JP2002020909A - 身体的障害体験スーツ及び身体的障害体験キット - Google Patents
身体的障害体験スーツ及び身体的障害体験キットInfo
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Landscapes
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
- Outerwear In General, And Traditional Japanese Garments (AREA)
- Details Of Garments (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】種々の身体的障害の同時体験を容易にする身体
的障害体験スーツ及び身体的障害体験キットを提供す
る。 【解決手段】本発明の身体的障害体験スーツ1は、手首
までの袖と足首までの裾を有する一繋がりのスーツであ
って、手首部及び足首部に各々設けられて重りを収容し
うる重りポケット1A、1Bと、関節部分の両側に跨っ
て設けられて、その関節の伸長方向に棒を収容し固定し
うる棒ポケット1C、1Dと、一端が上半身部の要所
に、他端が下半身部の要所に固定され、腰より上部の伸
長を拘束する範囲で長さを調節しうるベルト1Eとを備
えることを特徴とする。また、本発明の身体的障害体験
キットは、上記のスーツ1と、そのスーツの重りポケッ
トに収容される重りと、棒ポケットに収容される屈曲不
可能な棒とを備えることを特徴とする。
的障害体験スーツ及び身体的障害体験キットを提供す
る。 【解決手段】本発明の身体的障害体験スーツ1は、手首
までの袖と足首までの裾を有する一繋がりのスーツであ
って、手首部及び足首部に各々設けられて重りを収容し
うる重りポケット1A、1Bと、関節部分の両側に跨っ
て設けられて、その関節の伸長方向に棒を収容し固定し
うる棒ポケット1C、1Dと、一端が上半身部の要所
に、他端が下半身部の要所に固定され、腰より上部の伸
長を拘束する範囲で長さを調節しうるベルト1Eとを備
えることを特徴とする。また、本発明の身体的障害体験
キットは、上記のスーツ1と、そのスーツの重りポケッ
トに収容される重りと、棒ポケットに収容される屈曲不
可能な棒とを備えることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、老化等による身体
的障害を疑似体験するためのスーツ、及びこれを備えた
身体的障害体験キットに属する。
的障害を疑似体験するためのスーツ、及びこれを備えた
身体的障害体験キットに属する。
【0002】
【従来の技術】近年、高齢化社会へ向けてどのように対
応すべきかが問題となっている。高齢になると身体的機
能が低下する。例えば、円背になり、腕や脚が上がりに
くくなる。また、関節の硬直や脳卒中による麻痺などに
よって、肘や膝が曲がりにくくなる。そのため高齢にな
ると、階段の昇り降りが困難になるなど日常生活も満足
にできなくなる。高齢化社会に的確に対応するために
は、このような高齢者の抱える悩みを高齢者以外の者も
十分に把握する必要がある。特に、看護学校の学生など
将来高齢者の介護をする者は、高齢による身体的障害を
疑似体験して学習するのが望ましい。
応すべきかが問題となっている。高齢になると身体的機
能が低下する。例えば、円背になり、腕や脚が上がりに
くくなる。また、関節の硬直や脳卒中による麻痺などに
よって、肘や膝が曲がりにくくなる。そのため高齢にな
ると、階段の昇り降りが困難になるなど日常生活も満足
にできなくなる。高齢化社会に的確に対応するために
は、このような高齢者の抱える悩みを高齢者以外の者も
十分に把握する必要がある。特に、看護学校の学生など
将来高齢者の介護をする者は、高齢による身体的障害を
疑似体験して学習するのが望ましい。
【0003】身体的障害を疑似体験するためのキットと
しては、特開平8−137379号に開示されたものが
ある。このキットは、重りを収容してなる荷重用上着、
重りを収容してなる手首荷重用バンド、重りを収容して
なる足首荷重用バンド、肘当てとこれに接続された紐と
を有する肘固定具、及び膝当てとこれに接続された紐と
を有する膝固定具などの複数のパーツからなる。そし
て、これらのパーツを体に装着することによって、円背
の状態、腕及び脚を上げにくい状態、さらに肘及び膝を
曲げにくい状態を体験することができる。
しては、特開平8−137379号に開示されたものが
ある。このキットは、重りを収容してなる荷重用上着、
重りを収容してなる手首荷重用バンド、重りを収容して
なる足首荷重用バンド、肘当てとこれに接続された紐と
を有する肘固定具、及び膝当てとこれに接続された紐と
を有する膝固定具などの複数のパーツからなる。そし
て、これらのパーツを体に装着することによって、円背
の状態、腕及び脚を上げにくい状態、さらに肘及び膝を
曲げにくい状態を体験することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このキットで
は、パーツ毎に体に装着しなければならない。また、こ
のキットでは、パーツを装着するのが面倒である。例え
ば、手首荷重用バンド及び足首荷重用バンドを装着する
には手首または足首に巻回させて固定する必要がある
し、肘固定具及び膝固定具を装着するには肘または膝に
紐で縛り付ける必要がある。さらに、複数のパーツを装
着するのは非常に手間が掛かり、そのため、種々の障害
を同時に疑似体験するにはかなりの時間を要する。
は、パーツ毎に体に装着しなければならない。また、こ
のキットでは、パーツを装着するのが面倒である。例え
ば、手首荷重用バンド及び足首荷重用バンドを装着する
には手首または足首に巻回させて固定する必要がある
し、肘固定具及び膝固定具を装着するには肘または膝に
紐で縛り付ける必要がある。さらに、複数のパーツを装
着するのは非常に手間が掛かり、そのため、種々の障害
を同時に疑似体験するにはかなりの時間を要する。
【0005】それ故、本発明は、身体的障害の疑似体験
を容易にし、種々の障害の同時体験を容易にする身体的
障害体験スーツ、及びこれを備えた身体的障害体験キッ
トを提供することを目的とする。
を容易にし、種々の障害の同時体験を容易にする身体的
障害体験スーツ、及びこれを備えた身体的障害体験キッ
トを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の身体的障害体験
スーツは、手首までの袖と足首までの裾を有する一繋が
りのスーツであって、手首部及び足首部に各々設けられ
て重りを収容しうる重りポケットと、関節部分の両側に
跨って設けられて、その関節の伸長方向に棒を収容し固
定しうる棒ポケットと、一端が上半身部の要所に、他端
が下半身部の要所に固定され、腰より上部の伸長を拘束
する範囲で長さを調節しうるベルトとを備えることを特
徴とする。
スーツは、手首までの袖と足首までの裾を有する一繋が
りのスーツであって、手首部及び足首部に各々設けられ
て重りを収容しうる重りポケットと、関節部分の両側に
跨って設けられて、その関節の伸長方向に棒を収容し固
定しうる棒ポケットと、一端が上半身部の要所に、他端
が下半身部の要所に固定され、腰より上部の伸長を拘束
する範囲で長さを調節しうるベルトとを備えることを特
徴とする。
【0007】また、本発明の身体的障害体験キットは、
上記のスーツと、そのスーツの重りポケットに収容され
る重りと、棒ポケットに収容される屈曲不可能な棒とを
備えることを特徴とする。
上記のスーツと、そのスーツの重りポケットに収容され
る重りと、棒ポケットに収容される屈曲不可能な棒とを
備えることを特徴とする。
【0008】本発明では、スーツを着て、スーツの手首
部及び足首部の重りポケットに重りを収容することによ
り、腕及び脚を上げにくい状態を体験することができ
る。また、肘部や膝部などの関節部分に設けられた棒ポ
ケットに棒を収容して固定することにより、関節を曲げ
にくい状態を体験することができる。さらに、上半身部
の要所から下半身部の要所までに設けられたベルトの長
さを調節して短くすることにより、体を前屈みにさせる
ことができ、これにより円背の状態を体験することがで
きる。
部及び足首部の重りポケットに重りを収容することによ
り、腕及び脚を上げにくい状態を体験することができ
る。また、肘部や膝部などの関節部分に設けられた棒ポ
ケットに棒を収容して固定することにより、関節を曲げ
にくい状態を体験することができる。さらに、上半身部
の要所から下半身部の要所までに設けられたベルトの長
さを調節して短くすることにより、体を前屈みにさせる
ことができ、これにより円背の状態を体験することがで
きる。
【0009】本発明のスーツは一つに繋がっているの
で、簡単に着ることができる。そして本発明では、スー
ツを着て重りや棒を所定のポケットに収容するだけで、
腕や脚を上げにくい状態または肘や膝を曲げにくい状態
を体験することが可能である。また、ベルトの長さを調
節するだけで、円背の状態を体験することができる。即
ち、本発明によると、身体的障害を疑似体験するのに手
間が掛からず、複数種類の障害の同時体験も容易であ
る。
で、簡単に着ることができる。そして本発明では、スー
ツを着て重りや棒を所定のポケットに収容するだけで、
腕や脚を上げにくい状態または肘や膝を曲げにくい状態
を体験することが可能である。また、ベルトの長さを調
節するだけで、円背の状態を体験することができる。即
ち、本発明によると、身体的障害を疑似体験するのに手
間が掛からず、複数種類の障害の同時体験も容易であ
る。
【0010】本発明のスーツにおいて、重りポケットに
ついては、例えば、長方形状をなしたポケットで良い。
また、手首全体及び足首全体を重くするために、手首及
び足首の周りに複数個のポケットを設けても良い。棒ポ
ケットについては、棒を収容可能な細長い形状をなした
ポケットで良い。細長い形状のポケットを例えば肘部に
腕部と平行になるように設けると、肘の伸長方向に棒を
収容し固定することが可能となる。さらに、各種ポケッ
トに面ファスナー等の開閉手段を設けるのが好ましい。
開閉手段を設けると、重り又は棒の収容後にポケットを
閉じることによって、疑似体験中に重り又は棒がポケッ
ト外に出てしまうのを防止することができる。
ついては、例えば、長方形状をなしたポケットで良い。
また、手首全体及び足首全体を重くするために、手首及
び足首の周りに複数個のポケットを設けても良い。棒ポ
ケットについては、棒を収容可能な細長い形状をなした
ポケットで良い。細長い形状のポケットを例えば肘部に
腕部と平行になるように設けると、肘の伸長方向に棒を
収容し固定することが可能となる。さらに、各種ポケッ
トに面ファスナー等の開閉手段を設けるのが好ましい。
開閉手段を設けると、重り又は棒の収容後にポケットを
閉じることによって、疑似体験中に重り又は棒がポケッ
ト外に出てしまうのを防止することができる。
【0011】ベルトについては、例えば、一端を肩部に
他端を太股部前側に固定すれば良い。また、ベルトを複
数本設けても良い。ベルトの長さを調節するためには、
ベルトにバックルを取り付けると良い。さらに、ベルト
の一部をスーツの腰部付近に固定し、この固定部分の上
下にそれぞれバックルを取り付けても良い。このように
すると、固定部分の上下それぞれにおいて長さを調節す
ることが可能となる。そのため上半身の屈み具合を細か
く変えることができ、よって、障害の程度の異なる円背
の状態を疑似体験することができる。
他端を太股部前側に固定すれば良い。また、ベルトを複
数本設けても良い。ベルトの長さを調節するためには、
ベルトにバックルを取り付けると良い。さらに、ベルト
の一部をスーツの腰部付近に固定し、この固定部分の上
下にそれぞれバックルを取り付けても良い。このように
すると、固定部分の上下それぞれにおいて長さを調節す
ることが可能となる。そのため上半身の屈み具合を細か
く変えることができ、よって、障害の程度の異なる円背
の状態を疑似体験することができる。
【0012】本発明のキットにおいて、重りとしては、
例えば鉛袋を使用すると良い。重量については特に限定
はなく、例えば手首用としては1個のポケット当たり2
00〜250g、足首用としては1個のポケット当たり
400〜500gで良い。また、重量の異なるものを複
数種類用意して、疑似体験する障害の程度を変えられる
ようにしても良い。棒の剛性は、身体的障害をよりリア
ルに再現するため、屈曲不可能でありながら僅かに湾曲
する程度が好ましい。棒の材質については、ABS等の
樹脂や竹などが使用可能である。長さについては、例え
ば肘用としては約25cm、膝用としては約30cmで
良い。さらに、棒の形状は円柱状が好ましい。棒の形状
を円柱状にすると、棒はどの方向にも同じ程度で湾曲し
うる。そのため、歩行、階段の昇り降り、食事等のあら
ゆる状況での不自由をリアルに体感することができる。
例えば鉛袋を使用すると良い。重量については特に限定
はなく、例えば手首用としては1個のポケット当たり2
00〜250g、足首用としては1個のポケット当たり
400〜500gで良い。また、重量の異なるものを複
数種類用意して、疑似体験する障害の程度を変えられる
ようにしても良い。棒の剛性は、身体的障害をよりリア
ルに再現するため、屈曲不可能でありながら僅かに湾曲
する程度が好ましい。棒の材質については、ABS等の
樹脂や竹などが使用可能である。長さについては、例え
ば肘用としては約25cm、膝用としては約30cmで
良い。さらに、棒の形状は円柱状が好ましい。棒の形状
を円柱状にすると、棒はどの方向にも同じ程度で湾曲し
うる。そのため、歩行、階段の昇り降り、食事等のあら
ゆる状況での不自由をリアルに体感することができる。
【0013】本発明のキットは、これらの他に、聴覚障
害を体験するための耳栓、視覚障害を体験するためのゴ
ーグル、及び触覚障害を体験するための手袋を備えてい
ても良い。さらに、本発明のキットは杖を備えても良
い。身体的機能を低下させた状態で杖を使うことによ
り、杖の必要性を感じることができる。
害を体験するための耳栓、視覚障害を体験するためのゴ
ーグル、及び触覚障害を体験するための手袋を備えてい
ても良い。さらに、本発明のキットは杖を備えても良
い。身体的機能を低下させた状態で杖を使うことによ
り、杖の必要性を感じることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、実施形態の身体的障害体
験キットの使用状態を示す図である。本実施形態の身体
的障害体験キットは、スーツ1を備える。スーツ1は、
図2に平面図として示すように、上半身部と下半身部と
が一つに繋がっていて、また手首まで袖を有するととも
に足首まで裾を有する。
験キットの使用状態を示す図である。本実施形態の身体
的障害体験キットは、スーツ1を備える。スーツ1は、
図2に平面図として示すように、上半身部と下半身部と
が一つに繋がっていて、また手首まで袖を有するととも
に足首まで裾を有する。
【0015】このスーツ1は、左右の手首部の各々に長
方形の手首部ポケット1Aを有する。手首部ポケット1
Aは、各々の手首部の表側と裏側とに1つずつ設けられ
ている。各ポケット1Aの開口部内側には面ファスナー
1Aaが取り付けられていて、これにより各ポケット1
Aを閉じることが可能である。また、このスーツ1は、
左右の足首部の各々に長方形の足首部ポケット1Bを有
する。足首部ポケット1Bは、手首部ポケット1Aと同
様に、各足首部の表裏に設けられており、開口部内側に
は面ファスナー1Baが取り付けられている。
方形の手首部ポケット1Aを有する。手首部ポケット1
Aは、各々の手首部の表側と裏側とに1つずつ設けられ
ている。各ポケット1Aの開口部内側には面ファスナー
1Aaが取り付けられていて、これにより各ポケット1
Aを閉じることが可能である。また、このスーツ1は、
左右の足首部の各々に長方形の足首部ポケット1Bを有
する。足首部ポケット1Bは、手首部ポケット1Aと同
様に、各足首部の表裏に設けられており、開口部内側に
は面ファスナー1Baが取り付けられている。
【0016】スーツ1は、左右の肘部の各々に肘の位置
を決めるための穴1Fを有する。さらに左右の肘部に
は、細長い形状をなし腕部と平行な2つの肘部ポケット
1Cが穴1Fを挟むように且つ肘の両節に跨るように設
けられている。各肘部ポケット1Cの開口部には、これ
を被せる部材1Caが設けられている。この部材1Ca
の内側及びポケット1Cの外側には面ファスナー1Cb
が取り付けられていて、これによってポケット1Cを閉
じることができる。また、肘部の左右各々にはゴム製等
の紐1Gが2本ずつ付いており、各紐1Gの両端には面
ファスナー1Gaが取り付けられている。
を決めるための穴1Fを有する。さらに左右の肘部に
は、細長い形状をなし腕部と平行な2つの肘部ポケット
1Cが穴1Fを挟むように且つ肘の両節に跨るように設
けられている。各肘部ポケット1Cの開口部には、これ
を被せる部材1Caが設けられている。この部材1Ca
の内側及びポケット1Cの外側には面ファスナー1Cb
が取り付けられていて、これによってポケット1Cを閉
じることができる。また、肘部の左右各々にはゴム製等
の紐1Gが2本ずつ付いており、各紐1Gの両端には面
ファスナー1Gaが取り付けられている。
【0017】スーツ1の膝部の左右各々には膝の位置を
決めるための穴1Hが設けられ、細長い形状をなし脚部
と平行な2つの膝部ポケット1Dが穴1Hを挟むように
且つ膝の両節に跨るように設けられている。膝部ポケッ
ト1Dは、肘部ポケット1Cと同様に、開口部を被せる
部材1Da及び面ファスナー1Dbを有する。また、膝
部の左右各々にはゴム製等の紐1Iが2本ずつ付いてお
り、各紐1Iの両端には面ファスナー1Iaが取り付け
られている。
決めるための穴1Hが設けられ、細長い形状をなし脚部
と平行な2つの膝部ポケット1Dが穴1Hを挟むように
且つ膝の両節に跨るように設けられている。膝部ポケッ
ト1Dは、肘部ポケット1Cと同様に、開口部を被せる
部材1Da及び面ファスナー1Dbを有する。また、膝
部の左右各々にはゴム製等の紐1Iが2本ずつ付いてお
り、各紐1Iの両端には面ファスナー1Iaが取り付け
られている。
【0018】スーツ1の左右の太股部にはそれぞれ帯1
Jが接着している。各帯1Jには紐1Jaが付いてい
て、さらに面ファスナー1Jbが設けられている。ま
た、スーツ1の腰部にも、帯1Kが接着している。この
帯1Kにも面ファスナー1Kaが設けられていて、胸部
に設けられた面ファスナー1Lとともに、スーツ1の上
半身部分を開閉する手段として機能する。
Jが接着している。各帯1Jには紐1Jaが付いてい
て、さらに面ファスナー1Jbが設けられている。ま
た、スーツ1の腰部にも、帯1Kが接着している。この
帯1Kにも面ファスナー1Kaが設けられていて、胸部
に設けられた面ファスナー1Lとともに、スーツ1の上
半身部分を開閉する手段として機能する。
【0019】スーツ1は、左半身部及び右半身部に1本
ずつのベルト1Eを有する。各ベルト1Eの一端は太股
部の帯1Jに固定され、他端は肩部に固定されている。
また、各ベルト1Eは、襟で端部同士を繋げており、中
間において腰部の帯1Kと固定している。各ベルト1E
には、腰部の帯1Kの上下にバックル1Mが1個ずつ設
けられている。各バックル1Mは、図3に示すように、
横方向に弾力性をもつ雄部1Maと、雄部1Maが挿入
可能な穴を有する雌部1Mbとからなる。ベルト1Eは
雄部1Maで折り返されており、そのため折り返し箇所
を変えることによりベルト1Eの長さを調節することが
できる。
ずつのベルト1Eを有する。各ベルト1Eの一端は太股
部の帯1Jに固定され、他端は肩部に固定されている。
また、各ベルト1Eは、襟で端部同士を繋げており、中
間において腰部の帯1Kと固定している。各ベルト1E
には、腰部の帯1Kの上下にバックル1Mが1個ずつ設
けられている。各バックル1Mは、図3に示すように、
横方向に弾力性をもつ雄部1Maと、雄部1Maが挿入
可能な穴を有する雌部1Mbとからなる。ベルト1Eは
雄部1Maで折り返されており、そのため折り返し箇所
を変えることによりベルト1Eの長さを調節することが
できる。
【0020】本実施形態の身体的障害体験キットは、ス
ーツ1の他に、手首用重り、足首用重り、肘用棒、膝用
棒、耳栓、ゴーグル3、手袋4、及び杖5を備える。手
首用重りは重量250gの長方形状の鉛袋であり、足首
用重りは重量500gの長方形状の鉛袋である。これら
は、片方の手首部に各2個ある手首部ポケット1A、及
び片方の足首部に各2個ある足首用ポケット1Bにそれ
ぞれ収容される。尚、各重りの重量は上記に限定され
ず、例えば200〜250gの手首用重り、400〜5
00gの足首用重りを使用すると良い。
ーツ1の他に、手首用重り、足首用重り、肘用棒、膝用
棒、耳栓、ゴーグル3、手袋4、及び杖5を備える。手
首用重りは重量250gの長方形状の鉛袋であり、足首
用重りは重量500gの長方形状の鉛袋である。これら
は、片方の手首部に各2個ある手首部ポケット1A、及
び片方の足首部に各2個ある足首用ポケット1Bにそれ
ぞれ収容される。尚、各重りの重量は上記に限定され
ず、例えば200〜250gの手首用重り、400〜5
00gの足首用重りを使用すると良い。
【0021】図4に示すように、肘用棒2は円柱状の棒
で、長さは25cmである。また、材質はABS樹脂
で、僅かに湾曲しうる。膝用棒については、長さが30
cmである点を除いて、肘用棒2と同じである。肘用棒
2及び膝用棒は、スーツ1の肘部ポケット1C、膝部ポ
ケット1Dにそれぞれ収容される。ゴーグル3について
は、透視面が小さく、また透視面には半透明の色付きフ
ィルターが貼られている。そのため、このゴーグル3を
掛けると、視界が狭くなる上にぼやける。手袋4は薄い
ニットからなり、これをはめると、皮膚感覚が鈍くなっ
て物を落としやすくなる。
で、長さは25cmである。また、材質はABS樹脂
で、僅かに湾曲しうる。膝用棒については、長さが30
cmである点を除いて、肘用棒2と同じである。肘用棒
2及び膝用棒は、スーツ1の肘部ポケット1C、膝部ポ
ケット1Dにそれぞれ収容される。ゴーグル3について
は、透視面が小さく、また透視面には半透明の色付きフ
ィルターが貼られている。そのため、このゴーグル3を
掛けると、視界が狭くなる上にぼやける。手袋4は薄い
ニットからなり、これをはめると、皮膚感覚が鈍くなっ
て物を落としやすくなる。
【0022】本実施形態のキットでは、例えば以下のよ
うにして、身体的障害を疑似体験することができる。ま
ず、スーツ1を着て、肘部の穴1F及び膝部の穴1Hに
肘の関節部分及び膝の関節部分を当てる。そして、腰部
帯1Kの面ファスナー1Ka及び胸部の面ファスナー1
Lを接着させることにより、スーツ1を閉じる。各バッ
クル1Mを結合させた後、上半身が前屈みになるように
ベルト1Eを調節する。これにて、円背の状態を体験す
ることができる。
うにして、身体的障害を疑似体験することができる。ま
ず、スーツ1を着て、肘部の穴1F及び膝部の穴1Hに
肘の関節部分及び膝の関節部分を当てる。そして、腰部
帯1Kの面ファスナー1Ka及び胸部の面ファスナー1
Lを接着させることにより、スーツ1を閉じる。各バッ
クル1Mを結合させた後、上半身が前屈みになるように
ベルト1Eを調節する。これにて、円背の状態を体験す
ることができる。
【0023】次に、各手首部ポケット1A及び各足首部
ポケット1Bに手首用重り及び足首用重りを入れて、各
ポケット1A、1Bの面ファスナー1Aa、1Baを接
着させる。これによって、腕を上げにくい状態及び脚を
体験することができる。続いて、各肘部ポケット1C及
び各膝部ポケット1Dに肘用棒及び膝用棒を入れて、各
ポケット1C、1Dの面ファスナー1Cb、1Dbを接
着させる。これにより、肘を曲げにくい状態及び膝を曲
げにくい状態を体験することができる。
ポケット1Bに手首用重り及び足首用重りを入れて、各
ポケット1A、1Bの面ファスナー1Aa、1Baを接
着させる。これによって、腕を上げにくい状態及び脚を
体験することができる。続いて、各肘部ポケット1C及
び各膝部ポケット1Dに肘用棒及び膝用棒を入れて、各
ポケット1C、1Dの面ファスナー1Cb、1Dbを接
着させる。これにより、肘を曲げにくい状態及び膝を曲
げにくい状態を体験することができる。
【0024】次いで、耳栓、ゴーグル3及び手袋4を装
着する。これにて、聴覚障害、視覚障害及び触覚障害を
疑似体験することができる。さらに、杖5を使うことに
より、杖5の必要性を感じることができる。尚、体に対
してスーツ1が大きすぎる場合には、各所に付けられた
紐1G、1I、1Jaを巻いて面ファスナー1Ga、1
Ia、1Jbを接着させることにより、スーツ1を体に
フィットさせる。
着する。これにて、聴覚障害、視覚障害及び触覚障害を
疑似体験することができる。さらに、杖5を使うことに
より、杖5の必要性を感じることができる。尚、体に対
してスーツ1が大きすぎる場合には、各所に付けられた
紐1G、1I、1Jaを巻いて面ファスナー1Ga、1
Ia、1Jbを接着させることにより、スーツ1を体に
フィットさせる。
【0025】本実施形態のキットでは、スーツ1が一つ
に繋がっているので、スーツ1を簡単に着ることができ
る。そして、スーツ1を着て、重り及び棒を所定のポケ
ット1A、1B、1C、1Dに収容するだけで、腕・脚
を上げにくい状態及び肘・膝を曲げにくい状態を疑似体
験することができる。また、ベルト1Eの長さを調節す
るだけで、円背の状態を疑似体験することができる。即
ち、本実施形態のキットによると、身体的障害を疑似体
験するのに手間が掛からず、複数種類の障害の同時体験
が容易である。
に繋がっているので、スーツ1を簡単に着ることができ
る。そして、スーツ1を着て、重り及び棒を所定のポケ
ット1A、1B、1C、1Dに収容するだけで、腕・脚
を上げにくい状態及び肘・膝を曲げにくい状態を疑似体
験することができる。また、ベルト1Eの長さを調節す
るだけで、円背の状態を疑似体験することができる。即
ち、本実施形態のキットによると、身体的障害を疑似体
験するのに手間が掛からず、複数種類の障害の同時体験
が容易である。
【0026】本実施形態のキットによると、一部の機能
の障害を疑似体験するのも容易である。例えば、左半身
部においてのみ又は右半身部においてのみ、重り及び棒
の収容やベルト1Eの長さの調節をすることにより、半
身不随の状態を疑似体験することができる。さらに、こ
のキットでは、ベルト1Eに2個のバックル1Mが設け
られているので、上半身の屈み具合を細かく決めること
ができる。また、本実施形態では肘用棒及び膝用棒の形
状が円柱形なので、これらの棒はどの方向にも湾曲しう
る。そのため、あらゆる動きに対する不自由をリアルに
感じることができる。
の障害を疑似体験するのも容易である。例えば、左半身
部においてのみ又は右半身部においてのみ、重り及び棒
の収容やベルト1Eの長さの調節をすることにより、半
身不随の状態を疑似体験することができる。さらに、こ
のキットでは、ベルト1Eに2個のバックル1Mが設け
られているので、上半身の屈み具合を細かく決めること
ができる。また、本実施形態では肘用棒及び膝用棒の形
状が円柱形なので、これらの棒はどの方向にも湾曲しう
る。そのため、あらゆる動きに対する不自由をリアルに
感じることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によると、高齢などによる身体的
障害を容易に疑似体験することができ、複数種類の障害
の同時体験も容易である。
障害を容易に疑似体験することができ、複数種類の障害
の同時体験も容易である。
【図1】実施形態のキットの使用状態を示す図である。
【図2】実施形態のスーツを示す平面図である。
【図3】バックルを示す平面図である。
【図4】肘用棒を示す斜視図である。
1スーツ 1A手首部ポケット 1B足首部ポケット 1C肘部ポケット 1D膝部ポケット 1Eベルト 2肘用棒 3ゴーグル 4手袋 5杖
Claims (3)
- 【請求項1】手首までの袖と足首までの裾を有する一繋
がりのスーツであって、 手首部及び足首部に各々設けられて重りを収容しうる重
りポケットと、 関節部分の両側に跨って設けられて、その関節の伸長方
向に棒を収容し固定しうる棒ポケットと、 一端が上半身部の要所に、他端が下半身部の要所に固定
され、腰より上部の伸長を拘束する範囲で長さを調節し
うるベルトとを備えることを特徴とする身体的障害体験
スーツ。 - 【請求項2】請求項1に記載のスーツと、そのスーツの
重りポケットに収容される重りと、棒ポケットに収容さ
れる屈曲不可能な棒とを備えることを特徴とする身体的
障害体験キット。 - 【請求項3】前記棒が円柱状をなす請求項2に記載のキ
ット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000209586A JP2002020909A (ja) | 2000-07-11 | 2000-07-11 | 身体的障害体験スーツ及び身体的障害体験キット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000209586A JP2002020909A (ja) | 2000-07-11 | 2000-07-11 | 身体的障害体験スーツ及び身体的障害体験キット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002020909A true JP2002020909A (ja) | 2002-01-23 |
Family
ID=18705968
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000209586A Pending JP2002020909A (ja) | 2000-07-11 | 2000-07-11 | 身体的障害体験スーツ及び身体的障害体験キット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002020909A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007052207A (ja) * | 2005-08-17 | 2007-03-01 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 高齢期シミュレーション装具及び高齢期シミュレーション装具の装着方法 |
| KR100994863B1 (ko) | 2008-05-26 | 2010-11-16 | 백용운 | 노인 체험복 |
| JP2012022182A (ja) * | 2010-07-15 | 2012-02-02 | Fukuda Sangyo:Kk | Copd体感器具及びcopd体感装置 |
| DE102010038120B4 (de) * | 2010-10-12 | 2017-08-03 | Sd&C Gmbh | Anzug als Trägersystem für Alterssimulationselemente |
| DE202018003834U1 (de) | 2018-08-20 | 2018-09-13 | Wolfgang Moll | System zur Simulation eines Rundrückens |
| DE102013105302B4 (de) | 2013-01-14 | 2019-08-14 | Elisa Volkmann | Montur zur Alterssimulation |
| JP2021053837A (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-08 | 大阪シーリング印刷株式会社 | 学習教材 |
-
2000
- 2000-07-11 JP JP2000209586A patent/JP2002020909A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007052207A (ja) * | 2005-08-17 | 2007-03-01 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 高齢期シミュレーション装具及び高齢期シミュレーション装具の装着方法 |
| KR100994863B1 (ko) | 2008-05-26 | 2010-11-16 | 백용운 | 노인 체험복 |
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| DE102010038120B4 (de) * | 2010-10-12 | 2017-08-03 | Sd&C Gmbh | Anzug als Trägersystem für Alterssimulationselemente |
| DE102013105302B4 (de) | 2013-01-14 | 2019-08-14 | Elisa Volkmann | Montur zur Alterssimulation |
| DE202018003834U1 (de) | 2018-08-20 | 2018-09-13 | Wolfgang Moll | System zur Simulation eines Rundrückens |
| JP2021053837A (ja) * | 2019-09-27 | 2021-04-08 | 大阪シーリング印刷株式会社 | 学習教材 |
| JP7303603B2 (ja) | 2019-09-27 | 2023-07-05 | 大阪シーリング印刷株式会社 | 学習教材 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090407 |
|
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