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JP2002037709A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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Publication number
JP2002037709A
JP2002037709A JP2000221726A JP2000221726A JP2002037709A JP 2002037709 A JP2002037709 A JP 2002037709A JP 2000221726 A JP2000221726 A JP 2000221726A JP 2000221726 A JP2000221726 A JP 2000221726A JP 2002037709 A JP2002037709 A JP 2002037709A
Authority
JP
Japan
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skin
thioredoxin
yeast extract
yeast
extract
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000221726A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Masaki
仁 正木
Yuri Okano
由利 岡野
Masumi Takei
増美 竹井
Norihisa Kawai
徳久 河合
Katsuko Minoura
克子 箕浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noevir Co Ltd
Ichimaru Pharcos Co Ltd
Original Assignee
Noevir Co Ltd
Ichimaru Pharcos Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noevir Co Ltd, Ichimaru Pharcos Co Ltd filed Critical Noevir Co Ltd
Priority to JP2000221726A priority Critical patent/JP2002037709A/ja
Publication of JP2002037709A publication Critical patent/JP2002037709A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮膚の生理機能を活性化し、肌荒
れや皮膚の老化の防止及び改善に有効な皮膚外用剤を得
る。 【解決手段】 チオレドキシン活性の高い酵母の
抽出物より選択した1種又は2種以上を、皮膚外用剤基
剤に含有させる。チオレドキシン活性の高い酵母として
は、Saccharomyces cerevisiae Meyerより分離されたチ
オレドキシン高含有株が好ましく用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮膚の生理機能を
活性化し、肌荒れや皮膚の老化の防止及び改善に有効な
皮膚外用剤に関する。さらに詳しくは、チオレドキシン
活性の高い酵母の抽出物より選択した1種又は2種以上
を含有して成る皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】酵母抽出物は皮膚保湿効果や皮膚細胞賦
活効果を有し、皮膚外用剤に汎用される成分であり、ヒ
アルロン酸産生促進効果を有することも報告されている
(特開平8−163983)。しかしながら、酵母抽出
物を配合したのみでは十分な作用効果を得ることができ
ず、他の生理活性成分と組み合わせて配合されることが
多かった。
【0003】一方、紫外線等種々のストレスや皮膚組織
内代謝により生じる活性酸素種が、皮膚の機能低下や老
化の発生及び進行に関与することが明らかになるにつ
れ、タンニン類,フラボノイド等のポリフェノール類や
各種植物抽出処理物等、活性酸素種を消去する成分のス
クリーニングが盛んに行われている。しかし、紫外線等
や加齢による皮膚の機能低下や老化においては、活性酸
素種の他に種々の要因が複雑に関与するため、単に活性
酸素種を消去するのみでは皮膚の機能低下や老化を十分
に防止或いは改善することは困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明において
は、紫外線等や加齢による皮膚の機能低下及び老化を有
効に防止及び改善することのできる皮膚外用剤を得るこ
とを目的とした。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するべ
く種々検討した結果、酵母においてチオレドキシン活性
の高い株を見いだし、この抽出物を皮膚外用剤に配合し
たところ、非常に良好な皮膚機能活性化作用が得られ、
本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち本発明においては、チオレドキシ
ン活性の高い酵母の抽出物より選択した1種又は2種以
上を、皮膚外用剤基剤に含有させる。なお、チオレドキ
シンはレドックス制御に関与するタンパク質であり、活
性酸素種の消去作用を有することはすでに開示されてい
る(特開平9−12471)。しかしながら、チオレド
キシン活性の高い酵母の抽出物を用いた場合には、チオ
レドキシン以外の含有成分との併用効果により、予測を
越える皮膚機能活性化作用が発揮されたのである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明においては、チオレドキシ
ン活性の高い酵母の抽出物として、チオレドキシン活性
が30ユニット/ml以上のものを用いる。抽出物を得
るのに用いるチオレドキシン活性の高い酵母としては、
パン酵母であるSaccharomyces cerevisiae Meyerより分
離されたチオレドキシン高含有株が好ましく用いられ
る。
【0008】本発明において用いるチオレドキシン活性
の高い酵母の抽出物としては、前記酵母の水性溶媒によ
る抽出物や加熱抽出物、酵母を自己消化,酸加水分解又
は酵素分解等により溶菌させた後ろ過したもの、或いは
前記溶菌液を乾燥し、それより水性溶媒で抽出した物を
用いることができる。
【0009】抽出溶媒としては、水の他、生理食塩水,
リン酸緩衝液,リン酸緩衝生理食塩水等の水性溶媒を用
いることができ、これらより1種又は2種以上を選択し
て用いる。酵母は乾燥及び/又は粉砕してから抽出に供
してもよく、抽出溶媒中でホモジナイズしたり、超音波
破砕を行ってもよい。また培地中で紫外線照射して、抽
出物を得ることもできる。抽出温度としては、0℃程度
から抽出溶媒の沸点以下の温度とするのが適切である。
抽出時間は抽出溶媒の種類や抽出温度及び抽出方法によ
っても異なるが、1時間〜5日間程度とするのが好まし
い。
【0010】酵母の上記極性溶媒による抽出物は、その
ままでも本発明に係る皮膚外用剤に含有させることがで
きるが、濃縮,乾固したり、又は濃縮,乾固物を水性溶
媒に再度溶解したり、或いは皮膚機能活性化作用を損な
わない範囲で脱色,脱臭,脱塩等の精製処理や分散処理
を行った後に用いてもよい。また保存のため、精製処理
の後凍結乾燥し、用時に溶媒に溶解して用いることもで
きる。また、リポソーム等のベシクルやマイクロカプセ
ル等に内包させて含有させることもできる。
【0011】なお、チオレドキシン活性の高い酵母の抽
出物は、上記したようにして調製したものを用いてもよ
いが、一丸ファルコス株式会社より販売されている「イ
ーストリキッドTRX」等の市販原料を用いてもよい。
本発明においては、これら酵母抽出物より1種又は2種
以上を選択して用いる。皮膚外用剤全量当たりの含有量
としては特に限定されないが、その生理機能や皮膚外用
剤製剤のバイオアベイラビリティから、0.0001〜
10.0重量%程度とするのが適切である。
【0012】本発明に係る皮膚外用剤は、ローション
剤,乳剤,ゲル剤,クリーム剤,軟膏剤,散剤,顆粒
剤,粉末剤等の剤型で提供することができる。また、化
粧水,乳液,クリーム,パック等の皮膚化粧料、メイク
アップベースローション,メイクアップベースクリー
ム,乳液状,クリーム状,軟膏型,粉末状等のファンデ
ーション,アイカラー,チークカラーといったメイクア
ップ化粧料、ハンドクリーム,レッグクリーム,ボディ
ローション等の身体用化粧料などとしても提供すること
ができる。
【0013】また本発明に係る皮膚外用剤には、チオレ
ドキシン活性の高い酵母抽出物の1種又は2種以上の他
に、油類,界面活性剤,保湿剤,エモリエント剤,顔
料,香料,紫外線吸収剤,紫外線散乱剤,抗酸化剤,防
菌防黴剤等の一般的な医薬品及び化粧料用原料や、活性
酸素消去剤,抗炎症剤,美白剤,皮膚細胞賦活剤,抗変
異原性作用を有する成分,紫外線による免疫機能低下抑
制作用を有する成分等の生理活性成分をも含有させるこ
とができる。
【0014】さらに本発明の特徴について、実施例によ
り詳細に説明する。
【0015】
【実施例】まず、本発明で用いるチオレドキシン活性の
高い酵母抽出物の調製例を示す。
【0016】[チオレドキシン高活性酵母抽出物1]Sa
ccharomyces cerevisiae Meyerより分離されたチオレド
キシン高含有株の乾燥粉末200gに精製水2リットル
を加え、室温にて24時間静置して自己消化を行わせた
後、60℃〜80℃にて4時間処理した。次いでメンブ
ランフィルターにてろ過,滅菌し、標記酵母抽出物とし
た。
【0017】[チオレドキシン高活性酵母抽出物2]Sa
ccharomyces cerevisiae Meyerより分離されたチオレド
キシン高含有株を培養し、菌体500gを精製水中にて
自己消化させて得た溶菌液をメンブランフィルターにて
ろ過,滅菌し、濃縮した後凍結乾燥し、次いでこれをリ
ン酸緩衝生理食塩水500ml中に浸漬し、15℃で3
日間撹拌抽出した後、ろ過してろ液を回収し、標記酵母
抽出物とした。
【0018】[チオレドキシン高活性酵母抽出物3]Sa
ccharomyces cerevisiae Meyerより分離されたチオレド
キシン高含有株を培養し、菌体500gを酸分解して得
た溶菌液をメンブランフィルターにてろ過,滅菌し、ろ
液を濃縮した後精製水500mlに溶解して、標記酵母
抽出物とした。
【0019】[チオレドキシン高活性酵母抽出物4]Sa
ccharomyces cerevisiae Meyerより分離されたチオレド
キシン高含有株の乾燥粉末200gに精製水2リットル
を加え、2時間加熱抽出を行った。抽出液を冷却した後
メンブランフィルターにてろ過,滅菌し、ろ液を凍結乾
燥して、標記酵母抽出物とした。
【0020】上記において調製したチオレドキシン高活
性酵母抽出物について、タンパク質含量及びチオレドキ
シン活性を定量した結果を表1に示した。なお、チオレ
ドキシン高活性酵母抽出物4については、1.0重量%
水溶液について定量を行った。また比較のため、チオレ
ドキシン活性を示す野生株のSaccharomyces cerevisiae
Meyerの乾燥粉末200gに精製水2リットルを加え、
室温にて24時間静置して自己消化を行わせた後、60
℃〜80℃にて4時間処理し、メンブランフィルターに
てろ過,滅菌して得た抽出物についての定量結果も併せ
て示した。
【0021】
【表1】
【0022】表1において、チオレドキシン高活性酵母
抽出物はいずれも9.3mg/ml以上のタンパク質を
含有し、32.5ユニット/ml以上のチオレドキシン
活性を示していた。一方野生株の酵母抽出物では、タン
パク質含量はチオレドキシン高含有株抽出物と同程度で
あったが、チオレドキシン活性は15.0ユニット/m
lと、チオレドキシン高含有株抽出物の1/2以下であ
った。
【0023】次に、本発明に係る皮膚外用剤についての
実施例の処方を示す。
【0024】 [実施例1] 化粧水 (1)エタノール 20.00(重量%) (2)ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 1.00 (3)香料 0.10 (4)パラオキシ安息香酸メチル 0.10 (5)ジプロピレングリコール 5.00 (6)1,3-ブチレングリコール 10.00 (7)チオレドキシン高活性酵母抽出物1 0.05 (8)精製水 63.75 製法:(1)に(2)〜(4)を添加して溶解し、アルコール相
とする。一方、(8)に(5)〜(7)を順次溶解して水相とす
る。水相にアルコール相を添加し、撹拌,混合する。
【0025】 [実施例2] 水中油型乳液 (1)オレイン酸オレイルエステル 5.0(重量%) (2)ジメチルポリシロキサン 3.0 (3)ワセリン 0.5 (4)セタノール 1.0 (5)ソルビタンセスキオレイン酸エステル 0.8 (6)ポリオキシエチレン(20E.O.)オレイルエーテル 1.2 (7)酢酸トコフェロール 0.2 (8)ジプロピレングリコール 6.0 (9)ヒドロキシエチルセルロース 0.3 (10)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (11)精製水 78.8 (12)エタノール 3.0 (13)チオレドキシン高活性酵母抽出物2 0.1 製法:(1)〜(6)の油相成分を混合,加熱溶解して70℃
とする。一方、(8)〜(11)の水相成分を混合,加熱溶解
して70℃とし、これに前記油相を加えてホモジナイザ
ーにて乳化し、冷却後40℃にて(12)及び(13)を順次添
加,混合する。
【0026】 [実施例3] 水中油型クリーム剤 (1)ミツロウ 6.0(重量%) (2)セタノール 5.0 (3)還元ラノリン 8.0 (4)スクワラン 27.5 (5)グリセリル脂肪酸エステル 4.0 (6)親油型グリセリルモノステアリン酸エステル 2.0 (7)ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン 5.0 モノラウリン酸エステル (8)プロピレングリコール 5.0 (9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (10)精製水 37.0 (11)チオレドキシン高活性酵母抽出物3 0.2 (12)チオレドキシン高活性酵母抽出物4 0.2 製法:(1)〜(7)の油相成分を混合,溶解して75℃とす
る。一方、(8)〜(10)の水相成分を混合,溶解して75
℃に加熱する。次いで、この水相成分に前記油相成分を
添加して予備乳化した後ホモミキサーにて均一に乳化
し、冷却後40℃にて(11),(12)を添加,混合する。
【0027】 [実施例4] 油中水型日焼け止めクリーム (1)流動パラフィン 30.0(重量%) (2)マイクロクリスタリンワックス 2.0 (3)ワセリン 5.0 (4)ジグリセリルジオレイン酸エステル 5.0 (5)L-グルタミン酸ナトリウム 1.6 (6)L-セリン 0.4 (7)パラメトキシ桂皮酸オクチル 3.0 (8)オキシベンゾン 2.0 (9)4-tert-ブチル-4'-メトキシジベンゾイルメタン 0.5 (10)シリコーン処理微粒子酸化チタン 3.0 (11)プロピレングリコール 3.0 (12)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (13)チオレドキシン高活性酵母抽出物1 0.5 (14)精製水 43.8 (15)香料 0.1 製法:(5),(6)を(14)の一部に溶解して50℃とし、あ
らかじめ50℃に加温した(4)に撹拌しながら徐々に添
加する。これをあらかじめ混合し、70℃に加熱溶解し
た(1)〜(3)に均一に分散し、次いで(7)〜(10)を添加し
て均一に混合,分散する。これに、(11)〜(13)を(14)の
残部に溶解して70℃に加熱したものを撹拌しながら添
加し、ホモミキサーにて乳化する。冷却後、50℃にて
(15)を添加,混合する。
【0028】 [実施例5] ゲル剤 (1)ジプロピレングリコール 10.0(重量%) (2)カルボキシビニルポリマー 0.5 (3)水酸化カリウム 0.1 (4)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (5)精製水 88.6 (6)チオレドキシン高活性酵母抽出物2 0.5 (7)セイヨウトチノキ抽出物 0.2 製法:(5)に(2)を均一に溶解した後、(1)に(4)を溶解し
て添加し、次いで(3)を加えて増粘させ、(6),(7)を順
次添加,混合する。なお、セイヨウトチノキ抽出物は、
セイヨウトチノキの実250gを乾燥,粉砕し、50容
量%エタノール水溶液中に浸漬して20℃で5日間抽出
し、ろ過して得た。
【0029】 [実施例6] リポソーム剤 (1)グリセリン 2.0(重量%) (2)1,3-ブチレングリコール 3.0 (3)ポリオキシエチレン(25E.O.)オレイルエーテル 0.2 (4)エタノール 10.0 (5)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (6)香料 0.1 (7)精製水 79.6 (8)チオレドキシン高活性酵母抽出物4 5.0 内包リポソーム 製法:(5),(6)を(4)に溶解し、(1)〜(3)とともに(7)に
添加して均一に混合し、これに(8)を加えて分散する。
なお、(8)のチオレドキシン内包リポソームは、チオレ
ドキシン高活性酵母抽出物4の5.0重量%水溶液10
0mlに大豆レシチン80gを添加して55℃で懸濁
し、次いで超音波処理してリポソームを調製し、遠心分
離により回収して調製した。
【0030】 [実施例7] 水中油型乳剤型軟膏 (1)白色ワセリン 25.00(重量%) (2)ステアリルアルコール 25.00 (3)グリセリン 12.00 (4)ラウリル硫酸ナトリウム 1.00 (5)リポ酸 0.02 (6)パラオキシ安息香酸メチル 0.10 (7)チオレドキシン高活性酵母抽出物3 0.15 (8)精製水 36.73 製法:(1)〜(5)の油相成分を混合,加熱して均一に溶解
し、75℃とする。一方、(6)〜(8)の水相成分を混合,
加熱して75℃とする。この水相成分に前記油相成分を
撹拌しながら徐々に添加して乳化し、冷却する。
【0031】 [実施例8] メイクアップベースクリーム (1)ステアリン酸 12.0(重量%) (2)セタノール 2.0 (3)グリセリルトリ2-エチルヘキサン酸エステル 2.5 (4)自己乳化型グリセリルモノステアリン酸 2.0 エステル (5)プロピレングリコール 10.0 (6)水酸化カリウム 0.3 (7)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (8)精製水 68.4 (9)酸化チタン 2.0 (10)ベンガラ 0.4 (11)黄酸化鉄 0.1 (12)チオレドキシン高活性酵母抽出物1 0.1 (13)香料 0.1 製法:(1)〜(4)の油相成分を混合,溶解して75℃とす
る。一方、(5)〜(8)の水相成分を混合,加熱溶解し、こ
れに(9)〜(11)の顔料成分を添加してホモミキサーにて
均一に分散して75℃とする。次いで、この水相成分に
前記油相成分を添加してホモミキサーにて均一に乳化
し、冷却後40℃にて(12),(13)を添加,混合する。
【0032】 [実施例9] 美白用乳液状ファンデーション (1)ステアリン酸 2.00(重量%) (2)スクワラン 5.00 (3)ミリスチン酸オクチルドデシル 5.00 (4)セタノール 1.00 (5)デカグリセリルモノイソパルミチン酸エステル 9.00 (6)1,3-ブチレンクリコール 6.00 (7)水酸化カリウム 0.08 (8)パラオキシ安息香酸メチル 0.10 (9)チオレドキシン高活性酵母抽出物2 0.01 (10)精製水 53.51 (11)酸化チタン 9.00 (12)タルク 7.40 (13)ベンガラ 0.50 (14)黄酸化鉄 1.10 (15)黒酸化鉄 0.10 (16)香料 0.15 (17)イタドリ抽出物 0.05 製法:(1)〜(5)の油相成分を混合,溶解して75℃とす
る。一方、(6)〜(10)の水相成分を混合,加熱溶解し、
これに(11)〜(15)の顔料成分を添加してホモミキサーに
て均一に分散して75℃とする。次いで、この水相成分
に前記油相成分を添加してホモミキサーにて均一に乳化
し、冷却後40℃にて(16),(17)を添加,混合する。な
お(17)のイタドリ抽出物は、イタドリの根250gを乾
燥,粉砕し、50容量%エタノール水溶液1.5リット
ル中にて20℃で7日間浸漬した後、ろ過してろ液を回
収して得た。
【0033】 [実施例10] 日焼け止め用油中水型クリーム状ファンデーション (1)流動パラフィン 5.00(重量%) (2)デカメチルシクロペンタシロキサン 12.00 (3)ポリオキシエチレン変性ジメチルポリ 4.00 シロキサン (4)パラメトキシ桂皮酸オクチル 5.00 (5)オキシベンゾン 2.50 (6)1,3-ブチレングリコール 5.00 (7)ポリオキシエチレン(20E.O.)ソルビタン 2.00 モノラウリン酸エステル (8)パラオキシ安息香酸メチル 0.10 (9)チオレドキシン高活性酵母抽出物2 0.02 (10)精製水 44.28 (11)セリサイト 5.36 (12)カオリン 4.00 (13)微粒子酸化チタン 9.32 (14)ベンガラ 0.36 (15)黄酸化鉄 0.80 (16)黒酸化鉄 0.16 (17)香料 0.10 製法:(6)〜(10)の水相成分を混合して70℃に加熱
し、あらかじめ混合,粉砕した(11)〜(16)の粉体成分を
添加し、ホモミキサーにて処理する。一方、(1)〜(5)の
油相成分を混合,加熱して70℃として加え、70℃で
ホモミキサー処理する。次いで撹拌しながら冷却し、4
5℃にて(17)を加え、室温まで冷却して脱気後容器に充
填する。
【0034】 [実施例11] パウダーファンデーション (1)流動パラフィン 5.0(重量%) (2)ミリスチン酸オクチルドデシル 2.5 (3)ワセリン 2.5 (4)パラオキシ安息香酸メチル 0.1 (5)香料 0.1 (6)チオレドキシン高活性酵母抽出物4 0.1 (7)ナイロンパウダー 10.0 (8)マイカ 20.0 (9)タルク 43.8 (10)酸化チタン 9.9 (11)ベンガラ 3.0 (12)黄酸化鉄 2.5 (13)黒酸化鉄 0.5 製法:(6)〜(13)の粉体成分を混合し、粉砕機を通して
粉砕する。これを高速ブレンダーに移し、(1)〜(5)を混
合して加え、均一に混合する。これを粉砕機で処理し、
ふるいを通し粒度をそろえた後、金皿に充填して圧縮成
形する。
【0035】 [実施例12] ハンドクリーム (1)セタノール 4.00(重量%) (2)ワセリン 2.00 (3)流動パラフィン 10.00 (4)グリセリルモノステアリン酸エステル 1.50 (5)ポリオキシエチレン(60E.O.)グリセリル 2.50 イソステアリン酸エステル (6)酢酸トコフェロール 0.25 (7)グリセリン 20.00 (8)パラオキシ安息香酸メチル 0.10 (9)チオレドキシン高活性酵母抽出物1 0.15 (10)チオレドキシン高活性酵母抽出物3 0.15 (11)グリチルリチン酸ジカリウム 0.10 (12)精製水 59.25 製法:(1)〜(6)の油相成分を混合,溶解して75℃とす
る。一方、(7)〜(12)の水相成分を混合,加熱溶解して
75℃とする。次いで、この水相成分に前記油相成分を
添加してホモミキサーにて均一に乳化する。
【0036】上記した本発明に係る皮膚外用剤について
の実施例のうち、実施例1〜実施例7及び実施例12に
ついて、中波長紫外線(UVB)による皮膚のしわ形成
に対する抑制効果を評価した。その際各実施例におい
て、それぞれ配合したチオレドキシン高活性酵母抽出物
1〜4を、通常のチオレドキシン活性を示す野生株のSa
ccharomyces cerevisiae Meyerを用いて同様に調製した
酵母抽出物に代替したものを比較例1〜比較例7及び比
較例12とし、同時に評価を行った。評価は、ヘアレス
マウス5匹を1群とし、各群について実施例及び比較例
をそれぞれ1日1回背部に塗布し、100mJ/cm2
/回のUVBを1週間に3回、20週間照射し、ヘアレ
スマウス皮膚におけるしわの形成状況を観察し、表2に
示す判定基準に従って点数化して評価した。この際、精
製水のみを塗布した群を対照とした。結果は各群の平均
値を算出し、UVB照射日数との関係により表3に示し
た。
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】表3より明らかなように、対照において
は、UVB照射日数が10週を越える頃には皮膚に形成
されたしわの深さは中程度にまで達し、20週後には深
いしわの形成が認められていた。これに対し本発明の実
施例塗布群では、いずれにおいても20週後に微小或い
は軽微なしわの形成を認めた程度で、しわの形成は顕著
に抑制されていた。これに対し、野生株の酵母抽出物の
みを含有する比較例1及び比較例3塗布群では明確なし
わ形成抑制効果は見られず、さらに酢酸トコフェロール
等を含有する比較例2及び比較例12と、酵母抽出物を
リポソーム化して含有する比較例6塗布群においても、
若干のしわ形成抑制効果が見られたのみであった。ま
た、紫外線吸収剤やセイヨウトチノキ抽出物,リポ酸を
含有する比較例4,比較例5及び比較例7塗布群では良
好なしわ形成抑制効果が認められていたが、それぞれ対
応する実施例塗布群に比べてその程度は小さかった。
【0040】続いて、本発明の実施例1〜実施例12に
ついて使用試験を行い、皮膚の老化症状及び肌荒れ症状
の改善効果を評価した。その際、実施例8〜実施例11
においても、各チオレドキシン高活性酵母抽出物を野生
株のSaccharomyces cerevisiae Meyerにより同様に調製
した酵母抽出物に代替して、比較例8〜比較例11とし
た。
【0041】皮膚の老化症状の改善効果は、小じわ形成
及び皮膚弾性の低下が認められる40才代〜60才代の
女性パネラー20名を1群とし、各群に実施例及び比較
例のそれぞれをブラインドにて1日2回、2カ月間連続
して使用させて評価した。小じわの程度については肉眼
観察及び写真撮影により評価し、皮膚弾性についてはキ
ュートメーターにより測定して、それぞれ使用試験開始
前及び終了後の状態を比較し、「改善」,「やや改
善」,「変化なし」の3段階で評価した。結果は、各評
価を得たパネラー数にて表4に示した。
【0042】肌荒れ症状の改善効果は、顕著な肌荒れ症
状を呈する20才代〜60才代の女性パネラー20名を
1群とし、各群に実施例及び比較例のそれぞれをブライ
ンドにて1日2回、2カ月間連続して使用させて評価し
た。使用試験開始前及び終了後の皮膚の状態を、表5に
示す評価基準に従って評価,点数化し、20名の平均値
を算出して表6に示した。
【0043】
【表4】
【0044】
【表5】
【0045】
【表6】
【0046】表4より明らかなように、本発明の実施例
塗布群では、小じわについては30%以上、皮膚弾性に
ついては25%以上のパネラーにおいて明確な改善が認
められており、症状の改善を認めないパネラーは存在し
なかった。肌荒れ症状についても、表6に示されるよう
に、全実施例塗布群で良好な改善が認められ、皮膚の状
態はほぼ良好な状態まで改善されていた。
【0047】これに対し比較例塗布群では、表4より明
らかなように、それぞれ対応する実施例塗布群に比べて
小じわ及び皮膚弾性の改善の程度は小さいものであっ
た。また表6より明らかなように、比較例1〜比較例
3,比較例6,比較例8,比較例11及び比較例12塗
布群では、肌荒れの改善は不十分で、比較例4,比較例
5,比較例7,比較例9及び比較例10塗布群では良好
な肌荒れ改善効果が認められたものの、それぞれ対応す
る実施例塗布群に比べてその程度は小さいものであっ
た。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明により、皮
膚の生理機能を活性化し、肌荒れや皮膚の老化の防止及
び改善に有効な皮膚外用剤を得ることができた。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/00 A61K 7/00 W X 7/02 7/02 Z 7/035 7/035 7/42 7/42 7/48 7/48 35/72 35/72 A61P 17/00 A61P 17/00 // A61K 38/00 A61K 37/02 (72)発明者 岡野 由利 兵庫県神戸市中央区港島中町6丁目13番地 の1 株式会社ノエビア神戸研究所内 (72)発明者 竹井 増美 滋賀県八日市市岡田町字野上112−1 株 式会社ノエビア滋賀中央研究所内 (72)発明者 河合 徳久 岐阜県本巣郡真正町浅木318番地の1 一 丸ファルコス株式会社内 (72)発明者 箕浦 克子 岐阜県本巣郡真正町浅木318番地の1 一 丸ファルコス株式会社内 Fターム(参考) 4C083 AA071 AA072 AA082 AA112 AB032 AB232 AB242 AB432 AB442 AC012 AC022 AC072 AC102 AC122 AC182 AC212 AC342 AC352 AC422 AC432 AC442 AC472 AC482 AC582 AC782 AC862 AD072 AD092 AD112 AD152 AD162 AD172 AD282 AD532 AD662 CC04 CC05 CC12 CC14 CC19 DD22 DD27 DD31 DD32 DD33 DD41 DD45 EE12 EE16 EE17 4C084 AA02 BA44 CA05 MA63 NA14 ZA892 ZC012 4C087 AA01 AA02 BC11 CA16 MA63 NA14 ZA89 ZC01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チオレドキシン活性の高い酵母の抽出物
    より選択した1種又は2種以上を含有することを特徴と
    する、皮膚外用剤。
  2. 【請求項2】 チオレドキシン活性の高い酵母が、Sacc
    haromyces cerevisiae Meyerより分離されたチオレドキ
    シン高含有株である、請求項1に記載の皮膚外用剤。
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