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JP2002003536A - (メタ)アクリル酸系共重合体およびその製造方法 - Google Patents

(メタ)アクリル酸系共重合体およびその製造方法

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JP2002003536A
JP2002003536A JP2000190013A JP2000190013A JP2002003536A JP 2002003536 A JP2002003536 A JP 2002003536A JP 2000190013 A JP2000190013 A JP 2000190013A JP 2000190013 A JP2000190013 A JP 2000190013A JP 2002003536 A JP2002003536 A JP 2002003536A
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meth
acrylic acid
monomer
group
copolymer
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JP2000190013A
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Takashi Fujisawa
隆志 藤澤
Masahito Takagi
雅人 高木
Shigeru Yamaguchi
繁 山口
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Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
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    • C02F2303/22Eliminating or preventing deposits, scale removal, scale prevention
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
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    • C02F5/08Treatment of water with complexing chemicals or other solubilising agents for softening, scale prevention or scale removal, e.g. adding sequestering agents
    • C02F5/10Treatment of water with complexing chemicals or other solubilising agents for softening, scale prevention or scale removal, e.g. adding sequestering agents using organic substances

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好なキレート能および分散能を有するとと
もに、より優れた耐ゲル性を発揮しうる(メタ)アクリ
ル酸系共重合体およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 特定構造の(メタ)アクリル酸系単量体
(A)由来の構成単位(a)および該(メタ)アクリル
酸系単量体(A)と共重合可能なモノエチレン性不飽和
単量体(B)由来の構成単位(b)を有する共重合体で
あり、かつ、主鎖末端の少なくとも一方にスルホン酸基
(但し、該スルホン酸基は、アンモニウム塩、アルカリ
金属塩、もしくは有機アミン基の塩になっていてもよ
い。)を有している(メタ)アクリル酸系共重合体であ
って、前記構成単位(b)が、特定構造の(メタ)アリ
ルエーテル系単量体(B1)由来の構成単位(b1)を
少なくとも含み、かつ、前記構成単位(a)と前記構成
単位(b1)の相互割合が、前記構成単位(a)70〜
95モル%、前記構成単位(b1)5〜30モル%であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、スケール
防止剤、分散剤、洗剤ビルダー等に好適に用いられる
(メタ)アクリル酸系共重合体およびその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、(メタ)アクリル酸系ポリマ
ー等の水溶性重合体のうち、低分子量のものは、その優
れたキレート能や分散能を利用して、無機顔料や金属イ
オン等の分散剤やスケール防止剤、あるいは洗剤ビルダ
ー等に好適に用いられている。しかし、例えば、スケー
ル防止剤においては、省資源・節水のために高濃縮した
冷却水系で用いられたり、水質の低下等の理由から硬度
の高い水系で用いられたり、あるいは海水のような高塩
濃度の水系で用いられたりすることがあるが、このよう
な場合には、重合体がゲル化して沈殿してしまい、スケ
ール防止能が著しく低下するといった問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、重合体
のゲル化を抑制すべく検討を重ねた結果、(メタ)アク
リル酸系重合体の主鎖末端にスルホン酸基を導入するこ
とによって、キレート能や分散能とともに優れた耐ゲル
性能をも発現させうることを見いだし、これを特開平1
1−315115号公報に報告している。しかし、末端
にスルホン酸基を導入した(メタ)アクリル酸系重合体
は、従来の重合体に比べると良好な耐ゲル性を示すもの
の、耐ゲル性向上に寄与すると考えられるスルホン酸基
の導入量には限界があるため、より高濃度あるいは高硬
度の水中イオン濃度が非常に高い水系においては、さら
に優れた耐ゲル性能を発揮する重合体が求められてい
た。
【0004】したがって、本発明の課題は、良好なキレ
ート能および分散能を有するとともに、より優れた耐ゲ
ル性を発揮しうる(メタ)アクリル酸系共重合体および
その製造方法を提供することにある。より具体的には、
より厳しい条件で使用されても、良好な物性とともに、
スケール防止剤、分散剤、洗剤ビルダー等の用途で要求
される優れた耐ゲル性を発揮する(メタ)アクリル酸系
共重合体を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記課題に
鑑み鋭意検討を行った結果、特定の(メタ)アリルエー
テル系単量体と(メタ)アクリル酸系単量体とを特定の
割合で含んでなる単量体成分を特定の重合条件で共重合
させ、主鎖末端にスルホン酸基を導入することによっ
て、前記(メタ)アリルエーテル系単量体由来の構成単
位である側鎖のスルホン酸基と、主鎖末端に導入された
スルホン酸基との相乗効果により、耐ゲル性能を著しく
向上させることができることを見いだし、本発明を完成
した。すなわち、本発明の(メタ)アクリル酸系共重合
体は、下記一般式(1)で示す(メタ)アクリル酸系単
量体(A)由来の構成単位(a)および該(メタ)アク
リル酸系単量体(A)と共重合可能なモノエチレン性不
飽和単量体(B)由来の構成単位(b)を含む共重合体
であり、かつ、主鎖末端の少なくとも一方にスルホン酸
基(但し、該スルホン酸基は、アンモニウム塩、アルカ
リ金属塩、もしくは有機アミン基の塩になっていてもよ
い。)を有している(メタ)アクリル酸系共重合体であ
って、前記構成単位(b)が、下記一般式(2)で示す
(メタ)アリルエーテル系単量体(B1)由来の構成単
位(b1)を少なくとも含み、かつ、前記構成単位
(a)と前記構成単位(b1)の相互割合が、前記構成
単位(a)70〜95モル%、前記構成単位(b1)5
〜30モル%であることを特徴とする。
【0006】
【化5】
【0007】(式中、R1 は、水素原子またはメチル基
を表し、Xは、水素原子、金属原子、アンモニウム基ま
たは有機アミン基を表す。)
【0008】
【化6】
【0009】(式中、R2 は、水素原子またはメチル基
を表し、YおよびZは、それぞれ独立に水酸基またはス
ルホン酸基(但し、1価金属塩、2価金属塩、アンモニ
ウム塩、もしくは有機アミン基の塩になっていてもよ
い。)を表す。) 本発明の(メタ)アクリル酸系共重合体の製造方法は、
下記一般式(1)で示す(メタ)アクリル酸系単量体
(A)と該(メタ)アクリル酸系単量体(A)と共重合
可能なモノエチレン性不飽和単量体(B)とを含む単量
体成分を、連鎖移動剤として亜硫酸塩を用いて共重合さ
せる、(メタ)アクリル酸系共重合体の製造方法におい
て、前記モノエチレン性不飽和単量体(B)として、下
記一般式(2)で示す(メタ)アリルエーテル系単量体
(B1)を少なくとも用い、かつ、前記(メタ)アクリ
ル酸系単量体(A)と前記(メタ)アリルエーテル系単
量体(B1)の相互割合が、前記(メタ)アクリル酸系
単量体(A)70〜95モル%、前記(メタ)アリルエ
ーテル系単量体(B1)5〜30モル%とすることを特
徴とする。
【0010】
【化7】
【0011】(式中、R1 は、水素原子またはメチル基
を表し、Xは、水素原子、金属原子、アンモニウム基ま
たは有機アミン基を表す。)
【0012】
【化8】
【0013】(式中、R2 は、水素原子またはメチル基
を表し、YおよびZは、それぞれ独立に水酸基またはス
ルホン酸基(但し、1価金属塩、2価金属塩、アンモニ
ウム塩、もしくは有機アミン基の塩になっていてもよ
い。)を表す。)
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の(メタ)アクリル酸系共
重合体は、前記一般式(1)で示す(メタ)アクリル酸
系単量体(A)由来の構成単位(a)および該(メタ)
アクリル酸系単量体(A)と共重合可能なモノエチレン
性不飽和単量体(B)由来の構成単位(b)を有する共
重合体であり、かつ、主鎖末端の少なくとも一方にスル
ホン酸基を有している(メタ)アクリル酸系共重合体で
ある。前記(メタ)アクリル酸系単量体(A)は前記一
般式(1)で示されるものであるが、一般式(1)中、
Xの例である金属原子の具体例としては、例えば、リチ
ウム、ナトリウム、カリウム等が挙げられ、有機アミン
基の具体例としては、例えば、モノエタノールアミン、
ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等が挙げら
れる。前記(メタ)アクリル酸系単量体(A)の具体例
としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、および
これらの塩(例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、アン
モニウム塩等)が挙げられ、これらの中でも特に、アク
リル酸、アクリル酸ナトリウムが好ましい。これらは、
1種のみを用いてもよいし、2種以上を併用してもよ
い。
【0015】前記モノエチレン性不飽和単量体(B)と
しては、前記(メタ)アクリル酸系単量体(A)と共重
合可能なものであれば制限はないが、少なくとも前記一
般式(2)で示される(メタ)アリルエーテル系単量体
(B1)を含んでいることが必要である。前記(メタ)
アリルエーテル系単量体(B1)を示す一般式(2)
中、YおよびZの例であるスルホン酸基のうち、金属塩
の具体例としては、例えば、ナトリウム、カリウム、リ
チウム等の塩が挙げられ、有機アミン基の塩の具体例と
しては、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノール
アミン、トリエタノールアミン等が挙げられる。前記
(メタ)アリルエーテル系単量体(B1)の具体例とし
ては、例えば、3−(メタ)アリルオキシ−2−ヒドロ
キシ−1−プロパンスルホン酸およびその塩、3−(メ
タ)アリルオキシ−1−ヒドロキシ−2−プロパンスル
ホン酸およびその塩等が挙げられ、これらの中でも特
に、3−アリルオキシ−2−ヒドロキシ−1−プロパン
スルホン酸ナトリウムが好ましい。これらは、1種のみ
を用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
【0016】本発明の(メタ)アクリル酸系共重合体に
おいては、前記(メタ)アクリル酸系単量体(A)由来
の構成単位(a)と、前記(メタ)アリルエーテル系単
量体(B1)由来の構成単位(b1)との相互割合が、
前記構成単位(a)70〜95モル%、前記構成単位
(b1)5〜30モル%であることが重要である。前記
構成単位(a)が前記範囲よりも多く、前記構成単位
(b1)が前記範囲よりも少ないと、耐ゲル性が低くな
り、例えばカルシウムイオン等の硬度成分が多い水系に
おいてスケール防止剤等として用いた場合に、ポリマー
がゲル化して沈殿しやすく、その性能を発揮できないこ
ととなる。一方、前記構成単位(a)が前記範囲よりも
少なく、前記構成単位(b1)が前記範囲よりも多い
と、キレート能や分散能が低下するので、例えばスケー
ル防止剤等としての本来の性能が発揮しえないこととな
る。
【0017】本発明の(メタ)アクリル酸系共重合体
は、少なくとも前記構成単位(a)と前記構成単位(b
1)とを前記の比率で有していればよく、これらのほか
に、前記(メタ)アリルエーテル系単量体(B1)以外
の単量体(B2)由来の構成単位(b2)をも含んでい
てもよい。この場合、構成単位(b2)の割合は、全構
成単位の20モル%以下であることが好ましく、より好
ましくは10モル%以下、さらに好ましくは5モル%以
下であるのがよい。なお、他の単量体(B2)について
は後述する。本発明の(メタ)アクリル酸系共重合体
は、主鎖末端の少なくとも一方にスルホン酸基を有して
いる重合体である。但し、該スルホン酸基は、アンモニ
ウム塩、アルカリ金属塩、もしくは有機アミン基の塩に
なっていてもよい。該アルカリ金属塩の具体例として
は、例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム等の塩が
挙げられ、有機アミン基の塩の具体例としては、例え
ば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン等が挙げられる。このように、末端に
導入されたスルホン酸基と前記構成単位(b1)との相
乗効果により、極めて優れた耐ゲル性能を発揮すること
ができるのである。
【0018】本発明の(メタ)アクリル酸系共重合体
は、重量平均分子量が500〜50,000であること
が好ましい。好ましくは1,000〜20,000であ
り、より好ましくは1,500〜15,000である。
重量平均分子量が500未満であると、キレート能が低
くなり、一方、50,000を越えると、分散能が低下
する傾向があるので、いずれも場合も、例えば、スケー
ル防止剤、分散剤、洗剤ビルダー等の用途において所望
の性能を発揮しえなくなる。重量平均分子量が前記範囲
であれば、キレート能と分散能をともに満足させること
ができるのである。
【0019】本発明の(メタ)アクリル酸系共重合体
は、カルシウムイオンを含む水系での耐ゲル化試験にお
ける耐ゲル化度が100〜1500であることが好まし
い。さらに好ましくは200〜1200である。この耐
ゲル化度が100未満であると、ゲル化を生じやすく、
例えばスケール防止剤としての使用が困難となり、一
方、1500を越えると、キレート能が低下することと
なる。本発明における前記耐ゲル化試験とは、500m
lのコニカルビーカーに、純水とほう酸−ほう酸ナトリ
ウムpH緩衝液と、塩化カルシウム溶液とを順に加え、
重合体を固形分濃度で100g/L含むpH8.5のカ
ルシウム溶液を、カルシウム濃度を変えて(50mgC
aCO3 /Lおよび100mgCaCO3 /Lから12
00mgCaCO3 /Lまで100mgCaCO3 /L
毎に濃度を上げて)各々調製し、ポリエチレンフィルム
でシールして90℃の恒温槽に1時間放置し、白濁が生
じたカルシウム溶液の最小濃度を耐ゲル化度として評価
するものである。すなわち、該耐ゲル化度が大きいほど
耐ゲル性能が高いと言える。
【0020】本発明の(メタ)アクリル酸系共重合体の
製造方法は、前記(メタ)アクリル酸系単量体(A)と
前記モノエチレン性不飽和単量体(B)とを含む単量体
成分を共重合させる際に、該モノエチレン性不飽和単量
体(B)として少なくとも前記(メタ)アリルエーテル
系単量体(B1)を用いるものである。さらに、前記
(メタ)アクリル酸系単量体(A)と前記(メタ)アリ
ルエーテル系単量体(B1)の相互割合が、前記(メ
タ)アクリル酸系単量体(A)70〜95モル%、前記
(メタ)アリルエーテル系単量体(B1)5〜30モル
%、となるようにすることが重要である。前記単量体
(A)が前記範囲よりも多く、前記単量体(B1)が前
記範囲よりも少ないと、得られる共重合体の耐ゲル性が
低くなり、該共重合体を例えばカルシウムイオン等の硬
度成分が多い水系におけるスケール防止剤等として用い
た場合に、ポリマーがゲル化して沈殿しやすく、その性
能を発揮できないこととなる。一方、前記単量体(A)
が前記範囲よりも少なく、前記単量体(B1)が前記範
囲よりも多いと、得られる共重合体のキレート能や分散
能が低下するので、該共重合体を例えばスケール防止剤
等として用いた場合に本来の性能が発揮しえないことと
なる。
【0021】前記モノエチレン性不飽和単量体(B)中
の(メタ)アリルエーテル系単量体(B1)含有量は、
前記単量体(A)と単量体(B1)の相互割合を満足す
るように適宜設定すればよく、必要に応じて、単量体成
分として、前記単量体(A)と前記単量体(B1)以外
に、前記単量体(A)と共重合可能な単量体(B2)を
併用してもよい。この単量体(B2)としては、例え
ば、2−(メタ)アクリルアミド−2−メチルプロパン
スルホン酸、(メタ)アリルスルホン酸、ビニルスルホ
ン酸、スチレンスルホン酸、2−スルホエチル(メタ)
アクリレート、2−メチル−1,3−ブタジエン−1−
スルホン酸といった共役ジエンスルホン酸等のスルホン
酸系単量体、およびそれらの塩;N−ビニルピロリド
ン、N−ビニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミ
ド、N−ビニル−N−メチルホルムアミド、N−ビニル
−N−メチルアセトアミド、N−ビニルオキサゾリドン
等のN−ビニル単量体;(メタ)アクリルアミド、N,
N−ジメチルアクリルアミド、N−イソプロピルアクリ
ルアミド等のアミド系単量体;イタコン酸、フマル酸、
マレイン酸等の不飽和ジカルボン酸;3−(メタ)アリ
ルオキシ−1,2−ジヒドロキシプロパン、3−アリル
オキシ−1,2−ジヒドロキシプロパン、3−アリルオ
キシ−1,2−ジヒドロキシプロパンにエチレンオキサ
イドを1〜200モル付加させた化合物(3−アリルオ
キシ−1,2−ジ(ポリ)オキシエチレンエーテルプロ
パン等)、(メタ)アリルアルコール、(メタ)アリル
アルコールにエチレンオキサイドを1〜100モル付加
させた化合物等のアリルエーテル系単量体;(メタ)ア
クリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)
アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチ
ル等の(メタ)アクリル酸エステル系単量体;イソプレ
ノール、イソプレノールにエチレンオキサイドを1〜1
00モル付加させた化合物等のイソプレン系単量体;等
が挙げられる。また、これら単量体(B2)を共重合さ
せる場合、その使用量は、全単量体成分に対して20モ
ル%以下とすることが好ましく、より好ましくは10モ
ル%以下、さらに好ましくは5モル%以下とするのがよ
い。
【0022】本発明の(メタ)アクリル酸系共重合体の
製造方法においては、共重合の際に、連鎖移動剤として
亜硫酸塩を用いることが重要である。これにより、得ら
れる共重合体の主鎖末端にスルホン酸基を導入すること
ができるのである。前記亜硫酸塩としては、例えば、亜
硫酸水素ナトリウム、亜硫酸水素カリウム、亜硫酸水素
アンモニウム、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜
硫酸アンモニウム等が挙げられ、これらの中でも特に、
亜硫酸水素ナトリウムが好適である。前記亜硫酸塩の使
用量は、全単量体成分に対して2〜15モル%とするこ
とが好ましい。亜硫酸塩の使用量が全単量体成分に対し
て2モル%未満であると、重合体の主鎖末端に定量的に
スルホン酸基を導入できなくなり、一方、15モル%を
越えると、余剰の亜硫酸塩が反応系中で分解され、亜硫
酸ガスが発生することになり、しかも経済的にも不利と
なる。
【0023】前記共重合に際しては、例えば、2,2’
−アゾビス(2−アミノプロパン)塩酸塩、2,2’−
アゾビス〔2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)
−プロピオンアミド〕等のアゾ化合物;過酸化水素、t
ert−ブチルヒドロキシパーオキシド等の過酸化物;
等から選ばれる1種または2種以上の開始剤を、通常、
単量体成分に対し0.001〜10重量%用いて共重合
させるのであるが、本発明においては、開始剤として、
例えば、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム、過硫酸ア
ンモニウム等の過硫酸塩を用いることが、重合率向上、
残存モノマー量低減の点から、好ましい。
【0024】前記共重合に際しては、前記各単量体成
分、亜硫酸塩、および開始剤は、それぞれ所定の滴下時
間をかけて別々に連続滴下または分割投入することが好
ましい。滴下時間は、適宜設定すればよいが、好ましく
は30〜480分、さらに好ましくは45〜240分と
するのがよい。滴下時間が長すぎると、生産性が低下す
る傾向があり、一方、滴下時間が短すぎると、重合体末
端へのスルホン酸基の導入が効果的に行えなくなるの
で、いずれも好ましくない。また、前述の各成分の滴下
に際しては、滴下速度は特に限定されるものではなく、
例えば、滴下開始から終了まで一定速度であってもよい
し、必要に応じて時間の経過に伴い滴下速度を変化させ
てもよい。なお、前記(メタ)アリルエーテル系単量体
(B1)を含むモノエチレン性不飽和単量体(B)は、
その一部または全部を初期一括仕込みとするのが最も好
ましい。
【0025】前記単量体成分を共重合させる際の共重合
方法としては、公知の共重合方法、例えば、バルク重
合、溶液重合、懸濁重合、乳化重合等を用いることがで
き、特に限定はされない。前記共重合の際の反応温度
は、特に限定はされないが、好ましくは50〜150
℃、より好ましくは70〜120℃であり、最も好まし
くは用いる溶媒の還流温度とするのがよい。反応温度が
50℃未満であると、共重合反応性が低下し、未反応モ
ノマーが増加する等の傾向があり、一方、150℃を越
えると、副反応が多くなり、反応制御が困難になる等の
傾向があり、好ましくない。なお、前記共重合反応は、
窒素、アルゴン等の不活性ガス雰囲気下で行ってもよい
し、大気下で行ってもよい。
【0026】前記共重合反応の際の溶媒としては、特に
限定はされないが、例えば、水や、イソプロピルアルコ
ール等の炭素数1〜4のアルコールの中から選ばれたも
のが好ましく、これらは単独溶媒であっても混合溶媒で
あってもよい。最も好ましくは、有機溶媒を含まない水
である。前記共重合に際しては、反応系内に投入する全
ての固形成分が、35%以上の濃度となるように行うこ
とが、生産性向上の点から好ましい。すなわち、重合反
応が終了した時点での固形分濃度が35%以上となって
いることが好ましい。本発明の(メタ)アクリル酸系共
重合体は、キレート能、分散能および耐ゲル性能に優れ
たものであるので、例えば、冷却水系、ボイラー水系、
地熱水系、オイルフィード水系、集塵水系、製紙水系、
鉱物の精錬水系等におけるスケール防止剤;有機・無機
顔料、土・鉱物等の無機物等の分散剤;洗剤用等のビル
ダー;繊維処理剤;等の用途において好適に使用するこ
とができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明に係る実施例および比較例につ
いて説明するが、本発明は該実施例により何ら制限され
るものではない。得られた共重合体の各種物性は以下の
ようにして測定した。 (重量平均分子量) ゲルパーミエーションクロマトグ
ラフィー(昭和電工(株)製「Shodex−GPC
SYSTEM−21」を用い、以下の条件で測定した。 カラム:東ソー(株)製「TSK−gel guard
column+TSK−gel α−2500+TS
K−gel α−3000」 溶離液:0.1N酢酸ナトリウム/アセトニトリル=7
/3(vol比) 流速 :0.5ml/分 温度 :40℃ 検量線:標準ポリアクリル酸ナトリウム(AMERIC
AN POLYMERSTNDARDS CORP.
製) (耐ゲル化度) 前述の耐ゲル化試験により、測定し
た。
【0028】〔実施例1〕攪拌機、還流冷却管、温度計
を備えた容量2.5LのSUS製セパラブルフラスコ
に、脱塩水166.4gを予め仕込み、攪拌下、沸点ま
で昇温した。次いで、攪拌下、沸点還流状態の系中に、
アクリル酸189.0gと、37%亜硫酸水素ナトリウ
ム水溶液73.8gとを、それぞれ別々に120分かけ
て滴下した。また、これらの滴下開始と同時に、40%
3−アリロキシ−2−ヒドロキシ−1−プロパンスルホ
ン酸ナトリウム水溶液476.9gを100分かけて、
20%過硫酸ナトリウム水溶液91.9gを140分か
けて、それぞれ系中に滴下した。全ての滴下終了後、さ
らに30分間にわたって沸点還流状態を維持して重合を
完結させ、共重合体水溶液を得た。
【0029】得られた共重合体水溶液を分析したとこ
ろ、共重合体の重量平均分子量は4,400であり、耐
ゲル化度は1000であった。また、得られた共重合体
水溶液を50℃で減圧乾燥して水を留去した後、重水を
溶媒に用いて1 H−NMR(溶媒:重水)を測定したと
ころ、2.6ppmおよび3.0ppmに、ポリマー主
鎖の開始末端および停止末端にスルホン酸基が導入され
たことに由来するメチレンおよびメチン基のピークが確
認された。この 1 H−NMRチャートを図1に示す。 〔実施例2〕実施例1において、初期仕込みの脱塩水を
179.8gとし、アクリル酸214.2gと、37%
亜硫酸水素ナトリウム水溶液73.8gとをそれぞれ別
々に120分かけて滴下し、これらの滴下開始と同時
に、40%3−アリロキシ−2−ヒドロキシ−1−プロ
パンスルホン酸ナトリウム水溶液286.1gを90分
かけて、15%過硫酸ナトリウム水溶液67.7gを1
40分かけて、それぞれ系中に滴下した以外は、実施例
1と同様にして共重合体水溶液を得た。
【0030】得られた共重合体水溶液を分析したとこ
ろ、共重合体の重量平均分子量は7,300であり、耐
ゲル化度は500であった。また、得られた共重合体水
溶液について実施例1と同様にして1 H−NMR(溶
媒:重水)を測定したところ、2.6ppmおよび3.
0ppmに、ポリマー主鎖の開始末端および停止末端に
スルホン酸基が導入されたことに由来するピークが確認
された。 〔実施例3〕実施例1において、初期仕込みの脱塩水を
179.8gとし、アクリル酸214.2gと、37%
亜硫酸水素ナトリウム水溶液73.8gとをそれぞれ別
々に120分かけて滴下し、これらの滴下開始と同時
に、40%3−アリロキシ−2−ヒドロキシ−1−プロ
パンスルホン酸ナトリウム水溶液286.1gを90分
かけて、15%過硫酸ナトリウム水溶液67.7gを1
40分かけて、それぞれ系中に滴下した以外は、実施例
1と同様にして共重合体水溶液を得た。
【0031】得られた共重合体水溶液を分析したとこ
ろ、共重合体の重量平均分子量は5,200であり、耐
ゲル化度は200であった。また、得られた共重合体水
溶液について実施例1と同様にして1 H−NMR(溶
媒:重水)を測定したところ、2.6ppmおよび3.
0ppmに、ポリマー主鎖の開始末端および停止末端に
スルホン酸基が導入されたことに由来するピークが確認
された。 〔実施例4〕実施例1において、初期仕込みの脱塩水を
275.4gとし、80%アクリル酸水溶液133.5
gと37%アクリル酸ナトリウム水溶液251.4gと
を混合したモノマー溶液と、40%亜硫酸水素ナトリウ
ム水溶液56.8gと、35%過酸化水素水8.3gと
をそれぞれ別々に120分かけて滴下し、これらの滴下
開始と同時に、25%3−アリロキシ−2−ヒドロキシ
−1−プロパンスルホン酸ナトリウム水溶液380.5
gを90分かけて、15%過硫酸ナトリウム水溶液5
7.1gを140分かけて、それぞれ系中に滴下した以
外は、実施例1と同様にして共重合体水溶液を得た。
【0032】得られた共重合体水溶液を分析したとこ
ろ、共重合体の重量平均分子量は11,500であり、
耐ゲル化度は300であった。また、得られた共重合体
水溶液について実施例1と同様にして1 H−NMR(溶
媒:重水)を測定したところ、2.6ppmおよび3.
0ppmに、ポリマー主鎖の開始末端および停止末端に
スルホン酸基が導入されたことに由来するピークが確認
された。 〔実施例5〕実施例1において、初期仕込みの脱塩水を
216.6gとし、メタクリル酸255.9gと、37
%亜硫酸水素ナトリウム水溶液73.8gとをそれぞれ
別々に120分かけて滴下し、これらの滴下開始と同時
に、40%3−アリロキシ−2−ヒドロキシ−1−プロ
パンスルホン酸ナトリウム水溶液286.1gを90分
かけて、15%過硫酸ナトリウム水溶液93.3gを1
40分かけて、それぞれ系中に滴下した以外は、実施例
1と同様にして共重合体水溶液を得た。
【0033】得られた共重合体水溶液を分析したとこ
ろ、共重合体の重量平均分子量は3,600であり、耐
ゲル化度は200であった。また、得られた共重合体水
溶液について実施例1と同様にして1 H−NMR(溶
媒:重水)を測定したところ、2.6ppmおよび3.
0ppmに、ポリマー主鎖の開始末端および停止末端に
スルホン酸基が導入されたことに由来するピークが確認
された。 〔実施例6〕実施例1において、初期仕込みの脱塩水を
211.9gとし、アクリル酸122.4gとメタクリ
ル酸146.2gとを混合したモノマー溶液と、37%
亜硫酸水素ナトリウム水溶液84.3gとをそれぞれ別
々に120分かけて滴下し、これらの滴下開始と同時
に、40%3−アリロキシ−2−ヒドロキシ−1−プロ
パンスルホン酸ナトリウム水溶液327.0gを90分
かけて、15%過硫酸ナトリウム水溶液106.7gを
140分かけて、それぞれ系中に滴下した以外は、実施
例1と同様にして共重合体水溶液を得た。
【0034】得られた共重合体水溶液を分析したとこ
ろ、共重合体の重量平均分子量は6,000であり、耐
ゲル化度は400であった。また、得られた共重合体水
溶液について実施例1と同様にして1 H−NMR(溶
媒:重水)を測定したところ、2.6ppmおよび3.
0ppmに、ポリマー主鎖の開始末端および停止末端に
スルホン酸基が導入されたことに由来するピークが確認
された。 〔実施例7〕実施例1において、初期仕込みの脱塩水を
165.3gとし、アクリル酸201.6gとメタクリ
ル酸メチル20.0gとを混合したモノマー溶液と、3
7%亜硫酸水素ナトリウム水溶液73.8gとをそれぞ
れ別々に120分かけて滴下し、これらの滴下開始と同
時に、40%3−アリロキシ−2−ヒドロキシ−1−プ
ロパンスルホン酸ナトリウム水溶液286.1gを90
分かけて、15%過硫酸ナトリウム水溶液93.3gを
140分かけて、それぞれ系中に滴下した以外は、実施
例1と同様にして共重合体水溶液を得た。
【0035】得られた共重合体水溶液を分析したとこ
ろ、共重合体の重量平均分子量は5,800であり、耐
ゲル化度は600であった。また、得られた共重合体水
溶液について実施例1と同様にして1 H−NMR(溶
媒:重水)を測定したところ、2.6ppmおよび3.
0ppmに、ポリマー主鎖の開始末端および停止末端に
スルホン酸基が導入されたことに由来するピークが確認
された。 〔比較例1〕実施例1と同様のセパラブルフラスコに、
純水300.0gを予め仕込み、攪拌下、沸点まで昇温
した。次いで、攪拌下、沸点還流状態の系中に、アクリ
ル酸の80%水溶液720.0gと、過硫酸ナトリウム
の15%水溶液106.7gと、亜硫酸水素ナトリウム
の35%水溶液182.9gと、純水126.5gと
を、それぞれ別々に、120分かけて滴下した。滴下終
了後、さらに30分間にわたって沸点還流状態を維持し
て重合を完結させた。その後、48%水酸化ナトリウム
水溶液600gを得られた反応溶液中に攪拌しながら徐
々に滴下して中和し、重合体水溶液を得た。
【0036】得られた重合体水溶液を分析したところ、
重合体の重量平均分子量は8,700であり、耐ゲル化
度は50であった。また、得られた共重合体水溶液につ
いて実施例1と同様にして1 H−NMR(溶媒:重水)
を測定したところ、2.4ppmおよび3.0ppm
に、ポリマー主鎖の開始末端および停止末端にスルホン
酸基が導入されたことに由来するピークが確認された。 〔比較例2〕実施例1において、セパラブルフラスコの
容量を1Lとし、初期仕込みの脱塩水を249.0gと
し、90℃にて攪拌しながら、35%アクリル酸ナトリ
ウム水溶液406.0gと、40%3−アリロキシ−2
−ヒドロキシ−1−プロパンスルホン酸ナトリウム水溶
液145.0gと、5%過硫酸アンモニウム水溶液20
0.0gとを、それぞれ別々に3.5時間かけて滴下し
た以外は、実施例1と同様にして共重合体水溶液を得
た。
【0037】得られた共重合体水溶液を分析したとこ
ろ、共重合体の重量平均分子量は6,000であり、耐
ゲル化度は200であった。また、得られた共重合体水
溶液について実施例1と同様にして1 H−NMR(溶
媒:重水)を測定したところ、ポリマー主鎖の開始末端
および停止末端にスルホン酸基が導入されたことに由来
するピークは確認されなかった。以上の実施例および比
較例の仕込み組成比と得られた共重合体の分析結果を表
1にまとめて示す。
【0038】
【表1】
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、良好なキレート能およ
び分散能を有するとともに、(メタ)アリルエーテル系
単量体由来の構成単位と末端に導入されたスルホン酸基
との相乗効果によって優れた耐ゲル性を発揮しうる(メ
タ)アクリル酸系共重合体およびその製造方法を提供す
ることができる。本発明の(メタ)アクリル酸系共重合
体は、例えば、スケール防止剤として有用であり、高濃
度水系あるいは高硬度、高塩濃度水系のように水中イオ
ン濃度が非常に高い場合にも良好な耐ゲル性を発揮する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1で得られた共重合体の1 H−NMR
チャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 繁 大阪府吹田市西御旅町5番8号 株式会社 日本触媒内 Fターム(参考) 4J011 NA26 NB04 4J100 AE18Q AK01P AK03P AK08P BA03Q BA56Q CA04 DA03 DA36 FA04 JA57

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(1)で示す(メタ)アクリル
    酸系単量体(A)由来の構成単位(a)および該(メ
    タ)アクリル酸系単量体(A)と共重合可能なモノエチ
    レン性不飽和単量体(B)由来の構成単位(b)を有す
    る共重合体であり、かつ、主鎖末端の少なくとも一方に
    スルホン酸基(但し、該スルホン酸基は、アンモニウム
    塩、アルカリ金属塩、もしくは有機アミン基の塩になっ
    ていてもよい。)を有している(メタ)アクリル酸系共
    重合体であって、 前記構成単位(b)が、下記一般式(2)で示す(メ
    タ)アリルエーテル系単量体(B1)由来の構成単位
    (b1)を少なくとも含み、かつ、前記構成単位(a)
    と前記構成単位(b1)の相互割合が、前記構成単位
    (a)70〜95モル%、前記構成単位(b1)5〜3
    0モル%である、ことを特徴とする(メタ)アクリル酸
    系共重合体。 【化1】 (式中、R1 は、水素原子またはメチル基を表し、X
    は、水素原子、金属原子、アンモニウム基または有機ア
    ミン基を表す。) 【化2】 (式中、R2 は、水素原子またはメチル基を表し、Yお
    よびZは、それぞれ独立に水酸基またはスルホン酸基
    (但し、1価金属塩、2価金属塩、アンモニウム塩、も
    しくは有機アミン基の塩になっていてもよい。)を表
    す。)
  2. 【請求項2】重量平均分子量が500〜50,000で
    ある、請求項1に記載の(メタ)アクリル酸系共重合
    体。
  3. 【請求項3】カルシウムイオンを含む水系での耐ゲル化
    試験における耐ゲル化度が100〜1500である、請
    求項1または2に記載の(メタ)アクリル酸系共重合
    体。
  4. 【請求項4】下記一般式(1)で示す(メタ)アクリル
    酸系単量体(A)と該(メタ)アクリル酸系単量体
    (A)と共重合可能なモノエチレン性不飽和単量体
    (B)とを含む単量体成分を、連鎖移動剤として亜硫酸
    塩を用いて共重合させる、(メタ)アクリル酸系共重合
    体の製造方法において、 前記モノエチレン性不飽和単量体(B)として、下記一
    般式(2)で示す(メタ)アリルエーテル系単量体(B
    1)を少なくとも用い、かつ、前記(メタ)アクリル酸
    系単量体(A)と前記(メタ)アリルエーテル系単量体
    (B1)の相互割合が、前記(メタ)アクリル酸系単量
    体(A)70〜95モル%、前記(メタ)アリルエーテ
    ル系単量体(B1)5〜30モル%とする、ことを特徴
    とする(メタ)アクリル酸系共重合体の製造方法。 【化3】 (式中、R1 は、水素原子またはメチル基を表し、X
    は、水素原子、金属原子、アンモニウム基または有機ア
    ミン基を表す。) 【化4】 (式中、R2 は、水素原子またはメチル基を表し、Yお
    よびZは、それぞれ独立に水酸基またはスルホン酸基
    (但し、1価金属塩、2価金属塩、アンモニウム塩、も
    しくは有機アミン基の塩になっていてもよい。)を表
    す。)
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