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JP2002250621A - 光学素子及びその型の形状測定方法及び装置 - Google Patents

光学素子及びその型の形状測定方法及び装置

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Publication number
JP2002250621A
JP2002250621A JP2001296030A JP2001296030A JP2002250621A JP 2002250621 A JP2002250621 A JP 2002250621A JP 2001296030 A JP2001296030 A JP 2001296030A JP 2001296030 A JP2001296030 A JP 2001296030A JP 2002250621 A JP2002250621 A JP 2002250621A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical element
measuring
shape
optical
measured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001296030A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Oide
寿 大出
Kenji Uehara
健志 上原
Masato Yasugaki
誠人 安垣
Kimihiko Nishioka
公彦 西岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2001296030A priority Critical patent/JP2002250621A/ja
Publication of JP2002250621A publication Critical patent/JP2002250621A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検物である光学素子あるいはその型の3次
元座標の測定データから、光学素子あるいはその型の相
互の位置を求める。 【解決手段】 被検物たる光学素子あるいはその型P
1、P2の3次元座標を測定する3次元座標測定手段に
より得られた3次元座標の測定データから、光学素子あ
るいはその型P1、P2の相互の位置を求める形状測定
方法と装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学素子及びその
型の形状測定方法及び装置に関し、特に、光学素子ある
いはそれらをプラスチック成形、ガラス成形等で製造す
るときに用いる型等の絶対形状を測定するための方法と
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レンズやプリズム等の光学素子の面形状
は、光学系の性能を大きく左右するので、絶対面形状測
定は素子の製造工程における品質管理上、重要な課題と
なっている。光学素子の面形状を測定する方法として
は、従来から干渉計が用いられているが、干渉計は参照
面との相対的な比較であり、絶対形状は測定できない。
【0003】また、絶対形状を測定する方法としては、
触針式の形状測定機が市販されているが、光学的な軸と
直交する断面の形状を測るものが主であり、2次元での
面形状測定が困難なので、光学素子の非対称な面形状に
ついては正しく測定できない。また、型でも同様の問題
があった。
【0004】一方、試料表面の3次元座標を高精度で測
定できる装置として、3次元測定機があるが、一般的に
装置自体の絶対座標系を持たないので、絶対形状が測定
できないという問題点がある。
【0005】このような中、本出願人は、特願平11−
230398号において、被検光学素子の絶対形状を求
めるために、被検物である光学素子を保持する部材の一
部に3次元測定機の座標基準となる部分を設けて、この
部分を光学素子の形状と同時に測定し、得られた測定値
をその基準に対する座標に変換してから、所定の関数に
あてはめることにより、光学素子の面形状を測定するこ
とを提案している。また、この出願において、光学素子
あるいは型の外周の座標を測定するようにして、保持具
に座標基準を設けることを省くことも提案している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の特願平11−2
30398号の場合は、プローブを被検光学素子の面に
接触させる接触式の3次元測定機を念頭においていたた
め、絶対形状を決める座標基準を保持具に設けたり、光
学素子等の外周の座標を測定している。これは、プロー
ブを被検面に接触する場合に、その面のエッジの位置を
正確に測定できないことに原因がある。
【0007】本発明は従来技術のこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的は、被検物である光
学素子あるいはその型の3次元座標の測定データから、
光学素子あるいはその型の相互の位置を求める形状測定
方法及び装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の光学素子及びその型の形状測定方法は、被検物たる
光学素子あるいはその型の3次元座標を測定する3次元
座標測定手段により得られた3次元座標の測定データか
ら、光学素子あるいはその型の相互の位置を求めること
を特徴とする方法である。
【0009】この場合に、3次元座標測定手段により得
られた3次元座標の測定データから、各被検物の外周部
あるいは内周部の複数のエッジの座標値を検出し、検出
した座標値から被検物間相互の位置を算出することが望
ましい。
【0010】そして、各面に配置したマークの座標値か
らローカル座標系を算出することが望ましい。
【0011】本発明においては、被検物たる光学素子あ
るいはその型の3次元座標を測定する3次元座標測定手
段により得られた3次元座標の測定データから、光学素
子あるいはその型の相互の位置を求めるので、光学素子
あるいはその型の相互の相対位置、位置ずれを正確に測
定することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光学素子及びその
型の形状測定方法と装置に関する原理と実施例について
図面を参照にして説明する。
【0013】本発明の測定方法に用いる3次元測定機と
しては、非接触光プローブで被検物の位置を測定するオ
ートフォーカスタイプの非接触3次元測定機、共焦点顕
微鏡タイプの非接触3次元測定機等がある。まず、これ
らの原理を説明する。
【0014】図1は、オートフォーカスタイプの非接触
3次元測定機(例えば、特開2000−146532)
の構成を概略的に示す図であり、レーザ11から出たレ
ーザ光は、ミラー13、12を経て、対物レンズ15に
入射し、光軸中心の対物レンズ15の焦点面に向かって
進み、被検物Oの被測定面1に入射して反射し、再び対
物レンズ15を通って、ミラー12、13、14を経
て、光位置検出装置17に結像する。対物レンズ15の
フォーカスが被測定面1に合っていないとき、光位置検
出装置17の結像位置が変化するので、この位置変化を
光位置検出装置17が捉え、移動機構16により対物レ
ンズ15をフォーカスする方向に移動させ、フォーカス
が合ったときの対物レンズ15の位置により被測定面1
のZ軸方向の高さが測定でき、また、被検物Oが載置さ
れたXYステージ18の対物レンズ15の光軸に対する
位置によりX−Y面の位置が分かる。このようにして、
被検物Oの被測定面1の3次元形状が測定できる。
【0015】図2は、共焦点顕微鏡タイプの非接触3次
元測定機の構成を概略的に示す図であり、光源21から
出た光は第1ピンホール22を照射し、第1ピンホール
22を通過した光は、ハーフミラー23で反射され、対
物レンズ24に入射し、光軸中心の対物レンズ24の像
点位置に向かって進み、被検物Oの被測定面1に入射し
て反射し、再び対物レンズ24を通って、ハーフミラー
23を透過し、第1ピンホール22と共役な位置に配置
されが第2ピンホール25を通過し、光検出器26に入
射する。被測定面1が第1ピンホール22と共役な位置
にないとき、第1ピンホール22から出た光は第2ピン
ホール25を通過できないので、光検出器26は光を検
知しない。このような系全体を移動機構27により光軸
方向に移動させ、光検出器26が光を検知したときの位
置により被測定面1のZ軸方向の高さが測定でき、ま
た、被検物Oが載置されたXYステージ28の対物レン
ズ24の光軸に対する位置によりX−Y面の位置が分か
る。このようにして、被検物Oの被測定面1の3次元形
状が測定できる。
【0016】以上のような非接触3次元測定機の位置検
出用の光ビームを光プローブ2と呼ぶ。
【0017】この非接触の光プローブ2を用いて被検物
Oの被測定面1を走査することにより、面形状を表す測
定データが得られるが、図3に被検物Oの被測定面1の
端部近傍の模式的な拡大断面図を示す。被検物Oは被測
定面1と周囲の側面3を有し、被測定面1の側面3との
境面4は丸みを帯びた面となっている。この境面4は被
測定面1のエッジと呼ぶべきものではなく、被測定面1
が丸みを帯び境面4に繋がる位置5がエッジ5と定義で
きる。具体的には、被測定面1から所定の微小な設定値
(例えば1μm)だけ変化している位置をエッジ5と定
義する。このエッジ5は、光プローブ2で被検物Oの被
測定面1を走査してその3次元位置を測定することによ
り容易に検出できる。
【0018】また、エッジ5と異なる位置に設けたマー
ク6も光プローブ2によって読み取ることができる。マ
ーク6としては、十字線等の反射率、吸収率が被測定面
1と異なるマークや、刻印したマーク等が可能であり、
これらのマーク6は光プローブ2で読み取ることができ
る。また、被検物Oの光学素子が取り付けられた枠との
境界、枠に設けられたマーク、被検物Oの光学素子の外
形、被測定面1上に設けられた反射層、開口等の境界も
マーク6として用いることができる。
【0019】本発明においては、このような光プローブ
2によって測定されたエッジ5あるいはマーク6の位置
から、例えば被検物Oの基準座標を求め、得られた測定
値をその基準に対する座標に変換して、その変換した測
定データを設計面形状との差である面形状誤差に変換
し、その面形状誤差を表わす関数へのあてはめを行うこ
とにより、光学素子の面形状を測定する。レンズの外形
形状又はマークの位置を基に、レンズ面S(xs
s ,zs )の基準原点Os (xs0,ys0)を決める例
を説明する。
【0020】図4(a)に斜視図、図4(a)に平面図
を示すように、X−Y−Zを上記のような光プローブ2
を用いた非接触3次元測定機の座標系とし、Xs −Ys
−Z s を被測定面であるレンズ面Sの座標系とする。面
形状S(xs ,ys ,zs )を定義するための基準座標
系Xs −Ys −Zs の原点Os (xs0,ys0)を求める
場合、図4のように、測定機の座標X,Y軸上の点A
(xa ,ya ,za ),B(xb ,yb ,zb ),C
(xc ,yc ,zc ),D(xd ,yd ,zd )の4点
を光プローブ2によって測定する。この4点は何れも上
記のエッジ5上の点である。測定した座標値から、 xs0=(xb −xa )/2 ,ys0=(yd −yc )/2 ・・・(1) として、基準原点Os (xs0,ys0)が求められ、光プ
ローブ2を用いて得られたレンズ面Sの測定値をその基
準座標に対する値に変換して、その変換した測定データ
を設計面形状との差である面形状誤差に変換し、その面
形状誤差を表わす関数へのあてはめを行うことにより、
面形状Sを測定する。
【0021】また、測定機の座標軸上の点に限定するこ
となく、レンズ面Sのエッジ5が円であることを前提と
して、任意のエッジ5上の点を複数測定し、円の方程
式、 x2 +y2 +2fx+2gy+h=0 ・・・(2) に最小二乗法等を用いてその測定値をフィッティングす
ること(あてはめること)によりf,gを求め、 xs0=−f ,ys0=−g ・・・(3) として、基準原点Os (xs0,ys0)を求めるようにし
てもよい。
【0022】上記においては、レンズ面Sのエッジ5上
の点を用いて基準原点Os (xs0,ys0)を求めている
が、予めレンズ面Sの周辺近傍に設けたマーク6(図
3)の位置を検出して基準原点Os (xs0,ys0)を求
める場合も、上記と同様にして算出できる。
【0023】なお、面形状を表す測定データを上記のよ
うに正しい基準座標に対する値に変換しないで、あるい
は、基準座標に対して誤差を持ったまま、所定の関数に
あてはめると、その被測定面Sが設計通りの面形状であ
ったとしても、面形状に誤差があると判定されたり、あ
るいは、被測定面Sが例えば回転対称非球面の場合に、
誤差関数中にコマ収差成分が現れ、その被測定面のコマ
収差成分なのか、基準座標のずれによるものなのか判別
できず、コマ収差成分を正確に測れなくなる。したがっ
て、光学素子及びその型の形状測定の場合、被測定面S
の基準原点を求めることは極めて重要なことである。
【0024】次に、レンズ面Sの偏心測定の例について
説明する。図5に示すように、測定機のY軸に対するレ
ンズ面SのYs 軸の偏心量αy を求める場合には、光プ
ローブ2を用いた非接触3次元測定機の座標系X−Y−
Zと、被測定面であるレンズ面Sの座標系Xs −Ys
s の1つの座標軸XとXs を一致させておき、図5の
ように例えば点A(xa ,ya ,za ),B(xb ,y
b ,zb ),xa =x b を測定する。この偏心測定の場
合は、点A,Bは上記のエッジ5上に選ぶよりは、その
エッジ5から一定の微小距離面内に入った点、あるい
は、レンズ面Sが回転対称非球面の場合は面形状S(x
s ,ys ,zs )の偏微分値∂S/∂xs=∂S/∂y
s =∂S/∂zs =const.となる点等を選択す
る。ここで、偏心測定においてエッジ5上の点を用いな
い理由は、エッジ5は面形状S(xs,ys ,zs )を
必ずしも十分に反映していないためである。また、マー
ク6を用いるときは、そのマーク6を光プローブ2を用
いて検出し、同様に座標値を測定する。上記のようにし
て測定した点A,Bの座標値から、 αy =arctan{(za −zb )/(ya −yb )} ・・・(4) として求まる。このようにして測定された何点かの組か
らαy を求め、その平均値を真のαy と決定してもよ
い。αx も同様である。
【0025】次に、上記のような光プローブ2を用いた
非接触3次元測定機を用いて、被検光学素子Oの2次元
絶対形状を求める装置の基本的構成を図6に示す。この
装置は、上記のような光プローブ2を用いて非接触で3
次元座標を測定する3次元測定機30と、レンズ、非球
面レンズ、ミラー、非球面ミラー等の被検光学素子O
と、測定データから形状を求めるデータ処理部31とか
ら構成されている。
【0026】図7は、図6に示すような構成の装置によ
り、被検光学素子Oの被測定面1の形状を測定する際の
手順の流れを示す図である。まず、手順41で、図4で
示したように、光プローブ2を用いて被検光学素子Oの
エッジ5あるいはマーク6の位置を検出し、次の手順4
2で、例えば式(1)に基づいて被検光学素子Oの基準
座標位置を検出する。
【0027】手順41の前、後、あるいは、同時に、手
順43で、被検光学素子Oの被測定面1に沿って光プロ
ーブ2を移動させながら被検光学素子2の被測定面1の
面形状を測定する。
【0028】さらに、手順41、43の前、後、あるい
は、同時に、手順44で、図5で示したように、光プロ
ーブ2を用いて被検光学素子Oのエッジ5から一定の微
小距離面内に入った点等の位置を検出し、次の手順45
で、例えば式(4)に基づいて被検光学素子Oの被測定
面1の偏心量を算出する。
【0029】手順46で、手順41と42で求めた基準
座標位置に対して、手順44と45で求めた偏心量を考
慮しながら、手順43で求めた被検光学素子2の被測定
面1の面形状測定データの変換を行う。このようにして
求めた面形状データは、点列のまま面形状としてもよい
し、点列をある関数にあてはめて面形状としてもよい。
そのような関数としては、多項式、自由曲面多項式、ア
ナモルフィック多項式、べき級数、ツェルニケ多項式、
スプライン関数、点列の補間等がある。
【0030】こうして求めた測定データを設計面形状と
の差、すなわち面形状誤差に変換する。手順47で、面
形状誤差を表わす関数へのあてはめを行うが、その関数
として、例えばツェルニケ多項式を用いればよいが、そ
の他ではスプライン関数、又は、多項式や点列データの
補間等を用いてもよい。ここで、測定データそのもので
なく、設計面形状との誤差をとって関数へのあてはめを
行うのは、干渉計測の波面収差成分と対応しやすくする
ためである。
【0031】そして、手順48で、その面形状誤差デー
タを表わす関数へあてはめた結果の誤差であるあてはめ
誤差(フィッティングエラー)の確認を行う。
【0032】最後に、手順49で、以上の結果から絶対
面形状の評価を行う。
【0033】以上の方法は、被検光学素子Oに限らず、
その型にも適用できる。
【0034】ところで、図5で説明したようなレンズ面
の偏心量の測定を用いて、レンズの両面間の偏心を測定
することができる。その実施例を説明する。
【0035】図8は、被検レンズLの周辺面を3点で保
持することにより、被検レンズLの外径中心軸を再現性
良く保持することができるような形状の被検レンズLの
場合の両面間偏心の測定方法を説明するための図であ
り、図8(a)に示すように、3点保持具51でこのよ
うな被検レンズLを保持する。3点保持具51で被検レ
ンズLを保持した上で、図8(b)のように、被検レン
ズLの一方の面1Aを非接触3次元測定機に向けて、図
5で説明したような原理で面1Aの偏心量を測定し、次
に、非接触3次元測定機を固定したままで、図8(c)
に示すように、図8(b)の平面内で180°回転した
配置に3点保持具51と共に被検レンズLを回転させて
今度は被検レンズLの他方の面1Bを非接触3次元測定
機に向けて、同様に面1Bの偏心量を測定する。面1A
と面1Bをそれぞれ測定したときの両者の位置関係を考
慮しながら、それぞれの面1A、1Bの軸の傾きの差を
求めることで、被検レンズLの面間偏心を求めることが
できる。
【0036】図9は、被検レンズLの周辺面を3点で保
持することにより、被検レンズLの外径中心軸を再現性
良く保持することが困難な面形状の被検レンズLの場
合、あるいは、図8の面間偏心測定方法を精度良く行う
場合の両面間偏心の測定方法を説明するための図であ
り、この場合は、被検レンズLを保持した保持具52を
軸53の周りで正確に180°回転できるような機構を
設ける。そして、その回転中に保持具52がステージ1
8(28)及び非接触3次元測定機30の対物レンズ1
5(24)と干渉しないように、保持具52はステージ
18(28)より十分上方に設け、保持具52の回転中
は対物レンズ15(24)は上方に待避するようにすれ
ばよい。そして、図8の場合と同様にして、面1Aと面
1Bの偏心量をそれぞれ測定し、面1A、1Bの軸の傾
きの差を求めることで、被検レンズLの面間偏心を求め
ることができる。
【0037】図10は、被検レンズLの面間偏心をさら
に精度良く行う場合の両面間偏心の測定方法を説明する
ための図であり、この場合は、保持具52を固定して被
検レンズLを空中に保持した状態で、その両面側に配置
した2台の非接触3次元測定機30、30’で被検レン
ズLの面1Aと1Bそれぞれに対して対物レンズ15
(24)を走査するようにすればよい。
【0038】次に、上記のような光プローブ2を用いた
非接触3次元測定機を用いて、複数のレンズからなる光
学系のレンズ間の位置ずれを測定する方法の例を説明す
る。図11(a)に示すように、レンズL1〜L3から
なる被検物(光学系)Oの側面を光プローブ2で光軸に
沿う異なる2つの方向A、Bに走査して、各レンズL1
〜L3の側面位置を求めると、図11(b)に示すよう
な測定信号が得られる。図11(b)において、実線は
方向Aに走査した場合の側面位置を表し、破線は方向B
に走査した場合の側面位置を表している。レンズL1を
基準にすると、レンズL2は走査位置B側にdだけずれ
ていてd/2だけ心ずれがあり、レンズL3は相対的に
心ずれがないことが分かる。
【0039】次に、図12に、例えば自由曲面からなる
2つのプリズムP1、P2の相互の位置ずれ、各プリズ
ムP1、P2の面間の位置ずれを測定する例を示す。こ
の場合は、図12(a)に示すように、光プローブ2で
各プリズムP1、P2の側面(外周面)のエッジを検出
して、設計値にあてはめることにより、図12(b)に
示すように、その側面に交差している各有効面のローカ
ル座標を算出する。そして、そのローカル座標間の相対
位置を算出することにより、各プリズムP1、P2の有
効面間の位置ずれが測定できる。また、プリズムP1と
プリズムP2の相対位置を測定することができる。各プ
リズムには位置決め用のマーク、凹凸、穴、線等を設け
ておくとよい。
【0040】次に、各プリズムP1、P2に位置決め用
のマークを設けた場合の測定手法について説明する。
【0041】図13は、自由曲面からなる2つのプリズ
ムP1、P2を組み合わせた光学系を示している。ここ
で、各プリズムP1、P2の各光学面OSの面間の偏
心、及び、各プリズムP1、P2の相対位置を測定する
方法について説明する。各プリズムP1、P2は、プリ
ズムを構成する各光学面OSのエッジ部に複数の三角錐
状のマークMが配置されている。
【0042】ここで、光学面OSのローカル座標系にお
ける位置は既知のものとする。そのため、各マークMの
加工は、光学素子P1、P2の各面OS、SSを加工す
る際に、同時に各光学面OS毎に予め指定した位置に作
製することが望ましい。また、成形で光学素子P1、P
2を作製する場合には、成形用金型にマークMを光学面
OSの加工と同時に付けるようにするとなおよい。この
ように加工した型を使用して成形することにより、作製
したプリズムP1、P2の各光学面OSの所望の位置に
マークMを設けることができる。なお、図13中、面S
Sは各プリズムP1、P2の側面である。
【0043】ただし、各マークMのローカル座標系にお
ける位置が不明の場合には、各光学面OS毎に面形状の
測定を行い、同時に、各光学面OSにおける各マークM
のローカル座標位置を算出しておけばよい。この場合、
例えば、まず、図14に示すように、光学面OSの形状
を測定し、その測定データ値と設計値をフィッティング
することで、図15に示すように光学面OSのローカル
座標系を定義する。さらに、同様に、マークMの位置を
先の測定で定義した座標系を用いて測定して算出する。
これにより、マークMのローカル座標位置を精度良く導
出することができる。
【0044】さらに、各光学面OSに設置したマークM
は、他の光学面OSに設置したマークMと略同一平面内
になるように配置する。図16は、図13で示した被検
物P1、P2を側面SSより観察したときの様子を示し
ているが、各光学面OSのマークMはエッジ部に設けて
おり、各マークMがサンプルP1、P2の側面SS上に
配置されるようにしてある。したがって、サンプルP
1、P2を側面SS側から3次元測定機を用いて測定す
ることにより、各マークMの位置を同じ座標系を用いて
容易に測定することができる。このとき、3次元形状測
定機等として、例えば光プローブ2を用いると、図13
に示したような三角錐状のマークMの頂点の位置を求め
ることが可能となるため、マークMが示す位置を正確に
検出することができる。なお、このとき、測定に用いる
座標系は各光学面OS毎に規定した座標系と一致させる
必要はない。
【0045】このとき、略同一平面上に配置したマーク
Mは、各光学面OS毎に少なくとも2つ以上設けること
が望ましい。図16で示した光学系では、側面SS上で
の各光学面OSのエッジ部にそれぞれ2つずつマークM
を配置してある。ここで、側面SS上のマークMの位置
を測定した結果の中、同じ光学面OSのエッジ部に配置
した2つのマークMの座標から、各光学面OSのローカ
ル座標系を算出することができる。
【0046】このような解析を側面SSから観察した全
ての光学面OSについて実施することで、各光学面OS
のローカル座標系を算出することができる。この結果、
各光学面OSのローカル座標間の相対位置を求めること
ができるため、光学面OSの面間の偏心を求めることが
できる。また、複数のプリズムP1、P2においても、
同様の手法により、各プリズムP1、P2の各光学面O
Sのローカル座標を定義することができるため、各プリ
ズムP1、P2の光学面OSのローカル座標間の相対位
置を算出することにより、プリズムP1、P2間の相対
位置を求めることもできる。
【0047】なお、マークMを光学素子P1、P2を形
成する各面OSのエッジ部に配置することで、異なる2
方向からマークMの位置を検出することが可能となる。
これにより、各面OS毎の面形状の測定と側面SS側か
らの測定が容易に行うことができる。ただし、マークM
を光学面OSに設けたことによるゴースト、フレア等の
光学性能劣化が生じる場合があるので、マークMを設置
する位置はそれらの影響の小さいところを選択する必要
がある。
【0048】上記手法において、偏心測定の精度を高め
るためには、マークMの測定精度を高める必要がある。
そのためには、各マークMに検出しやすい境界部、点、
線等を作製する必要がある。ところが、一般に光学素子
の面形状加工には、図17(a)に示すようなバイト7
1を用いている。このバイト71は滑らかな面形状を作
製するのに適している一方で、鋭角なマークの形状を作
製するのには向いていない。そこで、例えば、図17
(b)に示すような同軸に面形状加工用バイト71とマ
ーク加工用バイト72の2種類のバイト71、72を取
り付け、それぞれのバイト71、72で面OSとマーク
Mを別個に加工するようにするとなおよい。このような
バイトを用いることで、バイトの着脱なしで、光学面O
Sの面形状作製後に所望の位置にマークMを同時加工す
ることが可能となる。
【0049】また、完成した光学素子P1、P2のエッ
ジ部にマークMを後から加工して追加しても、面形状を
解析することで各マークMのローカル座標を算出するこ
とができる。したがって、このようにマークMを追加工
したサンプルP1、P2においても、各マークMの各面
OSにおけるローカル座標を算出することができる。こ
のような場合、マーク加工用の特別なバイトは必要な
く、既存のサンプルにおいても測定することが可能にな
る。
【0050】なお、図13で示した各面OSのマークM
は、各面OS毎上下2つずつであったが、マークMの数
はこれに限定されるものではなく、それ以上の数のマー
クMを配置してもよい。これにより、各光学面OSのロ
ーカル座標の定義の精度を高めることができる。
【0051】また、図13ではマークMの形状を、三角
錐として示したが、これに限定されるものではなく、例
えば、図18(a)に示すような四角柱、図18(b)
に示すような円錐でもよい。さらに、各マークMは、エ
ッジ等の検出が容易であり、位置検出が可能な形状であ
れば、どのような形状でもよく、例えば十字状のマーク
等でもよい。また、マークMは凸形状に限定するもので
もなく、図18(c)に示すような凹形状でもよい。さ
らに、図18(d)に示すような溝、若しくは、図18
(e)に示すような臍(ほぞ)状の形状でもよい。
【0052】次に、白色干渉計あるいは顕微干渉計、あ
るいは干渉計を用いてデフォーマブルミラー等の被検光
学素子の被測定面の微細な凹凸形状、うねり、粗さを測
定する例について説明する。白色干渉計は、図19に構
成を概略的に示すように、ハロゲンランプ、LED、ス
ーパールミネッセントダイオード等のコヒレンシーの短
い光を発光する光源61から出た光はハーフミラー62
で反射され、対物レンズ63に入射し、対物レンズ63
の像点位置に向かって進み、その間に配置されたハーフ
ミラー64で一部の光が反射され、対物レンズ63の射
出側の面の中心に配置された中心ミラー65で反射さ
れ、その反射光は再びハーフミラー64で反射され、対
物レンズ63へ戻っていく。対物レンズ63からハーフ
ミラー64に入射した光の中、ハーフミラー64を透過
した光は、被検物Oの被測定面1に入射して反射され、
再びハーフミラー64に入射してそれを透過する。対物
レンズ63の中心ミラー65で反射されてハーフミラー
64で反射されて対物レンズ63に戻った光と、ハーフ
ミラー64を透過し被検物Oの被測定面1で反射されハ
ーフミラー64を透過して対物レンズ63に戻った光と
は、対物レンズ63で集光され、ハーフミラー62を透
過して光検出器66に入射する。ハーフミラー64から
中心ミラー65までの距離と、ハーフミラー64から被
測定面1までの距離が等しい場合にのみ、両光は干渉し
て強め合うので、その干渉信号を光検出器66で検知
し、その検知信号に基づいて対物レンズ63、中心ミラ
ー65、ハーフミラー64全体を移動機構67により光
軸方向に移動させ、検知信号が最も大きくなる位置によ
り被測定面1のZ軸方向の高さが測定できる。
【0053】したがって、このような白色干渉計を用い
てデフォーマブルミラー等の被検光学素子Oの被測定面
1の微細な凹凸形状、うねり、粗さを測定することがで
きる。顕微干渉計あるいは通常の干渉計(フィゾー型
等)を用いても、デフォーマブルミラー等の非接触な測
定が可能である。なお、デフォーマブルミラーの反射面
の中、光束が通らない部分、あるいは、基準となるデフ
ォーマブルミラーの枠部にも反射コートを施しておく
と、干渉計を用いて形状測定を行うとき便利である。そ
れらの有効光束外の反射コートが基準面となり、それに
対するデフォーマブルミラーの形状を測定すれば、ミラ
ーの変形量が分かり良いからである。
【0054】ここで、本発明の測定対象となる被検光学
素子Oの具体例としては、通常の軸対称な球面レンズ、
非球面レンズ、両面非球面レンズ、それらを組み合わせ
てなるレンズ系があり、また、反射屈折光学系を構成す
るプリズム、その面の何れかが自由曲面等の回転非対称
面からなる自由曲面プリズム、変形可能なデフォーマブ
ルミラー、デフォーマブルレンズ、デフォーマブルプリ
ズムの面形状、位置ずれ、偏心等を測定することもでき
る。さらには、これらの光学素子が枠に一体に取り付け
られているもの、あるいはユニット化されているものの
面形状、位置ずれ、偏心等を測定することができる。な
お、デフォーマブルレンズとしては、合成ゴム等の弾性
変形可能な材料からなるレンズ、ソフトコンタクトレン
ズ、可変焦点レンズ等がある。なお、デフォーマブルミ
ラーとしては、静電気力によって駆動するタイプ、電磁
気力によって駆動するタイプ、圧電材料、電歪材料、磁
歪材料を用いて形状を変化させるタイプ等がある。ま
た、それらは単品でも、中間品でも、組み付けた最終製
品でも測定対象になる。
【0055】もちろん、本発明測定方法及び測定装置
は、レンズやプリズム等の光学素子だけではなく、その
光学素子を一体成形する型の測定にも使用可能である。
【0056】なお、被検光学素子あるいはその型の面形
状、位置等を測定する非接触3次元測定機としては、図
1、図2、図19で説明したような光プローブを用いる
ものに限らず、超音波を用いるものであっても利用可能
である。
【0057】以上の本発明の光学素子及びその型の形状
測定方法及び装置は例えば次のように構成することがで
きる。
【0058】〔1〕 被検物たる光学素子あるいはその
型の3次元座標を測定する3次元座標測定手段を用い、
前記3次元座標測定手段により得られた測定データを形
状を表わす関数にあてはめる処理を行うことを特徴とす
る光学素子及びその型の形状測定方法及び装置。
【0059】〔2〕 被検物たる光学素子あるいはその
型の3次元座標を測定する3次元座標測定手段により得
られた3次元座標の測定データから、被検物外周部ある
いは内周部の複数のエッジ、あるいは、被検物に設けた
光学的に検出可能な複数のマーク、あるいは、そのエッ
ジ又はマークに基づいて定められた位置の座標値を検出
し、検出された座標値から座標基準位置を算出し、座標
基準位置を元に形状を表わす関数にあてはめる処理を行
うことを特徴とする光学素子及びその型の形状測定方法
及び装置。
【0060】〔3〕 被検物たる光学素子あるいはその
型の3次元座標を測定する3次元座標測定手段により得
られた3次元座標の測定データから、光学素子あるいは
その型の偏心を求めることを特徴とする光学素子及びそ
の型の形状測定方法及び装置。
【0061】〔4〕 被検物たる光学素子あるいはその
型に非接触で3次元座標を測定する3次元座標測定手段
を用いたことを特徴とする上記1から3の何れか1項記
載の光学素子及びその型の形状測定方法及び装置。
【0062】〔5〕 被検物たる光学素子あるいはその
型に非接触光プローブで3次元座標を測定する3次元座
標測定手段を用いたことを特徴とする上記1から3の何
れか1項記載の光学素子及びその型の形状測定方法及び
装置。
【0063】〔6〕 弾性変形可能な材料からなる被検
物たる光学素子あるいはその型に、非接触で3次元座標
を測定する3次元座標測定手段を用いることを特徴とす
る上記1から3の何れか1項記載の光学素子及びその型
の形状測定方法及び装置。
【0064】〔7〕 弾性変形可能な材料からなる被検
物たる光学素子あるいはその型に、非接触光プローブで
3次元座標を測定する3次元座標測定手段を用いること
を特徴とする上記1から3の何れか1項記載の光学素子
及びその型の形状測定方法及び装置。
【0065】〔8〕 被検物たる光学素子あるいはその
型が非球面レンズあるいはその型であることを特徴とす
る上記1から7の何れか1項記載の光学素子及びその型
の形状測定方法及び装置。
【0066】
〔9〕 被検物たる光学素子あるいはその
型が自由曲面を持つものであることを特徴とする上記1
から7の何れか1項記載の光学素子及びその型の形状測
定方法及び装置。
【0067】〔10〕 被検物たる光学素子が可変ミラ
ーであることを特徴とする上記1から7の何れか1項記
載の光学素子及びその型の形状測定方法及び装置。
【0068】〔11〕 被検物たる光学素子あるいはそ
の型が両面非球面レンズあるいはその型であることを特
徴とする上記1から7の何れか1項記載の光学素子及び
その型の形状測定方法及び装置。
【0069】〔12〕 被検物たる光学素子が枠に一体
に取り付けらたレンズであることを特徴とする上記1か
ら7の何れか1項記載の光学素子及びその型の形状測定
方法及び装置。
【0070】〔13〕 被検物たる光学素子がユニット
に組み上げられたレンズであることを特徴とする上記1
から7の何れか1項記載の光学素子及びその型の形状測
定方法及び装置。
【0071】〔14〕 被検物たる光学素子あるいはそ
の型に光学的に検出可能なマークを設けることを特徴と
する上記1から13の何れか1項記載の光学素子及びそ
の型の形状測定方法及び装置。
【0072】〔15〕 面形状を表わす関数として、多
項式、自由曲面多項式、アナモルフィック多項式、べき
級数、ツェルニケ多項式、スプライン関数の何れかを用
いたことを特徴とする上記1又は2記載の光学素子及び
その型の形状測定方法及び装置。
【0073】〔16〕 上記1から15の何れか1項記
載の光学素子及びその型の形状測定方法を用いているこ
とを特徴とする面形状測定装置。
【0074】〔17〕 複数の光学面を持つ光学素子の
複数の面の3次元座標測定手段により得られた3次元座
標の測定データから、複数の面の面間偏心を求めること
を特徴とする光学素子及びその型の形状測定方法及び装
置。
【0075】〔18〕 複数の面を持つ光学素子を保持
したまま所定角回転させる回転治具を用いることを特徴
とする上記17記載の光学素子及びその型の形状測定方
法及び装置。
【0076】〔19〕 複数の面を持つ光学素子を保持
したまま複数の面の3次元座標を測定することを特徴と
する上記17記載の光学素子及びその型の形状測定方法
及び装置。
【0077】〔20〕 被検物たる光学素子あるいはそ
の型の3次元座標を測定する3次元座標測定手段により
得られた3次元座標の測定データから、光学素子あるい
はその型の相互の位置を求めることを特徴とする光学素
子及びその型の形状測定方法及び装置。
【0078】〔21〕 3次元座標測定手段により得ら
れた3次元座標の測定データから、各被検物の外周部あ
るいは内周部の複数のエッジの座標値を検出し、検出し
た座標値から被検物間相互の位置を算出することを特徴
とする上記20記載の光学素子及びその型の形状測定方
法及び装置。
【0079】〔22〕 各エッジの座標値から、被検物
間相互の位置を算出する際に各被検物を構成する面毎に
ローカル座標を算出することを特徴とする上記21記載
の光学素子及びその型の形状測定方法及び装置。
【0080】〔23〕 被検物たる光学素子あるいはそ
の型の光軸に対して略垂直な方向より非接触光プローブ
を入射し、その非接触光プローブを光軸に沿って略平行
に走査することを特徴とする上記20から22の何れか
1項記載の光学素子及びその型の形状測定方法及び装
置。
【0081】〔24〕 非接触光プローブを少なくとも
異なる2方向において走査することを特徴とする上記2
3記載の光学素子及びその型の形状測定方法及び装置。
【0082】〔25〕 被検物が複数のレンズからなる
ことを特徴とする上記20から24の何れか1項記載の
光学素子及びその型の形状測定方法及び装置。
【0083】〔26〕 被検物が自由曲面からなる面を
有する光学素子あるいはその型であることを特徴とする
上記20から25の何れか1項記載の光学素子及びその
型の形状測定方法及び装置。
【0084】〔27〕 白色干渉計を用いて被検物たる
光学素子あるいはその型の面の平面又は凹面又は凸面の
形状、うねり、粗さの少なくとも何れか測定することを
特徴とする光学素子及びその型の形状測定方法及び装
置。
【0085】〔28〕 顕微干渉計を用いて被検物たる
光学素子あるいはその型の面の凹凸形状、うねり、粗さ
の少なくとも何れか測定することを特徴とする光学素子
及びその型の形状測定方法及び装置。
【0086】〔29〕 干渉計を用いて被検物たる光学
素子あるいはその型の面の凹凸形状、うねり、粗さの少
なくとも何れか測定することを特徴とする光学素子及び
その型の形状測定方法及び装置。
【0087】〔30〕 被検物たる光学素子が可変ミラ
ーであることを特徴とする上記27から29の何れか1
項記載の光学素子及びその型の形状測定方法及び装置。
【0088】〔31〕 被検物たる光学素子が弾性変形
可能な材料からなる光学素子であることを特徴とする上
記27から29の何れか1項記載の光学素子及びその型
の形状測定方法及び装置。
【0089】〔32〕 各面に配置したマークの座標値
からローカル座標系を算出することを特徴とする上記2
1記載の光学素子及びその型の形状測定方法及びその装
置。
【0090】〔33〕 各面に配置したマークの座標値
から算出したローカル座標系から、光学面間の偏心を算
出することを特徴とする上記32記載の光学素子及びそ
の型の形状測定方法及びその装置。
【0091】〔34〕 各面に配置したマークの座標値
から算出したローカル座標系から、サンプル間の相対位
置を算出することを特徴とする上記32記載の光学素子
及びその型の形状測定方法及びその装置。
【0092】〔35〕 各面に配置したマークの位置を
3次元測定機を用いて測定することを特徴とする上記3
3又は34記載の光学素子及びその型の形状測定方法及
びその装置。
【0093】〔36〕 各面に配置したマークの位置を
光プローブを用いて測定することを特徴とする上記35
記載の光学素子及びその型の形状測定方法及びその装
置。
【0094】〔37〕 被検物に示したマークの位置
は、少なくとも異なる2方向から算出できることを特徴
とする上記32記載の光学素子及びその型の形状測定方
法及びその装置。
【0095】〔38〕 被検物に示したマークは、略同
一平面内に配置されていることを特徴とする上記32記
載の光学素子及びその型の形状測定方法及びその装置。
【0096】〔39〕 被検物に示したマークは、光学
素子を形成する各面のエッジ部に配置されていることを
特徴とする上記38記載の光学素子及びその型の形状測
定方法及びその装置。
【0097】〔40〕 被検物に示したマークは、測定
する面毎に少なくとも2つ以上配置することを特徴とす
る上記32記載の光学素子及びその型の形状測定方法及
びその装置。
【0098】〔41〕 被検物に示したマークは、被検
面を加工する際に同時に加工することを特徴とする上記
40記載の光学素子及びその型の形状測定方法及びその
装置。
【0099】〔42〕 バイトの着脱なしで、被検面の
形状の加工と被検物に示したマークを加工することを特
徴とする上記32記載の光学素子及びその型の形状測定
方法及びその装置。
【0100】〔43〕 被検物に示したマークは、被検
面を加工する際使用したバイトと異なるバイトで加工し
たことを特徴とする上記42記載の光学素子及びその型
の形状測定方法及びその装置。
【0101】〔44〕 被検物に示したマークを加工す
るバイトと、被検面を加工するバイトとが同軸上に配置
されていることを特徴とする上記43記載の光学素子及
びその型の形状測定方法及びその装置。
【0102】〔45〕 被検物に示したマークは、被検
面を加工する工程とは異なる工程で加工されていること
を特徴とする上記32記載の光学素子及びその型の形状
測定方法及びその装置。
【0103】〔46〕 被検物が少なくとも1つの自由
曲面を含むプリズムであることを特徴とする上記32か
ら45の何れか1項記載の光学素子及びその型の形状測
定方法及びその装置。
【0104】〔47〕 被検物が自由曲面からなる反射
鏡であることを特徴とする上記32から45の何れか1
項記載の光学素子及びその型の形状測定方法及びその装
置。
【0105】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の光学素子及びその型の形状測定方法及び装置によれ
ば、被検物たる光学素子あるいはその型の3次元座標を
測定する3次元座標測定手段により得られた3次元座標
の測定データから、光学素子あるいはその型の相互の位
置を求めるので、光学素子あるいはその型の相互の相対
位置、位置ずれを正確に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において使用可能なオートフォーカスタ
イプの非接触3次元測定機の構成を概略的に示す図であ
る。
【図2】本発明において使用可能な共焦点顕微鏡タイプ
の非接触3次元測定機の構成を概略的に示す図である。
【図3】被検物の被測定面の端部近傍の模式的な拡大断
面図である。
【図4】光プローブを用いた非接触3次元測定機で被測
定面の基準原点の求め方を説明するための図である。
【図5】光プローブを用いた非接触3次元測定機で被測
定面の偏心の求め方を説明するための図である。
【図6】光プローブを用いた非接触3次元測定機を用い
て被検光学素子の2次元絶対形状を求める装置の基本的
構成を示す図である。
【図7】被検光学素子の被測定面の形状を測定する際の
手順の流れを示す図である。
【図8】被検レンズの両面間偏心の測定方法を説明する
ための図である。
【図9】被検レンズの両面間偏心の別の測定方法を説明
するための図である。
【図10】被検レンズの両面間偏心のさらに別の測定方
法を説明するための図である。
【図11】光プローブを用いた非接触3次元測定機を用
いて複数のレンズからなる光学系のレンズ間の位置ずれ
を測定する方法の例を説明するための図である。
【図12】自由曲面からなる2つのプリズムの相互の位
置ずれ、各プリズムの面間の位置ずれを測定する例を説
明するための図である。
【図13】自由曲面からなる2つのプリズムの相対位置
を測定する方法を説明するための図である。
【図14】図13のプリズムの光学面の形状を測定する
様子を示す図である。
【図15】図14の測定データ値と設計値をフィッティ
ングすることで光学面のローカル座標系を定義する様子
を示す図である。
【図16】図13のプリズムの側面から観察したときの
様子を示す図である。
【図17】一般の光学素子の面形状加工用のバイトと本
発明に用いるマーク加工用バイトを付加したバイトを説
明するための図である。
【図18】各光学面のエッジ部に設けるマークの種々の
変形を示す図である。
【図19】本発明において使用可能な白色干渉計の構成
を概略的に示す図である。
【符号の説明】
O…被検物 S…レンズ面(被測定面) L…被検レンズ M…マーク OS…光学面 SS…側面 L1、L2、L3…レンズ P1、P2…プリズム 1…被測定面 2…光プローブ 3…側面 4…境面 5…エッジ 6…マーク 11…レーザ 12、13、14…ミラー 15…対物レンズ 16…移動機構 17…光位置検出装置 18…XYステージ 21…光源 22…第1ピンホール 23…ハーフミラー 24…対物レンズ 25…第2ピンホール 26…光検出器 27…移動機構 28…XYステージ 30、30’…非接触3次元測定機 31…データ処理部 41〜49…手順 51…3点保持具 52…保持具 53…軸 61…光源 62…ハーフミラー 63…対物レンズ 64…ハーフミラー 65…中心ミラー 66…光検出器 67…移動機構 71…面加工用バイト 72…マーク加工用バイト
フロントページの続き (72)発明者 安垣 誠人 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 西岡 公彦 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA04 AA12 AA17 AA20 AA53 BB05 BB27 CC00 CC21 CC22 FF44 FF51 GG02 GG04 GG07 JJ16 MM02 MM07 PP12 2F069 AA04 AA15 AA17 AA21 AA66 BB40 GG04 GG07 HH30 JJ19 2G086 FF01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検物たる光学素子あるいはその型の3
    次元座標を測定する3次元座標測定手段により得られた
    3次元座標の測定データから、光学素子あるいはその型
    の相互の位置を求めることを特徴とする光学素子及びそ
    の型の形状測定方法。
  2. 【請求項2】 3次元座標測定手段により得られた3次
    元座標の測定データから、各被検物の外周部あるいは内
    周部の複数のエッジの座標値を検出し、検出した座標値
    から被検物間相互の位置を算出することを特徴とする請
    求項1記載の光学素子及びその型の形状測定方法。
  3. 【請求項3】 各面に配置したマークの座標値からロー
    カル座標系を算出することを特徴とする請求項2記載の
    光学素子及びその型の形状測定方法。
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