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JP2002020267A - 弱酸性皮膚洗浄料 - Google Patents

弱酸性皮膚洗浄料

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Publication number
JP2002020267A
JP2002020267A JP2000208216A JP2000208216A JP2002020267A JP 2002020267 A JP2002020267 A JP 2002020267A JP 2000208216 A JP2000208216 A JP 2000208216A JP 2000208216 A JP2000208216 A JP 2000208216A JP 2002020267 A JP2002020267 A JP 2002020267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
weakly acidic
salt
alkali metal
acylglycine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000208216A
Other languages
English (en)
Inventor
Yohei Hamano
洋平 浜野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 アシルグリシンアルカリ金属塩を主剤とする
弱酸性皮膚洗浄料において、より人肌に近いpH側(酸
性側)における高温安定性に優れた弱酸性皮膚洗浄料を
提供すること。 【解決手段】 アシルグリシンアルカリ金属塩5〜35
重量%と、アシルグルタミン酸アルカリ塩0.2〜6重
量%と、有機酸と、水とを含有し、好ましくはアシルグ
リシンアルカリ金属塩とアシルグルタミン酸アルカリ塩
との含有比率が重量比で30:1〜3:1であることを
特徴とする弱酸性皮膚洗浄料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は弱酸性皮膚洗浄料に
関する。更に詳しくは、皮膚上の汚れや皮脂の洗浄を目
的とし、素肌洗いの際の感覚的な洗浄力に優れ、さらに
高温安定性にも優れた弱酸性皮膚洗浄料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、皮膚の洗浄を目的とする洗浄料に
は脂肪酸アルカリ塩である石鹸が洗浄基剤として用いら
れてきた。
【0003】石鹸は、洗浄効果に優れ、また、クリーミ
ーで豊かな泡立ち、素早い泡切れ、すっきり感・さっぱ
り感という素肌洗いの際に好ましい感触を与える効果に
優れているため、クレンジングフォーム、浴用石鹸、洗
顔石鹸等として多くの皮膚洗浄料に応用されていること
は広く知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、その一
方で、すっきり感・さっぱり感が強すぎ、洗浄後にしっ
とりした好ましい肌感触を与えることが困難で、洗浄料
中に種々の油分若しくは合成界面活性剤の配合や、石鹸
配合量の調整等の処方的な工夫で対応したとしても、洗
浄後のしっとりした肌感触は得られないのが実状であっ
た。
【0005】また、皮膚洗浄料に対して消費者が要求す
る特長として素肌のpHに近い弱酸性であることが挙げ
られるが、本来高アルカリ性を示す石鹸を主体とした処
方構成では、そのようなニーズに応えることができなか
った。
【0006】これに対して、優れた洗浄効果を有し、ク
リーミーで豊かな泡立ち、素早い泡切れ、すっきり感・
さっぱり感という素肌洗いの際に好ましい感触を与え、
かつ、しっとりした洗浄後の肌感触に優れ、消費者のニ
ーズに答えた弱酸性の皮膚洗浄料を得るべく、石鹸以外
の洗浄基剤として、アシルグリシンアルカリ金属塩を配
合した弱酸性皮膚洗浄料が開発されている。
【0007】しかしながら、アシルグリシンアルカリ金
属塩は、より人肌に近いpH側(酸性側)に近づけるた
め、pHを下げると泡立ちや高温(40℃)安定性が悪
くなるという傾向があった。
【0008】本発明者は、上述の観点から、汚れを落と
す効果、感覚的洗浄効果、素早い泡切れ、基剤の経時安
定性(分離、変臭、変色等)を満たすことを前提とし、
高温(40℃)での安定性及びクリーミーで豊かな泡立
ちの実現に向け鋭意研究を重ねた結果、アシルグリシン
アルカリ金属塩を主基剤としてアシルグルタミン酸塩を
特定の比率にて配合しpHを調整した弱酸性皮膚洗浄料
が、より人肌に近いpH側(酸性側)にて高温(40
℃)での安定性に優れ、クリーミーで豊かな泡立ちを同
時に実現できることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0009】本発明の目的は、アシルグリシンアルカリ
金属塩を主剤とする弱酸性皮膚洗浄料において、より人
肌に近いpH側(酸性側)の高温安定性に優れた弱酸性
皮膚洗浄料を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、ア
シルグリシンアルカリ金属塩と、アシルグルタミン酸ア
ルカリ塩と、有機酸と、水とを含有することを特徴とす
る弱酸性皮膚洗浄料を提供するものである。
【0011】また、本発明は、弱酸性皮膚洗浄料全量に
対して、アシルグリシンアルカリ金属塩を5〜35重量
%、アシルグルタミン酸アルカリ塩を0.2〜6重量%
含有し、性状がペースト状であることを特徴とする前記
の弱酸性皮膚洗浄料を提供するものである。
【0012】さらに、本発明は、アシルグリシンアルカ
リ金属塩と、アシルグルタミン酸アルカリ塩との、含有
比率が重量比で30:1から3:1であることを特徴と
する前記の弱酸性皮膚洗浄料を提供するものである。
【0013】また、本発明は、さらに水酸基を有する水
溶性化合物を含有することを特徴とする前記の弱酸性皮
膚洗浄料を提供するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について詳述
する。
【0015】本発明に用いるアシルグリシンアルカリ金
属塩は、常温で固形状であって安定性に優れていると共
に、よごれとのなじみが良く、水洗いの際もすっきり、
さっぱりした感触を有し、洗い流し易く、使用後はしっ
とりした肌感触を与え、皮膚洗浄用活性剤として最適で
ある。
【0016】アシル化部分の炭素鎖長については、10
から18が好ましく、より好ましくは12〜14であ
る。炭素数が10未満であると洗浄料基剤の粘度が下が
り泡立ちも低下し、炭素数が18を越えると、洗浄料基
剤の硬度が上がり泡立ちも低下する。また、直鎖、分岐
及び飽和、不飽和に関わらず使用することができるが、
直鎖の方が泡立ちの点で好ましく、飽和の方が基剤の安
定性の点で好ましい。特に好ましいのは炭素数が12の
直鎖アシル基及びこれを主成分とするヤシ油脂肪酸アシ
ル基である。
【0017】アシルグリシンアルカリ金属塩の塩として
は、ナトリウム塩、カリウム塩等があり、任意に選択す
ることが可能であるが、クレンジングフォーム等の洗顔
料においては、ナトリウム塩が特に使用感上好適であ
る。なお、アシルグリシンアルカリ金属塩は、洗浄料処
方においては、アシルグリシンと苛性ソーダなどのアル
カリ中和剤を配合し、処方中にてアシルグリシンアルカ
リ金属塩が構成されていてもよい。この場合、中和率が
必ずしも100%である場合でなく、アシルグリシン
と、アシルグリシンアルカリ金属塩が共存してもよい。
【0018】最も好ましいN−アシルグリシンナトリウ
ム塩は、人肌コラーゲンの主成分であるグリシン及びヤ
シ油脂肪酸等の脂肪酸とから生成される、以下の構造を
有する公知のアミノ酸系界面活性剤である。
【化1】RCONHCH2COO-Na+ (Rは炭素数9〜17の直鎖又は分岐の飽和又は不飽和
炭化水素基を表す。)
【0019】アシルグリシンアルカリ塩の配合量は、目
的とする皮膚洗浄料の剤形により異なるが、皮膚洗浄料
全量に対して、液状の場合は1〜20重量%、ペースト
状の場合は5〜50重量%、固形状の場合は40〜90
重量%程度である。配合量が10重量%より少ない場合
は洗浄力、起泡力が不十分となる場合があるため、他の
起泡洗浄機能を有する界面活性剤との併用が必要であ
る。また、90重量%を超えてもより一層の効果が望め
ず、経済的に不利であると共に、安定性、安全性の点で
も好ましくない。使用の簡便さと本発明の効果が発揮し
やすい点を含めて考慮すると、5〜25重量%を配合し
たペースト状が特に好ましい。
【0020】本発明に用いるアシルグルタミン酸アルカ
リ塩は、アシル化部分の炭素鎖長が10から18が好ま
しく、より好ましくは12〜14である。炭素数が10
未満であると洗浄料基剤の粘度が下がり泡立ちも低下
し、炭素数が18を越えると、洗浄料基剤の硬度が上が
り泡立ちも低下する。また、直鎖、分岐及び飽和、不飽
和に関わらず使用することができるが、直鎖の方が泡立
ちの点で好ましく、飽和の方が基剤の安定性の点で好ま
しい。特に好ましいのは炭素数が12の直鎖アシル基及
びこれを主成分とするヤシ油脂肪酸アシル基である。
【0021】アルカリ塩としては、ナトリウム塩、カリ
ウム塩、トリエタノールアミン塩等が挙げられる。な
お、アシルグルタミン酸アルカリ塩は、洗浄料処方にお
いては、アシルグルタミン酸と苛性ソーダなどのアルカ
リ中和剤を配合し、処方中にてアシルグルタミン酸アル
カリ塩が構成されていてもよい。この場合、中和率が必
ずしも100%である場合でなく、アシルグルタミン酸
と、アシルグルタミン酸アルカリ塩が共存してもよい。
【0022】アシルグルタミン酸アルカリ塩の配合量
は、弱酸性皮膚洗浄料に対して、0.2〜6.0重量%
配合される。アシルグルタミン酸アルカリ塩とアシルグ
ルタミン酸アルカリ塩との含有比率が重量比で30:1
〜3:1の範囲になるように配合されることが好まし
い。さらに好ましくは、アシルグリシンアルカリ金属塩
5〜35重量%に対して上記範囲を満足するように、ア
シルグルタミン酸アルカリ塩が0.2〜6重量%配合さ
れる。
【0023】本発明の弱酸性皮膚洗浄料は、水及びpH
を弱酸性とするための有機酸を配合する。本発明におい
て、弱酸性とは人肌pH(約5.5)に近い弱酸性領域
である約5〜6.99の範囲にあるpHを意味する。有
機酸によりpH調整されるが、さらに好ましくは、5.
3〜6.8に調整される。
【0024】有機酸としては、例えば、クエン酸、コハ
ク酸、乳酸、リンゴ酸、グルタミン酸、アスパラギン
酸、ピロリドンカルボン酸、酒石酸、グリコール酸等が
挙げられる。
【0025】水及び有機酸の配合量は、皮膚洗浄料の剤
形に応じて適宜決定されるが、皮膚洗浄料組成物に、水
及び適量の有機酸を添加することで全体を100重量%
とする。
【0026】本発明の弱酸性皮膚洗浄料には、さらに水
酸基を有する水溶性化合物を配合することが好ましい。
これらは、低級アルコール、多価アルコールおよびその
エチレングリコール付加体、プロピレンオキシド付加体
などであり、具体的には、例えば、エチルアルコール、
イソプロピルアルコール、ブタノール、プロピレングリ
コール、イソプロピルグリコール、1,3ブタンジオー
ル、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリ
ン、ポリグリセリン、トリメチロールプロパン、エリス
リトール、ペンタエリスリトール、ソルビタン、ソルビ
トールグルコース、マルチトール、サッカロース、トレ
ハロース、フルクトース等、およびこれらのエチレンオ
キシド付加体、プロピレンオキシド付加体等の誘導体が
挙げられる。特に、グリセリン、1,3ブタンジオール
等が、汚れを落とす効果、クリーミーで豊かな泡立ち、
素早い泡切れ、すっきり、さっぱりした素肌洗い効果、
しっとりした洗浄後の肌感触、基剤の経時安定性(分
離、変臭、変色等)のために望ましい。これらは、単独
または2種以上を組み合わせて使用される。これらの水
酸基を含む水溶性化合物の配合量は、洗浄料の全量に対
して1〜50重量%が望ましい。特に好ましくは5〜4
0重量%である。
【0027】本発明の弱酸性皮膚洗浄料は、若干量の油
分を配合することができる。油分を配合すると、さっぱ
り感,すっきり感等の素肌洗い効果が低下するが、しっ
とりした洗浄後の肌感触は増強される。ここでいう油分
は、例えば、炭化水素類、高級アルコール類、高級脂肪
酸類、高級アルコール高級脂肪酸エステル類、動植物油
脂、コレステロール脂肪酸エステル類、シリコーン類等
を指し、具体的には、流動パラフィン、ポリイソブテ
ン、イソステアリルコレステリルエステル、2−エチル
ヘキサン酸トリグリセライド、2−エチルヘキサン酸ヘ
キサデシル、ミリスチン酸オクタデシル、オリーブ油、
鎖状又は環状のメチルポリシロキサン等が挙げられる。
【0028】本発明の弱酸性皮膚洗浄料には、洗浄料、
化粧料等に通常使用される成分、例えば、増粘剤、イオ
ン性界面活性剤、薬効剤、保湿成分、抗炎症剤、殺菌
剤、防腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、有機及び無機
粉体、色素、香料等を必要に応じて配合し、常法によ
り、液状、ペースト状、固形状に形成して製造される。
各成分の配合組成は当分野の専門家が通常行う各成分の
配合試験により適宜決定される。
【0029】本発明の弱酸性皮膚洗浄料は、汚れを落と
す効果、感覚的洗浄効果、クリーミーで豊かな泡立ち、
素早い泡切れ、基剤の経時安定性(分離、変臭、変色
等)及び、高温(40℃)での性状安定性の全てを同時
実現するものである。
【0030】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を説明するが、本
発明はこれらの実施例に制限されるものではない。配合
量は重量%である。
【0031】表1に示す配合成分により調製した皮膚洗
浄料について、泡立ち、すすぎ易さ、さっぱりした肌洗
い効果、感覚的洗浄効果を下記の評価基準にて評価し
た。その結果を表1に併示した。
【0032】
【表1】
【0033】[製法]主釜に他の成分と一緒に添加し、
60℃〜80℃の加熱条件下で高速ミキサーにて均一に
混合する。脱泡、濾過、冷却後、皮膚洗浄料とする。
【0034】[評価方法および評価基準]健常女性パネ
ル18名(20〜45歳)に素肌を水洗、乾燥後、ワセ
リン0.5gを顔部に均一に塗布し、30分後に本発明
の実施例、比較例を用いて洗顔し、起泡性、すすぎ易
さ、さっぱり感、感覚的洗浄効果を評価した。各評価と
も、評価点を100点満点とし、18名の平均点をとる
ことにより行った。
【0035】[泡立ち] ◎;評価点75点以上(非常に良く泡立つ。) ○;評価点50〜75点(良く泡立つ。) △;評価点25〜50点(やや泡立ちが悪い。) ×;評価点25点以下(泡立ちが悪い。) [すすぎ易さ] ◎;評価点75点以上(非常にすすぎやすい。) ○;評価点50〜75点(すすぎやすい。) △;評価点25〜50点(ややすすぎにくい。) ×;評価点25点以下(かなりすすぎにくい。) [さっぱりした肌洗い効果] ◎;評価点75点以上(非常にさっぱりしている。) ○;評価点50〜75点(さっぱりしている。) △;評価点25〜50点(ややあと残りを感じる。) ×;評価点25点以下(かなりあと残りを感じる。) [感覚的洗浄効果] ◎;評価点75点以上(非常に洗浄効果が高い。) ○;評価点50〜75点(洗浄効果が高い。) △;評価点25〜50点(やや洗浄効果が高い。) ×;評価点25点以下(まったく洗浄効果がない。)
【0036】[pH測定]実施例及び比較例のサンプル
をイオン交換水にて溶解させ1%水溶液を調製した。そ
の1%水溶液サンプルを25℃にてpHメーター(カスタニ
ーLAB pHメーター F−13:堀場製作所製)で測定した。
【0037】[安定性の評価方法と評価基準]実施例及
び比較例のサンプルをガラス瓶(蓋付)に9分目まで充
填し、40℃75%加湿条件の恒温恒湿槽で放置、経日
の状態を観察し、4週間後下記評価基準により評価し
た。 ◎;4週間後でも全く状態変化なし ○;4週間後でもほとんど状態変化なし △;4週間後で状態に変化が見られる ×;4週間後で顕著な状態変化が見られる
【0038】「評価結果」表1において、比較例1は泡
立ちが悪く40℃4週間後の安定性もやや悪いが、それ
に対しN−ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸ナトリウム
塩を配合した実施例1は泡立ち安定性ともに改善され、
さらにpHもより人肌のpH(約5.5付近)に近づい
た。実施例2も同様に比較例2より泡立ち、安定性は改
善されている。実施例2と比較例2を比較すると、N−
ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム塩とN−ヤシ油
脂肪酸アシルグルタミン酸ナトリウム塩のTotal量はど
ちらも13%であるが、N−ヤシ油脂肪酸アシルグルタ
ミン酸ナトリウム塩が2%配合された実施例2の方が泡
立ち安定性ともに向上していることがわかる。実施例3
と比較例3を比較してもN−ヤシ油脂肪酸アシルグルタ
ミン酸ナトリウム塩を配合した実施例3の方が泡立ち安
定性が向上している。また比較例3からpHをより人肌
のpHに近づけるためクエン酸を増量したが(比較例
4,5)泡立ちはさらに低下の方向に向かっている。つ
まり、アシルグルタミン酸塩により、pHはより人肌の
pHの値に近づきつつも泡立ち安定性は向上することを
見出した。実施例3と比較しクエン酸を抜去するとpH
が7以上となり高温で分離し安定性が悪くなる(比較例
6)。比較例7ではN−ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナ
トリウム塩とN−ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸ナト
リウム塩の組成比を変えたが、泡立ちもやや低下し安定
性も良くない。また、比較例8にてアシルグリシンのア
ルカリ金属塩(ナトリウム塩)をトリエタノールアミン
塩に置き換えたがペースト状の洗浄料にはならなかっ
た。
【0039】以下に本発明の弱酸性皮膚洗浄料のその他
の実施例を挙げる。
【0040】 <実施例4> ペースト状洗浄料(アシルグルタミン酸配合系) N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム塩 20 重量% N−ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸カリウム塩 2 ヒドロキシアルキルエーテルカルボン酸ナトリウム 5 グリセリン 30 クエン酸 1 防腐剤 適量 水 残余
【0041】 <実施例5> ペースト状洗浄料(アシルグルタミン酸配合系) N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム塩 20 重量% N−ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸TEA塩 4 ヒドロキシアルキルエーテルカルボン酸ナトリウム 5 グリセリン 30 クエン酸 1 防腐剤 適量 水 残余
【0042】 <実施例6> ペースト状洗浄料(アシルグルタミン酸配合系) N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム塩 20 重量% N−ラウロイルグルタミン酸ナトリウム塩 5 ヒドロキシアルキルエーテルカルボン酸ナトリウム 5 グリセリン 30 乳酸 2 防腐剤 適量 水 残余
【0043】 <実施例7> ペースト状洗浄料(アシルグルタミン酸配合系) N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム塩 20 重量% N−ラウロイルグルタミン酸ナトリウム塩 5 アシルメチルタウリンナトリウム塩 5 グリセリン 30 クエン酸 1 防腐剤 適量 水 残余
【0044】 <実施例8> 液状洗浄料(アシルグルタミン酸配合系) N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム塩 12 重量% N−ラウロイルグルタミン酸ジカリウム塩 3 アシルメチルタウリンナトリウム塩 5 グリセリン 5 コハク酸 1 防腐剤 適量 水 残余
【0045】 <実施例9> 固形洗浄料(アシルグルタミン酸配合系) N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム塩 70 重量% N−ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸ナトリウム塩 15 セチルアルコール 5 ステアリン酸モノグリセリド 5 ラノリン誘導体 0.2 クエン酸 4 コーンスターチ 適量 香料 適量 染料 適量 酸化防止剤、金属イオン封鎖剤 適量 精製水 残余
【0046】 <実施例10> 固形洗浄料(アシルグルタミン酸配合系) N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム塩 55 重量% N−ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸ナトリウム塩 10 セチルアルコール 7 ステアリン酸モノグリセリド 10 ラノリン誘導体 1 クエン酸 4 コーンスターチ 適量 香料 適量 染料 適量 酸化防止剤、金属イオン封鎖剤 適量 精製水 残余
【0047】 <実施例11> 粉末状洗浄料(アシルグルタミン酸配合系) N−ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム塩 60 重量% N−ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸ナトリウム塩 15 タルク 9 クエン酸 4 コーンスターチ 適量 香料 適量 染料 適量 酸化防止剤、金属イオン封鎖剤 適量 精製水 残余
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、アシルグリシンアルカ
リ金属塩を主剤とする弱酸性皮膚洗浄料において、より
人肌に近いpH側(酸性側)の高温安定性に優れた弱酸
性皮膚洗浄料を提供することが出来る。本発明の弱酸性
皮膚洗浄料は、汚れを落とす効果、感覚的洗浄効果、素
早い泡切れ、クリーミーで豊かな泡立ち効果に優れた洗
浄料である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AB051 AB052 AB432 AC061 AC072 AC122 AC231 AC232 AC292 AC302 AC422 AC661 AC662 AC792 AD242 AD512 CC23 DD17 DD22 DD23 EE06 EE07 4H003 AB05 AB09 AB10 BA15 DA02 EB04 EB05 EB06 EB07 EB08 EB13 EB20 ED02 FA16 FA17 FA18 FA21 FA28

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アシルグリシンアルカリ金属塩と、アシ
    ルグルタミン酸アルカリ塩と、有機酸と、水とを含有す
    ることを特徴とする弱酸性皮膚洗浄料。
  2. 【請求項2】 弱酸性皮膚洗浄料全量に対して、アシル
    グリシンアルカリ金属塩を5〜35重量%、アシルグル
    タミン酸アルカリ塩を0.2〜6重量%含有し、性状が
    ペースト状であることを特徴とする請求項1記載の弱酸
    性皮膚洗浄料。
  3. 【請求項3】 アシルグリシンアルカリ金属塩とアシル
    グルタミン酸アルカリ塩との含有比率が、重量比で3
    0:1から3:1であることを特徴とする請求項1また
    は2記載の弱酸性皮膚洗浄料。
  4. 【請求項4】 さらに水酸基を有する水溶性化合物を含
    有することを特徴とする請求項1、2または3記載の弱
    酸性皮膚洗浄料。
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