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JP2002025758A - ホットプレートユニット - Google Patents

ホットプレートユニット

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Publication number
JP2002025758A
JP2002025758A JP2000305175A JP2000305175A JP2002025758A JP 2002025758 A JP2002025758 A JP 2002025758A JP 2000305175 A JP2000305175 A JP 2000305175A JP 2000305175 A JP2000305175 A JP 2000305175A JP 2002025758 A JP2002025758 A JP 2002025758A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot plate
ceramic substrate
plate unit
thickness
heating element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000305175A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuji Hiramatsu
靖二 平松
Yasutaka Ito
康隆 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ibiden Co Ltd filed Critical Ibiden Co Ltd
Priority to JP2000305175A priority Critical patent/JP2002025758A/ja
Priority to PCT/JP2001/003757 priority patent/WO2001087018A1/ja
Priority to AT01926082T priority patent/ATE276638T1/de
Priority to DE60105529T priority patent/DE60105529T2/de
Priority to EP04013360A priority patent/EP1463382A1/en
Priority to US10/019,444 priority patent/US20030089699A1/en
Priority to EP04013344A priority patent/EP1463381A1/en
Priority to EP01926082A priority patent/EP1211912B1/en
Publication of JP2002025758A publication Critical patent/JP2002025758A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B1/00Details of electric heating devices
    • H05B1/02Automatic switching arrangements specially adapted to apparatus ; Control of heating devices
    • H05B1/0227Applications
    • H05B1/023Industrial applications
    • H05B1/0233Industrial applications for semiconductors manufacturing
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
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    • H01L21/67109Apparatus for thermal treatment mainly by convection
    • HELECTRICITY
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    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
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    • H05B3/14Heating elements characterised by the composition or nature of the materials or by the arrangement of the conductor characterised by the composition or nature of the conductive material the material being non-metallic
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    • H05B3/143Conductive ceramics, e.g. metal oxides, metal carbides, barium titanate, ferrites, zirconia, vitrous compounds applied to semiconductors, e.g. wafers heating
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/20Heating elements having extended surface area substantially in a two-dimensional plane, e.g. plate-heater
    • H05B3/22Heating elements having extended surface area substantially in a two-dimensional plane, e.g. plate-heater non-flexible
    • H05B3/28Heating elements having extended surface area substantially in a two-dimensional plane, e.g. plate-heater non-flexible heating conductor embedded in insulating material
    • H05B3/283Heating elements having extended surface area substantially in a two-dimensional plane, e.g. plate-heater non-flexible heating conductor embedded in insulating material the insulating material being an inorganic material, e.g. ceramic
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
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  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
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  • Lubricants (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の直径が大きくなっても昇温降温が充分
に速く、また、装置を小型化することができるホットプ
レートユニットを提供する。 【解決手段】 温度調節手段を備えた基板が、支持容器
に取り付けられたホットプレートユニットであって、前
記支持容器の厚さは、50mm以下であることを特徴と
するホットプレートユニット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
〔発明の詳細な説明〕
【0002】
【従来の技術】半導体製品は、半導体ウエハ上に感光性
樹脂をエッチングレジストとして形成し、半導体ウエハ
のエッチングを行う工程等を経て製造される。
【0003】この感光性樹脂は液状であり、スピンコー
ターなどを用いて半導体ウエハ表面に塗布されるのであ
るが、塗布後に溶剤等を飛散させるため乾燥させなけれ
ばならず、塗布した半導体ウエハをヒータ上に載置して
加熱することになる。従来、このような用途に使用され
る金属製のヒータとしては、アルミニウム板の裏面に発
熱体を配置したものが採用されていた。
【0004】ところが、このような金属製のヒータは、
以下のような問題があった。まず、金属製であるため、
ヒータ板の厚みは、少なくとも15mm程度と厚くしな
ければならない。なぜなら、薄い金属板では、加熱に起
因する熱膨張により、反り、歪み等が発生してしまい、
金属板上に載置した半導体ウエハが破損したり傾いたり
してしまうからである。しかしながら、ヒータ板の厚み
を厚くすると、ヒータの重量自体が重くなり、また、か
さばってしまうという問題があった。
【0005】また、発熱体に印加する電圧や電流量を変
えることにより、加熱温度を制御するのであるが、金属
板が厚く熱容量が大きいため、電圧や電流量の変化に対
してヒータ板の温度が迅速に追従せず、温度制御しにく
いという問題もあった。
【0006】そこで、特開平9−306642号公報、
特開平4−324276号公報等に記載されているよう
に、基板として、熱伝導率が高く、強度も大きい非酸化
物セラミックであるAlNを使用し、このAlN基板の
表面または内部に発熱体が形成されたセラミック基板を
有するセラミックヒータが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようなセラミック
ヒータ(ホットプレートユニット)は、通常、セラミッ
ク基板が支持容器に取り付けられたものであり、支持容
器内に配線を格納するため、該支持容器の厚さを50m
mを超えて厚くすることが主流であった。
【0008】一方、セラミックヒータ(ホットプレート
ユニット)は、温度調整のため冷却する必要があり、特
に、急速な強制冷却に対応した支持容器が求められてい
る。しかしながら、従来のホットプレートユニットで
は、急速な強制冷却に対応することが難しいという問題
があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
を解決するために鋭意研究した結果、セラミックヒータ
(セラミックホットプレート)などの温度調節手段を持
つ加熱基板の温度調整のために、冷却用気体や冷却用液
体(冷媒)を用いて冷却するにあたり、支持容器の厚さ
を50mm以下と薄くすることにより、支持容器の容積
を小さくし、支持容器内の空気の流通循環を速くするこ
とで、迅速な降温を実現することができることを見い出
し、本発明を完成するに至った。
【0010】すなわち、第一の本発明は、温度調節手段
を備えた基板(加熱基板)が、支持容器に取り付けられ
たホットプレートユニットであって、上記支持容器の厚
さは、50mm以下であることを特徴とするホットプレ
ートユニットである。
【0011】なお、本明細書において支持容器の厚さと
は、実質的に冷却媒体(冷媒)が循環する空間の厚さを
いい、加熱基板の底から支持容器の底部までの距離であ
る。支持容器に底板が設けられている場合は、加熱基板
の底から、支持容器の底板までの距離であり、底板がな
ければ、加熱基板の底から支持容器の外枠の最下部まで
の厚さまたは支持容器の外枠の厚さである。また、中底
板が形成されている場合、冷却のための冷媒が循環して
いる範囲の厚さで定義し、冷却のための冷媒が中底板ま
でしか循環しない場合は、加熱基板の底から支持容器の
中底板までの距離であり、冷却のための冷媒が底板まで
循環するときは底板までの距離または外枠の厚さであ
る。
【0012】上記ホットプレートユニットでは、上記支
持容器の厚さが50mm以下であるために支持容器内の
容積が小さく、供給された冷媒はセラミック基板や金属
基板からなる加熱基板と接触して熱交換し、熱を受け取
った冷媒が迅速に容器から排出されるとともに、新たな
低温の冷媒も迅速に供給されるため、急速な降温を実現
することができる。特に、直径が150mmを超える大
型ホットプレートユニットでは、その厚さが30mm以
下であることが望ましい。直径が大きくても急速な降温
を実現させることができるからである。
【0013】また、上記基板の厚さlと支持容器の厚さ
Lとの比率は、0.02≦l/Lであることが望まし
い。l/Lが0.02より小さい場合、即ち加熱基板
(セラミック基板、金属基板等)の厚さlに比べて支持
容器の厚さLが厚すぎる場合、熱交換した冷媒の排出が
遅くなり、冷却速度が低下するからである。l/Lは1
0以下(10≧l/L)であることが望ましい。l/L
が10を超えると、加熱基板の厚さlが支持容器の厚さ
Lに比べて厚くなり、熱容量が大きくなりすぎて冷却速
度が低下してしまうからである。
【0014】なお、上記温度調節手段は、抵抗発熱体で
あることが望ましい。加熱基板に容易に抵抗発熱体を設
けることができ、これにより比較的簡単にホットプレー
トユニットの温度を調節することができるからである。
さらに、上記温度調節手段は、冷却手段であることが望
ましい。加熱されたホットプレートユニットを冷却する
際、迅速に冷却することができるからである。
【0015】また、第二の本発明は、温度調節手段を備
えた基板が、支持容器に取り付けられたホットプレート
ユニットであって、上記基板の厚さlと支持容器の厚さ
Lとの比率は、0.02≦l/Lであることを特徴とす
るホットプレートユニットである。
【0016】第二の本発明では、上記基板の厚さlと支
持容器の厚さLとの比率が、0.02≦l/Lであるた
め、基板の厚さlに比べて支持容器の厚さLが薄く、熱
交換した冷媒の排出が速くなり、迅速に基板の冷却を行
うことができるからである。なお、l/Lは、10以下
が望ましい。上述したように、l/Lが10を超える場
合、基板が支持容器に比べて厚くなり、熱容量が大きく
なりすぎて冷却速度が低下してしまうからである。
【0017】第二の本発明においては、上記支持容器の
厚さは50mm以下であることが望ましい。冷媒を流通
させる部分の容積が小さいため、上述した理由から、急
速な降温を実現することができるからである。また、第
二の本発明においても、上記温度調節手段は、抵抗発熱
体であることが望ましく、上記温度調節手段は、冷却手
段であることが望ましい。
【0018】さらに、第三の本発明は、1または2以上
の回路からなる抵抗発熱体を備えたセラミック基板が、
支持容器に取り付けられたホットプレートユニットであ
って、上記支持容器の厚さは、50mm以下であること
を特徴とするホットプレートユニットである。
【0019】このような構成のホットプレートでは、上
述したように、冷媒を流通させる部分の容積が小さいた
め、急速な降温を実現することができる。さらに、上述
した理由から、上記基板の厚さlと支持容器の厚さLと
の比率は、0.02≦l/Lであることをが望ましい。
さらに、l/Lは10以下が望ましい。
【0020】第三の本発明において、上記抵抗発熱体の
端部に接続した導電線および/または上記セラミック基
板に配設された測温素子から導出された配線を、上記底
板に形成された貫通孔から引き出すことにより、冷媒を
循環させやすくすることができる。さらに、上記底板に
冷媒導入管を配設することにより、セラミック基板に直
接冷媒を吹きつけることができるため、急速な降温を実
現することができる。
【0021】また、第一〜第三の本発明において、冷却
は、支持容器の外側にパイプやリングを配置し、これら
のパイプやリングに冷媒を流すことにより行ってもよ
い。さらに温度調節手段として、抵抗発熱体を加熱基板
の表面や内部に配置してもよく、加熱基板の内部に加熱
した油を流入させる空間が形成されていてもよい。
【0022】冷媒として、気体や液体を使用することが
できる。気体としては、例えば、空気、窒素、二酸化炭
素の他に、アルゴン、ヘリウムなどの不活性ガスが挙げ
られ、液体としては、例えば、水、アンモニア、エチレ
ングリコールなどが挙げられる。加熱基板としては、セ
ラミック基板、金属基板を使用することができる。
【0023】以上のように、第一の本発明では、基板の
種類が限定されておらず、支持容器の厚さが限定されて
おり、第二の本発明では、基板の種類が限定されておら
ず、基板の厚さlと支持容器の厚さLとの比率が限定さ
れており、第三の本発明では、基板が抵抗発熱体を備え
たセラミック基板であり、支持容器の厚さが限定されて
いる点で、それぞれ構成が異なるが、ホットプレートユ
ニットが基板と支持容器とを備えている点で共通してい
る。
【0024】そこで、以下においては、セラミック基板
や金属基板からなる基板と支持容器を備えたホットプレ
ートユニットであって、好ましくは、支持容器の厚さは
50mm以下であり、基板の厚さlと支持容器の厚さL
との比率は、0.02≦l/Lであるホットプレートユ
ニットを、本発明のホットプレートユニットとして、説
明を行うこととする。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のホットプレート
ユニットの一実施形態を模式的に示す平面図であり、図
2は、図1に示したホットプレートユニットの断面図で
あり、図3は、上記ホットプレートユニットを構成する
セラミック基板の部分拡大断面図である。
【0026】セラミック基板11は、円板形状に形成さ
れており、セラミック基板11の内部には、温度制御手
段としての抵抗発熱体12が同心円状のパターンに形成
されている。また、これら抵抗発熱体12は、互いに近
い二重の同心円同士が1組の回路として、1本の線にな
るように接続されている。
【0027】また、抵抗発熱体12はセラミック基板1
1に埋設されているため、その回路の端部12aが存在
する部分の直下には袋孔23が形成され、この袋孔23
に導電性の緩衝材であるワッシャー17が嵌め込まれる
とともに、ワッシャー17の中心孔に導電線16が挿入
され、これらワッシャー17や導電線16がろう付けさ
れることにより、スルーホール20を介して抵抗発熱体
の端部12aと導電線16とが接続されている。なお、
ワッシャー17は、導電線16とセラミック基板11と
の熱膨張率の違いにより、導電線16となる材料を、直
接セラミック基板に埋設した際に発生するクラックを防
止するために、緩衝材として設置されたもので、両者の
中間の熱膨張率を有する。
【0028】図1、2では、抵抗発熱体12がセラミッ
ク基板の内部に埋設されているが、抵抗発熱体は、セラ
ミック基板の底面に設けられていてもよい。この場合に
は、抵抗発熱体を保護するための被覆層が設けられてい
ることが望ましい。また、この場合には、例えば、先端
が断面視T字形状となっている導電線の先端を半田付け
等により接続、固定し、底板24の貫通孔から導出して
もよい。
【0029】また、セラミック基板11の底面11bに
は、熱電対等の測温素子を挿入するための有底孔14が
設けられ、この有底孔14に2本の金属線19を有する
測温素子18が挿入され、シリコン樹脂等の耐熱性絶縁
材料(図示せず)で固定されている。
【0030】また、セラミック基板11には貫通孔15
が設けられているが、この貫通孔15には、図3に示す
ように、リフターピン49を挿通することにより、シリ
コンウエハ9を保持することができるようになってお
り、このリフターピン49を上下することにより、搬送
機からシリコンウエハ9を受け取ったり、シリコンウエ
ハ9をセラミック基板11の加熱面11a上に載置して
加熱したり、シリコンウエハ9を加熱面11aから50
〜2000μm程度離間させた状態で支持し、加熱した
りすることができる。なお、図2に示すように、セラミ
ック基板11の貫通孔15の下部には、リフターピン4
9をスムーズに挿通することができるように、貫通孔1
5と連通するガイド管29が設置されている。
【0031】このような構成のセラミック基板11は、
断熱リング21を介して略円筒形状の支持容器22の上
部に嵌め込まれ、一方、支持容器22の下部には、遮熱
等を目的とする底板24が設けられている。そして、抵
抗発熱体12に接続された導電線16、および、測温素
子と接続された金属線19は、底板24に設けられた貫
通孔28a、28bを介して外部に導出されている。
【0032】なお、導電線16は、制御装置の電源部2
6に接続され、一方、金属線19は、制御装置の制御部
25に接続されている。
【0033】従って、電源部26に接続された導電線1
6に通電すると、セラミック基板11の内部の抵抗発熱
体12が発熱してセラミック基板11が加熱され、シリ
コンウエハ等の被加熱物の加熱を行うことができるよう
になっているが、この際、セラミック基板11の温度
は、常に測温素子18によりモニターされており、この
温度データに基づいて、制御部25から印加電圧の指示
がなされ、制御部25からの指示により電源部26から
適切な電圧が印加される。
【0034】さらに、底板24には、冷媒導入管27が
設置されており、図示しないパイプを通して冷媒を支持
容器22の内部に導入することができるようになってお
り、冷媒の温度や導入量を制御することにより、抵抗発
熱体12への通電を停止した後の降温速度等を制御する
ことができるようになっている。
【0035】図1〜3に示すホットプレートユニットで
は、抵抗発熱体がセラミック基板内部に設けられている
が、発熱体がセラミック基板の表面(底面)に形成され
ていてもよい(実施例2〜3)。この場合は、冷媒が発
熱体に直接接触するため、急速な温度低下を実現するこ
とができる。
【0036】また、図4(a)は、セラミック基板の底
面に抵抗発熱体が形成され、さらに中底板が形成された
ホットプレートユニットを模式的に表す断面図であり、
(b)は、このホットプレートユニットの支持容器を構
成する底板を模式的に示す斜視図である。この図では、
冷媒である空気は、底板260まで循環するため、支持
容器の厚さは、セラミック基板の底から底板までの厚さ
である。
【0037】このホットプレートユニット250では、
セラミック基板211の表面に絶縁性膜218が形成さ
れており、絶縁性膜218を有するセラミック基板21
1の表面には、支持ピン259が設置され、シリコンウ
エハ219をセラミック基板211の加熱面より一定距
離離間して保持している。
【0038】また、セラミック基板211の絶縁性膜2
18の表面には、抵抗発熱体212が形成され、抵抗発
熱体212の端部に給電端子213が接続されている。
この給電端子213は、ソケット255および導電線2
62を介して電源(図示せず)と接続されており、導電
線262等を介して電圧を印加することにより、抵抗発
熱体212を発熱させ、セラミック基板211を加熱す
ることができるようになっている。さらに、図示はして
いないが、セラミック基板211には、温度制御のため
の熱電対(測温素子)が埋設されている。
【0039】また、絶縁性膜218が形成されたセラミ
ック基板11は、支持容器(ケーシング)270上に設
置された断熱リング252に嵌め込まれており、断熱リ
ング252は、この断熱リング252を挿通するピン2
51により断熱リング252に固定され、一方、セラミ
ック基板211は、ピン251および固定金具253に
より断熱リング252に固定されている。
【0040】この支持容器270には、支持容器270
に一体的に形成された底板260および排出に使用され
る開口260aが形成されるともに、冷媒供給管258
が設けられている。また、シリコンウエハを搬送機に移
送させるためのリフターピンを保護するスリーブ257
が、支持容器内に設置されている。
【0041】さらに、支持容器270の内部には、板バ
ネ254により支持された中底板256が設けられてお
り、中底板には開口256aが形成されている。また、
図4(b)に示すように、底板260には、窪み260
kが碁盤の目のように縦横に形成されている。このよう
に多数の窪み260kが設けられているのは、これらの
窪み260kにより、底板の歪みを補正するためであ
る。
【0042】本発明のホットプレートユニットにおける
支持容器の厚さ(冷却媒体等が流通する部分の厚さ)
は、50mm以下と薄い。そのため、支持容器内の体積
が小さく、冷媒の供給排出が迅速に行われ、その結果、
温度調整のための降温特性に優れるのである。また、支
持容器の厚さを薄くすることにより、ホットプレートユ
ニット自体の厚さも薄くすることができ、小型で軽量と
なり、装置に組み込んだ場合でも装置自体の大型化を防
止することができる。
【0043】本発明のホットプレートユニットにおける
セラミック基板の厚さは、25mm以下が望ましく、1
0mm以下がより望ましい。セラミック基板の厚さが2
5mmを超えると、セラミック基板の熱容量が大きくな
り、温度制御特性が低下するからである。なお、セラミ
ック基板の厚さは、1.5mmを超える値であることが
望ましい。
【0044】さらに、本発明では、上記基板の厚さlと
支持容器の厚さLとの比率は、0.02≦l/Lである
ことをが望ましい。セラミック基板の厚さlに比べて支
持容器の厚さLが薄いため、熱交換した空気などの冷媒
の排出が速く、迅速な冷却が可能である。l/Lが0.
02よりも小さい場合、即ちセラミック基板の厚さに比
べて支持容器の厚さが厚すぎる場合には、熱交換した空
気などの冷媒の排出が遅くなり、蓄熱した空気などの冷
媒が支持容器内に滞留してしまうため、冷却速度が低下
してしまう。また、冷媒が支持容器内に滞留するため、
排出量がばらつき、結果として冷却速度の再現性が低下
してしまう。
【0045】l/Lは10以下(10≧l/L)が望ま
しい。l/Lが10を超えると、セラミック基板の厚さ
lが支持容器の厚さLに比べて厚すぎて熱容量が大きく
なってしまう。このため、セラミック基板の蓄熱量が大
きくなり、冷却速度が低下してしまうのである。また、
蓄熱量に対して接触熱交換する冷媒の体積が小さくな
り、熱交換量にばらつきが生じ、結果として冷却速度の
再現性が低下してしまう。
【0046】上記セラミック基板の直径は200mm以
上が望ましく、12インチ(300mm)以上であるこ
とがより望ましい。直径が大きく、例えば、12インチ
以上のシリコンウエハが次世代の半導体ウエハの主流と
なるからである。また、セラミック基板の直径が小さい
場合には、支持容器の直径も小さくなり、その容積が小
さくなるため、ホットプレートユニットを薄型にする必
要性が余りないからである。本発明のホットプレートユ
ニットは、150℃以上で使用されることが望ましく、
200℃以上で使用されるのが最も好ましい。
【0047】次に、このホットプレートユニットを構成
する支持容器やセラミック基板の構成等について、さら
に詳しく説明する。支持容器22は、加工等が容易で機
械的特性に優れる点から、通常、SUS等の金属により
構成される。この支持容器22は、円筒状の本体22a
の上部内側に、セラミック基板11を支持するための円
環形状の基板受け部22bが設けられており、一方、本
体22aの下部内側には、底板24を支持するために、
同じく円環形状の底板受け部22cが設けられており、
底板24は、ボルト等の連結部材により、底板受け部2
2cに固定されている。
【0048】底板22の材質は、遮熱性に優れたものと
なるように、余り熱伝導率が大きくなく、かつ、耐熱性
に優れるものであれば、特に限定されず、例えば、耐熱
性樹脂、セラミック板、これらに耐熱性の有機繊維や無
機繊維が配合された複合板等が挙げられる。
【0049】また、底板に設けられた貫通孔28a、2
8bには、導電線16や金属線19が挿通された状態で
動かないように、固定することが可能な部材が設置され
ていてもよく、貫通孔28a、28bに、そのまま、導
電線16や金属線19が挿通さていてもよい。
【0050】本発明の加熱基板は特に限定されるもので
はなく、例えば、セラミック基板、金属基板等が挙げら
れる。金属基板としては、アルミニウム、鉄、ステンレ
ス、銅から選ばれる少なくとも1種以上の金属を使用す
ることができる。金属基板の内部または表面に抵抗発熱
体が形成されていてもよい。金属基板の表面に抵抗発熱
体を形成する場合には、抵抗発熱体の表面を絶縁物で被
覆しておいてもよく、抵抗発熱体をシリコンラバーなど
で挟持して、ネジなどで金属板の一方の面に取り付けて
もよい。さらに、金属基板の内部に通路を形成してお
き、この通路に加熱した油や冷却用冷媒を流通させても
よい。以下の説明では、セラミック基板を使用した場合
で説明する。
【0051】本発明のセラミック基板を構成するセラミ
ック材料は特に限定されず、例えば、窒化物セラミッ
ク、炭化物セラミック、酸化物セラミック等が挙げられ
る。上記窒化物セラミックとしては、金属窒化物セラミ
ック、例えば、窒化アルミニウム、窒化ケイ素、窒化ホ
ウ素等が挙げられる。また、上記炭化物セラミックとし
ては、金属炭化物セラミック、例えば、炭化ケイ素、炭
化ジルコニウム、炭化タンタル、炭化タングステン等が
挙げられる。
【0052】上記酸化物セラミックとしては、金属酸化
物セラミック、例えば、アルミナ、ジルコニア、コージ
ェライト、ムライト等が挙げられる。これらのセラミッ
クは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
【0053】これらのセラミックの中では、窒化物セラ
ミック、酸化物セラミックが好ましい。また、窒化物セ
ラミックの中では窒化アルミニウムが最も好適である。
熱伝導率が180W/m・Kと最も高いからである。
【0054】本発明のセラミック基板では、最大気孔の
気孔径が50μm以下であることが望ましく、気孔率は
5%以下が望ましい。また、上記セラミック基板には、
気孔が全く存在しないか、気孔が存在する場合は、その
最大気孔の気孔径は、50μm以下であることが望まし
い。
【0055】気孔が存在しない場合は、高温での耐電圧
が特に高くなり、逆にある程度の気孔が存在する場合
は、破壊靱性値がより高くなる。このためどちらの設計
にするかは、要求特性によって変わるのである。気孔の
存在によって破壊靱性値がより高くなる理由が明確では
ないが、クラックの進展が気孔によっても止められるか
らであると推定している。
【0056】本発明で、最大気孔の気孔径が50μm以
下であることが望ましいのは、気孔径が50μmを超え
ると高温、特に200℃以上での耐電圧特性を確保する
のが難しくなるからである。最大気孔の気孔径は、10
μm以下が望ましい。200℃以上での反り量が小さく
なるからである。
【0057】気孔率や最大気孔の気孔径は、焼結時の加
圧時間、圧力、温度、SiCやBNなどの添加物で調整
することができる。上述のように、SiCやBNは焼結
を阻害するため、気孔を導入させることができる。
【0058】最大気孔の気孔径を測定する際には、試料
を5個用意し、その表面を鏡面研磨し、2000〜50
00倍の倍率で表面を電子顕微鏡で10箇所撮影する。
そして、撮影された写真で最大の気孔径を選び、50シ
ョットの平均を最大気孔の気孔径とする。
【0059】気孔率は、アルキメデス法により測定す
る。焼結体を粉砕して有機溶媒中あるいは水銀中に粉砕
物を入れて体積を測定し、粉砕物の重量と体積から真比
重を求め、真比重と見かけの比重から気孔率を計算する
のである。
【0060】上記セラミック基板は、0.05〜10重
量%の酸素を含有していることが望ましい。酸素を粒界
に偏析させることにより、破壊靱性値を改善することが
できるからである。酸素含有量が0.05重量%未満で
は、焼結が進まず気孔率が高くなり、また熱伝導率が低
下し、逆に、酸素量が10重量%を超えると、粒界の酸
素の量が多すぎるため、熱伝導率が低下して昇温降温特
性が低下するからである。
【0061】上記セラミック基板に酸素を含有させるた
めには、原料粉末中に金属酸化物を混合して焼成を行
う。上記金属酸化物としては、例えば、イットリヤ(Y
23 )、アルミナ(Al23 )、酸化ルビジウム
(Rb2 O)、酸化リチウム(Li2 O)、炭酸カルシ
ウム(CaCO3 )等が挙げられる。これらの金属酸化
物の添加量は、窒化物セラミック100重量部に対し
て、資0.1〜20重量部が好ましい。
【0062】本発明では、セラミック基板中に5〜50
00ppmのカーボンを含有していることが望ましい。
カーボンを含有させることにより、セラミック基板を黒
色化することができ、ヒータとして使用する際に輻射熱
を充分に利用することができるからである。カーボン
は、非晶質のものであっても、結晶質のものであっても
よい。非晶質のカーボンを使用した場合には、高温にお
ける体積抵抗率の低下を防止することができ、結晶質の
ものを使用した場合には、高温における熱伝導率の低下
を防止することができるからである。従って、用途によ
っては、結晶質のカーボンと非晶質のカーボンの両方を
併用してもよい。また、カーボンの含有量は、50〜2
000ppmがより好ましい。
【0063】セラミック基板にカーボンを含有させる場
合には、その明度がJIS Z 8721の規定に基づ
く値でN4以下となるようにカーボンを含有させること
が望ましい。この程度の明度を有するものが輻射熱量、
隠蔽性に優れるからである。
【0064】ここで、明度のNは、理想的な黒の明度を
0とし、理想的な白の明度を10とし、これらの黒の明
度と白の明度との間で、その色の明るさの知覚が等歩度
となるように各色を10分割し、N0〜N10の記号で
表示したものである。実際の明度の測定は、N0〜N1
0に対応する色票と比較して行う。この場合の小数点1
位は0または5とする。
【0065】抵抗発熱体をセラミック基板の内部に設け
る場合には、複数層設けてもよい。この場合は、各層の
パターンは相互に補完するように形成されて、加熱面か
らみるとどこかの層にパターンが形成された状態が望ま
しい。例えば、互いに千鳥の配置になっている構造であ
る。
【0066】抵抗発熱体は、貴金属(金、銀、白金、パ
ラジウム)、鉛、タングステン、モリブデン、ニッケル
等の金属、または、タングステン、モリブデンの炭化物
等の導電性セラミックからなるものであることが望まし
い。抵抗値を高くすることが可能となり、断線等を防止
する目的で厚み自体を厚くすることができるとともに、
酸化しにくく、熱伝導率が低下しにくいからである。こ
れらは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよ
い。
【0067】また、抵抗発熱体は、セラミック基板全体
の温度を均一にする必要があることから、図1に示すよ
うな同心円形状のパターンや同心円形状のパターンと屈
曲線形状のパターンとを組み合わせたものが好ましい。
また、抵抗発熱体の厚さは、1〜50μmが望ましく、
その幅は、5〜20mmが好ましい。
【0068】抵抗発熱体の厚さや幅を変化させることに
より、その抵抗値を変化させることができるが、上記範
囲が最も実用的だからである。抵抗発熱体の抵抗値は、
薄く、また、細くなるほど大きくなる。
【0069】なお、抵抗発熱体を内部に設けると、加熱
面と抵抗発熱体との距離が近くなり、表面の温度の均一
性が低下するため、抵抗発熱体自体の幅を広げる必要が
ある。また、セラミック基板の内部に抵抗発熱体を設け
るため、セラミック基板との密着性を考慮する必要性が
なくなる。
【0070】抵抗発熱体は、断面が方形、楕円形、紡錘
形、蒲鉾形状のいずれでもよいが、偏平なものであるこ
とが望ましい。偏平の方が加熱面に向かって放熱しやす
いため、加熱面への熱伝搬量を多くすることができ、加
熱面の温度分布ができにくいからである。なお、抵抗発
熱体は螺旋形状でもよい。
【0071】抵抗発熱体をセラミック基板の内部に形成
する際には、底面から厚さ方向に60%までの領域に形
成することが望ましい。加熱面の温度分布をなくし、半
導体ウエハを均一に加熱することができるからである。
【0072】上記セラミック基板の底面または内部に抵
抗発熱体を形成するためには、金属や導電性セラミック
からなる導電ペーストを用いることが好ましい。即ち、
セラミック基板の底面に抵抗発熱体を形成する場合に
は、通常、焼成を行って、セラミック基板を製造した
後、その表面に上記導体ペースト層を形成し、焼成する
ことより、抵抗発熱体を形成する。
【0073】一方、図1、2に示すようにセラミック基
板11の内部に抵抗発熱体12を形成する場合には、グ
リーンシート上に上記導電ペースト層を形成した後、別
のグリーンシートと加熱しながら加圧し、一体化させて
グリーンシートの積層体を作製する。この後、積層体を
焼成することにより、抵抗発熱体をセラミック基板の内
部に形成することができる。
【0074】上記導体ペーストとしては特に限定されな
いが、導電性を確保するため金属粒子または導電性セラ
ミック粒子が含有されているほか、樹脂、溶剤、増粘剤
などを含むものが好ましい。
【0075】上記金属粒子や導電性セラミック粒子の材
料としては、上述したものが挙げられる。これら金属粒
子または導電性セラミック粒子の粒径は、0.1〜10
0μmが好ましい。0.1μm未満と微細すぎると、酸
化されやすく、一方、100μmを超えると、焼結しに
くくなり、抵抗値が大きくなるからである。
【0076】上記金属粒子の形状は、球状であっても、
リン片状であってもよい。これらの金属粒子を用いる場
合、上記球状物と上記リン片状物との混合物であってよ
い。上記金属粒子がリン片状物、または、球状物とリン
片状物との混合物の場合は、金属粒子間の金属酸化物を
保持しやすくなり、抵抗発熱体とセラミック基板との密
着性を確実にし、かつ、抵抗値を大きくすることができ
るため有利である。
【0077】上記導体ペーストに使用される樹脂として
は、例えば、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール
樹脂等が挙げられる。また、溶剤としては、例えば、イ
ソプロピルアルコール等が挙げられる。増粘剤として
は、セルロース等が挙げられる。
【0078】抵抗発熱体用の導体ペーストをセラミック
基板の表面に形成する際には、上記導体ペースト中に上
記金属粒子のほかに金属酸化物を添加し、上記金属粒子
および上記金属酸化物を焼結させたものとすることが好
ましい。このように、金属酸化物を金属粒子とともに焼
結させることにより、セラミック基板と金属粒子とをよ
り密着させることができる。
【0079】上記金属酸化物を混合することにより、セ
ラミック基板との密着性が改善される理由は明確ではな
いが、金属粒子表面や非酸化物からなるセラミック基板
の表面は、その表面がわずかに酸化されて酸化膜が形成
されており、この酸化膜同士が金属酸化物を介して焼結
して一体化し、金属粒子とセラミックとが密着するので
はないかと考えられる。また、セラミック基板を構成す
るセラミックが酸化物の場合は、当然に表面が酸化物か
らなるので、密着性に優れた導体層が形成される。
【0080】上記金属酸化物としては、例えば、酸化
鉛、酸化亜鉛、シリカ、酸化ホウ素(B 23 )、アル
ミナ、イットリアおよびチタニアからなる群から選ばれ
る少なくとも1種が好ましい。これらの酸化物は、抵抗
発熱体の抵抗値を大きくすることなく、金属粒子とセラ
ミック基板との密着性を改善することができるからであ
る。
【0081】上記酸化鉛、酸化亜鉛、シリカ、酸化ホウ
素(B23 )、アルミナ、イットリア、チタニアの割
合は、金属酸化物の全量を100重量部とした場合、重
量比で、酸化鉛が1〜10、シリカが1〜30、酸化ホ
ウ素が5〜50、酸化亜鉛が20〜70、アルミナが1
〜10、イットリアが1〜50、チタニアが1〜50で
あって、その合計が100重量部を超えない範囲で調整
されていることが好ましい。これらの範囲で、これらの
酸化物の量を調整することにより、特にセラミック基板
との密着性を改善することができる。
【0082】上記金属酸化物の金属粒子に対する添加量
は、0.1重量%以上10重量%未満が好ましい。ま
た、このような構成の導体ペーストを使用して抵抗発熱
体を形成した際の面積抵抗率は、1〜45mΩ/□が好
ましい。
【0083】面積抵抗率が45mΩ/□を超えると、印
加電圧量に対して発熱量は大きくなりすぎて、表面に抵
抗発熱体を設けた半導体装置用セラミック基板では、そ
の発熱量を制御しにくいからである。なお、金属酸化物
の添加量が10重量%以上であると、面積抵抗率が50
mΩ/□を超えてしまい、発熱量が大きくなりすぎて温
度制御が難しくなり、温度分布の均一性が低下する。
【0084】抵抗発熱体がセラミック基板の表面に形成
される場合には、抵抗発熱体の表面部分に、金属被覆層
が形成されていることが好ましい。内部の金属焼結体が
酸化されて抵抗値が変化するのを防止するためである。
形成する金属被覆層の厚さは、0.1〜10μmが好ま
しい。
【0085】上記金属被覆層を形成する際に使用される
金属は、非酸化性の金属であれば特に限定されないが、
具体的には、例えば、金、銀、パラジウム、白金、ニッ
ケル等が挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、
2種以上を併用してもよい。これらのなかでは、ニッケ
ルが好ましい。なお、抵抗発熱体をセラミック基板の内
部に形成する場合には、抵抗発熱体表面が酸化されるこ
とがないため、被覆は不要である。
【0086】上記セラミック基板の有底孔に埋め込む熱
電対の金属線の接合部位の大きさは、各金属線の素線径
と同一か、もしくは、それよりも大きく、かつ、0.5
mm以下がよい。このような構成によって、接合部分の
熱容量が小さくなり、温度が正確に、また、迅速に電流
値に変換されるのである。このため、温度制御性が向上
してウエハの加熱面の温度分布が小さくなるのである。
上記熱電対としては、例えば、JIS−C−1602
(1980)に挙げられるように、K型、R型、B型、
S型、E型、J型、T型熱電対が挙げられる。
【0087】次に、本発明のホットプレートユニットを
構成するセラミック基板の製造方法の一例を図6(a)
〜(d)に示した断面図に基づき説明し、さらに、この
セラミック基板を用いてホットプレートユニットを組み
立てる方法を簡単に説明する。
【0088】(1)まず、窒化物セラミック、炭化物セ
ラミックなどのセラミックの粉体をバインダおよび溶剤
と混合してグリーンシート50を得る。セラミック粉体
としては、例えば、窒化アルミニウム粉末、窒化珪素粉
末などを使用することができる。また、イットリヤ等の
助剤を添加してもよい。
【0089】また、バインダとしては、アクリル系バイ
ンダ、エチルセルロース、ブチルセロソルブ、ポリビニ
ルアルコールから選ばれる少なくとも1種が望ましい。
さらに、溶媒としては、α−テルピネオール、グリコー
ルから選ばれる少なくとも1種が望ましい。これらを混
合して得られるペーストをドクターブレード法でシート
状に成形してグリーンシート50を作製する。
【0090】グリーンシート50に、必要に応じ、シリ
コンウエハの支持ピンを挿入する貫通孔、熱電対を埋め
込む凹部、スルーホールを形成する部分等に貫通孔を設
けておくことができる。貫通孔は、パンチングなどによ
り形成することができる。グリーンシート50の厚さ
は、0.1〜5mm程度が好ましい。
【0091】次に、グリーンシート50の貫通孔に導体
ペーストを充填し、スルーホール印刷体200を得、次
に、グリーンシート50上に抵抗発熱体となる導体ペー
ストを印刷する。印刷は、グリーンシート50の収縮率
を考慮して所望のアスペクト比が得られるように行い、
これにより抵抗発熱体層印刷体120を得る。印刷体
は、導電性セラミック、金属粒子などを含む導電性ペー
ストを印刷することにより形成する。
【0092】これらの導電性ペースト中に含まれる導電
性セラミック粒子としては、タングステンまたはモリブ
デンの炭化物が最適である。酸化しにくく、熱伝導率が
低下しにくいからである。また、金属粒子としては、例
えば、タングステン、モリブデン、白金、ニッケルなど
を使用することができる。
【0093】導電性セラミック粒子、金属粒子の平均粒
子径は0.1〜5μmが好ましい。これらの粒子は、大
きすぎても小さすぎても導体用ペーストを印刷しにくい
からである。このようなペーストとしては、金属粒子ま
たは導電性セラミック粒子85〜97重量部、アクリル
系、エチルセルロース、ブチルセロソルブおよびポリビ
ニルアルコールから選ばれる少なくとも1種のバインダ
1.5〜10重量部、α−テルピネオール、グリコー
ル、エチルアルコールおよびブタノールから選ばれる少
なくとも1種の溶媒を1.5〜10重量部混合して調製
した導体用ぺーストが最適である。
【0094】(2)次に、図6(a)に示すように、印
刷体200、120を有するグリーンシート50と、印
刷体を有さないグリーンシート50とを積層する。抵抗
発熱体形成側に印刷体を有さないグリーンシート50を
積層するのは、スルーホールの端面が露出して、抵抗発
熱体形成の焼成の際に酸化してしまうことを防止するた
めである。もしスルーホールの端面が露出したまま、抵
抗発熱体形成の焼成を行うのであれば、ニッケルなどの
酸化しにくい金属をスパッタリングする必要があり、さ
らに好ましくは、Au−Niの金ろうで被覆してもよ
い。
【0095】(3)次に、図6(b)に示すように、積
層体の加熱および加圧を行い、グリーンシートの積層体
を形成する。この後、グリーンシートおよび導電ペース
トを焼結させる。焼成の際の温度は、1700〜200
0℃、焼成の際の加圧の圧力は100〜200kg/c
2 が好ましい。これらの加熱および加圧は、不活性ガ
ス雰囲気下で行う。不活性ガスとしては、アルゴン、窒
素などを使用することができる。この焼成工程で、スル
ーホール20、抵抗発熱体12等が形成される。
【0096】(4)次に、図6(c)に示すように、外
部端子接続のための袋孔23を設け、この袋孔23にワ
ッシャー17を嵌め込む。ワッシャー17は、セラミッ
ク基板11と導電線16との間の熱膨張率を有し、緩衝
材として機能するものであり、導電性のものが好まし
い。
【0097】(5)最後に、図6(d)に示すように、
ワッシャー17の中心孔に導電線16を挿入し、このワ
ッシャー17および導電線16を半田付け、ろう付け等
により、セラミック基板11に接着するとともに、導電
線16をスルーホール20を介して抵抗発熱体12と接
続する。半田は銀−鉛、鉛−スズ、ビスマス−スズなど
の合金を使用することができる。なお、半田層の厚さ
は、0.1〜50μmが望ましい。半田による接続を確
保するに充分な範囲だからである。
【0098】(6)さらに、セラミック基板11の底面
に図2に示したような有底孔14を設け、その内部に熱
電対等の測温素子18を挿入し、シリコーン樹脂等の耐
熱性絶縁部材で固定することにより、抵抗発熱体12等
を有するセラミック基板11の製造を完了する。
【0099】(7)次に、このセラミック基板11を断
熱リング21を介して図2に示したような構成の支持容
器22に嵌め込み、底板24の貫通孔28a、28bか
ら導電線16や金属線19を引き出すことにより、ホッ
トプレートユニットの組み立てを完了する。
【0100】なお、上記説明では抵抗発熱体12が埋設
されているセラミック基板の製造について主に説明した
が、抵抗発熱体が底面に形成されているセラミック板を
製造する際には、セラミック基板を製造した後、上述し
たように、セラミック基板の底面に導体ペーストを印
刷、焼成して抵抗発熱体を形成し、この後、無電解めっ
き等により金属被覆層を形成すればよい。
【0101】上記セラミック基板の製造方法では、グリ
ーンシートを用い、セラミック基板の内部に抵抗発熱体
を形成したが、セラミック粉末とバインダ等を用いて顆
粒状の粉末を製造し、この粉末を金型等に入れてプレス
成形により成形体を作製した後、焼成することによりセ
ラミック基板を製造してもよい。この場合には、金属線
等を成形型の内部に埋設することにより、抵抗発熱体と
することができる。また、セラミック基板を製造した
後、その底面に上記方法により抵抗発熱体を形成しても
よい。
【0102】以上、ホットプレートユニットについて説
明したが、セラミック基板の表面または内部に抵抗発熱
体を設けるとともに、セラミック基板の内部に静電電極
を設けることにより、静電チャックとしてもよい。
【0103】また、セラミック基板の底面または内部に
抵抗発熱体を設けるとともに、セラミック基板の上面に
チャックトップ導体層を設け、一方、セラミック基板の
内部にガード電極やグランド電極を設けることにより、
ウエハプローバとしてもよい。
【0104】
【実施例】以下、本発明をさらに詳細に説明する。 (実施例1)ホットプレートユニットの製造 (1)窒化アルミニウム粉末(トクヤマ社製、平均粒径
1.1μm)100重量部、イットリア(平均粒径0.
4μm)4重量部、アクリルバインダ11.5重量部、
分散剤0.5重量部および1−ブタノールとエタノール
とからなるアルコール53重量部を混合したペーストを
用い、ドクターブレード法により成形を行て厚さ0.4
7mmのグリーンシートを得た。
【0105】(2)次に、このグリーンシートを80℃
で5時間乾燥させた後、パンチングにより直径1.8m
m、3.0mmおよび5.0mmの貫通孔をそれぞれ形
成した。これらの貫通孔は、シリコンウエハを支持する
支持ピンを挿入するための貫通孔となる部分、スルーホ
ールとなる部分等である。 (3)平均粒子径1μmのタングステンカーバイド粒子
100重量部、アクリル系バインダ3.0重量部、α−
テルピネオール溶媒3.5重量および分散剤0.3重量
部を混合して導電性ペーストAを調整した。
【0106】平均粒子径3μmのタングステン粒子10
0重量部、アクリル系バインダ1.9重量部、α−テル
ピネオール溶媒3.7重量および分散剤0.2重量部を
混合して導電性ペーストBを調整した。
【0107】この導電性ペーストAをグリーンシートに
スクリーン印刷で印刷し、発熱体用の導体ペースト層を
形成した。印刷パターンは、図1に示したような同心円
のパターンとした。また、スルーホールとなる貫通孔部
分に導体ペーストBを充填した。上記処理の終わったグ
リーンシートに、印刷処理を施していないグリーンシー
トを上側(加熱面)に37枚、下側に13枚積層し、1
30℃、80Kg/cm2の圧力で一体化することによ
り積層体を作製した。
【0108】(4)次に、得られた積層体を窒素ガス
中、600℃で5時間脱脂し、1890℃、圧力150
kg/cm2 で10時間ホットプレスし、厚さ3mmの
窒化アルミニウム板状体を得た。これを310mmの円
板状に切り出し、内部に厚さ6μm、幅10mmの発熱
体を有する板状体とした。なお、スルーホールの大きさ
は、直径0.2mm、深さ0.2mmであった。
【0109】(5)次に、上記(4)で得られた板状体
を、ダイヤモンド砥石で研磨した後、マスクを載置し、
SiC等によるブラスト処理で表面に熱電対のための有
底孔14を設けた。
【0110】(6)さらに、ドリル加工により直径5m
m、深さ0.5mmの袋孔23を形成し、この袋孔23
にW製のワッシャー17を嵌め込み、ワッシャー17の
中心孔に導電線16を挿入した後、Ni−Au合金(A
u:81.5重量%、Ni:18.4重量%、不純物:
0.1重量%)からなる金ろうを用い、970℃で加熱
リフローすることにより、これらワッシャー17と導電
線16とをセラミック基板11に固定した。
【0111】(7)次に、測温素子18である複数個の
熱電対を有底孔14に埋め込み、抵抗発熱体12を埋設
したセラミック基板の製造を完了した。 (8)次に、このセラミック基板11を断熱リング21
を介して図2に示した構造の厚さ25mmの支持容器2
2に嵌め込み、導電線16や金属線19を貫通孔28
a、28bから引き出し、電源部26や制御部25に接
続し、ホットプレートユニット10とした。
【0112】(実施例2) (1)窒化アルミニウム粉末(平均粒径:1.1μm)
100重量部、イットリア(平均粒径:0.4μm)4
重量部、アクリルバインダ12重量部およびアルコール
からなる組成物のスプレードライを行い、顆粒状の粉末
を作製した。
【0113】(2)次に、この顆粒状の粉末を金型に入
れ、平板状に成形して生成形体(グリーン)を得た。
【0114】(3)加工処理の終った生成形体を180
0℃、圧力:200kg/cm2 でホットプレスし、厚
さが3mmの窒化アルミニウム板状体を得た。次に、こ
の板状体から直径310mmのセラミック基板を切り出
し、このセラミック基板にドリル加工を施し、半導体ウ
エハの支持ピンを挿入する貫通孔15となる部分、熱電
対を埋め込むための有底孔14となる部分(直径:1.
1mm、深さ:2mm)を形成した。
【0115】(4)上記(3)の加工を施したセラミッ
ク基板に、スクリーン印刷にて導体ペーストを印刷し
た。印刷パターンは、図1に示したような同心円状のパ
ターンとした。導体ペーストとしては、プリント配線板
のスルーホール形成に使用されている徳力化学研究所製
のソルベストPS603Dを使用した。この導体ペース
トは、銀−鉛ペーストであり、銀100重量部に対し
て、酸化鉛(5重量%)、酸化亜鉛(55重量%)、シ
リカ(10重量%)、酸化ホウ素(25重量%)および
アルミナ(5重量%)からなる金属酸化物を7.5重量
部含むものであった。また、銀粒子は、平均粒径が4.
5μmで、リン片状のものであった。
【0116】(5)次に、導体ペーストを印刷したセラ
ミック基板11を780℃で加熱、焼成して、導体ペー
スト中の銀、鉛を焼結させるとともにセラミック基板1
1に焼き付け、抵抗発熱体12を形成した。銀−鉛の発
熱体は、厚さが5μm、幅2.4mm、面積抵抗率が
7.7mΩ/□であった。
【0117】(6)硫酸ニッケル80g/l、次亜リン
酸ナトリウム24g/l、酢酸ナトリウム12g/l、
ほう酸8g/l、塩化アンモニウム6g/lの濃度の水
溶液からなる無電解ニッケルめっき浴に上記(5)で作
製したセラミック基板11を浸漬し、銀−鉛の発熱体の
表面に厚さ1μmの金属被覆層(ニッケル層)を析出さ
せた。
【0118】(7)電源との接続を確保するための導電
線を取り付ける部分に、スクリーン印刷により、銀−鉛
半田ペースト(田中貴金属製)を印刷して半田層を形成
した。ついで、半田層の上に先端部分の断面がT字形状
の導電線を載置し、420℃で加熱リフローし、導電線
を抵抗発熱体の表面に取り付けた。
【0119】(8)測温素子である熱電対をポリイミド
で封止し、抵抗発熱体を底面に有するセラミック基板を
得た。
【0120】(9)次に、このセラミック基板を断熱リ
ング21を介して図2に示した構造の厚さ15mmの支
持容器22に嵌め込み、導電線16や金属線19を貫通
孔28a、28bから引き出し、電源部26や制御部2
5に接続し、ホットプレートユニットとした。
【0121】(実施例3)厚さ40mmの支持容器を用
いた以外は、実施例2と同様にしてホットプレートユニ
ットを製造した。
【0122】(実施例4)図4に示すような中底板を配
設した支持容器を用いた。支持容器の厚さは、底板とセ
ラミック基板の底板との距離で20mmである。また、
セラミック基板の厚さを3mmとした。これら以外は、
実施例2と同様にしてホットプレートユニットを構成し
た。
【0123】(実施例5)厚さ50mmの支持容器を用
い、セラミック基板の厚さを0.5mmとした以外は実
施例2と同様にしてホットプレートユニットを構成し
た。
【0124】(実施例6)厚さ5mmの支持容器を用
い、セラミック基板の厚さを60mmとした以外は、実
施例2と同様にしてホットプレートユニットを構成し
た。この場合、セラミック基板を支持基板に直接ネジで
固定した。
【0125】(実施例7)図5に示すように、厚さ15
mm、直径310mmのアルミニウム円板31の一方の
面に、ニクロム線からなる発熱体32を2枚のシリコン
ラバー33で挟持したラバーヒータ30をネジ34で固
定し、加熱基板とした。このような構成の加熱基板を、
図4に示すような中底板を配設した支持容器の断熱リン
グにはめ込み、ホットプレートユニットとした。支持容
器の厚さは、底板とセラミック基板の底面との距離で1
5mmである。
【0126】(実施例8)厚さ5mmの支持容器を用
い、セラミック基板の厚さを30mmとした以外は、実
施例2と同様にしてホットプレートユニットを構成し
た。
【0127】(比較例1)厚さ55mmの支持容器を用
いた以外は、実施例2と同様にしてホットプレートユニ
ットを構成した。
【0128】(比較例2)実施例7と同様にしてホット
プレートユニットを構成したが、支持容器の厚さは、底
板とセラミック基板の底面との距離で55mmであっ
た。
【0129】このようにして得られた実施例1〜8およ
び比較例1〜2に係るホットプレートユニットを200
℃まで昇温し、その後、エアーを供給して150℃まで
降温した。
【0130】評価方法 (1)降温時間の測定 ホットプレートが200℃〜150℃まで降温する時間
を10回測定し、その10回の測定結果の平均値を降温
時間とした。
【0131】(2)降温時間のばらつき 上記(1)の方法で降温時間を測定し、下記の(1)式
で表される10回の降温時間のばらつきを計算した。 降温時間のばらつき(%)=〔(最長時間─最短時間)/平均時間〕×100・ ・・(1)
【0132】
【表1】
【0133】表1に示した結果より明らかなように、容
器の厚さLを薄くし、基板の厚さl/容器の厚さLを
0.02以上とすることにより、迅速に降温を行うこと
ができ、降温時間のばらつきを小さくすることができ
る。
【0134】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のホット
プレートユニットは、薄型で支持容器の容積が小さいた
め、基板の直径が大きくなっても昇温降温が充分に速
く、また、薄型で軽量であるため装置を小型化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホットプレートユニットの一例を模式
的に示す平面図である。
【図2】図1に示したホットプレートユニットの縦断面
図である。
【図3】図1に示すホットプレートユニットを構成する
セラミック基板の一部を模式的に示す部分拡大断面図で
ある。
【図4】(a)は、中底板が形成されたホットプレート
ユニットを模式的に示す断面図であり、(b)は、この
ホットプレートユニットの支持容器を構成する底板を示
す斜視図である。
【図5】ラバーヒータを備えた金属基板を模式的に示す
断面図である。
【図6】(a)〜(d)は、ホットプレートユニットを
構成するセラミック基板の製造工程の一部を模式的に示
す断面図である。
【符号の説明】
9 シリコンウエハ 10 ホットプレートユニット 11、211 セラミック基板 11a 加熱面 11b 底面 12、212 抵抗発熱体 12a 抵抗発熱体端部 14 有底孔 15、215 貫通孔 16、262 導電線 17 ワッシャー 18 測温素子 19 金属線 20 スルーホール 21、252 断熱リング 22、270 支持容器 22a 支持容器本体 22b 基板受け部 22c 底板受け部 23 袋孔 24、260 底板 25 制御部 26 電源部 27、258 冷媒導入管 28a、28b 貫通孔 29 ガイド管 49 リフターピン 30 ラバーヒータ 31 アルミニウム円板 32 発熱体 33 シリコンラバー 34 ネジ 213 給電端子 218 絶縁層 219 シリコンウエハ 251 ピン 253 固定金具 255 ソケット 256 中底板 256a 開口 257 スリーブ 258 冷媒供給管 259 支持ピン 260a 開口 260k 窪み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K092 PP20 QA03 QB02 QB08 QB26 QB44 QB48 QB75 QB76 QC46 QC52 RE01 SS18 SS24 SS34 SS37 TT07 TT30 UA05 VV04 VV16 5F046 KA04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度調節手段を備えた基板が、支持容器
    に取り付けられたホットプレートユニットであって、前
    記支持容器の厚さは、50mm以下であることを特徴と
    するホットプレートユニット。
  2. 【請求項2】 前記温度調節手段は、抵抗発熱体である
    請求項1に記載のホットプレートユニット。
  3. 【請求項3】 前記温度調節手段は、冷却手段である請
    求項1または2に記載のホットプレートユニット。
  4. 【請求項4】 前記基板の厚さlと支持容器の厚さLと
    の比率は、0.02≦l/Lである請求項1〜3のいず
    れか1に記載のホットプレートユニット。
  5. 【請求項5】 温度調節手段を備えた基板が、支持容器
    に取り付けられたホットプレートユニットであって、前
    記基板の厚さlと支持容器の厚さLとの比率は、0.0
    2≦l/Lであることを特徴とするホットプレートユニ
    ット。
  6. 【請求項6】 前記温度調節手段は、抵抗発熱体である
    請求項5に記載のホットプレートユニット。
  7. 【請求項7】 前記温度調節手段は、冷却手段である請
    求項5または6に記載のホットプレートユニット。
  8. 【請求項8】 前記支持容器の厚さは、50mm以下で
    あることを特徴とする請求項5〜7のいずれか1に記載
    のホットプレートユニット。
  9. 【請求項9】 1または2以上の回路からなる抵抗発熱
    体を備えたセラミック基板が、支持容器に取り付けられ
    たホットプレートユニットであって、前記支持容器の厚
    さは、50mm以下であることを特徴とするホットプレ
    ートユニット。
  10. 【請求項10】 前記セラミック基板の厚さlと支持容
    器の厚さLとの比率は、0.02≦l/Lである請求項
    9に記載のホットプレートユニット。
  11. 【請求項11】 前記支持容器は、下部に底板を備え、
    抵抗発熱体の端部に接続した導電線および/またはセラ
    ミック基板に配設された測温素子から導出された配線
    が、前記底板に形成された貫通孔から引き出されてなる
    請求項9または10に記載のホットプレートユニット。
  12. 【請求項12】 前記底板には、冷媒導入管が配設され
    ている請求項11に記載のホットプレートユニット。
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