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JP2002087993A - 外用ゲル組成物 - Google Patents

外用ゲル組成物

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JP2002087993A
JP2002087993A JP2000373253A JP2000373253A JP2002087993A JP 2002087993 A JP2002087993 A JP 2002087993A JP 2000373253 A JP2000373253 A JP 2000373253A JP 2000373253 A JP2000373253 A JP 2000373253A JP 2002087993 A JP2002087993 A JP 2002087993A
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JP
Japan
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gel composition
sheet
carrageenan
gel
mannan
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JP2000373253A
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Takeshi Kusakari
健 草苅
Fumiaki Matsuzaki
文昭 松崎
Toshio Hariki
利男 梁木
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用感・外観に優れ、保存安定性が高く、か
つ、製造容易で、安全性に優れる、不織布などの支持体
を必須としないシート剤を提供し得る手段を見出すこ
と。 【解決手段】カラギーナンおよび/またはマンナン、並
びに単独で融点が80℃以上のゲルを形成し得る増粘多
糖類を含有する外用ゲル組成物が、上記の課題を解決し
得ることを見出し、本発明を完成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外用組成物、より
具体的には、シート状化粧料などとして有用な、外用ゲ
ル組成物に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】これまで、化粧品や皮膚外用医薬品で用
いられるシート状の製剤としては、健常な皮膚や患部
の、保湿・冷却・保護・清浄などを目的に、様々なもの
が開発されてきた。しかし、これらのシート状製剤のほ
とんどが、アクリル酸系ポリマーやポリビニルアルコー
ルなどの高分子に、保湿剤、薬剤、塩類などを加えた製
剤を、支持体に塗布したものであり、使用時の閉塞感や
ツッパリ感などの問題が挙げられていた。また、これら
のシート状の製剤は、基剤自体のもつ粘着性により、剥
離時に、皮膚や粘膜の一部も基剤と共に剥離されるな
ど、適用部へのダメージが問題となっていた。
【0003】このような状況から、特開昭60-246314 号
公報に記載されているような、カラギーナンとガラクト
マンナンを含有するゲルプレートが提供されており、使
用感については、ある程度改善されてきた。また、本ゲ
ルプレートは高い強度をもつことから、不織布などの支
持体を必要としないシート剤を作製できるとされてい
る。シート状の製剤において、支持体を用いない場合、
透明で外観が優れる他、伸張性が高く、使用時のツッパ
リ感がないなど、使用感も飛躍的に向上するはずであ
る。しかしながら、支持体を用いない態様の上記のゲル
プレートを用いると、保存中に著しい変形が起こり、優
れた使用性を維持することすら困難である。
【0004】一方、特開昭63-301805 号公報に記載され
ているように、コンニャクゲルとカラギーナンと加水分
解ゼラチンからなる薄膜形成基材を乾燥・圧延した、化
粧用パックも開発されている。これについては、乾燥物
であることから保存安定性は優れるが、前述したゲルプ
レートと比べて伸張性が低いため、使用感が大きく劣っ
ていた。また、乾燥物に水分を加えても、表面が水和す
る程度の変化に留まり、ゲル本来の柔軟性は得られず、
水分添加による使用感の向上はわずかであった。
【0005】ところで、不織布などの支持体を必要とし
ない透明ゲルシート剤としては、ポリアクリルアミド誘
導体と寒天と塩化ナトリウムを含有するシート(Gelipe
rm wet、Geistlich 社、スイス)も開発されている。ポ
リアクリルアミド誘導体を用いた場合、製造時に架橋剤
などを用いて固化させる必要があるため、薬剤などをシ
ートの固化前に配合することは薬剤安定性の点から望ま
しくない。そのため、薬剤を配合するためにはシートを
薬剤溶液に浸漬するなど非効率的な方法に頼らざるを得
なかった。また、反応副生成物や残留モノマーなどの問
題もあり、それらを除去するための複雑な工程を要する
など、製造上の問題点が挙げられていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、不織布な
どの支持体を必要としないシート剤は、様々な利点を有
するはずであるが、現在のところ、所望されているよう
な(外観に優れ、伸張性が高く、使用感も飛躍的に向上
している)ものは、未だ提供されていない。
【0007】そこで、本発明において解決されるべき課
題は、使用感・外観に優れ、保存安定性が高く、かつ、
製造容易で、安全性に優れる、不織布などの支持体を必
須としないシート剤を提供し得る手段を見出すことにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、この課題に
対して、所望する性質を有するシート剤の基となり得る
外用ゲル組成物は、いかなる性質を有するべきである
か、という点についてアプローチを行った。そして、こ
のような外用ゲル組成物が具備するべき性質は、まず、
それ自身の強度と柔軟性を兼ね備えて、変形し難く、離
水しない性質を有するべきであると考えた。
【0009】そして、不織布などの支持体を必須とせず
とも、十分にシート剤が保持すべき機能を発揮し得る素
材の構成について鋭意検討を行った。その結果、増粘高
分子として、基剤として用いるカラギーナンおよび/ま
たはマンナンと共に、単独で融点が80℃以上のゲルを
形成し得る増粘多糖類を組み合わせて含有させることに
より、所望する性質を有する外用ゲル組成物が提供され
ることを見出し、本発明を完成した。
【0010】すなわち、本発明は、カラギーナンおよび
/またはマンナン、並びに単独で融点が80℃以上のゲ
ルを形成し得る増粘多糖類を含有する、外用ゲル組成物
(以下、本ゲル組成物ともいう)を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。本ゲル組成物は、カラギーナンおよび/またはマ
ンナンを含有する。
【0012】カラギーナンは、紅藻類中の、主として、
ツノマタ属(Chondrus)、スギノリ属(Gigartina )ま
たはキリンサイ属(Eucheuma)から抽出・精製され得る
天然物加工品であり、常法により製造したものを本発明
において用いることも、様々なグレードの市販品を用い
ることも可能である。市販品を用いる場合、κ−カラギ
ーナンが主成分であるものを選択することがより望まし
い。また、本ゲル組成物は、κ−カラギーナンと共に、
あるいは、κ−カラギーナンを含有せず、ι−カラギー
ナンおよび/またはλ−カラギーナンを含有するもので
あってもよい。
【0013】本発明に用いるマンナン類としては、グル
コマンナンを含有するコンニャクイモ精製物や精製グル
コマンナンの他、ガラクトマンナンを含有するローカス
トビーンガム、タラガム、グアーガムなどを単独、ある
いは組み合わせて用いることができる。
【0014】カラギーナンおよび/またはマンナンは、
ゲル基剤として、本ゲル組成物に含有される。ゲル基剤
として、マンナンを含有し、カラギーナンを含有しない
場合には、本ゲル組成物に、キサンタンガムを含有させ
ることが好ましい。キサンタンガムは、炭水化物をキサ
ントモナス属菌(Xanthomonas campestiris)を用いて発
酵させて得られた多糖類である。
【0015】さらに、本ゲル組成物には、上記のカラギ
ーナンおよび/またはマンナンと共に、単独で融点が8
0℃以上のゲルを形成し得る増粘多糖類(以下、高融点
ゲル化剤ともいう)が含有される。
【0016】カラギーナンおよび/またはマンナンと、
高融点ゲル化剤とを組み合わせて含有することにより、
はじめて、所望する特徴を備えるゲル組成物が提供され
る。すなわち、高融点ゲル化剤と、カラギーナンおよび
/またはマンナンとを組み合わせて、ゲル基剤として用
いることにより、いずれか一方の単一群を用いるより
も、破断力に対する強度に優れ、保存安定性に優れ、シ
ートとしての取扱いも容易であり、従来のように、不織
布などの支持体を積層しなくとも、十分にシート状のゲ
ル組成物としての使用に耐え得るゲル組成物が提供され
る。
【0017】高融点ゲル化剤としては、例えば、ジェラ
ンガム(シュードモナス・エロディアが産生する、グル
コース、グルクロン酸およびラムノースを構成糖とする
多糖類)、寒天またはアガロース〔テングサ属(Gelidi
um)などから得られる〕などが挙げられるが、「単独で
融点が80℃以上のゲルを形成し得る」という性質を有
する限り、特に限定されない。
【0018】また、高融点ゲル化剤の製造方法は、特に
限定されず、選択したゲル化剤に応じた常法に従い、行
うことができる。また、様々なグレードの市販品を用い
ることも可能である。
【0019】本ゲル組成物における、カラギーナンおよ
び/またはマンナンの含有量は、組成物全量に対して
0.2〜5.0質量%であることが好ましく、同0.5
〜4.0質量%であることが、特に好ましい。
【0020】また、カラギーナンとマンナンの、本ゲル
組成物における含有比率は、質量比(カラギーナン:マ
ンナン)で、99:1〜30:70が好ましく、同9
5:5〜40:60の割合であることが、特に好まし
い。
【0021】また、本ゲル組成物における、高融点ゲル
化剤の含有量は、組成物全量に対して0.1〜4.0質
量%であることが好ましい。また、高融点ゲル化剤と、
カラギーナンおよび/またはマンナンの、本ゲル組成物
における好ましい質量比は、用いる高融点ゲル化剤によ
って異なる。具体的には、用いる高融点ゲル化剤がジェ
ランガムである場合、カラギーナンおよび/またはマン
ナンに対するジェランガムの質量比は、1.0未満であ
ることが好ましく、また、用いる高融点ゲル化剤が寒天
および/またはアガロースである場合、カラギーナンお
よび/またはマンナンに対する寒天および/またはアガ
ロースの質量比は、2.0未満であることが好ましい。
【0022】例えば、本ゲル組成物における、カラギー
ナンおよび/またはマンナンの含有量が、組成物全量に
対して1.0質量%である場合、本ゲル組成物におけ
る、ジェランガムの含有量は、組成物全量に対して1.
0質量%未満であることが好ましく、また、寒天および
/またはアガロースの含有量は、組成物全量に対して
2.0質量%未満であることが好ましい。
【0023】このように、カラギーナンおよび/または
マンナンと、高融点ゲル化剤とを組み合わせて含有させ
て、ゲル化剤などとして用いることにより、支持体の積
層なしに、それ自身のみを、シート状の外用ゲル組成物
として用いるのに適切な性質(例えば、変形し難い、離
水し難い)を有するゲル組成物(本ゲル組成物)が提供
される。
【0024】なお、本ゲル組成物には、上記の必須の含
有成分(カラギーナンおよび/またはマンナン、並びに
高融点ゲル化剤)の他に、他の高分子粘剤、例えば、キ
サンタンガム、カルボキシビニルポリマー、ポリビニル
アルコール、アルギン酸、アラビアガム、ゼラチン、タ
マリンドガム、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、
ペクチン、セルロース誘導体(メチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロースなど)などを、1種または2種
以上を必要に応じて含有させることも可能である。
【0025】また、本ゲル組成物には、水や保湿剤など
の、通常のシート製剤が含有し得る基剤成分などを含有
させることが可能であり、さらには、具体的な用途や目
的などに応じて、各種の外用組成物に用いられ得る薬効
成分などを、本発明の所期の効果を損なわない限り、任
意に含有させることができる。
【0026】本ゲル組成物は、例えば、上述した成分を
溶解・混合し、必要に応じて加熱・冷却することにより
製造することができる。また、用途によっては、揮発性
油分、不揮発性油分、油溶性ビタミン類などを乳化・可
溶化して添加し、例えば、シットリした使用感を、本ゲ
ル組成物に付与することもできる。
【0027】本ゲル組成物は、上述したように、形状を
シート状として、シート状の外用組成物として用いるこ
とが好適である。シート状とは、平板状であることを意
味し、その厚みは、特に限定されないが、通常は、0.
1〜数mm程度である。本ゲル組成物は、上述したよう
に、必ずしも、不織布などの支持体を積層・付加する必
要がないことが、一つの大きな特徴である。
【0028】すなわち、本ゲル組成物は、強靱であり、
柔軟性に優れるため、支持体を用いなくても、肌上で崩
れたり、変形するなどのおそれがほとんどなく、離水も
せず、さらに使用性にも優れるという、従来にない特徴
を有する。また、経時的な安定性にも優れ、製造も比較
的容易である。
【0029】なお、本ゲル組成物をシート状に加工する
には、圧延冷却したり、冷却前に目的の形状を有する容
器に充填して冷却したり、ブロック状に固化させた後、
シート状に切断するなど、様々な方法を利用することが
できる。
【0030】本ゲル組成物を、シート状の外用組成物と
して用いる場合の具体的な製品形態は、特に限定される
べきものではなく、例えば、化粧料であれば、保湿シー
ト、美白シート、しわ伸ばしシート、角質除去シートな
どの基礎化粧品、ボディー用保湿シート、ボディー用美
白剤、日焼けトリートメント剤などの全身用化粧料など
を挙げることが可能である。
【0031】本ゲル組成物を、シート状のゲル化粧料と
して用いる場合の、上述した必須成分の他に含有され得
る、代表的な一般成分としては、通常、パック剤などの
シート状化粧料に配合される水;グリセリン、プロピレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブタ
ンジオールなどの多価アルコール類;エタノール、プロ
パノールなどの低級アルコール類;ソルビトール、キシ
リトール、マンニトールなどの糖類;パラベン、フェノ
キシエタノール、グルコン酸クロルヘキシジンなどの防
腐剤;トコフェロールおよびその誘導体、ブチルヒドロ
キシトルエン、ピロ亜硫酸塩などの抗酸化剤;パラアミ
ノ安息香酸誘導体、ベンゾフェノン誘導体などの紫外線
吸収剤;ポリエチレングリコール、ヒアルロン酸などの
保湿剤;ビタミンCやアスコルビン酸-2- グルコシドな
どのビタミンC誘導体、アルブチン、コウジ酸などの美
白剤;尿素、乳酸、クエン酸などの角質除去剤;トラネ
キサム酸、アラントイン、グリチルリチン酸塩などの抗
炎症剤;水酸化カリウム(KOH)、クエン酸塩、酢酸
塩などのpH調整剤;キレート剤;香料;アミノ酸およ
びアミノ酸塩;コラーゲン;色素;胎盤抽出物、朝鮮人
参エキス、ステロール配糖体などの薬効成分;ナトリウ
ム塩、カルシウム塩、カリウム塩などの無機塩類;タル
ク、シリカゲル、酸化亜鉛、酸化チタンなどの粉体類な
どの各種目的に応じた成分が挙げられる。
【0032】また、ワセリン、スクワラン、マイクロク
リスタリンワックスなどの炭化水素類;ホホバ油、ゲイ
ロウ、カルナウバワックスなどのエステル類;オリーブ
油、牛脂などのトリグリセライド類;セタノール、オレ
イルアルコール、ステアリルアルコールなどの高級アル
コール類;ステアリン酸、オレイン酸などの高級脂肪酸
類;ジメチルポリシロキサン、ジメチルポリシロキサン
環状4量体、ポリエーテル変性シリコーンなどのシリコ
ーン;脂肪酸モノグリセライド、ポオキシエチレン硬化
ヒマシ油などのノニオン界面活性剤;ラウリル硫酸ナト
リウム、アルキルスルホコハク酸エステルなどのアニオ
ン界面活性剤;4級アルキルアミン塩などのカチオン界
面活性剤;アルキルベタインなどの両性界面活性剤;ア
ルキル変性カルボキシビニルポリマーなどの高分子界面
活性剤も本来の目的を損なわない範囲で添加可能であ
る。
【0033】また、シート状とした本ゲル組成物に、積
極的な薬効を付与し、医薬用途として用いる態様も、本
ゲル組成物がとり得る好適な製品形態である。この製品
形態においては、従来のポリアクリルアミドを利用した
皮膚外用医薬品において問題とされていた残留モノマー
による安全性の低下や製造工程の複雑さを解決すること
ができる。さらに、上記化粧料と同様、使用性や安定性
などについても向上が認められる。
【0034】具体的な、医薬用途として用いる、シート
状とした本ゲル組成物の製品形態としては、例えば、食
塩などの浸透圧調整剤を配合した創傷・火傷保護シー
ト、エタノールやメントールを配合した熱さまし用シー
ト、抗ヒスタミン剤やステロイドホルモンなどを配合し
た痒み止めシート、殺菌剤や抗生物質を配合した化膿防
止薬、抗炎症剤を配合した抗炎症薬、抗真菌剤を配合し
た水虫治療薬やタムシ治療薬などを挙げることができ
る。また、上記のような皮膚表面およびその周辺へ直接
作用する医薬品以外では、貼りつけ部位から離れた部位
をターゲットとして薬剤を経皮投与することを目的とし
たシート剤も挙げることができる。
【0035】このような医薬用途に、本ゲル組成物を用
いる場合の、上述した高分子粘剤の他に配合され得る、
代表的な成分としては、例えば、保湿剤、浸透圧調整
剤、抗ヒスタミン剤、ステロイドホルモン、殺菌剤、抗
真菌剤、滋養剤、血管保護剤、酸化防止剤、色素脱失
剤、減感剤、免疫調節剤、抗加齢剤、抗しわ剤、皮脂吸
収剤、抗生物質、抗炎症剤、脱臭剤、柔軟剤などを挙げ
ることができる。
【0036】また、これらの成分の他に、エイゾンなど
の経皮吸収促進剤や、上記化粧料の配合成分として列挙
した、水、炭化水素類、エステル類、トリグリセライド
類、高級アルコール類、高級脂肪酸類、多価アルコール
類、界面活性剤、低級アルコール類、増粘剤、防腐剤、
粉体類、抗酸化剤、ビタミン類、紫外線吸収剤、pH調
整剤、キレート剤、無機塩類、色素などの各種成分を、
医薬用途として用いる本ゲル組成物に含有させることも
可能である。
【0037】
【実施例】以下、実施例により、本発明をさらに具体的
に説明する。本実施例における配合量は、特に断わらな
い限り、質量部とする。 〔実施例1〜3〕 保湿シート(化粧料) 第1表の処方に基づいて、保湿シートを作製した。すな
わち、第1表の各成分に水を加えて、それぞれを80〜
90℃で加熱溶解し、攪拌しながら徐々に加えて混合し
た後、水分量調整と脱気処理を行い、シート型に流し込
み冷却して本発明のシートを得た。
【0038】比較のために、実施例1の保湿シート成分
からジェランガムを抜去したシート(比較例1)、ジェ
ランガムの代わりにゼラチンを用いたシート(比較例
2)、ジェランガムの代わりにネイティブジェランガム
(融点70℃のゲルを形成)を用いたシート(比較例
3)を調製した。また、ジェランガムと寒天をゲル化剤
としたシート(比較例4)、上記と同様の製造方法でそ
れぞれ作製した。その他、従来の一般的なシート剤とし
て、ポリアクリル酸を用いたシート(比較例5)も調製
した。
【0039】
【表1】
【0040】<本発明の保湿シートの評価>上記の各実
施例および比較例で得られたシート剤を用いて、使用感
と保存安定性を評価した。
【0041】(1)評価法 実施例1〜3および比較例1〜5で得られた保湿シート
の使用感についての官能評価を行った。専門パネラー5
名がこれらのシートを使用し、さっぱりとした使用
感、しっとりとした使用感、つっぱった使用感(ネ
ガティブ)、基剤の肌残り感(ネガティブ)(以上、
使用感の評価項目)の4項目を、非常によい(5点)〜
非常に悪い(1点)の5段階で評価し、5人の評価の平
均値をそのシートの評点とした。また、保存安定性につ
いては、アルミ積層パウチに密封して、50℃で1ヶ月
間保存し、保存前後での変化を調べた。その他、保存し
たサンプルについても使用感評価をおこなった。これら
の結果を、第2表にまとめて示す。なお、保存後のサン
プルの使用性評価については総合評価のみ示した。
【0042】
【表2】
【0043】第2表に示すように、実施例1〜3のシー
トでは、さっぱりとした使用感(さっぱりさ)としっと
りとした使用感(しっとりさ)に優れ、かつ、つっぱっ
た使用感や基剤の肌残りは認められず、優れた使用感を
有していた(保存前)。また、このような優れた使用感
は、高温保存後にも維持されており、店頭保存や輸送時
などに過酷な環境にさらされやすい化粧品にとって望ま
しい。
【0044】これに対し、比較例1〜4では、保存前に
ついては、従来の一般的なポリアクリル酸ゲルを用いた
処方(比較例5)に比べると、さっぱりとした使用感が
認められ、かつ、つっぱった使用感が余り認められず、
優れた使用性が得られたが、その一方で、シートの変形
など保存安定性に問題があり、保存中の変形などによ
り、使用感の良さが失われることがわかった。また、ジ
ェランガムと寒天をゲル化剤とする比較例4では、柔軟
性が低いため、ゲルの崩壊が起こり、基剤の後残りが著
しく多く、取り扱い易さにも問題があったことから、使
用感の総合評価は、保存前・後ともに極めて低かった。
【0045】〔比較例6〜10〕 従来技術との比較 関連技術として既に公開されている特許で実施例として
開示されている処方、或いはそれに準ずる処方により、
シート状組成物の調製を行い、使用感と経時安定性につ
いて、前項と同様に評価した(第3表)。なお、調製し
たシートは、使用時までアルミ積層パウチに密封して保
存した。
【0046】 1)比較例6:特開平11−60443号公報の実施例1(同公報第4頁段落 番号0021)の処方 配合成分 配合量(質量部) (成分A) ジグリセリン 23 精製水 71.9 κカラギーナン 1 ιカラギーナン 2 塩化カリウム 0.2 (成分B) プロポリス 0.3 ハチミツ 0.6 オクテニルコハク酸トウモロコシデンプン エステルアルミニウム 1 メチルパラベン 0.2 <製法>第3表の成分Aを、80℃で加熱溶解させた溶
液を調製し、これに事前に混合した成分Bを投入し強撹
拌し、溶液を得た。次いで、流し型に溶液を投入し、型
ごと冷却し、2 mm厚のシートを得た。
【0047】 2)比較例7:特開平11−60443号公報の実施例3(同公報第5頁段落 番号0025)の処方 配合成分 配合量(質量部) (成分A) ジェランガム 0.2 グリセリン 20 10%乳酸カルシウム水溶液 0.3 精製水 48 (成分B) アルキル変性カルボキシビニルポリマー 0.5 精製水 29.8 ボラージオイル 1.0 メチルパラベン 0.2 <製法>表4の成分Aと成分Bをそれぞれ加熱溶解し
た。加熱撹拌下に、成分A溶解液と成分B溶解液をゆっ
くりと混合した後、約2mm厚となるように、流し型に溶
液を投入し、型ごと冷却した。
【0048】 3)比較例8:特開昭60−246314号公報の実施例1(同公報第3頁右 上欄第4行目) 配合成分 配合量(質量部) カラギーナン 1.5 ローカストビーンガム 1.5 グリセリン 30 精製水 70 <製法>カラギーナンとローカストビーンガムをあらか
じめ粉体ブレンドし、これを精製水中に分散させ、これ
を撹拌下に、85℃に加熱して溶解させ、均一な溶液と
した。この溶液にグリセリン 300mLを添加し、さらに加
熱したまま撹拌を続け、均一に分散させた。本溶液を厚
さ2mmとなるように流し型に投入し、型ごと冷却してシ
ートを得た。
【0049】 4)比較例9・10:特開2000−86496号公報の実施例1,3(同公 報第8頁段落番号0046・0048) 配合成分 配合量(質量部) (比較例9) ジェランガム 3 キサンタンガム 1 メチルパラベン 0.15 精製水 95.85 (比較例10) ジェランガム 2.5 キサンタンガム 0.7 メチルパラベン 0.15 エタノール 0.5 メントール 0.5 精製水 95.85 <製法>ジェランガム、キサンタンガム、メチルパラベ
ンを水に分散させた後、90℃で加熱溶解した。比較例
10では、これを50℃に冷却し、エタノールに溶解させ
たメントールを加えた。得られた溶液を流し型に投入
し、型ごと冷却して、厚さ1 mmのシートを得た。
【0050】
【表3】
【0051】比較例6は、保存前は優れた使用性を有し
ていたが、保存中の変形などが著しく、保存後の使用感
総合評価は低い結果となった。また、比較例7では、ゲ
ル化が不十分でシートの評価すら出来なかった。比較例
8では、保存前では比較的良好な使用感を有していた
が、シートが包まりやすいため、肌に付着させ難いな
ど、取り扱いの上で問題が認められた。さらに、比較例
8では、保存中に著しい変形が認められた。また、ジェ
ランガムとキサンタンガムをゲル化剤として含む比較例
9と10では、べたついた使用感が強いため、水分含量
が高いにもかかわらず、さっぱりした使用感が認められ
なかった。また、柔軟性にも劣り、破片の肌残りが著し
いため、保存前後の使用感は著しく劣った結果であった
〔比較例9と10においては、公開された特許実施例で
は原料を特定し難い成分があり(小麦胚芽、オルガソー
ル、花の抽出物)、これについては成分から除いてシー
トを調製した〕。
【0052】〔実施例4〜7〕 美白シート(化粧料) 下記第4表に示す処方の美白シートを、下記の製法で調
製した。
【0053】
【表4】
【0054】<製法>κ−カラギーナン、ローカストビ
ーンガム、グルコマンナン、ジェランガム、寒天を別々
に水に加えて、加熱溶解した後、グリセリン、1,3−
ブチレングリコール、ジプロピレングリコールなどの保
湿剤を添加した。さらに少量の水に加熱溶解したメチル
パラベンを加えた。最後に少量の水に溶解した残りの成
分(アルブチン、アスコルビン酸-2- グルコシド、塩化
カルシウム)を加え、pHをKOHで6.0に調整し、
さらに水を加えて水分量を調整した。出来あがった溶液
を薄型容器に入れ、室温まで冷却して固化することによ
り、約1.5mm厚のシートを得た。
【0055】これらの実施例の美白シートは、保湿シー
トの実施例と同様に、さっぱりした使用感としっとりと
した使用感が認められ、かつ、つっぱった使用感は認め
られなかった。また、基剤の肌残りが認められず、取り
扱いやすいなど、優れた使用性を有していた。また、高
温安定性に優れており、過酷な保存条件でも優れた使用
性を長期間維持できた。
【0056】 〔実施例8〕 リフレッシュシート(化粧料) 配合成分 配合量(質量部) グルコマンナン 0.3 κ−カラギーナン 0.7 寒天 1 メチルパラベン 0.2 グリセリン 5 メントール 0.2 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.1 ブリリアントブルー 0.001 KOH 若干量 精製水 残 余 <製法>グルコマンナン、κ−カラギーナン、寒天を別
々に水に加えて、加熱溶解した後、グリセリンを添加し
た。さらに少量の水に加熱溶解したメチルパラベンとブ
リリアントブルーを加えた。最後に少量の水に溶解した
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油とメントールとを加え
て十分撹拌した後、pHをKOHで、6.0に調整し、
さらに水を加えて水分量を調整した。出来あがった溶液
を薄型容器に入れ、素早く室温まで冷却して固化するこ
とにより、約2mm厚のシートを得た。
【0057】 〔比較例11〕 リフレッシュシート(実施例8に対する比較例) 配合成分 配合量(質量部) ポリアクリル酸ナトリウム 7.0 デンプンアクリル酸グラフト重合体 1.0 アラントインヒドロキシクロロアルミニウム 0.12 メチルパラベン 0.15 グリセリン 5 メントール 0.2 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.1 ブリリアントブルー 0.0005 KOH 若干量 精製水 残 余 <製法>ポリアクリル酸ナトリウムとデンプンアクリル
酸グラフト重合体を別々に水に加えて、溶解した後、グ
リセリンを添加した。次に、少量の水に加熱溶解したメ
チルパラベンとブリリアントブルーを加えた。さらに少
量の水に溶解したポリオキシエチレン硬化ヒマシ油とメ
ントールとを加えて十分撹拌した後、pHをKOHで
6.0に調整し、さらに水を加えて水分量を調整した。
出来あがった溶液に、アラントインヒドロキシクロロア
ルミニウムを加えた後、約2mm厚となるようにポリエス
テル製不織布上に塗布した。比較例11のシート剤に比
べて、実施例8のシート剤では、同じメントール量でも
より清涼感が高まり、リフレッシュ効果に優れていた。
【0058】 〔実施例9〕 ビタミン配合エモリエントシート 配合成分 配合量(質量部) ローカストビーンガム 0.1 グルコマンナン 0.3 κ−カラギーナン 0.7 グリセリン 10.0 ジェランガム 0.2 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.5 ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル 0.2 ビタミンEアセテート 0.05 トリオクタン酸グリセリル 0.02 メチルパラベン 0.2 塩化ナトリウム 0.88 塩化カリウム 0.02 KOH 若干量 精製水 残 余 <製法>ローカストビーンガム、グルコマンナン、κ−
カラギーナン、寒天を別々に水に加えて、加熱溶解した
後、グリセリンを添加した。さらに少量の水に加熱溶解
したメチルパラベン、塩化カリウム、塩化ナトリウムを
加え、ゲル化剤混合液を得た。次に少量の水にポリオキ
シエチレン硬化ヒマシ油とトリオクタン酸グリセリル、
ビタミンEアセテートを加えて十分撹拌した後、先に調
製したゲル化剤混合液に加え、素早くホモジナイズした
後、pHを6.0に調整し、さらに水を加えて水分量を
調整した。出来あがった溶液を薄型容器に入れ、素早く
室温まで冷却して固化することにより、約1mm厚のシー
トを得た。なお、ゲル化剤混合液は、シート調製直前ま
で、適宜保温した。この実施例9のシート剤には、つっ
ぱった使用感が認められず、しっとりしていながらさっ
ぱりとした使用感が認められた。
【0059】 〔実施例10〕火傷・創傷保護シート(皮膚外用医薬品) 配合成分 配合量(質量部) ローカストビーンガム 0.5 κ−カラギーナン 1.5 グリセリン 5.0 ジェランガム 0.2 メチルパラベン 0.2 塩化ナトリウム 0.88 塩化カリウム 0.02 グリチルリチン酸ジカリウム 0.1 KOH 若干量 イオン交換水 残 余 <製法>ローカストビーンガム、κ−カラギーナン、ジ
ェランガムを別々に水に加えて、加熱溶解した後、グリ
セリンを添加した。さらに少量の水に加熱溶解したメチ
ルパラベン、塩化ナトリウム、塩化カリウムを加えた。
pHを6.0に調整した後、グリチルリチン酸ジカリウ
ムを十分溶解させ、さらに水を加えて水分量を調整し
た。出来あがった溶液を薄型容器に入れ、素早く室温ま
で冷却して固化することにより、約5mm厚のシートを得
た。なお、ゲル化剤混合液は、シート調製直前まで、適
宜保温した。この実施例10の火傷・創傷保護シート
は、使用時にツッパリ感がなく、しかも剥がす際に基材
と皮膚組織の付着が少なく、さらに皮膚組織の保護効果
が優れていた。
【0060】〔実施例11および12〕 美白シート
(化粧料) 下記第5表に示す処方の美白シートを、下記の製法で調
製した。
【0061】
【表5】 <製法>キサンタンガム、グルコマンナン、寒天、ジェ
ランガムを別々に水に加えて、加熱溶解した後、ポリエ
チレングリコール、ソルビトールおよびグリセリンを添
加した。さらに少量の水に溶解した残りの成分(アルブ
チン、グリチルリチン酸ジカリウム、塩化カルシウム)
を加え、pHをKOHで6.0に調整し、さらに水を加
えて水分量を調整した。出来あがった溶液を薄型容器に
入れ、室温まで冷却して固化することにより、約1.5
mm厚のシートを得た。
【0062】これらの実施例の美白シートは、保湿シー
トの実施例と同様に、さっぱりした使用感としっとりと
した使用感が認められ、かつ、つっぱった使用感は認め
られなかった。また、基剤の肌残りが認められず、取り
扱いやすいなど、優れた使用性を有していた。また、高
温安定性に優れており、過酷な保存条件でも優れた使用
性を長期間維持できた。
【0063】〔実施例13および14〕 美白シート
(化粧料) 下記第6表に示す処方の美白シートを、下記の製法で調
製した。
【0064】
【表6】 <製法>ι−カラギーナン、グルコマンナン、寒天、ジ
ェランガムを別々に水に加えて、加熱溶解した後、ポリ
エチレングリコール、ソルビトールおよびグリセリンを
添加した。さらに少量の水に溶解した残りの成分(アル
ブチン、アスコルビン酸グルコシド、塩化カルシウム)
を加え、pHをpH調整剤(KOH)で6.0に調整
し、さらに水を加えて水分量を調整した。出来あがった
溶液を薄型容器に入れ、室温まで冷却して固化すること
により、約1.5mm厚のシートを得た。
【0065】これらの実施例の美白シートは、保湿シー
トの実施例と同様に、さっぱりした使用感としっとりと
した使用感が認められ、かつ、つっぱった使用感は認め
られなかった。また、基剤の肌残りが認められず、取り
扱いやすいなど、優れた使用性を有していた。また、高
温安定性に優れており、過酷な保存条件でも優れた使用
性を長期間維持できた。
【0066】
【発明の効果】本発明により、使用感・外観に優れ、保
存安定性が高く、かつ、製造容易で、安全性に優れる、
不織布などの支持体の積層・付加を必須としないシート
剤を得る手段が提供された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61L 15/58 A61L 15/06 (72)発明者 梁木 利男 神奈川県横浜市都筑区早渕2丁目2番1号 株式会社資生堂リサーチセンター(新横 浜)内 Fターム(参考) 4C076 AA74 BB31 CC19 DD23 DD30 DD38 DD45 EE30 FF70 4C081 AA03 BB04 BB07 CD011 CD041 DA02 4C083 AB032 AB332 AB342 AC122 AC132 AC182 AC422 AC432 AC482 AD092 AD112 AD211 AD212 AD242 AD351 AD352 AD392 AD432 AD532 AD642 AD662 CC01 CC02 DD12 DD41 EE16

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラギーナンおよび/またはマンナン、並
    びに単独で融点が80℃以上のゲルを形成し得る増粘多
    糖類を含有する、外用ゲル組成物。
  2. 【請求項2】カラギーナンを含有せず、かつ、キサンタ
    ンガムを含有する、請求項1記載の外用ゲル組成物。
  3. 【請求項3】単独で融点が80℃以上のゲルを形成し得
    る増粘多糖類が、ジェランガム、寒天およびアガロース
    からなる群から選ばれる1種または2種以上である、請
    求項1または2記載の外用ゲル組成物。
  4. 【請求項4】カラギーナンおよび/またはマンナンの含
    有量が、組成物全量に対して0.2〜5.0質量%であ
    る、請求項1〜3のいずれかの請求項記載の外用ゲル組
    成物。
  5. 【請求項5】カラギーナンおよび/またはマンナンの含
    有量が、組成物全量に対して0.5〜4.0質量%であ
    る、請求項1〜3のいずれかの記載の外用ゲル組成物。
  6. 【請求項6】カラギーナンおよびマンナンを、質量比
    (カラギーナン:マンナン)で、99:1〜30:70
    の割合で含有する、請求項1〜5のいずれかの請求項記
    載の外用ゲル組成物。
  7. 【請求項7】カラギーナンおよびマンナンを、質量比
    (カラギーナン:マンナン)で、95:5〜40:60
    の割合で含有する、請求項1〜5のいずれかの請求項記
    載の外用ゲル組成物。
  8. 【請求項8】単独で融点が80℃以上のゲルを形成し得
    る増粘多糖類が、ジェランガムであって、カラギーナン
    および/またはマンナンに対するジェランガムの質量比
    が1.0未満である、請求項1〜7のいずれかの請求項
    記載の外用ゲル組成物。
  9. 【請求項9】単独で融点が80℃以上のゲルを形成し得
    る増粘多糖類が、寒天および/またはアガロースであっ
    て、カラギーナンおよび/またはマンナンに対する寒天
    および/またはアガロースの質量比が2.0未満であ
    る、請求項1〜7のいずれかの請求項記載の外用ゲル組
    成物。
  10. 【請求項10】単独で融点が80℃以上のゲルを形成し
    得る増粘多糖類が、ジェランガムであって、ジェランガ
    ムの含有量が1.0質量%未満である、請求項1〜8の
    いずれかの請求項記載の外用ゲル組成物。
  11. 【請求項11】単独で融点が80℃以上のゲルを形成し
    得る増粘多糖類が、寒天および/またはアガロースであ
    って、寒天および/またはアガロースの含有量が2.0
    質量%未満である、請求項1〜7および9のいずれかの
    請求項記載の外用ゲル組成物。
  12. 【請求項12】マンナンが、グルコマンナンおよび/ま
    たはガラクトマンナンである、請求項1〜11のいずれ
    かの請求項記載の外用ゲル組成物。
  13. 【請求項13】形状がシート状である、請求項1〜12
    のいずれかの請求項記載の外用ゲル組成物。
  14. 【請求項14】支持体が積層されていない、請求項13
    記載の外用ゲル組成物。
  15. 【請求項15】製品形態が、化粧料である、請求項1〜
    14のいずれかの請求項記載の外用ゲル組成物。
  16. 【請求項16】製品形態が、皮膚外用医薬品である、請
    求項1〜14のいずれかの請求項記載の外用ゲル組成
    物。
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