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JP2002198835A - ノイズスケルチ回路 - Google Patents

ノイズスケルチ回路

Info

Publication number
JP2002198835A
JP2002198835A JP2000396346A JP2000396346A JP2002198835A JP 2002198835 A JP2002198835 A JP 2002198835A JP 2000396346 A JP2000396346 A JP 2000396346A JP 2000396346 A JP2000396346 A JP 2000396346A JP 2002198835 A JP2002198835 A JP 2002198835A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
noise
level
voltage
squelch
comparator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000396346A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Chiba
正信 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Denki Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP2000396346A priority Critical patent/JP2002198835A/ja
Publication of JP2002198835A publication Critical patent/JP2002198835A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Noise Elimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】スケルチスレッシュホールド(検出器の出力電
圧がコンパレータ基準電圧とほぼ等しくなる場合)にお
いて、耳障りな雑音を除去することにより安定したノイ
ズスケルチ回路を提供することを目的とする。 【解決手段】復調器1からの受信電界強度電圧をマイコ
ン5により監視し、都市雑音(受信電波に含まれるノイ
ズ成分)が弱いレベルで変動する場合、この変動に対し
てコンパレータ基準電圧が追従するようにマイコン5に
より制御してノイズスケルチが閉じるようにする。(音
声が出力されないようにする。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線機に使用するノ
イズスケルチ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のノイズスケルチ回路を使用した無
線機の構成を示すブロック図を図2に示す。復調器1の
出力の一部は、ノイズ成分を取り出すバンドパスフィル
タ2(例えば、中心周波数30KHz程度のバンドパス
フィルタ、一般的にノイズフィルタと言われる。)を通
過し、アンプ3で増幅され、検波器4によって直流電圧
に変換してコンパレータ6に入力する。無線機の操作部
にあるスケルチ設定ボリューム11の情報をマイコン5
が取り込み、更にマイコン5はその情報に応じた電圧を
コンパレータ基準電圧として出力する。コンパレータ6
はコンパレータ基準電圧と検波器4の出力電圧とを比較
し、この比較結果はノイズスケルチ開閉の情報としてマ
イコン5に入力される。マイコン5はコンパレータ6か
らのノイズスケルチ開閉情報によりスピーカミュートス
イッチ10を制御する。検波器4からの出力電圧がコン
パレータ基準電圧よりも高い場合、コンパレータはノイ
ズスケルチ制御信号をH(HIGH)レベルで出力する
ことにより、マイコン5はスピーカミュートスイッチ1
0をONにして音声を出力する。一方、検波器4からの
出力電圧がコンパレータ基準電圧よりも低い場合、コン
パレータ6はノイズスケルチ制御信号をL(LOW)レ
ベルで出力することにより、マイコン5はスピーカミュ
ートスイッチ10をOFFにして音声をミュートする。
(音声が出力されないようにする。) 検波器4の出力電圧(ノイズレベル)がコンパレータ基
準電圧よりも大きいときにスピーカから音声を出力する
ようにしたのは、受信電波に音声信号がのっているとき
のノイズレベルが、音声信号がのっていないときのノイ
ズレベルよりも大きいからである。従って、ノイズレベ
ルが所定値以上であるのならば、受信電波に音声信号が
のっていると判断することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術では、
受信電波に含まれるノイズ成分(以下、都市雑音と称す
る。)のレベルが小さいときにノイズスケルチが閉じる
(スピーカから音声が出力されない)ようにスケルチ設
定ボリュームを設定するノイズスケルチ回路(検波器の
出力電圧がコンパレータ基準電圧よりも若干低く設定さ
れるためコンパレータからの出力レベルはL(LOW)
となり音声はミュートされるノイズスケルチ回路)にお
いて、自動車が移動中に都市雑音が弱い位置や強い位置
に移動するため、検波器の出力電圧がコンパレータ基準
電圧よりも高くなったり低くなったりと変動する。その
結果、コンパレータ基準電圧もHIGH、LOWと変動
し、この変動により耳障りな雑音が出力されたりミュー
トされたりするという欠点がある。
【0004】本発明はこれらの欠点を除去し、スケルチ
スレッシュホールド(検波器の出力電圧がコンパレータ
基準電圧よりも高くなったり低くなったりと変動してい
るものの、この変動が小さくコンパレータ基準電圧とほ
ぼ等しいとき)でも安定したノイズスケルチ回路を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、マイコン(制御部)が復調器から出力さ
れる受信電界強度(復調信号のレベル)を監視するよう
にしたものである。そして、スケルチ設定ボリュームが
スケルチスレッシュホールドに設定されると共に検波器
の出力電圧(ノイズ成分のレベル)がコンパレータ基準
電圧(基準信号のレベル)とほぼ等しい場合で受信電界
強度(復調信号のレベル)が低いレベルで変動したとき
(音声信号が受信電波にのっていないことで受信電界強
度電圧及び都市雑音が低いレベルで変動したとき)は、
受信電界強度(復調信号のレベル)の変動にコンパレー
タ基準電圧(基準信号のレベル)が追従するようにマイ
コン(制御部)が制御するようにしたものである。例え
ば、コンパレータ基準電圧(基準信号のレベル)が受信
電界強度(復調信号のレベル)よりも大きくなるように
制御することでノイズスケルチが閉じるようにしたもの
である。(音声が出力されないようにしたものであ
る。)一方、受信電界強度(復調信号のレベル)が高い
レベルで変動したとき(音声信号が受信電波にのること
で受信電界強度電圧及び都市雑音が高いレベルで変動し
たとき)は、受信電界強度(復調信号のレベル)の変動
に対してコンパレータ基準電圧(基準信号のレベル)が
追従するのをマイコン(制御部)が停止することにより
ノイズスケルチが開く(スピーカから音声が出力され
る)ようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例であるノイズス
ケルチ回路を使用した無線機の構成を示すブロック図を
図1に示す。復調器1の出力の一部は、ノイズ成分を取
り出すバンドパスフィルタ2(例えば、中心周波数30
KHz程度のバンドパスフィルタ、一般的にノイズフィ
ルタと言われる。)を通過し、アンプ3で増幅され、検
波器4によって直流電圧に変換してコンパレータ6に入
力する。無線機の操作部にあるスケルチ設定ボリューム
11の情報をマイコン5が取り込み、更にマイコン5は
その情報に応じた電圧をコンパレータ基準電圧として出
力する。コンパレータ6はコンパレータ基準電圧と検波
器4の出力電圧とを比較し、この比較結果はノイズスケ
ルチ開閉の情報としてマイコン5に入力される。マイコ
ン5はコンパレータ6からのノイズスケルチ開閉情報に
よりスピーカミュートスイッチ10を制御する。検波器
4からの出力電圧がコンパレータ基準電圧よりも高い場
合、コンパレータはノイズスケルチ制御信号をH(HI
GH)レベルで出力することにより、マイコン5はスピ
ーカミュートスイッチ10をONにして音声を出力す
る。一方、検波器4からの出力電圧がコンパレータ基準
電圧よりも低い場合、コンパレータ6はノイズスケルチ
制御信号をL(LOW)レベルで出力することにより、
マイコン5はスピーカミュートスイッチ10をOFFに
して音声をミュートする。(音声が出力されないように
する。)また、復調器1の受信電界強度電圧をマイコン
5に入力し、マイコン5は常時受信電界強度を監視す
る。
【0007】都市雑音が低いレベルで変動したときは受
信電界強度電圧が低いレベルで変動する。無線機の操作
者がスケルチ設定ボリュームをスケルチスレッシュホー
ルドに設定した場合(検出器の出力電圧がコンパレータ
基準電圧とほぼ等しくなった場合)で、前述のように受
信電界強度電圧が低いレベルで変動したときは、受信電
界強度電圧の変動にコンパレータ基準電圧が追従するよ
うにマイコン5が制御することにより、例えば、コンパ
レータ基準電圧が受信電界強度電圧よりも大きくするこ
とでノイズスケルチが閉じるようにする。(音声が出力
されないようにする。)一方、受信電界強度電圧が高い
レベルで変動したときは、コンパレータ基準電圧への追
従を停止しノイズスケルチが開くように制御する。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、スケルチスレッシュホ
ールド(検波器の出力電圧がコンパレータ基準電圧とほ
ぼ等しくなる場合)において、耳障りな雑音を除去する
ことにより、安定したノイズスケルチ回路を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるノイズスケルチ回路を
使用した無線機の構成を示すブロック図。
【図2】従来の一例であるノイズスケルチ回路を使用し
た無線機の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1:復調器 2:バンドパスフィルタ 3:アンプ 4:検波器 5:マイコン 6:コンパレータ 7:コンパレータ基準電圧 8:受信強度出力電圧 9:ノイズスケルチ制御信号 10:スピーカミュート
スイッチ 11:スケルチ設定ボリューム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 復調器からの復調信号に重畳されたノイ
    ズ成分を抽出するノイズフィルタと、制御部と、該制御
    部からの基準信号と前記ノイズ成分のレベルとを比較す
    る比較器と、該比較器に制御されるスイッチとを含み、
    前記ノイズ成分のレベルが前記基準信号のレベルよりも
    大きいとき前記スイッチをオンとし前記復調信号を外部
    に対して出力状態とするノイズスケルチ回路において、 前記復調器に接続されると共に前記制御部に設けられ前
    記復調信号のレベルに応じて前記基準信号のレベルを設
    定する設定手段を備え、前記復調信号のレベルが低いと
    き前記復調信号を外部に対して非出力状態にすると共に
    前記復調信号のレベルが高いとき前記復調信号を外部に
    対して出力状態にするように構成したことを特徴とする
    ノイズスケルチ回路。
JP2000396346A 2000-12-27 2000-12-27 ノイズスケルチ回路 Pending JP2002198835A (ja)

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