JP2002122019A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents
内燃機関の排気浄化装置Info
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Abstract
い、触媒の劣化や排気エミッションの悪化を防止する。 【解決手段】NOx触媒20と、内燃機関1の運転状態
を検出する運転状態検出手段と、NOx触媒20に流入
する排気の温度を計測する入ガス温度計測手段37と、
NOx触媒20から流出する排気の温度を計測する出ガ
ス温度計測手段24と、排気の温度及び運転状態に基づ
いてNOx触媒20の床温を推定する入ガスによる触媒
床温推定手段35と、NOx触媒の床温に基づいて還元
剤を供給する還元剤供給手段28と、排気の温度に基づ
いてNOx触媒20の床温を検出する出ガスによる触媒
床温検出手段35と、NOx触媒が異常であるか否かの
判断を行う異常判断手段と、を具備した。
Description
浄化する排気浄化装置に関する。
特に酸素過剰状態の混合気(所謂、リーン空燃比の混合
気)を燃焼可能とするディーゼル機関やリーンバーン・
ガソリン機関では、該内燃機関の排気中に含まれる窒素
酸化物(NOx)を浄化する技術が望まれている。
にリーンNOx触媒を配置する技術が提案されている。
排気中の有害成分を浄化する排気浄化装置として、選択
還元型NOx触媒や吸蔵還元型NOx触媒などのリーンN
Ox触媒が知られている。
気で炭化水素(HC)の存在下でNOxを還元または分
解する触媒であり、この選択還元型NOx触媒でNOxを
浄化するためには適量のHC成分(還元剤)が必要とさ
れる。この選択還元型NOx触媒を前記内燃機関の排気
浄化に用いる場合、該内燃機関の通常運転時の排気中の
HC成分の量は極めて少ないので、通常運転時にNOx
を浄化するためには、選択還元型NOx触媒にHC成分
を供給する必要がある。
の空燃比がリーン空燃比のときはNOxを吸収し、流入
排気の酸素濃度が低下すると吸収したNOxを放出し、
N2に還元する触媒である。
に配置されると、内燃機関が希薄燃焼運転されて排気の
空燃比が高くなるときは排気中の窒素酸化物(NOx)
が吸蔵還元型NOx触媒に吸収され、吸蔵還元型NOx触
媒に流入する排気の空燃比が低くなったときは吸蔵還元
型NOx触媒に吸収されていた窒素酸化物(NOx)が放
出されつつ窒素(N2)に還元される。
収能力には限りがあるため、内燃機関が長期にわたって
希薄燃焼運転されると、吸蔵還元型NOx触媒のNOx吸
収能力が飽和し、排気中の窒素酸化物(NOx)が吸蔵
還元型NOx触媒によって除去されることなく大気中に
放出されることになる。
式内燃機関に適用する場合は、吸蔵還元型NOx触媒の
NOx吸収能力が飽和する前に該吸蔵還元型NOx触媒に
流入する排気の空燃比を低下させる、所謂リッチスパイ
ク制御を実行することにより、吸蔵還元型NOx触媒に
吸収されている窒素酸化物(NOx)を放出及び還元さ
せる必要がある。
は、吸蔵還元型NOx触媒より上流を流れる排気中に還
元剤たる燃料を添加する方法を例示することができる。
まれる硫黄分が燃焼して生成される硫黄酸化物(SO
x)もNOxと同じメカニズムで吸収される。この吸収さ
れたSOxは時間経過とともに安定な硫酸塩を形成する
ためNOxよりも放出されにくく、NOx触媒内に蓄積さ
れる。これをSOx被毒といい、SOx被毒が進行してN
Ox触媒内のSOx蓄積量が増大すると、NOx触媒のN
Ox吸収量が減少するため、NOx浄化率が低下する。こ
のため、適宜の時期にSOx被毒から回復させる被毒解
消処理を施す必要がある。この被毒解消処理は、NOx
触媒を高温(例えば600ないし700℃程度)にしつ
つ理論空燃比あるいはリッチ空燃比の排気をNOx触媒
に流して行わなくてはならない。
システムにおいては、リーンNOx触媒の触媒床温の管
理が非常に重要である。
あり、触媒床温がこの活性温度範囲から外れると、浄化
能力が極度に低下する。また、前述のようにSOx被毒
を解消するためには所定温度を維持する必要がある。さ
らには、SOx被毒解消時にNOx触媒の温度が過剰に上
昇すると、NOx触媒の熱劣化を誘発する虞れがある。
ついて説明すると、NOx 触媒におけるNOxの吸収は
白金Pt(触媒物質)とカリウムK(NOx吸収剤)と
の界面において行われるが、Ptは熱によってシンタリ
ングを起こし、成長して粒径が大きくなることが知られ
ている。車両用内燃機関から排出される排気の浄化にお
いては、NOx 触媒に加わる熱負荷が大きく、白金Pt
のシンタリングを避けることはできない。このように白
金Ptがシンタリングを起こすと、白金Ptとカリウム
Kの接触面積が少なくなり、即ち、白金Ptとカリウム
Kの界面が少なくなる。この結果、NOx 触媒のNOx
吸収能力が低下し、NOx浄化能力が低下する。
56号公報に記載されたような内燃機関の排気浄化装置
が提案されている。この公報に記載された内燃機関の排
気浄化装置は、吸蔵還元型NOx触媒において排気中の
酸素と反応して消費される還元剤の量と吸蔵還元型NO
x触媒に吸収されている窒素酸化物(NOx)を還元する
ために必要となる還元剤の量とを考慮して、還元剤の添
加量を決定することにより、還元剤の過剰供給や供給不
足を防止、以てNOx吸蔵材の温度の低下の問題を解決
しようとするものである。
元剤の添加量を正確に求めることができたとしても、添
加された還元剤が排気通路へ付着すると、蒸発してNO
x触媒に到達するまでに時間がかかり、NOx触媒の温度
維持に必要な空燃比を精度良く得ることが困難になる。
の加速時等に一気にNOx触媒に流れ込み、触媒床温が
過剰に上昇してしまう懸念も生じる。
路へ付着することにより不安定となるので、触媒の温度
に応じた適切な量の還元剤をNOx触媒へ供給する必要
がある。また、触媒の熱劣化を防止するために触媒床温
の過剰な上昇を監視する必要もある。
度センサを設置して直接触媒床温を得ることが考えられ
るが担体の信頼性が低下するため実際には困難である。
また、内燃機関の排気通路に温度センサを設置して、排
気の温度に一時遅れ処理等を行い触媒床温を推定する技
術が知られているが、上述の排気通路への還元剤の付着
等の外乱があり必要な推定精度を得ることは困難であ
る。
鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする
課題は、精度良くNOx触媒の床温を推定し、適切な還
元剤の添加を実施して触媒の劣化や排気エミッションの
悪化を防止することにある。
を解決するために以下のような手段を採用した。
化装置は、酸素過剰状態の混合気を燃焼可能とする希薄
燃焼式の内燃機関の排気通路に設けられたNOx触媒
と、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手
段と、前記NOx触媒に流入する排気の温度を計測する
入ガス温度計測手段と、前記NOx触媒から流出する排
気の温度を計測する出ガス温度計測手段と、前記入ガス
温度計測手段により計測された排気の温度及び前記運転
状態検出手段により検出された運転状態に基づいて前記
NOx触媒の床温を推定する入ガス触媒床温推定手段
と、前記入ガス触媒床温推定手段が推定した前記NOx
触媒の床温に基づいて前記NOx触媒に還元剤を供給す
る還元剤供給手段と、前記出ガス温度計測手段で計測さ
れた排気の温度に基づいて前記NOx触媒の床温を検出
する出ガス触媒床温検出手段と、前記出ガス触媒床温推
定手段が推定した前記NOx触媒の床温に基づいて前記
NOx触媒が異常であるか否かの判断を行う異常判断手
段と、を具備した。
機関に吸入される空気の量と、前記内燃機関から排出さ
れるHCの量と、前記還元剤供給手段により供給される
還元剤の量と、前記入ガス温度計測手段により計測され
た排気の温度と、から、前記排気通路及び前記NOx触
媒での前記還元剤の付着量及び蒸発量を算出し、この算
出値に基づいて前記NOx触媒の床温を推定することが
できる。
装置では、入ガス温度計測手段によって計測された排気
の温度及び内燃機関の運転状態に基づいて排気通路への
還元剤の付着量とその付着した還元剤の蒸発量とを考慮
してNOx触媒の床温を推定することができる。この推
定された触媒床温は触媒に流入する排気の温度に基づい
て推定されているので実際の触媒床温に対して遅れはな
い。よって前記還元剤供給手段は、この推定されたNO
x触媒の床温に基づいて遅れなく還元剤の供給を行うこ
とができる。
て正確な温度を出力しなくなるとNOx触媒の床温を正
しく推定できないため、過剰に還元剤を供給してしまい
NOx触媒の温度が過剰に上昇する虞れがある。
計測された排気の温度を触媒の過加熱等の異常判断に用
いると安全性を向上させることができる。NOx触媒の
過加熱等が検出されたときには前記還元剤供給手段は還
元剤の供給を中止して触媒の熱劣化を防止することがで
きる。このため、出ガス温度計測手段はNOx触媒にで
きるだけ近く設置することが望ましい。
気浄化装置の具体的な実施態様について図面に基づいて
説明する。ここでは、本発明に係る排気浄化装置を車両
駆動用のディーゼル機関に適用した場合を例に挙げて説
明する。
する内燃機関とその吸排気系の概略構成を示す図であ
る。
有する水冷式の4サイクル・ディーゼル機関である。
料を噴射する燃料噴射弁3を備えている。各燃料噴射弁
3は、燃料を所定圧まで蓄圧する蓄圧室(コモンレー
ル)4と接続されている。このコモンレール4には、該
コモンレール4内の燃料の圧力に対応した電気信号を出
力するコモンレール圧センサ4aが取り付けられてい
る。
して燃料ポンプ6と連通している。この燃料ポンプ6
は、内燃機関1の出力軸(クランクシャフト)の回転ト
ルクを駆動源として作動するポンプであり、該燃料ポン
プ6の入力軸に取り付けられたポンププーリ6が内燃機
関1の出力軸(クランクシャフト)に取り付けられたク
ランクプーリ1aとベルト7を介して連結されている。
ランクシャフトの回転トルクが燃料ポンプ6の入力軸へ
伝達されると、燃料ポンプ6は、クランクシャフトから
該燃料ポンプ6の入力軸へ伝達された回転トルクに応じ
た圧力で燃料を吐出する。
燃料供給管5を介してコモンレール4へ供給され、コモ
ンレール4にて所定圧まで蓄圧されて各気筒2の燃料噴
射弁3へ分配される。そして、燃料噴射弁3に駆動電流
が印加されると、燃料噴射弁3が開弁し、その結果、燃
料噴射弁3から気筒2内へ燃料が噴射される。
されており、吸気枝管8の各枝管は、各気筒2の燃焼室
と図示しない吸気ポートを介して連通している。
この吸気管9は、エアクリーナボックス10に接続され
ている。前記エアクリーナボックス10より下流の吸気
管9には、該吸気管9内を流れる吸気の質量に対応した
電気信号を出力するエアフローメータ11と、該吸気管
9内を流れる吸気の温度に対応した電気信号を出力する
吸気温度センサ12とが取り付けられている。
に位置する部位には、該吸気管9内を流れる吸気の流量
を調節する吸気絞り弁13が設けられている。この吸気
絞り弁13には、ステッパモータ等で構成されて該吸気
絞り弁13を開閉駆動する吸気絞り用アクチュエータ1
4が取り付けられている。
弁13との間に位置する吸気管9には、排気の熱エネル
ギを駆動源として作動する遠心過給機(ターボチャージ
ャ)15のコンプレッサハウジング15aが設けられ、
コンプレッサハウジング15aより下流の吸気管9に
は、前記コンプレッサハウジング15a内で圧縮されて
高温となった吸気を冷却するためのインタークーラ16
が設けられている。
リーナボックス10に流入した吸気は、該エアクリーナ
ボックス10内の図示しないエアクリーナによって吸気
中の塵や埃等が除去された後、吸気管9を介してコンプ
レッサハウジング15aに流入する。
吸気は、該コンプレッサハウジング15aに内装された
コンプレッサホイールの回転によって圧縮される。前記
コンプレッサハウジング15a内で圧縮されて高温とな
った吸気は、インタークーラ16にて冷却された後、必
要に応じて吸気絞り弁13によって流量を調節されて吸
気枝管8に流入する。吸気枝管8に流入した吸気は、各
枝管を介して各気筒2の燃焼室へ分配され、各気筒2の
燃料噴射弁3から噴射された燃料を着火源として燃焼さ
れる。
続され、排気枝管18の各枝管が図示しない排気ポート
を介して各気筒2の燃焼室と連通している。
のタービンハウジング15bと接続されている。前記タ
ービンハウジング15bは、排気管19と接続され、こ
の排気管19は、下流にて図示しないマフラーに接続さ
れている。
ガス成分を浄化するための排気浄化触媒20が配置され
ている。排気浄化触媒20より下流の排気管19には、
該排気管19内を流れる排気の空燃比に対応した電気信
号を出力する空燃比センサ23と、該排気管19内を流
れ触媒20に流入する排気の温度に対応した電気信号を
出力する出ガス温度センサ24と、該排気管19内を流
れ触媒20から流出する排気の温度に対応した電気信号
を出力する入ガス温度センサ37と、が取り付けられて
いる。
センサ24より下流の排気管19には、該排気管19内
を流れる排気の流量を調節する排気絞り弁21が設けら
れている。この排気絞り弁21には、ステッパモータ等
で構成されて該排気絞り弁21を開閉駆動する排気絞り
用アクチュエータ22が取り付けられている。
関1の各気筒2で燃焼された混合気(既燃ガス)が排気
ポートを介して排気枝管18へ排出され、次いで排気枝
管18から遠心過給機15のタービンハウジング15b
へ流入する。タービンハウジング15bに流入した排気
は、該排気が持つ熱エネルギを利用してタービンハウジ
ング15b内に回転自在に支持されたタービンホイール
を回転させる。その際、タービンホイールの回転トルク
は、前述したコンプレッサハウジング15aのコンプレ
ッサホイールへ伝達される。
れた排気は、排気管19を介して排気浄化触媒20へ流
入し、排気中の有害ガス成分が除去又は浄化される。排
気浄化触媒20にて有害ガス成分を除去又は浄化された
排気は、必要に応じて排気絞り弁21によって流量を調
節された後にマフラーを介して大気中に放出される。
気枝管18内を流れる排気の一部を吸気枝管8へ再循環
させる排気再循環通路(EGR通路)25を介して連通
されている。このEGR通路25の途中には、電磁弁な
どで構成され、印加電力の大きさに応じて前記EGR通
路25内を流れる排気(以下、EGRガスと称する)の
流量を変更する流量調整弁(EGR弁)26が設けられ
ている。
より上流の部位には、該EGR通路25内を流れるEG
Rガスを冷却するEGRクーラ27が設けられている。
は、EGR弁26が開弁されると、EGR通路25が導
通状態となり、排気枝管18内を流れる排気の一部が前
記EGR通路25へ流入し、EGRクーラ27を経て吸
気枝管8へ導かれる。
路25内を流れるEGRガスと所定の冷媒との間で熱交
換が行われ、EGRガスが冷却されることになる。
吸気枝管8へ還流されたEGRガスは、吸気枝管8の上
流から流れてきた新気と混ざり合いつつ各気筒2の燃焼
室へ導かれ、燃料噴射弁3から噴射される燃料を着火源
として燃焼される。
二酸化炭素(CO2)などのように、自らが燃焼するこ
とがなく、且つ、吸熱性を有する不活性ガス成分が含ま
れているため、EGRガスが混合気中に含有されると、
混合気の燃焼温度が低められ、以て窒素酸化物(NO
x)の発生量が抑制される。
スが冷却されると、EGRガス自体の温度が低下すると
ともにEGRガスの体積が縮小されるため、EGRガス
が燃焼室内に供給されたときに該燃焼室内の雰囲気温度
が不要に上昇することがなくなるとともに、燃焼室内に
供給される新気の量(新気の体積)が不要に減少するこ
ともない。
0について具体的に説明する。
気中の窒素酸化物(NOx)を浄化するNOx触媒であ
る。このようなNOx触媒としては、選択還元型NOx触
媒や吸蔵還元型NOx触媒等を例示することができる
が、ここでは吸蔵還元型NOx触媒を例に挙げて説明す
る。以下、排気浄化触媒20を吸蔵還元型NOx触媒2
0と称するものとする。
ルミナを担体とし、その担体上に、カリウム(K)、ナ
トリウム(Na)、リチウム(Li)、もしくはセシウ
ム(Cs)等のアルカリ金属と、バリウム(Ba)もし
くはカルシウム(Ca)等のアルカリ土類と、ランタン
(La)もしくはイットリウム(Y)等の希土類とから
選択された少なくとも1つと、白金(Pt)等の貴金属
とを担持して構成されている。尚、本実施の形態では、
アルミナからなる担体上にバリウム(Ba)と白金(P
t)とを担持して構成される吸蔵還元型NOx触媒を例
に挙げて説明する。
媒20は、該吸蔵還元型NOx触媒20に流入する排気
の酸素濃度が高いときは排気中の窒素酸化物(NOx)
を吸収する。
蔵還元型NOx触媒20に流入する排気の酸素濃度が低
下したときは吸収していた窒素酸化物(NOx)を放出
する。その際、排気中に炭化水素(HC)や一酸化炭素
(CO)等の還元成分が存在していれば、吸蔵還元型N
Ox触媒20は、該吸蔵還元型NOx触媒20から放出さ
れた窒素酸化物(NOx)を窒素(N2)に還元せしめる
ことができる。
出作用については明らかにされていない部分もあるが、
おおよそ以下のようなメカニズムによって行われている
と考えられる。
吸蔵還元型NOx触媒20に流入する排気の空燃比がリ
ーン空燃比となって排気中の酸素濃度が高まると、図2
(A)に示されるように、排気中の酸素(O2)がO2 -
またはO2-の形で白金(Pt)の表面上に付着する。排
気中の一酸化窒素(NO)は、白金(Pt)の表面上で
O2 -またはO2-と反応して二酸化窒素(NO2)を形成
する(2NO+O2→2NO2)。二酸化窒素(NO2)
は、白金(Pt)の表面上で更に酸化され、硝酸イオン
(NO3-)の形で吸蔵還元型NOx触媒20に吸収され
る。尚、吸蔵還元型NOx触媒20に吸収された硝酸イ
オン(NO3-)は、酸化バリウム(BaO)と結合して
硝酸バリウム(Ba(NO3)2)を形成する。
入する排気の空燃比がリーン空燃比であるときは、排気
中の窒素酸化物(NOx)が硝酸イオン(NO3-)とし
て吸蔵還元型NOx触媒20に吸収される。
気の空燃比がリーン空燃比であり、且つ吸蔵還元型NO
x触媒20のNOx吸収能力が飽和しない限り継続され
る。従って、吸蔵還元型NOx触媒20に流入する排気
の空燃比がリーン空燃比であるときは、吸蔵還元型NO
x触媒20のNOx吸収能力が飽和しない限り、排気中の
窒素酸化物(NOx)が吸蔵還元型NOx触媒20に吸収
され、排気中から窒素酸化物(NOx)が除去されるこ
とになる。
では、該吸蔵還元型NOx触媒20に流入する排気の酸
素濃度が低下すると、白金(Pt)の表面上において二
酸化窒素(NO2)の生成量が減少するため、酸化バリ
ウム(BaO)と結合していた硝酸イオン(NO3-)が
逆に二酸化窒素(NO2)や一酸化窒素(NO)となっ
て吸蔵還元型NOx触媒20から離脱する。
化炭素(CO)等の還元成分が存在していれば、それら
の還元成分が白金(Pt)上の酸素(O2-またはO2-)
と部分的に反応して活性種を形成する。この活性種は、
吸蔵還元型NOx触媒20から放出された二酸化窒素
(NO2)や一酸化窒素(NO)を窒素(N2)に還元せ
しめることになる。
する排気の空燃比が理論空燃比又はリッチ空燃比となっ
て排気中の酸素濃度が低下するとともに還元剤の濃度が
高まると、吸蔵還元型NOx触媒20に吸収されていた
窒素酸化物(NOx)が放出及び還元され、以て吸蔵還
元型NOx触媒20のNOx吸収能力が再生されることに
なる。
ている場合は、内燃機関1から排出される排気の空燃比
がリーン雰囲気となり排気の酸素濃度が高くなるため、
排気中に含まれる窒素酸化物(NOx)が吸蔵還元型N
Ox触媒20に吸収されることになるが、内燃機関1の
希薄燃焼運転が長期間継続されると、吸蔵還元型NOx
触媒20のNOx吸収能力が飽和し、排気中の窒素酸化
物(NOx)が吸蔵還元型NOx触媒20にて除去されず
に大気中へ放出されてしまう。
では、大部分の運転領域においてリーン空燃比の混合気
が燃焼され、それに応じて大部分の運転領域において排
気の空燃比がリーン空燃比となるため、吸蔵還元型NO
x触媒20のNOx吸収能力が飽和し易い。
いる場合は、吸蔵還元型NOx触媒20のNOx吸収能力
が飽和する前に吸蔵還元型NOx触媒20に流入する排
気中の酸素濃度を低下させるとともに還元剤の濃度を高
め、吸蔵還元型NOx触媒20に吸収された窒素酸化物
(NOx)を放出及び還元させる必要がある。
の排気浄化装置は、吸蔵還元型NOx触媒20より上流
の排気通路を流れる排気中に還元剤たる燃料(軽油)を
添加する還元剤供給機構を備え、この還元剤供給機構か
ら排気中へ燃料を添加することにより、吸蔵還元型NO
x触媒20に流入する排気の酸素濃度を低下させるとと
もに還元剤の濃度を高めるようにした。
に、その噴孔が排気枝管18内に臨むよう内燃機関1の
シリンダヘッドに取り付けられ、所定の開弁圧以上の燃
料が印加されたときに開弁して燃料を噴射する還元剤噴
射弁28と、前述した燃料ポンプ6から吐出された燃料
を前記還元剤噴射弁28へ導く還元剤供給路29と、こ
の還元剤供給路29の途中に設けられ該還元剤供給通路
29内を流れる燃料の流量を調整する流量調整弁30
と、この流量調整弁30より上流の還元剤供給路29に
設けられて該還元剤供給路29内の燃料の流れを遮断す
る遮断弁31と、前記流量調整弁30より上流の還元剤
供給路29に取り付けられ該還元剤供給路29内の圧力
に対応した電気信号を出力する還元剤圧力センサ32
と、を備えている。
28の噴孔が排気枝管18におけるEGR通路25との
接続部位より下流であって、排気枝管18における4つ
の枝管の集合部に最も近い気筒2の排気ポートに突出す
るとともに、排気枝管18の集合部へ向くようシリンダ
ヘッドに取り付けられることが好ましい。
還元剤(未燃の燃料成分)がEGR通路25へ流入する
のを防止するとともに、還元剤が排気枝管18内に滞る
ことを抑制するためである。
の気筒2のうち1番(#1)気筒2が排気枝管18の集
合部と最も近い位置にあるため、1番(#1)気筒2の
排気ポートに還元剤噴射弁28が取り付けられている
が、1番(#1)気筒2以外の気筒2が排気枝管18の
集合部と最も近い位置にあるときは、その気筒2の排気
ポートに還元剤噴射弁28が取り付けられるようにす
る。
ヘッドに形成された図示しないウォータージャケットを
貫通、あるいはウォータージャケットに近接して取り付
けられるようにし、前記ウォータージャケットを流れる
冷却水を利用して還元剤噴射弁28を冷却するようにし
てもよい。
弁30が開弁されると、燃料ポンプ6から吐出された高
圧の燃料が還元剤供給路29を介して還元剤噴射弁28
へ印加される。そして、還元剤噴射弁28に印加される
燃料の圧力が開弁圧以上に達すると、該還元剤噴射弁2
8が開弁して排気枝管18内へ還元剤としての燃料が噴
射される。
射された還元剤は、排気枝管18の上流から流れてきた
排気とともにタービンハウジング15bへ流入する。タ
ービンハウジング15b内に流入した排気と還元剤と
は、タービンホイールの回転によって撹拌されて均質に
混合され、リッチ空燃比の排気を形成する。
排気は、タービンハウジング15bから排気管19を介
して吸蔵還元型NOx触媒20に流入し、吸蔵還元型N
Ox触媒20に吸収されていた窒素酸化物(NOx)を放
出させつつ窒素(N2)に還元することになる。
ポンプ6から還元剤噴射弁28への還元剤の供給が遮断
されると、還元剤噴射弁28に印加される燃料の圧力が
前記開弁圧未満となり、その結果、還元剤噴射弁28が
閉弁し、排気枝管18内への還元剤の添加が停止される
ことになる。
は、該内燃機関1を制御するための電子制御ユニット
(ECU:Electronic Control Unit)35が併設され
ている。このECU35は、内燃機関1の運転条件や運
転者の要求に応じて内燃機関1の運転状態を制御するユ
ニットである。
a、エアフローメータ11、吸気温度センサ12、吸気
管圧力センサ17、空燃比センサ23、出ガス温度セン
サ24、入ガス温度センサ37、還元剤圧力センサ3
2、クランクポジションセンサ33、水温センサ34、
アクセル開度センサ36等の各種センサが電気配線を介
して接続され、上記した各種センサの出力信号がECU
35に入力されるようになっている。
気絞り用アクチュエータ14、排気絞り用アクチュエー
タ22、EGR弁26、流量調整弁30、遮断弁31等
が電気配線を介して接続され、上記した各部をECU3
5が制御することが可能になっている。
に、双方向性バス350によって相互に接続された、C
PU351と、ROM352と、RAM353と、バッ
クアップRAM354と、入力ポート356と、出力ポ
ート357とを備えるとともに、前記入力ポート356
に接続されたA/Dコンバータ(A/D)355を備え
ている。
ョンセンサ33のようにデジタル信号形式の信号を出力
するセンサの出力信号を入力し、それらの出力信号をC
PU351やRAM353へ送信する。
センサ4a、エアフローメータ11、吸気温度センサ1
2、吸気管圧力センサ17、空燃比センサ23、出ガス
温度センサ24、入ガス温度センサ37、還元剤圧力セ
ンサ32、水温センサ34、アクセル開度センサ36、
等のように、アナログ信号形式の信号を出力するセンサ
のA/D355を介して入力し、それらの出力信号をC
PU351やRAM353へ送信する。
吸気絞り用アクチュエータ14、排気絞り用アクチュエ
ータ22、EGR弁26、流量調整弁30、遮断弁31
等と電気配線を介して接続され、CPU351から出力
される制御信号を、前記した燃料噴射弁3、吸気絞り用
アクチュエータ14、排気絞り用アクチュエータ22、
EGR弁26、流量調整弁30、あるいは遮断弁31へ
送信する。
するための燃料噴射制御ルーチン、吸気絞り弁13を制
御するための吸気絞り制御ルーチン、排気絞り弁21を
制御するための排気絞り制御ルーチン、EGR弁26を
制御するためのEGR制御ルーチン、吸蔵還元型NOx
触媒20に吸収された窒素酸化物(NOx)を浄化する
ためのNOx浄化制御ルーチン、吸蔵還元型NOx触媒2
0の酸化物による被毒を解消するための被毒解消制御ル
ーチン等のアプリケーションプログラムを記憶してい
る。
ションプログラムに加え、各種の制御マップを記憶して
いる。前記制御マップは、例えば、内燃機関1の運転状
態と基本燃料噴射量(基本燃料噴射時間)との関係を示
す燃料噴射量制御マップ、内燃機関1の運転状態と基本
燃料噴射時期との関係を示す燃料噴射時期制御マップ、
内燃機関1の運転状態と吸気絞り弁13の目標開度との
関係を示す吸気絞り弁開度制御マップ、内燃機関1の運
転状態と排気絞り弁21の目標開度との関係を示す排気
絞り弁開度制御マップ、内燃機関1の運転状態とEGR
弁26の目標開度との関係を示すEGR弁開度制御マッ
プ、内燃機関1の運転状態と還元剤の目標添加量(もし
くは、排気の目標空燃比)との関係を示す還元剤添加量
制御マップ、還元剤の目標添加量と流量調整弁30の開
弁時間との関係を示す流量調整弁制御マップ等である。
信号やCPU351の演算結果等を格納する。前記演算
結果は、例えば、クランクポジションセンサ33がパル
ス信号を出力する時間的な間隔に基づいて算出される機
関回転数である。これらのデータは、クランクポジショ
ンセンサ33がパルス信号を出力する都度、最新のデー
タに書き換えられる。
関1の運転停止後もデータを記憶可能な不揮発性のメモ
リである。
記憶されたアプリケーションプログラムに従って動作し
て、燃料噴射弁制御、吸気絞り制御、排気絞り制御、E
GR制御、NOx浄化制御、被毒解消制御を実行する。
1は、先ず、燃料噴射弁3から噴射される燃料量を決定
し、次いで燃料噴射弁3から燃料を噴射する時期を決定
する。
1は、RAM353に記憶されている機関回転数とアク
セル開度センサ36の出力信号(アクセル開度)とを読
み出す。CPU351は、燃料噴射量制御マップへアク
セスし、前記機関回転数及び前記アクセル開度に対応し
た基本燃料燃料噴射量(基本燃料噴射時間)を算出す
る。CPU351は、エアフローメータ11、吸気温度
センサ12、水温センサ34等の出力信号値等に基づい
て前記基本燃料噴射時間を補正し、最終的な燃料噴射時
間を決定する。
51は、燃料噴射開始時期制御マップへアクセスし、前
記機関回転数及び前記アクセル開度に対応した基本燃料
噴射時期を算出する。CPU351は、エアフローメー
タ11、吸気温度センサ12、水温センサ34等の出力
信号値をパラメータとして前記基本燃料噴射時期を補正
し、最終的な燃料噴射時期を決定する。
ると、CPU351は、前記燃料噴射時期とクランクポ
ジションセンサ33の出力信号とを比較し、前記クラン
クポジションセンサ33の出力信号が前記燃料噴射開始
時期と一致した時点で燃料噴射弁3に対する駆動電力の
印加を開始する。CPU351は、燃料噴射弁3に対す
る駆動電力の印加を開始した時点からの経過時間が前記
燃料噴射時間に達した時点で燃料噴射弁3に対する駆動
電力の印加を停止する。
転状態がアイドル運転状態にある場合は、CPU351
は、水温センサ34の出力信号値や、車室内用空調装置
のコンプレッサのようにクランクシャフトの回転力を利
用して作動する補機類の作動状態等をパラメータとして
内燃機関1の目標アイドル回転数を算出する。そして、
CPU351は、実際のアイドル回転数が目標アイドル
回転数と一致するよう燃料噴射量をフィードバック制御
する。
は、例えば、RAM353に記憶されている機関回転数
とアクセル開度とを読み出す。CPU351は、吸気絞
り弁開度制御マップへアクセスし、機関回転数及びアク
セル開度に対応した目標吸気絞り弁開度を算出する。C
PU351は、前記目標吸気絞り弁開度に対応した駆動
電力を吸気絞り用アクチュエータ14に印加する。その
際、CPU351は、吸気絞り弁13の実際の開度を検
出して、実際の吸気絞り弁13の開度と目標吸気絞り弁
開度との差分に基づいて前記吸気絞り用アクチュエータ
14をフィードバック制御するようにしてもよい。
は、例えば、内燃機関1が冷間始動後の暖機運転状態に
ある場合や、車室内用ヒータが作動状態にある場合など
に排気絞り弁21を閉弁方向へ駆動すべく排気絞り用ア
クチュエータ22を制御する。
れに対応して燃料噴射量が増量されることなる。その結
果、内燃機関1の発熱量が増加し、内燃機関1の暖機が
促進されるとともに、車室内用ヒータの熱源が確保され
る。
RAM353に記憶されている機関回転数、水温センサ
34の出力信号(冷却水温度)、アクセル開度センサ3
6の出力信号(アクセル開度)等を読み出し、EGR制
御の実行条件が成立しているか否かを判別する。
却水温度が所定温度以上にある、内燃機関1が始動時か
ら所定時間以上連続して運転されている、アクセル開度
の変化量が正値である等の条件を例示することができ
る。
していると判定した場合は、CPU351は、機関回転
数とアクセル開度とをパラメータとしてEGR弁開度制
御マップへアクセスし、前記機関回転数及び前記アクセ
ル開度に対応した目標EGR弁開度を算出する。CPU
351は、前記目標EGR弁開度に対応した駆動電力を
EGR弁26に印加する。一方、上記したようなEGR
制御実行条件が成立していないと判定した場合は、CP
U351は、EGR弁26を全閉状態に保持すべく制御
する。
内燃機関1の吸入空気量をパラメータとしてEGR弁2
6の開度をフィードバック制御する、いわゆるEGR弁
フィードバック制御を行うようにしてもよい。
ば、CPU351は、アクセル開度や機関回転数等をパ
ラメータとして内燃機関1の目標吸入空気量を決定す
る。その際、アクセル開度と機関回転数と目標吸入空気
量との関係を予めマップ化しておき、そのマップとアク
セル開度と機関回転数とから目標吸入空気量が算出され
るようにしてもよい。
されると、CPU351は、RAM353に記憶された
エアフローメータ11の出力信号値(実際の吸入空気
量)を読み出し、実際の吸入空気量と目標吸入空気量と
を比較する。
空気量より少ない場合には、CPU351は、EGR弁
26を所定量閉弁させる。この場合、EGR通路25か
ら吸気枝管8へ流入するEGRガス量が減少し、それに
応じて内燃機関1の気筒2内に吸入されるEGRガス量
が減少することになる。その結果、内燃機関1の気筒2
内に吸入される新気の量は、EGRガスが減少した分だ
け増加する。
より多い場合には、CPU351は、EGR弁26を所
定量開弁させる。この場合、EGR通路25から吸気枝
管8へ流入するEGRガス量が増加し、それに応じて内
燃機関1の気筒2内に吸入されるEGRガス量が増加す
る。この結果、内燃機関1の気筒2内に吸入される新気
の量は、EGRガスが増加した分だけ減少することにな
る。
は、吸蔵還元型NOx触媒20に流入する排気の空燃比
を比較的に短い周期でスパイク的(短時間)にリッチ空
燃比とする、所謂リッチスパイク制御を実行する。
は、所定の周期毎にリッチスパイク制御実行条件が成立
しているか否かを判別する。このリッチスパイク制御実
行条件としては、例えば、吸蔵還元型NOx触媒20が
活性状態にある、出ガス温度センサ24の出力信号値
(排気温度)が所定の上限値以下である、被毒解消制御
が実行されていない、等の条件を例示することができ
る。
件が成立していると判定された場合は、CPU351
は、還元剤噴射弁28からスパイク的に還元剤たる燃料
を噴射させるべく流量調整弁30を制御することによ
り、吸蔵還元型NOx触媒20に流入する排気の空燃比
を一時的に所定の目標リッチ空燃比とする。
3に記憶されている機関回転数、アクセル開度センサ3
6の出力信号(アクセル開度)、エアフローメータ11
の出力信号値(吸入空気量)、空燃比センサ23の出力
信号、燃料噴射量等を読み出す。CPU351は、前記
した機関回転数とアクセル開度と吸入空気量と燃料噴射
量とをパラメータとしてROM352の還元剤添加量制
御マップへアクセスし、排気の空燃比を予め設定された
目標リッチ空燃比とする上で必要となる還元剤の添加量
(目標添加量)を算出する。
をパラメータとしてROM352の流量調整弁制御マッ
プへアクセスし、還元剤噴射弁28から目標添加量の還
元剤を噴射させる上で必要となる流量調整弁30の開弁
時間(目標開弁時間)を算出する。
ると、CPU351は、流量調整弁30を開弁させる。
この場合、燃料ポンプ6から吐出された高圧の燃料が還
元剤供給路29を介して還元剤噴射弁28へ供給される
ため、還元剤噴射弁28に印加される燃料の圧力が開弁
圧以上に達し、還元剤噴射弁28が開弁する。
せた時点から前記目標開弁時間が経過すると、流量調整
弁30を閉弁させる。この場合、燃料ポンプ6から還元
剤噴射弁28への還元剤の供給が遮断されるため、還元
剤噴射弁28に印加される燃料の圧力が開弁圧未満とな
り、還元剤噴射弁28が閉弁する。
だけ開弁されると、目標添加量の燃料が還元剤噴射弁2
8から排気枝管18内へ噴射されることになる。そし
て、還元剤噴射弁28から噴射された還元剤は、排気枝
管18の上流から流れてきた排気と混ざり合って目標リ
ッチ空燃比の混合気を形成して吸蔵還元型NOx触媒2
0に流入する。
入する排気の空燃比は、比較的に短い周期で「リーン」
と「スパイク的な目標リッチ空燃比」とを交互に繰り返
すことになり、以て、吸蔵還元型NOx触媒20が窒素
酸化物(NOx)の吸収と放出・還元とを交互に短周期
的に繰り返すことになる。
は、吸蔵還元型NOx触媒20の酸化物による被毒を解
消すべく被毒解消処理を行うことになる。
が含まれている場合があり、そのような燃料が内燃機関
1で燃焼されると、二酸化硫黄(SO2)や三酸化硫黄
(SO3)などの硫黄酸化物(SOx)が生成される。
蔵還元型NOx触媒20に流入し、窒素酸化物(NOx)
と同様のメカニズムによって吸蔵還元型NOx触媒20
に吸収される。
流入する排気の空燃比がリーン空燃比であるときには、
前述したNOx吸収メカニズムの説明で述べたように、
酸素(O2)がO2 -又はO2-の形で白金(Pt)の表面
に付着しているため、流入排気中の二酸化硫黄(S
O2)や三酸化硫黄(SO3)等の硫黄酸化物(SOx)
が白金(Pt)の表面上でO2 -又はO2-と反応してSO
3-やSO4-となる。
で更に酸化され、硫酸イオン(SO 4 2-)の形で吸蔵還
元型NOx触媒20に吸収される。尚、吸蔵還元型NOx
触媒20に吸収された硫酸イオン(SO4 2-)は、酸化
バリウム(BaO)と結合して硫酸塩(BaSO4)を
形成する。
入する排気の空燃比がリーン空燃比であるときは、排気
中の硫黄酸化物(SOx)が硫酸イオン(SO4 2-)とし
て吸蔵還元型NOx触媒20に吸収される。
バリウム(Ba(NO3)2)に比して安定していて分解
し難く、吸蔵還元型NOx触媒20に流入する排気の空
燃比が理論空燃比又はリッチ空燃比となっても分解され
ずに吸蔵還元型NOx触媒20内に残留してしまう。
(BaSO4)の量が増加すると、それに応じて窒素酸
化物(NOx)の吸収に関与することができる酸化バリ
ウム(BaO)の量が減少するため、吸蔵還元型NOx
触媒20のNOx吸収能力が低下する、いわゆるSOx被
毒が発生する。
消する方法としては、吸蔵還元型NOx触媒20の雰囲
気温度をおよそ500℃〜700℃の高温域まで昇温さ
せるとともに、吸蔵還元型NOx触媒20に流入する排
気の空燃比をリッチ空燃比とすることにより、吸蔵還元
型NOx触媒20に吸収されている硫酸バリウム(Ba
SO4)をSO3-やSO4-に熱分解し、次いでSO3-や
SO4-を排気中の炭化水素(HC)や一酸化炭素(C
O)と反応させて気体状のSO2-に還元する方法を例示
することができる。
では、CPU351は、先ず吸蔵還元型NOx触媒20
の床温を高める触媒昇温処理を実行した上で、吸蔵還元
型NOx触媒20に流入する排気の空燃比をリッチ空燃
比とするようにした。
ば、各気筒2の膨張行程時に燃料噴射弁3から副次的に
燃料をポスト噴射させるとともに還元剤噴射弁28から
排気中へ燃料を添加させることにより、それらの未燃燃
料成分を吸蔵還元型NOx触媒20において酸化させ、
酸化の際に発生する熱によって吸蔵還元型NOx触媒2
0の床温を高めるようにしてもよい。
昇温すると、吸蔵還元型NOx触媒20の熱劣化が誘発
される可能性があるため、出ガス温度センサ24の出力
信号値に基づいてポスト噴射燃料量及び添加燃料量がフ
ィードバック制御されるようにすることが好ましい。
元型NOx触媒20の床温が500℃〜700℃程度の
高温域まで上昇すると、CPU351は、吸蔵還元型N
Ox触媒20に流入する排気の空燃比をリッチ空燃比と
すべく還元剤噴射弁28から燃料を噴射させる。
射されると、それらの燃料が吸蔵還元型NOx触媒20
で急激に燃焼して吸蔵還元型NOx触媒20が過熱し、
或いは還元剤噴射弁28から噴射された過剰な燃料によ
って吸蔵還元型NOx触媒20が不要に冷却される虞が
あるため、CPU351は、空燃比センサ23の出力信
号に基づいて還元剤噴射弁28からの燃料噴射量をフィ
ードバック制御するようにしても良い。
吸蔵還元型NOx触媒20の床温が高い状況下で、吸蔵
還元型NOx触媒20に流入する排気の空燃比がリッチ
空燃比となるため、吸蔵還元型NOx触媒20に吸収さ
れている硫酸バリウム(BaSO4)がSO3-やSO4-
に熱分解され、それらSO3-やSO4-が排気中の炭化水
素(HC)や一酸化炭素(CO)と反応して気体状のS
O2-に還元され、以て吸蔵還元型NOx触媒20のSOx
被毒が解消されることになる。
U351が所定の周期でリッチスパイク制御を実行する
ことにより、吸蔵還元型NOx触媒20に流入する排気
の空燃比をスパイク的に目標リッチ空燃比とし、吸蔵還
元型NOx触媒20に吸収された窒素酸化物(NOx)を
放出及び還元している。
うためには、NOx触媒20の床温を正確に把握し、床
温に応じたリッチスパイク制御を行う必要がある。
スパイクによって昇温するため、リッチスパイク制御中
は入ガス温度センサ37により計測された排気の温度よ
りもNOx触媒20の床温のほうが高くなる虞れがあ
る。
れた排気の温度はNOx触媒20の下流に設置されてい
るためNOx触媒20の床温よりも低い数値を示すこと
になる。
からNOx触媒20の床温を推定しようとしても、排気
枝管18内に添加された燃料は直ちに蒸発若しくは微粒
化して排気と共にNOx触媒20へ到達するものもあれ
ば、排気枝管18の壁面に液体のまま付着しNOx触媒
20へ到達するのに時間がかかるものもある。このよう
に、添加された燃料の全量が直ちにNOx触媒20に到
達するわけではないので、NOx触媒20の床温を精度
良く得ることは困難である。
加された燃料の排気枝管20の付着、蒸発を考慮してN
Ox触媒20の床温を推定することにした。
排気浄化装置のNOx触媒20の床温の推定方法につい
て図4のフローチャートに基づいて説明する。
態に基づいて、NOx触媒20の床温推定に必要な吸入
新気量Ga、排気温度Tex、排出HC量MHC、排出CO
量MC O、排気燃料噴射パルス(又は燃料の噴射量)がR
AM353に入力される。
れているエアフローメータ11の出力信号値に基づいて
算出される。
Tex、該排気に含まれるHC量MHC、該排気に含まれる
CO量MCOは、夫々、排気温度マップ、HCマップ、C
Oマップを参照して算出される。
回転数、吸入空気量、気筒2に噴射される燃料量等であ
り、この運転状態と排気温度、排気中のHC量、排気中
のCO量、との関係を夫々予め求めてマップ化しROM
352に記憶しておく。
度と吸入空気量と燃料噴射量とをパラメータとしてRO
M352の還元剤添加量制御マップへアクセスし、排気
の空燃比を予め設定された目標リッチ空燃比とする上で
必要となる燃料の添加量Fin jを算出する。
加された燃料の排気枝管18の壁面への付着量MWSUM及
び蒸発量MYを算出する。この値は、例えば次式により
算出される。
発率Yは、排気枝管18の壁面温度、排気の流量、排気
の温度に応じて変化することが確認されている。排気の
流量は吸入空気量と気筒2内への燃料噴射量との関数と
して表されるので、壁面温度Texm、吸入空気量Ga、燃
料噴射量、壁面付着率X、蒸発率Yの関係を予め実験等
により求めておき、それらの関係をマップ化してROM
352に記憶しておく。
気の温度Texの一時遅れや熱伝達に要する応答遅れとし
て求められることが知られている。燃料添加が始まった
後は前回のルーチンのステップ104で求められた排気
枝管18の温度Texaを使用する。
エネルギー計算を行う。これには、排気が有する熱量Q
ex、排気枝管18が有する熱量Qexm、壁面に付着した
燃料が有する熱量QexmX、燃料が蒸発するのに必要な熱
量QexmYが必要となる。
すことができる。
排気の温度であり、排気の質量Mexはエアフローメータ
11の出力信号及び気筒2内への燃料主噴射量に基づい
て算出し、排気の温度Texはステップ101で算出した
排気の温度Texを用いる。尚、排気の比熱Cexは一定と
する。
ば次式で表すことができる。
熱、Texmは排気枝管18の温度である。排気枝管18
の質量は予め計測してROM352に記憶させておく。
排気枝管18の温度Texmはステップ102で求められ
た値を使用する。
exmXは、例えば次式で表すことができる。
した燃料の質量、Cex mXは排気枝管18に付着した燃料
の比熱、TexmXは排気枝管18に付着した燃料の温度で
ある。尚、排気枝管18に付着した燃料の比熱CexmXは
一定とする。
得られた吸入空気の温度に基づいて推定するか還元剤供
給路29に燃料温度センサ(図示しない)を設置して算
出することができる。
例えば次式で表すことができる。
た燃料の蒸発量、Rexm Yは単位質量当たりの燃料を蒸発
させるのに要する蒸発熱である。蒸発熱RexmYは予め求
めておきROM352に記憶させておく。
出結果に基づいてMYの燃料が蒸発した後の排気枝管1
8の壁面温度Texaを算出する。ここで、排気と排気枝
管18との温度が同一温度Texaになり、且つ、燃料の
蒸発により奪われた熱量は総て排気と排気枝管18との
温度降下に消費されたものと仮定すると、次式が成立す
る。
ex・Texa+Mexm・Cexm・Texa+(MWSUM−MY)・
CexmX・TexmX ここで、この式の左辺は燃料蒸発前の熱量の総和を表
し、右辺は燃料蒸発後のの熱量の総和を表す。
温度Texaは次式により算出することができる。
(MWSUM−MY)・CexmX・TexmX}/(Mex・Cex+
Mexm・Cexm) ステップ105では、排気中に含まれるHCがNOx触
媒20で燃焼したときに発生される熱量QHCを算出す
る。
化反応したときに生じる反応熱で、一定の値である。M
HCはステップ101で算出した排出HC量である。ま
た、COがNOx触媒20で燃焼したときに発生される
熱量QCOも同様に算出する。
化反応したときに生じる反応熱で、一定の値である。M
COはステップ101で算出した排出CO量である。
体のまま到達した燃料の付着量MCSU M及びNOx触媒2
0での燃料の蒸発量MCYを算出する。この値は、例えば
次式により算出される。
する燃料量 XC :燃料のNOx触媒付着率 YC :NOx触媒付着燃料の蒸発率 であり、 Mf:一回の燃料噴射で壁面に付着する燃料量 X :燃料の壁面付着率 Y :壁面付着燃料の蒸発率 Minj:一回の燃料(還元剤)の噴射量 はステップ102で算出された値である。
された燃料は、排気枝管18の壁面に付着するか又は排
気と共にNOx触媒20へ流される。排気枝管18に付
着せず且つNOx触媒20へ到達する間に蒸発しなかっ
た燃料がNOx触媒20に付着することになる。
付着燃料の蒸発率YCは、NOx触媒20の床温TC、排
気の流量、排気の温度に応じて変化することが確認され
ている。排気の流量は吸入空気量と気筒2内への燃料噴
射量との関数として表されるので、触媒床温、吸入空気
量Ga、燃料噴射量、排気の温度Texn、触媒付着率
X C、蒸発率YCの関係を予め実験等により求めておき、
それらの関係をマップ化してROM352に記憶してお
く。
ス温度センサ37の出力信号に基づいて算出する。燃料
の添加が始まった後は、前回のルーチンのステップ10
9で求められた触媒床温TCaを使用する。
ステップ106で算出された蒸発燃料がNOx触媒20
で燃焼したときに発生される熱量QYを算出する。この
熱量Q Yは例えば次式で示すことができる。
じる反応熱で一定の値である。
エネルギー計算を行う。これには、ステップ105で算
出された排気中に含まれるHC、COがNOx触媒20
で燃焼したときに発生される熱量QHC、QCO及び蒸発し
た燃料がNOx触媒20で燃焼したときに発生される熱
量QYの他に、排気が有する熱量QexC、NOx触媒20
が有する熱量QC、NOx触媒20に付着した燃料が有す
る熱量QCX、燃料が蒸発するのに必要な熱量QCYが必要
となる。
表すことができる。
CexCはNOx触媒20に流入する排気の比熱である。排
気の質量MexCはエアフローメータ11の出力信号及び
気筒2内への燃料主噴射量に基づいて算出され、排気の
比熱CexCは一定とする。また、TexCは入ガス温度セン
サ37により得られる排気の温度である。
次式で表すことができる。
0の比熱でありこれら質量MC及び比熱CCは一定であ
る。TCは触媒反応が起こる前のNOx触媒20の触媒床
温であり、ステップ106で求められた値を使用する。
量QCXは、例えば次式で表すことができる。
着した燃料の質量、CC XはNOx触媒20に付着した燃
料の比熱、TexmXはステップ103で算出された燃料の
温度である。
えば次式で表すことができる。
した燃料の蒸発量、Re xmYはステップ103で求めた単
位質量当たりの燃料を蒸発させるのに要する熱量であ
る。
出結果に基づいてNOx触媒20の床温を算出する。こ
こで、NOx触媒20で触媒反応により発生した熱が総
て排気及びNOx触媒の加熱に消費され、燃料の蒸発に
より奪われた熱量は総て排気と排気枝管18との温度降
下に消費され、排気とNOx触媒20との温度が同一温
度TCaになったものと仮定すると、次式が成立する。
CY=MC・CC・TCa+MexC・CexC・TCa+(MCSUM−
MCY)・CCX・TCX ここで、この式の左辺は触媒反応前の熱量の総和を表
し、右辺は触媒反応後の熱量の総和を表す。
媒床温TCaは次式により算出することができる。
QCX−QCY−(MCSUM−MCY)・CC X・TCX}/(MC
・CC+MexC・CexC) ステップ109の実行完了により、本ルーチンの第1回
目の処理サイクルが完了し、ECU35は、第2回目の
処理サイクルを実行すべくステップ101に戻る。そし
て、第2回目以後の処理サイクルにおけるステップ10
8では、前サイクルのステップ107で算出した触媒床
温TCを用いて、触媒反応前のNOx触媒が有する熱量Q
Cを算出する。
プ109の処理を繰り返し実行して、刻々と変化するN
Ox触媒の触媒床温を推定し、更新していく。そして、
更新された最新の触媒床温がNOx触媒20の触媒床温
として、この排気浄化装置の種々の制御に利用されるこ
とになる。
浄化装置では、NOx触媒20の触媒床温を直接計測す
ることなく、NOx触媒の触媒床温を知ることができ
る。
0に流入する排気の温度で推定されているため実際の触
媒床温に対する応答遅れ等問題はない。よって、触媒床
温に応じた機関運転制御や還元剤添加制御を実際の触媒
床温に対して遅れなく実行でき、以て触媒の性能を最大
限に引き出すことができる。
触媒20の触媒床温を推定することができるので、触媒
床温を直接計測する温度検出手段は不要なのであるが、
この実施の形態では、排気浄化装置に対するフェールセ
ーフを実現するために、NOx触媒20の下流に出ガス
温度センサ24を設けている。この実施の形態のフェー
ルセーフシステムでは、出ガス温度センサ24で実測さ
れた出ガス温度を触媒床温の実測値(以下、実測触媒床
温という)TC2として代用する。
温推定処理の実行により推定されたNOx触媒20の触
媒床温(以下、推定触媒床温という)TCaよりも大幅に
低い場合には、還元剤噴射弁28から排気中に供給され
た燃料(HC)がNOx触媒20で反応せずにNOx触媒
20に付着していると考えられる。このようにNOx触
媒20に付着したHCは、所定の温度条件を満足したと
きに燃焼し始めてNOx触媒20の触媒床温を異常上昇
させ、NOx触媒20の熱劣化を促進する虞れがある。
温TCaよりも大幅に高い場合には、還元剤噴射弁28か
ら排気中に供給された燃料(HC)量が指令供給量より
も多いと考えられ、原因として流量調整弁30の作動不
良などが考えられる。
より排気の温度が正確に得られなくなると、NOx触媒
20の床温を精度良く制御することは困難となる。
は、推定触媒床温TCaと実測触媒床温TC2の誤差△tが
所定の許容誤差範囲から外れている場合には、排気浄化
装置が異常であると判定して、還元剤噴射弁28からの
燃料添加の実行を禁止することにした。
定処理ルーチンを実行することにより、本発明における
異常判断手段が実現される。
流の排気の温度を計測しており、実際の触媒床温に対し
て遅れがあるものの、それに近い値を検出している。こ
の値を用いることにより、入ガス温度センサ37では計
測不可能な、装置の故障等に起因した触媒の過加熱を検
出し、フェールセーフを確実に実現することができる。
よれば、触媒の床温を正確に且つ遅れなく知ることがで
き、内燃機関の運転制御や還元剤の供給制御を精度良く
行うことができる。また、触媒の過加熱を検出すること
により触媒の熱劣化を防止することができる。
することができる。
する内燃機関とその吸排気系の概略構成を示す図
ニズムを説明する図(B)吸蔵還元型NOx触媒のNOx
放出メカニズムを説明する図
チャート図
Claims (2)
- 【請求項1】 酸素過剰状態の混合気を燃焼可能とする
希薄燃焼式の内燃機関の排気通路に設けられたNOx触
媒と、 前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段
と、 前記NOx触媒に流入する排気の温度を計測する入ガス
温度計測手段と、 前記NOx触媒から流出する排気の温度を計測する出ガ
ス温度計測手段と、 前記入ガス温度計測手段により計測された排気の温度及
び前記運転状態検出手段により検出された運転状態に基
づいて前記NOx触媒の床温を推定する入ガス触媒床温
推定手段と、 前記入ガス触媒床温推定手段が推定した前記NOx触媒
の床温に基づいて前記NOx触媒に還元剤を供給する還
元剤供給手段と、 前記出ガス温度計測手段で計測された排気の温度に基づ
いて前記NOx触媒の床温を検出する出ガス触媒床温検
出手段と、 前記出ガス触媒床温推定手段が推定した前記NOx触媒
の床温に基づいて前記NOx触媒が異常であるか否かの
判断を行う異常判断手段と、 を具備することを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。 - 【請求項2】 前記入ガス触媒床温推定手段は、前記内
燃機関に吸入される空気の量と、前記内燃機関から排出
されるHCの量と、前記還元剤供給手段により供給され
る還元剤の量と、前記入ガス温度計測手段により計測さ
れた排気の温度と、から、前記排気通路及び前記NOx
触媒での前記還元剤の付着量及び蒸発量を算出し、この
算出値に基づいて前記NOx触媒の床温を推定すること
を特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2000316643A JP3685033B2 (ja) | 2000-10-17 | 2000-10-17 | 内燃機関の排気浄化装置 |
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2000
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