JP2002008683A - 固体電解質型燃料電池 - Google Patents
固体電解質型燃料電池Info
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
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- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 単セルを構成する固体電解質体の破損を防ぎ
ながら、発電出力を増大させる。 【解決手段】 固体電解質型燃料電池のセパレータ12
の側部14の内部に、燃料ガス供給孔16a及び酸化剤
ガス供給孔16bを設けた。隅部15の表面15A上に
凹部18aを設け、裏面上に凹部を設けた。セパレータ
12の内部に、燃料ガス供給孔16aと各凹部18a内
とを接続する燃料ガス用配管19aと、酸化剤ガス供給
孔16bと裏面上の凹部内とを接続する酸化剤ガス用配
管とを配設した。各凹部18aを中心とした螺旋状の燃
料ガス用凹溝21a,…,21aと、裏面上の各凹部を
中心とした螺旋状の酸化剤ガス用凹溝を設けた。各隅部
15毎及び裏面上の各隅部毎に1つの単セルを積層し
て、同一のセパレータ12に積層された複数の単セルを
互いに電気的に並列に接続した。
ながら、発電出力を増大させる。 【解決手段】 固体電解質型燃料電池のセパレータ12
の側部14の内部に、燃料ガス供給孔16a及び酸化剤
ガス供給孔16bを設けた。隅部15の表面15A上に
凹部18aを設け、裏面上に凹部を設けた。セパレータ
12の内部に、燃料ガス供給孔16aと各凹部18a内
とを接続する燃料ガス用配管19aと、酸化剤ガス供給
孔16bと裏面上の凹部内とを接続する酸化剤ガス用配
管とを配設した。各凹部18aを中心とした螺旋状の燃
料ガス用凹溝21a,…,21aと、裏面上の各凹部を
中心とした螺旋状の酸化剤ガス用凹溝を設けた。各隅部
15毎及び裏面上の各隅部毎に1つの単セルを積層し
て、同一のセパレータ12に積層された複数の単セルを
互いに電気的に並列に接続した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば平板型等の
固体電解質からなる固体電解質型燃料電池に関し、特
に、固体電解質の正極側及び負極側を両側から挟み込
み、正極側及び負極側のそれぞれに異なる反応ガスを供
給するセパレータに関する。
固体電解質からなる固体電解質型燃料電池に関し、特
に、固体電解質の正極側及び負極側を両側から挟み込
み、正極側及び負極側のそれぞれに異なる反応ガスを供
給するセパレータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平3−129675号
公報に開示された固体電解質型燃料電池のように、固体
電解質体とセパレータ間のガスシールを不要とした固体
電解質型燃料電池が知られている。図6は、上記従来技
術の一例による固体電解質型燃料電池1の要部斜視図で
ある。この固体電解質型燃料電池1は、例えばジルコニ
ア等の酸化物固体電解質からなる固体電解質板を両側か
ら挟み込む正極及び負極を備えてなる単セル2と、セパ
レート板3とが、交互に積層されて構成されている。単
セル2と対向するセパレート板3の表面上には、固体電
解質型燃料電池1の中心軸Pと同軸に、互いに接続され
た複数の円環状凹溝が形成されている。中心軸P近傍に
は、セパレート板3の一方の表面側の円環状凹溝に燃料
ガスを供給する燃料ガス供給管4と、他方の表面側の円
環状凹溝に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給管5と
が、中心軸Pに沿って内部を貫通するように配設されて
いる。そして、セパレート板3の表面上にて、中心軸P
近傍の各ガス供給管4,5に設けられた反応ガス吹出口
から外周側へと向かい流通させられた燃料ガス及び酸化
剤ガスは、セパレート板3の外周面上で開口した燃料ガ
ス排出口6及び酸化剤ガス排出口7から外部へと排出さ
れる。
公報に開示された固体電解質型燃料電池のように、固体
電解質体とセパレータ間のガスシールを不要とした固体
電解質型燃料電池が知られている。図6は、上記従来技
術の一例による固体電解質型燃料電池1の要部斜視図で
ある。この固体電解質型燃料電池1は、例えばジルコニ
ア等の酸化物固体電解質からなる固体電解質板を両側か
ら挟み込む正極及び負極を備えてなる単セル2と、セパ
レート板3とが、交互に積層されて構成されている。単
セル2と対向するセパレート板3の表面上には、固体電
解質型燃料電池1の中心軸Pと同軸に、互いに接続され
た複数の円環状凹溝が形成されている。中心軸P近傍に
は、セパレート板3の一方の表面側の円環状凹溝に燃料
ガスを供給する燃料ガス供給管4と、他方の表面側の円
環状凹溝に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給管5と
が、中心軸Pに沿って内部を貫通するように配設されて
いる。そして、セパレート板3の表面上にて、中心軸P
近傍の各ガス供給管4,5に設けられた反応ガス吹出口
から外周側へと向かい流通させられた燃料ガス及び酸化
剤ガスは、セパレート板3の外周面上で開口した燃料ガ
ス排出口6及び酸化剤ガス排出口7から外部へと排出さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術の一例による固体電解質型燃料電池1では、例えば発
電出力(つまり電流及び電圧)を高めるために固体電解
質型燃料電池1を大型化する場合には、ステンレス等の
金属からなるセパレート板3と共に、ジルコニア等の酸
化物固体電解質からなる単セル2の形状を大きく形成す
る必要がある。すなわち単セル2及びセパレート板3の
直径を大きく形成して、複数(例えば数十枚から数百
枚)の単セル2,…,2及びセパレート板3,…,3を
交互に積層する。しかしながら、単セル2を所定の限度
(例えば直径で100mm程度)を超えて大型化する
と、単セル2の製造段階や発電後において単セル2が割
れやすくなるという問題が生じる。しかも、積層された
単セル2,…,2において一部のセル破損が生じると固
体電解質型燃料電池1の出力が大幅に低下してしまう恐
れがある。本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、
単セルを構成する固体電解質体の破損を防ぎながら、発
電出力を増大させることが可能固体電解質型燃料電池を
提供することを目的とする。
術の一例による固体電解質型燃料電池1では、例えば発
電出力(つまり電流及び電圧)を高めるために固体電解
質型燃料電池1を大型化する場合には、ステンレス等の
金属からなるセパレート板3と共に、ジルコニア等の酸
化物固体電解質からなる単セル2の形状を大きく形成す
る必要がある。すなわち単セル2及びセパレート板3の
直径を大きく形成して、複数(例えば数十枚から数百
枚)の単セル2,…,2及びセパレート板3,…,3を
交互に積層する。しかしながら、単セル2を所定の限度
(例えば直径で100mm程度)を超えて大型化する
と、単セル2の製造段階や発電後において単セル2が割
れやすくなるという問題が生じる。しかも、積層された
単セル2,…,2において一部のセル破損が生じると固
体電解質型燃料電池1の出力が大幅に低下してしまう恐
れがある。本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、
単セルを構成する固体電解質体の破損を防ぎながら、発
電出力を増大させることが可能固体電解質型燃料電池を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して係る
目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の固体
電解質型燃料電池は、正極及び負極により挟み込まれた
固体電解質からなる複数の単セルと、これらの複数の単
セルの前記正極側及び前記負極側に積層されたセパレー
タとを備えた固体電解質型燃料電池であって、前記セパ
レータの表面上に設けられた複数の反応ガス供給穴と、
前記セパレータの内部に設けられて前記セパレータ側部
の開口部と前記反応ガス供給穴とを接続する反応ガス流
通用配管と、前記複数の単セル毎に設けられて前記単セ
ルに対向する前記セパレータの表面上で前記反応ガス供
給穴を中心として渦を巻く略螺旋状の反応ガス流通用凹
溝とを備えたことを特徴としている。
目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の固体
電解質型燃料電池は、正極及び負極により挟み込まれた
固体電解質からなる複数の単セルと、これらの複数の単
セルの前記正極側及び前記負極側に積層されたセパレー
タとを備えた固体電解質型燃料電池であって、前記セパ
レータの表面上に設けられた複数の反応ガス供給穴と、
前記セパレータの内部に設けられて前記セパレータ側部
の開口部と前記反応ガス供給穴とを接続する反応ガス流
通用配管と、前記複数の単セル毎に設けられて前記単セ
ルに対向する前記セパレータの表面上で前記反応ガス供
給穴を中心として渦を巻く略螺旋状の反応ガス流通用凹
溝とを備えたことを特徴としている。
【0005】上記構成の固体電解質型燃料電池によれ
ば、例えば1つのセパレータに1つの単セルを配置さ
せ、複数枚を積層させて得た積層体によって固体電解質
型燃料電池を構成する場合に比べて、1つのセパレータ
に対して複数の独立した単セルを並べて配置させること
で、反応ガスの供給用配管を削減することができ、固体
電解質型燃料電池を小型化することで単位体積当たりの
発電出力を向上させることができる。
ば、例えば1つのセパレータに1つの単セルを配置さ
せ、複数枚を積層させて得た積層体によって固体電解質
型燃料電池を構成する場合に比べて、1つのセパレータ
に対して複数の独立した単セルを並べて配置させること
で、反応ガスの供給用配管を削減することができ、固体
電解質型燃料電池を小型化することで単位体積当たりの
発電出力を向上させることができる。
【0006】さらに、請求項2に記載の本発明の固体電
解質型燃料電池では、同一の前記セパレータに配置され
た前記複数の単セルは、互いに電気的に並列に接続され
たことを特徴としている。上記構成の固体電解質型燃料
電池によれば、複数の単セルが互いに独立して発電状態
をなしており、セパレータ1つ当たりの発電出力(電流
値)を増大させることができる。
解質型燃料電池では、同一の前記セパレータに配置され
た前記複数の単セルは、互いに電気的に並列に接続され
たことを特徴としている。上記構成の固体電解質型燃料
電池によれば、複数の単セルが互いに独立して発電状態
をなしており、セパレータ1つ当たりの発電出力(電流
値)を増大させることができる。
【0007】さらに、請求項3に記載の本発明の固体電
解質型燃料電池では、同一の前記セパレータに配置され
て互いに電気的に並列に接続された前記複数の単セルを
一組の単セル群として、複数の前記セパレータと交互に
積層された複数の前記単セル群は互いに電気的に直列に
接続されたことを特徴としている。上記構成の固体電解
質型燃料電池によれば、例えば1つの単セルが破損した
場合であっても、正常な他の単セルからの出力を取り出
すことができるため、大型の単セルに比べて極端な出力
低下が発生することを防止することができる。
解質型燃料電池では、同一の前記セパレータに配置され
て互いに電気的に並列に接続された前記複数の単セルを
一組の単セル群として、複数の前記セパレータと交互に
積層された複数の前記単セル群は互いに電気的に直列に
接続されたことを特徴としている。上記構成の固体電解
質型燃料電池によれば、例えば1つの単セルが破損した
場合であっても、正常な他の単セルからの出力を取り出
すことができるため、大型の単セルに比べて極端な出力
低下が発生することを防止することができる。
【0008】さらに、請求項4に記載の本発明の固体電
解質型燃料電池では、前記セパレータは対向する2つの
表面上に前記反応ガス流通用凹溝を備え、一方の前記表
面上の前記反応ガス流通用凹溝と、他方の前記表面上の
前記反応ガス流通用凹溝とは、両表面側から見て互いに
同一形状に形成されたことを特徴としている。上記構成
の固体電解質型燃料電池によれば、単セルを両側から挟
み込む一方の反応ガス流通用凹溝と、他方の反応ガス流
通用凹溝とは、互いに交差するように配置されるため、
例えば、一方の反応ガス流通用凹溝に供給された反応ガ
スと他方の反応ガス流通用凹溝に供給された反応ガスと
の圧力差に起因する内圧が発生した場合であっても、固
体電解質が変形したり、破損してしまうことを防止する
ことができる。
解質型燃料電池では、前記セパレータは対向する2つの
表面上に前記反応ガス流通用凹溝を備え、一方の前記表
面上の前記反応ガス流通用凹溝と、他方の前記表面上の
前記反応ガス流通用凹溝とは、両表面側から見て互いに
同一形状に形成されたことを特徴としている。上記構成
の固体電解質型燃料電池によれば、単セルを両側から挟
み込む一方の反応ガス流通用凹溝と、他方の反応ガス流
通用凹溝とは、互いに交差するように配置されるため、
例えば、一方の反応ガス流通用凹溝に供給された反応ガ
スと他方の反応ガス流通用凹溝に供給された反応ガスと
の圧力差に起因する内圧が発生した場合であっても、固
体電解質が変形したり、破損してしまうことを防止する
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る
固体電解質型燃料電池ついて添付図面を参照しながら説
明する。図1は本発明の一実施形態に係る固体電解質型
燃料電池10の要部側断面図であり、図2は図1に示す
セパレータ12の側面図であり、図3は図2に示すセパ
レータ12の燃料極側の平面図であり、図4は図2に示
すセパレータ12の空気極側の平面図であって内部にお
ける反応ガスの流路を強調して示す図であり、図5は図
3に示すセパレータ12のA−A線断面図である。
固体電解質型燃料電池ついて添付図面を参照しながら説
明する。図1は本発明の一実施形態に係る固体電解質型
燃料電池10の要部側断面図であり、図2は図1に示す
セパレータ12の側面図であり、図3は図2に示すセパ
レータ12の燃料極側の平面図であり、図4は図2に示
すセパレータ12の空気極側の平面図であって内部にお
ける反応ガスの流路を強調して示す図であり、図5は図
3に示すセパレータ12のA−A線断面図である。
【0010】本実施の形態による固体電解質型燃料電池
10は、例えば外観略四角柱状に形成されており、例え
ばジルコニア等の酸化物固体電解質からなる円板状の固
体電解質板11Aと、この固体電解質板11Aの両側の
正極11B及び負極11Cと、セパレータ12と、多孔
質金属板13とを備えて構成されている。そして、固体
電解質板11A及び両電極11B,11Cは一つの単セ
ル11をなし、後述するように互いに並列に配置された
複数の単セル11,…,11とセパレータ12との間に
多孔質金属板13を介在させて、複数の単セル11,
…,11とセパレータ12とが交互に積層されている。
10は、例えば外観略四角柱状に形成されており、例え
ばジルコニア等の酸化物固体電解質からなる円板状の固
体電解質板11Aと、この固体電解質板11Aの両側の
正極11B及び負極11Cと、セパレータ12と、多孔
質金属板13とを備えて構成されている。そして、固体
電解質板11A及び両電極11B,11Cは一つの単セ
ル11をなし、後述するように互いに並列に配置された
複数の単セル11,…,11とセパレータ12との間に
多孔質金属板13を介在させて、複数の単セル11,
…,11とセパレータ12とが交互に積層されている。
【0011】図3及び図4に示すように、例えばステン
レス鋼等からなるセパレータ12は略正方形板状に形成
されており、セパレータ12の厚さ方向において表面1
2A側(燃料極側)と裏面12B側(空気極側)とは略
同一形状に形成され、例えば表面12A側に水素を含む
燃料ガスが供給され、裏面12B側に酸素を含む酸化剤
ガスが供給されている。セパレータ12は、略正方形の
4隅が例えば所定曲率の円弧状に形成されており、これ
らの円弧状の4隅が互いに滑らかに連なるようにして曲
線状の4辺が形成されている。すなわち、セパレータ1
2の外側に向かい突出するように形成された円弧状の4
隅に対して、セパレータ12の中心部に向かい凹むよう
な凹曲線状の4辺が設けられている。
レス鋼等からなるセパレータ12は略正方形板状に形成
されており、セパレータ12の厚さ方向において表面1
2A側(燃料極側)と裏面12B側(空気極側)とは略
同一形状に形成され、例えば表面12A側に水素を含む
燃料ガスが供給され、裏面12B側に酸素を含む酸化剤
ガスが供給されている。セパレータ12は、略正方形の
4隅が例えば所定曲率の円弧状に形成されており、これ
らの円弧状の4隅が互いに滑らかに連なるようにして曲
線状の4辺が形成されている。すなわち、セパレータ1
2の外側に向かい突出するように形成された円弧状の4
隅に対して、セパレータ12の中心部に向かい凹むよう
な凹曲線状の4辺が設けられている。
【0012】セパレータ12は、側面12Cから内側に
所定長さの側部14と、この側部14の内側における略
円板状の4つの隅部15,…,15とを備えて構成され
ており、セパレータ12の厚さ方向において、各隅部1
5は側部14よりも薄く形成されている。すなわち、隅
部15の表面15Aは側部14の表面14Aから一段凹
むようにして形成され、同様に、隅部15の裏面15B
は側部14の裏面14Bから一段凹むようにして形成さ
れている。そして、この一段凹んだ部分には多孔質金属
板13が装着されており、隅部15と、この隅部15を
両側から挟み込む2つの多孔質金属板13,13とから
なる積層体の厚さが、側部14の厚さと等しいか、多少
厚くなるようにされている。
所定長さの側部14と、この側部14の内側における略
円板状の4つの隅部15,…,15とを備えて構成され
ており、セパレータ12の厚さ方向において、各隅部1
5は側部14よりも薄く形成されている。すなわち、隅
部15の表面15Aは側部14の表面14Aから一段凹
むようにして形成され、同様に、隅部15の裏面15B
は側部14の裏面14Bから一段凹むようにして形成さ
れている。そして、この一段凹んだ部分には多孔質金属
板13が装着されており、隅部15と、この隅部15を
両側から挟み込む2つの多孔質金属板13,13とから
なる積層体の厚さが、側部14の厚さと等しいか、多少
厚くなるようにされている。
【0013】セパレータ12の側部14には、側面12
Cにて開口して燃料極側の内部を中心部に向かい伸びる
例えば1つの燃料ガス供給孔16aが設けられており、
さらに、側面12Cにて開口して空気極側の内部を中心
部に向かい伸びる例えば1つの酸化剤ガス供給孔16b
が、セパレータ12の周方向において燃料ガス供給孔1
6aと180°ずれた位置に配置されている。これらの
各ガス供給孔16a,16bは、凹曲線状の4辺を含む
側部14の4つの凹曲部14a,…,14aのうち、対
向する一対の凹曲部14a,14aのそれぞれに配設さ
れている。
Cにて開口して燃料極側の内部を中心部に向かい伸びる
例えば1つの燃料ガス供給孔16aが設けられており、
さらに、側面12Cにて開口して空気極側の内部を中心
部に向かい伸びる例えば1つの酸化剤ガス供給孔16b
が、セパレータ12の周方向において燃料ガス供給孔1
6aと180°ずれた位置に配置されている。これらの
各ガス供給孔16a,16bは、凹曲線状の4辺を含む
側部14の4つの凹曲部14a,…,14aのうち、対
向する一対の凹曲部14a,14aのそれぞれに配設さ
れている。
【0014】図3に示すように、隅部15の表面15A
上の中心位置には、底面18Aを有する凹部18aが設
けられ、この底面18Aは隅部15の内部で表面15A
側にずれた位置に配置され、同様にして、隅部15の裏
面15B上の中心位置には、底面18Bを有する凹部1
8bが設けられ、この底面18Bは隅部15の内部で裏
面15B側にずれた位置に配置されている。すなわち、
表面15A側の凹部18aと裏面15B側の凹部18b
は連通することがないようにされている。
上の中心位置には、底面18Aを有する凹部18aが設
けられ、この底面18Aは隅部15の内部で表面15A
側にずれた位置に配置され、同様にして、隅部15の裏
面15B上の中心位置には、底面18Bを有する凹部1
8bが設けられ、この底面18Bは隅部15の内部で裏
面15B側にずれた位置に配置されている。すなわち、
表面15A側の凹部18aと裏面15B側の凹部18b
は連通することがないようにされている。
【0015】そして、4つの隅部15,…,15の各凹
部18a,…,18a及び18b,…,18bは、セパ
レータ12の中心位置から所定半径の円周上に所定角度
(例えば90°)毎に等間隔に配置されており、例えば
図3に示すように、セパレータ12の燃料極側の内部に
は、所定の円周上に配置された4個の凹部18a,…,
18aを接続するようにして円環状燃料ガス用配管19
aが配設されている。同様にして、図4に示すように、
セパレータ12の空気極側の内部には、所定の円周上に
配置された4個の凹部18b,…,18bを接続するよ
うにして円環状酸化剤ガス用配管19bが配設されてい
る。これにより、燃料ガス供給孔16aから供給された
燃料ガスは、先ず、円環状燃料ガス用配管19a内を円
環状に流通させられ、この過程において各凹部18a内
に導入される。
部18a,…,18a及び18b,…,18bは、セパ
レータ12の中心位置から所定半径の円周上に所定角度
(例えば90°)毎に等間隔に配置されており、例えば
図3に示すように、セパレータ12の燃料極側の内部に
は、所定の円周上に配置された4個の凹部18a,…,
18aを接続するようにして円環状燃料ガス用配管19
aが配設されている。同様にして、図4に示すように、
セパレータ12の空気極側の内部には、所定の円周上に
配置された4個の凹部18b,…,18bを接続するよ
うにして円環状酸化剤ガス用配管19bが配設されてい
る。これにより、燃料ガス供給孔16aから供給された
燃料ガスは、先ず、円環状燃料ガス用配管19a内を円
環状に流通させられ、この過程において各凹部18a内
に導入される。
【0016】ここで、燃料極側の4個の凹部18a,
…,18a及び円環状燃料ガス用配管19aは、空気極
側の4個の凹部18b,…,18b及び円環状酸化剤ガ
ス用配管19bと対向するようにして、セパレータ12
の燃料極側と空気極側とで面対称に配置されている。た
だし、側部14の燃料ガス供給孔16a及び酸化剤ガス
供給孔16bは、セパレータ12の中心点に関して、互
いに点対称に配置されている。
…,18a及び円環状燃料ガス用配管19aは、空気極
側の4個の凹部18b,…,18b及び円環状酸化剤ガ
ス用配管19bと対向するようにして、セパレータ12
の燃料極側と空気極側とで面対称に配置されている。た
だし、側部14の燃料ガス供給孔16a及び酸化剤ガス
供給孔16bは、セパレータ12の中心点に関して、互
いに点対称に配置されている。
【0017】そして、図3に示すように、隅部15の表
面15A上には、凹部18aから螺旋状に伸びる複数
(例えば各16個)の燃料ガス用凹溝21a,…,21
aが、隣り合う各凹溝21a,21a間に所定の間隔を
おいて形成されており、各燃料ガス用凹溝21aの一端
は凹部18a内にて開口し、他端は凹部18aと同軸に
配置された円環状の燃料ガス用円環状凹溝21bに接続
されている。なお、凹部18a内にて、複数(例えば1
6個)の燃料ガス用凹溝21a,…,21aの開口部
は、凹部18aの内壁面上に周方向に所定間隔をおいて
配置されている。また、燃料ガス用凹溝21aの底面2
1Aは、隅部15の内部の厚さ方向において円環状燃料
ガス用配管19aよりも表面15A側にずれた位置に配
置されている。さらに、燃料ガス用円環状凹溝21bに
は複数(例えば6個)の燃料ガス排出口22a,…,2
2aが周方向に所定間隔を置いて設けられている。
面15A上には、凹部18aから螺旋状に伸びる複数
(例えば各16個)の燃料ガス用凹溝21a,…,21
aが、隣り合う各凹溝21a,21a間に所定の間隔を
おいて形成されており、各燃料ガス用凹溝21aの一端
は凹部18a内にて開口し、他端は凹部18aと同軸に
配置された円環状の燃料ガス用円環状凹溝21bに接続
されている。なお、凹部18a内にて、複数(例えば1
6個)の燃料ガス用凹溝21a,…,21aの開口部
は、凹部18aの内壁面上に周方向に所定間隔をおいて
配置されている。また、燃料ガス用凹溝21aの底面2
1Aは、隅部15の内部の厚さ方向において円環状燃料
ガス用配管19aよりも表面15A側にずれた位置に配
置されている。さらに、燃料ガス用円環状凹溝21bに
は複数(例えば6個)の燃料ガス排出口22a,…,2
2aが周方向に所定間隔を置いて設けられている。
【0018】同様にして、図4に示すように、隅部15
の裏面15B上には、凹部18bから螺旋状に伸びる複
数(例えば各16個)の酸化剤ガス用凹溝21c,…,
21cが、隣り合う各凹溝21c,21c間に所定の間
隔をおいて形成されており、各酸化剤ガス用凹溝21c
の一端は凹部18b内にて開口し、他端は各凹部18b
と同軸に配置された円環状の酸化剤ガス用円環状凹溝2
1dに接続されている。そして、凹部18b内にて、複
数(例えば16個)の酸化剤ガス用凹溝21c,…,2
1cの開口部は、凹部18bの内壁面上に周方向に所定
間隔をおいて配置され、酸化剤ガス用凹溝21bの底面
21Bは、隅部15の内部の厚さ方向において円環状酸
化剤ガス用配管19bよりも浦面15B側にずれた位置
に配置されている。さらに、酸化剤ガス用円環状凹溝2
1dには複数(例えば6個)の酸化剤ガス排出口22
b,…,22bが周方向に所定間隔を置いて設けられて
いる。
の裏面15B上には、凹部18bから螺旋状に伸びる複
数(例えば各16個)の酸化剤ガス用凹溝21c,…,
21cが、隣り合う各凹溝21c,21c間に所定の間
隔をおいて形成されており、各酸化剤ガス用凹溝21c
の一端は凹部18b内にて開口し、他端は各凹部18b
と同軸に配置された円環状の酸化剤ガス用円環状凹溝2
1dに接続されている。そして、凹部18b内にて、複
数(例えば16個)の酸化剤ガス用凹溝21c,…,2
1cの開口部は、凹部18bの内壁面上に周方向に所定
間隔をおいて配置され、酸化剤ガス用凹溝21bの底面
21Bは、隅部15の内部の厚さ方向において円環状酸
化剤ガス用配管19bよりも浦面15B側にずれた位置
に配置されている。さらに、酸化剤ガス用円環状凹溝2
1dには複数(例えば6個)の酸化剤ガス排出口22
b,…,22bが周方向に所定間隔を置いて設けられて
いる。
【0019】ここで、隅部15の表面15A側の燃料ガ
ス用凹溝21aと、裏面15B側の酸化剤ガス用凹溝2
1cとは、例えば互いに等しい形状に形成されて、互い
に等しい方向に渦を巻くようにされている。すなわち、
例えば図3及び図4に示すように、セパレータ12の表
面12A側から見た燃料ガス用凹溝21aが、凹部18
aから時計回りに渦を巻きながら離間するように形成さ
れている場合には、セパレータ12の裏面12B側から
見た酸化剤ガス用凹溝21cも、凹部18bから時計回
りに渦を巻きながら離間するように形成されている。
ス用凹溝21aと、裏面15B側の酸化剤ガス用凹溝2
1cとは、例えば互いに等しい形状に形成されて、互い
に等しい方向に渦を巻くようにされている。すなわち、
例えば図3及び図4に示すように、セパレータ12の表
面12A側から見た燃料ガス用凹溝21aが、凹部18
aから時計回りに渦を巻きながら離間するように形成さ
れている場合には、セパレータ12の裏面12B側から
見た酸化剤ガス用凹溝21cも、凹部18bから時計回
りに渦を巻きながら離間するように形成されている。
【0020】そして、隅部15の表面15A及び裏面1
5Bのそれぞれに面接触するようにして、隅部15と等
しい外径を有する円板状の多孔質金属板13,13が配
置されており、多孔質金属板13の裏面13Bと燃料ガ
ス用の各凹溝21a,21bとにより燃料ガス流通路が
画成され、多孔質金属板13の裏面13Bと酸化剤ガス
用の各凹溝21c,21dとにより酸化剤ガス流通路が
画成されている。なお、多孔質金属板13の厚さは、特
に限定されるものではないが、好ましくは各凹溝21
a,21bの深さの半分以下に設定されており、ここ
で、多孔質金属板13の厚さが各凹溝21a,21bの
深さの半分よりも大きくなると、各凹溝21a,…,2
1h内を流れる燃料ガス又は酸化剤ガスの流量が低下し
て、発電出力が低下する恐れがある。また、固体電解質
板11Aの外径は、多孔質金属板13の外径よりも大き
くなるように形成されており、セパレータ12に配置さ
れた単セル11の外周部近傍が、セパレータ12の側部
14に、セパレータ12と単セル群を交互に積層した積
層体の両側より加圧保持した時に、面接触することで、
単セル11とセパレータ12の隅部15との間に気密な
閉空間を形成している。
5Bのそれぞれに面接触するようにして、隅部15と等
しい外径を有する円板状の多孔質金属板13,13が配
置されており、多孔質金属板13の裏面13Bと燃料ガ
ス用の各凹溝21a,21bとにより燃料ガス流通路が
画成され、多孔質金属板13の裏面13Bと酸化剤ガス
用の各凹溝21c,21dとにより酸化剤ガス流通路が
画成されている。なお、多孔質金属板13の厚さは、特
に限定されるものではないが、好ましくは各凹溝21
a,21bの深さの半分以下に設定されており、ここ
で、多孔質金属板13の厚さが各凹溝21a,21bの
深さの半分よりも大きくなると、各凹溝21a,…,2
1h内を流れる燃料ガス又は酸化剤ガスの流量が低下し
て、発電出力が低下する恐れがある。また、固体電解質
板11Aの外径は、多孔質金属板13の外径よりも大き
くなるように形成されており、セパレータ12に配置さ
れた単セル11の外周部近傍が、セパレータ12の側部
14に、セパレータ12と単セル群を交互に積層した積
層体の両側より加圧保持した時に、面接触することで、
単セル11とセパレータ12の隅部15との間に気密な
閉空間を形成している。
【0021】なお、燃料ガス用凹溝21a及び酸化剤ガ
ス用凹溝21bの溝幅L及び深さDは、特に限定される
ものではないが、溝の深さDは、セパレータ12内での
燃料ガス及び酸化剤ガスの内圧を所定値に維持するよう
に設定され、溝幅Lは、好ましくは、セパレータ12の
表面上での各凹溝21a,21bの各底面21A,21
Bの総面積と隅部15の表面15Aの面積が等しくな
り、各凹溝21c,21dの各底面21C,21Dの総
面積と裏面15Bの面積とが等しくなるように設定され
る。ここで、溝幅Lが、隅部15の表面15Aの面積よ
りも各凹溝21a,21bの各底面21A,21Bの総
面積が小さくなるように、或いは、裏面15Bの面積よ
りも各凹溝21c,21dの各底面21C,21Dの総
面積が小さくなるように設定されると、固体電解質板1
1Aを有効利用することができなくなり、逆に、各底面
21A,21Bの総面積或いは各底面21C,21Dの
総面積が大きくなるように設定されると、集電効率が低
下するという問題が生じる。
ス用凹溝21bの溝幅L及び深さDは、特に限定される
ものではないが、溝の深さDは、セパレータ12内での
燃料ガス及び酸化剤ガスの内圧を所定値に維持するよう
に設定され、溝幅Lは、好ましくは、セパレータ12の
表面上での各凹溝21a,21bの各底面21A,21
Bの総面積と隅部15の表面15Aの面積が等しくな
り、各凹溝21c,21dの各底面21C,21Dの総
面積と裏面15Bの面積とが等しくなるように設定され
る。ここで、溝幅Lが、隅部15の表面15Aの面積よ
りも各凹溝21a,21bの各底面21A,21Bの総
面積が小さくなるように、或いは、裏面15Bの面積よ
りも各凹溝21c,21dの各底面21C,21Dの総
面積が小さくなるように設定されると、固体電解質板1
1Aを有効利用することができなくなり、逆に、各底面
21A,21Bの総面積或いは各底面21C,21Dの
総面積が大きくなるように設定されると、集電効率が低
下するという問題が生じる。
【0022】例えば、各隅部15に配置される各固体電
解質板11Aの直径を約100mmとした場合に、溝幅
Lを1mm、溝の深さDを1mmとして、各16個の螺
旋状の燃料ガス用凹溝21a,…,21a及び酸化剤ガ
ス用凹溝21c,…,21cを形成すると、燃料ガス及
び酸化剤ガスはセパレータ12内を約1周半だけ周回し
て、各排出口22a,22bから排出される。
解質板11Aの直径を約100mmとした場合に、溝幅
Lを1mm、溝の深さDを1mmとして、各16個の螺
旋状の燃料ガス用凹溝21a,…,21a及び酸化剤ガ
ス用凹溝21c,…,21cを形成すると、燃料ガス及
び酸化剤ガスはセパレータ12内を約1周半だけ周回し
て、各排出口22a,22bから排出される。
【0023】そして、セパレータ12の4つの隅部1
5,…,15に配置された単セル11,…,11は互い
に電気的に並列状態に接続されており、これら4つの単
セル11,…,11を一組の単セル群として、複数組の
単セル群がセパレータ12,…,12を介して交互に積
層された場合には、単セル群を互いに電気的に直列状態
に接続されている。
5,…,15に配置された単セル11,…,11は互い
に電気的に並列状態に接続されており、これら4つの単
セル11,…,11を一組の単セル群として、複数組の
単セル群がセパレータ12,…,12を介して交互に積
層された場合には、単セル群を互いに電気的に直列状態
に接続されている。
【0024】本実施の形態による固体電解質型燃料電池
10は上記構成を備えており、次に、この固体電解質型
燃料電池10の動作について説明する。先ず、セパレー
タ12の側部14に設けられた燃料ガス供給孔16aか
ら供給された水素を含む燃料ガスは、円環状燃料ガス用
配管19a内を円環状に流通させられると共に、所定の
円周上に配置された各凹部18a内へと供給される。そ
して、各凹部18aに供給された燃料ガスは螺旋状の1
6個の燃料ガス用凹溝21a,…,21aに分配され
る。
10は上記構成を備えており、次に、この固体電解質型
燃料電池10の動作について説明する。先ず、セパレー
タ12の側部14に設けられた燃料ガス供給孔16aか
ら供給された水素を含む燃料ガスは、円環状燃料ガス用
配管19a内を円環状に流通させられると共に、所定の
円周上に配置された各凹部18a内へと供給される。そ
して、各凹部18aに供給された燃料ガスは螺旋状の1
6個の燃料ガス用凹溝21a,…,21aに分配され
る。
【0025】一方、セパレータ12の側部14に設けら
れた酸化剤ガス供給孔16bから供給された酸素を含む
酸化剤ガスは、円環状酸化剤ガス用配管19b内を円環
状に流通させられると共に、所定の円周上に配置された
各凹部18b内へと供給される。そして、各凹部18b
に供給された酸化剤ガスは螺旋状の16個の酸化剤ガス
用凹溝21c,…,21cに分配される。ここで、酸化
剤ガスに含まれる酸素は、酸素イオンの形態で固体電解
質板11Aの内部を正極11B側から負極11C側へと
移動して、負極11C側において燃料ガスに含まれる水
素ガスと化学反応する。この化学反応に伴う発熱により
固体電解質型燃料電池10が内部から加温されると共
に、正極11Bと負極11C間に電位差が生じる。
れた酸化剤ガス供給孔16bから供給された酸素を含む
酸化剤ガスは、円環状酸化剤ガス用配管19b内を円環
状に流通させられると共に、所定の円周上に配置された
各凹部18b内へと供給される。そして、各凹部18b
に供給された酸化剤ガスは螺旋状の16個の酸化剤ガス
用凹溝21c,…,21cに分配される。ここで、酸化
剤ガスに含まれる酸素は、酸素イオンの形態で固体電解
質板11Aの内部を正極11B側から負極11C側へと
移動して、負極11C側において燃料ガスに含まれる水
素ガスと化学反応する。この化学反応に伴う発熱により
固体電解質型燃料電池10が内部から加温されると共
に、正極11Bと負極11C間に電位差が生じる。
【0026】そして、セパレータ12の表面12A側で
は、未反応の燃料ガスと化学反応により発生した水蒸気
が燃料ガス排出口22aから排出され、セパレータ12
の裏面12B側では未反応の酸化剤ガスが、酸化剤ガス
排出口22bから排出される。両排出口22a,22b
から排出された燃料ガスと酸化剤ガスは、例えば各隅部
15の外側で混合されて、化学反応に伴う発熱により固
体電解質型燃料電池10が加温される。
は、未反応の燃料ガスと化学反応により発生した水蒸気
が燃料ガス排出口22aから排出され、セパレータ12
の裏面12B側では未反応の酸化剤ガスが、酸化剤ガス
排出口22bから排出される。両排出口22a,22b
から排出された燃料ガスと酸化剤ガスは、例えば各隅部
15の外側で混合されて、化学反応に伴う発熱により固
体電解質型燃料電池10が加温される。
【0027】上述したように、本実施の形態による固体
電解質型燃料電池10によれば、1つのセパレータ12
に複数の単セル11,…,11を配置させているため、
例えば1つのセパレータ12に1つの単セル11を配置
させて得た複数の積層体によって固体電解質型燃料電池
10を構成する場合に比べて、燃料ガス及び酸化剤ガス
を供給するための配管を削減することができ、固体電解
質型燃料電池10を小型化することで単位体積当たりの
発電出力を向上させることができる。この場合、例えば
同一のセパレータ12に配置された複数の単セル11,
…,11のうちの1つの単セル11が破損した場合であ
っても、正常な他の単セル11,…,11からの出力を
取り出すことができるため、大型の単セルからなる固体
電解質型燃料電池に比べて極端な出力低下が発生するこ
とを防止することができる。
電解質型燃料電池10によれば、1つのセパレータ12
に複数の単セル11,…,11を配置させているため、
例えば1つのセパレータ12に1つの単セル11を配置
させて得た複数の積層体によって固体電解質型燃料電池
10を構成する場合に比べて、燃料ガス及び酸化剤ガス
を供給するための配管を削減することができ、固体電解
質型燃料電池10を小型化することで単位体積当たりの
発電出力を向上させることができる。この場合、例えば
同一のセパレータ12に配置された複数の単セル11,
…,11のうちの1つの単セル11が破損した場合であ
っても、正常な他の単セル11,…,11からの出力を
取り出すことができるため、大型の単セルからなる固体
電解質型燃料電池に比べて極端な出力低下が発生するこ
とを防止することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明の固体電解質型燃料電池によれば、例えば1つの
セパレータに1つの単セルを配置させ、複数枚積層させ
た積層体によって固体電解質型燃料電池を構成する場合
に比べて、反応ガスの供給用配管を削減することがで
き、固体電解質型燃料電池を小型化することで単位体積
当たりの発電出力を向上させることができる。さらに、
請求項2に記載の本発明の固体電解質型燃料電池によれ
ば、セパレータ1つ当たりの発電出力(電流値)を増大
させることができる。さらに、請求項3に記載の本発明
の固体電解質型燃料電池によれば、例えば1つの単セル
が破損した場合であっても、正常な他の単セルからの出
力を取り出すことができるため、大型の単セルに比べて
極端な出力低下が発生することを防止することができ
る。さらに、請求項4に記載の本発明の固体電解質型燃
料電池によれば、セパレータの燃料極側と空気極側とで
反応ガスの圧力差に起因する内圧が発生した場合であっ
ても、固体電解質が変形したり、破損してしまうことを
防止することができる。
本発明の固体電解質型燃料電池によれば、例えば1つの
セパレータに1つの単セルを配置させ、複数枚積層させ
た積層体によって固体電解質型燃料電池を構成する場合
に比べて、反応ガスの供給用配管を削減することがで
き、固体電解質型燃料電池を小型化することで単位体積
当たりの発電出力を向上させることができる。さらに、
請求項2に記載の本発明の固体電解質型燃料電池によれ
ば、セパレータ1つ当たりの発電出力(電流値)を増大
させることができる。さらに、請求項3に記載の本発明
の固体電解質型燃料電池によれば、例えば1つの単セル
が破損した場合であっても、正常な他の単セルからの出
力を取り出すことができるため、大型の単セルに比べて
極端な出力低下が発生することを防止することができ
る。さらに、請求項4に記載の本発明の固体電解質型燃
料電池によれば、セパレータの燃料極側と空気極側とで
反応ガスの圧力差に起因する内圧が発生した場合であっ
ても、固体電解質が変形したり、破損してしまうことを
防止することができる。
【図1】 本発明の一実施形態に係る固体電解質型燃料
電池の要部側断面図である。
電池の要部側断面図である。
【図2】 図1に示すセパレータの側面図である。
【図3】 図2に示すセパレータの燃料極側の平面図で
ある。
ある。
【図4】 図2に示すセパレータの空気極側の平面図で
あって内部における反応ガスの流路を強調して示す図で
ある。
あって内部における反応ガスの流路を強調して示す図で
ある。
【図5】 図3に示すセパレータのA−A線断面図であ
る。
る。
【図6】 従来技術の一例による固体電解質型燃料電池
の要部斜視図である。
の要部斜視図である。
10 固体電解質型燃料電池 11 単セル 11A 固体電解質板(固体電解質) 12 セパレータ 18a,18b 凹部(反応ガス供給穴) 19a 円環状燃料ガス用配管(反応ガス流通用配管) 19b 円環状酸化剤ガス用配管(反応ガス流通用配
管) 21a 燃料ガス用凹溝(反応ガス流通用凹溝) 21c 酸化剤ガス用凹溝(反応ガス流通用凹溝)
管) 21a 燃料ガス用凹溝(反応ガス流通用凹溝) 21c 酸化剤ガス用凹溝(反応ガス流通用凹溝)
Claims (4)
- 【請求項1】 正極及び負極により挟み込まれた固体電
解質からなる複数の単セルと、これらの複数の単セルの
前記正極側及び前記負極側に積層されたセパレータとを
備えた固体電解質型燃料電池であって、 前記セパレータの表面上に設けられた複数の反応ガス供
給穴と、前記セパレータの内部に設けられて前記セパレ
ータ側部の開口部と前記反応ガス供給穴とを接続する反
応ガス流通用配管と、前記複数の単セル毎に設けられて
前記単セルに対向する前記セパレータの表面上で前記反
応ガス供給穴を中心として渦を巻く略螺旋状の反応ガス
流通用凹溝とを備えたことを特徴とする固体電解質型燃
料電池。 - 【請求項2】 同一の前記セパレータに配置された前記
複数の単セルは、互いに電気的に並列に接続されたこと
を特徴とする請求項1に記載の固体電解質型燃料電池。 - 【請求項3】 同一の前記セパレータに配置されて互い
に電気的に並列に接続された前記複数の単セルを一組の
単セル群として、複数の前記セパレータと交互に積層さ
れた複数の前記単セル群は互いに電気的に直列に接続さ
れたことを特徴とする請求項2に記載の固体電解質型燃
料電池。 - 【請求項4】 前記セパレータは対向する2つの表面上
に前記反応ガス流通用凹溝を備え、 一方の前記表面上の前記反応ガス流通用凹溝と、他方の
前記表面上の前記反応ガス流通用凹溝とは、両表面側か
ら見て互いに同一形状に形成されたことを特徴とする請
求項1から請求項3の何れかに記載の固体電解質型燃料
電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000193249A JP2002008683A (ja) | 2000-06-27 | 2000-06-27 | 固体電解質型燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000193249A JP2002008683A (ja) | 2000-06-27 | 2000-06-27 | 固体電解質型燃料電池 |
Publications (1)
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|---|---|
| JP2002008683A true JP2002008683A (ja) | 2002-01-11 |
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ID=18692278
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|---|---|---|---|
| JP2000193249A Withdrawn JP2002008683A (ja) | 2000-06-27 | 2000-06-27 | 固体電解質型燃料電池 |
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| JP (1) | JP2002008683A (ja) |
Cited By (9)
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