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JP2002025571A - 燃料電池セパレータ、その製造方法及び固体高分子型燃料電池 - Google Patents

燃料電池セパレータ、その製造方法及び固体高分子型燃料電池

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Publication number
JP2002025571A
JP2002025571A JP2000204728A JP2000204728A JP2002025571A JP 2002025571 A JP2002025571 A JP 2002025571A JP 2000204728 A JP2000204728 A JP 2000204728A JP 2000204728 A JP2000204728 A JP 2000204728A JP 2002025571 A JP2002025571 A JP 2002025571A
Authority
JP
Japan
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fuel cell
cell separator
carbon powder
conductive carbon
separator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000204728A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Saito
一夫 斎藤
Atsushi Hagiwara
敦 萩原
Atsushi Miyazawa
篤史 宮澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshinbo Holdings Inc
Original Assignee
Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshinbo Industries Inc, Nisshin Spinning Co Ltd filed Critical Nisshinbo Industries Inc
Priority to JP2000204728A priority Critical patent/JP2002025571A/ja
Priority to US09/899,107 priority patent/US6939638B2/en
Publication of JP2002025571A publication Critical patent/JP2002025571A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/02Details
    • H01M8/0202Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
    • H01M8/0204Non-porous and characterised by the material
    • H01M8/0213Gas-impermeable carbon-containing materials
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 導電性炭素粉末と結合材とを主成分とす
る燃料電池セパレータ用組成物を成形してなる片面又は
両面にガス供給溝を有する燃料電池セパレータにおい
て、上記燃料電池セパレータの垂直方向断面における長
軸方向の最大長さが70μm以上であり、かつ短軸方向
の最大長さが30μm以上である導電性炭素粉末の総占
有面積が垂直方向断面の面積に対して50%以上である
ことを特徴とする燃料電池セパレータ及びその製造方法
並びに固体高分子型燃料電池。 【効果】 本発明によれば、高い弾性、高導電性、優れ
たガス不透過性を有する高品質な燃料電池セパレータを
効率よく、大量生産できると共に、この燃料電池セパレ
ータを一部又は全部に用いることにより、組み立て時の
ヒビや割れの発生がなく、高いガスシール性と優れた耐
衝撃性を有する高性能な固体高分子型燃料電池が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料電池セパレー
タ、その製造方法及び固体高分子型燃料電池に関し、更
に詳述すると、高弾性、高導電性、優れた成形性を有す
る燃料電池セパレータ及びその製造方法、この燃料電池
セパレータを一部又は全部に用いた高いガスシール性と
優れた耐衝撃性を有し、特に自動車、ハイブリッドカ
ー、小型船舶等の移動用電源として好適な固体高分子型
燃料電池に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】燃料電
池、特に固体高分子型燃料電池は、図1に示したよう
に、左右両側面に複数個の凸部(リブ)1aを備えた2
枚の燃料電池セパレータ1,1と、これらセパレーター
間に固体高分子電解質膜2と、ガス拡散電極3とを介在
させてなる単電池(単位セル)を数十個〜数百個並設し
てなる電池本体(セルスタック)から構成されている。
【0003】上記燃料電池セパレータ1は、図2
(A),(B)に示したように、薄肉の板状体の左右両
側面に複数個の凸部(リブ)1aを突設し、片面又は両
面にガス供給溝4を有する特異な形状を有しており、こ
のセパレータの凸部1aと電極3との間で水素、酸素等
の燃料ガスの供給排出用流路4を形成するため、燃料電
池セパレータには高い弾性と優れた寸法精度を有するこ
とが要求されると共に、燃料電池セパレータ及び単位セ
ル(燃料電池)には燃料ガスの漏れが生じない高いガス
シール性を有すること、燃料電池に組み立て時のボルト
とナットによる締め付けでセパレータに割れやヒビが生
じないこと、特に自動車等の移動用電源として用いる場
合には優れた耐衝撃性を有することが強く望まれてい
る。
【0004】このため、(i)炭素質粉末100重量部
に対し、熱硬化性樹脂を10〜100重量部の割合で加
えて均一に混練し、硬化して得られた固体高分子型燃料
電池セパレータであって、上記炭素質粉末として最大粒
子径125μm以下の黒鉛粉末を用いたものが提案され
ている(特開平11−297337号公報)。また、
(ii)数平均粒径で25μm以上、好ましくは25μ
m〜500μmの膨張黒鉛粒子を用いた燃料電池セパレ
ータが提案されている(2000−100453号公
報)。
【0005】しかしながら、上記従来の燃料電池のセパ
レータは、高フィラー含有材料であるため、射出充填す
ることが困難であり、特に、上記(i),(ii)では
グラファイトの粒径が小さいため、材料そのものの流動
性が低下して射出成形時の成形性、機械的物性を十分満
足することができないという問題がある。また、鱗片状
グラファイトは、嵩密度が低いため射出成形機のスクリ
ュー内で材料が空回りして成形不能となるという問題が
ある。更に、比較的大径の嵩密度の大きいグラファイト
を用いても添加混練時又は射出成形時に崩れて小径とな
ってしまうという問題がある。
【0006】一方、燃料電池は、単位セル当りから取り
出せる電圧が低く、実用規模(〜数100kW)の電池
出力を得るためには、単位セルを数十個乃至数百個並設
しなければならない。このため、部分的な厚みむらや歪
みのない均一な形状の燃料電池セパレータを効率良く大
量生産できることが切望されている。
【0007】しかしながら、従来のフェノール樹脂等の
熱硬化性樹脂と黒鉛とを主成分とする燃料電池セパレー
タは、必要な導電性を付与するため黒鉛を多量に添加し
ているので流動性に欠け、射出成形を行うことは困難で
ある。このため、燃料電池セパレータは、コンパウンド
をセパレータ成形用金型内に投入し、150〜160
℃、14.7〜29.4MPaで5〜10分間熱圧成形
することにより製造されているが、かかる圧縮成形法で
は成形時間が長くかかり、低効率であると共に、大量生
産には適さないものである。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、高弾性、高導電性、優れたガス不透過性を有する高
品質な燃料電池セパレータ、この燃料電池セパレータを
効率よく、大量生産することが可能な燃料電池セパレー
タの製造方法、及び燃料電池を組み立てる際の締め付け
により燃料電池セパレータにヒビや割れの発生がなく、
高いガスシール性と優れた耐衝撃性を備えた固体高分子
型燃料電池を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結
果、成形された燃料電池セパレータ中に嵩密度の大きい
導電性炭素粉末が多く存在することが成形性、機械的強
度、導電性を高める上で効果的であることを知見した。
【0010】即ち、導電性炭素粉末と結合材とを主成分
とする燃料電池セパレータ用組成物を成形してなる片面
又は両面にガス供給溝を有する燃料電池セパレータにお
いて、上記導電性炭素粉末100質量部に対して結合材
を10〜50質量部添加すると共に、上記導電性炭素粉
末として平均粒径100〜500μmの球状乃至は塊状
の嵩密度の大きいグラファイトを用いることにより、成
形後の燃料電池セパレータの垂直方向断面における長軸
方向の最大長さが50μm以上であり、かつ短軸方向の
最大長さが30μm以上である導電性炭素粉末の総占有
面積が垂直方向断面積に対して50%以上となり、高弾
性かつ高い導電性、優れたガス不透過性を有する高品質
な燃料電池セパレータが得られること、この燃料電池セ
パレータを一部又は全部に用いて燃料電池を組み立てる
際に、ボルトとナットで締め付けてもセパレータに割れ
やヒビが生じることがなく、高いガスシール性と優れた
耐衝撃性を有し、自動車、ハイブリッドカー、小型船舶
等の移動用電源として最適な固体高分子型燃料電池が得
られることを見出し、本発明をなすに至った。
【0011】また、本発明によれば、導電性炭素粉末1
00質量部に対して結合材を10〜50質量部添加混合
した混合物を用いることにより、従来困難であった射出
成形が可能となり、薄肉の板状体の片面又は両面にガス
供給溝を有する特異な形状の燃料電池セパレータを効率
よく、大量生産することが可能となり、製品の低コスト
化を計ることができるものである。
【0012】従って、本発明は、下記の燃料電池セパレ
ータ、その製造方法及び固体高分子型燃料電池を提供す
る。 請求項1:導電性炭素粉末と結合材とを主成分とする燃
料電池セパレータ用組成物を成形してなる片面又は両面
にガス供給溝を有する燃料電池セパレータにおいて、上
記燃料電池セパレータの垂直方向断面における長軸方向
の最大長さが50μm以上であり、かつ短軸方向の最大
長さが30μm以上である導電性炭素粉末の総占有面積
が垂直方向断面積に対して50%以上であることを特徴
とする燃料電池セパレータ。 請求項2:導電性炭素粉末と結合材とを主成分とする燃
料電池セパレータ用組成物を成形してなる片面又は両面
にガス供給溝を有する燃料電池セパレータにおいて、上
記導電性炭素粉末100質量部に対して結合材を10〜
50質量部添加すると共に、上記導電性炭素粉末として
平均粒径100〜500μmの球状乃至は塊状グラファ
イトを用い形成してなることを特徴とする燃料電池セパ
レータ。 請求項3:上記球状乃至は塊状グラファイトの嵩密度が
0.6g/ml以上である請求項2記載の燃料電池セパ
レータ。 請求項4:導電性炭素粉末と結合材とを主成分とする燃
料電池セパレータ用組成物を成形してなる片面又は両面
にガス供給溝を有する燃料電池セパレータにおいて、上
記燃料電池セパレータの垂直方向断面における長軸方向
の最大長さが50μm以上であり、かつ短軸方向の最大
長さが30μm以上である導電性炭素粉末の総占有面積
が垂直方向断面積に対して50%以上である請求項2又
は3記載の燃料電池セパレータ。 請求項5:JIS H0602に準拠して測定した固有
抵抗が20mΩ・cm以下である請求項1乃至4のいず
れか1項記載の燃料電池セパレータ。 請求項6:導電性炭素粉末と結合材とを主成分とする燃
料電池セパレータ用組成物を成形してなる片面又は両面
にガス供給溝を有する燃料電池セパレータの製造方法に
おいて、上記導電性炭素粉末100質量部に対して結合
材を10〜50質量部添加混合した混合物を用いて射出
成形することを特徴とする燃料電池セパレータの製造方
法。 請求項7:上記導電性炭素粉末として平均粒径100〜
500μmであり、かつ嵩密度が0.6g/ml以上の
球状乃至は塊状グラファイトを用いる請求項6記載の燃
料電池セパレータの製造方法。 請求項8:固体高分子電解質膜を挟む一対の電極と、該
電極を挟んでガス供給排出用流路を形成する一対のセパ
レータとから構成される単位セルを多数並設した構造を
有する固体高分子型燃料電池において、上記燃料電池中
の全セパレータの一部又は全部として請求項1乃至5の
いずれか1項記載の燃料電池セパレータを用いたことを
特徴とする固体高分子型燃料電池。
【0013】以下、本発明について更に詳しく説明す
る。本発明の燃料電池セパレータは、導電性炭素粉末と
結合材とを主成分とする燃料電池セパレータ用組成物を
成形してなる片面又は両面にガス供給溝を有し、この燃
料電池セパレータの垂直方向断面における長軸方向の最
大長さが50μm以上であり、かつ短軸方向の最大長さ
が30μm以上である導電性炭素粉末の総占有面積が垂
直方向断面積に対して50%以上であることを特徴と
し、これにより機械的強度、導電性、ガス不透過性が向
上するものである。
【0014】この場合、燃料電池セパレータとしては、
図2(A),(B)に示したような長さ120mm×幅
120mm×厚み2.3mmの片面又は両面にガス供給
溝を有する平板状のセパレータを用い、この燃料電池セ
パレータの任意の垂直方向(厚さ方向)の断面をデジタ
ルCCDカメラを取り付けた顕微鏡で観察した(カール
ツアイス株式会社製 アキシオスコープ2)。例えば参
考写真1,2に示したようなデジタル写真(×200)
が得られ、写真中で白色に見える部分がグラファイト粒
である。なお、倍率は50〜500倍、好ましくは50
〜200倍である。
【0015】得られたデジタル写真中において、不規則
に並んでいる不定形状のグラファイト粒の大きさ及びそ
の占有面積を求める。この場合、図3に示したように、
長軸方向と短軸方向の最大となる長さを求め、長軸方向
の最大長さが50μm以上であり、かつ短軸方向の最大
長さが30μm以上であるグラファイトを選び出し、そ
のグラファイトの近似面積を(長軸方向最大長さ×短軸
方向最大長さ)から求めることができる。なお、長軸方
向最大長さは、グラファイト粒の中心を通過した長さで
なくてもよく、最も長い線分を引きこれを長軸方向最大
長さとすることができる。また長軸最大長さの線分と垂
直な線のうち最も長い線分を短軸方向最大長さとするこ
とができる。また、グラファイト粒中に穴(空孔)が存
在しても全体として一つにまとまっている場合は1粒の
グラファイトとした。更に非常に複雑な形状のグラファ
イト粒はいくつかに分割して面積を求めることもでき
る。
【0016】具体的には、図3に示した垂直断面の概略
図における、グラファイトの近似面積の総和S1は(a
1×b1)+(a2×b2)+(a3×b3)+(a4
×b4)…から求めることができる。このグラファイト
の総占有面積S1と垂直方向断面積S2(図3ではx×
y=S2)とから、(S1/S2)×100より垂直方
向断面中のグラファイトの占有面積率を算出することが
できる。
【0017】このようにして垂直方向断面における長軸
方向の最大長さが50μm以上、好ましくは70μm以
上であり、かつ短軸方向の最大長さが30μm以上、好
ましくは50μm以上であるグラファイトの占有面積率
が50%以上、好ましくは50〜80%、より好ましく
は55〜75%、更に好ましくは60〜75%である。
グラファイトの占有面積率が小さすぎると固有抵抗が大
きくなり、燃料電池セパレータとしての物性を満足し得
なくなる。一方、大きすぎると燃料電池セパレータの機
械的強度の低下が著しくなる。
【0018】このような燃料電池セパレータは、(A)
導電性炭素粉末と(B)結合材とを主成分とする燃料電
池セパレータ用組成物を成形することにより得ることが
できる。
【0019】ここで、上記(A)成分の導電性炭素粉末
としては、天然に産出したものであっても人工的に製造
したものであってもよく、カーボンブラック、ケッチェ
ンブラック、アセチレンブラック、カーボンウイスカ
ー、黒鉛などが挙げられ、これらの1種を単独で又は2
種以上を組み合わせて用いることができる。これらの中
でも、特に黒鉛が好ましい。
【0020】この場合、黒鉛としては、球状乃至は塊状
グラファイトを用いる。鱗片状グラファイトでは成形体
にフローマーク又はウェルドラインなどの成形不良が生
じ易く、また、クラックを生じる場合があり、更に嵩密
度が小さいため射出成形機のスクリューが空回りして射
出成形不能となる場合がある。この球状乃至は塊状グラ
ファイトのJIS K6891−1995に準拠して測
定した嵩密度は0.6g/ml以上、好ましくは0.7
g/ml以上、より好ましくは0.7〜1.2g/m
l、更に好ましくは0.7〜1.0g/mlである。嵩
密度が小さすぎると上述した不具合が生じて成形性が低
下する場合がある。
【0021】導電性炭素粉末の平均粒径は100〜50
0μmであり、好ましくは150〜450μm、より好
ましくは150〜400μmである。導電性炭素粉末の
平均粒径が小さすぎると組成物の流動性が低下し、射出
成形時の充填が困難となり、導電性が低下する場合があ
る。一方、導電性炭素粉末の平均粒径が大きすぎると成
形したセパレータの機械的強度が低下し、薄肉製品にお
いてガス遮蔽性に問題が生じる場合がある。
【0022】上記(B)成分の結合材としては、特に制
限されず、熱硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂を用いること
ができる。熱硬化性樹脂としては、例えばレゾールタイ
プのフェノール樹脂、ノボラックタイプのフェノール樹
脂に代表されるフェノール系樹脂、フルフリルアルコー
ル樹脂、フルフリルアルコールフルフラール樹脂、フル
フリルアルコールフェノール樹脂などのフラン系樹脂、
ポリイミド樹脂、ポリカルボジイミド樹脂、ポリアクリ
ロニトリル樹脂、ピレン−フェナントレン樹脂、ポリ塩
化ビニル樹脂、エポキシ樹脂、ユリア樹脂、ジアリルフ
タレート樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、メラミン樹脂
などが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を
組み合わせて用いることができる。
【0023】また、熱可塑性樹脂としては、アクリロニ
トリルブタジエンスチレン(ABS)樹脂、アクリロニ
トリルスチレン共重合体(AS)、耐衝撃性ポリスチレ
ン(HIPS)、ポリスチレン(PS)、メチルメタク
リレートブタジエンスチレン共重合体(MBS)、メタ
クリル酸メチル−スチレン共重合体(MS)、アクリロ
ニトリルエチレンプロピレンゴムスチレン共重合体(A
ES)、アクリロニトリルスチレンアクリレート(AA
S)等のスチレン系樹脂、ポリエチレン(PE)、ポリ
プロピレン(PP)、ポリブテン−1、エチレン酢酸ビ
ニル共重合体(EVA)、エチレンビニルアルコール共
重合体(EVOH)等のポリオレフィン系樹脂、ポリア
ミド樹脂、熱可塑性ポリエステル樹脂、ポリカーボネー
ト(PC)系樹脂、全芳香族ポリエステル樹脂、ポリフ
ェニレンスルフィド(PPS)、塩化ビニル系樹脂(P
VC)、ポリサルホン樹脂、ポリエーテルエーテルケト
ン樹脂、(変性)ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリオ
キシメチレン(POM)、ポリメタクリル酸メチル(ア
クリル)(PMMA)、フッ素樹脂、ポリケトン(P
K)、ノルボルネン、ポリアミドイミド(PAI)、ポ
リフタルアミド(PPA)などが挙げられ、これらの1
種を単独で又は2種以上を混合して用いることができ
る。
【0024】この(B)成分の結合材の添加量は、
(A)成分の導電性炭素粉末100質量部に対して10
〜50質量部であり、好ましくは10〜40質量部、よ
り好ましくは15〜30質量部である。(B)成分の結
合材の添加量が少なすぎると成形材料(原料混合物)の
流動性が低くなり、射出成形をすることが困難となり、
一方、多すぎると導電性炭素粉末含有量の増加を計るこ
とができず、導電性が低下して本発明の目的を達成する
ことができない。
【0025】また、本発明の燃料電池セパレータ用組成
物には、上記(A),(B)成分以外にも、強度、離型
性、耐加水分解性、導電性等の向上を目的として繊維基
材、離型剤、金属粉末、耐加水分解剤などを必要に応じ
て添加することができる。
【0026】上記繊維基材としては、例えば鉄、銅、真
鍮、青銅、アルミニウム等の金属繊維、セラミック繊
維、チタン酸カリウム繊維、ガラス繊維、炭素繊維、ロ
ックウール、ウォラストナイト、セピオライト、アタパ
ルジャイト、人工鉱物質繊維等の無機質繊維、アラミド
繊維、ポリイミド繊維、ポリアミド繊維、フェノール繊
維、セルロース、アクリル繊維等の有機質繊維などが挙
げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わ
せて用いることができる。この場合、繊維基材の配合量
は(A)成分の導電性炭素粉末100質量部に対して0
〜10質量部である。
【0027】離型剤としては、特に制限されず、シリコ
ーン系離型剤、フッ素系離型剤、脂肪酸金属系離型剤、
アマイド系離型剤、ワックス系離型剤などが挙げられ、
特にカルナバワックス、ステアリン酸、モンタン酸等の
内部離型剤が用いられる。この場合、離型剤の配合量は
(A)成分の導電性炭素粉末100質量部に対して0〜
3質量部である。
【0028】金属粉末としては、ステンレス、金、銀、
銅、白金、チタン、アルミニウム、ニッケル等を用いる
ことができる。この場合、金属粉末の平均粒径は通常5
〜30μmである。
【0029】次に、本発明の片面又は両面にガス供給溝
を有する燃料電池セパレータの製造方法は、(A)導電
性炭素粉末100質量部に対して(B)結合材を10〜
50質量部添加混合した混合物を用いて射出成形するも
のであり、この場合特に、上記導電性炭素粉末として平
均粒径100〜500μmであり、かつ嵩密度が0.6
g/ml以上の球状乃至は塊状グラファイトを用いるこ
とが好ましい。
【0030】本発明の製造方法において、上記成形材料
(原料混合物)は、予め単軸又は二軸或いはこれらに特
殊な機構を組み合わせた混練押出し機で混練し、ペレッ
ト化する方法、又は汎用ミキサーを用いて混合し、乾燥
する方法などを採用することができる。この際、導電性
炭素粉末の粒径をできるだけ崩さないようにするため、
特にミキサーによる混合が好ましい。
【0031】得られる混合物又はペレットを射出成形機
に投入して射出成形を行う。具体的な射出成形の条件
は、射出成形機、結合材の種類、配合量等により異なり
一概には規定できないが、下記の通りであることが好ま
しい。 シリンダ温度(シリンダ前筒部):50〜100℃ 射出圧力 :8〜20MPa 射出時間 :5〜15秒 金型温度 :140〜200℃ 硬化時間 :15〜200秒
【0032】なお、本発明の燃料電池セパレータの製造
方法は、射出成形だけでなく、圧縮成形、射出−圧縮成
形、トランスファー成形、押出成形、静水圧成形、ベル
トプレス、ロール成形等の従来公知の成形方法から選ば
れる1種又は2種以上の成形方法を組み合わせることに
より行うことができる。
【0033】本発明の製造方法によれば、嵩密度の大き
い導電性炭素粉末を用いているので射出成形機のスクリ
ューへの安定投入可能となり、高充填でき、図2
(A),(B)に示したような片面又は両面にガス供給
溝を有する特異な形状を有する燃料電池セパレータを射
出成形することが可能となり、生産効率が飛躍的に向上
し、大量生産できるものである。
【0034】このようにして得られる燃料電池セパレー
タは、JIS H0602のシリコン単結晶及びシリコ
ンウェーハの4探針法による抵抗率測定方法に準拠して
測定した固有抵抗が20mΩ・cm以下、好ましくは1
5mΩ・cm以下、より好ましくは2〜15mΩ・cm
である。
【0035】また、本発明の燃料電池セパレータは、J
IS K6911の「熱硬化性プラスチック一般試験方
法」に基づき、燃料電池セパレータ用組成物で100m
m×10mm×4mmの試験片を作成した場合の曲げ強
度が好ましくは20〜80MPa、より好ましくは25
〜60MPaである。曲げ弾性率が好ましくは1〜15
GPa、より好ましくは2〜10GPaである。歪みは
好ましくは2〜15mm、より好ましくは3〜12mm
である。
【0036】更に、本発明の燃料電池セパレータは、J
IS K 7126の「プラスチックフィルムのガス透
過度評価方法」のB法(等圧法)に準じて、燃料電池セ
パレータ用組成物から2mm厚φ100の試験片を作製
し、23℃でのN2ガス透過度を測定した結果、20m
l/m2・24hr・atm以下であり、好ましくは2
〜20ml/m2・24hr・atm、より好ましくは
5〜15ml/m2・24hr・atmである。
【0037】次に、本発明の固体高分子型燃料電池は、
固体高分子電解質膜を挟む一対の電極と、該電極を挟ん
でガス供給排出用流路を形成する一対のセパレータとか
ら構成される単位セルを多数並設した構造を備えてな
り、この燃料電池中のセパレータの一部又は全部として
上記本発明の燃料電池セパレータを用いたものである。
【0038】この場合、固体高分子型燃料電池は、図1
に示したように、固体高分子電解質膜2よりなる電解質
層の二つの面にそれぞれ燃料電極3と酸化剤電極3とを
密着して配してなる燃料電池セルと、燃料電池セルの燃
料電極側の側面に配された複数の燃料ガス用流路4と、
マニホールドを有する一対の本発明の燃料電池セパレー
タ1,1と、燃料電池セルの酸化剤電極側の側面に配さ
れた複数の酸化剤ガス用流路及びマニホールドを有する
本発明のセパレータを、それぞれ、燃料電池側と酸化剤
電極側に密着させてなる単電池を組み立てる。
【0039】そして、この単電池を複数個直列に積層
し、その両端に電気絶縁用の絶縁板を介在させて締付板
を配設して加圧保持し、一方の燃料電極に燃料ガスを、
他方の酸化剤電極に酸化剤ガスを供給して直流電流を得
るようにして発電運転が行われる。
【0040】本発明の燃料電池は、その燃料電池の全セ
パレータの一部又は全部として上記本発明の高弾性及び
優れたガス不透過性の燃料電池セパレータを用いるもの
である。具体的には、燃料電池中の全セパレータの50
%以上、好ましくは50〜100%、より好ましくは7
0〜100%、更に好ましくは80〜100%が本発明
の燃料電池セパレータであることが好ましい。燃料電池
中の全セパレータに占める本発明の燃料電池セパレータ
の割合が少なすぎると、燃料電池に組み立てる際のボル
トとナットによる締め付けでセパレータにヒビや割れが
生じ、ガスシール性及び耐衝撃性が低下し、本発明の目
的及び作用効果を達成できなくなる場合がある。なお、
本発明燃料電池セパレータ以外のセパレータとしては燃
料電池に普通に用いられているセパレータを用いること
ができる。
【0041】ここで、上記固体高分子電解質膜として
は、固体高分子型燃料電池に普通に用いられているもの
を使用することができる。例えばフッ素系樹脂により形
成されたプロトン伝導性のイオン交換膜であるポリトリ
フルオロスチレンスルフォン酸、パーフルオロカーボン
スルフォン酸(商品名:Nafion)などを用いるこ
とができる。この電解質膜の表面には、触媒としての白
金又は白金と他の金属からなる合金を担持したカーボン
粉を調製し、この触媒を担持したカーボン粉をパーフル
オロカーボンスルフォン酸を含む低級脂肪酸族アルコー
ルと水の混合溶液(Nafion117溶液)等の有機
溶剤に分散させたペーストを塗布している。
【0042】上記固体高分子電解質膜を挟む一対の電極
としては、カーボンペーパー、カーボンフェルト、炭素
繊維からなる糸で織成したカーボンクロスなどにより形
成することができる。
【0043】これら電解質膜及び電極は、一対の電極の
間に電解質膜を介在させ、120〜130℃で熱圧着す
ることにより一体化する。なお、接着剤を用いて電解質
膜と一対の電極とを接合して一体化することもできる。
【0044】このようにして一体化された電解質膜及び
電極を一対のセパレータの間に燃料ガスを供給排出可能
な流路を形成するように取り付けて、単位セルが得られ
る。この場合、セパレータの電極と接する部分(リブ)
に接着剤を塗布して取り付ける方法などを採用すること
ができる。
【0045】本発明の固体高分子型燃料電池は、この燃
料電池中の全セパレータの一部(好ましくは50%以
上)又は全部として高弾性及び優れたガス不透過性を有
する本発明の燃料電池セパレータを用いることにより、
組み立て時の締め付けによりセパレータに割れやヒビが
生じることがなく、高いガスシール性と優れた耐衝撃性
を有するので、特に自動車、ハイブリッドカー、小型船
舶等の移動用電源として好適なものである。
【0046】なお、本発明の固体高分子型燃料電池は、
自動車、ハイブリッドカー、小型船舶等の移動用電源以
外にも、小規模地域発電、家庭用発電、キャンプ場等で
の簡易電源、人工衛星、宇宙開発用電源等の各種用途に
幅広く用いることができるものである。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、高い弾性、高導電性、
優れたガス不透過性を有する高品質な燃料電池セパレー
タを効率よく、大量生産できると共に、この燃料電池セ
パレータを一部又は全部に用いることにより、組み立て
時のヒビや割れの発生がなく、高いガスシール性と優れ
た耐衝撃性を有する高性能な固体高分子型燃料電池が得
られる。
【0048】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるも
のではない。なお、表1中の各成分の配合量はいずれも
質量部である。
【0049】〔実施例1,2、比較例1〜4〕表1の組
成を汎用ミキサーで混合し、乾燥し混合材料を得た。得
られた混合材料を射出成形機(松田製作所製 100F
−45K)を用いて下記条件で射出成形を行い、長さ1
20mm、幅120mm、厚み2.3mmの図2(A)
に示したような両面にガス供給溝4を有する燃料電池セ
パレータを作成した。なお、比較例1,4は材料が射出
成形機のスクリュー内で空回りしてしまい、シリンダ内
まで入らないか、或いは材料がシリンダ内に入ったとし
てもスクリューの中央部でスリップ現象が生じて先端部
まで運ぶことができず、成形不能であった。 <成形条件> シリンダ温度(シリンダ前筒部):65℃ 射出圧力 :10〜15MPa 射出時間 :5〜15秒 金型温度 :160〜165℃ 硬化時間 :90〜120秒
【0050】得られたセパレータについて成形性、ガス
不透過性及び垂直断面におけるグラファイトの占有面積
率を求めた。結果を表1に示す。また、参考写真1に実
施例2のセパレータの垂直方向断面写真(×200)
を、参考写真2に比較例2のセパレータの垂直方向断面
写真(×200)をそれぞれ示す。成形性 ○:良好 △:やや劣る ×:不良ガス不透過性 JIS K 7126の「プラスチックフィルムのガス
透過度評価方法」のB法(等圧法)に準じて、セパレー
タから切り出した2mm厚φ100の試験片の23℃に
おけるN2ガス透過度(ml/m2・24hr・atm)
を測定し、下記基準で評価した。 ○:20未満 △:20〜103 ×:103グラファイトの占有面積率 セパレータの任意の垂直方向(厚さ方向)の断面をデジ
タルCCDカメラを取り付けた顕微鏡(カールツアイス
株式会社製アキシオスコープ2)で200倍で観察し、
上記同様の方法により、垂直方向断面における長軸方向
の最大長さが50μm以上であり、かつ短軸方向の最大
長さが30μm以上であるグラファイトの占有面積率を
求めた。なお、比較例1,4は成形不能であるため、占
有面積率を求めることができなかった。また、比較例
2,3は成形することはできたが、均一な性状のセパレ
ータは得られず、求めたグラファイトの占有面積率も不
正確なものであった。
【0051】次に、表1の組成物を上記同様の条件で射
出成形して100mm×10mm×4mmの試験片を作
成した。得られた試験片について下記方法により、曲げ
強度、曲げ弾性率、歪み及び固有抵抗を測定した。結果
を表1に示す。曲げ強度、曲げ弾性率、歪み JIS K6911の熱硬化性プラスチックの一般試験
法に準じて測定した。固有抵抗 JIS H0602のシリコン単結晶及びシリコンウェ
ーハの4探針法による抵抗率測定方法に準拠して固有抵
抗を測定した。
【0052】
【表1】 グラファイトA:塊状、平均粒径250〜425μm、
嵩密度0.9g/ml グラファイトB:塊状、平均粒径180〜250μm、
嵩密度0.8g/ml グラファイトC:塊状、平均粒径60μm、嵩密度0.
58g/ml グラファイトD:鱗片状、平均粒径425μm、嵩密度
0.5g/ml グラファイトE:鱗片状、平均粒径30μm、嵩密度
0.3g/ml グラファイトF:鱗片状、平均粒径10μm、嵩密度
0.23g/ml なお、グラファイトの嵩密度はJIS K6891−1
995に準拠して測定した。 *1:レゾール型フェノール樹脂 商品名PL−480
4(群栄化学工業株式会社製) *2:ステアリン酸亜鉛
【0053】〔実施例3〕 固体高分子型燃料電池
(1) 固体高分子電解質膜(商品名:Nafion)を挟む一
対の電極としてカーボンペーパー(株式会社ケミックス
製)を用いた。これらを常法により接合して一体化電極
を作成した。この一体化電極を実施例1で作成した一対
の燃料電池セパレータで挟んで燃料ガス供給排出用流路
を有する単位セルを得た。この単位セルを50個並設
し、ボルトとナットで締め付けて燃料電池を組み立て
た。この際ボルトとナットで締め付けによりセパレータ
にワレやヒビが生じることはなかった。
【0054】得られた燃料電池は、充放電可能であり、
燃料電池として有効に機能することが認められた。ま
た、組み立てた燃料電池について車載を想定した振動及
び衝撃を1000回加えたところ、セパレータに破損は
見られなかった。
【0055】〔実施例4〕 固体高分子型燃料電池
(2) 固体高分子電解質膜(商品名:Nafion)を挟む一
対の電極としてカーボンペーパー(株式会社ケミックス
製)を用いた。これらを常法により接合して一体化電極
を作成した。この一体化電極を実施例2で作成した一対
の燃料電池セパレータで挟んで燃料ガス供給排出用流路
を有する単位セルを得た。この単位セルを100個並設
し、ボルトとナットで締め付けて燃料電池を組み立て
た。この際ボルトとナットで締め付けによりセパレータ
にワレやヒビが生じることはなかった。
【0056】得られた燃料電池は、充放電可能であり、
燃料電池として有効に機能することが認められた。ま
た、組み立てた燃料電池について車載を想定した振動及
び衝撃を1000回加えたところ、セパレータに破損は
見られなかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料電池の一例を示した斜視図である。
【図2】本発明の一実施例にかかる燃料電池セパレータ
の斜視図である。
【図3】セパレータの垂直断面の概略図である。
【符号の説明】
1 セパレータ 1a リブ 2 固体高分子電解質膜 3 ガス拡散電極 4 ガス供給溝(流路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮澤 篤史 千葉県千葉市緑区大野台1−2−3 日清 紡績株式会社研究開発センター内 Fターム(参考) 5H026 AA06 BB00 BB08 CC03 EE06 HH01 HH05 HH06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性炭素粉末と結合材とを主成分とす
    る燃料電池セパレータ用組成物を成形してなる片面又は
    両面にガス供給溝を有する燃料電池セパレータにおい
    て、上記燃料電池セパレータの垂直方向断面における長
    軸方向の最大長さが50μm以上であり、かつ短軸方向
    の最大長さが30μm以上である導電性炭素粉末の総占
    有面積が垂直方向断面積に対して50%以上であること
    を特徴とする燃料電池セパレータ。
  2. 【請求項2】 導電性炭素粉末と結合材とを主成分とす
    る燃料電池セパレータ用組成物を成形してなる片面又は
    両面にガス供給溝を有する燃料電池セパレータにおい
    て、上記導電性炭素粉末100質量部に対して結合材を
    10〜50質量部添加すると共に、上記導電性炭素粉末
    として平均粒径100〜500μmの球状乃至は塊状グ
    ラファイトを用い形成してなることを特徴とする燃料電
    池セパレータ。
  3. 【請求項3】 上記球状乃至は塊状グラファイトの嵩密
    度が0.6g/ml以上である請求項2記載の燃料電池
    セパレータ。
  4. 【請求項4】 導電性炭素粉末と結合材とを主成分とす
    る燃料電池セパレータ用組成物を成形してなる片面又は
    両面にガス供給溝を有する燃料電池セパレータにおい
    て、上記燃料電池セパレータの垂直方向断面における長
    軸方向の最大長さが50μm以上であり、かつ短軸方向
    の最大長さが30μm以上である導電性炭素粉末の総占
    有面積が垂直方向断面積に対して50%以上である請求
    項2又は3記載の燃料電池セパレータ。
  5. 【請求項5】 JIS H0602に準拠して測定した
    固有抵抗が20mΩ・cm以下である請求項1乃至4の
    いずれか1項記載の燃料電池セパレータ。
  6. 【請求項6】 導電性炭素粉末と結合材とを主成分とす
    る燃料電池セパレータ用組成物を成形してなる片面又は
    両面にガス供給溝を有する燃料電池セパレータの製造方
    法において、上記導電性炭素粉末100質量部に対して
    結合材を10〜50質量部添加混合した混合物を用いて
    射出成形することを特徴とする燃料電池セパレータの製
    造方法。
  7. 【請求項7】 上記導電性炭素粉末として平均粒径10
    0〜500μmであり、かつ嵩密度が0.6g/ml以
    上の球状乃至は塊状グラファイトを用いる請求項6記載
    の燃料電池セパレータの製造方法。
  8. 【請求項8】 固体高分子電解質膜を挟む一対の電極
    と、該電極を挟んでガス供給排出用流路を形成する一対
    のセパレータとから構成される単位セルを多数並設した
    構造を有する固体高分子型燃料電池において、上記燃料
    電池中の全セパレータの一部又は全部として請求項1乃
    至5のいずれか1項記載の燃料電池セパレータを用いた
    ことを特徴とする固体高分子型燃料電池。
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