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JP2002123894A - プローブカー制御方法及び装置並びにプローブカーを用いた交通制御システム - Google Patents

プローブカー制御方法及び装置並びにプローブカーを用いた交通制御システム

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Publication number
JP2002123894A
JP2002123894A JP2000319606A JP2000319606A JP2002123894A JP 2002123894 A JP2002123894 A JP 2002123894A JP 2000319606 A JP2000319606 A JP 2000319606A JP 2000319606 A JP2000319606 A JP 2000319606A JP 2002123894 A JP2002123894 A JP 2002123894A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
probe car
traffic
strategy
vehicle group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000319606A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Yamane
憲一郎 山根
Takayoshi Yokota
孝義 横田
Takumi Fushiki
伏木  匠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2000319606A priority Critical patent/JP2002123894A/ja
Priority to US09/793,513 priority patent/US6708085B2/en
Publication of JP2002123894A publication Critical patent/JP2002123894A/ja
Priority to US10/685,474 priority patent/US20040083037A1/en
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/01Detecting movement of traffic to be counted or controlled
    • G08G1/0104Measuring and analyzing of parameters relative to traffic conditions
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/07Controlling traffic signals
    • G08G1/08Controlling traffic signals according to detected number or speed of vehicles

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、プローブカーを適切に制御すること
により、プローブカーを先頭とする車群または該車群を
含む交通流全体を効率性,安全性、及び環境に配慮しつ
つ制御することを目的とする。 【解決手段】道路地図データベースまたは交通データを
基にプローブカーの制御戦略または車群戦略の少なくと
も一方を入力する手段と、該戦略の妥当性を評価して妥
当な戦略を決定する手段と、前記戦略をプローブカーに
送信する手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の挙動を制御
する方法及び装置、並びに該制御方法を用いた交通制御
システムに係り、特に車群または該車群を含む交通流全
体を制御する手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】道路上を走行する車両を効率性,安全
性、及び環境に配慮して制御する従来の技術としては、
「交通工学」pp.245−256,飯田編著,国民科学
社,1992刊に記載の、信号機を制御する交通制御システ
ムがあった。
【0003】該システムでは、信号機の現示や制御パラ
メータ(サイクル長,スプリット、及びオフセット)を
制御することにより、交錯する車両を可能な限り分離
し、信号での待ち時間を少なくしていた。特に、路線に
沿って設置された複数の信号機群のタイミングを制御す
る系統制御においては、図2に示すように走行する車両
が赤信号で停止させられることなく連続的に通過できる
時間の幅(スルーバンド)を適切に設計することによっ
て、信号機のオフセットを決定していた。
【0004】また、走行車両を制御する従来の別の技術
としては、「ITS」pp.42−47,朝日新聞社,ア
サヒオリジナル編,1998刊に記載のように、路上か
らの通信情報や車々間通信情報に基づいて車両の速度等
を適切に制御する自動運転制御の技術があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の信号
制御技術においては、信号機によって走行車両を制御す
るため、信号交差点以外の単路部においては走行車両の
制御が難しかった。従って走行車両は、前記信号機のオ
フセットを決定する際の想定と大きく異なる走行をする
などの、全く自由な走行が可能であった。そのため車両
が不必要な加速,停止をすると、交通流の円滑性・効率
性が損なわれ、さらには円滑性が損なわれることにより
安全性及び環境に対しても悪影響を及ぼすことがあっ
た。
【0006】また、従来の自動運転制御技術において
は、自動運転車両と一般車両が同一車線上に混在すると
車両の制御が難しくなる。
【0007】そこで、本発明は、走行車両を先導するプ
ローブカーを設定し、このプローブカーを適切に制御す
ることにより信号交差点以外の単路部においても効率よ
く走行車両を制御することを目的としている。
【0008】また、本発明は、プローブカーを適切に制
御することによりプローブカーを先頭とする車群または
該車群を含む交通流全体を制御する交通制御システムを
提供することも目的としている。
【0009】また、本発明は、プローブカーを先頭とす
る車群を赤信号によって分断しないように信号制御を行
うことも目的としている。
【0010】また、本発明は、プローブカーのドライバ
ーに対してその貢献度に応じたインセンティブを与え、
該プローブカーによって恩恵を受けた者がその度合いに
応じて負担する交通制御システムの運用形態を提供する
ことも目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、道路地図デ
ータベースまたはリアルタイムに収集される交通データ
を基にプローブカーの挙動に関する制御戦略またはプロ
ーブカーを先頭とする車群の挙動に関する車群戦略の少
なくとも一方を入力し、該戦略の妥当性を評価して妥当
な戦略をプローブカーに送信することによって、プロー
ブカーを制御するプローブカー制御方法、あるいは該プ
ローブカー制御方法を実行するためのプログラムを記憶
した記憶媒体により達成される。
【0012】そして上記目的を達成する本発明のプロー
ブカー制御装置は、道路地図データベースと、該道路デ
ータベースまたはリアルタイムに収集される交通データ
を基に、プローブカーの挙動に関する制御戦略またはプ
ローブカーを先頭とする車群の挙動に関する車群戦略
の、少なくとも一方の戦略を入力する車群制御戦略入力
部と、該戦略の妥当性を評価して妥当な戦略を決定する
車群制御戦略評価決定部と、決定された戦略をプローブ
カーに送信する車群制御戦略送信部とを備えるものであ
る。
【0013】そして、前記車群制御戦略入力部で入力さ
れるプローブカーの制御戦略は、プローブカーの目標速
度など速度に関する指標、または車線変更などステアリ
ング操作に関する指標の少なくとも一方であるか、また
はトンネル,料金所,ゲート、あるいは霧や路面凍結な
どドライバーが走行速度を低下させる場所において、該
場所に進入する前の目標速度として現在の速度よりも低
い速度であるかあるいは該場所の推奨速度であるか、ま
たはサグや登坂区間など物理的に走行速度が低下する場
所において、該場所に進入する前の目標速度として現在
の速度よりも高い速度であるかあるいは該場所の推奨速
度であるか、または片側多車線道路において、全ての車
線に対してプローブカーを配備し、なおかつ、各車線の
プローブカーを平行して走行させるものである。
【0014】また、前記プローブカー制御装置の別の特
徴は、前記車群制御戦略入力部で入力されるプローブカ
ーの車群戦略は、交通データを基にプローブカーを適切
な位置に配備することによって車群を形成すること、プ
ローブカーを離脱させるかプローブカーから一般車にす
ることによって車群を解除すること、あるいは複数の車
群を率いる各プローブカーを制御することによって一つ
の車群に統合することのいずれかであることにある。
【0015】また、前記プローブカー制御装置の別の特
徴は、前記車群制御戦略入力部で入力されるプローブカ
ーの車群戦略におけるプローブカーの配備方法は、交通
データを基に走行している一般車両の中から適切なプロ
ーブカーを選定する方法、または予めプローブカー専用
の車両を配備しておいて一般車の中に割り込むべきプロ
ーブカーの選定と割り込み位置及び方法を選定する方法
のいずれかであることにある。
【0016】また、前記プローブカー制御装置の別の特
徴は、前記車群制御戦略入力部で入力されるプローブカ
ーの制御戦略または車群戦略の対象車両は、対象区間を
走行する全ての車両に対して与えられるものであること
にある。
【0017】また、前記プローブカー制御装置の別の特
徴は、前記車群制御戦略評価決定部において前記戦略の
妥当性を評価する評価関数に用いる指標は、効率性に関
する指標としての旅行時間(平均速度),渋滞長,停止
回数,速度の分散(標準偏差),安全性に関する指標とし
ての急減速度発生回数,車間異常接近回数,衝突回数,
追従運動時の交通流の安定性(局所的安定性または漸近
的安定性),環境に関する評価指標としての炭化水素,
一酸化炭素,窒素酸化物,鉛化合物,粒子状物質など公
害対策基本法や大気汚染防止法で定められた物質の排出
量,道路交通騒音の音響パワーレベル,二酸化炭素の排
出量,燃料消費量,道路交通振動の少なくとも一方であ
ることにある。
【0018】また、上記目的を達成する本発明のプロー
ブカー制御装置は、道路地図データベースと、該データ
ベースまたはリアルタイムに収集される交通データを基
にプローブカーを先頭とする車群を赤信号で分断しない
ように信号の現示予定データを入力する車群戦略入力部
と、該信号現示予定データの妥当性を評価して妥当な信
号現示予定データを決定する車群制御戦略評価決定部と
を備えるものであってもよい。
【0019】また、前記プローブカー制御装置の別の特
徴は、前記車群制御戦略評価決定部は、前記戦略の妥当
性を評価する交通シミュレータを備えることにある。
【0020】また、前記プローブカー制御装置の別の特
徴は、前記交通データは、路上のビーコンあるいは携帯
電話・PHS等の基地局などの無線通信手段を介して送
信機能付き車載機から送信される車両走行データ,路上
の車両感知器によって計測される定点通過交通データ,
画像センサによって計測される道路画像処理データ、あ
るいは交差点信号の現示予定データの少なくとも一方で
あることにある。
【0021】さらに、上記目的を達成するために本発明
では、リアルタイムに交通データを収集・保存する交通
データ保存部と、前記プローブカー制御装置と、無線通
信を用いて車載機,プローブカー制御装置,交通データ
保存部、または交差点信号機を結ぶ媒介手段である無線
通信部とを備える交通制御システムにおいて、車載機を
搭載したプローブカーを制御することによってプローブ
カーを先頭とする車群または該車群を含む交通流全体を
効率性,安全性、及び環境に配慮しつつ制御することを
特徴とする。
【0022】また、前記交通制御システムの別の特徴
は、プローブカーのドライバーに対してその貢献度に応
じたインセンティブを与え、該プローブカーによって恩
恵を受けた者がその度合いに応じて負担する運用形態を
備えることにある。
【0023】さらに、上記目的を達成するために本発明
では、リアルタイムに交通データを収集・保存する交通
データ保存部と、プローブカー制御装置と、信号機の現
示を制御する信号制御装置と、信号機とを備え、プロー
ブカーを先頭とする車群を赤信号で分断しないように交
差点信号機を制御することによってプローブカーを先頭
とする車群または該車群を含む交通流全体を制御するこ
とを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に本発明によるプローブカー
制御方法及びプローブカー制御装置、並びにプローブカ
ー制御方法を用いた交通制御システムの実施の形態につ
いて図面を参照し説明する。図1は、本発明によるプロ
ーブカー制御装置11を備える交通制御システムの一実
施形態を示すブロック図である。本実施形態の交通制御
システムは、交通データ保存部10と、本発明によるプ
ローブカー制御装置11と、交通シミュレータ12と、
無線通信手段13と、プローブカー14と、及び追従車
両15から構成される。プローブカー制御装置11は、
地図データベース(以下、地図DBと記す)110と、
車群制御戦略入力部115と、車群制御戦略評価決定部
113と、及び車群制御戦略送信部114から構成さ
れ、車群制御戦略入力部115は、制御戦略入力部11
1または車群戦略入力部112の少なくとも一方を備え
る。
【0025】交通データ保存部10は、リアルタイムに
収集される交通データ、あるいは過去に収集された交通
データに基づく統計データを格納する。収集される交通
データの例としては、路上のビーコンあるいは携帯電話
・PHS等の基地局などの無線通信手段13を介して受
信される、送信機能付き車載機から送信される車両走行
データがある。図3は、無線通信手段13が受信する、
車載機から送信された車両走行データの一例である。該
車両走行データは、受信した時刻と基地局のIDで管理
され、走行車両の車両ID,走行位置(緯度,経度),
車速,車種といった自車の走行情報を含む。更に天候な
どの自車周辺の事象など様々な情報を含んでもよい。な
お、前記車両走行データを収集・送信する車載機につい
ては、プローブカー14のところでも詳述する。
【0026】交通データ保存部10で収集される他の交
通データとしては、路上の車両感知器によって計測され
る定点通過交通データ、あるいは人工衛星など上空の画
像センサによって計測される渋滞や事故等の道路画像処
理データなどでもよい。図4は、車両感知器によって計
測される定点通過交通データの一例である。車両感知器
は単位時間当たりの交通量,占有率,平均速度などを計
測する装置である。この計測周期(図4の例では5分間
隔)を短くすることによって、より木目細かく、リアル
タイム性の高い計測をしてもよい。また、計測の周期を
一台の車両が通過する毎にしてもよく、これによって各
車両の通過速度を計測することができる。
【0027】また、他の交通データとして収集される例
として、現在以降の近未来における信号の時系列現示予
定データでもよい。この時系列現示予定データは、交差
点信号機、あるいはその上位装置である信号制御装置よ
り得られる。図5は、信号機ありの交差点を示す図であ
り、51及び53は各方向の歩行者用信号機、52及び
54は各方向の車両用信号機である。図6は、図5の信
号機51〜54に対応した時系列現示予定データの一例
を示す表であり、信号機51〜54毎に階梯番号1〜1
0の各階梯における信号現示や、各階梯の開始時刻と階
梯の持続秒数が設定されている。
【0028】プローブカー制御装置11は、地図DB1
10,制御戦略入力部111,車群戦略入力部112,
車群制御戦略評価決定部113,車群制御戦略送信部1
14から構成され、交通データ保存部10のリアルタイ
ムな情報を基に、プローブカーを適切に制御する制御戦
略あるいは車群形成の戦略を決定し、プローブカー14
に対してこの決定された戦略を送信する機能を備える。
【0029】次にプローブカー制御装置11を構成する
各部の詳細な説明をする。地図DB110は道路地図が
電子化されたデータベースである。例えば、道路の地点
をノードとし、ノード間ではさまれた区間をリンクとし
て道路区間を表現し、ノード座標,リンク長,リンクの
接続関係など道路の線形構造、あるいはトンネル,料金
所,サグ(下り勾配から上り勾配に接続されることによ
ってできる谷),交差点,信号機等の道路構造物やリン
ク属性などコンピュータ上で道路地図として用いる情報
を備えたものである。地図DB110は、電子データで
あるためコンピュータ上のプログラムソフトとともに用
いることにより、検索速度が早くなるなどデータアクセ
スが容易となる。
【0030】制御戦略入力部111は、プローブカー1
4の挙動に関する制御戦略を入力するところであり、予
め設定している複数の制御戦略から交通データ保存部1
0や地図DB110のデータに基づき制御戦略を選択し
て入力してもよいし、マンマシンインタフェース等によ
ってユーザが制御戦略を適宜手動入力してもよい。制御
戦略の指標の例としては、プローブカーの目標速度に関
するものがある。例えば、交通データ保存部10のデー
タによってプローブカーの進路前方が渋滞していること
がわかっている場合、追突事故の発生を抑止するために
予め目標速度として低速な目標速度を指示する。また、
夜間のように交通量が閑散な状況の下で高速で走行する
車両においては、信号交差点の赤信号によって急減速を
強いられるなど安全性,環境に対して好ましくない場合
がおこる。このような状況では、交通データ保存部10
からの車両の走行速度と信号機の現示予定データ及び地
図DB110からの該信号交差点までの距離を基に、高
速で走行する車両が交差点で赤信号により停止するか否
かを予測し、停止すると判断される場合には、図2のス
ルーバンドで設計されるような適切な速度または停止で
きるように減速に相当する速度を指示して各交差点をス
ムーズに通過できるようにする。
【0031】次に、図7及び図8を用いて制御戦略の具
体例を挙げる。図7は、トンネル手前からトンネル部に
かけての車両の走行速度の変化を示した例である。図7
のグラフにおける破線は、プローブカーに対して全く制
御情報を与えない場合、すなわち車両が自由走行をする
場合の挙動を表している。このような場合には、ドライ
バーが視覚的要因等によりトンネル付近において意識的
に急減速することを示しており、安全上または効率上問
題となることがある。一方、グラフの実線は、安全性確
保の観点からトンネル手前での急激な速度低下を防止す
るように、トンネル手前で予め徐々に速度を落とすよう
に、車両(プローブカー)に対して現在の速度よりも低
めの目標速度を指示する制御戦略を与えた場合の、走行
速度の変化を示した例である。なお、トンネル付近を走
行する際の推奨速度を予め設定しておき、トンネルに接
近している走行車両の現在の速度がこの推奨速度以下で
ある場合には、推奨速度を制御戦略として与え、車両の
走行速度を早くするように指示してもよい。これらの制
御戦略は、トンネルに限らず料金所やゲートなどが設置
されている道路、あるいは霧などで見通しが悪い道路や
路面凍結した道路のように、ドライバーが意識的に走行
速度を低下させる道路においても同様に有効である。
【0032】図8は、サグ手前からサグ部を通過したと
ころにかけてのサグ部付近における車両の走行速度変化
を示した例である。図8に示すグラフの破線は、プロー
ブカーに対して全く制御情報を与えない場合、すなわち
車両が自由走行をする場合の走行速度の変化を表してい
る。このグラフに示すように、勾配が下りから登りに変
化するサグの所で無意識に速度を急減速させることを示
しており、安全上または効率上問題となることがある。
一方、図の実線のグラフは、安全性及び効率性確保の観
点からサグ手前での急激な速度低下を防止するため、車
両に指示する目標速度を予め現在の速度よりも高めにし
ておくことによって、サグの通過前より加速体制に入ら
せ、その結果としてサグ近辺の速度低下を抑えるような
制御戦略を車両(プローブカー)に対して与えた場合の
走行速度変化の一例を示したものである。なお、サグ付
近を走行する際の推奨速度を予め設定しておき、前記現
在の速度が該推奨速度以上である場合にも、該推奨速度
を制御戦略として与えてもよい。該制御戦略は、サグに
限らず登坂区間など物理的に必ず速度低下が発生し、結
果として交通容量が急に低下する場所や追突の危険性が
高い道路においても同様に有効である。
【0033】これらの制御戦略を適用する場所は、地図
DB110の道路線形や道路構造物等を参照することに
よって決定することができ、また、これまでの交通事故
や交通渋滞等の統計データから予めわかっている場所と
してもよい。
【0034】制御戦略の指標として目標速度以外のもの
では、目標アクセル開度や目標ブレーキ強さなどの目標
速度に関連する指標、車線変更などのステアリング操作
に関連する指標、あるいはA車とB車の間に速度60k
m/hで割り込むなど目標速度及びステアリング操作の
両方を組み合わせた指標でもよい。
【0035】車群戦略入力部112は、交通データ保存
部10及び地図DB110のデータより車両の走行状況
を把握し、車群を形成,解除、または統合することを目
的として、走行車両の一部であるプローブカーの挙動に
関する制御情報を入力するところである。例えば、走行
車両の適切な位置にプローブカーを配備してプローブカ
ーを先頭とする車群を形成したり、プローブカーを車群
から離脱させるかあるいは制御指示を与えずに一般車と
して扱うことによって車群を解除したり、あるいは複数
の車群の各プローブカーを適切に制御することによって
車群を一つに統合するというような制御情報を入力す
る。ここでも予め設定している複数の車群戦略の中から
制御情報を選択して入力してもよいし、マンマシンイン
タフェース等によってユーザが車群戦略を適宜手動入力
してもよい。
【0036】次に、車群形成・解除・統合の具体的な方
法についていくつかの例を挙げ説明する。まず最初に、
車群を形成する場合の例についてフローチャート(図1
0)とともに説明する。
【0037】図9は、車両90〜96の走行状況を示す
図である。車両の走行状況は、ある時刻における交通デ
ータ保存部10及び地図DB110のデータにより把握
される。具体的な交通状況としては、対象道路区間を走
行している車両の台数,各車の位置,速度,車種,目的
地、及び前方車両との車間距離等のデータを用いる(1
00)。そして、対象区間の全車両のデータを参照して
把握された連なっている一般車の台数等の走行状況に基
づいて、プローブカーにより車群を形成するか否かの判
定を行う(101)。車群を形成するか否かの判定に
は、例えば、対象道路区間を走行している車両のうちプ
ローブカーではない車両(以下、一般車と記す)の台
数,平均速度,車種、あるいは車間距離等の関係に基づ
いて定めた判定基準を用いればよい。判定基準の具体例
としては、図11や図12に示すように、一般車の台数
とその平均速度に基づき車群の形成を行うか否かを決め
るか、または一般車の台数とその平均車間距離に基づき
車群の形成を行うか否かを決める。図11の例で言え
ば、平均速度が大きい(つまりある程度スムーズに流れ
ている)ならば車群の規模を大きくする(小さな車群に
はしない)という判断基準を意味している。ここで車両
台数は前述のように連なっている一般車の台数である。
図12の例も同様で、車間距離が大きいと小さな車群に
し、車間距離が小さいと車群規模を大きくする判断基準
を表している。また、車群を構成する車両台数を所定の
台数にする、大型,小型などの車種に関して複数の車種
が同一車群内に混在しないように構成する、あるいは車
間距離が所定値以上に離れた場合には車群にしないなど
の判定基準がある。
【0038】次に、プローブカーを配備するにあたって
次の2方法のいずれかを利用する(102)。第一の方
法は、車載器を搭載した走行車両の中から適切な車両を
プローブカーとして選定し(103)、無線通信手段1
3を介して該当車両に制御情報を送信する(105)こ
とによって達成されるものである。制御情報の一例とし
ては、プローブカーとして選定された車両を一般車から
プローブカーにするとともに後続車両が追従できるよう
に適切な目標速度を送信する。例えば、図9における7
台の一般車のうち、車両90及び車両93の2台をプロ
ーブカーとして選定した場合には、該2台を先頭とする
2つの車群(車両90〜92と車両93〜96)が形成さ
れることになる。どの車両をプローブカーに選定するか
は、例えば車群を構成する予定車両台数や車種,目的
地,各車両の車間距離、あるいは交差点信号機の現示予
定データなど交通データ保存部10のデータを基に判断
する。
【0039】第二の方法は、プローブカーとして用いる
専用の車両を予め対象道路の複数地点に配備しておくも
のである。プローブカー制御装置は、配備地点で待機し
ているプローブカーの中から、一般車の中に割り込むべ
きプローブカーの選定と割り込み位置及び方法を選定し
(104)、該プローブカーに対して無線通信手段13
を介して挙動指令として制御情報を送信する(105)
ものである。割り込み位置及び方法の例としては、例え
ば図9の車両92と車両93の間に速度60km/hで
割り込む、というようなものでもよい。どのプローブカ
ーをどこに割り込ませるかについては、プローブカーの
待機位置及び車群を構成する予定車両台数や車種,各車
両の車間距離,目的地、あるいは交差点信号機の現示予
定データなど交通データ保存部10のデータを基に判断
する。なお、多くの大型車が連なって走行しているよう
な場合には、各車の制動挙動が小型車等に比べて劣り危
険性が増大することがある。この対応策として専用のプ
ローブカーを用いる第二の方法を適用し、小型車のプロ
ーブカーを大型車の車群中の適切な位置に割り込ませる
ように制御すれば安全性が向上する。
【0040】なお、上記のプローブカー配備方法は、車
群戦略入力部112だけでなく、制御戦略入力部111
においても同様に利用してもよい。
【0041】次に、車群を解除する場合の例について説
明する。はじめに、図9において、2台のプローブカー
90及び93によって2つの車群(車両90〜92と車
両93〜96)が形成されているとする。次に、解除す
べき車群を率いているプローブカー90及び93に対し
て無線通信手段13を介して、プローブカーから一般車
として振る舞うように制御情報を送信する。これによっ
て車両90〜96の全車両が一般車になるため、制御情
報によらず自由走行をすることになり車群が自然に解除
される。また、解除すべき車群を率いているプローブカ
ー90及び93に対して無線通信手段13を介して路肩
に停止するなど車群を離脱するような制御情報を送信す
ることによって車群を強制解除する方法であってもよ
い。
【0042】最後に、複数の車群を統合する場合の例に
ついて説明する。はじめに、図9において、2台のプロ
ーブカー90及び93によって2つの車群(車両90〜
92と車両93〜96)が形成されているとする。次
に、先頭の車群ではない後続の車群を率いているプロー
ブカー93に対して、無線通信手段13を介して、先頭
車群の最後尾車両92に追従することによって先頭車群
に加わるとともにプローブカーから一般車になるように
制御情報を送信する。また、後続車群の残りの一般車9
3〜96が先頭車群に追いつかず車群が統合されない場
合には、先頭車群のプローブカー90に対して後続車群
が追いつけるように目標速度を低くするような制御情報
を送信する。
【0043】なお、車群を形成,解除、または統合のい
ずれを行うかは、車群を構成する予定車両台数や車種,
目的地,各車両の車間距離、あるいは交差点信号機の現
示予定データなど交通データ保存部10のデータを用い
て判断される。例えば、車群には一台のプローブカーと
自由走行の可能な一般車両が含まれるため、該車群が維
持できるか否かはその構成台数(規模)に依存する。し
たがって、車群を構成する予定車両台数(所定値)に基
づいて車群の形成,解除、または統合を行うことによっ
て、プローブカーによる車群制御が可能となるような適
切な車群規模を維持することができるようになる。ま
た、交差点信号機の現示予定データに基づいて車群の形
成,解除、または統合を行うことによって、赤信号によ
って分断されないように車群を形成することができるよ
うになる。
【0044】車群制御戦略評価決定部113は、制御戦
略入力部111または車群戦略入力部112の少なくと
も一方で入力された戦略情報の妥当性について評価し、
無線通信手段13を介してプローブカー14に対して送
信すべき戦略情報を決定するところである。
【0045】車群制御戦略評価決定部113の処理の流
れを図13のフローチャートとともに以下説明する。ま
ず、制御戦略入力部111からの制御戦略情報または車
群戦略入力部112からの車群戦略情報の少なくとも一
方を取得する(130)。
【0046】次に、上記の入力された戦略情報の妥当性
について評価するために、次のようにして戦略の評価値
を算出する(131)。例えば効率性,安全性,環境の
観点から次式のような形の評価関数を定義しておくこと
によって、評価値Eを算出する。
【0047】
【数1】
【0048】ここに、iは評価対象とする車両の数を表
し、変数a,b,c,d,…は、交通データ保存部10
や地図DB110のデータから得られる効率性,安全
性、または環境に関する評価指標である。効率性に関す
る評価指標としては、旅行時間(平均速度),渋滞長,
停止回数,速度の分散(標準偏差)等がある。安全性に
関する評価指標としては、急減速度発生回数,車間異常
接近回数,衝突回数,追従運動時の交通流の安定性(局
所的安定性/漸近的安定性)等がある。また、環境に関
する評価指標としては、炭化水素(HC),一酸化炭素
(CO),窒素酸化物(NOx),鉛化合物,粒子状物
質など公害対策基本法や大気汚染防止法で定められた物
質の排出量,道路交通騒音の音響パワーレベル,二酸化
炭素排出量と燃料消費量あるいは道路交通振動等があ
る。これらの指標に基づき、各車両毎に求めた戦略の評
価値fiを加算することにより戦略情報の評価値Eが求
められる。
【0049】また、入力された戦略情報の評価値を算出
するには、上記のような評価式に基づいて車群制御戦略
評価決定部113で算出する方法以外に、各車両の運動
を詳細に再現する交通シミュレータ12などのツールを
用いる方法を採用してもよい。なお、交通シミュレータ
12の詳細な機能等については後述する。
【0050】次に、上記の評価関数によって求まった評
価値Eに基づいて上記の入力戦略情報が妥当であるかを
判定する(132)。戦略情報が妥当であるか否かの判
定方法としては、例えば上記の評価値に関して予めしき
い値を設定しておき、該しきい値と評価値とを比較して
妥当性を判定する方法がある。この方法で評価値を算出
した戦略情報が妥当でないと判定された場合には、再度
制御戦略入力部111または車群戦略入力部112の処
理に戻って新たな戦略情報を入力し(130)、ステッ
プ132で妥当と判定されるまでステップ130〜13
2を繰り返す。
【0051】戦略情報が妥当性であるか否かを判定する
別の方法としては、制御戦略入力部111または車群戦
略入力部112により複数の戦略情報を入力しておき、
入力されたこれらの戦略情報についてそれぞれ評価値を
算出する。そして算出された評価値の中で最適な評価値
を出力した戦略情報を採用する方法でもよい。あるいは
制御戦略入力部111または車群戦略入力部112で戦
略情報を初期値として仮入力しておき、最適な評価値が
得られるまで最急降下法やニュートン法などの数値解法
によって最適な戦略情報を得る方法でもよい。
【0052】ステップ132で入力戦略情報が妥当であ
ると判定された場合には、該戦略情報をプローブカーに
送信する制御情報として車群制御戦略送信部114に送
信し、そこから無線通信手段13を介してプローブカー
14に対しこの戦略情報を送信する(133)。
【0053】車群制御戦略送信部114は、無線通信手
段13を介してプローブカー14に対して車群制御戦略
評価決定部113で決定された戦略情報を情報送信する
ところである。具体的なハードウェアとしては、ローカ
ルエリアネットワーク(LAN)対応のネットワークカー
ド,モデム,ターミナルアダプタ,ダイアルアップルー
タなど有線または無線を媒体とする通信装置、あるいは
同等機能を備える他の装置でもよい。
【0054】交通シミュレータ12は、車群制御戦略評
価決定部113において入力戦略情報の評価値を算出す
るために利用され、交通データ保存部10のデータを基
に各車両の運動を自然法則等に基づいて推定計算するこ
とにより対象道路の交通状況を再現する。また入力戦略
情報に従ってプローブカーを制御した場合に、プローブ
カーの挙動によってその周辺車両の交通流がどのように
なるかをシミュレートすることができる。このシミュレ
ーション結果を基に前記入力戦略情報の評価値を算出す
る。評価値を算出した後の処理は、上記の図13のフロ
ーチャートにおけるステップ132以降と同様である。
【0055】この交通シミュレータ12は、多数の車両
に関して同時に戦略評価する必要がある場合や、特に道
路ネットワーク全体を評価する場合に有効である。ま
た、ディスプレイ等の表示装置にシミュレート結果を表
示することによって、車両の挙動について視覚的に理解
することができる点でも有効である。したがって、図1
3のステップ132で戦略が妥当であるかを判断する場
合には、ユーザが前記表示装置の画面を見て主観的に判
断することも可能である。
【0056】図14及び図15はそれぞれ、先頭の一台
がプローブカーで残りの車両4台は自由走行を行う5台
の車両からなる車群の、トンネル及びサグ付近における
各走行状態を、交通シミュレータ12を用いて再現しグ
ラフ化したものである。
【0057】図14において、破線のグラフは車群先頭
のプローブカーに対して全く制御情報を与えない場合、
すなわち全車両が自由走行をする場合の挙動を表してい
る。また実線のグラフは、安全性を考慮してトンネルに
進入しても急減速を行わないように、トンネルの手前
(上流)で予め若干減速するような目標速度を、プロー
ブカーに対して指示する制御情報を与えた場合の、車群
の挙動を表す。本例でのプローブカーは先頭の一台のみ
で残りの追従車両4台は自由走行を行うが、プローブカ
ーに先導されることで速度を落としつつ追従するもので
ある。
【0058】図15においても、破線のグラフはプロー
ブカーに対して全く制御情報を与えない場合、すなわち
全車両が自由走行をする場合の挙動を表す。また実線の
グラフは、安全性・効率性を考慮してサグに進入するこ
とによる減速を軽減するため、サグの手前(上流)で予
め若干加速するような目標速度を制御情報としてプロー
ブカーに与えた場合の車群の挙動を表す。本例でもプロ
ーブカーは先頭の一台のみで残りの追従車両4台は自由
走行を行うが、プローブカーに先導されることで速度を
上げつつ追従し、結果的にサグによる速度低下を軽減す
るものである。
【0059】なお、交通シミュレータ12で扱うモデル
は、前述したように車両一台一台の詳細な挙動を再現す
るミクロモデルと、流体モデルなどのように交通流を巨
視的にとらえるマクロモデルの2種類に大別することが
できる。本発明における交通シミュレータ12は、前記
評価値を算出できるモデルであればいずれを用いたもの
でも差し支えない。また、交通シミュレータ以外でも前
記評価値を算出できる機能を備えていれば同様に利用し
てもよい。
【0060】無線通信手段13は、路上のビーコンある
いは携帯電話・PHSやFM多重放送等の基地局など無
線通信技術を用いることにより、プローブカー14の車
載機と、プローブカー制御装置11、及び交通データ保
存部10を結ぶ媒介手段である。通常、ビーコンは路上
に設置され、車載機を搭載した車両が付近を通過する時
に双方向で情報通信される、いわゆる狭域通信に用いら
れる。携帯電話・PHSやFM多重放送等の基地局など
は、ビル,塔、あるいは公衆電話ボックス等に設置さ
れ、車載機を搭載した車両が電波到達エリアに存在する
場合に情報通信をおこなう、いわゆる広域通信に用いら
れる。これらは用途が異なるが、本発明のプローブカー
制御方法を用いた交通制御システムにおいてはいずれの
無線通信手段も利用することができる。
【0061】プローブカー14は、専用の車載機を備え
た車両であり、プローブカー制御装置11からの戦略情
報に従って運転が行われる車両である。与えられる戦略
情報によっては、一般車からプローブカーになったり、
逆にプローブカーから一般車になったりすることもあ
る。車載機は、無線通信手段13を介してプローブカー
制御装置11からの戦略情報を受信し、該戦略情報を次
の2通りの戦略情報受信手段のうちいずれかによって利
用する。
【0062】第一の戦略情報受信手段は、図16に示す
ように、無線通信手段13から受信した戦略情報が、車
載機140に接続されるディスプレイ141あるいはス
ピーカ142によって文字・アイコン情報あるいは音声
情報として出力され、ドライバーはこの情報に従って運
転するものである。車載機140のディスプレイ141に
よる出力例を図21に、スピーカ142による出力例を
図22にそれぞれ示す。また、運転者の認知をより確実
にするために、ディスプレイ141とスピーカ142の
出力を同時に行ってもよい。この第一の戦略情報受信手
段の場合には、ドライバーが受信した戦略情報に従うか
どうかを自らの意志で判断する。
【0063】第二の戦略情報受信手段は、図17に示す
ように、無線通信手段13から受信した戦略情報を車載
機140が車両の制御ユニット143に対して送信され
る。そして制御ユニット143によって、車両の挙動に
影響するエンジン144,ステアリング145,ブレー
キ146,スロットル147等が戦略情報に基づいて制
御される。この第二の戦略情報受信手段の場合には、車
両の運転操作に関して一部あるいは全てが自動化され、
プローブカー制御装置11から送信される戦略情報に従
って走行するため、交通シミュレータ12を用いて事前
に評価した現象を再現できる。すなわち事前に意図した
理想的な交通状況にできる可能性がより高くなる。
【0064】車載機140は、図3のような車両走行と
ともに得られる各種交通状況のデータを計測し、無線通
信手段13を介して交通データ保存部10に対して送信
する機能を備える。車載機140の一例を図23に示
す。車載機140は、ディスクドライブ240,メモリ
241,CPU242,外部装置制御部243,無線ユ
ニット244,時計245、及びGPS246から構成
され、無線ユニット244は、送受信制御部2440及び
アンテナ2441から構成される。ディスクドライブ1
40は、CD−ROM,DVD−ROM,ハードディス
クなど主として地図データが格納されるディスクの読み
取り装置である。メモリ241は、CPU242が各種
処理,演算等を行う際に使う記憶装置である。また、無
線ユニット244による送受信情報を格納する記憶装置
である。CPU242は、各種処理,演算等を行うメイ
ンプロセッサである。外部装置制御部243は、図16
及び図17のディスプレイ141,スピーカ142、ま
たは制御ユニット143に対して、戦略情報をそれぞれ
のフォーマットに変換して送信する。
【0065】無線ユニット144の送受信制御部244
0は、アンテナ2441を介して外部の無線通信手段1
3と双方向で情報通信する機能を備える。無線通信手段
13へ送信する情報は、図3のような車両走行データで
あり、受信する情報としてはプローブカー制御装置11
からの戦略情報である。時計245は、送受信情報の時
刻管理や旅行時間計測等に用いられるものである。GP
S246は、地球上を回っている複数の測位用衛星から
の情報を受信するアンテナであり、該情報を処理するこ
とによりGPS(車両)の絶対位置を得ることができ
る。
【0066】また、後続の追従車両に自車がプローブカ
ーであることを認知させた方が、プローブカー及び後続
車両にとってより安全・円滑な走行ができると期待でき
る。自車がプローブカーであることを後続車に認知させ
る手段として、図24に示すように、後続車から容易に
視認できるように後部に、プローブカーとして走行して
いることを示す電光掲示板250を備える。この電光掲
示板の代わりに、回転灯,ランプ、あるいはLEDなど
予め定められるプローブカーの目印を備えてもよい。ま
た、これらの目印は一般車である間は提示せず、プロー
ブカーとしてふるまうような戦略情報を車載機がプロー
ブカー制御装置11から受信した時に提示し、プローブ
カー制御装置11の戦略情報またはプローブカーのドラ
イバーの意志によってプローブカーをやめる(プローブ
カーから一般車になる)時まで提示し続ける。また、目
印の提示,非提示の操作自体は、ドライバーによる手動
操作か、プローブカー制御装置11から受信した戦略情
報に応じた自動操作のいずれかによる。
【0067】車群の先頭を走行しているプローブカー1
4が、追従車両15a〜15cとは目的地が異なるなど
の理由で途中から経路を外れる場合がある。その際に
は、プローブカーの無線通信手段13を介して車載機よ
り交通データ保存部10に対して、プローブカーから一
般車になり車群を離脱するという情報を送信する。プロ
ーブカー制御装置11ではこれを受けて、制御戦略入力
部111または車群戦略入力部112からの制御戦略に
よって採用する制御戦略を更新したり、あるいは新しい
プローブカーを選定することによって車群戦略を更新す
ればよい。
【0068】プローブカーから一般車になり車群を離脱
する場合、車載機を通じて交通データ保存部10にプロ
ーブカーから一般車になるという制御信号を送信する。
操作方法としては、図示していないリモコンやタッチパ
ネルからの入力、あるいは音声入力(音声認識)等を用
いる。この操作によって図24の表示板の表示が変わ
る。そして、自らの運転挙動としては、路肩に停止した
り、駐車場に入ったり、あるいは減速して後続車に追い
越してもらう等後続車が追従しないような速度で走行す
るか、前方の車群の最後尾に追従するなどして他の車群
に合流するか、ドライバーの意志による自由走行を開始
し既存の車群に配慮しない走行に努める。この場合はプ
ローブカー制御装置の(最後の)指令により挙動しても
かまわない。
【0069】追従車両15a〜15cは、専用車載機の
有無にかかわらずドライバーの意志で自由走行する一般
車であるが、前方を走行するプローブカー14に行く手
を遮られるため追い越さない限りプローブカーに追従し
て走行せざるを得ない場合が多い。また、追従車両15
は、ドライバーが運転する一般車ではなくプローブカー
に追従して自動的に運転する自動運転車であってもよ
く、その場合にはより円滑性,安全性が向上することが
期待できる。
【0070】以上のように、プローブカーを適切に制御
することによって、プローブカーを先頭とする車群また
は該車群を含む交通流全体に対して、効率性,安全性、
及び環境に配慮して適切に制御することができるように
なる。
【0071】次に、プローブカー制御方法及びプローブ
カー制御装置、並びにプローブカー制御方法を用いた交
通制御システムに関する別の実施の形態について説明す
る。道路の車線が片側2車線以上ある多車線道路におい
ては、一つの車線だけにプローブカーを配備しても、追
従の一般車が車線変更することによって自由走行を行わ
れてしまう。このため交通状況が、プローブカー制御装
置で事前に予測した結果と大きく異なってしまい、効率
性,安全性,環境の点で悪化することが考えられる。こ
のような状況への対応策としては、全ての車線に対して
プローブカーを配備し、なおかつ、各車線のプローブカ
ーを平行して走行させればよい。
【0072】図18は、片側2車線から1車線に減少す
るなどの合流部におけるプローブカーを含む車両の走行
状況の例である。図において、190〜192はプロー
ブカーであり、193〜195はそれぞれのプローブカ
ーを先頭とする車群を示す。車線数が減少する場所(合
流部)では、図のように第一車線を走行する車群193
及び195と第二車線を走行する車群194とが、例え
ば交互に車線減少地点へ進入するなど各車群が協調して
走行するように、プローブカーに対して戦略情報を送信
すればよい。そこで、まず適切な長さの車群を形成する
ように、プローブカーを選定して車群193〜195を
形成し、車線減少地点先の車群に対しては速度を上げ、
あるいは車線減少地点手前の車群に対しては速度を低下
するようにプローブカーに対して指示を与えるものとす
る。そして、車線減少地点手までには、第二車線を走行
する車群194が進入できる程度に第一車線を走行する
車群193及び195の間隔が空くように制御し、車線
減少地点先では各々の車線から交互に車線減少地点へ進
入するように制御する。このようにすればプローブカー
以外の一般車においても安全性と効率性が向上する。
【0073】以上のように、プローブカーを適切に制御
することによって、プローブカーを先頭とする車群また
は該車群を含む交通流全体に対して、効率性,安全性、
及び環境に配慮した交通流の交通流制御をすることがで
きるようになる。
【0074】さらに、プローブカー制御方法及びプロー
ブカー制御装置、並びにプローブカー制御方法を用いた
交通制御システムに関する別の実施の形態について説明
する。プローブカー制御装置11の制御戦略入力部11
1または車群戦略入力部112において、プローブカーを
選定して戦略を送信する際に、特定の車両を選定するの
ではなく対象区間を走行する全ての車両を対象とし、該
車両の全てに対して同じ車群制御戦略を与えるというこ
とを入力情報とし、該入力情報の妥当性を車群制御戦略
評価決定部113で評価決定し、前記車両の全てに対し
て前記車群制御戦略を送信するようにしてもよい。
【0075】以上のようにすると、対象区間の全車両の
うち専用車載機を搭載したプローブカーとなり得る全て
の車両に対して車群制御戦略情報を与えることができる
ため、自由挙動が可能な一般車を含みながら車群制御戦
略評価決定部113で評価した状況をより再現しやすく
なり、その結果、プローブカーまたは車群を含む交通流
全体に対して、効率性,安全性、及び環境に配慮して適
切に制御することができるようになる。
【0076】さらに、プローブカー制御方法及びプロー
ブカー制御装置、並びにプローブカー制御方法を用いた
交通制御システムに関する別の実施の形態について説明
する。図19は、本発明によるプローブカー制御装置1
1を備える交通制御システムの別の実施形態を示すブロ
ック図である。本実施形態の交通制御システムは、交通
データ保存部10と、本発明による前記プローブカー制
御装置11と、交通シミュレータ12と、信号制御装置
16、及び信号機17から構成され、リアルタイムの車
群に関する情報より現行の車群を赤信号で分断しないよ
うに信号機17の現示を適切に制御するものである。
【0077】ただし本実施例においては、プローブカー
を制御するよりもむしろ信号機を制御することを目的と
しており、プローブカーに対して戦略情報を送信する必
要がないため、プローブカー制御装置11の制御戦略入
力部111及び車群制御戦略送信部114は必ずしも必
要ではない。交通データ保存部10は、先の実施例で述
べたのと同じ機能を有し、リアルタイムに収集される交
通データ、あるいは過去の交通データを統計データとし
て格納するところである。プローブカー制御装置11
は、地図DB110,車群戦略入力部112、及び車群
制御戦略評価決定部113から構成され、リアルタイム
の交通データ保存部10の情報を基に信号機17の現示
を適切に制御する信号制御戦略を決定し、信号制御装置
16に対して該戦略を送信する機能を備えるものであ
る。
【0078】次にプローブカー制御装置11を構成する
各部の詳細な説明をする。地図DB110は、先の実施
例で述べたものと同様に、道路地図が電子化されたデー
タベースである。車群戦略入力部112は、交通データ
保存部10及び地図DB110のデータに基づいて車両
の走行状況を把握し、現行の車群を赤信号によって分断
しないように適切な信号制御戦略(図6のような信号現
示予定データ)を入力するところである。現行の信号制
御戦略で車群が分断されるかどうかを評価する場合に
は、信号制御戦略を入力する。車群を分断しないような
信号制御戦略としては、車群が交差点に進入する時刻を
予測し該時刻において信号となるように、青信号の時間
を延長したり、あるいはオフセットを修正したものがあ
る。
【0079】車群制御戦略評価決定部113は、車群戦
略入力部112で入力された信号制御戦略の妥当性につ
いて評価し、信号機17の信号制御戦略を現行のものか
ら更新するか否かを決定したり、あるいは信号制御装置
16に対して最適な信号制御戦略を送信する。信号制御
戦略の妥当性を評価するための評価関数では、車群の分
断回数(率)など車群の分断を定量化した指標を用い
る。評価関数で用いる評価指標としては、さらに(数
1)のように効率性,安全性、あるいは環境を加味して
もよい。なお、戦略情報が妥当であるか否かの判定方法
としては、例えば上記の評価関数による評価値に対して
予めしきい値を設定しておくことにより、該しきい値と
評価値とを比較することによって妥当性を判定する方法
がある。
【0080】交通シミュレータ12は、車群制御戦略評
価決定部113において信号現示予定データの評価値を
算出するために利用されるもので、前述の実施例で述べ
たものと同様の機能を備える。信号制御装置16は、プ
ローブカー制御装置11の車群制御戦略評価決定部11
3で決定した戦略情報としての信号の現示予定データに
対応して信号機17の現示を制御する機能を備え、また
信号機に対して該現示予定データを送信する機能も備え
る。信号機17は、車両用または歩行者用に青,赤,
黄,矢印などの灯機を備え、信号制御装置16からの上
記現示予定データを受信し、この現示予定データに対応
して灯機の点灯,消灯、あるいは点滅点灯等を行う機能
を備える。
【0081】次に、本実施例の具体的な処理について図
20のフローチャートとともに一例を挙げ説明する。ま
ず、ある時刻における交通データ保存部10及び地図DB
110のデータを参照することにより交通状況を把握する
(210)。具体的には、対象道路区間を走行している
車両の台数,各車の位置,速度,車種,目的地,前方車
両との車間距離、及び現行の信号現示予定データ等のデ
ータが得られる。このデータを元に交通シミュレータ1
2によって現行の交通状況を再現し、現行の信号制御戦
略の評価値を算出する(211)。この信号制御戦略の
評価値と予め定めたしきい値とを比較することにより、
該信号制御戦略が妥当であるかを判定する(212)。
このステップ212によって評価した信号制御戦略が妥
当でないと判定された場合には、車群戦略入力部から新
しい信号制御戦略が入力される(213)。そしてステ
ップ212によって入力された信号制御戦略が妥当であ
ると判定されるまでステップ211〜213を繰り返
す。ステップ212によって信号制御戦略が妥当である
と判定されると、この妥当と判定された信号制御戦略を
信号制御装置16に送信する(214)。そして、信号
制御装置16はこの信号制御戦略を信号機17に対して
送信し、信号機17は受信した信号制御戦略に従って動
作する(215)。
【0082】以上のようにすれば、現行の車群を赤信号
で分断しないように適切な信号制御を行うことができる
ようになり、すでにプローブカーに対して戦略情報を与
えて走行している場合に制御戦略や車群戦略の再入力・
再評価など戦略情報の見直しをする必要性が少なくな
る。
【0083】次に、本発明のプローブカー制御方法を用
いた交通制御システムの運用形態について説明する。本
システムの運用初期段階においては、車載機の普及率が
多くないことが予想されるためプローブカーになれる車
両は一部に限られ、同一車線において車載機を搭載しな
い一般車とプローブカーが混在することになる。車載機
の普及率が高いほど交通データ保存部10に収集される
データが多くなり交通状況をより正確に把握でき、本シ
ステムの制御効果も向上するため、ドライバーに車載機
の普及を促す施策が必要となる。一方、プローブカーの
ドライバーにとっては、後続の一般ドライバーの心理的
負担を軽減したり交通流全体の効率・安全・環境の向上
等に貢献するのみで、上記の制御戦略情報にしたがって
走行せざるを得ないなど利点がほとんどない。
【0084】したがって、車載機の普及を促し本システ
ムの運用をより有効なものにするためには、プローブカ
ーになった車両のドライバーに対して何らかのインセン
ティブを与えるという方策が考えられる。インセンティ
ブの具体例としては、プローブカーになったことによる
貢献度に応じて、現金の支払い(電子支払いを含む)、
有料道路利用料の割引き、交通情報など情報サービスの
無料提供などが挙げられる。プローブカーとしての貢献
度を定量化する具体例としては、車両がプローブカーと
して振る舞った累積時間,累積回数や、(数1)による
評価値に基づいて、交通シミュレータ12を用いてプロ
ーブカーにならなかった場合の評価値(E1 )とプロー
ブカーになった場合の評価値(E2 )とを比較した、次
式で表される貢献度Ecなどが挙げられる。
【0085】
【数2】
【0086】ここにαは係数、jはプローブカーとして
振る舞う回数である。ただし、
【0087】
【数3】
【0088】を満たす。
【0089】また、上記インセンティブを支払うために
は何らかの収入が得られなければならないが、これはプ
ローブカーによって恩恵を受ける個人,法人等の団体,
道路管理者、あるいは国が負担すればよい。その負担額
を定量化する方法としても、上記の貢献度と同様の算出
法を用いることができる。
【0090】以上のようにすれば、車載機の普及を促す
ことができ、その結果交通状況をより正確に把握するこ
とができるとともに、より適切なプローブカー制御によ
って交通流全体を効率性,安全性、及び環境に配慮して
より適切に制御することができるようになる。
【0091】
【発明の効果】本発明によれば、プローブカー用い、該
プローブカーを交通データまたは地図DBに基づいて適
切に制御することにより信号交差点以外の単路部におい
ても効率性,安全性、及び環境に配慮して走行車両を制
御でき、なおかつ自動運転制御技術に依存することなく
それを容易に実現できるプローブカー制御方法及び装
置、並びに該方法を実行するためのプログラムを記憶し
た記憶媒体を提供することが達成できる。
【0092】また、本発明によれば、該プローブカー制
御方法またはプローブカー制御装置を用いてプローブカ
ーを適切に制御することによってプローブカーを先頭と
する車群または該車群を含む交通流全体を制御する交通
制御システムを提供することも達成できる。
【0093】また、本発明によれば、プローブカーを先
頭とする車群を赤信号によって分断しないように信号制
御を行うことも達成できる。
【0094】また、本発明によれば、プローブカーのド
ライバーに対してその貢献度に応じたインセンティブを
与え、該プローブカーによって恩恵を受けた者がその度
合いに応じて負担する交通制御システムの運用形態を提
供することも達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプローブカー制御装置を備える交
通制御システムの一実施形態を示すブロック図である。
【図2】従来の交通制御技術である信号機の系統制御設
計の例を示す図である。
【図3】車載機から送信される車両走行データを示す表
である。
【図4】車両感知器によって計測される定点通過交通デ
ータを示す図である。
【図5】信号機ありの交差点を示す図である。
【図6】図5の信号機に対応した時系列現示予定データ
を示す表である。
【図7】トンネル部を通過する車両の走行軌跡を示す図
である。
【図8】サグ部を通過する車両の走行軌跡を示す図であ
る。
【図9】車両の走行状況を示す一例としての図である。
【図10】車群を形成する場合の処理のフローチャート
である。
【図11】車群形成の判断基準を車両台数と平均速度に
基づく場合の例を示す図である。
【図12】車群形成の判断基準を車両台数と車間距離に
基づく場合の例を示す図である。
【図13】車群制御戦略評価決定部の処理の流れを説明
するフローチャートである。
【図14】トンネル部を通過する車両の走行軌跡を交通
シミュレータで再現した例を示す図である。
【図15】サグ部を通過する車両の走行軌跡を交通シミ
ュレータで再現した例を示す図である。
【図16】戦略情報を受信して文字・アイコン、あるい
は音声として出力する車載機搭載のプローブカーの例を
示す図である。
【図17】戦略情報を受信して車両挙動を自動で制御す
る車載機搭載のプローブカーの例を示す図である。
【図18】車線が減少する道路における車両の走行状況
を示す図である。
【図19】本発明によるプローブカー制御装置を備える
交通制御システムの別の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図20】車群を赤信号で分断しないように信号を制御
する処理のフローチャートである。
【図21】戦略情報をプローブカーのディスプレイに出
力する場合の例を示す図である。
【図22】戦略情報をプローブカーのスピーカに出力す
る場合の例を示す図である。
【図23】プローブカーの車載機の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図24】車両後部に電光掲示板を備えたプローブカー
を示す図である。
【符号の説明】
10…交通データ保存部、11…プローブカー制御装
置、12…交通シミュレータ、13…無線通信手段、1
4,190,191,192…プローブカー、15…一
般車、16…信号制御装置、17…信号機、51,53
…歩行者用信号機、52,54…車両用信号機、110
…地図DB、111…制御戦略入力部、112…車群戦
略入力部、113…車群制御戦略評価決定部、114…
車群制御戦略送信部、115…車群制御戦略入力部、1
40…車載機、141…ディスプレイ、142…スピー
カ、143…制御ユニット、144…エンジン、145
…ステアリング、146…ブレーキ、147…スロット
ル、193,194,195…車群、240…ディスクド
ライブ、241…メモリ、242…CPU、243…外
部装置制御部、244…無線ユニット、245…時計、
246…GPS、250…電光掲示板、2440…送受
信制御部、2441…アンテナ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伏木 匠 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 3D044 AA01 AA17 AA21 AA45 AB01 AC26 AC28 AC56 AC58 AC59 AC62 5H180 AA01 BB04 BB05 BB13 BB15 DD01 EE12 EE18 FF05 FF25 FF32 5K067 BB03 BB04 BB21 BB37 EE02 EE10 FF02 GG01 GG11

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の挙動を制御する方法であって、道路
    地図データベースまたはリアルタイムに収集される交通
    データを基にプローブカーの挙動に関する制御戦略また
    はプローブカーを先頭とする車群の挙動に関する車群戦
    略の少なくとも一方を入力し、該戦略の妥当性を評価し
    て妥当な戦略をプローブカーに送信することによって、
    プローブカーを制御することを特徴とするプローブカー
    制御方法。
  2. 【請求項2】車両の挙動を制御する装置であって、道路
    地図データベースと、該データベースまたはリアルタイ
    ムに収集される交通データを基にプローブカーの挙動に
    関する制御戦略またはプローブカーを先頭とする車群の
    挙動に関する車群戦略の少なくとも一方を入力する車群
    制御戦略入力部と、該戦略の妥当性を評価して妥当な戦
    略を決定する車群制御戦略評価決定部と、前記戦略をプ
    ローブカーに送信する車群制御戦略送信部とを備えるこ
    とを特徴とするプローブカー制御装置。
  3. 【請求項3】前記車群制御戦略入力部で入力されるプロ
    ーブカーの制御戦略は、プローブカーの目標速度など速
    度に関する指標、または車線変更などステアリング操作
    に関する指標の少なくとも一方であることを特徴とする
    請求項2に記載のプローブカー制御装置。
  4. 【請求項4】前記車群制御戦略入力部で入力されるプロ
    ーブカーの車群戦略は、交通データを基にプローブカー
    を適切な位置に配備することによって車群を形成するこ
    と、プローブカーを離脱させるかプローブカーから一般
    車にすることによって車群を解除すること、あるいは複
    数の車群を率いる各プローブカーを制御することによっ
    て一つの車群に統合することのいずれかであることを特
    徴とする請求項2に記載のプローブカー制御装置。
  5. 【請求項5】前記車群制御戦略入力部で入力されるプロ
    ーブカーの制御戦略または車群戦略におけるプローブカ
    ーの配備方法は、交通データを基に走行している一般車
    の中から適切なプローブカーを選定する方法、または予
    めプローブカー専用の車両を配備しておいて一般車の中
    に割り込むべきプローブカーの選定と割り込み位置及び
    方法を選定する方法のいずれかであることを特徴とする
    請求項4に記載のプローブカー制御装置。
  6. 【請求項6】前記車群制御戦略入力部で入力されるプロ
    ーブカーの制御戦略または車群戦略の対象車両は、対象
    区間を走行する全ての車両に対して与えられるものであ
    ることを特徴とする請求項2に記載のプローブカー制御
    装置。
  7. 【請求項7】前記車群制御戦略評価決定部において前記
    戦略の妥当性を評価する評価関数に用いる指標は、効率
    性に関する指標としての旅行時間(平均速度),渋滞
    長,停止回数,速度の分散(標準偏差),安全性に関す
    る指標としての急減速度発生回数,車間異常接近回数,
    衝突回数,追従運動時の交通流の安定性(局所的安定性
    または漸近的安定性),環境に関する評価指標としての
    炭化水素,一酸化炭素,窒素酸化物,鉛化合物,粒子状
    物質など公害対策基本法や大気汚染防止法で定められた
    物質の排出量,道路交通騒音の音響パワーレベル,二酸
    化炭素の排出量,燃料消費量,道路交通振動の少なくと
    も一方であることを特徴とする請求項2に記載のプロー
    ブカー制御装置。
  8. 【請求項8】交差点信号機を制御する装置であって、道
    路地図データベースと、該データベースまたはリアルタ
    イムに収集される交通データを基にプローブカーを先頭
    とする車群を赤信号で分断しないように信号の現示予定
    データを入力する車群戦略入力部と、該信号現示予定デ
    ータの妥当性を評価して妥当な信号現示予定データを決
    定する車群制御戦略評価決定部とを備えることを特徴と
    するプローブカー制御装置。
  9. 【請求項9】前記車群制御戦略評価決定部は、前記戦略
    の妥当性を評価する交通シミュレータを備えることを特
    徴とする請求項2または8に記載のプローブカー制御装
    置。
  10. 【請求項10】前記交通データは、路上のビーコンある
    いは携帯電話・PHS等の基地局などの無線通信手段を
    介して送信機能付き車載機から送信される車両走行デー
    タ,路上の車両感知器によって計測される定点通過交通
    データ,画像センサによって計測される道路画像処理デ
    ータ、あるいは交差点信号の現示予定データの少なくと
    も一方であることを特徴とする請求項2または8に記載
    のプローブカー制御装置
  11. 【請求項11】リアルタイムに交通データを収集・保存
    する交通データ保存部と、請求項2または8に記載のプ
    ローブカー制御装置と、無線通信を用いて車載機,プロ
    ーブカー制御装置,交通データ保存部、または交差点信
    号機を結ぶ媒介手段である無線通信部とを備え、車載機
    を搭載したプローブカーを制御することによってプロー
    ブカーを先頭とする車群または該車群を含む交通流全体
    を制御することを特徴とする交通制御システム。
  12. 【請求項12】前記車群制御戦略評価決定部は、前記戦
    略の妥当性を評価する交通シミュレータを備え、プロー
    ブカーのドライバーに対してその貢献度を該交通シミュ
    レータによる評価値の差分に基づき求めることを特徴と
    する請求項11に記載の交通制御システム。
  13. 【請求項13】リアルタイムに交通データを収集・保存
    する交通データ保存部と、請求項8に記載のプローブカ
    ー制御装置と、信号機の現示を制御する信号制御装置
    と、信号機とを備え、プローブカーを先頭とする車群を
    赤信号で分断しないように交差点信号機を制御すること
    によってプローブカーを先頭とする車群または該車群を
    含む交通流全体を制御することを特徴とする交通制御シ
    ステム。
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