな光をS偏光、もしくはP偏
光に揃えられ、全反射ミラー17で再度反射されて、P
BS18を介し、ダイクロイックプリズム8によりそれ
ぞれの反射型LCD2,3,4を照明する。各反射型L
CD2,3,4で反射されたRGBの反射画像は、ダイ
クロイックプリズム8、PBS18、および投影レンズ
9を介してスクリーン10上に投写される。
プロジェクターに適用した図である。図4中における符
号は、図1および図3と同一物又は相当物に同一符号を
付して、重複説明を省略する。図4の場合は、放物面ミ
ラーを用いた2個のリフレクター20a,20b内に配
置されたランプ12a,12bから発せられる光は、そ
れぞれのリフレクター20a,20bで反射されて概略
平行光となり、凸レンズL0を介して集光され、コード
ミラー25で反射されて一度焦点を結び、その後にコリ
メータレンズL1で平行光にされ、第1フライアインズ
FL1を介してインテグレータ21に入射される。イン
テグレータ21では、第1レンチキュラーLL1、偏光
整列プリズムアレイ22、第2レンチキュラーLL2を
経ることにより、ランダムな光をS偏光、もしくはP偏
光に揃えられ、全反射ミラー17で再度反射されて、P
BS18を介し、ダイクロイックプリズム8によりそれ
ぞれの反射型LCD2,3,4を照明する。各反射型L
CD2,3,4で反射されたRGBの反射画像は、ダイ
クロイックプリズム8、PBS18、および投影レンズ
9を介してスクリーン10上に投写される。
【0027】このように、図4によれば、小さいランプ
を複数個使用した照明系を用いて反射型液晶プロジェク
ター24が構成されているため、より点光源に近いラン
プが得られ、光の利用効率を一層向上させることが可能
となって、低消費電力化できる上、仮想光源面の面積が
小さくなって、偏光整列度を向上させることができる。
を複数個使用した照明系を用いて反射型液晶プロジェク
ター24が構成されているため、より点光源に近いラン
プが得られ、光の利用効率を一層向上させることが可能
となって、低消費電力化できる上、仮想光源面の面積が
小さくなって、偏光整列度を向上させることができる。
【0028】図5は、図3の照明系を透過型液晶プロジ
ェクターに適用した図である。図5中における符号は、
図4と同一物又は相当物に同一符号を付して、重複説明
を省略する。図5の場合は、放物面ミラーを用いた2個
のリフレクター20a,20b内に配置されたランプ1
2a,12bから発せられる光は、それぞれのリフレク
ター20a,20bで反射されて概略平行光となり、凸
レンズL0を介して集光され、コードミラー25で反射
されて一度焦点を結び、その後にコリメータレンズL1
で平行光にされ、フライアインズ14を介してインテグ
レータ21に入射される。インテグレータ21では、フ
ライアインズ15、PBSアレイ16を介して出射さ
れ、分光ミラー26で分光される。
ェクターに適用した図である。図5中における符号は、
図4と同一物又は相当物に同一符号を付して、重複説明
を省略する。図5の場合は、放物面ミラーを用いた2個
のリフレクター20a,20b内に配置されたランプ1
2a,12bから発せられる光は、それぞれのリフレク
ター20a,20bで反射されて概略平行光となり、凸
レンズL0を介して集光され、コードミラー25で反射
されて一度焦点を結び、その後にコリメータレンズL1
で平行光にされ、フライアインズ14を介してインテグ
レータ21に入射される。インテグレータ21では、フ
ライアインズ15、PBSアレイ16を介して出射さ
れ、分光ミラー26で分光される。
【0029】分光され、分光ミラー26で反射された光
は、全反射ミラー32で反射され、B(青)のレンズア
レイ33を介してLCDシャッター36を照射する。ま
た、分光ミラー26を透過した光は、分光ミラー27で
再度分光され、ここで反射された光は、G(緑)のレン
ズアレイ34を介してLCDシャッター37を照射す
る。
は、全反射ミラー32で反射され、B(青)のレンズア
レイ33を介してLCDシャッター36を照射する。ま
た、分光ミラー26を透過した光は、分光ミラー27で
再度分光され、ここで反射された光は、G(緑)のレン
ズアレイ34を介してLCDシャッター37を照射す
る。
【0030】さらに、分光ミラー27を透過した光は、
リレーレンズ28を介して全反射ミラー29で反射さ
れ、リレーレンズ30を介して全反射ミラー31で反射
され、R(赤)のレンズアレイ35を介してLCDシャ
ッター38を照射する。このようにして、LCDシャッ
ター36,37,38をそれぞれ透過したRGBの透過
画像は、ダイクロイックプリズム39および投影レンズ
9を介してスクリーン10上に投写される。
リレーレンズ28を介して全反射ミラー29で反射さ
れ、リレーレンズ30を介して全反射ミラー31で反射
され、R(赤)のレンズアレイ35を介してLCDシャ
ッター38を照射する。このようにして、LCDシャッ
ター36,37,38をそれぞれ透過したRGBの透過
画像は、ダイクロイックプリズム39および投影レンズ
9を介してスクリーン10上に投写される。
【0031】このように、図5によれば、小さいランプ
を複数個使用した照明系を用いて透過型液晶プロジェク
ター40を構成したため、より点光源に近いランプが得
られ、光の利用効率を一層向上させることが可能とな
り、低消費電力化できる上、仮想光源面の面積が小さく
なって、偏光整列度を向上させることができる。
を複数個使用した照明系を用いて透過型液晶プロジェク
ター40を構成したため、より点光源に近いランプが得
られ、光の利用効率を一層向上させることが可能とな
り、低消費電力化できる上、仮想光源面の面積が小さく
なって、偏光整列度を向上させることができる。
【0032】また、本実施の形態1の照明系としては、
図6に示すように、リフレクター41a,41bに放物
面鏡に代えて球面鏡を使い、その球面鏡の前方に非球面
凸レンズ42a,42bを配することで概略平行光とす
る複数の発光手段を用いることも可能である。この発光
手段以外の光学系部分については、図3と同様であるの
で説明を省略する。
図6に示すように、リフレクター41a,41bに放物
面鏡に代えて球面鏡を使い、その球面鏡の前方に非球面
凸レンズ42a,42bを配することで概略平行光とす
る複数の発光手段を用いることも可能である。この発光
手段以外の光学系部分については、図3と同様であるの
で説明を省略する。
【0033】この図6によれば、低消費電力の小さいラ
ンプを複数個使用することによって、より点光源に近い
ランプが得られるため、光の利用効率を一層向上させる
ことが可能となり、低消費電力化できると共に、仮想光
源面の面積が小さくなって、偏光整列度を向上させるこ
とが可能となる。
ンプを複数個使用することによって、より点光源に近い
ランプが得られるため、光の利用効率を一層向上させる
ことが可能となり、低消費電力化できると共に、仮想光
源面の面積が小さくなって、偏光整列度を向上させるこ
とが可能となる。
【0034】さらに、本実施の形態1の照明系として
は、図7(a)に示すように、図3の放物面鏡から成る
リフレクター20a,20bとランプ12a,12bを
さらに2個追加し(リフレクター20c,20dとラン
プ12c,12d)、合計4個の発光手段により構成し
たものである。この発光手段以外の光学系部分について
は、図3と同様であるので説明を省略する。
は、図7(a)に示すように、図3の放物面鏡から成る
リフレクター20a,20bとランプ12a,12bを
さらに2個追加し(リフレクター20c,20dとラン
プ12c,12d)、合計4個の発光手段により構成し
たものである。この発光手段以外の光学系部分について
は、図3と同様であるので説明を省略する。
【0035】図7(b)は、(a)の右方向から見た図
であり、4個のリフレクターが独立して配置されている
ことがわかる。このように、図7によれば、低消費電力
の小さいランプの個数を増やして構成したため、より点
光源に近いランプで光の利用効率を一層向上させること
ができるようになり、効率化の点でより低消費電力化す
ることが可能となる。
であり、4個のリフレクターが独立して配置されている
ことがわかる。このように、図7によれば、低消費電力
の小さいランプの個数を増やして構成したため、より点
光源に近いランプで光の利用効率を一層向上させること
ができるようになり、効率化の点でより低消費電力化す
ることが可能となる。
【0036】(実施の形態2)図8(a)は、一般的な
照明系を示す図であり、同図(b)は、(a)のLCD
のアスペクト比を示す図である。図8中における符号
は、図2と同一物又は相当物に同一符号を付して、重複
説明を省略する。
照明系を示す図であり、同図(b)は、(a)のLCD
のアスペクト比を示す図である。図8中における符号
は、図2と同一物又は相当物に同一符号を付して、重複
説明を省略する。
【0037】図8の照明系は、ランプ12とリフレクタ
ー20で作った平行光をそのままインテグレータ21に
直接入射させるようにしたものである。第1フライアイ
ンズFL1と第2フライアイレンズ(第1レンチキュラ
ーLL1,第2レンチキュラーLL2)FL2との関係
は図2と同様である。ここでは、図2と異なり偏光整列
プリズムアレイは省略したが、もちろん挿入することも
可能である。
ー20で作った平行光をそのままインテグレータ21に
直接入射させるようにしたものである。第1フライアイ
ンズFL1と第2フライアイレンズ(第1レンチキュラ
ーLL1,第2レンチキュラーLL2)FL2との関係
は図2と同様である。ここでは、図2と異なり偏光整列
プリズムアレイは省略したが、もちろん挿入することも
可能である。
【0038】本実施の形態2の特徴は、図8の一般的な
照明系の発光手段が1個であるのに対し、複数個(図9
および図10では4個)とした点にある。例えば、図9
は、図8の照明系を複数のランプとリフレクターを用い
て構成した図である。図9では、インテグレータ21の
構成が図8の第1フライアイレンズFL1と同じであ
り、第2フライアイレンズFL2も一般的な方式を採用
しているが、図8に示したインテグレータ21の構成を
採用しても良い。
照明系の発光手段が1個であるのに対し、複数個(図9
および図10では4個)とした点にある。例えば、図9
は、図8の照明系を複数のランプとリフレクターを用い
て構成した図である。図9では、インテグレータ21の
構成が図8の第1フライアイレンズFL1と同じであ
り、第2フライアイレンズFL2も一般的な方式を採用
しているが、図8に示したインテグレータ21の構成を
採用しても良い。
【0039】図9(b)は、(a)の右方向から見た図
であり、4個のリフレクターが独立して配置されている
ことがわかる。このように、図9によれば、低消費電力
の小さいランプの個数を増やして構成したため、より点
光源に近いランプで光の利用効率を一層向上させること
ができるようになり、効率化の点でより低消費電力化す
ることが可能となる。
であり、4個のリフレクターが独立して配置されている
ことがわかる。このように、図9によれば、低消費電力
の小さいランプの個数を増やして構成したため、より点
光源に近いランプで光の利用効率を一層向上させること
ができるようになり、効率化の点でより低消費電力化す
ることが可能となる。
【0040】また、図10は、図8の照明系を複数のラ
ンプとリフレクターを用いて構成した図であり、図9と
異なるのは、ランプ12a,12b,12c,12dと
リフレクター20a,20b,20c,20dとの関係
で、光束密度が少ない部分のリフレクターをカットして
コンパクトにした点である。図10(b)は、(a)の
右方向から見た図であり、4個のリフレクターの一部が
それぞれカットされ、コンパクトになっていることがわ
かる。
ンプとリフレクターを用いて構成した図であり、図9と
異なるのは、ランプ12a,12b,12c,12dと
リフレクター20a,20b,20c,20dとの関係
で、光束密度が少ない部分のリフレクターをカットして
コンパクトにした点である。図10(b)は、(a)の
右方向から見た図であり、4個のリフレクターの一部が
それぞれカットされ、コンパクトになっていることがわ
かる。
【0041】このように、図10によれば、低消費電力
の小さいランプの個数を増やして構成しているため、よ
り点光源に近いランプで光の利用効率を一層向上させる
ことができるようになり、効率化の点でより低消費電力
化することが可能である。
の小さいランプの個数を増やして構成しているため、よ
り点光源に近いランプで光の利用効率を一層向上させる
ことができるようになり、効率化の点でより低消費電力
化することが可能である。
【0042】上記した図9および図10の照明系は、実
施の形態1で説明した図4の反射型液晶プロジェクター
や図5の透過型液晶プロジェクターなどに適用すること
で、低消費電力化された高効率のプロジェクターとする
ことができる。
施の形態1で説明した図4の反射型液晶プロジェクター
や図5の透過型液晶プロジェクターなどに適用すること
で、低消費電力化された高効率のプロジェクターとする
ことができる。
【0043】(実施の形態3)図11は、照明系のリフ
レクターに回転楕円面鏡を使用した例を示す図であり、
ランプ12を内蔵したリフレクター44に回転楕円面鏡
を用いている。図11に示すように、ランプ12の光が
回転楕円面鏡44で反射され、一度焦点を結んだ後、コ
リメータレンズL1で平行光にされて、第1フライアイ
ンズFL1を介してインテグレータ21に入射し、第2
フライアイレンズの代りに配置した、列対応の第1レン
チキュラーLL1と行対応の第2レンチキュラーLL
2、およびその間に配置された偏光整列プリズムアレイ
22を通ることで、ランダムな光がS偏光、もしくはP
偏光に揃えられ、LCD23の面を照射するようにした
ものである。このように、図11に示した照明系を採用
することにより、仮想光源面の面積を小さくできると共
に、偏光整列度を向上させることができる。
レクターに回転楕円面鏡を使用した例を示す図であり、
ランプ12を内蔵したリフレクター44に回転楕円面鏡
を用いている。図11に示すように、ランプ12の光が
回転楕円面鏡44で反射され、一度焦点を結んだ後、コ
リメータレンズL1で平行光にされて、第1フライアイ
ンズFL1を介してインテグレータ21に入射し、第2
フライアイレンズの代りに配置した、列対応の第1レン
チキュラーLL1と行対応の第2レンチキュラーLL
2、およびその間に配置された偏光整列プリズムアレイ
22を通ることで、ランダムな光がS偏光、もしくはP
偏光に揃えられ、LCD23の面を照射するようにした
ものである。このように、図11に示した照明系を採用
することにより、仮想光源面の面積を小さくできると共
に、偏光整列度を向上させることができる。
【0044】しかし、この図11の照明系をプロジェク
ターに用いると、光源がある程度の体積を持っているこ
とから、光利用効率が低下し、スクリーンでの照度むら
が発生するため、本実施の形態3では、以下の図12〜
図14に示すような照明系を採用するものである。
ターに用いると、光源がある程度の体積を持っているこ
とから、光利用効率が低下し、スクリーンでの照度むら
が発生するため、本実施の形態3では、以下の図12〜
図14に示すような照明系を採用するものである。
【0045】図12は、図11のランプとリフレクター
を複数個用いて構成した照明系の概念図である。ここで
は、2個のリフレクター45a,45bのうち、光束密
度の少ない部分をカットしてコンパクト化したものを用
いている。
を複数個用いて構成した照明系の概念図である。ここで
は、2個のリフレクター45a,45bのうち、光束密
度の少ない部分をカットしてコンパクト化したものを用
いている。
【0046】図12の場合、リフレクター45a,45
bには、2個の回転楕円面鏡が使用されており、ランプ
12a,12bの光は回転楕円面鏡で反射されて焦点を
結ぶが、2つの焦点位置がほぼ一致するようにリフレク
ター45a,45bが設置されている。焦点を結んだ後
の光は、コリメータレンズL1で平行光にされ、第1フ
ライアインズFL1を介してインテグレータ21に入射
し、第2フライアイレンズの代りに配置した、列対応の
第1レンチキュラーLL1と行対応の第2レンチキュラ
ーLL2との間に偏光整列プリズムアレイ22が配置さ
れ、ランダムな光をS偏光、もしくはP偏光に揃えてL
CD23の面を照射するようになっている。
bには、2個の回転楕円面鏡が使用されており、ランプ
12a,12bの光は回転楕円面鏡で反射されて焦点を
結ぶが、2つの焦点位置がほぼ一致するようにリフレク
ター45a,45bが設置されている。焦点を結んだ後
の光は、コリメータレンズL1で平行光にされ、第1フ
ライアインズFL1を介してインテグレータ21に入射
し、第2フライアイレンズの代りに配置した、列対応の
第1レンチキュラーLL1と行対応の第2レンチキュラ
ーLL2との間に偏光整列プリズムアレイ22が配置さ
れ、ランダムな光をS偏光、もしくはP偏光に揃えてL
CD23の面を照射するようになっている。
【0047】図12では、2つのリフレクター45a,
45bの焦点位置が極端に短い例で示したが、もっと長
くすることでコリメータレンズL1の負担を小さくする
ことができる。このように、図12によれば、図11で
得られた仮想光源面の面積を小さくできると共に、偏光
整列度が向上するという効果に加えて、低消費電力の小
さいランプの個数を増やして構成したため、より点光源
に近いランプで光の利用効率を一層向上させることがで
き、効率化の点で低消費電力化することが可能となる。
45bの焦点位置が極端に短い例で示したが、もっと長
くすることでコリメータレンズL1の負担を小さくする
ことができる。このように、図12によれば、図11で
得られた仮想光源面の面積を小さくできると共に、偏光
整列度が向上するという効果に加えて、低消費電力の小
さいランプの個数を増やして構成したため、より点光源
に近いランプで光の利用効率を一層向上させることがで
き、効率化の点で低消費電力化することが可能となる。
【0048】図13は、図12のインテグレータにPB
Sと全反射プリズムとを使用して構成した照明系の概念
図である。図13のランプ12a,12bとリフレクタ
ー45a,45bは、図12と同じものを用いている。
図12と異なる点は、コリメータレンズL1の後にPB
S46を2個対称に置き、それぞれに全反射プリズム4
7を組み合わせてP偏光とS偏光に分けた後、どちらか
一方にλ/2板48を入れて、他方の偏光に変換するこ
とにより偏光を揃えてからインテグレータ49へ入射す
るようにしている点である。図13では、これらの構成
を分かり易くするため、コリメータレンズL1の後の部
分をランプ部に対して光軸上で90度回転させた状態で
描いている。
Sと全反射プリズムとを使用して構成した照明系の概念
図である。図13のランプ12a,12bとリフレクタ
ー45a,45bは、図12と同じものを用いている。
図12と異なる点は、コリメータレンズL1の後にPB
S46を2個対称に置き、それぞれに全反射プリズム4
7を組み合わせてP偏光とS偏光に分けた後、どちらか
一方にλ/2板48を入れて、他方の偏光に変換するこ
とにより偏光を揃えてからインテグレータ49へ入射す
るようにしている点である。図13では、これらの構成
を分かり易くするため、コリメータレンズL1の後の部
分をランプ部に対して光軸上で90度回転させた状態で
描いている。
【0049】図13の場合も図12と同様に、2つのリ
フレクター45a,45bの焦点位置が極端に短い例で
示しているが、もっと長くすることでコリメータレンズ
L1の負担を小さくすることができる。
フレクター45a,45bの焦点位置が極端に短い例で
示しているが、もっと長くすることでコリメータレンズ
L1の負担を小さくすることができる。
【0050】このように、図13によれば、図11で得
られた仮想光源面の面積を小さくできると共に、偏光整
列度が向上するという効果に加えて、低消費電力の小さ
いランプの個数を増やして構成したため、より点光源に
近いランプで光の利用効率を一層向上させることがで
き、効率化の点で低消費電力化することが可能となる。
られた仮想光源面の面積を小さくできると共に、偏光整
列度が向上するという効果に加えて、低消費電力の小さ
いランプの個数を増やして構成したため、より点光源に
近いランプで光の利用効率を一層向上させることがで
き、効率化の点で低消費電力化することが可能となる。
【0051】図14(a)は、4個のランプとリフレク
ターを用いた照明系を横から見た縦断面図であり、同図
(b)は、(a)を右方向から見た図である。図14で
は、コリメータレンズL1までしか描かれていないが、
それ以降は、図12や図13と同様の構成、あるいはそ
れ以外の構成を採用することも可能である。
ターを用いた照明系を横から見た縦断面図であり、同図
(b)は、(a)を右方向から見た図である。図14で
は、コリメータレンズL1までしか描かれていないが、
それ以降は、図12や図13と同様の構成、あるいはそ
れ以外の構成を採用することも可能である。
【0052】また、図14では、4個のリフレクター4
5a,45b,45c,45dのうち、光束密度の少な
い部分をカットしてコンパクト化したものを用いてい
る。さらに、図14の場合も図12と同様に、リフレク
ターの焦点位置が極端に短い例で示しているが、もっと
長くすることでコリメータレンズL1の負担を小さくす
ることができる。
5a,45b,45c,45dのうち、光束密度の少な
い部分をカットしてコンパクト化したものを用いてい
る。さらに、図14の場合も図12と同様に、リフレク
ターの焦点位置が極端に短い例で示しているが、もっと
長くすることでコリメータレンズL1の負担を小さくす
ることができる。
【0053】このように、図14によれば、低消費電力
の小さいランプの個数をさらに増やして構成したため、
より点光源に近いランプで光の利用効率を一層向上させ
ることが可能となり、効率化の点でより低消費電力化す
ることができる。図14では、ランプとリフレクターを
4個用いて構成した例で説明したが、3個あるいは、5
個以上で構成するようにしても勿論良い。
の小さいランプの個数をさらに増やして構成したため、
より点光源に近いランプで光の利用効率を一層向上させ
ることが可能となり、効率化の点でより低消費電力化す
ることができる。図14では、ランプとリフレクターを
4個用いて構成した例で説明したが、3個あるいは、5
個以上で構成するようにしても勿論良い。
【0054】図15は、図12の照明系を図1の反射型
液晶プロジェクターに適用した図である。図15中にお
ける符号は、図1および図12と同一物又は相当物に同
一符号を付して、重複説明を省略する。
液晶プロジェクターに適用した図である。図15中にお
ける符号は、図1および図12と同一物又は相当物に同
一符号を付して、重複説明を省略する。
【0055】図15の場合、回転楕円面鏡を2個用いた
リフレクター45a,45b内に配置されたランプ12
a,12bから発せられる光は、それぞれのリフレクタ
ー45a,45bで反射され、焦点を結んだ後、コリメ
ータレンズL1で平行光にされ、第1フライアインズF
L1を介してインテグレータ21に入射し、第2フライ
アイレンズの代りに配置した、列対応の第1レンチキュ
ラーLL1と行対応の第2レンチキュラーLL2との間
に偏光整列プリズムアレイ22が配置され、ランダムな
光をS偏光、もしくはP偏光に揃えられ、全反射ミラー
17で再度反射されて、PBS18を介し、ダイクロイ
ックプリズム8によりそれぞれの反射型LCD2,3,
4を照明する。各反射型LCD2,3,4で反射された
RGBの反射画像は、ダイクロイックプリズム8、PB
S18、および投影レンズ9を介してスクリーン10上
に投写される。
リフレクター45a,45b内に配置されたランプ12
a,12bから発せられる光は、それぞれのリフレクタ
ー45a,45bで反射され、焦点を結んだ後、コリメ
ータレンズL1で平行光にされ、第1フライアインズF
L1を介してインテグレータ21に入射し、第2フライ
アイレンズの代りに配置した、列対応の第1レンチキュ
ラーLL1と行対応の第2レンチキュラーLL2との間
に偏光整列プリズムアレイ22が配置され、ランダムな
光をS偏光、もしくはP偏光に揃えられ、全反射ミラー
17で再度反射されて、PBS18を介し、ダイクロイ
ックプリズム8によりそれぞれの反射型LCD2,3,
4を照明する。各反射型LCD2,3,4で反射された
RGBの反射画像は、ダイクロイックプリズム8、PB
S18、および投影レンズ9を介してスクリーン10上
に投写される。
【0056】このように、図15によれば、小さいラン
プを複数個使用した照明系を用いて反射型液晶プロジェ
クターが構成されているため、より点光源に近いランプ
が得られ、光の利用効率を一層向上させることが可能と
なって、低消費電力化できる上、仮想光源面の面積が小
さくなって、偏光整列度を向上させることができる。
プを複数個使用した照明系を用いて反射型液晶プロジェ
クターが構成されているため、より点光源に近いランプ
が得られ、光の利用効率を一層向上させることが可能と
なって、低消費電力化できる上、仮想光源面の面積が小
さくなって、偏光整列度を向上させることができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、照明系の少なくとも二つの発光手段とリ
フレクターとによりそれぞれの光軸をほぼ平行に並べた
概略平行光作成手段を設置して二つ以上の概略平行光を
生成すると共に、それぞれに共通した集光用レンズ機能
を備え、投射レンズ系と表示パネルの主光軸に対して概
略垂直に第1のレンズ板が配置され、その第1のレンズ
板は表示パネルの形状とほぼ相似形でほぼ同一の形状を
なした複数光束に分割する二次元状に配列した複数の要
素レンズを有し、第1のレンズ板の複数レンズの各レン
ズを通過して集光される位置付近に第2のレンズ板が配
置され、その第2のレンズ板は二次元状に配列した複数
の要素レンズを有し、第1のレンズ板中のそれぞれのレ
ンズが作り出す光束の中央が第2のレンズ板を通過した
後に、表示パネルの全面を照射するように設置した凸レ
ンズで光軸を屈折させるようにしている。このため、簡
単な構成で、スクリーンにおける照度むらが無くなり、
光の利用効率が向上することにより、低消費電力化でき
る。
発明によれば、照明系の少なくとも二つの発光手段とリ
フレクターとによりそれぞれの光軸をほぼ平行に並べた
概略平行光作成手段を設置して二つ以上の概略平行光を
生成すると共に、それぞれに共通した集光用レンズ機能
を備え、投射レンズ系と表示パネルの主光軸に対して概
略垂直に第1のレンズ板が配置され、その第1のレンズ
板は表示パネルの形状とほぼ相似形でほぼ同一の形状を
なした複数光束に分割する二次元状に配列した複数の要
素レンズを有し、第1のレンズ板の複数レンズの各レン
ズを通過して集光される位置付近に第2のレンズ板が配
置され、その第2のレンズ板は二次元状に配列した複数
の要素レンズを有し、第1のレンズ板中のそれぞれのレ
ンズが作り出す光束の中央が第2のレンズ板を通過した
後に、表示パネルの全面を照射するように設置した凸レ
ンズで光軸を屈折させるようにしている。このため、簡
単な構成で、スクリーンにおける照度むらが無くなり、
光の利用効率が向上することにより、低消費電力化でき
る。
【0058】請求項2に記載の発明によれば、照明系の
少なくとも二つの発光手段とリフレクターとによりそれ
ぞれの光軸をほぼ平行に並べた概略平行光作成手段を設
置して二つ以上の概略平行光を生成すると共に、それぞ
れに共通した集光用レンズ機能を備え、投射レンズ系と
表示パネルの主光軸に対して概略垂直に第1のレンズ板
が配置され、その第1のレンズ板は表示パネルの形状と
ほぼ相似形でほぼ同一の形状をなした複数光束に分割す
る二次元状に配列した複数の要素レンズを有し、第1の
レンズ板の複数レンズの各レンズを通過して集光される
位置付近に第1のレンチキュラー板が配置されると共
に、その第1のレンチキュラー板の更に後方に、直角方
向に第2のレンチキュラー板が配置され、第1のレンズ
板中のそれぞれのレンズが作り出す光束の中央が第1お
よび第2のレンチキュラー板を通過した後に、表示パネ
ルの全面を照射するように配置した凸レンズで光軸を屈
折させるようにしている。このため、簡単な構成で、ス
クリーンにおける照度むらが無くなり、光の利用効率が
向上することにより、低消費電力化できる。
少なくとも二つの発光手段とリフレクターとによりそれ
ぞれの光軸をほぼ平行に並べた概略平行光作成手段を設
置して二つ以上の概略平行光を生成すると共に、それぞ
れに共通した集光用レンズ機能を備え、投射レンズ系と
表示パネルの主光軸に対して概略垂直に第1のレンズ板
が配置され、その第1のレンズ板は表示パネルの形状と
ほぼ相似形でほぼ同一の形状をなした複数光束に分割す
る二次元状に配列した複数の要素レンズを有し、第1の
レンズ板の複数レンズの各レンズを通過して集光される
位置付近に第1のレンチキュラー板が配置されると共
に、その第1のレンチキュラー板の更に後方に、直角方
向に第2のレンチキュラー板が配置され、第1のレンズ
板中のそれぞれのレンズが作り出す光束の中央が第1お
よび第2のレンチキュラー板を通過した後に、表示パネ
ルの全面を照射するように配置した凸レンズで光軸を屈
折させるようにしている。このため、簡単な構成で、ス
クリーンにおける照度むらが無くなり、光の利用効率が
向上することにより、低消費電力化できる。
【0059】請求項3に記載の発明によれば、第1のレ
ンチキュラー板の直後に、偏光分離プリズムと全反射プ
リズムとを交互に配置すると共に、偏光分離プリズムで
分離された一方の光束側にλ/2位相差板を配置し、ラ
ンダムな光束を一方の偏光に揃える偏光整列プリズムア
レイが更に配置されているので、スクリーンにおける照
度むらが無くなり、光の利用効率が向上することによ
り、低消費電力化できる。
ンチキュラー板の直後に、偏光分離プリズムと全反射プ
リズムとを交互に配置すると共に、偏光分離プリズムで
分離された一方の光束側にλ/2位相差板を配置し、ラ
ンダムな光束を一方の偏光に揃える偏光整列プリズムア
レイが更に配置されているので、スクリーンにおける照
度むらが無くなり、光の利用効率が向上することによ
り、低消費電力化できる。
【0060】請求項4に記載の発明によれば、照明系の
少なくとも二つの発光手段とリフレクターとによりそれ
ぞれの焦点に光を集める集光手段を備え、その集光手段
のそれぞれの焦点位置がほぼ一致するように設置し、そ
の外側にそれぞれに共通した凸レンズを設置し、投射レ
ンズ系と表示パネルの主光軸に対して概略垂直に、表示
パネルの形状とほぼ相似形でほぼ同一の形状をなした複
数光束に分割する二次元状に配列した複数の要素レンズ
を有する第1のレンズ板が配置され、その第1のレンズ
板の複数レンズの各レンズを通過して集光される位置付
近に、二次元状に配列した複数の要素レンズを有する第
2のレンズ板が配置され、第1のレンズ板中のそれぞれ
のレンズが作り出す光束の中央が第2のレンズ板を通過
した後、表示パネルの全面を照射するように配置した凸
レンズで光軸を屈折させるようにしている。このため、
簡単な構成で、スクリーンにおける照度むらが無くな
り、光の利用効率が向上することにより、低消費電力化
できる。
少なくとも二つの発光手段とリフレクターとによりそれ
ぞれの焦点に光を集める集光手段を備え、その集光手段
のそれぞれの焦点位置がほぼ一致するように設置し、そ
の外側にそれぞれに共通した凸レンズを設置し、投射レ
ンズ系と表示パネルの主光軸に対して概略垂直に、表示
パネルの形状とほぼ相似形でほぼ同一の形状をなした複
数光束に分割する二次元状に配列した複数の要素レンズ
を有する第1のレンズ板が配置され、その第1のレンズ
板の複数レンズの各レンズを通過して集光される位置付
近に、二次元状に配列した複数の要素レンズを有する第
2のレンズ板が配置され、第1のレンズ板中のそれぞれ
のレンズが作り出す光束の中央が第2のレンズ板を通過
した後、表示パネルの全面を照射するように配置した凸
レンズで光軸を屈折させるようにしている。このため、
簡単な構成で、スクリーンにおける照度むらが無くな
り、光の利用効率が向上することにより、低消費電力化
できる。
【0061】請求項5に記載の発明によれば、照明系の
少なくとも二つの発光手段とリフレクターとによりそれ
ぞれの焦点に光を集める集光手段を備え、その集光手段
のそれぞれの焦点位置がほぼ一致するように設置し、そ
の外側にそれぞれに共通した凸レンズを設置し、投射レ
ンズ系と表示パネルの主光軸に対して概略垂直に、表示
パネルの形状とほぼ相似形でほぼ同一の形状をなした複
数光束に分割する二次元状に配列した複数の要素レンズ
を有する第1のレンズ板が配置され、その第1のレンズ
板の複数レンズの各レンズを通過して集光される位置付
近に、第1のレンチキュラー板が配置され、その第1の
レンチキュラー板の更に後方に、直角方向に第2のレン
チキュラー板が配置され、第1のレンズ板中のそれぞれ
のレンズが作り出す光束の中央が第1および第2のレン
チキュラー板を通過した後、前記表示パネルの全面を照
射するように配置した凸レンズで光軸を屈折させるよう
にしている。このため、簡単な構成で、スクリーンにお
ける照度むらが無くなり、光の利用効率が向上すること
により、低消費電力化できる。
少なくとも二つの発光手段とリフレクターとによりそれ
ぞれの焦点に光を集める集光手段を備え、その集光手段
のそれぞれの焦点位置がほぼ一致するように設置し、そ
の外側にそれぞれに共通した凸レンズを設置し、投射レ
ンズ系と表示パネルの主光軸に対して概略垂直に、表示
パネルの形状とほぼ相似形でほぼ同一の形状をなした複
数光束に分割する二次元状に配列した複数の要素レンズ
を有する第1のレンズ板が配置され、その第1のレンズ
板の複数レンズの各レンズを通過して集光される位置付
近に、第1のレンチキュラー板が配置され、その第1の
レンチキュラー板の更に後方に、直角方向に第2のレン
チキュラー板が配置され、第1のレンズ板中のそれぞれ
のレンズが作り出す光束の中央が第1および第2のレン
チキュラー板を通過した後、前記表示パネルの全面を照
射するように配置した凸レンズで光軸を屈折させるよう
にしている。このため、簡単な構成で、スクリーンにお
ける照度むらが無くなり、光の利用効率が向上すること
により、低消費電力化できる。
【0062】請求項6に記載の発明によれば、第1のレ
ンチキュラー板の直後に、偏光分離プリズムと全反射プ
リズムとを交互に配置すると共に、偏光分離プリズムで
分離された一方の光束側にλ/2位相差板を配置し、ラ
ンダムな光束を一方の偏光に揃える偏光整列プリズムア
レイが更に配置されているので、スクリーンにおける照
度むらが無くなり、光の利用効率が向上することによ
り、低消費電力化できる。
ンチキュラー板の直後に、偏光分離プリズムと全反射プ
リズムとを交互に配置すると共に、偏光分離プリズムで
分離された一方の光束側にλ/2位相差板を配置し、ラ
ンダムな光束を一方の偏光に揃える偏光整列プリズムア
レイが更に配置されているので、スクリーンにおける照
度むらが無くなり、光の利用効率が向上することによ
り、低消費電力化できる。
【図1】一般的な反射型液晶プロジェクターの概略構成
を示した図である。
を示した図である。
【図2】図1の照明系のリフレクターに放物面鏡を使用
した例を示す図である。
した例を示す図である。
【図3】本実施の形態1の特徴的な照明系を説明する図
である。
である。
【図4】図3の照明系を図1の反射型液晶プロジェクタ
ーに適用した図である。
ーに適用した図である。
【図5】図3の照明系を透過型液晶プロジェクターに適
用した図である。
用した図である。
【図6】図3の照明系のリフレクターに球面鏡を使用し
その前方に非球面凸レンズを配した例を示す図である。
その前方に非球面凸レンズを配した例を示す図である。
【図7】(a)は、図3の放物面鏡から成るリフレクタ
ーとランプをさらに2個追加した照明系を示す図であ
り、(b)は、(a)の右方向から見た図である。
ーとランプをさらに2個追加した照明系を示す図であ
り、(b)は、(a)の右方向から見た図である。
【図8】(a)は、一般的な照明系を示す図であり、
(b)は、(a)のLCDのアスペクト比を示す図であ
る。
(b)は、(a)のLCDのアスペクト比を示す図であ
る。
【図9】(a)は、図8の照明系を複数のランプとリフ
レクターを用いて構成した図であり、(b)は、(a)
の右方向から見た図である。
レクターを用いて構成した図であり、(b)は、(a)
の右方向から見た図である。
【図10】(a)は、図8の照明系を複数のランプとリ
フレクターを用いて構成した図であり、(b)は、
(a)の右方向から見た図である。
フレクターを用いて構成した図であり、(b)は、
(a)の右方向から見た図である。
【図11】照明系のリフレクターに回転楕円面鏡を使用
した例を示す図である。
した例を示す図である。
【図12】図11のランプとリフレクターを複数個用い
て構成した照明系の概念図である。
て構成した照明系の概念図である。
【図13】図12のインテグレータにPBSと全反射プ
リズムとを使用して構成した照明系の概念図である。
リズムとを使用して構成した照明系の概念図である。
【図14】(a)は、4個のランプとリフレクターを用
いた照明系を横から見た縦断面図であり、(b)は、
(a)を右方向から見た図である。
いた照明系を横から見た縦断面図であり、(b)は、
(a)を右方向から見た図である。
【図15】図12の照明系を図1の反射型液晶プロジェ
クターに適用した図である。
クターに適用した図である。
1 反射型液晶プロジェクター 2,3,4 反射型LCD 5,6,7 コンデンサーレンズ 8 ダイクロイックプリズム 9 投影レンズ 10 スクリーン 11 リフレクター 12 ランプ 13 全反射ミラー 14,15 フライアイレンズ 16 PBSアレイ 17 全反射ミラー 18 PBS 19 ファン 20 リフレクター L0 凸レンズ L1 コリメータレンズ FL1 第1フライアインズ 21 インテグレータ LL1 第1レンチキュラー LL2 第2レンチキュラー 22 偏光整列プリズムアレイ 23 LCD 24 反射型液晶プロジェクター 25 コードミラー 26,27 分光ミラー 28,30 リレーレンズ 29,31,32 全反射ミラー 33,34,35 レンズアレイ 36,37,38 LCDシャッター 39 ダイクロイックプリズム 40 透過型液晶プロジェクター 41a,41b リフレクター 42a,42b 非球面凸レンズ 44 リフレクター 45a,45b,45c,45d リフレクター 46 PBS 47 全反射プリズム 48 λ/2板 49 インテグレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 9/31 H04N 9/31 C Fターム(参考) 2H088 EA13 EA14 EA15 EA16 HA13 HA21 HA23 HA24 HA26 HA28 MA04 MA06 2H091 FA41Z LA30 MA07 5C058 BA05 BA06 BA23 BA26 EA12 EA13 EA26 EA51 5C060 BA03 BA09 BC05 EA01 GB08 HC01 HC09 JA17 JA19
Claims (6)
- 【請求項1】 投射すべき像を形成する少なくとも一つ
の表示パネルと、該表示パネルに作像される内容をスク
リーン上に投写する投射レンズ系と、前記表示パネルを
照明する照明系とを有するプロジェクター用照明装置に
おいて、 前記照明系は、少なくとも二つの発光手段とリフレクタ
ーとにより概略平行光を生成する概略平行光作成手段を
備え、二つ以上の概略平行光を生成する概略平行光作成
手段はそれぞれの光軸をほぼ平行に並べて設置し、それ
ぞれに共通した集光用レンズ機能を備え、 前記投射レンズ系と前記表示パネルの主光軸に対して概
略垂直に、前記表示パネルの形状とほぼ相似形でほぼ同
一の形状をなした複数光束に分割する二次元状に配列し
た複数の要素レンズを有する第1のレンズ板と、 前記第1のレンズ板の複数レンズの各レンズを通過して
集光される位置付近に配置され、二次元状に配列した複
数の要素レンズを有する第2のレンズ板と、 前記第1のレンズ板中のそれぞれのレンズが作り出す光
束の中央が前記第2のレンズ板を通過した後、前記表示
パネルの全面を照射するように光軸を屈折させる凸レン
ズと、 が配置されていることを特徴とするプロジェクター用照
明装置。 - 【請求項2】 投射すべき像を形成する少なくとも一つ
の表示パネルと、該表示パネルに作像される内容をスク
リーン上に投写する投射レンズ系と、前記表示パネルを
照明する照明系とを有するプロジェクター用照明装置に
おいて、 前記照明系は、少なくとも二つの発光手段とリフレクタ
ーとにより概略平行光を生成する概略平行光作成手段を
備え、二つ以上の概略平行光を生成する概略平行光作成
手段はそれぞれの光軸をほぼ平行に並べて設置し、それ
ぞれに共通した集光用レンズ機能を備え、 前記投射レンズ系と前記表示パネルの主光軸に対して概
略垂直に、前記表示パネルの形状とほぼ相似形でほぼ同
一の形状をなした複数光束に分割する二次元状に配列し
た複数の要素レンズを有する第1のレンズ板と、 前記第1のレンズ板の複数レンズの各レンズを通過して
集光される位置付近に配置された第1のレンチキュラー
板と、 前記第1のレンチキュラー板の更に後方に、その第1の
レンチキュラー板と直角方向に配置された第2のレンチ
キュラー板と、 前記第1のレンズ板中のそれぞれのレンズが作り出す光
束の中央が前記第1および第2のレンチキュラー板を通
過した後、前記表示パネルの全面を照射するように光軸
を屈折させる凸レンズと、 が配置されていることを特徴とするプロジェクター用照
明装置。 - 【請求項3】 前記第1のレンチキュラー板の直後に、
偏光分離プリズムと全反射プリズムとを交互に配置する
と共に、前記偏光分離プリズムで分離された一方の光束
側にλ/2位相差板を配置して、ランダムな光束を一方
の偏光に揃える偏光整列プリズムアレイが更に配置され
ていることを特徴とする請求項2に記載のプロジェクタ
ー用照明装置。 - 【請求項4】 投射すべき像を形成する少なくとも一つ
の表示パネルと、該表示パネルに作像される内容をスク
リーン上に投写する投射レンズ系と、前記表示パネルを
照明する照明系とを有するプロジェクター用照明装置に
おいて、 前記照明系は、少なくとも二つの発光手段とリフレクタ
ーとによりそれぞれの焦点に光を集める集光手段を備
え、該集光手段のそれぞれの焦点位置がほぼ一致するよ
うに設置して、その外側にそれぞれに共通した凸レンズ
を設置し、 前記投射レンズ系と前記表示パネルの主光軸に対して概
略垂直に、前記表示パネルの形状とほぼ相似形でほぼ同
一の形状をなした複数光束に分割する二次元状に配列し
た複数の要素レンズを有する第1のレンズ板と、 前記第1のレンズ板の複数レンズの各レンズを通過して
集光される位置付近に配置され、二次元状に配列した複
数の要素レンズを有する第2のレンズ板と、 前記第1のレンズ板中のそれぞれのレンズが作り出す光
束の中央が前記第2のレンズ板を通過した後、前記表示
パネルの全面を照射するように光軸を屈折させる凸レン
ズと、 が配置されていることを特徴とするプロジェクター用照
明装置。 - 【請求項5】 投射すべき像を形成する少なくとも一つ
の表示パネルと、該表示パネルに作像される内容をスク
リーン上に投写する投射レンズ系と、前記表示パネルを
照明する照明系とを有するプロジェクター用照明装置に
おいて、 前記照明系は、少なくとも二つの発光手段とリフレクタ
ーとによりそれぞれの焦点に光を集める集光手段を備
え、該集光手段のそれぞれの焦点位置がほぼ一致するよ
うに設置して、その外側にそれぞれに共通した凸レンズ
を設置し、 前記投射レンズ系と前記表示パネルの主光軸に対して概
略垂直に、前記表示パネルの形状とほぼ相似形でほぼ同
一の形状をなした複数光束に分割する二次元状に配列し
た複数の要素レンズを有する第1のレンズ板と、 前記第1のレンズ板の複数レンズの各レンズを通過して
集光される位置付近に配置された第1のレンチキュラー
板と、 前記第1のレンチキュラー板の更に後方に、その第1の
レンチキュラー板と直角方向に配置された第2のレンチ
キュラー板と、 前記第1のレンズ板中のそれぞれのレンズが作り出す光
束の中央が前記第1および第2のレンチキュラー板を通
過した後、前記表示パネルの全面を照射するように光軸
を屈折させる凸レンズと、 が配置されていることを特徴とするプロジェクター用照
明装置。 - 【請求項6】 前記第1のレンチキュラー板の直後に、
偏光分離プリズムと全反射プリズムとを交互に配置する
と共に、前記偏光分離プリズムで分離された一方の光束
側にλ/2位相差板を配置して、ランダムな光束を一方
の偏光に揃える偏光整列プリズムアレイが更に配置され
ていることを特徴とする請求項5に記載のプロジェクタ
ー用照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001059192A JP2002258212A (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | プロジェクター用照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001059192A JP2002258212A (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | プロジェクター用照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002258212A true JP2002258212A (ja) | 2002-09-11 |
Family
ID=18918791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001059192A Pending JP2002258212A (ja) | 2001-03-02 | 2001-03-02 | プロジェクター用照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002258212A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006308778A (ja) * | 2005-04-27 | 2006-11-09 | Konica Minolta Opto Inc | 2灯合成光学系およびそれを備えた画像投影装置 |
| JP2007507754A (ja) * | 2003-10-01 | 2007-03-29 | インフォーカス コーポレイション | etendueを小さく抑えたカラービデオ投写装置の効率のよい照明装置 |
| US7213944B2 (en) | 2003-04-18 | 2007-05-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Light source apparatus, lighting apparatus and projection display apparatus |
| CN100434968C (zh) * | 2004-12-15 | 2008-11-19 | 株式会社日立制作所 | 投射型显示装置 |
| WO2009092243A1 (en) * | 2007-12-27 | 2009-07-30 | Iview Limited | A projection system |
| JP2009294639A (ja) * | 2008-05-02 | 2009-12-17 | Seiko Epson Corp | 照明装置、プロジェクタ、照明方法 |
| CN101872133A (zh) * | 2009-04-23 | 2010-10-27 | 优志旺电机株式会社 | 光照射装置 |
| JP2011138053A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Sony Corp | プロジェクタ及びプロジェクタに設置されたランプの冷却方法 |
| US8651665B2 (en) | 2010-02-05 | 2014-02-18 | Lg Innotek Co., Ltd. | Projector |
| WO2015170490A1 (ja) * | 2014-05-09 | 2015-11-12 | 岩崎電気株式会社 | 導光部品、及び光源装置 |
| CN106352984A (zh) * | 2016-09-07 | 2017-01-25 | 南京理工大学 | 光谱偏振图像投影装置及其投影方法 |
| CN106695114A (zh) * | 2017-01-11 | 2017-05-24 | 哈尔滨理工大学 | 一种激光雕刻机光路结构 |
| JP6371925B1 (ja) * | 2018-01-19 | 2018-08-08 | セジン オント インクSEJIN ONT Inc. | 光源装置、およびそれを備える露光装置 |
-
2001
- 2001-03-02 JP JP2001059192A patent/JP2002258212A/ja active Pending
Cited By (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7213944B2 (en) | 2003-04-18 | 2007-05-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Light source apparatus, lighting apparatus and projection display apparatus |
| JP2009020537A (ja) * | 2003-04-18 | 2009-01-29 | Panasonic Corp | 光源装置、照明装置および投写型表示装置 |
| JP2007507754A (ja) * | 2003-10-01 | 2007-03-29 | インフォーカス コーポレイション | etendueを小さく抑えたカラービデオ投写装置の効率のよい照明装置 |
| CN100434968C (zh) * | 2004-12-15 | 2008-11-19 | 株式会社日立制作所 | 投射型显示装置 |
| JP2006308778A (ja) * | 2005-04-27 | 2006-11-09 | Konica Minolta Opto Inc | 2灯合成光学系およびそれを備えた画像投影装置 |
| WO2009092243A1 (en) * | 2007-12-27 | 2009-07-30 | Iview Limited | A projection system |
| JP2009294639A (ja) * | 2008-05-02 | 2009-12-17 | Seiko Epson Corp | 照明装置、プロジェクタ、照明方法 |
| TWI459156B (zh) * | 2009-04-23 | 2014-11-01 | Ushio Electric Inc | Light irradiation device |
| CN101872133A (zh) * | 2009-04-23 | 2010-10-27 | 优志旺电机株式会社 | 光照射装置 |
| JP2010256531A (ja) * | 2009-04-23 | 2010-11-11 | Ushio Inc | 光照射装置 |
| KR101373993B1 (ko) | 2009-04-23 | 2014-03-12 | 우시오덴키 가부시키가이샤 | 광조사 장치 |
| JP2011138053A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Sony Corp | プロジェクタ及びプロジェクタに設置されたランプの冷却方法 |
| US8651665B2 (en) | 2010-02-05 | 2014-02-18 | Lg Innotek Co., Ltd. | Projector |
| US9851629B2 (en) | 2010-02-05 | 2017-12-26 | Lg Innotek Co., Ltd. | Projector |
| WO2015170490A1 (ja) * | 2014-05-09 | 2015-11-12 | 岩崎電気株式会社 | 導光部品、及び光源装置 |
| CN106352984A (zh) * | 2016-09-07 | 2017-01-25 | 南京理工大学 | 光谱偏振图像投影装置及其投影方法 |
| CN106352984B (zh) * | 2016-09-07 | 2018-01-23 | 南京理工大学 | 光谱偏振图像投影装置及其投影方法 |
| CN106695114A (zh) * | 2017-01-11 | 2017-05-24 | 哈尔滨理工大学 | 一种激光雕刻机光路结构 |
| CN106695114B (zh) * | 2017-01-11 | 2018-05-25 | 哈尔滨理工大学 | 一种激光雕刻机光路结构 |
| JP6371925B1 (ja) * | 2018-01-19 | 2018-08-08 | セジン オント インクSEJIN ONT Inc. | 光源装置、およびそれを備える露光装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3471001B2 (ja) | 照明光学系およびこれを用いた投射型表示装置 | |
| US6406149B2 (en) | Illuminating apparatus and projecting apparatus | |
| JP2001215448A (ja) | プロジェクタ | |
| JPH08304739A (ja) | 偏光照明装置および投写型表示装置 | |
| JP2000162542A (ja) | 光照射装置および画像投射装置 | |
| JP2002258212A (ja) | プロジェクター用照明装置 | |
| JP4148490B2 (ja) | 偏光ビームスプリッタを用いた投射型表示装置 | |
| US20040212893A1 (en) | Polarization converting device, illumination optical system and projector | |
| JPH10170869A (ja) | 偏光照明装置および投写型表示装置 | |
| JPH06202094A (ja) | 投写型表示装置 | |
| JPH11119149A (ja) | 液晶プロジェクション装置 | |
| JP3335885B2 (ja) | 偏光照明装置、および投写型液晶表示装置 | |
| JPH07294850A (ja) | 照明装置及びそれを用いた投影装置 | |
| JP3591026B2 (ja) | 照明装置及びそれを用いた投写型表示装置 | |
| JP3455154B2 (ja) | 照明装置、およびこれを備えたプロジェクタ | |
| JP2000330204A (ja) | 照明装置及び液晶プロジェクタ | |
| JPH10319349A (ja) | 偏光変換素子及びそれを用いた投影装置 | |
| JP3658404B2 (ja) | 投影装置 | |
| JP4046335B2 (ja) | 偏光照明光学系およびこれを用いた投写型表示装置 | |
| JP3372942B2 (ja) | 画像投影装置 | |
| JP3555610B2 (ja) | 偏光照明装置および投写型表示装置 | |
| JP2000347153A (ja) | 投射型映像表示装置 | |
| JP2004295150A (ja) | 偏光照明装置および投写型表示装置 | |
| JP3998971B2 (ja) | 偏光照明装置および投写型表示装置 | |
| JP3826950B2 (ja) | 偏光照明装置および投写型表示装置 |