JP2002007995A - 光・非接触ハイブリッドカード - Google Patents
光・非接触ハイブリッドカードInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 保護層表面が平滑で、印字品位の良いポスト
プリントが可能な光・非接触ICハイブリッドカードを
提供する。 【解決手段】 ハードコート層1、透明基板2、光記録
層3を順次積層してなる光情報記録部Dと、保護層A
5、第一の接着剤層6、アンテナコイルとICチップを
含む非接触ICモジュール7、第一の接着剤層6′、非
接触ICモジュールの保護層A8の順で構成される非接
触IC情報記録部Aとを、第二の接着剤層4で貼り合わ
せてなる光・非接触ICハイブリッドカードにおいて、
該第一の接着剤6,6′と該第二の接着剤4が共にホッ
トメルト接着剤であり、かつカード最外層側の保護層A
8の厚みがカード内面の保護層B5の厚みよりも厚い光
・非接触ICハイブリッドカード。
プリントが可能な光・非接触ICハイブリッドカードを
提供する。 【解決手段】 ハードコート層1、透明基板2、光記録
層3を順次積層してなる光情報記録部Dと、保護層A
5、第一の接着剤層6、アンテナコイルとICチップを
含む非接触ICモジュール7、第一の接着剤層6′、非
接触ICモジュールの保護層A8の順で構成される非接
触IC情報記録部Aとを、第二の接着剤層4で貼り合わ
せてなる光・非接触ICハイブリッドカードにおいて、
該第一の接着剤6,6′と該第二の接着剤4が共にホッ
トメルト接着剤であり、かつカード最外層側の保護層A
8の厚みがカード内面の保護層B5の厚みよりも厚い光
・非接触ICハイブリッドカード。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザー光によっ
て記録又は再生可能な光情報記録部と非接触IC情報記
録部とを有する光・非接触ICハイブリッドカード(以
下、ハイブリッドカードと略称する場合もある)に関す
るものである。
て記録又は再生可能な光情報記録部と非接触IC情報記
録部とを有する光・非接触ICハイブリッドカード(以
下、ハイブリッドカードと略称する場合もある)に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、多量の情報を蓄積する手段とし
て、光によって情報の記録及び/または再生を行う光情
報記録媒体が提案されている。例えば、オプティカル・
エンジニアリング(Optical Engineer
ing),Vol.15,No.2,March−Ap
ril,1976、pp.99〜の“レビュー アンド
アナアリシス オブ オプティカル レコーディング
メディア(Reviewand Analysis o
f optical Recording Medi
a)”に記載されているように、光ビーム、例えばレー
ザー光を光記録媒体の記録層へ照射することにより、記
録層に変形や孔を生じさせるタイプやバブルを形成させ
るタイプ、及び光学的定数(反射率、透過率および吸収
率)を変化させるタイプ等が知られている。
て、光によって情報の記録及び/または再生を行う光情
報記録媒体が提案されている。例えば、オプティカル・
エンジニアリング(Optical Engineer
ing),Vol.15,No.2,March−Ap
ril,1976、pp.99〜の“レビュー アンド
アナアリシス オブ オプティカル レコーディング
メディア(Reviewand Analysis o
f optical Recording Medi
a)”に記載されているように、光ビーム、例えばレー
ザー光を光記録媒体の記録層へ照射することにより、記
録層に変形や孔を生じさせるタイプやバブルを形成させ
るタイプ、及び光学的定数(反射率、透過率および吸収
率)を変化させるタイプ等が知られている。
【0003】そして記録層に用いられる材料として、例
えばTe、Bi、Sn、Sb、In等の低融点金属やシ
アニン系、スクワリウム系、フタロシアニン系、テトラ
デヒドロコリン系、ポリメチン系、ナフトキノン系、ベ
ンゼンジチオールニッケル錯体等の染・顔料(有機色
素)、及びこれらの有機色素と金属との複合系の材料が
知られている。
えばTe、Bi、Sn、Sb、In等の低融点金属やシ
アニン系、スクワリウム系、フタロシアニン系、テトラ
デヒドロコリン系、ポリメチン系、ナフトキノン系、ベ
ンゼンジチオールニッケル錯体等の染・顔料(有機色
素)、及びこれらの有機色素と金属との複合系の材料が
知られている。
【0004】これらの光記録媒体のうち、光カードは、
ウォレットサイズのカードとして可搬性に優れているこ
とから、各種IDカードやキャッシュカード、電子マネ
ー、医療カード、保険証カード、パスポートカード等で
の利用が見込まれており、ISOのIDカードの規格
(ISO/IEC ll693)により、0.68〜
0.84mmの厚さとすることが要求されている。
ウォレットサイズのカードとして可搬性に優れているこ
とから、各種IDカードやキャッシュカード、電子マネ
ー、医療カード、保険証カード、パスポートカード等で
の利用が見込まれており、ISOのIDカードの規格
(ISO/IEC ll693)により、0.68〜
0.84mmの厚さとすることが要求されている。
【0005】一方、光記録媒体の基板表面のゴミや傷の
記録・再生への影響を少なくするためには、基板の厚み
は出来るだけ厚い方が有利であり、ISO/IEC l
l693により、0.4mmとなっている。また、保護
層は0.15〜0.4mm程度の厚みが必要なため、光
カードでは光記録層上に保護層が接着剤を介して積層さ
れてなる密着構造のものが採用されている。光記録層に
直接貼り合わされる接着剤は、生産性や光記録性への悪
影響防止等を考慮し、無溶剤のホットメルトタイプのも
のが用いられている。
記録・再生への影響を少なくするためには、基板の厚み
は出来るだけ厚い方が有利であり、ISO/IEC l
l693により、0.4mmとなっている。また、保護
層は0.15〜0.4mm程度の厚みが必要なため、光
カードでは光記録層上に保護層が接着剤を介して積層さ
れてなる密着構造のものが採用されている。光記録層に
直接貼り合わされる接着剤は、生産性や光記録性への悪
影響防止等を考慮し、無溶剤のホットメルトタイプのも
のが用いられている。
【0006】一方、近年カードにICチップを搭載した
メモリ媒体として、ICカードが広まりつつある。IC
カードは記録情報の書き換えが可能であり、暗号化され
た情報で読み書きがなされるためセキュリティ性が高い
などの特徴を有する。
メモリ媒体として、ICカードが広まりつつある。IC
カードは記録情報の書き換えが可能であり、暗号化され
た情報で読み書きがなされるためセキュリティ性が高い
などの特徴を有する。
【0007】ICカードにはカード上のICチップ表面
に端子を設け、記録・再生装置の接点と接触させて情報
の記録再生を行う接触タイプと、カード上に接点の無い
非接触タイプが知られている。
に端子を設け、記録・再生装置の接点と接触させて情報
の記録再生を行う接触タイプと、カード上に接点の無い
非接触タイプが知られている。
【0008】非接触タイプのICメモリは、ICメモリ
と記録・再生装置との間の情報伝達媒体として電磁波を
用いるものである。具体的には例えばICモジュール及
び記録・再生装置双方にコイルを配置し、これら2つの
コイルを対向させて誘導電磁界を伝達媒体として情報伝
達することで情報の授受を行うものである。
と記録・再生装置との間の情報伝達媒体として電磁波を
用いるものである。具体的には例えばICモジュール及
び記録・再生装置双方にコイルを配置し、これら2つの
コイルを対向させて誘導電磁界を伝達媒体として情報伝
達することで情報の授受を行うものである。
【0009】非接触ICカードの構造としては、ICチ
ップ、コンデンサ、配線及びコイルからなるICモジュ
ールを接着剤を介して上下のカード基板で挟み込む構造
をしているもの、または、日立評論1997年5月号v
ol.79、37〜40頁に述ベられているように、I
Cチップとコンデンサと印刷コイルをカード基板に実装
することにより、0.2mm程度に薄型化しているもの
が知られている。
ップ、コンデンサ、配線及びコイルからなるICモジュ
ールを接着剤を介して上下のカード基板で挟み込む構造
をしているもの、または、日立評論1997年5月号v
ol.79、37〜40頁に述ベられているように、I
Cチップとコンデンサと印刷コイルをカード基板に実装
することにより、0.2mm程度に薄型化しているもの
が知られている。
【0010】非接触タイプのICメモリは、更に密着
型、近接型、遠距離型に分類されている。これらのIC
カードは国際標準規格として、接触型はISO/IEC
7816、非接触型のうち密着型はISO/IEC
10536、近接型はISO/IEC l4443で制
定されている。その他のタイプについては現在標準化が
進められている。
型、近接型、遠距離型に分類されている。これらのIC
カードは国際標準規格として、接触型はISO/IEC
7816、非接触型のうち密着型はISO/IEC
10536、近接型はISO/IEC l4443で制
定されている。その他のタイプについては現在標準化が
進められている。
【0011】非接触ICメモリのこれらの分類は、基本
的には情報の授受に用いる誘導電磁界の強さの違いによ
る。即ち磁界が強ければICモジュールと記録・再生装
置の間隔を広げることができ、また磁界が弱ければ間隔
を狭く、或いは密着させる必要が出てくる。そして非接
触ICメモリの採用にあたってどのタイプを選択するか
はICメモリの用途によって使い分けられるものと考え
られている。例えば、ICメモリを定期券等に応用する
場合にはICメモリを再生装置に密着させる必要のない
遠距離型或いは近接型が採用され、また電子マネーのよ
うに金銭情報を直接取り扱うICメモリの場合には、セ
キュリティの確保のために密着型が採用され、或いは採
用される可能性が高いと考えられている。
的には情報の授受に用いる誘導電磁界の強さの違いによ
る。即ち磁界が強ければICモジュールと記録・再生装
置の間隔を広げることができ、また磁界が弱ければ間隔
を狭く、或いは密着させる必要が出てくる。そして非接
触ICメモリの採用にあたってどのタイプを選択するか
はICメモリの用途によって使い分けられるものと考え
られている。例えば、ICメモリを定期券等に応用する
場合にはICメモリを再生装置に密着させる必要のない
遠距離型或いは近接型が採用され、また電子マネーのよ
うに金銭情報を直接取り扱うICメモリの場合には、セ
キュリティの確保のために密着型が採用され、或いは採
用される可能性が高いと考えられている。
【0012】このようなICカードの書き換え可能、セ
キュリティ性の高さといった特徴と、光カードの記憶容
量の大きさ、書き換え不可能なデータの信頼性の高さと
いった特徴を互いに生かした光・ICハイブリッドカー
ドが提案されており、例えば、特開昭61−10328
7号公報では接触型ICカードと光カードのハイブリッ
ドカードが開示されている。
キュリティ性の高さといった特徴と、光カードの記憶容
量の大きさ、書き換え不可能なデータの信頼性の高さと
いった特徴を互いに生かした光・ICハイブリッドカー
ドが提案されており、例えば、特開昭61−10328
7号公報では接触型ICカードと光カードのハイブリッ
ドカードが開示されている。
【0013】今後、IC情報の記録・再生を非接触で簡
便に行うことができ、しかも端子を持たないため、静電
気や表面の汚れ等にも非常に強い非接触ICカードと、
光カードとを組み合わせたハイブリッドカードについて
も要求が高まると予想されている。
便に行うことができ、しかも端子を持たないため、静電
気や表面の汚れ等にも非常に強い非接触ICカードと、
光カードとを組み合わせたハイブリッドカードについて
も要求が高まると予想されている。
【0014】図5は非接触ICカードを用いて作製した
ハイブリッドカードの一例を示す概略図であり、光記録
面側より、ハードコート層1、透明基板2、光記録層
3、ハイブリッドカード接着剤層4a、非接触ICモジ
ュールの保護層B5a、非接触ICモジュール固定用接
着剤層6a、非接触ICモジュール7、同じく非接触I
Cモジュール固定用接着剤層6a′、非接触ICモジュ
ールの保護層A8aの順で構成されるのが一般的であ
る。なお、非接触ICモジュール7にはICチップ及び
コイルが配置されている。また、9は印刷層、10はポ
スト印刷の受容層である。
ハイブリッドカードの一例を示す概略図であり、光記録
面側より、ハードコート層1、透明基板2、光記録層
3、ハイブリッドカード接着剤層4a、非接触ICモジ
ュールの保護層B5a、非接触ICモジュール固定用接
着剤層6a、非接触ICモジュール7、同じく非接触I
Cモジュール固定用接着剤層6a′、非接触ICモジュ
ールの保護層A8aの順で構成されるのが一般的であ
る。なお、非接触ICモジュール7にはICチップ及び
コイルが配置されている。また、9は印刷層、10はポ
スト印刷の受容層である。
【0015】以下、第一の保護層5aからポスト印刷受
容層10までのAの部分を非接触IC情報記録部と称す
る。
容層10までのAの部分を非接触IC情報記録部と称す
る。
【0016】ここで光記録層3と直接接する接着剤層4
aとして、本出願人は特開平1−146144号公報に
て、記録層にダメージを与えにくい、エチレン−アクリ
ル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体
またはエチレン−無水マレイン酸−アクリル酸三元共重
合体を主成分とするホットメルト接着剤を用いた光記録
媒体を開示している。また、このようなホットメルト接
着剤を用いて貼り合わせる方法としては、一対の熱ロー
ルラミネータの間に通して貼り合わせる方法と、2枚の
金属板の間に挟んで熱プレスする方法があるが、生産性
等を考慮すると連続生産可能なロールラミネート方式の
方が優れている。
aとして、本出願人は特開平1−146144号公報に
て、記録層にダメージを与えにくい、エチレン−アクリ
ル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体
またはエチレン−無水マレイン酸−アクリル酸三元共重
合体を主成分とするホットメルト接着剤を用いた光記録
媒体を開示している。また、このようなホットメルト接
着剤を用いて貼り合わせる方法としては、一対の熱ロー
ルラミネータの間に通して貼り合わせる方法と、2枚の
金属板の間に挟んで熱プレスする方法があるが、生産性
等を考慮すると連続生産可能なロールラミネート方式の
方が優れている。
【0017】一方、ICチップやアンテナ等を設けたI
Cモジュール部を土台となる保護層に固定するICモジ
ュール固定用接着剤層6aとしては、特開平10−14
7087号公報等で開示されているように、生産効率や
コスト、またICチップヘの悪影響の防止等を考慮し
て、無溶剤で硬化時間の極めて短いホットメルト接着剤
を用いることが従来公知の技術として知られている。
Cモジュール部を土台となる保護層に固定するICモジ
ュール固定用接着剤層6aとしては、特開平10−14
7087号公報等で開示されているように、生産効率や
コスト、またICチップヘの悪影響の防止等を考慮し
て、無溶剤で硬化時間の極めて短いホットメルト接着剤
を用いることが従来公知の技術として知られている。
【0018】上記のような情報記録カードには、カード
に関する固有情報、例えばカードの種類を記した印刷情
報が必須である。特に、高いセキュリティが必要なこの
ようなカードでは、CDやDVD等の記録媒体と異な
り、カードの所有者に関する個別情報、例えば、氏名や
年齢、電話番号、顔写真等をカード発行時にカード表面
にポストプリントすることが要求される。
に関する固有情報、例えばカードの種類を記した印刷情
報が必須である。特に、高いセキュリティが必要なこの
ようなカードでは、CDやDVD等の記録媒体と異な
り、カードの所有者に関する個別情報、例えば、氏名や
年齢、電話番号、顔写真等をカード発行時にカード表面
にポストプリントすることが要求される。
【0019】しかし、上記のハイブリッドカードの場
合、光記録面側の表面には一般的に紫外線硬化型樹脂よ
りなる傷防止のためのハードコート層が設けられている
ため、この表面に印刷をすることは難しく、特に溶融転
写型若しくは昇華転写型プリンタ等によるポストプリン
トには不向きである。また、透明基板に顔写真等の印刷
を行うと、光記録・再生光の散乱の原因となる。
合、光記録面側の表面には一般的に紫外線硬化型樹脂よ
りなる傷防止のためのハードコート層が設けられている
ため、この表面に印刷をすることは難しく、特に溶融転
写型若しくは昇華転写型プリンタ等によるポストプリン
トには不向きである。また、透明基板に顔写真等の印刷
を行うと、光記録・再生光の散乱の原因となる。
【0020】そこでハイブリッドカードの場合、非接触
ICモジュール側、即ち、保護層A側のカード表面にポ
ストプリントを行うことになる。
ICモジュール側、即ち、保護層A側のカード表面にポ
ストプリントを行うことになる。
【0021】このような個別情報のポストプリントに
は、一般の塩ビ製カード用に広く使用されている溶融転
写或いは昇華熱転写タイプのプリンタがよく使われてい
る。印字方法は、直線状に並んだプリンタのサーマルヘ
ッドを、インクリボンを介してカード表面に接触させ、
印刷する部位のみサーマルヘッドを加熱してインクリボ
ンのインクを溶融或いは昇華させてカード側へ転写する
ことによって行われる。よって、品位良く印刷するため
にはカード表面が平滑であることが望まれる。
は、一般の塩ビ製カード用に広く使用されている溶融転
写或いは昇華熱転写タイプのプリンタがよく使われてい
る。印字方法は、直線状に並んだプリンタのサーマルヘ
ッドを、インクリボンを介してカード表面に接触させ、
印刷する部位のみサーマルヘッドを加熱してインクリボ
ンのインクを溶融或いは昇華させてカード側へ転写する
ことによって行われる。よって、品位良く印刷するため
にはカード表面が平滑であることが望まれる。
【0022】一般の塩ビ製カードの場合には、予めカー
ドの共通情報を印刷したコア材に、ポスト印刷を行うた
めの受容層として透明な塩ビを積層する。この際、表面
を平滑にするために金属製の鏡面板の間にコア材及び透
明塩ビ基板を積層して入れた後、熱プレスで積層した基
板を熱融着させて一体化すると共に、カード表面に鏡面
版の平滑面を転写する方式が用いられている。熱プレス
の温度は、塩ビの融点160〜180℃を越えて設定す
るとプレスによって塩ビが溶けて流れ出すため、融点よ
りやや低く設定され、130〜150℃程度が一般的で
ある。
ドの共通情報を印刷したコア材に、ポスト印刷を行うた
めの受容層として透明な塩ビを積層する。この際、表面
を平滑にするために金属製の鏡面板の間にコア材及び透
明塩ビ基板を積層して入れた後、熱プレスで積層した基
板を熱融着させて一体化すると共に、カード表面に鏡面
版の平滑面を転写する方式が用いられている。熱プレス
の温度は、塩ビの融点160〜180℃を越えて設定す
るとプレスによって塩ビが溶けて流れ出すため、融点よ
りやや低く設定され、130〜150℃程度が一般的で
ある。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ポストプリントの適性
を維持するためには少なくともカード表面が平滑である
ことが要求される。よって、本発明のようなハイブリッ
ドカードを製造する場合にも、塩ビ製のカードと同様
に、各層の接着と保護層の平滑化を熱プレスで一度に行
う方法が考えられる。しかしながら、本発明のようなハ
イブリッドカードの場合、光情報記録部の透明基板に用
いられる材料は、光学的に優れ、かつ、熱変形温度が1
10〜130℃のポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂
等が用いられており、しかもその表面には光学的な記録
・再生を行うために設けられた微細なプリフォーマット
パターンが設けられているため、一般的な熱プレスの温
度、即ち130〜150℃では、透明基板が変形してし
まったり、微細なプリフォーマットパターンが損なわれ
る等の問題が発生した。また、光記録層が熱分解するな
どのダメージを受けてしまうという問題もあった。
を維持するためには少なくともカード表面が平滑である
ことが要求される。よって、本発明のようなハイブリッ
ドカードを製造する場合にも、塩ビ製のカードと同様
に、各層の接着と保護層の平滑化を熱プレスで一度に行
う方法が考えられる。しかしながら、本発明のようなハ
イブリッドカードの場合、光情報記録部の透明基板に用
いられる材料は、光学的に優れ、かつ、熱変形温度が1
10〜130℃のポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂
等が用いられており、しかもその表面には光学的な記録
・再生を行うために設けられた微細なプリフォーマット
パターンが設けられているため、一般的な熱プレスの温
度、即ち130〜150℃では、透明基板が変形してし
まったり、微細なプリフォーマットパターンが損なわれ
る等の問題が発生した。また、光記録層が熱分解するな
どのダメージを受けてしまうという問題もあった。
【0024】そこで光情報記録部へのダメージを無くす
ためにプレス温度を下げ、例えば100℃程度で熱プレ
スすると、接着剤が十分に溶けないため十分な接着が出
来なかった。
ためにプレス温度を下げ、例えば100℃程度で熱プレ
スすると、接着剤が十分に溶けないため十分な接着が出
来なかった。
【0025】また接着剤の融点を下げると、100℃程
度のプレス温度でも平滑な表面が得られ、かつ光記録層
への影響もなくハイブリッドカードを作成することがで
きるが、カードの耐熱性や保存耐久性が低下してしまう
といった問題があった。
度のプレス温度でも平滑な表面が得られ、かつ光記録層
への影響もなくハイブリッドカードを作成することがで
きるが、カードの耐熱性や保存耐久性が低下してしまう
といった問題があった。
【0026】一方、130〜150℃程度のゴム製のロ
ールラミネータに通してハイブリッドカードを作成した
場合、熱プレスと比べて加熱時間が短いので光記録部へ
のダメージがなく貼り合わせることが可能であるが、接
着剤の流動が不十分のためICモジュール上のICチッ
プやコイルの凹凸が非接触IC情報記録部を形成する接
着剤に吸収されず、第二の保護層表面に凹凸となって現
れてしまうという問題があり、一度に貼り合わせること
はほぼ不可能であった。
ールラミネータに通してハイブリッドカードを作成した
場合、熱プレスと比べて加熱時間が短いので光記録部へ
のダメージがなく貼り合わせることが可能であるが、接
着剤の流動が不十分のためICモジュール上のICチッ
プやコイルの凹凸が非接触IC情報記録部を形成する接
着剤に吸収されず、第二の保護層表面に凹凸となって現
れてしまうという問題があり、一度に貼り合わせること
はほぼ不可能であった。
【0027】よって、非接触IC情報記録部を先に貼り
合わせて平坦化したのち、光情報記録部基板と貼り合わ
せる方法が必須となる。
合わせて平坦化したのち、光情報記録部基板と貼り合わ
せる方法が必須となる。
【0028】その製造方法として、非接触IC情報記録
部のみを高温で先に熱プレスして表面を平滑にした後
に、光情報記録部と非接触IC情報記録部をロールラミ
ネータで貼り合わせる方法が考えられるが、この方法で
も、ラミネートで貼り合わせる際の熱によって非接触I
C情報記録部の内部に充填している接着剤が溶けてわず
かに流動し、ロールラミネータの圧力と回転により接着
剤が延伸されることによって、厚みのあるICチップや
コィルが凸部となって保護層表面に再度露出してしま
い、表面の平滑性を損ねてしまうといった問題があっ
た。
部のみを高温で先に熱プレスして表面を平滑にした後
に、光情報記録部と非接触IC情報記録部をロールラミ
ネータで貼り合わせる方法が考えられるが、この方法で
も、ラミネートで貼り合わせる際の熱によって非接触I
C情報記録部の内部に充填している接着剤が溶けてわず
かに流動し、ロールラミネータの圧力と回転により接着
剤が延伸されることによって、厚みのあるICチップや
コィルが凸部となって保護層表面に再度露出してしま
い、表面の平滑性を損ねてしまうといった問題があっ
た。
【0029】また、非接触IC情報記録部のみを高温で
先に熱プレスした後、光情報記録部と低温でプレスする
方法も考えられるが、加熱−冷却に時間が掛かるプレス
工程を2度行うと生産性が著しく低下してしまうという
問題があった。更に、光情報記録部を熱プレスする場
合、鏡面板との間に塵芥等が混入すると光記録面に打痕
状の傷が残ってしまうため歩留まりの低下を招く原因と
なり、鏡面板の管理にも大変な手間を要した。
先に熱プレスした後、光情報記録部と低温でプレスする
方法も考えられるが、加熱−冷却に時間が掛かるプレス
工程を2度行うと生産性が著しく低下してしまうという
問題があった。更に、光情報記録部を熱プレスする場
合、鏡面板との間に塵芥等が混入すると光記録面に打痕
状の傷が残ってしまうため歩留まりの低下を招く原因と
なり、鏡面板の管理にも大変な手間を要した。
【0030】更に、非接触ICモジュールでは、ICチ
ップとアンテナコイル等の回路との接続に、はんだや溶
接によって継線する方法や異方導線性接着剤で接続する
方法や、近年ではインレットと称する、予めアンテナコ
イルとチップを継線した状態でカード材に埋め込む方法
も知られているが、いずれの方式にせよ、ICチップの
微細部分に継線されているため、端子接続部分の機械的
強度が弱く、ポールペン等の鋭利な先で点圧がチップ部
分に加わると、ICチップや端子部分が破損しやすいと
いう問題があった。
ップとアンテナコイル等の回路との接続に、はんだや溶
接によって継線する方法や異方導線性接着剤で接続する
方法や、近年ではインレットと称する、予めアンテナコ
イルとチップを継線した状態でカード材に埋め込む方法
も知られているが、いずれの方式にせよ、ICチップの
微細部分に継線されているため、端子接続部分の機械的
強度が弱く、ポールペン等の鋭利な先で点圧がチップ部
分に加わると、ICチップや端子部分が破損しやすいと
いう問題があった。
【0031】本発明は、この様な従来技術の問題点を解
決するためになされたものであり、保護層表面が平滑
で、印字品位の良いポストプリントが可能で、かつIC
チップや端子部分が破損しにくい光・非接触ICハイブ
リッドカードを提供することを目的とするものである。
決するためになされたものであり、保護層表面が平滑
で、印字品位の良いポストプリントが可能で、かつIC
チップや端子部分が破損しにくい光・非接触ICハイブ
リッドカードを提供することを目的とするものである。
【0032】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、少なく
とも2枚の保護層A及びBの間にアンテナコイルとIC
チップを含むICモジュール部を配し、第一の接着剤で
一体化した非接触IC情報記録部と、レーザー光によっ
て記録又は再生可能な光記録層を透明基板の少なくとも
一部に設けてなる光情報記録部とを、第二の接着剤で貼
り合わせてなる光・非接触ICハイブリッドカードにお
いて、該第一の接着剤と該第二の接着剤が共にホットメ
ルト接着剤であり、かつカード最外層側の保護層Aの厚
みがカード内面の保護層Bの厚みよりも厚く、さらにI
SO/IEC 7810のカードの厚み規格を満足する
ことを特徴とする光・非接触ICハイブリッドカードで
ある。
とも2枚の保護層A及びBの間にアンテナコイルとIC
チップを含むICモジュール部を配し、第一の接着剤で
一体化した非接触IC情報記録部と、レーザー光によっ
て記録又は再生可能な光記録層を透明基板の少なくとも
一部に設けてなる光情報記録部とを、第二の接着剤で貼
り合わせてなる光・非接触ICハイブリッドカードにお
いて、該第一の接着剤と該第二の接着剤が共にホットメ
ルト接着剤であり、かつカード最外層側の保護層Aの厚
みがカード内面の保護層Bの厚みよりも厚く、さらにI
SO/IEC 7810のカードの厚み規格を満足する
ことを特徴とする光・非接触ICハイブリッドカードで
ある。
【0033】更に本発明の光・非接触ICハイブリッド
カードは、厚みが0.68〜0.84μmであることを
特徴とする。更に本発明の光・非接触ICハイブリッド
カードは、該カード最外層側の保護層Aの厚みが100
〜200μmであることを特徴とする。
カードは、厚みが0.68〜0.84μmであることを
特徴とする。更に本発明の光・非接触ICハイブリッド
カードは、該カード最外層側の保護層Aの厚みが100
〜200μmであることを特徴とする。
【0034】更に本発明の光・非接触ICハイブリッド
カードは、該ICメモリ情報部のカード内面側の保護層
Bは透明基板から成ることを特徴とする。更に本発明の
光・非接触ICハイブリッドカードは、該光情報記録部
を形成する透明基板、保護層A及び保護層Bが同一の材
料から成ることを特徴とする。
カードは、該ICメモリ情報部のカード内面側の保護層
Bは透明基板から成ることを特徴とする。更に本発明の
光・非接触ICハイブリッドカードは、該光情報記録部
を形成する透明基板、保護層A及び保護層Bが同一の材
料から成ることを特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
図1は本発明の光・非接触ICハイブリッドカードの一
例を示す概略図である。同図において、本発明の光・非
接触ICハイブリッドカードは、光記録面側より、ハー
ドコート層1、透明基板2、光記録層3を順次積層して
なる光情報記録部Dと、非接触ICモジュールの保護層
B5、非接触ICモジュール固定用第一の接着剤層6、
アンテナコイルとICチップを含む非接触ICモジュー
ル7、同じく非接触ICモジュール固定用第一の接着剤
層6′、非接触ICモジュールの保護層A8の順で構成
される非接触IC情報記録部Aとを、第二の接着剤層4
で貼り合わせてなる光・非接触ICハイブリッドカード
において、該第一の接着剤6,6′と該第二の接着剤4
が共にホットメルト接着剤であり、かつカード最外層側
の保護層A8の厚みがカード内面の保護層B5の厚みよ
りも厚いことを特徴とする。
図1は本発明の光・非接触ICハイブリッドカードの一
例を示す概略図である。同図において、本発明の光・非
接触ICハイブリッドカードは、光記録面側より、ハー
ドコート層1、透明基板2、光記録層3を順次積層して
なる光情報記録部Dと、非接触ICモジュールの保護層
B5、非接触ICモジュール固定用第一の接着剤層6、
アンテナコイルとICチップを含む非接触ICモジュー
ル7、同じく非接触ICモジュール固定用第一の接着剤
層6′、非接触ICモジュールの保護層A8の順で構成
される非接触IC情報記録部Aとを、第二の接着剤層4
で貼り合わせてなる光・非接触ICハイブリッドカード
において、該第一の接着剤6,6′と該第二の接着剤4
が共にホットメルト接着剤であり、かつカード最外層側
の保護層A8の厚みがカード内面の保護層B5の厚みよ
りも厚いことを特徴とする。
【0036】なお、非接触ICモジュール7にはICチ
ップ及びコイルが配置され、また、9は印刷層、10は
ポスト印刷の受容層である。
ップ及びコイルが配置され、また、9は印刷層、10は
ポスト印刷の受容層である。
【0037】図2は本発明の光・非接触ICハイブリッ
ドカードの他の例を示す概略図である。同図は、非接触
IC情報記録部A′として後述する図4に示す非接触I
Cカードを用いた光・非接触ICハイブリッドカードを
示す。
ドカードの他の例を示す概略図である。同図は、非接触
IC情報記録部A′として後述する図4に示す非接触I
Cカードを用いた光・非接触ICハイブリッドカードを
示す。
【0038】本発明のハイブリッドカードの製造工程に
おいては、非接触IC情報記録部Aを形成する工程と、
光情報記録部Dと非接触IC情報記録部Aとを貼り合わ
せる工程の2回の貼り合わせ工程が必須となる。
おいては、非接触IC情報記録部Aを形成する工程と、
光情報記録部Dと非接触IC情報記録部Aとを貼り合わ
せる工程の2回の貼り合わせ工程が必須となる。
【0039】まず、非接触IC情報記録部Aを形成する
工程において、熱プレスを行いIC情報記録部を作成し
保護層表面を平滑にする。次に光情報記録部Dと非接触
IC情報記録部Aとを貼り合わせる工程において、本発
明の如く、IC情報記録部の保護層Aを保護層Bよりも
厚くすることで、IC情報記録部内部のICチップやコ
イルの凹凸が保護層の外側に現れず、特に保護層Aの厚
みが100μm以上でポストプリントに影響が及ばなく
なることを見いだした。また、点圧によるICチップ部
の破壊に関しても、保護層Aの厚みが厚ければ厚いほ
ど、圧力が周囲に効果的に分散してICチップが破損し
にくくなり、特に保護層Aの厚みが100μm以上あれ
ば、実際の使用上ほぼ破壊を防止できることを見いだし
た。一方、保護層Aの厚みを厚くすると、ISO/IE
C 7810のカードの厚み規格0.68〜0.84m
mを満足できなくなるが、保護層Aの厚みが200μm
以下であれば規格内にとどめることができることを見い
だし本発明に至った。
工程において、熱プレスを行いIC情報記録部を作成し
保護層表面を平滑にする。次に光情報記録部Dと非接触
IC情報記録部Aとを貼り合わせる工程において、本発
明の如く、IC情報記録部の保護層Aを保護層Bよりも
厚くすることで、IC情報記録部内部のICチップやコ
イルの凹凸が保護層の外側に現れず、特に保護層Aの厚
みが100μm以上でポストプリントに影響が及ばなく
なることを見いだした。また、点圧によるICチップ部
の破壊に関しても、保護層Aの厚みが厚ければ厚いほ
ど、圧力が周囲に効果的に分散してICチップが破損し
にくくなり、特に保護層Aの厚みが100μm以上あれ
ば、実際の使用上ほぼ破壊を防止できることを見いだし
た。一方、保護層Aの厚みを厚くすると、ISO/IE
C 7810のカードの厚み規格0.68〜0.84m
mを満足できなくなるが、保護層Aの厚みが200μm
以下であれば規格内にとどめることができることを見い
だし本発明に至った。
【0040】本発明で用いることが出来る非接触IC情
報記録部を有するシートの保護層AおよびBとしては、
ポリカーボネート、塩化ビニル、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリスチレン、またはABS樹脂等を用いるこ
とができる。
報記録部を有するシートの保護層AおよびBとしては、
ポリカーボネート、塩化ビニル、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリスチレン、またはABS樹脂等を用いるこ
とができる。
【0041】非接触ICモジュールの保護層A及びBの
表面には、各種印刷が施すことができる。保護層Bに施
した印刷は光情報記録部の透明基板を通して光カード面
から確認することが出来る。よって、カードの属性を表
すロゴ印刷やカードの挿入方向を示す矢印や注意書きな
どを印刷することができる。また、ICモジュールが光
記録を行う側から光記録層を通して見えてしまうのを防
止したり、光情報の記録・再生に用いるレーザー光線が
ICモジュールによって乱反射するのを防止するための
印刷も施すことができる。
表面には、各種印刷が施すことができる。保護層Bに施
した印刷は光情報記録部の透明基板を通して光カード面
から確認することが出来る。よって、カードの属性を表
すロゴ印刷やカードの挿入方向を示す矢印や注意書きな
どを印刷することができる。また、ICモジュールが光
記録を行う側から光記録層を通して見えてしまうのを防
止したり、光情報の記録・再生に用いるレーザー光線が
ICモジュールによって乱反射するのを防止するための
印刷も施すことができる。
【0042】また、印刷インクの溶剤等が接着剤を透過
して光記録層に悪影響を及ぼしてしまうのを極力防ぐた
め、保護層Bを透明とし、保護層Bの光記録層のない面
に反転した印刷を施すことで、光記録層への影響を少な
くすることが出来る。
して光記録層に悪影響を及ぼしてしまうのを極力防ぐた
め、保護層Bを透明とし、保護層Bの光記録層のない面
に反転した印刷を施すことで、光記録層への影響を少な
くすることが出来る。
【0043】保護層Aにはカード所有者の氏名や顔写
真、IDナンバー、バーコード等、通常のクレジットカ
ード等に使用され得る各種のあらゆる情報を印刷等で設
けることが出来る。また保護層Aの表面には磁気ストラ
イプやホログラム、サインパネル等を埋め込んで設けて
も良い。
真、IDナンバー、バーコード等、通常のクレジットカ
ード等に使用され得る各種のあらゆる情報を印刷等で設
けることが出来る。また保護層Aの表面には磁気ストラ
イプやホログラム、サインパネル等を埋め込んで設けて
も良い。
【0044】本発明に用いられる光記録層及び透明基板
は、例えば、特開平8−161770号公報等に記載さ
れている材料及び製法を用いることができ、またICモ
ジュールは特開平8−310172号公報、特開平9−
1970号公報等に記載されている公知の材料及び製法
を使用できる。
は、例えば、特開平8−161770号公報等に記載さ
れている材料及び製法を用いることができ、またICモ
ジュールは特開平8−310172号公報、特開平9−
1970号公報等に記載されている公知の材料及び製法
を使用できる。
【0045】また、本発明のハイブリッドカードに、I
Cメモリ、光記録情報以外の情報部、例えば、磁気情
報、エンボス情報等を設けても何ら差し支えはない。
Cメモリ、光記録情報以外の情報部、例えば、磁気情
報、エンボス情報等を設けても何ら差し支えはない。
【0046】本発明に用いられる接着剤のうち、光情報
記録部と非接触IC情報記録部とを貼り合わせる第二の
接着剤としては、光記録層への影響が極めて少ないエチ
レン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エス
テル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチ
レン−メタクリル酸エステル共重合体から選ばれる少な
くとも1つの共重合体を含有する無溶剤タイプのホット
メルト接着剤が好適である。
記録部と非接触IC情報記録部とを貼り合わせる第二の
接着剤としては、光記録層への影響が極めて少ないエチ
レン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エス
テル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチ
レン−メタクリル酸エステル共重合体から選ばれる少な
くとも1つの共重合体を含有する無溶剤タイプのホット
メルト接着剤が好適である。
【0047】接着剤に添加する添加剤としては、例えば
粘着付与剤や軟化剤が挙げられ、粘着付与剤としては、
例えばロジン、重合ロジン、水素添加ロジン、ロジンエ
ステル等の天然樹脂及びその変成品、脂肪族化合物、脂
環式化合物、芳香族、石油樹脂、テルペン樹脂、テルペ
ン・フェノール樹脂、水素添加テルペン樹脂、クマロン
樹脂などが挙げられ、また、軟化剤としては、例えばプ
ロセスオイル、パラフィンオイル、ヒマシ油、ポリブテ
ン、低分子量ポリイソプレン等が挙げられる。更に、本
発明の接着剤には記録層との相互作用を生じず、かつ上
記物質の物性を変化させない範囲で必要に応じて紫外線
吸収剤等を添加しても良い。
粘着付与剤や軟化剤が挙げられ、粘着付与剤としては、
例えばロジン、重合ロジン、水素添加ロジン、ロジンエ
ステル等の天然樹脂及びその変成品、脂肪族化合物、脂
環式化合物、芳香族、石油樹脂、テルペン樹脂、テルペ
ン・フェノール樹脂、水素添加テルペン樹脂、クマロン
樹脂などが挙げられ、また、軟化剤としては、例えばプ
ロセスオイル、パラフィンオイル、ヒマシ油、ポリブテ
ン、低分子量ポリイソプレン等が挙げられる。更に、本
発明の接着剤には記録層との相互作用を生じず、かつ上
記物質の物性を変化させない範囲で必要に応じて紫外線
吸収剤等を添加しても良い。
【0048】ICモジュールと保護層A及び保護層Bと
を貼り合わせる第一の接着剤としては、光記録層と接す
る場合と異なり比較的接着剤の材料は限定されず、公知
のあらゆる接着剤を使用することができるが、溶剤タイ
プの接着剤はICチップを腐食してしまったり、保護層
を透過して光記録層にダメージを与えるので好ましくな
い。このようなホットメルトタイプの接着剤としては上
記の材料の他、ポリエステル系、EVA系、ポリアミド
系等の接着剤を用いることができる。
を貼り合わせる第一の接着剤としては、光記録層と接す
る場合と異なり比較的接着剤の材料は限定されず、公知
のあらゆる接着剤を使用することができるが、溶剤タイ
プの接着剤はICチップを腐食してしまったり、保護層
を透過して光記録層にダメージを与えるので好ましくな
い。このようなホットメルトタイプの接着剤としては上
記の材料の他、ポリエステル系、EVA系、ポリアミド
系等の接着剤を用いることができる。
【0049】以下、本発明の光・非接触ICハイブリッ
ドカードの製造方法について詳細に説明する。
ドカードの製造方法について詳細に説明する。
【0050】(非接触IC情報記録部の製造方法)本発
明において用いられる非接触IC情報記録部には、IS
O 10536で規定された非接触ICモジュールが用
いられる。その非接触ICモジュールは、例えば一般的
に知られている構成として、図3に示すようなものが挙
げられる。図3(a)は、本発明で用いられる密着型非
接触ICカードの一例を示す平面図、図3(b)はB−
B線断面図である。非接触ICモジュールは、図3に示
されるように、厚さ50μmのポリエチレンテレフタレ
ート基板から成る回路板11の両面に、銀ペースト導電
性塗料を印刷して、厚み約20μmのコイル及び配線部
12a、12bを形成し、配線部12a上に厚み方向に
のみ電流を流す異方導電性接着剤13を介してICチッ
プ14を接着し、ICチップの端子と配線部を接続す
る。このICチップ以外の場所にはICチップの高さに
相当する、50μmのポリエチレンテレフタレートから
なるスペーサー層15を配し、更に上記の回路板11及
びスペーサー層15をそれぞれ保護する保護層B16と
保護層A17を接着剤18を介して貼り合わせることで
非接触IC記録層を有するシートが得られる。ここで保
護層A及び保護層Bの厚みを適宜調節することで所望の
厚みの非接触IC情報記録部を得ることが出来る。
明において用いられる非接触IC情報記録部には、IS
O 10536で規定された非接触ICモジュールが用
いられる。その非接触ICモジュールは、例えば一般的
に知られている構成として、図3に示すようなものが挙
げられる。図3(a)は、本発明で用いられる密着型非
接触ICカードの一例を示す平面図、図3(b)はB−
B線断面図である。非接触ICモジュールは、図3に示
されるように、厚さ50μmのポリエチレンテレフタレ
ート基板から成る回路板11の両面に、銀ペースト導電
性塗料を印刷して、厚み約20μmのコイル及び配線部
12a、12bを形成し、配線部12a上に厚み方向に
のみ電流を流す異方導電性接着剤13を介してICチッ
プ14を接着し、ICチップの端子と配線部を接続す
る。このICチップ以外の場所にはICチップの高さに
相当する、50μmのポリエチレンテレフタレートから
なるスペーサー層15を配し、更に上記の回路板11及
びスペーサー層15をそれぞれ保護する保護層B16と
保護層A17を接着剤18を介して貼り合わせることで
非接触IC記録層を有するシートが得られる。ここで保
護層A及び保護層Bの厚みを適宜調節することで所望の
厚みの非接触IC情報記録部を得ることが出来る。
【0051】例えば、保護層A及び保護層Bとして厚み
36μmのポリエチレンテレフタレート基板を厚み20
μmのホットメルト系接着剤によって貼り合わせた場
合、非接触IC情報記録部のトータルの厚みは、およそ
250μmである。
36μmのポリエチレンテレフタレート基板を厚み20
μmのホットメルト系接着剤によって貼り合わせた場
合、非接触IC情報記録部のトータルの厚みは、およそ
250μmである。
【0052】また、図4は、本発明の近接型非接触IC
カードのICシートの一例を示す説明図であり、図4
(a)は平面図、図4(b)は図4(a)のC−C線断
面図、図4(c)は図4(a)のICシートを用いて作
成した非接触ICカードの一例を示す断面図である。
カードのICシートの一例を示す説明図であり、図4
(a)は平面図、図4(b)は図4(a)のC−C線断
面図、図4(c)は図4(a)のICシートを用いて作
成した非接触ICカードの一例を示す断面図である。
【0053】一方、ISO l4443で規定された非
接触IC情報記録部の例としては図4に示されるよう
に、支持板21に、エナメル線のコイル23が形成され
ており、コイル線の両端はICチップ24に接続されて
いる。更にコイル23及びICチップ24を接着層を介
してもう一方の支持板22で保護された構造になってい
る。薄型のカードをはじめ、あらゆる厚みのカードに対
応するために、支持板21、22としてはPETの不織
布が使用されるものが知られており、非接触ICシート
と称されている。全体の厚みは150μm程度である。
上記非接触ICシートの両面に接着層25を介して保護
層A26及び保護層B27を貼り付けたものが、非接触
IC情報記録部である。保護層A26及び保護層B27
の厚みを調整し、カードサイズに切断することで、所望
の厚みの非接触ICカードを得ることが出来る。
接触IC情報記録部の例としては図4に示されるよう
に、支持板21に、エナメル線のコイル23が形成され
ており、コイル線の両端はICチップ24に接続されて
いる。更にコイル23及びICチップ24を接着層を介
してもう一方の支持板22で保護された構造になってい
る。薄型のカードをはじめ、あらゆる厚みのカードに対
応するために、支持板21、22としてはPETの不織
布が使用されるものが知られており、非接触ICシート
と称されている。全体の厚みは150μm程度である。
上記非接触ICシートの両面に接着層25を介して保護
層A26及び保護層B27を貼り付けたものが、非接触
IC情報記録部である。保護層A26及び保護層B27
の厚みを調整し、カードサイズに切断することで、所望
の厚みの非接触ICカードを得ることが出来る。
【0054】上記のいずれのタイプの非接触ICカード
に於いても、ICチップやアンテナ等を設けたICモジ
ュール部を、土台となる保護層に固定するには、生産効
率やコスト、またICチップヘの悪影響の防止等を考慮
して、無溶剤で硬化時間の極めて短い、ホットメルト接
着剤を用いることが従来公知の技術として知られてお
り、ICモジュール部の両面にホットメルト接着剤、更
にその外側に二枚の保護層を積層した後、ラミネートや
熱プレスをすることで、簡便かつ迅速に一体化された非
接触ICカードを得ることが出来る。
に於いても、ICチップやアンテナ等を設けたICモジ
ュール部を、土台となる保護層に固定するには、生産効
率やコスト、またICチップヘの悪影響の防止等を考慮
して、無溶剤で硬化時間の極めて短い、ホットメルト接
着剤を用いることが従来公知の技術として知られてお
り、ICモジュール部の両面にホットメルト接着剤、更
にその外側に二枚の保護層を積層した後、ラミネートや
熱プレスをすることで、簡便かつ迅速に一体化された非
接触ICカードを得ることが出来る。
【0055】(光情報記録部の製造方法)光記録層を担
持した透明基板の製造方法として、一方透明基板の表面
には、光記録・再生時のトラックサーボの為のトラック
溝や、ROMとしての情報を表すピット等を含むプリフ
ォーマットを形成し、次いで該表面に光記録層を形成す
る。
持した透明基板の製造方法として、一方透明基板の表面
には、光記録・再生時のトラックサーボの為のトラック
溝や、ROMとしての情報を表すピット等を含むプリフ
ォーマットを形成し、次いで該表面に光記録層を形成す
る。
【0056】(透明基板の材料)該透明基板としては、
少なくとも光記録層の記録・再生光ビームに対して透明
なものが好ましく、また該透明基板を通して可視情報を
目視認識可能なようにする構成とする場合には、可視光
に対しても透明なものとすることが好ましい。透明基板
に用いられる材料の例としては、例えばビスフェノール
A型ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビ
ニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポ
リスルフォン、アモルファスポリオレフィン樹脂等が挙
げられる。
少なくとも光記録層の記録・再生光ビームに対して透明
なものが好ましく、また該透明基板を通して可視情報を
目視認識可能なようにする構成とする場合には、可視光
に対しても透明なものとすることが好ましい。透明基板
に用いられる材料の例としては、例えばビスフェノール
A型ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビ
ニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポ
リスルフォン、アモルファスポリオレフィン樹脂等が挙
げられる。
【0057】(光記録層の種類)光記録層の材料として
は光記録材料として使用可能な材料を用いることができ
る。そして光記録部にも可視情報を表示する場合には光
記録層が可視光透過性を示す有機色素を用いることが好
ましい。光記録層の形成方法としては、例えば真空堆積
法(蒸着、スパッタリング等)や湿式塗布法等が挙げら
れる。
は光記録材料として使用可能な材料を用いることができ
る。そして光記録部にも可視情報を表示する場合には光
記録層が可視光透過性を示す有機色素を用いることが好
ましい。光記録層の形成方法としては、例えば真空堆積
法(蒸着、スパッタリング等)や湿式塗布法等が挙げら
れる。
【0058】湿式塗布法とは、有機溶剤、例えば、エタ
ノール、イソプロピルアルコール、ジアセトンアルコー
ル等に有機色素を溶解して塗布・乾燥する方法である。
ノール、イソプロピルアルコール、ジアセトンアルコー
ル等に有機色素を溶解して塗布・乾燥する方法である。
【0059】溶媒塗布可能な色素としては下記の構造式
で示されるポリメチン色素が好ましい。
で示されるポリメチン色素が好ましい。
【0060】
【化1】
【0061】(非接触IC情報記録部と光情報記録部の
貼り合わせ工程)上記の対向する2枚の保護層A及びB
の間にアンテナコイルとICチップを含むICモジュー
ル部を配し、第一の接着剤で接着し一体化して形成した
非接触IC情報記録部Aと、レーザー光によって記録又
は再生可能な光記録層を透明基板の少なくとも一部に設
けて形成した光情報記録部Dを、前記非接触IC情報記
録部の保護層Bと前記光情報記録部の光記録層を第二の
接着剤を介して加熱加圧して貼り合わせる。
貼り合わせ工程)上記の対向する2枚の保護層A及びB
の間にアンテナコイルとICチップを含むICモジュー
ル部を配し、第一の接着剤で接着し一体化して形成した
非接触IC情報記録部Aと、レーザー光によって記録又
は再生可能な光記録層を透明基板の少なくとも一部に設
けて形成した光情報記録部Dを、前記非接触IC情報記
録部の保護層Bと前記光情報記録部の光記録層を第二の
接着剤を介して加熱加圧して貼り合わせる。
【0062】貼り合わせ方法は、通常のロールラミネー
ターを用いることができる。
ターを用いることができる。
【0063】
【実施例】以下、実施例を用い本発明を詳細に説明す
る。
る。
【0064】実施例1 図1に示す光・非接触ICハイブリッドカードを作成し
た。
た。
【0065】(ISO 10536で規定された非接触
IC情報記録部を形成するシートの作製)回路板、導電
性塗料によるコイル、異方導電性接着剤、ICチップ及
びスペーサー層からなる非接触ICモジュールを用意し
た。保護層Bとして厚さ50μmの両面易接着処理した
白色ポリエチレンテレフタレート(PET)シート、保
護層Aとして厚さ125μmの同じ白色ポリエチレンテ
レフタレート(PET)シート(いずれも、ダイアホイ
ルT300E、ダイアホイルヘキスト(株)製)を用意
し、また接着剤としてポリエステル系ホットメルト接着
剤(ケミットKF223lA、厚み30μm、東レ
(株)製、融点113℃)を用意した。
IC情報記録部を形成するシートの作製)回路板、導電
性塗料によるコイル、異方導電性接着剤、ICチップ及
びスペーサー層からなる非接触ICモジュールを用意し
た。保護層Bとして厚さ50μmの両面易接着処理した
白色ポリエチレンテレフタレート(PET)シート、保
護層Aとして厚さ125μmの同じ白色ポリエチレンテ
レフタレート(PET)シート(いずれも、ダイアホイ
ルT300E、ダイアホイルヘキスト(株)製)を用意
し、また接着剤としてポリエステル系ホットメルト接着
剤(ケミットKF223lA、厚み30μm、東レ
(株)製、融点113℃)を用意した。
【0066】保護層B、接着剤、非接触ICモジュー
ル、接着剤、保護層Aの順に重ね合わせた後、2枚のス
テンレス製鏡面板の間に挟んで、温度140℃、圧力1
Okg/cm2で熱プレスして各層を一体化し、図1
中、Aの構成の非接触IC情報記録部を作成した。IC
情報記録部の厚みは360μmであった。また、保護層
の表面は平滑であった。
ル、接着剤、保護層Aの順に重ね合わせた後、2枚のス
テンレス製鏡面板の間に挟んで、温度140℃、圧力1
Okg/cm2で熱プレスして各層を一体化し、図1
中、Aの構成の非接触IC情報記録部を作成した。IC
情報記録部の厚みは360μmであった。また、保護層
の表面は平滑であった。
【0067】この非接触IC情報記録部の保護層Bの表
面に光カード側から見える印刷層をスクリーン印刷で設
けた。印刷インクはEGS911(黒)(セイコーアド
バンス社製)を用い、75℃で1時間乾燥した。
面に光カード側から見える印刷層をスクリーン印刷で設
けた。印刷インクはEGS911(黒)(セイコーアド
バンス社製)を用い、75℃で1時間乾燥した。
【0068】(光情報記録部の作製)厚み400μmで
片面に凹凸のプリフォーマットパターンが形成されたポ
リカーボネート樹脂基板2のパターンのない側にウレタ
ンアクリレート系紫外線硬化型樹脂(商品名:ユニデイ
ック;大日本インキ化学(株)社製)を厚さ4μmにス
ピンコートし、UVランプ(80W/cm)を用いて硬
化させて透明なハードコー卜層1を形成した。次に、下
記に示すポリメチン色素(1)75重量部に耐熱改良材
として下記に示すアミニウム塩化合物(2)25重量部
の色素混合物を色素溶媒に対して3重量%になるように
溶媒であるジアセトンアルコールに溶解し色素塗布液と
した。この塗布液をグラビアコーターによって透明基板
の所定の位置に塗布し光情報記録部形成シートとした。
片面に凹凸のプリフォーマットパターンが形成されたポ
リカーボネート樹脂基板2のパターンのない側にウレタ
ンアクリレート系紫外線硬化型樹脂(商品名:ユニデイ
ック;大日本インキ化学(株)社製)を厚さ4μmにス
ピンコートし、UVランプ(80W/cm)を用いて硬
化させて透明なハードコー卜層1を形成した。次に、下
記に示すポリメチン色素(1)75重量部に耐熱改良材
として下記に示すアミニウム塩化合物(2)25重量部
の色素混合物を色素溶媒に対して3重量%になるように
溶媒であるジアセトンアルコールに溶解し色素塗布液と
した。この塗布液をグラビアコーターによって透明基板
の所定の位置に塗布し光情報記録部形成シートとした。
【0069】
【化2】
【0070】(光・非接触ハイブリッドカードの作製)
上記のように作製した、非接触IC情報記録部形成シー
トの保護層B側と光情報記録部形成シートの光記録層側
とを向かい合うように対向させたのち、厚み35μmで
エチレンアクリル酸からなるホットメルト接着剤(商品
名:クランベターO−4121;クラボウ(株)社製、
融点96℃)を介してラミネーターでラミネートして両
者を貼り合わせた。貼り合わせの温度は110℃、送り
速度は0.2m/minで行った。
上記のように作製した、非接触IC情報記録部形成シー
トの保護層B側と光情報記録部形成シートの光記録層側
とを向かい合うように対向させたのち、厚み35μmで
エチレンアクリル酸からなるホットメルト接着剤(商品
名:クランベターO−4121;クラボウ(株)社製、
融点96℃)を介してラミネーターでラミネートして両
者を貼り合わせた。貼り合わせの温度は110℃、送り
速度は0.2m/minで行った。
【0071】次に、中空刃切断機を用い、光カードの記
録プリフォーマットを基準にしカードサイズに切断し、
図1に示すような光・非接触ICハイブリッドカードを
得た。得られたカードの厚みは800μmでISO/I
EC 7810のカードの厚み規格を満足していた。
録プリフォーマットを基準にしカードサイズに切断し、
図1に示すような光・非接触ICハイブリッドカードを
得た。得られたカードの厚みは800μmでISO/I
EC 7810のカードの厚み規格を満足していた。
【0072】IC情報記録部形成シートと光情報記録部
形成シートを貼り合わせる際、ラミネータよりIC情報
記録部を形成するホットメルト接着剤にも再度熱が加わ
ったが、保護層Aの厚みが150μmあったため、IC
チップやコイルの凹凸が保護層表面に現れることがな
く、IC記録部表面の平滑性が失われることはなかっ
た。
形成シートを貼り合わせる際、ラミネータよりIC情報
記録部を形成するホットメルト接着剤にも再度熱が加わ
ったが、保護層Aの厚みが150μmあったため、IC
チップやコイルの凹凸が保護層表面に現れることがな
く、IC記録部表面の平滑性が失われることはなかっ
た。
【0073】このカードのIC情報記録部の表面に、溶
融転写型のプリンタで黒印刷を行ったところ、印刷表面
が平滑なため、印刷インクの抜けがなく品位の良い印刷
をすることができた。
融転写型のプリンタで黒印刷を行ったところ、印刷表面
が平滑なため、印刷インクの抜けがなく品位の良い印刷
をすることができた。
【0074】更に、ボールペンに10kgの荷重を掛け
てペン先をカードのICチップ部分に押し当てたがIC
情報の記録再生は可能であり、チップは破壊されていな
かった。
てペン先をカードのICチップ部分に押し当てたがIC
情報の記録再生は可能であり、チップは破壊されていな
かった。
【0075】実施例2 図2に示す光・非接触ICハイブリッドカードを作成し
た。
た。
【0076】(ISO l4443で規定された非接触
IC情報記録部を形成するシートの作製)保護層Bとし
て厚み50μmの透明なポリカーボネートシート基板を
用意し、光記録面側からICシートの下地が見えないよ
うにするための目隠し印刷、及び光記録面側のロゴ印刷
を施した。
IC情報記録部を形成するシートの作製)保護層Bとし
て厚み50μmの透明なポリカーボネートシート基板を
用意し、光記録面側からICシートの下地が見えないよ
うにするための目隠し印刷、及び光記録面側のロゴ印刷
を施した。
【0077】保護層Aとして厚み130μmの透明なポ
リカーボネートシート基板を用意し、片面にカードの共
通情報を印刷した。これらの印刷にはEGSインク(セ
イコーアドバンス社製)を用いた。
リカーボネートシート基板を用意し、片面にカードの共
通情報を印刷した。これらの印刷にはEGSインク(セ
イコーアドバンス社製)を用いた。
【0078】次に、不織布を基材とするISO l44
43準拠の近接型非接触ICシート(商品名 0.15
mm厚薄型非接触ICカードシート、日立マクセル
(株)製)及び厚み35μmのエチレンアクリル酸から
なるホットメルト接着剤(商品名:クランベターO−4
121;クラボウ(株)社製、融点96℃)を用意し、
保護層B、保護層Bの印刷層、接着剤層、ICシート、
接着剤層、保護層A、保護層Aの印刷層、ポスト印刷受
容層として厚さ40μmの透明塩化ビニル製シート(G
enotherm ZE−84、ヘキスト社製)をこの
順に重ねたのち、これらを表面が鏡面の2枚のステンレ
ス板の間に挟み、140℃、圧力10kg/cm2で熱
プレスしてこれらを一体化して、図2中、A′の構成の
非接触IC情報記録部を作成した。
43準拠の近接型非接触ICシート(商品名 0.15
mm厚薄型非接触ICカードシート、日立マクセル
(株)製)及び厚み35μmのエチレンアクリル酸から
なるホットメルト接着剤(商品名:クランベターO−4
121;クラボウ(株)社製、融点96℃)を用意し、
保護層B、保護層Bの印刷層、接着剤層、ICシート、
接着剤層、保護層A、保護層Aの印刷層、ポスト印刷受
容層として厚さ40μmの透明塩化ビニル製シート(G
enotherm ZE−84、ヘキスト社製)をこの
順に重ねたのち、これらを表面が鏡面の2枚のステンレ
ス板の間に挟み、140℃、圧力10kg/cm2で熱
プレスしてこれらを一体化して、図2中、A′の構成の
非接触IC情報記録部を作成した。
【0079】得られた非接触IC情報記録部の表面、即
ち、塩化ビニルのポストプリント受容層の面は平滑であ
った。なお、図2にも示した通り、透明な保護層B5の
印刷は、印刷インクの溶剤等が光記録層に悪影響を及ぼ
すことを極力防ぐため、透明な保護層B5と接着剤6と
の間に施した。
ち、塩化ビニルのポストプリント受容層の面は平滑であ
った。なお、図2にも示した通り、透明な保護層B5の
印刷は、印刷インクの溶剤等が光記録層に悪影響を及ぼ
すことを極力防ぐため、透明な保護層B5と接着剤6と
の間に施した。
【0080】(ハイブリッドカードの作製)´実施例1
で用いた光情報記録部を形成するシートの光記録層面
と、上記IC情報記録部を形成するシートの保護層B側
の面を向かい合わせて、実施例1で用いたホットメルト
接着剤(クランベターO−4121、厚み35μm)を
介してこれらをラミネーターにて貼り合わせて一体化し
た後、カードサイズに打ち抜き切断して、図2に示すよ
うなハイブリッドカードを得た。
で用いた光情報記録部を形成するシートの光記録層面
と、上記IC情報記録部を形成するシートの保護層B側
の面を向かい合わせて、実施例1で用いたホットメルト
接着剤(クランベターO−4121、厚み35μm)を
介してこれらをラミネーターにて貼り合わせて一体化し
た後、カードサイズに打ち抜き切断して、図2に示すよ
うなハイブリッドカードを得た。
【0081】ラミネートの条件は温度130℃、圧力2
kg/cm2、送り速度lm/minで行った。得られ
たハイブリッドカードの厚みは820μmで、ISO/
IEC 7810のカードの厚み規格を満足していた。
kg/cm2、送り速度lm/minで行った。得られ
たハイブリッドカードの厚みは820μmで、ISO/
IEC 7810のカードの厚み規格を満足していた。
【0082】また、非接触IC情報記録部の保護層Aの
厚みは、基板と印刷層、受容層を合わせて190μmで
あり、ハイブリッド化の際にICチップやコイルの凹凸
が、ポストプリント受容層に現れてくることはなかっ
た。このカードの受容層に、昇華熱転写型カラー印刷機
で顔写真等をカラー印刷したところ、インクの抜けもな
く、極めて品位の良いポストプリントを行うことが出来
た。
厚みは、基板と印刷層、受容層を合わせて190μmで
あり、ハイブリッド化の際にICチップやコイルの凹凸
が、ポストプリント受容層に現れてくることはなかっ
た。このカードの受容層に、昇華熱転写型カラー印刷機
で顔写真等をカラー印刷したところ、インクの抜けもな
く、極めて品位の良いポストプリントを行うことが出来
た。
【0083】また、ボールペンに5kgの荷重を掛けて
ペン先をカードのICチップ部分に押し当てたがIC情
報の記録再生は可能であり、チップは破壊されていなか
った。また、本実施例では光情報記録部を形成する透明
基板、保護層A及び保護層Bに同一の材料を用いてお
り、各々の熱膨張率が等しいので、極めて反りの少ない
カードが得られた。
ペン先をカードのICチップ部分に押し当てたがIC情
報の記録再生は可能であり、チップは破壊されていなか
った。また、本実施例では光情報記録部を形成する透明
基板、保護層A及び保護層Bに同一の材料を用いてお
り、各々の熱膨張率が等しいので、極めて反りの少ない
カードが得られた。
【0084】比較例1 実施例2で保護層Aとして用いた、厚み130μmの透
明なポリカーボネートシート基板の代わりに、厚み40
μmの透明なポリカーボネートシートを用いて、以下実
施例2と同様にしてハイブリッドカードを作成した。カ
ードの厚みは720μm、保護層Aの厚みは、基板と受
容層を合わせて90μmであった。
明なポリカーボネートシート基板の代わりに、厚み40
μmの透明なポリカーボネートシートを用いて、以下実
施例2と同様にしてハイブリッドカードを作成した。カ
ードの厚みは720μm、保護層Aの厚みは、基板と受
容層を合わせて90μmであった。
【0085】得られたカードのIC情報記録部の保護層
表面、即ちポストプリント受容層は僅かにICチップ及
びコイルの凹凸が観察され、実施例2で用いた昇華熱転
写型カラー印刷機で顔写真等をカラー印刷したところ、
受容層の凸の部分ではインクが周囲よりも濃く転写され
てしまい、また、凹んだ部分ではインクが転写されずに
抜け落ちてしまうなど、凹凸が原因で印刷がうまく載ら
なかった。
表面、即ちポストプリント受容層は僅かにICチップ及
びコイルの凹凸が観察され、実施例2で用いた昇華熱転
写型カラー印刷機で顔写真等をカラー印刷したところ、
受容層の凸の部分ではインクが周囲よりも濃く転写され
てしまい、また、凹んだ部分ではインクが転写されずに
抜け落ちてしまうなど、凹凸が原因で印刷がうまく載ら
なかった。
【0086】また、ボールペンに5kgの荷重を掛けて
ペン先をカードのICチップ部分に押し当てたところ、
チップは破壊されてしまいIC情報の記録再生が不可能
となってしまった。
ペン先をカードのICチップ部分に押し当てたところ、
チップは破壊されてしまいIC情報の記録再生が不可能
となってしまった。
【0087】比較例2 実施例2で保護層Aとして用いた、厚み130μmの透
明なポリカーボネートシート基板の代わりに、厚み18
0μmの透明なポリカーボネートシートを用いて、以下
実施例2と同様にしてハイブリッドカードを作成した。
明なポリカーボネートシート基板の代わりに、厚み18
0μmの透明なポリカーボネートシートを用いて、以下
実施例2と同様にしてハイブリッドカードを作成した。
【0088】保護層Aの厚みは、基板と受容層を合わせ
て230μmであり、ハイブリッド化の際にICチップ
やコイルの凹凸が、ポストプリント受容層に現れてくる
ことはなかった。このカードの受容層に、昇華熱転写型
カラー印刷機で顔写真等をカラー印刷したところ、イン
クの抜けもなく、極めて品位の良いポストプリントを行
うことが出来た。しかし、カードの厚みは860μmで
ISO/IEC 7810のカードの厚み規格外になっ
てしまった。
て230μmであり、ハイブリッド化の際にICチップ
やコイルの凹凸が、ポストプリント受容層に現れてくる
ことはなかった。このカードの受容層に、昇華熱転写型
カラー印刷機で顔写真等をカラー印刷したところ、イン
クの抜けもなく、極めて品位の良いポストプリントを行
うことが出来た。しかし、カードの厚みは860μmで
ISO/IEC 7810のカードの厚み規格外になっ
てしまった。
【0089】比較例3 実施例2で保護層Bとして用いた透明ポリカーボネート
シートの光記録面側に隠蔽印刷及びロゴ印刷を施した以
外は実施例2と同じハイブリッドカードを作成した。実
施例2で得たハイブリッドカードと本比較例のハイブリ
ッドカードを85℃の環境下に1000時間保存したと
ころ、実施例2のハイブリッドカードでは記録再生が可
能であったのに対し、本比較例のハイブリッドカードで
は光記録層の反射率が低下し、記録再生が不可能になっ
てしまった。
シートの光記録面側に隠蔽印刷及びロゴ印刷を施した以
外は実施例2と同じハイブリッドカードを作成した。実
施例2で得たハイブリッドカードと本比較例のハイブリ
ッドカードを85℃の環境下に1000時間保存したと
ころ、実施例2のハイブリッドカードでは記録再生が可
能であったのに対し、本比較例のハイブリッドカードで
は光記録層の反射率が低下し、記録再生が不可能になっ
てしまった。
【0090】比較例4 実施例2で用いた光情報記録部を形成するシート、接着
剤、IC情報記録部を形成するシートを用意し、140
℃、圧力10kg/cm2の熱プレスでハイブリッド化
した。
剤、IC情報記録部を形成するシートを用意し、140
℃、圧力10kg/cm2の熱プレスでハイブリッド化
した。
【0091】得られたカードのIC情報記録部の保護層
表面、即ちポストプリント受容層は平滑であり、実施例
2で用いた昇華熱転写型カラー印刷機で顔写真等をカラ
ー印刷したところ、品位の良いカラー印刷ができたが、
光記録層の記録再生光に対する反射率が低下し、またト
ラッキングのための凹凸パターンも微妙に変形し、オー
トトラック信号が不安定となってしまった。
表面、即ちポストプリント受容層は平滑であり、実施例
2で用いた昇華熱転写型カラー印刷機で顔写真等をカラ
ー印刷したところ、品位の良いカラー印刷ができたが、
光記録層の記録再生光に対する反射率が低下し、またト
ラッキングのための凹凸パターンも微妙に変形し、オー
トトラック信号が不安定となってしまった。
【0092】比較例5 光情報記録部を形成するシートと、IC情報記録部を形
成するシートを一体化する際、温度100℃、圧力10
kg/cm2で熱プレスした以外は材料・製法とも実施
例2と同じ条件でハイブリッドカードを作成した。
成するシートを一体化する際、温度100℃、圧力10
kg/cm2で熱プレスした以外は材料・製法とも実施
例2と同じ条件でハイブリッドカードを作成した。
【0093】得られたカードのポストプリント受容層は
平滑であり、品位の良いカラー印刷ができたが、カード
を貼り合わせる際の接着剤に掛かる熱量が不十分であっ
たため、光記録面の透明基板を通して溶け残りが確認さ
れた。今回用いた接着剤(クランベターO−4121)
は表面が粗面加工されているため加熱前は白色に見え、
溶解されて透明になるが、得られたハイブリッドカード
は光記録面が部分的に白色になっており、著しく外観を
損ねていた。
平滑であり、品位の良いカラー印刷ができたが、カード
を貼り合わせる際の接着剤に掛かる熱量が不十分であっ
たため、光記録面の透明基板を通して溶け残りが確認さ
れた。今回用いた接着剤(クランベターO−4121)
は表面が粗面加工されているため加熱前は白色に見え、
溶解されて透明になるが、得られたハイブリッドカード
は光記録面が部分的に白色になっており、著しく外観を
損ねていた。
【0094】比較例6 比較例5で用いた光情報記録部を形成するシートと、I
C情報記録部を形成するシートを貼り合わせる接着剤ク
ランベターO−4121の代わりに同じくホットメルト
接着剤(クランベターW−4110、クラボウ(株)
製、融点82℃)を用い、以下比較例5と同条件で熱プ
レスしてハイブリッドカードを作成した。
C情報記録部を形成するシートを貼り合わせる接着剤ク
ランベターO−4121の代わりに同じくホットメルト
接着剤(クランベターW−4110、クラボウ(株)
製、融点82℃)を用い、以下比較例5と同条件で熱プ
レスしてハイブリッドカードを作成した。
【0095】本比較例で用いた接着剤は比較例5で用い
た接着剤よりも融点が低いため、同条件で熱プレスして
も接着剤が十分に溶解していた。また、カード表面のポ
スト印刷受容層も平滑で品位の良いポストプリントが可
能であり、また、プレス熱による光記録層へのダメージ
も無かったが、カードの耐熱性が悪く、85℃の環境下
ではカードの一部が剥がれてしまい、例えば、車の中に
は放置できなかった。
た接着剤よりも融点が低いため、同条件で熱プレスして
も接着剤が十分に溶解していた。また、カード表面のポ
スト印刷受容層も平滑で品位の良いポストプリントが可
能であり、また、プレス熱による光記録層へのダメージ
も無かったが、カードの耐熱性が悪く、85℃の環境下
ではカードの一部が剥がれてしまい、例えば、車の中に
は放置できなかった。
【0096】比較例7 実施例2で用いた光情報記録部、接着剤層、及び貼り合
わせ前のIC情報記録部を構成する各層をこの順に重
ね、温度130℃、圧力2kg/cm2、送り速度lm
/minでラミネートを行い、一度のラミネートで全て
の層を貼り合わせてハイブリッドカードを作成した。
わせ前のIC情報記録部を構成する各層をこの順に重
ね、温度130℃、圧力2kg/cm2、送り速度lm
/minでラミネートを行い、一度のラミネートで全て
の層を貼り合わせてハイブリッドカードを作成した。
【0097】得られたカードは接着剤の溶け残りが無
く、また光記録層への悪影響も無かったが、ポストプリ
ント受容層は平滑な面が失われ、ICチップやコイルの
凹凸や不織布の微細な凹凸が保護層面に現れてしまっ
た。このポストプリント受容層に、実施例2で用いた昇
華熱転写型カラー印刷機で顔写真等をカラー印刷したと
ころ、受容層の凸の部分ではインクが周囲よりも濃く転
写されてしまい、また、凹んだ部分ではインクが転写さ
れずに抜け落ちてしまうなど、凹凸が原因で印刷がうま
く載らなかった。
く、また光記録層への悪影響も無かったが、ポストプリ
ント受容層は平滑な面が失われ、ICチップやコイルの
凹凸や不織布の微細な凹凸が保護層面に現れてしまっ
た。このポストプリント受容層に、実施例2で用いた昇
華熱転写型カラー印刷機で顔写真等をカラー印刷したと
ころ、受容層の凸の部分ではインクが周囲よりも濃く転
写されてしまい、また、凹んだ部分ではインクが転写さ
れずに抜け落ちてしまうなど、凹凸が原因で印刷がうま
く載らなかった。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ポストプリント受容層を有する保護層Aの厚みを保護層
Bの厚みよりも厚くすることにより、先に熱プレスで平
滑化したIC情報記録部のポストプリント受容層を、ハ
イブリッド化の工程で再度熱がかかっても平滑性を損な
うことなく光・非接触ハイブリッドカードを製造するこ
とが可能となった。
ポストプリント受容層を有する保護層Aの厚みを保護層
Bの厚みよりも厚くすることにより、先に熱プレスで平
滑化したIC情報記録部のポストプリント受容層を、ハ
イブリッド化の工程で再度熱がかかっても平滑性を損な
うことなく光・非接触ハイブリッドカードを製造するこ
とが可能となった。
【0099】特に、保護層Aの厚みを100〜200μ
mとすることで極めて平滑性が良く、かつ、カードの厚
み規格を満足するハイブリッドカードを製造することが
可能となった。これにより、本発明の光・非接触ハイブ
リッドカードのような、比較的ICチップやコイルの凹
凸が保護層表面に現れやすいカードに於いても、通常の
カードと同様のポストプリントの印字品位を保つことが
可能となった。
mとすることで極めて平滑性が良く、かつ、カードの厚
み規格を満足するハイブリッドカードを製造することが
可能となった。これにより、本発明の光・非接触ハイブ
リッドカードのような、比較的ICチップやコイルの凹
凸が保護層表面に現れやすいカードに於いても、通常の
カードと同様のポストプリントの印字品位を保つことが
可能となった。
【0100】また、プレス工程を複数回行うことなく製
造することができるので、生産性が向上した。しかも、
光記録部を貼り合わせる際に、鏡面板を用いたプレス工
程が不要なため、塵芥等の混入で光記録部表面に傷が入
るおそれもなくなり、歩留まりが向上した。
造することができるので、生産性が向上した。しかも、
光記録部を貼り合わせる際に、鏡面板を用いたプレス工
程が不要なため、塵芥等の混入で光記録部表面に傷が入
るおそれもなくなり、歩留まりが向上した。
【0101】更に、カード保護層のICチップの部分に
ボールペン等の鋭利な先で点圧が掛かっても、IC情報
記録部の保護層の厚みによって圧力が分散するため、I
Cチップが破損されにくくなる等の効果がある。
ボールペン等の鋭利な先で点圧が掛かっても、IC情報
記録部の保護層の厚みによって圧力が分散するため、I
Cチップが破損されにくくなる等の効果がある。
【図1】本発明の光・非接触ICハイブリッドカードの
一例を示す概略図である。
一例を示す概略図である。
【図2】本発明の光・非接触ICハイブリッドカードの
他の例を示す概略図である。
他の例を示す概略図である。
【図3】本発明で用いられる密着型非接触ICカードの
一例を示す概略図である。
一例を示す概略図である。
【図4】本発明の近接型非接触ICカードのICシート
の一例を示す説明図である。
の一例を示す説明図である。
【図5】従来の非接触ICカードを用いて作製したハイ
ブリッドカードの一例を示す概略図である。
ブリッドカードの一例を示す概略図である。
【符号の説明】 1 ハードコート層 2 透明基板 3 光記録層 4 第二の接着剤層 5 ICモジュールの保護層B 6,6’ ICモジュール固定用第一の接着剤層 7 非接触ICモジュール 8 ICモジュールの保護層A 9 印刷層 10 ポストプリント受容層 11 回路板 12 コイル及び配線部 13 異方導電性接着剤 14 ICチップ 15 スペーサー層 16 保護層B 17 保護層A 18 接着剤 21 支持板 22 支持板 23 コイル 24 ICチップ 25 接着層 26 保護層B 27 保護層A
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/077 G06K 19/00 K
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも2枚の保護層A及びBの間に
アンテナコイルとICチップを含むICモジュール部を
配し、第一の接着剤で一体化した非接触IC情報記録部
と、レーザー光によって記録又は再生可能な光記録層を
透明基板の少なくとも一部に設けてなる光情報記録部と
を、第二の接着剤で貼り合わせてなる光・非接触ICハ
イブリッドカードにおいて、該第一の接着剤と該第二の
接着剤が共にホットメルト接着剤であり、かつカード最
外層側の保護層Aの厚みがカード内面の保護層Bの厚み
よりも厚く、さらにISO/IEC 7810のカード
の厚み規格を満足することを特徴とする光・非接触IC
ハイブリッドカード。 - 【請求項2】 該光・非接触ICハイブリッドカードの
厚みが0.68〜0.84μmである請求項1記載の光
・非接触ICハイブリッドカード。 - 【請求項3】 該カード最外層側の保護層Aの厚みが1
00〜200μmである請求項1または2記載の光・非
接触ICハイブリッドカード。 - 【請求項4】 該非接触IC情報記録部のカード内面側
の保護層Bは透明基板からなる請求項1記載の光・非接
触ICハイブリッドカード。 - 【請求項5】 該光情報記録部を形成する透明基板、保
護層A及び保護層Bが同一の材料からなる請求項1記載
の光・非接触ICハイブリッドカード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000192898A JP2002007995A (ja) | 2000-06-27 | 2000-06-27 | 光・非接触ハイブリッドカード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000192898A JP2002007995A (ja) | 2000-06-27 | 2000-06-27 | 光・非接触ハイブリッドカード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008226070A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Dainippon Printing Co Ltd | 絶縁性金属光沢層付き非接触icタグ |
| WO2008120750A1 (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-09 | Angel Playing Cards Co., Ltd. | Rfidを内蔵したゲームカードおよびその製造方法 |
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-
2000
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008226070A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Dainippon Printing Co Ltd | 絶縁性金属光沢層付き非接触icタグ |
| WO2008120750A1 (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-09 | Angel Playing Cards Co., Ltd. | Rfidを内蔵したゲームカードおよびその製造方法 |
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| JP7009798B2 (ja) | 2017-07-03 | 2022-01-26 | 大日本印刷株式会社 | カードおよび埋め込み用基材 |
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